JP2001307796A - ディジタル伝送用端子盤 - Google Patents
ディジタル伝送用端子盤Info
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Abstract
容易化し、労力の軽減、時間の短縮を図って作業性を改
善する。 【解決手段】 端末装置とSDH装置との間に接続され
てディジタル信号の受け渡しに使用されるディジタル伝
送用端子盤に関する。複数の端末装置に接続される複数
対の接続端子101T,101Rと、SDH装置に接続
される複数対の接続端子102T,102Rと、アース
端子101E,102Eとを備え、これらの各端子を一
方向に立設されたラッピング端子により形成する。
Description
内PHS、モデム等)とSDH(同期ディジタルハイア
ラーキ)装置との間でディジタル信号の受け渡しに使用
されるディジタル伝送用端子盤に関するものである。
ディジタル伝送システムにおける信号の階層多重方式と
しては、各端末装置からの信号伝送速度を例えばすべて
32Mbpsに変換してから伝送するPDH(非同期デ
ィジタルハイアラーキ)伝送方式が広く用いられてい
た。このため、信号伝送速度がそれぞれ異なる各端末装
置とディジタル交換機等の間には信号伝送速度を整合さ
せるための様々なディジタル変換機器が必要になり、こ
れがシステム全体の複雑化、コスト上昇及び信頼性低下
を招いていた。一方、最近では、画像信号のように高速
伝送が要求される場合が多く、従来のPDH伝送方式で
は対応できない状況となっていた。
重方式の国際標準として、伝送帯域が約50Mbps〜
2.4GbpsであるSDH伝送方式が開発されるに至
った。この方式によれば、伝送速度が異なる各種の端末
装置からのディジタル信号をダイレクトで受け渡しする
ことができ、画像信号等も高速で伝送可能であるため、
近年では信号伝送路となる光ケーブルの普及ともあいま
って、SDH伝送方式がこの種の階層多重方式の主流と
なりつつある。
伝送システムにおいて、各種の端末装置とディジタル交
換機等のSDH装置とはディジタル伝送用端子盤を介し
て接続される。従来から提供されているこの種のディジ
タル伝送用端子盤は、接続端子と各装置とを半田付けに
よって接続するものが殆どであり、接続点数が多くなる
とその半田付け作業に多くの労力や時間を要し、極めて
作業性の悪いものであった。
モデム等)を端子盤を介してSDH装置に接続する場合
には、信号の送受信に2本ずつ合計で4本の接続線が必
要であるが、従来の端子盤では接続端子対の数が所定数
になっていないものもあり、複数の端末装置を接続する
場合に接続端子数に過不足を生じることがあって使い勝
手が悪いという問題があった。更に、従来の端子盤は函
体や雑架への取付専用に作られているため、設置する際
の自由度が少なく取付場所が限定されてしまう不都合も
あった。
性を改善し、また、使い勝手を向上させると共に、回線
数の変更が容易であって取付場所を選ばないディジタル
伝送用端子盤を提供しようとするものである。
め、請求項1に記載した発明は、端末装置とSDH装置
との間に接続されてディジタル信号の受け渡しに使用さ
れるディジタル伝送用端子盤において、複数の端末装置
に接続される複数対の送信用端子及び受信用端子と、S
DH装置に接続される複数対の送信用端子及び受信用端
子と、アース端子とを備え、これらの各端子を一方向に
立設されたラッピング端子により形成したものである。
のディジタル伝送用端子盤において、端末装置用の4n
(nは1以上の整数、以下同じ)対の送信用端子及び受
信用端子と、SDH装置用の4n対の送信用端子及び受
信用端子とを備えたものである。
態を説明する。図1は、この実施形態の使用状態を示す
単線図であり、本発明のディジタル伝送用端子盤100
Aは、端末装置としてのPHS201やモデム202、
LAN機器203、画像伝送装置204とディジタル交
換機等の一方のSDH装置300Aとの間に接続されて
いる。また、光ケーブル400を介して接続された他方
のSDH装置300B側においても、このSDH装置3
00Bと図示されていない端末装置との間に本発明のデ
ィジタル伝送用端子盤100Bが接続されて使用され
る。
300Bの端子盤100A,100B側に示された
「S」,「R」はそれぞれ送信ポート、受信ポートであ
る。ここで、端子盤100A,100Bは互いに同一構
造であり、以下では端子盤の参照符号を100として説
明する。
り、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は正面
図、(d)は背面図、(e)は側面図である。図2
(a)の平面図において、端子盤100は、その基部1
04に形成されたUリンク接続部103を中心として片
側(図の上側)に接続端子101T,101Rが立設さ
れ、他側(図の下側)に接続端子102T,102Rが
立設されている。また、接続端子101T,102Rの
外側には、それぞれアース端子101E,102Eが立
設されている。これらの各端子101T,101R,1
01E,102T,102R,102Eは、何れもラッ
ピング端子となっており、端子101T,101R,1
01Eが例えば端末装置に、端子102T,102R,
102EがSDH装置に接続されるものである。
1E,102T,102R,102Eが立設された基部
104を1ユニットとして、4つのユニットを一体的に
形成することにより、それぞれ4本づつの接続端子10
1T,101R,102T,102R、アース端子10
1E,102Eを有する端子盤100が形成されてい
る。つまり、各1本の接続端子101T,101Rを1
対とすると、4対の接続端子101T及び101Rと、
4対の接続端子102T及び102Rと、アース端子1
01E,102Eとを備えている。ここで、各ユニット
は、それぞれ1台の端末装置と共通のSDH装置とを接
続するために用いられるものであり、図2に示す実施形
態では4台の端末装置を単一のSDH装置に接続するこ
とができるようになっている。
は、端末装置やSDH装置との接続にラッピング端子を
使用しているため、半田付けを行う場合に比べて短時間
で簡単かつ確実に接続作業を行うことができ、特に端子
盤100が多数並設されてその接続点数も多数となる場
合には接続作業時間の大幅な短縮、労力の軽減が可能で
