JP2001310971A - 廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置 - Google Patents

廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置

Info

Publication number
JP2001310971A
JP2001310971A JP2000128181A JP2000128181A JP2001310971A JP 2001310971 A JP2001310971 A JP 2001310971A JP 2000128181 A JP2000128181 A JP 2000128181A JP 2000128181 A JP2000128181 A JP 2000128181A JP 2001310971 A JP2001310971 A JP 2001310971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ester
vegetable oil
based vegetable
volume
separating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000128181A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Yamada
隆義 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000128181A priority Critical patent/JP2001310971A/ja
Publication of JP2001310971A publication Critical patent/JP2001310971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物が進入しても安全管理ができ、温度管理
が容易で、エステル系植物油の蒸発効果もよく、安価に
製作できる廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置を
提供する。 【解決手段】 廃棄発泡スチロールをエステル系植物油
により脱泡収縮させて減容したのち、前記減容した廃棄
発泡スチロールとエステル系植物油との混合物を分離回
収する装置であつて、エステル系植物油を分離するため
の蒸発槽10が、約180℃〜約230℃に保温できる
ようにした2重壁111の円筒状槽11内に、約180
℃〜約230℃に保温できるように、僅かな隙間をあけ
て同心円状に保温パイプ121を並べた保温棚12を上
下に複数段設けると共に、前記円筒状槽11の中心に設
けた回転軸13に各保温棚12上を回転できるようにし
たローラ131を軸支してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄発泡スチロー
ルをエステル系植物油により脱泡収縮させて減容したの
ち、前記減容した廃棄発泡スチロールとエステル系植物
油との混合物を分離回収する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記装置のうち、減容した廃棄発
泡スチロールとエステル系植物油との混合物をスチロー
ルとエステル系植物油に分離するため、エステル系植物
油の蒸発槽は、約180℃〜約230℃に保温できるよ
うにした2重壁の円筒状槽の中心に設けた回転軸の上下
に多数の回転羽根を設けて槽の内壁と羽根との隙間を2
〜3ミリメートルにして、その隙間を前記混合物を強制
通過させるように前記回転羽根を高速回転させ、前記混
合物を薄膜化してエステル系植物油を蒸発させていた
が、エステル系植物油の蒸発が早い反面、槽内温度を約
180℃〜約200℃に均一に維持するのが困難、回転
羽根と槽内壁との間隙が極めて小さいので、加工精度が
高く高価な上に、異物が侵入すると危険である。また、
回転羽根は毎分1200〜2000回と高速なため、熱
歪みなどによる故障がしばしば発生するなどの欠点があ
つた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、異物が進入
しても安全管理ができ、温度管理が容易で、エステル系
植物油の蒸発効果もよく、安価に製作できる廃棄発泡ス
チロール減容後の分離回収装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の廃棄発泡スチロ
ール減容後の分離回収装置は、上記課題を達成するた
め、図示するように、廃棄発泡スチロールをエステル系
植物油により脱泡収縮させて減容したのち、前記減容し
た廃棄発泡スチロールとエステル系植物油との混合物を
分離回収する装置であつて、エステル系植物油を分離す
