JP2001324988A - オーディオ信号記録再生装置及びオーディオ信号再生装置 - Google Patents

オーディオ信号記録再生装置及びオーディオ信号再生装置

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JP2001324988A
JP2001324988A JP2000149814A JP2000149814A JP2001324988A JP 2001324988 A JP2001324988 A JP 2001324988A JP 2000149814 A JP2000149814 A JP 2000149814A JP 2000149814 A JP2000149814 A JP 2000149814A JP 2001324988 A JP2001324988 A JP 2001324988A
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Katsumi Nakamura
克実 中村
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Video Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生箇所を選択する際の目安となる情報を再
生波形の近傍に表示するラジオCM調査用のオーディオ
信号記録再生装置を提供する。 【解決手段】 音声ファイル11-1はラジオ放送で放送さ
れたオーディオ信号を記録する。特異点ファイル41-1は
音声ファイル11-1から抽出したラジオCM部分の開始点
を特異点として記録する。文字情報ファイル42-1はラジ
オ番組情報を記録する。再生装置48は、表示装置44上の
スクロール可能なウィンドウに、音声ファイル11-1に記
録された音声データの再生波形を表示すると共に、音声
データの再生波形の近傍に当該区間の音声データに関連
する番組情報および当該区間の音声データから抽出され
た特異点を表示する。前記ウィンドウに描画された再生
波形の任意の箇所が指定されて再生が指示されると、再
生装置48は、再生開始点以降の音声データを音声ファイ
ル11-1から読み出して再生し、スピーカ47から出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、録音したオーディオ信
号をノンリニアに再生するオーディオ信号記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気テープ等のシーケンシャルア
クセル記録媒体に代えて、磁気ディスク等のランダムア
クセス可能な記録媒体にオーディオ信号を記録する形式
のオーディオ信号記録再生装置が実用化されている。単
純なオーディオ信号記録再生装置の例として、パーソナ
ルコンピュータのWindows(登録商標)システム
に付属しているサウンドレコーダがあり、大掛かりなオ
ーディオ信号記録再生装置の例として、テレビスタジオ
等で使用されるノンリニア編集装置がある。
【0003】サウンドレコーダは、マイクロフォン等の
音源からの音声を磁気ディスク上の音声ファイルにデジ
タル化して記録する録音機能と、音声ファイルに記録さ
れた音声データを任意の箇所から再生して出力する再生
機能とを有する。再生した音声はパーソナルコンピュー
タに設置されたスピーカから出力される。また、画面上
に開かれたサウンドレコーダのウィンドウ中の窓に、再
生中の音声の波形を表示する機能も持っている。
【0004】他方、ノンリニア編集装置は、ビデオテー
プに記録された映像音声信号をランダムアクセス可能な
記録媒体に一旦取り込み、記録媒体上の任意の箇所の映
像音声信号を適宜再生して確認しつつ、映画フィルムの
切り貼り編集のように映像音声信号のノンリニアな編集
を可能にした装置である。このようなノンリニア編集装
置を記載した文献に特開平9−320248号公報があ
る。同文献記載の装置では、或る期間内における映像信
号を所定の時間間隔でサンプリングして再生し、それぞ
れ小画面として表示装置に複数表示すると同時に、前記
期間内の音声信号の波形を表示装置に表示して利用者に
編集点の指定を行わせる。波形上にはマウス操作で移動
可能なカーソルが表示されており、カーソルを任意の箇
所に置いて再生を指示すると、そのカーソル以降の音声
信号が再生されてスピーカから出力される。これによ
り、実際の音声によって編集点の確認が行えるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、録音された
オーディオ信号をノンリニアに再生できるオーディオ信
号記録再生装置は、前述したようなノンリニア編集に限
らず多くの分野への応用が可能である。その一つに、ラ
ジオCM(コマーシャルメッセージ)調査への応用があ
る。ラジオCM調査とは、ラジオ放送において、或る特
定の番組あるいは全番組を対象として、どの番組中のど
の時刻に、どのような内容のCMがどれだけの時間にわ
たって実際に放送されていたかを調査する作業である。
この場合、従来のテープレコーダによる録音に代えて、
ラジオ受信機で受信再生した音声信号をランダムアクセ
ス可能な記録媒体にデジタル録音し、それを適宜に再生
して人手でCM部分を確認する作業を実施する。
【0006】また語学学習への応用も可能である。この
場合は、例えばラジオ放送の語学番組の内容をランダム
アクセス可能な記録媒体に記録して利用者に提供し、利
用者側ではそれをパーソナルコンピュータ等にセットし
て利用することになる。任意の箇所を何度も即座に繰り
返し再生できる為、学習効果の向上が期待できる。
【0007】しかしながら、従来のサウンドレコーダで
は、再生を開始して初めて再生波形が表示されるため、
再生波形を見ながら次に再生したい箇所を指定すること
はできず、効率的な再生作業が行えない。これに対して
従来のノンリニア編集装置では、再生前に音声信号の再
生波形が表示されているため、再生波形を見ながら次に
再生したい箇所を指定することができる。しかし、再生
波形自体から、一連の音声データ中のどのような部分の
音声波形であるかを認識することは不可能であるため、
従来のノンリニア編集装置を例えば前述したラジオCM
調査へ応用した場合、表示されている音声波形がどの番
組中のものなのかは音声を再生してみなければ確認し得
ず、調査を効率良く進めることは困難である。また語学
学習へ応用した場合、表示装置に表示されている音声波
形のどの部分が、どのような意味を持つ外国語文の発生
箇所なのか再生してみなければ分からず、学習を効率良
く進めることは困難である。
【0008】そこで本発明の目的は、利用者が再生箇所
を選択する際の目安となる情報を再生波形の近傍に表示
するようにしたオーディオ信号記録再生装置を提供する
ことにある。
【0009】また本発明の別の目的は、再生箇所を選択
する際の目安となる情報として文字情報を用いたオーデ
ィオ信号記録再生装置を提供することにある。
【0010】また本発明の別の目的は、再生箇所を選択
する際の目安となる情報として、一連の音声データ中の
所定の特異点を示すマークを用いたオーディオ信号記録
再生装置を提供することにある。
【0011】また本発明の別の目的は、再生波形の近傍
に表示する文字情報を利用者が自由に追加登録すること
