JP2001312668A - 文書配信システムとコンテンツ配信を追跡及び管理する方法 - Google Patents

文書配信システムとコンテンツ配信を追跡及び管理する方法

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JP2001312668A
JP2001312668A JP2001099277A JP2001099277A JP2001312668A JP 2001312668 A JP2001312668 A JP 2001312668A JP 2001099277 A JP2001099277 A JP 2001099277A JP 2001099277 A JP2001099277 A JP 2001099277A JP 2001312668 A JP2001312668 A JP 2001312668A
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JP2001099277A
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English (en)
Inventor
Donald X Ii Smith
ドナルド・エックス・スミス・セカンド
Aloke Gupta
アロケ・グプタ
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツ配信を正確に追跡し、管理する文書
配信システム。 【解決手段】文書配信システムは受信したコテンツオブ
ジェクトのデータ格納手段と要求されたユーザ用のパー
ソナライズされた印刷物を生成する仮想エディタを含
む。仮想エディタは1また2以上のコンテンツオブジェ
クトを選択的に検索し、個人プロファイルをアクセスし
て特定のユーザー向けの印刷物を生成する。仮想エディ
タはユーザのコンテンツを選択し、仮想センサより受信
した情報によってコンテンツプロバイダへ課金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、印刷分野
に関し、特に、自動化された文書配信システムにおける
コンテンツ配信を追跡し、管理するシステムおよび関連
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1400年代半ば、ヨハン・グーテンベ
ルグは、自身の発明である可動式印刷機を用いて情報を
広める方法に大革命を起こした。マザラン聖書の出版に
より、一旦選ばれたわずかな排他的範囲で保有された文
書は、すぐに広く大衆に入手可能となった。約550年
後、グーテンベルグが開始したマスメディア革命は未だ
生き続けておりかつ活発であって、New York
TimesおよびWashington Post等の
新聞、NewsweekおよびSports Illu
strated等の雑誌、並びに他の事実上何千もの出
版物がある。
【0003】これら何千もの出版物は、ニュースからス
ポーツ、ファッション、モデルロケットまで、広範囲の
興味を包含するが、1つの共通点を有している。すなわ
ち、それらは大衆市場によって読まれることが意図され
ている、ということである。文書が事実上非常に少ない
人々のうちのただ1人によって読まれていたグーテンベ
ルグ以前の時代とは異なり、少なくとも部分的にはマー
ケティング、製作および配布コストが高いという理由か
ら、今日の出版物がかかる少ない読者を有することは経
済的に実現不可能である。事実、今日の出版物の多く
が、大部分それらに含まれる広告によって資金を得てい
る。これら広告主は、彼らの広告に晒されている多数の
信頼できる読者である消費者を、一貫して集めることが
できる出版物に引寄せられる。
【0004】この大衆市場出版モデルは何百年もうまく
いってきたが、問題が無いわけではない。かかる問題の
1つは、出版物の一般的な読者が広範囲の興味を有して
おり、1つの大衆市場出版物がこれら興味のすべてを満
足することができない、ということである。例えば、国
際ニュース、ゴルフ、フライフィッシング、系図学およ
びコンピュータに興味がある読者は、これら興味を満足
させるために、いくつかの異なる出版物に購読料を払わ
なければならない可能性がある。当然のことながら、こ
れら出版物は大衆市場に向けられているため、上述した
ような読者が興味を持たない、読まない題材も多く含ん
でいる。読者が読んでいない題材が非常に多い場合、無
駄にされている非常に多くの文書と共に、読者が同様に
読んでいない非常に多くの広告がある、ということは明
白である。広告主はこれを知っており、ダイレクトメー
ル作成者に対して支払うよりも、大衆市場雑誌または新
聞に対し、自分らの広告に対し1000回晒されること
について支払う方がずっと少ないことに同意している。
ダイレクトメール作成者は、彼らの広告に晒されている
人々が、彼らの広告を読みそれに興味を持つ可能性がず
っと高い人口統計学的グループであるという、より明確
な保証を提供することができるものである。
【0005】更に、大抵の読者に対し、多くの出版物に
対して購読料を支払いおよび/またはそれらを読むこと
は、費用効率および時間効率が良くない。通常、一般的
な読者は、最も興味のある数冊の出版物にのみ購読料を
支払う。そのような読者が、記事および中に含まれる広
告内容の少なくとも一部に興味を持ったとしても購読料
を支払わないと選択する、出版物の読者レベルの低減
は、その出版物の購読および広告収入が他の場合より少
ない、ということを意味する。他の多くの読者が同じ決
定をすると、その出版物のその後の存続状態が危うくな
る可能性があり、その出版物は廃刊を余儀なくされる場
合がある。事実、多くの出版物が、それら出版物を読む
ことに興味を持つ多くの読者、およびこれらの読者が広
告に晒されることを熱望している同様の数の広告主がい
る場合であっても、毎年、維持させるほどの数の広告主
および読者を引付けることができずに廃刊される。概し
て、それらに対して支払いたい、および/またはそれら
を読みたいと思う人々の十分な大衆市場を引付けること
ができない出版物は出版をやめる。これは、これら出版
物の多くが、すべての読者が利用できる種々の情報に富
み、あまり知られていない作家およびアーティストに作
品を実践する道を提供する場合があるため、良くないこ
とである。
【0006】より最近、新たなタイプの出版物、すなわ
ち電子出版物が現れてきた。これら出版物の読者は、一
般に、コンピュータを通してインターネットにサインイ
ンし、その出版物をオンラインで読む。CNN.com
およびpointcast.com等、これら出版物の
いくつかにより、ユーザは読みたい題材のタイプについ
て個人の趣向を述べることができる。しばしば、これら
パーソナライズされた出版物は、通常、視覚的表示の周
辺に沿って配置された(上部、底部、側部等)バナー広
告の形態で、広告を含んでいる。
【0007】これら電子出版物は情報の配布における興
味深い発展であったが、より伝統的なグーテンベルグ以
降のモデルのもとで発行される情報のわずか断片しか表
していない。これら電子出版物の多くの読者は、特に長
い期間読むことが非常に困難である(ビデオ表示装置上
で)ことに不満を持っている。インターネットにサイン
オンして、CNN.comウェブサイトで最近の急報の
簡単な要約を見ることは、読者にとって便利であるが、
読者は、そのサイトには数分しかいない可能性が非常に
高く、まだ、NesweekまたはWashingto
n Post等のより伝統的な印刷媒体に購読料を支払
っている可能性が高い。また、彼らは、電子出版物を読
むよりもより伝統的な印刷された出版物を読む方により
多くの時間を費やす可能性が高く、それにより、伝統的
な印刷された出版物に掲載されている広告に晒される時
間の方が長くなる。従って、印刷された出版物は、今日
も、すなわちグーテンベルグがそれらを可能にした後5
世紀以上、および電子出版物の技術革新後10年以上
も、活躍し続けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に電子配信システ
ムに関連する他の制限は、コンテンツ配信を正確に追跡
し、管理することができない、ということである。より
詳細には、従来技術の文書配信システムは、ロイヤルテ
ィの支払いまたは広告収入の目的でコンテンツ配信を追
跡することが不得手である。例として、第1のユーザに
よって電子文書が要求され、それがその後配信される
(例えば、HTMLフォーマットで)ものとする。従来
技術による文書配信システムは、ユーザに配信される出
版物を構成するコンテンツオブジェクトの詳細な記録を
保持しない場合がある(または、保持しない可能性の方
が高い)。従って、コンテンツプロバイダかまたは広告
主に対する正確なアカウンティングを行うことが困難で
ある。出版者がコンテンツ配信記録を保持している場合
であっても、それは、一般に最初の(意図された)受信
者のみに対してである。すなわち、要求しているユーザ
(上記)は、その出版物が自分の同僚のうちの10人に
とって関心のあるものであると判断し、これら10人の
同僚にその文書を再送する場合がある。従来技術による
出版システムは、コンテンツのかかる再配信を計上せ
ず、従ってコンテンツプロバイダおよび/または広告プ
ロバイダにかかるコンテンツ配信を計上しない。
【0009】従って、これら出版物は確かに現代社会に
利益をもたらしてきたが、これまで、上述したこれら出
版物の基礎にある問題を解決するために意味のある試み
はなされてこなかった。本願明細書では、まさにかかる
解決法が提供されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の教示によると、
本発明の教示を組込んでいる革新的な文書配信システム
の種々の態様が提供される。本発明の第1の態様によれ
ば、コンテンツオブジェクトの配信を監視する1つまた
は複数の仮想センサと、1つまたは複数のコンテンツプ
ロバイダからコンテンツオブジェクトを受信し、1つま
たは複数の要求しているユーザに対し選択コンテンツを
配信し、少なくとも部分的に、仮想センサから受信され
る情報に基づいてコンテンツプロバイダに課金する仮想
エディタと、を備えている文書配信システムが提案され
ている。
【0011】より詳細には、仮想エディタがコンテンツ
プロバイダからコンテンツオブジェクト(記事、絵、広
告、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ等)を受
信すると、そのコンテンツオブジェクトは類別され仮想
ラッパに配置される。その後、仮想エディタは、受信さ
れ、ラップされたコンテンツオブジェクトを使用して、
要求しているユーザに対しカスタム出版物を構成する。
仮想センサは、ユーザに対する配信システムによりラッ
プされたコンテンツオブジェクトの配信を追跡し、送信
されたコンテンツオブジェクトが実際に受信されたこと
を確実にし、この情報を仮想エディタに提供する。更
に、仮想センサは、ユーザがラップされたコンテンツオ
ブジェクトといかに対話したかを判断することができ、
この情報を同様に仮想エディタに提供することができ
る。これにより、仮想エディタは、いくつかのコンテン
ツプロバイダ(例えば、著者、アーティスト等)に対し
正確なロイヤルティの支払いを行い、他のコンテンツプ
