JP2001323190A - インクジェット記録用インク組成物 - Google Patents

インクジェット記録用インク組成物

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JP2001323190A
JP2001323190A JP2000141601A JP2000141601A JP2001323190A JP 2001323190 A JP2001323190 A JP 2001323190A JP 2000141601 A JP2000141601 A JP 2000141601A JP 2000141601 A JP2000141601 A JP 2000141601A JP 2001323190 A JP2001323190 A JP 2001323190A
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Japan
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unsaturated monomer
ink
group
molecule
ink composition
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JP2000141601A
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English (en)
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Chiaki Nagaike
千秋 長池
Eiichi Ueda
栄一 上田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滲みがなく、耐水性に優れ、ノズル目詰まり
を起こしにくく、かつ被記録部材に付着させて記録した
のち部材を重ね合わせて保存しても、付着した画像の一
部が重ねあわせた相手に転写しにくいインクジェット記
録用インク組成物の提供。 【解決手段】 水溶性の分散媒中で油溶性染料を含有す
るポリマー微粒子を含有するインクジェット記録用イン
ク組成物において、油溶性染料を含有するポリマー微粒
子が(a)分子内にカルボキシル基を有する不飽和単量
体0.5〜10質量%、(b)分子内にグリシジル基を
有する不飽和単量体1〜20質量%および(c)他の不
飽和単量体を重合して得たポリマー微粒子であることを
特徴とするインクジェット記録用インク組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリマー微粒子を含
むインクジェット記録用インク組成物に関し、特に色材
を用いて記録する記録シートに用いるインクジェット記
録用インク組成物に関するもので、インクの転写がな
く、滲みがなく耐水性に優れ、ノズル目詰まりが起きな
いインクジェット記録用インク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式は、インクと言われ
る着色液体に熱を加えて気泡を発生させ気泡が発生する
ときに生じる圧力や圧電素子による圧力等により、ノズ
ルからインクの小液滴を飛ばし、紙、フィルム、布等の
被記録部材に付着させて記録を行う方法である。この方
法に適用するインクとしては、水溶性色素を含む水性イ
ンク、顔料を含むインク、色素を含有した低融点固形ワ
ックスを含むワックスインク、そして油溶性染料を含む
インクがあるが、水溶性色素を含む水性インクは、ノズ
ルの目詰まりを起こしにくいという長所を有しているが
形成した画像が滲みやすく耐水性に劣る。顔料を含むイ
ンクは、滲みにくく耐水性が比較的優れているが画質の
鮮やかさが比較的劣りノズルの目詰まりも起こしやす
い。
【0003】色素を含有した低融点固形ワックスを含む
ワックスインクは、被記録部材に付着させた後熱溶融さ
せて画像を完成させるという煩雑さが伴う。油溶性染料
を含むインクには、有機溶剤等の油性媒質を用いるもの
と水性媒質を用いるものがあるが、前者は環境面から用
途に制限があるので、後者が滲みがなく耐水性に優れた
インクとして期待され、特に油溶性インクをポリマー微
粒子中に含浸させたインクは、滲みがなく、耐水性に優
れ、ノズル目詰まりを起こしにくいことが期待される。
【0004】このようなインクとして例えば、特開昭5
4−58504号には、ポリマー微粒子として活性メチ
レン基を有するアセトアセトキシエチルメタクリレート
とn−ブチルアクリレート、ナトリウム2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホネート等のビニルモノ
マーを乳化重合したラテックスに有機溶媒に溶解した油
溶性染料を加え撹拌後有機溶剤を蒸発させて油溶性染料
