JP4284199B2 - 光クロスコネクト装置及び網管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は光伝送システムに用いられる、光レイヤにおける大容量回線の切替えや挿入分岐を行う光クロスコネクト装置、及びそれらを監視制御する網管理装置に関するものである。
近年各家庭内へもブロードバンド回線が普及し、IPトラフィックを中心として急速に回線需要が増大している。これらの多様な高速回線を収容する伝送装置として、装置内の複数の入出力ポート間を光信号のまま経路切替えを行う光クロスコネクト機能を具備したOXC(Optical Cross Connect)や、波長多重技術を用いて各種回線を光信号のままAdd-Drop(挿入分岐)する事が可能なOADM(Optical Add-Drop Multiplexer)が挙げられる。これらは、受信した高速、広帯域の光信号をそのまま収容し、信号のヘッダやデータを終端、変更すると言った信号処理を受信した光信号に対して一切行わずに光信号のまま経路を切り替え、目的地へそのまま転送する事により光伝送網内での高速伝送を可能にした伝送装置である。
これらの伝送装置は、拠点間の各ノードにおいてそれぞれに搭載されたスイッチを接続、開放する事により、装置内の任意の入力ポートと出力ポートを接続する。これにより、伝送装置の入力ポートに接続されたネットワークと伝送装置の出力ポートに接続されたネットワークとが接続され、任意の経路でサービス信号の光パスを提供することができる。
これらの伝送装置の特徴は、収容信号の信号速度やフレームフォーマット、或いはプロトコル種別や符号化方式と言ったデータ種別に拠らず、ユーザ間で送受信される多様なサービス信号をそのまま収容し光信号のまま経路変更する事が可能な点にある。
従来の回線交換装置は、回線交換時の端末間における誤接続を検出する手段を具備している。その方法としては主に、特許文献1に記載されているように特定のパタンや識別子を受信したユーザの信号に挿入し、それを照合する方法、或いは特許文献2に記載されているように回線交換装置間で呼制御情報など互いの情報を一連の順序で交換しながら接続を確立する方法がある。
これら従来の誤接続検出方法では、回線交換を行う装置の間が既に物理的に接続されていて、且つその接続された回線を流れる電気信号の電気レベル等のインタフェースが互いに合致している場合には、回線同士の誤接続を検出することができる。このように従来の誤接続検出方法では、回線同士を実際に接続してみないと誤接続かどうか判らず、回線を設定する前にこのような誤接続状態をあらかじめ回避する手段を提供するものではなかった。
また従来の回線交換装置は、特許文献1や特許文献2に記載されている様に、隣接する回線交換装置との接続状態や、或いは回線交換装置の入力ポートと出力ポートとの間すなわち装置内の接続状態を監視するものである。つまりこれら従来の回線交換装置は、複数の回線交換装置を相互に接続して成る回線交換網へユーザの端末から送信されるユーザ信号が入力される入力点から、複数の回線交換装置を経由して回線交換網から通信相手のユーザの端末に向けて出力される出力点への間の、ユーザ信号が転送される経路を構成する回線の接続状態全体を集中監視するものではなかった。
特開2003-219030号公報
特開平09-074411号公報
まず、誤接続の要因となるユーザ信号のデータフォーマットの違いについて説明する。ここでは、上記OXCやOADMに収容されるユーザ信号であるIEEE 802.3aeで規定されている10GBASE-W(以下、WAN-PHY信号と記す)信号とIETF RFC 2615で規定されるPPP over SONET/SDH信号(以下10G POS信号と記す)を例にあげて説明する。
はじめに、WAN PHY信号のフレームフォーマットを図1に示す。WAN PHY信号は以下の順で生成される。まずEthernet(登録商標)信号に対しIEEE 802.3aeにて規定された符号化技術である64B/66B符号化を実施する。
64B/66B符号化とは、Ethernet信号を64ビット単位のブロックに分割し、そのデータをブロック毎にIEEE802.3aeで規定される変換表に従って変換した後、ブロック間の区切りを示す2ビットのヘッダを付与して66ビット単位のブロックを生成する符号化方式である。
そして、この64B/66B符号化されたブロックを順にOC-192ペイロード11にマッピングし、更にOC-192 POH(パスオーバッド)12、OC-192 SOH(セクションオーバヘッド)13、OC-192 LOH(ラインオーバヘッド)14、ポインタ15など各種ヘッダを付与してWAN-PHY信号を生成する。
このフレーム構成やオーバヘッドは、Telcordia GR-253などで規定されたOC-192信号のフレームフォーマットと同一構成となっている。
次に、10G POS信号のフレームフォーマットを図2に示す。10G POS信号は以下のようにして生成される。まずEthernet(登録商標)信号のMACフレームとMACフレームとの間へ固定値を挿入してデータを変換する。この変換則はIETF RFC 2615で規定されておりHDLC(High-level Data Link Control)-like Framingと呼ばれる。このHDLC-like framingで生成されたデータを順にOC-192ペイロード21にマッピングし、更にOC-192 POH(パスオーバッド)22、OC-192 SOH(セクションオーバヘッド)23、OC-192 LOH(ラインオーバヘッド)24、ポインタ25など各種ヘッダを付与して10G POS信号を生成する。
このフレーム構成やオーバヘッドは、WAN PHY信号と同様にTelcordia GR-253で規定されたOC-192信号のフレームフォーマットと同一構成となっている。
図3に、従来技術のシステム構成図を示す。図3は、リング状に接続された光クロスコネクト装置33,34,35,36(以下、それぞれノードA,B,C,Dと称す)と、これら光クロスコネクト装置を遠隔から監視制御する為の網管理装置37とで構成される光クロスコネクトシステムである。網管理装置37は各々のノードと一般公衆網38を介して接続されている。本図に於いて、WAN PHY信号 301を用いて通信を行うルータA31はノードA33へ、10G POS信号303を用いて通信を行うルータB32はノードC35へ収容されている。
保守者が網管理装置37を用いてWAN PHY信号301を用いるルータA31を収容するノードA33の入出力ポートと10G POS信号303を用いるルータB32を収容するノードC35の入出力ポートとの間を(太破線で示す経路302)接続する回線設定を行った場合、回線設定自体は正常終了しルータA31とルータB32間の経路が接続され、WAN PHY信号301と10G POS信号303との物理的な光レイヤでの接続が確立される。
ところが、WAN PHY信号301と10G POS信号303は先述の通り同じOC-192フレームフォーマットでありながら、Ethernet(登録商標)信号をOC-192ペイロードへマッピングする際の符号化や復号化方法が異なる。このため、ルータAとルータBを接続する回線を設定し、ルータAとルータBの間でユーザ信号が流れる経路を確立しても、ルータA 31で符号化されたWAN PHY信号を受信したルータB32はEthernet(登録商標)信号を正しく復号化することができない。
このように、従来の技術では光レイヤにおける接続を確立してもその時点では接続が誤っているか否かを判断する手段がないため、確立した経路上にユーザ信号を転送して初めて誤接続を検出することができていた。上述の例でも、光レイヤにおける接続は確立しているにも関わらずデータエラーとなり、ルータA31−ルータB32間では正常な通信を行うことが出来ないと言う事態が生じる。