ロバイダ(例えば、広告主)に対し正確な請求を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1つの実施の形
態による革新的な文書配信システムのブロック図を示
す。文書配信システム10は、文書サーバ100を含ん
でいる。好ましい実施の形態では、文書サーバ100
は、ネットワーク200を介して、まとめて装置300
と呼ばれる、種々のパーソナルコンピュータ、印刷装
置、および他の電子装置に動作的に連結されている。後
により完全に説明するように、文書サーバ100は、革
新的な編集モジュール120と、送信モジュール150
と、知識モジュール170と、を含んでおり、要求して
いるユーザ/加入者に対し他の種々のコンテンツオブジ
ェクトからパーソナライズされた出版物を動的に生成す
る。
【0013】編集モジュール120は、1つまたは複数
のコンテンツプロバイダ50および/または1つまたは
複数の広告プロバイダ80からコンテンツオブジェクト
入力を受信し、少なくとも部分的に、例えばユーザの興
味、季節性、コンテンツプロバイダおよび広告プロバイ
ダの配信基準等を含む、多数の重要な基準に基づいて、
パーソナライズされた文書を生成する。本願明細書で使
用されるように、コンテンツプロバイダ50は、広告を
含まない出版コンテンツのすべてのプロバイダを含むよ
う意図されており、広告プロバイダ80は、広告材料を
提供する。金融ビジネスモデルから、これら2つの出版
材料の供給元は大きく異なっている(すなわち、コンテ
ンツプロバイダ50には、文書・サーバのオペレータか
らロイヤルティが支払われ、広告主80は生成された出
版物の広告に対して支払う。)しかしながら、エンドユ
ーザの観点から、それらは共に出版物に対してコンテン
ツを提供する。従って、参照番号無しに使用される場合
の総称「コンテンツプロバイダ」は、コンテンツプロバ
イダ50と広告プロバイダ80とを共に含むことが意図
されている。区別が意図される場合、コンテンツの供給
元を更に指定するために、適当な参照番号が特に指定さ
れる。
【0014】配信モジュール400が、文書サーバ10
0に動作的に連結されており、後述するように、少なく
とも部分的に、ユーザに提供されるコンテンツの供給元
および量に基づいて、製品および/または製品サブシデ
ィ(助成金、subsidy)をユーザに任意に配信す
る。
【0015】好ましい実施の形態では、文書サーバ10
0は、ヒューレット・パッカード・カンパニーによって
販売されるHP9000サーバ等のミニコンピュータ/
サーバであるが、当業者は、文書サーバ100が、本願
明細書で述べられる機能を実行するいかなるタイプの他
の計算または電子装置であってもよく、それが本発明の
精神および範囲内にある、ということを認めるであろ
う。ネットワーク200は、好ましくはインタネットで
あるが、イントラネット、ローカルエリアネットワーク
または他のタイプのパブリックまたはプライベートネッ
トワーク、有線(例えば、電話、ケーブルTV等)また
は無線(例えば、衛星、ラジオ、携帯電話等)もまた、
あるいは付加的に使用することができる。
【0016】図1において、装置300は、広範囲の方
法で構成されることが可能であるように示されている。
例えば、パーソナルコンピュータ310は、ユーザ20
320に対し文書10320を印刷する印刷装置320
に接続されているように示されている。パーソナルコン
ピュータ310は、ネットワーク200に動作的に連結
されている。対照的に、ユーザ20330に対して文書
10330を印刷する印刷装置330は、介在するパー
ソナルコンピュータまたは他の電子装置無しにネットワ
ーク200に動作的に連結されている。ユーザ2035
0に文書10350を印刷する印刷装置350は、電子
デバイス340に接続されているように示されている。
電子デバイス340は、セットトップボックス、テレビ
ジョンセット、パームトップ携帯情報端末(PDA)ま
たはネットワーク200に動作的に連結される他のタイ
プの電子装置とすることができる、最後に、ユーザ20
370に対し文書10370を印刷する印刷装置370
は、ネットワーク200に動作的に接続されている電子
装置360に接続されている。図1に示す印刷装置は、
HP DeskJet(商標)890プリンタ、HP
LaserJet(商標)VプリンタあるいはHP等に
よって製造された他のモデルのプリンタ等のプリンタ、
いわゆる「mopier」等の印刷、ファックス、スキ
ャンおよび/またはコピーを行うことができる多機能印
刷装置、あるいは普通紙、特殊紙、トランスペアレンシ
ー、またはかかる情報を有形に受信することができユー
ザが容易に持ち歩くことができる他の媒体等の印刷可能
媒体に情報を転送することができる他の装置であってよ
い。
【0017】送信モジュール150は、好ましくは文書
サーバ100内に配置されている。図1が示すように、
印刷モジュール380は、パーソナルコンピュータ31
0、印刷装置330または電子装置340等、ネットワ
ーク200を介して文書サーバ100に動作的に連結さ
れる装置300のいずれに配置してもよく、あるいは、
知識モジュール170等、文書サーバ100自体に配置
してもよい。本発明の1つの実施の形態によれば、送信
モジュール150および印刷モジュール380は、装置
300および/または文書サーバ100内の適切にプロ
グラムされたマイクロプロセッサで実行するソフトウェ
ア機能を表す。しかしながら、後述する革新的な特徴お
よび機能を実現するために専用ハードウェアまたは他の
メカニズムを採用することができる、ということは認め
られよう。
【0018】図13は、本発明の教示を組込んでいる編
集モジュール120のブロック図を示す。示されている
ように、編集モジュール120は、図示されているよう
に互いが連結されている、1つまたは複数のコントロー
ラ502と、革新的な出版エージェント504と、革新
的な仮想エディタ506と、メモリ空間508と、1つ
または複数の入力/出力(I/O)インタフェース51
0と、を備えている。本発明の1つの実現によれば、編
集モジュール120は、コントローラ502によって実
行可能な1つまたは複数の要求(アプリケーション)5
12を含んでもよい。なお、1つまたは複数の機能ブロ
ック502〜510は、別々の異なる機能エンティティ
として描かれているが、共通の機能エンティティに結合
されてもよい。更に、ハードウェアパラダイムに従って
描かれているが、当業者は、編集モジュール120およ
びその構成要素502〜510が、ホストプロセッサに
よって実行される時に後述される編集モジュール120
の特徴および機能を実現する、一連の実行可能命令とし
て具体化されてもよい、ということを認めるであろう。
この点で、図13は、特許請求されている本発明の範囲
および精神を単に例示しているものである。
【0019】示されているように、コントローラ502
は、要求しているおよび/または加入しているユーザの
ためのカスタム文書を生成するために1つまたは複数の
編集エディタ506を呼出すか、あるいはかかるカスタ
ム文書のレイアウトを完了し配信スケジュールを最適化
するために出版エージェント504を呼出す。コントロ
ーラ502は、ユーザインタフェース(例えば、ウェブ
ページ)とのユーザの対話に応じて、またはユーザの選
択した配信スケジュールに適応するように、カスタム文
書の構成および/または配信を開始してもよい。この場
合、コントローラ502は、入力/出力(I/O)イン
タフェース510を介して外部アプリケーション(例え
ば、ウェブページ)または他の要素(例えば、ユーザプ
ロファイル)と通信する。代替的な実施の形態では、コ
ントローラ502は、ユーザに、1つまたは複数のアプ
リケーション512を使用してカスタム文書を要求/構
築するために使用するユーザインタフェースを提供す
る。しかしながら、本発明の教示の実現のために、限定
しないがプログラマブルロジックアレイ(PLA)、マ
イクロプロセッサ、専用コントローラ、特定用途向け回
路(ASIC)等を含む、本技術分野で周知の広範囲の
制御装置のいずれかを表すように意図されている。代替
的な実施の形態において、コントローラ502は、実行
時に本明細書で述べられている制御ロジックを実現する
一連の実行可能命令として具体化される。
【0020】メモリ装置508およびI/Oインタフェ
ース510は、各々、本技術分野において一般に周知の
かかる装置を表すように意図されている。特に、I/O
インタフェース510は、限定しないが直接接続通信イ
ンタフェース(例えば、シリアルインタフェース、パラ
レルインタフェース、ユニバーサルシリアルバス(US
B)、アドバンスドグラフィックポート(AGP)
等)、ローカルエリアネットワークインタフェース(例
えば、イーサネット(登録商標)インタフェース、トー
クンリングインタフェース等)、または広域ネットワー
クインタフェースを含む、本技術分野において周知の多
数の通信インタフェースのうちの1つかまたは複数を含
むことが意図されている。この場合、編集モジュール1
20は、複数の有線および/または無線のI/Oインタ
フェース510のうちの適当な1つを使用して、多数の
外部およびリモート装置のうちのいずれかと通信しても
よい。
【0021】本発明の1つの態様によれば、仮想エディ
タ506は、多数の要素に基づいて一意の複合出版物に
対し出版物をパーソナライズする。示されているよう
に、仮想エディタ506は、コンテンツ・マネージャ5
18および構成エージェント520を含む。コンテンツ
マネージャ518は、分析/ラッパ・エージェント52
2、コントラクト・アドミニストレータ機能524およ
びトランザクション・エージェント526を含む。編集
モジュール120が1つまたは複数のコンテンツプロバ
イダからコンテンツを受信すると、コンテンツ・マネー
ジャ518は、コントローラ502によって選択的に呼
出される。分析/ラッパエージェント522は、受信さ
れたコンテンツを分析し、供給元、主題、長さ、コスト
等を含む多数の属性のうちのいずれか1つまたは複数に
基づいて、それを類別する。更に、分析/ラッパエージ
ェント522は、一意の識別子を用いてラッパにコンテ
ンツ・オブジェクトをカプセル化する。後述する説明に
基づいて、ラッパのカプセル化により、文書配信システ
ムの仮想センサ(図示せず)がコンテンツオブジェクト
の配信、受信および配置を正確に追跡することができ
る、ということが認められよう。1つの実施の形態によ
れば、仮想センサは、カプセル化されたコンテンツオブ
ジェクトの配信、受信および配置を追跡するために印刷
モジュール380内に組込まれている。
【0022】1つの実現によれば、契約アドミニストレ
ータ524は、文書配信システムのユーザ(加入者、コ
ンテンツプロバイダ等)の契約義務のすべてを管理す
る、データベース駆動型コンポーネントである。1つの
実現によれば、契約アドミニストレータ524は、選択
されたコンテンツプロバイダ(例えば、アーティスト)
に対するロイヤルティ計算および表示契約、他のコンテ
ンツプロバイダ(例えば、広告主)に対する広告料、選
択されたユーザの申込み情報等を保持する。周期的に、
契約アドミニストレータ524は、1つまたは複数のコ
ンテンツ・プロバイダ・データベースにアクセスして、
コンテンツオブジェクト配信を識別し、ロイヤルティ支
払い、広告請求、およびトランザクション・エージェン
ト526を介して適当なユーザに配信するための申込金
