JP2001307133A - 画像処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】現物と略同等又は以上の質感や立体感が得られ
ると共に、現物に代わる見本として用いることができる
画像処理方法を提供する。 【解決手段】画像読取り装置２０で読取った布地Ｂの画
像を、処理装置本体６０の２Ｄソフトで画像変換した
後、その布地画像Ｂａを３Ｄソフトで画像変換して、現
物の布地Ｂと略同等又は以上の質感や立体感に強調す
る。布地画像Ｂａをディスプレイ４０で表示したり、印
刷装置５０で印刷する等して、現物に代わるカーテンＡ
又は布地Ｂに代わる見本として使用し、現物と略同等又
は近い状態をシミュレーションする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えばカーテン
や壁紙、内装材、床材、壁材、天井材、ネット、衣類、
バック、靴等の現物に代わる見本を作成するときに用い
られる画像処理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、上述例のカーテンに代わる見本帳
を作成する場合、例えば図１０、図１１に示すように、
カーテンＡに代わる見本用の布地Ｂ又はその布地Ｂを撮
像した写真を添付したり、そのカーテンＡを室内に吊下
げた状態を撮像した写真を添付等して、見本帳Ｃを作成
する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の見本帳
Ｃは、カーテンＡの代わりである布地Ｂの添付枚数が多
くなるほど、見本帳Ｃ全体が嵩張り、重量が重くなるた
め、持ち運びに不便であり、管理及び取り扱いが大変で
ある。且つ、見開き部分のページが閉じないように手で
保持しなければならず、ページを捲る作業が大変煩わし
い。

【０００４】また、布地Ｂの種類や色相、図柄を変更す
る場合、染色や図柄を印刷する等の作業に手間が掛か
る。写真を掲載する場合、布地Ｂ又はその布地Ｂで縫製
したカーテンＡの吊上げ状態を一点ずつカメラで撮像し
なければならず、見本帳Ｃを作成するのに手間及びコス
トが掛かる。

【０００５】一方、写真の場合、例えば色相や明暗等を
修正する作業に熟練と技術が要するだけでなく、質感を
強調するのに限界がある。且つ、写真の画像を変更する
ことが不可能であるため、他に転用又は展開することが
できないという問題点を有している。

【０００６】この発明は上記問題に鑑み、画像読取り手
段で読取った現物の画像を立体的画像に変換して質感や
立体感を強調することにより、現物よりも視覚的効果が
高められ、現物に代わる見本として用いることができる
画像処理方法の提供を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
画像読取り手段により読取った現物の平面的画像を、画
像処理手段により立体的画像に変換処理する画像処理方
法であることを特徴とする。

【０００８】請求項２記載の発明は、上記請求項１記載
の構成と併せて、上記現物の画像情報を、該現物に略応
じた画像に加工する画像情報加工手段を備えた画像処理
方法であることを特徴とする。

【０００９】請求項３記載の発明は、上記請求項１又は
２記載の構成と併せて、上記現物の画像情報を、目視可
能な状態に出力する画像情報出力手段を備えた画像処理
方法であることを特徴とする。

【００１０】請求項４記載の発明は、上記請求項１，２
又は３記載の構成と併せて、上記現物の画像情報を、読
取り及び書込み可能に記録する画像情報記録手段を備え
た画像処理方法であることを特徴とする。

【００１１】請求項５記載の発明は、上記請求項１，２
又は４記載の構成と併せて、上記現物の画像情報を立体
的動画に変換する動画変換手段を備えた画像処理方法で
あることを特徴とする。

【００１２】

【作用及び効果】請求項１，２記載の発明によると、画
像読取り手段で読取った現物の画像を立体的画像に変換
して質感や立体感を強調するので、現物又はその現物の
写真よりも視覚的効果が高くなり、現物と略同等又は以
上の質感と立体感とが得られる。しかも、現物の立体画
像を、立体画像加工手段により所望する質感や立体感に
画像加工したり、要望に応じて任意の強調具合に可変設
定することができる。