これらOXCやOADMなど光レイヤにおいて回線交換を行う光クロスコネクト装置は、遅延を極力抑えて高速伝送する為に、図3におけるWAN PHY信号301や10G POS信号303など受信したユーザ信号に処理を施すことなくそのままトランスペアレントに収容する事を特徴とする装置である。従って、従来の誤接続検出方法で行って来た様なユーザ信号を終端して信号の内容を解析し互いのノード情報を交換する、または収容したデータに対して識別子を挿入する等のデータを変更するといった手法を光クロスコネクト装置で構成されるネットワークに適用する事は、上述した光クロスコネクト装置の信号の転送処理の高速性や、該装置の特色のひとつであるデータ転送のトランスペアレンシーを損なうために難しい。そうすると、光クロスコネクト装置が信号種別の異なるユーザ信号同士を互いに接続してしまった場合は、光クロスコネクト装置はその誤接続状態を網管理装置37へ通知する事が出来ない。
このように従来の技術では、光クロスコネクト装置で回線交換を行う際に、それがユーザ間で通信出来ない誤接続状態となる回線設定であっても、光クロスコネクト装置はユーザ間で送受信される信号に対し処理を行うことができないため、障害要因となっている誤接続状態を何ら検出、通知することが出来ない。このため、保守者は光クロスコネクト装置間の回線設定の異常状態を網管理装置から認識する手段が無く、且つネットワークの範囲が広域に渡る為、保守者が障害を認識するまでに時間を要する上、障害箇所の切り分けが困難であった。
また、誤接続状態でネットワークを運用した場合には、障害状態からの復旧の為、誤設定となった回線設定の削除、及び新たな回線設定を行う必要があり、復旧作業の手間を要する、といった問題があった。更に、このような保守上の煩雑さに加えて、光クロスコネクト装置は、光信号に多くのユーザ回線を収容した高速、大容量回線の回線交換を行う装置である為、ひとつの誤接続により生じる回線の遮断状態は、多くのユーザにとって不利益となりサービスに重大な影響を与えていた。
従って、光クロスコネクト装置のような大容量回線の接続や切り替えを行う装置に対しては、従来の様に回線を接続してから誤接続を検出する手段ではなく、回線を接続する前に誤接続状態を判断し、これを事前に回避する手段を提供する手段が求められる。
本発明の目的は、こうしたOXCやOADMなどに代表される物理レイヤ(レイヤ1)での大容量回線の切替、接続を行う光クロスコネクト装置において回線設定を行う際に、光クロスコネクト装置等の複数ノードを介したユーザとユーザの間の接続状態を網管理装置37にて集約的に監視し、物理レイヤだけでなく、その上位レイヤを含めて接続可能であるかを判定する方法や、保守者からの誤った回線交換設定に関して、保守者へ誤接続状態である事を通知する方法を提供する事である。つまり、物理レイヤ及びその上位レイヤにてデータフォーマットやプロトコル等の互換性のないユーザ信号同士が物理レイヤで接続されるような誤った回線設定や誤接続を未然に防ぐ手段、及びその判定結果を保守者へ通知する手段を提供する事である。
上記課題を解決するため、本発明では、遠隔に設置された網管理装置の制御のもとに光伝送路の切替を行う光クロスコネクト装置に、端末装置を収容するIF部と、収容された端末装置の使用する信号種別情報を記憶する信号種別情報保持部と、光伝送路間及び、光伝送路と端末装置間の回線切替設定を行うスイッチ部と、網管理装置より端末装置が使用する信号情報種別情報を要求された場合に、信号種別情報保持部に記憶された信号種別情報を返信する信号種別情報伝達部と、網制御装置からの回線設定指示を受信した場合に、その指示に従いスイッチ部に動作指示を行う制御部とを備えることとする。
さらに、一般公衆網に接続され、光クロスコネクト装置を監視制御する網管理装置に、光クロスコネクト装置に対して、回線設定指示入力を行う設定部と、設定部への回線設定指示が入力された場合、光クロスコネクト装置に対して、光クロスコネクト装置に接続されている端末装置が使用する信号情報種別を要求する信号種別要求手段と、信号種別要求に対する応答を光クロスコネクト装置から受信し、その信号種別情報を比較する判定部と、判定部の判定した結果に応じて、光クロスコネクト装置に対して回線設定指示を行う監視制御部とを備える。
従来の誤接続検出方法とは異なり、回線交換を行う装置間が物理的に接続されていない場合であっても、誤接続状態を事前に確認することができ、また、システムの接続可否に関する状態を集中的に管理できる光クロスコネクトシステムを提供できる。
上記システムにて使用される多様な高速、広帯域光通信回線を収容する光クロスコネクト装置に、各入出力ポートに接続されるネットワークの信号種別情報を登録する機能と、これらを互いに接続する前に接続可能であるかどうかを識別する或いは判定する機能を備える事により、異なるサービスやプロトコルを収容した信号同士が誤って接続される事や通信速度の不一致状態を未然に防止することができる。このため、これら大容量回線が誤って接続されてしまう事によるサービスへの影響を最小限に抑える事が出来、また誤接続状態でネットワークが運用されてしまうことを防ぐことができるため、従来のようにネットワークを誤接続した場合の保守作業が必要でなくなり、システム保守の煩雑さを軽減することができる。これは特に、信号速度やプロトコル種別に拠らず多種多様な大容量回線を収容する装置やシステムに於いて有効である。
本発明による光クロスコネクト装置及び網管理装置で構成されたネットワークの実施形態について、以下図面を用いながら詳細に説明する。
本発明の実施形態では、光クロスコネクト装置にWAN-PHY信号、及び10G POS信号を用いて通信を行うルータ等の端末装置を収容した場合を例に挙げて説明するが、収容する端末装置及びこの端末装置が用いる信号はこれに限られるものではない。信号については、光クロスコネクト装置で扱い得る信号全てが対象となりうる。
また、保守者が網管理装置を通じて各光クロスコネクト装置に対して複数の拠点を互いに接続する回線設定を行おうとした場合に、網管理装置に物理インタフェース種別やプロトコル種別が異なる等のインタフェースの不整合や不一致状態を識別する機能と、不一致時は保守者からの指示を拒否し、各光クロスコネクト装置に対して回線設定を行わない機能を備えることにより、異なった信号を使用する端末装置同士が接続される事を未然に防ぐと共に、誤った回線設定に対し保守者へ警報として通知する事を目的とした実施形態について説明するものである。
図4は、本発明の光クロスコネクト装置及び網管理装置を用いた第1の実施形態におけるシステム構成図である。本実施形態の光クロスコネクトシステムは、リング状に接続された光クロスコネクト装置であるノードA46、ノードB45、ノードC41,ノードD48とそれらを監視制御する網管理装置42とで構成されている。網管理装置42は、通信キャリア会社が提供するDCN(Data Communication Network)回線等の一般公衆網38を通じて各ノードと接続され、遠隔からそれぞれのノードを監視及び制御している。なお、網管理装置42は一般公衆網38を介さずに直接各ノードと接続されても良い。また網管理装置42と各ノードとの間には一般公衆網38以外のネットワークが介在していても良い。
本システムにおいては、ノードA46の物理ポートa460にはWAN PHY信号を使用する端末装置であるルータA31が接続されている。また、ノードC41の物理ポートc410にはWAN PHY信号を使用する端末装置であるルータC39が、物理ポートe411には10G POS信号を使用する端末装置であるルータB32が接続されている。
