JP2001308888A - 光ネットワークエレメントおよびこれを含む光通信システム - Google Patents
光ネットワークエレメントおよびこれを含む光通信システムInfo
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Abstract
バインディング情報を、光シグナリングから電気シグナ
リングへの変換を必要とすることなしに自動的に発見す
ることができる。 【解決手段】 LANのようなアウトオブバンドチャネ
ルを通して通信する一群の光ネットワークエレメントの
うちの1つが、ネットワークエレメントリーダーとして
選ばれる。選択の後、リーダーネットワークエレメント
は、ポート発見プロセスを調整し、ポート認識を要求
し、リクエストに応答し、他のメッセージは、1つの非
リーダーネットワークエレメントから別のものへのアウ
トオブバンドチャネル上で、ネットワークエレメントリ
ーダーを通して送られる。認識プロセスが、リーダーネ
ットワークエレメントによりセットアップされると、光
テスト信号は、認識要求ネットワークエレメントから全
ての他のネットワークエレメントへ、問題となるリンク
に沿って、送信される。
Description
けるポートアイデンティティの決定に係り、特に、異種
の通信システムにおけるポートアイデンティティの自動
決定に関する。
ンのスコレイスクエアセクションのアパートメントの3
階ウォークアップ屋根裏部屋内で、アレクサンダーグラ
ハムベルは、電話線を通して伝送された最初のセンテン
スを話した。それから123年で、技術革新が、通信産
業を劇的に変化させた。例えば、通信交換システムは、
1つの回線を別の回線に物理的に繋ぐ人間のオペレータ
の介在により1つの機器が別の機器へ階層的交換ネット
ワークを通して電気的に接続される「手作業の(hand o
perated)」システムから遙かに進歩した。
電気接続(各方向に少なくとも1チャネル)、即ち情報
を交換するためのチャネルの排他的使用をユーザに提供
する接続は、回線交換(circuit switching)またはラ
インスイッチング(line switching )と呼ばれてい
る。人間のオペレータは、電子交換システム(ESS)
を使用するシステムにより大幅に置き換えられて来た。
ここで、機器は、電子システムによりネットワークを通
して自動的に接続される。
は、電気的シグナリングの代わりにまたはこれに加えて
光シグナリングを使用する。光信号および電気信号の両
方を使用する交換システムは、全光システムが達成する
かも知れない動作速度を得ることは不可能である。則ち
現存するシステムは、データ伝送のために光信号を使用
するが、交換のために光信号を電気信号に変換し、交換
された電気信号を更なる伝送のために光信号に再変換す
る。全光通信システムに関連する困難のうちの1つは、
ポートバインディング情報の発見である。則ち、全光交
換器のような光ネットワークエレメント(NE)は、通
信システム内のそれ自体と他の光NEとの間のポート対
ポート接続性を知ることができない。
続性情報、則ちポートバインディング情報が、光シグナ
リングから電気シグナリングへの変換を必要とすること
なしに自動的に見いだされ得ることが極めて望ましい。
信ネットワークにおいて、リンク接続は、自動ポート認
識プロセスを受け、リンクのためのポートバインディン
グ情報が検出され、記録され、そして、リンクがベアラ
トラフィックを伝送するために使用される前に、リンク
により接続されるネットワークエメントと共有される。
LANのようなアウトオブバンド(out of band)チャネ
ルの出力を通して通信する一群の光ネットワークエレメ
ントのうちの1つが、NEリーダー(NE leader )とし
て選ばれる。
ロセスを調整し、ポート「認識」を要求し、要求に応答
し、他のメッセージが、1つの非リーダーNEから別の
ものへアウトオブバウンドチャネル上をNEリーダーを
通して送られる。認識プロセスが、リーダーNEにより
セットアップされると、光テスト信号が、認識要求NE
からの質問で、リンクを通してネットワーク中の全ての
他のNEへ送信される。光テスト信号は、テスト目的の
ため以外に設定された周波数の光であってもよく、また
はデータ通信のために共通に使用される光であってもよ
い。テストとの関連で、いずれかの光信号の存在は、テ
スト信号として解釈され得る。
ートの各々においてパワーレベルを監視し、エネルギレ
ベルの増大が検出される非アクティブポートが、問題と
されるリンクに付属するポートであると決定される。本
発明の原理により光信号を使用しかつ受信ポートにおい
て受信したパワーを測定することの1つの利点は、光信
号を電気信号に変換し、その電気信号を解釈する必要が
ないことである。したがって、NEの動作速度は、維持
され、ポート発見に関連する複雑さおよび付随するコス
トが最小化され得る。
は、リンクステータステーブルおよび認識要求待ち行列
を含む。NEは、そのポートのうちのどれが認識された
か、即ちどのリンクが発見されたそれらのポートバイン
ディング情報を有したかを決定するためのリンクステー
タステーブルを使用する。NEは、認識されなかったリ
ンク上でリンク認識プロセスを実行する。NEリーダー
は、受信された認識要求を要求待ち行列中に入れ、それ
らが待ち行列のフロントへ来たときにその要求を処理す
る。
O待ち行列)である場合、要求は、受信された順序で処
理されるが、他の優先順位付けスキームも可能である。
リンクステータステーブルにより、光交換システムのよ
うな各光NEは、リンクが未認識であることを示すリン
ク認識ステータスを有するリンク接続を選択し、関連リ
ンク接続のための認識プロセスを実行することができ
る。
ワークにおいて、リンク接続は、自動ポート認識プロセ
スを受け、リンクのためのポートバインディング情報が
検出され、記録され、かつリンクがベアラトラフィック
を送信するために使用される前に、リンクにより接続さ
れるネットワークエレメントと共有される。LANのよ
うなアウトオフバウンドチャネルを通して通信する一群
の光ネットワークエレメントのうちの1つが、NEリー
ダーとして選択される。
ロセスを調整し、即ち、ポート認識を要求し、要求に応
答し、他のメッセージが、1つの非リーダーNEから別
のものへのアウトオブバンドチャネル上をNEリーダー
を通して送られる。認識プロセスがリーダーNEにより
セットアップされると、光テスト信号が、認識要求NE
から受信NEへ、問題となるリンク上を送信される。
された周波数の光であってもよく、またはデータ通信の
ために一般に使用される光であってもよい。テストとの
関連で、いずれかの光信号の存在は、テスト信号として
解釈され、光受信パワーの測定が、テストインジケータ
として使用され得る。受信NEは、それらの非アクティ
