JP2001310137A - 粒状体成形加工装置 - Google Patents

粒状体成形加工装置

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JP2001310137A
JP2001310137A JP2001064190A JP2001064190A JP2001310137A JP 2001310137 A JP2001310137 A JP 2001310137A JP 2001064190 A JP2001064190 A JP 2001064190A JP 2001064190 A JP2001064190 A JP 2001064190A JP 2001310137 A JP2001310137 A JP 2001310137A
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Japan
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stirring
glass
crushed
granular material
processing apparatus
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JP2001064190A
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Yoshinori Harada
善則 原田
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KANETO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KANETO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 鋭利な角部を有する被破砕原料物品を円滑な
角部を有する概ね球状をなす物品に整粒加工する粒状体
成形加工装置を提供する。 【解決手段】 撹拌室59が、ホッパー61と排出口6
3とを有する実質的に円筒体形状を有している胴体62
と、該胴体62の両端部を閉じている蓋部材64、65
と、該胴体62内にて回転する撹拌体66と、により構
成され、保持手段60が、撹拌室59の傾斜角度を調整
自在に保持することが可能であり、撹拌体66が、回転
軸67の両端に近接しそこから半径方向外方に伸びてい
る突出片68と、突出片68を互いに連結している撹拌
刃69と、により構成され、かつ撹拌体66の寸法と胴
体62の寸法、撹拌室59の傾斜角度、撹拌体66の回
転速度等を調整することが出来るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には例えばガ
ラス瓶、更には熔融スラグ等を破砕処理する装置に関
し、より詳細には、それらの製品を破砕処理し自然砂の
代替品として、道路舗装のための骨材、遊歩道のカラー
舗装材、アスファルト道路の横断用白線、各種研磨材、
焼き物の母材、外壁等の建材、ブロック材、その他の用
途に、更には、路盤材、路床材、アスファルト合材用骨
材、埋戻し材、盛土材、覆土材、空洞充填材、裏込め材
等の土木資材として、コンクリート用骨材、セメント原
料等の建築資材として、また、二次資材として例えば土
木用ブロック(消波、魚礁)等の土木資材として、IL
B、コンクリート平板、建築用ブロック、タイル、レン
ガ、人造石(人造みかげ石、屋根、壁、造園用)、ヒュ
ーム管、スラグウール等の建築資材として、更にはフラ
ワーポット等資材として有用に再利用される製品を製造
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば使用済みのガラス瓶等はこ
れらをカレット状に破砕し、ガラス瓶等の再生原料とし
て使用し、それ以外の細かく粉砕された部分は洗浄水と
共に排出され、産業廃棄物として処理することが広く行
われていた。しかし、これまで産業廃棄物として廃棄処
理されていたこれらの細かい寸法に破砕された原料素材
は、現在一般に広く使用されている自然砂の代替品とし
て、例えば道路舗装のための骨材、遊歩道のカラー舗装
材、アスファルト道路の横断用白線、各種研磨材、焼き
物の母材、外壁等の建材、ブロック材、等として極めて
