JP2001312479A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2001312479A
JP2001312479A JP2000129988A JP2000129988A JP2001312479A JP 2001312479 A JP2001312479 A JP 2001312479A JP 2000129988 A JP2000129988 A JP 2000129988A JP 2000129988 A JP2000129988 A JP 2000129988A JP 2001312479 A JP2001312479 A JP 2001312479A
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Tadaaki Maeda
忠昭 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップをともなう受信バッファ等の増
加を行うことなくシステム全体のパフォーマンスを向上
させることができる画像処理装置および画像処理方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 画像処理情報が記載されたヘッダーを画
像データに付加したデータパケットを用いて、画像処理
LSI103が、入力したデータパケットを処理できる場
合は画像データの画像処理を行った後、画像処理が終了
したことを示す処理終了情報をヘッダーに記載し、処理
できない場合は処理終了情報を記載せずに出力すること
により、画像処理LSI103が画像データを処理できな
い状態においても、次の画像処理LSI104に対してデ
ータパケットを転送し処理させることができ、画像処理
LSIやバス等のリソースを効率的に利用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等の機能を兼備えるMFP(マルチファンク
ションペリフェラル)において、画像データの処理を行
う画像処理装置および画像処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、FAX、プリンタ等の機能を兼
備えるデジタル複合機(マルチファンクションペリフェ
ラル、以下MFP)が広く利用されている。
【0003】MFPにおいて、スキャナ部やプリンタ部
等の入出力機能、ネットワークや通信回線との接続機
能、画像処理部における画像処理LSI等の動作、そして
それらを組み合わせた動作等は、システム全体を制御す
るシステムコントロールLSIによって制御されている。
【0004】画像データに対して画像処理を行う場合、
まず、システムコントロールLSIが所定の長さに区切ら
れた画像データを画像処理部に送り、画像処理部で解像
度変換、2値化、回転等の機能を持つ画像処理LSIによ
って所定の処理を行った後、画像データは目的に応じて
出力装置や記憶装置等に転送される、またはシステムコ
ントロールLSIに返されることになる。
【0005】システムコントロールLSIと複数の画像処
理LSIの間で画像データを受け渡す場合、どういった機
能(解像度変換、2値化、回転等)を持つ画像処理LSI
で、どういった処理内容(解像度の大きさ、2値化方
法、回転角度等)で処理を行うかを管理する必要があ
る。
【0006】システムコントロールLSIが、画像処理動
作全てを管理することもできるが、システム全体に対す
る画像処理部の負荷が増加するという問題が生じる。
【0007】この問題を解決する1つの方法として、シ
ステムコントロールLSIが、どの画像処理LSIで、どうい
った処理を行うかを示す画像処理情報が記載されたヘッ
ダーを画像データに付加することにより画像データをパ
ケット化し、生成されたデータパケットを画像処理部に
転送し、処理を行わせる方法がある。
【0008】画像データをパケット化することにより、
システムコントロールLSIは画像処理LSIを設定すること
なく、画像処理部内の画像処理LSIは自分自身のデータ
パケットのみを受け取り、ヘッダーに記載された画像処
理を行なうといった動作ができるようになる。
【0009】この時システムコントロールLSIと画像処
理LSIとの画像データを受け渡すためのバスは、画像処
理LSIの受信バッファの状態を見て、画像処理LSIが受信
可能であればデータパケットを画像処理LSIに送信し、
受信不可能であれば、受信可能となるまで画像データの
送信を待つという方法で画像データの受け渡しを行って
いた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、受け取る側の受信バッファの容量によってバ
スを使用できる時間が制限されてしまう。例えば、画像
処理LSIが1データパケット分の受信バッファしか持た
ない場合、第一のパケット処理が行われている間に第二
のパケットが送信されると第二のパケットが受信バッフ
ァに格納され、第三のパケットは送受信できなくなる。
【0011】これを解決するため受信バッファの量を増
やすことが行われるが、受信バッファを増やすとLSIの
ゲート数が大きくなり、コストアップにつながるので、
安易に受信バッファを増やすことができない。また、い
くら受信バッファを増やしてもデータの処理速度がデー
タの送信速度より遅い場合、いつかは受信バッファが一
杯になりデータ送受信ができなくなってしまう。
【0012】また、複数の画像処理LSIが接続されてい
る場合、処理を行う第1のLSIが受信不可能な場合、そ
の先に接続された第2の画像処理LSIが、受信可能であ
ったら、システムの資源を無駄にしているともいえる。
システムコントロールLSIが常に複数の画像処理LSIの状
態を管理することもできるが、システム全体における画
像処理部での負荷が増加してしまう。
【0013】したがって、システム全体資源が有効に利
