JP2001318715A - 溶接用ロボットの教示方法及び装置 - Google Patents

溶接用ロボットの教示方法及び装置

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JP2001318715A
JP2001318715A JP2000140123A JP2000140123A JP2001318715A JP 2001318715 A JP2001318715 A JP 2001318715A JP 2000140123 A JP2000140123 A JP 2000140123A JP 2000140123 A JP2000140123 A JP 2000140123A JP 2001318715 A JP2001318715 A JP 2001318715A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ティーチング作業における負担を軽減する。 【解決手段】 マニピュレータMPと、マニピュレータ
MPの動作を制御するロボット制御装置RCと、マニピ
ュレータの先端に取付けられた溶接トーチWTと、ロボ
ット制御装置RCに接続しマニピュレータMPの動作を
教示するティーチペンダントTPとを使用する溶接用ロ
ボットの教示方法において、教示済最終点への移動方法
を判別するステップと、この教示済最終点を含む複数の
教示点と、この教示済最終点を補間した方法と同一の補
間方法に応じて次に教示すべき教示候補点の位置とこの
教示候補点における溶接トーチWTの姿勢とを自動的に
算出する教示点利用次教示点作成ステップとを有する次
教示点作成ステップと、上記教示済最終点から上記次教
示点作成ステップで算出された教示候補点にマニピュレ
ータMPを移動させる次教示点直接移動ステップを有す
る次教示点移動ステップとから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボット、
特に溶接ロボットシステムの教示方法及び教示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ティーチングプレイバック方式のロボッ
トシステムでは、ロボットに作業するための動作軌跡、
手順等を予めロボットシステムに記憶させ、自動運転に
おいてロボットシステムに記憶させた通りの動作、作業
等を繰り返させるのが一般的な使用方法である。この作
業をティーチング作業又はロボットプログラミング作業
と称し、ロボットシステムを使用する側にとって、大き
な負担となっている。
【0003】前述したティーチング作業の負担を減らす
ためにオフラインプログラミング、センサシステム等が
数多く提案され、一部開発され製品化されている。しか
し、オフラインプログラミングを行なうための装置、ソ
フトウェア等が別途必要であり、これらはまだ期待する
効果が得られない割に高価である。センサシステムにつ
いても同様で、高価であり調整、保守等もコストがかか
る上に、ティーチング作業又はオフラインプログラミン
グで作成された作業プログラムのプレイバックの上に成
り立っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、ティーチング作業は依然手放せないものであり、そ
のための支援機能は重要である。溶接用ロボットの場
合、ティーチング作業で最も煩雑な作業は、ティーチペ
ンダントに装備されたキー、ジョイスティック等を操作
して、マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチ
先端の位置及び溶接トーチのワークに対する角度(以
下、姿勢という)を望ましい状態に移動し、ウィービン
グ、溶接条件等のデータとともにロボット制御装置内の
記憶装置に記憶する方法を順次繰り返していく。これ
は、溶接トーチとティーチペンダントとの間の視線の移
し替え、ティーチペンダント上のキー操作等が頻繁に行
なわれ、オペレータに多大な疲労感を与えている。
【0005】溶接用ロボットの動作を大きく分けると、
2つの動作に大別できる。一つは、ある溶接箇所から別
の溶接箇所に移動するエアーカットと呼ばれる位置決め
(PTP)動作である。もう一つは、溶接箇所における
溶接トーチの移動軌跡を重視した補間(CP)動作であ
る。前者は、比較的広い空間における動作で、ある程度
のラフな移動軌跡が許容できるので、教示作業に精神的
な負担がかかる度合いが小さい。一方、後者はワークの
形状に沿って細かな移動軌跡のティーチング作業が必要
である。
【0006】さらに、ある程度の溶接線長を持ったワー
クでは、直線軌跡と円弧軌跡とを繋ぎあわせた滑らかな
連続線となる部分が多く、円周部のみならず直線部であ
っても一般的に複数点に分割して教示を行なう場合が多
い。この理由は、多関節型マニピュレータに特有のアー
ムリンク組み付け誤差から生じる直線補間精度の保証限
界を超えないようにするためであったり、溶接線のギャ
ップ変化、開先形状の変化等に応じて溶接条件を細かく
変化させるためである。そのために、補間動作の教示作
業における精神的な負担が多い。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
の教示支援機能を提供し、オペレータの負担を軽減しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】出願時の請求項1記載の
産業用ロボットの教示方法は、マニピュレータMPと、
マニピュレータMPの動作を制御するロボット制御装置
RCと、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータ
MPの動作を教示するティーチペンダントTPとを使用
する産業用ロボットの教示方法において、図3に示すよ
うに、教示済最終点が直線補間、円弧補間、その他のい
ずれの方法で教示されたかを判別する教示済最終点教示
方法判別ステップ(S101)及びこの教示済最終点を
含む複数の教示点とこの教示済最終点を補間した方法と
同一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点
の位置とこの教示候補点におけるマニピュレータの先端
に取り付けられたツールの姿勢とを自動的に算出する教
示点利用次教示点作成ステップ(S106、S107、
S110)を有する次教示点作成ステップと、上記教示
済最終点から図6に示す上記次教示点作成ステップで算
出された教示候補点にマニピュレータMPを移動させる
次教示点直接移動ステップ(S204、S205、S2
06)を有する次教示点移動ステップとから成る方法で
ある。なお、上記の複数の教示点とは図4に示す直線補
間のPn、Pn-1、図8に示す円弧補間のPn、Pn-1、P
n-2である。
【0009】また、出願時の請求項2記載の溶接用ロボ