【００１３】請求項３記載の発明によると、画像出力手
段により出力される現物の立体画像を見て、所望する現
物を選択するので、現物を用意する必要がなく、現物に
代わる見本帳の持ち運びや管理、取り扱いが容易に行え
ると共に、見本帳の軽量化及びコンパクト化、コストの
低減を図ることができる。

【００１４】請求項４記載の発明によると、現物の立体
画像を画像情報記録手段に記録するので、現物を選択す
るときに、任意の立体画像を呼び出したり、その画像を
修正又は編集する等の作業が簡単且つ容易に行える。

【００１５】請求項５記載の発明によると、現物の立体
画像を動画に変換処理するので、現物と略同等又は近い
状態をリアルに再現することができ、現物を用いずに、
使用状態をシュミレーションすることができる。

【００１６】

【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は現物の一例であるカーテンの見本帳を、
見本用布地の画像を用いて作成する画像処理方法を示
し、図１に於いて、その画像処理に用いられる画像処理
装置１０（例えばパーソナルコンピュータ）は、カーテ
ンＡを縫製するときに用いられる布地Ｂの画像を読取る
画像読取り装置２０と、その画像を加工及び編集するの
に必要な作業内容を入力する入力装置３０と、布地Ｂの
画像を表示するディスプレイ４０と、布地Ｂの画像を印
刷する印刷装置５０と、装置２０，３０，５０及びディ
スプレイ４０を制御する処理装置本体６０とで構成され
る。

【００１７】上述の画像読取り装置２０は、イメージス
キャナー２１やデジタルカメラ２４で構成され、据置き
タイプ又はハンディータイプのイメージスキャナー２１
は、布地Ｂの画像を直接読取ったり、光学式カメラ（図
示省略）で撮像した布地Ｂの写真又は印刷した絵を読取
る等して得られた画像データを、デジタルデータに変換
して、スキャナー本体２２に接続した処理装置本体６０
に出力する。

【００１８】また、画像データを、スキャナー本体２２
に装填した記録媒体６１（例えばＣＤ−ＲＯＭやメモリ
ーカード、フロッピー（登録商標）ディスク等）に一旦
記憶し、その記録媒体９１から処理装置本体６０に画像
データを出力してもよい。

【００１９】一方、デジタルカメラ２４は、布地Ｂを直
接撮像したり、予め布地Ｂの写真又は印刷した絵を撮像
する等して得られた画像データを、デジタルデータに変
換して、カメラ本体２５に内蔵した記憶部（ＲＡＭ）に
一旦記憶し、カメラ本体２５を、処理装置本体６０に接
続したとき、記憶部に記憶された画像データを処理装置
本体６０に出力する。

【００２０】また、画像データを、カメラ本体２５に装
填した記録媒体６１に一旦記憶し、その記録媒体６１か
ら処理装置本体６０に画像データを出力してもよい。

【００２１】前述の入力装置３０は、キーボード３１や
マウス３２で構成され、マッピングやモデリングを行う
とき、ディスプレイ４０の作業画面に表示されるツール
ボックスの中から画像を加工又は編集するのに必要なツ
ールを選択して、画像加工時の作業内容と、その作業を
行う部分や範囲とを指定又は変更する。

【００２２】且つ、印刷時に於ける画像の大きさや形
状、向き、配置、枚数等を設定又は変更したり、材質、
色相、織り方、大きさ等のカーテンＡ又は布地Ｂに関す
る内容を入力する。

【００２３】また、上述の入力装置３０に代わる他の入
力方法として、例えば入力ペンや光学的読取り装置等を
用いて、画像加工に必要な内容及び項目を入力してもよ
い。

【００２４】前述のディスプレイ４０は、入力装置３０
を操作して、処理装置本体６０に格納された画像処理ソ
フトを起動させ、例えばマッピングやモデリング等の画
像加工に必要なツールを表示する。また、画像データが
記憶された複数のファイルの中から一つを選択したと
き、処理装置本体６０に記憶された布地Ｂの画像を表示
したり、カーテンＡ又は布地Ｂに関する内容を表示す
る。

【００２５】前述の印刷装置５０は、例えばレーザープ
リンターやインクジェットプリンター等で構成され、入
力装置３０により印刷に必要な内容及び項目を入力し
て、処理装置本体６０から出力される指令信号に基づい
て、印刷指定された布地Ｂの画像を印刷したり、カーテ
ンＡ又は布地Ｂに関する内容を印刷する。