ができるオーディオ信号記録再生装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のオーディ
オ信号記録再生装置は、オーディオ信号発生源から出力
されたオーディオ信号をランダムアクセス可能な記録媒
体にデジタル信号で記録する録音装置と、前記記録媒体
に記録された音声データに関連する文字情報をどの区間
の音声データに対応するかを示す情報と共に記録する文
字情報記録手段と、表示装置の画面上のスクロール可能
なタイムテーブルウィンドウに、前記記録媒体に記録さ
れた音声データの再生波形を表示すると共に、音声デー
タの再生波形の近傍に当該区間の音声データに関連する
前記文字情報を表示する手段、および前記タイムテーブ
ルウィンドウに表示された再生波形における任意の箇所
が再生開始点として指定されて再生が指示されることに
より、再生開始点以降の音声データを前記記録媒体から
読み出して再生し、スピーカから出力する手段を含む再
生装置とを備えている。
【0013】本発明の第2のオーディオ信号記録再生装
置は、オーディオ信号発生源から出力されたオーディオ
信号をランダムアクセス可能な記録媒体にデジタル信号
で記録する録音装置と、前記記録媒体に記録された音声
データから特異点を抽出する手段と、前記抽出された特
異点を記録する特異点記録手段と、表示装置の画面上の
スクロール可能なタイムテーブルウィンドウに、前記記
録媒体に記録された音声データの再生波形を表示すると
共に、音声データの再生波形の近傍に当該区間の音声デ
ータから抽出された前記特異点を表示する手段、および
前記タイムテーブルウィンドウに描画された再生波形に
おける任意の箇所が再生開始点として指定されて再生が
指示されることにより、再生開始点以降の音声データを
前記記録媒体から読み出して再生し、スピーカから出力
する手段を含む再生装置とを備えている。ここで、前記
特異点は、音声データが無音状態を示す箇所の内、後続
の無音状態までの時間が予め定められた複数の時間の何
れかと一致する箇所、或いは音声データが予め定められ
たパターンを示す箇所である。
【0014】本発明の第3のオーディオ信号記録再生装
置は、前記第1および第3のオーディオ信号記録再生装
置の双方の構成を備えている。
【0015】本発明の第4のオーディオ信号記録再生装
置は、前記第1または第2のオーディオ信号記録再生装
置における前記再生装置に、更に、前記タイムテーブル
ウィンドウに表示された再生波形に対して文字情報を付
加する範囲が指定されて入力装置から文字情報が入力さ
れることにより、前記文字情報記録手段に前記入力され
た文字情報を追加登録する手段を備えるようにしてい
る。
【0016】本発明の第5のオーディオ信号記録再生装
置は、前記第4のオーディオ信号記録再生装置における
前記再生装置に、更に、前記文字情報記録手段に記録さ
れた文字情報を出力装置に出力する手段を備えるように
している。
【0017】本発明の第6のオーディオ信号記録再生装
置は、前記第1、第2または第3のオーディオ信号記録
再生装置における前記録音装置が、オーディオ信号発生
源から出力されたオーディオ信号をランダムアクセス可
能な第1の記録媒体にデジタル信号でエンドレスに記録
する手段と、前記第1の記録媒体に記録されたオーディ
オ信号を所定期間分毎に読み出してランダムアクセス可
能な第2の記録媒体に記録する手段とを備えている。
【0018】また、本発明の第1のオーディオ信号再生
装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体にデジタル信
号で記録された音声データに関連する文字情報をどの区
間の音声データに対応するかを示す情報と共に記録する
文字情報記録手段と、表示装置の画面上のスクロール可
能なタイムテーブルウィンドウに、前記記録媒体に記録
された音声データの再生波形を表示すると共に、音声デ
ータの再生波形の近傍に当該区間の音声データに関連す
る前記文字情報を表示する手段、および前記タイムテー
ブルウィンドウに表示された再生波形における任意の箇
所が再生開始点として指定されて再生が指示されること
により、再生開始点以降の音声データを前記記録媒体か
ら読み出して再生し、スピーカから出力する手段を含む
再生装置とを備えている。
【0019】本発明の第2のオーディオ信号再生装置
は、ランダムアクセス可能な記録媒体にデジタル信号で
記録された音声データから抽出された特異点を記録する
特異点記録手段と、表示装置の画面上のスクロール可能
なタイムテーブルウィンドウに、前記記録媒体に記録さ
れた音声データの再生波形を表示すると共に、音声デー
タの再生波形の近傍に当該区間の音声データから抽出さ
れた前記特異点を表示する手段、および前記タイムテー
ブルウィンドウに描画された再生波形における任意の点
が再生開始点として指定されて再生が指示されることに
より、再生開始点以降の音声データを前記記録媒体から
読み出して再生し、スピーカから出力する手段を含む再
生装置とを備えている。ここで、前記特異点は、音声デ
ータが無音状態を示す箇所の内、後続の無音状態までの
時間が予め定められた複数の時間の何れかと一致する箇
所、或いは音声データが予め定められたパターンを示す
箇所である。
【0020】本発明の第3のオーディオ信号再生装置
は、前記第1および第2のオーディオ信号再生装置の双
方の構成を備えている。
【0021】本発明の第4のオーディオ信号再生装置
は、前記第1または第3のオーディオ信号再生装置にお
ける前記再生装置が更に、前記タイムテーブルウィンド
ウに表示された再生波形に対して文字情報を付加する範
囲が指定されて入力装置から文字情報が入力されること
により、前記文字情報記録手段に前記入力された文字情
報を追加登録する手段を備えるようにしている。
【0022】本発明の第5のオーディオ信号再生装置
は、前記第4のオーディオ信号再生装置における前記再
生装置が更に、前記文字情報記録手段に記録された文字
情報を出力装置に出力する手段を備えるようにしてい
る。
【0023】
【作用】第1および第3のオーディオ信号記録再生装置
およびオーディオ信号再生装置にあっては、文字情報記
録手段が、ランダムアクセス可能な記録媒体に記録され
た音声データに関連する文字情報を、どの区間の音声デ
ータに対応するかを示す情報と共に記録している。文字
情報は、利用者に再生箇所を選択する際の目安を与える
情報であり、その内容は録音する内容および本発明を適
用する分野によって異なる。例えば、本発明をラジオC
M調査に適用する場合、ラジオ放送番組が録音され、そ
の場合に文字情報は例えば番組名である。また、本発明
を語学学習に適用する場合は、ラジオ放送の語学番組が
録音され、その場合に文字情報は例えば外国語文の音声
データに対するその日本語訳である。各文字情報がどの
区間の音声データに対応するかを示す情報は、デジタル
化された音声データに時刻情報が付加されている場合に
は、その時刻情報を用いることができる。
【0024】表示装置の画面上には、スクロール可能な
タイムテーブルウィンドウがあり、このタイムテーブル
ウィンドウに前記記録媒体に記録された音声データの再
生波形が表示される。その際、音声データの再生波形の
近傍に当該区間の音声データに関連する前記文字情報が
