JP2001312220A - 磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造 - Google Patents

磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造

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JP2001312220A
JP2001312220A JP2000128417A JP2000128417A JP2001312220A JP 2001312220 A JP2001312220 A JP 2001312220A JP 2000128417 A JP2000128417 A JP 2000128417A JP 2000128417 A JP2000128417 A JP 2000128417A JP 2001312220 A JP2001312220 A JP 2001312220A
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Nobuo Ozaki
信夫 小崎
Masahiko Ikeda
真砂彦 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体反転表示パネルが破損、或いは表示パ
ネルが寿命になり交換を余儀なくされた場合に、パネル
の交換用部材のコストを低減し、且つパネルを額縁体か
ら容易に交換できるように改善した、パネルの着脱構造
を提供することを目的とする。 【解決手段】 磁極を異なる色に着色して色分けした微
小粒子状の磁性表示体と分散媒と増稠剤を主成分とした
降伏値を有する分散液を支持材により保持した磁性体反
転表示パネルを使用した掲示板において、該掲示板は、
額縁体と、表示パネルの裏面に強磁性を有する磁束集中
部材を貼着した筆記用パネルと、該筆記用パネルを固定
する補強板上に該筆記用パネルが繰り返し吸着或いは粘
着と剥離が可能な吸着性或いは粘着性を有したシート材
を固着した裏面板とからなり、該裏面板には、位置決め
ガイドを1個以上設けたパネル着脱構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、磁性体反転表示パネル
のパネル着脱構造に関する。詳しくは、表示用磁石によ
り磁性表示体を反転して表示を形成し、表示を消去する
には同じ面から消去用磁石により表示を形成している磁
性表示体を反転させて表示を消去する磁性体反転表示パ
ネルに関し、パネルの周囲に設けた額縁体から筆記用パ
ネルが着脱自在に取付けられるようにした構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている磁気表示パネルは、
微小粒の磁性体を分散液に分散し、磁石を一面から作用
させてその面に該磁性粒子を泳動させて表示を形成し、
表示が不要となれば反対面から消去用磁石を作用させて
磁性粒子を沈降させ表示を消去するものである。しか
し、この磁気表示パネルは、消去をパネルの裏面から消
去用磁石を作用させなければならなず、装置が複雑且つ
大型となる欠点があった。また、表示パネルに該磁性粒
子を泳動したとき、不要な表示部分のみを裏面から消去
させるのは困難であった。
【0003】この従来の磁気表示パネルの問題点を解決
させたものに、磁性表示体を反転して表示と消去を行な
う磁性体反転表示パネルなるものがある。この磁性体反
転表示パネルは、磁極を異なる色に着色して色分けした
微小粒子状の磁性表示体を分散液に分散し、磁石を表面
から作用させてその面に該磁性表示体を反転させて表示
を形成し、表示が不要となれば表面から消去用磁石を作
用させて該磁性表示体を反転させ表示を消去するもので
ある。
【0004】この磁性体反転表示パネルは、通常、平板
状に形成されたパネルの周囲に額縁体を設け壁掛け形
や、回転支持形等の掲示板として使用するのが一般的で
あるが、その他の掲示板として、マーカーペンを使用す
る白板、或いはチョークを使用する黒板等がある。磁性
体反転表示パネルは、白板や黒板と違って表示パネル自
体は柔軟なものである。其れゆえ、表示パネルに剛性を
もたせるため、パネルの裏面に補強板を配設する必要が
あり、また、壁掛け形や回転支持形の掲示板にするため
に、体裁と用途によって表示パネルの周囲に額縁体を設
けている。
【0005】磁性体反転表示パネルの大きさとして、小
さいものはさほど問題にはならないが、会社の会議や病
院の打合せ等で一般的に使用される、縦90cm、横1
80cm、又は縦90cm、横120cm、又は縦60
cm、横90cm等の矩形状の掲示板は表示パネルの面
積が大きくなるので変形し易い。従って、面積が大きな
ものになればなるほど表示パネルをより補強させること
が必要になり、補強板を厚くし頑丈にしなければならな
くなる。
【0006】即ち、表示パネルを補強するため、裏面に
補強板を接着剤等により貼り合わせ一体化させた構造に
