JP2001322846A - 石炭灰による高強度蒸気養生骨材の製造方法 - Google Patents
石炭灰による高強度蒸気養生骨材の製造方法Info
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- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/02—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
- C04B18/021—Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates agglomerated by a mineral binder, e.g. cement
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- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/04—Portland cements
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸気養生により骨材化する場合に、高強度で
かつ安定した品質を得るための方法を提供する。 【解決手段】 石炭灰に、早強ポルトランドセメント1
0〜20重量%、生石灰2〜5重量%、平均粒径を5〜
40μmに粉砕した廃ガラス0.5〜5重量%を加え
て、さらに水を全固形分に対して40〜60重量%加え
てスラリーとし、該スラリーを押出し成型機または型枠
に鋳込んで硬化させ、得られるケーキを造粒し、転動機
で造粒ペレットの角を取り、表面を平滑にしてオートク
レーブで110〜200℃、養生時間6時間以上で養生
することにより、絶乾比重1.1〜1.3の高強度蒸気
養生骨材を得る。前記石炭灰の平均粒径が5〜40μm
であることが好ましい。廃ガラスは、板、容器、ビンガ
ラス等のソーダ・ライム・シリカガラスを使用する。
かつ安定した品質を得るための方法を提供する。 【解決手段】 石炭灰に、早強ポルトランドセメント1
0〜20重量%、生石灰2〜5重量%、平均粒径を5〜
40μmに粉砕した廃ガラス0.5〜5重量%を加え
て、さらに水を全固形分に対して40〜60重量%加え
てスラリーとし、該スラリーを押出し成型機または型枠
に鋳込んで硬化させ、得られるケーキを造粒し、転動機
で造粒ペレットの角を取り、表面を平滑にしてオートク
レーブで110〜200℃、養生時間6時間以上で養生
することにより、絶乾比重1.1〜1.3の高強度蒸気
養生骨材を得る。前記石炭灰の平均粒径が5〜40μm
であることが好ましい。廃ガラスは、板、容器、ビンガ
ラス等のソーダ・ライム・シリカガラスを使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度蒸気養生骨
材の製造方法に関し、特に、石炭火力発電所や石炭焚き
ボイラー等から発生する石炭灰を、土木・建築用の人工
軽量骨材として再資源化して有効利用するための高強度
蒸気養生骨材の製造方法に関する。
材の製造方法に関し、特に、石炭火力発電所や石炭焚き
ボイラー等から発生する石炭灰を、土木・建築用の人工
軽量骨材として再資源化して有効利用するための高強度
蒸気養生骨材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭は、石油に比べて資源が豊富で、単
位発熱量あたりの価格も低いことから、国内のエネルギ
ー政策により、特に発電用燃料として大幅な使用量の増
加が計画され実施されつつある。その結果、石炭火力発
電所や石炭焚きボイラー等から発生する石炭灰が、石炭
使用量にほぼ比例して増加する結果、急増する石炭灰の
有効利用法が大きな課題となっている。
位発熱量あたりの価格も低いことから、国内のエネルギ
ー政策により、特に発電用燃料として大幅な使用量の増
加が計画され実施されつつある。その結果、石炭火力発
電所や石炭焚きボイラー等から発生する石炭灰が、石炭
使用量にほぼ比例して増加する結果、急増する石炭灰の
有効利用法が大きな課題となっている。
【0003】石炭灰の有効利用技術としては、人工軽量
骨材としての再利用が、その需要量の大きさから大量処
理の面で適している。
骨材としての再利用が、その需要量の大きさから大量処
理の面で適している。
【0004】しかしながら、現在の骨材の大半に供給さ
れている砕石と比較して、人工軽量骨材はコスト面で問
題が大きい。
れている砕石と比較して、人工軽量骨材はコスト面で問
題が大きい。
【0005】本発明者らは、人工軽量骨材の製造方法と
して一般的な高温焼成による製造方法以外に、低コスト
化を追求するために、蒸気養生骨材の製造方法を提案し
てきた。従来から提案され、石炭灰や珪砂等のシリカ含
有物と、セメントや生石灰等のカルシナ含有物質を添加
する製造方法のみでは、得られる骨材物性の変動が大き
く、構造用コンクリート骨材として、高強度で安定した
品質を得るのに不十分であった。
して一般的な高温焼成による製造方法以外に、低コスト
