JP2573941Y2 - 表示具 - Google Patents

表示具

Info

Publication number
JP2573941Y2
JP2573941Y2 JP1992054473U JP5447392U JP2573941Y2 JP 2573941 Y2 JP2573941 Y2 JP 2573941Y2 JP 1992054473 U JP1992054473 U JP 1992054473U JP 5447392 U JP5447392 U JP 5447392U JP 2573941 Y2 JP2573941 Y2 JP 2573941Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adherend
writing
synthetic resin
sheet
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992054473U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH067990U (ja
Inventor
輝雄 今村
Original Assignee
輝雄 今村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 輝雄 今村 filed Critical 輝雄 今村
Priority to JP1992054473U priority Critical patent/JP2573941Y2/ja
Publication of JPH067990U publication Critical patent/JPH067990U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573941Y2 publication Critical patent/JP2573941Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、従来のホワイトボード
と同様、筆記具で筆記可能並びに筆記事項を消去可能と
した表示具において、持ち運びを簡単に行えるようにす
ることで、場所を選ばずに、どのような場所でも利用で
き、更には筆記事項をそのまま保存可能とした表示具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、会議等をする場合、この会議等を
する部屋に設置されたり、搬入されたホワイトボードや
黒板に各種事項を筆記して、参加者等にこれに基づいて
説明することは一般的に行われている。そして、このよ
うなホワイトボードや黒板は、ホワイトボード本体や黒
板本体を取付けた枠体に下端に、例えばキャスター等を
備えた脚体を下設したり、フックや係止環等の係止具を
取付けた態様のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、こうしたホ
ワイトボードや黒板は、一般的に大きなものであるか
ら、部屋が小さな場合には、設置したり、搬入すること
自体が困難である。又、重量があるから、搬入作業、更
には搬出作業を考えた場合、仮に下端にキャスターを備
えていたとしても、移動させること自体も面倒である。
更には、筆記事項をそのまま保存するには、ホワイトボ
ードにこの筆記事項を転写する転写手段が設けられてい
ない場合には不可能である。一方、黒板では、筆記され
た筆記事項をそのまま保存することは全く不可能であ
る。加えて、これらホワイトボードや黒板では、筆記作
業を立った姿勢で行うから、この姿勢自体に無理があ
る。
【0004】このような従来の問題点に鑑みて考案され
たのが本考案に係る表示具で、従来のホワイトボードと
同様、筆記具で筆記可能並びに筆記事項を消去可能な表
示具において、持ち運びが簡単に行え、場所を選ばず
に、どのような場所でも利用でき、更には筆記事項をそ
のまま保存可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、本考案の請求項1では、少なくとも一方の表面に
被張着面を形成した被張着体と、可撓性を有する素材か
ら被張着体より小さな大きさ関係に形成され、更には一
方の表面に筆記具で筆記可能並びに筆記事項を消去可能
な筆記面を形成するとともに、他方の表面に張着面を設
け、被張着体の被張着面にこの張着面を利用して着脱可
能に張着される表示シートからなる表示具を構成した。
又、請求項2では、被張着体を可撓性を有する合成樹脂
シートから形成し、この被張着体の外周側にシステム手
