JP2001312619A - コンピュータ化された商業取引を遂行する方法及びシステム - Google Patents

コンピュータ化された商業取引を遂行する方法及びシステム

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JP2001312619A
JP2001312619A JP2000128412A JP2000128412A JP2001312619A JP 2001312619 A JP2001312619 A JP 2001312619A JP 2000128412 A JP2000128412 A JP 2000128412A JP 2000128412 A JP2000128412 A JP 2000128412A JP 2001312619 A JP2001312619 A JP 2001312619A
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Masazumi Robert Kondo
正純ロバート 近藤
Ryuichi Takahata
龍一 高畑
Takahiro Inoue
貴弘 井上
Akihito Kamoto
明史 嘉本
Tsutomu Kawamura
励 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークでのみ可能となると共に、ネッ
トワークの特質を十分に生かしたコンピュータ化された
商業取引を遂行する方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 入札用と応札用のホームページを格納す
るサーバを含み、このサーバは前記入札用ホームページ
をインターネットを介して、著作物ビジネスの企画を実
行しようとする入札者に送信し、前記入札用ホームペー
ジは著作物創作の依頼をオークションにかける為に必要
な入札情報を受け取るフォームを含み、前記サーバは、
前記入札情報を受理し、それを前記応札用ホームページ
に掲載して前記著作物創作の依頼に応札しようとする応
札者に送信し、前記応札用ホームページは前記入札に応
じる為に必要な応札情報を受け取るフォームを含み、前
記サーバは、前記応札情報を受理すると共に、入札と応
札の状況を表示するホームページに掲載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ネットワ
ーク化されたコンピュータシステムを用いて著作物創作
の依頼の仕事のオークションを行うための商業取引を電
子的に遂行するシステムに係る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴って、
インターネットを利用した電子商取引が行われている。
例えば、インターネットのようなネットワーク上で仮想
的な商店街を形成し、この仮想的な商店街に設けられた
店舗においてオンラインでショッピングを行えるように
した電子ショッピングシステムが実用化されている。
【0003】従来の電子商取引システムにおいては、企
業と一般消費者の取り引きが表面に出がちであるが、実
際には、企業間の取り引き、いわゆるBtoBの電子商取
引市場がそれを上回っている。すなわち、売り主と買い
主との間を接続するネットワークを介して受発注等のデ
ータを交換して商取引を行い、金融機関との間に設けら
れた中継センタを介して支払関連データを相互に交換す
ることにより効率よく商取引を行えるようにしたシステ
ム等が提案されている。
【0004】又、文具などのオフィス用品やパソコン、
書籍などの物品販売から、航空チケットの手配やホテル
の予約などのサービス、部品や原料などの調達、人材仲
介など、BtoBに含まれる分野は多岐にわたる。最近で
は、特定の業界に取引市場を提供するバーティカルポー
タルと呼ばれるWebサイトや、インターネットを通じて
ビジネス用のアプリケーションをレンタルするASPと呼
ばれる新しい事業者等も注目を集めている。
【0005】特に、売主と買い手を仲介するオークショ
ン市場を実装するシステムは、ネットワークの利点を生
かしたサービスとして注目を集めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワークを利用した従来のオークション・システムでは、
基本的に在来のネットワークを介さないオークション市
場と同様の商品のみを用いており、ネットワークの特質
を十分に生かしきれてはいなかった。
【0007】従って、本発明の目的は、ネットワークで
のみ可能となると共に、ネットワークの特質を十分に生
かしたコンピュータ化された商業取引を遂行する方法及
びシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるシステム
は、入札用と応札用のホームページを格納するサーバを
含み、このサーバは前記入札用ホームページをインター
ネットを介して、著作物ビジネスの企画を実行しようと
する入札者に送信し、前記入札用ホームページは著作物
創作の依頼をオークションにかける為に必要な入札情報
を受け取るフォームを含み、前記サーバは、前記入札情
報を受理し、それを前記応札用ホームページに掲載して
前記著作物創作の依頼に応札しようとする応札者に送信
し、前記応札用ホームページは前記入札に応じる為に必
要な応札情報を受け取るフォームを含み、前記サーバ
は、前記応札情報を受理すると共に、入札と応札の状況
を表示するホームページに掲載することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の説明を
する前に、以下の説明で使用する字句等の意味を説明す
る。
【0010】ここでの記載では「出版社」とは、企画を
実現しようとするもの一般を総称する。具体的には、出
版社の他に、ライター、企画会社、企業等も含まれる。
「広告主」とは、広告を依頼するもので、一般企業が代
表的である。「投資家」とは、企画に投資しようとする
ものの他に、文脈によって融資しようとするものも含む
ものとする。具体的には、金融機関、機関投資家、個人
投資家、企業等が含まれる。「クリエータ」とは、企画
を具体的に実現するものである。具体的には、ライタ
ー、文筆家、デザイナー、カメラマン等が含まれる。こ
れら組織又は個人は、予め会員登録しておく。会員登録
システムの基本構成は、一般的なマーケティングシステ
ムと同様に設計することが出来、しかも本発明の特徴的
な構成要件ではないので詳細は省略する。
【0011】各会員は登録すると、その会員の為に以下
で説明する様な各種用途用の専用ページ(メンバー登録
することによって作成されるマイページ)が作成され
る。ここでは、各会員が自己に関係する案件を効果的に
参照することができるように設計される。又、それとは
別に、共通のホームページでも、同様のサービスが提供
される。
【0012】以下、本発明における一実施形態について
図面を参照して説明をする。図1は、本実施形態による
商業取引を遂行するシステムの全体構成を説明するブロ
ック図である。この図において、中心となるネットワー
クは、インターネット回線網であり、各会員の端末10
が接続している。また、本実施形態によるシステム20
は複数のサーバーからなっており、各サーバーは、LA
N(LOCAL AREA NETWORK)30、経路制御装置40を経
由してインターネットに接続されている。
【0013】図2及び図3に、本実施形態によるシステ
ムによってコンピュータ化された商業取引の全体の流れ
を説明するフローチャートを示す。
【0014】先ず、出版社101は、実現したい企画に
ついて、前もって広告を募る場合(参照番号102)、
本発明の実施形態による広告支援システムのサーバ10
3にインターネットNETを経由して接続する。そし
て、インターネットを閲覧する為のブラウザによって、
広告オークション・サーバーに格納されている広告主入
札用のホームページ105にアクセスする。広告オーク
ション・サーバーでは、出版社が提案する企画に対し
て、広告主の募集を行うことができる。
【0015】そこには、様々な情報を入力するためのフ
ォームが含まれている。そこでの指示に従って、出版社
はフォームに企画の内容、予定出版日、予定発行部数、
想定購買者などの情報を入力する。また、ホームページ
にはCGIプログラムが記述されており、出版社が送信
ボタンを押してフォームをサーバに送信すると、CGI
プログラムによってフォームの情報が処理される。そし
て、その内容が企画データベースに蓄積されると共に、
広告主応札用のホームページに掲載される。もちろん、
フォームの情報を処理するプログラムは、CGIプログ
ラム以外の形態のもの、例えばSSI(Server Side Inc
luded)といったものでも実現することが可能である。
【0016】広告主107は、このホームページに掲載
されている内容を検討し、応札を決めると、そのホーム
ページに含まれるフォームに必要な情報を入力して、サ
ーバに送信する。ここで入力される情報としては、入札
価格、支払条件、広告原稿の有無などがある。更に、こ
のホームページから、サーバに蓄積されている広告主の
データを参照することもできる。出版社は、応札の状況
を見て、広告主を選定する。ここで、条件によっては、
広告収入を前倒しで支払われ、出版費用の一部として利
用できる。
【0017】その後、又はそれとは前後して、出版社は
生産管理システムのサーバ109にアクセスする。そし
て生産管理用のホームページ111を開く。生産管理サ
ーバーでは、過去の実売データを蓄積したデータベース
