JP2001315302A - 印刷機 - Google Patents

印刷機

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JP2001315302A
JP2001315302A JP2000136920A JP2000136920A JP2001315302A JP 2001315302 A JP2001315302 A JP 2001315302A JP 2000136920 A JP2000136920 A JP 2000136920A JP 2000136920 A JP2000136920 A JP 2000136920A JP 2001315302 A JP2001315302 A JP 2001315302A
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JP2000136920A
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Mitsunori Nakatani
光徳 中谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印刷機は、ペーストを自動供給するペ
ースト供給機構が設けられておらず、所定の量のペース
トを人手で印刷機のスクリーン上に供給しなければなら
なかった。 【解決手段】 印刷マスクを有する印刷機において、上
記印刷マスク上にペーストを供給するペースト供給機構
と上記印刷マスク上に供給されたペーストを上記印刷マ
スク上に均一に塗布するスクレッパーと上記印刷マスク
上に塗布されたペーストを上記印刷マスクから絞り出し
て上記印刷機内に載置されたワークに印刷するスキージ
とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板、太
陽電池、液晶パネル等に設けられる電極をスクリーン印
刷法で形成する印刷工程において、該電極の材料となる
ペーストを自動的に供給するペースト供給機構を備えた
印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板等の電極を印刷する
印刷機には、該電極の材料であるペーストを自動的に供
給するペースト供給機構が設けられておらず、ペースト
は人手によって供給されていた。このペースト供給機構
を備えていない印刷機について、図5を用いて説明す
る。図5は、従来の印刷機の断面を示す断面図である。
図5において、1は印刷機のフレーム、2はフレーム1
内に設けられたステージ、3はステージ2に載置された
ワーク、5はワーク3上に設けられたスクリーン、4は
スクリーン5をフレーム1に取り付けるマスク枠、6は
スクリーン5上に塗布されるペースト、7はスクリーン
5上のペースト6をならすスクレッパー、8はスクリー
ン5上のペースト6をワーク3に押し出すスキージ、及
び9はスクレッパー7が取り付けられるスクレッパー取
付棒である。
【0003】10はスクレッパー上下機構であり、スク
レッパー取付棒9に設けられ、スクレッパー7の上下位
置を調整する。11はスキージ8が取り付けられるスキ
ージ取付棒である。12はスキージ上下機構であり、ス
キージ取付棒11に設けられ、スキージ8の上下位置を
調整する。13はスキージ及びスクレッパー取付スライ
ダーであり、スクレッパー取付棒9及びスキージ取付棒
11が設けられる。14はスライダー溝であり、フレー
ム1に設けられ、スキージ及びスクレッパー取付スライ
ダー13が滑動する。
【0004】次に、図5に示す印刷機のスクリーン5に
ついて、スライダー溝14側から見た様子を図6に示
す。図6は、スライダー溝14側から見た印刷機のスク
リーン5の様子を示す模式図である。図6において、1
5は印刷パターンエリアであり、スクリーン5上に設け
られる。この印刷パターンエリア15の大きさは、ほぼ
ワーク3のサイズに等しい。また、この印刷パターンエ
リア15の幅は、マスク枠4の幅の約1/3でもある。
なお、図6において、図5に示すものと同一又は相当の
部分には同一符号を付してその説明を省略し、図5と相
違する部分について説明した。
【0005】次に、図5及び図6に示す従来の印刷機の
動作について説明する。まずは、印刷機のステージ2上
にワーク3が設置される。この時、印刷機のフレーム1
には、所望のマスク枠4が固定される。なお、所望のマ
スク枠4には、所望の印刷パターンのスクリーン5が張
られている。このスクリーン5上には、ペースト6が供
給される。このスクリーン5上に供給されたペースト6
