JP2001307473A - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレキシブルプリント基板上に設置されたプ
リアンプへの電磁ノイズの影響を無くす。 【解決手段】 プリアンプ１０が配置されているフレキ
シブルプリント基板１２に、金属箔が実質上全面に施さ
れた切片１４を設け、その切片１４を折り曲げることに
よりプリアンプ１０を覆い、切片１４に施された金属箔
により電磁ノイズを遮断する。
リアンプへの電磁ノイズの影響を無くす。 【解決手段】 プリアンプ１０が配置されているフレキ
シブルプリント基板１２に、金属箔が実質上全面に施さ
れた切片１４を設け、その切片１４を折り曲げることに
よりプリアンプ１０を覆い、切片１４に施された金属箔
により電磁ノイズを遮断する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録装置の電
磁ノイズ対策に関するもので、特にフレキシブルプリン
ト基板上に設置されたプリアンプ及び各種電流制御用抵
抗への電磁ノイズ対策に関するものである。
磁ノイズ対策に関するもので、特にフレキシブルプリン
ト基板上に設置されたプリアンプ及び各種電流制御用抵
抗への電磁ノイズ対策に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、磁気記録装置である磁気ディス
ク装置の従来のフレキシブルプリント基板１２の構成を
示す斜視図である。図５において、フレキシブルプリン
ト基板１２の実装部１３にはプリアンプ１０と各種電流
制御用抵抗１１が実装されている。
ク装置の従来のフレキシブルプリント基板１２の構成を
示す斜視図である。図５において、フレキシブルプリン
ト基板１２の実装部１３にはプリアンプ１０と各種電流
制御用抵抗１１が実装されている。
【０００３】フレキシブルプリント基板１２は、一方の
端部がキャリッジ９に取り付けられており、磁気ヘッド
７と電気的に接続された状態でシャーシ２に固定されて
いる。
端部がキャリッジ９に取り付けられており、磁気ヘッド
７と電気的に接続された状態でシャーシ２に固定されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
周辺機器の処理速度が速くなり周波数の高い電磁ノイズ
が発生するようになり、磁気記録装置内にフレキシブル
プリント基板を設置するだけでは、フレキシブルプリン
ト基板上に設置されたプリアンプ及び各種電流制御用抵
抗が、磁気記録装置のシャーシとカバー間の気密を保つ
ための非導電性であるガスケットから進入した電磁ノイ
ズの影響を受けて誤動作の原因となる。
周辺機器の処理速度が速くなり周波数の高い電磁ノイズ
が発生するようになり、磁気記録装置内にフレキシブル
プリント基板を設置するだけでは、フレキシブルプリン
ト基板上に設置されたプリアンプ及び各種電流制御用抵
抗が、磁気記録装置のシャーシとカバー間の気密を保つ
ための非導電性であるガスケットから進入した電磁ノイ
ズの影響を受けて誤動作の原因となる。
【０００５】本発明は、上記従来の課題を考慮し、フレ
キシブルプリント基板上に配置されているプリアンプお
よび電流制御用抵抗への、ガスケットから進入した電磁
ノイズの影響を抑えた磁気記録装置を提供することを目
的とするものである。
キシブルプリント基板上に配置されているプリアンプお
よび電流制御用抵抗への、ガスケットから進入した電磁
ノイズの影響を抑えた磁気記録装置を提供することを目
的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第１の本発明（請求項１に対応）は、記録媒体上に
データの記録を行う、および／または前記記録媒体に記
録されているデータの再生を行うヘッドと、前記ヘッド
を支持するキャリッジと、前記ヘッドへの信号を増幅さ
せる、および／または前記ヘッドからの信号を増幅させ
るプリアンプと、電流制御用抵抗とが少なくとも配置さ
れており、一部が前記ヘッドと電気的に接続されている
フレキシブルプリント基板と、前記プリアンプおよび前
記電流制御用抵抗の全部または一部を覆うように前記フ
レキシブルプリント基板上に配置された、少なくとも一
部が金属で形成されているシールド部材とを備えたこと