を計算する。この場合、契約アドミニストレータ524
は、文書配信システムの契約義務が遵守されていること
を確実にする。
【0023】トランザクション・エージェント526
は、文書配信システムとパブリック/プライベート電子
商取引金融システム(例えば、CheckFree C
orporationによって提案されているChec
kFree(商標)金融ネットワーク)との間の主要イ
ンタフェースである。上述したように、トランザクショ
ン・エージェント526は、少なくとも部分的には、コ
ントラクト・アドミニストレータ524に保持されてい
る取引条件に従うコンテンツオブジェクトの配信に基づ
いて、ユーザアカウントを用いて支払いおよびアカウン
トクレジット/デビットトランザクションを実行する責
任を有している。なお、編集モジュール120の要素と
して描かれているが、当業者は、コンテンツマネージャ
518が、本発明の精神および範囲から逸脱することな
く別々の独立した機能エンティティとして展開されても
よい、ということを認めるであろう。
【0024】仮想エディタ506の構成エージェント5
20は、コンテンツオブジェクトを抽出して、1つまた
は複数の重要誘因に従ってカスタム文書を生成する。本
願明細書で使用されるように、重要誘因は、要求してい
る/加入しているユーザの興味、人口統計、季節性、文
書サーバ要件およびコンテンツプロバイダ使用基準等の
うちの1つまたは複数を含む。後により詳細に説明する
ように、構成エージェント520は、特定のユーザにと
って関心がある可能性の高いコンテンツオブジェクトを
抽出し、そのユーザに対しパーソナライズされた出版物
を生成する。構成エージェント520は、文書配信シス
テム10の明示的(overt)および暗示的(cov
ert)プロセスを介して受信される情報を利用して、
結果として得られるパーソナライズされた出版物に対す
るユーザの満足度を向上させるために、ユーザからの請
求フィードバックと共に、受信された材料のユーザの対
話および配置のログを取る。これら明示的/暗示的プロ
セスの結果として収集された情報は、構成エージェント
520により、ユーザに関連付けられたユーザプロファ
イルを更新するために使用され、それはパーソナライズ
された出版物を生成する際にアクセスされる。この場
合、構成エージェント520は、一般に例えば雑誌の物
理的編集者に関連する機能、すなわち、出版内容の決
定、レイアウトおよびフォーマットの決定、広告等を実
行するが、無数の個人に対してパーソナライズされた出
版物を生成するために、個人的趣向等、他の重要な情報
を考慮に入れる。構成エージェント520が出版物を生
成するためにコンテンツオブジェクトを抽出すると、そ
れは、意図された受信者に対するパーソナライズされた
出版物のレイアウトを完成し配信をスケジュールするた
めに、出版エージェント504に渡される。
【0025】示されている一例としての実施の形態によ
れば、スケジュール・マネージャ514およびレイアウ
ト・マネージャ516を備えている出版エージェント5
04が提示されている。後により詳細に説明するよう
に、レイアウトマネージャ516は、構成マネージャで
ある仮想エディタ506からコンテンツオブジェクトを
受信して、パーソナライズされた出版物の少なくとも部
分的レイアウトを完成する。本発明の1つの態様によれ
ば、レイアウトマネージャ516は、パーソナライズさ
れた出版物の複雑性を決定するために、出版物の少なく
とも部分的レイアウトを完成するために必要な時間の記
録を保持する。この複雑性のインジケータは、後に出版
エージェント504によって、同じコンテンツオブジェ
クトの1つまたは複数を含む将来の出版物をレイアウト
するために必要な時間を推定する際、および出版物の完
成に必要な時間を推定する際にスケジュール・マネージ
ャ514を支援するために使用される。
【0026】レイアウト・マネージャ516が出版物の
少なくとも部分的レイアウト完成すると、スケジュール
・マネージャ514は、出版レイアウトを完成し(例え
ば、駆込みのコンテンツオブジェクト、またはかかるオ
ブジェクトに対する更新を含めて)、パーソナライズさ
れた出版物の配信をスケジュールする。1つの実施の形
態によれば、後により完全に述べるが、スケジュール・
マネージャ514は、多数の利用可能な供給元からの情
報を使用して、出版物の配信をスケジュールする。より
詳細には、スケジュール・マネージャ514は、ユーザ
の個人プロファイルと、レイアウト・マネージャ516
からの複雑性基準と、出版物を印刷するために適当な量
およびタイプの媒体が利用可能であることを保証する、
ユーザに関連する印刷装置からの指示と、を利用する。
少なくとも部分的に、かかる情報に基づいて、スケジュ
ールマネージャ514は、1つまたは複数のパーソナラ
イズされた出版物に対して最適な出版スケジュールを確
立するよう作用する。
【0027】図14は、本発明の1つの実施の形態によ
る一例としての知識モジュール170を示す。示されて
いるように、知識モジュール170は、ユーザ・プロフ
ァイル情報データベース602と、コンテンツ・プロバ
イダ情報データベース620と、契約管理情報データベ
ース630と、任意に印刷モジュール380および印刷
スケジュール390と、を備えている。後により詳細に
説明するように、ユーザプロファイル情報データベース
602は、システム10のユーザについて情報を収集し
プロファイルを展開するために利用される。コンテンツ
プロバイダ情報データベース620は、コンテンツプロ
バイダの使用および配置を追跡するために使用される。
契約管理情報データベース630は、ライセンス契約、
料金等に関する情報を保持するために使用される。ユー
ザ・プロファイル情報、コンテンツプロバイダ情報およ
び契約管理情報を保持することにより、文書サーバ10
0は、ユーザおよび同様にコンテンツプロバイダに対し
個別化されたサービスを提供する。コンテンツオブジェ
クトレベルでの出版物の配信、受信およびユーザ配置に
関する正確な情報を動的に取得し保持することにより、
文書サーバ100は、正確にユーザの興味をターゲット
にすることによりパーソナライズされた出版物を提供す
ることができるが、同時に、ロイヤルティおよび/また
はライセンス料の目的でコンテンツプロバイダに正確な
アカウンティングを提供する。この点で、文書配信シス
テム10は、出版業界において革新的な進歩、すなわ
ち、今までマスメディア企業のみが利用可能であった規
模で個々にターゲットとされた出版物を提供することが
できる、ということを表している。
【0028】図15は、本発明の1つの実現による一例
としての仮想センサのブロック図を示す。上述したよう
に、コンテンツオブジェクトの配信、受信およびユーザ
配置に関して監視し報告するために、文書配信システム
10を通して1つまたは複数の仮想センサ35000が
選択的に分散されている。更に、仮想センサ35000
は、コンテンツオブジェクトに対してとられるシステム
およびユーザの作用を追跡する。例えば、ユーザは著者
に対して電子メールを送信し、広告されている製品を購
入する(例えば受信された広告で提供されているリンク
を介してインターネットにより)などが可能である。更
に、コンテンツオブジェクトの配信および受信を追跡す
ることにより、文書配信システム10は文書配信システ
ム10を通して提供される出版物に対し自動的に作用す
ることができる。例えば、文書配信システム10は、出
版物の「最新の発行」の受信を追跡することにより、自
動的に出版物の「古い発行」を削除することができる
(例えば、ある期間の満了等により)。1つの実現によ
れば、仮想センサ35000は、文書配信システム10
に亙って印刷モジュール380に組込まれている。1つ
の実現例によれば、センサ35000は、追加的に/代
替的に、例えば1つまたは複数の計算装置、1つまたは
複数の印刷装置および/または1つまたは複数のネット
ワークインフラ装置(図示せず)等、1つまたは複数の
装置300に配置される。収集される情報の量は、少な
くとも大まかには文書配信システム10に亙って配置さ
れる仮想センサ35000の数によって決まる。
【0029】図15の示されている一例としての実施の
形態によれば、描かれているように通信上連結されてい
る、モニタ・エージェント35002およびレポーティ
ング・エージェント35004を備えた仮想センサ35
000が示されている。本明細書で使用されるように、
モニタ・エージェント35002は、ネットワークトラ
フィックを受信し、特定の編集モジュール(例えば、1
20)および/または文書配信サーバ(例えば、10
0)に対して追跡可能であるコンテンツオブジェクトの
配信について、トラフィックを分析する。1つの一例と
しての実現によれば、モニタ・エージェント35002
は、追跡ラッパにラップされているコンテンツオブジェ
クトについて受信されたネットワークトラフィックを分
析する(後により完全に説明する)。追跡ラッパ情報
は、一意にコンテンツオブジェクト、および任意には編
集モジュールまたはコンテンツオブジェクトの配信に責
任がある文書配信サーバを識別する。レポーティング・
エージェント35004は、受信されたコンテンツオブ
ジェクトの文書配信、受信およびユーザ配置を識別し
て、1つまたは複数の文書サーバ100に対し報告を編
集し発行するために呼出される。ハードウェアパラダイ
ムに従って示されているが、仮想センサ35000およ
び/または1つまたは複数のその構成要素は、後により
詳細に説明する機能を実行する一連の実行可能命令によ
って実現されてもよい。
【0030】同様に、コンテンツプロバイダ情報データ
ベース620は、文書配信システムがコンテンツオブジ
ェクトの配信、受信および配置の履歴を保持するために
使用される。本発明の1つの態様によれば、契約アドミ
ニストレータ524は、コンテンツプロバイダ情報デー
タベース620に保持されている情報を利用して、ロイ
ヤルティ支払い、広告料および申込み料を周期的に計算
する。一例としてのユーザプロファイル情報およびコン
テンツプロバイダ情報データ構造を、図16Aおよび図
16Bを参照して示す。
【0031】図16Aは、革新的な文書配信システムに
よる使用に適した一例としてのユーザ・プロファイル情
報データ構造602を示す。示されている一例としての
実現によれば、ユーザ・プロファイル情報データ構造6
02は、ユーザ名(user_name)フィールド6
04、ユーザID(user_id)フィールド60
6、契約情報フィールド608、関心情報フィールド6
10、申込み情報フィールド612、配置情報フィール
ド614、およびフィードバック情報フィールド616
を含む。上述したように、ユーザ・プロファイルデータ
構造602に保持されている情報のいくつかは、例えば
登録期間中にユーザにかかる情報を尋ねることにより、
明示的に取得される。例えば配置情報等の他の情報は、
例えば、ユーザがどれくらいの時間をある情報に費やし
たか、ある情報を他人に転送したか等、ユーザによる追
跡ラッパの配置を監視することにより、暗示的に取得さ
れる。このように、ユーザプロファイルデータ構造60
2は、文書配信システムのユーザの現関心を反映する情
報のセットを連続的に展開し、連続的に改良する。
【0032】図16Bは、本発明の1つの実施の形態に
よる、コンテンツプロバイダ情報を構成する一例として
のデータ構造を示す。示されている一例としての実施の