【００２６】前述の処理装置本体６０は、例えば市販の
２Ｄソフト及び３Ｄソフト、グラフィックソフト等の画
像を加工又は作成するのに必要な画像処理ソフトを格納
し、その画像処理ソフトのプログラムに沿って、画像読
取り装置２０と、入力装置３０と、ディスプレイ４０
と、印刷装置５０との駆動及び停止を制御すると共に、
その画像データを、ディスプレイ４０と印刷装置５０と
に出力する。

【００２７】且つ、イメージスキャナー２１及びデジタ
ルカメラ２２から出力される未加工の画像データと、加
工中や加工済みの画像データとを、処理装置本体６０に
設けられた記憶エリア（ファイル）又は内蔵された記憶
部（ＲＡＭ）に記憶したり、記録媒体６１を構成するＣ
Ｄ−ＲＯＭ６２やメモリーカード６３、フロッピーディ
スク６４に記憶する。

【００２８】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、上述の画像処理装置１０によりカーテンＡに
代わる見本用布地Ｂのデジタル画像を用いて見本帳Ｃを
作成するときの方法を説明する。

【００２９】先ず、図１に示すように、カーテンＡ自体
又は見本用の布地Ｂを、画像読取り装置２０を構成する
イメージスキャナー２１にセットした後、図２のステッ
プＳ1 に於て、布地Ｂの一部又は全体を、イメージスキ
ャナー２１で読取り、その読取った画像データを処理装
置本体６０に出力する。

【００３０】ステップＳ2 に於て、イメージスキャナー
２１で読取った画像を、処理装置本体６０に格納された
市販の２Ｄソフトにより平面的画像に処理（デジタル変
換）する。

【００３１】ステップＳ3 に於て、図３に示すように、
布地画像Ｂａの縦糸や横糸の輪郭が不鮮明であったり、
画像全体の色相が変位している場合、布地画像Ｂａの一
部又は全体を、現品の布地Ｂと略同等又は以上の質感と
なるように画像加工する。

【００３２】つまり、入力装置３０を構成するキーボー
ド３１及び又はマウス３２を操作して、処理装置本体６
０に記憶した布地Ｂの画像データを呼び出し、ディスプ
レイ４０の作業画面に表示すると共に、処理装置本体６
０に格納された市販の３Ｄソフトを起動する。

【００３３】次に、作業画面に表示されたツールボック
スの中から画像を加工するのに必要なツールを選択し、
加工時の作業内容や加工部分の範囲を入力して、マッピ
ング処理及びモデリング処理を行う。

【００３４】布地Ｂの織り方や繊維の特徴に応じて、布
地Ｂの質感を表現するのに必要な項目、例えばスペキュ
ラ（Specular）＝反射光の強さや広がり、ディフューズ
（Diffuse ）＝乱反射する光、アビエント（Ambient ）
＝反射及び乱反射する光以外の環境光、テクスチャー
（Texture ）＝模様、反射効果、透明効果、色相、濃
度、陰影等の複数項目又は単一項目を指定したり、その
加工する画像の部分又は範囲を指定して、画像修正す
る。

【００３５】布地Ｂの場合、例えば綿や絹、毛等の天然
繊維と、ナイロンやポリエステル等の化学繊維と、平織
や綾織等の織り方とに応じた質感が表現及び強調される
ような画像に修正する。

【００３６】また、例えばホトショップ（Photoshop ）
のトリミングを選択し、例えば繊維の食み出しや陰影、
色の滲み等の余分な部分を布地画像Ｂａから取り除き、
ディスプレイ４０に表示される図柄や配色の境界、輪
郭、図柄の凹凸が明瞭となるように立体的に画像修正す
る。

【００３７】上述のような画像修正を実行して、図４に
示すように、ディスプレイ４０に表示される布地画像Ｂ
ａを、現物の布地Ｂと略同等又は以上の質感や立体感と
なるように強調した後、マッピングデータ（質感）と、
モデリングデータ（立体感）とを合成して、処理装置本
体６０に一旦記憶する。且つ、上述と同様にして、カー
テンＡの種類や図柄、色相等に略対応して、複数又は多
数の布地画像Ｂａを予め記憶する。

