JP2001306654A - 様々な形式の内容を出版するためのリポジトリ - Google Patents
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 著者からネットワークで自動的に配布又は
販売のための情報の提出物を受取り、2以上の提出物を
部分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを
配布する方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 著者は出版するファイルや契約条件を
システムに提出する。システムは提出物を内容及びそれ
を説明する記述子に格納して販売等の注文を受取り次
第、少なくとも2つの提出物から内容及び記述子の組合
せを作成し、また契約条件を格納して著者が出版物の販
売等に応じて支払いを受取るようにする。顧客は出版物
を注文し、契約条件に従ってその全体又は一部を購入す
ること、他の出版物又は顧客が提出した個人化された内
容と組合せること、印刷又は電子媒体等の出力形式を選
択することができる。
販売のための情報の提出物を受取り、2以上の提出物を
部分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを
配布する方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 著者は出版するファイルや契約条件を
システムに提出する。システムは提出物を内容及びそれ
を説明する記述子に格納して販売等の注文を受取り次
第、少なくとも2つの提出物から内容及び記述子の組合
せを作成し、また契約条件を格納して著者が出版物の販
売等に応じて支払いを受取るようにする。顧客は出版物
を注文し、契約条件に従ってその全体又は一部を購入す
ること、他の出版物又は顧客が提出した個人化された内
容と組合せること、印刷又は電子媒体等の出力形式を選
択することができる。
Description
【0001】本明細書の開示内容の一部には、著作権法
による保護を受けているものが含まれる。本著作権の所
有者は、特許庁におけるファイルや記録の場合の、特許
の文書又は特許の開示による複製に異議を唱えるもので
はないが、その他の場合には無断転載を禁ずるものであ
る。
による保護を受けているものが含まれる。本著作権の所
有者は、特許庁におけるファイルや記録の場合の、特許
の文書又は特許の開示による複製に異議を唱えるもので
はないが、その他の場合には無断転載を禁ずるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】全ての出版社の関心は編集の職務に注が
れている。編集者は出版される書籍を選択して著者と取
引し、またタイプで打った原稿の批評的な読み物を請負
い、書籍が印刷されるのを確認する。出版社と著者との
契約は、通常は出版社が一定の支払いの報酬として全世
界における全ての読取り可能な作品の制作及び複製につ
いての独占権を有すべきであることを明記している。し
かし多くの場合には、この契約は著者又はその代理人の
交渉力に左右されて幾つかの権利を除外するように変更
される。別の約款では、より低い利幅のために廉価版お
よび輸出販売においてはより低額のロイヤリティーが規
定される。
れている。編集者は出版される書籍を選択して著者と取
引し、またタイプで打った原稿の批評的な読み物を請負
い、書籍が印刷されるのを確認する。出版社と著者との
契約は、通常は出版社が一定の支払いの報酬として全世
界における全ての読取り可能な作品の制作及び複製につ
いての独占権を有すべきであることを明記している。し
かし多くの場合には、この契約は著者又はその代理人の
交渉力に左右されて幾つかの権利を除外するように変更
される。別の約款では、より低い利幅のために廉価版お
よび輸出販売においてはより低額のロイヤリティーが規
定される。
【0003】書籍の販売促進方法には、販売員が各書籍
販売業者へ外交して回る行為(セールス)が含まれる。
本の販売員は、本社から注意深く要旨の説明を受けて、
サンプル及び販売補助具を苦心して仕上げることもあ
る。管理者は、販売員に対して書籍販売業者を指定し、
割当てに対する発注結果を調査する。売行きが好調な出
版社は、2冊乃至3冊の周期的な近書刊の目録、並びに主
要な書籍販売業者及び図書館に既に出版されている過去
の書籍の年刊書目録を発行する。出版社は、直接の使用
のため若しくは書籍販売業者の使用のための内容見本を
多くの書籍に対して発行することもある。書評用献本の
印刷所への配布が通常の段取りの最終項目である。この
ようなセールス、目録及び書評の3つの段階は、書籍の
流通機構における必須要素であり、出版業者の専門的な
働き無しに行うことは事実上不可能である。印刷業者の
助けによって非常に体裁の良い本を製作する幾人かの著
者の能力は、本の流通を請け負う出版業者を見つけるこ
とができない場合には、十分に発揮されないままとな
る。
販売業者へ外交して回る行為(セールス)が含まれる。
本の販売員は、本社から注意深く要旨の説明を受けて、
サンプル及び販売補助具を苦心して仕上げることもあ
る。管理者は、販売員に対して書籍販売業者を指定し、
割当てに対する発注結果を調査する。売行きが好調な出
版社は、2冊乃至3冊の周期的な近書刊の目録、並びに主
要な書籍販売業者及び図書館に既に出版されている過去
の書籍の年刊書目録を発行する。出版社は、直接の使用
のため若しくは書籍販売業者の使用のための内容見本を
多くの書籍に対して発行することもある。書評用献本の
印刷所への配布が通常の段取りの最終項目である。この
ようなセールス、目録及び書評の3つの段階は、書籍の
流通機構における必須要素であり、出版業者の専門的な
働き無しに行うことは事実上不可能である。印刷業者の
助けによって非常に体裁の良い本を製作する幾人かの著
者の能力は、本の流通を請け負う出版業者を見つけるこ
とができない場合には、十分に発揮されないままとな
る。
【0004】出版業者は、公衆への流通手段として新聞
や雑誌を利用する。本来は出版業者の職員によって全て
取扱われており、大きな出版社にとっては、広告代理店
を利用して重要な書籍に対するキャンペーンの広告文や
詳細な説明の準備をすることは現在は稀である。彼らの
著書が適切に広告されていると考える著者が少数しかい
ない一方で、大半の出版業者はその広告によって実際に
本が売れているかどうかを疑わしく考えている。販売収
入に対して広告に費やされる額は、他の殆どの商品に比
べて高く、新書に対して5%未満であることは稀である。
現在の出版業務の更なる詳細については、インターネッ
トの「www.britannica.com」で入手可能なEncyclopedia B
ritannicaの「Modern Publishing Practice」を参照され
たい。
や雑誌を利用する。本来は出版業者の職員によって全て
取扱われており、大きな出版社にとっては、広告代理店
を利用して重要な書籍に対するキャンペーンの広告文や
詳細な説明の準備をすることは現在は稀である。彼らの
著書が適切に広告されていると考える著者が少数しかい
ない一方で、大半の出版業者はその広告によって実際に
本が売れているかどうかを疑わしく考えている。販売収
入に対して広告に費やされる額は、他の殆どの商品に比
べて高く、新書に対して5%未満であることは稀である。
現在の出版業務の更なる詳細については、インターネッ
トの「www.britannica.com」で入手可能なEncyclopedia B
ritannicaの「Modern Publishing Practice」を参照され
たい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、著者から配布又は販売のための情報の提出物をネッ
トワークを介して自動的に受取り、2以上の提出物を部
分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを配
布するためのシステム及び方法を提供することにある。
は、著者から配布又は販売のための情報の提出物をネッ
トワークを介して自動的に受取り、2以上の提出物を部
分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを配
布するためのシステム及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による出版物の配布のための方法には、1又
はそれ以上のファイル形式の出版物についての情報(以
下、「提出物」と称する)を受取る過程と、少なくとも
2つの情報源から情報の一部又は全体を組み合わせて新
たな情報を作り出す過程と、その新たな情報を1又はそ
れ以上の印刷媒体及び電子媒体において表示するために
1又はそれ以上のファイル形式で送信する過程とが含ま
れる。その方法によって、新たな情報の受信者は様々な
媒体において新たな情報を見ることができる。また、そ
の方法によって、提出物又は以前に出版された提出物
(即ち、「出版物」)から大量の新たな書籍を作り出す
ことが可能である。
に、本発明による出版物の配布のための方法には、1又
はそれ以上のファイル形式の出版物についての情報(以
下、「提出物」と称する)を受取る過程と、少なくとも
2つの情報源から情報の一部又は全体を組み合わせて新
たな情報を作り出す過程と、その新たな情報を1又はそ
れ以上の印刷媒体及び電子媒体において表示するために
1又はそれ以上のファイル形式で送信する過程とが含ま
れる。その方法によって、新たな情報の受信者は様々な
媒体において新たな情報を見ることができる。また、そ
の方法によって、提出物又は以前に出版された提出物
(即ち、「出版物」)から大量の新たな書籍を作り出す
ことが可能である。
【0007】第1実施例において、前記方法には顧客か
らの購入注文を受取る過程が含まれる。顧客は、現存す
る出版物(又は出版されていない提出物)と顧客によっ
て提供された付加的な情報(例えば、販売促進的アイテ
ムとして用いられる書籍のロゴタイプ)(即ち、「個人
化された情報」)とを組み合わせた新たな出版物(「個
人化された書籍」又は「p-book」)を購入可能である。
また、顧客は、現存する出版物の2又はそれ以上の部分
を組み合わせることによって構成された新たな出版物
(即ち、「カスタマイズされた書籍」又は「c-book」)
を購入可能である。また、第1の実施例によって、顧客
は購入する出版物に加筆してそれらの感傷的又は審美的
価値を増大させることができる。更に、第1の実施例に
よって、顧客は彼らが興味を持った出版物の一部のみを
購入するので、購入した出版物から得られる価値が向上
する。
らの購入注文を受取る過程が含まれる。顧客は、現存す
る出版物(又は出版されていない提出物)と顧客によっ
て提供された付加的な情報(例えば、販売促進的アイテ
ムとして用いられる書籍のロゴタイプ)(即ち、「個人
化された情報」)とを組み合わせた新たな出版物(「個
人化された書籍」又は「p-book」)を購入可能である。
また、顧客は、現存する出版物の2又はそれ以上の部分
を組み合わせることによって構成された新たな出版物
(即ち、「カスタマイズされた書籍」又は「c-book」)
を購入可能である。また、第1の実施例によって、顧客
は購入する出版物に加筆してそれらの感傷的又は審美的
価値を増大させることができる。更に、第1の実施例に
よって、顧客は彼らが興味を持った出版物の一部のみを
購入するので、購入した出版物から得られる価値が向上
する。
【0008】第2の実施例において、前記方法には著者
から提出物の販売若しくは配布における制限を受取る過
程と、著者から提出物におけるロイヤリティーの歩合を
受取る過程とが含まれる。著者は、その制限やロイヤリ
ティー歩合を、提出物の全体に対して或いは提出物の幾
つかの部分(又はその部分の全て)に対して個別に与え
ることができる。著者は、その制限を利用して、その提
出物と別の出版物との組合せや所定の形式での提出物の
配布を防止することが可能である。第2の実施例によっ
て、p-book及びc-bookに対してのロイヤリティー歩合の
計算が可能となる。第1の実施例は第2の実施例を伴わず
に用いることができ、またその逆も同様であることに注
意されたい。例えば、個人化される出版物がパブリック
ドメイン(例えば、シェークスピアの戯曲)にある場合
には、或いは出版社(Time Warner等)によって所有さ
れている場合には、第1の実施例は第2の実施例を伴わず
に具現化され得る。
から提出物の販売若しくは配布における制限を受取る過
程と、著者から提出物におけるロイヤリティーの歩合を
受取る過程とが含まれる。著者は、その制限やロイヤリ
ティー歩合を、提出物の全体に対して或いは提出物の幾
つかの部分(又はその部分の全て)に対して個別に与え
ることができる。著者は、その制限を利用して、その提
出物と別の出版物との組合せや所定の形式での提出物の
配布を防止することが可能である。第2の実施例によっ
て、p-book及びc-bookに対してのロイヤリティー歩合の
計算が可能となる。第1の実施例は第2の実施例を伴わず
に用いることができ、またその逆も同様であることに注
意されたい。例えば、個人化される出版物がパブリック
ドメイン(例えば、シェークスピアの戯曲)にある場合
には、或いは出版社(Time Warner等)によって所有さ
れている場合には、第1の実施例は第2の実施例を伴わず
に具現化され得る。
【0009】一実施態様において、出版物を配布するた
めの1又はそれ以上のコンピュータのシステムには、著
者から出版のための提出物を受取り、また顧客から購入
注文を受取る第1のシステム(即ち、「電子商取引シス
テム」)が含まれる。著者は、彼らの(出版のための)
提出物をウェブページの第1のセット(即ち、「提出物
ウェブページ」)を介してネットワーク(例えば、イン
ターネット)上で提供する。顧客は、ウェブページの第
2のセット(即ち、「カタログウェブページ」)を拾い
読みし、ウェブページの第3のセット(即ち、「購入注
文ウェブページ」)を介して出版物を購入する。その3
つのウェブページのセットは、全て電子商取引システム
に格納される。システムは、顧客からの購入注文を受取
った後に、顧客によって選択された表示媒体に従って、
顧客によって注文された1又はそれ以上の出版物の書式
を整える。顧客が書籍のような印刷媒体を選択する場合
には、システムは出版物を商用のプリンタに送信し、出
版物を印刷して書籍として製本する。従って、この実施
態様によって、従来の出版社によって必要とされる書籍
の過剰な在庫管理を必要とすることなしに、顧客からの
注文に応じてオンデマンドでの印刷が可能となる。
めの1又はそれ以上のコンピュータのシステムには、著
者から出版のための提出物を受取り、また顧客から購入
注文を受取る第1のシステム(即ち、「電子商取引シス
テム」)が含まれる。著者は、彼らの(出版のための)
提出物をウェブページの第1のセット(即ち、「提出物
ウェブページ」)を介してネットワーク(例えば、イン
ターネット)上で提供する。顧客は、ウェブページの第
2のセット(即ち、「カタログウェブページ」)を拾い
読みし、ウェブページの第3のセット(即ち、「購入注
文ウェブページ」)を介して出版物を購入する。その3
つのウェブページのセットは、全て電子商取引システム
に格納される。システムは、顧客からの購入注文を受取
った後に、顧客によって選択された表示媒体に従って、
顧客によって注文された1又はそれ以上の出版物の書式
を整える。顧客が書籍のような印刷媒体を選択する場合
には、システムは出版物を商用のプリンタに送信し、出
版物を印刷して書籍として製本する。従って、この実施
態様によって、従来の出版社によって必要とされる書籍
の過剰な在庫管理を必要とすることなしに、顧客からの
注文に応じてオンデマンドでの印刷が可能となる。
【0010】前述の実施態様において、第2のサブシス
テム(即ち、「内容管理システム」)には、各提出物に
おいて2つのタイプの情報(即ち、表示される内容及び
内容がどのようなもの(例えば、表題、章又は前書き)
であるかを説明する記述子)を識別する第1のアプリケ
ーション(即ち、「取込みエンジン(ingest engin
e)」)が含まれる。取込みエンジンは、これらの2つの
タイプの情報をデータベース(即ち、「内容管理データ
ベース」)に個別に保存する。顧客からの注文に応じ
て、第2のアプリケーション(即ち、「アセンブラ(asse
mbler)」)は、内容管理データベースに格納された内容
及び記述子から新たな出版物を制作する。第3のアプリ
ケーション(即ち、「コンバータ」)は、新たな出版物
の書式を整えるために用いられるマージン、タブ、フォ
ント、ヘッダー、フッター及びレイアウト設定を格納す
るファイル(即ち、「スタイルシート」)を使用し、1
又はそれ以上の印刷媒体及び電子媒体の中の1つにおけ
る表示に対して互換性を有するファイル形式で出版物を
保存する。
テム(即ち、「内容管理システム」)には、各提出物に
おいて2つのタイプの情報(即ち、表示される内容及び
内容がどのようなもの(例えば、表題、章又は前書き)
であるかを説明する記述子)を識別する第1のアプリケ
ーション(即ち、「取込みエンジン(ingest engin
e)」)が含まれる。取込みエンジンは、これらの2つの
タイプの情報をデータベース(即ち、「内容管理データ
ベース」)に個別に保存する。顧客からの注文に応じ
て、第2のアプリケーション(即ち、「アセンブラ(asse
mbler)」)は、内容管理データベースに格納された内容
及び記述子から新たな出版物を制作する。第3のアプリ
ケーション(即ち、「コンバータ」)は、新たな出版物
の書式を整えるために用いられるマージン、タブ、フォ
ント、ヘッダー、フッター及びレイアウト設定を格納す
るファイル(即ち、「スタイルシート」)を使用し、1
又はそれ以上の印刷媒体及び電子媒体の中の1つにおけ
る表示に対して互換性を有するファイル形式で出版物を
保存する。
【0011】前述の実施態様において、第3のシステム
(即ち、「権利システム」)は、提出された出版物の制
限(また「権利」とも称される)及びロイヤリティー情
報をデータベース(即ち、「権利データベース」)に格
納する。従って、権利データベースは、内容の配布若し
くは販売における制限並びに内容の全ての配布若しくは
販売に対して受けるべき全てのロイヤリティーに対する
ロイヤリティーの歩合を保有する。
(即ち、「権利システム」)は、提出された出版物の制
限(また「権利」とも称される)及びロイヤリティー情
報をデータベース(即ち、「権利データベース」)に格
納する。従って、権利データベースは、内容の配布若し
くは販売における制限並びに内容の全ての配布若しくは
販売に対して受けるべき全てのロイヤリティーに対する
ロイヤリティーの歩合を保有する。
【0012】一実施例では、取込みエンジンは提出され
た出版物からトリー(tree)を生成し、トリーの各ノード
が内容若しくは記述子を含むか否かを決定する。ノード
が内容を含む場合、取込みエンジンは内容管理データベ
ースのテーブルに内容を保存する。ノードが記述子を含
む場合、取込みエンジンはその記述子を内容管理データ
ベースの別のテーブルに保存する。
た出版物からトリー(tree)を生成し、トリーの各ノード
が内容若しくは記述子を含むか否かを決定する。ノード
が内容を含む場合、取込みエンジンは内容管理データベ
ースのテーブルに内容を保存する。ノードが記述子を含
む場合、取込みエンジンはその記述子を内容管理データ
ベースの別のテーブルに保存する。
【0013】一実施例では、アセンブラは記述子が記述
する内容の開始位置に格納された記述子の第1のリスト
(即ち、「開始リスト」)を作成し、またそれらが記述
する内容の終了位置に格納された同一記述子の第2のリ
スト(「終了リスト」)を作成する。次にアセンブラ
は、開始リストからの記述子の開始位置が、終了リスト
からの記述子の終了位置に比べてより大きいか、等しい
か、或いはより小さいかを決定する。第1の反復におい
て、アセンブラは2つの記述子を開始リストの始めにお
いて比較し、また一方で終了リストの始めにおいてそれ
らを比較する。その比較の結果に応じて、アセンブラ
は、記述子の1つによって識別された内容の前に位置す
る内容の一部をファイルに出力する。また、その比較の
結果に応じて、アセンブラは記述子の1つ又はその両方
をファイルに出力する。更に、その比較の結果に応じ
て、アセンブラは、次の比較のために開始リストの次の
記述子に進むか否か、また終了リストの次の記述子に進
むか否かを決定する。
する内容の開始位置に格納された記述子の第1のリスト
(即ち、「開始リスト」)を作成し、またそれらが記述
する内容の終了位置に格納された同一記述子の第2のリ
スト(「終了リスト」)を作成する。次にアセンブラ
は、開始リストからの記述子の開始位置が、終了リスト
からの記述子の終了位置に比べてより大きいか、等しい
か、或いはより小さいかを決定する。第1の反復におい
て、アセンブラは2つの記述子を開始リストの始めにお
いて比較し、また一方で終了リストの始めにおいてそれ
らを比較する。その比較の結果に応じて、アセンブラ
は、記述子の1つによって識別された内容の前に位置す
る内容の一部をファイルに出力する。また、その比較の
結果に応じて、アセンブラは記述子の1つ又はその両方
をファイルに出力する。更に、その比較の結果に応じ
て、アセンブラは、次の比較のために開始リストの次の
記述子に進むか否か、また終了リストの次の記述子に進
むか否かを決定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の好適な実施例について説明する。
本発明の好適な実施例について説明する。
【0015】一実施例において、1又はそれ以上のコン
ピュータ(以下「出版システム」と称する)2(図1及
び図2)が、方法70(図7)に従って出版物を配布す
る。動作100において、出版システム2が1又はそれ
以上のファイル形式での出版のために提出物を受取る。
そのファイル形式には、拡張可能なマーク付け言語(XM
L)、ハイパーテキストを記入するためのマークアップ
言語(HTML)、PDF(portable document format)及び
種々のプロセッサのファイル形式(例えば、Wordfrom M
icrosoft Corp. of Redmond, Washington、WordPerfect
from Corel Corp. of Ottawa, Canada、AppleWorks by
Apple Computers Inc. of Cupertino, California、Qu
arkXPress from Quark Inc. of Denver, Colorado及びP
ageMakerfrom Adobe of San Jose, California)が含ま
れる。動作100の後に動作200が続く。動作200
に於いて、システム2は、少なくとも2つ以上のソース
から部分的又は全体的に内容を組み合わせて新たな出版
物を作成する。動作200の後に動作300が続く。動
作300に於いて、システム2は、1以上の印刷媒体及
び電子媒体での表示のために、1又はそれ以上のファイ
ル形式の新たな出版物を送信する。例えば、システム2
は、出版物をポストスクリプト形式で商用のプリンタに
送り、同じ出版物をPDF形式で顧客に送ることもでき
る。ここで言う「出版物」はテキストやグラフィックに限
定されず、例えば音声や映像等も含むことに注意された
い。そのような音声の出版物は、オーディオカセットテ
ープ又はオーディオCD若しくはDVDにおいて「表示」さ
れ得る。オーディオの提出物は、例えば情報を著者が口
述することよって提供され得る。
ピュータ(以下「出版システム」と称する)2(図1及
び図2)が、方法70(図7)に従って出版物を配布す
る。動作100において、出版システム2が1又はそれ
以上のファイル形式での出版のために提出物を受取る。
そのファイル形式には、拡張可能なマーク付け言語(XM
L)、ハイパーテキストを記入するためのマークアップ
言語(HTML)、PDF(portable document format)及び
種々のプロセッサのファイル形式(例えば、Wordfrom M
icrosoft Corp. of Redmond, Washington、WordPerfect
from Corel Corp. of Ottawa, Canada、AppleWorks by
Apple Computers Inc. of Cupertino, California、Qu
arkXPress from Quark Inc. of Denver, Colorado及びP
ageMakerfrom Adobe of San Jose, California)が含ま
れる。動作100の後に動作200が続く。動作200
に於いて、システム2は、少なくとも2つ以上のソース
から部分的又は全体的に内容を組み合わせて新たな出版
物を作成する。動作200の後に動作300が続く。動
作300に於いて、システム2は、1以上の印刷媒体及
び電子媒体での表示のために、1又はそれ以上のファイ
ル形式の新たな出版物を送信する。例えば、システム2
は、出版物をポストスクリプト形式で商用のプリンタに
送り、同じ出版物をPDF形式で顧客に送ることもでき
る。ここで言う「出版物」はテキストやグラフィックに限
定されず、例えば音声や映像等も含むことに注意された
い。そのような音声の出版物は、オーディオカセットテ
ープ又はオーディオCD若しくはDVDにおいて「表示」さ
れ得る。オーディオの提出物は、例えば情報を著者が口
述することよって提供され得る。
【0016】本明細書の用語「表示」は、人間が使用す
るのに適した形式の新たな出版物を、例えばモニタ/ス
クリーン、スピーカー/ヘッドセット又はプリンタのよ
うな表示装置で提供することを意図するものである。
「表示」には、ソフトウェアプログラムの実行、(スピ
ーカー/ヘッドセットによる)録音の実行、(モニター
/スクリーンに於ける)ビデオ録画の表示並びに(プリ
ンタに於ける)テキストや画像の印刷が含まれる。
るのに適した形式の新たな出版物を、例えばモニタ/ス
クリーン、スピーカー/ヘッドセット又はプリンタのよ
うな表示装置で提供することを意図するものである。
「表示」には、ソフトウェアプログラムの実行、(スピ
ーカー/ヘッドセットによる)録音の実行、(モニター
/スクリーンに於ける)ビデオ録画の表示並びに(プリ
ンタに於ける)テキストや画像の印刷が含まれる。
【0017】著者は、彼らの提出物を、それらを格納す
るシステム2に送信する。用語「著者」は、提出物の創
作者、公認の代理人及び提出物をシステム2に送信する
何人もが含まれることを意図するものである。システム
2は提出物同士又は提出物と個人化された内容とを組み
合わせて新たな出版物を構成する。顧客が電子媒体での
新たな出版物を要求する場合には、システム2は電子媒
体での新たな出版物を準備してそれを顧客に送信する。
顧客が書籍のような印刷媒体での新たな出版物を要求す
る場合には、システム2は新たな出版物を印刷業者に送
信する。印刷業者は選択物を印刷して書籍として製本し
てそれを顧客に送る。システム2は、顧客からその新た
な出版物に対する支払いを受取り、その収益をシステム
2、著者及び印刷業者の間で分配する。
るシステム2に送信する。用語「著者」は、提出物の創
作者、公認の代理人及び提出物をシステム2に送信する
何人もが含まれることを意図するものである。システム
2は提出物同士又は提出物と個人化された内容とを組み
合わせて新たな出版物を構成する。顧客が電子媒体での
新たな出版物を要求する場合には、システム2は電子媒
体での新たな出版物を準備してそれを顧客に送信する。
顧客が書籍のような印刷媒体での新たな出版物を要求す
る場合には、システム2は新たな出版物を印刷業者に送
信する。印刷業者は選択物を印刷して書籍として製本し
てそれを顧客に送る。システム2は、顧客からその新た
な出版物に対する支払いを受取り、その収益をシステム
2、著者及び印刷業者の間で分配する。
【0018】著者は、コンピュータ1A(「著者コンピ
ュータ」と称する)を用いて、提出物11(図3)を出
版システム2の第1のシステム4(「電子商取引システ
ム4」)(図2)に送信する。また、著者はコンピュー
タ1Aを用いて、契約情報12(図3)、支払情報13
及びマーケティング情報14を含めた情報を電子商取引
システム4に送信する。同様に、別の著者はコンピュー
タ1Bを用いて、出版システム2に彼らの出版物を提出
する。或いは、何人も著者コンピュータ1A及び1Bを
用いて、出版システム2に出版物を提出することが可能
である。例えば、著作権代理人がコンピュータ1A若し
くは1Bを用いて出版物を提出することが可能である。
図2に示すように、そこには更なる著者コンピュータが
存在し得る。
ュータ」と称する)を用いて、提出物11(図3)を出
版システム2の第1のシステム4(「電子商取引システ
ム4」)(図2)に送信する。また、著者はコンピュー
タ1Aを用いて、契約情報12(図3)、支払情報13
及びマーケティング情報14を含めた情報を電子商取引
システム4に送信する。同様に、別の著者はコンピュー
タ1Bを用いて、出版システム2に彼らの出版物を提出
する。或いは、何人も著者コンピュータ1A及び1Bを
用いて、出版システム2に出版物を提出することが可能
である。例えば、著作権代理人がコンピュータ1A若し
くは1Bを用いて出版物を提出することが可能である。
図2に示すように、そこには更なる著者コンピュータが
存在し得る。
【0019】電子商取引システム4は、提出物11を内
容管理システム5に送信する(図2)。提出物11に
は、内容(例えば、テキスト)及び内容を説明する記述
子(例えばテキストに含まれる情報の形式を規定するコ
ード)が含まれる。内容管理システム5は、提出物11
を解析し、内容と記述子とに分けて内容管理データベー
ス32(図6)に保存する。
容管理システム5に送信する(図2)。提出物11に
は、内容(例えば、テキスト)及び内容を説明する記述
子(例えばテキストに含まれる情報の形式を規定するコ
ード)が含まれる。内容管理システム5は、提出物11
を解析し、内容と記述子とに分けて内容管理データベー
ス32(図6)に保存する。
【0020】電子商取引システム4は、契約情報12を
権利・ロイヤリティー管理システム6に送信する(図
2)。契約情報12には、著者のロイヤリティーの歩合
や、例えば言語、区域、出力形式の制約及び別の提出物
を含めた他の情報と組み合わされた提出物の有効性等の
提出物11の配布や販売に於ける制約(無しの場合もあ
り得る)が含まれる。電子商取引システム4は、支払い
情報13を電子商取引データベース23及び内容管理シ
ステム5に保存する。支払い情報13には、出版システ
ム2によって提供されたサービスに対する著者の支払い
方法並びに提出物11の販売に対する出版システム2の
著者への支払い方法が含まれる。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を局所的に、また内容管理シス
テム5に保存する。或いは、電子商取引システム4は、
マーケティング情報を内容管理システム5に送信し、そ
の内容管理システム5がマーケティング情報を内容管理
データベース32に保存する。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を利用して、顧客が出版物を拾
い読みしてその1又はそれ以上の部分を購入のために選
択するためのオンラインカタログを作成する。
権利・ロイヤリティー管理システム6に送信する(図
2)。契約情報12には、著者のロイヤリティーの歩合
や、例えば言語、区域、出力形式の制約及び別の提出物
を含めた他の情報と組み合わされた提出物の有効性等の
提出物11の配布や販売に於ける制約(無しの場合もあ
り得る)が含まれる。電子商取引システム4は、支払い
情報13を電子商取引データベース23及び内容管理シ
ステム5に保存する。支払い情報13には、出版システ
ム2によって提供されたサービスに対する著者の支払い
方法並びに提出物11の販売に対する出版システム2の
著者への支払い方法が含まれる。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を局所的に、また内容管理シス
テム5に保存する。或いは、電子商取引システム4は、
マーケティング情報を内容管理システム5に送信し、そ
の内容管理システム5がマーケティング情報を内容管理
データベース32に保存する。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を利用して、顧客が出版物を拾
い読みしてその1又はそれ以上の部分を購入のために選
択するためのオンラインカタログを作成する。
【0021】顧客はコンピュータ8A(「顧客コンピュ
ータ」と称する)を用いて、ネットワーク3上で出版シ
ステム2に格納された出版物(それらが出版される(例
えば、オンラインで購入可能となる)までは「提出物」と
称する)を検索して購入する。同様に、別の顧客は顧客
コンピュータ8Bを用いて、出版システム2によって出
版物を検索して購入する。図2に示すように、そこには
更なる著作コンピュータが存在し得る。
ータ」と称する)を用いて、ネットワーク3上で出版シ
ステム2に格納された出版物(それらが出版される(例
えば、オンラインで購入可能となる)までは「提出物」と
称する)を検索して購入する。同様に、別の顧客は顧客
コンピュータ8Bを用いて、出版システム2によって出
版物を検索して購入する。図2に示すように、そこには
更なる著作コンピュータが存在し得る。
【0022】顧客は、所定の出版物と組み合わされた個
人化された内容20(図4)を創作し、個人化された書
籍のような新たな出版物を作り出すことができる。例え
ば、夫が妻へのプレゼントとして献詞と詩集とを組み合
わせて新たな著作を作ることができる(それらはしっか
りと装丁され得る)。
人化された内容20(図4)を創作し、個人化された書
籍のような新たな出版物を作り出すことができる。例え
ば、夫が妻へのプレゼントとして献詞と詩集とを組み合
わせて新たな著作を作ることができる(それらはしっか
りと装丁され得る)。
【0023】顧客は、出版システム2を管理する会社と
各著者との間の契約によって許可された場合や、出版シ
ステム2が機能するビジネスルールによって許可された
場合には、出版物の一部若しくはその全てを購入するこ
とが可能である。更に、顧客は購入した出版物の一部若
しくはその全てを組み合わせて特注の書籍のような新た
な出版物とすることが可能である。例えば、教授が幾つ
かの著作を部分的に組み合わせて、授業に出席する際に
必要となる書籍(「読本」とも称される)を製作するこ
とができる。
各著者との間の契約によって許可された場合や、出版シ
ステム2が機能するビジネスルールによって許可された
場合には、出版物の一部若しくはその全てを購入するこ
とが可能である。更に、顧客は購入した出版物の一部若
しくはその全てを組み合わせて特注の書籍のような新た
な出版物とすることが可能である。例えば、教授が幾つ
かの著作を部分的に組み合わせて、授業に出席する際に
必要となる書籍(「読本」とも称される)を製作するこ
とができる。
【0024】顧客は、購入した出版物の出力形式を決定
する。購入した出版物の出力形式には、1又はそれ以上
の印刷媒体や電子媒体が含まれる。顧客は出版システム
2が提供する事前に定義されたスタイルの中から決定す
る。事前に定義されたスタイルによって、フォント、フ
ォント形式、フォントサイズ及びレイアウトのような著
作物の外観や雰囲気が生み出される。例えば高齢者は、
読み取りが容易な大きなサイズのフォントを有する事前
に定義されたスタイルを選択する。或いは、内容管理シ
ステム5は、顧客の購入物に対してデフォルトの定義済
みのスタイルを提供する。
する。購入した出版物の出力形式には、1又はそれ以上
の印刷媒体や電子媒体が含まれる。顧客は出版システム
2が提供する事前に定義されたスタイルの中から決定す
る。事前に定義されたスタイルによって、フォント、フ
ォント形式、フォントサイズ及びレイアウトのような著
作物の外観や雰囲気が生み出される。例えば高齢者は、
読み取りが容易な大きなサイズのフォントを有する事前
に定義されたスタイルを選択する。或いは、内容管理シ
ステム5は、顧客の購入物に対してデフォルトの定義済
みのスタイルを提供する。
【0025】出版物を購入するために、顧客は購入注文
19(図4)を電子商取引システム4に送信する。電子
商取引システム4は、購入指示19を内容管理システム
5に送信する。顧客が出力形式として電子媒体を選択す
る場合には、内容管理システム5はその選択された電子
媒体で発注された出版物を生成し(即ち、製作し)、ネ
ットワーク3によって顧客コンピュータ8Aに出版物を
送信する。顧客が出力形式として印刷媒体を選択する場
合には、内容管理システム5は商用プリンタ9Aが受け
付ける形式のコードを有するファイルで著作物を生成
し、ネットワーク3によって商用プリンタ9Aにそのフ
ァイルを送信する。商用プリンタ9Aは、ペーパーバッ
ク(例えば、ページを印刷しその印刷されたページをと
じる)等の選択された印刷媒体で出版物を製作し、その
出版物を顧客に配達するか、或いは購入可能な状態とす
る。
19(図4)を電子商取引システム4に送信する。電子
商取引システム4は、購入指示19を内容管理システム
5に送信する。顧客が出力形式として電子媒体を選択す
る場合には、内容管理システム5はその選択された電子
媒体で発注された出版物を生成し(即ち、製作し)、ネ
ットワーク3によって顧客コンピュータ8Aに出版物を
送信する。顧客が出力形式として印刷媒体を選択する場
合には、内容管理システム5は商用プリンタ9Aが受け
付ける形式のコードを有するファイルで著作物を生成
し、ネットワーク3によって商用プリンタ9Aにそのフ
ァイルを送信する。商用プリンタ9Aは、ペーパーバッ
ク(例えば、ページを印刷しその印刷されたページをと
じる)等の選択された印刷媒体で出版物を製作し、その
出版物を顧客に配達するか、或いは購入可能な状態とす
る。
【0026】同様に、内容管理システム5は、出版物の
ファイルを別の商用プリンタ9Bに送信することが可能
である。商用プリンタ9A及び9Bには、例えば、Ligh
tning Print Inc. of La Vergne, Tennessee (www.ligh
tningprint.com)、Deharts Printing Services Corp. o
f Santa Clara, California (www.deharts.com)及びKin
ko's Inc. of Ventura, California (www.kinkos.com)
が含まれる。図2に示すように、そこには更なる商用プ
リンタが存在し得る。
ファイルを別の商用プリンタ9Bに送信することが可能
である。商用プリンタ9A及び9Bには、例えば、Ligh
tning Print Inc. of La Vergne, Tennessee (www.ligh
tningprint.com)、Deharts Printing Services Corp. o
f Santa Clara, California (www.deharts.com)及びKin
ko's Inc. of Ventura, California (www.kinkos.com)
が含まれる。図2に示すように、そこには更なる商用プ
リンタが存在し得る。
【0027】また、内容管理システム5は、ファイルを
電子書店65Aに送信することが可能である。電子書店
65Aの例が、Celorio Garridoの米国特許第6,012,890
号に開示されている(ここで言及することにより本明細
書の一部とする)。電子書店65Bは、電子書店65A
と同様のものである。図2に示すように、そこには更な
る電子書店が存在し得る。電子商取引システム4は支払
いサービス7を利用して顧客の購入に対する請求書を送
付し、権利・ロイヤリティー管理システム6は決算のた
めに著者の出版物の販売を記録する。
電子書店65Aに送信することが可能である。電子書店
65Aの例が、Celorio Garridoの米国特許第6,012,890
号に開示されている(ここで言及することにより本明細
書の一部とする)。電子書店65Bは、電子書店65A
と同様のものである。図2に示すように、そこには更な
る電子書店が存在し得る。電子商取引システム4は支払
いサービス7を利用して顧客の購入に対する請求書を送
付し、権利・ロイヤリティー管理システム6は決算のた
めに著者の出版物の販売を記録する。
【0028】一実施例において、著者コンピュータ1A
には市販の任意のコンピュータが含まれる。著者コンピ
ュータ1Aには、Microsoft社(Microsoft Corporation
ofSeattle, Washington)のInternet Explorer、或い
はNetscape社(Netscape ofMountain View, Californi
a)のNetscape Communicatorのようなブラウザ10(図
3)が含まれる。著者は、ブラウザを利用して提出物1
1を電子商取引システム4にアップロードする。また、
著者はブラウザ10を利用して契約情報12、支払い情
報13及びマーケティング情報14を電子商取引システ
ム4に提示する。
には市販の任意のコンピュータが含まれる。著者コンピ
ュータ1Aには、Microsoft社(Microsoft Corporation
ofSeattle, Washington)のInternet Explorer、或い
はNetscape社(Netscape ofMountain View, Californi
a)のNetscape Communicatorのようなブラウザ10(図
3)が含まれる。著者は、ブラウザを利用して提出物1
1を電子商取引システム4にアップロードする。また、
著者はブラウザ10を利用して契約情報12、支払い情
報13及びマーケティング情報14を電子商取引システ
ム4に提示する。
【0029】一実施例において、著者コンピュータ1A
には、Microsoft社のWord 2000若しくはCorel社のWordP
erfectのようなワードプロセッサ15が含まれる。著者
は、ワードプロセッサ15を利用して提出物11を作成
する。一実施例において、ワードプロセッサ15は拡張
可能なマーク付け言語(XML)ファイル形式のような自
己記述形式で提出物11を保存する。前述のように、自
己記述形式の情報には、顧客に表示される内容及びその
内容を説明する1又はそれ以上の記述子が含まれること
に注意されたい。
には、Microsoft社のWord 2000若しくはCorel社のWordP
erfectのようなワードプロセッサ15が含まれる。著者
は、ワードプロセッサ15を利用して提出物11を作成
する。一実施例において、ワードプロセッサ15は拡張
可能なマーク付け言語(XML)ファイル形式のような自
己記述形式で提出物11を保存する。前述のように、自
己記述形式の情報には、顧客に表示される内容及びその
内容を説明する1又はそれ以上の記述子が含まれること
に注意されたい。
【0030】出版システム2との互換性を確保するため
に、著者は、電子商取引システム4からワードプロセッ
サ15のための文書のテンプレート17及びプラグイン
16をダウンロードする。著者は、ワードプロセッサ1
5で文書のトテンプレート17及びプラグインを利用し
て提出物11を作成する。文書のテンプレート17は、
著者が出版物の各セクションを識別する(標識する)た
めに利用する事前に定義されたスタイルを提供する。例
えば、著者は事前に定義されたスタイルを利用して出版
物の各パラグラフを識別する。著者が提出物11をXML
ファイルとして保存する場合、プラグイン16は事前に
定義されたスタイルを用いてテキストの個々のセクショ
ンの周りにXMLタグを巻きつける。提出物11がイラス
トを含む場合、プラグイン16は個別のファイルとして
イラストを保存し、提出物11に於けるイラストのファ
イルとリンクさせたXMLタグを生成する。
に、著者は、電子商取引システム4からワードプロセッ
サ15のための文書のテンプレート17及びプラグイン
16をダウンロードする。著者は、ワードプロセッサ1
5で文書のトテンプレート17及びプラグインを利用し
て提出物11を作成する。文書のテンプレート17は、
著者が出版物の各セクションを識別する(標識する)た
めに利用する事前に定義されたスタイルを提供する。例
えば、著者は事前に定義されたスタイルを利用して出版
物の各パラグラフを識別する。著者が提出物11をXML
ファイルとして保存する場合、プラグイン16は事前に
定義されたスタイルを用いてテキストの個々のセクショ
ンの周りにXMLタグを巻きつける。提出物11がイラス
トを含む場合、プラグイン16は個別のファイルとして
イラストを保存し、提出物11に於けるイラストのファ
イルとリンクさせたXMLタグを生成する。
【0031】一変更例においては、ワードプロセッサ1
5のメニューバーにおいて文書テンプレート17が事前
に定義された種々のスタイルを提供する。著者は、セク
ションを強調表示し、メニューからスタイルを選択し、
表題、著者、章、節及び図面などとして出版物のセクシ
ョンを識別する(標識する)。事前定義されたスタイル
によって、テキストの色、テキストのフォント、フォン
トサイズ又は内容管理システム5の各セクションの識別
を可能とするテキストの記述の組合せを定義できる。或
いは、新たなメニュー項目をワードプロセッサ15のメ
ニューに付け加えることができる。新たなメニュー項目
は、著者の出版物のセクションの識別に用いる事前に定
義されたスタイルを与える。新たなメニュー項目は、ワ
ードプロセッサ15のマクロでもよい。一実施例におい
て、上述のスタイルは、出版物の各セクションを識別す
る(タグを付ける)ために用いられるが、テキストの外
観及び雰囲気を変化させるのには用いられない。更に、
セクションが識別されるレベルは、出版システム2の人
間のオペレータによって必要に応じて広く或いは狭く規
定され得る。例えば、セクションは出版物全体と同様に
広くても、或いは出版物に於ける個別の単語と同様に狭
くてもよい。著者コンピュータ1Bは、著者コンピュー
タ1Aと同様のものである。
5のメニューバーにおいて文書テンプレート17が事前
に定義された種々のスタイルを提供する。著者は、セク
ションを強調表示し、メニューからスタイルを選択し、
表題、著者、章、節及び図面などとして出版物のセクシ
ョンを識別する(標識する)。事前定義されたスタイル
によって、テキストの色、テキストのフォント、フォン
トサイズ又は内容管理システム5の各セクションの識別
を可能とするテキストの記述の組合せを定義できる。或
いは、新たなメニュー項目をワードプロセッサ15のメ
ニューに付け加えることができる。新たなメニュー項目
は、著者の出版物のセクションの識別に用いる事前に定
義されたスタイルを与える。新たなメニュー項目は、ワ
ードプロセッサ15のマクロでもよい。一実施例におい
て、上述のスタイルは、出版物の各セクションを識別す
る(タグを付ける)ために用いられるが、テキストの外
観及び雰囲気を変化させるのには用いられない。更に、
セクションが識別されるレベルは、出版システム2の人
間のオペレータによって必要に応じて広く或いは狭く規
定され得る。例えば、セクションは出版物全体と同様に
広くても、或いは出版物に於ける個別の単語と同様に狭
くてもよい。著者コンピュータ1Bは、著者コンピュー
タ1Aと同様のものである。
【0032】一実施例においては、顧客コンピュータ8
Aは従来型のコンピュータである。顧客コンピュータ8
Aには、Microsoft Internet Explorer若しくはNetscap
e Communicatorのような従来型のブラウザ18(図4)
が含まれる。顧客は、ブラウザ18を利用して電子商取
引システム4においてカタログウェブページ22(図
5)を拾い読みする。また、顧客はブラウザ18を利用
して、カタログウェブページ22経由で個人化された内
容を提出する。更に、顧客はブラウザ18を利用して、
電子商取引システム4に於ける購入注文ウェブページ2
5経由で購入注文19及び支払い情報21を提出する。
顧客コンピュータ8Bは、顧客コンピュータ8Aと同様
のものである。
Aは従来型のコンピュータである。顧客コンピュータ8
Aには、Microsoft Internet Explorer若しくはNetscap
e Communicatorのような従来型のブラウザ18(図4)
が含まれる。顧客は、ブラウザ18を利用して電子商取
引システム4においてカタログウェブページ22(図
5)を拾い読みする。また、顧客はブラウザ18を利用
して、カタログウェブページ22経由で個人化された内
容を提出する。更に、顧客はブラウザ18を利用して、
電子商取引システム4に於ける購入注文ウェブページ2
5経由で購入注文19及び支払い情報21を提出する。
顧客コンピュータ8Bは、顧客コンピュータ8Aと同様
のものである。
【0033】一実態様においては、電子商取引システム
4には従来型のサーバコンピュータが含まれる。電子商
取引システム4には、例えばCompaq ProLiant 1850Rs又
は3000s(Compaq Computer Corp. of Houston, Texas)
が含まれる。電子商取引システム4(図5)には、カタ
ログウェブページ22、購入注文ウェブページ25、提
出物ウェブページ28、電子商取引データベース23、
ウェブサーバアプリケーション24及び支払アプリケー
ション27が含まれる。カタログウェブページ22、購
入注文ウェブページ25及び提出物ウェブページ28
は、例えばウェブサーバアプリケーション24によって
サポートされる従来式のアクティブ・サーバー・ページ
ズ(ASP)である。ウェブサーバアプリケーション24
は、例えばMicrosoft社のインターネット情報サーバで
ある。電子商取引データベース23は、例えば、Oracle
社(Oracle Corp. of Redwood Shores, California)
のOracle 8i データベースである。当業者には理解され
るように、電子商取引システム4の構成要素は種々のサ
ーバに格納され得る。
4には従来型のサーバコンピュータが含まれる。電子商
取引システム4には、例えばCompaq ProLiant 1850Rs又
は3000s(Compaq Computer Corp. of Houston, Texas)
が含まれる。電子商取引システム4(図5)には、カタ
ログウェブページ22、購入注文ウェブページ25、提
出物ウェブページ28、電子商取引データベース23、
ウェブサーバアプリケーション24及び支払アプリケー
ション27が含まれる。カタログウェブページ22、購
入注文ウェブページ25及び提出物ウェブページ28
は、例えばウェブサーバアプリケーション24によって
サポートされる従来式のアクティブ・サーバー・ページ
ズ(ASP)である。ウェブサーバアプリケーション24
は、例えばMicrosoft社のインターネット情報サーバで
ある。電子商取引データベース23は、例えば、Oracle
社(Oracle Corp. of Redwood Shores, California)
のOracle 8i データベースである。当業者には理解され
るように、電子商取引システム4の構成要素は種々のサ
ーバに格納され得る。
【0034】一実態様において、カタログウェブページ
22、注文ウェブぺージ25及び提出物ウェブページ2
8は、電子商取引データベース23に保存されたストア
ド・プロシージャを呼び出し、内容管理システム5及び
権利・ロイヤリティー管理システム6に対するXMLバッ
チコマンド(後述)を生じさせる。別の実施態様におい
て、カタログウェブページ22、注文ウェブぺージ25
及び提出物ウェブページ28は、内容管理システム5及
び権利・ロイヤリティー管理システム6(後述)におい
てストアド・プロシージャを直接呼び出す。
22、注文ウェブぺージ25及び提出物ウェブページ2
8は、電子商取引データベース23に保存されたストア
ド・プロシージャを呼び出し、内容管理システム5及び
権利・ロイヤリティー管理システム6に対するXMLバッ
チコマンド(後述)を生じさせる。別の実施態様におい
て、カタログウェブページ22、注文ウェブぺージ25
及び提出物ウェブページ28は、内容管理システム5及
び権利・ロイヤリティー管理システム6(後述)におい
てストアド・プロシージャを直接呼び出す。
【0035】カタログウェブページ22は、顧客が出版
物を拾い読みするオンラインカタログを作成する。購入
注文ウェブぺージ25は、顧客が購入注文19及び支払
い情報21を提供するウェブページである。購入注文ウ
ェブページ25は、購入注文19及び支払い情報21
を、XMLバッチコマンドを用いて権利・ロイヤリティー
管理システム6や、電子商取引システム4や、内容管理
システム5に保存する。購入注文ウェブページ25に
は、権利・ロイヤリティー管理システム6に問い合わせ
ることによって購入注文19の価格を計算し、その価格
をブラウザ18を介して顧客に表示するプライスエンジ
ン(price engine)が含まれる。一実施態様において、ウ
ェブサーバアプリケーション24には、例えば、Micros
oft社のSiteServer E-commerce Editionが含まれる。サ
イトサーバは、顧客がカタログウェブページ22を拾い
読みする際に、顧客の購入注文を保管する従来式のショ
ッピングカートを提供する。
物を拾い読みするオンラインカタログを作成する。購入
注文ウェブぺージ25は、顧客が購入注文19及び支払
い情報21を提供するウェブページである。購入注文ウ
ェブページ25は、購入注文19及び支払い情報21
を、XMLバッチコマンドを用いて権利・ロイヤリティー
管理システム6や、電子商取引システム4や、内容管理
システム5に保存する。購入注文ウェブページ25に
は、権利・ロイヤリティー管理システム6に問い合わせ
ることによって購入注文19の価格を計算し、その価格
をブラウザ18を介して顧客に表示するプライスエンジ
ン(price engine)が含まれる。一実施態様において、ウ
ェブサーバアプリケーション24には、例えば、Micros
oft社のSiteServer E-commerce Editionが含まれる。サ
イトサーバは、顧客がカタログウェブページ22を拾い
読みする際に、顧客の購入注文を保管する従来式のショ
ッピングカートを提供する。
【0036】支払いアプリケーション27は、支払いサ
ービス27によって著者若しくは顧客に請求書を送る。
支払いアプリケーション27は、例えば、Global PC Re
tail(Comerica Bank of California in Detroit, Mich
igan)である。また、支払いアプリケーション27は、
出版物の販売に対して著者に支払いをするのに用いられ
得る。
ービス27によって著者若しくは顧客に請求書を送る。
支払いアプリケーション27は、例えば、Global PC Re
tail(Comerica Bank of California in Detroit, Mich
igan)である。また、支払いアプリケーション27は、
出版物の販売に対して著者に支払いをするのに用いられ
得る。
【0037】提出物ウェブページ28は、著者が提出物
11、契約情報12、支払い情報13及びマーケティン
グ情報14をアップロードするウェブページである。提
出物ウェブページ28は契約情報12、支払い情報13
及びマーケティング情報14を電子商取引データベース
23に保存する。また、提出物ウェブページ28は、提
出物11、契約情報12、支払い情報13及びマーケテ
ィング情報14を、XMLバッチコマンド若しくはストア
ド・プロシージャ(共に後述する)を用いて内容管理シ
ステム5及び権利・ロイヤリティー管理システム6に保
存する。
11、契約情報12、支払い情報13及びマーケティン
グ情報14をアップロードするウェブページである。提
出物ウェブページ28は契約情報12、支払い情報13
及びマーケティング情報14を電子商取引データベース
23に保存する。また、提出物ウェブページ28は、提
出物11、契約情報12、支払い情報13及びマーケテ
ィング情報14を、XMLバッチコマンド若しくはストア
ド・プロシージャ(共に後述する)を用いて内容管理シ
ステム5及び権利・ロイヤリティー管理システム6に保
存する。
【0038】一実施態様においては、電子商取引システ
ム4にはミドルウェア26が含まれる。一実施態様にお
いて、購入注文ウェブページ25、提出物ウェブページ
28及び支払いアプリケーション27は、ミドルウェア
26を呼び出し、電子商取引データベース23、内容管
理データベース32及び権利・ロイヤリティー管理デー
タベース38に対するコマンドを生じさせる(例えば、
XMLバッチコマンドの送信にミドルウェア26を用い
る)。従って、購入注文ウェブページ25、提出物ウェ
ブページ28及び支払いアプリケーション27は、情報
及びファイルを内容管理データベース32又は権利・ロ
イヤリティー管理データベース38(後述)に送信する
前に、その情報やファイルを電子商取引データベース2
3に保存する必要はない。ミドルウェア26は、例え
ば、Business Ware(Vitria Technology Inc. of Sunny
vale, California)である。
ム4にはミドルウェア26が含まれる。一実施態様にお
いて、購入注文ウェブページ25、提出物ウェブページ
28及び支払いアプリケーション27は、ミドルウェア
26を呼び出し、電子商取引データベース23、内容管
理データベース32及び権利・ロイヤリティー管理デー
タベース38に対するコマンドを生じさせる(例えば、
XMLバッチコマンドの送信にミドルウェア26を用い
る)。従って、購入注文ウェブページ25、提出物ウェ
ブページ28及び支払いアプリケーション27は、情報
及びファイルを内容管理データベース32又は権利・ロ
イヤリティー管理データベース38(後述)に送信する
前に、その情報やファイルを電子商取引データベース2
3に保存する必要はない。ミドルウェア26は、例え
ば、Business Ware(Vitria Technology Inc. of Sunny
vale, California)である。
【0039】一実施例において、内容管理システム5及
び権利・ロイヤリティー管理システム6は、Sun社(Sun
Microsystems, Inc. of Palo Alto, California)のEn
terprise 4500sのようなサーバコンピュータにおいて具
現化される。内容管理システム5には、XMLバッチコマ
ンドファイルを定期的に実行するバッチコマンドツール
31が含まれる。XMLバッチコマンドファイルは、内容
管理システム5に対するバッチコマンドがXMLコマンド
タグの間にネスティングされるXMLファイルである。バ
ッチコマンドツール31は、XMLバッチコマンドファイ
ル(後述)に含まれるバッチコマンドに従い、テーブル
を内容管理データベース32及び権利・ロイヤリティー
データベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
び権利・ロイヤリティー管理システム6は、Sun社(Sun
Microsystems, Inc. of Palo Alto, California)のEn
terprise 4500sのようなサーバコンピュータにおいて具
現化される。内容管理システム5には、XMLバッチコマ
ンドファイルを定期的に実行するバッチコマンドツール
31が含まれる。XMLバッチコマンドファイルは、内容
管理システム5に対するバッチコマンドがXMLコマンド
タグの間にネスティングされるXMLファイルである。バ
ッチコマンドツール31は、XMLバッチコマンドファイ
ル(後述)に含まれるバッチコマンドに従い、テーブル
を内容管理データベース32及び権利・ロイヤリティー
データベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
【0040】バッチコマンドツール31には、各XMLバ
ッチコマンドファイルをDOM(ドキュメント・オブジェ
クト・モデル)トリーとして表示するXMLパーサ(parse
r)が含まれる。XMLパーサは、例えば、www.alphaworks.