るための蒸発槽10が、約180℃〜約230℃に保温
できるようにした2重壁111の円筒状槽11内に、約
180℃〜約230℃に保温できるように、僅かな隙間
をあけて同心円状に保温パイプ121を並べた保温棚1
2を上下に複数段設けると共に、前記円筒状槽11の中
心に設けた回転軸13に各保温棚12上を回転できるよ
うにしたローラ131を軸支してなり、前記円筒状槽1
1上部から減容した廃棄発泡スチロールとエステル系植
物油との混合物を吐出させて、回転するローラ131に
より各保温棚12の各保温パイプ121の間隙から薄膜
状に圧縮通過させる操作を繰り返し行えるようにして、
蒸発したエステル系植物油を凝縮器で冷却して回収する
と共に、分離した減容スチロールを排出して回収できる
ようにしたものである。本発明において、保温棚の保温
パイプ同士の間隙は2〜5ミリメートルが好ましく、ま
た、上段の保温棚より下段の保温棚の保温パイプの間隙
を小さくすることが好ましい。さらに、最上段の保温棚
より最下段の保温棚に漸次薄膜状に空気を脱泡して落下
した前記混合物は、再び最上段の保温棚から最下段の保
温棚に落下させるための循環工程を繰り返すことが好ま
しい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図1及び図
2に示されている。本実施例の分離回収装置のうち、エ
ステル系植物油を分離するための蒸発槽10が、図1及
び図2に示されている。蒸発槽10は、図1に示すよう
に、約200℃前後の温油を、入口112から流入させ
て出口113から流出させて循環(図示しない)できる
ようにする2重壁111構造の円筒状槽11を設け、内
部には、中心に、回転軸13を防爆形電動機装置131
により回転できるように、メカニカルシール132及び
回転軸受133を介して軸承している。また、円筒状槽
11には、図2に示すように、2〜5ミリメートルの間
隙で同心円状に保温パイプ121を配置した3段の保温
棚12を支持する支柱126を少なくとも4本設けてと
共に、各保温棚12上の各保温パイプ121は、約20
0℃前後の温油を、入口122から連通管123を介し
て流入し、連通管124を介して出口125から流出さ
せて循環(図示しない)できるようにしている。さら
に、各保温棚12の各保温パイプ121上に摺動できる
ようにしたローラ131、131を回転可能に軸支する
アーム132、132を回転軸13に固着して回動でき
るようにしている。従つて、減容した廃棄発泡スチロー
ルとエステル系植物油との混合物は、円筒状槽11上部
の蓋部141の入口142、142から吐出管143の
ノズルを介して円筒状槽11内の第1段保温棚12の保
温パイプ121上に吐出されると、回転軸13を中心に
回動するローラ131、131に圧搾されてパイプ間の
僅かな隙間から薄膜状になつて逐次次段の保温棚12の
保温パイプ121上に吐出され、出口144から循環ポ
ンプ30を経て、再び入口142、142から槽内に循
環され、その間に、エステル系植物油は、蒸発して出口
145から真空吸引されて公知の凝縮器20に入り、冷
却水により冷却されて液化し、タンク40に溜められる
ことになる。他方、エステル系植物油から分離されたス
チロールは、出口146から圧送ポンプ50により圧送
されたのち、冷却されてペレツト状にし商品化又は直接
金型に注入されて商品化される。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、減容した廃棄発泡スチ
ロールとエステル系植物油との混合物を分離回収するた
め、エステル系植物油の蒸発槽が、前記混合物を更に加
温下において脱泡圧搾して薄膜化し、エステル系植物油
を蒸発されるために、加圧ローラは低速回動でよいこ
と、薄膜化のため、従来の高速回転羽根の代わりに静止
保温パイプ群を利用していること、槽2重壁と保温パイ
プ群との双方による保温のため、槽内温度が均一化しや
すいこと、低速回転ローラと同心円状保温パイプ棚のた
め設計しやすく安価に製作できること、異物があつても
安全管理できることなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体説明図である。
【図2】蒸発槽の横断面を示す説明図である。
【符号の説明】
10 蒸発槽全体 11 円筒状槽 111 円筒状槽の2重壁 12 保温棚 121 保温パイプ 13 回転軸 131 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D076 AA03 AA12 AA22 BA05 BA13 BB05 BB25 BC30 CA06 CC08 CD03 CD22 DA05 EA12Z FA37 HA03 4F301 AA15 CA03 CA15 CA41 CA53 CA63 CA64 CA72

