JP2001306885A - 翻訳業務支援装置および翻訳業務支援システム - Google Patents

翻訳業務支援装置および翻訳業務支援システム

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JP2001306885A
JP2001306885A JP2000120613A JP2000120613A JP2001306885A JP 2001306885 A JP2001306885 A JP 2001306885A JP 2000120613 A JP2000120613 A JP 2000120613A JP 2000120613 A JP2000120613 A JP 2000120613A JP 2001306885 A JP2001306885 A JP 2001306885A
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JP2000120613A
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English (en)
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Sadao Higashiya
貞夫 東谷
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HONYAKU CENTER KK
HONYAKU CT KK
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HONYAKU CENTER KK
HONYAKU CT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翻訳会社における翻訳業務の能率を良好に向
上させることのできる翻訳業務支援装置を提供する。 【解決手段】 顧客のコンピュータ4からの概算見積要
求により、翻訳会社のコンピュータ2が概算見積を演算
して演算結果を顧客のコンピュータ4に送信する。翻訳
会社のコンピュータ2は、登録翻訳者に関する各種の情
報のうちの1以上の情報を指定して検索指示が入力され
ることにより、登録翻訳者データベース22を検索して
入力内容に合致する情報を有する登録翻訳者を選択し、
選択した登録翻訳者をモニタ画面に一覧表示させる。翻
訳会社のコンピュータ2は、登録翻訳者のコンピュータ
5からの用語を指定した検索指示を受信することによ
り、用語集データベース23を検索して指定された用語
に関する情報を選択し、選択した情報を登録翻訳者のコ
ンピュータ5に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、翻訳会社の翻訳業
務を支援する翻訳業務支援装置および翻訳業務支援シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】比較的大規模な翻訳会社における従来の
翻訳プロセスは、たとえば次のようであった。
【0003】先ず、顧客からの見積依頼があった場合、
翻訳すべき原稿が紙媒体の場合、営業担当者が原稿を見
て見積する。原稿がフレキシブルディスクなどの記録媒
体の場合、ソフトウェアを利用して文字数やワード数を
カウントし、見積を行う。
【0004】顧客に見積金額を提示し、受注すれば、そ
の顧客から以前に受注した案件のうち今回のものと内容
の類似したものを紙媒体あるいは記録媒体から探し出
し、内部処理できるものを省く。そして、内部処理でき
ないものについて、依頼原稿の内容を判断し、顧客担当
者の要望等を考慮して、翻訳会社に登録されている翻訳
者(以下「登録翻訳者」という)の名簿より最適な翻訳
者を選択し、参考資料、用語集、顧客社内用語集などを
添付して登録翻訳者へ依頼する。このとき、翻訳会社の
社内に備え付けられている登録翻訳者のスケジュール表
を参照し、納期までの納品が不可能な登録翻訳者は除外
しておく。なお、登録翻訳者は、登録時におけるトライ
アルの評価や、その後の実績からランク付けを行ってい
る。
【0005】依頼を受けた登録翻訳者は、翻訳会社から
提供される参考資料、用語集、顧客社内用語集、専門辞
書、CD−ROM、オンライン辞書などを利用して、指
定期日までに翻訳を行ない、翻訳会社に納品する。
【0006】登録翻訳者から納品を受けた翻訳会社のコ
ーディネート担当者あるいは校正担当者は、以前翻訳し
た際の翻訳文や顧客による校正の結果を蓄積した用語集
を利用して、社内校正を行う。場合によってはネイティ
ブスピーカが校正を担当する。
【0007】社内校正が完了すれば、編集担当者あるい
は制作担当者が、顧客の要望に沿うように、DTPある
いはワードプロセッサのソフトウェアを使用して編集作
業を行う。場合により、外注の編集作業者に依頼する
が、この場合もデータにての送受信となる。
【0008】編集が完了すれば、営業担当者が顧客に記
録媒体を持参するか、宅配便などを利用して記録媒体を
配達するか、電子メールなどのデータ通信、あるいはフ
ァクシミリ通信により顧客に納品する。
【0009】納品を受けた顧客は、文章の好みにより、
また用語等について社内用語集等を用いて校正を行な
い、校正原稿を翻訳会社に送付する。
【0010】顧客からの校正原稿を受領した翻訳会社の
コーディネート担当者、編集担当者、あるいは校正担当
者は、校正原稿に基づいて修正作業を行ない、修正後の
原稿を顧客に再納品する。この校正原稿については、翻
訳会社の社内でデータとして蓄積し、また当該原稿を翻
訳した翻訳者にフィードバックすることにより、品質の
向上を図っている。
【0011】修正後の原稿を顧客に再納品した後、翻訳
会社の営業担当者が顧客の評価を確認し、翻訳会社の社
内でその評価を蓄積して、コーディネート担当者、校正
担当者、および登録翻訳者ヘフィードバックする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の翻
訳行程では、顧客からの就業時間外の見積依頼に対して
即時に対応できないという課題があった。すなわち、顧
客からの電話による問い合わせに対しては、翻訳会社の
営業担当者が直接出向いて、直接原稿を見て見積を行う
か、あるいは、サンプル原稿をファクシミリ通信により
送信してもらい、概算見積を行っている。電話の場合、