113を備えており、それに基づいて売上の予測と発行
部数の提案が表示される(参照番号115)。出版社
は、それを今後の出版の方針の参考にする。又、広告主
は、応札の是非に、それを参照することができる。ま
た、後述の投資家も参照する。
【0018】次に、出版社が資金の調達を本実施形態に
よるシステムに依存する場合(参照番号116)には、
そのファイナンス機能を利用できる。出版社は、本シス
テムのファイナンス・システムのサーバー117にアク
セスして、ファイナンス・オークション用のホームペー
ジ119を開く。ファイナンス・サーバーでは、出版社
が提案する企画に対して、出資の募集を行うことができ
る。
【0019】そこには、様々な情報を入力するためのフ
ォームが含まれている。そこでの指示に従って、出版社
はフォームに企画の内容、予定出版日、収支計画、主要
メンバーのプロフィールなどの情報を入力する。また、
ホームページにはCGIプログラムが記述されており、
出版社が送信ボタンを押してフォームをサーバに送信す
ると、CGIプログラムによってフォームの情報が処理
される。そして、その内容がファイナンス・オークショ
ン・データベースに蓄積されると共に、投資家応札用の
ホームページに掲載される。
【0020】投資家121は、このホームページに掲載
されている内容を検討し、応札を決めると、そのホーム
ページに含まれるフォームに必要な情報を入力して、サ
ーバに送信する。ここで入力される情報としては、投資
額などがある。更に、このサイトから、サーバに蓄積さ
れている広告主のデータを参照することもできる。出版
社は、応札の状況を見て、投資家を選定する。
【0021】次に、出版社が自前で入稿データ等を作成
するのでなければ(参照番号125)、クリエータを確
保する必要がある。その場合には、システムのクリエー
ター・マッチング機能を利用できる。出版社は、本シス
テムのクリエーター・マッチング・システムのサーバー
127にアクセス、制作オークション用のクリエーター
・マッチング・ホームページ129を開く。クリエータ
ー・マッチング・サーバーでは、出版社が依頼する企画
に必要な各制作に対して、制作者の募集を行うことがで
きる。
【0022】そこには、様々な情報を入力するためのフ
ォームが含まれている。そこでの指示に従って、出版社
はフォームに募集期間、即ちオークションの開催期間
(例:2000年5月10日〜15日)、発注したい仕
事内容の説明(例:英語の本150ページの日本語への
翻訳)、希望する作業納期(例:2000年6月20
日)、作業にかかる時間の目安(例:150時間)、発
注予算額(例:100万円)、支払い方法(納品翌月2
0日振込)などの情報を入力する。また、ホームページ
にはCGIプログラムが記述されており、出版社が送信
ボタンを押してフォームをサーバに送信すると、CGI
プログラムによってフォームの情報が処理される。そし
て、その内容がクリエーター・マッチング・データベー
ス133に蓄積されると共に、クリエーター応札用のホ
ームページに掲載される。
【0023】クリエーター131は、このホームページ
に掲載されている内容を検討し、応札を決めると、その
ホームページに含まれるフォームに必要な情報を入力し
て、サーバに送信する。ここで入力される情報として
は、希望する報酬(例:100万円)、可能な納期
(例:2000年7月20日)などがある。出版社は、
応札の状況を見て、クリエーターを選定する。
【0024】又、その選定にあたって、出版社はサーバ
が提供するクリエーター・データベース133を参考と
する。このクリエーター・データベースには、応札した
各クリエーターの過去の実績データやプロフィールを蓄
積した各クリエーター・データベース133を備えてお
り、それを参照することにより、最も適任であるクリエ
ーターを選定することが可能となる。一方、サーバは、
クリエーターに為に、様々なコンテンツを備えた素材・
データベース134を提供する。
【0025】更に、ここでは単純に仕事の案件を流通、
売買させるだけではなく、受発注が成立した仕事の作業
過程におけるクライアント対クリエーターの打ち合わせ
やコミュニケーションの為のメール配信サービスもサイ
ト上で提供される。そのような目的で、サーバには、共
有ファイルシステムが設けられている。
【0026】より詳しく述べれば、出版社はマイページ
上で、応募してきた各クリエーターのプロフィール・ス
キルや実績(作品サンプル)、納期、価格などを確認で
きます。そして専用ページ上から受注者を決定する。 こ
のような仕事の受注オークションは単純な商品購入と異
なり、入札された受注金額の高低だけでなく作業の質や
納期など複数の要素によって最終落札者が決定されるの
が大きな特徴となっている。例えば、同レベルのスキル
を持つ入札者でも、一方が(受注可能金額=130万
