JP2001309323A - 情報提供システム、情報送信装置及び情報受信装置並びにその方法 - Google Patents

情報提供システム、情報送信装置及び情報受信装置並びにその方法

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JP2001309323A
JP2001309323A JP2000155430A JP2000155430A JP2001309323A JP 2001309323 A JP2001309323 A JP 2001309323A JP 2000155430 A JP2000155430 A JP 2000155430A JP 2000155430 A JP2000155430 A JP 2000155430A JP 2001309323 A JP2001309323 A JP 2001309323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送局の提供する情報を有効に利用し得る情報
提供システム、情報送信装置及び情報受信装置並びにそ
の方法を提案する。 【解決手段】情報送信装置15は、提供情報を可変長で
記述することにより、提供情報として任意の数の単位情
報を配信し、情報受信装置3は、配信された単位情報の
中から任意の単位情報を選択することにより、放送局1
0の提供する情報を有効に利用し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報提供システム、
情報送信装置及び情報受信装置並びにその方法に関し、
例えば放送波を送受信するようになされた情報提供シス
テム、情報送信装置及び情報受信装置並びにその方法に
適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、送信側の放送局は、番組やコマー
シャル等の提供情報が重畳された放送波を配信し、受信
側の各家庭等に設けられた受信装置(以下、これをIR
D:Integrated Receiver Dec
oderと呼ぶ)は、放送局から供給された放送波を受
信し、当該放送波に重畳されている提供情報を抽出して
テレビジョン装置のモニタに表示するようになされた情
報提供システム(テレビジョン放送システム等)があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる情報提
供システムにおいて、放送局は、多くの視聴者のニーズ
にあった提供情報を配信するようにしているものの、視
聴者個人個人にとっては、決められた数のチャンネル及
び時間帯の中から、所望の番組を選択するにとどまる。
【0004】従って、放送局から配信される提供情報
は、視聴者にとって受動的な情報となる場合が多く生じ
てしまう。具体例として、例えばユーザがテレビジョン
放送局から提供情報として提供される料理番組を視聴し
ているとき、当該番組の出演者が身につける物品の値段
や売っている場所等、その物品に関する詳細な情報を知
りたい場合、このときテレビジョン放送局から提供情報
として提供されている料理番組には、物品に関する情報
がなく、この場合ユーザは、放送局に電話する、本屋に
て調べる、インターネットの検索ホームページにアクセ
スする等の煩雑な作業をしいられる。このためユーザ
は、物品に関する詳細な情報の取得を諦めたり、忘れた
りすることも少なくはなく、さらには所望とする情報が
得られるとも限らない。
【0005】このように情報提供システムにおいて、放
送局は、視聴者個人個人のニーズに合わせて提供情報を
選択し得る種類が少ないことにより、当該提供情報を有
効に利用できないという問題があった。
【0006】またかかる問題点を解決すれば、放送局
は、一段と多くの情報を提供し得ることになり、これに
より視聴者は、放送局から供給される提供情報を意欲的
に視聴することになる。その結果、視聴者は、放送局か
ら供給される提供情報に基づいて購入意欲を喚起した物
品等を購入する機会も多くなり、もって流通経済の活発
化に絶大なる効果をもたらすと考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、放送局の提供する情報を有効に利用し得る情報提供
システム、情報送信装置及び情報受信装置並びにその方
法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、情報送信装置は、提供情報を可変
長で記述することにより、提供情報として任意の数の単
位情報を配信し、情報受信装置は、配信された単位情報
の中から任意の単位情報を選択することにより、放送局
の提供する情報を有効に利用し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】(1)情報提供システム 図1において1は全体として情報提供システムを示し、
テレビジョン放送局やラジオ放送局等の放送局2は放送
波を配信するようになされており、各家庭又は会社等、
種々の環境に設置されている受信装置(以下、これをI
RD:Integrated Receiver De
coderと呼ぶ)3は、当該放送局2から配信された
放送波を受信するようになされている。
【0011】IRD3には、IC(Integrate
d Circuit)メモリを内蔵したスティック状の
携帯型記録媒体(以下、これをリムーバブルメディアと
呼ぶ)5を装着するスロット(図示せず)が設けられて
おり、ユーザは必要に応じてIRD3に対してユーザが
個々に所有するリムーバブルメディア5を装着するよう
になされている。
【0012】放送局2は、各情報提供広告主4から提供
される広告情報である付加情報を放送波に重畳させて配
信するようになされており、リムーバブルメディア5が
装着されたIRD3は、当該放送局2から配信された放
送波を受信し、受信した放送波から必要に応じて広告情
報である付加情報を抽出してリムーバブルメディア5に
記録するようになされている。
【0013】また各種端末装置(パーソナルコンピュー
タ6、携帯電話7、PDA(Personal Dig
ital Assistants)8及びナビゲーショ
ン装置9等)にもリムーバブルメディア5を装着するス
ロット(図示せず)が設けられており、ユーザはこれら
の端末装置を使用する際に、当該操作する端末に対して
広告情報である付加情報が記録されているリムーバブル
メディア5を装着するようになされている。
【0014】ここでユーザが各端末装置のいづれかに広
告情報である付加情報が記録されているリムーバブルメ
ディア5を装着すると、当該リムーバブルメディア5が
装着された端末装置は、記録されている付加情報に基づ
いてそのとき装着された端末機器の特徴に応じた処理を
行って、ユーザに対して種々の情報を提供するようにな
されている。
【0015】このようにユーザは、広告情報である付加
情報を記録したリムーバブルメディア5を所持し、希望
する時間、又は希望する場所で各端末装置を利用して種
々の情報を入手し得るようになされている。
【0016】(2)情報提供システム例 図2は全体として、かかる情報提供システム1のシステ
ム例を示し、テレビジョン放送局10は必要に応じてテ
レビジョン番組を作成するようになされており、当該作
成したテレビジョン番組の音声信号S10及び映像信号
S11を送信装置15に出力するようになされている。
【0017】この送信装置15には、図3に示すよう
に、テレビジョン放送局10において作成されたテレビ
ジョン番組の音声信号S10及び映像信号S11が入力
される。このとき同様にして、送信装置15には、他に
作成された複数のテレビジョン番組のうち、所定数のテ
レビジョン番組の音声信号S12〜S12及び映像
信号S13〜S13も入力される。
【0018】送信装置15は、それぞれ入力された音声
信号S10及びS12〜S12を音声エンコーダ2
1に出力すると共に、映像信号S11及びS13〜S
13を映像エンコーダ22に出力する。
【0019】音声エンコーダ21は音声信号S10及び
S12〜S12をそれぞれMPEG(Moving
Picture Experts Group)規格
に基づく符号化方式によって圧縮符号化し、その結果得
られた音声符号化データD14及びD15〜D15
をそれぞれマルチプレクサ(MUX)23に出力する。
【0020】一方、映像エンコーダ22は映像信号S1
1及びS13〜S13をそれぞれMPEG(Mov
ing Picture Experts Grou
p)規格に基づく符号化方式によって圧縮符号化し、そ
の結果得られた映像符号化データD16及びD17
D17をそれぞれマルチプレクサ23に出力する。
【0021】マルチプレクサ23は、これら符号化デー
タD14、D15〜D15、D16及びD17
D17に対して時分割多重化処理を施すことによりビ
ットストリームを生成し、当該ビットストリームにスク
ランブルをかけ、その結果得られた多重化データD18
を変調部24に出力する。
【0022】変調部24は、多重化データD18に対し
てQPSK(QuadraturePhase Shi
ft Keying)変調方式に基づいてディジタル変
調処理を施し、その結果得た送信信号S20をパラボナ
アンテナ26に供給する。
【0023】これによりパラボナアンテナ26からの送
信信号S20に応じた電波が通信衛星(図示せず)に向
けて発射され、当該通信衛星に設けられているトランス
ポンダ(図示せず)を介してトランスポンダ数に応じた
伝送チャンネルで各環境に設置されているIRD3(図
2)に放送波として配信される。
【0024】IRD3(図2)は、図4に示すように、
リモートコントローラ29から赤外線に重畳されて送信
される種々の命令信号S1を赤外線受信部28において
受信すると、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に
対して光電変換を施すことにより、赤外線に重畳された
命令信号S1を取り出し、これをCPU(Centra
l Processing Unit)36に送出す
る。
【0025】これによりCPU36は、ROM(Ree
d Only Memory)38に格納されている制
御プログラムを必要に応じて読み出し、この読み出した
制御プログラムをRAM(Random Access
Memory)39上に展開することにより種々の処
理を実行するようになされており、当該処理に応じてI
RD3の各回路部を制御するようになされている。
【0026】ここでユーザがリモートコントローラ29
によって所定の選局操作を行うと、リモートコントロー
ラ29は当該操作に応じた命令信号S1を生成し、当該
生成した命令信号S1を赤外線に重畳してIRD3に送
信する。
【0027】IRD3は、赤外線に重畳されて送信され
る命令信号S1を赤外線受信部28において受信する
と、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に対して光
電変換を施すことにより、赤外線に重畳された命令信号
S1を取り出し、これをCPU36に送出する。
【0028】これによりCPU36はフロントエンド3
0を制御し、フロントエンド30は、受信アンテナ(図
示せず)によって受信した放送波の中からチャンネル選
択信号S3に応じたチャンネル(放送局)の放送波を抽
出し、当該抽出したチャンネルの放送波を復調すること
により多重化データD21を生成し、これをデマルチプ
レクサ31に送出する。
【0029】デマルチプレクサ31は、多重化データD
21を一旦バッファ(図示せず)に記憶させ、当該記憶
させた多重化データD21を、予めIRD3が所有する
デスクランブル用の鍵データを用いて送信装置(図2)
で施されたスクランブルを解除した後、これを適宜に読
み出すことにより、所望の音声符号化データD22及び
映像符号化データD23(ユーザによって選局されたチ
ャンネルに該当するデータ)を抽出する。
【0030】さらにデマルチプレクサ31は、抽出した
音声符号化データD22を音声デコーダ32に送出し、
映像符号化データD23を映像デコーダ33に送出す
る。
【0031】音声デコーダ32は、音声符号化データD
22を伸長復号化することにより、音声データD24を
生成し、これをディジタルアナログ(D/A:Digi
tal/Analog)変換回路34に送出する。
【0032】D/A変換回路34は、音声データD24
をアナログ変換することによりテレビジョン放送局10
において作成された元のテレビジョン番組の音声信号S
10(S12〜S12)を復元し、これをテレビジ
ョン装置11(図2)に出力する。
【0033】一方、映像デコーダ33は、映像符号化デ
ータD23を伸長復号化することにより映像データD2
5を生成し、これをRGBエンコーダ35に出力する。
RGBエンコーダ35は、映像データD25をアナログ
変換することによりテレビジョン放送局10において作
成された元のテレビジョン番組の映像信号S11(S1