ットの教示方法は、マニピュレータMPと、マニピュレ
ータMPの動作を制御するロボット制御装置RCと、マ
ニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチWTと、
ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータMPの動
作を教示するティーチペンダントTPとを使用する溶接
用ロボットの教示方法において、図3に示すように、教
示済最終点が直線補間、円弧補間、その他のいずれの方
法で教示されたかを判別する教示済最終点教示方法判別
ステップ(S101)及びこの教示済最終点を含む複数
の教示点とこの教示済最終点を補間した方法と同一の補
間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点の位置と
この教示候補点における溶接トーチWTの姿勢とを自動
的に算出する教示点利用次教示点作成ステップ(S10
6、S107、S110)を有する次教示点作成ステッ
プと、上記教示済最終点から図6に示す上記次教示点作
成ステップで算出された教示候補点にマニピュレータM
Pを移動させる次教示点直接移動ステップ(S204、
S205、S206)を有する次教示点移動ステップと
から成る方法である。
【0010】さらに、出願時の請求項3記載の溶接用ロ
ボットの教示方法は、マニピュレータMPと、マニピュ
レータMPの動作を制御するロボット制御装置RCと、
マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチWT
と、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータMP
の動作を教示するティーチペンダントTPとを使用する
溶接用ロボットの教示方法において、図7に示すよう
に、マニピュレータMPの先端に取付けられた溶接トー
チWTを引き上げる方向に退避させる次教示点移動時の
溶接トーチ退避距離を設定する次教示点移動パラメータ
設定ステップと、図3に示すように、教示済最終点が直
線補間、円弧補間、その他のいずれの方法で教示された
かを判別する教示済最終点教示方法判別ステップ(S1
01)及びこの教示済最終点を含む複数の教示点とこの
教示済最終点を補間した方法と同一の補間方法とを使用
して次に教示すべき教示候補点の位置とこの教示候補点
における溶接トーチWTの姿勢とを自動的に算出する教
示点利用次教示点作成ステップ(S106、S107、
S110)を有する次教示点作成ステップと、上記教示
済最終点において上記次教示点移動パラメータ設定ステ
ップで設定された次教示点移動時の溶接トーチ退避距離
だけ溶接トーチWTを引き上げ、さらに上記次教示点作
成ステップで算出された次教示候補点において溶接トー
チ退避距離だけ溶接トーチWTを引き下す次教示点退避
移動ステップ(S202、S203、S208、S20
9)と、この教示候補点にマニピュレータMPを移動さ
せる次教示点直接移動ステップ(S204、S205、
S206)とを有する次教示点移動ステップとから成る
方法である。
【0011】さらに、出願時の請求項4記載の溶接用ロ
ボットの教示方法は、マニピュレータMPと、マニピュ
レータMPの動作を制御するロボット制御装置RCと、
マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチWT
と、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータMP
の動作を教示するティーチペンダントTPとを使用する
溶接用ロボットの教示方法において、図5に示すように
教示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距離
を設定する次教示点移動パラメータ設定ステップと、図
3に示すように、教示済最終点が直線補間、円弧補間、
その他のいずれの方法で教示されたかを判別する教示済
最終点教示方法判別ステップ(S101)並びに、上記
次教示点移動パラメータ設定ステップで設定された次教
示点移動距離及びこの教示済最終点を含む複数の教示点
とこの教示済最終点を補間した方法と同一の補間方法と
を使用して次に教示すべき教示候補点の位置とこの教示
候補点における溶接トーチWTの姿勢とを自動的に算出
する設定値利用次教示点作成ステップ(S106、S1
08、S110)を有する次教示点作成ステップと、上
記教示済最終点から図6に示す上記次教示点作成ステッ
プで算出された教示候補点にマニピュレータMPを移動
させる次教示点直接移動ステップ(S204、S20
5、S206)を有する次教示点移動ステップとから成
る方法である。
【0012】さらに、出願時の請求項5記載の溶接用ロ
ボットの教示方法は、マニピュレータMPと、マニピュ
レータMPの動作を制御するロボット制御装置RCと、
マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチWT
と、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータMP
の動作を教示するティーチペンダントTPとを使用する
溶接用ロボットの教示方法において、図5に示すように
教示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距離
と、図7に示すようにマニピュレータMPの先端に取付
けられた溶接トーチWTを引き上げる方向に退避させる
次教示点移動時の溶接トーチ退避距離とを設定する次教
示点移動パラメータ設定ステップと、図3に示すよう
に、教示済最終点が直線補間、円弧補間、その他のいず
れの方法で教示されたかを判別する教示済最終点教示方
法判別ステップ(S101)並びに、上記次教示点移動
パラメータ設定ステップで設定された次教示点移動距離
及びこの教示済最終点を含む複数の教示点とこの教示済
最終点を補間した方法と同一の補間方法とを使用して次
に教示すべき教示候補点の位置とこの教示候補点におけ
る溶接トーチWTの姿勢とを自動的に算出する設定値利
用次教示点作成ステップ(S106、S108、S11
0)を有する次教示点作成ステップと、上記教示済最終
点において上記次教示点移動パラメータ設定ステップで
設定された次教示点移動時の溶接トーチ退避距離だけ溶
接トーチWTを引き上げ、さらに上記次教示点作成ステ
ップで算出された次教示候補点において溶接トーチ退避
距離だけ溶接トーチWTを引き下す次教示点退避移動ス
テップ(S202、S203、S208、S209)
と、この教示候補点にマニピュレータMPを移動させる
次教示点直接移動ステップ(S204、S205、S2
06)とを有する次教示点移動ステップとから成る方法
である。
【0013】さらに、出願時の請求項6記載の教示方法