有利に使用出来ることを解明されてきた。このようなガ
ラス砂の製造は、自然砂の採集が環境破壊を促進し、自
然界の生体系を破壊することが明らかとなっている現今
において、自然破壊防止上でも大きな期待を担うに至っ
ている。更には、熔融炉から大量に排出される熔融物を
冷却した固化物である熔融スラグは、一次資材として例
えば路盤材、路床材、アスファルト合材用骨材、埋戻し
材、盛土材、覆土材、空洞充填材、裏込め材等の土木資
材として、コンクリート用骨材、セメント原料等の建築
資材として、更には、二次資材として例えば土木用ブロ
ック(消波、魚礁)等の土木資材として、ILB、コン
クリート平板、建築用ブロック、タイル、レンガ、人造
石(人造みかげ石、屋根、壁、造園用)、ヒューム管、
スラグウール等の建築資材として、更にはフラワーポッ
ト等資材として再利用が検討されている。
【0003】そこで、本件出願人は、先に、ガラス瓶等
から自然砂の代替品として有効に使用出来るいわゆるガ
ラス砂を形成し、同時にその鋭利な破砕縁を円滑な破砕
面に加工して操作員の手等に突き刺さることが無い取り
扱い容易な新規なガラス砂形成方法及び装置について開
示した(米国特許第5775604号、特開平9−99
250号)。
【0004】この従来の技術では、図15に示すよう
に、ガラス瓶等の製品1を第1搬送装置2によって一次
破砕機3へ供給し破砕手段4によって破砕し、これを選
別機5を介して下方の搬出部6へ供給する。選別機5
は、破砕されたガラス製品に付着されているラベル等の
紙や金属又はコルク等のキャップ等、更にはまた破砕機
3による破砕が不十分で規格以上の大きさを有する寸法
のガラス片を選別し、それらを一次破砕機3から外部へ
排出する。
【0005】搬出部6へ落下した破砕物品は、次いで磁
選搬送装置7により第2搬送装置8へ供給される。この
とき、鉄製キャップ、釘その他の混入鉄片等は磁選搬送
装置7によって鉄片収容容器9内へ除去される。破砕物
品は次いで、二次破砕機10へ送給される。この二次破
砕機10では、収容部11が破砕物品を受け入れ、この
物品を破砕部12において更に細かく破砕し、最後に、
破砕された物品を篩手段13により粒度毎に分別し搬出
する。二次破砕機10の第2破砕手段14は一次破砕機
3の破砕手段4よりもブレード間隔を狭くしてあり及び
/又は回転数を高くしてあり、更には図示のように破砕
手段を2連装備し、一次破砕製品をより小さい寸法にな
るまで破砕すると同時に、それらの製品同士をこすり合
わせ、概ね球形に近い形状にしかつ破砕された鋭利な端
縁を円滑な状態にする。二次破砕機10には集塵機15
が接続されている。篩手段13は、最上段の篩を通り抜
けなかった製品粉末を、戻し搬送装置16及び第2搬送
装置8により二次破砕機10へ戻す。その下の段の篩を
通り抜けなかった、破砕面が丸みを帯びて粉末製品は例
えば遊歩道の砂代わりに使用され、またその下の段の篩
を通り抜けなかった粉末は例えばアスファルトの骨材に
最適である。更に、この篩を通り抜けた粉末は建材、研
磨材、又は道路舗装用材料として使用される。各篩を通
過することなく篩装置から落下した製品は第1の篩を通
過することが出来なかった製品と同様に戻し搬送装置1
6を介して、紙片選別機17へ送られ、製品とラベル等
とを分離し、再度第二搬送コンベア8によって二次破砕
機10へ戻さる。このような動作を繰り返すことによ
り、粒度サイズにより3段階に分別されたガラス砂が生
産されるのである。
【0006】図16は、装置の付設面積を少なくするた
め、一次破砕機から二次破砕機に至る装置全体が縦型に
配列した実施例を開示している。各ユニットの作用は図
15に示すものと実質的に同じであるので、単に図15
において使用された符号に“a”を付して記すと、ガラ
ス瓶等の製品1aは第1搬送装置2aによって一次破砕
機3aへ供給され、ロータ等の破砕手段4aによって破
砕される。その後、選別機5a(7a)を介して第2搬
送装置8aへ供給され、次いで、二次破砕機10aへ送
給される。ここでガラス製品は更に細かく破砕され、最
後に篩手段13aにより粒度毎に分別し搬出する。な
お、16a,17aは戻し搬送装置、紙片選別機であ
る。また操作員が装置保全のために使用する踊り場18
が設けてある。図16に示す実施例では製品が上方から
下方へ重力移動する際に加工が施されるので、図15の