顧客は翻訳会社の就業時間内に問い合わせを行う必要が
あり、しかも、営業担当者が来訪するまで見積の結果が
判らない。またファクシミリ通信の場合、翻訳会社の就
業時間外に依頼することは可能であるものの、見積作業
は就業時間内に行われるので、見積の結果が得られるの
は就業時間内ということになってしまう。なお、翻訳会
社のホームページに見積依頼の項目を掲載し、顧客に必
要なデータを入力して送信してもらうことも考えられる
が、この場合でも、営業担当者が顧客からの電子メール
の内容を見てから見積を行うので、翻訳会社の就業時間
内でないと顧客は見積の結果を得られないことになる。
【0013】また、上記従来の翻訳行程では、適切な登
録翻訳者を迅速に選択するために高度な熟練を要すると
いう課題があった。すなわち、翻訳者名簿から登録翻訳
者を選定する作業においては、考慮すべき項目が多岐に
わたり、しかも登録翻訳者数も多いことから、熟練度の
低いコーディネート担当者では選定に多くの時間を要
し、しかも適切な翻訳者に至り難い。
【0014】また、上記従来の翻訳行程では、登録翻訳
者の適切なスケジュール管理が困難であり、作業能率の
低下を招くという課題があった。すなわち、相互に所在
地の異なる複数の事務所を有する翻訳会社では、各事務
所において登録翻訳者のスケジュール表を適宜更新し、
それを他の事務所にファクシミリ通信などにより報知し
ている。そして、報知された他の事務所は、報知内容に
応じてスケジュール表を更新する。すなわち、各事務所
毎に同様のスケジュール表更新作業を行っているので、
翻訳会社全体として作業量が膨大になってしまう。しか
も、他の事務所から時間的に不規則に更新の報知がなさ
れるので、各事務所における作業が極めて煩雑なものと
なり、更新完了時期が遅れるばかりでなく、作業ミスが
増加してしまう。その結果、同じ翻訳会社の複数の事務
所から同じ登録翻訳者に何回も連絡を取ってしまうこと
にもなり、翻訳会社のコーディネート担当者や登録翻訳
者の作業効率が落ちてしまう。
【0015】また、上記従来の翻訳行程では、翻訳会社
から登録翻訳者に提供される資料が十分に使い易いもの
ではなく、翻訳作業の能率低下や不適切な翻訳を招く恐
れがあった。すなわち、登録翻訳者は、翻訳に際して、
翻訳会社から提供された客先の用語集、複数の一般辞
書、CD−ROM辞書、あるいはインターネット上の辞
書等から適切な用語を拾っているが、様々な辞書を調べ
たり、また分野が異なると同じ単語でも意味が違ってく
るので、適切な用語を検索するのに手間がかかり、しか
も不適切な用語を選択する可能性も起こり易い。
【0016】
【発明の開示】本発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、翻訳会社における翻訳業務の能率
を良好に向上させることのできる翻訳業務支援装置およ
び翻訳業務支援システムを提供することを、その課題と
する。
【0017】上記の課題を解決するため、本発明では、
次の技術的手段を講じている。
【0018】本発明の第1の側面によれば、インターネ
ットを介して不特定のコンピュータと通信可能なコンピ
ュータを有する翻訳業務支援装置であって、インターネ
ットを介しての不特定のコンピュータからのアクセスに
対して、そのコンピュータのモニタ画面に翻訳料の概算
見積要求用入力画面を表示させるためのデータをインタ
ーネットを介して送信する概算見積要求用入力画面提供
手段と、概算見積要求用入力画面における所定の入力項
目に対する入力が行なわれ、それに応じたデータを不特
定のコンピュータからインターネットを介して受信した
ときに、その受信内容に基づいて概算見積を演算する概
算見積演算手段と、概算見積演算手段による演算結果に
応じたデータをインターネットを介して不特定のコンピ
ュータに送信することにより、概算見積を要求した不特
定のコンピュータのモニタ画面に概算見積の結果を表示
させる概算見積回答手段とを備えたことを特徴とする、
翻訳業務支援装置が提供される。
【0019】概算見積要求用入力画面提供手段は、翻訳
会社のコンピュータにより実現されてもよいし、翻訳会
社のコンピュータが接続されているプロバイダのコンピ
ュータにより実現されてもよい。
【0020】本発明の第2の側面によれば、翻訳会社に
翻訳者として登録されている多数の登録翻訳者の中から
個々の翻訳案件毎に適切な登録翻訳者を選択するため
の、コンピュータを有する翻訳業務支援装置であって、
登録翻訳者の得意とする翻訳の内容、言語種別、登録翻
訳者の翻訳能力のランク、および登録翻訳者のスケジュ
ールを含む登録翻訳者情報を各登録翻訳者毎に蓄積した
登録翻訳者データベースを記憶している登録翻訳者デー
タベース記憶手段と、翻訳案件の内容、言語種別、およ
び納期のうちのいずれか1以上の検索情報が入力された
ときに、登録翻訳者データベースを検索して検索情報に
合致する登録翻訳者情報を有する登録翻訳者を選択する
登録翻訳者検索手段と、登録翻訳者検索手段により選択
された登録翻訳者をモニタ画面に一覧表示させる登録翻
訳者一覧表示制御手段とを備えたことを特徴とする、翻
訳業務支援装置が提供される。
【0021】好ましい実施の形態によれば、登録翻訳者
検索手段は、検索情報とともに入力された重み付け係数
を用いて、選択した登録翻訳者毎に合計点数を演算し、
登録翻訳者一覧表示制御手段は、登録翻訳者検索手段に
より選択された登録翻訳者を、合計点数の高い順にモニ
タ画面に一覧表示させる。
【0022】好ましい他の実施の形態によれば、登録翻
訳者一覧表示制御手段は、登録翻訳者検索手段により選
択された登録翻訳者を、ランクの高い順にモニタ画面に
一覧表示させる。
【0023】好ましい他の実施の形態によれば、通信回
線を介して他のコンピュータから登録翻訳者データベー
ス記憶手段に記憶されている登録翻訳者データベースの
情報の閲覧要求があったときに、他のコンピュータから
の所定の非公開情報を受信したことを条件として、閲覧
要求があった情報を他のコンピュータに送信する閲覧許
可手段を有する。
【0024】好ましい他の実施の形態によれば、通信回
線を介して他のコンピュータから登録翻訳者データベー
ス記憶手段に記憶されている登録翻訳者データベースに
含まれる登録翻訳者のスケジュールに関する情報の更新
要求があったときに、他のコンピュータからの所定の非
公開情報を受信したことを条件として、更新要求に応じ