化を追求するために、蒸気養生骨材の製造方法を提案し
てきた。従来から提案され、石炭灰や珪砂等のシリカ含
有物と、セメントや生石灰等のカルシナ含有物質を添加
する製造方法のみでは、得られる骨材物性の変動が大き
く、構造用コンクリート骨材として、高強度で安定した
品質を得るのに不十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、蒸気
養生により骨材化する場合に、高強度でかつ安定した品
質を得るための高強度蒸気養生骨材の製造方法を見出す
ことにある。
養生により骨材化する場合に、高強度でかつ安定した品
質を得るための高強度蒸気養生骨材の製造方法を見出す
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の石炭灰による高
強度蒸気養生骨材の製造方法では、石炭灰に、早強ポル
トランドセメント10〜20重量%、生石灰2〜5重量
%、平均粒径を5〜40μmに粉砕した廃ガラス0.5
〜5重量%を加えて、さらに水を全固形分に対して40
〜60重量%加えてスラリーとし、該スラリーを押出し
成型機または型枠に鋳込んで硬化させ、得られるケーキ
を造粒し、転動機で造粒ペレットの角を取り、表面を平
滑にしてオートクレーブで110〜200℃、養生時間
6時間以上で養生することにより、絶乾比重1.1〜
1.3の高強度蒸気養生骨材を得る。
強度蒸気養生骨材の製造方法では、石炭灰に、早強ポル
トランドセメント10〜20重量%、生石灰2〜5重量
%、平均粒径を5〜40μmに粉砕した廃ガラス0.5
〜5重量%を加えて、さらに水を全固形分に対して40
〜60重量%加えてスラリーとし、該スラリーを押出し
成型機または型枠に鋳込んで硬化させ、得られるケーキ
を造粒し、転動機で造粒ペレットの角を取り、表面を平
滑にしてオートクレーブで110〜200℃、養生時間
6時間以上で養生することにより、絶乾比重1.1〜
1.3の高強度蒸気養生骨材を得る。
【0008】前記石炭灰の平均粒径が5〜40μmであ
ることが好ましい。
ることが好ましい。
【0009】廃ガラスには、板、容器、ビンガラス等の
ソーダ・ライム・シリカガラスが使用される。
ソーダ・ライム・シリカガラスが使用される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の高強度蒸気養生骨
材の製造方法について、詳細およびその作用についてさ
らに具体的に説明する。
材の製造方法について、詳細およびその作用についてさ
らに具体的に説明する。
【0011】平均粒径が5〜40μmの石炭灰を用い
る。
る。
【0012】平均粒径が5μm以下では、加水した場合
にスラリーの粘性が著しく増加して、混練が不可能とな
り水固体比を下げられず、骨材強度が著しく低下する。
また、スラリーの硬化時間が遅延して、蒸気養生骨材の
生産性が悪化する。平均粒径が40μm以上では、骨材
強度は低下する。石炭灰粒子が粗大となって、比表面積
が減少して、バインダーとなる珪酸カルシウムやアルミ
ン酸カルシウム水和物が生成しにくくなるためと考えら
れる。
にスラリーの粘性が著しく増加して、混練が不可能とな
り水固体比を下げられず、骨材強度が著しく低下する。
また、スラリーの硬化時間が遅延して、蒸気養生骨材の
生産性が悪化する。平均粒径が40μm以上では、骨材
強度は低下する。石炭灰粒子が粗大となって、比表面積
が減少して、バインダーとなる珪酸カルシウムやアルミ
ン酸カルシウム水和物が生成しにくくなるためと考えら
れる。
【0013】前記石炭灰に、早強ポルトランドセメント
10〜20重量%、生石灰2〜5重量%、平均粒径を5
〜40μmに粉砕した廃ガラス0.5〜5重量%を添加
する。早強ポルトランドセメントは、主要構成鉱物がC
3Sで、短時間で珪酸カルシウム水和物を生成する性質
を有する。
10〜20重量%、生石灰2〜5重量%、平均粒径を5
〜40μmに粉砕した廃ガラス0.5〜5重量%を添加
する。早強ポルトランドセメントは、主要構成鉱物がC
3Sで、短時間で珪酸カルシウム水和物を生成する性質
を有する。
【0014】早強ポルトランドセメントを使用するの
は、スラリーの硬化時間が短縮できるのは勿論である
が、普通ポルトランドセメントに比べて高強度が得られ
るためである。
は、スラリーの硬化時間が短縮できるのは勿論である
が、普通ポルトランドセメントに比べて高強度が得られ
るためである。
【0015】原因は明らかではないが、絶乾比重1.1
〜1.3の高強度蒸気養生骨材では、強度発現の主体が
結晶度の低いCSH(I)の生成にあり、早強ポルトラ
ンドセメントの主要構成鉱物であるC3Sがこれに寄与
しているようである。
〜1.3の高強度蒸気養生骨材では、強度発現の主体が
結晶度の低いCSH(I)の生成にあり、早強ポルトラ
ンドセメントの主要構成鉱物であるC3Sがこれに寄与
しているようである。
【0016】早強ポルトランドセメントの添加量が10
重量%未満では、骨材強度が不十分であり、20重量%
より多く添加しても、骨材強度の向上効果が少なくな
り、コスト面で好ましくない。