形態によれば、コンテンツプロバイダ情報データ構造6
20は、コンテンツプロバイダ名フィールド622と、
コンテンツプロバイダIDフィールド624と、コンテ
ンツプロバイダによって提供されるコンテンツオブジェ
クトの各々のラッパIDフィールド626と、料金スケ
ジュールフィールド628と、月使用フィールド630
と、フィードバック情報フィールド632と、を含む。
上で示唆したように、本発明の精神および範囲から逸脱
することなく、ユーザプロファイル情報および/または
コンテンツプロバイダ情報を保持するために、より複雑
なデータ構造またはより複雑でないデータ構造を使用し
てもよい。
【0033】図2乃至図4を参照すると、本発明の1つ
の実施の形態による、送信モジュール150の動作と印
刷モジュール380の動作の第1モードとを詳述するフ
ローチャートが提示されている。図2乃至図4におい
て、左列に示すフローチャートは、文書サーバ100の
送信モジュール150によって実行され、右列のフロー
チャートは、印刷モジュール380によって実行され
る。
【0034】ここで図2を参照すると、送信モジュール
150のフローチャートはブロック1000で開始し、
印刷モジュール380のフローチャートはブロック20
00で開始する。2つの列を接続する破線で表されるよ
うに、これら2つのフローチャートの間には非常に多く
の相互作用があるため、2つのフローチャートの動作を
同時に説明する。
【0035】ブロック2100において、ユーザ・プロ
ファイル・データが文書サーバ100に送信されて、ユ
ーザ・プロファイルに格納される。このユーザ・プロフ
ァイル・データは、単純なものから非常に詳細なものま
で多くの種々の形態をとることができる。図5は、ヒュ
ーレット・パッカード・カンパニー製のインスタントデ
リバリプログラム(Instant Delivery
Program)で使用されているもの等、ユーザ・
プロファイル・データの非常に単純な収集を示す。な
お、上記プログラムの最初のバージョンは、本特許出願
の出願日から1年未満で該して公衆に入手可能となっ
た。このプログラムにおいて、ユーザプロファイルには
3つの情報、すなわち、プリンタのタイプ、電子メール
アドレス、およびヒューレット・パッカード・カンパニ
ーがユーザに接触することができるか、のみが格納され
ている。図6は、ヒューレット・パッカード・カンパニ
ー製のインスタントデリバリプログラムで現在使用され
ているものよりも複雑なユーザ・プロファイル(画面表
示)を示し、それは、ユーザ名、電子メールアドレス、
会社名、市、州、国、郵便番号、電話番号、プリンタ情
報および対象エリアを含む。当業者は、ブロック210
0において、図5および図6に示すものより多いかまた
は少ないユーザ・プロファイル・データを送信モジュー
ル150に送信することができ、それがまだ本発明の精
神および範囲内にある、ということ、および、ユーザよ
りも供給元から少なくともこの情報の一部を得ることが
できる、ということを認めるであろう。例えば、ユーザ
・プロファイル・データは、特に、ユーザの家計収入、
年齢および性別も含むことができる。いずれにしても、
ブロック1100は、ブロック2100によって送信さ
れるユーザ・プロファイル・データを受信する。ブロッ
ク1200は、好ましくは知識モジュール170にユー
ザプロファイルデータを格納する。代替的に、ユーザ・
プロファイル・データを装置300または他のローカル
なまたはリモートな場所に格納することができる。
【0036】ブロック2200は、文書が文書サーバ1
00から受信されるべきかをチェックする。これは、好
ましくは装置300かまたは文書サーバ100に格納さ
れているが他のローカルなまたはリモートな場所に格納
されてもよい、印刷スケジュール390をチェックする
ことによって行われる。印刷スケジュール390は、好
ましくは、文書作成時、ユーザ要求時、特定の時間経過
時、および/または1つまたは複数の外部イベント(例
えば、指定された値に達する株価または株価指数、スポ
ーツイベントの最終スコア等)の発生時等、印刷装置に
よって文書が印刷されなければならない時を決定するた
めに使用することができる情報を含む。印刷スケジュー
ル390は、個々のユーザ、装置またはユーザおよび/
または装置のグループに関連付けられてよい。更に、印
刷スケジュール390の各エントリは、1つまたは複数
の文書の印刷をもたらすことができる。
【0037】図7は、ヒューレット・パッカード・カン
パニー製のインスタントデリバリプログラムの拡張バー
ジョンで使用されるタイプの、印刷スケジュール390
の一例を示す。この例では、配信のタイトルと、配信ス
ケジュールと、次の配信データおよび時間と、最近の配
信状況と、が示されている。好ましくは、ユーザは、い
つ文書が印刷されるべきか、週または月の特定の日、平
日または週末のいずれにおいて印刷されるべきか、およ
び印刷スケジュールが特定の期間の後に終了すべきかま
たは無期限に継続するべきか、を選択することができ
る。
【0038】再び図2を参照すると、印刷モジュール3
80は、印刷スケジュール390を監視して、文書が文
書サーバ100または他の供給元から要求されるべきか
を判断する。ブロック2200で、文書が文書サーバ1
00または他の供給元から要求されるべきであると判断
した場合、肯定として回答し、後により詳細に説明する
ように、ブロック2300で、サーバ100または他の
供給元に対しユーザ介入無しに自動的に文書を要求す
る。なお、印刷モジュール380が装置300に配置さ
れている場合、ブロック2200では「プル(pul
l)」モードで動作し、文書が文書サーバ100か他の
供給元から装置300に「プル」される。しかしなが
ら、印刷・モジュール380が文書サーバ100等、装
置300からリモートに配置されている場合、ブロック
2200では「プッシュ(push)」モードで動作
し、文書は文書サーバ100または他の供給元から装置
300に「プッシュ」される。ブロック2300で、文
書が文書サーバ100またはネットワーク200を介し
てアクセス可能な他の供給元に配置されていると判断
し、かつ装置300が現在ネットワーク200に動作的
に連結されていない切断状態にある場合、ブロック23
00では、サインオンかまたは他の方法でネットワーク
200と接続された状態に入る。それによって、装置3
00はネットワーク200に動作的に連結される。
【0039】その間、ブロック1300は、ブロック2
300において文書が印刷モジュール380から要求さ
れたか否かを判断する。かかる文書が要求されたと判断
すると、ブロック1400では印刷・モジュール380
に対して文書を生成する。そして、ブロック1500
は、印刷・モジュール380に文書を送信する。ブロッ
ク2400では、ブロック1500を介して文書が文書
サーバ100から受信されたか否かを判断する。かかる
文書が受信されると、ブロック2500では、ユーザ介
入無しに自動的に印刷装置に文書を印刷する。「ユーザ
介入無しに」という語は、ユーザが印刷動作に直接に関
与しないこと、すなわち、文書が印刷装置によってプリ
ントアウトされるために装置300に自動的に送信され
ること、を意味する。この動作モードに従って、ユーザ
は、「いかなる」プリントボタンも押下することなく、
または他の方法で印刷プロセスに直接関与しない。事
実、ユーザは印刷動作中装置300と同じ部屋、市、州
または国に居なくてもよい。印刷動作は、ユーザが居る
か居ないかに関わらず、無人の状態で自動的に発生す
る。更に、印刷・スケジュール390が文書サーバ10
0等の装置独立方式で格納される場合、移動しているユ
ーザは、文書サーバ100に「ログイン」し、ユーザの
現在の位置に都合のよい装置300に送信されたカスタ
マイズされた文書を入手することができる。
【0040】ここで図3を参照すると、ブロック260
0では、文書が正常に印刷されたか否かを判断する。印
刷されていない場合、ブロック2800では、文書の印
刷を再び試みること、印刷装置が用紙切れかまたは他の
エラー状態にあることをユーザに通知すること、あるい
は単に文書を印刷しないことを決定すること等、エラー
処理を実行する。文書が正常に印刷されると、ブロック
2900では、文書が正常に印刷されたことを文書サー
バ100に通知する。ブロック1600では、文書が正
常に印刷されなかったという印刷モジュール380から
の指示を待つ。かかる指示が受信されると、ブロック1
700ではこの情報を用いてユーザプロファイルを更新
する。
【0041】本発明の精神および範囲内にあるように、
図2乃至図4のブロックのすべてが実現される必要はな
く、あるいは示されている順序に従って実現される必要
もない、ということは認められよう。より詳細には、1
つの実現に従って、制御の流れは、後述するようにブロ
ック2600から図4のブロック4100まで、および
図2のブロック1500からブロック1300まで戻る
ように進む。好ましくは知識モジュール170に格納さ
れるユーザプロファイルを更新するために、ブロック2
900において他の情報が文書サーバ100に返信され
る、代替的な実施の形態が考慮されている。この他の情
報は、インク使用量(総使用量またはインクカラー毎の
使用量)、印刷可能媒体の使用量(印刷されるページの
数、使用される媒体のタイプ等)、あるいは他のタイプ
の情報であってよい。更に、知識モジュール170に格
納されるユーザファイルに含まれる情報の一部かまたは
すべてが、印刷モジュール380を介してユーザではな
く供給元から来る、という他の代替的な実施の形態が考
慮されている。例えば、ユーザおよび/またはユーザが
使用する装置300に関するパブリックにまたはプライ
ベートに利用可能な情報を、広範囲の種々の供給元から
取得し、好ましくは知識モジュール170に格納された
ユーザプロファイルに挿入することができる。
【0042】ブロック1800では、好ましくは知識モ
ジュール170に格納されたユーザプロファイルを検査
して、製品助成金がユーザに提供されるべきか否かを判
断する。例えば、ユーザ・プロファイルの情報が、この
ユーザが、広告プロバイダ80からの広告を含むかまた
は他の方法で編集モジュール120の制御下にある「好
適」文書等、その1000番目の文書を増刷したことを
示す場合、そのユーザに対し製品助成金を提供すること
が保証されてもよい。本発明の目的のために、「製品助
成金(product subsidy)」は、印刷消
耗品または他の製品であってよい。「印刷消耗品」は、
インクジェットプリンタ用のインクジェットカートリッ
ジ、かかるインクジェットカートリッジ用のインク、レ
ーザプリンタ用のトナーカートリッジ、かかるトナーカ
ートリッジ用のトナー、またはプリンタリボンを含む、
文書が印刷される時に消耗される他の製品または物等で
ある。なお、上述した「インク」は、一般にはパーマネ
ントの種類のものであるが、Eink Company
によって販売されているもの等、消去可能インクもまた
使用することができる。
【0043】なお、本願明細書で述べる製品助成金は、
好ましくは少なくとも部分的には広告プロバイダ80
(図1)から受取られる広告収入から資金が供給される
が、少なくとも部分的にコンテンツプロバイダ50(図
1)から受取られる配信収入から資金が供給される実施
の形態が考慮されている。いずれの場合も、誰によって
何が印刷されるかについての情報(統計上の情報等)