てスケジュールに関する情報を更新するスケジュール情
報更新手段を有する。
【0025】本発明の第3の側面によれば、翻訳会社に
翻訳者として登録されている多数の登録翻訳者に通信回
線を介して翻訳に必要な用語に関する情報を提供するた
めの、コンピュータを有する翻訳業務支援装置であっ
て、翻訳の分野、領域、資料種別、および言語種別の組
み合わせ毎に検索可能なように、用語に関する情報を蓄
積した用語集データベースを記憶している用語集データ
ベース記憶手段と、通信回線を介して他のコンピュータ
から用語集データベース記憶手段に記憶されている用語
集データベースに含まれる用語に関する情報の検索要求
があったときに、他のコンピュータからの所定の非公開
情報を受信したことを条件として、検索要求によって指
定された分野、領域、資料種別、および言語種別の組み
合わせに対応する用語群の中から、検索要求によって指
定された用語に関する情報を検索して検索結果を他のコ
ンピュータに送信する用語情報提供手段とを備えたこと
を特徴とする、翻訳業務支援装置が提供される。
【0026】本発明の第4の側面によれば、翻訳会社に
おける翻訳業務を支援するための、インターネットを含
む翻訳業務支援システムであって、インターネットに接
続された翻訳会社のコンピュータと、インターネットを
介して翻訳会社のコンピュータと通信可能な不特定の顧
客のコンピュータと、インターネットを介して翻訳会社
のコンピュータと通信可能な、翻訳会社に翻訳者として
登録されている登録翻訳者のコンピュータと、翻訳会社
のコンピュータによって管理され、登録翻訳者に関する
各種の情報を蓄積している登録翻訳者データベースと、
翻訳会社のコンピュータによって管理され、翻訳に必要
な用語に関する各種の情報を蓄積している用語集データ
ベースとを備え、不特定の顧客には、既存顧客と将来の
顧客候補との双方の顧客を含み、その顧客のコンピュー
タから翻訳会社のウエブサイトにアクセスすることによ
り、その顧客のコンピュータのモニタ画面に翻訳料の概
算見積に必要な各種の項目が記載された概算見積要求用
入力画面が表示され、顧客の入力操作によりその概算見
積要求用入力画面の各種の項目に対する入力が行なわ
れ、その内容が翻訳会社のコンピュータに送信された場
合、その内容に基づいて翻訳会社のコンピュータが概算
見積を演算して演算結果を顧客のコンピュータに送信
し、また、翻訳会社のコンピュータは、登録翻訳者に関
する各種の情報のうちの1以上の情報を指定して検索指
示が入力されることにより、登録翻訳者データベースを
検索して入力内容に合致する情報を有する登録翻訳者を
選択し、選択した登録翻訳者をモニタ画面に一覧表示さ
せ、また、翻訳会社のコンピュータは、登録翻訳者のコ
ンピュータからの用語を指定した検索指示を受信するこ
とにより、用語集データベースを検索して指定された用
語に関する情報を選択し、選択した情報を登録翻訳者の
コンピュータに送信する構成とした、翻訳業務支援シス
テムが提供される。
【0027】本発明によれば、翻訳料の概算見積、適切
な登録翻訳者の選定、あるいは登録翻訳者による翻訳の
ための用語の選定などにおいて、翻訳業務を強力に支援
でき、翻訳の品質を低下させることなく翻訳業務の能率
を良好に向上させることができる。
【0028】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明
らかとなろう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0030】図1は、本発明に係る翻訳会社における翻
訳業務支援システムの概略構成図であって、インターネ
ットを含むネットワーク1には、翻訳会社の本社に設置
されたコンピュータ2、翻訳会社の支社に設置されたコ
ンピュータ3、顧客のコンピュータ4、登録翻訳者のコ
ンピュータ5などが接続されている。もちろん、顧客の
コンピュータ4や登録翻訳者のコンピュータ5は、多数
存在しており、顧客には、過去に翻訳の依頼を受けた既
存顧客に限らず、将来翻訳の依頼を受ける可能性のある
潜在的な顧客も含まれる。
【0031】翻訳会社の本社に設置されたコンピュータ
2は、サーバーとして機能しており、本社内のLAN
(local area network)11を介して本社内の多数のコ
ンピュータ12に接続されている。コンピュータ12
は、たとえば各社員のパーソナルコンピュータである。
コンピュータ2のハードディスクには、顧客の依頼に応
じて概算見積を自動的に行うための概算見積プログラム
21、登録翻訳者に関する各種の情報を蓄積している登
録翻訳者データベース22、翻訳に必要な各種の用語を
蓄積している用語集データベース23、概算見積を要求
した顧客に関する各種の情報を蓄積している問い合わせ
元データベース24などが格納されている。
【0032】翻訳会社の支社に設置されたコンピュータ
3は、たとえば支社の各社員のパーソナルコンピュータ
である。顧客のコンピュータ4は、たとえば顧客会社の
担当者のパーソナルコンピュータである。登録翻訳者の
コンピュータ5は、たとえば登録翻訳者のパーソナルコ
ンピュータである。もちろん、コンピュータ3,4,5
が、翻訳会社の支社や顧客会社や登録翻訳者のサーバー
であってもよい。
【0033】インターネット上における翻訳会社のホー
ムページを閲覧すると、概算見積のアイコンが表示さ
れ、そのアイコンをクリックすると、概算見積に必要な
入力項目を記載した概算見積要求用入力画面が表示され
る。この概算見積要求用入力画面における入力項目は、
たとえば、見積依頼元の企業名、部署名、担当者名、電
話番号、ファクシミリ番号、電子メールのアドレス、見
積を依頼する翻訳対象の分野、資料種別、言語種別、文
字数あるいはワード数などである。ここで、分野とは、
工業、医薬、特許、金融など、翻訳対象の属する業界の
種類である。また、資料種別とは、標準作業手順(SO
P)、添付文書、副作用の症例報告書(CIOMS)、
マニュアル、議事録、仕様書、特許明細書、化学物質安
全性データシート(MSDS)、契約書など、翻訳対象
の属する文書の種類である。また、言語種別とは、日本
語から英語、日本語から独語、英語から日本語、仏語か
ら日本語など、翻訳対象の属する言語の種類である。
【0034】コンピュータ4のモニタ画面に表示された
上記入力項目に対して、顧客がコンピュータ4の操作に