〜S13)を復元し、さらにはNTSC(Nat
ional Television System C
ommittee)方式の輝度信号S26及び色差信号
S27に変換し、これらをテレビジョン装置11のモニ
タ12(図2)に出力する。
【0034】このようにして送信側であるテレビジョン
放送局10において作成されたテレビジョン番組は、受
信側であるテレビジョン装置11のモニタ12(図2)
の表示画面を介してユーザ(視聴者)に提供され、ユー
ザは当該テレビジョン番組を目視し得るようになされて
いる。
【0035】ところで、情報提供システム1において
は、各放送局から提供される番組をユーザに知らせるこ
とを目的とした電子番組ガイド情報(以下、これをEP
Gデータと呼ぶ)を定期的に生成し、当該生成したEP
Gデータに各情報提供広告主の広告として付加情報を付
加し、これを配信するようになされている。
【0036】このEPGデータは、番組毎に生成され、
「<」と「>」とで挟んでなるタグを用いたタグ言語で
あるXML(eXtensible Markup L
anguage)にて記述される。
【0037】XMLは、文書型定義(DTD:Docu
ment Type Definition)によっ
て、自ら定義したタグに対して階層構造やデータ型の属
性を指定し得ることにより、可変長記述が可能である。
【0038】すなわち、EPGデータは、図5に示すよ
うに、衛星放送や地上波放送等の各種存在する放送シス
テムのうち、どの放送システムであるかを特定し得るよ
うに識別するためのBrodecaster−ID(I
Dentifier)と、放送システムにおいて設定さ
れる各種サービス内容のうち、どのサービス内容である
かを特定し得るように識別するためのService−
IDと、各種ある番組(コマーシャルも含む)のうち、
どの番組であるかを特定し得るように識別するためのE
vent−IDとからなる階層構造となっている。
【0039】さらにEPGデータには、番組(Even
t−ID)をさらに細かく種別化し、当該種別化した各
種単位(番組シーン)のうち、どの単位(番組シーン)
であるかを特定し得るように識別するためのLocal
Event−IDがEvent−IDよりも下位下層に
設けられており、当該LocalEvent−IDは、
例えば具体的に料理シーン(ある1つの番組の中の料理
シーン)、旅行シーン等(ある1つの番組の中の旅行シ
ーン)のように各種単位(番組シーン)に分けられる。
また、Event−ID又はLocalEvent−I
Dには、必要に応じて付加情報が付加される。
【0040】この付加情報のファイル構造は、図6に示
すように、番組(Event−ID)及びその番組のタ
イトル名に対して、所定の番組シーン(LocalEv
ent−ID)及びその番組シーンのタイトル名が設け
られ、さらに所定の番組シーン(LocalEvent
−ID)及びその番組シーンのタイトル名に対して、カ
テゴリが設けられ、カテゴリに対して付加情報が付加さ
れる。
【0041】LocalEvent−ID及びカテゴリ
は、XMLを用いてEPGデータに記述されるため、必
要に応じて1つの番組(Event−ID)に対して複
数付加し得るようになされている。
【0042】付加情報においては、単位情報である所定
数の項目(属性)が予めテレビジョン放送局10によっ
て取り決められており、各種端末装置の種別を表すTa
rget機器情報、付加情報が利用し得る期間を表す有
効期限、ジャンル及び付加情報の情報提供広告主を表す
スポンサーの各項目と、スポンサーのホームページのア
クセス場所を示すURL(Uniform Resou
rce Locator)、スポンサーの電話番号を表
すTEL、スポンサーの場所(位置情報:緯度、経度)
を表す位置等のアクセス情報を記述するアクセス項目と
からなる。
【0043】この付加情報は、XMLを用いてEPGデ
ータに記述されるため、予めテレビジョン放送局10に
よって取り決められる各種項目に対して、必要に応じて
新たな項目を付加、又は削除し得るようになされてい
る。
【0044】さらに付加情報には、テレビジョン放送局
10、IRD3及び各種端末装置との間にて定義される
所定の情報識別子が設けられており、テレビジョン放送
局10、IRD3及び各種端末装置は、当該情報識別子
によって付加情報の各項目に記述された事柄を識別し得
るようになされている。
【0045】付加情報の各項目のうちのTarget機
器情報は、アクセス項目に記述されたアクセス情報を扱
い得る端末装置がどの端末装置であるかを表す識別コー
ドからなり、当該アクセス情報に記述された項目に応じ
て、扱い得る端末装置の組み合わせを識別コードにて表
すようになされている。すなわち、例えば付加情報の各
項目のうち、「URL」の項目が記述された場合、Ta
rget機器情報の項目には、当該URLを扱い得る端
末装置がパーソナルコンピュータ、PDA及び携帯電話
であることを表す識別コードになされ、また付加情報の
各項目のうち、「TEL」の項目に記述された場合、T
arget機器情報の項目には、電話番号を扱い得る端
末装置が携帯電話であることを表す識別コードになされ
る。
【0046】これにより、各端末装置(図1及び2:パ
ーソナルコンピュータ6、携帯電話7、PDA8及びナ
ビゲーション装置9)は、当該Target機器情報に
基づいてアクセス項目を読み出すようになされている。
【0047】因みにカテゴリとは、LocalEven
t−ID(種別化した単位(番組シーン))のさらに下
位概念である単位を示し、カテゴリは、具体的に例えば
LocalEvent−IDを「料理シーン」とした場
合、料理番組シーン中の料理を関係を示す「料理」、料
理シーン中の出演者の着衣関係を示す「服」等と記述さ
れる。
【0048】また、付加情報の項目の1つであるジャン
ルとは、カテゴリのさらに下位概念である単位を示し、
具体的に例えばカテゴリを「服」とした場合、ジャンル
は、スカート、ズボン、セータ等と記述される。
【0049】Event−ID及びLocalEven
t−IDと付加情報の各項目との関係において、図7に
示すように、Event−ID及びLocalEven
t−IDは、テレビジョン放送局10によって作成され
る番組数によって変化する可変部分である。
【0050】これに対して付加情報においては、テレビ
ジョン放送局10によって予め取り決められている各項
目に情報提供広告主側が記述する部分であるため、当該
各情報提供広告主にとっては不変部分となる。従って、
可変部分は、テレビジョン放送局10がユーザ(視聴
者)に提供する情報であり、不変部分は、各情報提供広
告主がユーザに提供する情報である。
【0051】さらにEvent−ID及びLocalE
vent−IDは、受信側であるIRD3にとって付加
情報に対する識別子となされている。
【0052】かかる付加情報は、テレビジョン放送局1
0と所定の課金処理を行った各情報提供広告主によって
記述されるようになされており、情報提供広告主4はテ
レビジョン放送局10と所定の課金処理を行った後、例
えば情報提供広告主4の施設内に設置されるコンピュー
タ(図示せず)を使用して所定の通信手段によって接続
処理を行うことにより、テレビジョン放送局10内の付
加情報管理サーバ16に接続する(図2)。
【0053】この情報提供広告主4のコンピュータ(図
示せず)は、CPU、RAM(Random Acce
ss Memory)、ROM(Read Only
Memory)、通信網(図示せず)との間でデータを
授受する通信インターフェイス、ハードディスクドライ
ブ、液晶表示パネル等の表示部に対して表示しようとす
るデータに応じた文字や図形を記憶したVRAM(Vi
deo RAM)、及びキーボードやマウス等の入力部
をユーザが操作することにより入力される信号をCPU
に伝える入力インターフェイス(INF)がそれぞれデ
ータバスBUSに接続されている。
【0054】CPUはROMに格納されている処理プロ
グラムに従って種々の処理を実行するようになされてお
り、当該処理に応じて各回路部を制御する。CPUはそ
の各種処理内容を表示部に表示する。
【0055】この場合、図8に示すように、情報提供広
告主4のコンピュータ(図示せず)は、入力部を介して
所定の接続操作がなされると、入力インターフェイス
は、接続操作を表すデータをCPUに送出する。これに
よりCPUは、通信インターフェイスを介して付加情報
管理サーバ16に対して発信を行い、通信路を確保した
うえでセッションの確立を行う。そしてコンピュータ
(図示せず)のCPUは、予めテレビジョン放送局10
と所定の課金処理を行ったことによりハードディスクド
ライブに入手しているEvent−ID(例えば「DR
G7」とする)、LocalEvent−ID(例えば
「LKIO」とする)及びカテゴリ(料理とする)を読
み出し、これを付加情報入手データD40として付加情
報管理サーバ16に送信する。
【0056】付加情報管理サーバ16は、各情報提供広
告主によって記述されたそれぞれの付加情報をEven
t−ID及びLocalEvent−IDに基づいて管
理するようになされており、図9に示すように、このと
き情報提供広告主4から送信される付加情報入手データ
D40を通信部16Aにおいて受信し、当該受信した付
加情報入手データD40をアプリケーション処理部16
Bに供給する。
【0057】アプリケーション処理部16Bは、付加情
報入手データD40の内容であるEvent−ID「D
RG7」と、LocalEvent−ID「LKIO」
に基づいてXMLにて記述された付加情報記入データD
41を生成し、これをメディア変換部16Cに供給す
る。
【0058】メディア変換部16Cは、付加情報記入デ
ータD41を、このとき付加情報の入手要求のあったコ
ンピュータ(情報提供広告主4)のデータ形式に準ずる
ように変換した付加情報記入データD42を通信部16
Aを介して情報提供広告主4のコンピュータ(図示せ
ず)に送信する。
【0059】これにより情報提供広告主4のコンピュー
タ(図示せず)のCPUは、例えば図10に示すような
付加情報記入画面を表示部に表示し、情報提供広告主4
に対して記入を促す。
【0060】このとき表示される付加情報の各項目は、
各情報提供広告主が希望する項目のみ記述し得るように
なされていることにより、結果としてテレビジョン放送
局10は、それぞれの情報提供広告主に対して、それぞ
れ情報提供広告主の意図に応じた付加情報をユーザに提
供し得ることになる。
【0061】従って情報提供広告主4は、例えば電話に
はアクセスして欲しく無い場合、コンピュータ(図示せ
ず)の入力部を介して有効期限の項目に「○○○○年、
△月□日」、ジャンルの項目に「スカート」、スポンサ
ーの項目に「××××会社」、URLの項目に「htt
p://www.%%%%%%%.ne.jp/」、位
置の項目に「緯度☆☆・経度◇◇」等とそれぞれ記入
し、電話の項目には記入せず、これを付加情報記入済デ
ータD43としてコンピュータ(図示せず)のCPU
は、通信インターフェイスを介して付加情報管理サーバ
16に(図9)返信することになる。
【0062】ここで、付加情報記入画面において、Ta
rget機器情報の項目は、アクセス項目(URL、位
置)が記述されたとき、当該記述されたアクセス項目に
応じて、扱い得る端末装置の組み合わせを識別コードに
て表す。つまり、Target機器情報の識別コード
は、情報提供広告主4の意図(使用して欲しい各端末装
置)を表していることになる。
【0063】付加情報管理サーバ16は、情報提供広告
主4のコンピュータ(図示せず)から供給された付加情
報記入済データD43に対して所定のセキュリティチェ
ックを行った後、これをメディア変換部16Cに送出す
る。メディア変換部16Cは、各情報提供広告主から供
給された付加情報記入済データD43をEPGデータに
準じたXMLに記述し直すようになされており、情報提
供広告主4から供給された付加情報記入済データD43
の内容である付加情報のうち、このとき記述されなかっ
た付加情報の項目(電話番号の項目)を省いてEPGデ
ータに準じたXMLに記述し直すことにより、付加情報
D44を生成し、これをEvent−ID「DRG
7」、LocalEvent−ID「LKIO」のファ
イルとしてデータベース16Dに格納する(図9)。
【0064】ここで、送信装置15のEPG生成部25
(図3)は、例えば1週間分のEPGデータを定期的に
作成するようになされており、この場合EPG生成部2
5は、図11に示すEPGデータ生成処理手順を実行す
る。
【0065】すなわち、図11においてEPG生成部2
5は、EPGデータ生成処理手順RT1に入ると、ステ
ップSP1に移って、XML記述にて所定の数のEve
nt−IDを生成し、ステップSP2に移る。
【0066】ステップSP2においてEPG生成部25
は、生成した所定の数(例えば1週間分のEvent−
ID)の各Event−IDに対してLocalEve