帳への綴込孔を設けたことを例示した。更に、請求項3
では、被張着体の外周側に筆記具の装着部を設けたこと
を例示した。
【0006】
【作用】而して、このような表示具は、例えば被張着体
を可撓性を有する合成樹脂シートから形成し、被張着体
の外周側に設けたシステム手帳への綴込孔を利用して、
システム手帳の表紙中に設けた綴込金具に他の各ページ
と同様、綴込まれる。こうした表示具を使用するときに
は、システム手帳のこれが綴込まれている部分を開い
て、表示シートの表面の筆記面に、別途準備した水性、
アルコール性、場合によっては油性のフェルトペンを利
用した筆記具で各種事項を筆記するものである。そし
て、筆記事項が不要になれば、同じく別途準備した繊維
素材を集約させる等して形成された消去具で消去して、
再度の筆記に備える。又、筆記事項をそのまま保存する
場合には、この状態で残したり、又は筆記事項が残る表
示シートを被張着体から剥離させ、この表示シートを、
別途準備した台紙等に張着させる等して残したりする。
【0007】
【実施例】本考案に係る表示具の詳細を更に添付の図面
に基づき説明する。
【0008】図示した実施例では、この表示具を図1に
示すシステム手帳1の表紙2、2中に他の各ページ3…
と同様、着脱可能に綴込んで利用する場合を例示してい
る。
【0009】図2には、このような表示具の概略を示し
ている。この表示具は、図中4として示す被張着体と同
じく5として示す表示シートから構成されている。ここ
で、被張着体4は可撓性を有する合成樹脂シートを利用
して、双方の表面に被張着面6、6を形成したものであ
る。又、表示シート5は図3に示すように可撓性を有す
る合成樹脂シート7の片面に発泡合成樹脂層8を積層さ
せて、図2に示すように被張着体4より小さな大きさ関
係に形成され、更に合成樹脂シート7側の表面に、従来
のホワイトボードと同様、水性、アルコール性、場合に
よっては油性のフェルトペンを利用した図中9として示
す筆記具で筆記可能並びに筆記事項を消去可能な筆記面
10を形成するとともに、他方の発泡合成樹脂層8側の表
面に張着面11を設け、被張着体4の双方の表面に形成さ
れる被張着面6、6にこの張着面11を利用して着脱可能
に張設されるものである。
【0010】そして、これらの内、被張着体4は一般的
な合成樹脂シートを所要の大きさに切断して形成されて
いる。又、表示シート5は合成樹脂シート7の片面に同
種の合成樹脂を発泡させたり、又は別途形成された発泡
合成樹脂シートを接着させて発泡合成樹脂層8を積層さ
せたものである。そして、被張着体4の双方の表面の被
張着面6、6は、成形時にそれら表面がわずかに粗面と
なるように成形したり、又は成形後にそれら表面がわず
かに粗面となるように加工を施して形成される。しか
し、被張着体4の双方の表面の被張着面6、6は滑面に
形成することも可能である。又、表示シート5の筆記面
10は、成形時にこれを形成する合成樹脂シート7の表面
が滑面となるように成形して形成される。一方、張着面
11には発泡合成樹脂層8そのものの粘着性や気泡の形成
状態による吸着性、又はこれらの相乗効果で張着力が付
与される。そして、張着面11には、別途粘着剤を塗布し
て張着力を向上させることも適宜考慮される。
【0011】次に、図2中12…は被張着体4の外周側に
設けたシステム手帳1への綴込孔である。図示した実施
例では、システム手帳1の表紙2、2中に設けた綴込金
具13…が六つあるので、この綴込孔12…も六つ形成して
いるが、この綴込孔12の数、又は配列状態はシステム手
帳1側の綴込金具13の態様に応じて適宜設定される。
【0012】又、図2中14は同じく被張着体4の外周側
の綴込孔12…と反対側に設けた筆記具9の装着部であ
る。これは、被張着体4を形成するのと同種又は異種の
合成樹脂シートから長尺な長方形状に形成した基材シー
トを利用して、両端を残して筒状に湾曲させ、その両端
を被張着体4の外周側のこれを設ける部分の表裏に当て
がい、溶着や接着、又は他の手段を利用して取付けたも
のである。
【0013】更に、図2中15は筆記具本体16のペン先側
に外嵌させたキャップ、17は筆記具本体16のペン先と反
対側に形成した有底の取付凹部に一端を挿入させて取付
けた繊維素材を集約させて形成された消去部材である。
【0014】而して、このような表示具を使用するとき
には、システム手帳1のこれが綴込まれている部分を開
いて、表示シート5の表面の筆記面10に被張着体4に設
けた装着部14に装着してある筆記具9で各種事項を筆記
するものである。そして、筆記事項が不要になれば、筆
記具9のペン先と反対側に取付けた消去部材17で消去し