同時に表示される。このため、音声波形のみならず、そ
の近傍に表示された文字情報を見ることで、利用者は次
に再生を開始すべき箇所を的確に判断することができ
る。そして、タイムテーブルウィンドウに表示された再
生波形における任意の箇所を再生開始点として指定して
再生を指示すると、再生開始点以降の音声データが前記
記録媒体から読み出されて再生され、スピーカから出力
される。
【0025】第2および第3のオーディオ信号記録再生
装置およびオーディオ信号再生装置にあっては、特異点
記録手段が、前記記録媒体に記録された音声データから
抽出された特異点を記録しており、タイムテーブルウィ
ンドウに表示される音声データの再生波形の近傍に、若
し表示されている音声データの範囲内において特異点が
抽出されていた場合には特異点の箇所に所定のマークが
表示される。特異点も、利用者に再生箇所を選択する際
の目安を与える情報であり、その内容は録音する内容お
よび本発明を適用する分野によって異なる。例えば、本
発明をラジオCM調査に適用する場合、ラジオ放送番組
が録音され、その場合に特異点は音声データが無音状態
を示す箇所の内、後続の無音状態までの時間が予め定め
られた複数の時間の何れかと一致する箇所である。これ
は、CMの開始および終了時点には無音状態が発生する
こと、及びCM放送秒数は5秒のn倍(5秒、10秒、
15秒、20秒、…)であることがラジオ放送局のCM
搬入標準になっていることによる。このような特異点を
併せて表示することにより、特異点箇所を中心に再生す
ることでCM調査を効率良く進めていくことができる。
【0026】また音声データが予め定められたパターン
を示す箇所を特異点とすることもできる。予め定められ
たパターンとは、当該音声データによる音色が所定の音
色「例えば「ピィー」といった音」である場合や当該音
声データによって表現される単語が所定の単語である場
合の双方を含む。このような特異点を音声波形の近傍に
表示することにより、予め定められた音色や単語が出現
した箇所を利用者が認識でき、その箇所を中心に再生す
るといった再生方法が実現可能となる。
【0027】また第4のオーディオ信号記録再生装置お
よびオーディオ信号再生装置にあっては、利用者がタイ
ムテーブルウィンドウに表示された再生波形に対して文
字情報を付加する範囲を指定して入力装置から文字情報
を入力すると、それが前記文字情報記録手段に追加登録
される。追加登録された文字情報は、他の文字情報と同
様に再生波形の近傍に表示される。追加登録する文字情
報は、本発明を適用する分野によって異なる。例えば、
本発明をラジオCM調査に適用する場合、確認済のCM
部分に対して、その概要を追加入力していけば、タイム
テーブルウィンドウ上において確認済のCM部分の位置
とその内容を明確にすることができる。また語学学習へ
の適用では、利用者のコメント等を追加登録することが
できる。そして、第5のオーディオ信号記録再生装置お
よびオーディオ信号再生装置にあっては上述のようにし
て追加登録した文字情報を含め、前記文字情報記録手段
に記録された文字情報をプリンタや外部記憶装置などの
出力装置から出力することができる。
【0028】また第6のオーディオ信号記録再生装置に
あっては、ラジオ受信機等のオーディオ信号発生源から
出力されたオーディオ信号をランダムアクセス可能な第
1の記録媒体にデジタル信号でエンドレスに記録し、前
記第1の記録媒体に記録されたオーディオ信号を所定期
間分毎に読み出してランダムアクセス可能な第2の記録
媒体に記録することで、連続的な録音が可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1を参照すると、本発明の一実施の形態
は、ラジオCM調査用のオーディオ信号記録再生装置で
あり、ランダムアクセス可能な記録媒体である磁気ディ
スク装置10と、オーディオ信号発生源であるラジオ受
信機20で受信再生出力されたオーディオ信号を磁気デ
ィスク装置10にデジタル信号で記録する録音部30
と、磁気ディスク装置10に記録された音声データを再
生する再生部40とから構成されている。
【0031】ラジオ受信機20は、ラジオCM調査の対
象となる放送局に選局されており、その放送局から受信
した電波を復調し、アナログのオーディオ信号を録音部
30に出力している。
【0032】録音部30は、レコード0からレコードN
までの多数のレコードを記憶する記憶域を有するランダ
ムアクセス可能な記録媒体である磁気ディスク装置31
と、現在時刻を計時する時計32と、ラジオ受信機20
から出力されたオーディオ信号をデジタル化し、所定時
間分、例えば1秒分の時系列的なデジタルオーディオ信
号Dを1レコードとして、各レコードに時計32が示す
現在時刻TSを付加して、磁気ディスク装置31に記録
する記録装置33と、磁気ディスク装置31に記録され
たオーディオ信号を所定期間分毎、例えば午前5時から
翌日の午前5時までの1日分毎に、オーディオ信号を読
み出し、それを1音声ファイルとして磁気ディスク装置
10に出力する音声ファイル生成装置34とから構成さ
れる。
【0033】記録装置33は、例えば図2に示すよう
に、アナログのオーディオ信号を例えば44.1KHz
のサンプリング周波数でサンプリングしてデジタル化す
るA/D変換器331と、デジタル化されたオーディオ
信号を一時的に蓄積する入力バッファ332と、入力バ
ッファ332に1秒分のデジタルオーディオ信号が蓄積
される毎にそれを一括して読み出し、それに現在時刻を
付加して1レコードを生成し、磁気ディスク装置31に
記憶する書き込み部333とで構成される。書き込み部
333は、磁気ディスク装置31における次のレコード
を書き込むべき位置を示すポインタを有し、1レコード
を書き込む毎にポインタを1だけ更新し、磁気ディスク
装置31のオーディオ信号記録域の最後まで達したら、
ポインタをオーディオ信号記録域の先頭に戻すことによ
り、エンドレスな記録を行う。磁気ディスク装置31の
オーディオ信号記録域は、数GB(ギガバイト)以上確
保されており、1局のラジオ放送のオーディオ信号を過
去1週間分は少なくとも記録できるようになっている。
【0034】音声ファイル生成装置34は、例えば図3
に示すように、磁気ディスク装置31から1日分の音声
データのレコードを入力する読み出し部341と、この
読み出し部341で読み出されたレコードの集合を1つ
の音声ファイルとして磁気ディスク装置10に出力する
書き込み部342と、時計32の現在時刻に基づいて読
み出し部341を1日に1回起動する起動部343とか
ら構成される。起動する時刻は任意であり、例えば午前
5時を少し過ぎた時刻とすることができる。読み出し部
341は起動されると、時計32が示す時刻をもとに、
1日前の午前5時00分から本日の午前5時00分まで
のレコードを磁気ディスク装置31から読み出し、書き
込み部342に順次に出力する。書き込み部342は、
磁気ディスク装置10上に1日分のレコードを格納でき
る容量の新たな音声ファイルを生成し、この音声ファイ
ルの名前として録音されたラジオ放送日時の期間を明示
した名前を設定する。そして、読み出し部341から順
次に出力されるレコードをその音声ファイルに順次に出
力していく。
【0035】以上のような処理が録音部30において実