を含浸させたポリマー微粒子を用いたインクが開示され
ている。
【0005】特開昭55−139471号には、ポリマ
ー微粒子としてグリシジルアクリレートとブチルメタク
リレート等のビニルモノマーを低分子界面活性剤で乳化
重合したラテックスに、油溶性染料を加え加熱撹拌した
ポリマー微粒子を用いたインク組成物が開示されてい
る。
【0006】特開昭58−45272号には、ポリウレ
タンのポリマー粒子に染料を含浸させたものを用いたイ
ンク組成物が開示されている。特開昭62−17207
6号にはノニオン性安定剤が永久的に結合したビニル系
ポリマー微粒子に油溶性染料を含浸させたインク組成物
が開示されている。特開昭62−184072号では、
ビニル基を2個以上持つビニル系モノマーを共重合成分
として用いたビニル系ポリマー微粒子に油溶性染料を含
浸させたインク組成物が開示されている。特開平8−2
31907号では油溶性染料の存在下で、ビニル基を2
個以上持つビニル系モノマーである1,4−ジビニルベ
ンゼンを共重合成分として用い2−エチルヘキシルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、スチレン、アクリル酸等のビニル系ポリマー微粒
子を乳化重合し油溶性染料を含浸させたインク組成物が
開示されている。
【0007】しかしながら、これら油性インク組成物を
ポリマー微粒子に含浸させたインク組成物は、滲みやノ
ズル目詰まりを起こしにくいものの、被記録部材に付着
させて記録したのち部材を重ね合わせて保存すると、保
存条件によっては、付着した画像の一部が重ね合わせた
部材に転写しやすく、保存後のより転写性の低いインク
組成物が求められていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、滲み
が無く、耐水性に優れ、ノズル目詰まりを起こしにく
く、かつ被記録部材に付着させて記録したのち部材を重
ね合わせて保存しても、付着した画像の一部が重ね合わ
せた部材に転写しにくいインクジェット記録用インク組
成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は以下
の構成により達成される。
【0010】1.水溶性の分散媒中で油溶性染料を含有
するポリマー微粒子を含有するインクジェット記録用イ
ンク組成物において、油溶性染料を含有するポリマー微
粒子が(a)分子内にカルボキシル基を有する不飽和単
量体0.5〜10質量%、(b)分子内にグリシジル基
を有する不飽和単量体1〜20質量%および(c)他の
不飽和単量体を重合して得たポリマー微粒子であること
を特徴とするインクジェット記録用インク組成物。
【0011】2.前記他の不飽和単量体が、分子内にア
セトアセチル基を有する不飽和単量体(c−1)である
ことを特徴とする前記1に記載のインクジェット記録用
インク組成物。
【0012】3.前記他の不飽和単量体が、分子内にア
ルコキシシラン基を有する不飽和単量体(c−2)であ
ることを特徴とする前記1に記載のインクジェット記録
用インク組成物。
【0013】4.前記他の不飽和単量体が、分子内にリ
ン含有基を有する不飽和単量体(c−3)であることを
特徴とする前記1に記載のインクジェット記録用インク
組成物。
【0014】5.前記他の不飽和単量体が、分子内に水
酸基を有する不飽和単量体(c−4)であることを特徴
とする前記1に記載のインクジェット記録用インク組成
物。
【0015】6.前記他の不飽和単量体が、分子内にア
ミド基又は置換アミド基を有する不飽和単量体(c−
5)であることを特徴とする前記1に記載のインクジェ
ット記録用インク組成物。
【0016】7.前記他の不飽和単量体が、分子内にア
ミノ基又は置換アミノ基を有する不飽和単量体(c−
6)であることを特徴とする前記1に記載のインクジェ
ット記録用インク組成物。
【0017】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明で言うポリマー微粒子とは水不溶な疎水性ポリマーが
微細な粒子として水溶性の分散媒中に分散されたもので
ある。分散状態としては疎水性ポリマー(以下、単にポ
リマーともいう)が分散媒中に乳化されているもの、乳
化重合されたもの、ミセル分散されたもの、あるいはポ
リマー分子中に部分的に親水的な構造を持ち分子鎖自身
が分子状分散したものなどいずれでもよい。
【0018】分散粒子の平均粒径は特に限定しないが、
好ましくは10〜5000nm、より好ましくは50〜
500nm程度の範囲が好ましい。尚、平均粒径は動的
光散乱法で求める。分散粒子の粒径分布に関しては特に
制限は無く、広い粒径分布を持つものでも単分散の粒径
分布を持つものでもよい。
【0019】本発明のポリマー微粒子としては粒子内部
と表面でポリマー組成に差がない通常の均一構造のポリ
マー微粒子以外に、いわゆるコア/シェル型の微粒子で