する必要があった。このため、表示パネルが破損した場
合は、表示パネル及び補強板が一体化となっているため
に表示パネルのみの交換は出来なかった。従って、新規
の表示パネルを交換させるため、パネル交換用部材のコ
ストが必然的に高くなるのは止む終えないことであっ
た。また、額縁体にパネルを取付ける際は、表示パネル
と補強板とが一体化した複合パネル構造のため、重量が
重くなりスピーディーな交換が出来ず、一人で作業する
には困難であった。更に、パネルを額縁体に取付ける位
置が正確に定まらない事や、ビス止めで固定したりと交
換作業に手間がかかると云う難点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、磁性体反転
表示パネルが破損、或いは表示パネルが寿命になり交換
を余儀なくされた場合に、パネルの交換用部材のコスト
を低減し、且つパネルを額縁体から容易に交換できるよ
うに改善したパネルの着脱構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1.磁極を異なる色に着色して色分けした微小粒子状
の磁性表示体と分散媒と増稠剤を主成分とした降伏値を
有する分散液を支持材により保持した磁性体反転表示パ
ネルを使用した掲示板において、該掲示板は、額縁体
と、表示パネルの裏面に強磁性を有する磁束集中部材を
貼着した筆記用パネルと、該筆記用パネルを固定する補
強板上に該筆記用パネルが繰り返し吸着或いは粘着と剥
離が可能な吸着性或いは粘着性を有したシート材を固着
した裏面板とからなり、該裏面板には、位置決めガイド
を1個以上設けて該筆記用パネルを係止固定し得ること
を特徴とする、磁性体反転表示パネルのパネル着脱構
造。 2.前記磁束集中部材が、Feを主成分とする材料より
なることを特徴とする、1項に記載された磁性体反転表
示パネルのパネル着脱構造。 3.前記磁束集中部材が、厚さが0.05〜1.6mm
としたことを特徴とする、2項に記載された磁性体反転
表示パネルのパネル着脱構造。 4.前記位置決めガイドが、裏面板の隅部に設けたこと
を特徴とする、1項ないし3項のいずれか1項に記載さ
れた磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造。 5.前記補強板の隅部に、前記位置決めガイドを嵌合で
きる凹み部を設けたことを特徴とする、1項ないし4項
のいずれか1項に記載された磁性体反転表示パネルのパ
ネル着脱構造。 6.前記位置決めガイドは、前記筆記用パネルが嵌合す
る周縁より裏面板に向け傾斜面を設けたことを特徴とす
る、1項ないし5項のいずれか1項に記載された磁性体
反転表示パネルのパネル着脱構造。 7.前記位置決めガイドがL形状であり、前記裏面板に
2〜4個設けたことを特徴とする、1項ないし5項のい
ずれか1項に記載された磁性体反転表示パネルのパネル
着脱構造。 8.前記筆記用パネルの周辺、または隅部には、前記筆
記用パネルを前記シート材から剥離するための剥離供給
口を設けたことを特徴とする、1項に記載された磁性体
反転表示パネルのパネル着脱構造。 9.前記裏面板の周辺、または隅部には、剥離供給口を
設けたことを特徴とする、1項に記載された磁性体反転
表示パネルのパネル着脱構造。」 に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】従来の磁性体反転表示パネルが不
鮮明であったのは、表示面より磁石を作用させて磁性表
示体を反転させる際、磁性表示体が全て表示面と平行に
なれば鮮明な表示となるが、中には表示面に対し垂直や
斜めになるものも出てしまうため、混色が発生したりコ
ントラストが弱くなったりすることが、解明された。
【0010】本発明で用いる磁性表示体はN極とS極の
2磁極をそれぞれ異なる色に着色して色分けした磁性体
であり、この磁性体が磁気により反転して表示を形成す
るのである。例えば、筆記用磁気ペンのS極で表示パネ
ルの表示面を書くと磁性体のN極面がパネル表面に並び
N極面の色になる。この面を磁気ペンのN極で書くと、
磁性体は反転してS極面が現れ、その色で表示が形成さ
れる。再び磁気ペンのS極で書けば反転して表示は消え
る。更に、表示パネルの裏面に強磁性を有する磁束集中
部材を配設すると、表示用磁石および消去用磁石を作用
させた時、磁束が集中し、且つ表示面に対し垂直方向に
作用するので、磁性表示体のほとんどが磁束に対して垂
直、即ち表示面に対して平行に配置されるので、混色の
ないコントラストがハッキリした鮮明な表示となる。
【0011】磁束集中部材としては、Feを主成分とす
る材料、例えばカラー鋼板等が好適であるが、Fe、C
o、Niやその合金、又はそれらを合成樹脂やゴムに混
入したもの等、強磁性を有するものならば何れのものも
使用できる。また、磁束集中部材そのものを分散液を保
持する支持体の底板としてもよい。磁束集中部材の厚さ
は、0.05mm以上が必要であるが、好ましくは0.