重量%未満では、骨材強度が不十分であり、20重量%
より多く添加しても、骨材強度の向上効果が少なくな
り、コスト面で好ましくない。
【0017】生石灰の添加量が2重量%未満では、スラ
リーがブリージングを起こして、スラリーが不均一にな
り好ましくない。2〜5重量%では、骨材強度が向上す
るとともに、スラリーの硬化時間を短縮できる。5重量
%以上では骨材強度が低下する。これは、生石灰が水和
して消石灰になる時に、体積膨張を起こして骨材マトリ
ックスに微細なクラックを発生することが原因と考えら
れる。
リーがブリージングを起こして、スラリーが不均一にな
り好ましくない。2〜5重量%では、骨材強度が向上す
るとともに、スラリーの硬化時間を短縮できる。5重量
%以上では骨材強度が低下する。これは、生石灰が水和
して消石灰になる時に、体積膨張を起こして骨材マトリ
ックスに微細なクラックを発生することが原因と考えら
れる。
【0018】廃ガラスは、板、ビン、容器等のソーダ・
ライム・シリカを使用し、平均粒径を5〜40μmに粉
砕して添加量を0.5〜5重量%とする。廃ガラスは、
高温高圧水蒸気雰囲気中でCaOと反応し易く、骨材強
度発現の主体を成しているとみられるCSH(I)等の
比較的結晶度の低い水和物を生成しやすいようであり、
骨材強度を大きく増加させる。板、ビン、容器等の廃ガ
ラスは、再資源化に苦慮している廃棄物であり、資源有
効利用の点からも好ましい添加物である。
ライム・シリカを使用し、平均粒径を5〜40μmに粉
砕して添加量を0.5〜5重量%とする。廃ガラスは、
高温高圧水蒸気雰囲気中でCaOと反応し易く、骨材強
度発現の主体を成しているとみられるCSH(I)等の
比較的結晶度の低い水和物を生成しやすいようであり、
骨材強度を大きく増加させる。板、ビン、容器等の廃ガ
ラスは、再資源化に苦慮している廃棄物であり、資源有
効利用の点からも好ましい添加物である。
【0019】廃ガラスの添加量が0.5重量%以下で
は、骨材強度の改良効果が見られず、5重量%以上を添
加しても骨材強度の向上効果は増加しない。
は、骨材強度の改良効果が見られず、5重量%以上を添
加しても骨材強度の向上効果は増加しない。
【0020】廃ガラスは平均粒径を5〜40μmに粉砕
して使用するが、平均粒径が5μm未満では、骨材強度
の向上効果が少なく、粉砕コストが増加するので好まし
くない。また、平均粒径が40μmより大きくなると、
骨材強度の向上効果が低下する。
して使用するが、平均粒径が5μm未満では、骨材強度
の向上効果が少なく、粉砕コストが増加するので好まし
くない。また、平均粒径が40μmより大きくなると、
骨材強度の向上効果が低下する。
【0021】さらに水を加えてスラリーとするが、水量
は全固形分に対して40〜60重量%が、最も高強度な
蒸気養生骨材が得られる。水量が40重量%未満では、
スラリーが高粘性となり、ミキサーからの排出とモール
ドへの鋳込みが困難となる。減水剤の使用は可能である
が、コスト面で好ましくない。水量が60重量%以上で
は、水によるマトリックス中の空隙が多くなり、骨材強
度が低下する。
は全固形分に対して40〜60重量%が、最も高強度な
蒸気養生骨材が得られる。水量が40重量%未満では、
スラリーが高粘性となり、ミキサーからの排出とモール
ドへの鋳込みが困難となる。減水剤の使用は可能である
が、コスト面で好ましくない。水量が60重量%以上で
は、水によるマトリックス中の空隙が多くなり、骨材強
度が低下する。
【0022】このスラリーを、押出し成型機または型枠
に鋳込み、スラリーの硬化度がボールテスト値で20〜
30mmとなるまで硬化させる。ボールテスト値とは、
直径40mmで260gの剛球を、生ケーキ上50mm
から自由落下させて、生ケーキ上にできた剛球の痕跡の
直径を測定した値で、単位はmmの値であり、生ケーキ
の硬化度を表す。ボールテスト値が20〜30mmのケ
ーキ状になった時点で、押出しや裁断により造粒した
後、転動機で造粒ペレットの角を取り、表面を平滑にす
る。この際、造粒したペレットの表面を、同一配合の乾
燥粉によりコートしてもよい。
に鋳込み、スラリーの硬化度がボールテスト値で20〜
30mmとなるまで硬化させる。ボールテスト値とは、
直径40mmで260gの剛球を、生ケーキ上50mm
から自由落下させて、生ケーキ上にできた剛球の痕跡の
直径を測定した値で、単位はmmの値であり、生ケーキ
の硬化度を表す。ボールテスト値が20〜30mmのケ
ーキ状になった時点で、押出しや裁断により造粒した
後、転動機で造粒ペレットの角を取り、表面を平滑にす
る。この際、造粒したペレットの表面を、同一配合の乾
燥粉によりコートしてもよい。
【0023】型枠に鋳込んだスラリーの硬化後に、型枠
から取り出して、切断、裁断して造粒することは可能で
あるが、多くのモールドや、ケーキの型枠からの取出し
作業と、ケーキの切断設備を必要とするため、押出し成
型機に連続で鋳込み、硬化させながら押し出して造粒す
ることが好ましい。この場合、造粒しやすいケーキの硬
化度は、ボールテスト値で20〜30mmである。