ibm.comで入手可能なXML Parser for Java(IBM of Arm
onk, New York)である。方法110(図10に関して
後述する)に従って、バッチコマンドツール31は、XM
Lパーサによって生成されたDOMトリー構造を通過し、バ
ッチコマンドを抽出し、そのバッチコマンドに従ってテ
ーブルを内容管理データベース及び権利・ロイヤリティ
ーデータベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
ッチコマンドファイルをDOM(ドキュメント・オブジェ
クト・モデル)トリーとして表示するXMLパーサ(parse
r)が含まれる。XMLパーサは、例えば、www.alphaworks.
ibm.comで入手可能なXML Parser for Java(IBM of Arm
onk, New York)である。方法110(図10に関して
後述する)に従って、バッチコマンドツール31は、XM
Lパーサによって生成されたDOMトリー構造を通過し、バ
ッチコマンドを抽出し、そのバッチコマンドに従ってテ
ーブルを内容管理データベース及び権利・ロイヤリティ
ーデータベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
【0041】一実施態様において、著者が提出物11を
XML文書として保存しない場合には、内容管理システム
5には提出物11をXML文書に変換するフィルタ30が
含まれる。フィルタ30は、テンプレート17及びワー
ドプロセッサ15に対応する。フィルタ30は、提出物
11をHTML、Word、WordPerfect及びAppleWorksのよう
な種々のファイル形式からXML文書へと変換する。フィ
ルタ30は、テンプレート17によって使用されるスタ
イルを認識し、出版物のセクションを識別して対応する
XMLタグを識別された各セクションの周りに重ねる。
XML文書として保存しない場合には、内容管理システム
5には提出物11をXML文書に変換するフィルタ30が
含まれる。フィルタ30は、テンプレート17及びワー
ドプロセッサ15に対応する。フィルタ30は、提出物
11をHTML、Word、WordPerfect及びAppleWorksのよう
な種々のファイル形式からXML文書へと変換する。フィ
ルタ30は、テンプレート17によって使用されるスタ
イルを認識し、出版物のセクションを識別して対応する
XMLタグを識別された各セクションの周りに重ねる。
【0042】内容管理システム5には、提出物11から
記述子及び内容を抽出する取込みエンジン29(図6)
が含まれる。取込みエンジン29は、記述子及び内容を
内容管理データベース32に個別に保存する。内容管理
データベース32は、例えば、Oracle 8iデータベース
である。内容管理データベース32には、テーブルを挿
入及びアップデートするためのストアド・プロシージャ
が含まれる。
記述子及び内容を抽出する取込みエンジン29(図6)
が含まれる。取込みエンジン29は、記述子及び内容を
内容管理データベース32に個別に保存する。内容管理
データベース32は、例えば、Oracle 8iデータベース
である。内容管理データベース32には、テーブルを挿
入及びアップデートするためのストアド・プロシージャ
が含まれる。
【0043】取込みエンジン29には、提出物11をDO
Mトリーとして表示するXMLパーサが含まれる。XMLパー
サは、例えばIBM社のXML Parser for Java(前述)であ
る。方法40(図11に関して後述する)に従って、取
込みエンジン29は、XMLパーサによって生成されたDOM
トリー構造を通過し、内容(例えば、文章及び画像)及
び記述子(例えば、XMLタグ)を抽出し、内容及び記述
子を内容管理データベース32に保存する。
Mトリーとして表示するXMLパーサが含まれる。XMLパー
サは、例えばIBM社のXML Parser for Java(前述)であ
る。方法40(図11に関して後述する)に従って、取
込みエンジン29は、XMLパーサによって生成されたDOM
トリー構造を通過し、内容(例えば、文章及び画像)及
び記述子(例えば、XMLタグ)を抽出し、内容及び記述
子を内容管理データベース32に保存する。
【0044】更に、取込みエンジン29には、圧縮及び
編集のための別の形式に対する出版物(例えば、画像、
音声及び映像ファイル)の一部を構成する付属ファイル
を格納する書式変換ライブラリー33(例えば、書式変
換プログラムの集合)が含まれる。書式変換ライブラリ
ー33には、提出物11にリンクする画像ファイルを解
像度独立性のファイル形式で保存する画像変換アプリケ
ーションが含まれる。画像変換アプリケーションの一例
としては、Genuine Fractals(Altamira Groupof Burba
nk, California; www.altamiragroup.com)が挙げられ
る。書式変換ライブラリー33には、映像及び音声ファ
イルのようなメディアファイルを保管及び編集のために
別の形式に変換する他の変換アプリケーションが含まれ
得る。
編集のための別の形式に対する出版物(例えば、画像、
音声及び映像ファイル)の一部を構成する付属ファイル
を格納する書式変換ライブラリー33(例えば、書式変
換プログラムの集合)が含まれる。書式変換ライブラリ
ー33には、提出物11にリンクする画像ファイルを解
像度独立性のファイル形式で保存する画像変換アプリケ
ーションが含まれる。画像変換アプリケーションの一例
としては、Genuine Fractals(Altamira Groupof Burba
nk, California; www.altamiragroup.com)が挙げられ
る。書式変換ライブラリー33には、映像及び音声ファ
イルのようなメディアファイルを保管及び編集のために
別の形式に変換する他の変換アプリケーションが含まれ
得る。
【0045】内容管理システム5には、内容管理データ
ベース32に格納された内容及び記述子から少なくとも
出版物の一部を組み立てることによって購入注文19に
応答するアセンブラ34(図6)が含まれる。アセンブ
ラ34は、方法50A及び50B(図23及び図24に
関して後述する)に従ってXML文書を作成する。
ベース32に格納された内容及び記述子から少なくとも
出版物の一部を組み立てることによって購入注文19に
応答するアセンブラ34(図6)が含まれる。アセンブ
ラ34は、方法50A及び50B(図23及び図24に
関して後述する)に従ってXML文書を作成する。
【0046】一実施例において、アセンブラ34にはト
ランスレータ64(図6)が含まれ、そのトランスレー
タ64は、XSL(extensible stylesheet language)の
スタイルシート39を用いて、SGML(標準一般化マーク
付け言語)及びHTMLのような1又はそれ以上の種々のフ
ァイル形式で組み立てられた出版物を保存する。トラン
スレータ64は、例えばXalan と称されるXSL styleshe
et processor(the Apache Software Foundation; www.
apache.org)である。トランスレータ64は、SGMLファ
イル形式で保存された出版物をコンバータ35に送る。
一実施例においては、コンバータ35が組立てられたXM
L形式を入力として受取らないので、トランスレータ6
4が必要である。従って、トランスレータ64は、XSL
スタイルシートを用いて組立てられたXMLファイルをSGM
Lのようなコンバータ35によって受け入れられるXML形
式に変換する。
ランスレータ64(図6)が含まれ、そのトランスレー
タ64は、XSL(extensible stylesheet language)の
スタイルシート39を用いて、SGML(標準一般化マーク
付け言語)及びHTMLのような1又はそれ以上の種々のフ
ァイル形式で組み立てられた出版物を保存する。トラン
スレータ64は、例えばXalan と称されるXSL styleshe
et processor(the Apache Software Foundation; www.
apache.org)である。トランスレータ64は、SGMLファ
イル形式で保存された出版物をコンバータ35に送る。
一実施例においては、コンバータ35が組立てられたXM
L形式を入力として受取らないので、トランスレータ6
4が必要である。従って、トランスレータ64は、XSL
スタイルシートを用いて組立てられたXMLファイルをSGM
Lのようなコンバータ35によって受け入れられるXML形
式に変換する。
【0047】内容管理システム5にはコンバータ35
(図6)が含まれ、そのコンバータ35は、スタイルシ
ート36に従って出版物のレイアウトを提供し、種々の
出力ファイル形式のうちの1つで出版物を保存する。コ
ンバータ35にはコンバータ35A乃至35Cが含まれ
る。コンバータ35Aは出版物をPDF、ポストスクリプ
ト及びOpen eBook形式で保存する。コンバータ35Aに
は、例えばFrameMaker +SGML及びAcrobat Distiller Se
rver(Adobe)が含まれる。FrameMaker + SGMLは、スタ
イルシート36を出版物に適用し、出版物をポストスク
リプトファイルとして保存する。スタイルシート36
は、フォントタイプ、フォントサイズ、フォントスタイ
ル及び出版物の各セクションのマージンのような出版物
の外観及び雰囲気を生じさせる。FrameMaker + SGML
は、ポストスクリプトファイルに対してテーブル、イン
デックス、ヘッダー、フッター、及び丁付を加える。デ
ィスチラー(distiller)は、ポストスクリプトファイル
をPDFファイルに変換する。
(図6)が含まれ、そのコンバータ35は、スタイルシ
ート36に従って出版物のレイアウトを提供し、種々の
出力ファイル形式のうちの1つで出版物を保存する。コ
ンバータ35にはコンバータ35A乃至35Cが含まれ
る。コンバータ35Aは出版物をPDF、ポストスクリプ
ト及びOpen eBook形式で保存する。コンバータ35Aに
は、例えばFrameMaker +SGML及びAcrobat Distiller Se
rver(Adobe)が含まれる。FrameMaker + SGMLは、スタ
イルシート36を出版物に適用し、出版物をポストスク
リプトファイルとして保存する。スタイルシート36
は、フォントタイプ、フォントサイズ、フォントスタイ
ル及び出版物の各セクションのマージンのような出版物
の外観及び雰囲気を生じさせる。FrameMaker + SGML
は、ポストスクリプトファイルに対してテーブル、イン
デックス、ヘッダー、フッター、及び丁付を加える。デ
ィスチラー(distiller)は、ポストスクリプトファイル
をPDFファイルに変換する。
【0048】出版物の取込みの際に、アセンブラ34、
トランスレータ64及びコンバータ35Aは、出版のた
めのPDFファイルを生成する。一実施態様において、出
版物のPDFファイルは、顧客からのオンラインの問い合
わせに応じて出版物が表示されるように、電子商取引シ
ステム4に格納されてカタログウェブページ22にリン
クされる。別の実施態様において、出版物のPDFファイ
ルは、内容管理システム5に格納される。この実施態様
においては、内容管理システム5には、顧客のオンライ
ンでの問い合わせに応じて顧客に対してPDFファイルか
らページを提供するAdobe Document Server(Adobe)の
ようなドキュメントサーバアプリケーションが含まれ
る。或いは、出版物のPDFファイルは、顧客の要求に応
じて生成されてカタログウェブページ22にリンクされ
る。
トランスレータ64及びコンバータ35Aは、出版のた
めのPDFファイルを生成する。一実施態様において、出
版物のPDFファイルは、顧客からのオンラインの問い合
わせに応じて出版物が表示されるように、電子商取引シ
ステム4に格納されてカタログウェブページ22にリン
クされる。別の実施態様において、出版物のPDFファイ
ルは、内容管理システム5に格納される。この実施態様
においては、内容管理システム5には、顧客のオンライ
ンでの問い合わせに応じて顧客に対してPDFファイルか
らページを提供するAdobe Document Server(Adobe)の
ようなドキュメントサーバアプリケーションが含まれ
る。或いは、出版物のPDFファイルは、顧客の要求に応
じて生成されてカタログウェブページ22にリンクされ
る。
【0049】コンバータ35Bは、出版物をwww.openbo
ok.orgから入手可能なOpen eBook(OEB)規格と適合す
るファイルとして保存する。コンバータ35Bは、例え
ばXSLを用いて組立てられた出版物をOEB形式に保存する
XSLトランスレータである。コンバータ35Cは、出版
物を別のファイル形式で保存する。現に存在するファイ
ル形式又は後に開発されであろうファイル形式に対して
付加的なコンバータ35を追加できることに注意された
い。
ok.orgから入手可能なOpen eBook(OEB)規格と適合す
るファイルとして保存する。コンバータ35Bは、例え
ばXSLを用いて組立てられた出版物をOEB形式に保存する
XSLトランスレータである。コンバータ35Cは、出版
物を別のファイル形式で保存する。現に存在するファイ
ル形式又は後に開発されであろうファイル形式に対して
付加的なコンバータ35を追加できることに注意された
い。
【0050】内容管理システム5には、最終的な出版物
を商用のプリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は顧客のコンピュータ(例えば、顧客コンピュー
タ8A又は8B)にネットワーク3上で送信する出力手
段37(図6)が含まれる。一実施態様において、出力
手段37は、最終的な出版物と共に注文ファイルを商用
プリンタに対して送信する。出力手段37は、注文ファ
イルを商用プリンタに受入れられる形式で作成する。
を商用のプリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は顧客のコンピュータ(例えば、顧客コンピュー
タ8A又は8B)にネットワーク3上で送信する出力手
段37(図6)が含まれる。一実施態様において、出力
手段37は、最終的な出版物と共に注文ファイルを商用
プリンタに対して送信する。出力手段37は、注文ファ
イルを商用プリンタに受入れられる形式で作成する。
【0051】内容管理システム5の具体的実施例におい
て、サーバ501(「アプリケーションサーバ」)に
は、バッチコマンドツール31、フィルタ30、書式変
換ライブラリー33、取込みエンジン9、アセンブラ3
4、トランスレータ64、XSLシート39、コンバータ
35、スタイルシート36及び出力手段37が含まれ、
一方で、別のサーバ502(「データベースサーバ」)
には、内容管理データベース32が含まれる。当業者
は、サーバ501及び502の機能を付加的なサーバの
間で重複或いは分割し、性能を改善することが可能であ
ることを理解するであろう。或る変更例においては、サ
ーバ501は前述のミドルウェア26を介してサーバ5
02と通信する。
て、サーバ501(「アプリケーションサーバ」)に
は、バッチコマンドツール31、フィルタ30、書式変
換ライブラリー33、取込みエンジン9、アセンブラ3
4、トランスレータ64、XSLシート39、コンバータ
35、スタイルシート36及び出力手段37が含まれ、
一方で、別のサーバ502(「データベースサーバ」)
には、内容管理データベース32が含まれる。当業者
は、サーバ501及び502の機能を付加的なサーバの
間で重複或いは分割し、性能を改善することが可能であ
ることを理解するであろう。或る変更例においては、サ
ーバ501は前述のミドルウェア26を介してサーバ5
02と通信する。
【0052】一実施例において、権利・ロイヤリティー
管理システム6には、権利・ロイヤリティーデータベー
ス38(図6)が含まれる。権利・ロイヤリティーデー
タベース38は、例えば、Oracle 8i(Oracle)データ
ベースである。権利・ロイヤリティーデータベース38
は、著者のロイヤリティーや出版物の配布又は販売にお
ける制限(権利)を格納する。権利・ロイヤリティーデ
ータベース38は、出版物の配布又は販売の制限及び著
者のロイヤリティーに関して、電子商取引システム4か
らのアップデート、挿入及び問い合わせに応答する。権
利システム6の一実施態様において、内容管理システム
5のサーバは、権利・ロイヤリティーデータベース38
を格納する。
管理システム6には、権利・ロイヤリティーデータベー
ス38(図6)が含まれる。権利・ロイヤリティーデー
タベース38は、例えば、Oracle 8i(Oracle)データ
ベースである。権利・ロイヤリティーデータベース38
は、著者のロイヤリティーや出版物の配布又は販売にお
ける制限(権利)を格納する。権利・ロイヤリティーデ
ータベース38は、出版物の配布又は販売の制限及び著
者のロイヤリティーに関して、電子商取引システム4か
らのアップデート、挿入及び問い合わせに応答する。権
利システム6の一実施態様において、内容管理システム
5のサーバは、権利・ロイヤリティーデータベース38
を格納する。
【0053】一実施例において、動作100(図7)に
は、動作101から109(図8)が含まれる。最初の
動作101において、著者は、テンプレート17及びプ
ラグイン16によって或いはテンプレート17やプラグ
イン16無しで提出物11を作成する。前述のように、
著者は著者コンピュータ1Aにおけるワードプロセッサ
15によって提出物11を作成する。動作101の後に
オプション的な動作102が続く。オプション的動作1
02において、著者は提出物11をXML形式で保存す
る。或いは、著者は出版物16を別のファイル形式の提
出物11として保存する。動作103がオプション的動
作102に続く。
は、動作101から109(図8)が含まれる。最初の
動作101において、著者は、テンプレート17及びプ
ラグイン16によって或いはテンプレート17やプラグ
イン16無しで提出物11を作成する。前述のように、
著者は著者コンピュータ1Aにおけるワードプロセッサ
15によって提出物11を作成する。動作101の後に
オプション的な動作102が続く。オプション的動作1
02において、著者は提出物11をXML形式で保存す
る。或いは、著者は出版物16を別のファイル形式の提
出物11として保存する。動作103がオプション的動
作102に続く。
【0054】動作103において、著者は提出物ウェブ
ページ28を介して提出物11をアップロードする。提
出物が書籍用である一実施態様において、提出物の処理
には9つのステップが含まれる。ステップ1において、
著者は提出物ウェブページ28A(図33)のフィール
ド401における書籍タイプ(Book Type)及びフィー
ルド402における出版プログラム(Publish Progra
m)を選択する。書籍タイプにはマニュスクリプト(Manu
script)及び再版が含まれる。マニュスクリプトは今な
お出版されている作品を指し、再版は以前に出版された
ことのある作品を指す。各出版プログラムは、著者に対
して種々のロイヤリティーの歩合、コスト及びサービス
を提供する。その種々のサービスには、編集レビュー、
専門的書籍デザイン、専門的表紙デザイン、従来の書籍
販売業者による配布及びAmazon.comのようなオンライン
の書籍販売業者による配布が含まれる。
ページ28を介して提出物11をアップロードする。提
出物が書籍用である一実施態様において、提出物の処理
には9つのステップが含まれる。ステップ1において、
著者は提出物ウェブページ28A(図33)のフィール
ド401における書籍タイプ(Book Type)及びフィー
ルド402における出版プログラム(Publish Progra
m)を選択する。書籍タイプにはマニュスクリプト(Manu
script)及び再版が含まれる。マニュスクリプトは今な
お出版されている作品を指し、再版は以前に出版された
ことのある作品を指す。各出版プログラムは、著者に対
して種々のロイヤリティーの歩合、コスト及びサービス
を提供する。その種々のサービスには、編集レビュー、
専門的書籍デザイン、専門的表紙デザイン、従来の書籍
販売業者による配布及びAmazon.comのようなオンライン
の書籍販売業者による配布が含まれる。
【0055】ステップ2において、著者は提出物ウェブ
ページ28B(図34)において著者情報(Author Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド403に第
1の著者(Primary Author)の氏名、フィールド404
に第2の著者(Secondary Author)の氏名、及びフィー
ルド405に第3の著者(Tertiary Author)の氏名を入
力する。ステップ3において、著者は提出物ウェブペー
ジ28C(図35)において代理人情報(Agent Inform
ation)を入力する。著者は、フィールド406におい
て代理人を有するかどうか(Have agents?)を選択し、
フィールド407に代理人ID(Agent ID)を入力し(以
前に代理人が登録されている場合)、更にフィールド4
08において代理人がシステム2から全ての通信を受取
っているかどうか(Agent Receives All Correspondenc
e)を選択する。
ページ28B(図34)において著者情報(Author Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド403に第
1の著者(Primary Author)の氏名、フィールド404
に第2の著者(Secondary Author)の氏名、及びフィー
ルド405に第3の著者(Tertiary Author)の氏名を入
力する。ステップ3において、著者は提出物ウェブペー
ジ28C(図35)において代理人情報(Agent Inform
ation)を入力する。著者は、フィールド406におい
て代理人を有するかどうか(Have agents?)を選択し、
フィールド407に代理人ID(Agent ID)を入力し(以
前に代理人が登録されている場合)、更にフィールド4
08において代理人がシステム2から全ての通信を受取
っているかどうか(Agent Receives All Correspondenc
e)を選択する。
【0056】ステップ4において、著者は提出物ウェブ
ページ28D(図36)においてタイトル情報(Title
Information)を入力する。著者は、フィールド409
にタイトル(Title)を入力し、フィールド410にサ
ブタイトル(Subtitle)を入力する。著者がペンネーム
を用いる場合、著者はボタン411を選択し、フィール
ド412にファーストペンネーム(Pen First Name)、
フィールド413にミドルペンネーム(Pen Middle Nam
e)、フィールド414にラストペンネーム(Pen Last
Name)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド415
に書籍の著作権期間(Copyright Year)及びフィールド
416に著作権者(Copyright Owner)をそれぞれ入力
する。著者が書籍の原文の権利を有する場合、著者はボ
タン417(own right to book text)を選択する。著
者が書籍の表紙の権利を有する場合、著者はボタン41
8(own right to book Cv)を選択する。著者が一連の
書籍の権利を有する場合、著者はボタン419(own ri
ght to book Gps)を選択する。書籍が過去に出版され
ている場合、著者はフィールド420における以前の表
紙形式(Previous Cover Type)を選択する。著者は、
フィールド421から432において、以前のページ数
(Previous Page Count)、以前の書籍幅(Previous Bo
ok Width)、以前の書籍高さ(Previous Book Heigh
t)、以前の図面(Previous Graphic)、以前のタイト
ル(Previous Titles)、以前のサブタイトル(Previou
s Subtitle)、以前の版(Previous Edition)、以前の
出版年(Previous Publication year)、以前の出版社
(Previous Publisher)、以前のISBN(Previous ISB
N)、以前の出版年(Previous Publication Year)及び
以前の巻数(Previous Set Total Volumes)をそれぞれ
入力する。著者は、書籍が以前の書籍の組の一部である
場合にはボタン433(Prev Part of Set)を選択す
る。
ページ28D(図36)においてタイトル情報(Title
Information)を入力する。著者は、フィールド409
にタイトル(Title)を入力し、フィールド410にサ
ブタイトル(Subtitle)を入力する。著者がペンネーム
を用いる場合、著者はボタン411を選択し、フィール
ド412にファーストペンネーム(Pen First Name)、
フィールド413にミドルペンネーム(Pen Middle Nam
e)、フィールド414にラストペンネーム(Pen Last
Name)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド415
に書籍の著作権期間(Copyright Year)及びフィールド
416に著作権者(Copyright Owner)をそれぞれ入力
する。著者が書籍の原文の権利を有する場合、著者はボ
タン417(own right to book text)を選択する。著
者が書籍の表紙の権利を有する場合、著者はボタン41
8(own right to book Cv)を選択する。著者が一連の
書籍の権利を有する場合、著者はボタン419(own ri
ght to book Gps)を選択する。書籍が過去に出版され
ている場合、著者はフィールド420における以前の表
紙形式(Previous Cover Type)を選択する。著者は、
フィールド421から432において、以前のページ数
(Previous Page Count)、以前の書籍幅(Previous Bo
ok Width)、以前の書籍高さ(Previous Book Heigh
t)、以前の図面(Previous Graphic)、以前のタイト
ル(Previous Titles)、以前のサブタイトル(Previou
s Subtitle)、以前の版(Previous Edition)、以前の
出版年(Previous Publication year)、以前の出版社
(Previous Publisher)、以前のISBN(Previous ISB
N)、以前の出版年(Previous Publication Year)及び
以前の巻数(Previous Set Total Volumes)をそれぞれ
入力する。著者は、書籍が以前の書籍の組の一部である
場合にはボタン433(Prev Part of Set)を選択す
る。
【0057】ステップ5において、著者はウェブページ
28E(図37)においてマーケット情報(Market Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド434から
441に、キーワード(Key Words)、ターゲットとす
る読者のジャンル(Target Audience Genre)、ターゲ
ットとする読者の年齢層(Target Audience Age Grou
p)、ターゲットとする読者の性別(Target Audience G
ender Group)、ジャンル(Genre)、メインカテゴリ
(Main Category)、サブカテゴリ(Sub Category)及
びBISAC番号(BISAC)をそれぞれ入力する。また、著者
はフィールド443から444において、要旨(Key No
te)、マーケティング機会(Marketing Opportunity)
及びバイライン(Byline)をそれぞれ入力する。要旨に
は、書籍の簡単な説明が含まれる。マーケティング機会
には、著者の所属及びメンバーシップが含まれる。バイ
ラインは、要旨に対する引用属性(quote attribution)
である。
28E(図37)においてマーケット情報(Market Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド434から
441に、キーワード(Key Words)、ターゲットとす
る読者のジャンル(Target Audience Genre)、ターゲ
ットとする読者の年齢層(Target Audience Age Grou
p)、ターゲットとする読者の性別(Target Audience G
ender Group)、ジャンル(Genre)、メインカテゴリ
(Main Category)、サブカテゴリ(Sub Category)及
びBISAC番号(BISAC)をそれぞれ入力する。また、著者
はフィールド443から444において、要旨(Key No
te)、マーケティング機会(Marketing Opportunity)
及びバイライン(Byline)をそれぞれ入力する。要旨に
は、書籍の簡単な説明が含まれる。マーケティング機会
には、著者の所属及びメンバーシップが含まれる。バイ
ラインは、要旨に対する引用属性(quote attribution)
である。
【0058】ステップ6において、著者はウェブページ
28F(図38)において制作情報(Production Infor
mation)を入力する。著者が、書籍の表紙についてのア
イデア及びアートワークを有する場合、著者はボタン4
45(Have idea and artwork for the front cover)
を選択する。著者が表紙のファイルを有する場合、著者
はフィールド446及び447に表紙のファイル名(Na
me of File)及び表紙の作品の債権者(Creditor)をそ
れぞれ入力する。著者が表紙のアイデアを有する場合、
著者はフィールド450(Idea for Front Cover)にア
イデアを入力する。著者が表紙のアイデアを持たない場
合、著者はボタン451(Have no ideaand no artwor
k)を選択する。著者は、フィールド452から456
において、著者の略歴(Author Bio)、著書の解説(Bo
ok Description)、出版されたレビュー(Published Re
views)の日付(Date)、著者(Author)及び周期(Per
iodical)をそれぞれ入力する。著者が自らの写真を有
する場合、著者はボタン458(Have Author Photo)
を選択する。著者はボタン459から461において幾
つかの献詞を選択することが可能であり、フィールド4
57に献詞の本文(Text)を入力する。同様に、著者は
ボタン462から464において幾つかのエピグラフ
(Epigraph)を選択可能であり、フィールド457にエ
ピグラフの本文を入力する。著者がグラフィックを有す
る場合、著者はボタン465(Manuscript Graphic)を
選択し、フィールド466にグラフィックの数(Number
of graphics)を入力する。
28F(図38)において制作情報(Production Infor
mation)を入力する。著者が、書籍の表紙についてのア
イデア及びアートワークを有する場合、著者はボタン4
45(Have idea and artwork for the front cover)
を選択する。著者が表紙のファイルを有する場合、著者
はフィールド446及び447に表紙のファイル名(Na
me of File)及び表紙の作品の債権者(Creditor)をそ
れぞれ入力する。著者が表紙のアイデアを有する場合、
著者はフィールド450(Idea for Front Cover)にア
イデアを入力する。著者が表紙のアイデアを持たない場
合、著者はボタン451(Have no ideaand no artwor
k)を選択する。著者は、フィールド452から456
において、著者の略歴(Author Bio)、著書の解説(Bo
ok Description)、出版されたレビュー(Published Re
views)の日付(Date)、著者(Author)及び周期(Per
iodical)をそれぞれ入力する。著者が自らの写真を有
する場合、著者はボタン458(Have Author Photo)
を選択する。著者はボタン459から461において幾
つかの献詞を選択することが可能であり、フィールド4
57に献詞の本文(Text)を入力する。同様に、著者は
ボタン462から464において幾つかのエピグラフ
(Epigraph)を選択可能であり、フィールド457にエ
ピグラフの本文を入力する。著者がグラフィックを有す
る場合、著者はボタン465(Manuscript Graphic)を
選択し、フィールド466にグラフィックの数(Number
of graphics)を入力する。
【0059】ステップ7において、著者はウェブページ
28G(図39)に契約情報(Contract Information)
を入力する。一実施態様においては、著者は契約に署名
しなければならない。この実施態様においては、著者は
フィールド467(Signed By)に契約に署名した人物
の氏名を入力し、フィールド469(Signed For)に署
名され人物の氏名を入力する。著者は、フィールド46
8、470及び471に、期間(年)(Term Years)、
開始日(Term Start Date)及び終了日(TermEnd Dat
e)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド472か
ら474において、著者が内容の権利を有するか否か
(Author Owns Rights to Content)、グラフィックの
権利を有するか否か(Author Owns Rights to Graphic
s)、また表紙の権利を有するか否か(Author Owns Rig
hts to Cover)をそれぞれ選択する。著者は、フィール
ド475(Available for p-books)及びフィールド4
77(Available for c-books)において内容(全体的
又は部分的)がp-book又はc-bookの制作に利用可能であ
るかどうかを選択する。著者は、フィールド476(Co
pyright is Registered)において著作権が登録されて
いるかどうかを選択する。著者は、フィールド478か
ら480において、言語的制約(Language Restrictio
n)、地理的制約(Geographic Restriction)及び出力
的制約(Output Restriction)を選択する。
28G(図39)に契約情報(Contract Information)
を入力する。一実施態様においては、著者は契約に署名
しなければならない。この実施態様においては、著者は
フィールド467(Signed By)に契約に署名した人物
の氏名を入力し、フィールド469(Signed For)に署
名され人物の氏名を入力する。著者は、フィールド46
8、470及び471に、期間(年)(Term Years)、
開始日(Term Start Date)及び終了日(TermEnd Dat
e)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド472か
ら474において、著者が内容の権利を有するか否か
(Author Owns Rights to Content)、グラフィックの
権利を有するか否か(Author Owns Rights to Graphic
s)、また表紙の権利を有するか否か(Author Owns Rig
hts to Cover)をそれぞれ選択する。著者は、フィール
ド475(Available for p-books)及びフィールド4
77(Available for c-books)において内容(全体的
又は部分的)がp-book又はc-bookの制作に利用可能であ
るかどうかを選択する。著者は、フィールド476(Co
pyright is Registered)において著作権が登録されて
いるかどうかを選択する。著者は、フィールド478か
ら480において、言語的制約(Language Restrictio
n)、地理的制約(Geographic Restriction)及び出力
的制約(Output Restriction)を選択する。
【0060】ステップ8において、著者はウェブページ
28H(図40)に支払い情報(Payment Informatio
n)を入力する。著者は、フィールド481から489
において、氏名(Name)、ストリートアドレス1(Stre
et Line1)、ストリートアドレス2(Street Line2)、
市(City)、省(Province)、電話番号(Phone)、州
(State)、国(Country)及び郵便番号(Zip/Post Co
de)をそれぞれ入力する。著者はボタン490乃至49
2においてクレジットカードの種類を選択し、フィール
ド493及び494においてカード番号(Card Numbe
r)及び有効期限(Expire Date)をそれぞれ入力する。
28H(図40)に支払い情報(Payment Informatio
n)を入力する。著者は、フィールド481から489
において、氏名(Name)、ストリートアドレス1(Stre
et Line1)、ストリートアドレス2(Street Line2)、
市(City)、省(Province)、電話番号(Phone)、州
(State)、国(Country)及び郵便番号(Zip/Post Co
de)をそれぞれ入力する。著者はボタン490乃至49
2においてクレジットカードの種類を選択し、フィール
ド493及び494においてカード番号(Card Numbe
r)及び有効期限(Expire Date)をそれぞれ入力する。
【0061】ステップ9において、著者はウェブページ
28I(図41)において出版システム2に対してアッ
プロードされるファイルを選択する(File Upload)。
著者はフィールド495にファイル名(File Name)を
入力する。著者は、フィールド496から498におい
て、ファイル機能(File Role)、ファイルプラットフ
ォーム(File Platform)、及びファイルのアプリケー
ションタイプ(File Application Type)をそれぞれ入
力する。ファイル機能によってファイルの目的を識別す
る。ファイル機能には、著者の写真(Author Photo)、
表紙(Book Cover)、ブックブロック(Book Block)及
びイラスト(Illustration)が含まれる。著者は、ボタ
ン499(Browse)を選択して著者のローカルドライブ
の中を検索してファイルを選択し、ボタン500(Uplo
ad)を選択してファイルを出版システム2にアップロー
ドする。一旦著者がボタン500を選択すると、先のペ
ージに集められた情報及び選択されたファイルが、電子
商取引システム4に対してアップロードされる。
28I(図41)において出版システム2に対してアッ
プロードされるファイルを選択する(File Upload)。
著者はフィールド495にファイル名(File Name)を
入力する。著者は、フィールド496から498におい
て、ファイル機能(File Role)、ファイルプラットフ
ォーム(File Platform)、及びファイルのアプリケー
ションタイプ(File Application Type)をそれぞれ入
力する。ファイル機能によってファイルの目的を識別す
る。ファイル機能には、著者の写真(Author Photo)、
表紙(Book Cover)、ブックブロック(Book Block)及
びイラスト(Illustration)が含まれる。著者は、ボタ
ン499(Browse)を選択して著者のローカルドライブ
の中を検索してファイルを選択し、ボタン500(Uplo
ad)を選択してファイルを出版システム2にアップロー
ドする。一旦著者がボタン500を選択すると、先のペ
ージに集められた情報及び選択されたファイルが、電子
商取引システム4に対してアップロードされる。
【0062】動作103の後に動作104が続く。動作
104において、提出物ウェブページ28は、契約情報
12、支払い情報13及びマーケティング情報14を電
子商取引データベース23に保存する。動作104の後
に動作105が続く。動作105において、電子商取引
データベース23がXMLバッチコマンドをバッチコマン
ドツール31に対して送信し、ウェブページ28Aから
28Iによって受信された提出物11及びその関連情報
を内容管理データベース32に格納する。電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、方法15
0(図9)に従ってXMLバッチコマンドを発生する。
104において、提出物ウェブページ28は、契約情報
12、支払い情報13及びマーケティング情報14を電
子商取引データベース23に保存する。動作104の後
に動作105が続く。動作105において、電子商取引
データベース23がXMLバッチコマンドをバッチコマン
ドツール31に対して送信し、ウェブページ28Aから
28Iによって受信された提出物11及びその関連情報
を内容管理データベース32に格納する。電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、方法15
0(図9)に従ってXMLバッチコマンドを発生する。
【0063】最初の動作151において、電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、XMLバッ
チコマンドファイルに「insert_publication」XMLタグ
を書き込む。「Insert_publication」XMLタグは、内容
管理データベース32において出版の基本記録を生成す
るバッチコマンドである。「Insert_publication」XML
タグには、「pub_id」、「pub_type_id」、「submit_da
te」及び「pub_size」と記述される属性が含まれる(表
1参照)。「pub_id」は、電子商取引データベース23
によって与えられた、提出された出版物の識別名であ
る。「Pub_type_id」は、小説や短編小説等の、提出さ
れた出版物の種類の識別名である。「Submit_date」
は、電子商取引システム4に提出された出版物の提出日
である。「Pub_size」は、例えば6×9インチ(約15.2×
22.9cm)のような先に出版された文書の物理的寸法であ
る。動作152が動作151に続く。
ータベース23のストアド・プロシージャは、XMLバッ
チコマンドファイルに「insert_publication」XMLタグ
を書き込む。「Insert_publication」XMLタグは、内容
管理データベース32において出版の基本記録を生成す
るバッチコマンドである。「Insert_publication」XML
タグには、「pub_id」、「pub_type_id」、「submit_da
te」及び「pub_size」と記述される属性が含まれる(表
1参照)。「pub_id」は、電子商取引データベース23
によって与えられた、提出された出版物の識別名であ
る。「Pub_type_id」は、小説や短編小説等の、提出さ
れた出版物の種類の識別名である。「Submit_date」
は、電子商取引システム4に提出された出版物の提出日
である。「Pub_size」は、例えば6×9インチ(約15.2×
22.9cm)のような先に出版された文書の物理的寸法であ
る。動作152が動作151に続く。
【0064】動作152において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_publi
cation_file」XMLタグを書き込む。「Insert_publicati
on_file」バッチコマンドは、内容管理データベース3
2において出版ファイルの基本記録を生成する。「Inse
rt_publication_file」XMLタグには、「pub_id」、「fi
le_role_id」、「internal_filename」、「user_filenam
e」及び「detail」が含まれる(表1参照)。「file_rol
e_id」は、出版物に関連するファイルの目的(即ち、そ
れがどのように使用されるか)の識別名である。「file
_role_id」には、例えば「XML book block」、「PDF bo
ok block」、「XML book cover」及び「PDF book cove
r」が含まれる。「XML book block」及び「PDF book bl
ock」は、それぞれXML及びPDFファイル形式で保存され
た出版物のファイルである。同様に、「XML book cove
r」及び「PDF book cover」は、それぞれXML及びPDFフ
ァイル形式で保存された出版物の表紙のファイルであ
る。「User_filename」は、提出の際に著者によって与
えられたファイル名である。「Internal_filename」
は、2人のユーザがファイルを識別するのに同一の「use
r_filename」を用いた場合に、電子商取引データベース
23によってファイルに割り当てられたファイル名であ
る。動作153が動作152に続く。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_publi
cation_file」XMLタグを書き込む。「Insert_publicati
on_file」バッチコマンドは、内容管理データベース3
2において出版ファイルの基本記録を生成する。「Inse
rt_publication_file」XMLタグには、「pub_id」、「fi
le_role_id」、「internal_filename」、「user_filenam
e」及び「detail」が含まれる(表1参照)。「file_rol
e_id」は、出版物に関連するファイルの目的(即ち、そ
れがどのように使用されるか)の識別名である。「file
_role_id」には、例えば「XML book block」、「PDF bo
ok block」、「XML book cover」及び「PDF book cove
r」が含まれる。「XML book block」及び「PDF book bl
ock」は、それぞれXML及びPDFファイル形式で保存され
た出版物のファイルである。同様に、「XML book cove
r」及び「PDF book cover」は、それぞれXML及びPDFフ
ァイル形式で保存された出版物の表紙のファイルであ
る。「User_filename」は、提出の際に著者によって与
えられたファイル名である。「Internal_filename」
は、2人のユーザがファイルを識別するのに同一の「use
r_filename」を用いた場合に、電子商取引データベース
23によってファイルに割り当てられたファイル名であ
る。動作153が動作152に続く。
【0065】動作153において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_tag」
XMLタグを書き込む。「Insert_tag」バッチコマンド
は、内容管理データベース32において提出された出版
物に関連する1又はそれ以上の任意の空のタグを許容す
る。「Insert_tag」は、「pub_id」の属性を有する(表
1参照)。「Insert_tag」バッチコマンドは、バッチコ
マンドツール31にiu_tagテーブル165(図12)に
おける行を作成させ、提出された出版物の「pub_id」を
伴うXMLタグを保存する。空のタグは「insert_tag」XML
タグの間にネスティングされる。空のタグは、例えば全
体の出版物に適合する出版レベルタグである。空のタグ
には、タグの属性及びタグのタイプを識別する属性が含
まれる。タグタイプには、「タイトルタイプ(title ty
pe)」、「名称タイプ(name type)」、「キーワード
(keywords)」及び「分類(taxonomy)」が含まれる。
挿入されたタグは、出版物がXMLファイルとして保存さ
れておらず、内容管理データベース23に格納不能な場
合に有用である。出版物にXMLタグを付随させること
で、出版物は、Iu_Tagテーブル165におけるXMLタグ
によって、内容管理データベース32に格納可能であ
る。例示的なXMLバッチコマンドファイルを表1に示
す。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_tag」
XMLタグを書き込む。「Insert_tag」バッチコマンド
は、内容管理データベース32において提出された出版
物に関連する1又はそれ以上の任意の空のタグを許容す
る。「Insert_tag」は、「pub_id」の属性を有する(表
1参照)。「Insert_tag」バッチコマンドは、バッチコ
マンドツール31にiu_tagテーブル165(図12)に
おける行を作成させ、提出された出版物の「pub_id」を
伴うXMLタグを保存する。空のタグは「insert_tag」XML
タグの間にネスティングされる。空のタグは、例えば全
体の出版物に適合する出版レベルタグである。空のタグ
には、タグの属性及びタグのタイプを識別する属性が含
まれる。タグタイプには、「タイトルタイプ(title ty
pe)」、「名称タイプ(name type)」、「キーワード
(keywords)」及び「分類(taxonomy)」が含まれる。
挿入されたタグは、出版物がXMLファイルとして保存さ
れておらず、内容管理データベース23に格納不能な場
合に有用である。出版物にXMLタグを付随させること
で、出版物は、Iu_Tagテーブル165におけるXMLタグ
によって、内容管理データベース32に格納可能であ
る。例示的なXMLバッチコマンドファイルを表1に示
す。
【0066】
【表1】
【0067】バッチコマンドツール31は、文書型定義
(DTD)ファイルで前述のXMLバッチコマンドファイルを
解析し、バッチコマンドを抽出及び実行する。また、ス
トアド・プロシージャは、バッチコマンドの代わりに内
容管理データベース32及び権利・ロイヤリティーデー
タベース38に問い合わせ、挿入及びアップデートが可
能であることに注意されたい。
(DTD)ファイルで前述のXMLバッチコマンドファイルを
解析し、バッチコマンドを抽出及び実行する。また、ス
トアド・プロシージャは、バッチコマンドの代わりに内
容管理データベース32及び権利・ロイヤリティーデー
タベース38に問い合わせ、挿入及びアップデートが可
能であることに注意されたい。
【0068】動作105(図8)の後に動作106が続
く。動作106において、電子商取引データベース23
は、内容管理システム5に於けるステージングディレク
トリに提出物11及び選択されたファイル(例えばイラ
ストレーションファイル)を送信し、ここで提出物11
及び選択されたファイルは、取込みエンジン29によっ
て処理されるのを待つ。前述のように、提出物ウェブペ
ージ28は、動作104から106の代わりに、著者か
ら集められた情報、提出物11及び選択されたファイル
をミドルウェア26を介して内容管理システム5に対し
て直接送信することができる。一実施態様においては、
出版システム2の人間のオペレータが、コンピュータ3
52A(「編集コンピュータ」)を用いて内容管理シス
テム5から提出物11をダウンロードする。編集コンピ
ュータ352Aは、著者コンピュータ1Aと同様のもの
であり、ワードプロセッサ15、プラグイン16及びテ
ンプレート17を含む。人間のオペレータは、ワードプ
ロセッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を
用いて提出物11のスタイル、文法及びレイアウトを編
集する。その編集過程の後に、人間のオペレータは、提
出物11を内容管理システム5に対してアップロードす
る。編集コンピュータ352Bは編集コンピュータ35
2Aと同様のものである。図2に示すように、そこには
更なる編集コンピュータが存在し得る。
く。動作106において、電子商取引データベース23
は、内容管理システム5に於けるステージングディレク
トリに提出物11及び選択されたファイル(例えばイラ
ストレーションファイル)を送信し、ここで提出物11
及び選択されたファイルは、取込みエンジン29によっ
て処理されるのを待つ。前述のように、提出物ウェブペ
ージ28は、動作104から106の代わりに、著者か
ら集められた情報、提出物11及び選択されたファイル
をミドルウェア26を介して内容管理システム5に対し
て直接送信することができる。一実施態様においては、
出版システム2の人間のオペレータが、コンピュータ3
52A(「編集コンピュータ」)を用いて内容管理シス
テム5から提出物11をダウンロードする。編集コンピ
ュータ352Aは、著者コンピュータ1Aと同様のもの
であり、ワードプロセッサ15、プラグイン16及びテ
ンプレート17を含む。人間のオペレータは、ワードプ
ロセッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を
用いて提出物11のスタイル、文法及びレイアウトを編
集する。その編集過程の後に、人間のオペレータは、提
出物11を内容管理システム5に対してアップロードす
る。編集コンピュータ352Bは編集コンピュータ35
2Aと同様のものである。図2に示すように、そこには
更なる編集コンピュータが存在し得る。
【0069】動作106の後に動作107が続く。動作
107において、バッチコマンドツール31は、方法1
10(図10)に従ってXMLバッチコマンドファイルに
於けるXMLバッチコマンドを実行する。最初の動作11
1において、バッチコマンドツール31は、前述のXML
パーサを用いてDOMトリー構造を生成する。動作111
の後に動作112が続く。動作112において、バッチ
コマンドツール31は、ノードのコマンドタグタイプを
決定する。動作112の後に動作113が続く。動作1
13において、バッチコマンドツール31はタグの属性
タイプを決定する。動作113の後に動作114が続
く。動作114において、バッチコマンドツール31
は、属性に対応する変数に対する属性値を保存(マッピ
ング)する。動作114の後に動作115が続く。
107において、バッチコマンドツール31は、方法1
10(図10)に従ってXMLバッチコマンドファイルに
於けるXMLバッチコマンドを実行する。最初の動作11
1において、バッチコマンドツール31は、前述のXML
パーサを用いてDOMトリー構造を生成する。動作111
の後に動作112が続く。動作112において、バッチ
コマンドツール31は、ノードのコマンドタグタイプを
決定する。動作112の後に動作113が続く。動作1
13において、バッチコマンドツール31はタグの属性
タイプを決定する。動作113の後に動作114が続
く。動作114において、バッチコマンドツール31
は、属性に対応する変数に対する属性値を保存(マッピ
ング)する。動作114の後に動作115が続く。
【0070】動作115において、バッチコマンドツー
ル31は、対応する変数(即ち、属性値)を有するテー
ブルをアップデート若しくは挿入することによって、内
容管理データベース32に於ける各テーブルに対して変
数値を適用する。動作115の後に動作116が続く。
動作116において、バッチコマンドツール31は、全
てのノードが通過(traverse)されたかどうかを決定す
る。全てのノードが通過された場合には、動作116の
後に動作117が続いて方法110が終了する。そうで
ない場合には、動作116の後に動作112が続き、バ
ッチコマンドツール31が次のノードを調査する。バッ
チコマンドツール31は、深さ優先若しくは幅優先のよ
うな従来式の多くの方法でDOM構造トリーを通過可能で
ある。
ル31は、対応する変数(即ち、属性値)を有するテー
ブルをアップデート若しくは挿入することによって、内
容管理データベース32に於ける各テーブルに対して変
数値を適用する。動作115の後に動作116が続く。
動作116において、バッチコマンドツール31は、全
てのノードが通過(traverse)されたかどうかを決定す
る。全てのノードが通過された場合には、動作116の
後に動作117が続いて方法110が終了する。そうで
ない場合には、動作116の後に動作112が続き、バ
ッチコマンドツール31が次のノードを調査する。バッ
チコマンドツール31は、深さ優先若しくは幅優先のよ
うな従来式の多くの方法でDOM構造トリーを通過可能で
ある。
【0071】「insert_publication」XMLバッチコマン
ドに応じて、バッチコマンドツール31は、Publicatio
n(出版)テーブル161において出版の基本記録を生
成する。バッチコマンドツール31は、Publicationテ
ーブル161(図12)の行を追加し、適切なカラムに
「insert_publication」XMLバッチコマンドの属性を挿
入する。一実施態様においては、バッチコマンドツール
は、Publicationテーブル161の「status_ID」に値を
挿入し、その出版物が取込みエンジン29によって処理
されるために待機中であることを示す。バッチコマンド
ツール31は、ブックカバー所有物のプレースホルダー
がAssetテーブル164に生成され得るように、行をブ
ックカバーに対するプレースホルダー(例えば、有用な
データを全く含まずに後のデータのためのスペースを確
保するダミーの入力)としてPub_cover_compテーブル1
62に追加する。また、バッチコマンドツール31は、
ブックブロック所有物のプレースホルダーがAssetテー
ブル164に生成され得るように、行をブックブロック
のプレースホルダー(例えば提出物11の内容)として
Pub_Block_Compテーブル163に追加する。バッチコマ
ンドツール31は、2つの行をブックカバー所有物及び
ブックブロック所有物のプレースホルダーとしてAsset
テーブル164に追加する。
ドに応じて、バッチコマンドツール31は、Publicatio
n(出版)テーブル161において出版の基本記録を生
成する。バッチコマンドツール31は、Publicationテ
ーブル161(図12)の行を追加し、適切なカラムに
「insert_publication」XMLバッチコマンドの属性を挿
入する。一実施態様においては、バッチコマンドツール
は、Publicationテーブル161の「status_ID」に値を
挿入し、その出版物が取込みエンジン29によって処理
されるために待機中であることを示す。バッチコマンド
ツール31は、ブックカバー所有物のプレースホルダー
