JP2001313974A - 基地局分散装置 - Google Patents

基地局分散装置

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JP2001313974A
JP2001313974A JP2000171313A JP2000171313A JP2001313974A JP 2001313974 A JP2001313974 A JP 2001313974A JP 2000171313 A JP2000171313 A JP 2000171313A JP 2000171313 A JP2000171313 A JP 2000171313A JP 2001313974 A JP2001313974 A JP 2001313974A
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frequency signal
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simultaneous transmission
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Yoshiro Niki
義朗 仁木
Kiminori Kono
公則 河野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】TDD方式とFDD方式が共存するシステムに
おいて、広域高速データ通信を可能にする基地局分散装
置を提供する。 【解決手段】下り音声信号は送信機2AによってTDD
信号に変換され、上りTDD信号は受信機3Aにより音
声信号に変換され、下り音声信号は送信機2Bによって
FDD信号に変換され、上りFDD信号は受信機3Bに
より音声信号に変換される。送信機2A、2Bと受信機
3A、3Bからの高周波信号は分岐回路4を経て、分岐
器22により高周波ケーブル13に接続され、基地局分
散装置91A、結合器43A、分岐回路5Aを経て再び
上下方向に分岐され、それぞれ増幅回路6A、7Aによ
り増幅され、分岐回路8Aを経て対移動局アンテナ84
Aに接続される。高周波信号の残りの部分は、接続端子
12Aおよび高周波ケーブル14を介して次段の基地局
分散装置91Bに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時分割同時送受話方
式と周波数分割同時送受話方式が共存する高速デジタル
通信システムにおいて、広いエリアで高速のデータ通信
を可能にするための基地局分散装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】第7図は、特許出願平成5年第2800
11号に記載された従来の基地局分散装置の構成図であ
る。第7図において、(1)は電話回線を接続し音声信
号を分岐する分岐器、(2)はTDD(時分割同時送受
話)方式の送信機、(3)はTDD方式の受信機、
(4)(5A)(5B)(8A)(8B)は高周波信号
を分岐する分岐器、(6A)(6B)は下り方向の高周
波信号の増幅回路、(7A)(7B)は上り方向の高周
波信号の増幅回路、(9)は電話回線の接続端子、(1
0)は基地局(81)の高周波信号の接続端子、(11
A)(11B)(12A)(12B)は基地局分散装置
(91A)(91B)の高周波信号の接続端子、(84
A)(84B)は対移動局アンテナ、(13)(14)
(15)は高周波伝送ケーブル、(17A)(17B)
は対移動局アンテナの接続端子、(43A)(43B)
は方向性結合器などの結合器、(84A)(84B)は
対移動局アンテナである。電話回線からの音声信号は分
岐器(1)によって上り方向と下り方向に音声信号に分
岐され、下り方向の音声信号は送信機(2)によってT
DD方式の高周波信号に変換され、上り方向のTDD方
式の高周波信号は受信機(3)により音声信号に変換さ
れる。送信機(2)と受信機(3)からの高周波信号は
分岐器(4)によって分岐され接続端子(10)により
共通の高周波伝送ケーブル(13)を経由して接続端子
(11A)により基地局分散装置(91A)に接続さ
れ、結合器(43A)により結合され、分岐器(5A)
によって再び上り方向の高周波信号と下り方向の高周波
信号に分岐され、下り方向の高周波信号は増幅回路(6
A)により増幅され、上り方向の高周波信号はは増幅回