実施例に比較して全体的に、使用動力が少なくてよいと
いう利点も期待される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな公知の製造装置においては、二次破砕機10は一次
破砕機3によってある程度まで小さく破砕されたガラス
片をさらに小さく破砕する装置であるが、二次破砕機1
0で破砕され、そこから外部へ排出される被破砕物はし
ばしば鋭利な破砕面を有しており、これらの鋭利な破砕
面が作業員の手へ刺さったり又は手を切傷する事故が多
発している。このため、それらの二次破砕機で破砕され
た後外部へ排出される被破砕物から鋭利な破砕面を削除
することが要求されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、鋭利な角部を有する被破砕原料物品を円滑な角部を
有する概ね球状をなす物品に整粒加工する粒状体成形加
工装置を提供する。この装置は、原料物品を収容してこ
れを撹拌する撹拌室59と、撹拌室59を保持する保持
手段60と、駆動源70と、より成り、撹拌室59が、
ホッパー61と排出口63とを有する実質的に円筒体形
状を有している胴体62と、該胴体62の両端部を閉じ
ている蓋部材64、65と、該胴体62内にて回転する
撹拌体66と、により構成され、保持手段60が、撹拌
室59の傾斜角度を調整自在に保持することが可能であ
り、撹拌体66が、駆動源70により駆動される回転軸
67と、該回転軸67の両端に近接しそこから半径方向
外方に伸びている突出片68と、突出片68を互いに連
結している撹拌刃69と、により構成され、かつ撹拌体
66の寸法と胴体62の寸法、撹拌室59の傾斜角度、
撹拌体66の回転速度等を調整することにより、角部の
丸み形状や粒状体の寸法を自由に調整することが出来る
ようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本件発明装置の全体平面図
であり、図2は図1の線2−2矢視図である。以下にお
いては被破砕物としてガラスを例にして述べる。廃ガラ
ス瓶その他のガラス製品を処理してガラス砂を製造する
本件のガラス砂製造装置20は、使用済みの廃ガラス製
品(図示なし)を供給する第1供給コンベア21と、第
1供給コンベア21により供給される廃ガラス製品を受
け入れこれを一次破砕する一次破砕装置22と、一次破
砕装置22により破砕された鋭利な破砕縁を有するガラ
ス片を供給する第2供給コンベア23と、第2供給コン
ベア23により供給されるガラス片を受け入れこれを細
かい粒子状態まで二次破砕する二次破砕装置24と、二
次破砕装置24により破砕されたガラス片を撹拌しかつ
該ガラス片を互いに擦り合わせることによりガラス片の
鋭利な破砕縁を円滑な破砕縁へ加工しほぼ球形をなすガ
ラス砂を形成する撹拌装置25と、撹拌装置25により
撹拌形成されたガラス砂を供給する第3供給コンベア2
6と、第3供給コンベア26により供給されるガラス砂
を受け入れこれを粒度毎に選別する粒度選別装置27
と、選別装置27により選別されたガラス片と、金属製
キャップや釘等の金属製異物、コルク、ラベル等の異物
と、の混在物を送給する第4供給コンベア28と、第4
供給コンベア28により供給された混在物を受け入れこ
れを風力選別する風力選別装置29と、を有している。
【0010】また、符号30、31はそれぞれ集塵機及
び配電盤である。集塵機30は特に一次破砕装置22又
は二次破砕装置24内での一次破砕作用又は二次破砕作
用に際して発生する塵芥更には選別装置27による選別
作用に際して発生する塵芥、または、風力選別装置29
により選別された塵芥を集積する。また配電盤31はそ
れぞれの装置又はコンベア等の電源を制御する。これら
の配置位置は、適宜、装置の設置スペースによって変動
出来る。
【0011】以下において本件発明のガラス砂製造装置
20を、図15に示す公知の装置との相違点と共に述べ
る。本件発明の装置20において、使用済みの廃ガラス
製品(図示なし)をある程度洗浄し、かつ予め余分な異
物を除去可能な範囲にて除去した後、それらのガラス製
品を第1供給コンベア21へ載置する。この第1供給コ
ンベア21は、図15に示す第1搬送装置2と実質的に
同様の構造及び機能を有している。本件発明装置20の
一次破砕装置22は、第1供給コンベア21により供給