ブポートにおいてパワーレベルを監視し、エネルギレベ
ルの増大が検出された非アクティブポートが、問題とな
るリンクに付属するポートであると決定される。
うに、本発明の原理による光通信システムは、複数の光
ネットワークエレメントO1,O2,O3,Ok,Ok+1 お
よびONを含む。各ネットワークエレメントは、光ネッ
トワークエンメントO1のポート104(P1)、ポー
ト106(P2)、およびポート108(P3)および
光ネットワークエレメントOk+1のポート110(P
1)、ポート112(P2)およびポート14(P3)
のようなポートにより他のネットワークエレメントに接
続されている。
O1のポートP1 104は、NE O k+1のポートP3
115へリンク116により接続され、NE O1のポー
トP2106は、リンク118によりNE Ok+1のポー
トP4 117に接続され、NE O1のポートP3 1
08は、リンク120によりNE ONのポートP311
4に接続されている。同様に、NE O2のポートP1
119は、リンク121によりNE Ok+1のポートP2
123へ接続され、NE O2のポートP2125は、
リンク127によりNE ONのポートP1 110に接
続され、NE O2のポートP3 129は、リンク13
1によりNE ONのポートP2 112により接続され
ている。
135によりNE Ok+1のポートP1 137へ接続さ
れ、NE OkのポートP2 139は、リンク141に
よりNE Ok+1のポートP2 143に接続され、NE
OkのポートP3 145は、リンク147によりNE
Ok+1のポートP1 149へ接続されている。リンク
116,118,120,121,127,131およ
び147の各々は、SONET/SDHトランスポート
レベルを使用し、それらが運ぶデータに加えて、オーバ
ヘッド、コントロール、情報が、これらの光リンクによ
り送られる。
O3,Ok,Ok+1およびONのポート相互接続性を決定す
るために、これらのリンクにおいて運ばれる制御情報を
使用することは可能であるが、そのようなことを引き受
けることに関連するコストは、会計および性能の両方に
おいて厄介となる。それにも関わらず、このポート相互
接続性情報は、いくつかのアプリケーションに対して必
要とされ、この相互接続性情報の人手による発見および
記録は、大きな欠点を有する。
びそれぞれNE O1,O2,O3,O k,Ok+1およびON
内に配置されたインタフェース124,126,14
9,151,153および155により形成される「ア
ウトオブバンド(out of band)」通信チャネルが、ポー
ト相互接続性情報を自動的に発見するために使用され
る。一群のNEを接続し、管理のためのパスおよび接続
されるNEの制御を提供するローカルエリアネットワー
ク(LAN)の形を取り得る。
は、図2Aおよび2Bのテーブルに示されたリンクステ
ータステーブルを含む。NEは、そのポートのうちのど
れが認識されたか、即ちどのリンクが発見されたそれら
のポートバインディング情報を有していたかを決定する
ためにリンクステータステーブルを使用する。NEは、
認識されなかったリンクについてリンク認識プロセスを
実行する。テーブル2Aは、リンク認識ステータスおよ
びリンクワーキングステータスの許容可能な組合せを列
挙する。
識された場合、ベアラトラフィックのみを取り扱うこと
になる。これは、リンク認識ステータス“0”およびリ
ンクワーキングステータス“1”の組合せが許されない
という事実が反映されている。未認識ポートにおいて受
信されるパワーレベルの変化を作り出しかつそれにより
ポートバインディング情報をあらわにするために本発明
により使用される光信号は、リンクの他の端部に付属す
るポートから直接的に送られることができ、またはNE
内に存在し得るテスト信号源のような別の信号源からそ
のポートにスイッチされ得る。
リンク接続認識ステータスおよびリンク伝送ステータス
を有する各ポートにおいて受信されたパワーを測定す
る。このようにして、認識プロセスのためのパワー測定
は、アクティブな送信段におけるポートで通常受信され
るパワーと混同されることになる。パワーが未認識ポー
トにおいて検出される場合、そのポートは、認識信号で
あるかアラーム信号であるかを決定するために信号を検
査するデジタルモニタへ(例えば、テストポートにおい
て)接続され得る。
信号が認識信号である場合、ポートバインディング情報
が、以下に詳細に説明するように、記録されかつ通信さ
れる。代替的に、各到来ポートは、可能性のある自動同
定信号をフィルタするために、タッピングデバイスと適
合され得る。
たは非リーダーの役割のいずれかを演じる。各非リーダ
ーNEは、仮想リーダーでTCP接続をセットアップす
る。NEリーダーまたは仮想リーダーは、以下のように
選択される。仮想リーダーNEは、以下LANと呼ぶ同
じアウトオブバンドチャネル上の全ての非リーダーNE
とTCP接続をセットアップする。全部でN個の光NE
があると仮定すると、必要とされるTCP接続の総数
は、2*(N−1)である。
接続が使用される場合、N(N−1)個の接続が必要と
なる。非リーダーNEが故障した場合、NE自体の故障
によりまたはNEのLAN接続の故障により、NEリー
ダーは、図示しないネットワーク管理システムにその故
障を通知する。リーダーNEが故障した場合、NEの故
障によりまたはLANのその接続により、リーダー選択
プロセスが繰り返され、新たに選択されたリーダーが、
ネットワーク管理システムに以前のNEの故障を通知す
ることになる。
トコル、AIRP)が、通信セッションのためのトラン
スポートレイヤとして、LAN接続またはTCPを使用
するシリアルリンクのいずれかを使用することができ
る。ポート相互接続性が、単一のAIRPセッションで
2つの同等物間で発見され、ポート相互接続性情報を確
立しかつ維持するために、AIRPセッションが、NE
が初期化されまたはリブートされるたびに実行されなけ
ればならない。以下に詳細に説明するように、NEは、
それがリンクされたNEへポート同定開始メッセージを
送ることにより、ポート相互接続性発見プロセスを開始
することができる。
化またはリブートのような様々な状況下でそれがネット
ワークリンクにより結びつけられたNEへ認識要求メッ
セージを送ることにより、ポート相互接続性発見プロセ
スを開始することができる。メッセージは、まず、NE
のリーダーを通過する。即ち、本発明の原理によれば、
ネットワークエレメントは、ポート同定プロセスを調整
するリーダーを選ぶ。開始NEに関連づけられたリーダ
ーが、その関連するNEからのポート認識要求を待ち行
列に入れ、ネットワークエレメントO1 のような開始ネ
ットワークエメントからの認識要求を、アウトオブバン
ドリンク122により、開始ネットワークエレメント以
外の全てのネットワークエメントへ同報する。