て、再度の筆記に備える。又、筆記事項をそのまま保存
する場合には、この状態で残したり、又は筆記事項が残
る表示シート5を被張着体4から剥離させ、この表示シ
ート5を、別途準備した台紙等に張着させる等して残し
たりする。
【0015】このように、表示具をシステム手帳1に着
脱可能に綴込んだときには、筆記事項を他の人に見せる
ために渡す場合にも、表示シート5を被張着体4から剥
離させるだけで、従来のように筆記事項のある該当ペー
ジ3を綴込金具13から取外す必要がなく、各ページ3…
が徐々に少なくなるという問題を回避できる。又、この
筆記事項が不要になっても、消去部材17で消去させる
と、繰返して何度でも利用できるから、経済的である。
【0016】図示した実施例において、被張着体4に綴
込孔12…を設けることなく、表示具の全体を、システム
手帳1の表紙2の裏側に形成されるポケット18に挿入す
るようにすることもできる。
【0017】又、被張着体4をシステム手帳1以外の各
種手帳、又は他の本様のものに固定的に綴込むことも可
能である。
【0018】更に、被張着体4に係止孔を設けたり、又
はフックや係止環等の係止具を取付けて、壁面等に係止
させて使用することもできる。
【0019】一方、被張着体4の被張着面6に表示シー
ト5を複数、重合させて張着して利用することも適宜考
慮される。
【0020】又、被張着体4は、合成樹脂シートから形
成する他、金属シート、合成樹脂板、金属板、木板、ガ
ラス板、陶器板、又は双方の表面に加工を施した厚紙等
から形成することも可能である。
【0021】更に、表示シート6も合成樹脂シート単
体、金属シート、又は双方の表面に加工を施したやや薄
手の厚紙から形成することもできる。この場合、張着面
11は粘着剤をその面全体、外周又は四隅に塗布して設け
る。
【0022】そして、被張着体4の被張着面6を、発泡
合成樹脂層を積層させて形成することも可能である。こ
の場合、表示シート5は合成樹脂シート単体、金属シー
ト、又は双方の表面に加工を施したやや薄手の厚紙がそ
のまま利用できる。
【0023】次に、図4、図5、図6には筆記具9の他
の実施例を示している。これは、筆記具本体16のペン先
と反対側に一対の取付片19、19を立設させて、この内面
側に首部先端に球状の頭部を有する案内軸20、20を設け
るとともに、図中21として示す消去部材17の有底保持筒
の側面に相対向させて口縁の両端を除く両側に係止縁2
2、22を有する案内溝23、23を設け、案内軸20の頭部を
案内溝23の両端の一方から挿通させて、案内軸20を案内
溝23に係合させたものである。そして、消去部材17の使
用時には図5に示すように筆記具本体16から消去部材17
だけを外部に突出させ、一方不使用時には図6中一点鎖
線状態で示すように筆記具本体16から消去部材17の有底
保持筒21を引出した後、消去部材17をペン先側に向けて
反転させて、同じく図中実線状態で示すように一対の取
付片19、19間に収容させるのである。ここで、筆記具本
体16の一対の取付片19、19に対して消去部材17の有底保
持筒21は図示したように摺動することなく、単に回転だ
けするように取付けることもできる。この場合、筆記具
本体16に設ける案内軸20は全体を円柱状に形成し、又有
底保持筒21には案内溝23に代えて、断面円形状の有底凹
部又は貫通孔を設ける。
【0024】
【考案の効果】以上のような本考案に係る表示具では、
特に被張着体が他の物に固定的に取付けられている場合
でも、少なくとも表示シートはこれから剥離させること
ができるから、持ち運びが簡単に行え、場所を選ばず
に、どのような場所でも使用可能で、更には筆記事項を
そのまま保存することもできる。又、表示具の全体を机
の上に置く等して筆記作業をすることも可能で、姿勢自
体に無理がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム手帳の開放状態を示す斜視図
【図2】本考案に係る表示具を示す斜視図
【図3】表示シートを示す拡大断面図
【図4】筆記具の他の実施例の要部を示す分解斜視図
【図5】同じく動作状態を示す断面図
【図6】同じく動作状態を示す断面図
【符号の説明】
1 システム手帳 2 表紙 3 各ページ 4 被張着体 5 表示シート 6 被張着面 7 合成樹脂シート 8 発泡合成樹脂層 9 筆記具 10 筆記面 11 張着面 12 綴込孔 13 綴込金具 14 装着部 15 キャップ 16 筆記具本体 17 消去部材 18 ポケット 19 取付片 20 案内軸 21 有底保持筒 22 係止縁 23 案内溝