もよい。この場合コア/シェル微粒子は、コアよりシェ
ルのガラス転移温度を高くすると好ましい場合がある。
【0020】本発明のポリマー微粒子の最低造膜温度
(MFT)は通常−30℃〜90℃、より好ましくは0
℃〜70℃程度が好ましい。最低造膜温度をコントロー
ルするために造膜助剤を添加してもよい。最低造膜温度
は塗膜の温度による変化を塗膜のひび割れを観察し測定
した値である。
【0021】造膜助剤は可塑剤ともよばれポリマー微粒
子の最低造膜温度を低下させる有機化合物(通常有機溶
剤)で、例えば「合成ラテックスの化学(室井宗一著、
高分子刊行会発行(1970))」に記載されている。
【0022】コポリマーの場合はランダムコポリマーで
もブロックコポリマーでも良い。ポリマーの分子量は特
に限定しないが、好ましくは数平均分子量で5000〜
1000000、より好ましくは10000〜1000
00程度が好ましい。本発明に用いられるポリマーラテ
ックスのポリマーは25℃60%RHでの平衡含水率が
通常2質量%以下、より好ましくは1質量%以下のもの
であることが好ましい。平衡含水率の定義と測定法につ
いては、例えば「高分子工学講座14、高分子材料試験
法(高分子学会編、地人書館)」などを参考にすること
ができる。
【0023】本発明の分子内にカルボキシル基を有する
不飽和単量体(a)としては、分子内に1つ又は2つ以
上のカルボン酸を含むものであり、例えば、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸、桂皮酸
等が好適に使用できる。
【0024】前記不飽和単量体(a)の使用量は、不飽
和単量体の合計100質量%中、0.5〜10質量%、
好ましくは1〜7質量%である。
【0025】本発明の分子内にグリシジル基を有する不
飽和単量体(b)としては、例えば、グリシジル(メ
タ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル(メタ)アクレート、グリシジルビニルエーテル、
3,4−エポキシシクロヘキシルビニルエーテル、グリ
シジル(メタ)アリルエーテル、3,4−エポキシシク
ロヘキシル(メタ)アリルエーテルなどが挙げられる。
【0026】前記不飽和単量体(b)の使用量は、不飽
和単量体の合計100質量%中、1〜20質量%、好ま
しくは2〜15質量%である。
【0027】本発明のポリマー微粒子の合成に用いられ
る他の不飽和単量体(c)としては、例えば、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、i−ブチルアクリレート、オクチルアクリレート、
i−オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、ノニルアクリレート、i−ノニルアクリレー
ト、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート等のア
クリル酸の炭素数1〜12の直鎖もしくは分岐アルキル
エステル;例えば、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート等のメタク
リル酸の炭素数1〜12の直鎖もしくは分岐アルキルエ
ステル;例えばスチレン、α−メチルスチレン、t−ブ
チルスチレン、p−クロロスチレン、クロロメチルスチ
レン、ビニルトルエン等の芳香族モノビニル単量体;例
えば、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシア
ン化ビニル単量体;例えば、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等を挙げる
ことができる。
【0028】本発明に好ましく用いられる分子内にアセ
トアセチル基を有する不飽和単量体(c−1)として
は、下記一般式(2)で示される不飽和単量体を使用す
ることができる。
【0029】
【化1】
【0030】式中、R1、R3は水素原子又はアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、オクチル基等);Xは
単結合、アルキレン基(例えば、メチレン基、エチレン
基等)、−COOZ1−、CONHZ2−、アリーレン
基、アラルキレン基;Z1、Z2は炭素数1〜6のアルキ
レン基であり;Y1は水素原子又はニトリル基である。
【0031】このような前記(c−1)の不飽和単量体
としては、例えば、アセト酢酸ビニル、アセト酢酸(メ
タ)アリル等のアセト酢酸のアルケニルエステル類;例
えば、2−アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−アセトアセトキシブチル(メタ)アクリレー