E O1は、受信ネットワークエレメントからのアクノレ
ッジメント信号を待ち、受信されると、アクノレッジメ
ント信号を開始NEへ送り、そして開始NEは、ポート
P1 104のような特定ポートから受信ネットワーク
エレメントへテストメッセージを送信する。開始ネット
ワークエレメントにより送信されるテスト信号は、光信
号であり、例えばいずれかの周波数の光または特別なテ
スト周波数の光であり得る。
22により開始ネットワークエレメントに送った後、他
のNEは、どのポートがテストメッセージを受信したか
を検出するためにそれらのポートをポーリング(pollin
g )する。これは、そのポートにおいて受信された光パ
ワーレベルの増大により分かる。受信ネットワークエレ
メントが、そのポートのうちのどれがテストメッセージ
を受信したかを検出すると(この例示的な例において、
ポートP3 115である)、受信ネットワークエレメ
ントは、ポートバインディング情報を記録し、それ自体
のポートをポーリングすることをやめる。
は、検出メッセージを開始ネットワークエレメントO1
へ送る。この検出メッセージは、受信ネットワークエレ
メントのポートアイデンティティを含み、アウトオブバ
ンドチャネル122により送信される。受信ネットワー
クエレメントOk+1 からの検出メッセージの受信によ
り、開始ネットワークエレメントO1 は、SONET/
SDHリンク118によるテストメッセージの送信をや
め、ポートバインディング情報を記録し、認識アクノレ
ッジメントメッセージを、アウトオブバンドチャネル1
22により受信ネットワークエレメントOk+1 へ送信す
る。
セージを含む。1.対応するサイドが相互接続認識プロ
セスに参加することを要求するために使用されるAIRP_R
ecognition_Requestメッセージ。2.SONET仮想リ
ーダーにより、ポーリングプロセスをスタートするよう
各SONET NEに通知するために使用されるAIRP_R
ecognition_Notificationメッセージ。3.ATM仮想
リーダーにより、所定のATM NEのリンク認識要求
を与えるために使用されるAIRP_Recognition_Grantメッ
セージ。4.要求サイドに対応する相互接続ID情報を
知らせるために使用されるAIRP_Recognition_Detected
メッセージ。5.要求サイドにより要求されたサイドへ
肯定的なアクノレッジメントメッセージを送り返すため
に使用されるAIRP_Ackメッセージ。6.要求された側に
より、所定の否定的アクノレッジメントシナリオを示す
ために使用されるAIRP_Nakメッセージ。
態および初期化の時点でのこれらの状態間の変化を示
す。このプロセスは、ステップ300において、スター
ト状態を開始する。ここで、NEは、AIRP_Helloメッセ
ージを送り、アクノレッジメントタイマー(ACK_timer
)をスタートさせる。NEは、グループMACアドレ
スを有すると仮定されている。スタート状態から、プロ
セスは、ステップ302、待機状態へ進む。ACK_タ
イマーが満了する前にAIRP_Leader_Ack を受信した場
合、NEはタイマーを停止させ、ステップ304、即ち
TCPセットアップ状態に移る。
受信する場合、NEはAIRP_Hello_Ackメッセージを戻す
ことになる。NEが他のNEからAIRP_Hello_Ackを受信
する場合、そのNEは、AIRP_Hello_Ackメッセージに含
まれる情報を記憶することになる。Ack_タイマー
が、NEがAIRP_Hello_Ackを受信する前にタイムアウト
する場合、そのNEは、タイマーを停止させ、ステップ
300、スタートステップに戻る。リーダーからのアク
ノレッジメントメッセージがないために、Ack_タイ
マーがタイムアウトするが、Neが他のNEからAIRP_H
ello_Ackメッセージを受信する場合、NEは、タイマー
を停止させ、ステップ306、リーダー計算状態へ進
む。タイムアウトまたはAIRP_Hello_Ackメッセージ以外
のいずれかのメッセージの受信により、NEをスタート
状態300へ戻す。
NEは、NEリーダーとして同定されたNEとのTCP
接続をセットアップする。このNEは、状態変数re-sta
rt=0,1にリセットし、ステップ308、非リーダー
動作状態へ進む。1は、一旦リーダーとの接続を失い、
リーダーとのその接続を再確立したNEに対して使用さ
れる。そして、NEがリーダーとのTCP接続をうまく
確立できなっか(接続タイムアウト)場合、NEは、ス
テップ300、スタートステップに戻る。NEがAIRP_H
elloメッセージを受信した場合、AIRP_Hello_Ackメッセ
ージに戻る。
は、他のNEのAIRP_Hello_Ackメッセージから受信した
MACアドレスおよびそれ自体のMACアドレスを含む
全てのMACアドレスをソートし、これらのアドレスに
基づいてリーダーを選ぶ。例えば、最高のアドレスを有
するNEがリーダーとして使用され、NE自体が最大の
MACアドレスを有する場合、それが選ばれるものとさ
れ、ステップ312に進んで、そのNEがリーダーとし
て動作する。そうでない場合、NEはステップ310へ
進み、そのNEは非リーダーとして動作する。NEがAI
RP_Helloメッセージを受信した場合、そのNEはAIRP_H
ello_Ackメッセージを戻す。
て、NEは、図4および5との関連で以下に詳細に説明
する非リーダーモードにおいて動作することになる。N
EがAIRP_Helloメッセージを受信する場合、そのNEは
AIRP_Hello_Ackメッセージを戻す。NEがAIRP_Closeメ
ッセージを受信する場合、そのNEはAIRP_Ackメッセー
ジを戻し、ステップ300、スタートステップに戻る。
タイマーが満了する前にNEがリーダーからAIRP_Keep_
Alive メッセージを受信する場合、そのNEはAIRP_kee
p_Alive_Ack メッセージをリーダーに戻す。
_Keep_Alive メッセージを受信しない場合、NEはその
Keep_aliveタイマーを再スタートさせ、ステップ31
4、ディトライ状態に進む。全ての他の動作メッセージ
は、そのNEを、ステップ308、動作状態に保つこと
になる。動作状態は、図5に関連して以下に詳細に説明
され、これは非リーダー動作状態を含む。
t-a-reader)」状態において、NEは、AIRP_Leader_Ac
k メッセージの受信を待ち、それがそのアクノレッジメ
ントタイマーの期間内にそのようなメッセージを受信す
る場合、そのNEは、そのリーダーNEの情報を記録
し、ステップ304、セットアップTCP状態に進む。
ステップ310、ノットアリーダー状態において、NE
は、リーダーの情報を記録し、NEがタイマー期間内に
AIRP_Leader_Ack メッセージを受信する場合、ステップ