より回答すると、回答内容がネットワーク1を介してコ
ンピュータ2に送信される。これによりコンピュータ2
は、概算見積プログラム21を起動させ、回答内容に応
じて概算見積を行なって、ネットワーク1を介してコン
ピュータ4に返信する。これによりコンピュータ4のモ
ニタ画面には、概略見積の結果が表示される。また、コ
ンピュータ2は、回答内容に基づいて、概算見積を依頼
した顧客の各種情報を問い合わせ元データベース24に
蓄積する。
【0035】登録翻訳者データベース22には、登録翻
訳者の翻訳者コード、翻訳者名、翻訳語種、翻訳単価、
翻訳ランク、学歴、職歴、職歴における業務内容、得意
分野、得意領域、得意資料、処理能力、電子メールのア
ドレス、電話番号、ファクシミリ番号、郵便番号、住
所、登録翻訳者の属する事務所の名称、電話番号、ファ
クシミリ番号、郵便番号、住所、個人事業あるいは有限
会社などの業務形態、居住地、源泉徴収、特記事項、顧
客別評価、スケジュール、登録翻訳者からのコメント、
翻訳会社の登録主管からのコメントなどが、登録翻訳者
毎に蓄積されている。もちろん、各項目毎に1個の情報
とは限らず、複数の場合もある。ここで、得意分野と
は、工業、医薬、特許、金融など、登録翻訳者の得意と
している業界の種類である。また、得意領域とは、基
礎、臨床、薬事、循環器、消化器、呼吸器、医療機器、
情報通信、半導体、電子回路、プラント、有機化学、国
際標準化機構(ISO)規格、イギリス(UL)規格、
医薬品の製造に関する基準(GMP)など、登録翻訳者
の得意としている部門の種類である。また、得意資料と
は、標準作業手順(SOP)、添付文書、副作用の症例
報告書(CIOMS)、マニュアル、議事録、仕様書、
特許明細書、化学物質安全性データシート(MSD
S)、契約書など、登録翻訳者の得意としている文書の
種類である。また、コンピュータ2のハードディスクに
は、登録翻訳者データベース22とは別に、過去の翻訳
実績として、登録翻訳者コード、登録翻訳者名、翻訳資
料名、領域、薬剤名などを蓄積している。
【0036】用語集データベース23には、分野コー
ド、領域コード、資料コード、および言語コードを入力
することにより適切な用語にアクセスできるように、翻
訳対象の分野と領域と資料と言語との組み合わせ毎に多
数の用語が蓄積されている。ここで、分野とは、工業、
医薬、特許、金融など、用語の属する業界の種類であ
る。また、領域とは、基礎、臨床、薬事、循環器、消化
器、呼吸器、医療機器、情報通信、半導体、電子回路、
プラント、有機化学、国際標準化機構(ISO)規格、
イギリス(UL)規格、医薬品の製造に関する基準(G
MP)など、用語の属する部門の種類である。また、資
料とは、標準作業手順(SOP)、添付文書、副作用の
症例報告書(CIOMS)、マニュアル、議事録、仕様
書、特許明細書、化学物質安全性データシート(MSD
S)、契約書など、用語の属する文書の種類である。
【0037】次に、上記翻訳業務支援システムを利用し
た翻訳業務の手順を説明する。
【0038】翻訳会社に概算見積を依頼したい顧客は、
コンピュータ4によってネットワーク1を介して翻訳会
社のホームページにアクセスし、コンピュータ4のモニ
タ画面に概算見積の入力項目を表示させ、コンピュータ
4を操作して各入力項目に回答する。これにより、回答
結果がコンピュータ4からネットワーク1を介してコン
ピュータ2に送信される。回答結果を受信したコンピュ
ータ2は、概算見積プログラム21を起動させ、回答結
果に基づいて所定の演算式により概算見積の金額を演算
し、演算結果をネットワーク1を介してコンピュータ4
に送信する。演算結果を受信したコンピュータ4は、そ
れをコンピュータ4のモニタ画面に表示する。これによ
りコンピュータ4を使用している顧客は、概算見積を瞬
時に知ることができる。概算見積は、レイアウト料金お
よび編集料金を除く翻訳料金の概算である。また、コン
ピュータ2は、顧客からの回答結果に基づいて、概算見
積を依頼した顧客に関する情報をコンピュータ2の問い
合わせ元データベース24に書き込む。このとき、コン
ピュータ2は、既存顧客と、既存顧客ではないが以前に
概算見積を依頼してきたことのある顧客と、既存顧客で
はなく初めて概算見積を依頼してきた顧客とに分類して
検索できるように、顧客情報を分類整理して問い合わせ
元データベース24に蓄積する。
【0039】このように、コンピュータ2に概算見積プ
ログラム21を搭載し、インターネットのホームページ
を通じての概算見積依頼に自動的に回答するように構成
したので、翻訳会社の就業時間内であるか就業時間外で
あるかに係わらず、顧客は瞬時に概算見積を受け取るこ
とができ、顧客にとってたいへん便利である。また、顧
客は何ら遠慮することなく何件でも連続して概算見積を
要求できることからも、ユーザーフレンドリィーである
と言える。また、翻訳会社にとっても、概算見積に要す
る営業担当者などの労力を省くことができ、業務効率を
良好に向上させることができる。また、概算見積を要求
した顧客に関する情報が問い合わせ元データベース24
に蓄積されるので、新規営業上の有効なデータとなる。
【0040】その後、また別途顧客からの電話やファク
シミリ通信などによる見積依頼があれば、営業担当者が
正式な見積を行う。
【0041】顧客から翻訳を受注すれば、翻訳会社のコ
ーディネート担当者などが、同一の顧客から以前に受注
した翻訳のうち内容の類似したものを調べ、内部処理で
きるものを省いた上で、適切な登録翻訳者を選択し、そ
の登録翻訳者に翻訳を依頼する。
【0042】このとき、コーディネート担当者などは、
コンピュータ3,12などからコンピュータ2の登録翻
訳者データベース22にアクセスし、翻訳原稿の言語、
分野、領域、資料内容、翻訳量、納期などを入力する。
これによりコンピュータ2は、入力されたデータに基づ
いて登録翻訳者データベース22を検索し、入力条件に
合致する登録翻訳者のリストをモニタ画面に一覧表示す
る。コーディネート担当者などは、モニタ画面に一覧表
示された登録翻訳者のリストから、適切な登録翻訳者を
選択する。この選択に際して、コーディネート担当者な
どは、モニタ画面に一覧表示された登録翻訳者のうちの
一部または全部の登録翻訳者について、登録翻訳者デー
タベース22に格納されている各種のデータを各登録翻
訳者毎にモニタ画面に表示させ、過去の翻訳実績や翻訳
の依頼主である顧客による評価などを確認し、任意数の