用されておらず、システム全体のパフォーマンスも伸び
ないという問題点があった。
【0014】本発明は上述した問題点を解決するもので
あり、各画像処理LSIが、入力したデータパケットを処
理できる場合は画像データの画像処理を行った後、画像
処理が終了したことを示す処理終了情報をヘッダーに記
載し、処理できない場合は処理終了情報を記載せずに出
力することにより、画像処理LSIが画像データを処理で
きない状態においても、次の画像処理LSIに対してデー
タパケットを転送し処理させることができ、画像処理LS
Iやバス等のリソースを効率的に利用することができる
ため、コストアップをともなう受信バッファ等の増加を
行うことなくシステム全体のパフォーマンスを向上させ
ることができる画像処理装置および画像処理方法を提供
することを目的とする。
【0015】また、各画像処理手段が、入力したデータ
パケットを処理できる場合は画像データの画像処理を行
い、処理できない場合は自らへの画像データの入力回数
情報をヘッダーに記載して出力することにより、画像処
理LSIが画像データを処理できない状態においても、次
の画像処理LSIに対してデータパケットを転送し処理さ
せることができ、画像処理LSIやバス等のリソースを効
率的に利用することができ、さらにデータパケットの無
限ループを防ぐことができるため、コストアップをとも
なう受信バッファ等の増加を行うことなくシステム全体
のパフォーマンスを安定的に向上させることができる画
像処理装置および画像処理方法を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置では、画像処理情報が記載さ
れたヘッダーを画像データに付加したデータパケットの
送受信を制御する制御手段と、入力したデータパケット
のヘッダーを解析し得られた画像処理情報に基づいて画
像データの画像処理を行う複数の画像処理手段と、前記
制御手段と前記画像処理手段間および前記複数の画像処
理手段間を接続しデータパケットを転送する転送手段と
を有し、前記画像処理手段は、入力したデータパケット
を処理できる場合は画像データの画像処理を行った後、
画像処理が終了したことを示す処理終了情報をヘッダー
に記載し、処理できない場合は処理終了情報を記載せず
に出力することを特徴とする。
【0017】また、本発明の画像処理装置では、画像処
理情報が記載されたヘッダーを画像データに付加したデ
ータパケットの送受信を制御する制御手段と、入力した
データパケットのヘッダーを解析し得られた画像処理情
報に基づいて画像データの画像処理を行う複数の画像処
理手段と、前記制御手段と前記画像処理手段間および前
記複数の画像処理手段間を接続しデータパケットを転送
する転送手段とを有し、前記画像処理手段は、入力した
データパケットを処理できる場合は画像データの画像処
理を行い、処理できない場合は自らへの画像データの入
力回数情報をヘッダーに記載して出力することを特徴と
する。
【0018】また、本発明の画像処理方法では、画像処
理情報が記載されたヘッダーを画像データに付加したデ
ータパケットの画像処理部に対する送受信を制御する制
御工程と、データパケットのヘッダーを解析し得られた
画像処理情報に基づいて画像データの画像処理を画像処
理部に行わせる複数の画像処理工程と、前記制御工程に
よるデータパケットを画像処理部に対しておよび複数の
画像処理部間で転送させる転送工程とを有し、前記画像
処理工程は、画像処理部がデータパケットを処理できる
場合は画像データの画像処理を行った後、画像処理が終
了したことを示す処理終了情報をヘッダーに記載し、処
理できない場合は処理終了情報を記載せず画像処理部か
ら出力させること特徴とする。
【0019】また、本発明の画像処理方法では、画像処
理情報が記載されたヘッダーを画像データに付加したデ
ータパケットの画像処理部に対する送受信を制御する制
御工程と、データパケットのヘッダーを解析し得られた
画像処理情報に基づいて画像データの画像処理を画像処
理部に行わせる複数の画像処理工程と、前記制御工程に
よるデータパケットを画像処理部に対しておよび複数の
画像処理部間で転送させる転送工程とを有し、前記画像
処理工程は、画像処理部がデータパケットを処理できる
場合は画像データの画像処理を行い、処理できない場合
は自らへの画像データの入力回数情報をヘッダーに記載
して画像処理部から出力させることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】本実施の形態で説明するMFPは、FA
X、プリンタ、複写機の機能を兼ねているものとし、M
FPの画像処理部はこれら各機能部から入力される、ま
たは各機能部へ出力される画像データに関する画像処理
を行うものとする。
【0022】(第1の実施の形態)第1の実施の形態と
して、MFPの画像処理部が2つの画像処理LSIを有
し、その2つの画像処理LSIが同一の機能を持つ場合に
ついて説明する。
【0023】図1は、本実施の形態のMFPにおける画
像処理部の全体構成を示すブロック図である。
【0024】システムコントロールLSI101はスキャ
ナ部やプリンタ部といった画像入出力部や、他のプリン
タやPCを接続するネットワーク部やFAX機能部等、
MFPのシステム全体を制御する。また、画像処理部全
体を制御しデータパケットの生成も行う。
【0025】メインメモリ102はシステムコントロー
ルLSI101に接続されており、生成されたデータパケ
ットや、画像処理LSIに送信し返ってきたデータパケッ
トを一時的に格納する。
【0026】画像処理LSI103は入力されたデータパ
ケットに対し画像処理を行う画像処理機能部である。本
実施の形態では、データパケットのヘッダー情報に基づ
いて、0°、90°、180°、270°の回転処理を
行うものとする。