がAssetテーブル164に生成され得るように、行をブ
ックカバーに対するプレースホルダー(例えば、有用な
データを全く含まずに後のデータのためのスペースを確
保するダミーの入力)としてPub_cover_compテーブル1
62に追加する。また、バッチコマンドツール31は、
ブックブロック所有物のプレースホルダーがAssetテー
ブル164に生成され得るように、行をブックブロック
のプレースホルダー(例えば提出物11の内容)として
Pub_Block_Compテーブル163に追加する。バッチコマ
ンドツール31は、2つの行をブックカバー所有物及び
ブックブロック所有物のプレースホルダーとしてAsset
テーブル164に追加する。
【0072】取込み(後述)の際に、取込みエンジン2
9は、XMLタグをIu_Tagテーブル165に保存し、XMLタ
グの属性及び属性値をIu_Attributeテーブル167に保
存する。また、取込みエンジン29は、XMLタグの間の
内容をAssetテーブル164において予め生成されたブ
ックブロックプレースホルダーに保存し、ブックカバー
を作成するグラフィック情報をAssetテーブル164に
おいて予め生成されたブックカバープレースホルダーに
保存する。
9は、XMLタグをIu_Tagテーブル165に保存し、XMLタ
グの属性及び属性値をIu_Attributeテーブル167に保
存する。また、取込みエンジン29は、XMLタグの間の
内容をAssetテーブル164において予め生成されたブ
ックブロックプレースホルダーに保存し、ブックカバー
を作成するグラフィック情報をAssetテーブル164に
おいて予め生成されたブックカバープレースホルダーに
保存する。
【0073】「insert_publication_file」バッチコマ
ンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Pub_File
テーブル166において出版物(提出物11及び提出物
11にリンクするファイル)に関連する各ファイルの基
本記録を生成する。バッチコマンドツール31は、Pub_
Fileテーブル166に対して行を加え、適切なカラムに
「insert_publication_file」バッチコマンドの属性を
挿入する。また、バッチコマンドツール31は、出版物
(提出物11及び提出物11にリンクするファイル)に
関連する各ファイルをPub_Fileテーブル166に保存す
る。
ンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Pub_File
テーブル166において出版物(提出物11及び提出物
11にリンクするファイル)に関連する各ファイルの基
本記録を生成する。バッチコマンドツール31は、Pub_
Fileテーブル166に対して行を加え、適切なカラムに
「insert_publication_file」バッチコマンドの属性を
挿入する。また、バッチコマンドツール31は、出版物
(提出物11及び提出物11にリンクするファイル)に
関連する各ファイルをPub_Fileテーブル166に保存す
る。
【0074】一実施態様においては、動作107(図
8)の後にオプション的な動作108が続く。オプショ
ン的動作108において、フィルタ30は、XMLファイ
ル形式でない提出物11をXMLファイル形式に変換す
る。或いは、前述の人間のオペレータが、編集コンピュ
ータ352Aを用いて提出物11をXML形式に手作業で
変換する。人間のオペレータは、最初に提出物11を内
容管理システム5から編集コンピュータ352Aにダウ
ンロードする。次に、人間のオペレータはワードプロセ
ッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を用い
て提出物11のセクションを手動で識別し、提出物11
をXML形式で保存する。人間のオペレータは、取込みエ
ンジン29による処理のために、内容管理システム5に
対して提出物11を再送信する。人間のオペレータは、
提出物11のセクションを識別することに加えて、提出
物11のスタイル、文法及びレイアウトを編集すること
ができる。オプション的動作108の後に動作109が
続く。動作109において、取込みエンジン29は、方
法40(図11)に従って提出物11を解析し、内容
(例えば、テキスト)及び識別名(例えば、XMLタグ)
を内容管理データベース32に保存する。取込みエンジ
ン29は、Publicationテーブル161にファイルされ
た「status_ID」に周期的に問い合わせて、どの出版物
が取込みのために待機中であるかを決定する。
8)の後にオプション的な動作108が続く。オプショ
ン的動作108において、フィルタ30は、XMLファイ
ル形式でない提出物11をXMLファイル形式に変換す
る。或いは、前述の人間のオペレータが、編集コンピュ
ータ352Aを用いて提出物11をXML形式に手作業で
変換する。人間のオペレータは、最初に提出物11を内
容管理システム5から編集コンピュータ352Aにダウ
ンロードする。次に、人間のオペレータはワードプロセ
ッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を用い
て提出物11のセクションを手動で識別し、提出物11
をXML形式で保存する。人間のオペレータは、取込みエ
ンジン29による処理のために、内容管理システム5に
対して提出物11を再送信する。人間のオペレータは、
提出物11のセクションを識別することに加えて、提出
物11のスタイル、文法及びレイアウトを編集すること
ができる。オプション的動作108の後に動作109が
続く。動作109において、取込みエンジン29は、方
法40(図11)に従って提出物11を解析し、内容
(例えば、テキスト)及び識別名(例えば、XMLタグ)
を内容管理データベース32に保存する。取込みエンジ
ン29は、Publicationテーブル161にファイルされ
た「status_ID」に周期的に問い合わせて、どの出版物
が取込みのために待機中であるかを決定する。
【0075】最初の動作41(図11)において、取込
みエンジン29は、前述のXMLパーサを用いて提出物1
1からDOMトリーを構築する。XMLパーサは、文書型定義
(DTD)ファイルで提出物11を解析する。DOMトリー構
造に於ける各ノードは、XMLオブジェクト、並びにタ
グ、属性、属性値及び対をなすタグの間にネスティング
された全ての内容を含めた各XMLオブジェクトを表す。
動作41の後に動作42が続く。動作42において、取
込みエンジン29は、ノードがXMLタグノードであるか
どうかを決定する。ノードがXMLタグノードである場合
には、次の動作は動作45である。
みエンジン29は、前述のXMLパーサを用いて提出物1
1からDOMトリーを構築する。XMLパーサは、文書型定義
(DTD)ファイルで提出物11を解析する。DOMトリー構
造に於ける各ノードは、XMLオブジェクト、並びにタ
グ、属性、属性値及び対をなすタグの間にネスティング
された全ての内容を含めた各XMLオブジェクトを表す。
動作41の後に動作42が続く。動作42において、取
込みエンジン29は、ノードがXMLタグノードであるか
どうかを決定する。ノードがXMLタグノードである場合
には、次の動作は動作45である。
【0076】動作43において、取込みエンジン29
は、XMLタグタイプ、並びにIu_Tagテーブル165(図
12)に於けるXMLタグの間にネスティングされた内容
の開始位置(「開始オフセット(starting offset)」)
及び終了位置(「終了オフセット(ending offset)」)
を内容管理データベース32に保存する。開始オフセッ
トは、全ての内容を含む文字列の始まりから対をなすXM
Lタグの間にネスティングされた内容の最初の文字まで
のバイト数である(ここで各バイトは1つの文字を表
す)。同様に、終了オフセットは、全ての内容を含む文
字列の始まりから対をなすXMLタグの間にネスティング
された内容の最後の文字までのバイト数である。動作4
3の後に動作44が続く。動作44において、取込みエ
ンジン29は、XMLタグノードの属性値及び属性名を内
容管理データベース32のIu_Attributeテーブル167
に保存する。動作44の後に動作47が続く。
は、XMLタグタイプ、並びにIu_Tagテーブル165(図
12)に於けるXMLタグの間にネスティングされた内容
の開始位置(「開始オフセット(starting offset)」)
及び終了位置(「終了オフセット(ending offset)」)
を内容管理データベース32に保存する。開始オフセッ
トは、全ての内容を含む文字列の始まりから対をなすXM
Lタグの間にネスティングされた内容の最初の文字まで
のバイト数である(ここで各バイトは1つの文字を表
す)。同様に、終了オフセットは、全ての内容を含む文
字列の始まりから対をなすXMLタグの間にネスティング
された内容の最後の文字までのバイト数である。動作4
3の後に動作44が続く。動作44において、取込みエ
ンジン29は、XMLタグノードの属性値及び属性名を内
容管理データベース32のIu_Attributeテーブル167
に保存する。動作44の後に動作47が続く。
【0077】動作45において、取込みエンジン29
は、ノードがテキスト(内容)ノードであるかどうかを
決定する。ノードがテキストノードである場合、動作4
5の後に動作46が続く。そうでない場合には、動作4
5の後に動作47が続く。動作46において、取込みエ
ンジン29は、内容を内容管理データベース32のAsse
tテーブル164(図12)に保存する。動作46の後
に動作47が続く。
は、ノードがテキスト(内容)ノードであるかどうかを
決定する。ノードがテキストノードである場合、動作4
5の後に動作46が続く。そうでない場合には、動作4
5の後に動作47が続く。動作46において、取込みエ
ンジン29は、内容を内容管理データベース32のAsse
tテーブル164(図12)に保存する。動作46の後
に動作47が続く。
【0078】動作47において、取込みエンジン29は
全てのノードが通過されたかどうかを決定する。全ての
ノードが通過されている場合、動作47の後に動作49
が続く。そうでない場合には、動作47の後に動作48
が続く。動作48において、取込みエンジン29は次の
ノードを調査する。取込みエンジン29は、種々の従来
式の方法の1つでDOMトリー構造を通過できる。取込みエ
ンジンは、例えば深さ優先でDOMトリー構造を通過す
る。動作49において、方法40は終了する。一実施態
様において、取込みエンジン29はPublicationテーブ
ル161の「status_ID」をアップデートし、出版物が
既に取り込まれていることを示す。
全てのノードが通過されたかどうかを決定する。全ての
ノードが通過されている場合、動作47の後に動作49
が続く。そうでない場合には、動作47の後に動作48
が続く。動作48において、取込みエンジン29は次の
ノードを調査する。取込みエンジン29は、種々の従来
式の方法の1つでDOMトリー構造を通過できる。取込みエ
ンジンは、例えば深さ優先でDOMトリー構造を通過す
る。動作49において、方法40は終了する。一実施態
様において、取込みエンジン29はPublicationテーブ
ル161の「status_ID」をアップデートし、出版物が
既に取り込まれていることを示す。
【0079】一変更例において、方法40にはオプショ
ン的なステップ350及び351が含まれる。オプショ
ン的動作350において、取込みエンジン29は、属性
が外部ファイルに関連するかどうかを決定する。属性が
関連する場合には、オプション的動作350の後に動作
351が続く。オプション的動作351において、取込
みエンジン29は、書式変換ライブラリー33を呼び出
し、その外部ファイルを保管及び編集のために別のファ
イル書式で保存する。例えば、その外部ファイルがイメ
ージファイルである場合、取込みエンジン29は変換ラ
イブラリー33を用いてその外部ファイルを解像度独立
性の書式で保存する。取込みエンジン29は、その外部
ファイルが後に復旧可能なように、外部ファイルのファ
イル情報をPub_Fileテーブル116に保存する。
ン的なステップ350及び351が含まれる。オプショ
ン的動作350において、取込みエンジン29は、属性
が外部ファイルに関連するかどうかを決定する。属性が
関連する場合には、オプション的動作350の後に動作
351が続く。オプション的動作351において、取込
みエンジン29は、書式変換ライブラリー33を呼び出
し、その外部ファイルを保管及び編集のために別のファ
イル書式で保存する。例えば、その外部ファイルがイメ
ージファイルである場合、取込みエンジン29は変換ラ
イブラリー33を用いてその外部ファイルを解像度独立
性の書式で保存する。取込みエンジン29は、その外部
ファイルが後に復旧可能なように、外部ファイルのファ
イル情報をPub_Fileテーブル116に保存する。
【0080】別の変更例においては、前述のJavaのパー
サによって解析される前に、取込みエンジン29がエン
ティティ・リファレンス(ノードのタイプ)において全
ての「&」文字を「〜」に置き換えるように、取込みエ
ンジン29は変更される。これは、XML文書が解析され
る際に、Javaのパーサがエンティティ・リファレンスに
おいて「&」文字と他の文字とを置き換えることを防止
するために実施される。トランスレータ64は、後にエ
ンティティ・リファレンスにおいて「〜」文字を「&」
で置き換え、それらの元々の書式でエンティティ・リフ
ァレンスを作成する。コンバータ35Aは、エンティテ
ィ・リファレンスが適切な書式に対する「&」文字を含
み、また出版物を保存することを要求するので、上述の
ステップは必要である。
サによって解析される前に、取込みエンジン29がエン
ティティ・リファレンス(ノードのタイプ)において全
ての「&」文字を「〜」に置き換えるように、取込みエ
ンジン29は変更される。これは、XML文書が解析され
る際に、Javaのパーサがエンティティ・リファレンスに
おいて「&」文字と他の文字とを置き換えることを防止
するために実施される。トランスレータ64は、後にエ
ンティティ・リファレンスにおいて「〜」文字を「&」
で置き換え、それらの元々の書式でエンティティ・リフ
ァレンスを作成する。コンバータ35Aは、エンティテ
ィ・リファレンスが適切な書式に対する「&」文字を含
み、また出版物を保存することを要求するので、上述の
ステップは必要である。
【0081】一実施態様において、動作200(図7)
には、動作201から206(図21)が含まれる。最
初の動作201において、顧客はカタログウェブページ
22を拾い読みする。顧客は、ウェブページ22A(図
42)のフィールド515に於ける検索カテゴリーを選
択し、その検索カテゴリーで検索するためのワードを入
力することによって出版物を検索できる。検索カテゴリ
ーには、タイトル、著者及びキーワードが含まれる。ま
た、顧客はハイパーテキストリンク516に示すような
出版物のカテゴリーを選択可能である。ウェブページ2
2B(図43)は、ウェブページ22Aに於ける顧客の
動作による検索結果若しくはカテゴリーの結果を示すも
のである。その結果には、種々の出版物のタイトル、著
者、価格及びISBN番号が含まれる。顧客は、各出版物の
タイトルに於けるハイパーテキストリンクを選択するこ
とによって、その出版物の詳細情報を更に得ることがで
きる。一変更例においては、顧客は顧客コンピュータ8
Aからその出版物の少なくとも一部を見る。電子商取引
システム4は、著者と出版システム2の運営者との間の
契約条項によって許可される場合には、その出版物の一
部をカタログウェブページ22のウェブページの一部と
して送信する。
には、動作201から206(図21)が含まれる。最
初の動作201において、顧客はカタログウェブページ
22を拾い読みする。顧客は、ウェブページ22A(図
42)のフィールド515に於ける検索カテゴリーを選
択し、その検索カテゴリーで検索するためのワードを入
力することによって出版物を検索できる。検索カテゴリ
ーには、タイトル、著者及びキーワードが含まれる。ま
た、顧客はハイパーテキストリンク516に示すような
出版物のカテゴリーを選択可能である。ウェブページ2
2B(図43)は、ウェブページ22Aに於ける顧客の
動作による検索結果若しくはカテゴリーの結果を示すも
のである。その結果には、種々の出版物のタイトル、著
者、価格及びISBN番号が含まれる。顧客は、各出版物の
タイトルに於けるハイパーテキストリンクを選択するこ
とによって、その出版物の詳細情報を更に得ることがで
きる。一変更例においては、顧客は顧客コンピュータ8
Aからその出版物の少なくとも一部を見る。電子商取引
システム4は、著者と出版システム2の運営者との間の
契約条項によって許可される場合には、その出版物の一
部をカタログウェブページ22のウェブページの一部と
して送信する。
【0082】別の変更例においては、著者は、カタログ
ウェブページ22を介して購入された出版物と組み合わ
せるための個人化された内容20をアップロードし、個
人化された出版物(p-book)を作成する。ステップ1に
おいて、顧客はウェブページ22C(図44)のフィー
ルド513においてこの個人化された内容20のタイト
ルを入力する。また、顧客はボタン504を選択するこ
とによって蔵書票(bookplate)を選択し、フィールド
505にそのp-bookを所有する人物の氏名を入力する。
当業者には更なる蔵書票を利用可能であることが理解さ
れるであろう。ステップ2において、顧客は献詞のタイ
トル、献詞のテキスト及び献詞のサインをウェブページ
22D(図45)のフィールド506、507及び50
8にそれぞれ入力する。ステップ3において、顧客は前
書のタイトル、前書のテキスト、前書のサイン及び前書
年紀をウェブページ22E(図46)のフィールド50
9、510、511及び512にそれぞれ入力する。カ
タログウェブページ22は、顧客の個人化された内容2
0を電子商取引データベース23に保存する。この変更
例において、顧客は多数の個人化された内容20を生成
することができる。顧客がp-bookを購入することを決定
した場合、顧客は個人化された情報のタイトルのハイパ
ーテキストリンクを選択することによって、ウェブペー
ジ25(図47)から個人化された内容20の内の1つ
を選択することが可能である。
ウェブページ22を介して購入された出版物と組み合わ
せるための個人化された内容20をアップロードし、個
人化された出版物(p-book)を作成する。ステップ1に
おいて、顧客はウェブページ22C(図44)のフィー
ルド513においてこの個人化された内容20のタイト
ルを入力する。また、顧客はボタン504を選択するこ
とによって蔵書票(bookplate)を選択し、フィールド
505にそのp-bookを所有する人物の氏名を入力する。
当業者には更なる蔵書票を利用可能であることが理解さ
れるであろう。ステップ2において、顧客は献詞のタイ
トル、献詞のテキスト及び献詞のサインをウェブページ
22D(図45)のフィールド506、507及び50
8にそれぞれ入力する。ステップ3において、顧客は前
書のタイトル、前書のテキスト、前書のサイン及び前書
年紀をウェブページ22E(図46)のフィールド50
9、510、511及び512にそれぞれ入力する。カ
タログウェブページ22は、顧客の個人化された内容2
0を電子商取引データベース23に保存する。この変更
例において、顧客は多数の個人化された内容20を生成
することができる。顧客がp-bookを購入することを決定
した場合、顧客は個人化された情報のタイトルのハイパ
ーテキストリンクを選択することによって、ウェブペー
ジ25(図47)から個人化された内容20の内の1つ
を選択することが可能である。
【0083】別の変更例においては、カタログウェブペ
ージにウェブページ(図48)が含まれ、ここで顧客は
フレーム406において出版物を見ることができる。顧
客は、顧客が購入を希望する段落の段落番号をフィール
ド407(Paragraphs)に入力し、また後にこれらの段
落を別の出版物から選択した段落と組み合わせてカスタ
マイズされた出版物(c-book)を作成するために、ボタ
ン408を選択して著者の選択物を記録する。動作20
1の後に動作202が続く。
ージにウェブページ(図48)が含まれ、ここで顧客は
フレーム406において出版物を見ることができる。顧
客は、顧客が購入を希望する段落の段落番号をフィール
ド407(Paragraphs)に入力し、また後にこれらの段
落を別の出版物から選択した段落と組み合わせてカスタ
マイズされた出版物(c-book)を作成するために、ボタ
ン408を選択して著者の選択物を記録する。動作20
1の後に動作202が続く。
【0084】動作202において、顧客は、購入注文1
9及び支払い情報21を購入注文ウェブページ25を介
して電子商取引システム4に送信する。購入注文ウェブ
ページ25は、出版物と前述の個人化された内容20と
を組み合わせるために顧客に対して任意選択機能を提供
する。購入注文19に従って、購入注文ウェブページ2
5は、権利・ロイヤリティーデータベース38に問い合
わせて出版物が顧客によって注文された様式で配布若し
くは販売可能であるかどうかを決定する。動作202の
後に動作203が続く。
9及び支払い情報21を購入注文ウェブページ25を介
して電子商取引システム4に送信する。購入注文ウェブ
ページ25は、出版物と前述の個人化された内容20と
を組み合わせるために顧客に対して任意選択機能を提供
する。購入注文19に従って、購入注文ウェブページ2
5は、権利・ロイヤリティーデータベース38に問い合
わせて出版物が顧客によって注文された様式で配布若し
くは販売可能であるかどうかを決定する。動作202の
後に動作203が続く。
【0085】動作203において、購入注文ウェブペー
ジ25は、購入注文19及び支払い情報21を電子商取
引データベース23に保存する。動作203の後に動作
204が続く。動作204において、電子商取引データ
ベース23は、購入注文19、個人化された情報20及
び支払い情報21を含むXMLバッチコマンドを内容管理
システム5に送信する。電子商取引データベース23
は、方法250(図22)に従ってXMLバッチコマンド
を生成する。
ジ25は、購入注文19及び支払い情報21を電子商取
引データベース23に保存する。動作203の後に動作
204が続く。動作204において、電子商取引データ
ベース23は、購入注文19、個人化された情報20及
び支払い情報21を含むXMLバッチコマンドを内容管理
システム5に送信する。電子商取引データベース23
は、方法250(図22)に従ってXMLバッチコマンド
を生成する。
【0086】最初の動作251において、電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは「insert_o
rder」XMLタグを書き込む。「insert_order」XMLタグ
は、注文記録を内容管理データベース32において生成
するバッチコマンドである。「insert_publication」XM
Lタグには、「customer_number」、「order_number」、
「vendor_id」及び注文に関する他の一般的な情報の属
性が含まれる(表2下部参照)。「customer_number」
は顧客の識別名である。「order_number」はこの注文の
識別名である。「vendor_id」は、その出版物が印刷の
ために送付されるであろう商用プリンタの識別名であ
る。一変更例においては、電子商取引データベース23
のルーティング・アルゴリズムが、顧客によって提示さ
れたzipコードによって、顧客の最も近くに位置する商
用プリンタを決定する。ストアド・プロシージャは、商
用プリンタの「vendor_id」をXMLバッチコマンドに挿入
する。動作251の後に動作252が続く。
ータベース23のストアド・プロシージャは「insert_o
rder」XMLタグを書き込む。「insert_order」XMLタグ
は、注文記録を内容管理データベース32において生成
するバッチコマンドである。「insert_publication」XM
Lタグには、「customer_number」、「order_number」、
「vendor_id」及び注文に関する他の一般的な情報の属
性が含まれる(表2下部参照)。「customer_number」
は顧客の識別名である。「order_number」はこの注文の
識別名である。「vendor_id」は、その出版物が印刷の
ために送付されるであろう商用プリンタの識別名であ
る。一変更例においては、電子商取引データベース23
のルーティング・アルゴリズムが、顧客によって提示さ
れたzipコードによって、顧客の最も近くに位置する商
用プリンタを決定する。ストアド・プロシージャは、商
用プリンタの「vendor_id」をXMLバッチコマンドに挿入
する。動作251の後に動作252が続く。
【0087】動作252において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_sku」
XMLタグを書き込む。「insert_sku」XMLタグは、書籍に
関する情報を内容管理データベース32に挿入するバッ
チコマンドである。「Insert_sku」XMLタグには、「ord
er_sku」、「pub_id」、「style_id」及び「cached」の
属性が含まれる(表2下部参照)。「order_sku」は、
書籍、スタイル及び個人化された内容の特有の組合せを
記述する識別名である。「style_id」は、その出版物に
適用されたスタイルの識別名である。「cached」は、出
版物が商用プリンタに蓄えられ、商用プリンタに対して
再送する必要がないと分かった場合には真(true)と示
される。動作252の後に動作253が続く。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_sku」
XMLタグを書き込む。「insert_sku」XMLタグは、書籍に
関する情報を内容管理データベース32に挿入するバッ
チコマンドである。「Insert_sku」XMLタグには、「ord
er_sku」、「pub_id」、「style_id」及び「cached」の
属性が含まれる(表2下部参照)。「order_sku」は、
書籍、スタイル及び個人化された内容の特有の組合せを
記述する識別名である。「style_id」は、その出版物に
適用されたスタイルの識別名である。「cached」は、出
版物が商用プリンタに蓄えられ、商用プリンタに対して
再送する必要がないと分かった場合には真(true)と示
される。動作252の後に動作253が続く。
【0088】動作253において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_pmatt
er」XMLタグを書き込む。「insert_pmatter」XMLタグ
は、個人化された内容を内容管理データベース32に挿
入するバッチコマンドである。「insert_pmatter」XML
タグには、「order_sku」及び「ptype」の属性が含まれ
る(表2下部参照)。「ptype」は、蔵書票に対する
「蔵書票内容(book_plate_content)」及び献詞に対す
る「献詞内容(dedication content)」のような個人化
された内容の形式の識別名である。電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、顧客からの購入
注文に従って更なる「insert_pmatter」XMLタグを書き
込むことが可能である。動作253の後に動作254が
続く。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_pmatt
er」XMLタグを書き込む。「insert_pmatter」XMLタグ
は、個人化された内容を内容管理データベース32に挿
入するバッチコマンドである。「insert_pmatter」XML
タグには、「order_sku」及び「ptype」の属性が含まれ
る(表2下部参照)。「ptype」は、蔵書票に対する
「蔵書票内容(book_plate_content)」及び献詞に対す
る「献詞内容(dedication content)」のような個人化
された内容の形式の識別名である。電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、顧客からの購入
注文に従って更なる「insert_pmatter」XMLタグを書き
込むことが可能である。動作253の後に動作254が
続く。
【0089】動作254において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは「insert_order_i
tem」XMLタグを書き込む。「insert_order_item」XMLタ
グは、注文アイテムを内容管理データベース32に挿入
するバッチコマンドである。「insert_order_item」XML
タグには、「order_number」、「item_id」、一般的な
出荷情報、「order_sku」、「title」、「isbn」及び
「quantity」の属性が含まれる(表2下部参照)。「it
em_id」は、この注文アイテム(例えば、1、2、3など)
の注文の識別名である。「title」は、この注文アイテ
ムの書籍のタイトルである。「isbn」は、この注文アイ
テムの書籍の国際標準図書番号(「ISBN」)である。
「quantity」は、この注文アイテムに対して出荷される
書籍の数量である。電子商取引データベース23のスト
アド・プロシージャは、顧客からの購入注文に従って更
なる「insert_order_item」XMLタグを書き込むことが可
能である。表2には、前述の例示的なXMLバッチコマン
ドファイルを示す。
ース23のストアド・プロシージャは「insert_order_i
tem」XMLタグを書き込む。「insert_order_item」XMLタ
グは、注文アイテムを内容管理データベース32に挿入
するバッチコマンドである。「insert_order_item」XML
タグには、「order_number」、「item_id」、一般的な
出荷情報、「order_sku」、「title」、「isbn」及び
「quantity」の属性が含まれる(表2下部参照)。「it
em_id」は、この注文アイテム(例えば、1、2、3など)
の注文の識別名である。「title」は、この注文アイテ
ムの書籍のタイトルである。「isbn」は、この注文アイ
テムの書籍の国際標準図書番号(「ISBN」)である。
「quantity」は、この注文アイテムに対して出荷される
書籍の数量である。電子商取引データベース23のスト
アド・プロシージャは、顧客からの購入注文に従って更
なる「insert_order_item」XMLタグを書き込むことが可
能である。表2には、前述の例示的なXMLバッチコマン
ドファイルを示す。
【0090】
【表2】
【0091】バッチコマンドツール31は、DTDファイ
ルで前述のXMLバッチコマンドファイルを確認及び解析
し、バッチコマンドを抽出及び実行する。
ルで前述のXMLバッチコマンドファイルを確認及び解析
し、バッチコマンドを抽出及び実行する。
【0092】「insert_order」XMLバッチコマンドに応
じて、バッチコマンドツール31は、Orders(注文)テ
ーブル168(図16)において注文についての記録を
生成する。バッチコマンドツール31は、Ordersテーブ
ル168に行を加え、適切なカラムにおいて「insert_o
rder」バッチコマンドの属性を書き込む。バッチコマン
ドツール31は、「insert_order_item」バッチコマン
ドに従って「insert_order」テーブル169に行を追加
し、適切なカラムに「insert_order_item」XMLバッチコ
マンドの属性を書き込む。Insert_Order_Itemテーブル
169は、「order_number」によってInsert_Orderテー
ブル168と相互参照し、また「order_sku」によって
出版物と相互参照する。
じて、バッチコマンドツール31は、Orders(注文)テ
ーブル168(図16)において注文についての記録を
生成する。バッチコマンドツール31は、Ordersテーブ
ル168に行を加え、適切なカラムにおいて「insert_o
rder」バッチコマンドの属性を書き込む。バッチコマン
ドツール31は、「insert_order_item」バッチコマン
ドに従って「insert_order」テーブル169に行を追加
し、適切なカラムに「insert_order_item」XMLバッチコ
マンドの属性を書き込む。Insert_Order_Itemテーブル
169は、「order_number」によってInsert_Orderテー
ブル168と相互参照し、また「order_sku」によって
出版物と相互参照する。
【0093】バッチコマンドツール31は、「insert_s
ku」バッチコマンドに従って「Order_Sku」テーブル1
70に行を追加し、適切なカラムに「insert_sku」バッ
チコマンドの属性を書き込む。バッチコマンドツール3
1は、「insert_pmatter」バッチコマンドに従ってCust
omer_Contentテーブル171に行を追加し、適切なカラ
ムに「insert_pmatter」バッチコマンドの属性を書き込
む。個人化された内容が、例えば4000文字以下である場
合、その個人化された内容は「Customer_Content」テー
ブル171の「short_text」カラムに格納される。個人
化された内容が、例えば4000文字を超える場合、その個
人化された内容はCustomer_Contentテーブル171の
「pub_id」カラムに格納される。
ku」バッチコマンドに従って「Order_Sku」テーブル1
70に行を追加し、適切なカラムに「insert_sku」バッ
チコマンドの属性を書き込む。バッチコマンドツール3
1は、「insert_pmatter」バッチコマンドに従ってCust
omer_Contentテーブル171に行を追加し、適切なカラ
ムに「insert_pmatter」バッチコマンドの属性を書き込
む。個人化された内容が、例えば4000文字以下である場
合、その個人化された内容は「Customer_Content」テー
ブル171の「short_text」カラムに格納される。個人
化された内容が、例えば4000文字を超える場合、その個
人化された内容はCustomer_Contentテーブル171の
「pub_id」カラムに格納される。
【0094】動作204(図21)の後に動作206が
続く。動作206において、アセンブラ34が購入注文
19に従って出版物を製作する。一実施態様において
は、出版物を構成する前に、アセンブラ34は権利・ロ
イヤリティーデータベース38におけるContract_Right
_Restrictionsテーブル183若しくはRight_Restricti
onsテーブル184に問い合わせ、顧客によって選択さ
れた出力形式が各著者と出版システム2との間の契約に
よって許可されるかどうかを決定する。
続く。動作206において、アセンブラ34が購入注文
19に従って出版物を製作する。一実施態様において
は、出版物を構成する前に、アセンブラ34は権利・ロ
イヤリティーデータベース38におけるContract_Right
_Restrictionsテーブル183若しくはRight_Restricti
onsテーブル184に問い合わせ、顧客によって選択さ
れた出力形式が各著者と出版システム2との間の契約に
よって許可されるかどうかを決定する。
【0095】出版物を製作するために、アセンブラ34
は、始めにOrdersテーブル168から注文を決定する。
「order_number」を用いて、アセンブラ34はOrder_It
emテーブル169から注文アイテムを決定する。「orde
r_sku」を用いて、アセンブラ34はOrder_Skuテーブル
170から出版物、個人化された内容及びスタイルの特
有の組合せを決定する。オプション的な「pmatter」を
用いて、アセンブラ34はCustomer_Contentテーブル1
71から個人化された内容を決定する。「style_sheet_
ID」を用いて、アセンブラ34はStyle_Sheet_LKテーブ
ル172からスタイルシートを決定する。「pub_id」を
用いて、アセンブラ34は内容及び識別名をAssetテー
ブル164、Iu_Tagテーブル165及びIu_Attributeテ
ーブル167に位置付ける。
は、始めにOrdersテーブル168から注文を決定する。
「order_number」を用いて、アセンブラ34はOrder_It
emテーブル169から注文アイテムを決定する。「orde
r_sku」を用いて、アセンブラ34はOrder_Skuテーブル
170から出版物、個人化された内容及びスタイルの特
有の組合せを決定する。オプション的な「pmatter」を
用いて、アセンブラ34はCustomer_Contentテーブル1
71から個人化された内容を決定する。「style_sheet_
ID」を用いて、アセンブラ34はStyle_Sheet_LKテーブ
ル172からスタイルシートを決定する。「pub_id」を
用いて、アセンブラ34は内容及び識別名をAssetテー
ブル164、Iu_Tagテーブル165及びIu_Attributeテ
ーブル167に位置付ける。
【0096】一実施態様においては、アセンブラ34は
方法50A(図23)に従って出版物及び個人化された
内容を組み合わせる。最初の動作51において、アセン
ブラ34は内容の開始オフセットによって昇順にソート
された同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリスト(「開
始リスト(start list)」)を作成する。また、アセン
ブラ34はそれぞれの内容の終了オフセットによって昇
順にソートされた同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリ
スト(「終了リスト(end list)」)を作成する。アセ
ンブラ34は、「pub_id」を伴う全てのXMLタグを問い
合わせることによってIu_Tagテーブル165(図12)
から同一の「pub_id」を伴うXMLタグを検索する。動作
51の後に動作54が続く。
方法50A(図23)に従って出版物及び個人化された
内容を組み合わせる。最初の動作51において、アセン
ブラ34は内容の開始オフセットによって昇順にソート
された同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリスト(「開
始リスト(start list)」)を作成する。また、アセン
ブラ34はそれぞれの内容の終了オフセットによって昇
順にソートされた同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリ
スト(「終了リスト(end list)」)を作成する。アセ
ンブラ34は、「pub_id」を伴う全てのXMLタグを問い
合わせることによってIu_Tagテーブル165(図12)
から同一の「pub_id」を伴うXMLタグを検索する。動作
51の後に動作54が続く。
【0097】動作54において、アセンブラ34は「現
在の開始タグ(current start tag)」(後述)の開始
オフセットが「現在の終了タグ(current end tag)」
(後述)の終了オフセット未満であるかどうかを決定す
る。現在の開始オフセットが現在の終了オフセットより
も小さい場合には、動作54の後に動作55Aが続く。
そうでない場合には、動作54の後に動作58が続く。
在の開始タグ(current start tag)」(後述)の開始
オフセットが「現在の終了タグ(current end tag)」
(後述)の終了オフセット未満であるかどうかを決定す
る。現在の開始オフセットが現在の終了オフセットより
も小さい場合には、動作54の後に動作55Aが続く。
そうでない場合には、動作54の後に動作58が続く。
【0098】最初の反復において、現在の開始タグは開
始リストの始めにおけるタグであり、現在の終了タグは
終了リストの始めにおけるタグである。後の各反復にお
いては、アセンブラ34は開始リストや終了リストを下
方に進み、新たなタグが現在の開始タグ及び現在の終了
タグとなる。以下では、現在の開始タグの開始オフセッ
トは「現在の開始オフセット(current start offse
t)」と称され、また現在の終了タグの終了オフセット
は、「現在の終了オフセット(current end offset)」
と称される。先の反復からの現在の開始タグ及び現在の
終了タグは、「先の開始タグ(previous start tag)」
及び「先の終了タグ(previous end tag)」と称され
る。先の開始タグの開始オフセットは「先の開始オフセ
ット(previousstart offset)」と称され、先の終了タ
グの終了オフセットは「先の終了オフセット(previous
end offset)」と称される。最初の反復においては、
先の開始オフセット若しくは先の終了オフセットは存在
せず、先の開始オフセット及び先の終了オフセットの値
はゼロに設定される。
始リストの始めにおけるタグであり、現在の終了タグは
終了リストの始めにおけるタグである。後の各反復にお
いては、アセンブラ34は開始リストや終了リストを下
方に進み、新たなタグが現在の開始タグ及び現在の終了
タグとなる。以下では、現在の開始タグの開始オフセッ
トは「現在の開始オフセット(current start offse
t)」と称され、また現在の終了タグの終了オフセット
は、「現在の終了オフセット(current end offset)」
と称される。先の反復からの現在の開始タグ及び現在の
終了タグは、「先の開始タグ(previous start tag)」
及び「先の終了タグ(previous end tag)」と称され
る。先の開始タグの開始オフセットは「先の開始オフセ
ット(previousstart offset)」と称され、先の終了タ
グの終了オフセットは「先の終了オフセット(previous
end offset)」と称される。最初の反復においては、
先の開始オフセット若しくは先の終了オフセットは存在
せず、先の開始オフセット及び先の終了オフセットの値
はゼロに設定される。
【0099】動作55Aにおいて、アセンブラ34は、
(1)(a)先の開始オフセット及び(b)先の終了オフセッ
トの最小値の間の内容、並びに(2)(a)現在の開始オ
フセット及び(b)現在の終了オフセットの最小値の間の
内容を出力する。言い換えれば、アセンブラ34は以下
のオフセットの間の内容を出力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) アセンブラ34はその内容をXMLファイルに出力する。
アセンブラ34は、出版物の「pub_id」を用いてAssetテ
ーブル164(図12)の「asset_blob」フィールドか
ら内容を検索する。動作55Aの後に動作56が続く。
(1)(a)先の開始オフセット及び(b)先の終了オフセッ
トの最小値の間の内容、並びに(2)(a)現在の開始オ
フセット及び(b)現在の終了オフセットの最小値の間の
内容を出力する。言い換えれば、アセンブラ34は以下
のオフセットの間の内容を出力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) アセンブラ34はその内容をXMLファイルに出力する。
アセンブラ34は、出版物の「pub_id」を用いてAssetテ
ーブル164(図12)の「asset_blob」フィールドか
ら内容を検索する。動作55Aの後に動作56が続く。
【0100】動作56において、アセンブラ34は属性
及び属性値と共に現在の開始タグをXML文書に出力す
る。アセンブラ34は、「iu_tag_ID」を用いてIu_Tag
テーブル165及びIu_Attributeテーブル167(図1
6)からXMLタグの属性及び属性値を検索する。動作5
6の後に動作57が続く。動作57において、アセンブ
ラ34は開始リストにおける次の開始タグに進む。動作
57の後に動作54が続く。
及び属性値と共に現在の開始タグをXML文書に出力す
る。アセンブラ34は、「iu_tag_ID」を用いてIu_Tag
テーブル165及びIu_Attributeテーブル167(図1
6)からXMLタグの属性及び属性値を検索する。動作5
6の後に動作57が続く。動作57において、アセンブ
ラ34は開始リストにおける次の開始タグに進む。動作
57の後に動作54が続く。
【0101】動作58において、アセンブラ34は現在
の開始オフセットが現在の終了オフセットに等しいかど
うかを決定する。現在の開始オフセットが現在の終了オ
フセットと等しい場合、動作58の後に動作59が続
く。そうでない場合には、動作58の後に動作61が続
く。動作59において、アセンブラ34は現在の開始タ
グ及び終了タグをXML文書に出力する。動作59の後に
動作60が続く。一実施態様において、アセンブラ34
は現在の開始タグ及び終了タグの代わりに「<TAG_NAME/
>」のショートカットを出力する。動作60において、
アセンブラ34は開始リスト及び終了リストにおける次
の開始タグ及び終了タグに進む。動作60の後に動作5
4が続く。
の開始オフセットが現在の終了オフセットに等しいかど
うかを決定する。現在の開始オフセットが現在の終了オ
フセットと等しい場合、動作58の後に動作59が続
く。そうでない場合には、動作58の後に動作61が続
く。動作59において、アセンブラ34は現在の開始タ
グ及び終了タグをXML文書に出力する。動作59の後に
動作60が続く。一実施態様において、アセンブラ34
は現在の開始タグ及び終了タグの代わりに「<TAG_NAME/
>」のショートカットを出力する。動作60において、
アセンブラ34は開始リスト及び終了リストにおける次
の開始タグ及び終了タグに進む。動作60の後に動作5
4が続く。
【0102】動作61において、アセンブラ34は現在
の開始オフセットが現在の終了オフセットに比べてより
大きいかどうかを決定する。現在の開始オフセットが現
在の終了オフセットに比べてより大きい場合には、動作
61の後に動作62Aが続く。そうでない場合には、動
作61の後に動作67が続く。動作62Aにおいて、ア
センブラ34は以下のオフセットの間の内容を出力す
る。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) 動作62Aは、前述の動作55Aと同一のものである。
動作62Aの後に動作63が続く。動作63において、
アセンブラ34は現在の終了タグをXML文書に出力す
る。動作63の後に動作64が続く。
の開始オフセットが現在の終了オフセットに比べてより
大きいかどうかを決定する。現在の開始オフセットが現
在の終了オフセットに比べてより大きい場合には、動作
61の後に動作62Aが続く。そうでない場合には、動
作61の後に動作67が続く。動作62Aにおいて、ア
センブラ34は以下のオフセットの間の内容を出力す
る。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) 動作62Aは、前述の動作55Aと同一のものである。
動作62Aの後に動作63が続く。動作63において、
アセンブラ34は現在の終了タグをXML文書に出力す
る。動作63の後に動作64が続く。
【0103】動作64において、アセンブラ34は現在
の終了タグが「ターゲットタグ(target tag)」である
かどうかを決定する。ターゲットタグは、個人化された
内容20の挿入位置を示すタグである。例えば、個人化
された内容20はタイトルの後にくる献詞である。従っ
て、ターゲットタグはタイトルタグの終了タグである。
一実施態様において、ターゲットタグはアセンブラ34
のコードにプログラミングされる。或いは、ターゲット
タグは、出版物を構成する際にアセンブラ34が参照す
るテーブルの中に設定され得る。現在の終了タグがター
ゲットタグである場合、動作64の後に動作65が続
く。そうでない場合には、動作64の後に動作66が続
く。動作65において、アセンブラ34は個人化された
内容タグの間の個人化された内容を出力する。アセンブ
ラ34は、「order_sku」によってCustomer_Contentテ
ーブル171(図16)から個人化された内容20を検
索する。動作65の後に動作66が続く。
の終了タグが「ターゲットタグ(target tag)」である
かどうかを決定する。ターゲットタグは、個人化された
内容20の挿入位置を示すタグである。例えば、個人化
された内容20はタイトルの後にくる献詞である。従っ
て、ターゲットタグはタイトルタグの終了タグである。
一実施態様において、ターゲットタグはアセンブラ34
のコードにプログラミングされる。或いは、ターゲット
タグは、出版物を構成する際にアセンブラ34が参照す
るテーブルの中に設定され得る。現在の終了タグがター
ゲットタグである場合、動作64の後に動作65が続
く。そうでない場合には、動作64の後に動作66が続
く。動作65において、アセンブラ34は個人化された
内容タグの間の個人化された内容を出力する。アセンブ
ラ34は、「order_sku」によってCustomer_Contentテ
ーブル171(図16)から個人化された内容20を検
索する。動作65の後に動作66が続く。
【0104】動作66において、アセンブラ34は次の
終了タグに進む。動作67において、アセンブラ34は
方法50を終了する。全てのタグが調査され、XML文書
が完成した場合には、アセンブラ34は動作67に到達
する。一実施態様において、アセンブラ34は「order_
status_code」をOrdersテーブル168にアップデート
し、注文に応じたことを示す。
終了タグに進む。動作67において、アセンブラ34は
方法50を終了する。全てのタグが調査され、XML文書
が完成した場合には、アセンブラ34は動作67に到達
する。一実施態様において、アセンブラ34は「order_
status_code」をOrdersテーブル168にアップデート
し、注文に応じたことを示す。
【0105】一実施態様においては、アセンブラ34は
2若しくはそれ以上の出版物から出版物を構成する。こ
の実施態様において、電子商取引データベース23にお
けるストアド・プロシージャは、出版物を組み合わせる
注文と各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンド
を送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Aを用
いて最初の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物が
完成した後に、アセンブラ34は前述の方法50Aを用
いて同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物
の終了直後に構成する。そのプロセスは顧客が組合せを
望む出版物に対して順次繰り返される。
2若しくはそれ以上の出版物から出版物を構成する。こ
の実施態様において、電子商取引データベース23にお
けるストアド・プロシージャは、出版物を組み合わせる
注文と各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンド
を送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Aを用
いて最初の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物が
完成した後に、アセンブラ34は前述の方法50Aを用
いて同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物
の終了直後に構成する。そのプロセスは顧客が組合せを
望む出版物に対して順次繰り返される。
【0106】一実施態様において、アセンブラ34は方
法50B(図24)に従って別の出版物の一部及び個人
化された内容から個人化された出版物を製作する。アセ
ンブラ34は、各著者と出版システム2の運営者との間
の契約が著者の出版物を部分的に配布若しくは販売する
ことを許可する場合には、別の出版物の一部から出版物
を制作する。アセンブラ34は、例えば権利・ロイヤリ
ティーデータベース38におけるContract_Right_Restr
ictionテーブル183に問い合わせて出版物が部分的に
配布若しくは販売可能であるかどうかを決定する。
法50B(図24)に従って別の出版物の一部及び個人
化された内容から個人化された出版物を製作する。アセ
ンブラ34は、各著者と出版システム2の運営者との間
の契約が著者の出版物を部分的に配布若しくは販売する
ことを許可する場合には、別の出版物の一部から出版物
を制作する。アセンブラ34は、例えば権利・ロイヤリ
ティーデータベース38におけるContract_Right_Restr
ictionテーブル183に問い合わせて出版物が部分的に
配布若しくは販売可能であるかどうかを決定する。
【0107】一変更例においては、出版物のセクション
がPub_Block_Compテーブル163における個別のエント
リにおいて確認され、アセンブラ34は各段落の始めに
段落番号を挿入する。出版物のPDFファイルは、カタロ
グウェブページ22(図48)からのウェブページの表
示領域406において顧客に対して表示される。顧客が
購入を希望する段落と判断した場合には、顧客はフィー
ルド467において段落番号を入力する。顧客はこの出
版物の表示を一旦終了し、ボタン408を選択してカス
タマイズされた書籍に選択された段落を追加することが
可能である。段落番号は、顧客が購入を望むPub_Block_
Compテーブル163におけるエントリを識別する。構成
の際にアセンブラ34は各選択された段落の開始及び終
了オフセットをPub_Block_Compテーブル163に問い合
わせ、方法50B(図24)に従ってこれらのセクショ
ンを組み立てる。選択された段落の開始オフセットは
「選択の開始(start of selection)」と称され、選択
されたパラグラフの終了オフセットは「選択の終了(en
d of selection)」と称される。
がPub_Block_Compテーブル163における個別のエント
リにおいて確認され、アセンブラ34は各段落の始めに
段落番号を挿入する。出版物のPDFファイルは、カタロ
グウェブページ22(図48)からのウェブページの表
示領域406において顧客に対して表示される。顧客が
購入を希望する段落と判断した場合には、顧客はフィー
ルド467において段落番号を入力する。顧客はこの出
版物の表示を一旦終了し、ボタン408を選択してカス
タマイズされた書籍に選択された段落を追加することが
可能である。段落番号は、顧客が購入を望むPub_Block_
Compテーブル163におけるエントリを識別する。構成
の際にアセンブラ34は各選択された段落の開始及び終
了オフセットをPub_Block_Compテーブル163に問い合
わせ、方法50B(図24)に従ってこれらのセクショ
ンを組み立てる。選択された段落の開始オフセットは
「選択の開始(start of selection)」と称され、選択
されたパラグラフの終了オフセットは「選択の終了(en
d of selection)」と称される。
【0108】最初の動作52において、アセンブラ34
は以下のオフセットでタグの開始リストを作成する。 (1)(開始オフセット<選択の開始)及び(終了オフ
セット>選択の開始);又は(2)(開始オフセット<
選択の開始)及び(開始オフセット<選択の終了)動作
52の後に動作53が続く。動作53において、アセン
ブラ34は以下のオフセットでタグの終了リストを作成
する。 (1)(開始オフセット<選択の終了)及び(終了オフ
セット>選択の終了);又は(2)(終了オフセット<
選択の開始)及び(終了オフェット<選択の終了) 動作53の後に動作54が続く。動作55B及び62B
の各々に置き換えた動作55A及び動作62Aを除け
ば、その他の動作は方法50Aと変わらない。動作55
Bにおいて、アセンブラ34は以下の2つのオフセット
の間の内容を出力する。
は以下のオフセットでタグの開始リストを作成する。 (1)(開始オフセット<選択の開始)及び(終了オフ
セット>選択の開始);又は(2)(開始オフセット<
選択の開始)及び(開始オフセット<選択の終了)動作
52の後に動作53が続く。動作53において、アセン
ブラ34は以下のオフセットでタグの終了リストを作成
する。 (1)(開始オフセット<選択の終了)及び(終了オフ
セット>選択の終了);又は(2)(終了オフセット<
選択の開始)及び(終了オフェット<選択の終了) 動作53の後に動作54が続く。動作55B及び62B
の各々に置き換えた動作55A及び動作62Aを除け
ば、その他の動作は方法50Aと変わらない。動作55
Bにおいて、アセンブラ34は以下の2つのオフセット
の間の内容を出力する。
【0109】(1)Max(Min(先の開始オフセット,先
の終了オフセット),選択の開始);並びに(2)Min
(Min(現在の開始オフセット,現在の終了オフセッ
ト),選択の終了)動作62Bは上述の動作55Bと同
一のものである。アセンブラ34は、全ての選択された
段落がXMLファイルに出力されるまで方法50Bを繰り
返す。
の終了オフセット),選択の開始);並びに(2)Min
(Min(現在の開始オフセット,現在の終了オフセッ
ト),選択の終了)動作62Bは上述の動作55Bと同
一のものである。アセンブラ34は、全ての選択された
段落がXMLファイルに出力されるまで方法50Bを繰り
返す。
【0110】一実施態様において、アセンブラ34は2
又はそれ以上の出版物を組み合わせて新たな出版物を選
択する。この実施態様において、電子商取引データベー
ス23におけるストアド・プロシージャは、各出版物に
対する選択の開始及び終了、出版物を組み合わせる注文
及び各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンドを
送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Bを用い
て第1の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物の完
成の後に、アセンブラ34は前述の方法50Bを用いて
同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物の終
了直後に構成する。そのプロセスは、顧客が組合せを望