nt−IDを生成するか否かを判断する。ここで否定結
果が得られると、このことは生成した所定の数(例えば
1週間分のEvent−ID)の各Event−IDの
全てにLocalEvent−IDの付加を希望しない
というテレビジョン放送局10側の意思表示を表してお
り、このときEPG生成部25は、ステップSP4に移
る。
【0067】これに対してステップSP2において肯定
結果が得られると、このことは生成した所定の数(例え
ば1週間分のEvent−ID)の各Event−ID
の全て又はいづれかにLocalEvent−IDの付
加を希望するというテレビジョン放送局10側の意思表
示を表しており、このときEPG生成部25は、続くス
テップSP3に移る。
【0068】ステップSP3においてEPG生成部25
は、テレビジョン放送局10が所望するEvent−I
Dに所定数のLocalEvent−IDを付加し、さ
らに当該LocalEvent−IDに対して1つ又は
複数のカテゴリを付加し、ステップSP4に移る。
【0069】ステップSP4においてEPG生成部25
は、Event−ID又はLocalEvent−ID
のカテゴリに付加情報を付加するか否かを判断する。こ
こで否定結果が得られると、このことは生成したEve
nt−IDに対応する付加情報、又はLocalEve
nt−IDに対応する付加情報がない(テレビジョン放
送局10が生成した番組又は番組シーンに対して、各情
報提供広告主による付加情報の提供がない)ことを表し
ており、このときEPG生成部25は、ステップSP6
に移って、EPGデータ生成処理手順RT1を終了す
る。
【0070】これに対してステップSP4において肯定
結果が得られると、このことは生成したEvent−I
Dに対応する付加情報、又はLocalEvent−I
Dに対応する付加情報がある(テレビジョン放送局10
が生成した番組又は番組シーンに対して、各情報提供広
告主による付加情報の提供がある)ことを表しており、
このときEPG生成部25は、続くステップSP5に移
る。
【0071】ステップSP5においてEPG生成部25
は、Event−IDに対応する付加情報、又はLoc
alEvent−IDに対応する付加情報を(付加情報
管理サーバ16のデータベース16Dから読み出して)
付加し、続くステップSP6に移って、EPGデータ生
成処理手順RT1を終了する。
【0072】このように、情報提供システム1におい
て、テレビジョン放送局10は、EPGデータへ付加す
るLocalEvent−ID及び付加情報の記述をX
MLにて行うようになされていることにより、図12に
示すように1つの番組(Event−ID)に対して複
数のLocalEvent−ID、さらには複数のカテ
ゴリを付加することができ、また情報識別子により、付
加した各種単位(カテゴリ)に対応する複数の付加情報
を付加することができる(すなわちいくつものLoca
lEvent−ID、カテゴリ及び付加情報を付加し得
る)。因みに図13は、図12において上述した付加情
報の具体的なファイル記述例を示したものである。
【0073】このようしてEPG生成部25によって生
成されたEPGデータD25は、テレビジョン放送局1
0(図2)の送信装置15(図3)内マルチプレクサ2
3(図3)に出力される。
【0074】この場合マルチプレクサ23(図3)は、
EPG生成部25から供給されたEPGデータD25
と、このとき音声エンコーダ21から供給される音声符
号化データと、映像エンコーダ22から供給される映像
符号化データとのそれぞれに対して時分割多重化処理を
施すことによりビットストリームを生成し、当該ビット
ストリームにスクランブルをかけ、その結果得られた多
重化データD30を変調部24に出力することになる。
従って、結果として送信装置15は、EPGデータが重
畳されてなる放送波をIRD3に配信することとなる。
【0075】この場合、IRD3(図4)のフロントエ
ンド30では、受信した放送波の中からEPGデータが
重畳されているチャンネルの放送波を抽出し、当該抽出
したチャンネルの放送波を復調することにより多重化デ
ータD30を生成し、これをデマルチプレクサ31に送
出する。
【0076】デマルチプレクサ31は、多重化データD
30を一旦バッファ(図示せず)に記憶させ、当該記憶
させた多重化データD30を、予めIRD3が所有する
デスクランブル用の鍵データを用いて送信装置(図3)
で施されたスクランブルを解除した後、これを適宜に読
み出すことにより、EPGデータD25をバスBUSを
介してフラッシュメモリ41に転送して記憶させる。
【0077】このようにしてIRD3(図4)は、フラ
ッシュメモリ41に記憶されているEPGデータを定期
的に更新し、常に最新のEPGデータをフラッシュメモ
リ41に蓄積しておくようになされている。
【0078】この状態において、ユーザは例えばテレビ
ジョン装置11のモニタ12(図2)の表示画面を介し
て所望のテレビジョン番組(料理番組とする)を目視し
ているとき、例えば当該番組で使用している食材がどこ
で売られているか等、食材に関する詳細な情報を知りた
い場合、自ら所有するリムーバブルメディア5をIRD
3に設けられているスロットに装着するようになされて
いる。
【0079】このムーバブルメディア5は、図14に示
すように、各端末装置(IRD3、パーソナルコンピュ
ータ6、携帯電話7、PDA8及びナビゲーション装置
9)のスロットに装着するためのコネクタ5Aと、当該
コネクタ5Aに対してバスBUSを介して接続されたメ
モリ5Bとによって構成されている。
【0080】かかるリムーバブルメディア5がIRD3
(図4)に装着されると、リムーバブルメディア5の検
出用接点がIRD3内のリムーバブルメディアインター
フェイス43の接点と接続されることにより、インター
フェイス処理部44は、リムーバブルメディア検出用の
信号レベルの変化(論理「L」レベルから論理「H」レ
ベルの変化)を検出し、これによりCPU36に対して
インタラプト信号を送出することにより割り込み処理を
行う。これによりCPU36は、リムーバブルメディア
5が装着されたことを検出する。
【0081】因みにインターフェイス処理部44は、リ
ムーバブルメディア5に対するデータの授受において、
そのインターフェイス仕様に則ったプロトコル処理を行
う処理ブロックである。これによりインターフェイス処
理部44は、リムーバブルメディア5にユーザ固有の情
報となる付加情報を書き込み得る状態となる。
【0082】またリムーバブルメディアインターフェイ
ス43は、シリアルインターフェイスで構成され、少な
くとも3本のデータ線を有する。第1のデータ線は、デ
ータ伝送時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線
は、データ伝送時に必要なステータス信号を伝送し、第
3のデータ線は、リムーバブルメディア5に書き込み又
は読み出すデータをシリアルに伝送する。
【0083】リムーバブルメディア5がIRD3のスロ
ットに装着された(CPU36はリムーバブルメディア
5が装着されたことを検出している)状態において、ユ
ーザは、リモートコントローラ29を用いて所定の付加
情報取得操作を行うと、リモートコントローラ29は当
該操作に応じた命令信号S1を生成し、当該生成した命
令信号S1を赤外線に重畳してIRD3に送信する。
【0084】IRD3は、赤外線に重畳されて送信され
る命令信号S1を赤外線受信部28において受信する
と、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に対して光
電変換を施すことにより、赤外線に重畳された命令信号
S1を取り出し、これをCPU36に送出する。
【0085】これによりCPU36は、このときIRD
3が選択している(ユーザがモニタに表示している)料
理番組に対応したEvent−IDの下位階層に存在す
る全ての付加情報をフラッシュメモリ41からRAM3
9上に展開すると共に、ROM38に格納されている文
字や記号等の辞書データもRAM39上に展開し、当該
RAM39上で辞書データを基にこのとき展開された付
加情報に対してグラフィック処理を施すことにより、付
加情報選択画面データD45を生成し、これをグラフィ
ックエンジン40に送出する。
【0086】グラフィックエンジン40は、付加情報選
択画面データD45に対してディジタルアナログ変換処
理を施し、さらにはNTSC方式の輝度信号及び色差信
号に変換して付加情報選択画像信号S46を生成し、こ
れをRGBエンコーダ35に送出する。
【0087】RGBエンコーダ35は、グラフィックエ
ンジン40から供給された付加情報選択画像信号S46
と、このとき映像デコーダ33から供給される映像信号
とを混合してテレビジョン装置11(図2)に出力し、
テレビジョン装置11は当該付加情報選択画像信号S4
6に応じた映像及び例えば図15に示すような付加情報
選択画面をモニタ12(図2)に表示し、ユーザに対し
て選択を促す。
【0088】ユーザは、このとき表示された付加情報選
択画面に対して、リモートコントローラ29を用いて、
希望する番号を入力し、所定の取得操作を行うと、リモ
ートコントローラ29は当該操作に応じた命令信号S1
を生成し、当該生成した命令信号S1を赤外線に重畳し
てIRD3に送信する。
【0089】IRD3は、赤外線に重畳されて送信され
る命令信号S1を赤外線受信部28において受信する
と、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に対して光
電変換を施すことにより、赤外線に重畳された命令信号
S1を取り出し、これをCPU36に送出する。
【0090】これによりCPU36は、このときRAM
39上に展開されている付加情報のうち、ユーザによっ
て入力(選択)された番号に該当する付加情報をフィル
タ部42に送出する。
【0091】フィルタ部42は、予めIRD3のフラッ
シュメモリ41に登録されている登録情報に基づいて付
加情報にフィルタをかける(書き換える又は削除する)
ようになされている。
【0092】ここで、登録情報とは、IRD3において
ユーザが所持している各種端末装置を識別コードとして
登録する情報であり、この識別コードは、IRD3内の
フラッシュメモリ41に格納される。また識別コード
は、付加情報の項目であるTarget機器情報(図
6)の識別コードと対応する組み合わせからなり、リム
ーバブルメディア5が装着されたとき、CPU36によ
って読み出される。
【0093】この登録情報の登録方法において、ユーザ
がIRD3を購入したとき、リモートコントローラを用
いて所定の初期登録操作を行うと、CPU36は、例え
ば図17に示すような登録画面を表示し、ユーザに対し
て登録を促す。これに対してユーザは、登録画面にリモ
ートコントローラを用いて所定の登録操作を行って登録
する。このとき登録される登録内容は、CPU36によ
って登録情報の識別コードに反映される。つまり、登録
情報の識別コードは、ユーザが使用する端末装置の組み
合わせを表していることになる。
【0094】因みに、IRD3は、再度登録情報を書き
換えるようにもなされている。この場合、例えばユーザ
が新たに端末装置を購入したとき、リモートコントロー
ラを用いて所定の再登録操作を行うと、CPU36は再
度、図17に示すような登録画面を表示し、ユーザに対
して再度登録を促す。これに対してユーザは、登録画面
にリモートコントローラを用いて所定の登録操作を行っ
て再度登録する。このとき登録される登録内容は、CP
U36によって登録情報の識別コードに反映される。
【0095】ユーザによって入力(選択)された番号に
該当する付加情報がRAM39からフィルタ部42に送
出された状態において、フィルタ部42は、このときR
AM39から供給された付加情報のTarget機器情
報の識別コード(組み合わせ)と、登録情報(ユーザが
所持している機器としてパーソナルコンピュータ6、携
帯電話7、PDA8及びナビゲーション装置9を表す識
別コードとなっている)の識別コード(組み合わせ)と
の両方の組み合わせが一致する組み合わせとなるように
当該Target機器情報の識別コードを書き換える。
【0096】つまり、フィルタ部42は、情報提供広告
主が使用して欲しい端末装置の組み合わせを表すTar
get機器情報の識別コードと、ユーザが使用する端末
装置の組み合わせを表す登録情報の識別コードとの両方
が一致する(情報提供広告主が使用して欲しい端末装置
と、ユーザが使用する端末装置)組み合わせとなるよう
にTarget機器情報を書き換えることにより、その
とき書き換えられたTarget機器情報の識別コード
は、情報提供広告主が使用して欲しい端末装置のうち、
ユーザが使用し得る端末装置の組み合わせからなる。
【0097】すなわち、例えば付加情報のアクセス項目
(例えば「URL」項目、「位置」項目)にアクセス情
報(例えば「http://www.!!!!.co.