【００３８】また、市販の映像編集ソフトを用いて、処
理装置本体６０又は記録媒体６１に記憶される布地画像
Ｂａのデータと対応させて、カーテンＡに関する内容
を、例えば音声や文字等で追加記憶してもよい。

【００３９】次に、布地画像Ｂａを印刷して見本帳Ｃと
して取り扱う場合、ステップＳ4 に於て、入力装置３０
を操作して、見本帳Ｃの用紙Ｃａに印刷される布地画像
Ｂａの大きさや形、向き、配置、枚数を設定した後、印
刷装置５０を駆動して、予め記憶しておいた布地画像Ｂ
ａ…を指定の用紙Ｃａに印刷する。

【００４０】例えば、図５に示すように、布地画像Ｂａ
を並列に印刷したり、図６に示すように、布地画像Ｂａ
を重ねたり、任意の形に変形する等して印刷した後、任
意枚数の用紙Ｃａを綴じて、図７に示す一つの見本帳Ｃ
を作成する。

【００４１】次に、布地画像Ｂａを静止画として取り扱
う場合、ステップＳ5 に於て、布地画像Ｂａの静止画像
データ（デジタルデータ）を用いて作成したカーテンＡ
を、ディスプレイ４０に表示される平面的又は立体的に
作成した室内空間に吊下げて、現物に近い吊下げ状態を
シミュレーションしたり、或いは、光の方向や明るさ等
のデータを入力して、光の透過性や遮光性等の視覚的効
果をシミュレーションすることもできる。

【００４２】また、静止画像データを記録媒体６１に記
録しておくので、携帯用のパーソナルコンピュータや携
帯電話等を用いて任意の画像データを呼び出して選択し
たり、編集したりする作業が簡単に行え、上述のように
印刷する必要がなく、画像データの管理及び取り扱いが
容易に行える。

【００４３】次に、布地画像Ｂａを動画として取り扱う
場合、ステップＳ6 に於て、布地画像Ｂａを３Ｄソフト
を用いて動画処理した後、例えば風の方向や強さ等の動
画に必要な数値データを入力して、カーテン４の開閉や
風に揺れる動作等を、現物に近い状態でシミュレーショ
ンするので、カーテンＡの使用例を説明したり、宣伝す
る等の営業活動に用いることができる。また、ＤＶＤや
Ｗｅｂ等のメディアを経由することで、見本帳Ｃ以外の
用途にも転用及び展開することもできる。

【００４４】以上のように、布地Ｂの平面的画像データ
を、処理装置本体６０により立体的画像データに変換し
て質感や立体感を強調するので、見本用の布地Ｂ又はそ
の布地Ｂの写真よりも視覚的効果が高く、現物の布地Ｂ
と略同等又は以上の質感と立体感とが得られる。しか
も、立体的に画像変換した布地画像Ｂａを、所望する質
感や立体感に加工又は修正したり、要望に応じて任意の
強調具合に可変設定することができる。

【００４５】さらに、印刷装置５０で印刷又はディスプ
レイ４０で表示した布地画像Ｂａを見て、所望する布地
Ｂを選択するので、カーテンＡ又は布地Ｂを用意する必
要がなく、見本帳Ｃの軽量化及びコンパクト化を図るこ
とができると共に、見本帳Ｃの持ち運びや管理、取り扱
いが容易に行え、コストの低減を図ることができる。

【００４６】さらにまた、布地画像Ｂａのデータを記録
媒体６１に記録するので、布地Ｂを選択するとき、携帯
用のパーソナルコンピュータ（例えばノートパソコン）
又は携帯電話等を用いて、任意の布地画像Ｂａを呼び出
したり、その布地画像Ｂａを修正又は編集する等の作業
が簡単に行える。且つ、画像情報の管理及び取り扱いが
容易に行え、見本帳Ｃに代わる電子カタログとしても取
り扱うことができる。

【００４７】さらにまた、布地画像Ｂａを、処理装置本
体４０及び３Ｄソフトにより動画に変換処理するので、
カーテンＡと略同等又は近い状態をリアルに再現するこ
とができ、布地Ｂにより縫製したカーテンＡを使用せず
に、使用状態をシュミレーションすることもできる。

【００４８】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の現品は、実施例のカーテンＡ及び
布地Ｂと、壁紙と、内装材と、床材と、壁材と、天井材
と、衣類と、バックと、靴等とに対応し、以下同様に、
画像読取り手段は、画像読取り装置２０及びイメージス
キャナー２１と、デジタルカメラ２４と対応し、画像処
理手段及び画像情報加工手段、動画変換手段は、処理装
置本体６０及び３Ｄソフトに対応し、画像情報記録手段
は、記録媒体６１及びＣＤ−ＲＯＭ６２と、メモリーカ
ード６３と、フロッピーディスク６４とに対応し、画像
情報出力手段は、ディスプレイ４０と、印刷装置５０と
に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに
限定されるものではない。

【００４９】上述の実施例では、画像読取り装置２０で
読取った布地Ｂの画像を加工するが、例えばペイントソ
フトやドローソフト等のグラフィックソフトを用いて作
成した縦糸と横糸とを任意の編み方で編成して、布地画
像Ｂａを作成してもよく、画像を読取ったり、修正した
りする手間及び作業が省ける。

【００５０】また、カーテンＡに代わる見本帳Ｃの他の
例として、例えば壁紙や内装材、床材、壁材、天井材、
ネット、衣類、バック、靴等の現物に代わる見本帳Ｃを
作成してもよく、各現物に応じた質感や立体感を強調す
るように画像処理するので、上述の実施例と略同等の作
用効果を奏することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 画像処理装置の全体構成を示す正面図。

【図２】 画像処理の動作工程を示すフローチャート。

【図３】 平面的に画像処理した布地の画像を示す正面
図。

【図４】 立体的に画像処理した布地の画像を示す正面
図。

【図５】 静止画像を見本帳の用紙に印刷した例を示す
正面図。

【図６】 画像を重合又は変形して印刷した他の例を示
す正面図。

【図７】 画像印刷済みの見本帳を閉じた状態を示す平
面図。

【図８】 画像データにより作成したカーテンの吊下げ
状態を示す正面図。

【図９】 ディスプレイに表示したカーテンの動画を示
す正面図。

【図１０】 布地を見本帳の用紙に貼付した従来例を示
す正面図。

【図１１】 見本帳を閉じた状態を示す平面図。

【符号の説明】

Ａ…カーテン Ｂ…布地 Ｂａ…布地画像 Ｃ…見本帳 Ｃａ…用紙 １０…画像処理装置 ２０…画像読取り装置 ２１…イメージスキャナー ２４…デジタルカメラ ３０…入力装置 ３１…キーボード ３２…マウス ４０…ディスプレイ ５０…印刷装置 ６０…処理装置本体 ６１…記録媒体 ６２…ＣＤ−ＲＯＭ ６３…メモリーカード ６４…フロッピーディスク

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B050 AA03 BA09 BA13 DA02 DA06 EA27 FA06 5B057 AA18 AA20 CA08 CA12 CB08 CB13 CC01 CD14 5G435 AA01 AA17 AA18 CC11 CC12 LL00

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】画像読取り手段により読取った現物の平面
   的画像を、画像処理手段により立体的画像に変換処理す
   る画像処理方法。
2. 【請求項２】上記現物の画像情報を、該現物に略応じた
   画像に加工する画像情報加工手段を備えた請求項１記載
   の画像処理方法。
3. 【請求項３】上記現物の画像情報を、目視可能な状態に
   出力する画像情報出力手段を備えた請求項１又は２記載
   の画像処理方法。
4. 【請求項４】上記現物の画像情報を、読取り及び書込み
   可能に記録する画像情報記録手段を備えた請求項１，２
   又は３記載の画像処理方法。
5. 【請求項５】上記現物の画像情報を立体的動画に変換す
   る動画変換手段を備えた請求項１，２又は４記載の画像
   処理方法。