JP2001324323A - 傾斜センサ - Google Patents

傾斜センサ

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JP2001324323A
JP2001324323A JP2000143509A JP2000143509A JP2001324323A JP 2001324323 A JP2001324323 A JP 2001324323A JP 2000143509 A JP2000143509 A JP 2000143509A JP 2000143509 A JP2000143509 A JP 2000143509A JP 2001324323 A JP2001324323 A JP 2001324323A
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JP
Japan
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contact
case cover
base
tilt sensor
fixed
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Pending
Application number
JP2000143509A
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English (en)
Inventor
Masahiro Furuta
正博 古田
Osamu Makino
修 牧野
Kenji Shinohara
賢二 篠原
Tomohiro Kataoka
朋宏 片岡
Hiroshi Azuma
寛 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ハウジングが同一形状であって
も、可動接点を大きくでき、動作特性および接触信頼性
の高い傾斜センサを提供することにある。 【解決手段】 ベース10およびケースカバー30の内
向面のそれぞれに設けた固定接点14,15および31
を、転動した前記導電性転動体20の上下に接触するよ
うに配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傾斜センサ、特に、
カメラ,携帯電話等のように縦方向あるいは横方向のい
ずれの方向にも使用可能な商品に搭載される傾斜センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜センサとしては、例えば、特
開平11−195359号公報に開示の傾斜センサがあ
る。すなわち、内部に空洞部を有する筐体と、前記筐体
に所定角度をもって隣り合って配置された少なくとも3
個以上の固定接点と、前記筐体の空洞部に移動可能に収
納されて、前記筐体が水平状態のときは前記隣り合う固
定接点間に位置するようになっている外形が球状の可動
接点とを備え、前記筐体の傾きによって、前記可動接点
が前記隣り合う固定接点間から離れて前記筐体の前記空
洞部内を移動可能となし、前記筐体の傾き時に前記可動
接点が前記隣り合う固定接点から他の隣り合う2個の固
定接点に移動して接触することを特徴とする傾斜センサ
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、固定接点を筐体の側面中央部に一体成形す
る構造である。このため、外形寸法が制限されると、球
状の可動接点を収納できる内部空洞が相対的に小さくな
り、前記可動接点を大きくできない。この結果、可動接
点は筐体が傾斜しても転動せず、動作不能となる場合が
ある。また、前記可動接点が転動して固定接点に接触し
ても、接点圧が低く、接触信頼性が低いという問題点が
ある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、ハウジング
が同一外形寸法であっても、可動接点を大きくでき、動
作特性および接触信頼性の高い傾斜センサを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる傾斜セン
サは、前記目的を達成するため、ベースにケースカバー
を嵌合して形成した内部空間内に導電性転動体を転動自
在に収納する傾斜センサにおいて、前記ベースおよび前
記ケースカバーの内向面のそれぞれに設けて組み合わせ
た少なくとも一対の固定接点を、転動した前記導電性転
動体の上下に接触するように配置した構成としてある。
【0006】したがって、本発明によれば、ベースおよ
びケースカバーにそれぞれ、かつ、上下に配置した固定
接点に転動接点が接触する。このため、従来例のように
ケースカバーの側面中央部に固定接点をインサート成形
する必要がなく、ケースカバーを薄く形成できる。この
結果、外形寸法が制限されても、内部空間を従来例より
も相対的に大きくできるので、転動接点の直径が大きく
なり、重くなる。よって、筐体が傾斜すれば、前記転動
接点が確実に転動し、動作特性が向上する。さらに、転
動接点が動作して固定接点に接触すれば、大きな接点圧
が得られるので、接触信頼性が高い。
【0007】また、前記ケースカバーは、それ全体が金
属製であってもよい。本発明によれば、プレス加工でケ
ースカバーおよび固定接点を同時に製造することによ
り、前記ケースカバーの一部を固定接点に兼用できる。
このため、生産工数が少なく、生産性が高いとともに、
より一層小型の傾斜センサが得られる。
【0008】さらに、前記ケースカバーの天井面に環状
の固定接点を形成してもよい。本発明によれば、ケース
カバーに設けた環状の固定接点に転動接点が確実に接触
するので、固定接点の位置決め精度のバラツキによる動
作特性のバラツキがなくなり、接触信頼性が向上すると
いう効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかる傾斜センサを、図
1ないし図6の添付図面に従って説明する。第1実施形
態にかかる傾斜センサは、図1ないし図3に示すよう
に、ベース10に金属製ケースカバー30を嵌合して形
成した内部空間内に転動接点20を転動自在に収納した
ものである。なお、本実施形態にかかる傾斜センサの外
形寸法は、高さ5mm、縦5mm、横5mmである。
【0010】前記ベース10は、その上面中央部に台座
部11を一体に形成したものである。前記台座部11の
上面には、すり鉢状の傾斜面12が形成されている。こ
の傾斜面12の中央には位置決め用凹部13が形成され
ている。また、前記傾斜面12には、一対の固定接点1
4,14および15,15をそれぞれ対向するように配
置してある。さらに、前記固定接点14,14および1
5,15の固定接点端子16および17は前記台座部1
1の外側面から突出し、その先端はベース10の下面に
延在している。なお、前記ベース10の対向する側辺中