05〜1.6mmにすると効果的である。磁束集中部材
の厚さが0.05mmに満たないと、磁性表示体の中に
表示面に対し垂直や斜めになるものが出て、混色が発生
したりコントラストがやや弱くなる傾向がある。1.6
mmを超えると重量が大きくなって(例えば表示パネル
の大きさが縦90cm横180cmだと20kgとな
る。)取付け取外し等の交換作業が大変となる。
【0012】表示パネルを支持する補強板としては、金
属材、金属合金材、樹脂材、木材等の材料が使用でき、
補強板の形状は長方形に拘らずに三角形、多角形、或い
は円形のものにと用途に応じて使用できる。
【0013】表示用パネルに磁束集中部材を貼着した筆
記用パネルを、補強板に繰り返し吸着或いは粘着と剥離
が可能にさせるため、補強板上に固着したシート材は、
例えば発泡吸着シート、磁気吸着シート、静電吸着シー
トまたは再剥離が可能な粘着剤層を有したシート等で製
造することができる。
【0014】位置決めガイドは、通常使われる長方形の
筆記用パネルの場合にはL形状のものが好ましく材質と
して金属材、金属合金材、樹脂材、木材等のものが使用
できる。尚、位置決めガイドは、L形状でなくても矩形
状、または円形状のものでも構わない。この位置決めガ
イドを裏面板の隅部に設けて簡単に筆記用パネルの取付
け位置を決めるわけであり、L形状にすることによって
上下左右の位置を的確に決めることが可能となる。位置
決めガイドを裏面板に固着する場所は、裏面板の下側に
左右2箇所、或いは裏面板の対角線上に2ヶ所に設置す
れば良く、裏面板の隅部の4箇所に設けることでより的
確な位置決めが出来る。尚、裏面板に位置決めガイドを
設置する場合は、補強板の隅部に凹み部を設けて位置決
めガイドを嵌め込み、位置決めを簡単に行なうことが出
来る。また、位置決めガイドは、裏面板の表面より1m
m〜4mm突出するのが好ましく、1mm未満だと筆記
用パネルの引っ掛かりが悪くなり、また4mmを超える
と額縁体との組立ての際に邪魔になる。位置決めガイド
は、筆記用パネルが嵌合する周縁より裏面板面に向け傾
斜面を設けると、筆記用パネルを裏面板に嵌め込む際の
取付け作業がより容易となる。
【0015】筆記用パネルの周辺や隅部に、筆記用パネ
ルをシート材から剥離するための剥離供給口として切欠
き溝を設け、例えば指、ドライバー等のフック材により
筆記用パネルを引っ掛けて容易に筆記用パネルを剥離す
ることが出来る。また、裏面板の周辺や隅部に、剥離供
給口として切欠き溝、または孔を設け、例えば指、ドラ
イバー等のプッシュ材により筆記用パネルを押上て容易
に筆記用パネルを剥離することが出来る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
るが、本発明は本実施例によって限定されるものではな
い。図1乃至図8は本発明による磁性体反転表示パネル
のパネル着脱構造の実施例を示す図である。まず、図1
乃至図8に示す第1乃至第3の実施例に共通の構成につ
いて説明し、その次に各実施例毎の内容について順次説
明する。図1は、磁性体反転表示パネルにおけるパネル
の部分断面図である。図2は、磁性体反転表示パネルを
回転支持形の掲示板にした斜視図である。図3は、位置
決めガイドを裏面板に固着した部分拡大図である。図4
は、位置決めガイドを裏面板に固着する場所の第1の実
施例における、正面図である。図5は、位置決めガイド
を裏面板に固着する場所の第2の実施例における、正面
図である。図6は、位置決めガイドを裏面板に固着する
場所の第3の実施例における、正面図である。図7は、
筆記用パネルの隅部に、剥離供給口として切欠き溝を設
けた第1の実施例における、正面図である。図8は、図
7におけるA−A’断面の矢視図を示す。
【0017】図1〜図3において、符号1は、掲示板の
本体を示し、額縁体20と筆記用パネル7と裏面板10
とで主な構成要素としている。筆記用パネル7は表示パ
ネル2の裏面に磁束集中部材6を固着したものであり、
裏面板10は補強板9に繰り返し吸着と剥離が可能なシ
ート材8を固着したものである。尚、補強板9の隅部1
5には、位置決めガイド11を配置し、筆記用パネル7
を保持してある。また、裏面板10には枠型の額縁体2
0が取り外し可能に固着してあり、この裏面板10と額
縁体20とが、スタンド40に回転可能になるような機
構(図示せず)を設けて取付けられている。
【0018】実施例1 塑性分散液に緑/白の2色に塗り分けられた磁性表示体
3を、分散液100重量部に対し磁性表示体15重量部
の割合で配合し攪拌を行ない、分散液中に磁性表示体3