は、好ましくはコンテンツプロバイダ50および/また
は広告プロバイダ80に、好ましくは本発明の教示に従
って1つまたは複数の印刷装置に自動的に送信される文
書として提供される。
【0044】本発明によって支給されると考慮される製
品の他の形態には、普通紙、特殊紙、トランスペアレン
シ等の印刷可能媒体が含まれ、印刷装置、電子装置およ
びパーソナルコンピュータ等の装置300もまた含んで
よい。実際に、文書に対する申込み金額等の他の製品、
または石鹸またはドッグフード等、本明細書に示す文書
配信システムに直接関連のない製品が支給される、代替
的な実施の形態が考慮されている。ブロック1800
で、かかるサブシディが保証されると判断すると、ブロ
ック1900では、配信モジュール400がかかる助成
金をユーザに提供するよう要求する。1つの実施の形態
では、配信モジュール400は単純に、上述したタイプ
等の印刷消耗品または他の製品などの製品を、ユーザプ
ロファイルで指定されたアドレスのユーザに郵送する。
他の実施の形態では、配信モジュール400は、ユーザ
が上述したタイプの製品をただでまたはディスカウント
で受取るために使用することができるクーポンを、郵送
するかまたは電子的に生成する。ブロック1800の回
答が肯定であるか否定であるかに関わらず、制御の流れ
はブロック1300(図2)に戻り、印刷モジュール3
80から他の文書が要求されたか否かを判断する。
【0045】再び図3を参照すると、ブロック2900
で文書サーバ100に対し文書が正常に印刷されたこと
を通知した後、制御の流れはブロック4100(図4)
に進み、文書サーバ100により印刷モジュール380
の現バージョンが何であるかを判断する。ブロック31
00ではかかる要求が受信されたか否かを判断し、受信
された場合、ブロック3200では、印刷モジュールの
現バージョンに関連する情報を印刷モジュール380に
送信する。ブロック4200では、文書サーバ100か
らのこの情報をそれ自体のバージョンと比較し、印刷モ
ジュールの更新されたバージョンが利用可能であるか否
かを判断する。例えば、印刷モジュール380がバージ
ョン4.0を実行しており、文書サーバ100がバージ
ョン4.1が印刷モジュール380の現バージョンであ
ると示す場合、ブロック4200では、印刷モジュール
380の更新されたバージョンが利用可能であると判断
し、フロー制御はブロック4300に進む。ブロック4
300では、この更新された印刷モジュール380のバ
ージョンがダウンロードされるよう要求されるべきか否
かを判断する。一般に、ユーザに対しかかるダウンロー
ドが要求されるべきか否かが尋ねられ、ユーザは、一般
に、都合のいい時にこのダウンロードを実行するが、か
かるステップもまたユーザ介入無しに自動的に実行され
てもよい。かかるダウンロードが要求されると、ブロッ
ク4400では肯定的に回答され、ブロック3500で
は更新された印刷モジュールをダウンロードし、その後
それはブロック4500でインストールされる。ブロッ
ク4200および4300がどのように回答されるかに
関わらず、制御の流れはブロック4600に進み、切断
された状態に入るべきか否かを判断する。ブロック23
00(図2)で、文書が要求された時に、上述したよう
に装置300が切断状態である(すなわち、ネットワー
ク200に動作的に連結されていない)と判断した場
合、ブロック4600は肯定的に回答され、ブロック4
700は、切断状態に再び入る。いずれの場合も、制御
の流れは図2のブロック2200に戻る。
【0046】再び図7に示す印刷スケジュール390を
参照すると、多くの異なるタイプの文書に対し印刷を要
求することができる、ということが分かる。例えば、文
書11000のタイトルは、印刷される文書のネットワ
ーク位置を含むインターネットユニフォームリソースロ
ケータ(URL)等、ネットワークアドレスを指定す
る。なお、このURLは、文書15000のURLの場
合と同様に、ユーザから部分的にまたは完全に隠されて
よい。このシナリオでは、文書サーバ100の編集モジ
ュール120は、単にインターネットの示されているU
RL(図1においてコンテンツプロバイダ50の1つと
して示されている)に向かい、示されている文書を捕捉
する。そして、その文書は、上述したように、送信モジ
ュール150と印刷モジュール380とを介して印刷装
置に送信される。代替的に、装置300は、文書サーバ
100からの支援無しにURL自体に直接向かうことが
でき、この場合、ブロック2300(図2)では、他の
供給元、すなわちネットワーク200を介してコンテン
ツプロバイダ50(示されているURLにある)に直
接、文書11000を要求する。
【0047】対照的に、文書12000は、インタネッ
トを介してコンテンツプロバイダ50で発生する文書で
はなく、印刷装置、パーソナルコンピュータまたは他の
電子装置等の装置300に直接格納される。かかる文書
の例は、MicrosoftOutlook等のプログ
ラムからのデイリカレンダであってよく、ユーザは、平
日毎朝7時にユーザ介入無しにユーザのプリンタに自動
的に印刷されるよう要求した。かかる実施の形態におい
て、印刷モジュール380は、ネットワーク200を介
さずに文書にアクセスすることができるため、文書サー
バ100に文書を要求する必要がない。この実施の形態
では、図2のブロック2300では、他の供給元、すな
わち装置300に文書を要求する。ブロック2900で
は、好ましくは文書が印刷されたことを示し、ブロック
1700では、好ましくは知識モジュール170のユー
ザプロファイルを更新するが、かかる文書を印刷するこ
とにより、好ましくは、製品サブシディに対しいかなる
タイプのクレジットも発生しない。それは、かかる文書
は、「好適な」文書とはみなされない、例えば編集モジ
ュール120の制御の元にある文書でないためである。
【0048】再び図7を参照すると、文書13000の
印刷スケジュールが示されている。文書13000は、
「パーソナライズド文書」と呼ばれる。「パーソナライ
ズド文書」は、文書サーバ100の編集モジュール12
0により、知識モジュール170に格納されたユーザプ
ロファイルに含まれる情報に基づき、種々のコンテンツ
プロバイダ50および広告プロバイダ80から編集され
た文書である。例えば、文書13000は、「パーソナ
ライズド文書」である。ここでユーザは、そのパーソナ
ライズされた新聞である文書13000が毎日午前6時
に印刷されるよう要求した。編集モジュール120は、
知識モジュール170に格納されたユーザプロファイル
において指定されるようなユーザの関心を検査すること
により、ユーザが関心を示した選択されたコンテンツプ
ロバイダ50からの文書を編集する。また、編集モジュ
ール120は、ここでも知識モジュール170に格納さ
れたユーザプロファイルに基づいて、選択された広告プ
ロバイダ80からの広告を挿入する。
【0049】図8は、図7の印刷スケジュール390を
ユーザによってどのように編集することができるかを示
す。ユーザは、配信のために、出版者の推薦したスケジ
ュールを使用するか、ユーザが設定したデフォルトのス
ケジュールを使用するか、またはカスタムスケジュール
を使用することができる。カスタムスケジュールが選択
された場合、ユーザは、日単位、週単位、または月単位
の配信を選択するか、または特定の日数に1回の配信を
選択するか、あるいは毎週を指定することができる。更
に、日時、すなわち、指定された時刻に1回、1日の間
に複数回、または指定された期間によって分割された複
数回等もまた指定することができる。ここでは示されて
いないが、ユーザは、文書が作成時に送信されるかまた
はまたは外部イベントの発生時に送信されるよう要求す
るように、印刷スケジュール390を編集することも可
能である。
【0050】図9A乃至図9Bは、本発明の1つの実施
の形態による印刷装置によって印刷された文書1100
0を示す。なお、この文書は、ネットワーク200を介
して(文書サーバ100を介するかまたは直接)1つの
コンテンツプロバイダ50から来ており、広告を含んで
いない。文書11000は、好ましくは、文書に含まれ
る情報が印刷されるために最適化されるように、コンテ
ンツプロバイダ50によってフォーマットされている
が、かかるフォーマットは必須ではない。
【0051】図10は、本発明の1つの実施の形態によ
る印刷装置によって印刷された文書12000を示す。
なお、この文書は、ネットワーク200を介して文書サ
ーバ100から来たのではなく、装置300から直接来
たユーザのデイリカレンダである。
【0052】図11A乃至図11Dは、本発明の1つの
実施の形態による印刷装置によって印刷された文書13
00を示す。なお、この文書は、知識モジュール170
のユーザプロファイルに格納されているような、ユーザ
が特定の関心を有する情報を含む、ユーザのパーソナラ
イズされた新聞である。また、この文書は、ここでもま
た知識モジュール170に格納されたユーザプロファイ
ルに含まれる情報に基づき、編集モジュール120が、
ユーザが関心を有していると判断した広告を含んでい
る。既に述べたように、ユーザは、十分な数のかかる
「好適な」文書を印刷すると、印刷消耗品または他の製
品の製品サブシディを受取るようにしてもよい。
【0053】図12は、本発明の1つの実施の形態によ
る印刷装置によって印刷された文書14000を示す。
なお、文書14000は、ヒューレット・パッカード・
カンパニー製のインスタントデリバリタイムズ(Ins
tant DeliveryTimes)、すなわち、
文書サーバ100に配置されている文書である。この文
書はそれ自体広告を含んでいないが、編集モジュール1
20の制御下にあるため、「好適な文書」であるとみな
される。文書14000は、ユーザに対し、インスタン
トデリバリプログラムに関する新たなリリースまたは新
たな情報を通知する。
【0054】上に、文書配信システム10の基本動作を
示したが、図17乃至図21は、本発明の選択態様に関
する追加の動作情報を提供する。
【0055】従って、図17を参照すると、パーソナラ
イズド文書を生成する一例としての方法を示すフローチ
ャートが提示されている。示されているように、本方法
は、ブロック1010で開始し、編集モジュールがコン
テンツプロバイダ50および/または広告プロバイダ8
0からコンテンツオブジェクトを受信し、コンテンツマ
ネージャ518のインスタンスを選択的に呼出す。これ
に応じて、コンテンツマネージャ518は、ブロック1
015において、受信したコンテンツオブジェクトの各
々を分類し、ラップし、格納する。より詳細には、上述
したように、コンテンツマネージャ518は、分析/ラ
ッパエージェント522のインスタンスを呼出して、受
信したコンテンツオブジェクトを分析して一意の識別子
を有する追跡ラッパにカプセル化する。1つの実現によ
れば、分析エージェント522は、受信したコンテンツ
オブジェクト内のメタデータを識別することにより、コ
ンテンツオブジェクトを分類する。分析エージェント5
22が受信したコンテンツオブジェクトを分類しラッパ
にカプセル化すると、コンテンツマネージャ518は、
受信したコンテンツオブジェクトのラッパ識別子を示す
ように、コンテンツオブジェクトのプロバイダに関連す
るコンテンツプロバイダ情報データ構造620を更新す
る。
【0056】ブロック1300において、編集モジュー