から取り出して、切断、裁断して造粒することは可能で
あるが、多くのモールドや、ケーキの型枠からの取出し
作業と、ケーキの切断設備を必要とするため、押出し成
型機に連続で鋳込み、硬化させながら押し出して造粒す
ることが好ましい。この場合、造粒しやすいケーキの硬
化度は、ボールテスト値で20〜30mmである。
【0024】造粒、表面処理したペレットを、オートク
レーブにより温度110〜200℃、養生時間6時間以
上で養生する。オートクレーブ温度が110℃未満で
は、骨材強度の発現が不十分であり、200℃以上でも
骨材強度は低下する。養生温度が110℃未満では、骨
材強度発現の主体となる珪酸カルシウム水和物の生成が
不十分であり、200℃以上ではトバモライトの生成が
顕著となり、骨材強度は低下する。また、養生時間が6
時間未満では、骨材強度発現が不十分である。
レーブにより温度110〜200℃、養生時間6時間以
上で養生する。オートクレーブ温度が110℃未満で
は、骨材強度の発現が不十分であり、200℃以上でも
骨材強度は低下する。養生温度が110℃未満では、骨
材強度発現の主体となる珪酸カルシウム水和物の生成が
不十分であり、200℃以上ではトバモライトの生成が
顕著となり、骨材強度は低下する。また、養生時間が6
時間未満では、骨材強度発現が不十分である。
【0025】(実施例)以下、実施例および比較例によ
り、本発明をさらに説明する。
り、本発明をさらに説明する。
【0026】ただし、本発明は下記実施例に限定されな
い。
い。
【0027】用いた石炭灰の成分を表1に、廃ガラス
(ビン)の主成分を表2に示した。
(ビン)の主成分を表2に示した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】(実施例1)石炭灰Aを84重量%、早強
ポルトランドセメント(住友大阪セメント社製)10重
量%、酸化カルシウム3重量%、平均粒径18μmの廃
ガラス3重量%を秤量した。骨材配合原料の総量に対し
て、20℃、45重量%の水を加えて、ミキサーで混合
してスラリーを作り、これを内容積10Lの小型モール
ドに鋳込み、温度60℃、相対湿度95%の雰囲気中で
ボールテスト値22mmまで硬化させた。硬化したケー
キをモールドから脱型した後、切断して5〜15mm程
度に造粒して、比重測定試料とした。これらの内から、
直径10mm程度の球状試料の15個を取り出して、強
度測定試料とした。比重測定試料と強度測定試料は、パ
ンペレタイザーに入れて、約5分間転動させることによ
り、原料と同一配合の乾燥粉を試料乾燥重量の10重量
%をコートしながら、表面を平滑にした後、オートクレ
ーブに入れ、180℃、8時間の高圧蒸気養生を行っ
た。
ポルトランドセメント(住友大阪セメント社製)10重
量%、酸化カルシウム3重量%、平均粒径18μmの廃
ガラス3重量%を秤量した。骨材配合原料の総量に対し
て、20℃、45重量%の水を加えて、ミキサーで混合
してスラリーを作り、これを内容積10Lの小型モール
ドに鋳込み、温度60℃、相対湿度95%の雰囲気中で
ボールテスト値22mmまで硬化させた。硬化したケー
キをモールドから脱型した後、切断して5〜15mm程
度に造粒して、比重測定試料とした。これらの内から、
直径10mm程度の球状試料の15個を取り出して、強
度測定試料とした。比重測定試料と強度測定試料は、パ
ンペレタイザーに入れて、約5分間転動させることによ
り、原料と同一配合の乾燥粉を試料乾燥重量の10重量
%をコートしながら、表面を平滑にした後、オートクレ
ーブに入れ、180℃、8時間の高圧蒸気養生を行っ
た。
【0031】得られた蒸気養生骨材の絶乾比重と圧潰強
度を評価した。
度を評価した。
【0032】絶乾比重については、JISA1135に
準じて測定した。また、圧潰強度は一軸圧縮破壊強度を
圧潰試験機によって、直径10mmの蒸気養生骨材15
点について測定して、強度の骨材径への回帰式から、直
径10mmでの強度を求めた(以後、圧潰強度と呼
ぶ)。試料作成条件を表3に、測定結果を表4に示し
た。
準じて測定した。また、圧潰強度は一軸圧縮破壊強度を
圧潰試験機によって、直径10mmの蒸気養生骨材15
点について測定して、強度の骨材径への回帰式から、直
径10mmでの強度を求めた(以後、圧潰強度と呼
ぶ)。試料作成条件を表3に、測定結果を表4に示し
た。
【0033】(実施例2)実施例1の早強ポルトランド
セメントの添加量を15重量%とし、生石灰添加量を3
重量%、廃ガラス添加量を1.0重量%とした以外は、
実施例1と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を
表4に示した。
セメントの添加量を15重量%とし、生石灰添加量を3
重量%、廃ガラス添加量を1.0重量%とした以外は、
実施例1と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を
表4に示した。
【0034】(実施例3)実施例1の廃ガラスの添加量