【0027】画像処理LSI104は画像処理LSI103と
同じ機能を有し、画像データに対して回転処理を行う画
像処理機能部である。
【0028】データバス105〜107は画像データを
受け渡すためのデータバスである。データバス105は
システムコントロールLSI101と画像処理LSI103を
接続し、データバス106は画像処理LSI103と画像
処理LSI104を接続し、データバス107は画像処理L
SI104とシステムコントロールLSI101を接続す
る。
【0029】図2は画像処理LSI103の内部構成を示
すブロック図である。また、画像処理LSI104も同様
の内部構成を有するものとする。
【0030】画像処理部201は入力されたデータパケ
ットのヘッダーに記載された情報に基づいて実際に画像
処理を行う。画像処理部201は内部にデータパケット
の受信バッファを有し(図示せず)、入力されたデータ
パケットは受信バッファに一時的に格納され、順次処理
されることになる。また、画像処理部201は、自らの
画像処理状態に応じてマルチプレクサ202に出力選択
信号204を送出する。
【0031】マルチプレクサ202はデータバス105
から入力されたデータパケットと画像処理部201で処
理した後のデータパケットを選択的に出力する。その
際、マルチプレクサ202は画像処理部201から出力
される出力選択信号204に応じて、上述したデータパ
ケットのどちらをデータバス106へ出力するかを選択
する。
【0032】出力データパス203はマルチプレクサ2
02と接続し、画像処理部201で処理された画像デー
タをマルチプレクサ202に送信する。
【0033】出力選択信号204は、画像処理部201
の状態に応じて、マルチプレクサ202でどのような処
理を行うかについての命令を送信する。
【0034】図3に本実施の形態におけるデータパケッ
トの形式を示す。データパケット300はヘッダー30
1と画像データ302より構成される。
【0035】ヘッダー301は、どういった画像処理を
行うかを示す画像処理タイプ303と、画像データ処理
が終了したかどうかを示す画像処理終了フラグ304
と、その他データ長305等の情報が含まれている。
【0036】画像データ302は、予めメインメモリ1
02に格納された画像データ、またはスキャナ等の入力
装置やネットワーク等を介して画像処理部に入力された
画像データであり、所定のデータ量に分割された画像デ
ータである。画像データ302は、画像処理部やシステ
ム全体の都合上好ましいデータ量や形式とすればよい。
【0037】次に本実施の形態において、メインメモリ
102に予め格納されている画像データに対して90°
回転を行う際の画像処理部の動作について、図4に示す
フローチャートを用いて説明する。
【0038】まず、システムコントロールLSI101
は、画像データをメインメモリ102より読み出し、同
時に画像処理情報が記載されたヘッダーを生成し、ヘッ
ダーの後方に画像データを付加することによりデータパ
ケットを生成する(S401)。
【0039】生成されたデータパケットを図5(a)に
示す。ヘッダー501に記載する画像処理情報を以下に
示す。 ・画像処理タイプ503 : 0°回転・・・“0000” 90°回転・・・“0001” 180°回転・・・“0010” 270°回転・・・“0100” ・画像処理終了フラグ504: 未処理・・・“0” 処理済・・・“1” したがって、画像処理タイプ503には90°回転を示
す“0001”、画像処理終了フラグ504には画像処
理が未処理であることを示す“0”が記載され、データ
長その他505には、所定の情報が記載される。
【0040】生成されたデータパケットは、システムコ
ントロールLSI101により、データバス105に送出
される(S402)。
【0041】本実施の形態において、データバス105
に接続された画像処理LSI103は受信した画像データ
を直ちに処理できる場合と、他の画像データを処理して
いるために処理できない場合で、データパケットに対し
て異なる処理を行う(S403)。
【0042】まず、画像処理LSI103が他の画像デー
タを処理中でなく、直ちに処理できる場合を説明する
(S404)。
【0043】画像処理LSI103は、処理中でないので
データバス105上のデータパケットを取り込み、ヘッ
ダーの画像処理終了フラグ504を読み取り、画像処理
が行われていないことを受けて、画像処理部において9
0°の回転処理を開始する。
【0044】処理終了後画像処理部201は、図5
(b)に示されるようにデータパケットのヘッダー内の
画像処理終了フラグ506を“1”に変更する。
【0045】そして画像処理部201は、画像処理後の
データパケットがデータバス106へ出力されるように
出力選択信号204を出す。
【0046】画像処理後のデータパケットは出力データ
パス203とマルチプレクサ202を介してデータバス
106へ出力され、画像処理LSI103から出力された
データパケットは、画像処理LSI104に入力される
(S405)。
【0047】画像処理LSI104内の画像処理部201
は、データパケットのヘッダーを解析し、画像処理終了
フラグ506によりすでに処理が終了していると判断
し、処理を行わずデータパケットを出力するように出力
選択信号204をマルチプレクサ202に送信する。マ
ルチプレクサ202はこの信号に応じて、入力されたデ
ータバス106上のデータパケットをそのままデータバ
ス107に出力する。
【0048】処理が終了したデータパケットはシステム
コントロールLSI101へ返され、システムコントロー
ルLSI101は、終了処理フラグ506が“1”である
ことを確認し、一連の処理が終了する(S406)。
【0049】次に本実施の形態の特徴である画像処理LS
I103がビジーであり、直ちに処理できない場合のデ
ータパケットの流れを説明する。