施されることにより、磁気ディスク装置10には、図1
に示すように、1日分毎の音声ファイル11−1〜11
−mが順次生成されることになる。
【0036】次に磁気ディスク装置10に記録された音
声データを再生する再生部40について説明する。
【0037】再生部40は、磁気ディスク装置10に記
録された音声ファイル11−1〜11−mに1対1に対
応する特異点ファイル41−1〜41−mを記憶するた
めのランダムアクセス可能な記録媒体である磁気ディス
ク装置41と、磁気ディスク装置10に記憶された音声
ファイル11−1〜11−mに1対1に対応する文字情
報ファイル42−1〜42−mを記憶するためのランダ
ムアクセス可能な記録媒体である磁気ディスク装置42
と、磁気ディスク装置10に記憶された音声ファイル1
1−1〜11−m毎の特異点ファイル41−1〜41−
mを生成して磁気ディスク装置41に格納する特異点フ
ァイル生成装置43と、液晶ディスプレイ装置等の如き
表示装置44と、キーボードおよびマウス等の如き入力
装置45と、プリンタや外部記憶装置等の如き出力装置
46と、音響発生手段であるスピーカ47と、これらに
接続された再生装置48とから構成されている。
【0038】特異点ファイル生成装置43は、本実施の
形態においては、音声ファイル11−1〜11−mに記
録された音声データ中の無音状態を示す箇所の内、後続
の無音状態までの時間が予め定められた複数の時間の何
れかと一致する箇所を特異点として抽出し、個々の特異
点の箇所を定める時刻データのリストを、対応する特異
点ファイル41−1〜41−mに格納する。その構成例
を図4に示す。
【0039】図4に示される特異点ファイル生成装置4
3では、先ず、読み出し部431が音声ファイル11−
1から音声データのレコードを時系列順に読み出し、無
音期間検出部432に出力する。無音期間検出部432
は、オーディオ信号の振幅が予め設定された振幅閾値以
下である領域が予め設定された時間閾値以上にわたって
連続する箇所を無音期間として検出し、その無音期間の
時刻(例えば無音期間の開始時刻)のリストをバッファ
433に蓄積していく。振幅閾値は例えばフルレンジ
(最大振幅)の2%、時間閾値は例えば0.5秒に設定
される。勿論、このような値に限定されず、事前の測定
により各放送局毎に決定した最適な値を使用するように
しても良い。
【0040】音声ファイル11−1中の全ての音声デー
タに対する無音期間検出部432の処理が終わると、次
に特異点検出部434が、バッファ433に記録された
それぞれの無音期間毎に、当該無音期間の直後から5×
m秒(mはCM放送秒数の最大値により定まる定数)の
期間内に存在する全ての無音期間までの時間を求め、そ
の時間の少なくとも1つが5秒のn倍(5秒、10秒、
15秒、20秒、…)であるか否かを調べる。ここで、
5秒のn倍としたのは、ラジオ放送局でのCM搬入標準
では、CMの放送秒数は5秒の倍数となることによる。
但し、実際には誤差があるので、±1秒のマージンを持
たせて検出する。そして、後続の無音期間までの時間が
5秒のn倍であった無音期間については、当該無音期間
の時刻(例えば無音期間の開始時刻)と前記後続の無音
期間までの時間とを1つの特異点データとして、書き込
み部435に出力する。即ち、1つの特異点データは、
或る1つのラジオCMの候補の開始時刻とCM時間長と
に相当する。書き込み部435は、音声ファイル11−
1と1対1に対応する特異点ファイル41−1に、特異
点データを書き込む。
【0041】以上と同様な処理により、音声ファイル1
1−1以外の音声ファイルからも、それに対応する特異
点ファイルが生成される。
【0042】他方、音声ファイル11−1〜11−mに
1対1に対応する文字情報ファイル42−1〜42−m
には、該当する1日分の番組情報が予め記録されてい
る。番組情報とは、何時何分何秒から、何という名前の
番組がスタートするかを示すもので、1つの番組情報
は、開始時刻と番組名を示す文字列とから構成される。
【0043】オペレータによるラジオCM調査の作業
は、上述したような特異点ファイル41−1〜41−m
および文字情報ファイル42−1〜42−mのデータを
活用し、1つの音声ファイル毎に再生装置48を用いて
実施される。処理対象とする1つの音声ファイルは入力
装置45からの指定で選択でき、或る1つの音声ファイ
ルが選択されると、それがオープンされ、同時にその音
声ファイルと組になる特異点ファイルおよび文字情報フ
ァイルがオープンされる。
【0044】以下、再生装置48の内部構成例を示す図
5を参照して、再生装置48の構成例と動作を説明す
る。なお、図5では説明の便宜上、1つの音声ファイル
11−1とそれと組になる特異点ファイル41−1およ
び文字情報ファイル42−1とが選択された状態を示し
ている。
【0045】図5を参照すると、再生装置48は、音声
ファイル11−1とそれと組になる特異点ファイル41
−1および文字情報ファイル42−1からデータを読み
込むデータ読み込み部481と、文字情報ファイル42
−1に対するデータの書き込みを行うデータ書き込み部
482と、表示装置44に表示する音声波形を生成する
ための音声波形生成部483と、表示装置44に表示す
るメイン画面を生成する画面生成部484と、生成され
たメイン画面を表示装置44に表示する表示部485
と、入力装置45から出力されるマウス出力や文字デー
タ等を入力する入力部486と、音声ファイル11−1
に記憶された音声データを再生する音声再生部487
と、再生された音声をスピーカ47に出力する出力部4
88と、文字情報ファイル42−1の内容を出力装置4
6に出力する出力部489と、再生装置48全体を制御
する制御部490とから構成される。
【0046】図6に再生装置48を起動したときに表示
装置44に表示されるメイン画面のフォーマット例を示
す。入力装置45から再生装置48の起動信号を入力す
ると、それが入力部486を通じて制御部490に伝達
され、この制御部490からの指示を受けた画面生成部
484が表示部485を通じて図6に示したようなメイ
ン画面を表示装置44に表示する。
【0047】図6を参照すると、メイン画面500に
は、スクロールバー501によってスクロール可能なタ
イムテーブルウィンドウ502と、ズームウィンドウ5
03と、スクロールバー504によってスクロール可能
な文字情報表示ウィンドウ505と、コントロールボタ
ン群506と、再生時刻表示欄507とが図示する如く
レイアウトされている。コントロールボタン群506に
は、オープンボタン511、再生ボタン512、停止ボ
タン513、クローズボタン514、ラベルボタン51
5、削除ボタン516、検索ボタン517、出力ボタン
518、終了ボタン519等の各種のボタンが配置され
ている。起動時点では、オープンボタン511と終了ボ
タン519のみが有効になっており、タイムテーブルウ
ィンドウ502、ズームウィンドウ503および文字情
報表示ウィンドウ505には有為なデータは何も表示さ
れていない。
【0048】利用者がマウスでオープンボタン511を
クリックすると、その事象を入力部486を通じて検出
した制御部490がその旨を画面生成部484に伝達
し、画面生成部484は図7に示す処理を開始する。先
ず、磁気ディスク装置10に記録されている音声ファイ