は、スクレッパー7で均一な厚みになるようにのばされ
る。
【0006】このスクリーン5上でスクレッパー7によ
り均一な厚みに塗布されたペースト6は、スキージ8の
移動により、ワーク3上に絞り出される。つまり、スキ
ージ8はスクリーン5に食い込むように押し付けられ移
動するため、スクリーン5上のペースト6がスクリーン
5の網目をくぐり抜け、ワーク3に付着する。これを、
スクリーン印刷という。このスクリーン印刷法は、設備
費用、材料費、製造コストが安価で、スループットに優
れており、プリント基板、太陽電池、液晶パネル、プラ
ズマディスプレイ、チップコンデンサー等の電極を形成
する製造ラインで利用されている。
【0007】なお、スクリーン5は一般にステンレスや
樹脂の網である。このようなスクリーン5上にパターン
ニングを施すことにより、ワーク3の任意の面に所望の
パターンを形成することができる。なお、このパターン
ニングには、例えば乳剤と呼ばれる光硬化型の高分子材
料が用いられる。
【0008】一般的に、従来の印刷機は、ステージ2の
上面とワーク3の上面とスクリーン面とスクレッパー7
の下端の移動面とスキージ8の下端の移動面とが平行に
なるように作られる。つまり、スクレッパー7及びスキ
ージ8が、スクリーン面に対して平行に往復移動するよ
うに作られている。
【0009】また、従来の印刷機は、構成する可動部品
の数を減らすために、スクレッパー7やスキージ8を一
体的に構成している。つまり、スクレッパー7、スキー
ジ8、スクレッパー取付棒9、スキージ取付棒11、及
び、スキージ及びスクレッパー取付スライダー13は、
一体的に構成されており、可動部品点数の減少に貢献し
ている。また、スクレッパー7とスキージ8とスキージ
及びスクレッパー取付スライダー13とを一体的に構成
して、ステージ2上面やスクリーン5面と平行になるよ
うにスライダー溝14に組み込んだことから、スクレッ
パー7及びスキージ8を同時に往復移動させることがで
きる。
【0010】さらに、従来の印刷機は、スクレッパー7
及びスキージ8が交互に上下移動できるように作られて
いた。つまり、スクレッパー7は、ペースト6をスクリ
ーン5上に塗布する場合にだけ、スクリーン5上方1m
m以内の位置にまで降ろされた。なお、スクレッパー7
の高さ制御は、スクレッパー取付棒9を介したスクレッ
パー上下機構10が空気圧で制御している。また、図6
及び図5において、ペースト6がスクリーン5上に塗布
されるのは、スクレッパー7が右方向に移動する場合で
ある。
【0011】また、スキージ8は、ペースト6をワーク
3に印刷する場合にだけ、ワーク3に一定の荷重を加え
る位置まで降ろされた。なお、スキージ8の高さ制御
は、スキージ取付棒11を介したスキージ上下機構12
が空気圧で制御している。また、図6及び図5におい
て、ペースト6がワーク3に印刷されるのは、スキージ
8が左方向に移動する場合である。
【0012】なお、印刷パターンエリア15の大きさは
ワーク3のサイズにほぼ等しいため、スクリーン5上に
供給されるペースト6の量は、印刷パターンエリア15
よりも少し広めに塗布される程度の量であることが望ま
しい。また、このスクリーン5上に供給されるペースト
6の量は、スクリーン5上に塗布されたペースト6が回
収できる範囲を越えない程度の量であることが望まし
い。これらのことと、スクリーン5上に塗布されるペー
スト6の厚さとを考慮すると、スクリーン5上に供給さ
れるべきペースト6の量は、所定の範囲があり、その範
囲はそれ程広くない。
【0013】ちなみに、スクリーン5上に塗布されたペ
ースト6は、印刷する度に減少するものであり、そのこ
とを考慮して多めにスクリーン5上に供給してしまう
と、ペースト6の塗布される領域が広がり過ぎてしま
い、広げたペースト6が回収できなくなってしまう。ま
た、スクリーン5上に供給するペースト6の量が少な過
ぎると、印刷パターンエリア15に均一な厚みでペース
ト6を塗布することができず、ワーク3に印刷されるパ
ターンがかすれてしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の印
刷機では、ペーストを自動供給するペースト供給機構が
設けられておらず、所定の量のペーストを人手で印刷機
のスクリーン上に供給しなければならなかった。本発明
は、このような問題を解決するためになされたものであ
り、所定の範囲内の適切な量のペーストを定期的にスク
リーン上に自動供給するペースト供給機構を備えた印刷
機を得ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる印刷機