む出版物に対して順次繰返される。
又はそれ以上の出版物を組み合わせて新たな出版物を選
択する。この実施態様において、電子商取引データベー
ス23におけるストアド・プロシージャは、各出版物に
対する選択の開始及び終了、出版物を組み合わせる注文
及び各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンドを
送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Bを用い
て第1の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物の完
成の後に、アセンブラ34は前述の方法50Bを用いて
同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物の終
了直後に構成する。そのプロセスは、顧客が組合せを望
む出版物に対して順次繰返される。
【0111】動作300(図25)には動作301から
304が含まれる。動作301において、トランスレー
タ64はXSLスタイルシート39に従って出版物をXMLフ
ォーマットで保存する。動作301の後に動作302が
続く。動作302において、コンバータ35はスタイル
シート36に従って出版物の書式を整え、複数のファイ
ル形式の中の1つで出版物を保存する。ファイル形式
は、顧客によって選択された出力形式に依存する。例え
ば、顧客がペーパーバックの書籍を望む場合、コンバー
タ35は、商用プリンタ9Aがペーパーバックの書籍を
印刷可能なように出版物をPDFファイルとして保存す
る。顧客が電子書籍(eBook)を望む場合には、コンバー
タ35は出版物を電子書籍ファイルとして保存する。動
作302の後に動作303が続く。動作303におい
て、出力手段37は、出力形式に応じて出版物を顧客コ
ンピュータ(例えば、顧客コンピュータ8A又は8
B)、商用プリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は電子書店(例えば、電子書店65)に送信す
る。動作303の後に動作304が続く。動作304に
おいて、顧客は複数の出力形式のうちの1つで出版物を
受取る。
304が含まれる。動作301において、トランスレー
タ64はXSLスタイルシート39に従って出版物をXMLフ
ォーマットで保存する。動作301の後に動作302が
続く。動作302において、コンバータ35はスタイル
シート36に従って出版物の書式を整え、複数のファイ
ル形式の中の1つで出版物を保存する。ファイル形式
は、顧客によって選択された出力形式に依存する。例え
ば、顧客がペーパーバックの書籍を望む場合、コンバー
タ35は、商用プリンタ9Aがペーパーバックの書籍を
印刷可能なように出版物をPDFファイルとして保存す
る。顧客が電子書籍(eBook)を望む場合には、コンバー
タ35は出版物を電子書籍ファイルとして保存する。動
作302の後に動作303が続く。動作303におい
て、出力手段37は、出力形式に応じて出版物を顧客コ
ンピュータ(例えば、顧客コンピュータ8A又は8
B)、商用プリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は電子書店(例えば、電子書店65)に送信す
る。動作303の後に動作304が続く。動作304に
おいて、顧客は複数の出力形式のうちの1つで出版物を
受取る。
【0112】提出の際に、電子商取引システムは、著者
の権利・ロイヤリティー情報を提供するXMLバッチコマ
ンドファイルを送信する。データモデル180(図2
6)には、権利・ロイヤリティー情報を格納するのに用
いられる権利・ロイヤリティーデータベース38のテー
ブルを示す。Contracts(契約)テーブル181には、
著者と出版システム2の運営者との間の契約についての
基本記録が含まれる。Contractsテーブル181には、
「contract_id」、「contract_version」、「program_c
ode」及び他の一般的な契約情報の要素が含まれる。「c
ontract_id」は契約の識別名であり、「contract_versi
on」は契約のバージョンの識別名である。「program_co
de」は、契約がその一部であるPublication_Program_LK
テーブル189における書込みプログラムの識別名であ
る。各書き込みプログラムは、種々の期限、コスト及び
サービスを著者に対して提供する。例えば、書込みプロ
グラムが編集サービス及び高いロイヤリティー歩合を著
者に対して提供するので、書込みプログラムのコストが
高くなる。「insert_contract」XMLバッチコマンドに応
じて、XMLバッチコマンドツール31は、Contractsテー
ブル181に行を追加し、適切なカラムに「insert_con
tract」バッチコマンドの属性を挿入する。
の権利・ロイヤリティー情報を提供するXMLバッチコマ
ンドファイルを送信する。データモデル180(図2
6)には、権利・ロイヤリティー情報を格納するのに用
いられる権利・ロイヤリティーデータベース38のテー
ブルを示す。Contracts(契約)テーブル181には、
著者と出版システム2の運営者との間の契約についての
基本記録が含まれる。Contractsテーブル181には、
「contract_id」、「contract_version」、「program_c
ode」及び他の一般的な契約情報の要素が含まれる。「c
ontract_id」は契約の識別名であり、「contract_versi
on」は契約のバージョンの識別名である。「program_co
de」は、契約がその一部であるPublication_Program_LK
テーブル189における書込みプログラムの識別名であ
る。各書き込みプログラムは、種々の期限、コスト及び
サービスを著者に対して提供する。例えば、書込みプロ
グラムが編集サービス及び高いロイヤリティー歩合を著
者に対して提供するので、書込みプログラムのコストが
高くなる。「insert_contract」XMLバッチコマンドに応
じて、XMLバッチコマンドツール31は、Contractsテー
ブル181に行を追加し、適切なカラムに「insert_con
tract」バッチコマンドの属性を挿入する。
【0113】insert_itemsテーブル182には、著者と
出版システム2の運営者との間の契約の下でのアイテム
の基本記録が含まれる。そのアイテムは、出版物又は出
版物の構成要素(例えばセクション)であり得る。Cont
ract_Itemsテーブル182には、「contract_id」、「c
ontract_version」、「contract_item_id」、「pub_i
d」、又は「pub_camp_id」、「p_bookable」、「c_book
able」、並びに「org_title_ratio」の要素が含まれ
る。「Contract_item_id」は契約の下でのアイテムの識
別名である。一実施態様においては、アイテムが出版物
であり、「pub_iD」がPublicationテーブル161から
の出版物を識別する。別の実施態様においては、アイテ
ムが出版物のセクションであり、「pub_comp_id」がPub
_Block_Compテーブル163において出版物の構成要素
を識別する。「p_bookable」は、契約アイテムが個人化
された組織の一部となり得るかどうかを示すフラグであ
り、「c_bookable」は契約アイテムがカスタマイズされ
る書籍の一部となり得るかどうかを示すフラグである。
出版システム2の運営者との間の契約の下でのアイテム
の基本記録が含まれる。そのアイテムは、出版物又は出
版物の構成要素(例えばセクション)であり得る。Cont
ract_Itemsテーブル182には、「contract_id」、「c
ontract_version」、「contract_item_id」、「pub_i
d」、又は「pub_camp_id」、「p_bookable」、「c_book
able」、並びに「org_title_ratio」の要素が含まれ
る。「Contract_item_id」は契約の下でのアイテムの識
別名である。一実施態様においては、アイテムが出版物
であり、「pub_iD」がPublicationテーブル161から
の出版物を識別する。別の実施態様においては、アイテ
ムが出版物のセクションであり、「pub_comp_id」がPub
_Block_Compテーブル163において出版物の構成要素
を識別する。「p_bookable」は、契約アイテムが個人化
された組織の一部となり得るかどうかを示すフラグであ
り、「c_bookable」は契約アイテムがカスタマイズされ
る書籍の一部となり得るかどうかを示すフラグである。
【0114】「org_title_ratio」は、契約アイテムが
出版物のロイヤリティーのどのくらいの割合を占めるか
を識別する。例えば、著者が、書籍において契約アイテ
ムが重要なチャプターであると考える場合、それは書籍
から生じる全てのロイヤリティーの75%を占める。著者
が、重要なチャプターをカスタマイズされた書籍の一部
とすることを許容する場合、著者は書籍全体の販売によ
って得たであろうロイヤリティーの75%のロイヤリティ
ーの受取りを要求する(ここでの75%が「org_title_rat
io」である)。「insert_contract_item」XMLバッチコ
マンドに応じて、XMLバッチコマンドツール31はConta
ctsテーブル181に行を追加し、適切なカラムに「ins
ert_contract」バッチコマンドの属性を挿入する。
出版物のロイヤリティーのどのくらいの割合を占めるか
を識別する。例えば、著者が、書籍において契約アイテ
ムが重要なチャプターであると考える場合、それは書籍
から生じる全てのロイヤリティーの75%を占める。著者
が、重要なチャプターをカスタマイズされた書籍の一部
とすることを許容する場合、著者は書籍全体の販売によ
って得たであろうロイヤリティーの75%のロイヤリティ
ーの受取りを要求する(ここでの75%が「org_title_rat
io」である)。「insert_contract_item」XMLバッチコ
マンドに応じて、XMLバッチコマンドツール31はConta
ctsテーブル181に行を追加し、適切なカラムに「ins
ert_contract」バッチコマンドの属性を挿入する。
【0115】Contract_Rights_Restrictionsテーブル1
83には、著者によって選択された出版物の配布及び販
売におけるカスタマイズされた制限が含まれる。Contra
ct_Rights_Restrictionsテーブル183には、「restri
ction_type」、「restriction_code」、「contract_i
d」、「contract_version」、及び「contract_item_i
d」の要素が含まれる。「restriction_type」は、言
語、地理及び出力形式のような出版物に課せられた制限
のタイプの識別名である。「restriction_code」は、制
限の各タイプにおける種々のサブタイプの識別名であ
る。例えば「restriction_type」及び「restriction_co
de」を組み合わせて、カリフォルニアにおける電子的形
態の出版物の英語版の販売の制限を作成することができ
る。
83には、著者によって選択された出版物の配布及び販
売におけるカスタマイズされた制限が含まれる。Contra
ct_Rights_Restrictionsテーブル183には、「restri
ction_type」、「restriction_code」、「contract_i
d」、「contract_version」、及び「contract_item_i
d」の要素が含まれる。「restriction_type」は、言
語、地理及び出力形式のような出版物に課せられた制限
のタイプの識別名である。「restriction_code」は、制
限の各タイプにおける種々のサブタイプの識別名であ
る。例えば「restriction_type」及び「restriction_co
de」を組み合わせて、カリフォルニアにおける電子的形
態の出版物の英語版の販売の制限を作成することができ
る。
【0116】Publication_Program_LKテーブル189に
は、「program_code」及び「program_version」の要素
を含めた、著者が関与できる各出版プログラムに関連す
る一般的な情報が含まれる。Rights_Restrictionsテー
ブル184には、Publication_Program_LKテーブル18
9の各書込みプログラムにおけるデフォルトの権利の制
限が含まれる。
は、「program_code」及び「program_version」の要素
を含めた、著者が関与できる各出版プログラムに関連す
る一般的な情報が含まれる。Rights_Restrictionsテー
ブル184には、Publication_Program_LKテーブル18
9の各書込みプログラムにおけるデフォルトの権利の制
限が含まれる。
【0117】Program_Percentageテーブル1871(図
30)には、出版物の販売の支払いに対して権利が与え
られた各エンティティに対する種々のロイヤリティープ
ログラムについての記録が含まれる。Program_Percenta
geテーブル187には、「program_perc_id」、「progr
am_code」、「program_version」、「base_code」、「t
ier_code」、「ent_type_code」、「pnt_type_code」及
び「percentage」の要素が含まれる。「program_perc_i
d」は、このロイヤリティープログラムの識別名であ
る。「program_code」及び「program_version」を用い
て書込みプログラムに対するこのロイヤリティープログ
ラムを識別する。「base_code」及び「tier_code」は、
階段式のロイヤリティープログラムの一部として用いら
れ、ここで著者は、「base_code」によって識別される
ベースロイヤリティーパーセンテージ及び「tier_cod
e」において指定された量に販売が到達した場合の付加
的なロイヤリティーが保証される。「ent_type_code」
は、このロイヤリティープログラムに従って支払われる
エンティティを識別する。エンティティには、著者、著
作権代理人、プロモーター及び発行者が含まれる。Part
icipants(関係者)テーブル188には、契約アイテム
に対して支払われなければならない各エンティティに対
しての記録が含まれる。
30)には、出版物の販売の支払いに対して権利が与え
られた各エンティティに対する種々のロイヤリティープ
ログラムについての記録が含まれる。Program_Percenta
geテーブル187には、「program_perc_id」、「progr
am_code」、「program_version」、「base_code」、「t
ier_code」、「ent_type_code」、「pnt_type_code」及
び「percentage」の要素が含まれる。「program_perc_i
d」は、このロイヤリティープログラムの識別名であ
る。「program_code」及び「program_version」を用い
て書込みプログラムに対するこのロイヤリティープログ
ラムを識別する。「base_code」及び「tier_code」は、
階段式のロイヤリティープログラムの一部として用いら
れ、ここで著者は、「base_code」によって識別される
ベースロイヤリティーパーセンテージ及び「tier_cod
e」において指定された量に販売が到達した場合の付加
的なロイヤリティーが保証される。「ent_type_code」
は、このロイヤリティープログラムに従って支払われる
エンティティを識別する。エンティティには、著者、著
作権代理人、プロモーター及び発行者が含まれる。Part
icipants(関係者)テーブル188には、契約アイテム
に対して支払われなければならない各エンティティに対
しての記録が含まれる。
【0118】Participantsテーブル188には、「enti
ty_ID」、「contract_ID」、「contract_version」、
「contract_item_id」及び「author_title_share」の要
素が含まれる。「entity_ID」、「contract_ID」、「co
ntract_version」及び「contract_item_id」を用いてCo
ntract_Itemsテーブル182における契約アイテムを決
定する。「author_title_share」は、エンティティが、
Program_Percentageテーブル187において指定された
ロイヤリティーから得られるパーセンテージである。エ
ンティティが、他のエンティティからのProgram_Percen
tageテーブル187に指定されたロイヤリティーを共有
しない場合、「Author_title_share」は100%である。
ty_ID」、「contract_ID」、「contract_version」、
「contract_item_id」及び「author_title_share」の要
素が含まれる。「entity_ID」、「contract_ID」、「co
ntract_version」及び「contract_item_id」を用いてCo
ntract_Itemsテーブル182における契約アイテムを決
定する。「author_title_share」は、エンティティが、
Program_Percentageテーブル187において指定された
ロイヤリティーから得られるパーセンテージである。エ
ンティティが、他のエンティティからのProgram_Percen
tageテーブル187に指定されたロイヤリティーを共有
しない場合、「Author_title_share」は100%である。
【0119】Payments_Dueテーブル190(図30)に
は、契約アイテムの販売に対するエンティティのための
支払いの記録が含まれる。Payments_Dueテーブル190
には、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」、「year」、「quarte
r」、「quantity_sold」、「amount_due」の要素が含ま
れる。「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」を用いてエンティティ
が支払われる契約アイテムを指定する。
は、契約アイテムの販売に対するエンティティのための
支払いの記録が含まれる。Payments_Dueテーブル190
には、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」、「year」、「quarte
r」、「quantity_sold」、「amount_due」の要素が含ま
れる。「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」を用いてエンティティ
が支払われる契約アイテムを指定する。
【0120】図49には、著者がその提出物の各セクシ
ョンにおけるロイヤリティーの歩合を説明し得る1つの
方法を示す。提出物11の作成の際に、著者は、セクシ
ョンが個別に購入可能であることを説明する特別なタグ
を用いる。提出物ページ28J(図49)において、著
者は各セクションに対するロイヤリティーの歩合を入力
する(それらは合計して100%のロイヤリティー歩合とな
る)。
ョンにおけるロイヤリティーの歩合を説明し得る1つの
方法を示す。提出物11の作成の際に、著者は、セクシ
ョンが個別に購入可能であることを説明する特別なタグ
を用いる。提出物ページ28J(図49)において、著
者は各セクションに対するロイヤリティーの歩合を入力
する(それらは合計して100%のロイヤリティー歩合とな
る)。
【0121】本明細書で説明した実施例については、種
々の変更及び付加が可能であることが当業者には理解さ
れよう。例えば、内容管理システム5には、テキストの
内容を音響(例えば音声)に変換し、スピーカーを通し
て表示するための形式の音響として出力するコンバータ
が含まれ得る。そのようなコンバータによって、出版シ
ステム2は格納された内容を現存する或いは未来のディ
スプレイメディアにおいて表示することが可能となる。
そのような変更及び改変は特許請求の範囲に包含され
る。
々の変更及び付加が可能であることが当業者には理解さ
れよう。例えば、内容管理システム5には、テキストの
内容を音響(例えば音声)に変換し、スピーカーを通し
て表示するための形式の音響として出力するコンバータ
が含まれ得る。そのようなコンバータによって、出版シ
ステム2は格納された内容を現存する或いは未来のディ
スプレイメディアにおいて表示することが可能となる。
そのような変更及び改変は特許請求の範囲に包含され
る。
【0122】本発明の特定の実施例について説明してき
たが、本発明の原理を用いて他の多数の実施態様を構築
可能であることは明らかであろう。
たが、本発明の原理を用いて他の多数の実施態様を構築
可能であることは明らかであろう。
【0123】
【発明の効果】上記のように、本発明によって、著者か
ら配布又は販売のための情報の提出物をネットワークを
介して自動的に受取り、2以上の提出物を部分又は全体
的に組合せてその1以上の形式の組合せを配布するため
のシステム及び方法が得られる。
ら配布又は販売のための情報の提出物をネットワークを
介して自動的に受取り、2以上の提出物を部分又は全体
的に組合せてその1以上の形式の組合せを配布するため
のシステム及び方法が得られる。
【図1】本発明の一実施形態による出版システムのブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図2】本発明の一実施形態による出版システムのブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図3】図2の著者コンピュータのブロック線図であ
る。
る。
【図4】図2の顧客コンピュータのブロック線図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施形態による図2の電子商取引の
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図6】本発明の一実施形態による図2の内容管理シス
テム及び権利管理システムのブロック線図である。
テム及び権利管理システムのブロック線図である。
【図7】本発明の一実施形態による出版方法の流れ図で
ある。
ある。
【図8】図7の動作100の流れ図である。
【図9】図5の電子商取引データベースにおけるストア
ド・プロシージャための方法の流れ図である。
ド・プロシージャための方法の流れ図である。
【図10】図6のバッチコマンドツールのための方法の
流れ図である。
流れ図である。
【図11】図6の取込みエンジンのための方法の流れ図
である。
である。
【図12】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一部である。
データモデルの一部である。
【図13】図12のデータモデルの拡大図である。
【図14】図12のデータモデルの拡大図である。
【図15】図12のデータモデルの拡大図である。
【図16】図12と組合わされる、図6の内容管理デー
タベースのデータ構造のデータモデルの一部である。
タベースのデータ構造のデータモデルの一部である。
【図17】図16のデータモデルの拡大図である。
【図18】図16のデータモデルの拡大図である。
【図19】図16のデータモデルの拡大図である。
【図20】図16のデータモデルの拡大図である。
【図21】図7の動作200の流れ図である。
【図22】図5の電子商取引データベースにおけるスト
アド・プロシージャための方法の流れ図である。
アド・プロシージャための方法の流れ図である。
【図23】図6のアセンブラのための方法の流れ図であ
る。
る。
【図24】図6のアセンブラのための方法の流れ図であ
る。
る。
【図25】図7の動作300の流れ図である。
【図26】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一部である。
のデータ構造のデータモデルの一部である。
【図27】図26のデータモデルの拡大図である。
【図28】図26のデータモデルの拡大図である。
【図29】図26のデータモデルの拡大図である。
【図30】図26と組合わされる、図6の権利・ロイヤ
リティーのデータベースのデータ構造のデータモデルの
一部である。
リティーのデータベースのデータ構造のデータモデルの
一部である。
【図31】図30のデータモデルの拡大図である。
【図32】図30のデータモデルの拡大図である。
【図33】図5の提出物ウェブページを示す。
【図34】図5の提出物ウェブページを示す。
【図35】図5の提出物ウェブページを示す。
【図36】図5の提出物ウェブページを示す。
【図37】図5の提出物ウェブページを示す。
【図38】図5の提出物ウェブページを示す。
【図39】図5の提出物ウェブページを示す。
【図40】図5の提出物ウェブページを示す。
【図41】図5の提出物ウェブページを示す。
【図42】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図43】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図44】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図45】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図46】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図47】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図48】個別化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図49】著者が提出物の各セクションにおけるロイヤ
リティーの歩合を説明するためのウェブページを示す。
リティーの歩合を説明するためのウェブページを示す。
1 著者コンピュータ 2 出版システム 3 ネットワーク 4 電子商取引システム 5 内容管理システム 7 支払いサービス 8 顧客コンピュータ 10、18 ブラウザ 11 提出物 12 契約情報 13 支払情報 14 マーケティング情報 15 ワードプロセッサ 19 購入注文 20 個人化された内容 21 支払い情報 22 カタログウェブページ 23 電子商取引データベース 24 ウェブサーバアプリケーション 25 購入注文ウェブページ 26 ミドルウェア 27 支払アプリケーション 28 提出物ウェブページ 29 取込みエンジン 31 バッチコマンドツール 32 内容管理データベース 33 書式変換ライブラリー 34 アセンブラ 35 コンバータ 38 権利・ロイヤリティー管理データベース 39 スタイルシート 64 トランスレータ 65 電子書店 161 Publicationテーブル 162 Pub_Cover_Compテーブル 163 Pub_Block_Compテーブル 164 Assetテーブル 165 Iu_Tagテーブル 166 Pub_Fileテーブル 167 Iu_Attributeテーブル 168 Ordersテーブル 169 Order_Itemテーブル 170 Order_Skuテーブル 171 Customer_Contentテーブル 172 Style_Sheet_LKテーブル 181 Contractsテーブル 183 Contract_Right_Restrictionsテーブル 184 Right_Restrictionsテーブル 187 Program_Percentageテーブル 188 Participantsテーブル 189 Publication_Program_LKテーブル 190 Payments_Dueテーブル 352 編集コンピュータ 501、502 サーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月26日(2001.3.2
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項47】 前記印刷機が商用の印刷機であるよ
うな方法であって、前記商用の印刷機によって作製され
た頁を含む書籍を製本する過程を更に含むことを特徴と
する請求項43に記載の方法。 ─────────────────────────────────────────────────────
うな方法であって、前記商用の印刷機によって作製され
た頁を含む書籍を製本する過程を更に含むことを特徴と
する請求項43に記載の方法。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月27日(2001.6.2
7)
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】 本明細書の開示内容の一部には、著作権法による保護を
受けているものが含まれる。本著作権の所有者は、特許
庁におけるファイルや記録の場合の、特許の文書又は特
許の開示による複製に異議を唱えるものではないが、そ
の他の場合には無断転載を禁ずるものである。
受けているものが含まれる。本著作権の所有者は、特許
庁におけるファイルや記録の場合の、特許の文書又は特
許の開示による複製に異議を唱えるものではないが、そ
の他の場合には無断転載を禁ずるものである。
【従来の技術】全ての出版社の関心は編集の職務に注が
れている。編集者は出版される書籍を選択して著者と取
引し、またタイプで打った原稿の批評的な読み物を請負
い、書籍が印刷されるのを確認する。出版社と著者との
契約は、通常は出版社が一定の支払いの報酬として全世
界における全ての読取り可能な作品の制作及び複製につ
いての独占権を有すべきであることを明記している。し
かし多くの場合には、この契約は著者又はその代理人の
交渉力に左右されて幾つかの権利を除外するように変更
される。別の約款では、廉価版および輸出販売において
はより低い利幅のためにより低額のロイヤリティーが規
定される。書籍の販売促進方法には、販売員が各書籍販
売業者へ外交して回る行為(セールス)が含まれる。本
の販売員は、本社から注意深く要旨の説明を受けて、サ
ンプル及び販売補助具を苦心して仕上げることもある。
管理者は、販売員に対して書籍販売業者を指定し、割当
てに対する発注結果を調査する。売行きが好調な出版社
は、2冊乃至3冊の周期的な近書刊の目録、並びに主要な
書籍販売業者及び図書館に既に出版されている過去の書
籍の年刊書目録を発行する。出版社は、直接の使用のた
め若しくは書籍販売業者の使用のための内容見本を多く
の書籍に対して発行することもある。書評用献本の印刷
所への配布が通常の段取りの最終項目である。このよう
なセールス、目録及び書評の3つの段階は、書籍の流通
機構における必須要素であり、出版業者の専門的な働き
無しに行うことは事実上不可能である。印刷業者の助け
によって非常に体裁の良い本を制作する幾人かの著者の
能力は、本の流通を請け負う出版業者を見つけることが
できない場合には、十分に発揮されないままとなる。出
版業者は、公衆への流通手段として新聞や雑誌を利用す
る。本来は出版業者の職員によって全て取扱われてお
り、大きな出版社にとっては、広告代理店を利用して重
要な書籍に対するキャンペーンの広告文や詳細な説明の
準備をすることは現在は稀である。自らの著書が適切に
広告されていると考える著者が少数しかいない一方で、
大半の出版業者はその広告によって実際に本が売れてい
るかどうかを疑わしく考えている。販売収入に対して広
告に費やされる額は、他の殆どの商品に比べて高く、新
書に対して5%未満であることは稀である。現在の出版業
務の更なる詳細については、インターネットの「www.bri
tannica.com」で入手可能なEncyclopedia Britannicaの
「Modern Publishing Practice」を参照されたい。
れている。編集者は出版される書籍を選択して著者と取
引し、またタイプで打った原稿の批評的な読み物を請負
い、書籍が印刷されるのを確認する。出版社と著者との
契約は、通常は出版社が一定の支払いの報酬として全世
界における全ての読取り可能な作品の制作及び複製につ
いての独占権を有すべきであることを明記している。し
かし多くの場合には、この契約は著者又はその代理人の
交渉力に左右されて幾つかの権利を除外するように変更
される。別の約款では、廉価版および輸出販売において
はより低い利幅のためにより低額のロイヤリティーが規
定される。書籍の販売促進方法には、販売員が各書籍販
売業者へ外交して回る行為(セールス)が含まれる。本
の販売員は、本社から注意深く要旨の説明を受けて、サ
ンプル及び販売補助具を苦心して仕上げることもある。
管理者は、販売員に対して書籍販売業者を指定し、割当
てに対する発注結果を調査する。売行きが好調な出版社
は、2冊乃至3冊の周期的な近書刊の目録、並びに主要な
書籍販売業者及び図書館に既に出版されている過去の書
籍の年刊書目録を発行する。出版社は、直接の使用のた
め若しくは書籍販売業者の使用のための内容見本を多く
の書籍に対して発行することもある。書評用献本の印刷
所への配布が通常の段取りの最終項目である。このよう
なセールス、目録及び書評の3つの段階は、書籍の流通
機構における必須要素であり、出版業者の専門的な働き
無しに行うことは事実上不可能である。印刷業者の助け
によって非常に体裁の良い本を制作する幾人かの著者の
能力は、本の流通を請け負う出版業者を見つけることが
できない場合には、十分に発揮されないままとなる。出
版業者は、公衆への流通手段として新聞や雑誌を利用す
る。本来は出版業者の職員によって全て取扱われてお
り、大きな出版社にとっては、広告代理店を利用して重
要な書籍に対するキャンペーンの広告文や詳細な説明の
準備をすることは現在は稀である。自らの著書が適切に
広告されていると考える著者が少数しかいない一方で、
大半の出版業者はその広告によって実際に本が売れてい
るかどうかを疑わしく考えている。販売収入に対して広
告に費やされる額は、他の殆どの商品に比べて高く、新
書に対して5%未満であることは稀である。現在の出版業
務の更なる詳細については、インターネットの「www.bri
tannica.com」で入手可能なEncyclopedia Britannicaの
「Modern Publishing Practice」を参照されたい。
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、著者から配布又は販売のための情報の提出物をネッ
トワークを介して自動的に受取り、2以上の提出物を部
分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを配
布するためのシステム及び方法を提供することにある。
は、著者から配布又は販売のための情報の提出物をネッ
トワークを介して自動的に受取り、2以上の提出物を部
分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを配
布するためのシステム及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による出版物の配布のための方法には、1又
はそれ以上のファイル形式の出版物についての情報(以
下、「提出物」と称する)を受取る過程と、少なくとも
2つの情報源から情報の一部又は全体を組み合わせて新
たな情報を作り出す過程と、その新たな情報を1又はそ
れ以上の印刷媒体及び電子媒体において表示するために
1又はそれ以上のファイル形式で送信する過程とが含ま
れる。その方法によって、新たな情報の受信者は様々な
媒体において新たな情報を見ることができる。また、そ
の方法によって、提出物又は以前に出版された提出物
(即ち、「出版物」)から大量の新たな書籍を作り出す
ことが可能である。第1の実施例において、前記方法に
は顧客からの購入注文を受取る過程が含まれる。顧客
は、現存する出版物(又は出版されていない提出物)と
顧客によって提供された付加的な情報(例えば、販売促
進的アイテムとして用いられる書籍のロゴタイプ)(即
ち、「個人化された情報」)とを組み合わせた新たな出
版物(「個人化された書籍」或いは「p-book」)を購入
可能である。また、顧客は、現存する出版物の2又はそ
れ以上の部分を組み合わせることによって構成された新
たな出版物(即ち、「カスタマイズされた書籍」或いは
「c-book」)を購入可能である。また、第1の実施例に
よって、顧客は購入する出版物に加筆してそれらの感傷
的又は審美的価値を増大させることができる。更に、第
1の実施例によって、顧客は彼らが興味を持った出版物
の一部のみを購入するので、購入した出版物から得られ
る価値が向上する。第2の実施例において、前記方法に
は著者から提出物の販売若しくは配布における制限を受
取る過程と、著者から提出物におけるロイヤリティーの
歩合を受取る過程とが含まれる。著者は、その制限やロ
イヤリティー歩合を、提出物の全体に対して或いは提出
物の幾つかの部分(又はその部分の全て)に対して個別
に与えることができる。著者は、その制限を利用して、
その提出物と別の出版物との組合せや所定の形式での提
出物の配布を防止することが可能である。第2の実施例
によって、p-book及びc-bookに対してのロイヤリティー
歩合の計算が可能となる。第1の実施例は第2の実施例を
伴わずに用いることができ、またその逆も同様であるこ
とに注意されたい。例えば、個人化される出版物(例え
ば、シェークスピアの戯曲)がパブリックドメインにあ
る場合や、或いは出版社(Time Warner等)によって所
有されている場合には、第1の実施例は第2の実施例を伴
わずに具現化され得る。一実施態様において、出版物を
配布するための1又はそれ以上のコンピュータのシステ
ムには、著者から出版のための提出物を受取り、また顧
客から購入注文を受取る第1のシステム(即ち、「電子
商取引システム」)が含まれる。著者は、彼らの(出版
のための)提出物をウェブページの第1のセット(即
ち、「提出物ウェブページ」)を介してネットワーク
(例えば、インターネット)上で提供する。顧客は、ウ
ェブページの第2のセット(即ち、「カタログウェブペ
ージ」)を拾い読みし、ウェブページの第3のセット
(即ち、「購入注文ウェブページ」)を介して出版物を
購入する。その3つのウェブページのセットは、全て電
子商取引システムに格納される。システムは、顧客から
の購入注文を受取った後に、顧客によって選択された表
示媒体に従って、顧客によって注文された1又はそれ以
上の出版物の書式を整える。顧客が書籍のような印刷媒
体を選択する場合には、システムは出版物を商用のプリ
ンタに送信し、出版物を印刷して書籍として製本する。
従って、この実施態様によって、従来の出版社によって
必要とされる書籍の過剰な在庫管理を必要とすることな
しに、顧客からの注文に応じてオンデマンドでの印刷が
可能となる。前述の実施態様において、第2のサブシス
テム(即ち、「内容管理システム」)には、各提出物に
おいて2つのタイプの情報(即ち、表示される内容(或い
はコンテンツ)及び内容がどのようなもの(例えば、表
題、章又は前書き)であるかを説明する記述子)を識別
する第1のアプリケーション(即ち、「取込みエンジン
(ingest engine)」)が含まれる。取込みエンジンは、
これらの2つのタイプの情報をデータベース(即ち、
「内容管理データベース」)に個別に保存する。顧客か
らの注文に応じて、第2のアプリケーション(即ち、
「アセンブラ(assembler)」)は、内容管理データベー
スに格納された内容及び記述子から新たな出版物を制作
する。第3のアプリケーション(即ち、「コンバー
タ」)は、新たな出版物の書式を整えるために用いられ
るマージン、タブ、フォント、ヘッダー、フッター及び
レイアウト設定を格納するファイル(即ち、「スタイル
シート」)を使用し、1又はそれ以上の印刷媒体及び電
子媒体の中の1つにおける表示に対して互換性を有する
ファイル形式で出版物を保存する。前述の実施態様にお
いて、第3のシステム(即ち、「権利システム」)は、
提出された出版物の制限(また「権利」とも称される)
及びロイヤリティー情報をデータベース(即ち、「権利
データベース」)に格納する。従って、権利データベー
スは、内容の配布若しくは販売における制限並びに内容
の全ての配布若しくは販売に対して受けるべき全てのロ
イヤリティーに対するロイヤリティーの歩合を保有す
る。一実施例では、取込みエンジンは提出された出版物
からトリー(tree)を生成し、トリーの各ノードが内容若
しくは記述子を含むか否かを決定する。ノードが内容を
含む場合、取込みエンジンは内容管理データベースのテ
ーブルに内容を保存する。ノードが記述子を含む場合、
取込みエンジンはその記述子を内容管理データベースの
別のテーブルに保存する。一実施例では、アセンブラは
記述子が記述する内容の開始位置に格納された記述子の
第1のリスト(即ち、「開始リスト」)を作成し、また
それらが記述する内容の終了位置に格納された同一記述
子の第2のリスト(「終了リスト」)を作成する。次に
アセンブラは、開始リストからの記述子の開始位置が、
終了リストからの記述子の終了位置に比べてより大きい
か、等しいか、或いはより小さいかを決定する。第1の
反復において、アセンブラは2つの記述子を開始リスト
の始めにおいて比較し、また一方で終了リストの始めに
おいてそれらを比較する。その比較の結果に応じて、ア
センブラは、記述子の1つによって識別された内容の前
に位置する内容の一部をファイルに出力する。また、そ
の比較の結果に応じて、アセンブラは記述子の1つ又は
その両方をファイルに出力する。更に、その比較の結果
に応じて、アセンブラは、次の比較のために開始リスト
の次の記述子に進むか否か、また終了リストの次の記述
子に進むか否かを決定する。
に、本発明による出版物の配布のための方法には、1又
はそれ以上のファイル形式の出版物についての情報(以
下、「提出物」と称する)を受取る過程と、少なくとも
2つの情報源から情報の一部又は全体を組み合わせて新
たな情報を作り出す過程と、その新たな情報を1又はそ
れ以上の印刷媒体及び電子媒体において表示するために
1又はそれ以上のファイル形式で送信する過程とが含ま
れる。その方法によって、新たな情報の受信者は様々な
媒体において新たな情報を見ることができる。また、そ
の方法によって、提出物又は以前に出版された提出物
(即ち、「出版物」)から大量の新たな書籍を作り出す
ことが可能である。第1の実施例において、前記方法に
は顧客からの購入注文を受取る過程が含まれる。顧客
は、現存する出版物(又は出版されていない提出物)と
顧客によって提供された付加的な情報(例えば、販売促
進的アイテムとして用いられる書籍のロゴタイプ)(即
ち、「個人化された情報」)とを組み合わせた新たな出
版物(「個人化された書籍」或いは「p-book」)を購入
可能である。また、顧客は、現存する出版物の2又はそ
れ以上の部分を組み合わせることによって構成された新
たな出版物(即ち、「カスタマイズされた書籍」或いは
「c-book」)を購入可能である。また、第1の実施例に
よって、顧客は購入する出版物に加筆してそれらの感傷
的又は審美的価値を増大させることができる。更に、第
1の実施例によって、顧客は彼らが興味を持った出版物
の一部のみを購入するので、購入した出版物から得られ
る価値が向上する。第2の実施例において、前記方法に
は著者から提出物の販売若しくは配布における制限を受
取る過程と、著者から提出物におけるロイヤリティーの
歩合を受取る過程とが含まれる。著者は、その制限やロ
イヤリティー歩合を、提出物の全体に対して或いは提出
物の幾つかの部分(又はその部分の全て)に対して個別
に与えることができる。著者は、その制限を利用して、
その提出物と別の出版物との組合せや所定の形式での提
出物の配布を防止することが可能である。第2の実施例
によって、p-book及びc-bookに対してのロイヤリティー
歩合の計算が可能となる。第1の実施例は第2の実施例を
伴わずに用いることができ、またその逆も同様であるこ
とに注意されたい。例えば、個人化される出版物(例え
ば、シェークスピアの戯曲)がパブリックドメインにあ
る場合や、或いは出版社(Time Warner等)によって所
有されている場合には、第1の実施例は第2の実施例を伴
わずに具現化され得る。一実施態様において、出版物を
配布するための1又はそれ以上のコンピュータのシステ
ムには、著者から出版のための提出物を受取り、また顧
客から購入注文を受取る第1のシステム(即ち、「電子
商取引システム」)が含まれる。著者は、彼らの(出版
のための)提出物をウェブページの第1のセット(即
ち、「提出物ウェブページ」)を介してネットワーク
(例えば、インターネット)上で提供する。顧客は、ウ
ェブページの第2のセット(即ち、「カタログウェブペ
ージ」)を拾い読みし、ウェブページの第3のセット
(即ち、「購入注文ウェブページ」)を介して出版物を
購入する。その3つのウェブページのセットは、全て電
子商取引システムに格納される。システムは、顧客から
の購入注文を受取った後に、顧客によって選択された表
示媒体に従って、顧客によって注文された1又はそれ以
上の出版物の書式を整える。顧客が書籍のような印刷媒
体を選択する場合には、システムは出版物を商用のプリ
ンタに送信し、出版物を印刷して書籍として製本する。
従って、この実施態様によって、従来の出版社によって
必要とされる書籍の過剰な在庫管理を必要とすることな
しに、顧客からの注文に応じてオンデマンドでの印刷が
可能となる。前述の実施態様において、第2のサブシス
テム(即ち、「内容管理システム」)には、各提出物に
おいて2つのタイプの情報(即ち、表示される内容(或い
はコンテンツ)及び内容がどのようなもの(例えば、表
題、章又は前書き)であるかを説明する記述子)を識別
する第1のアプリケーション(即ち、「取込みエンジン
(ingest engine)」)が含まれる。取込みエンジンは、
これらの2つのタイプの情報をデータベース(即ち、
「内容管理データベース」)に個別に保存する。顧客か
らの注文に応じて、第2のアプリケーション(即ち、
「アセンブラ(assembler)」)は、内容管理データベー
スに格納された内容及び記述子から新たな出版物を制作
する。第3のアプリケーション(即ち、「コンバー
タ」)は、新たな出版物の書式を整えるために用いられ
るマージン、タブ、フォント、ヘッダー、フッター及び
レイアウト設定を格納するファイル(即ち、「スタイル
シート」)を使用し、1又はそれ以上の印刷媒体及び電
子媒体の中の1つにおける表示に対して互換性を有する
ファイル形式で出版物を保存する。前述の実施態様にお
いて、第3のシステム(即ち、「権利システム」)は、
提出された出版物の制限(また「権利」とも称される)
及びロイヤリティー情報をデータベース(即ち、「権利
データベース」)に格納する。従って、権利データベー
スは、内容の配布若しくは販売における制限並びに内容
の全ての配布若しくは販売に対して受けるべき全てのロ
イヤリティーに対するロイヤリティーの歩合を保有す
る。一実施例では、取込みエンジンは提出された出版物
からトリー(tree)を生成し、トリーの各ノードが内容若
しくは記述子を含むか否かを決定する。ノードが内容を
含む場合、取込みエンジンは内容管理データベースのテ
ーブルに内容を保存する。ノードが記述子を含む場合、
取込みエンジンはその記述子を内容管理データベースの
別のテーブルに保存する。一実施例では、アセンブラは
記述子が記述する内容の開始位置に格納された記述子の
第1のリスト(即ち、「開始リスト」)を作成し、また
それらが記述する内容の終了位置に格納された同一記述
子の第2のリスト(「終了リスト」)を作成する。次に
アセンブラは、開始リストからの記述子の開始位置が、
終了リストからの記述子の終了位置に比べてより大きい
か、等しいか、或いはより小さいかを決定する。第1の
反復において、アセンブラは2つの記述子を開始リスト
の始めにおいて比較し、また一方で終了リストの始めに
おいてそれらを比較する。その比較の結果に応じて、ア
センブラは、記述子の1つによって識別された内容の前
に位置する内容の一部をファイルに出力する。また、そ
の比較の結果に応じて、アセンブラは記述子の1つ又は
その両方をファイルに出力する。更に、その比較の結果
に応じて、アセンブラは、次の比較のために開始リスト
の次の記述子に進むか否か、また終了リストの次の記述
子に進むか否かを決定する。
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の好適な実施例について説明する。一実施例にお
いて、1又はそれ以上のコンピュータ(以下「出版シス
テム」と称する)2(図1及び図2)が、方法70(図
7)に従って出版物を配布する。動作100において、
出版システム2が1又はそれ以上のファイル形式での出
版のために提出物を受取る。そのファイル形式には、拡
張可能なマーク付け言語(XML)、ハイパーテキストを
記入するためのマークアップ言語(HTML)、PDF(porta
ble document format)及び種々のプロセッサのファイ
ル形式(例えば、Wordfrom Microsoft Corp. of Redmon
d, Washington、WordPerfect from Corel Corp. of Ott
awa, Canada、AppleWorks by Apple Computers Inc. of
Cupertino, California、QuarkXPress from Quark In
c. of Denver, Colorado及びPageMakerfrom Adobe of S
an Jose, California)が含まれる。動作100の後に
動作200が続く。動作200に於いて、システム2
は、少なくとも2つ以上のソースから部分的又は全体的
に内容を組み合わせて新たな出版物を作成する。動作2
00の後に動作300が続く。動作300に於いて、シ
ステム2は、1以上の印刷媒体及び電子媒体での表示の
ために、1又はそれ以上のファイル形式の新たな出版物
を送信する。例えば、システム2は、出版物をポストス
クリプト形式で商用のプリンタに送り、同じ出版物をPD
F形式で顧客に送ることもできる。ここで言う「出版物」
はテキストやグラフィックに限定されず、例えば音声や
映像等も含むことに注意されたい。そのような音声の出
版物は、オーディオカセットテープ又はオーディオCD若
しくはDVDにおいて「表示」され得る。オーディオの提
出物は、例えば情報を著者が口述することよって提供さ
れ得る。本明細書の用語「表示」は、人間が使用するの
に適した形式の新たな出版物を、例えばモニタ/スクリ
ーン、スピーカー/ヘッドセット又はプリンタのような
表示装置で提供することを意図するものである。「表
示」には、ソフトウェアプログラムの実行、(スピーカ
ー/ヘッドセットによる)録音の実行、(モニター/ス
クリーンに於ける)ビデオ録画の表示並びに(プリンタ
に於ける)テキストや画像の印刷が含まれる。著者は、
彼らの提出物を、それらを格納するシステム2に送信す
る。用語「著者」は、提出物の創作者、公認の代理人及
び提出物をシステム2に送信する何人もが含まれること
を意図するものである。システム2は提出物同士又は提
出物と個人化された内容とを組み合わせて新たな出版物
を構成する。顧客が電子媒体での新たな出版物を要求す
る場合には、システム2は電子媒体での新たな出版物を
準備してそれを顧客に送信する。顧客が書籍のような印
刷媒体での新たな出版物を要求する場合には、システム
2は新たな出版物を印刷業者に送信する。印刷業者は選
択物を印刷して書籍として製本してそれを顧客に送る。
システム2は、顧客からその新たな出版物に対する支払
いを受取り、その収益をシステム2、著者及び印刷業者
の間で分配する。著者は、コンピュータ1A(「著者コ
ンピュータ」と称する)を用いて、提出物11(図3)
を出版システム2の第1のシステム4(「電子商取引シ
ステム4」)(図2)に送信する。また、著者はコンピ
ュータ1Aを用いて、契約情報12、支払情報13及び
マーケティング情報14(図3)を含めた情報を電子商
取引システム4に送信する。同様に、別の著者はコンピ
ュータ1Bを用いて、出版システム2に彼らの出版物を
提出する。或いは、何人も著者コンピュータ1A及び1
Bを用いて、出版システム2に出版物を提出することが
可能である。例えば、著作権代理人がコンピュータ1A
若しくは1Bを用いて出版物を提出することが可能であ
る。図2に示すように、そこには更なる著者コンピュー
タが存在し得る。電子商取引システム4は、提出物11
を内容管理システム5に送信する(図2)。提出物11
には、内容(例えば、テキスト)及び内容を説明する記
述子(例えばテキストに含まれる情報の形式を規定する
コード)が含まれる。内容管理システム5は、提出物1
1を解析し、内容と記述子とに分けて内容管理データベ
ース32(図6)に保存する。電子商取引システム4
は、契約情報12を権利・ロイヤリティー管理システム
6に送信する(図2)。契約情報12には、著者のロイ
ヤリティーの歩合や、例えば言語、区域、出力形式の制
約及び別の提出物を含めた他の情報と組み合わされた提
出物の有効性等の提出物11の配布や販売に於ける制約
(無しの場合もあり得る)が含まれる。電子商取引シス
テム4は、支払い情報13を電子商取引データベース2
3及び内容管理システム5に保存する。支払い情報13
には、出版システム2によって提供されたサービスに対
する著者の支払い方法並びに提出物11の販売に対する
出版システム2の著者への支払い方法が含まれる。電子
商取引システム4は、マーケティング情報を局所的に、
また内容管理システム5に保存する。或いは、電子商取
引システム4は、マーケティング情報を内容管理システ
ム5に送信し、その内容管理システム5がマーケティン
グ情報を内容管理データベース32に保存する。電子商
取引システム4は、マーケティング情報を利用して、顧
客が出版物を拾い読みしてその1又はそれ以上の部分を
購入のために選択するためのオンラインカタログを作成
する。顧客はコンピュータ8A(「顧客コンピュータ」
と称する)を用いて、ネットワーク3上で出版システム
2に格納された出版物(それらが出版される(例えば、
オンラインで購入可能となる)までは「提出物」と称す
る)を検索して購入する。同様に、別の顧客は顧客コン
ピュータ8Bを用いて、出版システム2によって出版物
を検索して購入する。図2に示すように、そこには更な
る著作コンピュータが存在し得る。顧客は、所定の出版
物と組み合わされた個人化された内容20(図4)を創
作し、個人化された書籍のような新たな出版物を作り出
すことができる。例えば、夫が妻へのプレゼントとして
献詞と詩集とを組み合わせて新たな著作を作ることがで
きる(それらはしっかりと装丁され得る)。顧客は、出
版システム2を管理する会社と各著者との間の契約によ
って許可された場合や、出版システム2が機能するビジ
ネスルールによって許可された場合には、出版物の一部
若しくはその全てを購入することが可能である。更に、
顧客は購入した出版物の一部若しくはその全てを組み合
わせて特注の書籍のような新たな出版物とすることが可
能である。例えば、教授が幾つかの著作を部分的に組み
合わせて、授業に出席する際に必要となる書籍(「読
本」とも称される)を製作することができる。顧客は、
購入した出版物の出力形式を決定する。購入した出版物
の出力形式には、1又はそれ以上の印刷媒体や電子媒体
が含まれる。顧客は出版システム2が提供する事前に定
義されたスタイルの中から決定する。事前に定義された
スタイルによって、フォント、フォント形式、フォント
サイズ及びレイアウトのような著作物の外観や雰囲気が
生み出される。例えば高齢者は、読み取りが容易な大き
なサイズのフォントを有する事前に定義されたスタイル
を選択する。或いは、内容管理システム5は、顧客の購
入物に対してデフォルトの定義済みのスタイルを提供す
る。出版物を購入するために、顧客は購入注文19(図
4)を電子商取引システム4に送信する。電子商取引シ
ステム4は、購入指示19を内容管理システム5に送信
する。顧客が出力形式として電子媒体を選択する場合に
は、内容管理システム5はその選択された電子媒体で発
注された出版物を生成し(即ち、製作し)、ネットワー
ク3によって顧客コンピュータ8Aに出版物を送信す
る。顧客が出力形式として印刷媒体を選択する場合に
は、内容管理システム5は商用プリンタ9Aが受け付け
る形式のコードを有するファイルで著作物を生成し、ネ
ットワーク3によって商用プリンタ9Aにそのファイル
を送信する。商用プリンタ9Aは、ペーパーバック(例
えば、ページを印刷しその印刷されたページをとじる)
等の選択された印刷媒体で出版物を製作し、その出版物
を顧客に配達するか、或いは購入可能な状態とする。同
様に、内容管理システム5は、出版物のファイルを別の
商用プリンタ9Bに送信することが可能である。商用プ
リンタ9A及び9Bには、例えば、Lightning Print In
c. of La Vergne, Tennessee (www.lightningprint.co
m)、Deharts Printing Services Corp. of Santa Clar
a, California (www.deharts.com)及びKinko's Inc. of
Ventura, California (www.kinkos.com)が含まれる。
図2に示すように、そこには更なる商用プリンタが存在
し得る。また、内容管理システム5は、ファイルを電子
書店65Aに送信することが可能である。電子書店65
Aの例が、Celorio Garridoの米国特許第6,012,890号に
開示されている(ここで言及することにより本明細書の
一部とする)。電子書店65Bは、電子書店65Aと同
様のものである。図2に示すように、そこには更なる電
子書店が存在し得る。電子商取引システム4は支払いサ
ービス7を利用して顧客の購入に対する請求書を送付
し、権利・ロイヤリティー管理システム6は決算のため
に著者の出版物の販売を記録する。一実施例において、
著者コンピュータ1Aには市販の任意のコンピュータが
含まれる。著者コンピュータ1Aには、Microsoft社(M
icrosoft Corporation ofSeattle, Washington)のInte
rnet Explorer、或いはNetscape社(Netscape ofMounta
in View, California)のNetscape Communicatorのよう
