JP2001311611A - 表面形状測定装置 - Google Patents

表面形状測定装置

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JP2001311611A
JP2001311611A JP2000129038A JP2000129038A JP2001311611A JP 2001311611 A JP2001311611 A JP 2001311611A JP 2000129038 A JP2000129038 A JP 2000129038A JP 2000129038 A JP2000129038 A JP 2000129038A JP 2001311611 A JP2001311611 A JP 2001311611A
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light
measuring head
surface shape
measuring
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Kazuhiro Mimura
一弘 味村
Yasuhiro Takemura
安弘 竹村
Hideyuki Nasu
英由希 那須
Toshiji Takei
利治 武居
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定物の保持器と測定ヘッドのうち移動す
る方のピッチングによる傾きから生じる誤差を補正でき
る表面形状測定装置を提供する。 【解決手段】 被測定物13を保持する保持器11と;
被測定物の表面を走査する測定ヘッド12と;保持器1
1と測定ヘッド12のうちの移動する方に設けられてい
る平面23に対して、光束を照射する照射手段21と;
平面23で反射された照射手段21からの光束が入射す
る位置に配置されたスポット光位置検出手段24と;ス
ポット光位置検出手段24からのスポット光位置に関す
るデータと保持器11と測定ヘッド12のうちの移動す
る方12の位置に関するデータとに基づいて、前記表面
の形状の測定データを補正する補正手段26とを備える
表面形状測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面形状測定装置
に関し、特に測定ヘッドにより被測定物の表面を走査
し、該表面形状を測定する表面形状測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】試料の表面を走査して試料表面の形状や
粗さ、たわみ、うねりなどを測定する表面形状測定装置
としては、従来から図10に示すような、オートフォー
カス(AF)を利用した光触針(光プローブ)式の形状
測定装置があった。これは、試料3を保持するステージ
1と、その図中上方(z軸方向)に測定ヘッド2を備
え、ステージ1をz軸に直交するx軸方向に移動するこ
とによって、測定ヘッド2からのプローブ光により試料
3の表面を走査して試料の形状を測定するものである。
【0003】測定ヘッド2は、ステージ1の図中上方に
あり、ステージ1の方向(z軸方向)にレーザ光を発す
るレーザ4とレーザ光の光路上に備えられたビームスプ
リッタ5と対物レンズ6とを備える。対物レンズ6は対
物レンズ移動機構7によってz軸方向に移動可能に構成
されている。また試料3方向からの光をビームスプリッ
タ5が反射する方向には、AFセンサ7が備えられてい
る。
【0004】レーザ4からの平行光束であるレーザ光は
ビームスプリッタ5を透過し、さらに対物レンズ6によ
り試料3の表面に集光され照射される。鏡面状の試料表
面で反射された光束は再び対物レンズ6を通過して平行
光束となり、ビームスプリッタ5で反射されAFセンサ
8に到り、結像される。AFセンサ8からの信号を対物
レンズ移動機構7に送り、試料3の表面で光束が合焦す
るように制御する。合焦状態では光束は点状に集光さ
れ、あたかも針の先端が試料3の表面に接触しているか
のようになるので、この装置を光触針(光プローブ)式
と呼ぶ。このようにしてフォーカス状態を測定し、その
フォーカス状態データそのものを使ったり、フォーカス
状態データを使って対物レンズ6の高さを調整して、そ
の対物レンズ6の高さ情報を使うことにより、試料3の
表面の高さの変化を測定することができる。いわば1本
のプローブ光で表面形状を測定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の表
面形状測定装置は、ステージ1または測定ヘッド2を走
査させて試料3全体の形状を測定する方法であるが、こ
の走査(移動)中に、ステージ1や測定ヘッド2を支え
る部品の歪みなどにより、図11(a)に示すようなロ
ーリング(走査の進行方向x軸回りの回動)、ヨーイン
グ(x軸に直交するz軸回りの回動)、ピッチング
(x、z軸に直交するy軸回りに回動)が発生する。
【0006】このような場合、基本的にヨーイングは試
料3の測定データに影響は与えないが、特にピッチング
は図11(b)に示すように、ピッチング角θに対応す