ル120は、パーソナライズド文書の構成に対する指示
を受信したか否かを識別する。上述したように、かかる
指示は、ユーザインタフェース(例えばウェブページ)
を介して要求しているユーザによって生成されてもよ
く、あるいは例えば印刷スケジュール390から受信さ
れた指示に応じて生成されてもよい。いずれの場合も、
指示が受信されると、編集モジュール120は、革新的
な仮想エディタ506のインスタンスを呼出すことによ
り、識別されたユーザに配信するためにパーソナライズ
された出版物を生成する。この場合、仮想エディタ50
6は、ブロック1410において、識別されたユーザに
関連するユーザプロファイルから情報を取得する構成エ
ージェント520のインスタンスを呼出すことにより、
ユーザの興味を決定する。ブロック1415において、
構成エージェント520は、ユーザプロファイル602
から情報を取得することにより、選択の媒体(例えば、
電子メールを介して電子的に出版物を送信する、ファッ
クスを介して送信する、ユーザのローカルプリンタに送
信する等)、興味、趣向および/または受信された情報
の履歴を決定する。
【0057】ブロック1420において、構成エージェ
ント520は、出版要求が個々のユーザに一意である
か、または他のユーザにその情報がすでに検索されてい
るか、を判断する。出版物に対して識別されたコンテン
ツオブジェクトがすでに他のユーザ要求を満たすために
検索されている場合、構成エージェント520は、ブロ
ック1425において、ローカルメモリ508にアクセ
スして識別されたコンテンツオブジェクトを迅速に検索
する。そうでない場合は、ブロック1430において、
構成エージェント520は、パーソナライズされた出版
物を生成するために使用される類別されたコンテンツオ
ブジェクトから適当なものを抽出する。
【0058】ブロック1435において、構成エージェ
ント520は、抽出された情報を使用して、パーソナラ
イズド文書の初期レイアウトを生成する。1つの実現に
よれば、構成エージェント520は、少なくとも部分的
に、既に抽出されたコンテンツオブジェクトと上述した
他の重要誘因基準(例えば、季節性、局所性等)に基づ
いて、追加のコンテンツオブジェクトを識別する。更
に、構成エージェント520は、ローカルコンテンツプ
ロバイダ(例えば、ISP)によるコンテンツを包含す
るために、レイアウトに余地を残してもよい。パーソナ
ライズされた出版物はそれを通って識別されたユーザに
送信される。
【0059】ブロック1440において、構成エージェ
ント520は更に、パーソナライズド文書の構成におい
ていずれのコンテンツオブジェクトが利用されるかの指
示によって、コンテンツプロバイダ情報データベース6
20を更新することにより、文書レイアウトを最適化す
る。そして、仮想エディタ506の構成エージェント5
20によって生成されたパーソナライズド文書は、ブロ
ック1445において出版エージェント504に送信さ
れる。後述するように(図19および図20)、出版エ
ージェントのレイアウトマネージャ516は、レイアウ
トおよびコンテンツを完成させ(駆込みの、時間に敏感
なコンテンツオブジェクトを除く)、スケジューリング
マネージャ514は、かかる駆込みの時間に敏感なコン
テンツオブジェクトを含むよう出版物の配信を最適にス
ケジュールする。そして、出版エージェント504は、
送信モジュール150およびユーザに関連する印刷モジ
ュール380を介してユーザに配信するために、パーソ
ナライズド文書を発行する。
【0060】図18を参照すると、本発明の1つの実施
の形態による、革新的な印刷モジュール380の動作の
一例としての方法を示すフローチャートが提示されてい
る。上述したように、印刷モジュール380は、文書サ
ーバ100にコンテンツオブジェクトの受信の肯定応答
を供給することにより、受信されたパーソナライズされ
た出版物を構成するコンテンツオブジェクトに対し追跡
ラッパを検出し識別する、仮想センサ(図示せず)を含
む。
【0061】図18の例示されている一例としての実施
の形態によると、本方法は、ブロック2695で開始
し、印刷モジュール380が出版サーバに対し、出版物
が正常に印刷されたことを通知する。ブロック2900
において、文書サーバ100に対し、出版物が正常に印
刷されたことが通知される。これに応じて、コンテンツ
マネージャ518は、コンテンツプロバイダ50および
広告プロバイダ80に対する正確なアカウンティングの
ために、受信されたパーソナライズド文書を構成するコ
ンテンツオブジェクトの使用フィールドを更新する。ブ
ロック2905において、印刷モジュール380は、受
信された出版物とのユーザの対話を明白に監視する。上
述したように、この明示的な監視(センサ35000、
クライアントアプリケーション等により)において、ユ
ーザに対するコンテンツオブジェクトの1つまたは複数
の配信、コンテンツオブジェクトのユーザの受信、オブ
ジェクトが表示端末において印刷または表示されたか、
表示された時間(端末による場合)、コンテンツオブジ
ェクトの編集が発生したか、およびあらゆる他のユーザ
によるコンテンツオブジェクトとの対話を記録する。
【0062】同時に、本発明の1つの実施の形態によれ
ば、印刷モジュール380は、ブロック2910におい
て、概して受信された出版物について、および特に1つ
または複数のコンテンツオブジェクトについて、ユーザ
に対しフィードバックするか否かを明示的に問合せる。
ブロック2915において、印刷モジュールは、ユーザ
がフィードバックを要求したか否かを判断する。
【0063】ブロック2920において、印刷モジュー
ル380は、少なくとも部分的に、受信された出版物と
の観測されたユーザの対話とユーザからの受信されたフ
ィードバックとに基づき、ユーザの満足度を評価する。
ブロック1695において、印刷モジュール380は、
パーソナライズされた出版物を構成するコンテンツオブ
ジェクトのさらなる配信、その出版物に対し編集/注釈
が行われたか、等を注釈し、編集モジュール120に対
しかかる情報を提供することによってユーザプロファイ
ルとコンテンツプロバイダ情報データ構造602,62
0とをそれぞれ更新する。システム10は、その後、最
初の受信者に対して上述したように新たな受信者に対し
てコンテンツオブジェクトの再配信、受信およびユーザ
配置を追跡する。
【0064】次に図19および図20を参照し、出版エ
ージェント504の動作を説明する。上述したように、
構成エージェント520がパーソナライズされた出版物
のコンポーネントを編集すると、その構成はブロック1
445において出版エージェント504に供給される。
ブロック1447において、出版エージェント504は
レイアウトマネージャ516のインスタンスを呼出し、
内部クロック(図示せず)が編集時間の監視を開始す
る。1つの実現によれば、例えば特定の日時、曜日等に
おける編集時間等、より複雑な基準が展開され保持され
る。複雑または基本的であっても、この編集時間の基準
を保持することにより、出版エージェント504は出版
および配信スケジュールを改善することができる。
【0065】ブロック1448において、レイアウトマ
ネージャ516は、出版物が時間に敏感な題材を含んで
いるか否かを判断する。含んでいる場合、ブロック14
51において、出版物の配信直前に配信スケジュールが
情報(コンテンツオブジェクト)を取得する時間を含ま
なければならないか否かの更なる判断が行われる。出版
物が時間に敏感な情報を含まない(1449)かまたは
配信スケジュールが配信直前に情報を取得する必要がな
い(1451)場合、レイアウトマネージャ516は、
ブロック1453において、仮想エディタ506からコ
ンテンツオブジェクトを受取ることにより出版物のレイ
アウトを完成する。ブロック1455において、レイア
ウトマネージャは、重要誘因情報を鑑みてコンテンツオ
ブジェクトを分析し、文書の最終的なレイアウトを生成
する。
【0066】出版物が駆込みの時間に敏感な情報(ブロ
ック1449および1451においてそれぞれ識別され
る)を含む場合、レイアウトマネージャ516は、ブロ
ック1454において、仮想エディタからコンテンツオ
ブジェクトを受信し、駆込みのコンテンツオブジェクト
が検索されると、スケジュールマネージャ514に対し
てレイアウトの完成を残して、出版物の部分的な最終レ
イアウトを実行する。
【0067】ブロック1457において、出版物の最終
的なまたは部分的に最終的なレイアウトが完成すると、
レイアウトマネージャ516は、内部クロックを停止
し、編集時間を計算し、編集時間の基準を更新する。1
つの実現によれば、レイアウトマネージャ516は、出
版物の複雑性の基準を生成し、出版物の複雑性の度合を
変化させるために推定された編集時間の基準を保持す
る。そして、推定された編集時間は、少なくとも部分的
にジョブの複雑性に基づいて出版レイアウトジョブを最
適にスケジュールするために使用されてよい。
【0068】ブロック1459において、レイアウトマ
ネージャ516は、出版物が1人のユーザに意図された
一意の文書であるか、あるいは複数の受信者に対して
「ブロードキャスト」されるべきものであるかを判断す
る。1人のユーザに宛てられる場合、レイアウトマネー
ジャ516は、それをスケジュールマネージャ514に
渡す。複数の受信者に対してブロードキャストされるも
のである場合、レイアウトマネージャ516は、まずブ
ロック1461において、ブロック1460において出
版物をスケジュールマネージャ514に送信する前に、
出版物の数量を表にする。
【0069】図20は、本発明の1つの態様による、出
版物を最適にスケジュールするための一例としての方法
のフローチャートを提供する。示されているように、プ
ロセスはブロック1465で開始し、スケジュールマネ
ージャ514は、レイアウトマネージャ516から出版
物を受信し、初期ロードバランシング演算を実行する。
1つの実現によれば、レイアウトマネージャ516は、
スケジュールマネージャ514に対し編集時間の推定値
を提供し、それからスケジュールマネージャ514は、
出版エージェント504のリソースを最適に利用するよ
う出版物をスケジュールする。編集時間の推定値は、定
量値(例えば、出版物をレイアウトするためのレイアウ
トマネージャ516の編集時間)であっても、定性値
(例えば、出版物の複雑性が低い、中間または高いとい
う指示)であってもよい。そして、スケジュールマネー
ジャ516は、例えば、受信された出版物の他のスケジ
ュールされた出版物に対する相対的な複雑性に基づい
て、最適な出版開始時間を識別する。1つの実現によれ
ば、スケジュールマネージャ514は、各出版物に対す
る開始時刻および推定処理時間を示す出版ジョブの待ち
行列を保持する。
【0070】ブロック1469において、スケジュール
マネージャ514は、待ち行列に入れられた出版物の出
版および配信を完了する時間であるか否かを判断する。
そうである場合、スケジュールマネージャ514は、ブ
ロック1471において、内部クロックを起動して編集
時間を監視する。上述したように、編集時間の基準は、
スケジュールマネージャ514による同様の複雑性を有
するジョブに対する処理時間を将来推定するために有用
であり、それによって、より正確なスケジュールマネー
ジャ514が反復的に展開される。
【0071】ブロック1473において、スケジュール