円、作業納期=6月18日)であり他方が(受注可能金額=
145万円、作業納期=5月15日)と入札内容が異なる場
合、発注側が少しでも早い納期を希望するなら多少価格
は高くても後者を選択することになる。
【0027】また、各クリエーターにはプロフィール登
録ページが用意されており、自分が持つ詳しいスキル、
過去に請け負った仕事の内容、自分のホームページUR
L、その他自分の経歴等をクリエーター・データベース
にアップロードしておくことができる。従って、出版社
側では受注可能金額や納期などの数値的な条件に加え
て、これらのスキルやプロフィールを考慮しながら人選
を行うことがでる。そのためプロフィール登録ページに
は詳細を記載するほど仕事獲得には有利になる。
【0028】例えば、受発注の価格が変動する入札方式
で仕事を請けたくないクリエーターは各職種カテゴリー
に用意されているプロポーザルページで自分が提供でき
るスキルの単価を登録することもできる。
【0029】この場合、出版社は、複数の発注候補者の
中から単価やプロフィールを比較検討して最終的な発注
先を決定する。ページ上から「買う」ボタンをクリック
して作業内容をポストすれば、指定したクリエーターヘ
メールで発注希望の旨が届く。これは、前述のメール配
信サービスの1つとして実装される。
【0030】このように、このシステムでは単に仕事の
受発注を仲介するだけでなく、契約成立後に具体的な作
業を進める上で、クライアントとクリエーターとの間で
効果的にグループワークがおこなえるWEB機能を提供
することを特徴とする。
【0031】通常の方法ならクリエーターが作業したデ
ータファイル(HTMLファイル、ドキュメント、プロ
グラム、画像ファイル等)を電子メールによる添付、ま
たは郵便によってクライアント宛に発送して途中段階で
の打ち合わせや完成後の納品をおこなうことになる。し
かし本システム上に用意されている共有ファイルシステ
ム上にデータを置くことによって、クライアント側がネ
ット経由でファイルを見ながら効率的に要望や改善点を
伝えることができる。このように、仕事の受発注仲介か
ら作業の進行サポート、納品までの全工程がWEB上で
サポートされる。次に、入稿データが完成すると(参照
番号135)、出版社は印刷を発注することになる(参
照番号137)。この目的に、印刷オークション機能が
設けられている。出版社は、本システムの印刷オークシ
ョン・サーバー141にアクセスして、印刷オークショ
ン用のホームページ144を開く。印刷発注サーバーで
は、印刷サービスの募集を行うことができる。
【0032】そこには、様々な情報を入力するためのフ
ォームが含まれている。そこでの指示に従って、出版社
はフォームに募集期間、即ちオークションの開催期間
(例:2000年6月10日〜15日)、発注したい仕
事内容の説明(150ページの書籍1万部)、希望する
納期(例:2000年7月20日)、発注予算額(例:
100万円)、支払い方法(納品翌月20日振込)など
の情報を入力する。また、ホームページにはCGIプロ
グラムが記述されており、出版社が送信ボタンを押して
フォームをサーバに送信すると、CGIプログラムによ
ってフォームの情報が処理される。そして、その内容が
印刷取引データベースに蓄積されると共に、印刷発注応
札用のホームページに掲載される。
【0033】印刷業者145は、このホームページに掲
載されている内容を検討し、応札を決めると、そのホー
ムページに含まれるフォームに必要な情報を入力して、
サーバに送信する。ここで入力される情報としては、支
払条件、校正可能回数、可能な納期(例:2000年7
月20日)、主要なコイルストーン(納期を守るために
発注者が守る条件)などがある。出版社は、応札の状況
を見て、印刷業者を選定する。このように、印刷の需給
バランスをネットワークを活用することによりマッチン
グさせることが可能となる。書籍の完成は(参照番号1
47)、制作進行管理システム149によって管理され
る。
【0034】印刷の手配が終わると、出版社は販売の手
続きを行うことになる(参照番号151)。この目的
に、マーケティング支援機能が設けられている。出版社
は、本システムのマーケティング・システム153のサ
ーバーにアクセスして、販売促進用のホームページ15
5を開く。例えば、その出版物に関するキーワード、分
野、著者、対象年齢や性別などを入力すると、その売れ
行きの傾向や、効果的な提供方法等が表示される。ま
た、このサーバーは、一般の読者もアクセスし、出版の
予告などの情報をえることができる。
【0035】また、そこには、様々な情報を入力するた
めのフォームが含まれている。そこでの指示に従って、
出版社はフォームに出版物の内容、著者、価格などの情
報を入力する。また、ホームページにはCGIプログラ
ムが記述されており、出版社が送信ボタンを押してフォ