を特徴とする磁気記録装置である。
に、第１の本発明（請求項１に対応）は、記録媒体上に
データの記録を行う、および／または前記記録媒体に記
録されているデータの再生を行うヘッドと、前記ヘッド
を支持するキャリッジと、前記ヘッドへの信号を増幅さ
せる、および／または前記ヘッドからの信号を増幅させ
るプリアンプと、電流制御用抵抗とが少なくとも配置さ
れており、一部が前記ヘッドと電気的に接続されている
フレキシブルプリント基板と、前記プリアンプおよび前
記電流制御用抵抗の全部または一部を覆うように前記フ
レキシブルプリント基板上に配置された、少なくとも一
部が金属で形成されているシールド部材とを備えたこと
を特徴とする磁気記録装置である。
【０００７】第２の本発明（請求項２に対応）は、前記
シールド部材が前記フレキシブルプリント基板と対向す
る対向面を有しており、その対向面の実質上全面には金
属箔が施されていることを特徴とする第１の本発明に記
載の磁気記録装置である。
シールド部材が前記フレキシブルプリント基板と対向す
る対向面を有しており、その対向面の実質上全面には金
属箔が施されていることを特徴とする第１の本発明に記
載の磁気記録装置である。
【０００８】第３の本発明（請求項３に対応）は、前記
シールド部材が前記フレキシブルプリント基板と対向す
る対向面を有しており、その対向面には金属箔が格子状
に施されていることを特徴とする第１の本発明に記載の
磁気記録装置である。
シールド部材が前記フレキシブルプリント基板と対向す
る対向面を有しており、その対向面には金属箔が格子状
に施されていることを特徴とする第１の本発明に記載の
磁気記録装置である。
【０００９】第４の本発明（請求項４に対応）は、前記
シールド部材が複数有り、それら複数の前記シールド部
材が重なるように前記フレキシブルプリント基板上に配
置されることを特徴とする第２または第３の本発明に記
載の磁気記録装置である。
シールド部材が複数有り、それら複数の前記シールド部
材が重なるように前記フレキシブルプリント基板上に配
置されることを特徴とする第２または第３の本発明に記
載の磁気記録装置である。
【００１０】第５の本発明（請求項５に対応）は、前記
シールド部材が前記フレキシブルプリント基板と対向す
る対向面を有しており、その対向面には金属箔で形成さ
れる線状体が実質上平行に複数施されていることを特徴
とする第１の本発明に記載の磁気記録装置である。
シールド部材が前記フレキシブルプリント基板と対向す
る対向面を有しており、その対向面には金属箔で形成さ
れる線状体が実質上平行に複数施されていることを特徴
とする第１の本発明に記載の磁気記録装置である。
【００１１】第６の本発明（請求項６に対応）は、前記
シールド部材が複数有り、それら複数のシールド部材の
少なくとも一つの前記線状体が、前記複数のシールド部
材の他のいずれかの前記線状体と実質上平行とならず、
前記複数のシールド部材が重なるように前記フレキシブ
ルプリント基板上に配置されることを特徴とする第５の
本発明に記載の磁気記録装置である。
シールド部材が複数有り、それら複数のシールド部材の
少なくとも一つの前記線状体が、前記複数のシールド部
材の他のいずれかの前記線状体と実質上平行とならず、
前記複数のシールド部材が重なるように前記フレキシブ
ルプリント基板上に配置されることを特徴とする第５の
本発明に記載の磁気記録装置である。
【００１２】第７の本発明（請求項７に対応）は、前記
複数のシールド部材の少なくとも一つの前記線状体と、
前記複数のシールド部材の他のいずれかの前記線状体と
は、実質上直交する関係にあることを特徴とする第６の
本発明に記載の磁気記録装置である。
複数のシールド部材の少なくとも一つの前記線状体と、
前記複数のシールド部材の他のいずれかの前記線状体と
は、実質上直交する関係にあることを特徴とする第６の
本発明に記載の磁気記録装置である。
【００１３】第８の本発明（請求項８に対応）は、前記
シールド部材が、前記フレキシブルプリント基板に連接
しており、折り曲げられて前記フレキシブルプリント基
板上に配置されることを特徴とする第１から第７のいず
れかの本発明に記載の磁気記録装置である。
シールド部材が、前記フレキシブルプリント基板に連接