304へ進む。NEが、タイマー期間内にAIRP_Leader_
Ack メッセージを受信しない場合、NEは、ステップ3
00、スタート状態に進む。NEがAIRP_Helloメッセー
ジを受信する場合、NEはAIRP_Hello_Ackメッセージを
戻す。
仮想リーダーノードであるNEが、AIRP_Leader_Ack メ
ッセージを、ハローメッセージをリーダーノードに送っ
た全てのNEへ送る。NEの状態変数re-startの値が1
である場合、NEはネットワークマネージメントシステ
ムに、以前のリーダーノードのロスを通知する。また、
NEは、リスタート状態変数をゼロにリセットし、ステ
ップ316、NEが接続を待つ状態に進む。NEがAIRP
_Helloメッセージを受信する場合、NEはAIRP_Leader_
Ack メッセージを戻す。
NEがタイマー期間内にAIRP_Keep_Alive メッセージを
受信する場合、NEは、AIRP_Keep_Alive_Ack メッセー
ジをリーダーに戻す。キープアライブタイマーがタイム
アウトする場合、NEは、re-start状態変数を1にセッ
トし、ステップ300、スタート状態に進む。NEがAI
RP_Helloメッセージを受信する場合、NEは、AIRP_Hel
lo_ackメッセージを戻すことになる。ステップ316、
待機接続状態において、NEがTCP接続要求を受信
し、他のNEとのTCP接続をセットアップした場合、
選ばれた仮想リーダーであったNEはステップ318へ
進む。
接続要求を受信しない場合、リーダーNEは、それがL
AN接続を失ったかまたは何らか他の故障が起きたと仮
定して、そのNEはステップ300、スタートステップ
に進む。NEが特定のノードとTCP接続を確立できな
い場合、リーダーNEは、その待機リストからそのノー
ドをドロップすることになる。そのような場合におい
て、待機リストからドロップされたノードは、AIRP_Hel
loメッセージを再同報することになる。リーダーNE
は、AIRP_Helloメッセージを受信する場合、リーダーN
EはAIRP_Leader_Ack メッセージを戻すことになる。
て、NEは、図4および6を参照して以下に詳細に説明
するように、仮想リーダー動作状態において動作するこ
とになる。要するに、リーダーNEが、この状態におい
てAIRP_Helloメッセージを受信する場合、リーダーは、
AIRP_Leader_Ack メッセージを戻す。リーダーは、AIRP
_Keep_Alive メッセージを全ての他の接続されたNEへ
周期的に送り、これらのNEからの対応するAIRP_Keep_
Alive_Ack メッセージの受信を待つ。
ive_Ack メッセージを受信しない場合、リーダーNE
は、何らかの故障がNEに起きたと仮定し、ネットワー
クマネージメントシステムに故障を通知し、故障したN
EとのTCP接続を引き外す。リーダーNEは、AIRP_C
loseメッセージを受信する場合、またはAIRP_Keep_Aliv
e_Ack メッセージを受信しない場合、ステップ300、
スタート状態に戻ることになる。いずれか他の動作メセ
ージは、リーダーをステップ318のリーダー動作状態
に保つことになる。
テムは、光NEのいずれかが仮想リーダーとなるべきか
どうかを決定することができる。ネットワークマネジメ
ントシステムは、例えば、最初に配備された光交換シス
テムを仮想リーダーとして選ぶことができ、そのような
場合、状態図のステップ306および310が、省略さ
れ、リーダーNEがステップ300からステップ312
へ直接的に進むことになる。
によるNE間のメッセージ交換シナリオを示す。この例
において、光NEリーダーOLは、OLそれ自体およびそ
の関連するNE O1,Oi,およびON を含むネットワ
ーク中の全てのNEに対する自動化されたポートバイン
ディング発見プロセスを調整する。この例において、全
ての光NEが、矢印400により示されているように、
AIRP_Recognition_RequestメッセージをNEリーダーO
L へ送る。AIRP_recognition_requestメッセージは、交
換器の名前、スロット番号、およびリクエストメッセー
ジに関連づけられたポートのポート番号のような物理リ
ンクID情報を含む。
FO待ち行列を含み、リンク認識要求が、それらが生成
されたときに待ち行列中に配置される。リンク認識要求
は、リクエストが待ち行列の最上部に到達すると、NE
リーダーOL に送られ得る。その関連するNEからのリ
ンク認識要求を受信した後、光リーダーOL は、要求を
そのリクエスト待ち行列に入れる。リクエスト待ち行列
は、例えば、FIFO待ち行列であり、待ち行列からリ
クエストが表れたとき、それらのリクエストを処理す
る。この例のようにFIFOの場合において、OL は、
要求が受信された順序で要求を取り扱う。他の優先順位
付けスキームも可能である。
に到達すると仮定し、OLのリクエスト待ち行列の前側
に到達すると仮定すると、NE OLは、ステップ402
において、AIRP_Recognition_Notification を送ること
により、リクエスティングNE,O1 以外の全ての接続
された光NEに通知する。SONET NEがこの通知
を受信すると、SONET NEは、未認識リンクステ
ータス、即ち、この実施形態において、“0”にセット
されたリンクステータスを有する各到来ポートにおいて
受信されたパワーレベルを測定することを開始する。
ップ404において、AIRP_Recognition_Ackメッセージ
をリーダーOLに戻す。リーダーNE OLがO1を除く全
ての光交換NEからAIRP_Ackを受信した後、リーダーN
E OLは、ステップ406において、AIRP_Recognition
_GrantメッセージをNE O1へ送信する。NE O1がAI
RP_Recognition_Grantメッセージを受信するとき、NE
O1は、図示しない関係するリンク上でのAIRP光テ
スト信号の送信を開始する。
場合、それは、AIRP_Recognition_Detected メッセージ
をリーダーNE OLへ送ることにより、検出を報告す
る。この例において、NE Oiが認識信号を受信すると
仮定すると、NE Oiは、AIRP_Recognition_Detected
メッセージをリーダーNE OL へステップ408にお
いて送信する。関係するポートバインディング情報を含
むAIRP_Recognition_DetectedメッセージをNE Oiか
ら受信した後、NEリーダーOLは、AIRP_Ackメッセー
ジを、ステップ410において、O1を除く全ての光交
換NEへ送信する。
パワーレベルの測定をやめ、光NEOiは、認識信号が
検出されたポートにおけるパワーステータスが「ノーパ