jp」、「N:38°24′15″/S:138°2
3′53″」が記述されることにより、Target機
器情報の識別コードに表されている扱い得る端末機器と
してパーソナルコンピュータ及びナビゲーション装置
(つまり、情報提供広告主が使用して欲しい端末装置と
してパーソナルコンピュータ及びナビゲーション装置が
表されている)となされ、登録情報の識別コードに表さ
れている扱い得る端末機器としてパーソナルコンピュー
タのみ(つまり、ユーザが所持する端末装置がパーソナ
ルコンピュータのみ)となされている場合、フィルタ部
42は、Target機器情報の識別コードを情報提供
広告主が使用して欲しい端末装置のうち、ユーザが使用
し得る端末装置の組み合わせ(つまり、パーソナルコン
ピュータ)に書き換える。
【0098】また、フィルタ部42は、予めIRD3内
のクロックに基づいて付加情報の有効期限に記述された
期限が越えているか否かを判断しており、IRD3内の
クロックよりも当該有効期限に記述された期限が越えて
いた場合、その付加情報に対してフィルタをかける(削
除する)ようにもなされている。
【0099】Target機器情報の識別コードが書き
換えられた状態において、フィルタ部42は、このとき
RAM39から供給された付加情報をリムーバブルメデ
ィアインターフェイス43及びコネクタ5Aを介してリ
ムーバブルメディア5のメモリ5Bに記憶させる。
【0100】ここで、リムーバブルメディア5が当該I
RD3のスロットに装着された状態において、IRD3
は、フラッシュメモリ41に格納されているEPGデー
タをLocalEvent−ID又は付加情報の項目毎
に検索し、当該検索した付加情報のうち、ユーザが所望
とする付加情報をリムーバブルメディア5のメモリ5B
に記憶させることもできる。
【0101】この場合、ユーザがリモートコントローラ
29から例えば検索画面を表示させるための所定の操作
を行うと、リモートコントローラ29は当該操作に応じ
た命令信号S1を生成し、当該生成した命令信号S1を
赤外線に重畳してIRD3に送信する。
【0102】IRD3は、赤外線に重畳されて送信され
る命令信号S1を赤外線受信部28において受信する
と、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に対して光
電変換を施すことにより、赤外線に重畳された命令信号
S1を取り出し、これをCPU36に送出する。
【0103】これによりCPU36は、このときROM
38に格納されている検索プログラムに基づいてテレビ
ジョン装置11のモニタ12に図18に示すような検索
指定画面を表示し、入力を促すようになされている。
【0104】これに対して、ユーザはリモートコントロ
ーラ29を用いて、キーワードとなる情報として例えば
「料理シーン」と入力し、所定の検索操作を行うと、リ
モートコントローラ29は当該操作に応じた命令信号S
1を生成し、当該生成した命令信号S1を赤外線に重畳
してIRD3に送信する。
【0105】IRD3は、赤外線に重畳されて送信され
る命令信号S1を赤外線受信部28において受信する
と、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に対して光
電変換を施すことにより、赤外線に重畳された命令信号
S1を取り出し、これをCPU36に送出する。
【0106】これによりCPU36は、このときフラッ
シュメモリ41に格納されているEPGデータの各種L
ocalEvent−IDのタイトル(図6)のうち、
「料理シーン」の文字が入力されている各付加情報をR
AM39上に展開すると共に、ROM38に格納されて
いる文字や記号等の辞書データもRAM39上に展開
し、当該RAM39上で辞書データを基にこのとき展開
された各付加情報に対してグラフィック処理を施すこと
により、検索結果画面データD35を生成し、これをグ
ラフィックエンジン40に送出する。
【0107】グラフィックエンジン40は、検索結果画
面データD35に対してディジタルアナログ変換処理を
施し、さらにはNTSC方式の輝度信号及び色差信号に
変換して検索結果画像信号S36を生成し、これをRG
Bエンコーダ35に送出する。
【0108】RGBエンコーダ35は、グラフィックエ
ンジン40から供給された検索結果画像信号S36と、
このとき映像デコーダ33から供給される映像信号とを
混合してテレビジョン装置11(図2)に出力し、テレ
ビジョン装置11は当該検索結果画像信号S31に応じ
た映像及び図19に示すような検索結果画面をモニタ1
2(図2)に表示する。
【0109】このようにしてIRD3は、テレビジョン
装置11(図2)に対して「料理シーン」がピックアッ
プされた検索結果画面を表示させ、ユーザに対してリム
ーバブルメディア5のメモリ5Bに記憶させるための選
択を促す。
【0110】ユーザは、このとき表示された検索結果画
面に対して、リモートコントローラ29を用いて、希望
する番号を入力し、所定の付加情報取得操作を行うと、
リモートコントローラ29は当該操作に応じた命令信号
S1を生成し、当該生成した命令信号S1を赤外線に重
畳してIRD3に送信する。
【0111】IRD3は、赤外線に重畳されて送信され
る命令信号S1を赤外線受信部28において受信する
と、当該赤外線受信部28は受信した赤外線に対して光
電変換を施すことにより、赤外線に重畳された命令信号
S1を取り出し、これをCPU36に送出する。
【0112】これによりCPU36は、このときRAM
39上に展開されている付加情報のうち、ユーザによっ
て入力(選択)された番号に該当する付加情報をフィル
タ部42に送出する。
【0113】フィルタ部42は、このときRAM39か
ら供給された付加情報のTarget機器情報の識別コ
ード(組み合わせ)と、登録情報(ユーザが所持してい
る機器としてパーソナルコンピュータ6、携帯電話7、
PDA8及びナビゲーション装置9を表す識別コードと
なっている)の識別コード(組み合わせ)との両方の組
み合わせが一致する組み合わせとなるように当該Tar
get機器情報の識別コードを書き換え、当該Targ
et機器情報を書き換えた付加情報をリムーバブルメデ
ィアインターフェイス43及びコネクタ5Aを介してリ
ムーバブルメディア5のメモリ5Bに記憶させる。
【0114】一方、ユーザはリモートコントローラ29
を用いて、キーワードとなる情報として例えば付加情報
の項目である「URL」と入力し、所定の検索操作を行
うと、CPU36は、フラッシュメモリ41に格納され
ているEPGデータの各種付加情報のうち、URLの項
目を有する付加情報のみRAM39上に展開し、「料理
シーン」を検索したときと同様にして、検索結果画面
(図19)をモニタ12(図2)に表示し、ユーザに対
してリムーバブルメディア5のメモリ5Bに記憶させる
ための選択を促す。さらにCPU36は、このときユー
ザが選択した項目の付加情報のTarget機器情報の
識別コードを書き換え、当該書き換えた付加情報をリム
ーバブルメディアインターフェイス43及びコネクタ5
Aを介してリムーバブルメディア5のメモリ5Bに記憶
させる。
【0115】すなわち、リムーバブルメディア5がIR
D3のスロットに装着されている状態において、ユーザ
がリモートコントローラ29を用いて所定の付加情報取
得操作を行うと、IRD3のCPU36は、付加情報記
録処理手順RT2に入り、ステップSP11に移って、
リモートコントローラ29の付加情報取得操作に応じた
全ての付加情報をメモリ(フラッシュメモリ41)から
抽出し、ステップSP12に移る。
【0116】ステップSP12においてCPU36は、
抽出した各付加情報の有効期限が過ぎているか否かを判
断する。ここで否定結果が得られると、このことは抽出
した全ての付加情報の有効期限が過ぎていないことを表
しており、このときCPU36は、ステップSP14に
移る。
【0117】これに対してステップSP12において肯
定結果が得られると、このことは抽出した各付加情報の
全て又はいづれかの有効期限が過ぎていることを表して
おり、このときCPU36は、続くステップSP13に
移る。
【0118】ステップSP13においてCPU36は、
各付加情報のうち、有効期限が過ぎている付加情報を削
除し、ステップSP14に移る。
【0119】ステップSP14においてCPU36は、
抽出した付加情報をリムーバブルメディアに記憶させ、
続くステップSP15に移って、付加情報記録処理手順
RT2を終了する。
【0120】このようにIRD3は、LocalEve
nt−ID及び情報識別子がEPGデータにXMLにて
記述されていることにより、種々の検索をすることがで
き、従ってユーザは情報量の多いEPGデータの中から
所望の付加情報を簡単にリムーバブルメディア5に記録
させることができる。
【0121】かかるリムーバブルメディア5のメモリ5
Bに各付加情報が記録なされた後、ユーザは固有に所有
するリムーバブルメディア5を端末装置(パーソナルコ
ンピュータ6、携帯電話7、PDA8又はネビゲーショ
ン装置9等)に装着することにより、リムーバブルメデ
ィア5が装着された端末装置は、リムーバブルメディア
5に記録されている付加情報を読み出し、当該読み出し
た付加情報に基づいてそのとき装着された端末機器に特
化(例えば携帯電話である場合には電話をかける、また
ナビゲーション装置である場合には位置を当該ナビゲー
ション装置の表示部に表示する等)した操作を行い得る
ようになされている。
【0122】すなわち、第1の端末装置として、パーソ
ナルコンピュータ6は、所定の接続処理を行ってインタ
ーネット(図示せず)にアクセスし得るようになされて
いる。このパーソナルコンピュータ6は、図20に示す
ように、CPU6A、RAM(Random Acce
ss Memory)6B、ROM(Read Onl
y Memory)6C、外部記憶手段であるリムーバ
ブルメディア5との間でデータを授受するリムーバブル
メディアインターフェイス(INF)6D、インターフ
ェイス処理部6J、通信網(図示せず)との間でデータ
を授受する通信インターフェイス6E、液晶表示パネル
等の表示部6Gに対して表示しようとするデータに応じ
た文字や図形を記憶したVRAM(Video RA
M)6F、及びキーボードやマウス等の入力部6Hをユ
ーザが操作することにより入力される信号をCPU6A
に伝える入力インターフェイス(INF)6Iがそれぞ
れデータバスBUSに接続されている。
【0123】CPU6AはROM6Cに格納されている
処理プログラムに従って種々の処理を実行するようにな
されており、当該処理に応じて各回路部を制御する。C
PU6Aはその各種処理内容を表示部6Gに表示する。
【0124】ここで、ユーザがリムーバブルメディア5
をリムーバブルメディア用スロットを有するリムーバブ
ルメディアインターフェイス6Dに装着すると、リムー
バブルメディア5の検出用接点がリムーバブルメディア
インターフェイス6Dの接点と接続することにより、イ
ンターフェイス処理部6Jはリムーバブルメディア検出
用の信号レベルの変化(論理「L」レベルから論理
「H」レベルへの変化)を検出し、CPU6Aに対して
インタラプト信号を送出することにり割り込み処理を行
う。
【0125】これによりCPU6Aはリムーバブルメデ
ィア5が接続されたことを検出する。因みにインターフ
ェイス処理部6Jはリムーバブルメディア5に対するデ
ータの授受においてそのインターフェイス仕様に則った
プロトコル処理を行う処理ブロックである。これにより