ル11−1〜11−mのファイル名の一覧を記載したフ
ァイル選択ウィンドウを表示部485を通じて表示装置
44に表示し(S1)、利用者に音声ファイルを選択さ
せる(S2)。利用者が或る音声ファイル、例えば音声
ファイル11−1を選択すると、画面生成部484は音
声ファイル11−1とそれと組になっている特異点ファ
イル41−1および文字情報ファイル42−1をオープ
ンして、データ読み込み部481およびデータ書き込み
部482による読み込みおよび書き込みを可能な状態と
する(S3)。
【0049】そして、音声ファイル11−1、特異点フ
ァイル41−1および文字情報ファイル42−1から各
データを読み込み、タイムテーブルウィンドウ502の
表示データを生成し、表示部485を通じて表示装置4
4に表示する(S4)。また、文字情報ファイル42−
1から読み込んだ文字情報は、その一覧を文字情報表示
ウィンドウ505にも表示する(S5)。更に、タイム
テーブルウィンドウ502に置かれたサウンドカーソル
が当たっている音声波形部分の詳細なサウンドイメージ
を生成し、ズームウィンドウ503に表示する(S
6)。図8(a)にタイムテーブルウィンドウ502の
表示例を、図8(b)に文字情報表示ウィンドウ505
の表示例をそれぞれ示す。
【0050】図8(a)に示すように、タイムテーブル
ウィンドウ502には、縦線および横線から構成される
格子状のタイムスケール531が表示されており、併せ
て時刻を示す数値532も表示されている。この例で
は、タイムスケール531の縦線は1秒毎に引かれ、横
線は20秒毎に引かれており、ウィンドウ全体では5分
間分の音声データの表示が可能になっている。タイムス
ケール531の横線に重ねて表示されているギザギザ状
の波形が音声波形533である。この音声波形533
は、音声ファイル11−1から読み出した音声データの
各レコード中に記録された音声データを、音声波形生成
部483において時間的に圧縮して再生した波形であ
る。タイムスケール531上に表示されている時刻は、
音声データのレコード中に記録された時刻情報TSに合
致するように作成される。
【0051】また、ラベル534は番組名を文字で表記
したラベルであり、各番組の開始時刻部分に表示され
る。このラベル534は、文字情報ファイル42−1に
記録された文字情報に基づいて自動的に表示される。更
に、マーク535は特異点マークであり、各ラジオCM
候補の先頭部分に表示される。特異点マーク534以降
に表示されている矢印536は、当該ラジオCM候補の
CM時間である。これらは、特異点ファイル41−1に
記録された特異点データに基づいて自動的に表示され
る。なお、本例では、ラジオCM候補の終了時点には何
もマークを表示していないが、何らかのマークを表示す
るようにしても良い。また、537は再生位置を示すサ
ウンドカーソルであり、初期表示時は音声波形の先頭に
自動的に表示され、その後は、タイムスケール531上
の任意の点をマウスでクリックすることにより、そのク
リックした位置に表示させることができる。なお、サウ
ンドカーソル537の現在位置に対応する時刻は、図6
の再生時刻表示欄507に表示される。
【0052】他方、文字情報表示ウィンドウ505には
図8(b)に示すように、放送局名「△△△」と放送日
時の表記541をルートとする階層構造で、番組開始時
刻と番組名から構成される番組情報542が列挙され
る。
【0053】ラジオCM調査を行うオペレータは、図8
(a)に例示したようなタイムテーブルウィンドウ50
2の表示を見ながら、ラジオCM部分を実際に再生し、
その概要を記録する作業を順次に行う。タイムテーブル
ウィンドウ502には、ラジオCM候補の箇所に特異点
マーク535が表示されているので、特異点マーク53
5を探してその箇所を再生することで、効率良くラジオ
CM調査が可能となる。例えば図8(a)の特異点マー
ク535の箇所をマウスでクリックしてサウンドカーソ
ル537をラジオCM候補の先頭部分に置き、コントロ
ールボタン群506中の再生ボタン512をクリックす
ると、サウンドカーソル537以降の音声データが以下
のようにして再生され、スピーカ47から出力される。
【0054】先ず、再生ボタン512がクリックされた
ことを入力部486を通じて検出した制御部490は、
サウンドカーソル537が置かれているサウンドスケー
ル上の時刻を画面生成部484から取得し、この時刻以
降の音声データのレコードを音声ファイル11−1から
データ読み込み部481を通じて読み込み、音声再生部
487へ供給する。音声再生部487は、供給された音
声データを、制御部490から出力される再生タイミン
グ信号に従ったタイミングでデジタル信号からアナログ
信号に変換して出力部488を通じてスピーカ47へ出
力する。同時に制御部490は、音声再生部487の再
生タイミングに合わせて画面生成部484に対してサウ
ンドカーソル537の移動指示を出し、画面生成部48
4はそれに応じてサウンドカーソル537を順次移動さ
せる。また、音声再生部487に伝達されている音声デ
ータは、データ読み込み部481から画面生成部484
にも入力され、画面生成部484は、再生中の音声波形
を音声波形生成部483で生成し、ズームウィンドウ5
03に表示する。このズームウィンドウ503に表示さ
れる音声波形は、タイムテーブルウィンドウ502に表
示する音声波形よりも高精度な音声波形である。
【0055】音声の再生は、オペレータによってコント
ロールボタン群506の停止ボタン513がクリックさ
れるか、音声ファイル11−1の最終レコードまで再生
した時点で停止する。
【0056】音声を再生した結果、特異点マーク535
が付された箇所が正しくラジオCM部分であった場合、
オペレータは聞き取ったCMの概要を記載したCMラベ
ルを、以下のようにして作成する。先ず、タイムテーブ
ルウィンドウ502中のCMラベルを付けたい箇所の音
声波形をマウスのドラッグ操作で範囲指定し、次いで、
コントロールボタン群506のラベルボタン515をマ
ウスでクリックする。マウスのドラッグ操作の情報およ
びラベルボタン515の操作情報は、入力部486およ
び制御部490を通じて画面生成部484に伝達されて
おり、画面生成部484は、マウスのドラッグ操作で範
囲指定された箇所を例えば反転表示すると共に、ラベル
ボタン515が操作されると、その反転表示箇所に文字
入力欄を表示する。次いでオペレータがキーボードから
CMの概要を示す文字列を入力すると、それが入力部4
86および制御部490を通じて画面生成部484に伝
達され、画面生成部484は文字入力欄にそれらの入力
文字を表示する。そして、オペレータが確定操作を行う
と、画面生成部484は、前記範囲指定された音声波形
の近傍に、前記入力されたCM概要を示す文字を表記し
たCMラベルを表示する。
【0057】図9(a)にCMラベルが音声波形の近傍
に表示されたタイムテーブルウィンドウ502の例を示
す。同図の538がオペレータによって入力されたCM
の概要を示す文字を表示したCMラベルである。また、
同図の539はラベル入力時にオペレータによって指定
された範囲、つまりCM部分を示す罫線である。
【0058】他方、制御部490は、オペレータによっ
て新たなCMラベルが作成される毎に、そのCMラベル