ワー」ステータスに戻ることを保証するために、タイマ
ーをスタートさせる。ステップ412において、NEリ
ーダーOLは、ポートバインディング情報を含むAIRP_Re
cognition_DetectedメッセージをリクエスティングNE
O1へ送信する。
受信の後、NE O1 は、そのリンクステータステーブ
ルを修正し、テスト信号の送信を停止し、ステップ41
4において、AIRP_AckメッセージをリーダーNE OLへ
戻す。O1 が他の未解決のリンク認識要求を有する場
合、O1は、OLへ要求を再び送り始める。検出ポートの
パワーステータスが「ノーパワー」ステータスに戻ると
き、NE O1は、AIRP_AckメッセージをNEリーダーO
Lへ送る。リーダーNEがリスエスターNE O1 および
ディテクタNE Oiの両方からAIRP_Ackメッセージを受
信したとき、認識セッションは、完了し、リーダーNE
OLは、「リーダーとして動作(operatingas a leader
)」キャパシティを継続する。これは、図6を参照し
て以下に詳細に説明する。
用されるプロトコルデータユニット(PDU)のフォー
マットおよび内容、即ち本発明の原理による新しい自動
相互接続認識プロトコル(AIRP)を、以下に説明す
る。
ジがその後に続くAIRPヘッダである。 AIRPヘッダは: Version PDU length Version:プロトコルのバージョン番号を含む2オクテ
ットの無符号(unsigned)整数。このバージョンの仕様
は、AIRPプロトコルバージョン1を特定する。
テットで特定する2オクテットの整数。これは、Versio
nおよびPDU lengthのフィールドを含まない。AIR
Pは、AIRPメッセージ中で運ばれる情報の多くをエ
ンコードするために、TLV(Type-Length-Value )エ
ンコーディングスキームを使用する。AIRP TLV
は、2オクテットのLengthフィールドがその後に続き、
可変長Valueフィールドがその後に続く1オクテットのT
ypeフィールドとしてエンコードされている。
ンコードする。 Length Valueフィールドの長さをオクテットで特定する。 Value タイプフィールドにより特定されるように解釈されるべ
き情報をエンコードするLengthオクテットのオクテット
ストリング。
AIRPメッセージタイプがある。 AIRP_Hello TLV:(IPあて先アドレス=マルチキャストアドレス) Type=1 Length=0 AIRP_Hello_Ack TLV: Type=2 Length=0 AIRP_Leader_Ack TLV: Type=3 Length=0 AIRP_Close TLV: Type=4 Length=0 AIRP_Keep_Alive TLV:(IPあて先アドレス=マルチキャストアドレス) Type=5 Length=0 AIRP_Keep_Alive_Ack TLV: Type=6 Length=0 AIRP_Reset TLV: Type=7 Length=0 AIRP_Recognition_Request TLV: Type=8 Σlength(value_fieldi) Length= i バリューフィールド定義: メッセージシーケンNo. リンク接続ID リンク接続オプティクスタイプ AIRP_Recognition_Notification TLV: Type=9 Length=0 AIRP_Recognition_Grant TLV: Type=10 Σlength(value_fieldi) Length= i バリューフィールド定義: Recognition_request メッセージシーケンスNo. AIRP_Recognition_Detected TLV: Type=11 Σlength(value_fieldi) Length= i バリューフィールド定義: 検出器のIPアドレス Recognition_request メッセージシーケンスNo. 関連リンク接続ID情報 関連リンク接続オプティクスタイプ情報 AIRP_Ack TLV: Type=12 Length=0 AIRP_Nak TLV: Type=13 Length=0
作は、図5の説明との関連で説明する。NEは、それが
スタートされるまたはリセットされるとき、スタート状
態500にある。システムコンフィグレーションが完全
にインストールされて、AIRPリーダーとのTCP接
続が確立されたと仮定されている。NEがリセットされ
た場合、NEはAIRP_Resetメッセージを光リーダーNE
へ送る。リンク初期化は、システムスターティング/リ
セット時または実行時のいずれかにおいて起きる可能性
がある。
NEに送られることを保証するために、全ての入力リン
ク初期化要求が、待ち行列、この実施形態においてはF
IFO待ち行列中に置かれる。待ち行列の前側にある要
求のみが、リーダーNEに送られる。非リーダーNEが
リーダーNEからメッセージを受信するとき、受信され
たメッセージはAIRP_Recognition_Grantメッセージであ
る場合、非リーダーNEは状態502、送信状態へ進
む。一方、受信されたメッセージがAIRP_Recognition_N
otification メッセージである場合、非リーダーは、ス
テップ508、通知された(notified)状態に進む。
移る場合、非リーダーNEは、そのポートバインディン
グ情報が認識されているポートから光認識信号を送信す
ることを始める。そして、NEは、リーダーNEからの
認識不要メッセージを待つ。別のリンク認識要求が到着
する場合、要求は、リクエスティング待ち行列のエンド
に置かれる。仮想リーダーからのAIRP_Recognition_Det
ected メッセージの受信は、非リーダーに、ウェーティ
ングタイマーをストップさせ、状態4、検出状態506
へ移らせる。しかし、ウェーティングタイマーが、非リ
ーダーが仮想リーダーからAIRP_Recognition_Detected
メッセージを受信する前に満了した場合、非リーダー
は、その代わりに、状態3、通知(notify)状態504
へ進む。
リーダーNEは、ネットワークマネージメントシステム
に認識プロセスの故障を通知し、非リーダーNEは、状
態1、スタート状態500に戻る。通知状態504の間
に到着するいずれかのリンク認識要求は、リクエスティ
ング待ち行列のエンドに置かれる。状態4、認識検出状
態506において、非リーダーNEは、ポートバインデ
ィング情報を記録し、検出信号の送信をやめる。そし
て、NEは、AIRP_Ackメッセージを、仮想リーダーNE
に戻し、非リーダーは、スタート状態500に戻る。検
出状態506の間に到着するいずれかのリンク認識要求
は、リクエスティング待ち行列のエンドに置かれる。
非リーダーNEは、その未認識ポートの全てにおいて受
信されたパワーの測定をスタートする。この実施形態に