は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又
は請求項5記載の次教示点作成ステップが、教示済最終
点を含む複数の教示点及びこの教示済最終点を補間した
方法と同一の補間方法に応じて次に教示すべき教示候補
点を自動的に算出し、この教示候補点へ移動する補間方
法及び補間速度を教示済最終点へ移動した補間方法及び
補間速度と異なる補間方法及び補間速度を設定する補間
方法変更ステップを含む方法である。
【0014】出願時の請求項7記載の産業用ロボットの
教示装置は、マニピュレータMPと、マニピュレータM
Pの動作を制御するロボット制御装置RCと、ロボット
制御装置RCに接続しマニピュレータMPの動作を教示
するティーチペンダントTPとを使用する産業用ロボッ
トの教示装置において、図3に示すように、教示済最終
点が直線補間、円弧補間、その他のいずれの方法で教示
されたかを判別する教示済最終点教示方法判別回路及び
この教示済最終点を含む複数の教示点とこの教示済最終
点を補間した方法と同一の補間方法とを使用して次に教
示すべき教示候補点の位置とこの教示候補点におけるマ
ニピュレータの先端に取り付けられたツールの姿勢とを
自動的に算出する教示点利用次教示点作成回路を有する
次教示点作成回路と、上記教示済最終点から図6に示す
上記次教示点作成回路で算出された教示候補点にマニピ
ュレータMPを移動させる次教示点直接移動回路を有す
る次教示点移動回路とから成る装置である。
【0015】また、出願時の請求項8記載の溶接用ロボ
ットの教示装置は、マニピュレータMPと、マニピュレ
ータMPの動作を制御するロボット制御装置RCと、マ
ニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチWTと、
ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータMPの動
作を教示するティーチペンダントTPとを使用する溶接
用ロボットの教示装置において、図3に示すように、教
示済最終点が直線補間、円弧補間、その他のいずれの方
法で教示されたかを判別する教示済最終点教示方法判別
回路及びこの教示済最終点を含む複数の教示点とこの教
示済最終点を補間した方法と同一の補間方法とを使用し
て次に教示すべき教示候補点の位置とこの教示候補点に
おける溶接トーチWTの姿勢とを自動的に算出する教示
点利用次教示点作成回路を有する次教示点作成回路と、
上記教示済最終点から図6に示す上記次教示点作成回路
で算出された教示候補点にマニピュレータMPを移動さ
せる次教示点直接移動回路を有する次教示点移動回路と
から成る装置である。
【0016】さらに、出願時の請求項9記載の溶接用ロ
ボットの教示装置は、マニピュレータMPと、マニピュ
レータMPの動作を制御するロボット制御装置RCと、
マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチWT
と、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータMP
の動作を教示するティーチペンダントTPとを使用する
溶接用ロボットの教示装置において、図7に示すよう
に、マニピュレータMPの先端に取付けられた溶接トー
チWTを引き上げる方向に退避させる次教示点移動時の
溶接トーチ退避距離を設定する次教示点移動パラメータ
設定回路と、図3に示すように、教示済最終点が直線補
間、円弧補間、その他のいずれの方法で教示されたかを
判別する教示済最終点教示方法判別回路及びこの教示済
最終点を含む複数の教示点とこの教示済最終点を補間し
た方法と同一の補間方法とを使用して次に教示すべき教
示候補点の位置とこの教示候補点における溶接トーチW
Tの姿勢とを自動的に算出する教示点利用次教示点作成
回路を有する次教示点作成回路と、上記教示済最終点に
おいて上記次教示点移動パラメータ設定回路で設定され
た次教示点移動時の溶接トーチ退避距離だけ溶接トーチ
WTを引き上げ、さらに上記次教示点作成回路で算出さ
れた次教示候補点において溶接トーチ退避距離だけ溶接
トーチWTを引き下す次教示点退避移動回路と、この教
示候補点にマニピュレータMPを移動させる次教示点直
接移動回路とを有する次教示点移動回路とから成る装置
である。
【0017】さらに、出願時の請求項10記載の溶接用
ロボットの教示装置は、マニピュレータMPと、マニピ
ュレータMPの動作を制御するロボット制御装置RC
と、マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチW
Tと、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータM
Pの動作を教示するティーチペンダントTPとを使用す
る溶接用ロボットの教示装置において、図5に示すよう
に教示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距
離を設定する次教示点移動パラメータ設定回路と、図3
に示すように、教示済最終点が直線補間、円弧補間、そ
の他のいずれの方法で教示されたかを判別する教示済最
終点教示方法判別回路並びに、上記次教示点移動パラメ
ータ設定回路で設定された次教示点移動距離及びこの教
示済最終点を含む複数の教示点とこの教示済最終点を補
間した方法と同一の補間方法とを使用して次に教示すべ
き教示候補点の位置とこの教示候補点における溶接トー
チWTの姿勢とを自動的に算出する設定値利用次教示点
作成回路を有する次教示点作成回路と、上記教示済最終
点から図6に示す上記次教示点作成回路で算出された教
示候補点にマニピュレータMPを移動させる次教示点直
接移動回路を有する次教示点移動回路とから成る装置で
ある。
【0018】さらに、出願時の請求項11記載の溶接用
ロボットの教示装置は、マニピュレータMPと、マニピ
ュレータMPの動作を制御するロボット制御装置RC
と、マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチW
Tと、ロボット制御装置RCに接続しマニピュレータM
Pの動作を教示するティーチペンダントTPとを使用す
る溶接用ロボットの教示装置において、図5に示すよう
に教示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距
離と、図7に示すようにマニピュレータMPの先端に取
付けられた溶接トーチWTを引き上げる方向に退避させ
る次教示点移動時の溶接トーチ退避距離とを設定する次
教示点移動パラメータ設定回路と、図3に示すように、
教示済最終点が直線補間、円弧補間、その他のいずれの
方法で教示されたかを判別する教示済最終点教示方法判
別回路並びに、上記次教示点移動パラメータ設定回路で
設定された次教示点移動距離及びこの教示済最終点を含