マネージャ514は、出版物に包含するための駆込みの
時間に敏感な情報を検索し、かかるコンテンツを含む出
版物のレイアウトを完成する。
【0072】ブロック1475において、スケジュール
マネージャ514は、出版エージェント504が割当て
られた時間内にスケジュール通りに出版物を完成するか
否かを絶えず監視する。これは、例えば、複数量の文書
の出版中に特に重要である。かかる例において、スケジ
ュールマネージャ514は、すべての文書の出版が発生
する可能性が高いか否かを絶えず判断する。出版者が現
在スケジュール通りであるとすると、スケジュールマネ
ージャ514は更にブロック1477において、出版物
が完成したか否かを判断する。
【0073】出版物が完成すると、スケジュールマネー
ジャ514は、ブロック1479において、編集時間を
測定する内部クロックを停止し、将来の出版推定および
スケジュールにおいて使用するためにこの情報を記録す
る。ブロック1481において、スケジュールマネージ
ャ514は、印刷モジュール380に渡す文書を生成
し、ブロック1495においてその文書を印刷モジュー
ル380に配信するために送信モジュール150に送信
する。
【0074】スケジュールマネージャ514は、上記ブ
ロック1475において、出版者がスケジュールに従っ
て出版物を完成する可能性が低いと判断すると、ブロッ
ク1483において出版を行わないことにより、次の出
版ジョブに進むことによってその出版スケジュールを維
持することができる。かかる実現において、スケジュー
ルマネージャ514は、ブロック1485において、ヒ
ューリスティックデータを調整し失敗した出版を報告す
るよう、システム管理に通知する。ブロック1487に
いて、不履行の出版物が生成され、ブロック1481の
印刷モジュール380に提供される。代替的な実現で
は、スケジュールマネージャ514は、現出版を行わな
い(1483)のではなく、現文書の出版を確実にする
ために出版ジョブを必要に応じて待ち行列内でシフトす
ることにより、出版スケジュールを再最適化する。
【0075】次に図21を参照すると、本発明の1つの
態様による、パーソナライズされた出版物を構成する個
々のコンテンツオブジェクトの配信、受信および配置を
追跡する一例としての方法のフローチャートが提示され
ている。上述したように、編集モジュール120は、コ
ンテンツ(新聞雑誌的な、芸術的なまたは広告の)を受
信する時はいつでも、コンテンツオブジェクトを類別
し、そのオブジェクトを追跡ラッパ(図22に関してグ
ラフィカルに示されている)にカプセル化する。追跡ラ
ッパは、文書配信システム10のコンテンツマネージャ
518によりコンテンツオブジェクトに関連付けられた
一意に識別可能なマーカを含む。上述したように、文書
配信システムを通して(例えば、印刷モジュール38
0、計算装置、印刷装置等に)組込まれた仮想センサ3
5000は、かかるラッパにカプセル化されたコンテン
ツオブジェクトの配信、受信およびそれらとのユーザの
対話を識別する。この場合、追跡ラッパおよび仮想セン
サ35000の使用により、特定のユーザがいずれのオ
ブジェクトに関心があるか、コンテンツオブジェクトの
配信の量(例えば、アカウンティングの目的で)等に対
する価値のあるフィードバックを伴って、文書配信シス
テム10、すなわち文書サーバ100を通して、多くの
点から、コンテンツオブジェクト配信および配置の明示
的な監視が容易になる。
【0076】本明細書で使用されるように、追跡ラッパ
は非侵入性のマーカであり、すなわち、コンテンツオブ
ジェクトの内容を変えない。限定ではなく例示の目的
で、追跡ラッパ6002(A)…(N)に組込まれたコ
ンテンツオブジェクトから構成されるパーソナライズさ
れた出版物6000の一例が、図22に関して提供され
ている。示されているように、コンテンツオブジェクト
6004は、コンテンツオブジェクトを一意に識別する
ためにコンテンツプロバイダ情報データ構造に格納され
ている「タグ」または「マーカ」6006が付されて、
追跡ラッパ6002(A)内にカプセル化される。
【0077】図21の方法は、ブロック5002で開始
し、仮想エディタ506のコンテンツマネージャ518
が、1つまたは複数の仮想センサから、コンテンツオブ
ジェクトが識別されたユーザによって送信されるか、ま
たは識別されたユーザによって受信された、という報告
を受信する。これに応じて、適当なコンテンツマネージ
ャ518は、適当なユーザプロファイル(ブロック50
04)とコンテンツプロバイダ情報データ構造(ブロッ
ク5006)とを更新することにより、コンテンツオブ
ジェクトの配信、受信および/または配置を反映する。
ブロック5008において、コンテンツマネージャ51
8の契約アドミニストレータ524は、周期的にコンテ
ンツプロバイダ50、広告プロバイダ80および加入し
ているユーザとの金融トランザクションを周期的に開始
する。
【0078】より詳細には、契約アドミニストレータ5
24は、文書配信システムと選択されたコンテンツプロ
バイダとの間に確立された契約義務に従って、かかるコ
ンテンツプロバイダによって提供されるコンテンツオブ
ジェクトの配信および受信に対しロイヤルティの支払い
を開始する。この場合、契約アドミニストレータ524
は、コンテンツプロバイダ50に関連するコンテンツオ
ブジェクトの使用量を識別することにより正確なロイヤ
ルティの支払いを決定し、好ましくは複数の電子金融サ
ービスネットワークの1つを介して金融トランザクショ
ンを完成するようトランザクションエージェント526
に命令する。かかる例において、トランザクションエー
ジェント526は、契約アドミニストレータ524によ
って識別された総額で、コンテンツプロバイダ50に関
連する金融サービスネットワークアカウントに対する支
払いを開始する。代替的に、トランザクションエージェ
ント526は、契約アドミニストレータ524によって
識別される金額でコンテンツプロバイダ50に支払い可
能な金額の印刷を開始してもよく、この場合かかる印刷
された金額は、コンテンツプロバイダ50に郵送され
る。本発明の1つの態様によれば、コンテンツ配信およ
び配置が文書配信システム10内で監視される際の正確
性の度合により、「マイクロトランザクション」、すな
わち、契約義務が生成される(契約管理情報において定
義されるように)各システム動作と共に自動的に発生す
る電子トランザクションが容易になる。1つの一例とし
ての実施の形態によれば、コンテンツプロバイダ50に
関連する金融アカウントは、コンテンツプロバイダ50
に関連するコンテンツオブジェクトが(再)配信される
度に、ロイヤルティ支払いによって貸方記入される。こ
れは、コンテンツプロバイダ毎、毎日、何百、何千また
は何百万のマイクロトランザクションとなる可能性があ
る。トランザクションエージェント526は、周期的に
取引される総額が蓄積されるに従い、または金額的な閾
値に達することにより(例えば、支払いが10ドル増大
する)、金融トランザクションを開始してよい。コンテ
ンツプロバイダ50に対するロイヤルティの支払いのコ
ンテキストで説明したが、金融トランザクションエージ
ェント526は、代替的に、上述したまったく同じ方法
で、マイクロトランザクション、周期または他の総額ベ
ースで、広告プロバイダ80または加入しているユーザ
のアカウントを借方記入してもよい。
【0079】同様に、契約アドミニストレータ524
は、広告プロバイダ80の広告使用量を周期的に計算し
て、広告使用量、配置、関連性等に基づいて、トランザ
クションエージェント526に対し識別された広告プロ
バイダ80に請求を行わせる。上述したように、トラン
ザクションエージェント526は、好ましくは電子金融
ネットワークを介してこの請求を実行するが、代替的に
(または追加的に)広告プロバイダ80に対する物理的
請求の印刷および郵送を開始してもよい。
【0080】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。 (実施態様1)文書サーバ(100)で1つまたは複数
のコンテンツプロバイダ(50、80)から1つまたは
複数のコンテンツオブジェクトを受信するステップ(1
20)と、該受信した1つまたは複数のコンテンツオブ
ジェクトの各々に対して一義的にマーキングをおこなう
ステップ(522)と、分散された文書配信システム
(10)内に配置された、前記マーカーにより前記コン
テンツオブジェクトを識別する1または複数のセンサ
(35000)から、コンテンツオブジェクトの配信、
受信および/またはユーザ配置を示す指示を受信するス
テップ(524)とを含むコンテンツ配信を追跡及び管
理する方法。 (実施態様2)少なくとも部分的に、前記受信された指
示に基づき、コンテンツオブジェクトの配信、受信およ
び/またはユーザ配置の履歴を保持するステップと、少
なくとも部分的に、選択されたコンテンツプロバイダ
(50、80)に関連するコンテンツオブジェクトの配
信、受信および/またはユーザ配置の該履歴に基づき、
該選択されたコンテンツプロバイダ(50、80)との
金融トランザクションを開始するステップと、を更に含
む前項(1)記載の方法。 (実施態様3)前記金融トランザクションを開始する前
記ステップは、前記選択されたコンテンツプロバイダ
(50、80)に関連するコンテンツオブジェクトの配
信に関連する契約義務情報(630)を検索するステッ
プと、少なくとも部分的に、該検索された契約義務情報
(630)と前記受信された指示とに基づき、前記トラ
ンザクションの総額を決定するステップと、少なくとも
部分的に、前記広告コンテンツプロバイダ(50、8
0)に関連するコンテンツオブジェクトの前記配信、受
信および/またはユーザ配置に基づき、前記金融トラン
ザクションを完成するために、前記選択されたコンテン
ツプロバイダ(50、80)と関連のあるアカウントを
貸方記入または借方記入する(526)ステップと、を
更に含む前項(2)記載の方法。 (実施態様4)前記配信された広告コンテンツオブジェ
クトに関連する製品またはサービスの購入の指示を受信
するステップと、少なくとも部分的に、前記広告コンテ
ンツプロバイダ(80)から該製品/サービスの該購入
に基づき、該広告コンテンツプロバイダ(80)から手
数料を集金するステップとを更に含む前項(3)記載の方
法。 (実施態様5)1または複数の前記マーキングされたコ
ンテンツオブジェクトを利用してパーソナライズされた
出版物を生成するステップ(506)と、自動化された
文書配信システム(10)の1つまたは複数のユーザに
対し該パーソナライズされた出版物を配信するステップ
(504)とを更に含む前項(1)記載の方法。 (実施態様6)文書配信システム(10)であって、複
数の受信されたコンテンツオブジェクトを格納する記憶
装置(120)と、少なくとも部分的に、要求している
ユーザのユーザプロファイル(602)に基づき、要求
しているユーザのための出版物を構成するために1つま
たは複数の該受信されたコンテンツオブジェクトを選択
的に検索する仮想エディタ(506)とを具備する文書
配信システム。 (実施態様7)前記仮想エディタ(506)は、少なく
とも部分的に、1つまたは複数の重要誘因(630)お
よび前記パーソナルプロファイル(602)から検索さ
れた情報に基づき、前記出版物を構成する(520)請