おいて、これは、これらのポートが“0”にセットされ
たリンク認識ステータスを有することを意味する。ま
た、NEは、検出タイマーをスタートさせ、AIRP_Ackメ
ッセージを仮想リーダーNEへ戻す。通知された状態5
08の間に到着したいずれかのリンク認識要求は、リク
エスティング待ち行列のエンドに置かれる。
0において、非リーダーNEが仮想リーダーから、別の
NEが既に認識メッセージを検出したことを示すAIRP_A
ckメッセージを受信する場合、NEは、タイマーをスト
ップし、状態1、スタート状態500へ移る。その他の
場合、NEは、何らかの時点で、未認識ポートで、しき
い値レベルのパワーを検出することになる。この事象が
起きると、非リーダーNEは、ポート情報を記録し、検
出結果を仮想リーダーに戻す。ポーリング状態510の
間に到着するいずれかのリンク認識要求は、リクエステ
ィング待ち行列のエンドに置かれる。
非リーダーNEが仮想リーダーからAIRP_Ackメッセージ
を受信する場合、NEは、検出されたポートバインディ
ング情報を記録するためにそのリンクステータステーブ
ルを更新し、ポート認識ステータスを、未認識から認識
へ(この例において、0から1へ)変更する。また、N
Eは、状態8へ進む。検出された状態512の間に到着
するいずれかのリンク認識要求は、リクエスティング待
ち行列のエンドに置かれる。
NEは、検出されたポートにおけるパワーレベルが非ア
クティブレベルに戻ったことを決定する場合、AIRP_Ack
メッセージを仮想リーダーに戻す。そして、NEは、ス
タート状態500へ戻る。検出された状態512の間に
到着するいずれかのリンク認識要求は、リクエスティン
グ待ち行列のエンドに置かれる。
は、図6の説明との関連で説明される。NEは、スター
トされるとき、またはリセットされるとき、スタート状
態600にある。システムコンフィグレーションが完全
にインストールされ、他のNEとのTCP接続が確立さ
れたことが仮定されている。リンク初期化は、システム
スターティング/リセット時または実行時のいずれかに
おいて起き得る。ただ1つの認識信号が一度に受信NE
に送られることを保証するために、全ての到来リンク初
期化リスエストが、待ち行列、この実施形態においてF
IFO待ち行列に入れられる。
が、リーダーNEへ送られる。仮想リーダーNEは、そ
のNEリクエスト待ち行列およびそれ自体のリンク認識
リクエスト待ち行列をクリアする。その間に、仮想リー
ダーNEは、その状態変数:my_request_status をチェ
ックし、それがゼロである場合、そのリンク認識待ち行
列のトップにあるリクエストが、NEリクエスト待ち行
列のエンドに置かれ、my_request_status が、1にセッ
トされる。
合、リンク認識リクエストは、リーダーNE自体のリン
ク認識待ち行列のエンドに置かれる。別のNEからのい
ずれかの到来認識リクエストは、NEリクエスト待ち行
列のエンドに置かれる。別のNEからのいずれかのリセ
ットメッセージは、仮想リーダーを、リセットメッセー
ジを送ったNEからの未解決のリクエストの全てを、リ
ーダーNEのリクエスト待ち行列から取り除かせること
になる。
ない場合、リクエスト待ち行列のフロントのリクエスト
が、仮想リーダーにより取り扱われる。リーダーNE
は、AIRP_Recognition_Notification メッセージを、リ
クエスティングNEを期待する全てのNEへ送る。仮想
リーダーが、リクエスタNEでない場合、リーダーは、
AIRP_Recognition_Notification メッセージをそれ自体
に送る。N−1個のそのようなメッセージの全てが、N
個のNEのシステムにおいて送られる。
ation メッセージを受信すると、サーバは、未認識の
(例えば、“0”にセットされたポート認識ステータス
を有する)全てのポートにおけるパワー測定をスタート
させる。そしてリーダーは、AIRP_Ackメッセージをそれ
自体に送る。リーダーNEが、認識パワー信号を検出す
る場合、リーダーNEは、AIRP_Recognition_Detected
メッセージをそれ自体に送る。AIRP_Recognition_Notif
ication メッセージの送信の後、リーダーは、状態2、
同期化状態602へ進む。
が、(N−1)個のAIRP_Ackメッセージを受信する場
合、リーダーNEは、AIRP_Recognition_Grantメッセー
ジを、選択されたリクエスタへ、即ち、そのリクエスト
が待ち行列のフロントに到達したリクエスタへ送る。リ
ーダーは、ウェーティングタイマーをスタートさせ、状
態3、待機状態604へ進む。選択されたリクエスタが
仮想リーダー自体である場合、それがAIRP_Recognition
_Grantメッセージを受信すると、選択されたリクエスト
は、ポートバインディング情報が求められているポート
からの認識信号の送信を開始する。
それ自体からの別のリンク認識リクエストを受信する場
合、そのリクエストは、リーダーNEのリンク認識待ち
行列のエンドにおかれる。別のNEからのリクエストが
この状態において到着する場合、そのリクエストは、N
Eリクエスト待ち行列のエンドにおかれる。別のNEか
らのAIRP_Resetメッセージは、仮想リーダーに、NEリ
クエスト待ち行列から、全てのセンディングNEの未解
決の認識リクエストを除去させることになる。
ーがタイムアウトし、検出メッセージがタイムアウト前
に受信されなかった場合、仮想リーダーは、状態1、ス
タート状態600へ戻り、そこで、リクエスト待ち行列
中のいずれか他のリクエストの処理を進める。タイマー
が満了しない場合、リーダーNEがAIRP_Recognition_D
etected メッセージを受信するとき、リーダーNEは、
AIRP_Ackメッセージを、選択されたリクエスタ以外の全
てのN−1個のNEへ送る。
AIRP_Ackメッセージを受信する場合、リーダーNEは、
検出プロセスを停止させる。リーダーNE自体が、AIRP
_Ackメッセージの受信の前に認識情報を明らかにする場
合、リーダーは、それがAIRP_Ackメッセージを受信し、
検出されたポートのポート認識ステータスを、未認識か
ら認識へ(0から1へ)変更するとき、検出プロセスを
停止することになる。リーダーは、認識信号が最早そこ
で受信されていないことを示すパワーレベルシフトを検
出するために、検出されたポートを監視することにな
る。
されていないと決定するとき、リーダーNEは、AIRP_A
ckメッセージをそれ自体に送る。この状態の間、それ自
体の別のリンク認識リクエストが到着する場合、リクエ
ストは、リーダー自体のリンク認識待ち行列のエンドに
置かれる。別のNEからのリクエストが到着する場合、
リクエストは、リーダーNEのNEリクエスト待ち行列
のエンドに置かれる。別のNEからのリセットメッセー