図15にノードA46の構成を示す。ノードB45やノードC41、ノードD48も同様の構成である。ノードA46は、光伝送路の切り替えや接続を行う回線設定部401と、回線設定部401と端末装置間のインタフェースを掌る入出力IF部402と、ルータや他のノードといった外部の装置とノードとを通信回線で接続する場合にその接続口となる複数の物理ポート420と、保守者が設定登録し、各々の入出力ポート毎に、それぞれの物理ポートに接続されるルータが使用する信号種別情報を格納する信号種別保持部403と、回線設定部401への光伝送路接続切替指示及びクロスコネクト装置全体の制御を行う制御部404とを備える。制御部404はCPU(Central Processing Unit)等により、信号種別保持部403はRAM(Randam Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により実装されてもよい。
図15に示す例でノードA46は、物理ポートa460を介してルータA31と、物理ポート461を介してノードBと、物理ポート462を介してノードDとそれぞれ接続されている。これら物理ポートは入出力IFを介して回線設定部401の光入力部430及び光出力部440と接続されている。なお図15におけるポートとは、ルータA31からの光信号伝送路をノードA46と接続するための物理的な接続口を指す。この場合、ポートと光信号伝送路とが一対一に対応するため、ポートを特定すれば同時に光信号伝送路を特定することとなる。従って、本実施例ではポートを特定することでそのポートに接続された光信号伝送路及びこれを通過する光信号の内容を認識することとしている。但し、ポートはノードに接続される光信号伝送路を識別できるものであればよく、本実施例のようにネットワークとの物理的な接続口に限られるものではない。
回線設定部401は、光スイッチ回路450と複数の光入力部430と複数の光出力部440からなる。光入力部430と光出力部440は光スイッチ回路450を介して接続される。回線設定部401は、光スイッチ回路450内部の接続を切り替えることで光入力部430と光出力部440の間の回線を切替え、複数の光入力部430のいずれかから入力された光信号を複数の光出力部のいずれかに出力する事ができるものである。制御部404が光スイッチ回路450の切り替えを適宜制御することで、光伝送路の経路切替を行う。このように、回線設定部401は光クロスコネクト機能を有するものであればよい。
一方、図4に示すように網管理装置42は、保守者が各ノードに対する各種制御を行うための情報を入力するために用いるマウスやキーボード、音声入力デバイス等の設定入力部405、LCD、LED、ブザー等から構成され、各ノードの設定入力画面や警報状態を表示する表示部408、各ノードの信号種別保持部403から各入出力ポートの信号種別情報を収集し該信号種別情報を比較する事により、該当する入出力ポート間の接続可否判定を行い、接続を行おうとする各ポートの情報に不一致があった場合に接続不可と判定し、監視制御部406に対してその旨通知する回線設定可否判定部407、前記回線設定可否判定部407における判定結果や、各ノードにおける運用状態や警報状態を収集したり、または保守者からの指示に基づき各ノードに対して接続制御等を行う監視制御部406、各ノードと接続された通信回線との間で情報の送受信処理を行なうネットワークIF部409とを備える。
監視制御部406や回線設定可否判定部407は、CPU等により実装されることが考えられる。また、設定入力部405と表示部408については、網管理装置42に備え付けられている場合の他、網管理装置42と離れた場所に設けられ必要に応じて網管理装置42と通信を行なうことで機能するように構成しても良い。つまり、設定入力部405と表示部408を一体とした装置であって網管理装置42と無線等により通信を行なうものを保守者が携帯できるようにしてもよい。その他、タッチパネル画面のように設定入力部405と表示部408を一体に構成してもよい。
図5に各ノードの信号種別保持部403に保持された信号種別情報テーブルを示す。それぞれノードA46用の信号種別情報テーブル510、ノードB45用の信号種別情報テーブル520、ノードC41用の信号種別情報テーブル530、ノードD48用の信号種別情報テーブル540である。図示されるように、テーブルのエントリは各ノードの物理ポートごとに作成される。図中のポートの列に示される「a」や「b」等の記号はポートを識別するために付された識別情報であり、数字などポートを識別することができる情報であればよい。本実施例において前記信号種別情報テーブルに格納される、各物理ポートで入出力される信号を識別するための情報である信号種別情報は「フレーム構成」及び「マッピング方法」、「L2プロトコル種別」である。
例えば、ノードA46のポートa、ポートb、ポートdにルータ等の端末装置を接続しようとした場合、ノードA46用の信号種別情報テーブルに以下のような登録を行う。ノードA46のポートa及びポートbに、WAN PHY信号を使用する端末装置が接続される場合は、扱う信号がWAN PHY信号である為、その信号種別情報である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: 64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」の情報501を、信号種別情報テーブル510のポートa及びポートbのエントリに登録する。また、ノードA46のポートdに、10G POS信号を使用する端末装置が接続される場合は、扱う信号が10G POS信号である為、その信号種別情報である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法:PPP over SONET/SDH、L2プロトコル:Ethernet」の情報502を登録する。
同様に、各ノードの信号種別保持部403には各々の物理ポートに接続される端末装置の使用する信号に従って、その信号種別情報を予め登録する。なお、各ノードの信号種別保持部404へ各々の物理ポートの信号種別を保持する方法としては、保守者が網管理装置42の設定入力部405を用いて網管理装置から信号種別の入力を行ない、網管理装置42から各ノードへ信号種別を送信する方法が考えられる。または、各ノードに網管理装置42の設定入力部405や表示部408と同様の入出力部を設け、保守者が各ノードに対して直接に信号種別を入力できるようにしてもよい。後者の方法によれば、ノードをルータ等の端末装置と接続する者がノードに対し直接に信号種別を入力することができるため、ポートと信号種別の対応関係を誤る危険性が少なくなる。
次に、図5及び図6を用いて、回線設定を行う場合の動作を説明する。まず、図4に示したようにノードA46のポートa460とノードC41のポートc410の回線接続を行う場合、保守者600が網管理装置42の設定入力部405を用いて回線設定指示の入力を行う(601)。この回線設定指示の際は、表示部において例えば図12に示すような画面を表示する。本画面はネットワーク全体構成図1201と、既設定済みのパスを表示するリスト1202、経路の始点となるノード及びポートを選択可能な一覧表示1203、ノード間を接続する中継ノードを選択可能な一覧表示1204、経路の終点となるノード及びポートを選択可能な一覧表示1205、設定するパス名称入力欄1206、及びパス設定ボタン1207とから構成される。
保守者はこの画面を通じて設定するパスの名称を入力後、経路の始点ノード及びポート、中継ノード、終点ノード及びポートを選択し、パス設定ボタンA07を押下する事により監視制御部406へ回線設定指示を送出する(602)。また前記画面においては、中継ノードを保守者が選択できる対象から除外し、保守者600は始点ノード及びポート、そして終点ノード及びポートのみを選択可能とする構成としても良い。
