JP2001309937A - 氷嚢,氷枕 - Google Patents

氷嚢,氷枕

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JP2001309937A
JP2001309937A JP2000169764A JP2000169764A JP2001309937A JP 2001309937 A JP2001309937 A JP 2001309937A JP 2000169764 A JP2000169764 A JP 2000169764A JP 2000169764 A JP2000169764 A JP 2000169764A JP 2001309937 A JP2001309937 A JP 2001309937A
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cooling
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pillow
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Kazumasa Suzuki
一正 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 氷嚢、氷枕に関わるもの。 【目的】 氷嚢、氷枕の旧来の機能と、保冷剤タイプ
の簡便性を、併せ持つ氷嚢、氷枕。 【構成】 冷却部位(冷却嚢)と冷却嚢を収める収納
袋を分離し冷蔵する冷却嚢を必要時に収納袋に収納使用
する,及び「水」を密封した嚢体による氷嚢、氷枕。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】頭痛,歯痛,発熱,打撲,捻挫等の家庭治
療に古くから氷枕、氷嚢等が広く使用されている。近年
では保冷剤(ゲル剤等)を封入した嚢体や氷枕状嚢を冷
凍氷結したものを氷嚢や氷枕に代わるものとして利用さ
れている。
【従来技術】
【0002】古くからの氷枕や氷嚢等は「氷」がなけれ
ば使用できない、又必要時に氷枕や氷嚢内に「氷」を封
入しなければならない煩しさ,又「氷」の封入は、封入
後大きく開口されている封入口をバンドや、紐類での締
めが不十分であると屡々水漏れする、等の問題がある為
保冷剤(ゲル剤等)を封入した嚢体や氷枕状嚢タイプの
ものが,その簡便性より広く利用されるようになってい
る。が保冷剤封入タイプのものより,古くからの氷枕や
氷嚢が治療効果があるとして依然根強く治療方法として
利用されている。
【0003】しかしながら 保冷剤封入タイプのものは、あくまで古くからの氷枕
や氷嚢の代用である,とされるのはその使用感触のみで
なく「氷」に比べ,心理的なものもあるが,使用効果も
相違する,と見られている,又 保冷剤(ゲル剤等)を封入した嚢体や氷枕状嚢の冷凍
したものは、固形化した、いわば硬い板状のため使用感
触のみでなく、使用患部になじまない,又 使用中屡々保冷剤臭が生じる。 又従来の氷枕や氷嚢の方が、保冷剤(ゲル剤等)の封
入タイプのものより良い,とされているが、氷枕や氷嚢
は冷蔵庫に収納するにはその形状又は大きさより冷蔵庫
収納に不適であり,及び冷凍氷結させると硬い板状とな
ってしまう問題点を持っている。
【本発明の目的】
【0004】保冷剤封入タイプ、及び古くからの氷枕や
氷嚢の問題点を解決し、患部になじみ,使い易い新しい
構成の氷枕,氷嚢を目的とするものである。
【解決の手段】
【0005】図1に示す如く,水又は保冷剤を密封,
冷蔵して使用する冷却嚢を収めるポケットを持つ収納袋
の,ポケットに冷却嚢を収納して使用する組み合わ構成
とする。 図2に示す如く,図1の構成品を並列連結せしめ,収
納袋の左右端に,身体に装着する長さの,マジックテー
プ(登録商標)を植着したバンド帯を備える構成とす
る。 図4に示す如く,2つ並列連結の収納袋に冷却嚢を収
納して使用する組み合わ構成とする。 図3は「水」を密封した嚢体を並列連結し,嚢体の左
右端に,身体に装着する長さの,マジックテープを植着
したバンド帯を備える構成とするものであり,図5は
「水」を密封した嚢体を2つ並列連結の構成を示したも
のである。 図6,図7は非連結の,単体の収納袋を並列し,バン
ド帯により収納袋を緊縛する構成であり,(ア)図6は
図1の収納袋を巾広の一方側(下側)のバンド帯の上に
並列し巾広の下側のバンド帯の巾内に縦溝を設け,縦溝
巾内の一方側(上側)の,身体に装着する長さのバンド
帯を収納袋上面より,下側のバンド帯の縦溝を通過せし
め収納袋を押さえ緊縛する構成であり,(イ)図7は,
身体に装着する長さのバンド帯の巾内に横長の平行一定
幅の切り込みをなし、切り込部位を持ち上げ,バンド帯
との間に収納袋を挟み込み,収納袋を押さえ緊縛する構
成である。バンド帯に植着するマジックテープをループ
と鍵の両用タイプのものとすれば、装着のバンド帯の長
さはマジックテープにより調整出来る。 図8は,並列連結の収納袋上面に一定幅の切り込みを
なし、紐通し孔を形成,紐通し孔に身体に装着する長さ
の紐を通し、収納袋の固着,身体装着紐を装備する構成
である。 尚収納袋は,冷却嚢を収納し,マジックテープを植着
した蓋帯で蓋をする構成としてあるが,蓋帯はフアスナ
ー又はボタンとしても良い。尚収納袋の基本形状は掛け
穴を設けないが、図1の図面上に示すように,縁取りを
設け,縁内に掛け穴を設ければ、壁面等にかけておく事
が出来るが掛け穴によって紐等で結べば複数を並列使用
できる。
【作用実施例及び効果】
【0006】 図1に示す如く「水」又は「保冷剤」
を密封した冷却嚢と,冷却嚢を収めるポケットを持つ収
納袋を分離別個とし,冷却嚢のみを冷蔵しておき,使用