ト、3−アセトアセトキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4−シアノアセトアセトキシエチル(メタ)アクリ
レート等のアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸
と(置換)アセト酢酸とのジエステル;例えば、2−ア
セトアセトキシエチルクロトネート、2−アセトアセト
キシプロピルクロトネート、3−アセトアセトキシプロ
ピルクロトネート等のアルキレングリコールのクロトン
酸とアセト酢酸とのジエステル;例えば、N−アセトア
セトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−アセトア
セトキシエチル(メタ)アクリルアミド等のN−アルキ
ロール(メタ)アクリルアミドのアセト酢酸エステル等
を挙げることができる。
【0032】また、前記(c−1)の不飽和単量体とし
ては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートと、カプロラクトン等のラクトン
との付加体からなるラクトン変性ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートをアセト酢酸によりエステル化す
るか、又は、該ラクトン変性ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートをジケテンによりアセトアセチル化す
ることにより得られるラクトン変性ヒドロキシアルキル
グリコールの(メタ)アクリル酸アセト酢酸ジエステル
等も挙げることができる。
【0033】これら不飽和単量体(c−1)の中でも2
−アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレート、2−
アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、3−
アセトアセトキシプロピル(メタ)アクリレート、4−
アセトアセトキシブチル(メタ)アクリレートの使用が
特に好適である。
【0034】本発明の分子内にアルコキシシラン基を有
する不飽和単量体(c−2)としては、加水分解型のも
のが好適であり、例えば、ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(メトキシエ
トキシ)シラン、ビニルトリアセトキシシラン、3−メ
タクリロオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルト
リクロロシラン、3−メタクリロオキシプロピルトリス
(メトキシエトキシ)シラン等があげられる。これらの
中でも3−メタクリロオキシプロピルトリメトキシシラ
ンが特に好適に使用できる。
【0035】本発明の分子内にリン含有基を有する不飽
和単量体(c−3)としては、例えば、リン酸モノヒド
ロキシメチル(メタ)アクリレート、リン酸ジヒドロキ
シメチルジ(メタ)アクリレート、リン酸モノヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、リン酸ジヒドロキシエ
チルジ(メタ)アクリレート、リン酸ジ3−ヒドロキシ
プロピルジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0036】本発明の分子内に水酸基を有する不飽和単
量体(c−4)としては、例えば、2−ヒドロキシルエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシルプロピル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシルプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシルブチル(メタ)ア
クリレート、3−ヒドロキシルブチル(メタ)アクリレ
ート、4−ヒドロキシルブチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシルエチル(メタ)アリルエーテル、2−
ヒドロキシルプロピル(メタ)アリルエーテル、3−ヒ
ドロキシルプロピル(メタ)アリルエーテル、4−ヒド
ロキシルブチル(メタ)アリルエーテル、アリルアルコ
ール等が挙げられる。
【0037】本発明の分子内にアミド基又は置換アミド
基を有する不飽和単量体(c−5)としては、例えば、
(メタ)アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−
ブトキシメチルアクリルアミド、N−ジメチルアミノプ
ロピルメタクリルアミド等があげられる。
【0038】本発明の分子内にアミノ基又は置換アミノ
基を有する不飽和単量体(c−6)としては、例えば、
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート
等が挙げられる。
【0039】これら不飽和単量体(c−1)〜(c−
6)はそれぞれ単独で用いることができ、又は2種以上
併用することができ、その共重合量は、(c−1)〜
(c−6)の合計量として、不飽和単量体(a)〜
(c)の合計100質量%に対し、通常0〜30質量%
の範囲で使用できるが、1〜20質量%の範囲内で用い
るのが好ましい。これら不飽和単量体(c−1)〜(c
−6)のうち、皮膜の造膜性から(c−1)〜(c−
3)の使用が特に好ましい。
【0040】本発明のポリマー微粒子の重合に際して
は、得られる共重合体水性分散液の性能(インク組成物
の耐水性、インク組成物の滲み)に悪影響を及ぼさない
範囲において、アニオン系及び/又はノニオン系界面活
性剤を使用することができる。
【0041】上記ノニオン系界面活性剤類として特に限
定はしないが、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル等のポ
リオキシエチレンアルキルエーテル類;例えば、ポリオ
キシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類;例えば、ソルビタンモノ
ラウレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタン
トリオレエート等のソルビタン高級脂肪酸エステル類;
例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
等のポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル
類;例えば、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリ
オキシエチレンモノステアレート等のポリオキシエチレ
ン高級脂肪酸エステル類;例えば、オレイン酸モノグリ
セライド、ステアリン酸モノグリセライド等のグリセリ
ン高級脂肪酸エステル類;例えば、ポリオキシエチレン
−ポリオキシプロピレンのブロックコポリマー等が挙げ
られる。
【0042】また、前記アニオン系界面活性剤類として
は、例えば、オレイン酸ナトリウム等の高級脂肪酸塩
類;例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等
のアルキルアリールスルホン酸塩類;例えば、ラウリル
硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩類;例え
ば、ポリエキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩類;例えば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル硫酸エステル塩類;モノオクチルスル
ホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナト
リウム、ポリオキシエチレンラウリルスルホコハク酸ナ
トリウム等のアルキルスルホコハク酸エステル塩及びそ
の誘導体類;等を例示することができる。
【0043】本発明のポリマー微粒子を乳化重合や懸濁
重合する際に乳化剤としての水溶性ポリマーをもちいて
もよく、例えば、部分ケン化ポリビニルアルコール、完
全ケン化ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコ
ール等のポリビニルアルコール類などが挙げられ、天然
ポリマーあるいは半合成的な水溶性ポリマーとしては、
アルギン酸またはその塩、デキストラン、デキストラン
硫酸塩、グリコーゲン、アラビアゴム、アルブミン、寒
天、でんぷん、カルボキシメチルセルロースまたはその
塩、ヒドロキシセルロース、セルロース硫酸エステル及
びグアガムなどの天然多糖類等、またはこれらの誘導体
も挙げられる。
【0044】本発明のポリマー微粒子は、油溶性染料の
存在下水性媒質中で重合される。油溶性染料の存在下、
水溶性分散媒中で重合されるとは、反応容器に水溶性分
散媒、分散剤、油溶性染料、モノマー及び重合開始剤を
入れ、反応容器内の混合物を撹拌加熱して重合すること
である。
【0045】油溶性染料としては、例えばモノアゾ系油
溶染料、アントラキノン系油溶染料、ジズアゾ系油溶染
料、フタロシアニン系油溶染料、金属錯塩型モノアゾ系
油溶染料及びトリアリルメタン系油溶染料を挙げること
ができる。これらの染料は1種類用いても良く、2種以
上の油溶性染料を併用しても良い。
【0046】これらの油溶性染料の添加量は、水性イン
ク組成物の0.1〜20質量%が好ましい。また必要に
応じ水溶性染料を併用しても良い。
【0047】本発明における水溶性分散媒は、水を主成
分とする液体であるが、必要があれば水溶性の有機溶媒
を含んでいても良い。水溶性有機溶媒としては、例えば
メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロ
パノール、1−ブタノール、2−ブタノール、2−メチ
ル−1−プロパノール、2−メチル−2−プロパノー
ル、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタ
ノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1
−ブタノール、2−メチル−2−ブタノール及び3−メ
チル−2−ブタノール等のモノアルコール化合物、エチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリトリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ポリテトラ
エチレングリコール、1,3−ブタンジオール、グリセ
リン及び1,2,6−ヘキサントリオール等の多価アル
コール化合物が挙げられる。これらの水溶性有機溶剤は
1種類を使用しても良く、2種類以上の水溶性有機溶剤
を併用しても良い。これらの水溶性有機溶剤の添加量
は、インクジェット記録用水性インク組成物の0.1〜
20.0質量%が好ましい。
【0048】重合においては、その目的に応じて、重合
開始剤、濃度、重合温度、反応時間などを幅広く、か
つ、容易に変更できることはいうまでもない。また、重
合反応は、モノマー、界面活性剤、水溶性ポリマー、媒
体を予め容器に全量入れておき、開始剤を投入して行っ
てもよいし、必要に応じて各成分の一部あるいは全量を
滴下しながら重合を行ってもよい。
【0049】更に乳化重合に際しては、通常、例えば、
過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウ
ムなどの過硫酸塩類;t−ブチルヒドロパーオキシド、
クメンヒドロパーオキシド、p−メンタンヒドロパーオ
キシドなどの有機過酸化物類;過酸化水素;などの重合
開始剤が使用される。これら重合開始剤も一種もしくは
複数種併用のいずれの態様でも利用できる。これらの重
合開始剤は、前記不飽和単量体の合計100質量部に対
して、0.1〜1質量部の量を用いるのが好ましい。
【0050】また、乳化重合に際して、所望により、重
合開始剤とともに還元剤を併用することができる。この
ような還元剤としては、例えば、アスコルビン酸、酒石
酸、クエン酸、ブドウ糖、ホルムアルデヒドスルホキシ
ラート金属塩等の還元性有機化合物;チオ硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜
硫酸ナトリウム等の還元性無機化合物;を例示できる。
これら還元剤は、前記不飽和単量体の合計100質量部
に対して、0.1〜1質量部程度の量を用いるのが好ま
しい。
【0051】更にまた、乳化重合に際しては連鎖移動剤
を使用することができる。このような連鎖移動剤として
は、例えば、ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメル
カプタン、ブチルメルカップタン、2−エチルヘキシル
チオグリコレート、2−メルカプトエタノール、トリク
ロロブロモメタン等を挙げることができる。これら連鎖
移動剤は、前記不飽和単量体の合計100質量部に対し
て0〜1質量部の量を用いるのが好ましい。
【0052】本発明に好ましく用いるアクリル系共重合
体の乳化共重合において好適に採用される共重合温度
は、40〜100℃、特には60〜90℃である。
【0053】本発明のインクジェット記録用インク組成
物には、その他の添加剤をそれぞれの目的に応じて添加
することができる。例えば、増粘剤、流動性改良剤、界
面活性剤、電導度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、防腐剤、殺菌剤、消泡剤、浸透剤をあげる
ことができる。
【0054】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の実施態様はこれらに限定されるもので
はない。
【0055】アクリル酸2.1g、グリシジルメタクリ
レート4.2g、スチレン33.6g、n−ブチルアク
リレート2.1gの混合物にAizenSpilon
Black MH special(保土ヶ谷化学工業
(株)製油溶染料)8.0g及びアゾビスジメチルバレ
ロニトリル1.0gを溶解し、これを、イオン交換水3
40gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5
gを溶解した水溶液に添加し、超音波で分散した。温度
調節器、加熱装置、撹拌機、環流冷却器、窒素ガス導入
管を有する容器にイオン交換水を20g入れ容器内を窒
素ガスで置換し80℃に加熱し、これに、分散液を撹拌