保守者600が中継ノードを選択しない場合には、設定入力部405は保守者600より選択された始点ノード及びポートと終点ノード及びポートのみを監視制御部406に対して送出する。監視制御部406では保守者600より選択された始点ノード及びポートと終点ノード及びポートを結ぶ事ができる複数の経路の中から最適ルートを判断し、中継ノードを決定する。この中継ノードの決定では、例えば図4に示すように各ノードがリング状に接続されている場合には、入力されたポートを有するノードと、それらノードの間にあるノードが回線設定指示の対象として選ばれる。また、各ノードがメッシュ状に接続される場合には、一般的には入力されたポートを有するノード同士を結ぶ経路が最短となるようにノードが選択される。この他、回線設定を行うためのノードの選択は、ネットワークの運用形態に応じて適宜異なる手法により行なわれる。
以上により監視制御部406は回線設定部401に対する経路切替設定が必要な始点ノード、中継ノード、終点ノードと言った設定対象を確定し、これを回線設定可否判定部407に送出する(603)。
前記設定対象を受信した回線設定可否判定部407はその設定対象となる各ノードに対して信号種別情報要求メッセージを送出する(604)。この要求される信号種別情報には、信号のフレーム構成や速度、マッピング方法、OSI参照モデルにおけるLayer 2のプロトコル種別があり、これ以外にも光信号で情報のやり取りを行う為に互いに一致している事が必要な情報はこの信号種別情報に含まれる。
なお、本実施例では回線設定可否判定部407が各ノードへ信号種別情報要求メッセージを送出しているが、回線設定可否判定部407を介さずに監視制御部406が直接に信号種別情報要求メッセージを各ノードへ送出するようにしてもよい。 網管理装置42からの信号種別情報要求メッセージを受信した各ノードは、図5に示した信号種別情報テーブルに従い、信号種別情報要求メッセージで指定された物理ポートの信号種別情報を含んだ応答を網管理装置42に返送する。ノードA46のポートa460に関する応答(606)では、「フレーム構成:OC-192、マッピング方法:64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」(501)が返信メッセージである信号種別情報応答メッセージに含まれ、ノードC41のポートc410に関する応答(607)では、「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: 64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」(503)が信号種別情報応答メッセージに含まれる。
前記信号種別情報応答メッセージ(606,607)を受信した網管理装置42では、回線設定可否判定部407が信号種別比較判定処理(608)を行なう。この信号種別比較判定処理(608)では、回線の始点と終点であるノードA46のポートa460 及びノードC41のポートc410に関するフレーム構成、マッピング方法、L2プロトコル種別の比較が行われる。そして、回線設定可否判定部407はその判定結果を監視制御部406に通知する(609)。
判定結果の通知を受信した監視制御部406は、対向するノードA及びノードCのそれぞれのポートの信号種別が一致したかどうかに応じてその後の処理を選択する(610)。監視制御部406は、対向するノードの指定されたポートの信号種別情報が一致していた場合は、それぞれのノードの回線設定部401をどう切り替えるかを含めた回線設定内容を確定し、保守者600が設定入力部405より設定した始点、中継点、終点のノード、または始点及び終点に選ばれたノードと最適ルートを実現するために監視制御部406が確定させた中継ノードに対して、回線設定指示を行う(614)。本実施例の場合は、ノードA46のポートa460とノードC41のポートc410の信号種別情報が一致しているため、監視制御部406はノードA46及びノードC41、これらノードの間に存在するノードB45に対して回線設定指示を行う。前述のようにノードBに対する回線設定指示は、図12において保守者600による明示的な設定に基づくもの、または監視制御部406が自動的に経路を設定した結果に基づくもののどちらでも良い。この回線設定指示に応じて各ノードでは回線設定部がポート間の接続を行ない、結果としてノードBを介してノードA46のポートa460とノードC41のポートc410が接続される。
更に、回線設定指示を行うとともに監視制御部406は、表示部408に対して指定されたノード同士が接続可能であることを表示するよう表示指示を行う(615)。表示部408はその指示に従い「接続可」であることを示す表示を行い(616)、これにより保守者600は回線設定状態を認識することができる(617)。図13に接続可能時の表示例を示す。本表示例では接続可能である旨の表示1301、予め登録されているノードA46のポートa460に関する信号種別情報1302とノードC41のポートc410の信号種別情報1303とを表示する。この画面により、保守者600は改めて回線の設定を行なったポート同士の信号種別情報の内容およびそれらが一致していることを確認することができる。
次に、ノードA46のポートa460とノードC41のポートe411の回線接続を行う場合について説明する。保守者600は網管理装置42の設定入力部405を用いてノードA46のポートa460とノードC41のポートe411の回線を設定するよう回線設定指示の入力を行う(601)。このとき保守者600は前述のように図12に示す表示画面を参照しながら設定を行なうことができる。網管理装置42の監視制御部406は前記同様に入力された指示に従い、保守者600指示のノードに対して信号種別情報要求メッセージの送出指示を回線設定可否判定部407に行い(603)、その指示に従い回線設定可否判定部407は、各ノードに信号種別情報要求メッセージを送出する(604、605)。この信号種別情報要求メッセージは、前述のように監視制御部406が直接送出することとしてもよい。
信号種別情報要求メッセージを受信した各ノードは、図5に示した信号種別情報テーブルに従い、信号種別情報要求メッセージで指定された物理ポートの信号種別情報を含んだ応答である信号種別情報返信メッセージを網管理装置42に返送する。ノードA46のポート1に関する信号種別情報応答メッセージ606には、「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: 64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」(501)の情報が含まれ、ノードC41のポート5に関する信号種別情報応答メッセージ607には、「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: PPP over SONET/SDH符号化、L2プロトコル:Ethernet」(504)が含まれる。
これら信号種別情報応答メッセージ(606,607)を各ノードから受信した網管理装置42では、回線設定可否判定部407が信号種別比較判定処理(608)を行なう。回線設定可否判定部407は当該比較処理にて、回線の始点と終点であるノードA46のポートa460とノードC41のポートe411に関するフレーム構成、マッピング方法、L2プロトコル種別の比較を行い、その判定結果を監視制御部406に通知する(609)。
判定結果の通知を受信した監視制御部406は、対向するノードのポートの信号種別が一致していないことを検知し(610)、この場合にはノードに対して回線設定指示を行わない。
つまり本実施例の場合は、ノードA46のポートa460とノードC41のポートe411の信号種別情報であるWAN PHY信号4001と10G POS信号4002とのマッピング方法が不一致である為、保守者600からの回線設定指示を拒否して、ノードA46、ノードB45、ノードC41に対して回線設定指示を行わない。それとともに、監視制御部406は、表示部408に対して接続不可能である旨の表示指示(611)を行い、表示部408はその指示に従い「接続不可」を示す表示を行い(612)、保守者は自分が回線を誤接続しようとしていたことを認識する(613)。