が均一に分散してなる分散液4を得た。この分散液4を
支持材に保持するため、板厚が0.125mmのポリエ
ステルフィルムに接着剤を用いて片面に接着したセルサ
イズ3.0mmの正六角形状、高さ1.0mmのハニカ
ムからなる多セル構造物5の各セル内に充填し、その
後、多セル構造物5の開放面を厚み0.05mmのポリ
エステルフィルムで接着剤を用いて被覆し、セル中に分
散液4を封入して大きさが縦90cm横180cmの表
示パネル2を得た。尚、分散液4を封入する媒体につい
ては、多セル構造物5に限定せずカプセル等(図示せ
ず)を使用したものであっても構わない。この表示パネ
ル2の裏面に磁束集中部材6として、厚み0.27mm
で大きさが縦92cm横182cmの緑色の焼き付け塗
装カラー鋼板(東洋鋼板株式会社製)を接着剤により貼
り合わせ、筆記用パネル7が得られた。補強板9は、厚
み3mmで大きさが縦92cm横182cmのポリエチ
レン樹脂を塗装した鋼板を使用し、その表面にシート材
8として、バリュームフェライト磁性粉を塩素化ポリエ
チレン樹脂で練合して作製した厚み0.8mmで大きさ
が縦92cm横182cmのシート状のマグネットシー
トを接着剤で接着し裏面板10が得られた。尚、マグネ
ットシートの厚みは、0.5mmのものでも充分に吸着
可能である。図4に示すように、補強板9の下方隅部1
5の2ヶ所に深さ1mmの凹み部9aを設け、其処にア
ルミ材で厚み2.8mmの位置決めガイド11を嵌め込
み裏面板10に固定してある。この時、裏面板10から
の突出量は1mmとなる。筆記用パネル7を嵌め込むた
めに位置決めガイド11の周縁には、傾斜角度45度の
傾斜面11aを設けた。また、図7に示すように、筆記
用パネル7の下方左側の隅部7aには、辺1cmの45
度面取りの剥離供給口17を設けた。以上の構成で磁気
により筆記用パネル7を裏面板10に吸着させ固定し、
外枠として額縁体20を取付けて掲示板1ができる。
尚、表示パネル2を交換する時は、額縁体20を取外
し、旧筆記用パネル7の剥離供給口17にマイナスドラ
ーバーを差込み、旧筆記用パネル7を裏面板10から引
き剥がす。次いで、新筆記用パネル7の交換は、裏面板
10の位置決めガイド11に筆記用パネル7を嵌め込み
額縁体20を取付けて交換作業が終了する。 実施例2 実施例1と同様にして筆記用パネル7、及び裏面板10
を作成した。図5に示すように、裏面板10の対角線上
の隅部15の2ヶ所に凹み部9aを設け、其処にアルミ
材で厚み5mmの位置決めガイド11を嵌め込み固定し
てある。この時、裏面板10からの突出量は3.2mm
となる。筆記用パネル7を嵌め込む位置決めガイド11
の周縁には、傾斜角度45度の傾斜面11aを設けた。 実施例3 実施例1と同様にして筆記用パネル7、及び裏面板10
を作成した。図6に示すように、裏面板10の隅部15
の4ヶ所に凹み部9aを設け、其処にアルミ材で厚み
2.5mmの位置決めガイド11を嵌め込み固定してあ
る。この時、裏面板10からの突出量は0.7mmとな
る。筆記用パネル7を嵌め込む位置決めガイド11の周
縁には、傾斜角度45度の傾斜面11aを設けた。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、磁性表示体を反転して
表示と消去を行なう磁性体反転表示パネルの周囲に設け
た額縁体から筆記用パネルを交換する際に、 (1)筆記用パネルが着脱自在にビス止めや、接着剤等
を使用せずに取付け取外し作業ができる。 (2)筆記用パネルを定位置に、迅速に取付けることが
できる。 (3)パネルの重量が軽減できるので、取り外し、取付
け等の交換作業を簡単にすることができる。 と云う優れた効果を奏し、且つパネルの交換用部材のコ
ストを低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁性体反転表示パネルの着脱構造にお
けるパネルの部分断面を示す。
【図2】本発明の磁性体反転表示パネルの着脱構造にお
けるを回転支持形の掲示板にしたものを示す。
【図3】本発明の磁性体反転表示パネルの着脱構造の位
置決めガイドを裏面板に固着したものを示す。
【図4】本発明の第一の実施例における位置決めガイド
を裏面板に固着したものを示す。
【図5】本発明の第二の実施例における位置決めガイド
を裏面板に固着したものを示す。
【図6】本発明の第三の実施例における位置決めガイド
を裏面板に固着したものを示す。
【図7】本発明の第一の実施例における筆記用パネルの
隅部に、剥離供給口として切欠き溝を設けたものを示
す。