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の表面に被張着面を形成
    した被張着体と、可撓性を有する素材から被張着体より
    小さな大きさ関係に形成され、更には一方の表面に筆記
    具で筆記可能並びに筆記事項を消去可能な筆記面を形成
    するとともに、他方の表面に張着面を設け、被張着体の
    被張着面にこの張着面を利用して着脱可能に張着される
    表示シートからなる表示具。
  2. 【請求項2】 被張着体を可撓性を有する合成樹脂シー
    トから形成し、この被張着体の外周側にシステム手帳へ
    の綴込孔を設けた請求項1記載の表示具。
  3. 【請求項3】 被張着体の外周側に筆記具の装着部を設
    けた請求項1又は2記載の表示具。
JP1992054473U 1992-07-10 1992-07-10 表示具 Expired - Fee Related JP2573941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992054473U JP2573941Y2 (ja) 1992-07-10 1992-07-10 表示具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992054473U JP2573941Y2 (ja) 1992-07-10 1992-07-10 表示具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH067990U JPH067990U (ja) 1994-02-01
JP2573941Y2 true JP2573941Y2 (ja) 1998-06-04

Family

ID=12971646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992054473U Expired - Fee Related JP2573941Y2 (ja) 1992-07-10 1992-07-10 表示具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573941Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101950964B1 (ko) * 2017-04-06 2019-02-22 김광련 휴대용 화이트보드 및 그 제조장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233316Y2 (ja) * 1972-11-17 1977-07-29
JPS5753357U (ja) * 1980-09-11 1982-03-27
JPS6131767U (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 石塚株式会社 ホワイトボ−ド付ノ−トブツク

Also Published As

Publication number Publication date
JPH067990U (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5655323A (en) Message board
US5342665A (en) Bulletin board with adhesive attachment strips for mounting items thereon
US20020160352A1 (en) Dry erase and tack display board having no frame
US20200094614A1 (en) Write erasable component system
US5682695A (en) Combination presentation organizer
US11253072B2 (en) Modular reusable writing panels and system thereof
US20080187900A1 (en) Foam writing pad
JP2573941Y2 (ja) 表示具
US20010046115A1 (en) Computer monitor add-on memo board
US20060059747A1 (en) Adhesive poster board display system and method for display
US5671557A (en) Notice assembly
US6491275B1 (en) Computer accessory having assemblage of mouse pad and paper pad
US20110020783A1 (en) Organizer message board
US20060273573A1 (en) Easel pad with adhesive-containing patch
JPH0521097Y2 (ja)
KR200428382Y1 (ko) 휴대 및 부착이 용이한 화이트보드
JPH0347914Y2 (ja)
JP3021837U (ja) ホワイトボード
US20220314685A1 (en) Multi-sided modular erasable writing panel and system for attachment thereof
US20020148939A1 (en) Combination mouse pad with integrated writing pad holder
KR200444026Y1 (ko) 모니터용 표시장치
US20030085329A1 (en) Computer accessory having assemblage of mouse pad and paper pad
JPH02121989U (ja)
US20060175519A1 (en) Media storage device
JP3069107U (ja) 筆記具用保持具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees