JP2001315537A - 自動車の油タンクの給油口の開閉手段 - Google Patents
自動車の油タンクの給油口の開閉手段Info
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- JP2001315537A JP2001315537A JP2000176085A JP2000176085A JP2001315537A JP 2001315537 A JP2001315537 A JP 2001315537A JP 2000176085 A JP2000176085 A JP 2000176085A JP 2000176085 A JP2000176085 A JP 2000176085A JP 2001315537 A JP2001315537 A JP 2001315537A
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- closing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の給油ロボットが油タンクの給油口
を容易に検出できる、油タンクの給油口の開閉手段を提
供する。 【解決手段】 本発明の自動車の油タンク１の給油口
１１の開閉手段２は、給油口１１を開閉する開閉部２Ａ
と位置識別体２６とを備えている。
を容易に検出できる、油タンクの給油口の開閉手段を提
供する。 【解決手段】 本発明の自動車の油タンク１の給油口
１１の開閉手段２は、給油口１１を開閉する開閉部２Ａ
と位置識別体２６とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の油（燃
料）タンクの給油口の開閉手段に関するものである。
料）タンクの給油口の開閉手段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近で
は、給油コストを低廉化するために、消費者が自分で給
油を行う給油方式が採用されている。しかし、従来の方
式は消費者が給油ノズルを操作しなければならない問題
があった。
は、給油コストを低廉化するために、消費者が自分で給
油を行う給油方式が採用されている。しかし、従来の方
式は消費者が給油ノズルを操作しなければならない問題
があった。
【０００３】そこで本発明は、油タンクの開閉手段に位
置識別体を備えることによって、消費者が給油ノズルを
操作しなくても、自動的に給油ノズルを給油口に移動で
きる給油ロボットの導入を容易にすることを目的として
いる。
置識別体を備えることによって、消費者が給油ノズルを
操作しなくても、自動的に給油ノズルを給油口に移動で
きる給油ロボットの導入を容易にすることを目的として
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車の油タンクの給油口の開閉手段は、
給油口を開閉する開閉部と位置識別体とを備えている。
に、本発明の自動車の油タンクの給油口の開閉手段は、
給油口を開閉する開閉部と位置識別体とを備えている。
【０００５】本発明によれば、給油ロボットの導入に当
ってこの給油ロボットに位置識別体を認識する手段を講
じていれば、給油ロボットが位置識別体を検出して給油
ロボットの給油ノズルを給油口の位置に移動させるから
車種に関係なく容易に給油ロボットの導入が図れるので
ある。
ってこの給油ロボットに位置識別体を認識する手段を講
じていれば、給油ロボットが位置識別体を検出して給油
ロボットの給油ノズルを給油口の位置に移動させるから
車種に関係なく容易に給油ロボットの導入が図れるので
ある。
【０００６】前記識別体としては、太陽電池を備えた発
信器が好適に用いられる。これによれば、別途に電源を
必要とすることなく発信器から信号を出力させられるの
である。
信器が好適に用いられる。これによれば、別途に電源を
必要とすることなく発信器から信号を出力させられるの
である。
【０００７】前記位置識別体は開閉部と一体に設けても
よい。これによれば、従来から給油口に設けられている
開閉手段すなわち給油口の蓋栓を位置識別体の設けられ
た開閉手段に取り替えるだけで容易に給油ロボットの適
用が可能となるからである。
よい。これによれば、従来から給油口に設けられている
開閉手段すなわち給油口の蓋栓を位置識別体の設けられ
た開閉手段に取り替えるだけで容易に給油ロボットの適
用が可能となるからである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車の油タンク