インターフェイス処理部6Jは、リムーバブルメディア
5に対してデータの読み出しを行い得る状態となる。
【0126】因みに、リムーバブルメディアインターフ
ェイス6Dは、シリアルインターフェイスで構成され、
少なくとも3本のデータ線を有する。第1のデータ線は
データ伝送時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線
はデータ伝送時に必要なステータス信号を伝送し、第3
のデータ線はリムーバブルメディア5に書き込み又は読
み出すデータをシリアルに伝送する。
【0127】インターフェイス処理部6Jがリムーバブ
ルメディア5に対してデータの読み出しを行い得る状態
において、CPU6はリムーバブルメディア5のメモリ
5Bに記録されている各付加情報それぞれのTarge
t機器情報に基づいて、当該パーソナルコンピュータ6
が使用し得る各付加情報のアクセス項目(例えば「UR
L」)及び当該各付加情報に対応するLocalEve
nt−IDのタイトル(すなわち番組シーンのタイトル
名)のみをそれぞれ読み出し、これらをVRAM6Fを
介して表示部6Gに一覧表示し、選択を促す。
【0128】この一覧表示に対して、ユーザが所望のU
RLを入力部6Hを介して選択すると、その旨を入力イ
ンターフェイス(INF)6IがCPU6Aに伝える。
【0129】これによりCPU6Aは、ユーザが入力部
を介して選択したURLをリムーバブルメディア5のメ
モリ5Bから読み出し、これをRAM6B上に展開する
ことにより、インターフェイス処理部6J及び通信イン
ターフェイス6Eを介して当該URLに該当するホーム
ページにアクセスする。これにより付加情報としてUR
Lを提供した情報提供広告主が作成したホームページ
は、パーソナルコンピュータ6の表示部6Gに表示さ
れ、これによりユーザは、URLを提供した情報提供広
告主に関する詳細情報を得ることができる。
【0130】このように、IRD3は、登録情報の識別
コードとTarget情報の識別コードに基づいてフィ
ルタをかける(書き換える)ようになされていることに
より、パーソナルコンピュータ6は、Target情報
の識別コードに基づいて扱い得る付加情報の各項目(U
RL)と、当該各付加情報に対応するLocalEve
nt−IDのタイトル(すなわち番組シーンのタイトル
名)のみを読み出すことができ、これによりパーソナル
コンピュータ6は当該読み出した付加情報の各項目(U
RL)と、当該各付加情報に対応するLocalEve
nt−IDのタイトルとの一覧を表示部6Gに表示す
る。
【0131】かくして、ユーザはリムーバブルメディア
5をパーソナルコンピュータ6に装着するだけで、当該
パーソナルコンピュータ6によって扱い得る情報のみが
選択し易く表示部6Gに表示されるため、この表示から
所望のURLを選択するだけで、当該選択したURLを
提供した情報提供広告主に関する詳細情報を取得するこ
とができる。
【0132】また第2の端末装置として、携帯電話7
は、図21に示すように、CPU7A、メモリ7B、リ
ムーバブルメディアインターフェイス(INF)7C、
インターフェイス処理部7N、電話回線(図示せず)と
の間で信号の送受信を行う送受信回路(RF)7E、送
受信回路部7Eにおいて受信したRF(Radio F
requency)信号をベースバンド信号に変換する
と共に送信しようとするベースバンド信号をRF信号に
変換するベースバンド処理部7D、マイクロホン7G及
びスピーカ7HとのインターフェイスであるMMI(M
an Machine Interface)部7F、
液晶表示パネル等の表示部7Iに対して表示しようとす
るデータに応じた文字や図形を記憶したVRAM7K、
及び入力部7JがデータバスBUSに接続された構成を
有する。
【0133】CPU7Aはメモリ7Bに格納されている
処理プログラムに従って種々の処理を実行するようにな
されており、当該処理に応じて各回路部を制御する。C
PU7Aの各種処理内容は必要に応じて液晶パネルで等
で構成された表示部7Iに表示される。
【0134】入力部7Jは、ユーザが所望の通話先の電
話番号が入力されると、当該電話番号を表すデータをC
PU7Aに供給する。これによりCPU7Aはユーザが
入力した電話番号で表される通話先に対して、送受信回
路部7Eを介して接続要求を送信する。このとき電話回
線(図示せず)は通話先の応答に応じて回線を接続す
る。回線が接続されると、送受信回路部7Eは、アンテ
ナ(図示せず)を介して受信した通話先からのRF信号
をベースバンド信号に変換する。ベースバンド処理部7
Dは当該変換されてなるベースバンド信号S7FをMM
I部7Fに供給することにより、受信された通話先から
の音声信号をスピーカ7Hから音声として出力する。
【0135】また、ユーザがマイクロホン7Gを介して
音声を入力すると、MMI部7Fはマイクロホン7Gか
ら供給される入力音声信号をベースバンド処理部7Dに
供給し、ここでベースバンド信号をRF信号に変換す
る。そして、ベースバンド処理部7Dは当該変換されて
なるRF信号を送受信回路部7Eを介して電話回線(図
示せず)に送出することにより、当該RF信号を回線接
続された通話先に送信する。かくして携帯電話7を使用
するユーザは、通話先との間で会話や種々の情報の授受
を行うことができる。
【0136】ここで、ユーザが携帯電話7を使用する際
に、自ら固有に所有するリムーバブルメディア5を携帯
電話7のリムーバブルメディア用スロットを有するリム
ーバブルメディアインターフェイス7Cに接続すると、
リムーバブルメディア5の検出用接点がリムーバブルメ
ディアインターフェイス7Cの接点と接続されることに
より、インターフェイス処理部7Nはリムーバブルメデ
ィア検出用の信号レベルの変化(論理「L」レベルから
論理「H」レベルへの変化)を検出し、これによりCP
U7A対してインタラプト信号を送出することにより割
り込み処理を行う。
【0137】これによりCPU7Aはリムーバブルメデ
ィア5が接続されたことを検出する。因にインターフェ
イス処理部7Nはリムーバブルメディア5に対するデー
タの授受においてそのインターフェイス仕様に則ったプ
ロトコル処理を行う処理ブロックである。これによりイ
ンターフェイス処理部7Nは、リムーバブルメディア5
に記録されている付加情報を読み出し得る状態となる。
【0138】インターフェイス処理部7Nがリムーバブ
ルメディア5に対してデータの読み出しを行い得る状態
において、CPU7Aはリムーバブルメディア5のメモ
リ5Bに記録されている各付加情報それぞれのTarg
et機器情報に基づいて、当該携帯電話7が使用し得る
各付加情報のアクセス項目(「TEL」)及び当該各付
加情報に対応するLocalEvent−IDのタイト
ル(すなわち番組シーンのタイトル名)のみをそれぞれ
読み出し、これらをVRAM7Kを介して表示部7Iに
一覧表示し、選択を促す。
【0139】この一覧表示に対して、ユーザが所望のU
RLを入力部7Jを介して選択すると、その旨をバスB
USを介してCPU6Aに伝える。
【0140】これにより、CPU7Aはユーザが入力し
た電話番号で表される通話先に対して、送受信回路部7
Eを介して接続要求を送信する。このとき電話回線(図
示せず)は通話先の応答に応じて回線を接続する。これ
により、ユーザは付加情報を提供した情報提供広告主か
ら直接、当該情報提供広告主に関する詳細な情報を聞く
ことができる。
【0141】このように、IRD3は、登録情報の識別
コードとTarget情報の識別コードに基づいてフィ
ルタをかける(書き換える)ようになされていることに
より、携帯電話7は、扱い得る付加情報の各項目(TE
L)及び当該各付加情報に対応するLocalEven
t−IDのタイトル(すなわち番組シーンのタイトル
名)のみを読み出すことができ、これにより携帯電話7
は、当該読み出した付加情報の各項目(TEL)及び当
該各付加情報に対応するLocalEvent−IDの
タイトル(すなわち番組シーンのタイトル名)のみの一
覧を表示部7Iに表示する。
【0142】かくして、ユーザはリムーバブルメディア
5を携帯電話7に装着するだけで、当該携帯電話7によ
って扱い得る情報のみが選択し易く表示部7Iに表示さ
れるため、この表示から所望の電話番号を選択するだけ
で、当該選択した電話番号を提供した情報提供広告主に
関する詳細情報を直接聴ことができる。
【0143】また第3の端末装置として、PDA8は、
所定の接続処理を行ってインターネット(図示せず)に
アクセスし得るようになされている。このPDA8は、
図22に示すように、CPU8A、RAM8B、ROM
8C、外部記憶手段であるリムーバブルメディア5との
間でデータを授受するリムーバブルメディアインターフ
ェイス(INF)8D、インターフェイス処理部8J、
通信網(図示せず)との間でデータを授受する通信イン
ターフェイス8E、液晶表示パネル等の表示部8Gに対
して表示しようとするデータに応じた文字や図形を記憶
したVRAM8F、及びキーボードやマウス等の入力部
8Hをユーザが操作することにより入力される信号をC
PU8Aに伝える入力インターフェイス(INF)8I
がそれぞれデータバスBUSに接続されている。
【0144】CPU8AはROM8Cに格納されている
処理プログラムに従って種々の処理を実行するようにな
されており、当該処理に応じて各回路部を制御する。C
PU8Aはその各種処理内容を表示部8Gに表示する。
【0145】ここで、ユーザがリムーバブルメディア5
をリムーバブルメディア用スロットを有するリムーバブ
ルメディアインターフェイス8Dに挿入すると、リムー
バブルメディア5の検出用接点がリムーバブルメディア
インターフェイス8Dの接点と接続することにより、イ
ンターフェイス処理部8Jはリムーバブルメディア検出
用の信号レベルの変化(論理「L」レベルから論理
「H」レベルへの変化)を検出し、CPU8Aに対して
インタラプト信号を送出することにり割り込み処理を行
う。
【0146】これによりCPU8Aはリムーバブルメデ
ィア5が接続されたことを検出する。因みにインターフ
ェイス処理部8Jはリムーバブルメディア5に対するデ
ータの授受においてそのインターフェイス仕様に則った
プロトコル処理を行う処理ブロックである。これにより
インターフェイス処理部8Jは、リムーバブルメディア
5に対してデータの読み出しを行い得る状態となる。
【0147】因みに、リムーバブルメディアインターフ
ェイス8Dは、シリアルインターフェイスで構成され、
少なくとも3本のデータ線を有する。第1のデータ線は
データ伝送時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線
はデータ伝送時に必要なステータス信号を伝送し、第3
のデータ線はリムーバブルメディア5に書き込み又は読
み出すデータをシリアルに伝送する。
【0148】インターフェイス処理部8Jがリムーバブ
ルメディア5に対してデータの読み出しを行い得る状態
において、CPU8Aはリムーバブルメディア5のメモ
リ5Bに記録されている各付加情報それぞれのTarg
et機器情報に基づいて、当該パーソナルコンピュータ
8が使用し得る各付加情報のアクセス項目(例えば「U
RL」)及び当該各付加情報に対応するLocalEv
ent−IDのタイトル(すなわち番組シーンのタイト
ル名)のみをそれぞれ読み出し、これらをVRAM8F
を介して表示部8Gに一覧表示し、選択を促す。
【0149】この一覧表示に対して、ユーザが希望する