しており、折り曲げられて前記フレキシブルプリント基
板上に配置されることを特徴とする第１から第７のいず
れかの本発明に記載の磁気記録装置である。
【００１４】上述したように、本発明によれば、プリア
ンプ及び各種電流制御用抵抗は磁気記録装置内へ進入し
た電磁ノイズの影響を受けない。
ンプ及び各種電流制御用抵抗は磁気記録装置内へ進入し
た電磁ノイズの影響を受けない。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図１から図４を参照して説明する。
について、図１から図４を参照して説明する。
【００１６】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１の磁気記録装置である磁気ディスク装置の概略を
示す斜視図である。図１において、磁気ディスク装置１
は、シャーシ２、カバー３及びシャーシ２とカバー３の
間に挟まれる弾性体のガスケット４により構成される。
シャーシ２は、一つまたは複数の磁気ディスク５、磁気
ディスク５を保持するディスククランプ６、磁気ディス
ク５を回転させる図示を省略したスピンドルモータを有
する。
形態１の磁気記録装置である磁気ディスク装置の概略を
示す斜視図である。図１において、磁気ディスク装置１
は、シャーシ２、カバー３及びシャーシ２とカバー３の
間に挟まれる弾性体のガスケット４により構成される。
シャーシ２は、一つまたは複数の磁気ディスク５、磁気
ディスク５を保持するディスククランプ６、磁気ディス
ク５を回転させる図示を省略したスピンドルモータを有
する。
【００１７】磁気ディスク５に対して情報を記録再生す
る磁気ヘッド７はサスペンション８を介してキャリッジ
９に取り付けられている。磁気ヘッド７で記録再生され
た信号を増幅するプリアンプ１０はフレキシブルプリン
ト基板１２上に電流制御用抵抗１１と共に設置され、フ
レキシブルプリント基板１２はキャリッジ９で磁気ヘッ
ド７と電気的に接続されている。
る磁気ヘッド７はサスペンション８を介してキャリッジ
９に取り付けられている。磁気ヘッド７で記録再生され
た信号を増幅するプリアンプ１０はフレキシブルプリン
ト基板１２上に電流制御用抵抗１１と共に設置され、フ
レキシブルプリント基板１２はキャリッジ９で磁気ヘッ
ド７と電気的に接続されている。
【００１８】フレキシブルプリント基板１２の詳細な構
成を図２を用いて説明する。図２（ａ）はフレキシブル
プリント基板１２のプリアンプ１０及び各種電流制御用
抵抗１１の実装部分を示す斜視図である。フレキシブル
プリント基板１２は、プリアンプ１０等の実装部１３
と、実装部１３と実質上同等の大きさの切片部１４から
なる。切片部１４には、フレキシブルプリント基板１２
の金属箔の配線パターンと同様に実装部１３より広い範
囲で金属箔が全面に施されており、また切片部１４の先
端部には固定用の孔が設けられている。
成を図２を用いて説明する。図２（ａ）はフレキシブル
プリント基板１２のプリアンプ１０及び各種電流制御用
抵抗１１の実装部分を示す斜視図である。フレキシブル
プリント基板１２は、プリアンプ１０等の実装部１３
と、実装部１３と実質上同等の大きさの切片部１４から
なる。切片部１４には、フレキシブルプリント基板１２
の金属箔の配線パターンと同様に実装部１３より広い範
囲で金属箔が全面に施されており、また切片部１４の先
端部には固定用の孔が設けられている。
【００１９】図２（ｂ）は磁気ディスク装置へ設置後の
フレキシブルプリント基板１２のプリアンプ及び各種電
流制御用抵抗の実装部分を示す斜視図である。フレキシ
ブルプリント基板１２の切片部１４は、プリアンプ及び
各種電流制御用抵抗を覆うように折り曲げられ、ビス１
５によってシャーシに固定される。これにより、非導電
性であるガスケットより進入する電磁ノイズを切片１４
の金属膜により遮断し、プリアンプ及び各種電流制御用
抵抗への電磁ノイズの進入を無くすことができる。
フレキシブルプリント基板１２のプリアンプ及び各種電
流制御用抵抗の実装部分を示す斜視図である。フレキシ
ブルプリント基板１２の切片部１４は、プリアンプ及び
各種電流制御用抵抗を覆うように折り曲げられ、ビス１
５によってシャーシに固定される。これにより、非導電
性であるガスケットより進入する電磁ノイズを切片１４