む複数の教示点とこの教示済最終点を補間した方法と同
一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点の
位置とこの教示候補点における溶接トーチWTの姿勢と
を自動的に算出する設定値利用次教示点作成回路を有す
る次教示点作成回路と、上記教示済最終点において上記
次教示点移動パラメータ設定回路で設定された次教示点
移動時の溶接トーチ退避距離だけ溶接トーチWTを引き
上げ、さらに上記次教示点作成回路で算出された次教示
候補点において溶接トーチ退避距離だけ溶接トーチWT
を引き下す次教示点退避移動回路と、この教示候補点に
マニピュレータMPを移動させる次教示点直接移動回路
とを有する次教示点移動回路とから成る装置である。
【0019】さらに、出願時の請求項12記載の教示装
置は、請求項7又は請求項8又は請求項9又は請求項1
0又は請求項11記載の次教示点作成回路が、教示済最
終点を含む複数の教示点及びこの教示済最終点を補間し
た方法と同一の補間方法に応じて次に教示すべき教示候
補点を自動的に算出し、この教示候補点へ移動する補間
方法及び補間速度を教示済最終点へ移動した補間方法及
び補間速度と異なる補間方法及び補間速度を設定する補
間方法変更回路を含む装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る一実施例である溶接用ロボットの教示方法について
説明する。図1は、本実施例の溶接ロボットシステム全
体図である。RCはロボット制御装置、MPはロボット
制御装置RCによって動作制御されるマニピュレータ、
TPはティーチペンダントである。Mはロボット制御装
置RCに内蔵されるメモリで、ロボット作業プログラ
ム、各種パラメータ等が記憶される。WTはマニピュレ
ータMPの先端に取付けられた溶接トーチである。この
他、マニピュレータ以外の図示していないポジショナ、
スライダ等の外部軸が存在しても、マニピュレータ単独
でワーク上にプレイバック軌跡を教示する場合も含んで
いる。
【0021】図2は、図1に示す溶接ロボットシステム
を使用し、オペレータが2つのワークの重ね合わせ部を
溶接するためにティーチングする教示点を示す図であ
る。P1乃至P6は同一直線上に位置する教示候補点を
示し、P6乃至P10は同一円弧上に位置する教示候補
点を示している。オペレータは次の順でティーチング作
業を行う。
【0022】教示候補点P1及びP2のティーチング作
業は、従来どおり、オペレータがティーチペンダントT
Pを操作し、マニピュレータMPを各教示候補点の位置
に移動させ、溶接トーチWTの姿勢、位置決め、補間動
作等の動作方法、溶接電流値、溶接速度等の溶接条件等
をロボット制御装置RC内のメモリMに記憶する。ちな
みに、図2に示すワークでは、教示候補点P1までの動
作方法は位置決めで、教示候補点P2までの動作方法は
直線補間となる。
【0023】次教示候補点P3のティーチング作業は、
後述する図3及び図6に示すように、本発明を実施する
ための教示機能を使って次の順序で行う。なお、下記ス
テップの( )内に、そのステップの特徴あるステップ
番号を表示する。 (1)次教示点移動パラメータ設定ステップ(図5及び
図7) (2)次教示点作成ステップ(図3) (a)教示済最終点教示方法判別ステップ(S101) (b1)教示点利用次教示点作成ステップ(S106、
S107、S110) (b2)設定値利用次教示点作成ステップ(S106、
S108、S110) (c)補間パラメータ変更ステップ(S113) (3)次教示点移動ステップ(図6) (a)次教示点直接移動ステップ(S204、S20
5、S206) (b)次教示点退避移動ステップ(S202、S20
3、S208、S209)
【0024】(1)次教示点移動パラメータ設定ステッ
プ 後述する次教示点移動距離及び次教示点移動時の溶接ト
ーチ退避距離を、教示点を記憶する前に、オペレータが
ティーチペンダントTPを使ってロボット制御装置RC
に内蔵されているメモリMに記憶する。
【0025】(2)次教示点作成ステップ (a)教示済最終点教示方法判別ステップ 次教示候補点P3の位置は、図3に示す次教示候補点の
作成処理フロー図に従って算出される。図3のステップ
S101は、教示済最終点が直線補間、円弧補間、その
他のいずれかの方法で教示されたかを判別する教示済最
終点教示方法判別ステップである。このステップにおい
て、教示済最終点P2の種類が直線補間なのでステップ
S103の直線軌跡を延長する処理を行う。
【0026】ステップS106において、次教示候補点
の位置を予め設定された次教示点移動距離から算出する
設定値利用次教示点作成ステップか、教示済最終点とそ
の1つ前の教示点との2点間の距離と同じ距離の位置に
次教示候補点を設定する教示点利用次教示点作成ステッ
プかを判別する。
【0027】(b1)教示点利用次教示点作成ステップ 教示済最終点とその1つ前の教示点との2点間の距離と
同じ距離の位置に次教示候補点を設定する場合、すなわ
ち、設定値から算出しない場合はステップS107に進
む。
【0028】図4は、ステップS107において次教示
候補点の算出方法を示している。図4において、Pn-1
は教示済最終点Pnよりもひとつ前の教示点を示し、そ
れぞれの位置をPn-1(Xn-1,Yn-1,Zn-1)、Pn
(Xn,Yn,Zn)とし、教示済最終点への移動が直線
補間であること示している。Pn+1は次の教示候補点を
示し、その位置をPn+1(Xn+1,Yn+1,Zn+1)とし、
この教示候補点Pn+1は教示済最終点Pnとその1つ前の
教示点Pn-1の2点を通る直線の延長上に存在する。
【0029】すなわち、次の教示候補点Pn+1(Xn+1,
Yn+1,Zn+1)は、教示済最終点よりもひとつ前の教示
点Pn-1(Xn-1,Yn-1,Zn-1)から教示済最終点Pn
への移動ベクトルA=(Xn−Xn-1,Yn−Yn-1,Zn
−Zn-1)を、教示済最終点を基点した次の移動目標点
の算出に適用し、これを次教示候補点とする。算出式は Pn+1 =(Xn+1,Yn+1,Zn+1) =Pn+A =Pn+Pn−Pn-1 =(2Xn−Xn-1,2Yn−Yn-1,2Zn−Zn-1) で与えられる。
【0030】(b2)設定値利用次教示点作成ステップ 予め設定された次教示点移動距離から次教示候補点を算
出する場合はステップS108に進む。
【0031】図5は、ステップS108において次教示
候補点の算出方法を示している。図5において、Pn-1
は教示済最終点Pnよりもひとつ前の教示点であり、ま
たPn+1は次教示候補点を示している。教示済最終点Pn
と次教示候補点Pn+1との距離が次教示点移動距離を示
している。次教示候補点Pn+1の位置は、教示済最終点
よりもひとつ前の教示点Pn-1と教示済最終点Pnとの2
点を通る直線式を算出し、これに次教示移動距離を代入