る光路差分の誤差が発生する。
【0007】そこで本発明は、被測定物の保持器と測定
ヘッドのうち一方を移動することによって被測定物の表
面を走査する表面形状測定装置において、移動する方の
ピッチングによる傾きから生じる誤差を補正できる表面
形状測定装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による表面形状測定装置は、例
えば図1に示すように、被測定物13と測定ヘッド12
とのうち一方を移動することによって被測定物13の表
面を測定ヘッド12により走査し、該表面の形状を測定
する表面形状測定装置において;被測定物13を保持す
る保持器11と;前記表面を走査する測定ヘッド12
と;保持器11と測定ヘッド12のうちの移動する方に
設けられた平面23であって、移動方向(x軸方向)に
向けて設けられている平面23に対して、光束を照射す
る照射手段21、22と;平面23で反射された照射手
段21、22からの光束が入射する位置に配置されたス
ポット光位置検出手段24と;スポット光位置検出手段
24からのスポット光位置に関するデータと保持器11
と測定ヘッド12のうちの移動する方12の位置に関す
るデータとに基づいて、前記表面の形状の測定データを
補正する補正手段26とを備える。
【0009】スポット光位置検出手段で、入射する光束
の位置を検出することにより、前記平面の角度変化、ひ
いては該平面を有する前記移動する方の角度変化を測定
することができる。移動方向に向けて設けられた平面
は、典型的には移動方向に直交する平面である。反射は
典型的には正反射であるが、これに限らず平面に点状に
照射された光の乱反射があってもよく、反射光に光量分
布があればよい。典型的には、移動は静止座標系に対す
る移動であり、照射手段とスポット光位置検出手段と
は、静止座標系に対して固定される。
【0010】このように構成すると、スポット光位置検
出手段を備え、スポット光位置検出手段からのスポット
光位置に関するデータと保持器と測定ヘッドのうちの移
動する方の位置に関するデータとに基づいて、前記表面
の形状の測定データを補正する補正手段とを備えるの
で、移動する方例えば測定ヘッドの傾きによる、表面形
状に関する誤差を補正することができる。
【0011】さらに請求項2に記載のように、また例え
ば図3に示されるように、請求項1に記載の表面形状測
定装置では、照射手段31から平面23に到る光路中に
配置されたビームスプリッター32を備え;照射手段3
1からの光束がビームスプリッター32を介して平面2
3に照射され、平面23で反射された照射手段31から
の光束が再びビームスプリッター32を介して、スポッ
ト光位置検出手段24に到るように構成してもよい。
【0012】ここで、ビームスプリッターを介してと
は、ビームスプリッターで反射またはビームスプリッタ
ーを透過することをいう。
【0013】このように構成すると、ビームスプリッタ
ーを備えるので、平面23への入射光の光路と平面23
からの反射光の光路とを一致させることができる。
【0014】さらに請求項3に記載のように、また例え
ば図4に示されるように、請求項2に記載の表面形状測
定装置では、照射手段41、42は平行光束を射出する
ように構成され;ビームスプリッター43とスポット光
位置検出手段24との間に配置され、平面23で反射さ
れた光をスポット光位置検出手段24に集光する集光レ
ンズ44を備えるようにしてもよい。
【0015】また請求項4に記載のように、また例えば
図6に示されるように、請求項2に記載の表面形状測定
装置では、ビームスプリッター43と平面23との間に
配置され、照射手段51からの光束を平行光束にして、
且つ平面23で反射された平行光束を、スポット光位置
検出手段54に集光するコリメータレンズ52を備える
ようにしてもよい。
【0016】さらに請求項5に記載のように、また例え
ば図6に示すように、請求項1乃至請求項4のいずれか
1項に記載の表面形状測定装置では、保持器11と測定
ヘッド12のうちの移動する方に取り付けられた、鏡面
を有する鏡面板を備え;平面23が前記鏡面であるよう
にしてもよい。鏡面は表面が十分に平滑で且つ十分な反
射率を有する。
【0017】また請求項6に記載のように、請求項1乃
至請求項5のいずれか1項に記載の表面形状測定装置で
は、測定ヘッド12は、2つの光プローブを前記表面に
照射し、前記表面上の該2つの光プローブの照射された
位置の高さの差を測定するように構成してもよい。
【0018】このような測定ヘッドでは、例えば図8に
示すように、典型的には該2つの光プローブの照射位置
は、前記走査の方向に並んでいる。特に、例えば図9に
示すように、ノマルスキー微分干渉法の原理を利用した
装置とするのが好ましい。ここで位置の高さの差は、相
対的高さを含む概念である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0020】図1は、本発明による第1の実施の形態で
ある表面形状測定装置の概念的斜視図である。図中、被
測定物である試料13を載置する保持器であるステージ
11(一部破断して図示)の鉛直方向上方に測定ヘッド
12が備えられている。ステージ11の試料載置面は平
面であり、該平面が水平になるように置かれている。説
明の便宜上、試料載置面とxy平面が平行でxy平面に
直交するz軸を有するxyz直角座標系をとる。この実
施の形態では、ステージ11はxyz座標系に対して固
定的に設置されている。即ち、xyz座標系に対して移
動しない。
【0021】一方測定ヘッド12は、ステージ11の平
面の鉛直方向上方に配置され、x軸方向に移動する。測
定ヘッド12は、鏡面である平面23を有する。平面2
3は、ピッチングによる回動がない状態で移動方向(x
軸方向)に直交している。平面23は測定ヘッド12の
一部を平面状に加工して設けてもよいし、別途用意した
鏡面部材を取り付けることによって設けてもよい。測定
ヘッド12は、本実施の形態では、従来技術で説明した
AF利用の構造と同様な構造を有し、1本のプローブ光
を有する。但し、これに限らず、例えば後で説明するノ
マルスキータイプでもよい。
【0022】測定ヘッドの移動方向には、レーザダイオ
ード(LD)21が、平面23にレーザ光束L1を投射
するように、xyz座標系に対して固定的に設置されて
いる。LD21と平面23との間には、レーザ光束L1
を細い平行な光束とするレンズ22が設けられている。
細い平行なレーザ光束L1の光路は、平面23の法線方
向であってもよいが、本実施の形態では、平面23の法
線を含みxy座標平面に直交する平面内にあり、法線と
該光路との角度はαである(図2参照)。
【0023】また平面23に対向して、一次元PSD
(Position Sensing Detector)24が、その受光面
が、ピッチングがない状態の平面23に平行であるよう
に、言い換えればx軸に略直交する平面内にあって、z
軸方向に設置されている。一次元PSD24は、直線状
の検出部の一方の端部と他方の端部との電位差が、光の
当たる位置によって変化し、その電位差を図ることによ
って、光の当たっている位置が分かる光検出器である。
このように一次元PSD24は、スポット状の光の位置
を検出できる光センサで、スポット光の光量の強度重心
位置を反映したアナログ電気信号を出力する素子であ
る。この一次元PSD24は、LD21に対して固定的
に、即ちxyz座標系に対して固定的に設置されてい
る。また一次元PSD24の電位差方向の直線はz軸に
略平行である。
【0024】一次元PSD24には、角度データ処理回
路25が電気的に接続されており、さらに角度データ処
理回路25には、測定ヘッド12のx方向の位置情報も
入力できるようになっている。
【0025】さらに測定データ処理回路26が設けられ
ており、AF利用構造を有する測定ヘッド12と、角度
データ処理回路25と、電気的に接続されている。測定
データ処理回路26は、測定ヘッド12からはAFの与
える形状データを、角度データ処理回路25からは角度
データを、また測定ヘッド12あるいは測定ヘッド12
をx方向に移動する移動機構(不図示)から測定ヘッド
12のx方向の位置情報を受信して、角度データで補正
された形状データを、結果として出力する。
【0026】図1、図2を参照して、第1の実施の形態
の作用を説明する。LD21から出射した光束は、レン
ズ22を通り、測定ヘッド12の移動方向(x軸方向)
正面にあたる平面23で反射して、一次元PSD24に
入射する。
【0027】ここでレンズ22は、測定ヘッド12がそ
の有効測定範囲分だけ移動しても、一次元PSD24上
にほぼスポット光になるようなビームが入射するように
調整されている。また、一次元PSDの向きは測定ヘッ
ド12のピッチングが検出できる方向(紙面上方向)に
検出感度が出るように配置されている。
【0028】これらの光学系は、複雑な光学系が配置し
てある測定ヘッド12内部に新たに組込む必要はなく、
比較的簡単に測定ヘッド12以外の部分に取付けること
ができ、簡単に既存の測定装置の性能向上を図ることが
できる。
【0029】図2を参照して、スポット移動原理を説明
する。光学ヘッドである測定ヘッド12の平面23に、
レーザ光束L1がxz平面内で、平面23の法線に対し
て角度αで入射している。このとき測定ヘッド12がピ
ッチングにより角度θだけ傾くと、レーザ光束L1の平
面23による反射光の、一次元PSD24の受光面上の
位置の変化量z1は、次の式で表される。
【0030】z1 = l ・ { tan(α + 2θ) - tanα }
【0031】α=0となるようにすると上式は、次のよ
うな式となる。
【0032】z1 = l・tan (2θ)
【0033】α=0は、後述の実施の形態で説明するよ
うに、例えばビームスプリッタを利用することにより実
現できる。
【0034】上式で分かるように、スポット移動量z1
は測定ヘッド12から一次元PSD24の受光面までの
距離lの影響を受ける。この距離lは、測定ヘッド12
を移動するステッピングモータ(不図示)のステッピン
グ数から0.1μm単位で把握することができる。ま
た、リニアゲージ(不図示)によっても把握できる。こ
のような測定ヘッド12の位置情報を用いて、測定ヘッ
ドの傾きを計算することができる。
【0035】図1に示すように、一次元PSD24から
のデータは角度データ処理回路25において、PSD2
4からの出力及び測定ヘッド12の位置情報に基づいて
処理され、測定データ処理回路26において、最適なデ
ータ形式に変換され、出力される。測定データ処理回路
26では、角度データ処理回路25からの出力データに
基づいて、試料13の表面の測定データの補正が行われ
る。これにより測定ヘッド12の移動に伴うピッチング
による測定誤差は除去される。
【0036】測定ヘッド12の移動及びヨーイングによ
る測定ヘッド12への入射光到達位置の変化、及び一次
元PSD24へ入射するスポット光の位置変化が、PS
D24の受光面サイズに比べて十分に小さければ、この
ような光学系で、測定ヘッド12のピッチングにより反
射光束が傾き、一次元PSD24に入射する略スポット
光の位置が移動するのを計測することができる。
【0037】好ましくは、水平な面内(xy平面に平行
な面内)でLD21とPSD24とを近づけて入射角と
反射角をできるだけ反射面23に対して垂直になるよう
にし、PSD24も図中での水平方向に幅の広い受光面
を持つタイプを用いるとよい。またスポット光ではな
く、xy平面に平行な方向のラインを有するライン光源
を使用することも好適である。そのようなライン光源を
用いれば、光束の一次元PSD24への入射位置が、y
軸方向にずれたとしても、一次元PSD24の検出光の
強さは変わらない。
【0038】光源として、LD21の他にLED、He
−Neレーザなど他のレーザなどを用いることも可能で
ある。例えば、He−Neレーザでは光源から細い平行
光が出射されるのでレンズが不要になり、さらに好適で
ある。
【0039】以上の実施の形態では、測定ヘッド12が
移動することにより試料13の表面を走査するものとし
て説明したが、逆に測定ヘッド12は固定して、試料1
3を保持するステージ11を移動させて試料13の表面
を走査して測定するような装置としてもよく、その場合
は平面23をステージ11側に取付けて同じ効果を実現
させることができる。
【0040】また、一次元PSD24の他に、CCD撮
像素子を一次元(直線状)に配列したCCDリニアセン
サや、複数分割フォトディテクタを用いることも可能で
ある。
【0041】光束の測定ヘッド12への照射地点にある
平面23は、測定ヘッド12の表面を特別に加工しなく
ても、平坦であってある程度の反射率が得られればよ
い。但し、加工して平面度を高めるのが好ましい。ま
た、測定ヘッド12の一部を平面に加工する代わりに、
鏡面状の反射板を置けば、反射光量が増えるので光源光
量が小さくて済み、PSD24に入射する光量も大きく
なるので、周辺の光の影響を小さくすることができるの
で好適である。
【0042】角度データ処理回路25、測定データ処理
回路26は、コンピュータによるソフトウェア処理、デ
ジタルハードウェア処理、アナログ演算回路処理の他ど
のような手段を用いてもよい。
【0043】本実施の形態による表面形状測定装置を用
いれば、測定ヘッド12のピッチングによる測定誤差を
除去することができ、事前に従来から行われていた基準
球面などを用いた誤差測定をする必要がなく、測定と同
時に誤差を測定するので信頼性も大きく、従来の測定装
置の測定ヘッド内部に新たに角度測定用の光学系を組込
む必要がなく、精度の高い表面形状測定を行うことが可
能になる。
【0044】本実施の形態では、LD21は平面23の
法線を含みxy座標平面に直交する平面内にあるものと
して説明したが、先に説明したように平面外であっても
よく、その場合αは、平面23の法線を含みxy座標平
面に直交する平面内成分である。またこの場合は、測定
ヘッド12がx軸方向に移動し、lが変化するに従っ
て、レーザ光束受光面24上の位置はz軸方向をはずれ
て移動するので、光検出器は、先に説明したようにy軸
方向に幅広のものとしたり、光束をライン光束とする
他、一次元PSD24の代わりに2次元PSDとしても
よい。測定データ処理回路26では、受光面上のレーザ
光束スポットの移動距離としては、z軸方向成分を採用
する。
【0045】このように光束をxy平面内で角度をつけ
て入射することにより、先に説明したz1 = l・tan
(2θ)の式を使う場合(α=0の場合)を実現でき
る。
【0046】図3を参照して、第2の実施の形態を説明
する。この実施の形態では、第1の実施の形態の場合と
比較して、光源のレーザと平面23との間にビームスプ
リッタ(BS)32を挿入配置した点が異なる。即ち、
測定ヘッド12がピッチングによる傾きのない状態で、
平面23のほぼ中央部に立てた法線の延長上にHe−N
eレーザ31が、該法線と一致する光路をもって平面2
3にレーザ光束を照射するように配置されている。
【0047】平面23とレーザ31との間の光路上にB
S32が挿入配置されている。また平面23からの光が
BS32で反射する方向に一次元PSD24が配置され
ている。一次元PSDの撮像素子の配列方向が、測定ヘ
ッド12がピッチングを起こしたときに、光束の入射位
置が移動する方向と一致するように、一次元PSDは設
置される。その他の構成は、第1の実施の形態と同様で
あるので、重複した説明は省略する。
【0048】このように構成すると、レーザ光束の光路
中にBS32を入れて、測定ヘッド12の移動方向(x
軸方向)前面にほとんど垂直に光束が入射するようにし
たので、光束をxy平面内で角度をつけて平面23に入
射する場合と違って、測定ヘッド12の移動による測定
ヘッド12への入射光到達位置の変化及び一次元PSD
24へ入射するスポット光の位置変化は発生せず、測定
ヘッド12のピッチングによる位置変化だけを捉えるこ
とができる。また、z1 = l・tan (2θ)の式を使
うことができる。したがって、光束の入射位置が更に限
定され、高精度の測定が可能になる。
【0049】第2の実施の形態の表面形状測定装置を用
いれば、角度測定用の光束の入射位置はほぼ一定なの
で、その個所の平面度(フラットネス)のみ高精度にす
ればよく、広い範囲のフラットネスは必要ない。また、
入射側のレーザ光束の移動はなく、信頼性の高い測定を
行うことができる。
【0050】ここでレーザとしては、He−Neレーザ
を用いるものとしたが、その代わりに第1の実施の形態
と同様にLDやLEDとレンズを用いる構成としてもよ
い。
【0051】図4を参照して、本発明の第3の実施の形
態を説明する。この実施の形態では、第2の実施の形態
の場合と比較して、測定ヘッド12がピッチングによる
傾きのない状態で、平面23のほぼ中央部に立てた法線
の延長上に配置されているのが、光源ではなく、一次元
PSD24であり、一次元PSD24と平面23との間
にBS43が挿入配置されている。一次元PSDの撮像
素子の配列方向は、測定ヘッド12がピッチングを起こ
したときに、光束の入射位置が移動する方向、即ち本実
施の形態ではz軸方向と略一致するように、一次元PS
Dは設置される。光源としては、LED(Light Emissi
on Diode)41が用いられ、LED41は、LED41
からの光がBS43で反射して、平面23に入射するよ
うな方向に配置されている。LED41とBS43との
間には、LED41の発生する光を平行光束にするレン
ズ42が設けられ、BS43と一次元PSD24との間
には、平行光束を一次元PSD24の受光面に集光する
ように、焦点を受光面に一致させてレンズ44が設けら
れている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様で
あるので、重複した説明は省略する。特に、角度データ
処理回路25、測定データ処理回路26、それらと測定
ヘッド12、一次元PSD24との接続回路は、図示を
省略してある。
【0052】本実施の形態は、レンズ42で平行にされ
た平行光束をBS43で反射させて測定ヘッド12の平
面23に照射し、平面23からの反射光をBS43を透
過させてレンズ44で集光させて一次元PSD24の受
光面上にスポット光として入射させる点に特徴がある。
【0053】図5を参照して、本実施の形態の原理を説
明する。光学ヘッドである測定ヘッド12が、角度θだ
け傾くと、次式で表される変化量z2だけ、反射光スポ
ットの位置が移動する。ここで、レンズ44の焦点距離
をfとする。
【0054】z2=2・f・tanθ
【0055】また、fθレンズの場合、z2は次の式で
表される。この場合は、角度θとz2の関係が線形であ
る。
【0056】z2=2・f・θ
【0057】このように本実施の形態では、測定ヘッド
12のx方向の位置(距離l)によりスポットの移動量
が影響を受けることがない。またPSD24上にできる
スポット光の大きさが測定ヘッド12の位置(距離l)
により変化することがないという特徴があり好適であ
る。
【0058】LEDに代えて、LDその他のレーザを用
いることもできる。特にHe−Neレーザ等の気体レー
ザでは、平行光が出射できるので、レンズ42が不要に
なり好適である。
【0059】図6を参照して、本発明の第4の実施の形
態を説明する。本実施の形態の装置は、光源からの光を
平行光にするコリメータレンズと受光素子上にスポット
を作る集光レンズとを共通にした、いわゆる「オートコ
リメータ」光学系を用いている。測定原理は、第3の実
施の形態と同じであるが、コリメータレンズと集光レン
ズとを共通にするので、第3の実施の形態に比べて部品
点数を削減できる。
【0060】受光素子としては、リニアセンサ54を用
いる。リニアセンサ54は、受光部分が一列に並んだ例
えばCCDやPD、MOSである。もちろん、先の実施
の形態で説明したPSDを用いてもよい。ここでは、角
度データ処理回路25、測定データ処理回路26、それ
らと測定ヘッド12、リニアセンサ54との接続回路
は、図示を省略してある。
【0061】また、測定ヘッド12のピッチングによる
角度変化θが非常に小さい場合などには、2分割PDな
どを用い、2つのPDの境界に入射したスポットの光量
の差の変化から測定ヘッド12の角度変化θを検出する
ことも可能である。
【0062】更に、本実施の形態では測定ヘッド12
に、光束を反射する平面としてのミラー23を取付けて
反射率を上げてリニアセンサ54に入射する光量を大き
くしている。このようにすると、信号のSN比が向上し
好適である。
【0063】図7を参照して、本発明の第5の実施の形
態を説明する。本実施の形態は、第4の実施の形態の装
置におけるBS43の代わりに、光の偏光方向によって
反射するか透過するかが決る偏光ビームスプリッタ61
(PBS)を用い、平面23とPBS61の間に、光束
の偏光状態を変える1/4波長板を挿入配置した点に特
徴がある。ここでは、角度データ処理回路25、測定デ
ータ処理回路26、それらと測定ヘッド12、一次元P
SD24との接続回路は、図示を省略してある。
【0064】図中、光源であるLD51は直線偏光の光
束を出射するが、その光束がPBS61に反射される向
き(通常はS偏光が反射)になるようにLD51の回転
を調整して配置する。PBS61にLD51からの光が
入射し、PBS61で平面23の方向に反射される。こ
の反射光は、コリメータレンズとして機能するレンズ5
2を介して平行光束になり、1/4波長板62に入射す
る。1/4波長板62は、入射光ビームのS成分とP成
分との間に位相差を与える複屈折素子の一種で、位相差
π/2すなわち1/4波長の位相差を与えて、直線偏光
を円偏光に円偏光を直線偏光に変換する。したがって、
1/4波長板62を通過したのちは、円偏光になって測
定ヘッド12の平面23に入射し反射される。
【0065】このようにして反射して戻って来た円偏光
の光束は、再び1/4波長板62に入射し、前記の説明
のように直線偏光に変換されて、今度は集光レンズとし
て機能するレンズ52に向う。レンズ52の焦点が、P
BS61を介して一次元PSD24の受光面に一致する
ように、PSD24は配置されている。
【0066】このときの直線偏光は、LD51から出射
したときの偏光方向とはπ/2回転したP偏光になって
いる。したがって、レンズ52を通過してPBS61へ
入射すると、PBS61では反射せずに透過して、一次
元PSD24に向って光束は進みPSD24上にスポッ
ト光を形成する。測定ヘッド12の傾き角度θと、反射
光スポットの位置の移動量z2の関係は、第3、第4の
実施の形態と同様に、図5で説明した通りである。
【0067】このように構成することにより、BS43
を用いた場合に無駄になっていた光量を、PBS61を
用いることにより、ほぼ全て測定に使用することがで
き、光源も出力の低いものを使用することができ好適で
ある。
【0068】更にこのとき、LD51をON/OFF変
調し、それに同期してPSD24からの信号の検波を行
えば、変調されていないLD51の光以外の外乱光の影
響を低減することが可能になって、SN比の向上が可能
になり好適である。本実施の形態では、LD51を用い
るものとして説明したが、これに限らずLEDを応用し
てもよい。また、気体レーザでもチョッパーなどの機材
を使えば同様の効果を実現できる。
【0069】図8を参照して、本発明の第6の実施の形
態を説明する。以上の実施の形態の測定ヘッドは1本の
プローブ光を発して、試料の表面形状を測定するものと
して説明したが、第6の実施の形態は、2本のプローブ
光を使って、その光路差を測定して表面形状を測定する
表面形状測定装置である。2本のプローブ光の光路差を
利用して試料13の表面形状を測定する装置では、もと
もと測定ヘッド70のヨーイングの他、ローリングによ
る測定ヘッドの傾きも(試料13の表面を走査するのに
測定ヘッド70を移動させる場合)、表面形状測定デー
タへの影響はない。したがって、ピッチングによる誤差
を補正すれば、正確な表面形状測定が可能となる。
【0070】本実施の形態の測定ヘッド70は、不図示
の保持器に保持された試料13の表面の走査方向(x軸
方向)に敷設されたガイドレール14に沿ってガイドさ
れるガイドローラ15を備えている。測定ヘッド70か
らは、x軸に直交するz軸方向に、互いに平行な2本の
プローブ光が試料表面に向けて発せられる。この2本の
プローブ光の光路差を測定し、それを累積計算すること
により試料の表面形状を測定することができる。ここで
は保持器の他、測定ヘッド70のx軸方向に向けられた
表面23のピッチングによる傾きを測定する装置部分、
光源、BS、レンズ、PSD、さらには、角度データ処
理回路25、測定データ処理回路26、それらと測定ヘ
ッド12、一次元PSD24との接続回路は、図示を省
略してある。これらとしては、第1から第5の実施の形
態の装置を利用することができる。2本のプローブ光を
利用した形状測定装置としては、ノマルスキー微分干渉
法を利用した形状測定装置、あるいはヘテロダイン法や
光干渉法を利用した装置がある。
【0071】図9を参照して、本発明の第6の実施の形
態の具体例として、ノマルスキー微分干渉法を利用した
装置の光学系である測定ヘッド70を説明する。本測定
ヘッド70は、被測定物である試料13を載置する保持
器であるステージ11(不図示)の上方に備えられてい
る。ステージ11及び試料に対するxyz直角座標系の
取り方は第1の実施の形態と同様である。
【0072】測定ヘッド70は、x軸方向に移動するも
のとする。測定ヘッド70には、x軸方向に向けられた
平面23が図1の実施の形態と同様に設けられている
(便宜上分離して図示)。ここに不図示の光源21から
レーザ光L1が照射される。
【0073】ステージひいては試料13の上方に、試料
13の方向(z軸方向)にレーザ光を発するレーザ71
とレーザ光の光路上に備えられたビームスプリッタ(B
S)72と対物レンズ74とを備える。BS72と対物
レンズ74との間には、ノマルスキープリズム73が挿
入配置されている。
【0074】また試料13方向からの光がBS72で反
射される方向には、偏光ビームスプリッタ(PBS)7
5が備えられ、その透過方向には第1のフォトディテク
タ76が、PBS75の反射方向には第2のフォトディ
テクタ77が備えられている。
【0075】次に本実施の形態の測定ヘッド70の作用
を説明する。レーザ71からの平行光束はBS72を透
過して、ノマルスキープリズム73に到る。ノマルスキ
ープリズム73は、入射した光をP偏光とS偏光と分離
する複屈折作用を有しているので、これを透過した光
は、わずかにずれた2筋の平行光束として対物レンズ7
4に入射する。対物レンズ74は、複数のレンズを組み
合わせて収差を除いた組合せレンズであり、焦点が試料
13の表面に一致するように設定されている。したがっ
て、対物レンズ74を通過した光束は、2本のプローブ
光として試料13の表面に入射する。2本のプローブ光
が、x軸方向に並ぶように、ノマルスキープリズム72
の向きは調整されている。
【0076】試料13の表面は略鏡面であり、ここで反
射された光は、再び対物レンズ74を通過し、平行光束
となってノマルスキープリズム73に到る。ここで、P
偏光とS偏光とは合成されて一体の平行光束として、B
S72にいたり、PBS75の方向に反射される。PB
S75ではP偏光は透過して第1のフォトディテクタ7
6に到り、S偏光は反射して第2のフォトディテクタ7
7に到る。このようにして、第1のフォトディテクタ7
6と第2のフォトディテクタ77とで検出された、P偏
光とS偏光の光路差を不図示の処理装置で検出し、試料
13の表面形状を測定することができる。
【0077】このように、ノマルスキー微分干渉法を利
用した形状測定装置に、測定ヘッドの傾きの誤差を補正
する手段を設けるので、2本のプローブ光を利用する表
面形状測定装置の欠点である、測定ヘッドのピッチング
による傾き誤差を除去することができ、極めて正確な表
面形状の測定ができる測定装置を提供することができ
る。
【0078】この実施の形態でも、測定ヘッド70を固
定して、試料保持器を移動して走査する場合は、保持器
の傾きによる誤差を補正するように構成することはいう
までもない。
【0079】ノマルスキー微分干渉法を利用した装置の
ように、測定対象物の表面上の2つの光プローブの照射
された位置の高さの差を測定するような表面形状測定方
法では、典型的には各測定点における高さの差を積分し
て表面形状とするので、ピッチング誤差は積分により蓄
積され、非常に大きなものとなり得る。本発明の実施の
形態によれば、ピッチングによる傾き誤写を補正するこ
とができるので、そのような誤差を抑えることができ
る。
【0080】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、測定ヘッドのピッチングによる測定誤差を除去する
ので、高精度の表面形状測定が可能になり、例えば従来
行われていたような、基準球面等を用いて事前に誤差測
定しておく必要がなく、測定と同時に誤差測定ので信頼
性が高く、広い範囲の反射板のフラットネスが必要な
く、簡単な光学系で、従来の測定装置に簡単に機能を付
加することが可能で、入射側のレーザ光束の移動がな
く、信頼性が高い表面形状測定装置を提供することがで
きる。
【0081】このような表面形状測定装置は、測定性能
が著しく向上した装置であり、特に半導体製造に使用さ
れるウェハやハードディスク、その他の略鏡面状の試料
の表面を走査して試料表面の形状や粗さ、たわみ、うね
りなどを測定するのに適している。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スポット
光位置検出手段を備え、スポット光位置検出手段からの
スポット光位置に関するデータと保持器と測定ヘッドの
うちの移動する方の位置に関するデータとに基づいて、
前記表面の形状の測定データを補正する補正手段とを備
えるので、移動する方の傾きによる、表面形状に関する
誤差を補正することができる表面形状測定装置を提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である表面形状測定
装置の概念的斜視図である。
【図2】図1の表面形状測定装置の測定ヘッドの傾きを
測定する原理を説明する概念的側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態である表面形状測定
装置の概念的斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態である表面形状測定
装置の概念的斜視図である。
【図5】図4の表面形状測定装置の測定ヘッドの傾きを
測定する原理を説明する概念的側面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態である表面形状測定
装置の概念的斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態である表面形状測定
装置の概念的斜視図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態である表面形状測定
装置の概念的斜視図である。
【図9】図8の表面形状測定装置で用いる測定ヘッドの
模式的側面図である。
【図10】従来技術である表面形状測定装置を説明する
模式的側面図である。
【図11】被測定物の揺れを説明する概念的斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 保持器 12 測定ヘッド 13 試料 21 LD 22 レンズ 23 平面 24 一次元PSD 25 角度データ処理回路 26 測定データ処理回路 32、43、72 ピームスプリッター 61、75 偏光ビームスプリッター 62 1/4波長板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須 英由希 東京都江東区猿江2−16−5 住友大阪セ メント株式会社新規技術研究所内 (72)発明者 武居 利治 東京都江東区猿江2−16−5 住友大阪セ メント株式会社光電子事業部内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA37 AA54 DD03 FF51 FF61 FF65 GG04 GG06 HH04 HH13 JJ16 LL36 LL46 MM01 NN08 PP12 QQ13 QQ14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物と測定ヘッドとのうち一方を移
    動することによって前記被測定物の表面を前記測定ヘッ
    ドにより走査し、該表面の形状を測定する表面形状測定
    装置において;前記被測定物を保持する保持器と;前記
    表面を走査する測定ヘッドと;前記保持器と前記測定ヘ
    ッドのうちの移動する方に設けられた平面であって、移
    動方向に向けて設けられている平面に対して、光束を照
    射する照射手段と;前記平面で反射された前記照射手段
    からの光束が入射する位置に配置されたスポット光位置
    検出手段と;前記スポット光位置検出手段からのスポッ
    ト光位置に関するデータと前記保持器と前記測定ヘッド
    のうちの移動する方の位置に関するデータとに基づい
    て、前記表面の形状の測定データを補正する補正手段と
    を備える;表面形状測定装置。
  2. 【請求項2】 前記照射手段から前記平面に到る光路中
    に配置されたビームスプリッターを備え;前記照射手段
    からの光束が前記ビームスプリッターを介して前記平面
    に照射され、前記平面で反射された前記照射手段からの
    光束が再び前記ビームスプリッターを介して、前記スポ
    ット光位置検出手段に到るように構成された;請求項1
    に記載の表面形状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記照射手段は平行光束を射出するよう
    に構成され;前記ビームスプリッターと前記スポット光
    位置検出手段との間に配置され、前記平面で反射された
    光を前記スポット光位置検出手段に集光する集光レンズ
    を備える;請求項2に記載の表面形状測定装置。
  4. 【請求項4】 前記ビームスプリッターと前記平面との
    間に配置され、前記照射手段からの光束を平行光束にし
    て、且つ前記平面で反射された平行光束を、前記スポッ
    ト光位置検出手段に集光するコリメータレンズを備え
    る;請求項2に記載の表面形状測定装置。
  5. 【請求項5】 前記保持器と前記測定ヘッドのうちの前
    記移動する方に取り付けられた、鏡面を有する鏡面板を
    備え;前記平面が前記鏡面である、請求項1乃至請求項
    4のいずれか1項に記載の表面形状測定装置。
  6. 【請求項6】 前記測定ヘッドは、2つの光プローブを
    前記表面に照射し、前記表面上の該2つの光プローブの
    照射された位置の高さの差を測定するように構成され
    た、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の表面
    形状測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171077A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Konica Minolta Sensing Inc 3次元測定方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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