【0050】画像処理LSI103は処理中であり新たな
データパケットを受け取っても処理できない。したがっ
て、データバス105上のデータパケットが、マルチプ
レクサ202を介してデータバス106へそのまま出力
されるように出力選択信号204を送信する。出力選択
信号204を受けて、マルチプレクサ202はデータバ
ス105上のデータパケットをデータバス106に送信
する(S407)。
【0051】画像処理LSI103から出力されたデータ
パケットは、画像処理LSI104に入力され、画像処理L
SI103と同様に、処理可能である場合と、処理不能で
ある場合とで異なる処理を行う(S408)。
【0052】画像処理LSI104が処理可能であればデ
ータバス106上のデータパケットを取り込み、上述し
た画像処理部がビジーでない場合と同様の処理を行い
(S409)、90°回転された画像データは、システ
ムコントロールLSI101へ返され、一連の処理が終了
する(S406)。
【0053】もし画像処理LSI104も処理中であり、
パケットデータを処理できなった場合は、前述したその
まま返す処理を行い(S410)、画像処理終了フラグ
が“0”のまま、図5(a)に示す未処理のデータパケ
ットがシステムコントロールLSI101へ返される。
【0054】未処理のデータパケットを受け取ったシス
テムコントロールLSI101は、処理終了フラグが
“1”でないことを受けて、データパケットの再送処理
を行う(S406)。ただちに画像処理LSI103へ再
送しても良いし、あるいは一度メインメモリ102に格
納し、所定のインターバルを空けて画像処理LSI103
へ再送しても良い。再送処理を行う場合、S402から
再び同様の手順に従い処理を行う。
【0055】再送して画像処理LSI103、または10
4が処理できれば、処理終了フラグが“1”となるデー
タパケットがシステムコントロールLSI101へ返って
来るので、処理は終了する(S406)。
【0056】本実施の形態において、1つのデータパケ
ットの流れを例に説明したが、複数のデータパケットに
ついての処理も、連続的に同様の処理を行えばよい。
【0057】また、画像処理部が同一の機能(回転処
理)を有する2つの画像処理LSIを有する場合で説明し
たが、2つ以上の画像処理LSIを有する場合でも同様に
処理を行うことができ、画像処理の機能についても、解
像度変換、2値化等他の機能でも、画像処理部201を
変更することにより同様の処理を行うことができる。
【0058】以上説明してきたように、本実施の形態に
よれば、各画像処理LSIが、入力したデータパケットを
処理できる場合は画像データの画像処理を行った後、画
像処理が終了したことを示す処理終了情報をヘッダーに
記載し、処理できない場合は処理終了情報を記載せずに
出力することにより、画像処理LSIが画像データを処理
できない状態においても、次の画像処理LSIに対してデ
ータパケットを転送し処理させることができ、画像処理
LSIやバス等のリソースを効率的に利用することができ
るため、コストアップをともなう受信バッファ等の増加
を行うことなくシステム全体のパフォーマンスを向上さ
せることができるという効果がある。
【0059】(第2の実施の形態)第1の実施の形態と
して、MFPの画像処理部が2つの画像処理LSIを有
し、その2つの画像処理LSIが同一の機能を持つ場合に
ついて説明した。
【0060】第2の実施の形態として、MFPの画像処
理部が2つの画像処理LSIを有し、その2つの画像処理L
SIが異なる機能を持つ場合について説明する。
【0061】また、第1の実施の形態において、画像処
理LSIの誤動作等によりデータパケットの処理が不可能
になっている場合、データパケットの再送処理が続くこ
とになり、画像処理部内でのデータパケットの無限ルー
プが生じてしまい、システムがハングアップしてしまう
ことがある。
【0062】この様な問題点を改善するためにタイマー
監視等によるソフトフェアによる管理を行うことによ
り、データ処理の回数制御を行い無限ループを防止する
こともできるが、システムコントロールLSI101の負
荷が増加することになり、あまり好ましい方法ではな
い。
【0063】第2の実施の形態では、データパケットに
画像処理LSIへの入力回数情報を記載することによ
り、画像処理部内で管理しシステムを安定させる方法に
ついても説明する。
【0064】まず、本実施の形態における画像処理部の
全体構成であるが、第1の実施の形態と同一であり図1
に示すものであるとする。ただし、画像処理LSI103
が回転処理を行う機能を有し、画像処理LSI104は画
像処理LSI103とは異なる機能(解像度変換、2値化
等)を有するものとする。
【0065】図6は本実施の形態における画像処理LSI
103の内部構成を示すブロック図である。また、画像
処理LSI104も画像処理部601以外は同様の内部構
成を有するものとする。
【0066】画像処理部601は、図2における画像処
理部201と同様に実際に画像処理を行う。また画像処
理部601は画像データを処理できない、つまり状態が
ビジーの場合、ビジー信号604をヘッダー解析部60
2に送信する。
【0067】ヘッダー解析部602はデータバス105
より送られてきたデータパケットのヘッダーを解析し、
画像処理部601に画像処理指示信号605を出力す
る。
【0068】マルチプレクサ603は、データバス10
5から送られてきたデータパケットと、画像処理部60
1で処理したデータパケットと、ヘッダー解析部602
からのヘッダーを選択的に出力する。
【0069】ビジー信号604は画像処理部601がビ
ジーのとき、ヘッダー解析部602に送信される。
【0070】画像処理指示信号605は、ヘッダー解析
部602で解析された画像処理内容に応じて、画像処理
部601に処理内容を設定する。
【0071】出力データパス606は図2における出力
データパス203と同様に、画像処理部601で処理さ
れた画像データをマルチプレクサ603に送信する。
【0072】データバス607はヘッダー解析部602
とマルチプレクサ603を接続し、ヘッダー解析部60
2で新たに生成されたヘッダーをマルチプレクサ603
に送信する。
【0073】出力選択信号608は、ビジー信号604
に応じてヘッダー解析部602によりマルチプレクサ6
03に送信される信号であり、マルチプレクサ603が
どの画像データをデータバス106に出力するかを決定
する。
【0074】図7に本実施の形態におけるデータパケッ
トの形式を示す。データパケット700は、ヘッダー7
01と画像データ702より構成される。
【0075】ヘッダー701は、第1の実施の形態と同
様に、どういった画像処理を行うかを示す画像処理タイ
プ705と、データ長その他707が記載される。
【0076】これらの情報とは別に本実施の形態では、
パケットタイプ703とデバイスID704とリトライ
フラグ706が記載される。
【0077】パケットタイプ703は、ヘッダー解析部
602でパケットの種類を識別するために用いられる。
パケットタイプ703には様々なパケットの種類につい
て値を決めることができるが、本実施の形態では、デー
タパケットが処理終了後のものであるかを示すものであ
るとする。
【0078】デバイスID704は、異なる機能をもつ
複数の画像処理LSIの中でどの画像処理LSIで処理を行う
かを示すものである。
【0079】リトライフラグ706は、デバイスID7
04に示された画像処理を行うべき画像処理LSIに、パ
ケットデータ入力した回数を示す。
【0080】画像データ702は、図3の画像データ3
02と同様に予めメインメモリ102に格納された画像
データであり、所定のデータ量に分割された画像データ
である。
【0081】次に本実施の形態において、メインメモリ
102に予め格納されている画像データに対して画像処
理LSI103を用いて、90°回転を行う際の画像処理
部の動作について、図8に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0082】まず、システムコントロールLSI101
は、画像データをメインメモリ102より読み出し、同
時に画像処理情報が記載されたヘッダーを生成し、ヘッ
ダーの後方に画像データを付加することによりデータパ
ケットを生成する(S801)。
【0083】生成されたデータパケットを図9(a)に
示す。ヘッダー901に記載する画像処理情報として、
画像処理タイプ905およびデータ長その他907は、
第1の実施の形態における画像処理タイプ503および
データ長その他505と、同一の内容がそれぞれ記載さ
れているものとする。
【0084】パケットタイプ903とデバイスID90
4とリトライフラグ906に記載される内容を以下に示
す。 ・パケットタイプ903:データパケット ・・・“0000” リターンパケット ・・・“1111” ・デバイスID704 :画像処理LSI103 ・・・“0000” 画像処理LSI104 ・・・“0001” ・リトライフラグ906:リトライ(入力回数)1回・・・“0001” 2回・・・“0010” 3回・・・“0011” したがって、パケットタイプ903には、データパケッ
トがまだ処理されていないことを表す“0000”が記
載される。デバイスID904には画像処理LSI103
を識別する“0000”が記載される。リトライフラグ
906にはリトライ回数0を示す“0000”が記載さ
れる。
【0085】生成されたデータパケットは、システムコ
ントロールLSI101により、データバス105に送出
される(S802)。
【0086】本実施の形態において、データバス105
に接続された画像処理LSI103は受信した画像データ
を直ちに処理できる場合と、他の画像データを処理して
いるために処理できない場合で、データパケットに対し
て異なる処理を行う(S803)。
【0087】まず、画像処理LSI103が他の画像デー
タを処理中でなく、直ちに処理できる場合を説明する
(S804)。
【0088】画像処理LSI103に入力されたデータパ
ケットは、画像処理部601とヘッダー解析部602に
入力される。
【0089】ヘッダー解析部602は、パケット内のヘ
ッダーを解析し、同時に画像処理部601がビジーであ
るかどうかをビジー信号604の有無によって判断す
る。ここではビジーでないので、画像処理部601へ9
0°回転要求を処理指示信号605として知らせる。
【0090】画像処理指示信号605を受け取った画像
処理部601は入力された画像データに対して90°回
転処理を行う。
【0091】ヘッダー解析部602は処理されたデータ
パケットがデータバス106へ出力されるように、マル
チプレクサ603に出力選択信号608を出す。
【0092】画像処理部601は、出力するデータパケ
ットが画像処理を行ったデータであることが分るよう
に、ヘッダー内のパケットタイプをリターンパケット
“1111”に変更し、画像データとともに出力データ
パス606へ出力する。
【0093】マルチプレクサ603は、データバス60
7上のヘッダーデータと出力データパス606上の画像
データを選択的にデータバス106に出力することによ
り、図9(b)に示すデータパケットを生成する。
【0094】データバス106へ出力されたデータパケ
ットは、画像処理LSI104に入力される(S80
5)。入力されたデータパケットに対し、画像処理LSI
104内のヘッダー解析部602がヘッダーを解析し、
ヘッダー内のデバイスID905により画像処理LSI1
04宛てのパケットでないことがわかる。
【0095】したがって、処理が終了したデータパケッ
トはそのままデータバス107へ出力され、システムコ
ントロールLSI101へ返される。システムコントロー
ルLSI101は、リトライフラグ906の値が、送信時
の値と変化していない場合、送信時よりも増加している
場合、所定の値に達している場合で異なる処理を行う。
ここで、リトライフラグ906の値が“0000”であ
るので、データパケットに対する処理が終了していると
判断され、一連の処理が終了する(S806)。
【0096】次に本実施の形態の特徴である、画像処理
LSI103がビジーであり直ちに処理できない場合のデ
ータパケットの流れを説明する(S807)。
【0097】まず、データパケットを受け取った画像処
理LSI103はヘッダー解析部602においてパケット
内のヘッダーを解析する。このときヘッダー解析部60
2は画像処理部601からのビジー信号604によって
直ちに処理できない情報を得ている。
【0098】したがって、ヘッダー解析部602はデー
タパケットのリトライフラグ906の値に1を加算し、
新しく生成されたヘッダーをデータバス607に出力す
る。
【0099】次にデータバス105上の画像データとデ
ータバス607上のヘッダーが連結されるように、出力
選択信号608を制御する。つまり、データバス607
上のヘッダー902がマルチプレクサ603を介してデ
ータバス106へ出力された後、データバス105上の
画像データがデータバス106へ出力されるようにする
ことにより、新しいデータパケットを生成する。
【0100】出力されたデータパケットを図9(c)に
示す。リトライフラグ909だけに1が加算された形に
なっている。
【0101】出力されたデータパケットは、画像処理LS
I104に入力されるが、ヘッダー内のデバイスID9
04により画像処理LSI104宛てのパケットでないこ
とがわかるので、そのままデータバス107へ出力さ
れ、システムコントロールLSI101に未処理のデータ
パケットが返されることになる(S808)。
【0102】未処理のデータパケットを受け取ったシス
テムコントロールLSI101は、リトライフラグ906
の値が“0001”であり、送信時よりも値が増えてい
るので動作を終了せず(S806)、データパケットの
再送を行うかの判断を行う(S809)。
【0103】その際、システムコントロールLSI101
は、データパケットの送信回数の上限を表すリトライ回
数Aを決めておき、リトライフラグ906がAの値に達
していないかを判断する。
【0104】リトライフラグ906の値がAより小さい
場合は、S802に戻りデータパケットの再送処理に入
る。再送処理として、ただちに画像処理LSI103へ再
送しても良いし、あるいは一度メインメモリ102に格
納し、所定のインターバルを空けて画像処理LSI103
へ再送してもよい。
【0105】S802に戻り再び画像処理LSI103に
対してデータパケットを送信し、画像処理LSI103が
処理できれば、リトライフラグが“0001”であるデ
ータパケットがシステムコントロールLSI101へ返っ
て来るので、システムコントロールLSI101は、送信
時とリトライフラグの値が変化していないことを確認し
(S806)、処理は終了する。
【0106】再送されても画像処理LSI103がまだ処
理できなかった場合、リトライフラグ906に1が加算
されたデータパケットがシステムコントロールLSIへ返
ってくることになり、再びS802に戻って処理を行う
ことになる。
【0107】この動作を繰り返しリトライフラグ906
の値がAに達した場合、S809でシステムコントロー
ルLSI101は画像処理LSI103に異常があると判断し
エラー処理を行う(S810)。
【0108】具体的にエラー処理としては、MFPのユ
ーザーに対してエラーを表示し、さらに画像処理LSI1
03をリセットし、処理を再開するといった対処が考え
られる。
【0109】これにより、システム内でのパケットデー
タの無限ループが生じることによるシステムのハングア
ップを防ぐことができる。また、ソフトウェアによるタ
イマー監視等、システムコントロールLSIによる管理の
必要がなくなる。
【0110】本実施の形態において、1つのデータパケ
ットの流れを例に説明したが、複数のデータパケットに
ついての処理も、連続的に同様の処理を行えばよい。
【0111】また、画像処理部が異なる機能を有する2
つの画像処理LSIを有する場合で説明したが、2つ以上
の画像処理LSIを有する場合でも同様に処理を行うこと
ができ、画像処理の機能についても、解像度変換、2値
化等他の機能でも、画像処理部201を変更することに
より同様の処理を行うことができる。
【0112】以上説明してきたように、本実施の形態に
よれば、各画像処理手段が、入力したデータパケットを
処理できる場合は画像データの画像処理を行い、処理で
きない場合は自らへの画像データの入力回数情報をヘッ
ダーに記載して出力することにより、画像処理LSIが画
像データを処理できない状態においても、次の画像処理
LSIに対してデータパケットを転送し処理させることが
でき、画像処理LSIやバス等のリソースを効率的に利用
することができ、さらにデータパケットの無限ループを
防ぐことができるため、コストアップをともなう受信バ
ッファ等の増加を行うことなくシステム全体のパフォー
マンスを安定的に向上させることができるという効果が
ある。
【0113】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、各画像処理LSIが、入力したデータパケットを処理
できる場合は画像データの画像処理を行った後、画像処
理が終了したことを示す処理終了情報をヘッダーに記載
し、処理できない場合は処理終了情報を記載せずに出力
することにより、画像処理LSIが画像データを処理でき
ない状態においても、次の画像処理LSIに対してデータ
パケットを転送し処理させることができ、画像処理LSI
やバス等のリソースを効率的に利用することができるた
め、コストアップをともなう受信バッファ等の増加を行
うことなくシステム全体のパフォーマンスを向上させる
ことができるという効果がある。
【0114】また、本発明によれば、各画像処理手段
が、入力したデータパケットを処理できる場合は画像デ
ータの画像処理を行い、処理できない場合は自らへの画
像データの入力回数情報をヘッダーに記載して出力する
ことにより、画像処理LSIが画像データを処理できない
状態においても、次の画像処理LSIに対してデータパケ
ットを転送し処理させることができ、画像処理LSIやバ
ス等のリソースを効率的に利用することができ、さらに
データパケットの無限ループを防ぐことができるため、
コストアップをともなう受信バッファ等の増加を行うこ
となくシステム全体のパフォーマンスを安定的に向上さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるMFPの画像処理
部の全体構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における画像処理LSI10
3、および画像処理LSI104の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施の形態におけるデータパケットの形
式を示す図である。
【図4】第1の実施の形態において、メインメモリ10
2に予め格納されている画像データに対して90°回転
を行う際の画像処理部の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】図4のフローチャートに示す動作を行ったとき
に生成されるデータパケットを示す図である。
【図6】第2の実施の形態における画像処理LSI10
3、および画像処理LSI104の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】第2の実施の形態におけるデータパケットの形
式を示す図である。
【図8】第2の実施の形態において、メインメモリ10
2に予め格納されている画像データに対して90°回転
を行う際の画像処理部の動作を説明するフローチャート
である。
【図9】図8のフローチャートに示す動作を行ったとき
に生成されるデータパケットを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 AA01 BB47 GG12 5B057 AA11 CA12 CA16 CB12 CB16 CE20 CH01 CH11 CH14 CH16 CH18 CH20 DB02 5C062 AA02 AA05 AA22 AB40 AB42 AB43 AC24 AE15 5C076 AA14 BA03 BA04 BA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理情報が記載されたヘッダーを画
    像データに付加したデータパケットの送受信を制御する
    制御手段と、 入力したデータパケットのヘッダーを解析し得られた画
    像処理情報に基づいて画像データの画像処理を行う複数
    の画像処理手段と、 前記制御手段と前記画像処理手段間および前記複数の画
    像処理手段間を接続しデータパケットを転送する転送手
    段とを有し、 前記画像処理手段は、入力したデータパケットを処理で
    きる場合は画像データの画像処理を行った後、画像処理
    が終了したことを示す処理終了情報をヘッダーに記載
    し、処理できない場合は処理終了情報を記載せずに出力
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データパケットは、前記制御手段に
    より生成され、前記画像処理手段での処理内容情報と処
    理終了情報とが画像処理情報として記載されるヘッダー
    と、読み取り部またはデータ記憶部または通信部から入
    力される画像データにより構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、受信したデータパケッ
    トについて、ヘッダーに処理終了情報が記載されている
    場合前記画像処理手段に対して前記データパケットを送
    信せず、処理終了情報が記載されていない場合再び送信
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像処理手段は、同一の画像
    処理機能を有する2つ以上の画像処理手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像処理情報が記載されたヘッダーを画
    像データに付加したデータパケットの送受信を制御する
    制御手段と、 入力したデータパケットのヘッダーを解析し得られた画
    像処理情報に基づいて画像データの画像処理を行う複数
    の画像処理手段と、 前記制御手段と前記画像処理手段間および前記複数の画
    像処理手段間を接続しデータパケットを転送する転送手
    段とを有し、 前記画像処理手段は、入力したデータパケットを処理で
    きる場合は画像データの画像処理を行い、処理できない
    場合は自らへの画像データの入力回数情報をヘッダーに
    記載して出力することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記データパケットは、前記制御手段に
    より生成され、データパケットの種類を示す種別識別情
    報と前記画像処理手段での処理内容情報とどの画像処理
    手段を用いるかを識別する識別情報と前記画像処理手段
    への入力回数情報とが画像処理情報として記載されるヘ
    ッダーと、読み取り部またはデータ記憶部または通信部
    から入力される画像データにより構成されていることを
    特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、受信したデータパケッ
    トについて、ヘッダーに記載された入力回数情報が送信
    時と変化していない場合前記データパケットを送信せ
    ず、送信時よりも増加している場合再び送信し、予め決
    められた入力上限回数に達した場合前記データパケット
    についての処理を中断することを特徴とする請求項5記
    載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像処理手段は、それぞれ異
    なる画像処理機能を有する2つ以上の画像処理手段を含
    むことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像処理情報が記載されたヘッダーを画
    像データに付加したデータパケットの画像処理部に対す
    る送受信を制御する制御工程と、 データパケットのヘッダーを解析し得られた画像処理情
    報に基づいて画像データの画像処理を画像処理部に行わ
    せる複数の画像処理工程と、 前記制御工程によるデータパケットを画像処理部に対し
    ておよび複数の画像処理部間で転送させる転送工程とを
    有し、 前記画像処理工程は、画像処理部がデータパケットを処
    理できる場合は画像データの画像処理を行った後、画像
    処理が終了したことを示す処理終了情報をヘッダーに記
    載し、処理できない場合は処理終了情報を記載せず画像
    処理部から出力させること特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記データパケットは、前記制御工程
    において生成され、前記画像処理工程で用いる処理内容
    情報と処理終了情報とが画像処理情報として記載される
    ヘッダーと、読み取り部またはデータ記憶部または通信
    部から入力される画像データにより構成されていること
    を特徴とする請求項9記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記制御工程は、ヘッダーに処理終了
    情報が記載されている場合前記画像処理工程に対して前
    記データパケットを送信し、処理終了情報が記載されて
    いない場合再び送信するように制御することを特徴とす
    る請求項9記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記複数の画像処理工程は、同一の画
    像処理機能を用いた2つ以上の画像処理工程を含むこと
    を特徴とする請求項9記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 画像処理情報が記載されたヘッダーを
    画像データに付加したデータパケットの画像処理部に対
    する送受信を制御する制御工程と、 データパケットのヘッダーを解析し得られた画像処理情
    報に基づいて画像データの画像処理を画像処理部に行わ
    せる複数の画像処理工程と、 前記制御工程によるデータパケットを画像処理部に対し
    ておよび複数の画像処理部間で転送させる転送工程とを
    有し、前記画像処理工程は、画像処理部がデータパケッ
    トを処理できる場合は画像データの画像処理を行い、処
    理できない場合は自らへの画像データの入力回数情報を
    ヘッダーに記載して画像処理部から出力させることを特
    徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記データパケットは、前記制御工程
    において生成され、データパケットの種類を示す種別識
    別情報と前記画像処理工程で用いる処理内容情報とどの
    画像処理工程で処理を行うかを識別する識別情報と前記
    画像処理工程で用いられる画像処理部への入力回数情報
    とが画像処理情報として記載されるヘッダーと、読み取
    り部またはデータ記憶部または通信部から入力される画
    像データにより構成されていることを特徴とする請求項
    13記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記制御工程は、ヘッダーに記載され
    た入力回数情報が送信制御を行った時と変化していない
    場合前記データパケットを送信せず、送信制御を行った
    時よりも増加している場合再び送信し、予め決められた
    入力上限回数に達した場合前記データパケットについて
    の処理を中断するように制御することを特徴とする請求
    項13記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の画像処理工程は、それぞれ
    異なる画像処理機能を用いた2つ以上の画像処理工程を
    含むことを特徴とする請求項13記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8325609B2 (en) 2009-07-30 2012-12-04 Renesas Electronics Corporation Data processing device

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US8325609B2 (en) 2009-07-30 2012-12-04 Renesas Electronics Corporation Data processing device
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