を3.0重量%とした以外は、実施例2と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。
を3.0重量%とした以外は、実施例2と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。
【0035】(実施例4)実施例2の廃ガラスの添加量
を5.0重量%とした以外は、実施例2と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。
を5.0重量%とした以外は、実施例2と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。
【0036】(実施例5)実施例3の早強ポルトランド
セメントの添加量を20重量%とした以外は、実施例3
と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示
した。
セメントの添加量を20重量%とした以外は、実施例3
と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示
した。
【0037】表4に示すように、絶乾比重1.11〜
1.15で圧潰強度58.1〜68.7kgfの高強度
な蒸気養生骨材が得られた。
1.15で圧潰強度58.1〜68.7kgfの高強度
な蒸気養生骨材が得られた。
【0038】(比較例1)実施例1の石炭灰Aを石炭灰
Cとした以外は、実施例1と同様な方法で作成した蒸気
養生骨材の評価を表4に示した。実施例3と比較して、
比較例1では骨材強度が大きく低下した。
Cとした以外は、実施例1と同様な方法で作成した蒸気
養生骨材の評価を表4に示した。実施例3と比較して、
比較例1では骨材強度が大きく低下した。
【0039】なお、実施例1の石炭灰Aを石炭灰Bとし
た以外は、実施例1と同様な方法で作成したが、スラリ
ーの粘性が高く、スラリーの作成が不可能であった。た
だし、石炭灰Bは、石炭灰Aを乾式粉砕した石炭灰であ
る。
た以外は、実施例1と同様な方法で作成したが、スラリ
ーの粘性が高く、スラリーの作成が不可能であった。た
だし、石炭灰Bは、石炭灰Aを乾式粉砕した石炭灰であ
る。
【0040】(比較例2)実施例3の早強ポルトランド
セメントを普通ポルトランドセメントとした以外は、実
施例3と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表
4に示した。実施例3と比較して、比較例2では早強ポ
ルトランドセメントを普通ポルトランドセメントにする
と、骨材強度が大きく低下した。
セメントを普通ポルトランドセメントとした以外は、実
施例3と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表
4に示した。実施例3と比較して、比較例2では早強ポ
ルトランドセメントを普通ポルトランドセメントにする
と、骨材強度が大きく低下した。
【0041】(比較例3)実施例3の早強ポルトランド
セメントの添加量を5重量%とした以外は、実施例3と
同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示し
た。比較例3では、骨材強度が低下した。
セメントの添加量を5重量%とした以外は、実施例3と
同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示し
た。比較例3では、骨材強度が低下した。
【0042】(比較例4)実施例3の早強ポルトランド
セメントの添加量を25重量%とした以外は、実施例3
と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示
した。比較例4では、強度差は少ないが、絶乾比重が大
きかった。
セメントの添加量を25重量%とした以外は、実施例3
と同様な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示
した。比較例4では、強度差は少ないが、絶乾比重が大
きかった。
【0043】(比較例5)実施例3の生石灰の添加量を
1重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で作成し
た蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施例3と比較
して、比較例5では骨材強度が低下した。
1重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で作成し
た蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施例3と比較
して、比較例5では骨材強度が低下した。
【0044】(比較例6)実施例3の生石灰の添加量を
6重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で作成し
た蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較例6では、
骨材強度が若干低下した。