の金属膜により遮断し、プリアンプ及び各種電流制御用
抵抗への電磁ノイズの進入を無くすことができる。
【００２０】（実施の形態２）図３は本発明の実施の形
態２のフレキシブルプリント基板１２の斜視図である。
プリアンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１は図２のも
のと同じである。フレキシブルプリント基板１２の切片
部１４には格子状の金属箔が施されている。
態２のフレキシブルプリント基板１２の斜視図である。
プリアンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１は図２のも
のと同じである。フレキシブルプリント基板１２の切片
部１４には格子状の金属箔が施されている。
【００２１】この実施の形態２においては、スリットに
電磁波が入射すると、電磁波のうちスリットに垂直な電
界成分の振動成分は余り減衰しないで通過するが、スリ
ットに平行な方向の電界成分は大きく減衰して通過でき
ないという特性から、金属膜を実質上直交するスリット
として、切片部１４を折り曲げてプリアンプ１０及び各
種電流制御用抵抗１１を覆う。その結果、入射した電磁
ノイズの全ての成分が大幅に減衰し、プリアンプ１０及
び各種電流制御用抵抗１１への電磁ノイズの影響を無く
すことができる。
電磁波が入射すると、電磁波のうちスリットに垂直な電
界成分の振動成分は余り減衰しないで通過するが、スリ
ットに平行な方向の電界成分は大きく減衰して通過でき
ないという特性から、金属膜を実質上直交するスリット
として、切片部１４を折り曲げてプリアンプ１０及び各
種電流制御用抵抗１１を覆う。その結果、入射した電磁
ノイズの全ての成分が大幅に減衰し、プリアンプ１０及
び各種電流制御用抵抗１１への電磁ノイズの影響を無く
すことができる。
【００２２】（実施の形態３）図４は本発明の実施の形
態３のフレキシブルプリント基板１２の斜視図である。
プリアンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１は図２と同
じである。フレキシブルプリント基板１２には切片部１
４ａと切片部１４ｂが形成されている。切片部１４ａに
は所定の方向に各々の金属箔が実質上平行に実質上等間
隔に施されており、切片部１４ｂには切片部１４ａの金
属箔に実質上垂直な方向に各々の金属箔が実質上平行に
実質上等間隔に施されている。まず切片部１４ａをプリ
アンプ１０及び各種制御用抵抗１１を覆うように折り曲
げ、次いで切片部１４ｂを同様に折り曲げて固定する
と、切片部１４ａ、切片部１４ｂの金属箔は重なり格子
状となり電磁ノイズが大幅に減衰し、プリアンプ１０及
び各種電流制御用抵抗１１への電磁ノイズの影響を無く
すことができる。
態３のフレキシブルプリント基板１２の斜視図である。
プリアンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１は図２と同
じである。フレキシブルプリント基板１２には切片部１
４ａと切片部１４ｂが形成されている。切片部１４ａに
は所定の方向に各々の金属箔が実質上平行に実質上等間
隔に施されており、切片部１４ｂには切片部１４ａの金
属箔に実質上垂直な方向に各々の金属箔が実質上平行に
実質上等間隔に施されている。まず切片部１４ａをプリ
アンプ１０及び各種制御用抵抗１１を覆うように折り曲
げ、次いで切片部１４ｂを同様に折り曲げて固定する
と、切片部１４ａ、切片部１４ｂの金属箔は重なり格子
状となり電磁ノイズが大幅に減衰し、プリアンプ１０及
び各種電流制御用抵抗１１への電磁ノイズの影響を無く
すことができる。
【００２３】なお、上述した各実施の形態では、プリア
ンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１を、フレキシブル
プリント基板１２に設けられた金属部分を有する切片部
１４で覆うとしたが、プリアンプ１０及び各種電流制御
用抵抗１１の一部のみを金属で覆った場合であっても、
従来より電磁ノイズの影響を抑えることができる。
ンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１を、フレキシブル
プリント基板１２に設けられた金属部分を有する切片部