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄発泡スチロールをエステル系植物油
    により脱泡収縮させて減容したのち、前記減容した廃棄
    発泡スチロールとエステル系植物油との混合物を分離回
    収する装置であつて、エステル系植物油を分離するため
    の蒸発槽が、約180℃〜約230℃に保温できるよう
    にした2重壁の円筒状槽内に、約180℃〜約230℃
    に保温できるように、僅かな隙間をあけて同心円状に保
    温パイプを並べた保温棚を上下に複数段設けると共に、
    前記円筒状槽の中心に設けた回転軸に各保温棚上を回転
    できるようにしたローラを軸支してなり、前記円筒状槽
    上部から減容した廃棄発泡スチロールとエステル系植物
    油との混合物を吐出させて、回転するローラにより各保
    温棚の各保温パイプの間隙から薄膜状に圧縮通過させる
    操作を繰り返し行えるようにして、蒸発したエステル系
    植物油を凝縮器で冷却して回収すると共に、分離した減
    容スチロールを排出して回収できるようにしたことを特
    徴とする廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置。
JP2000128181A 2000-04-27 2000-04-27 廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置 Pending JP2001310971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000128181A JP2001310971A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000128181A JP2001310971A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001310971A true JP2001310971A (ja) 2001-11-06

Family

ID=18637661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000128181A Pending JP2001310971A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001310971A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029140A1 (ja) * 2002-09-27 2004-04-08 Meishin Kogyo Kabushikigaisha 減容化ゲル状ポリスチレン樹脂分離回収装置
WO2004029113A1 (ja) * 2002-09-27 2004-04-08 Meishin Kogyo Kabushikigaisha 減容化ゲル状ポリスチレン樹脂分離回収装置
US7666368B2 (en) 2002-09-27 2010-02-23 Meishin Kogyo Kabushikigaisha Apparatus for treating volume-reduced polystyrene resin in gel state for material separation and recovery
CN105617695A (zh) * 2016-02-02 2016-06-01 常熟市中药制药机械有限责任公司 高浓缩效率的真空刮板浓缩罐

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029140A1 (ja) * 2002-09-27 2004-04-08 Meishin Kogyo Kabushikigaisha 減容化ゲル状ポリスチレン樹脂分離回収装置
WO2004029113A1 (ja) * 2002-09-27 2004-04-08 Meishin Kogyo Kabushikigaisha 減容化ゲル状ポリスチレン樹脂分離回収装置
US7666368B2 (en) 2002-09-27 2010-02-23 Meishin Kogyo Kabushikigaisha Apparatus for treating volume-reduced polystyrene resin in gel state for material separation and recovery
CN105617695A (zh) * 2016-02-02 2016-06-01 常熟市中药制药机械有限责任公司 高浓缩效率的真空刮板浓缩罐

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9108148B2 (en) Apparatus and method for gas separation
JP2007517183A (ja) 凍結乾燥プロセスから廃液を再生する方法および装置、並びに廃液の使用
JP2001310971A (ja) 廃棄発泡スチロール減容後の分離回収装置
US20230234980A1 (en) Device and method for producing sucrose-6-ester
CN111097187A (zh) 一种可以提高蒸发结晶效率的新型结晶釜
CN117276804B (zh) 一种锂电池隔膜萃取干燥控制装置以及控制方法
CN213090333U (zh) 一种膨润土除湿干燥装置
CN213100902U (zh) 一种可以提高蒸发结晶效率的新型结晶釜
CN219160776U (zh) 冷冻干燥设备
CN217275455U (zh) 一种连续式多级联动超临界干燥装置
CN113753992B (zh) 高效率的真空升华蒸发冷热能分离系统和分离方法及其应用
CN211412366U (zh) 一种高速冷冻离心机
CN113334661A (zh) 一种薄荷精油流延成膜用提取装置
JP2016065658A (ja) 乾燥装置及び乾燥方法
EP4412746A1 (en) Atmospheric water generation system and method
CN219819943U (zh) 全自动冻干片中间分切机
JPS622229B2 (ja)
CN215387593U (zh) 一种高效的单效浓缩器
BR112015000902B1 (pt) destilação diabática com recompressão de vapor
CN221197808U (zh) 一种低温高效蔬菜烘干脱水干燥设备
JPH0538640Y2 (ja)
CN213468848U (zh) 一种中药饮片原料清洗设备
CN221352884U (zh) 一种连续回收废旧锂电池中电解液的装置
US3616653A (en) Refrigeration in cycles of freezing and melting
CN117486293B (zh) 一种水处理系统及其工作方法