6重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で作成し
た蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較例6では、
骨材強度が若干低下した。
【0045】(比較例7)実施例3の廃ガラスの添加量
を0.3重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施例3
と比較して、比較例7では、骨材強度の向上効果が見ら
れなかった。
を0.3重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施例3
と比較して、比較例7では、骨材強度の向上効果が見ら
れなかった。
【0046】(比較例8)実施例3の廃ガラスの添加量
を6.0重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較例8
では、絶乾比重が増大した。
を6.0重量%とした以外は、実施例3と同様な方法で
作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較例8
では、絶乾比重が増大した。
【0047】(比較例9)実施例3の廃ガラスの平均粒
径を4μmとした以外は実施例3と同様な方法で作成し
た蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施例3と比較
して、比較例9では、絶乾比重が増大した。
径を4μmとした以外は実施例3と同様な方法で作成し
た蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施例3と比較
して、比較例9では、絶乾比重が増大した。
【0048】(比較例10)実施例3の廃ガラス平均粒
径を46μmとした以外は実施例3と同様な方法で作成
した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較例10で
は、廃ガラスの骨材強度の向上効果が少なかった。
径を46μmとした以外は実施例3と同様な方法で作成
した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較例10で
は、廃ガラスの骨材強度の向上効果が少なかった。
【0049】(比較例11)水固体比を0.70とした
以外は、実施例3と同様な方法で作成した蒸気養生骨材
の評価を表4に示した。実施例3と比較して、比較例1
1では水固体比の増加により、骨材比重が低下し、骨材
強度も低下した。
以外は、実施例3と同様な方法で作成した蒸気養生骨材
の評価を表4に示した。実施例3と比較して、比較例1
1では水固体比の増加により、骨材比重が低下し、骨材
強度も低下した。
【0050】なお、実施例3の水固体比を0.35とし
た以外は、実施例3と同様な方法でスラリーを作成しよ
うとしたが、スラリーができなかった。
た以外は、実施例3と同様な方法でスラリーを作成しよ
うとしたが、スラリーができなかった。
【0051】(比較例12)実施例3のオートクレーブ
養生温度を100℃とした以外は、実施例3と同様な方
法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施
例3と比較して、比較例12では、水和反応が不十分
で、骨材強度が大きく低下した。
養生温度を100℃とした以外は、実施例3と同様な方
法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。実施
例3と比較して、比較例12では、水和反応が不十分
で、骨材強度が大きく低下した。
【0052】(比較例13)実施例3のオートクレーブ
養生温度を220℃とした以外は、実施例3と同様な方
法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較
例13では、骨材強度が若干低下した。
養生温度を220℃とした以外は、実施例3と同様な方
法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。比較
例13では、骨材強度が若干低下した。
【0053】(比較例14)また、実施例3のオートク
レーブ養生時間を5時間とした以外は、実施例3と同様
な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。
実施例3と比較して、比較例14では、水和反応が不十
分で、骨材強度が大きく低下した。
レーブ養生時間を5時間とした以外は、実施例3と同様
な方法で作成した蒸気養生骨材の評価を表4に示した。
実施例3と比較して、比較例14では、水和反応が不十
分で、骨材強度が大きく低下した。
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【発明の効果】本発明の方法により、構造用コンクリー
ト骨材として、石炭火力発電所や石炭焚きボイラー等か
ら発生する石炭灰を原料に、十分使用に耐える蒸気養生
骨材を、少ない添加剤で安定して生産することができ
る。このような非焼成型の人工軽量骨材の生産は、低コ
ストで効率的である。従って、安価で高品質な人工軽量
骨材を市場に供給できることにより、土木・建築業界に
資するところ大である。
ト骨材として、石炭火力発電所や石炭焚きボイラー等か
ら発生する石炭灰を原料に、十分使用に耐える蒸気養生
骨材を、少ない添加剤で安定して生産することができ
る。このような非焼成型の人工軽量骨材の生産は、低コ
ストで効率的である。従って、安価で高品質な人工軽量
骨材を市場に供給できることにより、土木・建築業界に
資するところ大である。
【0057】また、産業廃棄物を埋め立てて処理するこ
となく、特に、土木・建築材料等に再資源化できること
から、環境の保全とエネルギーの安定供給に寄与すると
ころ大である。
となく、特に、土木・建築材料等に再資源化できること
から、環境の保全とエネルギーの安定供給に寄与すると
ころ大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 18/16 ZAB B09B 3/00 ZAB
Claims (3)
- 【請求項1】 次の各工程からなる高強度蒸気養生骨材
の製造方法: a)石炭灰に、早強ポルトランドセメント10〜20重
量%、生石灰2〜5重量%、平均粒径を5〜40μmに
粉砕した廃ガラス0.5〜5重量%を加え混合物を作製
する工程 b)前記混合物に、水を該混合物に対して40〜60重
量%加えてスラリーを形成する工程 c)該スラリーを押出し成型機または型枠に鋳込んで硬
化させてケーキを形成する工程 d)該ケーキから造粒物を形成する工程 e)オートクレーブで110〜200℃、養生時間6時
間以上で前記造粒物を養生する工程。 - 【請求項2】 石炭灰の平均粒径が5〜40μmである
ことを特徴とする請求項1に記載の高強度蒸気養生骨材
の製造方法。 - 【請求項3】 廃ガラスが、ソーダ・ライム・シリカガ
ラスであることを特徴とする高強度蒸気養生骨材の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139918A JP2001322846A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 石炭灰による高強度蒸気養生骨材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139918A JP2001322846A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 石炭灰による高強度蒸気養生骨材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001322846A true JP2001322846A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=18647286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000139918A Pending JP2001322846A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 石炭灰による高強度蒸気養生骨材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001322846A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007015893A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | ペーパースラッジ焼却灰造粒水熱固化体を用いた軽量モルタル又はコンクリート |
JP2007119341A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Ube Ind Ltd | 石炭灰造粒砂および石炭灰造粒砂の製造方法 |
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000139918A patent/JP2001322846A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007015893A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | ペーパースラッジ焼却灰造粒水熱固化体を用いた軽量モルタル又はコンクリート |
JP2007119341A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Ube Ind Ltd | 石炭灰造粒砂および石炭灰造粒砂の製造方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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