なブラウザ10(図3)が含まれる。著者は、ブラウザ
を利用して提出物11を電子商取引システム4にアップ
ロードする。また、著者はブラウザ10を利用して契約
情報12、支払い情報13及びマーケティング情報14
を電子商取引システム4に提示する。一実施例におい
て、著者コンピュータ1Aには、Microsoft社のWord 20
00若しくはCorel社のWordPerfectのようなワードプロセ
ッサ15が含まれる。著者は、ワードプロセッサ15を
利用して提出物11を作成する。一実施例において、ワ
ードプロセッサ15は拡張可能なマーク付け言語(XM
L)ファイル形式のような自己記述形式で提出物11を
保存する。前述のように、自己記述形式の情報には、顧
客に表示される内容及びその内容を説明する1又はそれ
以上の記述子が含まれることに注意されたい。出版シス
テム2との互換性を確保するために、著者は、電子商取
引システム4からワードプロセッサ15のための文書の
テンプレート17及びプラグイン16をダウンロードす
る。著者は、ワードプロセッサ15で文書のトテンプレ
ート17及びプラグインを利用して提出物11を作成す
る。文書のテンプレート17は、著者が出版物の各セク
ションを識別する(標識する)ために利用する事前に定
義されたスタイルを提供する。例えば、著者は事前に定
義されたスタイルを利用して出版物の各パラグラフを識
別する。著者が提出物11をXMLファイルとして保存す
る場合、プラグイン16は事前に定義されたスタイルを
用いてテキストの個々のセクションの周りにXMLタグを
巻きつける。提出物11がイラストを含む場合、プラグ
イン16は個別のファイルとしてイラストを保存し、提
出物11に於けるイラストのファイルとリンクさせたXM
Lタグを生成する。一変更例においては、ワードプロセ
ッサ15のメニューバーにおいて文書テンプレート17
が事前に定義された種々のスタイルを提供する。著者
は、セクションを強調表示し、メニューからスタイルを
選択し、表題、著者、章、節及び図面などとして出版物
のセクションを識別する(標識する)。事前定義された
スタイルによって、テキストの色、テキストのフォン
ト、フォントサイズ又は内容管理システム5の各セクシ
ョンの識別を可能とするテキストの記述の組合せを定義
できる。或いは、新たなメニュー項目をワードプロセッ
サ15のメニューに付け加えることができる。新たなメ
ニュー項目は、著者の出版物のセクションの識別に用い
る事前に定義されたスタイルを与える。新たなメニュー
項目は、ワードプロセッサ15のマクロでもよい。一実
施例において、上述のスタイルは、出版物の各セクショ
ンを識別する(タグを付ける)ために用いられるが、テ
キストの外観及び雰囲気を変化させるのには用いられな
い。更に、セクションが識別されるレベルは、出版シス
テム2の人間のオペレータによって必要に応じて広く或
いは狭く規定され得る。例えば、セクションは出版物全
体と同様に広くても、或いは出版物に於ける個別の単語
と同様に狭くてもよい。著者コンピュータ1Bは、著者
コンピュータ1Aと同様のものである。一実施例におい
ては、顧客コンピュータ8Aは従来型のコンピュータで
ある。顧客コンピュータ8Aには、Microsoft Internet
Explorer若しくはNetscape Communicatorのような従来
型のブラウザ18(図4)が含まれる。顧客は、ブラウ
ザ18を利用して電子商取引システム4においてカタロ
グウェブページ22(図5)を拾い読みする。また、顧
客はブラウザ18を利用して、カタログウェブページ2
2経由で個人化された内容を提出する。更に、顧客はブ
ラウザ18を利用して、電子商取引システム4に於ける
購入注文ウェブページ25経由で購入注文19及び支払
い情報21を提出する。顧客コンピュータ8Bは、顧客
コンピュータ8Aと同様のものである。一実態様におい
ては、電子商取引システム4には従来型のサーバコンピ
ュータが含まれる。電子商取引システム4には、例えば
Compaq ProLiant 1850Rs又は3000s(Compaq Computer C
orp. of Houston, Texas)が含まれる。電子商取引シス
テム4(図5)には、カタログウェブページ22、購入
注文ウェブページ25、提出物ウェブページ28、電子
商取引データベース23、ウェブサーバアプリケーショ
ン24及び支払アプリケーション27が含まれる。カタ
ログウェブページ22、購入注文ウェブページ25及び
提出物ウェブページ28は、例えばウェブサーバアプリ
ケーション24によってサポートされる従来式のアクテ
ィブ・サーバー・ページズ(ASP)である。ウェブサー
バアプリケーション24は、例えばMicrosoft社のイン
ターネット情報サーバである。電子商取引データベース
23は、例えば、Oracle 社(Oracle Corp. of Redwood
Shores, California)のOracle 8i データベースであ
る。当業者には理解されるように、電子商取引システム
4の構成要素は種々のサーバに格納され得る。一実態様
において、カタログウェブページ22、注文ウェブぺー
ジ25及び提出物ウェブページ28は、電子商取引デー
タベース23に保存されたストアド・プロシージャを呼
び出し、内容管理システム5及び権利・ロイヤリティー
管理システム6に対するXMLバッチコマンド(後述)を
生じさせる。別の実施態様において、カタログウェブペ
ージ22、注文ウェブぺージ25及び提出物ウェブペー
ジ28は、内容管理システム5及び権利・ロイヤリティ
ー管理システム6(後述)においてストアド・プロシー
ジャを直接呼び出す。カタログウェブページ22は、顧
客が出版物を拾い読みするオンラインカタログを作成す
る。購入注文ウェブぺージ25は、顧客が購入注文19
及び支払い情報21を提供するウェブページである。購
入注文ウェブページ25は、購入注文19及び支払い情
報21を、XMLバッチコマンドを用いて権利・ロイヤリ
ティー管理システム6や、電子商取引システム4や、内
容管理システム5に保存する。購入注文ウェブページ2
5には、権利・ロイヤリティー管理システム6に問い合
わせることによって購入注文19の価格を計算し、その
価格をブラウザ18を介して顧客に表示するプライスエ
ンジン(price engine)が含まれる。一実施態様におい
て、ウェブサーバアプリケーション24には、例えば、
Microsoft社のSiteServer E-commerce Editionが含まれ
る。サイトサーバは、顧客がカタログウェブページ22
を拾い読みする際に、顧客の購入注文を保管する従来式
のショッピングカートを提供する。支払いアプリケーシ
ョン27は、支払いサービス27によって著者若しくは
顧客に請求書を送る。支払いアプリケーション27は、
例えば、Global PC Retail(Comerica Bank of Califor
nia in Detroit, Michigan)である。また、支払いアプ
リケーション27は、出版物の販売に対して著者に支払
いをするのに用いられ得る。提出物ウェブページ28
は、著者が提出物11、契約情報12、支払い情報13
及びマーケティング情報14をアップロードするウェブ
ページである。提出物ウェブページ28は契約情報1
2、支払い情報13及びマーケティング情報14を電子
商取引データベース23に保存する。また、提出物ウェ
ブページ28は、提出物11、契約情報12、支払い情
報13及びマーケティング情報14を、XMLバッチコマ
ンド若しくはストアド・プロシージャ(共に後述する)
を用いて内容管理システム5及び権利・ロイヤリティー
管理システム6に保存する。一実施態様においては、電
子商取引システム4にはミドルウェア26が含まれる。
一実施態様において、購入注文ウェブページ25、提出
物ウェブページ28及び支払いアプリケーション27
は、ミドルウェア26を呼び出し、電子商取引データベ
ース23、内容管理データベース32及び権利・ロイヤ
リティー管理データベース38に対するコマンドを生じ
させる(例えば、XMLバッチコマンドの送信にミドルウ
ェア26を用いる)。従って、購入注文ウェブページ2
5、提出物ウェブページ28及び支払いアプリケーショ
ン27は、情報及びファイルを内容管理データベース3
2又は権利・ロイヤリティー管理データベース38(後
述)に送信する前に、その情報やファイルを電子商取引
データベース23に保存する必要はない。ミドルウェア
26は、例えば、Business Ware(Vitria Technology I
nc. of Sunnyvale, California)である。一実施例にお
いて、内容管理システム5及び権利・ロイヤリティー管
理システム6は、Sun社(Sun Microsystems, Inc. of P
alo Alto, California)のEnterprise 4500sのようなサ
ーバコンピュータにおいて具現化される。内容管理シス
テム5には、XMLバッチコマンドファイルを定期的に実
行するバッチコマンドツール31が含まれる。XMLバッ
チコマンドファイルは、内容管理システム5に対するバ
ッチコマンドがXMLコマンドタグの間にネスティングさ
れるXMLファイルである。バッチコマンドツール31
は、XMLバッチコマンドファイル(後述)に含まれるバ
ッチコマンドに従い、テーブルを内容管理データベース
32及び権利・ロイヤリティーデータベース38(後
述)に挿入又はアップデートする。バッチコマンドツー
ル31には、各XMLバッチコマンドファイルをDOM(ドキ
ュメント・オブジェクト・モデル)トリーとして表示す
るXMLパーサ(parser)が含まれる。XMLパーサは、例え
ば、www.alphaworks.ibm.comで入手可能なXML Parser f
or Java(IBM of Armonk, New York)である。方法11
0(図10に関して後述する)に従って、バッチコマン
ドツール31は、XMLパーサによって生成されたDOMトリ
ー構造を通過し、バッチコマンドを抽出し、そのバッチ
コマンドに従ってテーブルを内容管理データベース及び
権利・ロイヤリティーデータベース38(後述)に挿入
又はアップデートする。一実施態様において、著者が提
出物11をXML文書として保存しない場合には、内容管
理システム5には提出物11をXML文書に変換するフィ
ルタ30が含まれる。フィルタ30は、テンプレート1
7及びワードプロセッサ15に対応する。フィルタ30
は、提出物11をHTML、Word、WordPerfect及びAppleWo
rksのような種々のファイル形式からXML文書へと変換す
る。フィルタ30は、テンプレート17によって使用さ
れるスタイルを認識し、出版物のセクションを識別して
対応するXMLタグを識別された各セクションの周りに重
ねる。内容管理システム5には、提出物11から記述子
及び内容を抽出する取込みエンジン29(図6)が含ま
れる。取込みエンジン29は、記述子及び内容を内容管
理データベース32に個別に保存する。内容管理データ
ベース32は、例えば、Oracle 8iデータベースであ
る。内容管理データベース32には、テーブルを挿入及
びアップデートするためのストアド・プロシージャが含
まれる。取込みエンジン29には、提出物11をDOMト
リーとして表示するXMLパーサが含まれる。XMLパーサ
は、例えばIBM社のXML Parser for Java(前述)であ
る。方法40(図11に関して後述する)に従って、取
込みエンジン29は、XMLパーサによって生成されたDOM
トリー構造を通過し、内容(例えば、文章及び画像)及
び記述子(例えば、XMLタグ)を抽出し、内容及び記述
子を内容管理データベース32に保存する。更に、取込
みエンジン29には、圧縮及び編集のための別の形式に
対する出版物(例えば、画像、音声及び映像ファイル)
の一部を構成する付属ファイルを格納する書式変換ライ
ブラリー33(例えば、書式変換プログラムの集合)が
含まれる。書式変換ライブラリー33には、提出物11
にリンクする画像ファイルを解像度独立性のファイル形
式で保存する画像変換アプリケーションが含まれる。画
像変換アプリケーションの一例としては、Genuine Frac
tals(Altamira Groupof Burbank, California; www.al
tamiragroup.com)が挙げられる。書式変換ライブラリ
ー33には、映像及び音声ファイルのようなメディアフ
ァイルを保管及び編集のために別の形式に変換する他の
変換アプリケーションが含まれ得る。内容管理システム
5には、内容管理データベース32に格納された内容及
び記述子から少なくとも出版物の一部を組み立てること
によって購入注文19に応答するアセンブラ34(図
6)が含まれる。アセンブラ34は、方法50A及び5
0B(図23及び図24に関して後述する)に従ってXM
L文書を作成する。一実施例において、アセンブラ34
にはトランスレータ64(図6)が含まれ、そのトラン
スレータ64は、XSL(extensible stylesheet languag
e)のスタイルシート39を用いて、SGML(標準一般化
マーク付け言語)及びHTMLのような1又はそれ以上の種
々のファイル形式で組み立てられた出版物を保存する。
トランスレータ64は、例えばXalan と称されるXSL st
ylesheet processor(the Apache Software Foundatio
n; www.apache.org)である。トランスレータ64は、S
GMLファイル形式で保存された出版物をコンバータ35
に送る。一実施例においては、コンバータ35が組立て
られたXML形式を入力として受取らないので、トランス
レータ64が必要である。従って、トランスレータ64
は、XSLスタイルシートを用いて組立てられたXMLファイ
ルをSGMLのようなコンバータ35によって受け入れられ
るXML形式に変換する。内容管理システム5にはコンバ
ータ35(図6)が含まれ、そのコンバータ35は、ス
タイルシート36に従って出版物のレイアウトを提供
し、種々の出力ファイル形式のうちの1つで出版物を保
存する。コンバータ35にはコンバータ35A乃至35
Cが含まれる。コンバータ35Aは出版物をPDF、ポス
トスクリプト及びOpen eBook形式で保存する。コンバー
タ35Aには、例えばFrameMaker +SGML及びAcrobat Di
stiller Server(Adobe)が含まれる。FrameMaker + SG
MLは、スタイルシート36を出版物に適用し、出版物を
ポストスクリプトファイルとして保存する。スタイルシ
ート36は、フォントタイプ、フォントサイズ、フォン
トスタイル及び出版物の各セクションのマージンのよう
な出版物の外観及び雰囲気を生じさせる。FrameMaker +
SGMLは、ポストスクリプトファイルに対してテーブ
ル、インデックス、ヘッダー、フッター、及び丁付を加
える。ディスチラー(distiller)は、ポストスクリプト
ファイルをPDFファイルに変換する。出版物の取込みの
際に、アセンブラ34、トランスレータ64及びコンバ
ータ35Aは、出版のためのPDFファイルを生成する。
一実施態様において、出版物のPDFファイルは、顧客か
らのオンラインの問い合わせに応じて出版物が表示され
るように、電子商取引システム4に格納されてカタログ
ウェブページ22にリンクされる。別の実施態様におい
て、出版物のPDFファイルは、内容管理システム5に格
納される。この実施態様においては、内容管理システム
5には、顧客のオンラインでの問い合わせに応じて顧客
に対してPDFファイルからページを提供するAdobe Docum
ent Server(Adobe)のようなドキュメントサーバアプ
リケーションが含まれる。或いは、出版物のPDFファイ
ルは、顧客の要求に応じて生成されてカタログウェブペ
ージ22にリンクされる。コンバータ35Bは、出版物
をwww.openbook.orgから入手可能なOpen eBook(OEB)
規格と適合するファイルとして保存する。コンバータ3
5Bは、例えばXSLを用いて組立てられた出版物をOEB形
式に保存するXSLトランスレータである。コンバータ3
5Cは、出版物を別のファイル形式で保存する。現に存
在するファイル形式又は後に開発されであろうファイル
形式に対して付加的なコンバータ35を追加できること
に注意されたい。内容管理システム5には、最終的な出
版物を商用のプリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は
9B)又は顧客のコンピュータ(例えば、顧客コンピュ
ータ8A又は8B)にネットワーク3上で送信する出力
手段37(図6)が含まれる。一実施態様において、出
力手段37は、最終的な出版物と共に注文ファイルを商
用プリンタに対して送信する。出力手段37は、注文フ
ァイルを商用プリンタに受入れられる形式で作成する。
内容管理システム5の具体的実施例において、サーバ5
01(「アプリケーションサーバ」)には、バッチコマ
ンドツール31、フィルタ30、書式変換ライブラリー
33、取込みエンジン9、アセンブラ34、トランスレ
ータ64、XSLシート39、コンバータ35、スタイル
シート36及び出力手段37が含まれ、一方で、別のサ
ーバ502(「データベースサーバ」)には、内容管理
データベース32が含まれる。当業者は、サーバ501
及び502の機能を付加的なサーバの間で重複或いは分
割し、性能を改善することが可能であることを理解する
であろう。或る変更例においては、サーバ501は前述
のミドルウェア26を介してサーバ502と通信する。
一実施例において、権利・ロイヤリティー管理システム
6には、権利・ロイヤリティーデータベース38(図
6)が含まれる。権利・ロイヤリティーデータベース3
8は、例えば、Oracle 8i(Oracle)データベースであ
る。権利・ロイヤリティーデータベース38は、著者の
ロイヤリティーや出版物の配布又は販売における制限
(権利)を格納する。権利・ロイヤリティーデータベー
ス38は、出版物の配布又は販売の制限及び著者のロイ
ヤリティーに関して、電子商取引システム4からのアッ
プデート、挿入及び問い合わせに応答する。権利システ
ム6の一実施態様において、内容管理システム5のサー
バは、権利・ロイヤリティーデータベース38を格納す
る。一実施例において、動作100(図7)には、動作
101から109(図8)が含まれる。最初の動作10
1において、著者は、テンプレート17及びプラグイン
16によって或いはテンプレート17やプラグイン16
無しで提出物11を作成する。前述のように、著者は著
者コンピュータ1Aにおけるワードプロセッサ15によ
って提出物11を作成する。動作101の後にオプショ
ン的な動作102が続く。オプション的動作102にお
いて、著者は提出物11をXML形式で保存する。或い
は、著者は出版物16を別のファイル形式の提出物11
として保存する。動作103がオプション的動作102
に続く。動作103において、著者は提出物ウェブペー
ジ28を介して提出物11をアップロードする。提出物
が書籍用である一実施態様において、提出物の処理には
9つのステップが含まれる。ステップ1において、著者
は提出物ウェブページ28A(図33)のフィールド4
01における書籍タイプ(Book Type)及びフィールド
402における出版プログラム(Publish Program)を
選択する。書籍タイプにはマニュスクリプト(Manuscrip
t)及び再版が含まれる。マニュスクリプトは今なお出版
されている作品を指し、再版は以前に出版されたことの
ある作品を指す。各出版プログラムは、著者に対して種
々のロイヤリティーの歩合、コスト及びサービスを提供
する。その種々のサービスには、編集レビュー、専門的
書籍デザイン、専門的表紙デザイン、従来の書籍販売業
者による配布及びAmazon.comのようなオンラインの書籍
販売業者による配布が含まれる。ステップ2において、
著者は提出物ウェブページ28B(図34)において著
者情報(Author Information)を入力する。著者は、フ
ィールド403に第1の著者(Primary Author)の氏
名、フィールド404に第2の著者(Secondary Autho
r)の氏名、及びフィールド405に第3の著者(Tertia
ry Author)の氏名を入力する。ステップ3において、
著者は提出物ウェブページ28C(図35)において代
理人情報(Agent Information)を入力する。著者は、
フィールド406において代理人を有するかどうか(Ha
ve agents?)を選択し、フィールド407に代理人ID
(Agent ID)を入力し(以前に代理人が登録されている
場合)、更にフィールド408において代理人がシステ
ム2から全ての通信を受取っているかどうか(Agent Re
ceives All Correspondence)を選択する。ステップ4
において、著者は提出物ウェブページ28D(図36)
においてタイトル情報(Title Information)を入力す
る。著者は、フィールド409にタイトル(Title)を
入力し、フィールド410にサブタイトル(Subtitle)
を入力する。著者がペンネームを用いる場合、著者はボ
タン411を選択し、フィールド412にファーストペ
ンネーム(Pen First Name)、フィールド413にミド
ルペンネーム(Pen Middle Name)、フィールド414
にラストペンネーム(Pen Last Name)をそれぞれ入力
する。著者は、フィールド415に書籍の著作権期間
(Copyright Year)及びフィールド416に著作権者
(Copyright Owner)をそれぞれ入力する。著者が書籍
の原文の権利を有する場合、著者はボタン417(own
right to book text)を選択する。著者が書籍の表紙の
権利を有する場合、著者はボタン418(own right to
book Cv)を選択する。著者が一連の書籍の権利を有す
る場合、著者はボタン419(own right to book Gp
s)を選択する。書籍が過去に出版されている場合、著
者はフィールド420における以前の表紙形式(Previo
us Cover Type)を選択する。著者は、フィールド42
1から432において、以前のページ数(Previous Pag
e Count)、以前の書籍幅(Previous Book Width)、以
前の書籍高さ(Previous Book Height)、以前の図面
(Previous Graphic)、以前のタイトル(Previous Tit
les)、以前のサブタイトル(Previous Subtitle)、以
前の版(Previous Edition)、以前の出版年(Previous
Publication year)、以前の出版社(Previous Publis
her)、以前のISBN(Previous ISBN)、以前の出版年
(Previous Publication Year)及び以前の巻数(Previ
ous Set Total Volumes)をそれぞれ入力する。著者
は、書籍が以前の書籍の組の一部である場合にはボタン
433(Prev Part of Set)を選択する。ステップ5に
おいて、著者はウェブページ28E(図37)において
マーケット情報(Market Information)を入力する。著
者は、フィールド434から441に、キーワード(Ke
y Words)、ターゲットとする読者のジャンル(Target
Audience Genre)、ターゲットとする読者の年齢層(Ta
rget Audience Age Group)、ターゲットとする読者の
性別(Target Audience Gender Group)、ジャンル(Ge
nre)、メインカテゴリ(Main Category)、サブカテゴ
リ(Sub Category)及びBISAC番号(BISAC)をそれぞれ
入力する。また、著者はフィールド443から444に
おいて、要旨(Key Note)、マーケティング機会(Mark
eting Opportunity)及びバイライン(Byline)をそれ
ぞれ入力する。要旨には、書籍の簡単な説明が含まれ
る。マーケティング機会には、著者の所属及びメンバー
シップが含まれる。バイラインは、要旨に対する引用属
性(quote attribution)である。ステップ6において、
著者はウェブページ28F(図38)において制作情報
(Production Information)を入力する。著者が、書籍
の表紙についてのアイデア及びアートワークを有する場
合、著者はボタン445(Have idea and artwork for
the front cover)を選択する。著者が表紙のファイル
を有する場合、著者はフィールド446及び447に表
紙のファイル名(Name of File)及び表紙の作品の債権
者(Creditor)をそれぞれ入力する。著者が表紙のアイ
デアを有する場合、著者はフィールド450(Idea for
Front Cover)にアイデアを入力する。著者が表紙のア
イデアを持たない場合、著者はボタン451(Have no
ideaand no artwork)を選択する。著者は、フィールド
452から456において、著者の略歴(Author Bi
o)、著書の解説(Book Description)、出版されたレ
ビュー(Published Reviews)の日付(Date)、著者(A
uthor)及び周期(Periodical)をそれぞれ入力する。
著者が自らの写真を有する場合、著者はボタン458
(Have Author Photo)を選択する。著者はボタン45
9から461において幾つかの献詞を選択することが可
能であり、フィールド457に献詞の本文(Text)を入
力する。同様に、著者はボタン462から464におい
て幾つかのエピグラフ(Epigraph)を選択可能であり、
フィールド457にエピグラフの本文を入力する。著者
がグラフィックを有する場合、著者はボタン465(Ma
nuscript Graphic)を選択し、フィールド466にグラ
フィックの数(Number of graphics)を入力する。ステ
ップ7において、著者はウェブページ28G(図39)
に契約情報(Contract Information)を入力する。一実
施態様においては、著者は契約に署名しなければならな
い。この実施態様においては、著者はフィールド467
(Signed By)に契約に署名した人物の氏名を入力し、
フィールド469(Signed For)に署名され人物の氏名
を入力する。著者は、フィールド468、470及び4
71に、期間(年)(Term Years)、開始日(Term Sta
rt Date)及び終了日(TermEnd Date)をそれぞれ入力
する。著者は、フィールド472から474において、
著者が内容の権利を有するか否か(Author Owns Rights
to Content)、グラフィックの権利を有するか否か(A
uthor Owns Rights to Graphics)、また表紙の権利を
有するか否か(Author Owns Rights to Cover)をそれ
ぞれ選択する。著者は、フィールド475(Available
for p-books)及びフィールド477(Available for c
-books)において内容(全体的又は部分的)がp-book又
はc-bookの制作に利用可能であるかどうかを選択する。
著者は、フィールド476(Copyright is Registere
d)において著作権が登録されているかどうかを選択す
る。著者は、フィールド478から480において、言
語的制約(Language Restriction)、地理的制約(Geog
raphic Restriction)及び出力的制約(Output Restric
tion)を選択する。ステップ8において、著者はウェブ
ページ28H(図40)に支払い情報(Payment Inform
ation)を入力する。著者は、フィールド481から4
89において、氏名(Name)、ストリートアドレス1
(Street Line1)、ストリートアドレス2(Street Lin
e2)、市(City)、省(Province)、電話番号(Phon
e)、州(State)、国(Country)及び郵便番号(Zip/
Post Code)をそれぞれ入力する。著者はボタン490
乃至492においてクレジットカードの種類を選択し、
フィールド493及び494においてカード番号(Card
Number)及び有効期限(Expire Date)をそれぞれ入力
する。ステップ9において、著者はウェブページ28I
(図41)において出版システム2に対してアップロー
ドされるファイルを選択する(File Upload)。著者は
フィールド495にファイル名(File Name)を入力す
る。著者は、フィールド496から498において、フ
ァイル機能(File Role)、ファイルプラットフォーム
(File Platform)、及びファイルのアプリケーション
タイプ(File Application Type)をそれぞれ入力す
る。ファイル機能によってファイルの目的を識別する。
ファイル機能には、著者の写真(Author Photo)、表紙
(Book Cover)、ブックブロック(Book Block)及びイ
ラスト(Illustration)が含まれる。著者は、ボタン4
99(Browse)を選択して著者のローカルドライブの中
を検索してファイルを選択し、ボタン500(Upload)
を選択してファイルを出版システム2にアップロードす
る。一旦著者がボタン500を選択すると、先のページ
に集められた情報及び選択されたファイルが、電子商取
引システム4に対してアップロードされる。動作103
の後に動作104が続く。動作104において、提出物
ウェブページ28は、契約情報12、支払い情報13及
びマーケティング情報14を電子商取引データベース2
3に保存する。動作104の後に動作105が続く。動
作105において、電子商取引データベース23がXML
バッチコマンドをバッチコマンドツール31に対して送
信し、ウェブページ28Aから28Iによって受信され
た提出物11及びその関連情報を内容管理データベース
32に格納する。電子商取引データベース23のストア
ド・プロシージャは、方法150(図9)に従ってXML
バッチコマンドを発生する。最初の動作151におい
て、電子商取引データベース23のストアド・プロシー
ジャは、XMLバッチコマンドファイルに「insert_public
ation」XMLタグを書き込む。「Insert_publication」XM
Lタグは、内容管理データベース32において出版の基
本記録を生成するバッチコマンドである。「Insert_pub
lication」XMLタグには、「pub_id」、「pub_type_i
d」、「submit_date」及び「pub_size」と記述される属
性が含まれる(表1参照)。「pub_id」は、電子商取引
データベース23によって与えられた、提出された出版
物の識別名である。「Pub_type_id」は、小説や短編小
説等の、提出された出版物の種類の識別名である。「Su
bmit_date」は、電子商取引システム4に提出された出
版物の提出日である。「Pub_size」は、例えば6×9イン
チ(約15.2×22.9cm)のような先に出版された文書の物
理的寸法である。動作152が動作151に続く。動作
152において、電子商取引データベース23のストア
ド・プロシージャは、「insert_publication_file」XML
タグを書き込む。「Insert_publication_file」バッチ
コマンドは、内容管理データベース32において出版フ
ァイルの基本記録を生成する。「Insert_publication_f
ile」XMLタグには、「pub_id」、「file_role_id」、
「internal_filename」、「user_filename」及び「detai
l」が含まれる(表1参照)。「file_role_id」は、出
版物に関連するファイルの目的(即ち、それがどのよう
に使用されるか)の識別名である。「file_role_id」に
は、例えば「XML book block」、「PDF book block」、
「XML book cover」及び「PDF book cover」が含まれ
る。「XML book block」及び「PDF book block」は、そ
れぞれXML及びPDFファイル形式で保存された出版物のフ
ァイルである。同様に、「XML book cover」及び「PDF
book cover」は、それぞれXML及びPDFファイル形式で保
存された出版物の表紙のファイルである。「User_filen
ame」は、提出の際に著者によって与えられたファイル
名である。「Internal_filename」は、2人のユーザがフ
ァイルを識別するのに同一の「user_filename」を用い
た場合に、電子商取引データベース23によってファイ
ルに割り当てられたファイル名である。動作153が動
作152に続く。動作153において、電子商取引デー
タベース23のストアド・プロシージャは、「insert_t
ag」XMLタグを書き込む。「Insert_tag」バッチコマン
ドは、内容管理データベース32において提出された出
版物に関連する1又はそれ以上の任意の空のタグを許容
する。「Insert_tag」は、「pub_id」の属性を有する
(表1参照)。「Insert_tag」バッチコマンドは、バッ
チコマンドツール31にIu_Tagテーブル165(図1
8)において行を作成させ、提出された出版物の「pub_
id」を伴うXMLタグを保存する。空のタグは「insert_ta
g」XMLタグの間にネスティングされる。空のタグは、例
えば全体の出版物に適合する出版レベルタグである。空
のタグには、タグの属性及びタグのタイプを識別する属
性が含まれる。タグタイプには、「タイトルタイプ(ti
tle type)」、「名称タイプ(name type)」、「キー
ワード(keywords)」及び「分類(taxonomy)」が含ま
れる。挿入されたタグは、出版物がXMLファイルとして
保存されておらず、内容管理データベース23に格納不
能な場合に有用である。出版物にXMLタグを付随させる
ことで、出版物は、Iu_Tagテーブル165におけるXML
タグによって、内容管理データベース32に格納可能で
ある。例示的なXMLバッチコマンドファイルを表1に示
す。
本発明の好適な実施例について説明する。一実施例にお
いて、1又はそれ以上のコンピュータ(以下「出版シス
テム」と称する)2(図1及び図2)が、方法70(図
7)に従って出版物を配布する。動作100において、
出版システム2が1又はそれ以上のファイル形式での出
版のために提出物を受取る。そのファイル形式には、拡
張可能なマーク付け言語(XML)、ハイパーテキストを
記入するためのマークアップ言語(HTML)、PDF(porta
ble document format)及び種々のプロセッサのファイ
ル形式(例えば、Wordfrom Microsoft Corp. of Redmon
d, Washington、WordPerfect from Corel Corp. of Ott
awa, Canada、AppleWorks by Apple Computers Inc. of
Cupertino, California、QuarkXPress from Quark In
c. of Denver, Colorado及びPageMakerfrom Adobe of S
an Jose, California)が含まれる。動作100の後に
動作200が続く。動作200に於いて、システム2
は、少なくとも2つ以上のソースから部分的又は全体的
に内容を組み合わせて新たな出版物を作成する。動作2
00の後に動作300が続く。動作300に於いて、シ
ステム2は、1以上の印刷媒体及び電子媒体での表示の
ために、1又はそれ以上のファイル形式の新たな出版物
を送信する。例えば、システム2は、出版物をポストス
クリプト形式で商用のプリンタに送り、同じ出版物をPD
F形式で顧客に送ることもできる。ここで言う「出版物」
はテキストやグラフィックに限定されず、例えば音声や
映像等も含むことに注意されたい。そのような音声の出
版物は、オーディオカセットテープ又はオーディオCD若
しくはDVDにおいて「表示」され得る。オーディオの提
出物は、例えば情報を著者が口述することよって提供さ
れ得る。本明細書の用語「表示」は、人間が使用するの
に適した形式の新たな出版物を、例えばモニタ/スクリ
ーン、スピーカー/ヘッドセット又はプリンタのような
表示装置で提供することを意図するものである。「表
示」には、ソフトウェアプログラムの実行、(スピーカ
ー/ヘッドセットによる)録音の実行、(モニター/ス
クリーンに於ける)ビデオ録画の表示並びに(プリンタ
に於ける)テキストや画像の印刷が含まれる。著者は、
彼らの提出物を、それらを格納するシステム2に送信す
る。用語「著者」は、提出物の創作者、公認の代理人及
び提出物をシステム2に送信する何人もが含まれること
を意図するものである。システム2は提出物同士又は提
出物と個人化された内容とを組み合わせて新たな出版物
を構成する。顧客が電子媒体での新たな出版物を要求す
る場合には、システム2は電子媒体での新たな出版物を
準備してそれを顧客に送信する。顧客が書籍のような印
刷媒体での新たな出版物を要求する場合には、システム
2は新たな出版物を印刷業者に送信する。印刷業者は選
択物を印刷して書籍として製本してそれを顧客に送る。
システム2は、顧客からその新たな出版物に対する支払
いを受取り、その収益をシステム2、著者及び印刷業者
の間で分配する。著者は、コンピュータ1A(「著者コ
ンピュータ」と称する)を用いて、提出物11(図3)
を出版システム2の第1のシステム4(「電子商取引シ
ステム4」)(図2)に送信する。また、著者はコンピ
ュータ1Aを用いて、契約情報12、支払情報13及び
マーケティング情報14(図3)を含めた情報を電子商
取引システム4に送信する。同様に、別の著者はコンピ
ュータ1Bを用いて、出版システム2に彼らの出版物を
提出する。或いは、何人も著者コンピュータ1A及び1
Bを用いて、出版システム2に出版物を提出することが
可能である。例えば、著作権代理人がコンピュータ1A
若しくは1Bを用いて出版物を提出することが可能であ
る。図2に示すように、そこには更なる著者コンピュー
タが存在し得る。電子商取引システム4は、提出物11
を内容管理システム5に送信する(図2)。提出物11
には、内容(例えば、テキスト)及び内容を説明する記
述子(例えばテキストに含まれる情報の形式を規定する
コード)が含まれる。内容管理システム5は、提出物1
1を解析し、内容と記述子とに分けて内容管理データベ
ース32(図6)に保存する。電子商取引システム4
は、契約情報12を権利・ロイヤリティー管理システム
6に送信する(図2)。契約情報12には、著者のロイ
ヤリティーの歩合や、例えば言語、区域、出力形式の制
約及び別の提出物を含めた他の情報と組み合わされた提
出物の有効性等の提出物11の配布や販売に於ける制約
(無しの場合もあり得る)が含まれる。電子商取引シス
テム4は、支払い情報13を電子商取引データベース2
3及び内容管理システム5に保存する。支払い情報13
には、出版システム2によって提供されたサービスに対
する著者の支払い方法並びに提出物11の販売に対する
出版システム2の著者への支払い方法が含まれる。電子
商取引システム4は、マーケティング情報を局所的に、
また内容管理システム5に保存する。或いは、電子商取
引システム4は、マーケティング情報を内容管理システ
ム5に送信し、その内容管理システム5がマーケティン
グ情報を内容管理データベース32に保存する。電子商
取引システム4は、マーケティング情報を利用して、顧
客が出版物を拾い読みしてその1又はそれ以上の部分を
購入のために選択するためのオンラインカタログを作成
する。顧客はコンピュータ8A(「顧客コンピュータ」
と称する)を用いて、ネットワーク3上で出版システム
2に格納された出版物(それらが出版される(例えば、
オンラインで購入可能となる)までは「提出物」と称す
る)を検索して購入する。同様に、別の顧客は顧客コン
ピュータ8Bを用いて、出版システム2によって出版物
を検索して購入する。図2に示すように、そこには更な
る著作コンピュータが存在し得る。顧客は、所定の出版
物と組み合わされた個人化された内容20(図4)を創
作し、個人化された書籍のような新たな出版物を作り出
すことができる。例えば、夫が妻へのプレゼントとして
献詞と詩集とを組み合わせて新たな著作を作ることがで
きる(それらはしっかりと装丁され得る)。顧客は、出
版システム2を管理する会社と各著者との間の契約によ
って許可された場合や、出版システム2が機能するビジ
ネスルールによって許可された場合には、出版物の一部
若しくはその全てを購入することが可能である。更に、
顧客は購入した出版物の一部若しくはその全てを組み合
わせて特注の書籍のような新たな出版物とすることが可
能である。例えば、教授が幾つかの著作を部分的に組み
合わせて、授業に出席する際に必要となる書籍(「読
本」とも称される)を製作することができる。顧客は、
購入した出版物の出力形式を決定する。購入した出版物
の出力形式には、1又はそれ以上の印刷媒体や電子媒体
が含まれる。顧客は出版システム2が提供する事前に定
義されたスタイルの中から決定する。事前に定義された
スタイルによって、フォント、フォント形式、フォント
サイズ及びレイアウトのような著作物の外観や雰囲気が
生み出される。例えば高齢者は、読み取りが容易な大き
なサイズのフォントを有する事前に定義されたスタイル
を選択する。或いは、内容管理システム5は、顧客の購
入物に対してデフォルトの定義済みのスタイルを提供す
る。出版物を購入するために、顧客は購入注文19(図
4)を電子商取引システム4に送信する。電子商取引シ
ステム4は、購入指示19を内容管理システム5に送信
する。顧客が出力形式として電子媒体を選択する場合に
は、内容管理システム5はその選択された電子媒体で発
注された出版物を生成し(即ち、製作し)、ネットワー
ク3によって顧客コンピュータ8Aに出版物を送信す
る。顧客が出力形式として印刷媒体を選択する場合に
は、内容管理システム5は商用プリンタ9Aが受け付け
る形式のコードを有するファイルで著作物を生成し、ネ
ットワーク3によって商用プリンタ9Aにそのファイル
を送信する。商用プリンタ9Aは、ペーパーバック(例
えば、ページを印刷しその印刷されたページをとじる)
等の選択された印刷媒体で出版物を製作し、その出版物
を顧客に配達するか、或いは購入可能な状態とする。同
様に、内容管理システム5は、出版物のファイルを別の
商用プリンタ9Bに送信することが可能である。商用プ
リンタ9A及び9Bには、例えば、Lightning Print In
c. of La Vergne, Tennessee (www.lightningprint.co
m)、Deharts Printing Services Corp. of Santa Clar
a, California (www.deharts.com)及びKinko's Inc. of
Ventura, California (www.kinkos.com)が含まれる。
図2に示すように、そこには更なる商用プリンタが存在
し得る。また、内容管理システム5は、ファイルを電子
書店65Aに送信することが可能である。電子書店65
Aの例が、Celorio Garridoの米国特許第6,012,890号に
開示されている(ここで言及することにより本明細書の
一部とする)。電子書店65Bは、電子書店65Aと同
様のものである。図2に示すように、そこには更なる電
子書店が存在し得る。電子商取引システム4は支払いサ
ービス7を利用して顧客の購入に対する請求書を送付
し、権利・ロイヤリティー管理システム6は決算のため
に著者の出版物の販売を記録する。一実施例において、
著者コンピュータ1Aには市販の任意のコンピュータが
含まれる。著者コンピュータ1Aには、Microsoft社(M
icrosoft Corporation ofSeattle, Washington)のInte
rnet Explorer、或いはNetscape社(Netscape ofMounta
in View, California)のNetscape Communicatorのよう
なブラウザ10(図3)が含まれる。著者は、ブラウザ
を利用して提出物11を電子商取引システム4にアップ
ロードする。また、著者はブラウザ10を利用して契約
情報12、支払い情報13及びマーケティング情報14
を電子商取引システム4に提示する。一実施例におい
て、著者コンピュータ1Aには、Microsoft社のWord 20
00若しくはCorel社のWordPerfectのようなワードプロセ
ッサ15が含まれる。著者は、ワードプロセッサ15を
利用して提出物11を作成する。一実施例において、ワ
ードプロセッサ15は拡張可能なマーク付け言語(XM
L)ファイル形式のような自己記述形式で提出物11を
保存する。前述のように、自己記述形式の情報には、顧
客に表示される内容及びその内容を説明する1又はそれ
以上の記述子が含まれることに注意されたい。出版シス
テム2との互換性を確保するために、著者は、電子商取
引システム4からワードプロセッサ15のための文書の
テンプレート17及びプラグイン16をダウンロードす
る。著者は、ワードプロセッサ15で文書のトテンプレ
ート17及びプラグインを利用して提出物11を作成す
る。文書のテンプレート17は、著者が出版物の各セク
ションを識別する(標識する)ために利用する事前に定
義されたスタイルを提供する。例えば、著者は事前に定
義されたスタイルを利用して出版物の各パラグラフを識
別する。著者が提出物11をXMLファイルとして保存す
る場合、プラグイン16は事前に定義されたスタイルを
用いてテキストの個々のセクションの周りにXMLタグを
巻きつける。提出物11がイラストを含む場合、プラグ
イン16は個別のファイルとしてイラストを保存し、提
出物11に於けるイラストのファイルとリンクさせたXM
Lタグを生成する。一変更例においては、ワードプロセ
ッサ15のメニューバーにおいて文書テンプレート17
が事前に定義された種々のスタイルを提供する。著者
は、セクションを強調表示し、メニューからスタイルを
選択し、表題、著者、章、節及び図面などとして出版物
のセクションを識別する(標識する)。事前定義された
スタイルによって、テキストの色、テキストのフォン
ト、フォントサイズ又は内容管理システム5の各セクシ
ョンの識別を可能とするテキストの記述の組合せを定義
できる。或いは、新たなメニュー項目をワードプロセッ
サ15のメニューに付け加えることができる。新たなメ
ニュー項目は、著者の出版物のセクションの識別に用い
る事前に定義されたスタイルを与える。新たなメニュー
項目は、ワードプロセッサ15のマクロでもよい。一実
施例において、上述のスタイルは、出版物の各セクショ
ンを識別する(タグを付ける)ために用いられるが、テ
キストの外観及び雰囲気を変化させるのには用いられな
い。更に、セクションが識別されるレベルは、出版シス
テム2の人間のオペレータによって必要に応じて広く或
いは狭く規定され得る。例えば、セクションは出版物全
体と同様に広くても、或いは出版物に於ける個別の単語
と同様に狭くてもよい。著者コンピュータ1Bは、著者
コンピュータ1Aと同様のものである。一実施例におい
ては、顧客コンピュータ8Aは従来型のコンピュータで
ある。顧客コンピュータ8Aには、Microsoft Internet
Explorer若しくはNetscape Communicatorのような従来
型のブラウザ18(図4)が含まれる。顧客は、ブラウ
ザ18を利用して電子商取引システム4においてカタロ
グウェブページ22(図5)を拾い読みする。また、顧
客はブラウザ18を利用して、カタログウェブページ2
2経由で個人化された内容を提出する。更に、顧客はブ
ラウザ18を利用して、電子商取引システム4に於ける
購入注文ウェブページ25経由で購入注文19及び支払
い情報21を提出する。顧客コンピュータ8Bは、顧客
コンピュータ8Aと同様のものである。一実態様におい
ては、電子商取引システム4には従来型のサーバコンピ
ュータが含まれる。電子商取引システム4には、例えば
Compaq ProLiant 1850Rs又は3000s(Compaq Computer C
orp. of Houston, Texas)が含まれる。電子商取引シス
テム4(図5)には、カタログウェブページ22、購入
注文ウェブページ25、提出物ウェブページ28、電子
商取引データベース23、ウェブサーバアプリケーショ
ン24及び支払アプリケーション27が含まれる。カタ
ログウェブページ22、購入注文ウェブページ25及び
提出物ウェブページ28は、例えばウェブサーバアプリ
ケーション24によってサポートされる従来式のアクテ
ィブ・サーバー・ページズ(ASP)である。ウェブサー
バアプリケーション24は、例えばMicrosoft社のイン
ターネット情報サーバである。電子商取引データベース
23は、例えば、Oracle 社(Oracle Corp. of Redwood
Shores, California)のOracle 8i データベースであ
る。当業者には理解されるように、電子商取引システム
4の構成要素は種々のサーバに格納され得る。一実態様
において、カタログウェブページ22、注文ウェブぺー
ジ25及び提出物ウェブページ28は、電子商取引デー
タベース23に保存されたストアド・プロシージャを呼
び出し、内容管理システム5及び権利・ロイヤリティー
管理システム6に対するXMLバッチコマンド(後述)を
生じさせる。別の実施態様において、カタログウェブペ
ージ22、注文ウェブぺージ25及び提出物ウェブペー
ジ28は、内容管理システム5及び権利・ロイヤリティ
ー管理システム6(後述)においてストアド・プロシー
ジャを直接呼び出す。カタログウェブページ22は、顧
客が出版物を拾い読みするオンラインカタログを作成す
る。購入注文ウェブぺージ25は、顧客が購入注文19
及び支払い情報21を提供するウェブページである。購
入注文ウェブページ25は、購入注文19及び支払い情
報21を、XMLバッチコマンドを用いて権利・ロイヤリ
ティー管理システム6や、電子商取引システム4や、内
容管理システム5に保存する。購入注文ウェブページ2
5には、権利・ロイヤリティー管理システム6に問い合
わせることによって購入注文19の価格を計算し、その
価格をブラウザ18を介して顧客に表示するプライスエ
ンジン(price engine)が含まれる。一実施態様におい
て、ウェブサーバアプリケーション24には、例えば、
Microsoft社のSiteServer E-commerce Editionが含まれ
る。サイトサーバは、顧客がカタログウェブページ22
を拾い読みする際に、顧客の購入注文を保管する従来式
のショッピングカートを提供する。支払いアプリケーシ
ョン27は、支払いサービス27によって著者若しくは
顧客に請求書を送る。支払いアプリケーション27は、
例えば、Global PC Retail(Comerica Bank of Califor
nia in Detroit, Michigan)である。また、支払いアプ
リケーション27は、出版物の販売に対して著者に支払
いをするのに用いられ得る。提出物ウェブページ28
は、著者が提出物11、契約情報12、支払い情報13
及びマーケティング情報14をアップロードするウェブ
ページである。提出物ウェブページ28は契約情報1
2、支払い情報13及びマーケティング情報14を電子
商取引データベース23に保存する。また、提出物ウェ
ブページ28は、提出物11、契約情報12、支払い情
報13及びマーケティング情報14を、XMLバッチコマ
ンド若しくはストアド・プロシージャ(共に後述する)
を用いて内容管理システム5及び権利・ロイヤリティー
管理システム6に保存する。一実施態様においては、電
子商取引システム4にはミドルウェア26が含まれる。
一実施態様において、購入注文ウェブページ25、提出
物ウェブページ28及び支払いアプリケーション27
は、ミドルウェア26を呼び出し、電子商取引データベ
ース23、内容管理データベース32及び権利・ロイヤ
リティー管理データベース38に対するコマンドを生じ
させる(例えば、XMLバッチコマンドの送信にミドルウ
ェア26を用いる)。従って、購入注文ウェブページ2
5、提出物ウェブページ28及び支払いアプリケーショ
ン27は、情報及びファイルを内容管理データベース3
2又は権利・ロイヤリティー管理データベース38(後
述)に送信する前に、その情報やファイルを電子商取引
データベース23に保存する必要はない。ミドルウェア
26は、例えば、Business Ware(Vitria Technology I
nc. of Sunnyvale, California)である。一実施例にお
いて、内容管理システム5及び権利・ロイヤリティー管
理システム6は、Sun社(Sun Microsystems, Inc. of P
alo Alto, California)のEnterprise 4500sのようなサ
ーバコンピュータにおいて具現化される。内容管理シス
テム5には、XMLバッチコマンドファイルを定期的に実
行するバッチコマンドツール31が含まれる。XMLバッ
チコマンドファイルは、内容管理システム5に対するバ
ッチコマンドがXMLコマンドタグの間にネスティングさ
れるXMLファイルである。バッチコマンドツール31
は、XMLバッチコマンドファイル(後述)に含まれるバ
ッチコマンドに従い、テーブルを内容管理データベース
32及び権利・ロイヤリティーデータベース38(後
述)に挿入又はアップデートする。バッチコマンドツー
ル31には、各XMLバッチコマンドファイルをDOM(ドキ
ュメント・オブジェクト・モデル)トリーとして表示す
るXMLパーサ(parser)が含まれる。XMLパーサは、例え
ば、www.alphaworks.ibm.comで入手可能なXML Parser f
or Java(IBM of Armonk, New York)である。方法11
0(図10に関して後述する)に従って、バッチコマン
ドツール31は、XMLパーサによって生成されたDOMトリ
ー構造を通過し、バッチコマンドを抽出し、そのバッチ
コマンドに従ってテーブルを内容管理データベース及び
権利・ロイヤリティーデータベース38(後述)に挿入
又はアップデートする。一実施態様において、著者が提
出物11をXML文書として保存しない場合には、内容管
理システム5には提出物11をXML文書に変換するフィ
ルタ30が含まれる。フィルタ30は、テンプレート1
7及びワードプロセッサ15に対応する。フィルタ30
は、提出物11をHTML、Word、WordPerfect及びAppleWo
rksのような種々のファイル形式からXML文書へと変換す
る。フィルタ30は、テンプレート17によって使用さ
れるスタイルを認識し、出版物のセクションを識別して
対応するXMLタグを識別された各セクションの周りに重
ねる。内容管理システム5には、提出物11から記述子
及び内容を抽出する取込みエンジン29(図6)が含ま
れる。取込みエンジン29は、記述子及び内容を内容管
理データベース32に個別に保存する。内容管理データ
ベース32は、例えば、Oracle 8iデータベースであ
る。内容管理データベース32には、テーブルを挿入及
びアップデートするためのストアド・プロシージャが含
まれる。取込みエンジン29には、提出物11をDOMト
リーとして表示するXMLパーサが含まれる。XMLパーサ
は、例えばIBM社のXML Parser for Java(前述)であ
る。方法40(図11に関して後述する)に従って、取
込みエンジン29は、XMLパーサによって生成されたDOM
トリー構造を通過し、内容(例えば、文章及び画像)及
び記述子(例えば、XMLタグ)を抽出し、内容及び記述
子を内容管理データベース32に保存する。更に、取込
みエンジン29には、圧縮及び編集のための別の形式に
対する出版物(例えば、画像、音声及び映像ファイル)
の一部を構成する付属ファイルを格納する書式変換ライ
ブラリー33(例えば、書式変換プログラムの集合)が
含まれる。書式変換ライブラリー33には、提出物11
にリンクする画像ファイルを解像度独立性のファイル形
式で保存する画像変換アプリケーションが含まれる。画
像変換アプリケーションの一例としては、Genuine Frac
tals(Altamira Groupof Burbank, California; www.al
tamiragroup.com)が挙げられる。書式変換ライブラリ
ー33には、映像及び音声ファイルのようなメディアフ
ァイルを保管及び編集のために別の形式に変換する他の
変換アプリケーションが含まれ得る。内容管理システム
5には、内容管理データベース32に格納された内容及
び記述子から少なくとも出版物の一部を組み立てること
によって購入注文19に応答するアセンブラ34(図
6)が含まれる。アセンブラ34は、方法50A及び5
0B(図23及び図24に関して後述する)に従ってXM
L文書を作成する。一実施例において、アセンブラ34
にはトランスレータ64(図6)が含まれ、そのトラン
スレータ64は、XSL(extensible stylesheet languag
e)のスタイルシート39を用いて、SGML(標準一般化
マーク付け言語)及びHTMLのような1又はそれ以上の種
々のファイル形式で組み立てられた出版物を保存する。
トランスレータ64は、例えばXalan と称されるXSL st
ylesheet processor(the Apache Software Foundatio
n; www.apache.org)である。トランスレータ64は、S
GMLファイル形式で保存された出版物をコンバータ35
に送る。一実施例においては、コンバータ35が組立て
られたXML形式を入力として受取らないので、トランス
レータ64が必要である。従って、トランスレータ64
は、XSLスタイルシートを用いて組立てられたXMLファイ
ルをSGMLのようなコンバータ35によって受け入れられ
るXML形式に変換する。内容管理システム5にはコンバ
ータ35(図6)が含まれ、そのコンバータ35は、ス
タイルシート36に従って出版物のレイアウトを提供
し、種々の出力ファイル形式のうちの1つで出版物を保
存する。コンバータ35にはコンバータ35A乃至35
Cが含まれる。コンバータ35Aは出版物をPDF、ポス
トスクリプト及びOpen eBook形式で保存する。コンバー
タ35Aには、例えばFrameMaker +SGML及びAcrobat Di
stiller Server(Adobe)が含まれる。FrameMaker + SG
MLは、スタイルシート36を出版物に適用し、出版物を
ポストスクリプトファイルとして保存する。スタイルシ