１４で覆うとしたが、プリアンプ１０及び各種電流制御
用抵抗１１の一部のみを金属で覆った場合であっても、
従来より電磁ノイズの影響を抑えることができる。
【００２４】また、上述した各実施の形態では、フレキ
シブルプリント基板１２には、金属部分を有する切片部
１４が設けられており、その切片部１４を折り曲げるこ
とによってプリアンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１
を金属で覆うとしたが、フレキシブルプリント基板１２
とは別個に金属部分を有する切片部を用意し、その切片
部でフレキシブルプリント基板１２を覆ってもよい。
シブルプリント基板１２には、金属部分を有する切片部
１４が設けられており、その切片部１４を折り曲げるこ
とによってプリアンプ１０及び各種電流制御用抵抗１１
を金属で覆うとしたが、フレキシブルプリント基板１２
とは別個に金属部分を有する切片部を用意し、その切片
部でフレキシブルプリント基板１２を覆ってもよい。
【００２５】また、上述した実施の形態１および２で
は、金属部分を有する１つの切片部１４でフレキシブル
プリント基板１２を覆うとしたが、金属部分を有する切
片部複数個でフレキシブルプリント基板１２を覆っても
よい。
は、金属部分を有する１つの切片部１４でフレキシブル
プリント基板１２を覆うとしたが、金属部分を有する切
片部複数個でフレキシブルプリント基板１２を覆っても
よい。
【００２６】また、上述した実施の形態３では、線状の
金属箔が実質上平行に実質上等間隔に複数施されている
切片部１４ａおよび１４ｂを、切片部１４ａの線状の金
属箔と切片部１４ｂの線状の金属箔とが実質上直交する
ように、フレキシブルプリント基板１２上に重ねて配置
するとしたが、切片部１４ａの線状の金属箔と切片部１
４ｂの線状の金属箔とを実質上直交させる必要は必ずし
もない。切片部１４ａの線状の金属箔と切片部１４ｂの
線状の金属箔とが実質上平行とならないように、切片部
１４ａと切片部１４ｂとを重ねてフレキシブルプリント
基板１２上に配置しさえすればよい。
金属箔が実質上平行に実質上等間隔に複数施されている
切片部１４ａおよび１４ｂを、切片部１４ａの線状の金
属箔と切片部１４ｂの線状の金属箔とが実質上直交する
ように、フレキシブルプリント基板１２上に重ねて配置
するとしたが、切片部１４ａの線状の金属箔と切片部１
４ｂの線状の金属箔とを実質上直交させる必要は必ずし
もない。切片部１４ａの線状の金属箔と切片部１４ｂの
線状の金属箔とが実質上平行とならないように、切片部
１４ａと切片部１４ｂとを重ねてフレキシブルプリント
基板１２上に配置しさえすればよい。
【００２７】また、上述した実施の形態３では、切片部
１４ａおよび１４ｂをフレキシブルプリント基板１２上
に重ねて配置するとしたが、フレキシブルプリント基板
１２とは別個に設けられた、線状の金属箔が実質上平行
に実質上等間隔に複数施されている切片部複数個でフレ
キシブルプリント基板１２を覆ってもよい。その場合、
全部の切片部の線状の金属箔が実質上平行にならないよ
うに、複数個の切片部でフレキシブルプリント基板１２
を覆うようにする。
１４ａおよび１４ｂをフレキシブルプリント基板１２上
に重ねて配置するとしたが、フレキシブルプリント基板
１２とは別個に設けられた、線状の金属箔が実質上平行
に実質上等間隔に複数施されている切片部複数個でフレ
キシブルプリント基板１２を覆ってもよい。その場合、
全部の切片部の線状の金属箔が実質上平行にならないよ
うに、複数個の切片部でフレキシブルプリント基板１２
を覆うようにする。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、本発明の磁気記録装置に
よれば、プリアンプ及び各種電流制御用抵抗は磁気記録
装置内へ進入した電磁ノイズの影響を受けない。
よれば、プリアンプ及び各種電流制御用抵抗は磁気記録
装置内へ進入した電磁ノイズの影響を受けない。
【図１】本発明の実施の形態１の磁気記録装置の斜視図
【図２】本発明の実施の形態１のフレキシブルプリント
基板の拡大斜視図
基板の拡大斜視図
【図３】本発明の実施の形態２のフレキシブルプリント
基板の拡大斜視図
基板の拡大斜視図
【図４】本発明の実施の形態３のフレキシブルプリント