路(7A)により増幅され、分岐器(8A)により分岐
されて対移動局アンテナ(84A)に接続される。高周
波信号の残りの部分は、接続端子(12A)および高周
波伝送ケーブル(14)を介して次段の基地局分散装置
(91B)に接続される。同様に基地局分散装置(91
B)では結合器(43B)により結合され、分岐器(5
B)によって再び上り方向の高周波信号と下り方向の高
周波信号に分岐され、下り方向の高周波信号は増幅回路
(6B)により増幅され、上り方向の高周波信号は増幅
回路(7B)により増幅され、分岐器(8B)により分
岐されて対移動局アンテナ(84B)に接続される。高
周波信号の残りの部分は、接続端子(12B)および高
周波伝送ケーブル(15)を介して次々段の基地局分散
装置に接続される。従来の基地局分散装置はは上記のよ
うに構成されているため、TDD方式の高周波信号を増
幅し広いエリアに放射するのに効果的であるが、近い将
来導入が予定されているTDD(時分割同時送受話)方
式とFDD(周波数分割同時送受話)方式が共存するシ
ステムでは相互に感度抑圧などの妨害を生じ、効果が発
揮できない問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる基地局
分散装置は、これらの欠点を除去するためになされたも
のであり、TDD(時分割同時送受話)方式とFDD
(周波数分割同時送受話)方式が共存するシステムにお
いて、相互に感度抑圧などの妨害を生じることなく、基
地局のサービスエリアを拡張するのに効果的である。
【0004】
【作用】この発明において、上り方向の増幅回路におい
て、TDD(時分割同時送受話)方式の高周波信号とF
DD(周波数分割同時送受話)方式の高周波信号が分波
増幅される。請求項の第1項では、上り方向の高周波信
号と下り方向の高周波信号を個別に増幅する増幅回路が
高周波伝送ケーブルに直列に接続される。請求項の第2
項では、上り方向の高周波信号と下り方向の高周波信号
を個別に増幅する増幅回路が高周波伝送ケーブルに間隔
を置いて接続された結合器を介して直列に接続される。
請求項の第3項では、高周波伝送ケーブルが、第1の送
受信機と第2の送受信機で個別に接続され、あるいは上
り方向の高周波信号と下り方向の高周波信号に足して個
別に接続される。請求項の第4項では、上り方向の高周
波伝送ケーブルを、時分割同時送受話方式の高周波信号
と周波数分割の同時送受話方式の高周波信号に対して個
別に接続される。
【0005】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。第1図において、(1A)(1B)は電話回線を
接続し音声信号を分岐する分岐器、(2A)はTDD
(時分割同時送受話)方式等の送信機、(3A)はTD
D方式等の受信機、(2B)はFDD(周波数分割同時
送受話)方式等の送信機、(3B)はFDD方式等の受
信機、(4A)(4B)(5A)(5B)(8A)(8
B)は高周波信号を分岐する分岐器、(6A)(6B)
は下り方向の高周波信号の増幅回路、(7A)(7B)
は上り方向の高周波信号の増幅回路、(9A)(9B)
は電話回線の接続端子、(10A)(10B)は高周波
信号の接続端子、(11A)(11B)(12A)(1
2B)は高周波信号の接続端子、(22)は分岐器、
(84A)(84B)は対移動局アンテナ、(13)
(14)(15)は高周波伝送ケーブル、(43A)
(43B)は結合器、(81A)(81B)は基地局、
(91A)(91B)は基地局分散装置である。電話回
線からの音声信号は分岐器(1A)(1B)によって上
り方向音声信号と下り方向の音声信号に分岐され、下り
方向の音声信号は送信機(2A)によってTDD方式等
の高周波信号に変換され、上り方向のTDD方式等の高
周波信号は受信機(3A)により音声信号に変換され、
下り方向の音声信号は送信機(2B)によってFDD方
式等の高周波信号に変換され、上り方向のFDD方式等
の高周波信号は受信機(3B)により音声信号に変換さ
れる。送信機(2A)(2B)と受信機(3A)(3
B)からの高周波信号は分岐器(4A)(4B)によっ
て分岐され、接続端子(10A)(10B)を介して分
岐器(22)に接続され、当該分岐器(22)より共通
の高周波伝送ケーブル(13)に接続され、接続端子
(11A)により基地局分散装置(91A)に接続さ