し算出する。
【0032】ステップS110において、直線補間を延
長するので次教示候補点での溶接トーチの姿勢は、教示
済最終点での溶接トーチの姿勢と同じ値が設定される。
また、次教示候補点への移動速度も、教示済最終点への
移動速度と同じ値が設定される。
【0033】ステップS111及びステップS112に
おいて、ティーチペンダントTPに次教示候補点が算出
されたことを表示し、その候補点を採用するか否かの問
合せも同時に行う。採用する場合はステップS114に
進み、次教示候補点P3をロボット制御装置RC内のメ
モリMに記憶する。
【0034】(c)補間パラメータ変更ステップ ステップS112において算出された候補点を採用する
場合、ステップS114において次教示候補点への移動
速度すなわち補間速度は最終教示点と同じ値が初期値と
して設定され、また、次教示候補点への補間方法は教示
済最終点と同じ補間方法が設定される。補間速度、補間
方法等の補間パラメータを変更する場合はステップS1
13に進み、オペレータの操作によって補間速度及び補
間方法を変更することもできる。
【0035】なお、教示候補点P2をティーチングする
際も上述した図3の次教示候補点の作成処理フロー図に
従って処理されるが、図3に示すステップS101にお
いて教示済最終点P1の種類が位置決めなのでステップ
S105に進み、ティーチペンダントTPに次教示候補
点の自動作成が不可能であることが表示されたために、
次教示点P2のティーチング作業は前述した教示点P1
と同じように、オペレータがマニピュレータMPを移動
しティーチング作業をする。
【0036】(3)次教示点移動ステップ 図6は、教示済最終点P2から前述した(2)項の次教
示点作成ステップで算出された次教示候補点P3にマニ
ピュレータMPが移動する場合の次教示候補点の移動処
理フロー図である。ステップS201において、溶接ト
ーチWTの退避動作を行うか否かをチェックする。
【0037】(a)次教示点直接移動ステップ 溶接トーチWTの退避動作を行わない場合はステップS
204に進む。ステップS204において、マニピュレ
ータMPの移動速度は、予め設定された移動速度となる
ように設定する。次いで、ステップS205において、
マニピュレータMPは教示候補点に向かって動作し、ス
テップS206で次教示候補点に到達し停止する。ステ
ップS207において、溶接トーチWTの退避動作を行
っていたかどうかをチェックして、行っていないので処
理を終了する。
【0038】(b)次教示点退避移動ステップ 溶接トーチWTの退避動作を行う場合は処理がステップ
S202に進む。図7は、教示済最終点Pnから次教示
候補点Pn+1にマニピュレータMPが移動する際の溶接
トーチWTの軌跡図である。An及びAn+1は、教示済最
終点Pn及び次教示候補点Pn+1から溶接トーチWTを予
め設定した溶接トーチ退避距離だけ引き上げた位置であ
る。乃至は、溶接トーチWTが教示済最終点から次
教示候補点へ移動する際の移動順序を示している。
【0039】ステップS202において、マニピュレー
タMPを予め設定された溶接トーチ退避距離だけ溶接ト
ーチWTを引き上げる方向に移動させる。すなわち、図
7において、溶接トーチWTをAnの位置へ移動させ
る。次いで、ステップS203において、溶接トーチW
Tを引き上げた距離だけ、メモリMに記憶された溶接ト
ーチ長を伸ばした機構演算に切り替える。すなわち、図
7に示すように、実際の溶接トーチWTの先端位置はA
nであるが、既に、メモリMに記憶されている溶接トー
チWTの先端位置はPnとなっている。
【0040】ステップS204乃至ステップS206に
おいて、前述した(a)項の次教示点直接移動ステップ
と同様の処理を行う。すなわち、図7において、溶接
トーチWTをAn+1の位置へ移動させる。
【0041】次いで、溶接トーチWTが退避動作を行っ
たのでステップS208へ進む。ステップS208にお
いて、溶接トーチWTを予め設定された溶接トーチ退避
距離だけ引き下げる方向にマニピュレータMPを移動さ
せる。すなわち、図7において、溶接トーチWTをP
n+1の位置へ移動させる。最後に、ステップS209に
おいて、溶接トーチWTを引き下げた距離だけ、メモリ
Mに記憶された溶接トーチ長を縮めた機構演算に切り替
える。すなわち、実際の溶接トーチWTの先端位置とメ
モリMに記憶されている溶接トーチWTの先端位置とを
合わせる。上述した処理を実行することによって、マニ
ピュレータMPは図2における次教示候補点P3の位置
まで移動し、P3が教示済最終点になる。
【0042】図2において、教示候補点P4乃至P6の
ティーチング作業は、上述した(2)項の次教示点作成
ステップと(3)項の次教示点移動ステップとを順次に
繰返し実行される。これによって、教示点P1乃至P6
の直線補間部分のティーチング作業を終了する。また、
オペレータは、前述した次教示移動距離及び次教示点移
動時の溶接トーチ退避距離を各教示点ごとに変更でき、
さらに、変更したパラメータで次教示候補点を再計算す
ることも可能である。
【0043】次に、教示候補点P7のティーチング作業
を行う。教示候補点P7は教示点P5及び教示点P6を
結ぶ直線上に存在しないで、教示点P6を始点とする円
弧補間上の軌跡上に存在するので、前述した(2)項の
次教示点作成ステップにおいて算出された次教示候補点
を採用しないで、教示点P1のティーチングと同様に、
オペレータはティーチペンダントTPを操作してマニピ
ュレータMPを教示候補点P7の位置まで移動させ、補
間方法が円弧補間であることを制御装置RC内のメモリ
Mに記憶する。
【0044】次に、教示候補点P8のティーチング作業
を行う。前述した(2)項の次教示点作成ステップにお
いて、図3に示すステップS101で教示済最終点P7
が円弧補間なのでステップS102に進む。ステップS
102において、教示済最終点の1つ前の教示点の種類
が円弧補間で、かつ教示済最終点の2つ前の教示点が存
在し、それらの3点による円弧軌跡が定義できるかどう
かチェックする。教示済最終点の1つ前の教示点P6が
円弧補間でないので、ステップS105に進み、教示点
P7と同様にオペレータが教示候補点P8のティーチン
グ作業をする。
【0045】さらに、教示候補点P9のティーチング作
業を行う。前述した(2)項の次教示点作成ステップに
おいて、図3に示すステップS101では、教示済最終
点P8及び1つ前の教示点P7の種類が円弧補間で、か
つ、教示済最終点を含む3点P8、P7及びP6によっ
て円弧軌跡が定義できるので、ステップS104の円弧
軌跡を延長する処理を行う。
【0046】ステップS106乃至S108において、
円弧軌跡上の次教示候補点の位置を次のように算出す
る。図8は、同一円弧上に位置する次教示候補点の位置
算出方法を示し、簡単のために、教示3点で決まる平面
上にできる2次元の円弧軌跡に写像している。Pnは教