の給油口の開閉手段の一実施形態を図面に基づいて説明
する。図１に示すものは、自動車に搭載した油タンク１
の給油口１１に自動的に開閉する開閉手段２を設けてい
る。この開閉手段２の開閉部２Ａは、前記給油口１１に
螺入可能なねじ筒２１と、このねじ筒２１の螺入時に給
油口１１の回りに当接する鍔体２２を備え、前記ねじ筒
２１の内部には、弁体２３と、この弁体２３を鍔体２２
の内面に当接させて前記給油口１１の開口側を常時閉鎖
するように付勢する押圧ばね２４を設けている。
の給油口の開閉手段の一実施形態を図面に基づいて説明
する。図１に示すものは、自動車に搭載した油タンク１
の給油口１１に自動的に開閉する開閉手段２を設けてい
る。この開閉手段２の開閉部２Ａは、前記給油口１１に
螺入可能なねじ筒２１と、このねじ筒２１の螺入時に給
油口１１の回りに当接する鍔体２２を備え、前記ねじ筒
２１の内部には、弁体２３と、この弁体２３を鍔体２２
の内面に当接させて前記給油口１１の開口側を常時閉鎖
するように付勢する押圧ばね２４を設けている。
【０００９】前記鍔体２２には、その中心部に後述の給
油ノズル挿入される挿入孔２２ａを形成し、また挿入孔
２２ａの回りから鍔体２２の外周縁にかけては、給油ノ
ズルが給油口１１へと案内させるガイド面２２ｂを形成
している。前記押圧ばね体２４の弁体２３側とは反対側
の端部は、前記ねじ筒２１の先端側に設けた放射状に延
びる支持脚２５に支持させる。
油ノズル挿入される挿入孔２２ａを形成し、また挿入孔
２２ａの回りから鍔体２２の外周縁にかけては、給油ノ
ズルが給油口１１へと案内させるガイド面２２ｂを形成
している。前記押圧ばね体２４の弁体２３側とは反対側
の端部は、前記ねじ筒２１の先端側に設けた放射状に延
びる支持脚２５に支持させる。
【００１０】また、開閉手段２には、図２に示すよう
に、その開閉部２Ａの鍔体２２の回りに位置識別体２６
が一体に取付けられている。この位置識別体２６は、発
信器２６ａとこれの駆動源である太陽電池２６ｂとから
成っている。
に、その開閉部２Ａの鍔体２２の回りに位置識別体２６
が一体に取付けられている。この位置識別体２６は、発
信器２６ａとこれの駆動源である太陽電池２６ｂとから
成っている。
【００１１】一方、ガソリンスタンドには給油ノズル７
とこの給油ノズル７を移動させる移動手段６とを備えた
給油機（給油ロボット）を配置する。前記移動手段６は
前記給油ノズル７を三次元的に移動させる運動機構部
（図示せず）と、前記位置識別体２６の発信器２６ａか
らの発信信号を受信する受信部６１と、受信部６１の信
号を元に給油口１１の位置を算出し、前記運動機構部に
前記給油ノズル７を給油口１１に移動する動作信号を出
力する演算部（図示せず）とから成っている。
とこの給油ノズル７を移動させる移動手段６とを備えた
給油機（給油ロボット）を配置する。前記移動手段６は
前記給油ノズル７を三次元的に移動させる運動機構部
（図示せず）と、前記位置識別体２６の発信器２６ａか
らの発信信号を受信する受信部６１と、受信部６１の信
号を元に給油口１１の位置を算出し、前記運動機構部に
前記給油ノズル７を給油口１１に移動する動作信号を出
力する演算部（図示せず）とから成っている。
【００１２】図１の実施形態では、前記給油口１１を車
体８の凹所８１に配置し、凹所８１にカバー８２を開閉
自由に取付けている。尚、前記カバー８２の閉鎖には給
油作業の終了を検出して前記カバー８２を機械的に閉鎖
する閉鎖手段（図示せず）を設けている。また、前記給
油ノズル７の先端部７１にＯリング（図示せず）を設け
給油漏れを防止するようにしている。さらに、前記位置
識別体２６を燃料の種類毎に異なる構成（発信周波数の
変更など）としている。また給油ノズル７及び給油口１
１の形状は燃料の種類毎に変更している。
体８の凹所８１に配置し、凹所８１にカバー８２を開閉
自由に取付けている。尚、前記カバー８２の閉鎖には給
油作業の終了を検出して前記カバー８２を機械的に閉鎖
する閉鎖手段（図示せず）を設けている。また、前記給
油ノズル７の先端部７１にＯリング（図示せず）を設け
給油漏れを防止するようにしている。さらに、前記位置
識別体２６を燃料の種類毎に異なる構成（発信周波数の
変更など）としている。また給油ノズル７及び給油口１
１の形状は燃料の種類毎に変更している。
【００１３】次に、以上の自動車の油タンクの給油口の
開閉手段の作用を説明する。自動車がガソリンスタンド
の指定域に乗り入れ、運転者がカバー８２を開放する
と、前記位置識別体２６の太陽電池２６ｂに光が当り発