は、印刷マスクを有する印刷機において、印刷マスク上
にペーストを供給するペースト供給機構と印刷マスク上
に供給されたペーストを印刷マスク上に均一に塗布する
スクレッパーと印刷マスク上に塗布されたペーストを印
刷マスクから絞り出して印刷機内に載置されたワークに
印刷するスキージとを有するものである。
【0016】また、この発明にかかる印刷機は、ペース
ト供給機構とスクレッパーとスキージとが一体的に構成
され、ペースト供給機構がスクレッパーとスキージとの
間に配設されるものである。
【0017】さらに、この発明にかかる印刷機は、ペー
スト供給機構とスクレッパーとスキージとが一体的に構
成された取付部が印刷マスク上を往復し、第一の方向に
移動する時はスクレッパーを用い、第一の方向とは反対
の方向に移動する時はスキージを用いるものである。
【0018】また、この発明にかかる印刷機は、ペース
ト供給機構がペーストが蓄積されるシリンジと、このシ
リンジに蓄積されたペーストを印刷マスク上に供給する
供給配管とを有するものである。
【0019】さらに、この発明にかかる印刷機は、シリ
ンジ内の圧力を加圧することによってペーストを印刷マ
スク上に供給し、シリンジ内の圧力を減圧することによ
ってペーストの供給を停止するものである。
【0020】また、この発明にかかる印刷機の供給配管
は、印刷マスク上にペーストを供給する複数の供給口を
設けるものである。
【0021】さらに、この発明にかかる印刷機の供給配
管は、スクレッパー又はスキージの移動方向に対して垂
直な方向へ移動可能である。
【0022】また、この発明にかかる印刷機は、印刷マ
スク上のペースト不足エリアの面積を検出するセンサー
部と、ペースト不足エリアの面積に基づき、印刷マスク
上に供給するペーストの量を計算し、シリンジ内の圧力
を制御し、ペーストの供給量を制御する制御ユニット部
とを有するものである。
【0023】この発明にかかるプリント基板又は太陽電
池又はプラズマディスプレイ又は液晶パネル又はチップ
コンデンサーは、上述の印刷機を用いて得られたもので
ある。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明のペースト
供給機構を備えた印刷機の一実施形態として、図1に示
されたものがあり、これについて説明する。図1は、本
発明の実施形態1のペースト供給機構を備えた印刷機の
断面を示す断面図である。図1において、16はシリン
ジである。17はペースト供給配管であり、シリンジ1
6に取り付けられる。このペースト供給配管17は、取
付部であるスキージ及びスクレッパー取付スライダー1
3に固定される。また、ペースト供給配管17は、スク
レッパー7とスキージ8との間に配設され、これらスク
レッパー7とスキージ8との間にペースト6を供給す
る。このペースト6は、シリンジ16に蓄えられ、ペー
スト供給配管17を経て、スクリーン5上に供給され
る。なお、ペースト6が補給されたシリンジ16は、そ
の内部が加圧されるとスクリーン5上にペースト6を供
給し、その内部が減圧されるとスクリーン5上に供給し
ていたペースト6の供給を停止する。
【0025】これらシリンジ16及びペースト供給配管
17は、スクレッパー7、スキージ8、スキージ及びス
クレッパー取付スライダー13等と一体的に構成され、
その一体的に構成されたスキージ及びスクレッパー取付
スライダー13は、スライダー溝14に組み込まれるた
め、シリンジ16及びペースト供給配管17とスクレッ
パー7とスキージ8とは同時にスクリーン5上を往復移
動することができる。図1において、ペースト6がスク
リーン5上に均一に塗布されるのは、スクレッパー7が
第一の方向である右方向に移動する場合である。また、
ペースト6が印刷マスクから絞り出されてワーク3に印
刷されるのは、スキージ8が左方向に移動する場合であ
る。なお、印刷マスクとは、印刷パターンエリア15を
備えたスクリーン5のことである。
【0026】このように、シリンジ16内にペースト6
を蓄え、このシリンジ16内を加圧したり減圧したりし
て、ペースト6の供給量を制御するペースト供給機構を
備えたことにより、このペースト供給機構を備えた印刷
機は、スクリーン5上にペースト6を自動的に供給する
ことができる。また、このようなペースト供給機構を備
えた印刷機は、適切な量のペーストをスクリーン5上に
供給することができる。さらに、このようなペースト供
給機構を備えた印刷機は、製造ラインを停止させること
なく、ペーストを一定の印刷回数毎等、つまり定期的に