される廃ガラス製品を受け入れこれを一次破砕する装置
であり、図15に示す第1搬送装置2と概ね同様の作用
を提供するものであるが、構造面及び機能面において幾
分相違している。ここで一次破砕とは、ガラス製品を回
転刃と固定刃とによって破砕する二次破砕装置による破
砕工程に先立って予め破砕する工程である。よって、ス
トックヤード等においてある程度まで破砕されているガ
ラス片を供給する場合、その他の場合には、この一次破
砕装置22及び第1供給コンベア21は不要である。
【0012】一次破砕装置22は、上部に第1供給コン
ベア21により供給されるガラス製品を受け入れる受入
口32(図2参照)を有している。この受入口32の下
方には一次破砕室33がありこの中には図15のロータ
ー等の破砕手段4と同様の機能をする破砕手段(図示な
し)が回転自在に収容されている。さらにこの一次破砕
室33の下方には排出口(図示なし)が設けてあり、こ
の排出口から一次破砕されたガラス片が鋭利な破砕縁を
有した状態で第2供給コンベア23へ供給される。本件
装置20の一次破砕装置22においては、図15に示す
ような選別機5や磁選搬送装置7に対応する選別ユニッ
トは存在していない。このため、破砕されたガラス片に
付着されているラベル等の紙や金属又はコルク等のキャ
ップ類、更には一次破砕手段による破砕が不十分で規格
以上の大きさを有する寸法のガラス片等は一切選別され
ず、すべてそのまま第2供給コンベア23により二次破
砕装置24のホッパ−35へ投入される。
【0013】二次破砕装置24は、図3及び図4に示す
ように、ホッパ−35と、該ホッパ−35へ受け入れら
れた破砕品を二次破砕する二次破砕室36と、二次破砕
室36で二次破砕された破砕品を排出する排出口37
と、当該二次破砕装置24を保持している保持台38
と、により構成されている。二次破砕室36は図4に示
すように、前記保持台38により、垂直面に対して概ね
20〜45度の角度に傾斜して配置されていることが望
ましい。重力を利用した二次破砕が出来るからである。
【0014】二次破砕室36は、図5に示すように、概
ねU字形状をなすハウジング側壁40と、該ハウジング
側壁40の前面下方部を閉じる前面板41と、該ハウジ
ング側壁40の前面上方部において互いに対向する内方
へ向かって伸びている一対のフランジ板42であって中
間部にホッパー35を受け入れる開口43を形成してい
るフランジ板42と、該ハウジング側壁40の後面を閉
じている後面板44と、ハウジング側壁40と前面板4
1と後面板44とにより形成されているハウジング内に
回転自在に収容されている回転刃45と、ハウジング側
壁40の内側面に配置されている複数の固定刃46と、
ハウジング側壁40の上部より塵芥が入らないように当
該上部を閉じている閉鎖板47と、により形成されてい
る。
【0015】前面板41には回転刃45の軸48が貫通
する穴及び該軸48を受ける軸受が設けてあり、この軸
48の端部には別に設けた起動装置49(図3及び図4
参照)によりVベルト(図示なし)等を介して起動され
るプーリー50が取り付けてある。該回転刃45の軸4
8の他方端部は同様に後面板44に設けた穴及び軸受に
より保持されている。また、該前面板41には点検口5
1が設けてある。
【0016】後面板44の上方右方には排出口37(図
3参照)が形成されている。この排出口37は閉鎖板4
7から回転刃45の回転領域に近い位置まで伸びている
案内板52(図3参照)により区画され、ホッパー35
から投入された破砕物が回転刃45による二次破砕加工
を経ることなく排出口37から排出されることを防止し
ている。従って、ホッパー35へ投入された破砕物は図
3において案内板52の左側に投入され、回転刃45に
よる二次破砕加工を経た二次破砕品のみが案内板52の
右側を経て排出口37から排出されるのである。
【0017】回転刃45は、図示の例では例えば所定の
間隔をおいて配置した4枚のローターブレード55によ
り形成されている。これらのローターブレード55は特
殊焼入れ鋼により形成されている。一方、固定刃46
は、図示の例では例えば所定の間隔をおいて回転刃の回
転領域内に配置した4個の固定刃により形成されてい
る。各固定刃46は、各ローターブレード55の先端部
が回転通過できるような溝57を有しており、これらの
溝57の数は例えば第1の固定刃では4個、第2の固定