ート36は、フォントタイプ、フォントサイズ、フォン
トスタイル及び出版物の各セクションのマージンのよう
な出版物の外観及び雰囲気を生じさせる。FrameMaker +
SGMLは、ポストスクリプトファイルに対してテーブ
ル、インデックス、ヘッダー、フッター、及び丁付を加
える。ディスチラー(distiller)は、ポストスクリプト
ファイルをPDFファイルに変換する。出版物の取込みの
際に、アセンブラ34、トランスレータ64及びコンバ
ータ35Aは、出版のためのPDFファイルを生成する。
一実施態様において、出版物のPDFファイルは、顧客か
らのオンラインの問い合わせに応じて出版物が表示され
るように、電子商取引システム4に格納されてカタログ
ウェブページ22にリンクされる。別の実施態様におい
て、出版物のPDFファイルは、内容管理システム5に格
納される。この実施態様においては、内容管理システム
5には、顧客のオンラインでの問い合わせに応じて顧客
に対してPDFファイルからページを提供するAdobe Docum
ent Server(Adobe)のようなドキュメントサーバアプ
リケーションが含まれる。或いは、出版物のPDFファイ
ルは、顧客の要求に応じて生成されてカタログウェブペ
ージ22にリンクされる。コンバータ35Bは、出版物
をwww.openbook.orgから入手可能なOpen eBook(OEB)
規格と適合するファイルとして保存する。コンバータ3
5Bは、例えばXSLを用いて組立てられた出版物をOEB形
式に保存するXSLトランスレータである。コンバータ3
5Cは、出版物を別のファイル形式で保存する。現に存
在するファイル形式又は後に開発されであろうファイル
形式に対して付加的なコンバータ35を追加できること
に注意されたい。内容管理システム5には、最終的な出
版物を商用のプリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は
9B)又は顧客のコンピュータ(例えば、顧客コンピュ
ータ8A又は8B)にネットワーク3上で送信する出力
手段37(図6)が含まれる。一実施態様において、出
力手段37は、最終的な出版物と共に注文ファイルを商
用プリンタに対して送信する。出力手段37は、注文フ
ァイルを商用プリンタに受入れられる形式で作成する。
内容管理システム5の具体的実施例において、サーバ5
01(「アプリケーションサーバ」)には、バッチコマ
ンドツール31、フィルタ30、書式変換ライブラリー
33、取込みエンジン9、アセンブラ34、トランスレ
ータ64、XSLシート39、コンバータ35、スタイル
シート36及び出力手段37が含まれ、一方で、別のサ
ーバ502(「データベースサーバ」)には、内容管理
データベース32が含まれる。当業者は、サーバ501
及び502の機能を付加的なサーバの間で重複或いは分
割し、性能を改善することが可能であることを理解する
であろう。或る変更例においては、サーバ501は前述
のミドルウェア26を介してサーバ502と通信する。
一実施例において、権利・ロイヤリティー管理システム
6には、権利・ロイヤリティーデータベース38(図
6)が含まれる。権利・ロイヤリティーデータベース3
8は、例えば、Oracle 8i(Oracle)データベースであ
る。権利・ロイヤリティーデータベース38は、著者の
ロイヤリティーや出版物の配布又は販売における制限
(権利)を格納する。権利・ロイヤリティーデータベー
ス38は、出版物の配布又は販売の制限及び著者のロイ
ヤリティーに関して、電子商取引システム4からのアッ
プデート、挿入及び問い合わせに応答する。権利システ
ム6の一実施態様において、内容管理システム5のサー
バは、権利・ロイヤリティーデータベース38を格納す
る。一実施例において、動作100(図7)には、動作
101から109(図8)が含まれる。最初の動作10
1において、著者は、テンプレート17及びプラグイン
16によって或いはテンプレート17やプラグイン16
無しで提出物11を作成する。前述のように、著者は著
者コンピュータ1Aにおけるワードプロセッサ15によ
って提出物11を作成する。動作101の後にオプショ
ン的な動作102が続く。オプション的動作102にお
いて、著者は提出物11をXML形式で保存する。或い
は、著者は出版物16を別のファイル形式の提出物11
として保存する。動作103がオプション的動作102
に続く。動作103において、著者は提出物ウェブペー
ジ28を介して提出物11をアップロードする。提出物
が書籍用である一実施態様において、提出物の処理には
9つのステップが含まれる。ステップ1において、著者
は提出物ウェブページ28A(図33)のフィールド4
01における書籍タイプ(Book Type)及びフィールド
402における出版プログラム(Publish Program)を
選択する。書籍タイプにはマニュスクリプト(Manuscrip
t)及び再版が含まれる。マニュスクリプトは今なお出版
されている作品を指し、再版は以前に出版されたことの
ある作品を指す。各出版プログラムは、著者に対して種
々のロイヤリティーの歩合、コスト及びサービスを提供
する。その種々のサービスには、編集レビュー、専門的
書籍デザイン、専門的表紙デザイン、従来の書籍販売業
者による配布及びAmazon.comのようなオンラインの書籍
販売業者による配布が含まれる。ステップ2において、
著者は提出物ウェブページ28B(図34)において著
者情報(Author Information)を入力する。著者は、フ
ィールド403に第1の著者(Primary Author)の氏
名、フィールド404に第2の著者(Secondary Autho
r)の氏名、及びフィールド405に第3の著者(Tertia
ry Author)の氏名を入力する。ステップ3において、
著者は提出物ウェブページ28C(図35)において代
理人情報(Agent Information)を入力する。著者は、
フィールド406において代理人を有するかどうか(Ha
ve agents?)を選択し、フィールド407に代理人ID
(Agent ID)を入力し(以前に代理人が登録されている
場合)、更にフィールド408において代理人がシステ
ム2から全ての通信を受取っているかどうか(Agent Re
ceives All Correspondence)を選択する。ステップ4
において、著者は提出物ウェブページ28D(図36)
においてタイトル情報(Title Information)を入力す
る。著者は、フィールド409にタイトル(Title)を
入力し、フィールド410にサブタイトル(Subtitle)
を入力する。著者がペンネームを用いる場合、著者はボ
タン411を選択し、フィールド412にファーストペ
ンネーム(Pen First Name)、フィールド413にミド
ルペンネーム(Pen Middle Name)、フィールド414
にラストペンネーム(Pen Last Name)をそれぞれ入力
する。著者は、フィールド415に書籍の著作権期間
(Copyright Year)及びフィールド416に著作権者
(Copyright Owner)をそれぞれ入力する。著者が書籍
の原文の権利を有する場合、著者はボタン417(own
right to book text)を選択する。著者が書籍の表紙の
権利を有する場合、著者はボタン418(own right to
book Cv)を選択する。著者が一連の書籍の権利を有す
る場合、著者はボタン419(own right to book Gp
s)を選択する。書籍が過去に出版されている場合、著
者はフィールド420における以前の表紙形式(Previo
us Cover Type)を選択する。著者は、フィールド42
1から432において、以前のページ数(Previous Pag
e Count)、以前の書籍幅(Previous Book Width)、以
前の書籍高さ(Previous Book Height)、以前の図面
(Previous Graphic)、以前のタイトル(Previous Tit
les)、以前のサブタイトル(Previous Subtitle)、以
前の版(Previous Edition)、以前の出版年(Previous
Publication year)、以前の出版社(Previous Publis
her)、以前のISBN(Previous ISBN)、以前の出版年
(Previous Publication Year)及び以前の巻数(Previ
ous Set Total Volumes)をそれぞれ入力する。著者
は、書籍が以前の書籍の組の一部である場合にはボタン
433(Prev Part of Set)を選択する。ステップ5に
おいて、著者はウェブページ28E(図37)において
マーケット情報(Market Information)を入力する。著
者は、フィールド434から441に、キーワード(Ke
y Words)、ターゲットとする読者のジャンル(Target
Audience Genre)、ターゲットとする読者の年齢層(Ta
rget Audience Age Group)、ターゲットとする読者の
性別(Target Audience Gender Group)、ジャンル(Ge
nre)、メインカテゴリ(Main Category)、サブカテゴ
リ(Sub Category)及びBISAC番号(BISAC)をそれぞれ
入力する。また、著者はフィールド443から444に
おいて、要旨(Key Note)、マーケティング機会(Mark
eting Opportunity)及びバイライン(Byline)をそれ
ぞれ入力する。要旨には、書籍の簡単な説明が含まれ
る。マーケティング機会には、著者の所属及びメンバー
シップが含まれる。バイラインは、要旨に対する引用属
性(quote attribution)である。ステップ6において、
著者はウェブページ28F(図38)において制作情報
(Production Information)を入力する。著者が、書籍
の表紙についてのアイデア及びアートワークを有する場
合、著者はボタン445(Have idea and artwork for
the front cover)を選択する。著者が表紙のファイル
を有する場合、著者はフィールド446及び447に表
紙のファイル名(Name of File)及び表紙の作品の債権
者(Creditor)をそれぞれ入力する。著者が表紙のアイ
デアを有する場合、著者はフィールド450(Idea for
Front Cover)にアイデアを入力する。著者が表紙のア
イデアを持たない場合、著者はボタン451(Have no
ideaand no artwork)を選択する。著者は、フィールド
452から456において、著者の略歴(Author Bi
o)、著書の解説(Book Description)、出版されたレ
ビュー(Published Reviews)の日付(Date)、著者(A
uthor)及び周期(Periodical)をそれぞれ入力する。
著者が自らの写真を有する場合、著者はボタン458
(Have Author Photo)を選択する。著者はボタン45
9から461において幾つかの献詞を選択することが可
能であり、フィールド457に献詞の本文(Text)を入
力する。同様に、著者はボタン462から464におい
て幾つかのエピグラフ(Epigraph)を選択可能であり、
フィールド457にエピグラフの本文を入力する。著者
がグラフィックを有する場合、著者はボタン465(Ma
nuscript Graphic)を選択し、フィールド466にグラ
フィックの数(Number of graphics)を入力する。ステ
ップ7において、著者はウェブページ28G(図39)
に契約情報(Contract Information)を入力する。一実
施態様においては、著者は契約に署名しなければならな
い。この実施態様においては、著者はフィールド467
(Signed By)に契約に署名した人物の氏名を入力し、
フィールド469(Signed For)に署名され人物の氏名
を入力する。著者は、フィールド468、470及び4
71に、期間(年)(Term Years)、開始日(Term Sta
rt Date)及び終了日(TermEnd Date)をそれぞれ入力
する。著者は、フィールド472から474において、
著者が内容の権利を有するか否か(Author Owns Rights
to Content)、グラフィックの権利を有するか否か(A
uthor Owns Rights to Graphics)、また表紙の権利を
有するか否か(Author Owns Rights to Cover)をそれ
ぞれ選択する。著者は、フィールド475(Available
for p-books)及びフィールド477(Available for c
-books)において内容(全体的又は部分的)がp-book又
はc-bookの制作に利用可能であるかどうかを選択する。
著者は、フィールド476(Copyright is Registere
d)において著作権が登録されているかどうかを選択す
る。著者は、フィールド478から480において、言
語的制約(Language Restriction)、地理的制約(Geog
raphic Restriction)及び出力的制約(Output Restric
tion)を選択する。ステップ8において、著者はウェブ
ページ28H(図40)に支払い情報(Payment Inform
ation)を入力する。著者は、フィールド481から4
89において、氏名(Name)、ストリートアドレス1
(Street Line1)、ストリートアドレス2(Street Lin
e2)、市(City)、省(Province)、電話番号(Phon
e)、州(State)、国(Country)及び郵便番号(Zip/
Post Code)をそれぞれ入力する。著者はボタン490
乃至492においてクレジットカードの種類を選択し、
フィールド493及び494においてカード番号(Card
Number)及び有効期限(Expire Date)をそれぞれ入力
する。ステップ9において、著者はウェブページ28I
(図41)において出版システム2に対してアップロー
ドされるファイルを選択する(File Upload)。著者は
フィールド495にファイル名(File Name)を入力す
る。著者は、フィールド496から498において、フ
ァイル機能(File Role)、ファイルプラットフォーム
(File Platform)、及びファイルのアプリケーション
タイプ(File Application Type)をそれぞれ入力す
る。ファイル機能によってファイルの目的を識別する。
ファイル機能には、著者の写真(Author Photo)、表紙
(Book Cover)、ブックブロック(Book Block)及びイ
ラスト(Illustration)が含まれる。著者は、ボタン4
99(Browse)を選択して著者のローカルドライブの中
を検索してファイルを選択し、ボタン500(Upload)
を選択してファイルを出版システム2にアップロードす
る。一旦著者がボタン500を選択すると、先のページ
に集められた情報及び選択されたファイルが、電子商取
引システム4に対してアップロードされる。動作103
の後に動作104が続く。動作104において、提出物
ウェブページ28は、契約情報12、支払い情報13及
びマーケティング情報14を電子商取引データベース2
3に保存する。動作104の後に動作105が続く。動
作105において、電子商取引データベース23がXML
バッチコマンドをバッチコマンドツール31に対して送
信し、ウェブページ28Aから28Iによって受信され
た提出物11及びその関連情報を内容管理データベース
32に格納する。電子商取引データベース23のストア
ド・プロシージャは、方法150(図9)に従ってXML
バッチコマンドを発生する。最初の動作151におい
て、電子商取引データベース23のストアド・プロシー
ジャは、XMLバッチコマンドファイルに「insert_public
ation」XMLタグを書き込む。「Insert_publication」XM
Lタグは、内容管理データベース32において出版の基
本記録を生成するバッチコマンドである。「Insert_pub
lication」XMLタグには、「pub_id」、「pub_type_i
d」、「submit_date」及び「pub_size」と記述される属
性が含まれる(表1参照)。「pub_id」は、電子商取引
データベース23によって与えられた、提出された出版
物の識別名である。「Pub_type_id」は、小説や短編小
説等の、提出された出版物の種類の識別名である。「Su
bmit_date」は、電子商取引システム4に提出された出
版物の提出日である。「Pub_size」は、例えば6×9イン
チ(約15.2×22.9cm)のような先に出版された文書の物
理的寸法である。動作152が動作151に続く。動作
152において、電子商取引データベース23のストア
ド・プロシージャは、「insert_publication_file」XML
タグを書き込む。「Insert_publication_file」バッチ
コマンドは、内容管理データベース32において出版フ
ァイルの基本記録を生成する。「Insert_publication_f
ile」XMLタグには、「pub_id」、「file_role_id」、
「internal_filename」、「user_filename」及び「detai
l」が含まれる(表1参照)。「file_role_id」は、出
版物に関連するファイルの目的(即ち、それがどのよう
に使用されるか)の識別名である。「file_role_id」に
は、例えば「XML book block」、「PDF book block」、
「XML book cover」及び「PDF book cover」が含まれ
る。「XML book block」及び「PDF book block」は、そ
れぞれXML及びPDFファイル形式で保存された出版物のフ
ァイルである。同様に、「XML book cover」及び「PDF
book cover」は、それぞれXML及びPDFファイル形式で保
存された出版物の表紙のファイルである。「User_filen
ame」は、提出の際に著者によって与えられたファイル
名である。「Internal_filename」は、2人のユーザがフ
ァイルを識別するのに同一の「user_filename」を用い
た場合に、電子商取引データベース23によってファイ
ルに割り当てられたファイル名である。動作153が動
作152に続く。動作153において、電子商取引デー
タベース23のストアド・プロシージャは、「insert_t
ag」XMLタグを書き込む。「Insert_tag」バッチコマン
ドは、内容管理データベース32において提出された出
版物に関連する1又はそれ以上の任意の空のタグを許容
する。「Insert_tag」は、「pub_id」の属性を有する
(表1参照)。「Insert_tag」バッチコマンドは、バッ
チコマンドツール31にIu_Tagテーブル165(図1
8)において行を作成させ、提出された出版物の「pub_
id」を伴うXMLタグを保存する。空のタグは「insert_ta
g」XMLタグの間にネスティングされる。空のタグは、例
えば全体の出版物に適合する出版レベルタグである。空
のタグには、タグの属性及びタグのタイプを識別する属
性が含まれる。タグタイプには、「タイトルタイプ(ti
tle type)」、「名称タイプ(name type)」、「キー
ワード(keywords)」及び「分類(taxonomy)」が含ま
れる。挿入されたタグは、出版物がXMLファイルとして
保存されておらず、内容管理データベース23に格納不
能な場合に有用である。出版物にXMLタグを付随させる
ことで、出版物は、Iu_Tagテーブル165におけるXML
タグによって、内容管理データベース32に格納可能で
ある。例示的なXMLバッチコマンドファイルを表1に示
す。
【表1】 バッチコマンドツール31は、文書型定義(DTD)ファ
イルで前述のXMLバッチコマンドファイルを解析し、バ
ッチコマンドを抽出及び実行する。また、ストアド・プ
ロシージャは、バッチコマンドの代わりに内容管理デー
タベース32及び権利・ロイヤリティーデータベース3
8に問い合わせ、挿入及びアップデートが可能であるこ
とに注意されたい。動作105(図8)の後に動作10
6が続く。動作106において、電子商取引データベー
ス23は、内容管理システム5に於けるステージングデ
ィレクトリに提出物11及び選択されたファイル(例え
ばイラストレーションファイル)を送信し、ここで提出
物11及び選択されたファイルは、取込みエンジン29
によって処理されるのを待つ。前述のように、提出物ウ
ェブページ28は、動作104から106の代わりに、
著者から集められた情報、提出物11及び選択されたフ
ァイルをミドルウェア26を介して内容管理システム5
に対して直接送信することができる。一実施態様におい
ては、出版システム2の人間のオペレータが、コンピュ
ータ352A(「編集コンピュータ」)を用いて内容管
理システム5から提出物11をダウンロードする。編集
コンピュータ352Aは、著者コンピュータ1Aと同様
のものであり、ワードプロセッサ15、プラグイン16
及びテンプレート17を含む。人間のオペレータは、ワ
ードプロセッサ15、プラグイン16及びテンプレート
17を用いて提出物11のスタイル、文法及びレイアウ
トを編集する。その編集過程の後に、人間のオペレータ
は、提出物11を内容管理システム5に対してアップロ
ードする。編集コンピュータ352Bは編集コンピュー
タ352Aと同様のものである。図2に示すように、そ
こには更なる編集コンピュータが存在し得る。動作10
6の後に動作107が続く。動作107において、バッ
チコマンドツール31は、方法110(図10)に従っ
てXMLバッチコマンドファイルに於けるXMLバッチコマン
ドを実行する。最初の動作111において、バッチコマ
ンドツール31は、前述のXMLパーサを用いてDOMトリー
構造を生成する。動作111の後に動作112が続く。
動作112において、バッチコマンドツール31は、ノ
ードのコマンドタグタイプを決定する。動作112の後
に動作113が続く。動作113において、バッチコマ
ンドツール31はタグの属性タイプを決定する。動作1
13の後に動作114が続く。動作114において、バ
ッチコマンドツール31は、属性に対応する変数に対す
る属性値を保存(マッピング)する。動作114の後に
動作115が続く。動作115において、バッチコマン
ドツール31は、対応する変数(即ち、属性値)を有す
るテーブルをアップデート若しくは挿入することによっ
て、内容管理データベース32に於ける各テーブルに対
して変数値を適用する。動作115の後に動作116が
続く。動作116において、バッチコマンドツール31
は、全てのノードが通過(traverse)されたかどうかを決
定する。全てのノードが通過された場合には、動作11
6の後に動作117が続いて方法110が終了する。そ
うでない場合には、動作116の後に動作112が続
き、バッチコマンドツール31が次のノードを調査す
る。バッチコマンドツール31は、深さ優先若しくは幅
優先のような従来式の多くの方法でDOM構造トリーを通
過可能である。「insert_publication」XMLバッチコマ
ンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Publicat
ion(出版)テーブル161において出版の基本記録を
生成する。バッチコマンドツール31は、Publication
テーブル161(図14)の行を追加し、適切なカラム
に「insert_publication」XMLバッチコマンドの属性を
挿入する。一実施態様においては、バッチコマンドツー
ルは、Publicationテーブル161の「Status_ID」に値
を挿入し、その出版物が取込みエンジン29によって処
理されるために待機中であることを示す。バッチコマン
ドツール31は、ブックカバー所有物のプレースホルダ
ーがAssetテーブル164(図18)に生成され得るよ
うに、行をブックカバーに対するプレースホルダー(例
えば、有用なデータを全く含まずに後のデータのための
スペースを確保するダミーの入力)としてPub_Cover_Co
mpテーブル162(図14)に追加する。また、バッチ
コマンドツール31は、ブックブロック所有物のプレー
スホルダーがAssetテーブル164に生成され得るよう
に、行をブックブロックのプレースホルダー(例えば提
出物11の内容)としてPub_Block_Compテーブル163
(図15)に追加する。バッチコマンドツール31は、
2つの行をブックカバー所有物及びブックブロック所有
物のプレースホルダーとしてAssetテーブル164に追
加する。取込み(後述)の際に、取込みエンジン29
は、XMLタグをIu_Tagテーブル165(図18)に保存
し、XMLタグの属性及び属性値をIu_Attributeテーブル
167(図19)に保存する。また、取込みエンジン2
9は、XMLタグの間の内容をAssetテーブル164におい
て予め生成されたブックブロックプレースホルダーに保
存し、ブックカバーを作成するグラフィック情報をAsse
tテーブル164において予め生成されたブックカバー
プレースホルダーに保存する。「insert_publication_f
ile」バッチコマンドに応じて、バッチコマンドツール
31は、Pub_Fileテーブル166(図13)において出
版物(提出物11及び提出物11にリンクするファイ
ル)に関連する各ファイルの基本記録を生成する。バッ
チコマンドツール31は、Pub_Fileテーブル166に対
して行を加え、適切なカラムに「insert_publication_f
ile」バッチコマンドの属性を挿入する。また、バッチ
コマンドツール31は、出版物(提出物11及び提出物
11にリンクするファイル)に関連する各ファイルをPu
b_Fileテーブル166に保存する。一実施態様において
は、動作107(図8)の後にオプション的な動作10
8が続く。オプション的動作108において、フィルタ
30は、XMLファイル形式でない提出物11をXMLファイ
ル形式に変換する。或いは、前述の人間のオペレータ
が、編集コンピュータ352Aを用いて提出物11をXM
L形式に手作業で変換する。人間のオペレータは、最初
に提出物11を内容管理システム5から編集コンピュー
タ352Aにダウンロードする。次に、人間のオペレー
タはワードプロセッサ15、プラグイン16及びテンプ
レート17を用いて提出物11のセクションを手動で識
別し、提出物11をXML形式で保存する。人間のオペレ
ータは、取込みエンジン29による処理のために、内容
管理システム5に対して提出物11を再送信する。人間
のオペレータは、提出物11のセクションを識別するこ
とに加えて、提出物11のスタイル、文法及びレイアウ
トを編集することができる。オプション的動作108の
後に動作109が続く。動作109において、取込みエ
ンジン29は、方法40(図11)に従って提出物11
を解析し、内容(例えば、テキスト)及び識別名(例え
ば、XMLタグ)を内容管理データベース32に保存す
る。取込みエンジン29は、Publicationテーブル16
1にファイルされた「status_ID」に周期的に問い合わ
せて、どの出版物が取込みのために待機中であるかを決
定する。最初の動作41(図11)において、取込みエ
ンジン29は、前述のXMLパーサを用いて提出物11か
らDOMトリーを構築する。XMLパーサは、文書型定義(DT
D)ファイルで提出物11を解析する。DOMトリー構造に
於ける各ノードは、XMLオブジェクト、並びにタグ、属
性、属性値及び対をなすタグの間にネスティングされた
全ての内容を含めた各XMLオブジェクトを表す。動作4
1の後に動作42が続く。動作42において、取込みエ
ンジン29は、ノードがXMLタグノードであるかどうか
を決定する。ノードがXMLタグノードである場合には、
次の動作は動作45である。動作43において、取込み
エンジン29は、XMLタグタイプ、並びにXMLタグの間に
ネスティングされた内容の開始位置(「開始オフセット
(starting offset)」)及び終了位置(「終了オフセッ
ト(ending offset)」)を内容管理データベース32のI
u_Tagテーブル165(図18)に保存する。開始オフ
セットは、全ての内容を含む文字列の始まりから対をな
すXMLタグの間にネスティングされた内容の最初の文字
までのバイト数である(ここで各バイトは1つの文字を
表す)。同様に、終了オフセットは、全ての内容を含む
文字列の始まりから対をなすXMLタグの間にネスティン
グされた内容の最後の文字までのバイト数である。動作
43の後に動作44が続く。動作44において、取込み
エンジン29は、XMLタグノードの属性値及び属性名を
内容管理データベース32のIu_Attributeテーブル16
7に保存する。動作44の後に動作47が続く。動作4
5において、取込みエンジン29は、ノードがテキスト
(内容)ノードであるか否かを決定する。ノードがテキ
ストノードである場合、動作45の後に動作46が続
く。そうでない場合には、動作45の後に動作47が続
く。動作46において、取込みエンジン29は、内容を
内容管理データベース32のAssetテーブル164(図
18)に保存する。動作46の後に動作47が続く。動
作47において、取込みエンジン29は全てのノードが
通過されたかどうかを決定する。全てのノードが通過さ
れている場合、動作47の後に動作49が続く。そうで
ない場合には、動作47の後に動作48が続く。動作4
8において、取込みエンジン29は次のノードを調査す
る。取込みエンジン29は、種々の従来式の方法の1つ
でDOMトリー構造を通過できる。取込みエンジンは、例
えば深さ優先でDOMトリー構造を通過する。動作49に
おいて、方法40は終了する。一実施態様において、取
込みエンジン29はPublicationテーブル161の「sta
tus_ID」をアップデートし、出版物が既に取り込まれて
いることを示す。一変更例において、方法40にはオプ
ション的なステップ350及び351が含まれる。オプ
ション的動作350において、取込みエンジン29は、
属性が外部ファイルに関連するかどうかを決定する。属
性が関連する場合には、オプション的動作350の後に
動作351が続く。オプション的動作351において、
取込みエンジン29は、書式変換ライブラリー33を呼
び出し、その外部ファイルを保管及び編集のために別の
ファイル書式で保存する。例えば、その外部ファイルが
イメージファイルである場合、取込みエンジン29は変
換ライブラリー33を用いてその外部ファイルを解像度
独立性の書式で保存する。取込みエンジン29は、その
外部ファイルが後に復旧可能なように、外部ファイルの
ファイル情報をPub_Fileテーブル166(図13)に保
存する。別の変更例においては、前述のJavaのパーサに
よって解析される前に、取込みエンジン29がエンティ
ティ・リファレンス(ノードのタイプ)における全ての
「&」文字を「〜」に置き換えるように、取込みエンジ
ン29は変更される。これは、XML文書が解析される際
に、Javaのパーサがエンティティ・リファレンスにおい
て「&」文字と他の文字とを置き換えることを防止する
ために実施される。トランスレータ64は、後にエンテ
ィティ・リファレンスにおいて「〜」文字を「&」で置
き換え、それらの元々の書式でエンティティ・リファレ
ンスを作成する。コンバータ35Aは、エンティティ・
リファレンスが適切な書式に対する「&」文字を含み、
また出版物を保存することを要求するので、上述のステ
ップは必要である。一実施態様において、動作200
(図7)には、動作201から206(図21)が含ま
れる。最初の動作201において、顧客はカタログウェ
ブページ22を拾い読みする。顧客は、ウェブページ2
2A(図42)のフィールド515に於ける検索カテゴ
リーを選択し、その検索カテゴリーで検索するためのワ
ードを入力することによって出版物を検索できる。検索
カテゴリーには、タイトル、著者及びキーワードが含ま
れる。また、顧客はハイパーテキストリンク516に示
すような出版物のカテゴリー(例えば、動物及びペット
(ANIMALS, AND PETS)、芸術、建築術及び写真(ART, ARC
HITECTURE, AND PHOTOGRAPHY)等)を選択可能である。
ウェブページ22B(図43)は、ウェブページ22A
に於ける顧客の動作による検索結果若しくはカテゴリー
の結果を示すものである。その結果には、種々の出版物
のタイトル、著者、価格及びISBN番号が含まれる。顧客
は、各出版物のタイトルに於けるハイパーテキストリン
クを選択することによって、その出版物の詳細情報を更
に得ることができる。一変更例においては、顧客は顧客
コンピュータ8Aからその出版物の少なくとも一部を見
る。電子商取引システム4は、著者と出版システム2の
運営者との間の契約条項によって許可される場合には、
その出版物の一部をカタログウェブページ22のウェブ
ページの一部として送信する。別の変更例においては、
著者は、カタログウェブページ22を介して購入された
出版物と組み合わせるための個人化された内容20をア
ップロードし、個人化された出版物(p-book)を作成す
る。ステップ1において、顧客はウェブページ22C
(図44)のフィールド513にこの個人化された内容
20のタイトルを入力する。また、顧客はボタン504
を選択することによって蔵書票を選択(BOOKPLATE CHOI
CES)し、フィールド505にそのp-bookを所有する人
物の氏名を入力する。当業者には更なる蔵書票を利用可
能であることが理解されるであろう。ステップ2におい
て、顧客は献詞のタイトル(DEDICATION TITLE)、献詞
のテキスト(DEDICATION TEXT)及び献詞のサイン(DED
ICATION SIGNATURE)をウェブページ22D(図45)
のフィールド506、507及び508にそれぞれ入力
する。ステップ3において、顧客は前書のタイトル(PR
EFACE TITLE)、前書のテキスト(PREFACE TEXT)、前
書のサイン(PREFACE SIGNATURE)及び前書年紀(PREFA
CE DATE)をウェブページ22E(図46)のフィール
ド509、510、511及び512にそれぞれ入力す
る。カタログウェブページ22は、顧客の個人化された
内容20を電子商取引データベース23に保存する。こ
の変更例において、顧客は多数の個人化された内容20
を生成することができる。顧客がp-bookを購入すること
を決定した場合、顧客は個人化された情報のタイトルの
ハイパーテキストリンクを選択することによって、ウェ
ブページ25(図47)から個人化された内容20の内
の1つを選択することが可能である。別の変更例におい
ては、カタログウェブページにウェブページ(図48)
が含まれ、ここで顧客はフレーム406において出版物
を見ることができる。顧客は、顧客が購入を希望する段
落の段落番号をフィールド407(PARAGRAPHS)に入力
し、また後にこれらの段落を別の出版物から選択した段
落と組み合わせてカスタマイズされた出版物(c-book)
を作成するために、ボタン408(ADD TO CBOOK)を選
択して著者の選択物を記録する。動作201の後に動作
202が続く。動作202において、顧客は、購入注文
19及び支払い情報21を購入注文ウェブページ25を
介して電子商取引システム4に送信する。購入注文ウェ
ブページ25は、出版物と前述の個人化された内容20
とを組み合わせるために顧客に対して任意選択機能を提
供する。購入注文19に従って、購入注文ウェブページ
25は、権利・ロイヤリティーデータベース38に問い
合わせて出版物が顧客によって注文された様式で配布若
しくは販売可能であるかどうかを決定する。動作202
の後に動作203が続く。動作203において、購入注
文ウェブページ25は、購入注文19及び支払い情報2
1を電子商取引データベース23に保存する。動作20
3の後に動作204が続く。動作204において、電子
商取引データベース23は、購入注文19、個人化され
た情報20及び支払い情報21を含むXMLバッチコマン
ドを内容管理システム5に送信する。電子商取引データ
ベース23は、方法250(図22)に従ってXMLバッ
チコマンドを生成する。最初の動作251において、電
子商取引データベース23のストアド・プロシージャは
「insert_order」XMLタグを書き込む。「insert_orde
r」XMLタグは、注文記録を内容管理データベース32に
おいて生成するバッチコマンドである。「insert_publi
cation」XMLタグには、「customer_number」、「order_
number」、「vendor_id」及び注文に関する他の一般的
な情報の属性が含まれる(表2下部参照)。「customer
_number」は顧客の識別名である。「order_number」は
この注文の識別名である。「vendor_id」は、その出版
物が印刷のために送付されるであろう商用プリンタの識
別名である。一変更例においては、電子商取引データベ
ース23のルーティング・アルゴリズムが、顧客によっ
て提示されたzipコードによって、顧客の最も近くに位
置する商用プリンタを決定する。ストアド・プロシージ
ャは、商用プリンタの「vendor_id」をXMLバッチコマン
ドに挿入する。動作251の後に動作252が続く。動
作252において、電子商取引データベース23のスト
アド・プロシージャは、「insert_sku」XMLタグを書き
込む。「insert_sku」XMLタグは、書籍に関する情報を
内容管理データベース32に挿入するバッチコマンドで
ある。「Insert_sku」XMLタグには、「order_sku」、
「pub_id」、「style_id」及び「cached」の属性が含ま
れる(表2下部参照)。「order_sku」は、書籍、スタ
イル及び個人化された内容の特有の組合せを記述する識
別名である。「style_id」は、その出版物に適用された
スタイルの識別名である。「cached」は、出版物が商用
プリンタに蓄えられ、商用プリンタに対して再送する必
要がないと分かった場合には真(true)と示される。動
作252の後に動作253が続く。動作253におい
て、電子商取引データベース23のストアド・プロシー
ジャは、「insert_pmatter」XMLタグを書き込む。「ins
ert_pmatter」XMLタグは、個人化された内容を内容管理
データベース32に挿入するバッチコマンドである。
「insert_pmatter」XMLタグには、「order_sku」及び
「ptype」の属性が含まれる(表2下部参照)。「ptyp
e」は、蔵書票に対する「蔵書票内容(book_plate_cont
ent)」及び献詞に対する「献詞内容(dedication cont
ent)」のような個人化された内容の形式の識別名であ
る。電子商取引データベース23のストアド・プロシー
ジャは、顧客からの購入注文に従って更なる「insert_p
matter」XMLタグを書き込むことが可能である。動作2
53の後に動作254が続く。動作254において、電
子商取引データベース23のストアド・プロシージャは
「insert_order_item」XMLタグを書き込む。「insert_o
rder_item」XMLタグは、注文アイテムを内容管理データ
ベース32に挿入するバッチコマンドである。「insert
_order_item」XMLタグには、「order_number」、「item
_id」、一般的な出荷情報、「order_sku」、「titl
e」、「isbn」及び「quantity」の属性が含まれる(表
2下部参照)。「item_id」は、この注文アイテム(例
えば、1、2、3など)の注文の識別名である。「title」
は、この注文アイテムの書籍のタイトルである。「isb
n」は、この注文アイテムの書籍の国際標準図書番号
(「ISBN」)である。「quantity」は、この注文アイテ
ムに対して出荷される書籍の数量である。電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、顧客から
の購入注文に従って更なる「insert_order_item」XMLタ
グを書き込むことが可能である。表2には、前述の例示
的なXMLバッチコマンドファイルを示す。
イルで前述のXMLバッチコマンドファイルを解析し、バ
ッチコマンドを抽出及び実行する。また、ストアド・プ
ロシージャは、バッチコマンドの代わりに内容管理デー
タベース32及び権利・ロイヤリティーデータベース3
8に問い合わせ、挿入及びアップデートが可能であるこ
とに注意されたい。動作105(図8)の後に動作10
6が続く。動作106において、電子商取引データベー
ス23は、内容管理システム5に於けるステージングデ
ィレクトリに提出物11及び選択されたファイル(例え
ばイラストレーションファイル)を送信し、ここで提出
物11及び選択されたファイルは、取込みエンジン29
によって処理されるのを待つ。前述のように、提出物ウ
ェブページ28は、動作104から106の代わりに、
著者から集められた情報、提出物11及び選択されたフ
ァイルをミドルウェア26を介して内容管理システム5
に対して直接送信することができる。一実施態様におい
ては、出版システム2の人間のオペレータが、コンピュ
ータ352A(「編集コンピュータ」)を用いて内容管
理システム5から提出物11をダウンロードする。編集
コンピュータ352Aは、著者コンピュータ1Aと同様
のものであり、ワードプロセッサ15、プラグイン16
及びテンプレート17を含む。人間のオペレータは、ワ
ードプロセッサ15、プラグイン16及びテンプレート
17を用いて提出物11のスタイル、文法及びレイアウ
トを編集する。その編集過程の後に、人間のオペレータ
は、提出物11を内容管理システム5に対してアップロ
ードする。編集コンピュータ352Bは編集コンピュー
タ352Aと同様のものである。図2に示すように、そ
こには更なる編集コンピュータが存在し得る。動作10
6の後に動作107が続く。動作107において、バッ
チコマンドツール31は、方法110(図10)に従っ
てXMLバッチコマンドファイルに於けるXMLバッチコマン
ドを実行する。最初の動作111において、バッチコマ
ンドツール31は、前述のXMLパーサを用いてDOMトリー
構造を生成する。動作111の後に動作112が続く。
動作112において、バッチコマンドツール31は、ノ
ードのコマンドタグタイプを決定する。動作112の後
に動作113が続く。動作113において、バッチコマ
ンドツール31はタグの属性タイプを決定する。動作1
13の後に動作114が続く。動作114において、バ
ッチコマンドツール31は、属性に対応する変数に対す
る属性値を保存(マッピング)する。動作114の後に
動作115が続く。動作115において、バッチコマン
ドツール31は、対応する変数(即ち、属性値)を有す
るテーブルをアップデート若しくは挿入することによっ
て、内容管理データベース32に於ける各テーブルに対
して変数値を適用する。動作115の後に動作116が
続く。動作116において、バッチコマンドツール31
は、全てのノードが通過(traverse)されたかどうかを決
定する。全てのノードが通過された場合には、動作11
6の後に動作117が続いて方法110が終了する。そ
うでない場合には、動作116の後に動作112が続
き、バッチコマンドツール31が次のノードを調査す
る。バッチコマンドツール31は、深さ優先若しくは幅
優先のような従来式の多くの方法でDOM構造トリーを通
過可能である。「insert_publication」XMLバッチコマ
ンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Publicat
ion(出版)テーブル161において出版の基本記録を
生成する。バッチコマンドツール31は、Publication
テーブル161(図14)の行を追加し、適切なカラム
に「insert_publication」XMLバッチコマンドの属性を
挿入する。一実施態様においては、バッチコマンドツー
ルは、Publicationテーブル161の「Status_ID」に値
を挿入し、その出版物が取込みエンジン29によって処
理されるために待機中であることを示す。バッチコマン
ドツール31は、ブックカバー所有物のプレースホルダ
ーがAssetテーブル164(図18)に生成され得るよ
うに、行をブックカバーに対するプレースホルダー(例
えば、有用なデータを全く含まずに後のデータのための
スペースを確保するダミーの入力)としてPub_Cover_Co
mpテーブル162(図14)に追加する。また、バッチ
コマンドツール31は、ブックブロック所有物のプレー
スホルダーがAssetテーブル164に生成され得るよう
に、行をブックブロックのプレースホルダー(例えば提
出物11の内容)としてPub_Block_Compテーブル163
(図15)に追加する。バッチコマンドツール31は、
2つの行をブックカバー所有物及びブックブロック所有
物のプレースホルダーとしてAssetテーブル164に追
加する。取込み(後述)の際に、取込みエンジン29
は、XMLタグをIu_Tagテーブル165(図18)に保存
し、XMLタグの属性及び属性値をIu_Attributeテーブル
167(図19)に保存する。また、取込みエンジン2
9は、XMLタグの間の内容をAssetテーブル164におい
て予め生成されたブックブロックプレースホルダーに保
存し、ブックカバーを作成するグラフィック情報をAsse
tテーブル164において予め生成されたブックカバー
プレースホルダーに保存する。「insert_publication_f
ile」バッチコマンドに応じて、バッチコマンドツール
31は、Pub_Fileテーブル166(図13)において出
版物(提出物11及び提出物11にリンクするファイ
ル)に関連する各ファイルの基本記録を生成する。バッ
チコマンドツール31は、Pub_Fileテーブル166に対
して行を加え、適切なカラムに「insert_publication_f
ile」バッチコマンドの属性を挿入する。また、バッチ
コマンドツール31は、出版物(提出物11及び提出物
11にリンクするファイル)に関連する各ファイルをPu
b_Fileテーブル166に保存する。一実施態様において
は、動作107(図8)の後にオプション的な動作10
8が続く。オプション的動作108において、フィルタ
30は、XMLファイル形式でない提出物11をXMLファイ
ル形式に変換する。或いは、前述の人間のオペレータ
が、編集コンピュータ352Aを用いて提出物11をXM
L形式に手作業で変換する。人間のオペレータは、最初
に提出物11を内容管理システム5から編集コンピュー
タ352Aにダウンロードする。次に、人間のオペレー
タはワードプロセッサ15、プラグイン16及びテンプ
レート17を用いて提出物11のセクションを手動で識
別し、提出物11をXML形式で保存する。人間のオペレ
ータは、取込みエンジン29による処理のために、内容
管理システム5に対して提出物11を再送信する。人間
のオペレータは、提出物11のセクションを識別するこ
とに加えて、提出物11のスタイル、文法及びレイアウ
トを編集することができる。オプション的動作108の
後に動作109が続く。動作109において、取込みエ
ンジン29は、方法40(図11)に従って提出物11
を解析し、内容(例えば、テキスト)及び識別名(例え
ば、XMLタグ)を内容管理データベース32に保存す
る。取込みエンジン29は、Publicationテーブル16
1にファイルされた「status_ID」に周期的に問い合わ
せて、どの出版物が取込みのために待機中であるかを決
定する。最初の動作41(図11)において、取込みエ
ンジン29は、前述のXMLパーサを用いて提出物11か
らDOMトリーを構築する。XMLパーサは、文書型定義(DT
D)ファイルで提出物11を解析する。DOMトリー構造に
於ける各ノードは、XMLオブジェクト、並びにタグ、属
性、属性値及び対をなすタグの間にネスティングされた
全ての内容を含めた各XMLオブジェクトを表す。動作4
1の後に動作42が続く。動作42において、取込みエ
ンジン29は、ノードがXMLタグノードであるかどうか
を決定する。ノードがXMLタグノードである場合には、
次の動作は動作45である。動作43において、取込み
エンジン29は、XMLタグタイプ、並びにXMLタグの間に
ネスティングされた内容の開始位置(「開始オフセット
(starting offset)」)及び終了位置(「終了オフセッ
ト(ending offset)」)を内容管理データベース32のI
u_Tagテーブル165(図18)に保存する。開始オフ
セットは、全ての内容を含む文字列の始まりから対をな
すXMLタグの間にネスティングされた内容の最初の文字
までのバイト数である(ここで各バイトは1つの文字を
表す)。同様に、終了オフセットは、全ての内容を含む
文字列の始まりから対をなすXMLタグの間にネスティン
グされた内容の最後の文字までのバイト数である。動作
43の後に動作44が続く。動作44において、取込み
エンジン29は、XMLタグノードの属性値及び属性名を
内容管理データベース32のIu_Attributeテーブル16
7に保存する。動作44の後に動作47が続く。動作4
5において、取込みエンジン29は、ノードがテキスト
(内容)ノードであるか否かを決定する。ノードがテキ
ストノードである場合、動作45の後に動作46が続
く。そうでない場合には、動作45の後に動作47が続
く。動作46において、取込みエンジン29は、内容を
内容管理データベース32のAssetテーブル164(図
18)に保存する。動作46の後に動作47が続く。動
作47において、取込みエンジン29は全てのノードが
通過されたかどうかを決定する。全てのノードが通過さ
れている場合、動作47の後に動作49が続く。そうで
ない場合には、動作47の後に動作48が続く。動作4
8において、取込みエンジン29は次のノードを調査す
る。取込みエンジン29は、種々の従来式の方法の1つ
でDOMトリー構造を通過できる。取込みエンジンは、例
えば深さ優先でDOMトリー構造を通過する。動作49に
おいて、方法40は終了する。一実施態様において、取
込みエンジン29はPublicationテーブル161の「sta
tus_ID」をアップデートし、出版物が既に取り込まれて
いることを示す。一変更例において、方法40にはオプ
ション的なステップ350及び351が含まれる。オプ
ション的動作350において、取込みエンジン29は、
属性が外部ファイルに関連するかどうかを決定する。属
性が関連する場合には、オプション的動作350の後に
動作351が続く。オプション的動作351において、
取込みエンジン29は、書式変換ライブラリー33を呼
び出し、その外部ファイルを保管及び編集のために別の
ファイル書式で保存する。例えば、その外部ファイルが
イメージファイルである場合、取込みエンジン29は変
換ライブラリー33を用いてその外部ファイルを解像度
独立性の書式で保存する。取込みエンジン29は、その
外部ファイルが後に復旧可能なように、外部ファイルの
ファイル情報をPub_Fileテーブル166(図13)に保
存する。別の変更例においては、前述のJavaのパーサに
よって解析される前に、取込みエンジン29がエンティ
ティ・リファレンス(ノードのタイプ)における全ての
「&」文字を「〜」に置き換えるように、取込みエンジ
ン29は変更される。これは、XML文書が解析される際
に、Javaのパーサがエンティティ・リファレンスにおい
て「&」文字と他の文字とを置き換えることを防止する
ために実施される。トランスレータ64は、後にエンテ
ィティ・リファレンスにおいて「〜」文字を「&」で置
き換え、それらの元々の書式でエンティティ・リファレ
ンスを作成する。コンバータ35Aは、エンティティ・
リファレンスが適切な書式に対する「&」文字を含み、
また出版物を保存することを要求するので、上述のステ
ップは必要である。一実施態様において、動作200
(図7)には、動作201から206(図21)が含ま
れる。最初の動作201において、顧客はカタログウェ
ブページ22を拾い読みする。顧客は、ウェブページ2
2A(図42)のフィールド515に於ける検索カテゴ
リーを選択し、その検索カテゴリーで検索するためのワ
ードを入力することによって出版物を検索できる。検索
カテゴリーには、タイトル、著者及びキーワードが含ま
れる。また、顧客はハイパーテキストリンク516に示
すような出版物のカテゴリー(例えば、動物及びペット
(ANIMALS, AND PETS)、芸術、建築術及び写真(ART, ARC
HITECTURE, AND PHOTOGRAPHY)等)を選択可能である。
ウェブページ22B(図43)は、ウェブページ22A
に於ける顧客の動作による検索結果若しくはカテゴリー
の結果を示すものである。その結果には、種々の出版物
のタイトル、著者、価格及びISBN番号が含まれる。顧客
は、各出版物のタイトルに於けるハイパーテキストリン
クを選択することによって、その出版物の詳細情報を更
に得ることができる。一変更例においては、顧客は顧客
コンピュータ8Aからその出版物の少なくとも一部を見
る。電子商取引システム4は、著者と出版システム2の
運営者との間の契約条項によって許可される場合には、
その出版物の一部をカタログウェブページ22のウェブ
ページの一部として送信する。別の変更例においては、
著者は、カタログウェブページ22を介して購入された
出版物と組み合わせるための個人化された内容20をア
ップロードし、個人化された出版物(p-book)を作成す
る。ステップ1において、顧客はウェブページ22C
(図44)のフィールド513にこの個人化された内容
20のタイトルを入力する。また、顧客はボタン504
を選択することによって蔵書票を選択(BOOKPLATE CHOI
CES)し、フィールド505にそのp-bookを所有する人
物の氏名を入力する。当業者には更なる蔵書票を利用可
能であることが理解されるであろう。ステップ2におい
て、顧客は献詞のタイトル(DEDICATION TITLE)、献詞
のテキスト(DEDICATION TEXT)及び献詞のサイン(DED
ICATION SIGNATURE)をウェブページ22D(図45)
のフィールド506、507及び508にそれぞれ入力
する。ステップ3において、顧客は前書のタイトル(PR
EFACE TITLE)、前書のテキスト(PREFACE TEXT)、前
書のサイン(PREFACE SIGNATURE)及び前書年紀(PREFA
CE DATE)をウェブページ22E(図46)のフィール
ド509、510、511及び512にそれぞれ入力す
る。カタログウェブページ22は、顧客の個人化された
内容20を電子商取引データベース23に保存する。こ
の変更例において、顧客は多数の個人化された内容20
を生成することができる。顧客がp-bookを購入すること
を決定した場合、顧客は個人化された情報のタイトルの
ハイパーテキストリンクを選択することによって、ウェ
ブページ25(図47)から個人化された内容20の内
の1つを選択することが可能である。別の変更例におい
ては、カタログウェブページにウェブページ(図48)
が含まれ、ここで顧客はフレーム406において出版物
を見ることができる。顧客は、顧客が購入を希望する段
落の段落番号をフィールド407(PARAGRAPHS)に入力
し、また後にこれらの段落を別の出版物から選択した段
落と組み合わせてカスタマイズされた出版物(c-book)
を作成するために、ボタン408(ADD TO CBOOK)を選
択して著者の選択物を記録する。動作201の後に動作
202が続く。動作202において、顧客は、購入注文
19及び支払い情報21を購入注文ウェブページ25を
介して電子商取引システム4に送信する。購入注文ウェ
ブページ25は、出版物と前述の個人化された内容20
とを組み合わせるために顧客に対して任意選択機能を提
供する。購入注文19に従って、購入注文ウェブページ
25は、権利・ロイヤリティーデータベース38に問い
合わせて出版物が顧客によって注文された様式で配布若
しくは販売可能であるかどうかを決定する。動作202
の後に動作203が続く。動作203において、購入注
文ウェブページ25は、購入注文19及び支払い情報2
1を電子商取引データベース23に保存する。動作20
3の後に動作204が続く。動作204において、電子
商取引データベース23は、購入注文19、個人化され
た情報20及び支払い情報21を含むXMLバッチコマン
ドを内容管理システム5に送信する。電子商取引データ
ベース23は、方法250(図22)に従ってXMLバッ
チコマンドを生成する。最初の動作251において、電
子商取引データベース23のストアド・プロシージャは
「insert_order」XMLタグを書き込む。「insert_orde
r」XMLタグは、注文記録を内容管理データベース32に
おいて生成するバッチコマンドである。「insert_publi
cation」XMLタグには、「customer_number」、「order_
number」、「vendor_id」及び注文に関する他の一般的
な情報の属性が含まれる(表2下部参照)。「customer
_number」は顧客の識別名である。「order_number」は
この注文の識別名である。「vendor_id」は、その出版
物が印刷のために送付されるであろう商用プリンタの識
別名である。一変更例においては、電子商取引データベ
ース23のルーティング・アルゴリズムが、顧客によっ
て提示されたzipコードによって、顧客の最も近くに位
置する商用プリンタを決定する。ストアド・プロシージ
ャは、商用プリンタの「vendor_id」をXMLバッチコマン
ドに挿入する。動作251の後に動作252が続く。動
作252において、電子商取引データベース23のスト
アド・プロシージャは、「insert_sku」XMLタグを書き
込む。「insert_sku」XMLタグは、書籍に関する情報を
内容管理データベース32に挿入するバッチコマンドで
ある。「Insert_sku」XMLタグには、「order_sku」、
「pub_id」、「style_id」及び「cached」の属性が含ま
れる(表2下部参照)。「order_sku」は、書籍、スタ
イル及び個人化された内容の特有の組合せを記述する識
別名である。「style_id」は、その出版物に適用された
スタイルの識別名である。「cached」は、出版物が商用
プリンタに蓄えられ、商用プリンタに対して再送する必
要がないと分かった場合には真(true)と示される。動
作252の後に動作253が続く。動作253におい
て、電子商取引データベース23のストアド・プロシー