【図8】図7におけるA−A’断面の矢視図を示す。
【符号の説明】
1 掲示板 2 表示パネル 3 磁性表示体 4 分散液 5 多セル構造物 6 磁束集中部材 7 筆記用パネル 7a 隅部 8 シート材 9 補強板 9a 凹み部 10 裏面板 11 位置決めガイド 11a 傾斜面 15 隅部 17 剥離供給口 20 額縁体 30 嵌合部 40 スタンド
フロントページの続き Fターム(参考) 2C071 CA01 CA05 CB06 CD01 CD07 EC07 5C094 AA06 AA41 AA44 AA52 BA09 BA74 BA77 BA82 CA19 CA24 EB02 5G435 AA00 AA17 AA19 BB11 EE02 EE05 GG42 KK03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁極を異なる色に着色して色分けした微
    小粒子状の磁性表示体と分散媒と増稠剤を主成分とした
    降伏値を有する分散液を支持材により保持した磁性体反
    転表示パネルを使用した掲示板において、該掲示板は、
    額縁体と、表示パネルの裏面に強磁性を有する磁束集中
    部材を貼着した筆記用パネルと、該筆記用パネルを固定
    する補強板上に該筆記用パネルが繰り返し吸着或いは粘
    着と剥離が可能な吸着性或いは粘着性を有したシート材
    を固着した裏面板とからなり、該裏面板には、位置決め
    ガイドを1個以上設けて該筆記用パネルを係止固定し得
    ることを特徴とする、磁性体反転表示パネルのパネル着
    脱構造。
  2. 【請求項2】 前記磁束集中部材が、Feを主成分とす
    る材料よりなることを特徴とする、請求項1に記載され
    た、磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造。
  3. 【請求項3】 前記磁束集中部材が、厚さが0.05〜
    1.6mmとしたことを特徴とする、請求項2に記載さ
    れた磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造。
  4. 【請求項4】 前記位置決めガイドが、裏面板の隅部に
    設けたことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載された磁性体反転表示パネルのパネル着脱構
    造。
  5. 【請求項5】 前記補強板の隅部に、前記位置決めガイ
    ドを嵌合できる凹み部を設けたことを特徴とする、請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載された磁性体反転表
    示パネルのパネル着脱構造。
  6. 【請求項6】 前記位置決めガイドは、前記筆記用パネ
    ルが嵌合する周縁より裏面板に向け傾斜面を設けたこと
    を特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    された磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造。
  7. 【請求項7】 前記位置決めガイドがL形状であり、前
    記裏面板に2〜4個設けたことを特徴とする、請求項1
    ないし6のいずれか1項に記載された磁性体反転表示パ
    ネルのパネル着脱構造。
  8. 【請求項8】 前記筆記用パネルの周辺、または隅部に
    は、前記筆記用パネルを前記シート材から剥離するため
    の剥離供給口を設けたことを特徴とする、請求項1に記
    載された磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造。
  9. 【請求項9】 前記裏面板の周辺、または隅部には、剥
    離供給口を設けたことを特徴とする、請求項1に記載さ
    れた磁性体反転表示パネルのパネル着脱構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313879A (ja) * 2006-04-24 2007-12-06 Nitto Denko Corp 画像表示装置用補強シート、画像表示装置およびその補強方法
WO2012035859A1 (ja) * 2010-09-16 2012-03-22 シャープ株式会社 表示装置および液晶表示装置

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