れ、結合器(43A)により結合され、分岐回路(5
A)によって再び上り方向の高周波信号と下り方向の高
周波信号に分岐され、下り方向は増幅回路(6A)によ
り増幅され、上り方向は増幅回路(7A)により増幅さ
れ、分岐器(8A)により分岐されて対移動局アンテナ
(84A)に接続される。高周波信号の残りの部分は、
接続端子(12A)および高周波伝送ケーブル(14)
を介して次段の基地局分散装置(91B)に接続され
る。同様に基地局分散装置(91B)では結合器(43
B)により結合され、分岐器(5B)によって再び上り
方向の高周波信号と下り方向の高周波信号に分岐され、
下り方向の高周波信号は増幅回路(6B)により増幅さ
れ、上り方向の高周波信号は増幅回路(7B)により増
幅され、分岐器(8B)により分岐されて、対移動局ア
ンテナ(84B)に接続される。高周波信号の残りの部
分は接続端子(12B)および高周波伝送ケーブル(1
5)を介して次々段の基地局分散装置に接続される。
【0006】第2図は、本発明の他の実施例を示す構成
図であり、(1A)(1B)は電話回線を接続し音声信
号を分岐する分岐回路、(2A)はTDD(時分割同時
送受話)方式等の送信機、(3A)はTDD方式等の受
信機、(2B)はFDD(周波数分割同時送受話)方式
等の送信機、(3B)はFDD方式等の受信機、(8
A)(8B)は高周波信号を分岐する分岐回路、(6
A)(6B)は下り方向の高周波信号の増幅回路、(7
A)(7B)は上り方向の高周波信号の増幅回路、(9
A)(9B)は電話回線の接続端子、(30A)(30
B)(31A)(31B)は高周波信号の接続端子、
(11A)(11B)(12A)(12B)(16A)
(16B)(17A)(17B)は高周波信号の接続端
子、(22A)(22B)は分岐器、(84A)(84
B)は対移動局アンテナ、(13)(14)(15)
(18)(19)(20)は高周波伝送ケーブル、(4
3A)(43B)(44A)(44B)は結合器、(8
1A)(81B)は基地局、(91A)(91B)は基
地局分散装置である。電話回線からの音声信号は分岐器
(1A)(1B)によって上り方向の音声信号と下り方
向に音声信号に分岐され、下り方向の音声信号は送信機
(2A)によってTDD方式等の高周波信号に変換さ
れ、上り方向のTDD方式等の高周波信号は受信機(3
A)により音声信号に変換され、下り方向の音声信号は
送信機(2B)によってFDD方式等の高周波信号に変
換され、上り方向のFDD方式等の高周波信号は受信機
(3B)により音声信号に変換される。送信機(2A)
(2B)からの高周波信号は接続端子(30A)(30
B)により分岐器(22A)を介して高周波伝送ケーブ
ル(13)に接続され、受信機(3A)(3B)からの
高周波信号は接続端子(31A)(31B)により分岐
器(22B)を介して高周波伝送ケーブル(18)に接
続され、接続端子(11A)(16A)により基地局分
散装置(91A)に接続され、結合器(43A)(44
A)により結合され、下り方向の高周波信号は増幅回路
(6A)により、上り方向の高周波信号は増幅回路(7
A)により増幅され、分岐器(8A)により分岐されて
対移動局アンテナ(84A)に接続される。高周波信号
の残りの部分は、接続端子(12A)(17A)および
高周波伝送ケーブル(14)(19)を介して次段の基
地局分散装置(91B)に接続される。同様に基地局分
散装置(91B)では結合器(43B)(44B)によ
り結合され、下り方向の高周波信号は増幅回路(6B)
により、上り方向の高周波信号は増幅回路(7B)によ
り増幅され、分岐器(8B)により分岐されて対移動局
アンテナ(84B)に接続される。高周波信号の残りの
部分は、接続端子(12B)(17B)および高周波伝
送ケーブル(15)(20)を介して次々段の基地局分
散装置に接続される。
【0007】第3図は、本発明の他の実施例を示す構成
図である。(1A)(1B)は電話回線を接続し音声信
号を分岐する分岐器、(2A)はTDD(時分割同時送
受話)方式等の送信機、(3A)はTDD方式等の受信
機、(2B)はFDD(周波数分割同時送受話)方式等
の送信機、(3B)はFDD方式等の受信機、(4A)
(4B)(5A)(5B)(8A)(8B)(42A)
(42B)は高周波信号を分岐する分岐器、(6A)
(6B)は下り方向の高周波信号の増幅回路、(7A)
(7B)は上り方向の高周波信号の増幅回路、(9A)