時に収納袋に収納する構成は(この構成は冷却嚢内密封
は「水」でも「保冷剤」でも適用出来る)図2,図4,
図6,図7,図8に示す並列連結又は単体の並列バンド
帯緊縛の構成は, (ア)スペースをとらない小形状の冷却嚢のみを冷蔵庫
内等に冷凍保存しておくだけでよく, (イ)予備冷却嚢を付随させ,冷凍氷結しておけば,本
体を取り替える事なく、身体に装着の使用状態のまま冷
却嚢を差替えるだけの簡便性と,無制限的に長時間使用
が可能となる。 (ウ)図2,図6,図7に示す如く収納袋,冷却嚢の装
填数を手当部位により任意に設定出来る事により患部等
の装着は,頭部のみでなく腕,手首,脚,足首,肩等々
何処にでも装着して自在に,なじむ形で使用できる。図
8は連結収納袋の内,冷却嚢の装填を一部のみとして装
着患部に対応する実施例図であり,患部等の「なじみ」
効果は同様である。 (エ)冷却嚢を収納ポケトに収納する構成は,収納袋本
体は「水」又は「保冷剤」を直接密封するものでなく密
閉構造は必要でない,従って素材,形状は任意に設定出
来,絵柄や形状デザインした布素材でも良い氷枕,氷嚢
が可能となる。 (オ)冷却嚢内充填を「水」とすれば、薬剤でないか
ら,薬品臭もなく使用中,廃棄を含め管理上の問題点は
全くなくなる。 従来の氷嚢,氷枕はその形状,大きさ,及び氷結状
となる事から,予め「水」を冷凍氷結しておく事は出来
なかったが , (ア)内部に「水」を密封した嚢体の図3は氷嚢,図5
は氷枕を想定の構成図であるが.連結構成のため折り畳
み自在となり,氷枕等の大きなものでも,小スペースで
済む為冷蔵庫等に収納しておける。 (イ)冷凍固形化していても,嚢体が連結する構成の
為,角度可変は自在であり,患部等の装着は,なじむ形
で使用でき,氷嚢は、頭部のみでなく腕,手首,脚,足
首,肩等々何処にでも装着して使用できる。 (ウ)嚢体又は収納袋を塩化ビニール,ポリ系材,ゴム
等合成樹素材により形成,嚢体又は収納袋の上部位を開
口,開口部に,開口部を相互に緊着,封止するチャック
フアスナーを設けたものとすれば,自家製氷及び市販の
氷塊を必要に応じて任意に嚢体又は収納袋にに充填すれ
ば外出時等の応急の氷嚢,氷枕とし使用でききる。 従って既存の保冷剤封入タイプの簡便性に加えて、旧
来の「氷」による機能をあわせ持ったものとなる。尚
又,本発明者のテストによれば冷却嚢,嚢体の「水」封
入方式は、「保冷剤」タイプより冷却有効時間が勝って
いても劣る事はない。尚又冷却嚢,嚢体の「水」の封入
は、損傷しない限り、「水」の漏出はなく,相当保存期
間は保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納袋,冷却嚢構成品斜視図。
【図2】連結収納袋,冷却嚢連結構成品斜視図,部分省
略図。。
【図3】連結嚢体構成品斜視図,部分省略図。
【図4】収納袋,冷却嚢構成品氷枕斜視図。
【図5】連結嚢体氷枕斜視図。
【図6】単体品の並列,バンド帯緊縛構成品斜視図,部
分省略図。
【図7】単体品の並列,バンド帯緊縛構成品斜視図,部
分省略図。
【図8】連結嚢体構成品,紐締め構成品斜視図部分省略
図帯,
【符号の説明】
1,冷却嚢。 2.収納袋。 2−1冷却嚢未収納収納袋。 3,ポケット。 4,嚢体。 5.連結部。 6,蓋帯。 7,ヘルト帯。 8,上面ベルト帯。 9,下面ベルト帯。 10,紐。 11,マジックテープ。 12,ループ,鍵両用マジックテープ。 13,縦溝。 14,収納袋切込,紐通し穴。 15,切込み部位。 16,横長切込み。 17,掛穴。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水又は保冷材を密封,冷凍氷結する冷却嚢
    を収めるポケットを有する収納袋のポケットに冷却嚢を
    収納する組合せ構成の氷嚢,及び氷枕。
  2. 【請求項2】1以上の,並列連結した収納袋のポケット
    に,水又は保冷材を密封,冷凍氷結する冷却嚢を,収納
    袋ポケット内に装着使用する組合せ構成の氷枕,及び身
    体に装着出来る紐帯を備えた氷嚢。
  3. 【請求項3】水を密封した嚢体を並列連結した氷枕,及
    び身体に装着出来る紐帯を備えた氷嚢。
  4. 【請求項4】請求項Iの収納袋及び冷却嚢,又は請求項
    IIIの嚢体を,紐帯により並列緊縛する構成の氷嚢,
    氷枕,
  5. 【請求項5】ボリ系材,塩化ビニール等合成樹脂及びゴ
    ム等の素材による収納袋及び冷却嚢又は嚢体の上部位を
    開口し,開口部を相互を緊着するチヤックフアスナーを
    設け,身体に装着するバンド又は紐帯により収納袋及び
    冷却嚢及び嚢体を緊縛して使用する構成の氷嚢。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8316649B2 (en) 2007-01-12 2012-11-27 Superior Quilting Ltd. Thermal controlled pillow
KR20180071936A (ko) * 2016-12-20 2018-06-28 정승은 안전모에 착탈 가능한 냉각유닛

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8316649B2 (en) 2007-01-12 2012-11-27 Superior Quilting Ltd. Thermal controlled pillow
KR20180071936A (ko) * 2016-12-20 2018-06-28 정승은 안전모에 착탈 가능한 냉각유닛
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