情報として例えばURLを入力部8Hを介して選択する
と、その旨を入力インターフェイス(INF)8IがC
PU8Aに伝える。
【0150】これによりCPU8Aは、ユーザが入力部
を介して選択したURLをリムーバブルメディア5のメ
モリ5Bから読み出し、これをRAM8B上に展開する
ことにより、インターフェイス処理部8J及び通信イン
ターフェイス8Eを介して当該URLに該当するホーム
ページにアクセスする。これにより付加情報としてUR
Lを提供した情報提供広告主が作成したホームページ
は、パーソナルコンピュータ8の表示部8Gに表示さ
れ、これによりユーザは、URLを提供した情報提供広
告主に関する詳細情報を得ることができる。
【0151】このように、IRD3は、登録情報の識別
コードとTarget情報の識別コードに基づいてフィ
ルタをかける(書き換える)ようになされていることに
より、パーソナルコンピュータ8は、Target情報
の識別コードに基づいて扱い得る付加情報の各項目(U
RL)と、当該各付加情報に対応するLocalEve
nt−IDのタイトル(すなわち番組シーンのタイトル
名)のみを読み出すことができ、これによりパーソナル
コンピュータ8は当該読み出した付加情報の各項目(U
RL)と、当該各付加情報に対応するLocalEve
nt−IDのタイトルとの一覧を表示部8Gに表示す
る。
【0152】かくして、ユーザはリムーバブルメディア
5をパーソナルコンピュータ8に装着するだけで、当該
パーソナルコンピュータ8によって扱い得る情報のみが
選択し易く表示部8Gに表示されるため、この表示から
所望のURLを選択するだけで、当該選択したURLを
提供した情報提供広告主に関する詳細情報を取得するこ
とができる。
【0153】また第4の端末装置として、ナビゲーショ
ン装置9は、図23に示すように、CPU9A、RAM
9B、ROM9C、外部記憶手段であるリムーバブルメ
ディア5との間でデータを授受するリムーバブルメディ
アインターフェイス(INF)9D、インターフェイス
処理部9J、ナビゲーション装置9が搭載された自動車
の位置等の演算に必要な各種情報を生成する測位情報検
出部9Eと授受を行うインターフェイス9F、液晶表示
パネル等の表示部9Hに対して表示しようとするデータ
を生成するようになされたグラフィックコントローラ9
G、入力部9I、測位情報検出部9Eからの所定のデー
タに基づいてデータ再生部9Kを制御して音声信号S9
Mを生成する音声制御部9MがそれぞれデータバスBU
Sに接続されている。
【0154】CPU9AはROM9Cに格納されている
処理プログラムに従って種々の処理を実行するようにな
されており、当該処理に応じて各回路部を制御する。C
PU9Aはその各種処理内容をVRAM9Gを介して表
示部9Hに表示すると共に、必要に応じて音声制御部9
Mにおいて生成される音声信号S9Mによってスピーカ
(図示せず)から音声を出力する。
【0155】ユーザが入力部9Iを介して電源を投入す
る所定の操作を行うと、測位情報検出部9Eは、進行方
位検出部9Nにおいて地磁気を検出して得られた方位情
報信号S9N、角速度検出部9Pにおいて自動車の角速
度を検出して得られた角速度情報信号S9P、走行距離
検出部9Qにおいて自動車の走行距離を検出して得られ
た走行距離情報信号S9Q、GPS受信部9Rにおいて
複数のGPS衛星(図示せず)から得られる電波をアン
テナ9Uを介して受信し、当該受信して得られた測位情
報信号S9R、及び車速度検出部9Tにおいて自動車の
速度を検出して得られた速度情報信号S9T、交通情報
受信部9Vにおいて道路交通通信局(図示せず)から得
られる電波を常時アンテナ9Lを介して受信し、渋滞等
の交通情報でなる交通情報信号S9Vをそれぞれインタ
ーフエイス9Fに送出する。
【0156】インターフエイス9Fは、入力された各信
号(方位情報信号S9N、角速度情報信号S9P、走行
距離情報信号S9Q、測位情報信号S9R、速度情報信
号S9T及び交通情報信号S9V)をそれぞれディジタ
ル変換処理を施すことにより、方位情報データD9N、
角速度情報データD9P、走行距離情報データD9Q、
測位情報データD9R、速度情報データD9T及び交通
情報データD9Vをそれぞれ生成し、これらをバスBU
Sを介してCPU9Aに送出する。
【0157】CPU9Aは、ROM9Cに予め記憶保持
された所定のプログラムを読み出し、当該読み出したプ
ログラムに基づいて方位情報データD9N、角速度情報
データD9P、走行距離情報データD9Q、測位情報デ
ータD9R及び速度情報データD9Tに対して所定の演
算処理を実行し、この結果現時点の自動車の位置(緯
度、経度等)、出発地(又はナビゲーシヨン装置9の起
動)から現時点までの自動車の移動量、自動車の速度及
び自動車の進行方位等を算出し得るようになされてお
り、これらを自動車測位データD9Zとしてグラフィッ
クコントローラ9Gに送出する。
【0158】ここでデータ再生部9Kは、例えばデイジ
タルデータの形式で地図情報が記録されたCD−ROM
が予め装填されており、CPU9Aの制御のもとにCD
−ROMを再生して、上述した演算により算出された自
動車の位置を含む所定範囲の地図情報を地図情報データ
D9Yとしてグラフイツクコントローラ9Gに送出す
る。
【0159】グラフイツクコントローラ9Gは、表示部
9Hの画面に道路や交差点等からなる地図を表示し得る
ように地図情報データD9Yからフレーム単位の映像デ
ータを生成すると共に、自動車測位データD9Zに基づ
いて自動車の位置及び進行方位を表す自動車位置データ
を生成し、これらを合成して得られた表示データD9X
を表示部9Hに送出する。
【0160】これにより表示部9Hは、画面に地図を表
示すると共に、当該地図に自動車の位置及び進行方位を
表すマークを重ねて表示する。かくしてカーナビゲーシ
ヨン装置9を目視するユーザは、現時点の自動車の位置
及び当該自動車の進行方位を視覚的に認識することがで
きる。
【0161】また、ユーザが入力部9Iを介して所定の
目的地までの経路を探索するための所定の操作をする
と、CPU9AはROM9Cから経路探索プログラムを
読み出し、当該プログラムをRAM9B上に展開するこ
とにより、経路探索モードとなる。
【0162】この状態において、CPU9Aはデータ再
生部9Kを制御してCD−ROMを再生させ、当該CD
−ROMから現時点の自動車の位置から目的地までを含
む地図情報及び対応する道路情報を地図データD9Wか
ら選択し、当該選択した地図情報及び対応する道路情報
のうち、インターフェイス9Fから供給される交通情報
データD9Vに基づいて、最短時間となる地図情報及び
対応する道路情報を経路探索プログラムにより検索す
る。
【0163】そしてCPU9Aは、検索した地図情報及
び対応する道路情報と、自動車測位データD9Zに基づ
いて自動車の位置及び進行方位を表す自動車位置データ
とをグラフィックコントローラに送出し、グラフィック
コントローラは地図情報及び対応する道路情報と、自動
車位置データとを合成して表示部9Hに送出する。かく
してカーナビゲーシヨン装置9を目視するユーザは、所
定の目的地までの経路を探索することができる。
【0164】さらに音声制御回路9Mは、方位変更デー
タ(自動車が進行方位を変更する必要性をCPU9Aが
判断したときに生成される)に基づいてデータ再生部9
Mを制御してCD−ROMを再生させ、当該CD−RO
Mに予め記録された各種音声情報のうち、方位変更デー
タに応じた音声情報を読み出す。これにより音声制御回
路25は、右折や左折等の告知音を表す音声信号S9M
を生成し、これをスピーカ27に送出する。スピーカ2
7は、音声信号S9Mに応じた告知音を出力する。かく
して自動車を運転するユーザは、目的地までの経路に沿
つて自動車が走行している間に当該自動車が進行方位を
変更する必要があるとき、これに先立つて告知音が出力
されることにより、自動車の進行方位の変更を聴覚的に
認識することができる。
【0165】ここでユーザがリムーバブルメディア5を
リムーバブルメディア用スロットを有するリムーバブル
メディアインターフェイス9Dに挿入すると、リムーバ
ブルメディア5の検出用接点がリムーバブルメディアイ
ンターフェイス9Dの接点と接続することにより、イン
ターフェイス処理部9Jはリムーバブルメディア検出用
の信号レベルの変化(論理「L」レベルから論理「H」
レベルへの変化)を検出し、CPU9Aに対してインタ
ラプト信号を送出することにり割り込み処理を行う。
【0166】これによりCPU9Aはリムーバブルメデ
ィア5が接続されたことを検出する。因みにインターフ
ェイス処理部9Jはリムーバブルメディア5に対するデ
ータの授受においてそのインターフェイス仕様に則った
プロトコル処理を行う処理ブロックである。これにより
インターフェイス処理部9Jは、リムーバブルメディア
5に対してデータの読み出しを行い得る状態となる。
【0167】因みに、リムーバブルメディアインターフ
ェイス9Dは、シリアルインターフェイスで構成され、
少なくとも3本のデータ線を有する。第1のデータ線は
データ伝送時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線
はデータ伝送時に必要なステータス信号を伝送し、第3
のデータ線はリムーバブルメディア5に書き込み又は読
み出すデータをシリアルに伝送する。
【0168】インターフェイス処理部9Jがリムーバブ
ルメディア5に対してデータの読み出しを行い得る状態
において、CPU9Aはリムーバブルメディア5のメモ
リ5Bに記録されている各付加情報それぞれのTarg
et機器情報に基づいて、当該ナビゲーション装置9が
使用し得る各付加情報の項目(「位置」)及び当該各付
加情報に対応するLocalEvent−IDのタイト
ル(すなわち番組シーンのタイトル名)のみを読み出
し、当該読み出した各付加情報の項目をグラフィックコ
ントローラ9Gを介して表示部9Hに一覧表示し、選択
を促す。
【0169】この一覧表示に対して、ユーザが希望する
位置(場所:緯度及び経度)を入力部9Iを介して選択
すると、その旨をバスBUSを介してCPU9Aに伝え
る。
【0170】これによりCPU9AはROM9Cから経
路探索プログラムを読み出すと共に、リムーバブルメデ
ィア5のメモリ5Bからユーザによって選択された位置
情報(緯度及び経度)を読み出し、当該プログラム及び
位置情報(緯度及び経度)をRAM9B上に展開するこ
とにより、経路探索モードとなる。
【0171】この状態において、CPU9Aはデータ再
生部9Kを制御してCD−ROMを再生させ、位置情報
(緯度及び経度)に基づいて当該CD−ROMから現時
点の自動車の位置から目的地までを含む地図情報及び対
応する道路情報を地図データD9Wから選択し、当該選
択した地図情報及び対応する道路情報インターフェイス
9Fから供給される交通情報データD9Vに基づいて、
最短時間となる地図情報及び対応する道路情報を経路探
索プログラムにより検索する。
【0172】そしてCPU9Aは、検索した地図情報及
び対応する道路情報と、自動車測位データD9Zに基づ
いて自動車の位置及び進行方位を表す自動車位置データ
とをグラフィックコントローラに送出し、グラフィック
コントローラは地図情報及び対応する道路情報と、自動
車位置データとを合成して表示部9Hに送出する。かく
してナビゲーシヨン装置9を目視するユーザは、所定の
目的地までの経路を探索することができる。
【0173】このように、IRD3は、登録情報の識別
コードとTarget情報の識別コードに基づいてフィ