信器２６ａが信号を出力する。この信号を前記移動手段
６の受信部６１が受信し演算部、運動機構部が動作して
前記給油ノズル７を給油口１１に移動させる。さらに、
給油ノズル７が鍔体２２のガイド面２２ｂに案内されな
がら挿入孔２２ａから給油口１１の内部に挿入され、弁
体２３を押圧ばね体２４のばね力に抗して押し下げて、
給油ノズル７から油タンク１内に所定量の給油が行われ
る。この給油後に、前記移動手段６が給油ノズル７を給
油口１１から初期位置へと後退させる。この後前記カバ
ー８２を閉鎖手段が閉鎖して給油作業を完了する。
開閉手段の作用を説明する。自動車がガソリンスタンド
の指定域に乗り入れ、運転者がカバー８２を開放する
と、前記位置識別体２６の太陽電池２６ｂに光が当り発
信器２６ａが信号を出力する。この信号を前記移動手段
６の受信部６１が受信し演算部、運動機構部が動作して
前記給油ノズル７を給油口１１に移動させる。さらに、
給油ノズル７が鍔体２２のガイド面２２ｂに案内されな
がら挿入孔２２ａから給油口１１の内部に挿入され、弁
体２３を押圧ばね体２４のばね力に抗して押し下げて、
給油ノズル７から油タンク１内に所定量の給油が行われ
る。この給油後に、前記移動手段６が給油ノズル７を給
油口１１から初期位置へと後退させる。この後前記カバ
ー８２を閉鎖手段が閉鎖して給油作業を完了する。
【００１４】以上のように、給油口１１の開閉手段２に
位置識別体２６を設け、この位置識別体２６の信号を元
に移動手段６が給油ノズル７を給油口１１に移動させる
ようにしたから、給油ロボットの導入が容易になり、ま
た、車種の違いにも関係なく幅広く適用できるのであ
る。また、本実施例においては、開閉手段２を給油ノズ
ル７の動作により開閉するようにしたから開閉手段２の
開閉も容易に自動的に行えるのである。また、前記カバ
ー８２の閉鎖も前記閉鎖手段の動作により自動的に行え
る。また、燃料の種類により位置識別体２６の構成を変
更しているので燃料を間違えることもないのである。さ
らに、給油口１１と給油ノズル７の形状も燃料毎に変更
しているのでより燃料の給油間違いがないのである。し
たがってより安全に消費者による給油ができるのであ
る。さらに、本実施例においては位置識別体２６を開閉
手段２の開閉部２Ａと一体に設けたから、市場に出回っ
ている自動車にも開閉手段２（蓋栓）を本実施例のもの
と取り替えるだけでよいのである。
位置識別体２６を設け、この位置識別体２６の信号を元
に移動手段６が給油ノズル７を給油口１１に移動させる
ようにしたから、給油ロボットの導入が容易になり、ま
た、車種の違いにも関係なく幅広く適用できるのであ
る。また、本実施例においては、開閉手段２を給油ノズ
ル７の動作により開閉するようにしたから開閉手段２の
開閉も容易に自動的に行えるのである。また、前記カバ
ー８２の閉鎖も前記閉鎖手段の動作により自動的に行え
る。また、燃料の種類により位置識別体２６の構成を変
更しているので燃料を間違えることもないのである。さ
らに、給油口１１と給油ノズル７の形状も燃料毎に変更
しているのでより燃料の給油間違いがないのである。し
たがってより安全に消費者による給油ができるのであ
る。さらに、本実施例においては位置識別体２６を開閉
手段２の開閉部２Ａと一体に設けたから、市場に出回っ
ている自動車にも開閉手段２（蓋栓）を本実施例のもの
と取り替えるだけでよいのである。
【００１５】前記位置識別体２６としては、各種の電磁
波を発信する発信器２６ａ以外に、例えば特定の色を発
光する発光素子を用いてもよく、この場合には移動手段
６に受光素子からなる受信部６１を設ける。また、位置
識別体としては、着色体や形状体などを用いてもよく、
この場合は前記移動手段に着色体や形状体を検出可能な
ＣＣＤカメラからなる受信部を設ける。さらに、前記位
置識別体は開閉手段とは別体に形成して、これを前記給
油口１１の周辺部に設けてもよい。
波を発信する発信器２６ａ以外に、例えば特定の色を発
光する発光素子を用いてもよく、この場合には移動手段
６に受光素子からなる受信部６１を設ける。また、位置
識別体としては、着色体や形状体などを用いてもよく、
この場合は前記移動手段に着色体や形状体を検出可能な
ＣＣＤカメラからなる受信部を設ける。さらに、前記位
置識別体は開閉手段とは別体に形成して、これを前記給
油口１１の周辺部に設けてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
油タンクの給油口の開閉手段が給油口を開閉する開閉部
と前記給油口の位置を認識させる位置識別体とを備えて