央に切り欠き部18,18が形成されている。
【0011】転動接点20は金属球であるが、これに限
らず、球状樹脂成形体の表面を導電性薄膜で被覆したも
のであってもよい。
【0012】前記ケースカバー30は、前記ベース10
の台座部11に嵌合可能な外形形状を有している。特
に、その天井面に環状の突条を内方に突き出し、固定接
点31としてある。一方、前記ケースカバー30の開口
縁部には、一対の固定接点端子32,32が相互に対向
するように延在している。
【0013】したがって、前記ベース10の台座部11
に転動接点20を載置した後、前記ベース10にケース
カバー30を組み付ける。そして、ケースカバー30の
固定端子32を切り欠き部18を介してベース10の裏
面に折り曲げることにより、プリント基板に表面実装可
能な傾斜センサが得られる。
【0014】本実施形態にかかる傾斜センサによれば、
取付台(図示せず)が水平状態にあれば、転動接点20
が凹部13に落ち込んで安定しており、固定接点14,
15および固定接点31に接触していない。そして、取
付台が傾くと、転動接点20が凹部13から転げ出し、
固定接点14または15および固定接点31に接触して
導通し、取付台の傾斜を検出する。本実施形態によれ
ば、対向する位置に固定接点14,15を配置してある
ので、2方向の傾斜を検出できる。なお、転動体20の
動作開始角度は前記台座部11の傾斜面12の曲率、凹
部13の大きさ等を変更して調整できる。
【0015】本実施形態では、ベース10に設けた固定
接点14,14および15,15の内側縁部が略同心円
状に配置されている(図4)。このため、転動接点20
の接触状態が安定し、接触信頼性が向上する。
【0016】固定接点14,15の形状は前述の実施形
態のものに限らず、例えば、図6に示すように、固定接
点14,14および15,15の内側縁部が同一直線上
に位置していてもよい。このような形状とすることによ
り、転動接点20が固定接点14,15にそれぞれ点接
触し、高い接点圧を得られるという利点がある。
【0017】第2実施形態は、図7に示すように、ケー
スカバー30の天井面に突き出し加工を施すことによ
り、不連続な固定接点31を環状に配置した場合であ
る。本実施形よれば、転動接点20がケースカバー30
の固定接点31に2点で接触することになる。このた
め、接触安定性がより一層向上し、接触信頼性が向上す
る。他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同
一部品には同一番号を附して説明を省略する。
【0018】第3実施形態は、図8に示すように、ケー
スカバー30の天井面に突き出し加工を施すことによ
り、対向する位置に一対の円弧状固定接点31,31を
形成した場合である。また、ベース10とケースカバー
30との間にはシール用のゴム製リング21が組み込ま
れている。したがって、本実施形態によれば、高い気密
性を有する傾斜センサが得られるという利点がある。他
は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部品
には同一番号を附して説明を省略する。
【0019】前記ケースカバー30は、それ全体が金属
製である必要はなく、例えば、樹脂製ケースカバーの内
面全体に金属メッキをほどこしておいてもよく、あるい
は、固定接点およびリード線を部分的に金属メッキして
おいてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ベースおよびケースカ
バーにそれぞれ、かつ、上下に配置した固定接点に、転
動接点が接触する。このため、従来例のようにケースカ
バーの側面中央に固定接点を配置する必要がなく、イン
サート成形の必要がなくなり、ケースカバーを薄く形成
できる。この結果、外形寸法が制限されても、相対的に
内部空間を大きくできるので、転動接点を大きく、重く
できる。したがって、筐体が傾斜すれば、前記転動接点
は確実に転動し、動作特性が向上する。さらに、転動接
点が動作して固定接点に接触すれば、大きな接点圧が得
られるので、接触信頼性が高いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる傾斜センサの第1実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】 図1に示した傾斜センサのケースカバーの底
面図である。
【図3】 図1に示した傾斜センサの断面図である。
【図4】 図1に示した傾斜センサのベースの平面図で
ある。
【図5】 図1に示した傾斜センサのベースの底面図で
ある。
【図6】 図5に示したベースの変形例を示す平面図で
ある。
【図7】 本発明にかかる傾斜センサの第2実施形態を
示す分解斜視図である。
【図8】 本発明にかかる傾斜センサの第3実施形態を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10…ベース、11…台座部、12…傾斜面、14,1
5…固定接点、16,17…固定接点端子、20…転動
体、30…ケースカバー、31…固定接点、32…固定
接点端子。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月22日(2000.5.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 賢二 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 片岡 朋宏 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 東 寛 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースにケースカバーを嵌合して形成し
    た内部空間内に導電性転動体を転動自在に収納する傾斜
    センサにおいて、 前記ベースおよび前記ケースカバーの内向面のそれぞれ
    に設けて組み合わせた少なくとも一対の固定接点を、転
    動した前記導電性転動体の上下に接触するように配置し
    たことを特徴とする傾斜センサ。
  2. 【請求項2】 前記ケースカバーが金属製であることを
    特徴とする請求項1に記載の傾斜センサ。
  3. 【請求項3】 前記ケースカバーの天井面に、環状の固
    定接点を設けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の傾斜センサ。
JP2000143509A 2000-05-16 2000-05-16 傾斜センサ Pending JP2001324323A (ja)

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