示済最終点、Pn-1は教示済最終点の1つ前の教示点、
Pn-2は教示済最終点の2つ前の教示点を示す。これら
の教示点3点を通る円の中心点を原点とする極座標で表
すと、Pn-2(r,θn-2)、Pn-1(r,θn-1)、Pn
(r,θn)となる。ここでrは、教示3点を通る円弧
軌跡の半径である。次教示候補点Pn+1(r,θn+1)
は、Δθ=θn−θn-1とすると、θn+1=θn+Δθとな
る。
【0047】次いで、ステップS110において、次教
示候補点での溶接トーチの姿勢は、教示済最終点での円
弧軌跡の接線に対する溶接トーチの姿勢と同じ値が、教
示候補点における円弧軌跡の接線に対する値として設定
される。
【0048】ステップS111及びステップS112に
おいて、ティーチペンダントTPに次教示候補点が算出
されたことを表示し、その候補点を採用するか否かの問
合せも同時に行なわれる。採用する場合はステップS1
14に進み、次教示候補点P9をロボット制御装置RC
内のメモリMに記憶する。教示済最終点P8から次教示
候補点P9へのマニピュレータMPの移動は、前述した
(3)項の次教示点移動ステップと同様に処理される。
【0049】また、ステップS112において、教示済
最終点と同じ補間方法が第一候補として算出されるが、
補間方法を変更する場合は補間パラメータ変更ステップ
S113に進み、円弧補間を直線補間に変更することも
できる。
【0050】最後に、教示候補点P10のティーチング
作業を行う。これは前述した教示候補点P9のティーチ
ングと同様に処理され教示点P10はロボット制御装置
RC内のメモリMに記憶される。
【0051】
【本発明の効果】本発明によれば、従来のように、ロボ
ット又はワーク設置方向を意識しながら、ロボットの複
数軸を動かして目的とする溶接トーチWTの先端位置及
び溶接トーチWTの姿勢を確保する煩雑な操作に代わっ
て、教示済最終点を含む複数の教示点と、この教示済最
終点を補間した方法と同一の補間方法に応じて次に教示
すべき教示候補点を自動的に算出し、上記教示済最終点
から算出された教示候補点にマニピュレータを移動させ
るので、教示作業が非常に簡単なものとなり、教示作業
における負担を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ロボットシステム全体の例を示す図で
ある。
【図2】図2は、溶接対象ワークの例を示す図である。
【図3】図3は、次教示候補点の作成処理フロー図であ
る。
【図4】図4は、教示済最終点への移動が直線補間で、
教示済最終点とその1つ前の教示点との2点間の距離と
同じ距離の位置に次教示点を設定する場合の例を示す図
である。
【図5】図5は、教示済最終点への移動が直線補間で、
予め設定された次教示点移動距離から次教示候補点を算
出する場合の例を示す図である。
【図6】図6は、次教示候補点の移動処理フロー図であ
る。
【図7】図7は、教示候補点へのロボットの移動時に、
溶接トーチとワークとの干渉を未然に回避する動作軌跡
の例を示す図である。
【図8】図8は、教示済最終点への移動が円弧補間であ
る場合の例を示す図である。
【符号の説明】
RC ロボット制御装置 MP マニピュレータ TP ティーチペンダント M メモリ WT 溶接トーチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、ロボット制御装置に
    接続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダ
    ントとを使用する産業用ロボットの教示方法において、
    教示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する
    教示済最終点教示方法判別ステップ及び前記教示済最終
    点を含む複数の教示点と前記教示済最終点を補間した方
    法と同一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候
    補点の位置と前記教示候補点におけるマニピュレータの
    先端に取り付けられたツールの姿勢とを自動的に算出す
    る教示点利用次教示点作成ステップを有する次教示点作
    成ステップと、前記教示済最終点から前記次教示点作成
    ステップで算出された教示候補点に前記マニピュレータ
    を移動させる次教示点直接移動ステップを有する次教示
    点移動ステップとを含むことを特徴とする産業用ロボッ
    トの教示方法。
  2. 【請求項2】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの先
    端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に接
    続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダン
    トとを使用する溶接用ロボットの教示方法において、教
    示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する教
    示済最終点教示方法判別ステップ及び前記教示済最終点
    を含む複数の教示点と前記教示済最終点を補間した方法
    と同一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候補
    点の位置と前記教示候補点における溶接トーチの姿勢と
    を自動的に算出する教示点利用次教示点作成ステップを
    有する次教示点作成ステップと、前記教示済最終点から
    前記次教示点作成ステップで算出された教示候補点に前
    記マニピュレータを移動させる次教示点直接移動ステッ
    プを有する次教示点移動ステップとを含むことを特徴と
    する溶接用ロボットの教示方法。
  3. 【請求項3】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの先
    端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に接
    続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダン
    トとを使用する溶接用ロボットの教示方法において、マ
    ニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチを引き上
    げる方向に退避させる次教示点移動時の溶接トーチ退避
    距離を設定する次教示点移動パラメータ設定ステップ
    と、教示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別