ルタをかける(書き換える)ようになされていることに
より、ナビゲーシヨン装置9は、扱い得る付加情報の各
項目(位置情報(経度及び緯度))及び当該各付加情報
に対応するLocalEvent−IDのタイトル(す
なわち番組シーンのタイトル名)のみを読み出すことが
でき、これによりナビゲーシヨン装置9は当該読み出し
た付加情報の各項目(位置情報(経度及び緯度))の一
覧を表示部9Hに表示する。
【0174】かくして、ユーザはリムーバブルメディア
5をナビゲーシヨン装置9に装着するだけで、当該ナビ
ゲーシヨン装置9によって扱い得る情報のみが選択し易
く表示部6Gに表示されるため、この表示から所望の位
置を選択するだけで、当該選択した位置を提供した情報
提供広告主の詳細な位置を知ることができる。
【0175】このように、リムーバブルメディア5に記
録される付加情報は、各端末装置に特化した詳細な情報
そのものではなく、あくまでアクセス情報(トリガ)の
みとなっており、これによりリムーバブルメディア5に
記録する記録容量は一段と抑えることができる。またユ
ーザは、所望の付加情報を固有に所持するリムーバブル
メディア5にアクセス情報(トリガ)を記録すると、一
段と多くの詳細な情報を取得し得る状態となっており、
これによりユーザは、希望する時間、又は希望する場所
で当該記録した付加情報に応じた端末装置にリムーバブ
ルメディア5を装着することができ、この結果、各端末
装置に特化した詳細な情報を取得することができる。
【0176】以上の構成において、テレビジョン放送局
10は、EPGデータへ記述する付加情報をXMLにて
行うようになされ、情報識別子がテレビジョン放送局1
0、IRD3及び各端末装置の間にて定義されているこ
とにより、各情報提供広告主に対して多岐の項目からな
る付加情報を提供することができる。従ってテレビジョ
ン放送局10は、各情報提供広告主の要望に応じて付加
情報の変更もすることができる。これにより各情報提供
広告主は、積極的にテレビジョン放送局10が作成する
番組に対して付加情報を提供するようになる。
【0177】この場合、テレビジョン放送局10は、E
PGデータへ付加するLocalEvent−IDの記
述もXMLにて行うようになされていることにより、各
情報提供広告主から提供される多くの各種付加情報を細
かく各種単位(カテゴリ)毎に分けて付加することこと
ができ、この結果テレビジョン放送局10は、一段と情
報量の多く、かつ細かく項目別になされた付加情報をE
PGデータに付加してユーザ(視聴者)に提供すること
ができるようになる。
【0178】またEPGデータにはLocalEven
t−ID及び情報識別子が設けられていることにより、
IRD3はテレビジョン放送局10において一段と情報
量の多く、かつ細かく項目別になされた付加情報が付加
されたEPGデータを、ユーザの意図に応じてさまざま
な角度から情報を検索することができる。この結果、受
信側であるIRD3は各ユーザ(視聴者)個人個人のニ
ーズに合わせて種々の選択を行わせることができる。
【0179】これによりユーザ(視聴者)は、1つの番
組毎に、一段と多くの情報(付加情報)を選択し得るよ
うになり、かつ所望の情報(付加情報)を簡単に取得す
ることができ、また固有に所持するリムーバブルメディ
アを希望するカテゴリに特化した情報のみを記憶させる
こともでき、当該リムーバブルメディアをいくつも所持
してリムーバブルメディア毎に特化した情報群を作成す
ることもできる。従ってユーザは、テレビジョン放送局
10から供給される番組を一段と意欲的に目視する。こ
の結果テレビジョン放送局10は、視聴率が一段と向上
すると共に、ユーザは、取得した所望の情報(付加情
報)に基づいて喚起した物品等を購入する機会も多くな
る。
【0180】かくして、情報提供システム1において
は、流通経済の活発化に絶大なる効果をもたらすと考え
られる。
【0181】以上の構成によれば、EPGデータへ記述
する付加情報をXMLにて行うようになされ、情報識別
子がテレビジョン放送局10、IRD3及び各端末装置
の間にて定義されていることにより、ユーザに対して一
段と情報量の多く、かつ細かく項目別になされた付加情
報が付加されたEPGデータをさまざまな角度から選択
を行わせることができる。
【0182】これによりユーザは、テレビジョン放送局
10から供給される番組を一段と意欲的に目視する。こ
の結果テレビジョン放送局10は、視聴率が一段と向上
すると共に、ユーザは、取得した所望の情報(付加情
報)に基づいて喚起した物品等を購入する機会も多くな
る。かくして、情報提供システム1においては、流通経
済の活発化に絶大なる効果をもたらす。
【0183】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、EPGデータに付加
情報を付加し、当該付加情報を付加したEPGデータを
マルチプレクサ23で音声符号化データ及び映像符号化
データと共に時分割多重化処理を施すことにより多重化
データを生成し、これを変調して送信装置15から放送
波としてIRD3に送信する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、付加情報を映像信号の垂直帰線消
去期間に重畳させ、これを変調して送信装置から放送波
としてIRDに送信するようにしても良い。
【0184】この場合、受信側の装置であるIRDは、
図4との対応部分に同一符号を付して示す図24におい
て、受信アンテナ(図示せず)によって受信した放送波
の中からフロントエンド30で付加情報が重畳されてい
るチャンネルの放送波を抽出し、当該抽出したチャンネ
ルの放送波を復調することにより映像信号S50を生成
してこれをRGBエンコーダ35及びVBI(Vert
ical Blanking Interval)スラ
イサ50に送出する。
【0185】VBIスライサ50は、映像信号S50か
ら付加情報D51を抽出し、これをRGBエンコーダ3
5に送出する。RGBエンコーダ35は、VBIスライ
サ50から供給された付加情報D51をアナログ変換す
ることにより、付加情報信号を生成し、当該生成した付
加情報信号と、このときフロントエンド30から供給さ
れる映像信号S50とを混合した混合信号S52をテレ
ビジョン装置11(図2)に出力し、テレビジョン装置
11は、この混合信号S52に応じた映像及び図25に
示すようなアイコン80付きの番組画面をモニタ12に
表示する。
【0186】このように付加情報を映像信号の垂直帰線
消去期間に重畳させ、これを変調して送信装置から放送
波としてIRDに送信するようにすれば、ユーザが視聴
する番組の付加情報の有無をアイコン80によって視覚
的に認識させることができる。
【0187】また上述の実施の形態においては、EPG
データに付加情報を付加し、当該付加情報を付加したE
PGデータをマルチプレクサ23で音声符号化データ及
び映像符号化データと共に時分割多重化処理を施すこと
により多重化データを生成し、これを変調して送信装置
から放送波としてIRD3に送信する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、付加情報を電子透かし情
報として映像信号又は音声信号に埋め込むようにしても
良い。
【0188】この場合、送信側の装置である送信装置1
5(図3)においては、テレビジョン放送局10におい
て作成されたテレビジョン番組の映像信号に付加情報
(電子透かし情報)を埋め込み、当該付加情報が埋め込
まれた映像信号を変調部24(図3)に送出するように
なされた付加情報埋め込み部58を設ける。
【0189】付加情報埋め込み部58は、図26に示す
ように、端子51を介して入力される映像信号S51を
FFT(Fast Fourier Transfor
mation)処理回路53に受ける。FFT処理回路
53は、映像信号S51を時間領域から周波数領域に変
換して周波数スペクトラムS53を生成し、周波数スペ
クトラムS53を可変フィルタ回路55に出力する。
【0190】また付加情報埋め込み部58は端子52を
介して入力された付加情報(電子透かし情報)S52を
乗算回路54に受ける。乗算回路54は、付加情報S5
2に微小振幅のPN(Pseudo Noise:疑似
ランダム雑音)系列信号S57を乗じることで、付加情
報S52を広い周波数帯域にスペクトラム拡散した微小
レベルの振幅の付加情報信号S54を生成し、付加情報
信号S54を可変フィルタ回路55に出力する。
【0191】可変フィルタ回路55は、周波数スペクト
ラムS53に応じたフィルタ特性で付加情報信号S54
をフィルタ処理することにより付加情報信号S55を生
成し、これを加算回路56に出力する。
【0192】加算回路56は、端子51からの付加情報
S51と可変フィルタ回路55からの付加情報信号S5
5とを加算することにより、付加情報付き映像信号S3
1を生成し、これを変調部24(図3)に送出する。
【0193】因みに、付加情報埋め込み部58は、端子
51を介して入力される信号が音声信号であっても図2
5において上述した場合と同様に処理するようになされ
ている。
【0194】一方、受信側の装置であるIRD3(図
4)においては、映像信号に埋め込まれている付加情報
を抽出し、当該抽出した付加情報をRGBエンコーダ3
5(図4)に送出するようになされた付加情報抽出部1
01を設ける。この場合、図27に示すように、付加情
報抽出部101には、受信アンテナ(図示せず)によっ
て受信した放送波の中からフロントエンド30で付加情
報が重畳されているチャンネルの放送波を抽出し、当該
抽出したチャンネルの放送波を復調することにより付加
情報付き映像信号S75が入力される。
【0195】付加情報抽出部101は、入力される付加
情報付き映像信号S75をFFT処理部70及び可変フ
ィルタ71に出力する。
【0196】FFT処理回路70は、付加情報付き映像
信号S75を時間領域から周波数領域に変換して周波数
スペクトラムS70を生成し、これを可変フィルタ71
に出力する。可変フィルタ71は、周波数スペクトラム
S70に応じたフィルタ特性で、周波数スペクトラムS
70に含まれる付加情報S71を抽出し、抽出された付
加情報S71を乗算回路72に出力する。
【0197】乗算回路72は、付加情報S71に送信側
と同じPN系列符号S57を乗じることにより、PN系
列符号が除去された元の付加情報S72を生成し、これ
をRGBエンコーダ35(図4)に送出する。
【0198】RGBエンコーダ35は、付加情報抽出部
101から供給された付加情報S72をアナログ変換す
ることにより、付加情報信号を生成し、当該生成した付
加情報信号と、このときフロントエンド30から供給さ
れる映像信号とを混合した混合信号をテレビジョン装置
11(図2)に出力し、テレビジョン装置11は、この
混合信号に応じた映像及び図25に示すようなアイコン
80付きの番組画面をモニタ12に表示する。
【0199】このように付加情報を付加情報として映像
信号又は音声信号に埋め込むようにすれば、受信側にお
いて、ユーザが視聴する番組の付加情報の有無をアイコ
ン80によって視覚的に認識させることができる。
【0200】また上述の実施の形態においては、ICメ
モリを内蔵したスティック状の携帯型記録媒体(リムー
バブルメディア)を使用する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えばCD−R(Compact
Disk Recordable)やハードディスク