適切な登録翻訳者を選択する。
【0043】そしてコーディネート担当者などは、選択
した登録翻訳者に順次連絡を取って、翻訳可能な登録翻
訳者に翻訳を依頼する。翻訳の依頼に際しては、翻訳原
稿が記録媒体であれば、コンピュータ2からネットワー
ク1を介して、依頼する登録翻訳者のコンピュータ5に
電子メールにより翻訳原稿のデータを送信する。
【0044】このような登録翻訳者データベース22を
利用した登録翻訳者の選択に際して、コーディネート担
当者などは、コンピュータ2への所定の入力項目に優先
順位を設定することができる。たとえば、顧客の要望に
応じて、品質、料金、納期のそれぞれに重み付け係数を
入力できる。コンピュータ2のハードディスクに格納さ
れた登録翻訳者検索プログラムは、登録翻訳者データベ
ース22を検索して、各登録翻訳者のランク、翻訳単
価、およびスケジュールを予め決められた所定の規則に
基づいて点数化し、それらの点数に入力された重み付け
係数を乗算して合計点を演算し、該当する登録翻訳者を
合計点数の上位の者から順にモニタ画面に表示する。こ
こで、いずれかの重み付け係数を0に設定すれば、その
項目を無視して登録翻訳者が選択される結果になるの
で、登録翻訳者の選択を顧客の要望に沿ってフレキシブ
ルに行なうことができる。すなわち、翻訳料金や納期は
問わないから、品質の高い翻訳を希望するという顧客の
場合、料金および納期についての重み付け係数を0に設
定することにより、登録翻訳者の一覧がランクの高い順
にモニタ画面に表示されることになる。
【0045】依頼先の登録翻訳者が正式に決定すれば、
コーディネート担当者などは、登録翻訳者データベース
22の内容を更新する。すなわち、登録翻訳者データベ
ース22には、依頼先の登録翻訳者のスケジュールが格
納されているので、そのスケジュールを新規の翻訳依頼
に応じて変更する。
【0046】登録翻訳者データベース22へのアクセス
は、翻訳会社の本社のコンピュータ12からだけではな
く、翻訳会社の支社のコンピュータ3や、外出している
翻訳会社の営業担当者の携帯端末からも行なうことがで
きる。ただし、翻訳会社の社員のIDやパスワードなど
が入力されることを条件とし、外部の者が登録翻訳者デ
ータベース22にアクセスすることはできない。
【0047】このように、コンピュータ2に登録翻訳者
データベース22を構築しておき、自動検索が可能なよ
うに構成したので、適切な登録翻訳者の候補を正確かつ
即時に得ることができ、翻訳業務上最も重要な行程であ
る登録翻訳者の選択を、迅速かつ適切に行なうことがで
きる。したがって、登録翻訳者の選定作業に高度な熟練
を要求されることがなくなり、コーディネート担当者な
どの労力を大幅に軽減できて翻訳業務の能率を良好に向
上させることができる。しかも、未熟なコーディネート
担当者などによる登録翻訳者の不適切な選択もなくな
り、翻訳の品質向上にも寄与する。また、適切な登録翻
訳者を確実に選択できることから、登録翻訳者による翻
訳後の、翻訳会社の社内における校正作業を簡略化でき
る。
【0048】さらには、登録翻訳者のスケジュールを登
録翻訳者データベース22によって一元的に管理してい
るので、翻訳業務の一環としての登録翻訳者のスケジュ
ール管理に要する労力を良好に軽減できる。すなわち、
翻訳会社の本社や各支社毎に個々に登録翻訳者のスケジ
ュール表を書き替えたり、登録翻訳者のスケジュール変
更を他の全部の支社などに逐一連絡するという、翻訳会
社全体として考えた場合に膨大な時間と労力とを要する
従来のスケジュール更新作業を根本的に改善できる。
【0049】また、翻訳会社の営業担当者が外出先から
でも携帯電話などの携帯端末を利用して登録翻訳者デー
タベース22にアクセスできるので、たとえば客先で緊
急の翻訳依頼を受けたときや、登録翻訳者を指名した翻
訳依頼を受けたときなどに、納期などを即答することが
可能になり、顧客からの信頼を獲得する一因になり得
る。
【0050】翻訳会社から翻訳の依頼を受けた登録翻訳
者は、指定期日までに翻訳を行う。このとき、コンピュ
ータ5からネットワーク1を介してコンピュータ2の用
語集データベース23にアクセスし、翻訳に必要な用語
や書式などを適宜検索しながら、翻訳を進めていく。用
語集データベース23の利用に際しては、必要な項目を
予め入力しておくことにより、翻訳に必要な用語などに
のみアクセスすることができる。
【0051】たとえば、循環器系の臨床論文を翻訳する
場合、言語種別、翻訳原稿の分野として「医薬」、領域
として「循環器」、資料内容として「臨床論文」を予め
コンピュータ5に入力しておけば、その内容がネットワ
ーク1を介してコンピュータ2に送信され、コンピュー
タ5を用いたその後の具体的な用語の検索において、コ
ンピュータ2が、用語集データベース23に蓄積されて
いる膨大な用語のうち、循環器系の臨床論文に必要な範
囲のみを選択的に検索し、検索結果をコンピュータ5に
送信する。これにより、登録翻訳者のコンピュータ5の
モニタ画面には、登録翻訳者の所望した用語の訳や解説
などが表示される。登録翻訳者は、モニタ画面に表示さ
れた内容を参照して、翻訳を進行させる。用語集データ
ベース23へのアクセスは、翻訳会社の社員あるいは登
録翻訳者のIDやパスワードなどが入力されることを条
件に許可され、外部の者が用語集データベース23にア
クセスすることはできないようになされている。
【0052】このように、コンピュータ2のハードディ
スクに用語集データベース23を構築し、登録翻訳者が
翻訳原稿の分野、領域、資料種別、言語種別などを指定
して用語集データベース23にアクセスすることによ
り、翻訳原稿の分野などに応じた一定範囲の用語のみを
選択的に検索できるので、登録翻訳者は翻訳を迅速かつ
正確に行なうことができる。すなわち、登録翻訳者は、
複数の辞書などから適切な用語を選択するというような
手間をかけることなく、自己の使用しているコンピュー
タ5に所望の単語を入力するだけで、知りたい用語が瞬
時に得られる。しかも、分野、領域、資料種別などの相
違に起因する不適切な翻訳を良好に回避でき、翻訳の品
質を向上させることができる。この結果、登録翻訳者に
よる翻訳後の、翻訳会社のコーディネート担当者あるい
は校正担当者などによる校正作業が、容易かつ迅速に行
なえるようになる。
【0053】登録翻訳者による翻訳が完成すると、翻訳