情報をデータ書き込み部482を通じて文字情報ファイ
ル42−1に追加登録する。追加登録されるCMラベル
情報は、CMの開始時刻、オペレータによって入力され
た文字列、およびCM時間である。CMの開始時刻は、
オペレータがラベル入力時に指定した範囲の先頭の時刻
であり、CM時間はオペレータがラベル入力時に指定し
た範囲に対応する時間である。また、CMラベル情報が
追加される場所は、文字情報表示ウィンドウ505にお
いて選択中の番組データの下位層である。例えば、図8
(b)の「05:00:00 ○○○の×××」なる番
組データを選択している状態で前述したようなCMラベ
ルの作成が行われると、その番組データの下位に図9
(b)に示すようなCMラベル情報543が追加登録さ
れる。
【0059】以上のような作業を繰り返すことで、オペ
レータは音声ファイル11−1に記録された全てのCM
部分を洗い出していく。タイムテーブルウィンドウ50
2に表示されていない時間帯の音声波形部分は、スクロ
ールバー501によってタイムテーブルウィンドウ50
2をスクロールさせることで順次表示させることができ
る。また、文字情報表示ウィンドウ505中の番組デー
タやCMデータ部分をマウスでダブルクリックすること
で、瞬時にその箇所までタイムテーブルウィンドウ50
2をスクロールさせることもできる。また、コントロー
ルボタン群506中の検索ボタン517をマウスでクリ
ックすれば、現在のサウンドカーソル537より後に存
在する特異点マーク535の内、最も近い特異点マーク
535が画面に表示される時間まで瞬時にスクロールさ
せることも可能である。さらに、タイムテーブルウィン
ドウ502に表示されたCMラベル538をマウスで選
択し、コントロールボタン群506の削除ボタン516
をクリックすれば、作成したCMラジオ538をタイム
テーブルウィンドウ502および文字情報ファイル42
−1から削除することが可能である。これらは何れも制
御部490の制御の下に実施される。
【0060】また、コントロールボタン群506の出力
ボタン518をマウスでクリックすれば、文字情報ファ
イル42−1の内容を出力装置46から出力することが
できる。この場合、出力ボタン518のマウスクリック
を検知した制御部490がデータ読み出し部481を通
じて文字情報ファイル42−1の内容を読み出し、出力
部489がそれを出力装置46に出力することになる。
【0061】コントロールボタン群506の終了ボタン
519がマウスでクリックされると、制御部490の制
御の下に、オープンされていた音声ファイル11−1と
それと組になっている特異点ファイル41−1および文
字情報ファイル42−1がクローズされ、起動時点の初
期状態に戻る。
【0062】以上説明したように、本実施の形態のラジ
オCM調査用のオーディオ信号記録再生装置によれば、
タイムウィンドウテーブルに表示される音声波形の内、
番組の開始部分の音声波形の近傍にそのラジオ番組名が
表示されるので、表示されている音声波形がどの番組の
音声波形であるかを容易に確認できる。また、ラジオC
Mの開始部分と考えられる音声波形の近傍にその旨を示
す特異点マークが表示されるので、調査すべき箇所を容
易に見つけ出すことができる。更に、再生して確認した
CM部分にCMラベルを付けて未調査部分等の他の部分
と区別することができる。これによって、ラジオ放送で
流されるラジオCMの調査をきわめて効率良く実施する
ことが可能である。
【0063】次に本発明の別の実施の形態の例について
図面を参照して詳細に説明する。図10を参照すると、
本発明の別の実施の形態は、電話調査用のオーディオ信
号記録再生装置であり、ランダムアクセス可能な記録媒
体である磁気ディスク装置10と、電話装置50の送話
信号および受話信号を含むオーディオ信号を磁気ディス
ク装置10にデジタル信号で記録する録音部30と、磁
気ディスク装置10に記録された音声データを再生する
再生部40とから構成されている。なお、51はオペレ
ータが操作する操作ボタン群であり、アンケート開始ボ
タン、アンケート終了ボタン、録音ボタン、発信音ボタ
ンが設けられている。また、52は操作ボタン群51中
の発信音ボタンが操作されたときに「ピー」という所定
の周波数の音を電話装置50を通じて相手に送出する発
信器である。
【0064】電話装置50は、サンプル者に対して電話
によるアンケートを行う際にオペレータが使用する電話
機であり、その送話信号および受話信号はアナログのオ
ーディオ信号として録音部30に出力されている。オペ
レータは、或るサンプル者にアンケートを行う場合、操
作ボタン群51中のアンケート開始ボタンを操作して録
音部30にアンケートの開始を指示する。その後、予め
用意された幾つかのアンケート項目毎に、アンケート内
容を電話でサンプル者に伝えた後、「では、ピーという
音が鳴りましたら、回答して下さい」と言ったメッセー
ジを伝えると同時に、操作ボタン群51中の録音ボタン
をONにして操作ボタン群51中の発信音ボタンを操作
して発信器52から「ピー」と言う音を電話装置50に
て相手に伝える。そして、サンプル者からの回答を受け
付け、回答の終了時に録音ボタンをOFFにする。そし
て、当該サンプル者への最後のアンケートを終了する
と、操作ボタン群51中のアンケート終了ボタンを押
す。
【0065】録音部30は、現在時刻を計時する時計3
2と記録装置33とから構成されている。記録装置33
は、操作ボタン群51中のアンケート開始ボタンがON
されると、磁気ディスク装置10に1つの音声ファイル
を生成してオープンし、以後、録音ボタンがONされて
いる期間中、電話装置50から出力されたオーディオ信
号をデジタル化し、所定時間分、例えば1秒分の時系列
的なデジタルオーディオ信号を1レコードとして、各レ
コードに時計32が示す現在時刻を付加して、磁気ディ
スク装置10の前記生成した音声ファイルに記録する。
そして、操作ボタン群51中のアンケート終了ボタンが
操作されたら、前記音声ファイルをクローズする。
【0066】以上のような処理が録音部30において実
施されることにより、磁気ディスク装置10には、図1
0に示すように、各サンプル者毎の音声ファイル11−
1〜11−mが順次生成されることになる。音声ファイ
ル11−1〜11−mに記録された音声データを再生部
40において後に再生することで、各サンプル者が各ア
ンケート項目に対してどのような回答を出したかを再
度、正確に聴き取り、分析する。
【0067】再生部40の基本的な構成は図1の再生部
40とほぼ同様であり、磁気ディスク装置10に記録さ
れた音声ファイル11−1〜11−mに1対1に対応す
る特異点ファイル41−1〜41−mを記憶するための
ランダムアクセス可能な記録媒体である磁気ディスク装
置41と、磁気ディスク装置10に記憶された音声ファ
イル11−1〜11−mに1対1に対応する文字情報フ
ァイル42−1〜42−mを記憶するためのランダムア
クセス可能な記録媒体である磁気ディスク装置42と、
磁気ディスク装置10に記憶された音声ファイル11−
1〜11−m毎の特異点ファイル41−1〜41−mを
生成して磁気ディスク装置41に格納する特異点ファイ
ル生成装置43Aと、液晶ディスプレイ装置等の如き表
示装置44と、キーボードおよびマウス等の如き入力装
置45と、プリンタや外部記憶装置等の如き出力装置4