供給することができる。
【0027】また、このようなペースト供給機構を備え
た印刷機は、連続して多数枚のワークを処理することが
でき、その稼働率を向上させることができる。つまり、
このようなペースト供給機構を備えた印刷機は、プリン
ト基板、太陽電池、液晶パネル、プラズマディスプレ
イ、チップコンデンサー等を製造ラインに用いられ、こ
れらの製品を大量に生産するために、ワーク3が次々と
ステージ2上に搬送され載置されることが多く、ペース
トを自動的に供給することによって、製造ラインの稼動
率は大幅に向上する。
【0028】さらに、ペースト供給配管17がスクレッ
パー7とスキージ8との間に設けられることにより、ペ
ーストの吐出が継続しても、安定して印刷を継続するこ
とができる。また、ペーストの吐出が継続しても、印刷
機のスクレッパー7やスキージ8等の可動部がペースト
によって汚染されることを防ぐことができる。なお、ペ
ーストは粘度が数十Pa・s以上あるものが多く、ペー
スト供給機構では既にペーストの供給を停止させるよう
制御していても、実際には数秒以上、予圧でペーストが
吐出される。
【0029】また、シリンジ16及びペースト供給配管
17が、スクレッパー7やスキージ8と共にスクレッパ
ー取付スライダー13に固定されることにより、印刷機
の可動部品点数を減らすことができる。なお、図1にお
いて図5に示す従来例と同一又は相当の部分には、同一
符号を付してその説明を省略し、図5と相違する部分に
ついて説明した。
【0030】実施の形態2.次に、本発明の他の実施形
態について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形
態のペースト供給機構を備えた印刷機のスクリーン5の
様子を示す模式図である。図2において、19はペース
ト供給分岐配管であり、シリンジ16に接続される。こ
のペースト供給分岐配管19は、スクリーン5側の先端
が2本に分岐したものであり、これら2個所の供給口か
らペースト6がスクリーン5上に供給される。なお、図
2において、2個所の供給口は、スクレッパー7の幅方
向に並設されている。また、このペースト供給分岐配管
19が有するスクリーン5側の先端の供給口の数、つま
り分岐数は、3本以上でもよい。
【0031】このように、複数の供給口やポイントから
ペーストを供給することにより、印刷パターンエリア1
5全体に比較的新鮮なペーストを供給することができ、
多数枚のワークに対して安定的に印刷することができ
る。つまり、供給ポイント付近のペーストは新鮮である
が、供給ポイントから離れた位置にあるペーストは、印
刷動作が繰り返される間に、粘度が高くなったペースト
であり、印刷不良を起しやすい。言い換えると、印刷さ
れないでスクリーン上に長い間残っているペーストは、
次第に乾燥して粘度が高くなり、印刷パターンを変形さ
せたり、マスクを詰まらせたりして、印刷不良を起こす
危険性が高い。なお、図2において、図1に示した実施
形態1と同一又は相当の部分には、同一符号を付してそ
の説明を省略し、図1と異なる部分について説明した。
【0032】実施の形態3.次に、本発明の他の実施形
態について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形
態のペースト供給機構を備えた印刷機のスクリーン5の
様子を示す模式図である。図3において、20はスライ
ド式ペースト供給配管であり、シリンジ16に接続され
る。このスライド式ペースト供給配管20は、スクレッ
パー7の幅方向に往復移動し、ペーストをスクリーン5
上に供給する。つまり、スライド式ペースト供給配管2
0とスクレッパー7やスキージ8とは、その移動方向が
垂直に異なる。なお、このスライド式ペースト供給配管
20は、フレキシブルなホースを用いてもよい。
【0033】このように、ペーストの供給ポイントを移
動させることができることから、印刷パターンエリア1
5全体に比較的新鮮なペーストを供給し易くなり、多数
枚のワークに対して安定的な印刷をすることができる。
なお、図3において、図1に示した実施形態1と同一又
は相当の部分には、同一符号を付してその説明を省略
し、図1と異なる部分について説明した。
【0034】実施の形態4.次に、本発明の他の実施形
態について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形
態のペースト供給機構を備えた印刷機のスクリーン5の
様子を示す模式図である。図4において、21はペース
ト不足エリアであり、スクリーン5上に塗布されたペー