(9B)は電話回線の接続端子、(10A)(10B)
は高周波信号の接続端子、(11A)(11B)(12
A)(12B)は高周波信号の接続端子、(22)は分
岐器、(84A)(84B)は対移動局アンテナ、(1
3)(14)(15)は高周波伝送ケーブル、(43
A)(44A)(43B)(43B)は分岐器、(81
A)(81B)は基地局、(91A)(91B)は基地
局分散装置である。電話回線からの音声信号は分岐回路
(1A)(1B)によって上り方向と下り方向に音声信
号に分岐され、下り方向の音声信号は送信機(2A)に
よってTDD方式等の高周波信号に変換され、上り方向
のTDD方式等の高周波信号は受信機(3A)により音
声信号に変換され、下り方向の音声信号は送信機(2
B)によってFDD方式等の高周波信号に変換され、上
り方向のFDD方式等の高周波信号は受信機(3B)に
より音声信号に変換される。送信機(2A)(2B)と
受信機(3A)(3B)からの高周波信号は分岐回路
(4A)(4B)によって分岐され、接続端子(10
A)(10B)により分岐器(22)により共通の高周
波伝送ケーブル(13)に接続され、接続端子(11
A)により基地局分散装置(91A)に接続され、分岐
回路(5A)によって再び上り方向の高周波信号と下り
方向の高周波信号に分岐され、下り方向は増幅回路(6
A)により増幅され、上り方向は増幅回路(7A)によ
り増幅され、分岐器(43A)(44A)により分岐さ
れ、一方は分岐器(8A)により分岐されて対移動局ア
ンテナ(84A)に接続される。高周波信号の残りの部
分は分岐器(42A)により分岐され、接続端子(12
A)および高周波伝送ケーブル(14)を介して次段の
基地局分散装置(91B)に接続される。同様に基地局
分散装置(91B)では分岐回路(5B)によって再び
上り方向の高周波信号と下り方向の高周波信号に分岐さ
れ、下り方向の高周波信号は増幅回路(6B)により増
幅され、上り方向の高周波信号は増幅回路(7B)によ
り増幅され、分岐器(43B)(44B)により分岐さ
れ、一方は分岐器(8B)により分岐されて対移動局ア
ンテナ(84B)に接続される。高周波信号の残りの部
分は、接続端子(12B)および高周波伝送ケーブル
(15)を介して次々段の基地局分散装置に接続され
る。
【0008】第4図は本発明の他の実施例を示す構成図
であり、(1A)(1B)は電話回線を接続し音声信号
を分岐する分岐回路、(2A)はTDD(時分割同時送
受話)方式等の送信機、(3A)はTDD方式等の受信
機、(2B)はFDD(周波数分割同時送受話)方式等
の送信機、(3B)はFDD方式等の受信機、(8A)
(8B)は高周波信号を分岐する分岐回路、(6A)
(6B)は下り方向の高周波信号の増幅器、(7A)
(7B)は上り方向の高周波信号の増幅器、(9A)
(9B)は電話回線の接続端子、(30A)(30B)
(31A)(31B)は高周波信号の接続端子、(11
A)(11B)(12A)(12B)(16A)(16
B)(17A)(17B)は高周波信号の接続端子、
(22A)(22B)は分岐器、(84A)(84B)
は対移動局アンテナ、(13)(14)(15)(1
8)(19)(20)は高周波伝送ケーブル、(43
A)(43B)(44A)(44B)は分岐器、(81
A)(81B)は基地局、(91A)(91B)は基地
局分散装置である。電話回線からの音声信号は分岐回路
(1A)(1B)によって上り方向と下り方向に音声信
号に分岐され、下り方向の音声信号は送信機(2A)に
よってTDD方式の高周波信号に変換され、上り方向の
TDD方式の高周波信号は受信機(3A)により音声信
号に変換され、下り方向の音声信号は送信機(2B)に
よってFDD方式の高周波信号に変換され、上り方向の
FDD方式の高周波信号は受信機(3B)により音声信
号に変換される。送信機(2A)(2B)からの高周波
信号は接続端子(30A)(30B)により分岐器(2
2A)により高周波伝送ケーブル(13)に接続され、
受信機(3A)(3B)からの高周波信号は接続端子
(31A)(31B)により分岐器(22B)により高
周波伝送ケーブル(18)に接続され、接続端子(11
A)(16A)により基地局分散装置(91A)に接続
され、下り方向の高周波信号は増幅回路(6A)により
増幅され、上り方向の高周波信号は増幅回路(7A)に
より増幅され、分岐器(43A(44A)により分岐さ