済の原稿が電子メールなどを利用して翻訳会社に納品さ
れる。翻訳会社では、コーディネート担当者あるいは校
正担当者などによる社内校正の後、編集担当者あるいは
制作担当者などによるレイアウト作業を行ない、顧客に
電子メールなどにより納品する。
【0054】翻訳会社から納品を受けた顧客は、文章の
好みにより、また用語などについて社内用語集などを用
いて校正を行ない、校正済の原稿を電子メールなどによ
り翻訳会社に送付する。
【0055】顧客による校正済の原稿を受け取った翻訳
会社では、コーディネート担当者、編集担当者、あるい
は校正担当者による修正を行なった後、電子メールなど
により顧客に再納品する。また、顧客による校正結果を
用語集データベース23に反映させるとともに、当該原
稿を翻訳した登録翻訳者にフィードバックし、品質の向
上を図る。
【0056】顧客への最終的な納品に際して、翻訳完成
品に翻訳評価シートを添付し、顧客の評価を電子メール
などで返信してもらい、翻訳会社の社内でその評価を蓄
積し、コーディネート担当者、校正担当者、登録翻訳者
などへフィードバックする。また、顧客の評価を登録翻
訳者データベース22にも反映させる。
【0057】図2は、コンピュータ2のCPUによる概
算見積処理の手順を説明するフローチャートであって、
概算見積処理に際しては、先ずCPUが、見積指示を受
信したか否かを判断する(S1)。すなわち、依頼者で
ある顧客がコンピュータ4のモニタ画面に表示された概
算見積要求用入力画面の各種の入力項目に入力し、その
データがコンピュータ4から送信され、ネットワーク1
を介してコンピュータ2によって受信されたかどうかを
調べる。
【0058】見積指示を受信すれば(S1:YES)、
コンピュータ2のCPUが、必要項目の有無を判断する
(S2)。すなわち、概算見積に必要な項目と、依頼者
の特定や依頼者との連絡などに必要な項目とが受信され
たかどうか調べる。
【0059】必要項目が全て存在していれば(S2:Y
ES)、コンピュータ2のCPUが、概算見積を演算す
る(S3)。すなわち、概算見積に必要な項目に対する
回答に基づいて、概算見積する。
【0060】そしてコンピュータ2のCPUが、コンピ
ュータ4から受信した顧客すなわち概算見積の問い合わ
せ元に関するデータを問い合わせ元データベース24に
格納する(S4)。
【0061】そしてコンピュータ2のCPUが、概算見
積の結果をコンピュータ4に送信し(S5)、概算見積
処理を終了する。
【0062】ステップS2において、必要項目が欠落し
ていれば(S2:NO)、コンピュータ2のCPUが、
入力指示をコンピュータ4に送信し(S6)、ステップ
S2に戻る。すなわち、未入力の項目が存在するので概
算見積ができない旨を、顧客に報知する。
【0063】ステップS1において、見積指示を受信し
ていなければ(S1:NO)、ステップS1に戻って見
積指示を待つ。
【0064】図3は、コンピュータ2のCPUによる登
録翻訳者検索処理の手順を説明するフローチャートであ
って、登録翻訳者検索処理に際しては、先ずコンピュー
タ2のCPUが、検索指示の有無を判断する(S1
1)。
【0065】検索指示があれば(S11:YES)、コ
ンピュータ2のCPUが、検索に必要な項目が入力され
ているか否かを判断する(S12)。すなわち、翻訳原
稿の分野、領域、資料種別、言語種別、各種の重み付け
係数などが入力されているかどうかを調べる。
【0066】必要項目が入力されていれば(S12:Y
ES)、コンピュータ2のCPUが、登録翻訳者データ
ベース22の検索を実行する(S13)。すなわち、入
力項目に応じて登録翻訳者を選択するとともに、選択し
た個々の登録翻訳者毎に、重み付け係数を用いて合計点
数を演算する。
【0067】そしてコンピュータ2のCPUが、選択し
た登録翻訳者の一覧を、合計点数の高い順番にモニタ画
面に表示させる(S14)。このとき、各登録翻訳者の
合計点も同時に表示される。
【0068】そしてコンピュータ2のCPUが、詳細情
報出力指示の有無を判断する(S15)。すなわち、モ
ニタ画面に一覧表示された登録翻訳者のうち、特定の登
録翻訳者を指定して詳細情報を出力すべき旨の指示入力
がなされたかどうかを調べる。
【0069】詳細情報出力指示があれば(S15:YE
S)、コンピュータ2のCPUが、指定された登録翻訳
者の情報を登録翻訳者データベース22から読み出す
(S16)。
【0070】そしてコンピュータ2のCPUが、登録翻
訳者データベース22から読み出した登録翻訳者の情報
をモニタ画面に表示させる(S17)。
【0071】そしてコンピュータ2のCPUが、一覧表
示指示の有無を判断する(S18)。すなわち、登録翻
訳者の一覧表示画面に戻る旨の指示入力があったかどう
かを調べる。
【0072】一覧表示指示がなければ(S18:N
O)、コンピュータ2のCPUが、終了指示の有無を判
断する(S19)。
【0073】終了指示があれば(S19:YES)、登
録翻訳者検索処理を終了する。
【0074】ステップS19において、終了指示がなけ
れば(S19:NO)、ステップS17に戻る。
【0075】ステップS18において、一覧表示指示が
あれば(S18:YES)、ステップS14に戻る。
【0076】ステップS15において、詳細情報出力指
示がなければ(S15:NO)、コンピュータ2のCP
Uが、終了指示の有無を判断する(S20)。
【0077】終了指示があれば(S20:YES)、登
録翻訳者検索処理を終了する。
【0078】ステップS20において、終了指示がなけ
れば(S20:NO)、ステップS14に戻る。
【0079】ステップS12において、必要項目が欠落
していれば(S12:NO)、コンピュータ2のCPU
が、入力要求を表示させ(S21)、ステップS12に
戻る。すなわち、検索に必要な項目を入力すべき旨の報
知をモニタ画面に表示させる。
【0080】ステップS11において、検索指示がなけ
れば(S11:NO)、ステップS11に戻って検索指
示が入力されるのを待つ。
【0081】図4は、コンピュータ2のCPUによる用
語検索処理の手順を説明するフローチャートであって、
用語検索処理に際しては、先ずコンピュータ2のCPU
が、条件設定要求を受信したか否かを判断する(S3
1)。すなわち、登録翻訳者により、翻訳原稿の分野、
領域、資料種別、言語種別などの入力がコンピュータ5
になされ、さらに送信指示がなされて、それらのデータ