    する教示済最終点教示方法判別ステップ及び前記教示済
    最終点を含む複数の教示点と前記教示済最終点を補間し
    た方法と同一の補間方法とを使用して次に教示すべき教
    示候補点の位置と前記教示候補点における溶接トーチの
    姿勢とを自動的に算出する教示点利用次教示点作成ステ
    ップを有する次教示点作成ステップと、前記教示済最終
    点において前記次教示点移動パラメータ設定ステップで
    設定された次教示点移動時の溶接トーチ退避距離だけ溶
    接トーチを引き上げ、さらに前記次教示点作成ステップ
    で算出された次教示候補点において溶接トーチ退避距離
    だけ溶接トーチを引き下す次教示点退避移動ステップ
    と、前記教示候補点に前記マニピュレータを移動させる
    次教示点直接移動ステップとを有する次教示点移動ステ
    ップとを含むことを特徴とする溶接用ロボットの教示方
    法。
  4. 【請求項4】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの先
    端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に接
    続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダン
    トとを使用する溶接用ロボットの教示方法において、教
    示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距離を
    設定する次教示点移動パラメータ設定ステップと、前記
    教示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する
    教示済最終点教示方法判別ステップ並びに、前記次教示
    点移動パラメータ設定ステップで設定された次教示点移
    動距離及び前記教示済最終点を含む複数の教示点と前記
    教示済最終点を補間した方法と同一の補間方法とを使用
    して次に教示すべき教示候補点の位置と前記教示候補点
    における溶接トーチの姿勢とを自動的に算出する設定値
    利用次教示点作成ステップを有する次教示点作成ステッ
    プと、前記教示済最終点から前記次教示点作成ステップ
    で算出された教示候補点に前記マニピュレータを移動さ
    せる次教示点直接移動ステップを有する次教示点移動ス
    テップとを含むことを特徴とする溶接用ロボットの教示
    方法。
  5. 【請求項5】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの先
    端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に接
    続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダン
    トとを使用する溶接用ロボットの教示方法において、教
    示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距離
    と、マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチを
    引き上げる方向に退避させる次教示点移動時の溶接トー
    チ退避距離とを設定する次教示点移動パラメータ設定ス
    テップと、前記教示済最終点がいずれの方法で教示され
    たかを判別する教示済最終点教示方法判別ステップ並び
    に、前記次教示点移動パラメータ設定ステップで設定さ
    れた次教示点移動距離及び前記教示済最終点を含む複数
    の教示点と前記教示済最終点を補間した方法と同一の補
    間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点の位置と
    前記教示候補点における溶接トーチの姿勢とを自動的に
    算出する設定値利用次教示点作成ステップを有する次教
    示点作成ステップと、 前記教示済最終点において前記次教示点移動パラメータ
    設定ステップで設定された次教示点移動時の溶接トーチ
    退避距離だけ溶接トーチを引き上げ、さらに前記次教示
    点作成ステップで算出された次教示候補点において溶接
    トーチ退避距離だけ溶接トーチを引き下す次教示点退避
    移動ステップと、前記教示候補点に前記マニピュレータ
    を移動させる次教示点直接移動ステップとを有する次教
    示点移動ステップとを含むことを特徴とする溶接用ロボ
    ットの教示方法。
  6. 【請求項6】 次教示点作成ステップが、教示済最終点
    を含む複数の教示点及び前記教示済最終点を補間した方
    法と同一の補間方法に応じて次に教示すべき教示候補点
    を自動的に算出し、前記教示候補点へ移動する補間方法
    及び補間速度を前記教示済最終点へ移動した補間方法及
    び補間速度と異なる補間方法及び補間速度を設定する補
    間速度変更ステップを含むことを特徴とする請求項1又
    は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載
    の教示方法。
  7. 【請求項7】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、ロボット制御装置に
    接続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダ
    ントとを使用する産業用ロボットの教示装置において、
    教示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する
    教示済最終点教示方法判別回路及び前記教示済最終点を
    含む複数の教示点と前記教示済最終点を補間した方法と
    同一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点
    の位置と前記教示候補点におけるマニピュレータの先端
    に取り付けられたツールの姿勢とを自動的に算出する教
    示点利用次教示点作成回路を有する次教示点作成回路
    と、 前記教示済最終点から前記次教示点作成回路で算出され
    た教示候補点に前記マニピュレータを移動させる次教示
    点直接移動回路を有する次教示点移動回路とを含むこと
    を特徴とする産業用ロボットの教示装置。
  8. 【請求項8】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの先
    端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に接