ジが、仮想リーダーに、NEリクエスト待ち行列からセ
ンディングNEの未解決のリクエストの全てを除去させ
ることになる。
った後、状態4、フォワーディング状態606へ進み、
この状態において、リーダーNEは、検出された情報を
検出されたリクエスタに送る。この状態の間、それ自体
の別のリンク認識リクエストが到着する場合、そのリク
エストは、リーダー自体のリンク認識待ち行列のエンド
に置かれる。別のNEからのリクエストが到着する場
合、そのリクエストは、リーダーNEのNEリクエスト
待ち行列のエンドに置かれる。別のNEからのリセット
メッセージは、仮想リーダーに、NEリクエスト待ち行
列から、センディングNEの未解決のリクエストの全て
を除去させる。
スタである場合、仮想リーダーは、そのリンクステータ
ステーブルを更新するために受信された検出メッセージ
を使用し、それ自体のリンク認識待ち行列が空であるか
どうかを調べるためにチェックすることになる。そのリ
ンク認識待ち行列が空でない場合、リーダーは、そのリ
ンク認識待ち行列のトップリクエストを、NEリクエス
ト待ち行列のエンドに動かす。その他の場合、リーダー
NEは、my_request_status を0に戻し、認識されたポ
ートにおける認識信号の送信を停止し、AIRP_Ackメッセ
ージを仮想リーダーに送る。状態4からリーダーNE
は、状態5 608へ進む。
ーダーが、選択されたリクエスタおよび検出器の両方か
らAIRP_Ackメッセージを受信すると、リーダーは、状態
1、スタート状態600へ戻る。この状態の間、それ自
体の別のリンク認識リクエストが到着する場合、リクエ
ストは、リーダー自体のリンク認識待ち行列のエンドに
置かれる。別のNEからのリクエストが到着する場合、
そのリクエストは、リーダーNEのNEリクエスト待ち
行列のエンドに置かれる。別のNEからのリセットメッ
セージは、仮想リーダーに、NEリクエスト待ち行列か
ら、センディングNEの未解決のリクエストの全てを除
去させることになる。
続認識プロトコルは、光通信システムにおけるシステム
実行時の間の故障を局所化するために使用され得る。図
7において、3個の光NE O1 700,O2 70
2およびO3 704は、一方向性光リンク706およ
び708により接続されている。また、NEは、前述し
たように、LANのようなアウトオブバンド制御パスを
表す双方向性リンク710および712を通してリンク
される。
04が、O1からO3の光データパスにおける故障を検
出する場合、NE O3 704は、制御パス710上
のAIRPメッセージを使用して、NE O2 702
へシグナルバックし得る。NE O2が応答しない場
合、その意味は、NE O2が故障し、NE O3 7
04が図示しないネットワークマネジメントシステムへ
故障を報告することができることである。NE O2
702が健全である場合、これは、NE O3704か
らのAIRP故障取り扱い信号に応答し、NE O2
702は、O1→O3光パスの一部として使用されるク
ロスコネクトを引き外す。
リ1から0へ働く対応する出力リンクのリンクステータ
ステーブルを変更する。そのリンク認識ステータスは、
1でなければならない。そして、NE O2 702
は、リンク認識信号を生成する試験装置と対応する出力
ポートとの間のクロスコネクトをセットアップする。ま
た、NE O2 702は、前述したように、認識テス
ト信号の受信を示すことになるパワーレベルについてそ
の入力ポートを監視するために、NE O3 704に
警報する。
との間のリンクが動作可能であることを示す認識信号を
その入力ポートで検出する場合、NE O2 702
は、それ自体とNE O1 700 O2との間のリン
クのための手順を繰り返し、NE O1 700とO2
702との間のリンクまたはNE O1 700が問
題があるかどうかを決定する。この手順に基づいて、故
障は、分離され、ネットワークマネージメントシステム
にレポートされる。また、この手順は、そのリンク認識
ステータスが“1”にセットされ、そのリンクワーキン
グステータスが“0”にセットされたリンク上でのみ動
作するので、このテスト手順とAIRP認識手順との間
の干渉はない。結果として、実行時故障局所化および実
行時リンク認識は、同時に起き得る。
ポート対ポート接続性情報、すなわちポートバインディ
ング情報を、光シグナリングから電気シグナリングへの
変換を必要とすることなしに、自動的に見いだすことが
できる。
の後の括弧内の符号は、構成要件と実施例と対応づけて
発明を容易に理解させる為のものであり、特許請求の範
囲の解釈に用いるべきのものではない。
ント光通信システムの概念的ブロック図。
リンクステータスの組合せをそれぞれ示す表。
す有限ステートマシーン図。
トバインディング情報の自動発見のプロセスを示す図。
示す図。
す状態図。
自動相互接続認識プロトコルの動作を示すブロック図。
15,117 ポート 116,118,120,121,122,127,1
31 リンク 119,123,125,129,133,137,1
39,145 ポート 124,126,149,151,153,155 イ
ンタフェース 135,141,143,147 リンク
Claims (27)
- 【請求項1】 別の光ネットワークエレメントへの接続
のためのポートと、前記光ネットワークエレメントがリ
ーダーネットワークエレメントまたは非リーダーネット
ワークエレメントであるかを決定するための手段と、 1つまたは2つ以上の光ネットワークエレメントとの通
信のためのアウトオブバンドチャネルとを有し、 前記アウトオブバンドチャネルは、ポート同定のための
リクエストを送信し、ポート同定のためのリクエストを
受信するように構成され、前記ポートは、前記アウトオ
ブバンドチャネルを通して送信されるポート同定のため
のリクエストと協動して、光ポート検出信号を送信する
ようにさらに構成されていることを特徴とする光ネット
ワークエレメント。 - 【請求項2】 前記アウトオブバンドチャネルは、ポー
ト同定のためのリクエストを別の光リーダーネットワー
クエレメントへ送信するために構成されていることを特
徴とする請求項1記載の光ネットワークエレメント。 - 【請求項3】 ポート同定リクエスト待ち行列をさらに
含み、前記ネットワークエレメントが、ポート同定のた
めのリクエストを待ち行列に置くように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の光ネットワークエレメ
ント。 - 【請求項4】 前記ネットワークエレメントは、他のネ
ットワークエレメントからのポート同定リクエストを受
け入れ、前記ネットワークエレメントがリーダーネット
ワークエレメントである場合、それらを前記待ち行列中
に置くことを特徴とする請求項3記載の光ネットワーク