求項6記載の文書配信システム。 (実施態様8)前記仮想エディタ(506)は、複数の
コンテンツプロバイダのうちの1つまたは複数からコン
テンツオブジェクトを受信し後に出版物に包含するため
に該コンテンツオブジェクトを格納し、当該文書配信シ
ステムを通して該コンテンツオブジェクトの配信、受信
およびユーザ配置を識別する一意のマーカを含む非侵入
性マーキングラッパに受信したコンテンツオブジェクト
をカプセル化するよう適応されたコンテンツマネージャ
(518)と、該コンテンツマネージャに連結され、要
求している/加入しているユーザに対しパーソナライズ
された出版物が生成される元になる1つまたは複数のコ
ンテンツオブジェクトを検索する構成エージェント(5
20)と、を備えている前項(6)記載の文書配信システ
ム。 (実施態様9)当該文書配信システム(10)を通して
分散されており、コンテンツオブジェクトの配信、受信
およびユーザ配置を識別し、前記コンテンツマネージャ
(518)に対し配信、受信およびユーザ配置の指示を
提供する1つまたは複数の仮想センサ(35000)を
更に具備し、前記コンテンツマネージャ(518)に対
し、少なくとも部分的に、1つまたは複数の仮想センサ
(35000)から受信される指示に基づいて、前記複
数のコンテンツプロバイダのうちの1つまたは複数との
金融トランザクション(526)を開始することができ
るようにする前項(8)記載の文書配信システム。 (実施態様10)前記仮想エディタは、少なくとも部分
的に、コンテンツプロバイダフォーマット推薦および/
または使用基準に基づいて、出版物を構成するよう適応
されている前項(6)記載の文書配信システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の文書配信システムのブ
ロック図。
【図2】本発明の一実施の形態の文書配信システムの送
信モジュールと印刷モジュールとの動作を詳述するフロ
ーチャート。
【図3】本発明の一実施の形態の文書配信システムの送
信モジュールと印刷モジュールとの動作を詳述するフロ
ーチャート。
【図4】本発明の一実施の形態の文書配信システムの送
信モジュールと印刷モジュールとの動作を詳述するフロ
ーチャート。
【図5】本発明の一実施の形態においてユーザから取得
するユーザプロファイル情報を説明するための図。
【図6】本発明の一実施の形態においてユーザから取得
するユーザプロファイル情報を説明するための図。
【図7】本発明の一実施の形態において文書の配信に対
する印刷スケジュールを示す図。
【図8】図7の印刷スケジュールをユーザによって変更
される動作を説明するための図。
【図9A】本発明の一実施の形態による印刷装置によっ
て印刷された文書を示す図。
【図9B】本発明の一実施の形態による印刷装置によっ
て印刷された文書を示す図。
【図10】本発明の一実施の形態による印刷装置によっ
て印刷された文書を示す図。
【図11A】本発明の一実施の形態による印刷装置によ
って印刷された文書を示す図。
【図11B】本発明の一実施の形態による印刷装置によ
って印刷された文書を示す図。
【図11C】本発明の一実施の形態による印刷装置によ
って印刷された文書を示す図。
【図11D】本発明の一実施の形態による印刷装置によ
って印刷された文書を示す図。
【図12】本発明の一実施の形態による印刷装置によっ
て印刷された文書を示す図。
【図13】本発明の教示を組込んだ一例としての編集モ
ジュールのブロック図を示す図。
【図14】ユーザプロファイル情報およびコンテンツプ
ロバイダ情報を含む一例としての知識モジュールのブロ
ック図。
【図15】本発明の一実施の形態による一例としての仮
想センサのブロック図。
【図16A】ユーザプロファイル情報とコンテンツプロ
バイダ情報とをそれぞれ保持しているデータ構造をグラ
フィカルに示す図。
【図16B】ユーザプロファイル情報とコンテンツプロ
バイダ情報とをそれぞれ保持しているデータ構造をグラ
フィカルに示す図。
【図17】本発明の一実施態様によるカスタム文書を生
成する一例としての方法のフローチャート。
【図18】本発明の一実施態様による文書配信システム
のクライアントコンポーネントに対する動作の一例とし
ての方法を説明するためのフローチャート。
【図19】本発明の一実施態様による、他の種々のコン
テンツオブジェクトのカスタム文書をレイアウトするた
めの一例としての方法を説明するためのフローチャー
ト。
【図20】本発明の一実施態様による、カスタム文書の
配信をスケジュールする一例としての方法を説明するた
めのフローチャート。
【図21】本発明の一実施態様による、コンテンツオブ
ジェクトの配信を追跡し、コンテンツプロバイダに課金
するための一例としての方法を説明するためのフローチ
ャート。
【図22】本発明の一実施態様による、革新的な仮想エ
ディタによりラッパにカプセル化されるコンテンツオブ
ジェクトからなる一例としての文書を示す図。
【符号の説明】
10:文書配信システム 50:コンテンツプロバイダ 80:広告プロバイダ 100:文書サーバ 120:編集モジュール 504:出版エージェント 506:仮想エディタ 518:コンテンツマネージャ 520:構成エージェント 522:分析/ラッパエージェント 524:契約アドミニストレータ 526:トランザクションエージェント 602:ユーザプロファイル情報データベース 630:契約管理情報データベース 35000:仮想センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z 340 340A (72)発明者 アロケ・グプタ アメリカ合衆国オレゴン州コーバリス ノ ースウェスト・ツインベリー・プレイス 3630

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書サーバで1つまたは複数のコンテンツ
    プロバイダから1つまたは複数のコンテンツオブジェク
    トを受信するステップと、受信した1または複数のコン
    テンツオブジェクトの各々に対して一義的にマーキング
    をおこなうステップと、分散された文書配信システム内
    に配置された、前記マーカーにより前記コンテンツオブ
    ジェクトを識別する1または複数のセンサから、コンテ
    ンツオブジェクトの配信、受信および/またはユーザ配
    置を示す指示を受信するステップとを含むコンテンツ配
    信を追跡及び管理する方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンテンツ配信を追跡及び
    管理する方法は、さらに、少なくとも部分的に、前記受
    信された指示に基づき、コンテンツオブジェクトの配
    信、受信および/またはユーザ配置の履歴を保持するス
    テップと、少なくとも部分的に、選択されたコンテンツ
    プロバイダに関連するコンテンツオブジェクトの配信、
    受信および/またはユーザ配置の履歴に基づき、該選択
    されたコンテンツプロバイダとの金融トランザクション
    を開始するステップとを更に含むことを特徴とするコン
    テンツ配信を追跡及び管理する方法。
  3. 【請求項3】前記金融トランザクションを開始するステ
    ップは、前記選択されたコンテンツプロバイダに関連す
    るコンテンツオブジェクトの配信に関連する契約義務情
    報を検索するステップと、少なくとも部分的に、該検索
    された契約義務情報と前記受信された指示とに基づき、
    前記トランザクションの総額を決定するステップと、少
    なくとも部分的に、前記広告コンテンツプロバイダに関
    連するコンテンツオブジェクトの前記配信、受信および
    /またはユーザ配置に基づき、前記金融トランザクショ
    ンを完成するために、前記選択されたコンテンツプロバ
    イダと関連のあるアカウントを貸方記入または借方記入
    する(526)ステップとを更に含むコンテンツ配信を
    追跡及び管理する方法。
  4. 【請求項4】前記配信された広告コンテンツオブジェク
    トに関連する製品またはサービスの購入の指示を受信す
    るステップと、少なくとも部分的に、前記広告コンテン
    ツプロバイダから製品/サービスの該購入に基づき、広
    告コンテンツプロバイダから手数料を集金するステップ
    とを更に含む請求項3記載のコンテンツ配信を追跡及び
    管理する方法。
  5. 【請求項5】1または複数の前記マーキングされたコン
    テンツオブジェクトを利用してパーソナライズされた出
    版物を生成するステップと、自動化された文書配信シス
    テムの1つまたは複数のユーザに対し該パーソナライズ
    された出版物を配信するステップとを更に含む請求項1
    記載のコンテンツ配信を追跡及び管理する方法。
  6. 【請求項6】文書配信システムであって、複数の受信さ
    れたコンテンツオブジェクトを格納する記憶装置と、少
    なくとも部分的に、要求しているユーザのユーザプロフ
    ァイルに基づき、要求しているユーザのための出版物を
    構成するために1または複数の該受信されたコンテンツ
    オブジェクトを選択的に検索する仮想エディタとを具備
    する文書配信システ
  7. 【請求項7】前記仮想エディタは、少なくとも部分的
    に、1または複数の重要誘因および前記パーソナルプロ
    ファイルから検索された情報に基づき、前記出版物を構
    成する請求項6記載の文書配信システム。
  8. 【請求項8】前記仮想エディタは、複数のコンテンツプ
    ロバイダのうちの1または複数からコンテンツオブジェ
    クトを受信し後に出版物に包含するためにコンテンツオ
    ブジェクトを格納し、文書配信システムを通してコンテ
    ンツオブジェクトの配信、受信およびユーザ配置を識別
    する一意のマーカを含む非侵入性マーキングラッパに受
    信したコンテンツオブジェクトをカプセル化するよう適
    応されたコンテンツマネージャと、コンテンツマネージ
    ャに連結され、要求している/加入しているユーザに対
    しパーソナライズされた出版物が生成される元になる1
    または複数のコンテンツオブジェクトを検索する構成エ
    ージェントとを備えている請求項6記載の文書配信シス
    テム。
  9. 【請求項9】前記文書配信システムを通して分散されて
    おり、コンテンツオブジェクトの配信、受信およびユー
    ザ配置を識別し、前記コンテンツマネージャに対し配
    信、受信およびユーザ配置の指示を提供する1つまたは
    複数の仮想センサを更に具備し、前記コンテンツマネー
    ジャに対し、少なくとも部分的に、1または複数の仮想
    センサから受信される指示に基づいて、前記複数のコン
    テンツプロバイダのうちの1つまたは複数との金融トラ
    ンザクションを開始することができるようにする請求項
    8記載の文書配信システム。
  10. 【請求項10】前記仮想エディタは、少なくとも部分的
    に、コンテンツプロバイダフォーマット推薦および/ま
    たは使用基準に基づいて、出版物を構成するよう適応さ
    れている請求項6記載の文書配信システム。
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