図14に接続不可時の表示例を示す。本表示例では接続不可である旨とその理由の表示1401、予め登録されているノードA46のポート1に関する信号種別情報(1402)とノードC41のポート5の信号種別情報1403とを表示する。本実施例では接続不可の理由は、予め登録されているOC-192信号のマッピング方法が異なる為であり、接続不可理由の表示画面にはその旨が表示される。
このように表示部408への表示(612、616)には、回線が正常に設定にされたこと、または保守者からの回線設定指示が拒否されたこと、さらにその要因である回線設定が対向する端末の信号種別が異なる誤接続であるといったステータスが表示される。この表示はLED、LCDを用いての可視表示でもよいし、ブザー等を用いての可聴表示で行ってもよく、保守者600が何らかの方法で誤接続を認識できればよい。
図7は、本発明の光クロスコネクト装置及び網管理装置を用いた第2の実施形態におけるシステム構成図である。本実施形態の光クロスコネクトシステムは、実施例1で示した構成と同様にリング状に接続されたノードA76、ノードB75、ノードC71、ノードD78と、それらを監視制御する網管理装置72とで構成されている。網管理装置72は一般公衆網38を通じて各ノードと接続され、遠隔からそれぞれのノードを監視及び制御している。また本システムにおいてはノードC71の物理ポートe411には10G POS信号を使用する端末装置であるルータB74が接続され、ノードA76の物理ポートa460にはWAN-PHY信号を使用する端末装置であるルータA31が接続されている。
図16に本実施例のノードの構成を示す。本実施例のノードは、上述の実施例1で備えていた信号種別保持部403の代わりに信号種別識別部700を備えており、その他の構成は実施例1(図4、図15)と同じである。また、網管理装置72も図4記載の網管理装置42と同じ構成である。この信号種別識別部700は、各ポートを通過する信号を監視することでその信号の信号種別を識別する機能を有する。監視方法としては、例えば端末装置から受信したユーザ信号を一旦電気信号へ変換してユーザ信号の解析を行ない(データを抽出し)、この解析結果を基に受信したユーザ信号の信号種別を識別する方法が考えられる。
図7に示すシステム構成では、ノードA76のポートa460にはルータA31が接続されており、ノードA76はポートa460及び入出力IF402を介して、ルータA31からWAN PHY信号を受信する。ノードA76の受信したWAN PHY信号は信号種別識別部700に送られ、信号種別識別部700は受信したWAN PHY信号から、その信号の信号種別である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: 64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」という情報を取得し、記憶する。
一方ノードC71のポートe411には10G POS信号を使用するルータB32が接続されており、ノードC71はポートe411及び入出力IF402を介してルータB32から10G POS信号を受信する。ノードC71が受信した10G POS信号は信号種別識別部700に送られ、信号種別識別部700は受信した10G POS信号から、その信号の信号種別である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法:PPP over SONET/SDH、L2プロトコル:Ethernet」という情報を取得し、記憶する。
ここでノードA76のポートa460とノードC71のポートe411との間で回線設定を行う場合は、保守者600が網管理装置42の設定入力部405を用いて回線設定指示の入力を行う。このとき保守者600は、実施例1と同様に図12に示す表示画面を参照しながら回線設定指示の入力を行なうことができる。設定入力部405に入力された指示を受信した監視制御部406は、回線設定を行う際の最適ルートを求め、それを実現する為にどのノードに回線設定指示を行うかを確定させる。その後保守者の指示するノードに対して信号種別情報要求メッセージを送出するよう回線設定可否判定部407に指示を行い、その指示に従い回線設定可否判定部407は、各ノードに信号種別情報要求メッセージを送出する。この場合網管理装置42はノードA76及びノードC71に対して信号種別情報要求メッセージを送出する。
なお、実施例1と同様に、始点のノードAと終点のノードCを結ぶ経路は,
中継ノードを含めて保守者が明示的に設定しても良い。また信号種別要求メッセージは、回線設定可否判定部407を介さずに監視制御部406が直接送信処理を行なってもよい。
信号種別情報要求メッセージを受信したノードA76とノードC76は信号種別識別部700にて取得・格納された信号種別情報を含んだ信号種別情報応答メッセージを網管理装置72へ返送する。ノードA76のポートa460に関する信号種別情報応答メッセージには、ポートa460で受信した信号からノードA76の信号種別識別部700が入手した信号種別情報である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: 64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」が含まれる。また、ノードC71のポートe411に関する信号種別情報応答メッセージには、ポートe411で受信した信号からノードC71の信号種別識別部700が入手した信号種別情報である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: PPP over SONET/SDH符号化、L2プロトコル:Ethernet」が含まれる。
ノードA76及びノードC71のそれぞれから信号種別情報応答メッセージを受信した網管理装置42では、回線設定可否判定部407が信号種別比較判定処理を行ない、回線の始点と終点であるノードA76のポートa460及びノードC71のポートe411に関するフレーム構成、マッピング方法、L2プロトコル種別の比較を行い、その判定結果を監視制御部406に通知する。その後は上述の第1の実施形態(図6 ステップ609以降)に示したものと同一のシーケンスで、回線設定のステータス及び要因が保守者へ通知される。
このように本実施形態では、第1の実施形態において予め保守者600から信号種別保持部403へ登録された信号種別情報の代わりに、それぞれのノードの信号種別識別部700にて受信した信号から識別された信号種別情報を用いて誤接続の検出を行なう。この実施例は、ポートを通過する光信号の信号種別に変更がない場合に、それらポート同士の接続を切り替える場合に特に有効である。この実施形態においても、第1の実施形態と同様に回線の設定のステータスを保守者が認識可能で、かつ誤接続となるような設定に対しては回線設定を行わず誤接続状態を未然に回避すると共にそのステータスや要因を保守者へ通知する事が可能である。
図8は本発明の光クロスコネクト装置及び網管理装置を用いた第3の実施形態におけるシステム構成図である。本実施形態は第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、ノードA86、ノードB85、ノードC81、ノードD88とそれらを監視制御する網管理装置72とで構成される。
図17に本実施例におけるノードA86の構成を図示する。本実施例は実施例1で示した信号種別保持部403と実施例2で示した信号種別識別部700の両方をノードAに備えた構成であり、他の構成は実施例1(図4)、実施例2(図7)の構成と同じである。また、網管理装置42も図4記載の網管理装置42と同一の構成である。