    続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダン
    トとを使用する溶接用ロボットの教示装置において、教
    示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する教
    示済最終点教示方法判別回路及び前記教示済最終点を含
    む複数の教示点と前記教示済最終点を補間した方法と同
    一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点の
    位置と前記教示候補点における溶接トーチの姿勢とを自
    動的に算出する教示点利用次教示点作成回路を有する次
    教示点作成回路と、前記教示済最終点から前記次教示点
    作成回路で算出された教示候補点に前記マニピュレータ
    を移動させる次教示点直接移動回路を有する次教示点移
    動回路とを含むことを特徴とする産業用ロボットの教示
    装置。
  9. 【請求項9】 マニピュレータと、マニピュレータの動
    作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの先
    端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に接
    続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダン
    トとを使用する溶接用ロボットの教示装置において、マ
    ニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチを引き上
    げる方向に退避させる次教示点移動時の溶接トーチ退避
    距離を設定する次教示点移動パラメータ設定回路と、教
    示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する教
    示済最終点教示方法判別回路及び前記教示済最終点を含
    む複数の教示点と前記教示済最終点を補間した方法と同
    一の補間方法とを使用して次に教示すべき教示候補点の
    位置と前記教示候補点における溶接トーチの姿勢とを自
    動的に算出する教示点利用次教示点作成回路を有する次
    教示点作成回路と、 前記教示済最終点において前記次教示点移動パラメータ
    設定回路で設定された次教示点移動時の溶接トーチ退避
    距離だけ溶接トーチを引き上げ、さらに前記次教示点作
    成回路で算出された次教示候補点において溶接トーチ退
    避距離だけ溶接トーチを引き下す次教示点退避移動回路
    と、前記教示候補点に前記マニピュレータを移動させる
    次教示点直接移動回路とを有する次教示点移動回路とを
    含むことを特徴とする溶接用ロボットの教示装置。
  10. 【請求項10】 マニピュレータと、マニピュレータの
    動作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの
    先端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に
    接続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダ
    ントとを使用する溶接用ロボットの教示装置において、
    教示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距離
    を設定する次教示点移動パラメータ設定回路と、前記教
    示済最終点がいずれの方法で教示されたかを判別する教
    示済最終点教示方法判別回路並びに、前記次教示点移動
    パラメータ設定回路で設定された次教示点移動距離及び
    前記教示済最終点を含む複数の教示点と前記教示済最終
    点を補間した方法と同一の補間方法とを使用して次に教
    示すべき教示候補点の位置と前記教示候補点における溶
    接トーチの姿勢とを自動的に算出する設定値利用次教示
    点作成回路を有する次教示点作成回路と、 前記教示済最終点から前記次教示点作成回路で算出され
    た教示候補点に前記マニピュレータを移動させる次教示
    点直接移動回路を有する次教示点移動回路とを含むこと
    を特徴とする溶接用ロボットの教示装置。
  11. 【請求項11】 マニピュレータと、マニピュレータの
    動作を制御するロボット制御装置と、マニピュレータの
    先端に取付けられた溶接トーチと、ロボット制御装置に
    接続しマニピュレータの動作を教示するティーチペンダ
    ントとを使用する溶接用ロボットの教示装置において、
    教示済最終点から次教示候補点までの次教示点移動距離
    と、マニピュレータの先端に取付けられた溶接トーチを
    引き上げる方向に退避させる次教示点移動時の溶接トー
    チ退避距離とを設定する次教示点移動パラメータ設定回
    路と、前記教示済最終点がいずれの方法で教示されたか
    を判別する教示済最終点教示方法判別回路並びに、前記
    次教示点移動パラメータ設定回路で設定された次教示点
    移動距離及び前記教示済最終点を含む複数の教示点と前
    記教示済最終点を補間した方法と同一の補間方法とを使
    用して次に教示すべき教示候補点の位置と前記教示候補
    点における溶接トーチの姿勢とを自動的に算出する設定
    値利用次教示点作成回路を有する次教示点作成回路と、 前記教示済最終点において前記次教示点移動パラメータ
    設定回路で設定された次教示点移動時の溶接トーチ退避
    距離だけ溶接トーチを引き上げ、さらに前記次教示点作
    成回路で算出された次教示候補点において溶接トーチ退
    避距離だけ溶接トーチを引き下す次教示点退避移動回路
    と、前記教示候補点に前記マニピュレータを移動させる
    次教示点直接移動回路とを有する次教示点移動回路とを
    含むことを特徴とする溶接用ロボットの教示装置。
  12. 【請求項12】 次教示点作成回路が、教示済最終点を
    含む複数の教示点及び前記教示済最終点を補間した方法
    と同一の補間方法に応じて次に教示すべき教示候補点を
    自動的に算出し、前記教示候補点へ移動する補間方法及
    び補間速度を前記教示済最終点へ移動した補間方法及び
    補間速度と異なる補間方法及び補間速度を選択する補間
    方法変更回路を含むことを特徴とする請求項7又は請求
    項8又は請求項9又は請求項10又は請求項11記載の
    教示装置。
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