れ、分岐された高周波信号の一方は分岐器(8A)によ
り分岐されて対移動局アンテナ(84A)に接続され
る。高周波信号の残りの部分は、接続端子(12A)
(17A)および高周波伝送ケーブル(14)(19)
を介して次段の基地局分散装置(91B)に接続され
る。同様に基地局分散装置(91B)では、下り方向の
高周波信号は増幅回路(6B)により増幅され、上り方
向の高周波信号は増幅回路(7B)により増幅され、分
岐器(43A(44A)により分岐され、分岐された高
周波信号の一方は分岐器(8B)により分岐されて対移
動局アンテナ(84B)に接続される。高周波信号の残
りの部分は、接続端子(12B)(17B)および高周
波伝送ケーブル(15)(20)を介して次々段の基地
局分散装置に接続される。
【0009】第5図は、本発明の増幅回路の構成を示す
図であり、(6)は下り方向の増幅回路、(7)は上り
方向の増幅回路、(51A)(51B)(53A)(5
3B)は接続端子、(52)はFDD方式とTDD方式
に共用の下り方向の増幅回路、(54)はFDD方式の
上り方向の増幅回路、(55)はTDD方式の上り方向
の増幅回路、(56A)(56B)は分波器である。下
り方向の高周波信号は通常FDD方式とTDD方式が近
接しており、伝送される高周波信号の大きさもほぼ同レ
ベルであるため広帯域の増幅回路で構成できる。一方、
上り方向の高周波信号に対しては、TDD方式の下り方
向の高周波信号が上り方向のFDD方式の高周波信号を
抑圧するなどの妨害を与え、FDD方式の下り方向の高
周波信号がTDD方式の上り方向の高周波信号を抑圧す
るなどの妨害を与えるので分波器(56A)(56B)
によりFDD方式の高周波信号とTDD方式の高周波信
号を分波した後各々個別に増幅し再び合成するように構
成する。
【0010】第6図はFDD方式とTDD方式の通信シ
ステムに割り当てられた周波数帯の例を示す図である。
(101)はFDD方式の上り方向に割り当てられた周
波数帯であり、(102)はFDD方式の下り方向に割
り当てられた周波数帯である。(103)はTDD方式
の下り方向および上り方向に割れ当てられた周波数帯で
ある。基地局分散装置においては、FDD方式とTDD
方式ともに下り方向の高周波信号のレベルが大きく、上
り方向の高周波信号のレベルが極端に小さいため、上り
方向の高周波信号が抑圧されて受信機で受信が難しくな
る。このような不具合をさけるために上り方向の高周波
信号を選択して増幅する分波増幅回路を適用する。
【0011】以上の説明では、上り方向の高周波信号を
分波して増幅した後合成する場合について述べたが、上
り方向の高周波信号をTDD方式とFDD方式で個別の
高周波伝送ケーブルを用いて伝送しても同様な効果が得
られる。また、各基地局分散装置への電源を伝送ケーブ
ルを経由して供給することも可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ため、TDD方式とFDD方式の高周波信号の周波数が
隣接して割り当てられている場合でも、基地局分散装置
が正常に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明の一実施例を示す構成図である。
【第2図】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【第3図】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【第4図】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【第5図】本発明の増幅回路の実施例を示す構成図であ
る。
【第6図】FDD方式とTDD方式に割り当てられる周
波数帯の例を示す図である。
【第7図】従来の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】 1、1A、1B、 音声信号の分岐器 2、2A TDD方式の送信機 2B FDD方式の送信機 3、3A TDD方式の受信機 3B FDD方式の受信機 4、4A、4B、5A、 分岐器 5B、8A、8B 分岐器 6A、6B 下り方向の増幅回路 7A、7B 上り方向の増幅回路 9A、9B 音声信号の接続端子 10、10A、10B 接続端子 11A、11B、12A 接続端子 12B、16A、16B 接続端子 17A、17B 接続端子 13、14、15、18 高周波伝送ケーブル 19、20 高周波伝送ケーブル 21A、21B 接続端子 42A、42B 分岐器 43A、43B、43A 結合器 43B 結合器 81、81A、81B 基地局 84A、84B 対移動局アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上り方向と下り方向に同一周波数が割り当