例えば図8に示した様に、ノードA86のポートa460へルータA31のようなWAN PHY信号を使用する端末装置が接続される場合は、扱う信号がWAN PHY信号である為、保守者600はその信号種別である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法: 64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」の情報を信号種別保持部403の信号種別情報テーブルに登録する。一方ノードC81のポートc410へ、同じくルータC39のようなWAN PHY信号を使用する端末装置が接続される場合は、扱う信号がWAN PHY信号である為、保守者600はその信号種別情報である「フレーム構成:OC-192、マッピング方法:64B/66B符号化、L2プロトコル:Ethernet」の情報をノードC81の信号種別保持部403の信号種別情報テーブルに登録する。
保守者が誤ってノードC81のポート5へWAN PHY信号を使用する端末装置であるルータC39ではなく、10G POS信号を使用する端末装置であるルータB32を接続してしまった場合を想定する。この場合であってもノードC71の信号種別識別部700は、ポートc410から受信した信号を用いてポートc410の信号種別情報を入手し、403ポートc410を通過する信号の信号種別が「フレーム構成:OC-192、マッピング方法:PPP over SONET/SDH符号化、L2プロトコル:Ethernet」であると認識する。
ノードC81の制御部404は、信号種別識別部700のポートc410に関する信号種別情報(10G POS信号)と、信号種別保持部403に予め保守者600が登録したポートc411に関する信号種別情報(WAN PHY信号)とを比較する。この場合、両者の信号種別が不一致である為、ノードC81の制御部404はノードC81のポートc410に接続された信号が、保守者600が設定した信号種別と不一致である事を、一般公衆網87を通じて網管理装置42の回線可否判定部407へ通知する。
網管理装置42の回線設定可否判定部407は、ノードC81のポートc410は保守者600が登録した信号種別と実際に回線を流れている信号の信号種別とが不一致であり、回線として使用出来ないと判断する。そして回線可否判定407は、事前登録した信号種別情報と受信したユーザ信号から識別された信号種別情報とが不一致である事を監視制御部406及び表示部408を経て保守者へ通知する。
図18に、表示部408により信号種別情報が不一致である旨を保守者600に表示する画面を例示する。この例では、いずれのノードのポートで信号種別の不一致が生じているかの表示1801、当該ポートについて信号種別保持部805に保持されている信号種別情報1802、当該ポートについて信号種別識別部403により識別された実際に送受信されている信号の信号種別情報1403を画面に表示することで、保守者600に注意を促すこととしている。なお、各ノードに表示部408のような表示手段を設けて、各ノードにおいて図18に例示する警告画面を表示するようにしてもよい。 このように本実施形態では、第1の実施形態において予め保守者から信号種別保持部403へ登録された信号種別情報と、信号種別識別部700が受信した信号から識別した信号種別情報を比較する。これにより入出力IF部402へ接続された端末装置が、保守者が意図した信号種別を有する装置であるかどうかを回線設定可否判定部407が判断して、不一致の場合監視制御部406から保守者へ通知することが可能となる。つまり、回線の誤接続状態を未然に回避すると共に、どのような誤接続が発生しているのかといったステータスや要因を保守者へ通知する事が可能である事を示している。
なお、このような信号種別情報の不一致は、保守者600が実際に回線を接続する場合に網管理装置42の回線設定可否判定部407により検出されるのみならず、各ノードにおいて制御部404等が自律的に信号種別保持部403と信号種別識別部700の情報の比較を行い、不一致が検出された時点で網管理装置42に警告メッセージを送信し、網管理装置42の表示部408に警告画面を表示することで行なってもよい。このようにすれば、保守者が誤った信号種別情報を入力しても、誤接続の原因となる各ポートの信号種別の誤認識を認識してそれを正すことが可能となる。
図9は本発明のクロスコネクト装置及び網管理装置を用いた第4の実施形態におけるシステム構成図である。本実施形態は第1の実施形態、第2の実施形態、及び第3の実施形態と同様に、ノードA96、ノードB95、ノードC91、ノードD98とそれらを監視制御する網管理装置92とで構成される。
網管理装置92は保守者が各ノードに対する各種制御を行うための情報入力用の設定入力部405、LCD、LED、ブザー等から構成され、各ノードの設定入力画面や警報状態を表示する表示部408、各ノードの信号種別保持部403から各入出力ポートの信号種別情報を収集し該信号種別情報を比較して信号種別情報が一致したポートを列挙して、接続可能な入出力ポートを組として監視制御部406に通知する接続可能回線選択部900、前記接続可能回線選択部900における判定結果や、各ノードにおける運用状態や警報状態を収集したり、または保守者からの指示に基づき各ノードに対して接続制御等を行う監視制御部406とを備える。
本実施例の網管理装置92は、実施例1で示した回線設定可否判定部407の代わりに、上記接続可能回線選択部900を備えた構成であり、接続可能回線選択部900以外の構成は実施例1と同様である。また、各ノード内の機能構成及びシステムも実施例1と同じである。
図10に、本実施例において各ノードの信号種別保持部403に保持される信号種別情報テーブルを示す。図10には、ノードA46用の信号種別情報テーブル1001、ノードB45用の信号種別情報テーブル1002、ノードC41用の信号種別情報テーブル1003、ノードD48用の信号種別情報テーブル1004が示されている。なおここでは太枠内に示した信号速度、フレーム構成、マッピング方法、及びL2(Layer 2)プロトコルを信号種別情報として登録する例を示した。信号種別情報の内容はこの例示に限定されるものではなく、これ以外の信号を特徴付ける情報を信号種別情報として使用しても良いし、この中の一部のみの情報を信号種別情報として使用しても良い。例えばL2プロトコルよりもさらに上位のプロトコル情報を用いる場合には、IPv4(Internet Protocol version 4)であるかIPv6であるかといった情報を信号種別識別情報として用いることも考えられる。また、SAN(Storage Area Network)で用いられるFC(Fiber Channel)等のプロトコル情報も信号種別識別情報として用いることができる。
保守者がノードA46のポートa460とノードC41のポートc410間(図9の太線のルート)を接続する為、回線設定指示を網管理装置92の設定入力部405を用いて行う場合、前記入力された指示を受信した監視制御部406は、表示部408を通じて保守者に対して、まずパスの始点となるノード及び入出力ポートを入力するように促す。 図19にパスの始点となるノード及び入出力ポートの入力を促す表示画面例を示す。保守者600は、キーボード等の設定入力部405を用いてノード1901及びポート1902を直接入力することができる。または、画面上に表示された始点となるポート1403及びそのポート1404の中から、マウス等の設定入力部405を用いてノードとポートを選択することもできる。保守者はこのような画面表示に従い設定入力部405を用いて始点となる入出力ポートとしてノードA46のポートa460を選択する。