がネットワーク1を介してコンピュータ2に入力された
かどうかを調べる。
【0082】条件設定要求を受信すれば(S31:YE
S)、コンピュータ2のCPUが、必要項目が入力され
ているか否かを判断する(S32)。すなわち、用語の
検索範囲を確定するための、翻訳原稿の分野、領域、資
料種別、言語種別などのデータを受信しているかどうか
を調べる。
【0083】必要項目が入力されていれば(S32:Y
ES)、コンピュータ2のCPUが、入力された条件す
なわち必要項目をRAMなどの主記憶装置に記憶させる
(S33)。
【0084】そしてコンピュータ2のCPUが、用語を
受信したか否かを判断する(S34)。すなわち、登録
翻訳者により、調べたい用語がコンピュータ5に入力さ
れ、そのデータがネットワーク1を介してコンピュータ
2に入力されたかどうかを調べる。
【0085】用語を受信すれば(S34:YES)、コ
ンピュータ2のCPUが、受信した用語を検索する(S
35)。すなわち、主記憶装置に記憶されている翻訳原
稿の分野、領域、資料種別、言語種別などの条件に基づ
いて、用語集データベース23の検索範囲を確定し、そ
の範囲で用語集データベース23を検索して、該当する
用語を選択する。
【0086】そしてコンピュータ2のCPUが、検索結
果を送信する(S36)。すなわち、検索により選択し
た用語の情報を、ネットワーク1を介してコンピュータ
5に送信する。これにより登録翻訳者のコンピュータ5
のモニタ画面には、検索を要求した用語と、指定した言
語によるその訳語とが、注意事項や備考などとともに表
示される。
【0087】そしてコンピュータ2のCPUが、終了指
示を受信したか否かを判断する(S37)。すなわち、
登録翻訳者により、用語の検索を終了するための入力が
コンピュータ5になされ、そのデータがネットワーク1
を介してコンピュータ2に入力されたかどうかを調べ
る。
【0088】終了指示を受信すれば(S37:YE
S)、用語検索処理を終了する。
【0089】ステップS37において、終了指示を受信
していなければ(S37::NO)、ステップS34に
戻る。
【0090】ステップS34において、用語を受信して
いなければ(S34::NO)、ステップS34に戻っ
て用語を受信するのを待つ。
【0091】ステップS32において、必要項目が欠落
していれば(S32:NO)、コンピュータ2のCPU
が、入力要求を送信し(S38)、ステップS32に戻
る。すなわち、検索範囲を確定するための入力項目が欠
落している旨の報知を、登録翻訳者のコンピュータ5に
送信する。
【0092】ステップS31において、条件設定要求を
受信していなければ(S31:NO)、ステップS31
に戻って条件設定要求を受信するのを待つ。
【0093】なお、上記実施形態においては、コンピュ
ータ2が、概算見積を要求した顧客が誰であるかに係わ
らず、一律に見積金額を演算するように構成したが、既
存顧客からの要求の場合、その顧客固有の演算式を用い
て見積金額を演算するように構成してもよい。
【0094】また、上記実施形態においては、登録翻訳
者データベース22における登録翻訳者のスケジュール
を、翻訳会社の社員のみが更新できるように構成した
が、各登録翻訳者も自己のスケジュールを更新できるよ
うに構成してもよい。このようにすれば、登録翻訳者が
他の翻訳会社から依頼された翻訳を行なうためのスケジ
ュールや、登録翻訳者の私用のためのスケジュールなど
も、登録翻訳者データベース22に反映させることがで
きる。
【0095】また、上記実施形態においては、登録翻訳
者データベース22を用いての登録翻訳者の選択に際し
て、重み付け係数を入力するように構成したが、重み付
け係数を用いずに登録翻訳者を選択するように構成して
もよい。たとえば、品質優先の顧客の場合、翻訳単価や
納期を入力せずに登録翻訳者データベース22を検索す
ることにより、翻訳単価や納期を無視して登録翻訳者が
選択され、選択された登録翻訳者がランクの高い順にコ
ンピュータ2のモニタ画面に一覧表示される。
【0096】また、上記実施形態においては、翻訳対象
の分野と領域と資料と言語との組み合わせ毎に用語集を
作成して用語集データベース23としたが、必ずしもこ
のように構成する必要はない。たとえば、各用語に分野
と領域と資料と言語とを識別するためのフラグを付加す
ることにより、1つの用語集で用語集データベース23
を構築してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る翻訳会社における翻訳業務支援シ
ステムの概略構成図である。
【図2】概算見積処理の手順を説明するフローチャート
である。
【図3】登録翻訳者検索処理の手順を説明するフローチ
ャートである。
【図4】用語検索処理の手順を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 コンピュータ 3 コンピュータ 4 コンピュータ 5 コンピュータ 11 LAN 12 コンピュータ 21 概算見積プログラム 22 登録翻訳者データベース 23 用語集データベース 24 問い合わせ元データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して不特定のコンピ
    ュータと通信可能なコンピュータを有する翻訳業務支援
    装置であって、 前記インターネットを介しての前記不特定のコンピュー
    タからのアクセスに対して、そのコンピュータのモニタ
    画面に翻訳料の概算見積要求用入力画面を表示させるた
    めのデータを前記インターネットを介して送信する概算
    見積要求用入力画面提供手段と、 前記概算見積要求用入力画面における所定の入力項目に
    対する入力が行なわれ、それに応じたデータを前記不特
    定のコンピュータから前記インターネットを介して受信
    したときに、その受信内容に基づいて概算見積を演算す
    る概算見積演算手段と、 前記概算見積演算手段による演算結果に応じたデータを
    前記インターネットを介して前記不特定のコンピュータ
    に送信することにより、概算見積を要求した前記不特定
    のコンピュータのモニタ画面に概算見積の結果を表示さ
    せる概算見積回答手段とを備えたことを特徴とする、翻
    訳業務支援装置。