ームをサーバに送信すると、CGIプログラムによって
フォームの情報が処理される。そして、その内容が販売
実績データベースに蓄積されると共に、新刊予定のホー
ムページに掲載される。
【0036】書店157は、このホームページに掲載さ
れている内容を検討し、予約、注文を決めると、そのホ
ームページに含まれるフォームに必要な情報を入力し
て、サーバに送信する。ここで入力される情報として
は、予約部数、支払条件、納期、価格などがある。
【0037】印刷が完了すると物流となる。この目的
に、物流オークション機能が設けられている。出版社
は、本システムの物流支援サーバー161にアクセスし
て、物流オークション用のホームページ163を開く。
物流支援サーバー161では、配送保管発注を行うため
に、配送保管サービスの募集を行うことができる。
【0038】そこには、様々な情報を入力するためのフ
ォームが含まれている。そこでの指示に従って、出版社
はフォームに募集期間、即ちオークションの開催期間
(例:2000年6月10日〜15日)、発注したい仕
事内容の説明(書籍1万部の配送又は保管)、希望する
配送日・保管期間、発注予算額(例:100万円)、支
払い方法(納品翌月20日振込)などの情報を入力す
る。また、ホームページにはCGIプログラムが記述さ
れており、出版社が送信ボタンを押してフォームをサー
バに送信すると、CGIプログラムによってフォームの
情報が処理される。そして、その内容が物流取引データ
ベースに蓄積されると共に、物流応札用のホームページ
に掲載される。
【0039】倉庫会社167や運送会社169は、この
ホームページに掲載されている内容を検討し、応札を決
めると、そのホームページに含まれるフォームに必要な
情報を入力して、サーバに送信する。ここで入力される
情報としては、支払条件、倉庫の構造などがある。出版
社は、応札の状況を見て、印刷業者を選定する。このよ
うに、物流サービスの需給バランスをネットワークを活
用することによりマッチングさせることが可能となる。
なお、図では、倉庫会社や運送会社がBtoBのグループ
ウエア171を形成している場合も記載されている。
【0040】また、出版社や倉庫会社や運送会社は、共
通の在庫管理ASP175を利用することができる。こ
こでは、在庫状況や発想状況に関わるデータを共有して
管理される。
【0041】又、本システムには、各会員が出版の各業
務に付随するオフィスサプライ、事務処理支援、技術支
援等のサービスを受けるための、バックオフィス・サー
バを設けておくことが好ましい。そこでは、オフィスサ
プライ業者等のサービスを提供する会員と、サービスを
受ける会員とのB2Bの仲介サービスが行われる。
【0042】又、上記各応札者は、応札に当たってサー
バの出版社データベース(図不示)を参考とすることも
できる。出版社データベースには、夫々の出版社の過去
の実績データ等が蓄積されている。更に、上記オークシ
ョンの順序は一例であり、適宜効果的な順序で行うこと
が出来る。例えば、クリエーターを選定した後で、ファ
イナンス・オークションを行えば、クリエーターの知名
度などによってオークションを有利に進めることが可能
となる。
【0043】以上で、本システムの全体を説明した。以
下、その幾つかのサーバの特徴的な部分に関して説明を
追加する。
【0044】図4は、本システムのクリエーター・マッ
チング・サーバーの一部としてのファイナンスシステム
の機能を説明する図である。ここで、ファイナンスシス
テムの機能は、クリエーター・マッチングの際に生じる
出版社(企業、個人も)やクリエーターのリスクをヘッ
ジすることである。
【0045】即ち、出版社側では、クリエーターが納期
を守らない場合や、最悪、契約の不履行をした場合に、
生じる損失を保証することである。又、クリエーター側
では、出版社が支払いを遅らせたり、最悪、倒産等によ
る不払いの場合に、生じる損失を保証することである。
【0046】この目的で、ファイナンスシステムでは、
出版社やクリエーターの格付けを行う。格付けは、過去
の実績などに基づいて行われ、それに応じて保証条件を
決定し、そのページで公開する。出版社やクリエーター
は、この保証条件もお互いの選定の参考とする。実際の
保証の支払いは本システムの運用業者が行っても良い
し、外部機関に委託しても良い。
【0047】図5は、本システムの印刷発注サーバーの
システムの一部としてのファイナンスシステムの機能を
説明する図である。ここで、ファイナンスシステムの機
能は、印刷発受注の際に生じる出版社や印刷業者のリス
クをヘッジすることである。
【0048】即ち、出版社側では、印刷業者が納期を守
らない場合や、最悪、倒産等による契約の不履行をした
場合に、生じる損失を保証することである。又、印刷業