刃では3個、等のように適宜変更することが出来るし、
全ての固定刃の溝を同じ数とすることも出来る。また各
固定刃46は、摩滅したときに、ハウジング側壁40の
所定位置へ適宜差し込み交換出来るように好ましくはボ
ルト等により固着されている。
【0018】二次破砕装置24は、一次破砕装置22か
らガラス片と一緒に供給されてくる金属片、ラベル等の
紙片、コルク等の物品を、二次破砕室36において回転
刃45及び固定刃46によって叩く。このため、ガラス
片は一層細かく破砕され、金属片は潰された状態とな
り、またラベル等はガラス面から分離する。ハウジング
を構成しているハウジング側壁40、前面板41、後面
板44等は、耐摩滅特性に富みかつ耐衝撃特性に富む特
殊鋼により構成してある。このため潰された状態の金属
片がハウジング側壁等へ衝突しても、該ハウジング側壁
等が大きな損傷を受けることはない。二次破砕装置24
の回転刃45により、遠心力が付勢され、ガラス片等が
二次破砕室36において互いにぶつかりあい細分化され
る。その後、当該回転刃45の掻き揚げ作用により二次
破砕装置24により破砕された破砕物が、図3において
案内板52の右方を通って、二次破砕室36の排出口3
7から排出され、撹拌装置25へ供給される。
【0019】撹拌装置25は、図6及び図7に示すよう
に、撹拌室59と、撹拌室59を保持している保持台6
0と、により構成されている。撹拌室59は、ホッパ−
61と、該ホッパ−61により受け入れられた二次破砕
品を撹拌する作用をする胴体62と、胴体62内で互い
に撹拌されかつ鋭利な破砕縁が円滑な破砕縁を有するよ
うに互いに擦り合うように加工された後に当該破砕品を
排出する排出口63と、により構成されている。撹拌室
59は図7に示すように、前記保持台60により、水平
面に対して概ね20〜45度の角度に傾斜して配置され
ている。この傾斜角度は好ましくは二次破砕装置24の
垂直面に対する傾斜角度よりも小さい。
【0020】撹拌室59は実質的に円筒体形状を有して
いる胴体62を有し、その両端がそれぞれ上蓋64と下
蓋65とによって閉じられている。また該胴体62内に
は撹拌体66が収容されている。この撹拌体66は、中
央の回転軸67と、その両端に近接した位置から半径方
向外方へ向かって一定の間隔をおいて互いに直角に伸び
ている十字形をなす一対の突出片68と、前記回転軸6
7の軸線方向へ対して平行に伸び該突出片68の先端部
へ端部が固定されている、特殊焼き入れ鋼により形成さ
れている4枚の撹拌刃69と、により構成されている。
回転軸67はその両端部がそれぞれ上蓋64及び下蓋6
5の中央部に設けた穴を介して胴体62の外方まで伸
び、上蓋64及び下蓋65へねじ止めされている軸受に
よって回転可能に保持されている。この回転軸67の下
方の端部には別に設けた起動装置70(図6及び図7参
照)によりVベルト等(図示なし)を介して起動される
プーリー71が取り付けてあり、こうして撹拌体66が
回動自在となっている。なお、図示の例においては、撹
拌刃69が直刃となっているが、これは必要に応じて曲
刃とすることも出来る。それにより、撹拌室59の取り
付けを水平にすることが可能であり、取り付けが容易と
なる。なおこの場合、一対の突出片68の位置が回転軸
67へ対して捩れた位置へ配置されることになる。ま
た、撹拌刃69の数は4枚に限定されるものではなく、
それより少なくても又は多くても良い。
【0021】撹拌装置25の機能は二次破砕装置24に
よって形成された細かいガラス片の鋭角をなす角部を確
実に取り除きガラス片の形状を概ね球形に整粒すること
である。このため鋭角をなす角部を有する細かいガラス
片がその他の異物等と一緒に撹拌室59内において撹拌
体66により回転される。このとき、ガラス片の角部が
胴体62の内壁を擦り角部が摩滅し、円滑な角部を有す
るほぼ球形を有するガラス砂が完成する。
【0022】ここで、突出片68の半径方向寸法と胴体
62の半径寸法、撹拌装置25の傾斜角度、撹拌体66
の回転速度等を調整することにより、ガラス粉末が多く
なったり、個々のガラス砂の丸みが少なくなる等の調節
が出来、最終ユーザーの好みに応じたガラス砂の生産が
可能である。
【0023】なお、二次破砕装置24と撹拌装置25と
は互いに組合わさって機能することが装置を設置するス