この設定入力部405から入力された情報は監視制御部406へ通知され、さらに接続可能回線選択部404へ転送される。接続可能回線選択部900は網管理装置が管理している全てのノードに対して信号種別要求メッセージを送出する。信号種別要求メッセージを受信した各ノードの制御部404は、信号種別保持部403に登録された信号種別情報テーブルから各入出力ポートの信号種別情報を収集し、この信号種別情報を含んだ信号種別情報応答メッセージを網管理装置92へ送信する。本実施例においては、ノードA46は図10信号種別情報1001を、ノードB45は信号種別情報1002を、ノードC41は信号種別情報1003を、そしてノードD48は信号種別情報1004をそれぞれ接続可能回線選択部へ応答する。
網管理装置92の接続可能回線選択部900は、各ノードから送信された信号種別情報応答メッセージの内容を解析する。接続可能回線選択部900はこの解析結果に基づいて、接続可能ノードA46のポートa460と接続可能な入出力ポートとして互いに信号種別情報が一致したノードB45のポートb、ノードC41のポートc410、ノードD48のポートaを選択し、これらを監視制御部406へ通知する。監視制御部406は前記信号種別が一致した入出力ポートを表示部408へ通知し、それを表示するように要求する。
表示部408はその要求を受信すると、図11に示す画面を表示する。保守者はこの画面に表示される接続可能入出力ポート一覧1103を参照しながら、始点として設定したノードA46のポートa460と信号種別の合致したノード及びそのポートを選択することができる。本実施例の場合、保守者600は表示画面を確認して接続可能入出力ポート一覧1103にあるノードC41のポートc410を選択し、回線設定指示を行う。この回線設定指示は、保守者600がキーボード等の設定入力部405を用いて、ノード名入力欄1101及びポート名入力欄1102にこれらノード名及びポート名を直接入力することで行なうことができる。または、保守者600は接続可能入出力ポート一覧1103のうち設定を終点として設定するノード及びポートを、マウス等の設定入力部405を用いて選択することで入力するようにしてもよい。これにより保守者は接続可能回線選択部900にてノードA46のポートa460と接続可能と判定された入出力ポートを参照しながら終点となるノード及びポートを選択することができる為、ノードA46のポートa460の接続先として誤った入出力ポートを選択する事を事前に回避できできる。
本実施例では、ノードA46のポートa460と接続可能な入出力ポートのみが図11の様に表示部408へ表示される。つまり、異なった(例えば10G POS信号)信号種別情報として登録されているノードC41のポートe411等は接続対象外として表示部408へ表示されない。このため、保守者がノードA46のポートa460とノードC41のポートe411を誤って接続設定するような事態を未然に回避する事が可能である。
ここでは、実施形態として各ノードの信号種別保持部403に事前に登録された信号種別情報から接続可能な入出力ポートを選択する例を示した。この他、ノードとポートを選択する為に必要な信号種別情報として前記第2の実施形態で述べた各ノードの信号種別識別部700に於いて受信したユーザ信号から識別された信号種別情報を用いても良い。
また、本実施例で網管理装置92は全てのノードに対して信号種別情報要求メッセージを送信しているが、網管理装置において複数のノードをグループとして管理し、特定のグループに属するノードにだけ信号種別情報要求メッセージを送信するようにしてもよい。例えば保守者600は、回線設定を依頼されたユーザに使用可能な複数のノードをグループとして管理している場合には、そのグループに属するノードにのみ信号種別情報要求メッセージを送信するようにしてもよい。これにより、網管理装置92と各ノード間の通信量が減るためネットワークの通信帯域をより有効に利用することができ、また当該グループに属さないノードの処理負荷も減少する。
また、網管理装置92から各ノードへ信号種別要求メッセージを送信する際に、ユーザに入力されたポートの信号種別情報も各ノードに送信し、各ノードの制御部404は網管理装置から受信した信号種別情報と一致する信号種別情報を有するノード及びポートを信号種別保持部403から選別し、その選別されたノード及びポート、信号種別情報のみを網管理装置92に返信しても良い。これにより、ネットワークを転送される信号種別情報を減らすことができ、また網管理装置92の接続可能回線選択部907の処理負担を減らすこともできる。
また、前記第1〜4の実施形態では例としてリングネットワークを例に挙げたが、本実施形態はメッシュ型やスター型などのネットワークにも適用されるものであり、本発明の対象となるネットワーク形態を限定するものではなく、いかなるネットワーク形態であっても本発明の効果は変わらない。
また、信号種別保持部や回線設定可否判定部、接続可能回線選択部はこれらの機能を備える箇所を限定するものではなく、それぞれ光クロスコネクト装置に備えても良いし、網管理装置に備えても本発明の効果は変わらない。
また、ネットワーク内での信号種別保持部、回線設定可否判定部、警報通知部の管理方法は、網管理装置が収集しこれを集中的に管理する方法でも良いし、ノード間で通信する手段を用いて互いの信号種別情報を交換する事により分散的に管理する方法により実現しても本発明の効果は変わらない。
また、図20に示すように網管理装置202内部に信号種別管理部470を設けてもよい。この信号種別管理部470は各ノードにおける信号種別保持部403と同じ働きをし、ノードごとにそのノードのポートの信号種別情報を記憶するものである。この信号種別管理部470には、例えば図10のテーブル1001、1002、1003、1004に示す情報が記録される。保守者等が信号種別情報を各ノードごとに入力するような場合には、各ノードは自己の信号種別保持部403に記録した信号種別情報を網管理装置202に送信し、網管理装置202は各ノードからの信号種別情報を受信して自己の信号種別管理部に保持させればよい。各ノードは、信号種別保持部403の内容が更新された場合にその内容を網管理装置202に送信すれば、各ノードの信号種別保持部403と網管理装置202の信号種別管理部470の内容の整合性をとることができる。つまり、網管理装置202はノードに対して信号種別要求メッセージを送出しなくてもよい。
網管理装置202によれば、回線設定可否判定部407が始点と終点のポートの信号種別の比較を行なう場合に信号種別管理部470に格納されたデータを用いることができる。また、網管理装置202の回線設定可否判定部407に替えて接続可能回線選択部900を網管理装置202に備えるようにしてもよく、この場合も同様に接続可能回線選択部900は信号種別管理部470に格納された情報を用いて接続可能な入出力ポートを選定する。このように網管理装置に信号種別管理部470を備えることで、網管理装置から各ノードへ信号種別情報要求メッセージを送出する処理を省略することができる。このため、各ノードの処理負担が減り、また信号種別の判定処理に要する時間を短縮することができる。
また、網管理装置202を用いれば、各ノードに信号種別保持部403を設けなくても本発明の効果を得ることができる。この場合、保守者等により各ノードに入力された信号種別情報は各ノードから網管理装置202へ送信され、網管理装置202の信号種別管理部470に格納される。また、実施例3については、各ノードの信号種別識別部703により検知された信号種別を当該ポートのポート識別情報とともに網管理装置202へ送信し、網管理装置202の回線設定可否判定部407が信号種別管理部470の信号種別とノードから送信された信号種別を比較・判定することで回線設定の誤認識・誤設定を検出し保守者に通知することが可能となる。