ある。また、端子盤100を取り付けた状態で図2
(a)に示した面が作業者に対向するようにすれば、す
べて前面に向かって立設されている端子に対してラッピ
ング接続作業を行えば良く、側方に突出した端子に半田
付けを行う場合に比べて接続作業が一層簡略化される。
a,105b及び凹部106b,106aが設けられて
いる。これは、端子盤100の端子配置(送信用、受信
用の接続端子の配置)がUリンク接続部103を中心と
して対称になっておらず方向性を持っているため、同一
構造の端子盤100を隣り合わせに密着させて配置する
際に方向を間違えてしまうと端子配置が適正にならない
ことから、常に同一の端子(例えば接続端子101T)
同士を同じ側に一列に並ばせるための構造である。
に向けて互いに隣接させれば、自らの凸部105aが隣
接する端子盤100の凹部106aに嵌合し、自らの凸
部105bが反対側に隣接する端子盤100の凹部10
6bに嵌合するように凸部105a,105b及び凹部
106b,106aが形成されており、このとき、同一
の端子(例えば接続端子101T)同士は一列に整列す
ることになる。言い換えれば、隣り合う端子盤100を
誤って互いに逆向きに配置した場合には、凸部105a
が隣接する端子盤100の凹部106bに嵌合できず、
同様に凸部105bが隣接する端子盤100の凹部10
6aに嵌合できないような配置構造となっているため、
端子盤100の取付時にその方向性を間違えるおそれが
なく、熟練していない作業者であっても容易かつ正確に
端子盤100を取り付けられるように考慮されている。
0の底面には各ユニットのアース端子101E同士、ア
ース端子102E同士を接続するアース金具107a,
107bが取り付けられており、それらの一端部には隣
り合う端子盤100のアース金具107a,107bに
連結するための連結金具108a,108bが取り付け
られている。なお、110は端子盤100を後述するレ
ールに取り付けるための取付孔、111は各端子に接続
される接続線を収めるための切欠である。
(b)は図3(a)のA−A断面図である。図3(b)
において、Uリンク接続部103には、後述のUリンク
161が接続される接続金具109が内蔵されている。
これらの接続金具109にUリンク161を接続する
と、端子盤100の接続端子101T,102T同士、
接続端子101R,102R同士が接続され、Uリンク
161を除去すると接続端子101T,102T同士、
接続端子101R,102R同士が切り離される。これ
により、回線の切り分けや点検作業を行うことができる
ようになっている。図6は、Uリンク161を接続部1
03に接続した状態の回路図である。なお、接続端子1
01T,102T,101R,102R、端子金具10
9及びUリンク161の端子部は金メッキされており、
伝送損失の低下が図られている。また、アース端子10
1E,102Eについてはニッケルメッキが施される。
数並設した状態の外観を示しており、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図であ
る。図示例では、8個の端子盤100が並設されている
が、端子盤100の数は勿論任意の数で良い。これらの
各図において、151は盤取付金具、152はカバー取
付金具、153はレールであり、各端子盤100は同一
方向に向けてレール153上に8個、ねじ止め等により
固定される。なお、盤取付金具151は任意の函体や雑
架(標準雑架を含む)に取り付けるためのものであり、
函体や雑架の材質は金属製のみならず木製でも良い。1
12は前記アース金具107bに接続されるアース接続
線である。また、161はUリンク接続部103に対し
て着脱可能に接続されたUリンクである。
全体的にかぶせてカバー取付金具152にファスナー1
72により固定した状態を示している。カバー171を
かぶせることにより、各端子のラッピング接続部分を保
護し、不慮の短絡事故や塵埃の侵入を防いでいる。この
カバー171の上面には示名条片173,174が設け
られており、端子盤100に接続される端末装置やSD
H装置の名称、回線名等を記入して常時、確認可能とな
っている。
3に示した端子盤100を一単位とし、所望の回線数に
応じて図4,図5のように複数の端子盤100をレール
153上に並設することにより任意回線数の端子盤装置
を構成することができる。そして、所定数の端子盤10
0を増設または除去すれば、回線数の変更にも容易に対
応可能である。
置やSDH装置との接続にラッピング端子を用いている
ので、短時間で簡単に接続作業を行うことができ、作業
性の改善や労力の軽減を図ることができる。また、端末
装置との接続に便利な対数の接続端子を備えることで、
複数の端末装置を接続する際に端子数の過不足を生じる
ことなく使い勝手の良い端子盤を実現することができ
る。更に、任意の数の端子盤を連結することで所望の回
線数に対応可能な端子板装置が構成され、その取付場所
も特に制約を受けることがない。
である。
である。
ある。
路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 端末装置とSDH装置との間に接続され
てディジタル信号の受け渡しに使用されるディジタル伝
送用端子盤において、 複数の端末装置に接続される複数対の送信用端子及び受
信用端子と、SDH装置に接続される複数対の送信用端
子及び受信用端子と、アース端子とを備え、これらの各
端子を一方向に立設されたラッピング端子により形成し
たことを特徴とするディジタル伝送用端子盤。 - 【請求項2】 請求項1記載のディジタル伝送用端子盤
において、 端末装置用の4n(nは1以上の整数、以下同じ)対の
送信用端子及び受信用端子と、SDH装置用の4n対の
送信用端子及び受信用端子とを備えたことを特徴とする
ディジタル伝送用端子盤。
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JP2000126243A JP3743551B2 (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | ディジタル伝送用端子盤 |
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