6と、音響発生手段であるスピーカ47と、これらに接
続された再生装置48とから構成されている。図1の実
施の形態との大きな相違点は、特異点ファイル生成装置
43Aである。
【0068】特異点ファイル生成装置43Aは、本実施
の形態においては、音声ファイル11−1〜11−mに
記録された音声データ中の予め定められたパターンを示
す箇所を特異点として抽出する。その構成例を図11に
示す。
【0069】図11に示される特異点ファイル生成装置
43Aでは、先ず、読み出し部431が音声ファイル1
1−1から音声データのレコードを時系列順に読み出
し、スペクトル解析部436に出力する。スペクトル解
析部436は、音声データのスペクトルを抽出し、音声
データ中の時刻情報と共に特異点検出部437に出力す
る。特異点検出部437は、スペクトル解析部436か
ら出力されるスペクトル情報が、発信器52の発する
「ピー」という音に対応するスペクトルを示していた場
合、その「ピー」という音が発生した開始時刻の情報を
1つの特異点情報として書き込み部435に出力する。
書き込み部435は、音声ファイル11−1と1対1に
対応する特異点ファイル41−1に、特異点データを書
き込む。
【0070】再生装置48で音声ファイル11−1がオ
ープンされたときには、図1の実施の形態と同様に表示
装置44のタイムテーブルウィンドウに音声波形が表示
されるが、その際、特異点ファイル41−1が参照さ
れ、「ピー」と言う発信器52の音に対応する音声波形
の近傍に特異点マークが表示される。このため、アンケ
ート回答者の回答内容だけをノンリニア再生する場合、
その特異点マーク以降を再生すれば済むことになる。な
お、本実施の形態では、文字情報ファイル42−1〜4
2−mは、オペレータが聞きとったアンケート回答に対
するコメント等を付記するため等に使用される。
【0071】なお、以上の説明では、音声データのスペ
クトル分析により特異点を抽出したが、音声認識技術に
より特異点を抽出することも可能である。つまり、スペ
クトル解析部436の代わりに音声データから漢字かな
混じり文を自動生成する音声認識部を設け、特異点検出
部437では、音声認識部から出力された漢字かな混じ
り文中から所定の文、例えば「では、回答をお願いしま
す」といった文が含まれているか否かを検出し、その箇
所を特異点とする。
【0072】以上、本発明をラジオCM調査用および電
話調査用のオーディオ信号記録再生装置に適用した実施
の形態について説明したが、本発明はノンリニア再生が
効果を発揮する他の分野、例えば語学学習等にも適用す
ることが可能である。また、ランダムアクセス可能な記
録媒体として磁気ディスク装置を用いたが、光磁気ディ
スク等の他のランダムアクセス可能な記録媒体を用いる
ことも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば効率
の良いノンリニア再生が可能となる。その理由は、再生
箇所を選択する際の目安となる文字情報や特異点を再生
波形の近傍に表示して利用者の便宜を図っているためで
ある。また、再生波形の近傍に表示する文字情報を利用
者が自由に追加登録することができるためである。これ
によって、ラジオCM調査や語学学習などに適用した場
合に、作業効率や学習効率を向上させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるラジオCM調査
用のオーディオ信号記録再生装置のブロック図である。
【図2】録音部中の記録装置の構成例を示すブロック図
である。
【図3】録音部中の音声ファイル生成装置の構成例を示
すブロック図である。
【図4】再生部中の特異点ファイル生成装置の構成例を
示すブロック図である。
【図5】再生部中の再生装置の構成例を示すブロック図
である。
【図6】再生装置を起動したときに表示装置に表示され
るメイン画面のフォーマット例を示す図である。
【図7】再生装置内の画面生成部の処理例を示すフロー
チャートである。
【図8】メイン画面中のタイムテーブルウィンドウ及び
文字情報表示ウィンドウの表示例を示す図である。
【図9】メイン画面中のタイムテーブルウィンドウ及び
文字情報表示ウィンドウの他の表示例を示す図である。
【図10】本発明の別の実施の形態にかかる電話調査用
のオーディオ信号記録再生装置のブロック図である。
【図11】特異点ファイル生成装置の別の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10…磁気ディスク装置 20…ラジオ受信機 30…録音部 40…再生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/10 G11B 27/02 A Fターム(参考) 5C082 AA21 BA01 BA02 BA16 BB02 BB12 BB13 BD01 BD02 CA01 CB06 DA14 DA15 DA22 DA76 DA86 DA89 MM05 MM09 5D045 AA07 AB01 5D077 AA22 CA02 DC22 DE08 DE13 EA12 HC17 HC27 5D110 AA13 AA27 DA05 DA12 DA19 DB05 DB17 DD04 DE06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号発生源から出力されたオ
    ーディオ信号をランダムアクセス可能な記録媒体にデジ
    タル信号で記録する録音装置と、 前記記録媒体に記録された音声データに関連する文字情
    報をどの区間の音声データに対応するかを示す情報と共
    に記録する文字情報記録手段と、 表示装置の画面上のスクロール可能なタイムテーブルウ
    ィンドウに、前記記録媒体に記録された音声データの再
    生波形を表示すると共に、音声データの再生波形の近傍
    に当該区間の音声データに関連する前記文字情報を表示
    する手段、および前記タイムテーブルウィンドウに表示
    された再生波形における任意の箇所が再生開始点として
    指定されて再生が指示されることにより、再生開始点以
    降の音声データを前記記録媒体から読み出して再生し、
    スピーカから出力する手段を含む再生装置とを備えたこ
    とを特徴とするオーディオ信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 オーディオ信号発生源から出力されたオ
    ーディオ信号をランダムアクセス可能な記録媒体にデジ
    タル信号で記録する録音装置と、 前記記録媒体に記録された音声データから特異点を抽出
    する手段と、 前記抽出された特異点を記録する特異点記録手段と、 表示装置の画面上のスクロール可能なタイムテーブルウ
    ィンドウに、前記記録媒体に記録された音声データの再
    生波形を表示すると共に、音声データの再生波形の近傍
    に当該区間の音声データから抽出された前記特異点を表
    示する手段、および前記タイムテーブルウィンドウに描
    画された再生波形における任意の箇所が再生開始点とし
    て指定されて再生が指示されることにより、再生開始点
    以降の音声データを前記記録媒体から読み出して再生