スト6に生じた空隙である。このペースト不足エリア2
1は、印刷が繰り返されているうちにスクリーン5上の
ペースト量が減少してくると、スクレッパー7でコート
されたペースト6上に生じるものである。つまり、この
ペースト不足エリア21とは、かつてはペーストが塗布
されていたにも拘わらず、現在はスクリーン部分が露出
している部分のことである。
【0035】22はスクリーン上ペースト量センサーで
あり、ペースト不足エリア21の面積を検知し、スクリ
ーン5上に塗布されたペースト量を検出するものであ
る。なお、最初からペーストの無いスクリーン部分と、
ペーストが充分にコートされているスクリーン部分と、
途中からペーストが無くなりスクリーン面が露出して汚
れている部分とでは、光の反射率が異なり、容易に識別
できる。
【0036】23はペースト供給制御ユニットであり、
スクリーン上ペースト量センサー22に接続され、スク
リーン5上に供給するペースト量を制御する。なお、ス
クリーン5上に供給するペースト量は、ペースト不足エ
リア21の面積と、スクリーン上に塗布されるペースト
の厚みと、ペースト比重とに基づき算出される。
【0037】24は加減圧電磁弁であり、シリンジ16
及びペースト供給制御ユニット23に接続され、ペース
ト供給制御ユニット23の制御に基づき、シリンジ16
を加圧又は減圧し、スクリーン5上に供給するペースト
量を制御する。なお、図3において、図1に示した実施
形態1と同一又は相当の部分には、同一符号を付してそ
の説明を省略し、図1と異なる部分について説明した。
【0038】このように、スクリーン上ペースト量セン
サー22を用いてペースト不足エリア21の面積を検知
し、ペースト供給制御ユニット23でスクリーン5上に
供給するペースト量を制御することにより、安定した印
刷が連続的に実施可能になる。また、スクリーン上ペー
スト量センサー22とペースト供給制御ユニット23と
を備えたことにより、自動的な印刷の継続が容易にな
る。さらに、スクリーン上ペースト量センサー22とペ
ースト供給制御ユニット23とを備えたことにより、適
切な量のペーストをスクリーン5上に供給することがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる印刷機
は、印刷マスクを有する印刷機において、印刷マスク上
にペーストを供給するペースト供給機構と印刷マスク上
に供給されたペーストを印刷マスク上に均一に塗布する
スクレッパーと印刷マスク上に塗布されたペーストを印
刷マスクから絞り出して印刷機内に載置されたワークに
印刷するスキージとを有するものであり、印刷マスク上
にペーストを自動的に供給することができる。
【0040】また、この発明にかかる印刷機は、ペース
ト供給機構とスクレッパーとスキージとが一体的に構成
され、ペースト供給機構がスクレッパーとスキージとの
間に配設されるものであり、安定した印刷をすることが
できる。
【0041】さらに、この発明にかかる印刷機は、ペー
スト供給機構とスクレッパーとスキージとが一体的に構
成された取付部が印刷マスク上を往復し、第一の方向に
移動する時はスクレッパーを用い、第一の方向とは反対
の方向に移動する時はスキージを用いるものであり、印
刷機の可動部品点数を減らすことができる。
【0042】また、この発明にかかる印刷機は、シリン
ジ内の圧力を加圧することによってペーストを印刷マス
ク上に供給し、シリンジ内の圧力を減圧することによっ
てペーストの供給を停止するものであり、印刷マスク上
にペーストを自動的に供給することができる。
【0043】さらに、この発明にかかる印刷機の供給配
管は、印刷マスク上にペーストを供給する複数の供給口
を設けるものであり、印刷マスク上に比較的新鮮なペー
ストを供給することができ、安定的に印刷をすることが
できる。
【0044】また、この発明にかかる印刷機の供給配管
は、スクレッパー又はスキージの移動方向に対して垂直
な方向へ移動可能であり、印刷マスク上に比較的新鮮な
ペーストを供給し易くなり、安定的な印刷をすることが
できる。
【0045】さらに、この発明にかかる印刷機は、印刷
マスク上のペースト不足エリアの面積を検出するセンサ
ー部と、ペースト不足エリアの面積に基づき、印刷マス
ク上に供給するペーストの量を計算し、シリンジ内の圧
力を制御し、ペーストの供給量を制御する制御ユニット
部とを有するものであり、適切な量のペーストを印刷マ
スク上に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のペースト供給機構を備