WAN PHY信号のフレームフォーマットを示す図である。 10G POS信号のフレームフォーマットを示す図である。 従来技術のシステム構成図である。 本発明を用いた第1の実施形態におけるシステム構成図である。 信号種別保持部内の信号種別情報テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施形態における動作シーケンス図である。 本発明を用いた第2の実施形態におけるシステム構成図である。 本発明を用いた第3の実施形態におけるシステム構成図である。 本発明を用いた第4の実施形態におけるシステム構成図である。 本発明の第4の実施形態における信号種別保持部内の信号種別情報テーブルを示す図である。 本発明の第4の実施形態における網管理装置の表示内容を示す図である。 保守者が回線設定する際に表示部において表示される設定画面である。 回線設定可否判定部において回線設定可能と判断された場合の保守者への通知例である。 回線設定可否判定部において回線設定不可能と判断された場合の保守者への通知例である。 第1の実施形態におけるノード装置の構成図である。 第2の実施形態におけるノード装置の構成図である。 第3の実施形態におけるノード装置の構成図である。 第3の実施形態における信号種別情報が不一致である場合の表示画面例である。 第4の実施形態における終点ノードを選択するための表示画面例である。 その他に考えられる網管理装置の構成を示す図である。
符号の説明
30・・・スイッチ部、31・・・端末装置(ルータA)、32・・・端末装置(ルータB)、33・・・従来の光クロスコネクト装置(ノードA)、34・・・従来の光クロスコネクト装置(ノードB)、35・・・従来の光クロスコネクト装置(ノードC)、36・・・従来の光クロスコネクト装置(ノードD)、37・・・網管理装置、38・・・一般公衆網、41・・・光クロスコネクト装置(ノードC)、42・・・網管理装置、43・・・端末装置(ルータA)、44・・・端末装置(ルータB)、45・・・光クロスコネクト装置(ノードB)、46・・・光クロスコネクト装置(ノードA)、48・・・光クロスコネクト装置(ノードD)、49・・・端末装置(ルータC)、401・・・回線設定部、402・・・入出力IF、403・・・信号種別保持部、404・・・制御部、405・・・設定入力部、406・・・監視制御部、407・・・回線設定可否判定部、408・・・表示部、700・・・信号種別識別部、900・・・接続可能回線選択部、4001・・・WAN PHY信号、4002・・・10G POS信号、4003・・・WAN PHY信号

Claims (11)

  1. 複数のポート間の通信経路を設定することで、前記ポートを介して接続される光信号伝
    送路どうしの接続を切り替える複数のノードに対し、通信回線を介して前記光信号伝送路
    間の接続の切り替え指示を行なう管理装置において、
    第1のノードの第1のポートに接続される第1の光信号伝送路と、第2のノードの第2のポ
    ートに接続される第2の光信号伝送路との接続の指示が入力される入力部と、
    前記入力部からの入力を受け、前記第1のノードに対し前記第1のポートを通過する光信
    号を識別するための第1の信号種別情報を送信するよう要求するメッセージを送信し、さ
    らに前記第2のノードに対し前記第2のポートを通過する光信号を識別するための第2の信
    号種別情報を送信するよう要求するメッセージを送信する制御部とを有することを特徴と
    する管理装置。
  2. 前記信号種別情報は、前記ポートを通過する光信号の信号速度とプロトコル種別を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記第1のノードから送信された前記第1の信号種別情報と前記第2のノードから送信さ
    れた前記第2の信号種別情報とを比較し、前記第1の信号種別情報と前記第2の信号種別情
    報の内容が一致しているか否かを判定する回線設定判定部をさらに有することを特徴とす
    る請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の信号種別情報と前記第2の信号種別情報の内容が一致している
    ことを前記回線設定判定部から通知された場合には、前記第1のノードと前記第2のノード
    に対し前記第1の光信号伝送路と前記第2の光信号伝送路を接続するよう指示することを特
    徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記第1の光伝送路と前記第2の光伝送路の接続が可能であることを表示する表示部をさ
    らに有することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記第1の信号種別情報と前記第2の信号種別情報の内容が一致していないと前記回線設
    定判定部により判定された場合に、前記第1の光伝送路と前記第2の光伝送路の接続ができ
    ないことを表示する表示部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  7. 前記表示部は、前記第1の信号種別情報と前記第2の信号種別情報を表示することを特徴
    とする請求項5又は6に記載の管理装置。
  8. 複数の光信号伝送路とそれぞれポートを介して接続され前記ポート間の通信経路を設定
    することで前記ポートに接続された光信号伝送路どうしの接続が可能な複数のノードと、
    前記複数のノードそれぞれと通信回線を介して接続され前記通信回線を介して前記ノード
    に対し前記ポート間の接続を指示することで、前記ノードを介して前記光信号伝送路どう
    しを接続してなる光信号伝送経路を設定する網管理装置を有する光信号伝送網管理システ
    ムにおいて、
    前記網管理装置は、
    第1の前記光信号伝送路を第1の前記ノードに接続する第1の前記ポート、および第2の
    前記光信号伝送路を第2の前記ノードに接続する第2の前記ポートが、前記第1の光信号伝
    送路と前記第2の光信号伝送路を接続してなる前記光信号伝送経路の始点または終点とし
    て入力される設定入力部と、
    前記第1のノードに対し、前記第1の光信号伝送路を伝送され前記第1のポートを通過
    する光信号の性質を表わす第1の信号種別情報を送信するよう要求し、また前記第2のノー
    ドに対し、前記第2の光信号伝送路を伝送され前記第2のポートを通過する光信号の性質を
    表わす第2の信号種別情報を送信するよう要求する第1の制御部を有し、
    前記各ノードは、
    前記第1のノードにあっては前記第1のポートと前記第1の信号種別情報の対応関係を
    、前記第2のノードにあっては前記第2のポートと前記第2の信号種別情報の対応関係を、
    それぞれ保持する信号種別保持部と、
    前記網管理装置からの要求に応じて、前記第1のノードにあっては前記信号種別保持
    部に保持された前記第1の信号種別情報を、前記第2のノードにあっては前記信号種
    別保持部に保持された前記第2の信号種別情報を、それぞれ前記網管理装置に送信する第2
    の制御部を有することを特徴とする光信号伝送網管理システム。
  9. 前記網管理装置は、
    前記第1のノードから送信された前記第1の信号種別情報と、前記第2のノードから送
    信された前記第2の信号種別情報を比較し、前記第1の光信号伝送路と前記第2の光信号伝
    送路との接続の可否を判断する回線設定判定部を有することを特徴とする請求項8に記
    載の光信号伝送網管理システム。
  10. 前記網管理装置は、
    前記回線設定判定部により判断された接続の可否を表示する表示部を有することを特
    徴とする請求項9に記載の光信号伝送網管理システム。
  11. 前記表示部は、前記第1の信号種別情報と前記第2の信号種別情報を表示することを特徴
    とする請求項10に記載の光信号伝送網管理システム。
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