ペース節約上好ましい。このため、図9及び図10に
は、二次破砕装置24と撹拌装置25との好ましい組み
合わせ配置状態の一例を示している。この配置では二次
破砕装置24の排出口37が撹拌装置25のホッパー6
0へ直接接続され、また両者の傾斜方向が互いに交差す
るように配置されている。しかしながらこれらは限定事
項ではなく、各装置の配置は自由に選択することが出来
る。
【0024】撹拌装置25によって十分に撹拌されたガ
ラス砂は、撹拌室61の排出口63を出て、次いで、第
3供給コンベア26を介して粒度選別装置27へ供給さ
れる。この粒度選別装置27は、実質的に図15に示す
篩手段13と同様の構造及び機能を有しており、ガラス
砂を粒度毎に例えば3種類又はそれ以上に篩分けする。
即ち撹拌装置25で細かくかつ円滑な破砕縁を有する状
態に加工されたガラス砂は、公知のように振動している
多段の篩装置へ供給され、そこで篩の寸法によってふる
い分けされる。例えばこの篩装置27は図15の篩手段
13と同様に、最上段の篩のメッシュが概ね5.0m
m、次の段の篩のメッシュが概ね2.5mm、その下の
篩のメッシュが概ね1.0mmとする、例えば3段の篩
から構成されることが出来る。しかして、最上段の篩を
通り抜けなかった概ね5.0mm以上の寸法を有するガ
ラス粉末、金属片、コルクやラベル等の異物等は第4供
給コンベア28によりそれ自体公知の風力選別機29へ
送られ、そこで風力選別され、金属片、異物等は、ライ
ン外へ吐き出される。一方、ガラス片は、再度第1供給
コンベア21へ供給される。また最上段の篩は通り抜け
たがその下の段の篩を通り抜けなかった概ね2.5mm
〜5.0mmの寸法を有するガラス粉末は所定の容器内
へ収集される。この寸法のガラス砂製品は回転刃及び撹
拌体による高速破砕及び成形作用のため破砕面が丸みを
帯びており例えば遊歩道の砂代わりに最適である。また
第2段の篩は通り抜けたがその下の段の篩を通り抜けな
かった概ね1.0mm〜2.5mmの寸法を有するガラ
ス粉末は別の容器内へ収集される。この寸法のガラス製
品は例えばアスファルトの骨材に最適である。更に、こ
の篩を通り抜けた概ね1.0mm以下の寸法を有するガ
ラスびん破砕物は更に別の容器内に収集され、ここに収
集されたガラス粉末は建材、研磨材、又は道路舗装用材
料として使用される。また振動中に各篩を通過すること
なく篩装置27から落下したガラス製品は容器へ収集さ
れ、第1の篩を通過することが出来なかったガラス製品
と同様に再度第1供給コンベア21へ戻される。
【0025】図11及び図12に示す実施例は、スペー
スの関係上、図16に示すと同様に、各ユニット即ち一
次破砕装置、二次破砕装置、撹拌装置、粒度選別装置等
を縦に一連の積層構造体として構成した実施例について
示している。この実施例において使用されている各装置
の構成作用等は、図1〜図10に示す実施例において述
べたものと同一であるので以下においては先の実施例に
おいて使用した符号へ“a”を付してこの実施例の作動
について説明する。
【0026】使用済みのガラス瓶等は、第1供給コンベ
ア21aにより、直列に積層配置されたガラス砂製造タ
ワー20aの最上部の一次破砕装置22aへ供給され、
そこで一次破砕される。ついで該一次破砕装置22aか
ら自由落下によって二次破砕装置24aへ供給され、そ
こで二次破砕される。その後、ガラス破砕片は該二次破
砕装置24aの下部へ、図9又は図10に示すように、
直接配置されている撹拌装置25aへ投入され、そこで
撹拌され、所定の形状に加工される。更に該撹拌装置2
5aの排出口63aから粒度選別装置27aへ移送さ
れ、そこで粒度別に選別され、製品は製品コンベア71
を介して夫れ夫れ所定の製品容器72へ収容され、それ
以外の異物等は第4供給コンベア28aによって風力選
別装置29aへ送られ、そこで風力選別されるのであ
る。
【0027】なお、図においては、一次破砕装置22
a、二次破砕装置24a、撹拌装置25a、粒度選別装
置27a等が全て縦方向の積層構造体として構成されて
いるが、作業スペース、作業性能その他の理由により、
これらの各装置の少なくとも1つ又は2つをこの縦方向
積層構造体から外しそれを独立して別個に設置すること
も出来ることは当業者において明らかなところである。
【0028】図13及び図14は更に別の実施例を示
す。これまで記載した実施例は全て地上に設置する移動