えた印刷機の断面を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施形態2のペースト供給機構を備
えた印刷機のスクリーン5の様子を示す模式図である。
【図3】 本発明の実施形態3のペースト供給機構を備
えた印刷機のスクリーン5の様子を示す模式図である。
【図4】 本発明の実施形態4のペースト供給機構を備
えた印刷機のスクリーン5の様子を示す模式図である。
【図5】 従来の印刷機の断面を示す断面図である。
【図6】 従来の印刷機のスライダー溝14側から見た
スクリーン5の様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 印刷機のフレーム、2 ステージ、3 ワーク、4
マスク枠、5 スクリーン、6 ペースト、7 スク
レッパー、8 スキージ、9 スクレッパー取付棒、1
0 スクレッパー上下機構、11 スキージ取付棒、1
2 スキージ上下機構、13 スキージ及びスクレッパ
ー取付スライダー、14 スライダー溝、15 印刷パ
ターンエリア、16 シリンジ、17 ペースト供給配
管、19ペースト供給分岐配管、20 スライド式ペー
スト供給配管、21 ペースト不足エリア、22 スク
リーン上ペースト量センサー、23 ペースト供給制御
ユニット、24 加減圧電磁弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/34 505 B41F 31/02 S

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷マスクを有する印刷機において、 上記印刷マスク上にペーストを供給するペースト供給機
    構と上記印刷マスク上に供給されたペーストを上記印刷
    マスク上に均一に塗布するスクレッパーと上記印刷マス
    ク上に塗布されたペーストを上記印刷マスクから絞り出
    して上記印刷機内に載置されたワークに印刷するスキー
    ジとを有することを特徴とする印刷機。
  2. 【請求項2】 ペースト供給機構とスクレッパーとスキ
    ージとは一体的に構成され、 上記ペースト供給機構は、上記スクレッパーと上記スキ
    ージとの間に配設されることを特徴とする請求項1に記
    載の印刷機。
  3. 【請求項3】 ペースト供給機構とスクレッパーとスキ
    ージとが一体的に構成された取付部は、印刷マスク上を
    往復し、 第一の方向に移動する時はスクレッパーを用い、上記第
    一の方向とは反対の方向に移動する時はスキージを用い
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷機。
  4. 【請求項4】 ペースト供給機構は、ペーストが蓄積さ
    れるシリンジと、このシリンジに蓄積されたペーストを
    印刷マスク上に供給する供給配管とを有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷機。
  5. 【請求項5】 シリンジ内の圧力を加圧することによっ
    てペーストを印刷マスク上に供給し、上記シリンジ内の
    圧力を減圧することによって上記ペーストの供給を停止
    することを特徴とする請求項4に記載の印刷機。
  6. 【請求項6】 供給配管は、印刷マスク上にペーストを
    供給する複数の供給口を設けることを特徴とする請求項
    4に記載の印刷機。
  7. 【請求項7】 供給配管は、スクレッパー又はスキージ
    の移動方向に対して垂直な方向へ移動可能であることを
    特徴とする請求項4に記載の印刷機。
  8. 【請求項8】 印刷マスク上のペースト不足エリアの面
    積を検出するセンサー部と、 上記ペースト不足エリアの面積に基づき、上記印刷マス
    ク上に供給するペーストの量を計算し、シリンジ内の圧
    力を制御し、ペーストの供給量を制御する制御ユニット
    部とを有することを特徴とする請求項4に記載の印刷
    機。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の印刷機
    を用いて得られたプリント基板又は太陽電池又はプラズ
    マディスプレイ又は液晶パネル又はチップコンデンサ
    ー。
JP2000136920A 2000-05-10 2000-05-10 印刷機 Pending JP2001315302A (ja)

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