いるから、給油ロボットを導入する場合、この位置識別
体の信号により容易に給油ロボットの給油ノズルを給油
口に移動させられるのであり、従って、給油ロボットの
導入がそれだけ容易になるのである。
油タンクの給油口の開閉手段が給油口を開閉する開閉部
と前記給油口の位置を認識させる位置識別体とを備えて
いるから、給油ロボットを導入する場合、この位置識別
体の信号により容易に給油ロボットの給油ノズルを給油
口に移動させられるのであり、従って、給油ロボットの
導入がそれだけ容易になるのである。
【図１】本発明にかかる自動車の油タンクの給油口の開
閉手段の一実施形態を示す断面図である。
閉手段の一実施形態を示す断面図である。
【図２】上記実施形態の開閉手段の正面図である。
１・・・・・油タンク １１・・・・給油口 ２・・・・・開閉手段 ２Ａ・・・・開閉部 ２６・・・・位置識別体 ２６ａ・・・発信器 ２６ｂ・・・太陽電池 ６・・・・・移動手段 ７・・・・・給油ノズル
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車の油タンクの給油口の開閉手段
であって、この開閉手段は給油口を開閉する開閉部と位
置識別体とを備えている。 - 【請求項２】 請求項１において、位置識別体が太陽
電池を備えた発信器である自動車の油タンクの給油口の
開閉手段。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、開閉部に位
置識別体を一体に設けている自動車の油タンクの給油口
の開閉手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176085A JP2001315537A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 自動車の油タンクの給油口の開閉手段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176085A JP2001315537A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 自動車の油タンクの給油口の開閉手段 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001315537A true JP2001315537A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18677852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000176085A Pending JP2001315537A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 自動車の油タンクの給油口の開閉手段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001315537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007069983A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Samsung Kwangju Electronics Co Ltd | 液体供給ステーションを備えた移動ロボットシステム及び移動ロボットの液体供給方法 |
-
2000
- 2000-05-08 JP JP2000176085A patent/JP2001315537A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007069983A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Samsung Kwangju Electronics Co Ltd | 液体供給ステーションを備えた移動ロボットシステム及び移動ロボットの液体供給方法 |
| US7891387B2 (en) | 2005-09-08 | 2011-02-22 | Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. | Mobile robot system having liquid supply station and liquid supply method |
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