しながら3時間かけて添加し、添加終了後2時間同温度
を保持しながら撹拌し、その後冷却し、インクジェット
記録用インク組成物(I−1)とした。
【0056】モノマー組成を表のように変えた以外は同
様にしてインクジェット記録用インク組成物(I−2〜
I−17)を作製した。
【0057】ここで、AAはアクリル酸、MAAはメタ
クリル酸、GMAはグリシジルメタクリレート、MMA
はメチルメタクリレート、Stはスチレン、BAはブチ
ルアクリレート、c−1は2−アセトアセトキシエチル
メタクリレート、c−2は3−メタクリロオキシプロピ
ルトリメトキシシラン、c−3はリン酸モノヒドロキシ
メチル(メタ)アクリレート、c−4は2−ヒドロキシ
ルエチルメタアクリレート、c−5はメタアクリルアミ
ド、c−6はN,N−ジメチルアミノエチルメタアクリ
レートを表す。
【0058】得られたインクジェット記録用インク組成
物をエプソン株式会社製インクジェットプリンターMJ
500V2のカートリッジに詰め、インクジェット記録
用OHPシートに印字を行った。
【0059】〈転写評価〉インク組成物の転写評価は以
下のように行った。
【0060】印字終了1時間後に受像側の面どうしを重
ね合わせ、さらに金属板で試料を挟み、平らな台の上に
乗せ上から荷重をかけ、さらに40℃に保った恒温槽に
24時間保存した。インク組成物の転写は以下のように
目視評価判定した。
【0061】 ○:転写なし △:転写がかすかに認められる ×:転写があきらかに認められる ××:画像の10%以上が転写している 〈耐水性評価〉印字終了1時間後に、150×10mm
のサイズに断裁した試料を3枚作製し、その内2枚を試
験に用い、残りの1枚は原状試験片として試験が終わる
まで保管する。試験は以下の通り行う。イオン交換水の
中に試験片2枚を浸し5分間置く。インク組成物の耐水
性を目視で以下のように評価判定した。
【0062】 ○:インクの変化が見られない △:インクがつやの変化、変色を起こしている ×:インクが明らかに薄くなっている 評価結果を以下に示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】実施例で実証した如く、本発明によるイ
ンクジェット記録用インク組成物は滲みが無く、耐水性
に優れ、ノズル目詰まりを起こしにくく、かつ被記録部
材に付着させて記録したのち部材を重ね合わせて保存し
ても、付着した画像の一部が重ねあわせた部材に転写し
にくく優れた効果を有する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性の分散媒中で油溶性染料を含有す
    るポリマー微粒子を含有するインクジェット記録用イン
    ク組成物において、油溶性染料を含有するポリマー微粒
    子が(a)分子内にカルボキシル基を有する不飽和単量
    体0.5〜10質量%、(b)分子内にグリシジル基を
    有する不飽和単量体1〜20質量%および(c)他の不
    飽和単量体を重合して得たポリマー微粒子であることを
    特徴とするインクジェット記録用インク組成物。
  2. 【請求項2】 前記他の不飽和単量体が、分子内にアセ
    トアセチル基を有する不飽和単量体(c−1)であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用
    インク組成物。
  3. 【請求項3】 前記他の不飽和単量体が、分子内にアル
    コキシシラン基を有する不飽和単量体(c−2)である
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録
    用インク組成物。
  4. 【請求項4】 前記他の不飽和単量体が、分子内にリン
    含有基を有する不飽和単量体(c−3)であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用インク
    組成物。
  5. 【請求項5】 前記他の不飽和単量体が、分子内に水酸
    基を有する不飽和単量体(c−4)であることを特徴と
    する請求項1に記載のインクジェット記録用インク組成
    物。
  6. 【請求項6】 前記他の不飽和単量体が、分子内にアミ
    ド基又は置換アミド基を有する不飽和単量体(c−5)
    であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録用インク組成物。
  7. 【請求項7】 前記他の不飽和単量体が、分子内にアミ
    ノ基又は置換アミノ基を有する不飽和単量体(c−6)
    であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録用インク組成物。
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