  2. 【請求項2】 翻訳会社に翻訳者として登録されている
    多数の登録翻訳者の中から個々の翻訳案件毎に適切な登
    録翻訳者を選択するための、コンピュータを有する翻訳
    業務支援装置であって、 登録翻訳者の得意とする翻訳の内容、言語種別、登録翻
    訳者の翻訳能力のランク、および登録翻訳者のスケジュ
    ールを含む登録翻訳者情報を各登録翻訳者毎に蓄積した
    登録翻訳者データベースを記憶している登録翻訳者デー
    タベース記憶手段と、 翻訳案件の内容、言語種別、および納期のうちのいずれ
    か1以上の検索情報が入力されたときに、前記登録翻訳
    者データベースを検索して前記検索情報に合致する登録
    翻訳者情報を有する登録翻訳者を選択する登録翻訳者検
    索手段と、 前記登録翻訳者検索手段により選択された登録翻訳者を
    モニタ画面に一覧表示させる登録翻訳者一覧表示制御手
    段とを備えたことを特徴とする、翻訳業務支援装置。
  3. 【請求項3】 前記登録翻訳者検索手段は、検索情報と
    ともに入力された重み付け係数を用いて、選択した登録
    翻訳者毎に合計点数を演算し、 前記登録翻訳者一覧表示制御手段は、前記登録翻訳者検
    索手段により選択された登録翻訳者を、前記合計点数の
    高い順に前記モニタ画面に一覧表示させる、請求項2に
    記載の翻訳業務支援装置。
  4. 【請求項4】 前記登録翻訳者一覧表示制御手段は、前
    記登録翻訳者検索手段により選択された登録翻訳者を、
    前記ランクの高い順に前記モニタ画面に一覧表示させ
    る、請求項2に記載の翻訳業務支援装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して他のコンピュータから
    前記登録翻訳者データベース記憶手段に記憶されている
    登録翻訳者データベースの情報の閲覧要求があったとき
    に、前記他のコンピュータからの所定の非公開情報を受
    信したことを条件として、閲覧要求があった情報を前記
    他のコンピュータに送信する閲覧許可手段を有する、請
    求項2ないし4のいずれかに記載の翻訳業務支援装置。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して他のコンピュータから
    前記登録翻訳者データベース記憶手段に記憶されている
    登録翻訳者データベースに含まれる登録翻訳者のスケジ
    ュールに関する情報の更新要求があったときに、前記他
    のコンピュータからの所定の非公開情報を受信したこと
    を条件として、前記更新要求に応じて前記スケジュール
    に関する情報を更新するスケジュール情報更新手段を有
    する、請求項2ないし5のいずれかに記載の翻訳業務支
    援装置。
  7. 【請求項7】 翻訳会社に翻訳者として登録されている
    多数の登録翻訳者に通信回線を介して翻訳に必要な用語
    に関する情報を提供するための、コンピュータを有する
    翻訳業務支援装置であって、 翻訳の分野、領域、資料種別、および言語種別の組み合
    わせ毎に検索可能なように、用語に関する情報を蓄積し
    た用語集データベースを記憶している用語集データベー
    ス記憶手段と、 前記通信回線を介して他のコンピュータから前記用語集
    データベース記憶手段に記憶されている用語集データベ
    ースに含まれる用語に関する情報の検索要求があったと
    きに、前記他のコンピュータからの所定の非公開情報を
    受信したことを条件として、前記検索要求によって指定
    された前記分野、領域、資料種別、および言語種別の組
    み合わせに対応する用語群の中から、前記検索要求によ
    って指定された用語に関する情報を検索して検索結果を
    前記他のコンピュータに送信する用語情報提供手段とを
    備えたことを特徴とする、翻訳業務支援装置。
  8. 【請求項8】 翻訳会社における翻訳業務を支援するた
    めの、インターネットを含む翻訳業務支援システムであ
    って、 前記インターネットに接続された前記翻訳会社のコンピ
    ュータと、 前記インターネットを介して前記翻訳会社のコンピュー
    タと通信可能な不特定の顧客のコンピュータと、 前記インターネットを介して前記翻訳会社のコンピュー
    タと通信可能な、前記翻訳会社に翻訳者として登録され
    ている登録翻訳者のコンピュータと、 前記翻訳会社のコンピュータによって管理され、前記登
    録翻訳者に関する各種の情報を蓄積している登録翻訳者
    データベースと、 前記翻訳会社のコンピュータによって管理され、翻訳に
    必要な用語に関する各種の情報を蓄積している用語集デ
    ータベースとを備え、 前記不特定の顧客には、既存顧客と将来の顧客候補との
    双方の顧客を含み、その顧客のコンピュータから前記翻
    訳会社のウエブサイトにアクセスすることにより、その
    顧客のコンピュータのモニタ画面に翻訳料の概算見積に
    必要な各種の項目が記載された概算見積要求用入力画面
    が表示され、顧客の入力操作によりその概算見積要求用
    入力画面の各種の項目に対する入力が行なわれ、その内
    容が前記翻訳会社のコンピュータに送信された場合、そ
    の内容に基づいて前記翻訳会社のコンピュータが概算見
    積を演算して演算結果を前記顧客のコンピュータに送信
    し、また、前記翻訳会社のコンピュータは、前記登録翻
    訳者に関する各種の情報のうちの1以上の情報を指定し
    て検索指示が入力されることにより、前記登録翻訳者デ
    ータベースを検索して入力内容に合致する情報を有する
    登録翻訳者を選択し、選択した登録翻訳者をモニタ画面
    に一覧表示させ、また、前記翻訳会社のコンピュータ
    は、前記登録翻訳者のコンピュータからの用語を指定し
    た検索指示を受信することにより、前記用語集データベ
    ースを検索して指定された用語に関する情報を選択し、
    選択した情報を前記登録翻訳者のコンピュータに送信す
    る構成とした、翻訳業務支援システム。
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