    てられる時分割同時送受話方式と上り方向と下り方向に
    異なった周波数が割り当てられる周波数分割同時送受話
    方式が共存している高速デジタル通信システムにおい
    て、 時分割同時送受話方式で動作する第1の送受信機と、 周波数分割同時送受話方式で動作する第2の送受信機
    と、 当該第1の送受信機から入出力される高周波信号と当該
    第2の送受信機から入出力される高周波信号を合成ある
    いは分岐するための合成・分岐手段と、 当該合成・分岐手段あるいは前段の基地局分散装置に接
    続されるメタルケーブルあるいは同軸ケーブルあるいは
    光ケーブルあるいはこれらを複合した第1の高周波伝送
    ケーブルと、 当該第1の高周波伝送ケーブルに電気的に接続され上り
    方向と下り方向を個別に増幅するための増幅回路と、 当該増幅回路に電気的に接続され当該増幅回路からの下
    り方向の高周波信号を分岐し当該増幅回路への上り方向
    の複数の高周波信号を合成するための分岐・合成器と、 当該分岐・合成器に電気的に接続され上り方向と下り方
    向の高周波信号を端末との間で送受信するためのアンテ
    ナと、 当該分岐・合成器に電気的に接続され上り方向と下り方
    向の高周波信号を後段の基地局分散装置に伝送するため
    の第2の高周波伝送ケーブルから構成され、 少なくとも当該上り方向の増幅回路が時分割同時送受話
    方式に割り当てられた上り方向の高周波信号と周波数分
    割同時送受話方式に割り当てられた上り方向の高周波信
    号を同時に増幅するための分波増幅手段を有することを
    特徴とする基地局分散装置
  2. 【請求項2】上り方向と下り方向に同一周波数が割り当
    てられる時分割同時送受話方式と上り方向と下り方向に
    異なった周波数が割り当てられる周波数分割同時送受話
    方式が共存している高速デジタル通信システムにおい
    て、 時分割同時送受話方式で動作する第1の送受信機と、 周波数分割同時送受話方式で動作する第2の送受信機
    と、 当該第1の送受信機から入出力される高周波信号と当該
    第2の送受信機から入出力される高周波信号を合成ある
    いは分岐するための合成・分岐手段と、 当該合成・分岐手段に電気的に接続されるメタルケーブ
    ルあるいは同軸ケーブルあるいは光ケーブルあるいはこ
    れらを複合した高周波伝送ケーブルと、 当該高周波伝送ケーブルに電気的に接続され間隔をおい
    て設けられた複数の結合器と、 当該結合器に電気的に接続され上り方向と下り方向を個
    別に増幅するための増幅回路と、 当該増幅回路に電気的に接続され上り方向と下り方向の
    高周波信号を端末との間で送受信するためのアンテナか
    ら構成され、 少なくとも当該上り方向の増幅回路が時分割同時送受話
    方式に割り当てられた上り方向の高周波信号と周波数分
    割同時送受話方式に割り当てられた上り方向の高周波信
    号を同時に増幅するための分波増幅手段を有することを
    特徴とする基地局分散装置
  3. 【請求項3】当該高周波伝送ケーブルが、当該第1の送
    受信機と当該第2の送受信機で個別に接続されるか、あ
    るいは当該第1の送受信機と当該第2の送受信機の高周
    波信号を分岐・合成し下り方向の高周波信号と上り方向
    の高周波信号で個別に接続されることを特徴とする特許
    請求範囲第1項あるいは第2項に記載の基地局分散装置
  4. 【請求項4】当該上り方向の高周波信号を伝送する高周
    波伝送ケーブルが、時分割同時送受話方式の高周波信号
    と周波数分割同時送受話方式の高周波信号で個別に接続
    されることを特徴とする特許請求範囲第1項あるいは第
    2項あるいは第3項に記載の基地局分散装置
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