基板の拡大斜視図
基板の拡大斜視図
【図５】従来の磁気記録装置を示す斜視図
１ 磁気ディスク装置 ２ シャーシ ３ カバー ４ ガスケット ５ 磁気ディスク ６ ディスククランプ ７ 磁気ヘッド ８ サスペンション ９ キャリッジ １０ プリアンプ １１ 電流制御用抵抗 １２ フレキシブルプリント基板 １３ フレキシブルプリント基板実装部 １４ フレキシブルプリント基板切片部 １５ ビス
Claims (8)
- 【請求項１】 記録媒体上にデータの記録を行う、およ
び／または前記記録媒体に記録されているデータの再生
を行うヘッドと、 前記ヘッドを支持するキャリッジと、 前記ヘッドへの信号を増幅させる、および／または前記
ヘッドからの信号を増幅させるプリアンプと、電流制御
用抵抗とが少なくとも配置されており、一部が前記ヘッ
ドと電気的に接続されているフレキシブルプリント基板
と、 前記プリアンプおよび前記電流制御用抵抗の全部または
一部を覆うように前記フレキシブルプリント基板上に配
置された、少なくとも一部が金属で形成されているシー
ルド部材とを備えたことを特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項２】 前記シールド部材は前記フレキシブルプ
リント基板と対向する対向面を有しており、その対向面
の実質上全面には金属箔が施されていることを特徴とす
る請求項１に記載の磁気記録装置。 - 【請求項３】 前記シールド部材は前記フレキシブルプ
リント基板と対向する対向面を有しており、その対向面
には金属箔が格子状に施されていることを特徴とする請
求項１に記載の磁気記録装置。 - 【請求項４】 前記シールド部材は複数有り、それら複
数の前記シールド部材が重なるように前記フレキシブル
プリント基板上に配置されることを特徴とする請求項２
または３に記載の磁気記録装置。 - 【請求項５】 前記シールド部材は前記フレキシブルプ
リント基板と対向する対向面を有しており、その対向面
には金属箔で形成される線状体が実質上平行に複数施さ
れていることを特徴とする請求項１に記載の磁気記録装
置。 - 【請求項６】 前記シールド部材は複数有り、それら複
数のシールド部材の少なくとも一つの前記線状体が、前
記複数のシールド部材の他のいずれかの前記線状体と実
質上平行とならず、前記複数のシールド部材が重なるよ
うに前記フレキシブルプリント基板上に配置されること
を特徴とする請求項５に記載の磁気記録装置。 - 【請求項７】 前記複数のシールド部材の少なくとも一
つの前記線状体と、前記複数のシールド部材の他のいず
れかの前記線状体とは、実質上直交する関係にあること
を特徴とする請求項６に記載の磁気記録装置。 - 【請求項８】 前記シールド部材は、前記フレキシブル
プリント基板に連接しており、折り曲げられて前記フレ
キシブルプリント基板上に配置されることを特徴とする
請求項１、２、３、５、６、７のいずれかに記載の磁気
記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000118665A JP2001307473A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000118665A JP2001307473A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001307473A true JP2001307473A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18629758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000118665A Pending JP2001307473A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001307473A (ja) |
-
2000
- 2000-04-19 JP JP2000118665A patent/JP2001307473A/ja active Pending
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