エレメント。 - 【請求項5】 前記ネットワークエレメントは、それが
生成するポート同定リクエストを前記待ち行列中に置く
ように構成されていることを特徴とする請求項4記載の
光ネットワークエレメント。 - 【請求項6】 前記アウトオブバンドチャネルは、ポー
ト同定のためのリクエストを、光リーダーネットワーク
エレメントに送信するように構成されていることを特徴
とする請求項2記載の光ネットワークエレメント。 - 【請求項7】 前記ポート検出信号は、光テスト信号で
あることを特徴とする請求項1記載の光ネットワークエ
レメント。 - 【請求項8】 前記光ネットワークエレメントは、複数
の光ポートを含み、前記ポートのうちのどれがポート検
出信号を受信したかを検出するために、複数の未認識ポ
ートをポーリングすることにより、ポート検出信号の受
信に応答することを特徴とする請求項1記載の光ネット
ワークエレメント。 - 【請求項9】 前記光ネットワークエレメントは、前記
ポートバインディング情報を記憶することにより、前記
ポート検出信号の検出に応答することを特徴とする請求
項4記載の光ネットワークエレメント。 - 【請求項10】 前記光ネットワークエレメントは、ポ
ートバインディング情報を関連する光リーダーネットワ
ークエレメントに送信することにより、前記ポート検出
信号の検出に応答することを特徴とする請求項4記載の
光ネットワークエレメント。 - 【請求項11】 複数の光ネットワークエレメントを含
む光通信システムにおいて、 前記ネットワークエレメントの各々は、 別の光ネットワークエレメントへの接続のためのポート
と、 前記光ネットワークエレメンがリーダーネットワークエ
レメントまたは非リーダーネットワークエレメントであ
るかどうかを決定するための手段と、 1つまたは2つ以上の光ネットワークエレメントと通信
するためのアウトオブバンドチャネルとを有し、前記ア
ウトオブバンドチャネルは、ポート同定のためのリクエ
ストを送信し、ポート同定のためのリクエストを受信す
るように構成され、前記ポートは、前記アウトオブバン
ドチャネルを通して送信されるポート同定のためのリク
エストと共動して、光ポート検出信号を送信するように
構成されていることを特徴とするシステム。 - 【請求項12】 前記アウトオブバンドチャネルは、ポ
ート同定のためのリクエストを、別の光リーダーネット
ワークエレメントへ送信するように構成されていること
を特徴とする請求項10記載のシステム。 - 【請求項13】 ポート同定リクエスト待ち行列をさら
に含み、前記ネットワークエレメントは、前記待ち行列
にポート同定のためのリクエストを置くように構成され
ていることを特徴とする請求項10記載のシステム。 - 【請求項14】 前記ネットワークエレメントは、他の
ネットワークエレメントからのポート同定リクエストを
受け入れ、前記ネットワークエレメントがリーダーネッ
トワークエレメントである場合、それらを前記待ち行列
に置くように構成されていることを特徴とする請求項1
2記載のシステム。 - 【請求項15】 前記ネットワークエレメントは、それ
が生成するポート同定要求を前記待ち行列に置くように
構成されていることを特徴とする請求項13記載のシス
テム。 - 【請求項16】 前記アウトオブバンドチャネルは、光
リーダーネットワークエレメントへ、ポート同定のため
のリクエストを送信するように構成されていることを特
徴とする請求項11記載のシステム。 - 【請求項17】 前記ポート検出信号は、光テスト信号
であることを特徴とする請求項10記載のシステム。 - 【請求項18】 前記光ネットワークエレメントは、複
数の光ポートを含み、前記ポートのうちのどれが前記ポ
ート検出信号を受信するかどうかを検出するために、複
数の未認識ポートをポーリングすることにより、ポート
検出信号の受信に応答することを特徴とする請求項10
記載のシステム。 - 【請求項19】 前記光ネットワークエレメントは、前
記ポートバインディング情報を記憶することにより、前
記ポート検出信号の検出に応答することを特徴とする請
求項13記載のシステム。 - 【請求項20】 前記光ネットワークエレメントは、前
記ポートバインディング情報を関連光リーダーネットワ
ークエレメントに送信することにより、前記ポート検出
信号の検出に応答することを特徴とする請求項13記載
のシステム。 - 【請求項21】 複数の光ネットワークエレメントを含
む通信システム中でネットワークエレメントがポートバ
インディング情報を自動的に決定するための方法におい
て、 A) 前記光ネットワークエレメントがリーダーを選択
するステップと、 B) 光ネットワークエレメンが、アウトオブバンドチ
ャネルを通してポート同定情報のためのリクエストを、
前記光リーダーネットワークエレメントへ送信するステ
ップと、 C) 前記リーダーネットワークエレメントが、前記リ
クエストを、第2の光ネットワークエレメントへ送信す
るステップと、 D) ポート検出信号を、ポート同定情報がそれに対し
て要求されたポートに関連する前記光リンクを通して、
前記接続されたネットワークエレメントへ送信するステ
ップとを有することを特徴とする方法。 - 【請求項22】 D)のステップにおいて、送信される
前記ポート検出信号は、光信号であることを特徴とする
請求項21記載の方法。 - 【請求項23】 E) ネットワークエレメントが、ポ
ート検出リクエストを受信し、それに応じて、ポート検
出信号の受信を検出するために、そのポートを監視する
ステップをさらに有することを特徴とする請求項22記
載の方法。 - 【請求項24】 E)のステップが、 E1) 前記ネットワークエレメントが、前記ポート検
出信号を受信する前記ポートのしきい値光パワーレベル
を検出するために、全てのその未認識入力ポートをポー
リングするステップを有することを特徴とする請求項2
3記載の方法。 - 【請求項25】 F) 前記ネットワークエレメント
が、前記ポート検出信号の検出に応答して、前記ポート
バインディング情報を記憶するステップをさらに有する
ことを特徴とする請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 G) 前記ネットワークエレメント
が、前記ポート検出信号の検出に応答して、前記ネット
ワークエレメントリーダーへ、前記ポートバインディン
グ情報を送信するステップをさらに有することを特徴と
する請求項25記載の方法。 - 【請求項27】 C)のステップが、 C1) 前記検出信号を、前記ポートバインディング情
報を要求したネットワークエレメント以外の前記システ
ム中の全てのネットワークエレメントへ送信するステッ
プを含むことを特徴とする請求項22記載の方法。
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