不能な形態のガラス砂製造装置について開示したが、こ
の実施例は、上記装置を全て、公知のトラック等の移動
手段73へ積載した形式のガラス砂製造装置について開
示している。この実施例では、ガラス砂製造装置を設置
した専用の工場を必要とすることがなく、必要に応じて
移動し、どこでもいつでも簡単にガラス砂を製造するこ
とが出来、また、最終製品の使用場所で直接ガラス砂を
生産するということも可能である。この実施例において
使用されている各装置の構成作用等は、図1〜図10に
示す実施例において述べたものとほぼ同一であるので以
下においては先の実施例において使用した符号へ“b”
を付してこの実施例の作動について説明する。
【0029】使用済みのガラス瓶等は、使用済みガラス
製品等は専用の投入台74を介して第1供給コンベア2
1bにより、一次破砕装置22bへ供給され、そこで一
次破砕される。ついで該一次破砕装置22bから第2供
給コンベア23bによって二次破砕装置24b及びその
下方に設置してある撹拌装置25bへ供給され、そこで
二次破砕されかつ撹拌され、所定の形状に加工される。
更に該撹拌装置25bから第3供給コンベア26bによ
り、粒度選別装置27bへ移送され、そこで粒度別に選
別され、製品は粒度毎に夫れ夫れ所定の製品容器へ収容
される。なお、この車搭載型のガラス砂製造装置におい
ては、スペースの都合上、風力選別装置は存在していな
い。なお符号30b及び31bは集塵機及び配電盤であ
る。
【0030】図においては、投入台74は車に搭載され
た状態になっているが、これは第1供給コンベア21b
を地上まで伸ばすことにより、該投入台74を作業時間
だけ地上に設置することも出来る。これにより使用済み
のガラス製品を車の荷台まで持ち上げることが防止出来
る。更には地上から車台上の投入台74まで使用済みの
ガラス製品を供給する補助コンベアを使用してもよい。
また、この実施例において、一次破砕装置の使用を止
め、その代わりに現在の一次破砕装置の場所へ二次破砕
装置を設置し、現在の二次破砕装置の場所へ撹拌装置の
みを配置することも出来る。勿論、必要なら、この全体
装置を移動手段73によって移動した後、それを地上に
卸して使用することも出来る。そのため、必要に応じ
て、この装置全体を荷台から容易に卸すことが出来るよ
うに、全体装置を1ユニットとして構成することも出来
る。
【0031】
【発明の効果】本件発明では、二次破砕装置へ供給され
るべきガラス片のサイズに何ら制限がないので、一次破
砕装置によって破砕されたガラス片を寸法によって選択
する装置が不要であり、更に、必要なら一次破砕装置を
削除することも出来る。
【0032】更に、本件発明では、破砕室36を耐摩滅
性に富みかつ耐衝撃性に富む特殊鋼により形成してい
る。このため、たとえそこに金属片が入り込んでも、破
砕室が損傷することがほとんど無く、そのため該破砕室
へ、ガラス片と共に金属蓋等が混在することを可能とし
ており、予め金属蓋等を取り外す等の前処理工程が不要
である。
【0033】さらに所定以上の寸法のガラス片を予め除
去するための選別機、更には金属片の混入を防止するた
めの磁選装置等の付帯設備が不要であり、更には、各構
成装置を図12に示すように適宜積層して配置したり、
一次破砕装置を省略したりすることが出来、そのため装
置全体が小型化し、また価格が安価になる。
【0034】更に移動手段へ搭載することにより必要な
箇所へ自由に移動することが出来、どんな場所において
もガラス砂の製造が可能となる。また、この装置におい
ては、例示したガラス処理以外に熔融スラグ状態の物質
を小さい寸法を有する整粒化処理も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明のガラス砂製造装置の全体平面図であ
る。
【図2】本件発明のガラス砂製造装置の全体側面図であ
り、図1の線2−2矢視図である。
【図3】本件発明装置の二次破砕装置の正面図である。
【図4】本件発明装置の二次破砕装置の側面図である。
【図5】本件発明装置の二次破砕装置を構成している二
次破砕室を示す分解斜視図である。
【図6】本件発明装置の撹拌装置の正面図である。
【図7】本件発明装置の撹拌装置の側面図である。
【図8】本件発明装置の撹拌装置を示す分解斜視図であ
る。
【図9】本件発明装置の二次破砕装置と撹拌装置とを互