ドライブ等、種々の記録媒体、さらには種々の形状のも
のを使用するようにしても良い。要は、ユーザが固有に
所持し得る記録媒体であれば、種々の形状の記録媒体を
適用し得る。
【0201】また上述の実施の形態においては、端末装
置としてIRD3、パーソナルコンピュータ6、携帯電
話7、PDA8及びナビゲーション装置9にユーザが固
有に所有するリムーバブルメディア5を装着する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばビデオ
テープレコーダ等、種々の端末装置に広く適用すること
ができる。
【0202】また上述の実施の形態においては、テレビ
ジョン放送局10が放送波を配信する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えばラジオ局等、他の
種々の放送局、さらには種々の放送システム(例えば地
上波放送等)に広く適用することができる。
【0203】また上述の実施の形態においては、付加情
報を記述する言語としてXMLを用いる場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えばSGML(Sy
nchronized Multimedia Int
egration Language)等、要は、可変
長に記述し得る言語を広く適用することができる。
【0204】また上述の実施の形態においては、IRD
3がリムーバブルメディア5のメモリ5Bに記録する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばテ
レビジョン装置等、要は、放送波を受信し得る装置又は
当該放送波を受信し得る装置と接続手段を介して接続さ
れる装置に適用することができる。
【0205】さらに上述の実施の形態においては、EP
G生成部25を送信装置15に設ける場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、付加情報管理サーバ16
に設けるようにしても良い。この場合、上述の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0206】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、情報送信
装置は、提供情報を可変長で記述することにより、提供
情報として任意の数の単位情報を配信し、情報受信装置
は、配信された単位情報の中から任意の単位情報を選択
することにより、放送局の提供する情報を有効に利用し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報提供システム1の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明による情報提供システム1のシステム例
の全体構成を示すブロック図である。
【図3】送信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】受信装置(IRD)の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】EPGデータ構造を示す略線図である。
【図6】付加情報のファイル構造を示す略線図である。
【図7】Event−ID及びLocalEvent−
IDと付加情報の各項目との関係を示す略線図である。
【図8】付加情報記入手順を示すシーケンスチャートで
ある。
【図9】付加情報管理サーバの構成を示すブロック図で
ある。
【図10】付加情報記入画面の表示例を示す略線図であ
る。
【図11】EPGデータ生成処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】EPGデータのファイル構造例を示す略線図
である。
【図13】EPGデータのファイル記述例を示す略線図
である。
【図14】リムーバブルメディアの構成を示すブロック
図である。
【図15】付加情報選択画面の表示例を示す略線図であ
る。
【図16】付加情報記録処理手順を示すフローチャート
である。
【図17】登録画面の表示例を示す略線図である。
【図18】検索指定画面の表示例を示す略線図である。
【図19】付加情報選択画面の表示例を示す略線図であ
る。
【図20】パーソナルコンピュータの構成を示すブロッ
ク図である。
【図21】携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図22】PDAの構成を示すブロック図である。
【図23】ナビゲーション装置の構成を示すブロック図
である。
【図24】IRDの構成を示すブロック図である。
【図25】番組画面の表示例を示す略線図である。
【図26】付加情報埋め込み部の構成を示すブロック図
である。
【図27】付加情報抽出部の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1……情報提供システム、2……放送局、3……受信装
置(IRD)、4……情報提供広告主、5……リムーバ
ブルメディア、5A……コネクタ、5B……メモリ、6
……パーソナルコンピュータ、6A、7A、8A、9
A、36……CPU、6D、7C、8D、9D、43…
…リムーバブルメディアインターフェイス、6J、7
N、8J、9J、44……インターフェイス処理部、7
……携帯電話、8……PDA、9……ナビゲーション装
置、11……テレビジョン装置、15……送信装置、1
6……付加情報管理サーバ、23……マルチプレクサ、
25……EPG生成部、31……デマルチプレクサ、4
1……フラッシュメモリ、58……付加情報埋め込み
部、101……付加情報抽出部。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月8日(2000.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 Fターム(参考) 5C025 BA14 BA25 BA27 CA09 CA16 CB03 CB06 CB08 CB10 DA01 DA05 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA09 CA23 CA34 CA36 DA07 DA13 EB39 EB45 5K061 BB17 DD00 FF11 GG11

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報送信装置から種々の提供情報を情報受
    信装置に配信する情報提供システムにおいて、 上記情報送信装置は、上記提供情報を可変長で記述する
    ことにより、上記提供情報として任意の数の単位情報を
    配信し、 上記情報受信装置は、上記配信された単位情報の中から
    任意の単位情報を選択することを特徴とする情報提供シ
    ステム。
  2. 【請求項2】上記単位情報は、 上記情報送信装置から配信される有意情報を単位とする
    ことを特徴とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】上記情報送信装置は、 テレビジョン番組に上記提供情報を重畳して配信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】上記情報送信装置は、 上記提供情報をXML(eXtensible Mar
    kup Language)で記述することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】種々の提供情報を情報受信装置に配信する
    情報送信装置において、 上記提供情報を可変長で記述することにより上記提供情
    報として任意の数の単位情報を配信する配信手段を具え
    ることを特徴とする情報送信装置。
  6. 【請求項6】上記単位情報は、有意情報を単位とするこ
    とを特徴とする請求項5に記載の情報送信装置。
  7. 【請求項7】上記配信手段は、 テレビジョン番組に上記提供情報を重畳して配信するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の情報送信装置。
  8. 【請求項8】上記配信手段は、 上記提供情報をXML(eXtensible Mar
    kup Language)で記述することを特徴とす
    る請求項5に記載の情報送信装置。
  9. 【請求項9】種々の提供情報を情報受信装置に配信する
    情報送信方法において、 上記提供情報を可変長で記述することにより上記提供情
    報として任意の数の単位情報を配信することを特徴とす
    る情報送信方法。
  10. 【請求項10】上記単位情報は、有意情報を単位とする
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報送信方法。
  11. 【請求項11】テレビジョン番組に上記提供情報を重畳
    して配信することを特徴とする請求項9に記載の情報送
    信方法。
  12. 【請求項12】上記提供情報はXML(eXtensi
    ble Markup Language)で記述され
    ることを特徴とする請求項9に記載の情報送信方法。
  13. 【請求項13】可変長で記述され任意数の単位情報から
    なる提供情報を受信する情報受信装置において、 上記受信した提供情報から任意の単位情報を選択する選
    択手段を具えることを特徴とする情報受信装置。
  14. 【請求項14】上記単位情報は、有意情報を単位とする
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報受信装置。
  15. 【請求項15】上記単位情報は、所定の詳細情報の情報
    源へのアクセス情報であることを特徴とする請求項13
    に記載の情報受信装置。
  16. 【請求項16】上記選択手段は、 所定のテレビジョン番組に重畳して配信された上記提供
    情報から上記任意の単位情報を選択することを特徴とす
    る請求項13に記載の情報受信装置。
  17. 【請求項17】上記提供情報はXML(eXtensi
    ble Markup Language)で記述され
    ていることを特徴とする請求項13に記載の情報受信装
    置。
  18. 【請求項18】可変長で記述され任意数の単位情報から
    なる提供情報を受信する情報受信方法において、 上記受信した提供情報から任意の単位情報を選択するこ
    とを特徴とする情報受信方法。
  19. 【請求項19】上記単位情報は、有意情報を単位とする
    ことを特徴とする請求項18に記載の情報受信方法。
  20. 【請求項20】上記単位情報は、所定の詳細情報の情報
    源へのアクセス情報であることを特徴とする請求項18
    に記載の情報受信方法。
  21. 【請求項21】所定のテレビジョン番組に重畳して配信
    された上記提供情報から上記任意の単位情報を選択する
    ことを特徴とする請求項18に記載の情報受信方法。
  22. 【請求項22】上記提供情報はXML(eXtensi
    ble Markup Language)で記述され
    ていることを特徴とする請求項18に記載の情報受信方
    法。
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