    し、スピーカから出力する手段を含む再生装置とを備え
    たことを特徴とするオーディオ信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 オーディオ信号発生源から出力されたオ
    ーディオ信号をランダムアクセス可能な記録媒体にデジ
    タル信号で記録する録音装置と、 前記記録媒体に記録された音声データに関連する文字情
    報をどの区間の音声データに対応するかを示す情報と共
    に記録する文字情報記録手段と、 前記記録媒体に記録された音声データから特異点を抽出
    する手段と、 前記抽出された特異点を記録する特異点記録手段と、 表示装置の画面上のスクロール可能なタイムテーブルウ
    ィンドウに、前記記録媒体に記録された音声データの再
    生波形を表示すると共に、音声データの再生波形の近傍
    に当該区間の音声データに関連する前記文字情報および
    当該区間の音声データから抽出された前記特異点を表示
    する手段、および前記タイムテーブルウィンドウに描画
    された再生波形における任意の箇所が再生開始点として
    指定されて再生が指示されることにより、再生開始点以
    降の音声データを前記記録媒体から読み出して再生し、
    スピーカから出力する手段を含む再生装置とを備えたこ
    とを特徴とするオーディオ信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生装置は、前記タイムテーブルウ
    ィンドウに表示された再生波形に対して文字情報を付加
    する範囲が指定されて入力装置から文字情報が入力され
    ることにより、前記文字情報記録手段に前記入力された
    文字情報を追加登録する手段を備えた請求項1または3
    記載のオーディオ信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生装置は、前記文字情報記録手段
    に記録された文字情報を出力装置に出力する手段を備え
    た請求項4記載のオーディオ信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記特異点は、音声データが無音状態を
    示す箇所の内、後続の無音状態までの時間が予め定めら
    れた複数の時間の何れかと一致する箇所である請求項2
    または3記載のオーディオ信号記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記特異点は、音声データが予め定めら
    れたパターンを示す箇所である請求項2または3記載の
    オーディオ信号記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記録音装置は、オーディオ信号発生源
    から出力されたオーディオ信号をランダムアクセス可能
    な第1の記録媒体にデジタル信号でエンドレスに記録す
    る手段と、前記第1の記録媒体に記録されたオーディオ
    信号を所定期間分毎に読み出してランダムアクセス可能
    な第2の記録媒体に記録する手段とを備える請求項1、
    2または3記載のオーディオ信号記録再生装置。
  9. 【請求項9】 ランダムアクセス可能な記録媒体にデジ
    タル信号で記録された音声データに関連する文字情報を
    どの区間の音声データに対応するかを示す情報と共に記
    録する文字情報記録手段と、 表示装置の画面上のスクロール可能なタイムテーブルウ
    ィンドウに、前記記録媒体に記録された音声データの再
    生波形を表示すると共に、音声データの再生波形の近傍
    に当該区間の音声データに関連する前記文字情報を表示
    する手段、および前記タイムテーブルウィンドウに表示
    された再生波形における任意の箇所が再生開始点として
    指定されて再生が指示されることにより、再生開始点以
    降の音声データを前記記録媒体から読み出して再生し、
    スピーカから出力する手段を含む再生装置とを備えたこ
    とを特徴とするオーディオ信号再生装置。
  10. 【請求項10】 ランダムアクセス可能な記録媒体にデ
    ジタル信号で記録された音声データから抽出された特異
    点を記録する特異点記録手段と、 表示装置の画面上のスクロール可能なタイムテーブルウ
    ィンドウに、前記記録媒体に記録された音声データの再
    生波形を表示すると共に、音声データの再生波形の近傍
    に当該区間の音声データから抽出された前記特異点を表
    示する手段、および前記タイムテーブルウィンドウに描
    画された再生波形における任意の点が再生開始点として
    指定されて再生が指示されることにより、再生開始点以
    降の音声データを前記記録媒体から読み出して再生し、
    スピーカから出力する手段を含む再生装置とを備えたこ
    とを特徴とするオーディオ信号再生装置。
  11. 【請求項11】 ランダムアクセス可能な記録媒体にデ
    ジタル信号で記録された音声データに関連する文字情報
    をどの区間の音声データに対応するかを示す情報と共に
    記録する文字情報記録手段と、 前記記録媒体に記録された音声データから抽出された特
    異点を記録する特異点記録手段と、 表示装置の画面上のスクロール可能なタイムテーブルウ
    ィンドウに、前記記録媒体に記録された音声データの再
    生波形を表示すると共に、音声データの再生波形の近傍
    に当該区間の音声データに関連する前記文字情報および
    当該区間の音声データから抽出された前記特異点を表示
    する手段、および前記タイムテーブルウィンドウに描画
    された再生波形における任意の点が再生開始点として指
    定されて再生が指示されることにより、再生開始点以降
    の音声データを前記記録媒体から読み出して再生し、ス
    ピーカから出力する手段を含む再生装置とを備えたこと
    を特徴とするオーディオ信号再生装置。
  12. 【請求項12】 前記再生装置は、前記タイムテーブル
    ウィンドウに表示された再生波形に対して文字情報を付
    加する範囲が指定されて入力装置から文字情報が入力さ
    れることにより、前記文字情報記録手段に前記入力され
    た文字情報を追加登録する手段を備えた請求項9または
    11記載のオーディオ信号再生装置。
  13. 【請求項13】 前記再生装置は、前記文字情報記録手
    段に記録された文字情報を出力装置に出力する手段を備
    えた請求項12記載のオーディオ信号再生装置。
  14. 【請求項14】 前記特異点は、音声データが無音状態
    を示す箇所の内、後続の無音状態までの時間が予め定め
    られた複数の時間の何れかと一致する箇所である請求項
    10または11記載のオーディオ信号再生装置。
  15. 【請求項15】 前記特異点は、音声データが予め定め
    られたパターンを示す箇所である請求項10または11
    記載のオーディオ信号再生装置。
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