ジャは、「insert_pmatter」XMLタグを書き込む。「ins
ert_pmatter」XMLタグは、個人化された内容を内容管理
データベース32に挿入するバッチコマンドである。
「insert_pmatter」XMLタグには、「order_sku」及び
「ptype」の属性が含まれる(表2下部参照)。「ptyp
e」は、蔵書票に対する「蔵書票内容(book_plate_cont
ent)」及び献詞に対する「献詞内容(dedication cont
ent)」のような個人化された内容の形式の識別名であ
る。電子商取引データベース23のストアド・プロシー
ジャは、顧客からの購入注文に従って更なる「insert_p
matter」XMLタグを書き込むことが可能である。動作2
53の後に動作254が続く。動作254において、電
子商取引データベース23のストアド・プロシージャは
「insert_order_item」XMLタグを書き込む。「insert_o
rder_item」XMLタグは、注文アイテムを内容管理データ
ベース32に挿入するバッチコマンドである。「insert
_order_item」XMLタグには、「order_number」、「item
_id」、一般的な出荷情報、「order_sku」、「titl
e」、「isbn」及び「quantity」の属性が含まれる(表
2下部参照)。「item_id」は、この注文アイテム(例
えば、1、2、3など)の注文の識別名である。「title」
は、この注文アイテムの書籍のタイトルである。「isb
n」は、この注文アイテムの書籍の国際標準図書番号
(「ISBN」)である。「quantity」は、この注文アイテ
ムに対して出荷される書籍の数量である。電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、顧客から
の購入注文に従って更なる「insert_order_item」XMLタ
グを書き込むことが可能である。表2には、前述の例示
的なXMLバッチコマンドファイルを示す。
【表2】 バッチコマンドツール31は、DTDファイルで前述のXML
バッチコマンドファイルを確認及び解析し、バッチコマ
ンドを抽出及び実行する。「insert_order」XMLバッチ
コマンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Orde
rs(注文)テーブル168(図20)において注文につ
いての記録を生成する。バッチコマンドツール31は、
Ordersテーブル168に行を加え、適切なカラムにおい
て「insert_order」バッチコマンドの属性を書き込む。
バッチコマンドツール31は、「insert_order_item」
バッチコマンドに従ってOrder_Itemsテーブル169
(図19)に行を追加し、適切なカラムに「insert_ord
er_item」XMLバッチコマンドの属性を書き込む。Insert
_Order_Itemテーブル169は、「order_number」によ
ってInsert_Orderテーブル168と相互参照し、また
「order_sku」によって出版物と相互参照する。バッチ
コマンドツール31は、「insert_sku」バッチコマンド
に従って「Order_Sku」テーブル170に行を追加し、
適切なカラムに「insert_sku」バッチコマンドの属性を
書き込む。バッチコマンドツール31は、「insert_pma
tter」バッチコマンドに従ってCustomer_Contentテーブ
ル171(図15)に行を追加し、適切なカラムに「in
sert_pmatter」バッチコマンドの属性を書き込む。個人
化された内容が、例えば4000文字以下である場合、その
個人化された内容はCustomer_Contentテーブル171の
「short_text」カラムに格納される。個人化された内容
が、例えば4000文字を超える場合、その個人化された内
容はCustomer_Contentテーブル171の「pub_id」カラ
ムに格納される。動作204(図21)の後に動作20
6が続く。動作206において、アセンブラ34が購入
注文19に従って出版物を製作する。一実施態様におい
ては、出版物を構成する前に、アセンブラ34は権利・
ロイヤリティーデータベース38におけるContract_Rig
ht_Restrictionsテーブル183(図30)若しくはRig
ht_Restrictionsテーブル184(図28)に問い合わ
せ、顧客によって選択された出力形式が各著者と出版シ
ステム2との間の契約によって許可されるかどうかを決
定する。出版物を製作するために、アセンブラ34は、
始めにOrdersテーブル168(図20)から注文を決定
する。「order_number」を用いて、アセンブラ34はOr
der_Itemテーブル169(図19)から注文アイテムを
決定する。「order_sku」を用いて、アセンブラ34はO
rder_Skuテーブル170(図15)から出版物、個人化
された内容及びスタイルの特有の組合せを決定する。オ
プション的な「pmatter」を用いて、アセンブラ34はC
ustomer_Contentテーブル171から個人化された内容
を決定する。「style_sheet_ID」を用いて、アセンブラ
34はStyle_Sheet_LKテーブル172(図16)からス
タイルシートを決定する。「pub_id」を用いて、アセン
ブラ34は内容及び識別名をAssetテーブル164、Iu_
Tagテーブル165(図18)及びIu_Attributeテーブ
ル167(図19)に位置付ける。一実施態様において
は、アセンブラ34は方法50A(図23)に従って出
版物及び個人化された内容を組み合わせる。最初の動作
51において、アセンブラ34は内容の開始オフセット
によって昇順にソートされた同一の「pub_id」を伴うXM
Lタグのリスト(「開始リスト(start list)」)を作
成する。また、アセンブラ34はそれぞれの内容の終了
オフセットによって昇順にソートされた同一の「pub_i
d」を伴うXMLタグのリスト(「終了リスト(end lis
t)」)を作成する。アセンブラ34は、「pub_id」を
伴う全てのXMLタグを問い合わせることによってIu_Tag
テーブル165(図18)から同一の「pub_id」を伴う
XMLタグを検索する。動作51の後に動作54が続く。
動作54において、アセンブラ34は「現在の開始タグ
(current start tag)」(後述)の開始オフセットが
「現在の終了タグ(current end tag)」(後述)の終
了オフセット未満であるかどうかを決定する。現在の開
始オフセットが現在の終了オフセットよりも小さい場合
には、動作54の後に動作55Aが続く。そうでない場
合には、動作54の後に動作58が続く。最初の反復に
おいて、現在の開始タグは開始リストの始めにおけるタ
グであり、現在の終了タグは終了リストの始めにおける
タグである。後の各反復においては、アセンブラ34は
開始リストや終了リストを下方に進み、新たなタグが現
在の開始タグ及び現在の終了タグとなる。以下では、現
在の開始タグの開始オフセットは「現在の開始オフセッ
ト(current start offset)」と称され、また現在の終
了タグの終了オフセットは、「現在の終了オフセット
(current end offset)」と称される。先の反復からの
現在の開始タグ及び現在の終了タグは、「先の開始タグ
(previous start tag)」及び「先の終了タグ(previo
us end tag)」と称される。先の開始タグの開始オフセ
ットは「先の開始オフセット(previousstart offse
t)」と称され、先の終了タグの終了オフセットは「先
の終了オフセット(previous end offset)」と称され
る。最初の反復においては、先の開始オフセット若しく
は先の終了オフセットは存在せず、先の開始オフセット
及び先の終了オフセットの値はゼロに設定される。動作
55Aにおいて、アセンブラ34は、(1)(a)先の開
始オフセット及び(b)先の終了オフセットの最小値並び
に(2)(a)現在の開始オフセット及び(b)現在の終了オ
フセットの最小値の間の内容を出力する。言い換えれ
ば、アセンブラ34は以下のオフセットの間の内容を出
力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) アセンブラ34はその内容をXMLファイルに出力する。
アセンブラ34は、出版物の「pub_id」を用いてAssetテ
ーブル164(図18)の「asset_blob」フィールドか
ら内容を検索する。動作55Aの後に動作56が続く。
動作56において、アセンブラ34は属性及び属性値と
共に現在の開始タグをXML文書に出力する。アセンブラ
34は、「iu_tag_ID」を用いてIu_Tagテーブル165
及びIu_Attributeテーブル167(図19)からXMLタ
グの属性及び属性値を検索する。動作56の後に動作5
7が続く。動作57において、アセンブラ34は開始リ
ストにおける次の開始タグに進む。動作57の後に動作
54が続く。動作58において、アセンブラ34は現在
の開始オフセットが現在の終了オフセットに等しいかど
うかを決定する。現在の開始オフセットが現在の終了オ
フセットと等しい場合、動作58の後に動作59が続
く。そうでない場合には、動作58の後に動作61が続
く。動作59において、アセンブラ34は現在の開始タ
グ及び終了タグをXML文書に出力する。動作59の後に
動作60が続く。一実施態様において、アセンブラ34
は現在の開始タグ及び終了タグの代わりに「<TAG_NAME/
>」のショートカットを出力する。動作60において、
アセンブラ34は開始リスト及び終了リストにおける次
の開始タグ及び終了タグに進む。動作60の後に動作5
4が続く。動作61において、アセンブラ34は現在の
開始オフセットが現在の終了オフセットに比べてより大
きいかどうかを決定する。現在の開始オフセットが現在
の終了オフセットに比べてより大きい場合には、動作6
1の後に動作62Aが続く。そうでない場合には、動作
61の後に動作67が続く。動作62Aにおいて、アセ
ンブラ34は以下のオフセットの間の内容を出力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) 動作62Aは、前述の動作55Aと同一のものである。
動作62Aの後に動作63が続く。動作63において、
アセンブラ34は現在の終了タグをXML文書に出力す
る。動作63の後に動作64が続く。動作64におい
て、アセンブラ34は現在の終了タグが「ターゲットタ
グ(target tag)」であるかどうかを決定する。ターゲ
ットタグは、個人化された内容20の挿入位置を示すタ
グである。例えば、個人化された内容20はタイトルの
後にくる献詞である。従って、ターゲットタグはタイト
ルタグの終了タグである。一実施態様において、ターゲ
ットタグはアセンブラ34のコードにプログラミングさ
れる。或いは、ターゲットタグは、出版物を構成する際
にアセンブラ34が参照するテーブルの中に設定され得
る。現在の終了タグがターゲットタグである場合、動作
64の後に動作65が続く。そうでない場合には、動作
64の後に動作66が続く。動作65において、アセン
ブラ34は個人化された内容タグの間の個人化された内
容を出力する。アセンブラ34は、「order_sku」によ
ってCustomer_Contentテーブル171(図15)から個
人化された内容20を検索する。動作65の後に動作6
6が続く。動作66において、アセンブラ34は次の終
了タグに進む。動作67において、アセンブラ34は方
法50を終了する。全てのタグが調査され、XML文書が
完成した場合には、アセンブラ34は動作67に到達す
る。一実施態様において、アセンブラ34は「order_st
atus_code」をOrdersテーブル168にアップデート
し、注文に応じたことを示す。一実施態様においては、
アセンブラ34は2若しくはそれ以上の出版物から出版
物を構成する。この実施態様において、電子商取引デー
タベース23におけるストアド・プロシージャは、出版
物を組み合わせる注文と各出版物の「pub_id」を含むXM
Lバッチコマンドを送信する。アセンブラ34は、前述
の方法50Aを用いて最初の出版物をXML文書に構成す
る。第1の出版物が完成した後に、アセンブラ34は前
述の方法50Aを用いて同一のXML文書において第2の出
版物を第1の出版物の終了直後に構成する。そのプロセ
スは顧客が組合せを望む出版物に対して順次繰り返され
る。一実施態様において、アセンブラ34は方法50B
(図24)に従って別の出版物の一部及び個人化された
内容から個人化された出版物を製作する。アセンブラ3
4は、各著者と出版システム2の運営者との間の契約が
著者の出版物を部分的に配布若しくは販売することを許
可する場合には、別の出版物の一部から出版物を制作す
る。アセンブラ34は、例えば権利・ロイヤリティーデ
ータベース38におけるContract_Right_Restrictionテ
ーブル183(図30)に問い合わせて出版物が部分的
に配布若しくは販売可能であるかどうかを決定する。一
変更例においては、出版物のセクションがPub_Block_Co
mpテーブル163(図15)における個別のエントリに
おいて確認され、アセンブラ34は各段落の始めに段落
番号を挿入する。出版物のPDFファイルは、カタログウ
ェブページ22(図48)からのウェブページの表示領
域406において顧客に対して表示される。顧客が購入
を希望する段落と判断した場合には、顧客はフィールド
407において段落番号を入力する。顧客はこの出版物
の表示を一旦終了し、ボタン408を選択してカスタマ
イズされた書籍に選択された段落を追加することが可能
である。段落番号は、顧客が購入を望むPub_Block_Comp
テーブル163におけるエントリを識別する。構成の際
にアセンブラ34は各選択された段落の開始及び終了オ
フセットをPub_Block_Compテーブル163に問い合わ
せ、方法50B(図24)に従ってこれらのセクション
を組み立てる。選択された段落の開始オフセットは「選
択の開始(start of selection)」と称され、選択され
たパラグラフの終了オフセットは「選択の終了(end of
selection)」と称される。最初の動作52において、
アセンブラ34は以下のオフセットでタグの開始リスト
を作成する。 (1)(開始オフセット<選択の開始)及び(終了オフ
セット>選択の開始);又は(2)(開始オフセット<
選択の開始)及び(開始オフセット<選択の終了)動作
52の後に動作53が続く。動作53において、アセン
ブラ34は以下のオフセットでタグの終了リストを作成
する。 (1)(開始オフセット<選択の終了)及び(終了オフ
セット>選択の終了);又は(2)(終了オフセット<
選択の開始)及び(終了オフェット<選択の終了)動作
53の後に動作54が続く。動作55B及び62Bの各
々に置き換えた動作55A及び動作62Aを除けば、そ
の他の動作は方法50Aと変わらない。動作55Bにお
いて、アセンブラ34は以下の2つのオフセットの間の
内容を出力する。 (1)Max(Min(先の開始オフセット,先の終了オフセ
ット),選択の開始);並びに(2)Min(Min(現在の
開始オフセット,現在の終了オフセット),選択の終
了) 動作62Bは上述の動作55Bと同一のものである。ア
センブラ34は、全ての選択された段落がXMLファイル
に出力されるまで方法50Bを繰り返す。一実施態様に
おいて、アセンブラ34は2又はそれ以上の出版物を組
み合わせて新たな出版物を選択する。この実施態様にお
いて、電子商取引データベース23におけるストアド・
プロシージャは、各出版物に対する選択の開始及び終
了、出版物を組み合わせる注文及び各出版物の「pub_i
d」を含むXMLバッチコマンドを送信する。アセンブラ3
4は、前述の方法50Bを用いて第1の出版物をXML文書
に構成する。第1の出版物の完成の後に、アセンブラ3
4は前述の方法50Bを用いて同一のXML文書において
第2の出版物を第1の出版物の終了直後に構成する。その
プロセスは、顧客が組合せを望む出版物に対して順次繰
返される。動作300(図25)には動作301から3
04が含まれる。動作301において、トランスレータ
64はXSLスタイルシート39に従って出版物をXMLフォ
ーマットで保存する。動作301の後に動作302が続
く。動作302において、コンバータ35はスタイルシ
ート36に従って出版物の書式を整え、複数のファイル
形式の中の1つで出版物を保存する。ファイル形式は、
顧客によって選択された出力形式に依存する。例えば、
顧客がペーパーバックの書籍を望む場合、コンバータ3
5は、商用プリンタ9Aがペーパーバックの書籍を印刷
可能なように出版物をPDFファイルとして保存する。顧
客が電子書籍(eBook)を望む場合には、コンバータ35
は出版物を電子書籍ファイルとして保存する。動作30
2の後に動作303が続く。動作303において、出力
手段37は、出力形式に応じて出版物を顧客コンピュー
タ(例えば、顧客コンピュータ8A又は8B)、商用プ
リンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9B)又は電子
書店(例えば、電子書店65)に送信する。動作303
の後に動作304が続く。動作304において、顧客は
複数の出力形式のうちの1つで出版物を受取る。提出の
際に、電子商取引システムは、著者の権利・ロイヤリテ
ィー情報を提供するXMLバッチコマンドファイルを送信
する。図27乃至図32に示すデータモデルには、権利
・ロイヤリティー情報を格納するのに用いられる権利・
ロイヤリティーデータベース38のテーブルを示す。Co
ntracts(契約)テーブル181には、著者と出版シス
テム2の運営者との間の契約についての基本記録が含ま
れる。Contractsテーブル181(図27)には、「con
tract_id」、「contract_version」、「program_code」
及び他の一般的な契約情報の要素が含まれる。「contra
ct_id」は契約の識別名であり、「contract_version」
は契約のバージョンの識別名である。「program_code」
は、契約がその一部であるPublication_Program_LKテー
ブル189(図28)における書込みプログラムの識別
名である。各書き込みプログラムは、種々の期限、コス
ト及びサービスを著者に対して提供する。例えば、書込
みプログラムが編集サービス及び高いロイヤリティー歩
合を著者に対して提供するので、書込みプログラムのコ
ストが高くなる。「insert_contract」XMLバッチコマン
ドに応じて、XMLバッチコマンドツール31は、Contrac
tsテーブル181に行を追加し、適切なカラムに「inse
rt_contract」バッチコマンドの属性を挿入する。Contr
act_Itemsテーブル182(図30)には、著者と出版
システム2の運営者との間の契約の下でのアイテムの基
本記録が含まれる。そのアイテムは、出版物又は出版物
の構成要素(例えばセクション)であり得る。Contract
_Itemsテーブル182には、「contract_id」、「contr
act_version」、「contract_item_id」、「pub_id」、
又は「pub_camp_id」、「p_bookable」、「c_bookabl
e」、並びに「org_title_ratio」の要素が含まれる。
「Contract_item_id」は契約の下でのアイテムの識別名
である。一実施態様においては、アイテムが出版物であ
り、「pub_iD」がPublicationテーブル161からの出
版物を識別する。別の実施態様においては、アイテムが
出版物のセクションであり、「pub_comp_id」がPub_Blo
ck_Compテーブル163において出版物の構成要素を識
別する。「p_bookable」は、契約アイテムが個人化され
た組織の一部となり得るかどうかを示すフラグであり、
「c_bookable」は契約アイテムがカスタマイズされる書
籍の一部となり得るかどうかを示すフラグである。「or
g_title_ratio」は、契約アイテムが出版物のロイヤリ
ティーのどのくらいの割合を占めるかを識別する。例え
ば、著者が、書籍において契約アイテムが重要なチャプ
ターであると考える場合、それは書籍から生じる全ての
ロイヤリティーの75%を占める。著者が、重要なチャプ
ターをカスタマイズされた書籍の一部とすることを許容
する場合、著者は書籍全体の販売によって得たであろう
ロイヤリティーの75%のロイヤリティーの受取りを要求
する(ここでの75%が「org_title_ratio」である)。
「insert_contract_item」XMLバッチコマンドに応じ
て、XMLバッチコマンドツール31はContactsテーブル
181に行を追加し、適切なカラムに「insert_contrac
t」バッチコマンドの属性を挿入する。Contract_Rights
_Restrictionsテーブル183(図30)には、著者に
よって選択された出版物の配布及び販売におけるカスタ
マイズされた制限が含まれる。Contract_Rights_Restri
ctionsテーブル183には、「restriction_type」、
「restriction_code」、「contract_id」、「contract_
version」、及び「contract_item_id」の要素が含まれ
る。「restriction_type」は、言語、地理及び出力形式
のような出版物に課せられた制限のタイプの識別名であ
る。「restriction_code」は、制限の各タイプにおける
種々のサブタイプの識別名である。例えば「restrictio
n_type」及び「restriction_code」を組み合わせて、カ
リフォルニアにおける電子的形態の出版物の英語版の販
売の制限を作成することができる。Publication_Progra
m_LKテーブル189には、「program_code」及び「prog
ram_version」の要素を含めた、著者が関与できる各出
版プログラムに関連する一般的な情報が含まれる。Righ
ts_Restrictionsテーブル184(図28)には、Publi
cation_Program_LKテーブル189の各書込みプログラ
ムにおけるデフォルトの権利の制限が含まれる。Progra
m_Percentageテーブル187(図29)には、出版物の
販売の支払いに対して権利が与えられた各エンティティ
に対する種々のロイヤリティープログラムについての記
録が含まれる。Program_Percentageテーブル187に
は、「program_perc_id」、「program_code」、「progr
am_version」、「base_code」、「tier_code」、「ent_
type_code」、「pnt_type_code」及び「percentage」の
要素が含まれる。「program_perc_id」は、このロイヤ
リティープログラムの識別名である。「program_code」
及び「program_version」を用いて書込みプログラムに
対するこのロイヤリティープログラムを識別する。「ba
se_code」及び「tier_code」は、階段式のロイヤリティ
ープログラムの一部として用いられ、ここで著者は、
「base_code」によって識別されるベースロイヤリティ
ーパーセンテージ及び「tier_code」において指定され
た量に販売が到達した場合の付加的なロイヤリティーが
保証される。「ent_type_code」は、このロイヤリティ
ープログラムに従って支払われるエンティティを識別す
る。エンティティには、著者、著作権代理人、プロモー
ター及び発行者が含まれる。Participants(関係者)テ
ーブル188には、契約アイテムに対して支払われなけ
ればならない各エンティティに対しての記録が含まれ
る。Participantsテーブル188(図31)には、「en
tity_ID」、「contract_ID」、「contract_version」、
「contract_item_id」及び「author_title_share」の要
素が含まれる。「entity_ID」、「contract_ID」、「co
ntract_version」及び「contract_item_id」を用いてCo
ntract_Itemsテーブル182における契約アイテムを決
定する。「author_title_share」は、エンティティが、
Program_Percentageテーブル187(図29)において
指定されたロイヤリティーから得られるパーセンテージ
である。エンティティが、他のエンティティからのProg
ram_Percentageテーブル187に指定されたロイヤリテ
ィーを共有しない場合、「Author_title_share」は100%
である。Payments_Dueテーブル190(図32)には、
契約アイテムの販売に対するエンティティのための支払
いの記録が含まれる。Payments_Dueテーブル190に
は、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_ver
sion」、「contract_item_id」、「year」、「quarte
r」、「quantity_sold」、「amount_due」の要素が含ま
れる。「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」を用いてエンティティ
が支払われる契約アイテムを指定する。図49には、著
者がその提出物の各セクションにおけるロイヤリティー
の歩合を説明し得る1つの方法を示す。提出物11の作
成の際に、著者は、セクションが個別に購入可能である
ことを説明する特別なタグを用いる。提出物ページ28
J(図49)において、著者は各セクションに対するロ
イヤリティーの歩合を入力する(それらは合計して100%
のロイヤリティー歩合となる)。本明細書で説明した実
施例については、種々の変更及び付加が可能であること
が当業者には理解されよう。例えば、内容管理システム
5には、テキストの内容を音響(例えば音声)に変換
し、スピーカーを通して表示するための形式の音響とし
て出力するコンバータが含まれ得る。そのようなコンバ
ータによって、出版システム2は格納された内容を現存
する或いは未来のディスプレイメディアにおいて表示す
ることが可能となる。そのような変更及び改変は特許請
求の範囲に包含される。本発明の特定の実施例について
説明してきたが、本発明の原理を用いて他の多数の実施
態様を構築可能であることは明らかであろう。
バッチコマンドファイルを確認及び解析し、バッチコマ
ンドを抽出及び実行する。「insert_order」XMLバッチ
コマンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Orde
rs(注文)テーブル168(図20)において注文につ
いての記録を生成する。バッチコマンドツール31は、
Ordersテーブル168に行を加え、適切なカラムにおい
て「insert_order」バッチコマンドの属性を書き込む。
バッチコマンドツール31は、「insert_order_item」
バッチコマンドに従ってOrder_Itemsテーブル169
(図19)に行を追加し、適切なカラムに「insert_ord
er_item」XMLバッチコマンドの属性を書き込む。Insert
_Order_Itemテーブル169は、「order_number」によ
ってInsert_Orderテーブル168と相互参照し、また
「order_sku」によって出版物と相互参照する。バッチ
コマンドツール31は、「insert_sku」バッチコマンド
に従って「Order_Sku」テーブル170に行を追加し、
適切なカラムに「insert_sku」バッチコマンドの属性を
書き込む。バッチコマンドツール31は、「insert_pma
tter」バッチコマンドに従ってCustomer_Contentテーブ
ル171(図15)に行を追加し、適切なカラムに「in
sert_pmatter」バッチコマンドの属性を書き込む。個人
化された内容が、例えば4000文字以下である場合、その
個人化された内容はCustomer_Contentテーブル171の
「short_text」カラムに格納される。個人化された内容
が、例えば4000文字を超える場合、その個人化された内
容はCustomer_Contentテーブル171の「pub_id」カラ
ムに格納される。動作204(図21)の後に動作20
6が続く。動作206において、アセンブラ34が購入
注文19に従って出版物を製作する。一実施態様におい
ては、出版物を構成する前に、アセンブラ34は権利・
ロイヤリティーデータベース38におけるContract_Rig
ht_Restrictionsテーブル183(図30)若しくはRig
ht_Restrictionsテーブル184(図28)に問い合わ
せ、顧客によって選択された出力形式が各著者と出版シ
ステム2との間の契約によって許可されるかどうかを決
定する。出版物を製作するために、アセンブラ34は、
始めにOrdersテーブル168(図20)から注文を決定
する。「order_number」を用いて、アセンブラ34はOr
der_Itemテーブル169(図19)から注文アイテムを
決定する。「order_sku」を用いて、アセンブラ34はO
rder_Skuテーブル170(図15)から出版物、個人化
された内容及びスタイルの特有の組合せを決定する。オ
プション的な「pmatter」を用いて、アセンブラ34はC
ustomer_Contentテーブル171から個人化された内容
を決定する。「style_sheet_ID」を用いて、アセンブラ
34はStyle_Sheet_LKテーブル172(図16)からス
タイルシートを決定する。「pub_id」を用いて、アセン
ブラ34は内容及び識別名をAssetテーブル164、Iu_
Tagテーブル165(図18)及びIu_Attributeテーブ
ル167(図19)に位置付ける。一実施態様において
は、アセンブラ34は方法50A(図23)に従って出
版物及び個人化された内容を組み合わせる。最初の動作
51において、アセンブラ34は内容の開始オフセット
によって昇順にソートされた同一の「pub_id」を伴うXM
Lタグのリスト(「開始リスト(start list)」)を作
成する。また、アセンブラ34はそれぞれの内容の終了
オフセットによって昇順にソートされた同一の「pub_i
d」を伴うXMLタグのリスト(「終了リスト(end lis
t)」)を作成する。アセンブラ34は、「pub_id」を
伴う全てのXMLタグを問い合わせることによってIu_Tag
テーブル165(図18)から同一の「pub_id」を伴う
XMLタグを検索する。動作51の後に動作54が続く。
動作54において、アセンブラ34は「現在の開始タグ
(current start tag)」(後述)の開始オフセットが
「現在の終了タグ(current end tag)」(後述)の終
了オフセット未満であるかどうかを決定する。現在の開
始オフセットが現在の終了オフセットよりも小さい場合
には、動作54の後に動作55Aが続く。そうでない場
合には、動作54の後に動作58が続く。最初の反復に
おいて、現在の開始タグは開始リストの始めにおけるタ
グであり、現在の終了タグは終了リストの始めにおける
タグである。後の各反復においては、アセンブラ34は
開始リストや終了リストを下方に進み、新たなタグが現
在の開始タグ及び現在の終了タグとなる。以下では、現
在の開始タグの開始オフセットは「現在の開始オフセッ
ト(current start offset)」と称され、また現在の終
了タグの終了オフセットは、「現在の終了オフセット
(current end offset)」と称される。先の反復からの
現在の開始タグ及び現在の終了タグは、「先の開始タグ
(previous start tag)」及び「先の終了タグ(previo
us end tag)」と称される。先の開始タグの開始オフセ
ットは「先の開始オフセット(previousstart offse
t)」と称され、先の終了タグの終了オフセットは「先
の終了オフセット(previous end offset)」と称され
る。最初の反復においては、先の開始オフセット若しく
は先の終了オフセットは存在せず、先の開始オフセット
及び先の終了オフセットの値はゼロに設定される。動作
55Aにおいて、アセンブラ34は、(1)(a)先の開
始オフセット及び(b)先の終了オフセットの最小値並び
に(2)(a)現在の開始オフセット及び(b)現在の終了オ
フセットの最小値の間の内容を出力する。言い換えれ
ば、アセンブラ34は以下のオフセットの間の内容を出
力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) アセンブラ34はその内容をXMLファイルに出力する。
アセンブラ34は、出版物の「pub_id」を用いてAssetテ
ーブル164(図18)の「asset_blob」フィールドか
ら内容を検索する。動作55Aの後に動作56が続く。
動作56において、アセンブラ34は属性及び属性値と
共に現在の開始タグをXML文書に出力する。アセンブラ
34は、「iu_tag_ID」を用いてIu_Tagテーブル165
及びIu_Attributeテーブル167(図19)からXMLタ
グの属性及び属性値を検索する。動作56の後に動作5
7が続く。動作57において、アセンブラ34は開始リ
ストにおける次の開始タグに進む。動作57の後に動作
54が続く。動作58において、アセンブラ34は現在
の開始オフセットが現在の終了オフセットに等しいかど
うかを決定する。現在の開始オフセットが現在の終了オ
フセットと等しい場合、動作58の後に動作59が続
く。そうでない場合には、動作58の後に動作61が続
く。動作59において、アセンブラ34は現在の開始タ
グ及び終了タグをXML文書に出力する。動作59の後に
動作60が続く。一実施態様において、アセンブラ34
は現在の開始タグ及び終了タグの代わりに「<TAG_NAME/
>」のショートカットを出力する。動作60において、
アセンブラ34は開始リスト及び終了リストにおける次
の開始タグ及び終了タグに進む。動作60の後に動作5
4が続く。動作61において、アセンブラ34は現在の
開始オフセットが現在の終了オフセットに比べてより大
きいかどうかを決定する。現在の開始オフセットが現在
の終了オフセットに比べてより大きい場合には、動作6
1の後に動作62Aが続く。そうでない場合には、動作
61の後に動作67が続く。動作62Aにおいて、アセ
ンブラ34は以下のオフセットの間の内容を出力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) 動作62Aは、前述の動作55Aと同一のものである。
動作62Aの後に動作63が続く。動作63において、
アセンブラ34は現在の終了タグをXML文書に出力す
る。動作63の後に動作64が続く。動作64におい
て、アセンブラ34は現在の終了タグが「ターゲットタ
グ(target tag)」であるかどうかを決定する。ターゲ
ットタグは、個人化された内容20の挿入位置を示すタ
グである。例えば、個人化された内容20はタイトルの
後にくる献詞である。従って、ターゲットタグはタイト
ルタグの終了タグである。一実施態様において、ターゲ
ットタグはアセンブラ34のコードにプログラミングさ
れる。或いは、ターゲットタグは、出版物を構成する際
にアセンブラ34が参照するテーブルの中に設定され得
る。現在の終了タグがターゲットタグである場合、動作
64の後に動作65が続く。そうでない場合には、動作
64の後に動作66が続く。動作65において、アセン
ブラ34は個人化された内容タグの間の個人化された内
容を出力する。アセンブラ34は、「order_sku」によ
ってCustomer_Contentテーブル171(図15)から個
人化された内容20を検索する。動作65の後に動作6
6が続く。動作66において、アセンブラ34は次の終
了タグに進む。動作67において、アセンブラ34は方
法50を終了する。全てのタグが調査され、XML文書が
完成した場合には、アセンブラ34は動作67に到達す
る。一実施態様において、アセンブラ34は「order_st
atus_code」をOrdersテーブル168にアップデート
し、注文に応じたことを示す。一実施態様においては、
アセンブラ34は2若しくはそれ以上の出版物から出版
物を構成する。この実施態様において、電子商取引デー
タベース23におけるストアド・プロシージャは、出版
物を組み合わせる注文と各出版物の「pub_id」を含むXM
Lバッチコマンドを送信する。アセンブラ34は、前述
の方法50Aを用いて最初の出版物をXML文書に構成す
る。第1の出版物が完成した後に、アセンブラ34は前
述の方法50Aを用いて同一のXML文書において第2の出
版物を第1の出版物の終了直後に構成する。そのプロセ
スは顧客が組合せを望む出版物に対して順次繰り返され
る。一実施態様において、アセンブラ34は方法50B
(図24)に従って別の出版物の一部及び個人化された
内容から個人化された出版物を製作する。アセンブラ3
4は、各著者と出版システム2の運営者との間の契約が
著者の出版物を部分的に配布若しくは販売することを許
可する場合には、別の出版物の一部から出版物を制作す
る。アセンブラ34は、例えば権利・ロイヤリティーデ
ータベース38におけるContract_Right_Restrictionテ
ーブル183(図30)に問い合わせて出版物が部分的
に配布若しくは販売可能であるかどうかを決定する。一
変更例においては、出版物のセクションがPub_Block_Co
mpテーブル163(図15)における個別のエントリに
おいて確認され、アセンブラ34は各段落の始めに段落
番号を挿入する。出版物のPDFファイルは、カタログウ
ェブページ22(図48)からのウェブページの表示領
域406において顧客に対して表示される。顧客が購入
を希望する段落と判断した場合には、顧客はフィールド
407において段落番号を入力する。顧客はこの出版物
の表示を一旦終了し、ボタン408を選択してカスタマ
イズされた書籍に選択された段落を追加することが可能
である。段落番号は、顧客が購入を望むPub_Block_Comp
テーブル163におけるエントリを識別する。構成の際
にアセンブラ34は各選択された段落の開始及び終了オ
フセットをPub_Block_Compテーブル163に問い合わ
せ、方法50B(図24)に従ってこれらのセクション
を組み立てる。選択された段落の開始オフセットは「選
択の開始(start of selection)」と称され、選択され
たパラグラフの終了オフセットは「選択の終了(end of
selection)」と称される。最初の動作52において、
アセンブラ34は以下のオフセットでタグの開始リスト
を作成する。 (1)(開始オフセット<選択の開始)及び(終了オフ
セット>選択の開始);又は(2)(開始オフセット<
選択の開始)及び(開始オフセット<選択の終了)動作
52の後に動作53が続く。動作53において、アセン
ブラ34は以下のオフセットでタグの終了リストを作成
する。 (1)(開始オフセット<選択の終了)及び(終了オフ
セット>選択の終了);又は(2)(終了オフセット<
選択の開始)及び(終了オフェット<選択の終了)動作
53の後に動作54が続く。動作55B及び62Bの各
々に置き換えた動作55A及び動作62Aを除けば、そ
の他の動作は方法50Aと変わらない。動作55Bにお
いて、アセンブラ34は以下の2つのオフセットの間の
内容を出力する。 (1)Max(Min(先の開始オフセット,先の終了オフセ
ット),選択の開始);並びに(2)Min(Min(現在の
開始オフセット,現在の終了オフセット),選択の終
了) 動作62Bは上述の動作55Bと同一のものである。ア
センブラ34は、全ての選択された段落がXMLファイル
に出力されるまで方法50Bを繰り返す。一実施態様に
おいて、アセンブラ34は2又はそれ以上の出版物を組
み合わせて新たな出版物を選択する。この実施態様にお
いて、電子商取引データベース23におけるストアド・
プロシージャは、各出版物に対する選択の開始及び終
了、出版物を組み合わせる注文及び各出版物の「pub_i
d」を含むXMLバッチコマンドを送信する。アセンブラ3
4は、前述の方法50Bを用いて第1の出版物をXML文書
に構成する。第1の出版物の完成の後に、アセンブラ3
4は前述の方法50Bを用いて同一のXML文書において
第2の出版物を第1の出版物の終了直後に構成する。その
プロセスは、顧客が組合せを望む出版物に対して順次繰
返される。動作300(図25)には動作301から3
04が含まれる。動作301において、トランスレータ
64はXSLスタイルシート39に従って出版物をXMLフォ
ーマットで保存する。動作301の後に動作302が続
く。動作302において、コンバータ35はスタイルシ
ート36に従って出版物の書式を整え、複数のファイル
形式の中の1つで出版物を保存する。ファイル形式は、
顧客によって選択された出力形式に依存する。例えば、
顧客がペーパーバックの書籍を望む場合、コンバータ3
5は、商用プリンタ9Aがペーパーバックの書籍を印刷
可能なように出版物をPDFファイルとして保存する。顧
客が電子書籍(eBook)を望む場合には、コンバータ35
は出版物を電子書籍ファイルとして保存する。動作30
2の後に動作303が続く。動作303において、出力
手段37は、出力形式に応じて出版物を顧客コンピュー
タ(例えば、顧客コンピュータ8A又は8B)、商用プ
リンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9B)又は電子
書店(例えば、電子書店65)に送信する。動作303
の後に動作304が続く。動作304において、顧客は
複数の出力形式のうちの1つで出版物を受取る。提出の
際に、電子商取引システムは、著者の権利・ロイヤリテ
ィー情報を提供するXMLバッチコマンドファイルを送信
する。図27乃至図32に示すデータモデルには、権利
・ロイヤリティー情報を格納するのに用いられる権利・
ロイヤリティーデータベース38のテーブルを示す。Co
ntracts(契約)テーブル181には、著者と出版シス
テム2の運営者との間の契約についての基本記録が含ま
れる。Contractsテーブル181(図27)には、「con
tract_id」、「contract_version」、「program_code」
及び他の一般的な契約情報の要素が含まれる。「contra
ct_id」は契約の識別名であり、「contract_version」
は契約のバージョンの識別名である。「program_code」
は、契約がその一部であるPublication_Program_LKテー
ブル189(図28)における書込みプログラムの識別
名である。各書き込みプログラムは、種々の期限、コス
ト及びサービスを著者に対して提供する。例えば、書込
みプログラムが編集サービス及び高いロイヤリティー歩
合を著者に対して提供するので、書込みプログラムのコ
ストが高くなる。「insert_contract」XMLバッチコマン
ドに応じて、XMLバッチコマンドツール31は、Contrac
tsテーブル181に行を追加し、適切なカラムに「inse
rt_contract」バッチコマンドの属性を挿入する。Contr
act_Itemsテーブル182(図30)には、著者と出版
システム2の運営者との間の契約の下でのアイテムの基
本記録が含まれる。そのアイテムは、出版物又は出版物
の構成要素(例えばセクション)であり得る。Contract
_Itemsテーブル182には、「contract_id」、「contr
act_version」、「contract_item_id」、「pub_id」、
又は「pub_camp_id」、「p_bookable」、「c_bookabl
e」、並びに「org_title_ratio」の要素が含まれる。
「Contract_item_id」は契約の下でのアイテムの識別名
である。一実施態様においては、アイテムが出版物であ
り、「pub_iD」がPublicationテーブル161からの出
版物を識別する。別の実施態様においては、アイテムが
出版物のセクションであり、「pub_comp_id」がPub_Blo
ck_Compテーブル163において出版物の構成要素を識
別する。「p_bookable」は、契約アイテムが個人化され
た組織の一部となり得るかどうかを示すフラグであり、
「c_bookable」は契約アイテムがカスタマイズされる書
籍の一部となり得るかどうかを示すフラグである。「or
g_title_ratio」は、契約アイテムが出版物のロイヤリ
ティーのどのくらいの割合を占めるかを識別する。例え
ば、著者が、書籍において契約アイテムが重要なチャプ
ターであると考える場合、それは書籍から生じる全ての
ロイヤリティーの75%を占める。著者が、重要なチャプ
ターをカスタマイズされた書籍の一部とすることを許容
する場合、著者は書籍全体の販売によって得たであろう
ロイヤリティーの75%のロイヤリティーの受取りを要求
する(ここでの75%が「org_title_ratio」である)。
「insert_contract_item」XMLバッチコマンドに応じ
て、XMLバッチコマンドツール31はContactsテーブル
181に行を追加し、適切なカラムに「insert_contrac
t」バッチコマンドの属性を挿入する。Contract_Rights
_Restrictionsテーブル183(図30)には、著者に
よって選択された出版物の配布及び販売におけるカスタ
マイズされた制限が含まれる。Contract_Rights_Restri
ctionsテーブル183には、「restriction_type」、
「restriction_code」、「contract_id」、「contract_
version」、及び「contract_item_id」の要素が含まれ
る。「restriction_type」は、言語、地理及び出力形式
のような出版物に課せられた制限のタイプの識別名であ
る。「restriction_code」は、制限の各タイプにおける
種々のサブタイプの識別名である。例えば「restrictio
n_type」及び「restriction_code」を組み合わせて、カ
リフォルニアにおける電子的形態の出版物の英語版の販
売の制限を作成することができる。Publication_Progra
m_LKテーブル189には、「program_code」及び「prog
ram_version」の要素を含めた、著者が関与できる各出
版プログラムに関連する一般的な情報が含まれる。Righ
ts_Restrictionsテーブル184(図28)には、Publi
cation_Program_LKテーブル189の各書込みプログラ
ムにおけるデフォルトの権利の制限が含まれる。Progra
m_Percentageテーブル187(図29)には、出版物の
販売の支払いに対して権利が与えられた各エンティティ
に対する種々のロイヤリティープログラムについての記
録が含まれる。Program_Percentageテーブル187に
は、「program_perc_id」、「program_code」、「progr
am_version」、「base_code」、「tier_code」、「ent_
type_code」、「pnt_type_code」及び「percentage」の
要素が含まれる。「program_perc_id」は、このロイヤ
リティープログラムの識別名である。「program_code」
及び「program_version」を用いて書込みプログラムに
対するこのロイヤリティープログラムを識別する。「ba
se_code」及び「tier_code」は、階段式のロイヤリティ
ープログラムの一部として用いられ、ここで著者は、
「base_code」によって識別されるベースロイヤリティ
ーパーセンテージ及び「tier_code」において指定され
た量に販売が到達した場合の付加的なロイヤリティーが
保証される。「ent_type_code」は、このロイヤリティ
ープログラムに従って支払われるエンティティを識別す
る。エンティティには、著者、著作権代理人、プロモー
ター及び発行者が含まれる。Participants(関係者)テ
ーブル188には、契約アイテムに対して支払われなけ
ればならない各エンティティに対しての記録が含まれ
る。Participantsテーブル188(図31)には、「en
tity_ID」、「contract_ID」、「contract_version」、
「contract_item_id」及び「author_title_share」の要
素が含まれる。「entity_ID」、「contract_ID」、「co
ntract_version」及び「contract_item_id」を用いてCo
ntract_Itemsテーブル182における契約アイテムを決
定する。「author_title_share」は、エンティティが、
Program_Percentageテーブル187(図29)において
指定されたロイヤリティーから得られるパーセンテージ
である。エンティティが、他のエンティティからのProg
ram_Percentageテーブル187に指定されたロイヤリテ
ィーを共有しない場合、「Author_title_share」は100%
である。Payments_Dueテーブル190(図32)には、
契約アイテムの販売に対するエンティティのための支払
いの記録が含まれる。Payments_Dueテーブル190に
は、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_ver
sion」、「contract_item_id」、「year」、「quarte
r」、「quantity_sold」、「amount_due」の要素が含ま
れる。「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」を用いてエンティティ
が支払われる契約アイテムを指定する。図49には、著
者がその提出物の各セクションにおけるロイヤリティー
の歩合を説明し得る1つの方法を示す。提出物11の作
成の際に、著者は、セクションが個別に購入可能である
ことを説明する特別なタグを用いる。提出物ページ28
J(図49)において、著者は各セクションに対するロ
イヤリティーの歩合を入力する(それらは合計して100%
のロイヤリティー歩合となる)。本明細書で説明した実
施例については、種々の変更及び付加が可能であること
が当業者には理解されよう。例えば、内容管理システム
5には、テキストの内容を音響(例えば音声)に変換
し、スピーカーを通して表示するための形式の音響とし
て出力するコンバータが含まれ得る。そのようなコンバ
ータによって、出版システム2は格納された内容を現存
する或いは未来のディスプレイメディアにおいて表示す
ることが可能となる。そのような変更及び改変は特許請
求の範囲に包含される。本発明の特定の実施例について
説明してきたが、本発明の原理を用いて他の多数の実施
態様を構築可能であることは明らかであろう。
【発明の効果】上記のように、本発明によって、著者か
ら配布又は販売のための情報の提出物をネットワークを
介して自動的に受取り、2以上の提出物を部分又は全体
的に組合せてその1以上の形式の組合せを配布するため
のシステム及び方法が得られる。
ら配布又は販売のための情報の提出物をネットワークを
介して自動的に受取り、2以上の提出物を部分又は全体
的に組合せてその1以上の形式の組合せを配布するため
のシステム及び方法が得られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による出版システムのブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図2】本発明の一実施形態による出版システムのブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図3】図2の著者コンピュータのブロック線図であ
る。
る。
【図4】図2の顧客コンピュータのブロック線図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施形態による図2の電子商取引の
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図6】本発明の一実施形態による図2の内容管理シス
テム及び権利管理システムのブロック線図である。
テム及び権利管理システムのブロック線図である。
【図7】本発明の一実施形態による出版方法の流れ図で
ある。
ある。
【図8】図7の動作100の流れ図である。
【図9】図5の電子商取引データベースにおけるストア
ド・プロシージャための方法の流れ図である。
ド・プロシージャための方法の流れ図である。
【図10】図6のバッチコマンドツールのための方法の
流れ図である。
流れ図である。
【図11】図6の取込みエンジンのための方法の流れ図
である。
である。
【図12】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルを示す図13乃至図20の構成(即ち接
続)を示す図である。
データモデルを示す図13乃至図20の構成(即ち接
続)を示す図である。
【図13】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図14】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図15】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図16】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図17】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図18】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図19】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図20】図6の内容管理データベースのデータ構造の
データモデルの一構成要素を示す図である。
データモデルの一構成要素を示す図である。
【図21】図7の動作200の流れ図である。
【図22】図5の電子商取引データベースにおけるスト
アド・プロシージャための方法の流れ図である。
アド・プロシージャための方法の流れ図である。
【図23】図6のアセンブラのための方法の流れ図であ
る。
る。
【図24】図6のアセンブラのための方法の流れ図であ
る。
る。
【図25】図7の動作300の流れ図である。
【図26】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルを示す図27乃至図32の
構成(即ち接続)を示す図である。
のデータ構造のデータモデルを示す図27乃至図32の
構成(即ち接続)を示す図である。
【図27】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
【図28】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
【図29】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
【図30】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
【図31】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
【図32】図6の権利・ロイヤリティーのデータベース
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
のデータ構造のデータモデルの一構成要素を示す図であ
る。
【図33】図5の提出物ウェブページを示す。
【図34】図5の提出物ウェブページを示す。
【図35】図5の提出物ウェブページを示す。
【図36】図5の提出物ウェブページを示す。
【図37】図5の提出物ウェブページを示す。
【図38】図5の提出物ウェブページを示す。
【図39】図5の提出物ウェブページを示す。
【図40】図5の提出物ウェブページを示す。
【図41】図5の提出物ウェブページを示す。
【図42】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図43】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図44】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図45】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図46】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図47】個人化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図48】個別化された書籍の注文のためのウェブペー
ジを示す。
ジを示す。
【図49】著者が提出物の各セクションにおけるロイヤ
リティーの歩合を説明するためのウェブページを示す。
リティーの歩合を説明するためのウェブページを示す。
【符号の説明】 1 著者コンピュータ 2 出版システム 3 ネットワーク 4 電子商取引システム 5 内容管理システム 7 支払サービス 8 顧客コンピュータ 10、18 ブラウザ 11 提出物 12 契約情報 13、21 支払情報 14 マーケティング情報 15 ワードプロセッサ 19 購入注文 20 個人化された内容 22 カタログウェブページ 23 電子商取引データベース 24 ウェブサーバアプリケーション 25 購入注文ウェブページ 26 ミドルウェア 27 支払アプリケーション 28 提出物ウェブページ 29 取込みエンジン 31 バッチコマンドツール 32 内容管理データベース 33 書式変換ライブラリー 34 アセンブラ 35 コンバータ 38 権利・ロイヤリティー管理データベース 39 スタイルシート 64 トランスレータ 65 電子書店 161 Publicationテーブル 162 Pub_Cover_Compテーブル 163 Pub_Block_Compテーブル 164 Assetテーブル 165 Iu_Tagテーブル 166 Pub_Fileテーブル 167 Iu_Attributeテーブル 168 Ordersテーブル 169 Order_Itemテーブル 170 Order_Skuテーブル 171 Customer_Contentテーブル 172 Style_Sheet_LKテーブル 181 Contractsテーブル 183 Contract_Right_Restrictionsテーブル 184 Right_Restrictionsテーブル 187 Program_Percentageテーブル 188 Participantsテーブル 189 Publication_Program_LKテーブル 190 Payments_Dueテーブル 352 編集コンピュータ 501、502 サーバ