者側では、出版社が支払いを遅らせたり、最悪、倒産等
による不払いの場合に、生じる損失を保証することであ
る。
【0049】この目的で、ファイナンスシステムでは、
出版社や印刷業者の格付けを行う。格付けは、過去の実
績などに基づいて行われ、それに応じて保証条件を決定
し、そのページで公開する。出版社や印刷業者は、この
保証条件もお互いの選定の参考とする。実際の保証の支
払いは本システムの運用業者が行っても良いし、外部機
関に委託しても良い。
【0050】全体のシステムの構成を一覧で示したブロ
ックダイアグラムの例を図6に示す。もちろん、これは
一例に過ぎず、実働後においても細かい部分で実情に合
わせて、適宜追加変更してより改良を加えながら運用し
ていくことは言うまでもない。
【0051】以上、本発明を実施例により詳細に説明し
たが、当業者にとっては、本発明が本願中に説明した実
施例に限定されるものではないということは明らかであ
る。本発明の装置は、特許請求の範囲の記載により定ま
る本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変
更態様として実施することができる。従って、本願の記
載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対し
て何ら制限的な意味を有するものではない。
【0052】例えば、ここでは主に書籍の出版を例にし
ているが、音楽や映像等の著作物の制作流通に関するシ
ステムも、同様にして実装可能であることは明らかであ
る。その場合には、クリエータの代わりに作曲家とか演
奏家とか、適宜対応するものに置き換えれば、当業者で
あれば本件の開示の範囲内で困難なく実現することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出版社は最も低いコストとリスクで、より多くの種類の
出版を可能とすることができる。又、クリエーターは、
自己の実力に見合った仕事を、より良い条件で買い付け
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】本実施形態によるシステムによってコンピュー
タ化された商業取引の全体の流れを説明するフローチャ
ートである。
【図3】図2に接続する、同本実施形態によるシステム
によってコンピュータ化された商業取引の全体の流れを
説明するフローチャートである。
【図4】同実施形態におけるクリエーター・マッチング
・サーバーの一部としてのファイナンスシステムの機能
を説明する図である。
【図5】同実施形態における本システムの印刷発注サー
バーのシステムの一部としてのファイナンスシステムの
機能を説明する図である。
【図6】全体のシステムの構成を一覧で示したブロック
ダイアグラムである。
【符号の説明】
10 ....各会員の端末 20 ....本実施形態によるシステム 30 ....LAN(LOCAL AREA NETWORK) 40 ....経路制御装置
フロントページの続き (72)発明者 井上 貴弘 東京都渋谷区神宮前6−19−13 J6ビル 8F 株式会社レゾナンス内 (72)発明者 嘉本 明史 東京都渋谷区神宮前6−19−13 J6ビル 8F 株式会社レゾナンス内 (72)発明者 川村 励 東京都渋谷区神宮前6−19−13 J6ビル 8F 株式会社レゾナンス内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 CC05 CC10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入札用と応札用のホームページを格納す
    るサーバを含み、このサーバは前記入札用ホームページ
    をインターネットを介して、著作物ビジネスの企画を実
    行しようとする入札者に送信し、前記入札用ホームペー
    ジは著作物創作の依頼をオークションにかける為に必要
    な入札情報を受け取るフォームを含み、前記サーバは、
    前記入札情報を受理し、それを前記応札用ホームページ
    に掲載して前記著作物創作の依頼に応札しようとする応
    札者に送信し、前記応札用ホームページは前記入札に応
    じる為に必要な応札情報を受け取るフォームを含み、前
    記サーバは、前記応札情報を受理すると共に、入札と応
    札の状況を表示するホームページに掲載することを特徴
    とするコンピュータ化された商業取引を遂行するシステ
    ム。
JP2000128412A 2000-04-27 2000-04-27 コンピュータ化された商業取引を遂行する方法及びシステム Pending JP2001312619A (ja)

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