いに組合せた状態を示す平面図である。
【図10】本件発明装置の二次破砕装置と撹拌装置とを
互いに組合せた状態を示す側面図である。
【図11】本件発明装置の別の実施例を示す平面図であ
る。
【図12】図11に示す実施例の側面図である。
【図13】本件発明装置の更に別の実施例を示す平面図
である。
【図14】図13に示す実施例の側面図である。
【図15】公知のガラス砂製造装置の1実施例を示す全
体側面図である。
【図16】公知のガラス砂製造装置の他の実施例を示す
全体側面図である。
【符号の説明】
20:ガラス砂製造装置 21:第1供給コン
ベア 22:一次破砕装置 23:第2供給コン
ベア 24:二次破砕装置 25:撹拌装置 26:第3供給コンベア 27:粒度選別装置 28:第4供給コンベア 29:風力選別装置 30:集塵機 31:配電盤 32:受入口 33:一次破砕室 35:ホッパー 36:二次破砕室 37:排出口 38:保持台 40:ハウジング側壁 41:前面板 42:フランジ板 43:開口 44:後面板 45:回転刃 46:固定刃 47:閉鎖板 48:軸 49:起動装置 50:プーリー 51:点検口 52:案内板 55:ローターブレ
ード 57:溝 59:撹拌室 60:保持台 61:ホッパー 62:胴体 63:排出口 64:上蓋 65:下蓋 66:撹拌体 67:回転軸 68:突出片 69:撹拌刃 70:起動装置 71:製品コンベア 72:製品容器 73:移動手段 74:投入台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋭利な角部を有する被破砕原料物品を円
    滑な角部を有する概ね球状をなす物品に整粒加工する粒
    状体成形加工装置であって、 原料物品を収容してこれを撹拌する撹拌室59と、撹拌
    室59を保持する保持手段60と、駆動源70と、より
    成り、 該撹拌室59が、ホッパー61と排出口63とを有する
    実質的に円筒体形状を有している胴体62と、該胴体6
    2の両端部を閉じている蓋部材64、65と、該胴体6
    2内にて回転する撹拌体66と、により構成され、 保持手段60が、撹拌室59の傾斜角度を調整自在に保
    持することが可能であり、 撹拌体66が、駆動源70により駆動される回転軸67
    と、該回転軸67の両端に近接しそこから半径方向外方
    に伸びている突出片68と、突出片68を互いに連結し
    ている撹拌刃69と、により構成され、 撹拌体66の寸法と胴体62の寸法、撹拌室59の傾斜
    角度、撹拌体66の回転速度等を調整することにより、
    角部の丸み形状や粒状体の寸法を自由に調整することが
    出来ることを特徴とする粒状体成形加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、胴体62が耐摩滅性
    及び耐衝撃性に富む特殊鋼により形成されていることを
    特徴とする粒状体成形加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、撹拌室59が水平面
    に対して傾斜して配置されており、撹拌室59の上方部
    分にホッパー61が、下方部分に排出口63が配置され
    ていることを特徴とする粒状体成形加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、突出片68が概ね十
    字形状を有しており、該突出片68の先端を互いに連結
    して配置されている撹拌刃69が4枚であることを特徴
    とする粒状体成形加工装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、撹拌刃69が直刃で
    あることを特徴とする粒状体成形加工装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、撹拌刃69が曲刃で
    あることを特徴とする粒状体成形加工装置。
  7. 【請求項7】 撹拌刃69が特殊焼き入れ鋼により形成
    されている上記請求項1−6のいずれか1に記載の粒状
    体成形加工装置。
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