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図7】
【図9】
【図33】
【図2】
【図3】
【図4】
【図22】
【図34】
【図49】
【図5】
【図6】
【図12】
【図25】
【図8】
【図10】
【図17】
【図48】
【図11】
【図13】
【図26】
【図35】
【図14】
【図15】
【図36】
【図37】
【図16】
【図18】
【図20】
【図39】
【図19】
【図21】
【図30】
【図40】
【図23】
【図24】
【図27】
【図41】
【図43】
【図28】
【図29】
【図44】
【図45】
【図31】
【図32】
【図42】
【図38】
【図46】
【図47】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月27日(2001.6.2
7)
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】本明細書の開示内容の一部には、著作権法
による保護を受けているものが含まれる。本著作権の所
有者は、特許庁におけるファイルや記録の場合の、特許
の文書又は特許の開示による複製に異議を唱えるもので
はないが、その他の場合には無断転載を禁ずるものであ
る。
による保護を受けているものが含まれる。本著作権の所
有者は、特許庁におけるファイルや記録の場合の、特許
の文書又は特許の開示による複製に異議を唱えるもので
はないが、その他の場合には無断転載を禁ずるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】全ての出版社の関心は編集の職務に注が
れている。編集者は出版される書籍を選択して著者と取
引し、またタイプで打った原稿の批評的な読み物を請負
い、書籍が印刷されるのを確認する。出版社と著者との
契約は、通常は出版社が一定の支払いの報酬として全世
界における全ての読取り可能な作品の制作及び複製につ
いての独占権を有すべきであることを明記している。し
かし多くの場合には、この契約は著者又はその代理人の
交渉力に左右されて幾つかの権利を除外するように変更
される。別の約款では、廉価版および輸出販売において
はより低い利幅のためにより低額のロイヤリティーが規
定される。
れている。編集者は出版される書籍を選択して著者と取
引し、またタイプで打った原稿の批評的な読み物を請負
い、書籍が印刷されるのを確認する。出版社と著者との
契約は、通常は出版社が一定の支払いの報酬として全世
界における全ての読取り可能な作品の制作及び複製につ
いての独占権を有すべきであることを明記している。し
かし多くの場合には、この契約は著者又はその代理人の
交渉力に左右されて幾つかの権利を除外するように変更
される。別の約款では、廉価版および輸出販売において
はより低い利幅のためにより低額のロイヤリティーが規
定される。
【0003】書籍の販売促進方法には、販売員が各書籍
販売業者へ外交して回る行為(セールス)が含まれる。
本の販売員は、本社から注意深く要旨の説明を受けて、
サンプル及び販売補助具を苦心して仕上げることもあ
る。管理者は、販売員に対して書籍販売業者を指定し、
割当てに対する発注結果を調査する。売行きが好調な出
版社は、2冊乃至3冊の周期的な近書刊の目録、並びに主
要な書籍販売業者及び図書館に既に出版されている過去
の書籍の年刊書目録を発行する。出版社は、直接の使用
のため若しくは書籍販売業者の使用のための内容見本を
多くの書籍に対して発行することもある。書評用献本の
印刷所への配布が通常の段取りの最終項目である。この
ようなセールス、目録及び書評の3つの段階は、書籍の
流通機構における必須要素であり、出版業者の専門的な
働き無しに行うことは事実上不可能である。印刷業者の
助けによって非常に体裁の良い本を制作する幾人かの著
者の能力は、本の流通を請け負う出版業者を見つけるこ
とができない場合には、十分に発揮されないままとな
る。
販売業者へ外交して回る行為(セールス)が含まれる。
本の販売員は、本社から注意深く要旨の説明を受けて、
サンプル及び販売補助具を苦心して仕上げることもあ
る。管理者は、販売員に対して書籍販売業者を指定し、
割当てに対する発注結果を調査する。売行きが好調な出
版社は、2冊乃至3冊の周期的な近書刊の目録、並びに主
要な書籍販売業者及び図書館に既に出版されている過去
の書籍の年刊書目録を発行する。出版社は、直接の使用
のため若しくは書籍販売業者の使用のための内容見本を
多くの書籍に対して発行することもある。書評用献本の
印刷所への配布が通常の段取りの最終項目である。この
ようなセールス、目録及び書評の3つの段階は、書籍の
流通機構における必須要素であり、出版業者の専門的な
働き無しに行うことは事実上不可能である。印刷業者の
助けによって非常に体裁の良い本を制作する幾人かの著
者の能力は、本の流通を請け負う出版業者を見つけるこ
とができない場合には、十分に発揮されないままとな
る。
【0004】出版業者は、公衆への流通手段として新聞
や雑誌を利用する。本来は出版業者の職員によって全て
取扱われており、大きな出版社にとっては、広告代理店
を利用して重要な書籍に対するキャンペーンの広告文や
詳細な説明の準備をすることは現在は稀である。自らの
著書が適切に広告されていると考える著者が少数しかい
ない一方で、大半の出版業者はその広告によって実際に
本が売れているかどうかを疑わしく考えている。販売収
入に対して広告に費やされる額は、他の殆どの商品に比
べて高く、新書に対して5%未満であることは稀である。
現在の出版業務の更なる詳細については、インターネッ
トの「www.britannica.com」で入手可能なEncyclopedia B
ritannicaの「Modern Publishing Practice」を参照され
たい。
や雑誌を利用する。本来は出版業者の職員によって全て
取扱われており、大きな出版社にとっては、広告代理店
を利用して重要な書籍に対するキャンペーンの広告文や
詳細な説明の準備をすることは現在は稀である。自らの
著書が適切に広告されていると考える著者が少数しかい
ない一方で、大半の出版業者はその広告によって実際に
本が売れているかどうかを疑わしく考えている。販売収
入に対して広告に費やされる額は、他の殆どの商品に比
べて高く、新書に対して5%未満であることは稀である。
現在の出版業務の更なる詳細については、インターネッ
トの「www.britannica.com」で入手可能なEncyclopedia B
ritannicaの「Modern Publishing Practice」を参照され
たい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、著者から配布又は販売のための情報の提出物をネッ
トワークを介して自動的に受取り、2以上の提出物を部
分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを配
布するためのシステム及び方法を提供することにある。
は、著者から配布又は販売のための情報の提出物をネッ
トワークを介して自動的に受取り、2以上の提出物を部
分又は全体的に組合せてその1以上の形式の組合せを配
布するためのシステム及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による出版物の配布のための方法には、1又
はそれ以上のファイル形式の出版物についての情報(以
下、「提出物」と称する)を受取る過程と、少なくとも
2つの情報源から情報の一部又は全体を組み合わせて新
たな情報を作り出す過程と、その新たな情報を1又はそ
れ以上の印刷媒体及び電子媒体において表示するために
1又はそれ以上のファイル形式で送信する過程とが含ま
れる。その方法によって、新たな情報の受信者は様々な
媒体において新たな情報を見ることができる。また、そ
の方法によって、提出物又は以前に出版された提出物
(即ち、「出版物」)から大量の新たな書籍を作り出す
ことが可能である。
に、本発明による出版物の配布のための方法には、1又
はそれ以上のファイル形式の出版物についての情報(以
下、「提出物」と称する)を受取る過程と、少なくとも
2つの情報源から情報の一部又は全体を組み合わせて新
たな情報を作り出す過程と、その新たな情報を1又はそ
れ以上の印刷媒体及び電子媒体において表示するために
1又はそれ以上のファイル形式で送信する過程とが含ま
れる。その方法によって、新たな情報の受信者は様々な
媒体において新たな情報を見ることができる。また、そ
の方法によって、提出物又は以前に出版された提出物
(即ち、「出版物」)から大量の新たな書籍を作り出す
ことが可能である。
【0007】第1の実施例において、前記方法には顧客
からの購入注文を受取る過程が含まれる。顧客は、現存
する出版物(又は出版されていない提出物)と顧客によ
って提供された付加的な情報(例えば、販売促進的アイ
テムとして用いられる書籍のロゴタイプ)(即ち、「個
人化された情報」)とを組み合わせた新たな出版物
(「個人化された書籍」或いは「p-book」)を購入可能
である。また、顧客は、現存する出版物の2又はそれ以
上の部分を組み合わせることによって構成された新たな
出版物(即ち、「カスタマイズされた書籍」或いは「c-
book」)を購入可能である。また、第1の実施例によっ
て、顧客は購入する出版物に加筆してそれらの感傷的又
は審美的価値を増大させることができる。更に、第1の
実施例によって、顧客は彼らが興味を持った出版物の一
部のみを購入するので、購入した出版物から得られる価
値が向上する。
からの購入注文を受取る過程が含まれる。顧客は、現存
する出版物(又は出版されていない提出物)と顧客によ
って提供された付加的な情報(例えば、販売促進的アイ
テムとして用いられる書籍のロゴタイプ)(即ち、「個
人化された情報」)とを組み合わせた新たな出版物
(「個人化された書籍」或いは「p-book」)を購入可能
である。また、顧客は、現存する出版物の2又はそれ以
上の部分を組み合わせることによって構成された新たな
出版物(即ち、「カスタマイズされた書籍」或いは「c-
book」)を購入可能である。また、第1の実施例によっ
て、顧客は購入する出版物に加筆してそれらの感傷的又
は審美的価値を増大させることができる。更に、第1の
実施例によって、顧客は彼らが興味を持った出版物の一
部のみを購入するので、購入した出版物から得られる価
値が向上する。
【0008】第2の実施例において、前記方法には著者
から提出物の販売若しくは配布における制限を受取る過
程と、著者から提出物におけるロイヤリティーの歩合を
受取る過程とが含まれる。著者は、その制限やロイヤリ
ティー歩合を、提出物の全体に対して或いは提出物の幾
つかの部分(又はその部分の全て)に対して個別に与え
ることができる。著者は、その制限を利用して、その提
出物と別の出版物との組合せや所定の形式での提出物の
配布を防止することが可能である。第2の実施例によっ
て、p-book及びc-bookに対してのロイヤリティー歩合の
計算が可能となる。第1の実施例は第2の実施例を伴わず
に用いることができ、またその逆も同様であることに注
意されたい。例えば、個人化される出版物(例えば、シ
ェークスピアの戯曲)がパブリックドメインにある場合
や、或いは出版社(Time Warner等)によって所有され
ている場合には、第1の実施例は第2の実施例を伴わずに
具現化され得る。
から提出物の販売若しくは配布における制限を受取る過
程と、著者から提出物におけるロイヤリティーの歩合を
受取る過程とが含まれる。著者は、その制限やロイヤリ
ティー歩合を、提出物の全体に対して或いは提出物の幾
つかの部分(又はその部分の全て)に対して個別に与え
ることができる。著者は、その制限を利用して、その提
出物と別の出版物との組合せや所定の形式での提出物の
配布を防止することが可能である。第2の実施例によっ
て、p-book及びc-bookに対してのロイヤリティー歩合の
計算が可能となる。第1の実施例は第2の実施例を伴わず
に用いることができ、またその逆も同様であることに注
意されたい。例えば、個人化される出版物(例えば、シ
ェークスピアの戯曲)がパブリックドメインにある場合
や、或いは出版社(Time Warner等)によって所有され
ている場合には、第1の実施例は第2の実施例を伴わずに
具現化され得る。
【0009】一実施態様において、出版物を配布するた
めの1又はそれ以上のコンピュータのシステムには、著
者から出版のための提出物を受取り、また顧客から購入
注文を受取る第1のシステム(即ち、「電子商取引シス
テム」)が含まれる。著者は、彼らの(出版のための)
提出物をウェブページの第1のセット(即ち、「提出物
ウェブページ」)を介してネットワーク(例えば、イン
ターネット)上で提供する。顧客は、ウェブページの第
2のセット(即ち、「カタログウェブページ」)を拾い
読みし、ウェブページの第3のセット(即ち、「購入注
文ウェブページ」)を介して出版物を購入する。その3
つのウェブページのセットは、全て電子商取引システム
に格納される。システムは、顧客からの購入注文を受取
った後に、顧客によって選択された表示媒体に従って、
顧客によって注文された1又はそれ以上の出版物の書式
を整える。顧客が書籍のような印刷媒体を選択する場合
には、システムは出版物を商用のプリンタに送信し、出
版物を印刷して書籍として製本する。従って、この実施
態様によって、従来の出版社によって必要とされる書籍
の過剰な在庫管理を必要とすることなしに、顧客からの
注文に応じてオンデマンドでの印刷が可能となる。
めの1又はそれ以上のコンピュータのシステムには、著
者から出版のための提出物を受取り、また顧客から購入
注文を受取る第1のシステム(即ち、「電子商取引シス
テム」)が含まれる。著者は、彼らの(出版のための)
提出物をウェブページの第1のセット(即ち、「提出物
ウェブページ」)を介してネットワーク(例えば、イン
ターネット)上で提供する。顧客は、ウェブページの第
2のセット(即ち、「カタログウェブページ」)を拾い
読みし、ウェブページの第3のセット(即ち、「購入注
文ウェブページ」)を介して出版物を購入する。その3
つのウェブページのセットは、全て電子商取引システム
に格納される。システムは、顧客からの購入注文を受取
った後に、顧客によって選択された表示媒体に従って、
顧客によって注文された1又はそれ以上の出版物の書式
を整える。顧客が書籍のような印刷媒体を選択する場合
には、システムは出版物を商用のプリンタに送信し、出
版物を印刷して書籍として製本する。従って、この実施
態様によって、従来の出版社によって必要とされる書籍
の過剰な在庫管理を必要とすることなしに、顧客からの
注文に応じてオンデマンドでの印刷が可能となる。
【0010】前述の実施態様において、第2のサブシス
テム(即ち、「内容管理システム」)には、各提出物に
おいて2つのタイプの情報(即ち、表示される内容(或い
はコンテンツ)及び内容がどのようなもの(例えば、表
題、章又は前書き)であるかを説明する記述子)を識別
する第1のアプリケーション(即ち、「取込みエンジン
(ingest engine)」)が含まれる。取込みエンジンは、
これらの2つのタイプの情報をデータベース(即ち、
「内容管理データベース」)に個別に保存する。顧客か
らの注文に応じて、第2のアプリケーション(即ち、
「アセンブラ(assembler)」)は、内容管理データベー
スに格納された内容及び記述子から新たな出版物を制作
する。第3のアプリケーション(即ち、「コンバー
タ」)は、新たな出版物の書式を整えるために用いられ
るマージン、タブ、フォント、ヘッダー、フッター及び
レイアウト設定を格納するファイル(即ち、「スタイル
シート」)を使用し、1又はそれ以上の印刷媒体及び電
子媒体の中の1つにおける表示に対して互換性を有する
ファイル形式で出版物を保存する。
テム(即ち、「内容管理システム」)には、各提出物に
おいて2つのタイプの情報(即ち、表示される内容(或い
はコンテンツ)及び内容がどのようなもの(例えば、表
題、章又は前書き)であるかを説明する記述子)を識別
する第1のアプリケーション(即ち、「取込みエンジン
(ingest engine)」)が含まれる。取込みエンジンは、
これらの2つのタイプの情報をデータベース(即ち、
「内容管理データベース」)に個別に保存する。顧客か
らの注文に応じて、第2のアプリケーション(即ち、
「アセンブラ(assembler)」)は、内容管理データベー
スに格納された内容及び記述子から新たな出版物を制作
する。第3のアプリケーション(即ち、「コンバー
タ」)は、新たな出版物の書式を整えるために用いられ
るマージン、タブ、フォント、ヘッダー、フッター及び
レイアウト設定を格納するファイル(即ち、「スタイル
シート」)を使用し、1又はそれ以上の印刷媒体及び電
子媒体の中の1つにおける表示に対して互換性を有する
ファイル形式で出版物を保存する。
【0011】前述の実施態様において、第3のシステム
(即ち、「権利システム」)は、提出された出版物の制
限(また「権利」とも称される)及びロイヤリティー情
報をデータベース(即ち、「権利データベース」)に格
納する。従って、権利データベースは、内容の配布若し
くは販売における制限並びに内容の全ての配布若しくは
販売に対して受けるべき全てのロイヤリティーに対する
ロイヤリティーの歩合を保有する。
(即ち、「権利システム」)は、提出された出版物の制
限(また「権利」とも称される)及びロイヤリティー情
報をデータベース(即ち、「権利データベース」)に格
納する。従って、権利データベースは、内容の配布若し
くは販売における制限並びに内容の全ての配布若しくは
販売に対して受けるべき全てのロイヤリティーに対する
ロイヤリティーの歩合を保有する。
【0012】一実施例では、取込みエンジンは提出され
た出版物からトリー(tree)を生成し、トリーの各ノード
が内容若しくは記述子を含むか否かを決定する。ノード
が内容を含む場合、取込みエンジンは内容管理データベ
ースのテーブルに内容を保存する。ノードが記述子を含
む場合、取込みエンジンはその記述子を内容管理データ
ベースの別のテーブルに保存する。
た出版物からトリー(tree)を生成し、トリーの各ノード
が内容若しくは記述子を含むか否かを決定する。ノード
が内容を含む場合、取込みエンジンは内容管理データベ
ースのテーブルに内容を保存する。ノードが記述子を含
む場合、取込みエンジンはその記述子を内容管理データ
ベースの別のテーブルに保存する。
【0013】一実施例では、アセンブラは記述子が記述
する内容の開始位置に格納された記述子の第1のリスト
(即ち、「開始リスト」)を作成し、またそれらが記述
する内容の終了位置に格納された同一記述子の第2のリ
スト(「終了リスト」)を作成する。次にアセンブラ
は、開始リストからの記述子の開始位置が、終了リスト
からの記述子の終了位置に比べてより大きいか、等しい
か、或いはより小さいかを決定する。第1の反復におい
て、アセンブラは2つの記述子を開始リストの始めにお
いて比較し、また一方で終了リストの始めにおいてそれ
らを比較する。その比較の結果に応じて、アセンブラ
は、記述子の1つによって識別された内容の前に位置す
る内容の一部をファイルに出力する。また、その比較の
結果に応じて、アセンブラは記述子の1つ又はその両方
をファイルに出力する。更に、その比較の結果に応じ
て、アセンブラは、次の比較のために開始リストの次の
記述子に進むか否か、また終了リストの次の記述子に進
むか否かを決定する。
する内容の開始位置に格納された記述子の第1のリスト
(即ち、「開始リスト」)を作成し、またそれらが記述
する内容の終了位置に格納された同一記述子の第2のリ
スト(「終了リスト」)を作成する。次にアセンブラ
は、開始リストからの記述子の開始位置が、終了リスト
からの記述子の終了位置に比べてより大きいか、等しい
か、或いはより小さいかを決定する。第1の反復におい
て、アセンブラは2つの記述子を開始リストの始めにお
いて比較し、また一方で終了リストの始めにおいてそれ
らを比較する。その比較の結果に応じて、アセンブラ
は、記述子の1つによって識別された内容の前に位置す
る内容の一部をファイルに出力する。また、その比較の
結果に応じて、アセンブラは記述子の1つ又はその両方
をファイルに出力する。更に、その比較の結果に応じ
て、アセンブラは、次の比較のために開始リストの次の
記述子に進むか否か、また終了リストの次の記述子に進
むか否かを決定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の好適な実施例について説明する。
本発明の好適な実施例について説明する。
【0015】一実施例において、1又はそれ以上のコン
ピュータ(以下「出版システム」と称する)2(図1及
び図2)が、方法70(図7)に従って出版物を配布す
る。動作100において、出版システム2が1又はそれ
以上のファイル形式での出版のために提出物を受取る。
そのファイル形式には、拡張可能なマーク付け言語(XM
L)、ハイパーテキストを記入するためのマークアップ
言語(HTML)、PDF(portable document format)及び
種々のプロセッサのファイル形式(例えば、Wordfrom M
icrosoft Corp. of Redmond, Washington、WordPerfect
from Corel Corp. of Ottawa, Canada、AppleWorks by
Apple Computers Inc. of Cupertino, California、Qu
arkXPress from Quark Inc. of Denver, Colorado及びP
ageMakerfrom Adobe of San Jose, California)が含ま
れる。動作100の後に動作200が続く。動作200
に於いて、システム2は、少なくとも2つ以上のソース
から部分的又は全体的に内容を組み合わせて新たな出版
物を作成する。動作200の後に動作300が続く。動
作300に於いて、システム2は、1以上の印刷媒体及
び電子媒体での表示のために、1又はそれ以上のファイ
ル形式の新たな出版物を送信する。例えば、システム2
は、出版物をポストスクリプト形式で商用のプリンタに
送り、同じ出版物をPDF形式で顧客に送ることもでき
る。ここで言う「出版物」はテキストやグラフィックに限
定されず、例えば音声や映像等も含むことに注意された
い。そのような音声の出版物は、オーディオカセットテ
ープ又はオーディオCD若しくはDVDにおいて「表示」さ
れ得る。オーディオの提出物は、例えば情報を著者が口
述することよって提供され得る。
ピュータ(以下「出版システム」と称する)2(図1及
び図2)が、方法70(図7)に従って出版物を配布す
る。動作100において、出版システム2が1又はそれ
以上のファイル形式での出版のために提出物を受取る。
そのファイル形式には、拡張可能なマーク付け言語(XM
L)、ハイパーテキストを記入するためのマークアップ
言語(HTML)、PDF(portable document format)及び
種々のプロセッサのファイル形式(例えば、Wordfrom M
icrosoft Corp. of Redmond, Washington、WordPerfect
from Corel Corp. of Ottawa, Canada、AppleWorks by
Apple Computers Inc. of Cupertino, California、Qu
arkXPress from Quark Inc. of Denver, Colorado及びP
ageMakerfrom Adobe of San Jose, California)が含ま
れる。動作100の後に動作200が続く。動作200
に於いて、システム2は、少なくとも2つ以上のソース
から部分的又は全体的に内容を組み合わせて新たな出版
物を作成する。動作200の後に動作300が続く。動
作300に於いて、システム2は、1以上の印刷媒体及
び電子媒体での表示のために、1又はそれ以上のファイ
ル形式の新たな出版物を送信する。例えば、システム2
は、出版物をポストスクリプト形式で商用のプリンタに
送り、同じ出版物をPDF形式で顧客に送ることもでき
る。ここで言う「出版物」はテキストやグラフィックに限
定されず、例えば音声や映像等も含むことに注意された
い。そのような音声の出版物は、オーディオカセットテ
ープ又はオーディオCD若しくはDVDにおいて「表示」さ
れ得る。オーディオの提出物は、例えば情報を著者が口
述することよって提供され得る。
【0016】本明細書の用語「表示」は、人間が使用す
るのに適した形式の新たな出版物を、例えばモニタ/ス
クリーン、スピーカー/ヘッドセット又はプリンタのよ
うな表示装置で提供することを意図するものである。
「表示」には、ソフトウェアプログラムの実行、(スピ
ーカー/ヘッドセットによる)録音の実行、(モニター
/スクリーンに於ける)ビデオ録画の表示並びに(プリ
ンタに於ける)テキストや画像の印刷が含まれる。
るのに適した形式の新たな出版物を、例えばモニタ/ス
クリーン、スピーカー/ヘッドセット又はプリンタのよ
うな表示装置で提供することを意図するものである。
「表示」には、ソフトウェアプログラムの実行、(スピ
ーカー/ヘッドセットによる)録音の実行、(モニター
/スクリーンに於ける)ビデオ録画の表示並びに(プリ
ンタに於ける)テキストや画像の印刷が含まれる。
【0017】著者は、彼らの提出物を、それらを格納す
るシステム2に送信する。用語「著者」は、提出物の創
作者、公認の代理人及び提出物をシステム2に送信する
何人もが含まれることを意図するものである。システム
2は提出物同士又は提出物と個人化された内容とを組み
合わせて新たな出版物を構成する。顧客が電子媒体での
新たな出版物を要求する場合には、システム2は電子媒
体での新たな出版物を準備してそれを顧客に送信する。
顧客が書籍のような印刷媒体での新たな出版物を要求す
る場合には、システム2は新たな出版物を印刷業者に送
信する。印刷業者は選択物を印刷して書籍として製本し
てそれを顧客に送る。システム2は、顧客からその新た
な出版物に対する支払いを受取り、その収益をシステム
2、著者及び印刷業者の間で分配する。
るシステム2に送信する。用語「著者」は、提出物の創
作者、公認の代理人及び提出物をシステム2に送信する
何人もが含まれることを意図するものである。システム
2は提出物同士又は提出物と個人化された内容とを組み
合わせて新たな出版物を構成する。顧客が電子媒体での
新たな出版物を要求する場合には、システム2は電子媒
体での新たな出版物を準備してそれを顧客に送信する。
顧客が書籍のような印刷媒体での新たな出版物を要求す
る場合には、システム2は新たな出版物を印刷業者に送
信する。印刷業者は選択物を印刷して書籍として製本し
てそれを顧客に送る。システム2は、顧客からその新た
な出版物に対する支払いを受取り、その収益をシステム
2、著者及び印刷業者の間で分配する。
【0018】著者は、コンピュータ1A(「著者コンピ
ュータ」と称する)を用いて、提出物11(図3)を出
版システム2の第1のシステム4(「電子商取引システ
ム4」)(図2)に送信する。また、著者はコンピュー
タ1Aを用いて、契約情報12、支払情報13及びマー
ケティング情報14(図3)を含めた情報を電子商取引
システム4に送信する。同様に、別の著者はコンピュー
タ1Bを用いて、出版システム2に彼らの出版物を提出
する。或いは、何人も著者コンピュータ1A及び1Bを
用いて、出版システム2に出版物を提出することが可能
である。例えば、著作権代理人がコンピュータ1A若し
くは1Bを用いて出版物を提出することが可能である。
図2に示すように、そこには更なる著者コンピュータが
存在し得る。
ュータ」と称する)を用いて、提出物11(図3)を出
版システム2の第1のシステム4(「電子商取引システ
ム4」)(図2)に送信する。また、著者はコンピュー
タ1Aを用いて、契約情報12、支払情報13及びマー
ケティング情報14(図3)を含めた情報を電子商取引
システム4に送信する。同様に、別の著者はコンピュー
タ1Bを用いて、出版システム2に彼らの出版物を提出
する。或いは、何人も著者コンピュータ1A及び1Bを
用いて、出版システム2に出版物を提出することが可能
である。例えば、著作権代理人がコンピュータ1A若し
くは1Bを用いて出版物を提出することが可能である。
図2に示すように、そこには更なる著者コンピュータが
存在し得る。
【0019】電子商取引システム4は、提出物11を内
容管理システム5に送信する(図2)。提出物11に
は、内容(例えば、テキスト)及び内容を説明する記述
子(例えばテキストに含まれる情報の形式を規定するコ
ード)が含まれる。内容管理システム5は、提出物11
を解析し、内容と記述子とに分けて内容管理データベー
ス32(図6)に保存する。
容管理システム5に送信する(図2)。提出物11に
は、内容(例えば、テキスト)及び内容を説明する記述
子(例えばテキストに含まれる情報の形式を規定するコ
ード)が含まれる。内容管理システム5は、提出物11
を解析し、内容と記述子とに分けて内容管理データベー
ス32(図6)に保存する。
【0020】電子商取引システム4は、契約情報12を
権利・ロイヤリティー管理システム6に送信する(図
2)。契約情報12には、著者のロイヤリティーの歩合
や、例えば言語、区域、出力形式の制約及び別の提出物
を含めた他の情報と組み合わされた提出物の有効性等の
提出物11の配布や販売に於ける制約(無しの場合もあ
り得る)が含まれる。電子商取引システム4は、支払い
情報13を電子商取引データベース23及び内容管理シ
ステム5に保存する。支払い情報13には、出版システ
ム2によって提供されたサービスに対する著者の支払い
方法並びに提出物11の販売に対する出版システム2の
著者への支払い方法が含まれる。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を局所的に、また内容管理シス
テム5に保存する。或いは、電子商取引システム4は、
マーケティング情報を内容管理システム5に送信し、そ
の内容管理システム5がマーケティング情報を内容管理
データベース32に保存する。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を利用して、顧客が出版物を拾
い読みしてその1又はそれ以上の部分を購入のために選
択するためのオンラインカタログを作成する。
権利・ロイヤリティー管理システム6に送信する(図
2)。契約情報12には、著者のロイヤリティーの歩合
や、例えば言語、区域、出力形式の制約及び別の提出物
を含めた他の情報と組み合わされた提出物の有効性等の
提出物11の配布や販売に於ける制約(無しの場合もあ
り得る)が含まれる。電子商取引システム4は、支払い
情報13を電子商取引データベース23及び内容管理シ
ステム5に保存する。支払い情報13には、出版システ
ム2によって提供されたサービスに対する著者の支払い
方法並びに提出物11の販売に対する出版システム2の
著者への支払い方法が含まれる。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を局所的に、また内容管理シス
テム5に保存する。或いは、電子商取引システム4は、
マーケティング情報を内容管理システム5に送信し、そ
の内容管理システム5がマーケティング情報を内容管理
データベース32に保存する。電子商取引システム4
は、マーケティング情報を利用して、顧客が出版物を拾
い読みしてその1又はそれ以上の部分を購入のために選
択するためのオンラインカタログを作成する。
【0021】顧客はコンピュータ8A(「顧客コンピュ
ータ」と称する)を用いて、ネットワーク3上で出版シ
ステム2に格納された出版物(それらが出版される(例
えば、オンラインで購入可能となる)までは「提出物」と
称する)を検索して購入する。同様に、別の顧客は顧客
コンピュータ8Bを用いて、出版システム2によって出
版物を検索して購入する。図2に示すように、そこには
更なる著作コンピュータが存在し得る。
ータ」と称する)を用いて、ネットワーク3上で出版シ
ステム2に格納された出版物(それらが出版される(例
えば、オンラインで購入可能となる)までは「提出物」と
称する)を検索して購入する。同様に、別の顧客は顧客
コンピュータ8Bを用いて、出版システム2によって出
版物を検索して購入する。図2に示すように、そこには
更なる著作コンピュータが存在し得る。
【0022】顧客は、所定の出版物と組み合わされた個
人化された内容20(図4)を創作し、個人化された書
籍のような新たな出版物を作り出すことができる。例え
ば、夫が妻へのプレゼントとして献詞と詩集とを組み合
わせて新たな著作を作ることができる(それらはしっか
りと装丁され得る)。
人化された内容20(図4)を創作し、個人化された書
籍のような新たな出版物を作り出すことができる。例え
ば、夫が妻へのプレゼントとして献詞と詩集とを組み合
わせて新たな著作を作ることができる(それらはしっか
りと装丁され得る)。
【0023】顧客は、出版システム2を管理する会社と
各著者との間の契約によって許可された場合や、出版シ
ステム2が機能するビジネスルールによって許可された
場合には、出版物の一部若しくはその全てを購入するこ
とが可能である。更に、顧客は購入した出版物の一部若
しくはその全てを組み合わせて特注の書籍のような新た
な出版物とすることが可能である。例えば、教授が幾つ
かの著作を部分的に組み合わせて、授業に出席する際に
必要となる書籍(「読本」とも称される)を製作するこ
とができる。
各著者との間の契約によって許可された場合や、出版シ
ステム2が機能するビジネスルールによって許可された
場合には、出版物の一部若しくはその全てを購入するこ
とが可能である。更に、顧客は購入した出版物の一部若
しくはその全てを組み合わせて特注の書籍のような新た
な出版物とすることが可能である。例えば、教授が幾つ
かの著作を部分的に組み合わせて、授業に出席する際に
必要となる書籍(「読本」とも称される)を製作するこ
とができる。
【0024】顧客は、購入した出版物の出力形式を決定
する。購入した出版物の出力形式には、1又はそれ以上
の印刷媒体や電子媒体が含まれる。顧客は出版システム
2が提供する事前に定義されたスタイルの中から決定す
る。事前に定義されたスタイルによって、フォント、フ
ォント形式、フォントサイズ及びレイアウトのような著
作物の外観や雰囲気が生み出される。例えば高齢者は、
読み取りが容易な大きなサイズのフォントを有する事前
に定義されたスタイルを選択する。或いは、内容管理シ
ステム5は、顧客の購入物に対してデフォルトの定義済
みのスタイルを提供する。
する。購入した出版物の出力形式には、1又はそれ以上
の印刷媒体や電子媒体が含まれる。顧客は出版システム
2が提供する事前に定義されたスタイルの中から決定す
る。事前に定義されたスタイルによって、フォント、フ
ォント形式、フォントサイズ及びレイアウトのような著
作物の外観や雰囲気が生み出される。例えば高齢者は、
読み取りが容易な大きなサイズのフォントを有する事前
に定義されたスタイルを選択する。或いは、内容管理シ
ステム5は、顧客の購入物に対してデフォルトの定義済
みのスタイルを提供する。
【0025】出版物を購入するために、顧客は購入注文
19(図4)を電子商取引システム4に送信する。電子
商取引システム4は、購入指示19を内容管理システム
5に送信する。顧客が出力形式として電子媒体を選択す
る場合には、内容管理システム5はその選択された電子
媒体で発注された出版物を生成し(即ち、製作し)、ネ
ットワーク3によって顧客コンピュータ8Aに出版物を
送信する。顧客が出力形式として印刷媒体を選択する場
合には、内容管理システム5は商用プリンタ9Aが受け
付ける形式のコードを有するファイルで著作物を生成
し、ネットワーク3によって商用プリンタ9Aにそのフ
ァイルを送信する。商用プリンタ9Aは、ペーパーバッ
ク(例えば、ページを印刷しその印刷されたページをと
じる)等の選択された印刷媒体で出版物を製作し、その
出版物を顧客に配達するか、或いは購入可能な状態とす
る。
19(図4)を電子商取引システム4に送信する。電子
商取引システム4は、購入指示19を内容管理システム
5に送信する。顧客が出力形式として電子媒体を選択す
る場合には、内容管理システム5はその選択された電子
媒体で発注された出版物を生成し(即ち、製作し)、ネ
ットワーク3によって顧客コンピュータ8Aに出版物を
送信する。顧客が出力形式として印刷媒体を選択する場
合には、内容管理システム5は商用プリンタ9Aが受け
付ける形式のコードを有するファイルで著作物を生成
し、ネットワーク3によって商用プリンタ9Aにそのフ
ァイルを送信する。商用プリンタ9Aは、ペーパーバッ
ク(例えば、ページを印刷しその印刷されたページをと
じる)等の選択された印刷媒体で出版物を製作し、その
出版物を顧客に配達するか、或いは購入可能な状態とす
る。
【0026】同様に、内容管理システム5は、出版物の
ファイルを別の商用プリンタ9Bに送信することが可能
である。商用プリンタ9A及び9Bには、例えば、Ligh
tning Print Inc. of La Vergne, Tennessee (www.ligh
tningprint.com)、Deharts Printing Services Corp. o
f Santa Clara, California (www.deharts.com)及びKin
ko's Inc. of Ventura, California (www.kinkos.com)
が含まれる。図2に示すように、そこには更なる商用プ
リンタが存在し得る。
ファイルを別の商用プリンタ9Bに送信することが可能
である。商用プリンタ9A及び9Bには、例えば、Ligh
tning Print Inc. of La Vergne, Tennessee (www.ligh
tningprint.com)、Deharts Printing Services Corp. o
f Santa Clara, California (www.deharts.com)及びKin
ko's Inc. of Ventura, California (www.kinkos.com)
が含まれる。図2に示すように、そこには更なる商用プ
リンタが存在し得る。
【0027】また、内容管理システム5は、ファイルを
電子書店65Aに送信することが可能である。電子書店
65Aの例が、Celorio Garridoの米国特許第6,012,890
号に開示されている(ここで言及することにより本明細
書の一部とする)。電子書店65Bは、電子書店65A
と同様のものである。図2に示すように、そこには更な
る電子書店が存在し得る。電子商取引システム4は支払
いサービス7を利用して顧客の購入に対する請求書を送
付し、権利・ロイヤリティー管理システム6は決算のた
めに著者の出版物の販売を記録する。
電子書店65Aに送信することが可能である。電子書店
65Aの例が、Celorio Garridoの米国特許第6,012,890
号に開示されている(ここで言及することにより本明細
書の一部とする)。電子書店65Bは、電子書店65A
と同様のものである。図2に示すように、そこには更な
る電子書店が存在し得る。電子商取引システム4は支払
いサービス7を利用して顧客の購入に対する請求書を送
付し、権利・ロイヤリティー管理システム6は決算のた
めに著者の出版物の販売を記録する。
【0028】一実施例において、著者コンピュータ1A
には市販の任意のコンピュータが含まれる。著者コンピ
ュータ1Aには、Microsoft社(Microsoft Corporation
ofSeattle, Washington)のInternet Explorer、或い
はNetscape社(Netscape ofMountain View, Californi
a)のNetscape Communicatorのようなブラウザ10(図
3)が含まれる。著者は、ブラウザを利用して提出物1
1を電子商取引システム4にアップロードする。また、
著者はブラウザ10を利用して契約情報12、支払い情
報13及びマーケティング情報14を電子商取引システ
ム4に提示する。
には市販の任意のコンピュータが含まれる。著者コンピ
ュータ1Aには、Microsoft社(Microsoft Corporation
ofSeattle, Washington)のInternet Explorer、或い
はNetscape社(Netscape ofMountain View, Californi
a)のNetscape Communicatorのようなブラウザ10(図
3)が含まれる。著者は、ブラウザを利用して提出物1
1を電子商取引システム4にアップロードする。また、
著者はブラウザ10を利用して契約情報12、支払い情
報13及びマーケティング情報14を電子商取引システ
ム4に提示する。
【0029】一実施例において、著者コンピュータ1A
には、Microsoft社のWord 2000若しくはCorel社のWordP
erfectのようなワードプロセッサ15が含まれる。著者
は、ワードプロセッサ15を利用して提出物11を作成
する。一実施例において、ワードプロセッサ15は拡張
可能なマーク付け言語(XML)ファイル形式のような自
己記述形式で提出物11を保存する。前述のように、自
己記述形式の情報には、顧客に表示される内容及びその
内容を説明する1又はそれ以上の記述子が含まれること
に注意されたい。
には、Microsoft社のWord 2000若しくはCorel社のWordP
erfectのようなワードプロセッサ15が含まれる。著者
は、ワードプロセッサ15を利用して提出物11を作成
する。一実施例において、ワードプロセッサ15は拡張
可能なマーク付け言語(XML)ファイル形式のような自
己記述形式で提出物11を保存する。前述のように、自
己記述形式の情報には、顧客に表示される内容及びその
内容を説明する1又はそれ以上の記述子が含まれること
に注意されたい。
【0030】出版システム2との互換性を確保するため
に、著者は、電子商取引システム4からワードプロセッ
サ15のための文書のテンプレート17及びプラグイン
16をダウンロードする。著者は、ワードプロセッサ1
5で文書のトテンプレート17及びプラグインを利用し
て提出物11を作成する。文書のテンプレート17は、
著者が出版物の各セクションを識別する(標識する)た
めに利用する事前に定義されたスタイルを提供する。例
えば、著者は事前に定義されたスタイルを利用して出版
物の各パラグラフを識別する。著者が提出物11をXML
ファイルとして保存する場合、プラグイン16は事前に
定義されたスタイルを用いてテキストの個々のセクショ
ンの周りにXMLタグを巻きつける。提出物11がイラス
トを含む場合、プラグイン16は個別のファイルとして
イラストを保存し、提出物11に於けるイラストのファ
イルとリンクさせたXMLタグを生成する。
に、著者は、電子商取引システム4からワードプロセッ
サ15のための文書のテンプレート17及びプラグイン
16をダウンロードする。著者は、ワードプロセッサ1
5で文書のトテンプレート17及びプラグインを利用し
て提出物11を作成する。文書のテンプレート17は、
著者が出版物の各セクションを識別する(標識する)た
めに利用する事前に定義されたスタイルを提供する。例
えば、著者は事前に定義されたスタイルを利用して出版
物の各パラグラフを識別する。著者が提出物11をXML
ファイルとして保存する場合、プラグイン16は事前に
定義されたスタイルを用いてテキストの個々のセクショ
ンの周りにXMLタグを巻きつける。提出物11がイラス
トを含む場合、プラグイン16は個別のファイルとして
イラストを保存し、提出物11に於けるイラストのファ
イルとリンクさせたXMLタグを生成する。
【0031】一変更例においては、ワードプロセッサ1
5のメニューバーにおいて文書テンプレート17が事前
に定義された種々のスタイルを提供する。著者は、セク
ションを強調表示し、メニューからスタイルを選択し、
表題、著者、章、節及び図面などとして出版物のセクシ
ョンを識別する(標識する)。事前定義されたスタイル
によって、テキストの色、テキストのフォント、フォン
トサイズ又は内容管理システム5の各セクションの識別
を可能とするテキストの記述の組合せを定義できる。或
いは、新たなメニュー項目をワードプロセッサ15のメ
ニューに付け加えることができる。新たなメニュー項目
は、著者の出版物のセクションの識別に用いる事前に定
義されたスタイルを与える。新たなメニュー項目は、ワ
ードプロセッサ15のマクロでもよい。一実施例におい
て、上述のスタイルは、出版物の各セクションを識別す
る(タグを付ける)ために用いられるが、テキストの外
観及び雰囲気を変化させるのには用いられない。更に、
セクションが識別されるレベルは、出版システム2の人
間のオペレータによって必要に応じて広く或いは狭く規
定され得る。例えば、セクションは出版物全体と同様に
広くても、或いは出版物に於ける個別の単語と同様に狭
くてもよい。著者コンピュータ1Bは、著者コンピュー
タ1Aと同様のものである。
5のメニューバーにおいて文書テンプレート17が事前
に定義された種々のスタイルを提供する。著者は、セク
ションを強調表示し、メニューからスタイルを選択し、
表題、著者、章、節及び図面などとして出版物のセクシ
ョンを識別する(標識する)。事前定義されたスタイル
によって、テキストの色、テキストのフォント、フォン
トサイズ又は内容管理システム5の各セクションの識別
を可能とするテキストの記述の組合せを定義できる。或
いは、新たなメニュー項目をワードプロセッサ15のメ
ニューに付け加えることができる。新たなメニュー項目
は、著者の出版物のセクションの識別に用いる事前に定
義されたスタイルを与える。新たなメニュー項目は、ワ
ードプロセッサ15のマクロでもよい。一実施例におい
て、上述のスタイルは、出版物の各セクションを識別す
る(タグを付ける)ために用いられるが、テキストの外
観及び雰囲気を変化させるのには用いられない。更に、
セクションが識別されるレベルは、出版システム2の人
間のオペレータによって必要に応じて広く或いは狭く規
定され得る。例えば、セクションは出版物全体と同様に
広くても、或いは出版物に於ける個別の単語と同様に狭
くてもよい。著者コンピュータ1Bは、著者コンピュー
タ1Aと同様のものである。
【0032】一実施例においては、顧客コンピュータ8
Aは従来型のコンピュータである。顧客コンピュータ8
Aには、Microsoft Internet Explorer若しくはNetscap
e Communicatorのような従来型のブラウザ18(図4)
が含まれる。顧客は、ブラウザ18を利用して電子商取
引システム4においてカタログウェブページ22(図
5)を拾い読みする。また、顧客はブラウザ18を利用
して、カタログウェブページ22経由で個人化された内
容を提出する。更に、顧客はブラウザ18を利用して、
電子商取引システム4に於ける購入注文ウェブページ2
5経由で購入注文19及び支払い情報21を提出する。
顧客コンピュータ8Bは、顧客コンピュータ8Aと同様
のものである。
Aは従来型のコンピュータである。顧客コンピュータ8
Aには、Microsoft Internet Explorer若しくはNetscap
e Communicatorのような従来型のブラウザ18(図4)
が含まれる。顧客は、ブラウザ18を利用して電子商取
引システム4においてカタログウェブページ22(図
5)を拾い読みする。また、顧客はブラウザ18を利用
して、カタログウェブページ22経由で個人化された内
容を提出する。更に、顧客はブラウザ18を利用して、
電子商取引システム4に於ける購入注文ウェブページ2
5経由で購入注文19及び支払い情報21を提出する。
顧客コンピュータ8Bは、顧客コンピュータ8Aと同様
のものである。
【0033】一実態様においては、電子商取引システム
4には従来型のサーバコンピュータが含まれる。電子商
取引システム4には、例えばCompaq ProLiant 1850Rs又
は3000s(Compaq Computer Corp. of Houston, Texas)
が含まれる。電子商取引システム4(図5)には、カタ
ログウェブページ22、購入注文ウェブページ25、提
出物ウェブページ28、電子商取引データベース23、
ウェブサーバアプリケーション24及び支払アプリケー
ション27が含まれる。カタログウェブページ22、購
入注文ウェブページ25及び提出物ウェブページ28
は、例えばウェブサーバアプリケーション24によって
サポートされる従来式のアクティブ・サーバー・ページ
ズ(ASP)である。ウェブサーバアプリケーション24
は、例えばMicrosoft社のインターネット情報サーバで
ある。電子商取引データベース23は、例えば、Oracle
社(Oracle Corp. of Redwood Shores, California)
のOracle 8i データベースである。当業者には理解され
るように、電子商取引システム4の構成要素は種々のサ
ーバに格納され得る。
4には従来型のサーバコンピュータが含まれる。電子商
取引システム4には、例えばCompaq ProLiant 1850Rs又
は3000s(Compaq Computer Corp. of Houston, Texas)
が含まれる。電子商取引システム4(図5)には、カタ
ログウェブページ22、購入注文ウェブページ25、提
出物ウェブページ28、電子商取引データベース23、
ウェブサーバアプリケーション24及び支払アプリケー
ション27が含まれる。カタログウェブページ22、購
入注文ウェブページ25及び提出物ウェブページ28
は、例えばウェブサーバアプリケーション24によって
サポートされる従来式のアクティブ・サーバー・ページ
ズ(ASP)である。ウェブサーバアプリケーション24
は、例えばMicrosoft社のインターネット情報サーバで
ある。電子商取引データベース23は、例えば、Oracle
社(Oracle Corp. of Redwood Shores, California)
のOracle 8i データベースである。当業者には理解され
るように、電子商取引システム4の構成要素は種々のサ
ーバに格納され得る。
【0034】一実態様において、カタログウェブページ
22、注文ウェブぺージ25及び提出物ウェブページ2
8は、電子商取引データベース23に保存されたストア
ド・プロシージャを呼び出し、内容管理システム5及び
権利・ロイヤリティー管理システム6に対するXMLバッ
チコマンド(後述)を生じさせる。別の実施態様におい
て、カタログウェブページ22、注文ウェブぺージ25
及び提出物ウェブページ28は、内容管理システム5及
び権利・ロイヤリティー管理システム6(後述)におい
てストアド・プロシージャを直接呼び出す。
22、注文ウェブぺージ25及び提出物ウェブページ2
8は、電子商取引データベース23に保存されたストア
ド・プロシージャを呼び出し、内容管理システム5及び
権利・ロイヤリティー管理システム6に対するXMLバッ
チコマンド(後述)を生じさせる。別の実施態様におい
て、カタログウェブページ22、注文ウェブぺージ25
及び提出物ウェブページ28は、内容管理システム5及
び権利・ロイヤリティー管理システム6(後述)におい
てストアド・プロシージャを直接呼び出す。
【0035】カタログウェブページ22は、顧客が出版
物を拾い読みするオンラインカタログを作成する。購入
注文ウェブぺージ25は、顧客が購入注文19及び支払
い情報21を提供するウェブページである。購入注文ウ
ェブページ25は、購入注文19及び支払い情報21
を、XMLバッチコマンドを用いて権利・ロイヤリティー
管理システム6や、電子商取引システム4や、内容管理
システム5に保存する。購入注文ウェブページ25に
は、権利・ロイヤリティー管理システム6に問い合わせ
ることによって購入注文19の価格を計算し、その価格
をブラウザ18を介して顧客に表示するプライスエンジ
ン(price engine)が含まれる。一実施態様において、ウ
ェブサーバアプリケーション24には、例えば、Micros
oft社のSiteServer E-commerce Editionが含まれる。サ
イトサーバは、顧客がカタログウェブページ22を拾い
読みする際に、顧客の購入注文を保管する従来式のショ
ッピングカートを提供する。
物を拾い読みするオンラインカタログを作成する。購入
注文ウェブぺージ25は、顧客が購入注文19及び支払
い情報21を提供するウェブページである。購入注文ウ
ェブページ25は、購入注文19及び支払い情報21
を、XMLバッチコマンドを用いて権利・ロイヤリティー
管理システム6や、電子商取引システム4や、内容管理
システム5に保存する。購入注文ウェブページ25に
は、権利・ロイヤリティー管理システム6に問い合わせ
ることによって購入注文19の価格を計算し、その価格
をブラウザ18を介して顧客に表示するプライスエンジ
ン(price engine)が含まれる。一実施態様において、ウ
ェブサーバアプリケーション24には、例えば、Micros
oft社のSiteServer E-commerce Editionが含まれる。サ
イトサーバは、顧客がカタログウェブページ22を拾い
読みする際に、顧客の購入注文を保管する従来式のショ
ッピングカートを提供する。
【0036】支払いアプリケーション27は、支払いサ
ービス27によって著者若しくは顧客に請求書を送る。
支払いアプリケーション27は、例えば、Global PC Re
tail(Comerica Bank of California in Detroit, Mich
igan)である。また、支払いアプリケーション27は、
出版物の販売に対して著者に支払いをするのに用いられ
得る。
ービス27によって著者若しくは顧客に請求書を送る。
支払いアプリケーション27は、例えば、Global PC Re
tail(Comerica Bank of California in Detroit, Mich
igan)である。また、支払いアプリケーション27は、
出版物の販売に対して著者に支払いをするのに用いられ
得る。
【0037】提出物ウェブページ28は、著者が提出物
11、契約情報12、支払い情報13及びマーケティン
グ情報14をアップロードするウェブページである。提
出物ウェブページ28は契約情報12、支払い情報13
及びマーケティング情報14を電子商取引データベース
23に保存する。また、提出物ウェブページ28は、提
出物11、契約情報12、支払い情報13及びマーケテ
ィング情報14を、XMLバッチコマンド若しくはストア
ド・プロシージャ(共に後述する)を用いて内容管理シ
ステム5及び権利・ロイヤリティー管理システム6に保
存する。
11、契約情報12、支払い情報13及びマーケティン
グ情報14をアップロードするウェブページである。提
出物ウェブページ28は契約情報12、支払い情報13
及びマーケティング情報14を電子商取引データベース
23に保存する。また、提出物ウェブページ28は、提
出物11、契約情報12、支払い情報13及びマーケテ
ィング情報14を、XMLバッチコマンド若しくはストア
ド・プロシージャ(共に後述する)を用いて内容管理シ
ステム5及び権利・ロイヤリティー管理システム6に保
存する。
【0038】一実施態様においては、電子商取引システ
ム4にはミドルウェア26が含まれる。一実施態様にお
いて、購入注文ウェブページ25、提出物ウェブページ
28及び支払いアプリケーション27は、ミドルウェア
26を呼び出し、電子商取引データベース23、内容管
理データベース32及び権利・ロイヤリティー管理デー
タベース38に対するコマンドを生じさせる(例えば、
XMLバッチコマンドの送信にミドルウェア26を用い
る)。従って、購入注文ウェブページ25、提出物ウェ
ブページ28及び支払いアプリケーション27は、情報
及びファイルを内容管理データベース32又は権利・ロ
イヤリティー管理データベース38(後述)に送信する
前に、その情報やファイルを電子商取引データベース2
3に保存する必要はない。ミドルウェア26は、例え
ば、Business Ware(Vitria Technology Inc. of Sunny
vale, California)である。
ム4にはミドルウェア26が含まれる。一実施態様にお
いて、購入注文ウェブページ25、提出物ウェブページ
28及び支払いアプリケーション27は、ミドルウェア
26を呼び出し、電子商取引データベース23、内容管
理データベース32及び権利・ロイヤリティー管理デー
タベース38に対するコマンドを生じさせる(例えば、
XMLバッチコマンドの送信にミドルウェア26を用い
る)。従って、購入注文ウェブページ25、提出物ウェ
ブページ28及び支払いアプリケーション27は、情報
及びファイルを内容管理データベース32又は権利・ロ
イヤリティー管理データベース38(後述)に送信する
前に、その情報やファイルを電子商取引データベース2
3に保存する必要はない。ミドルウェア26は、例え
ば、Business Ware(Vitria Technology Inc. of Sunny
vale, California)である。
【0039】一実施例において、内容管理システム5及
び権利・ロイヤリティー管理システム6は、Sun社(Sun
Microsystems, Inc. of Palo Alto, California)のEn
terprise 4500sのようなサーバコンピュータにおいて具
現化される。内容管理システム5には、XMLバッチコマ
ンドファイルを定期的に実行するバッチコマンドツール
31が含まれる。XMLバッチコマンドファイルは、内容
管理システム5に対するバッチコマンドがXMLコマンド
タグの間にネスティングされるXMLファイルである。バ
ッチコマンドツール31は、XMLバッチコマンドファイ
ル(後述)に含まれるバッチコマンドに従い、テーブル
を内容管理データベース32及び権利・ロイヤリティー
データベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
び権利・ロイヤリティー管理システム6は、Sun社(Sun
Microsystems, Inc. of Palo Alto, California)のEn
terprise 4500sのようなサーバコンピュータにおいて具
現化される。内容管理システム5には、XMLバッチコマ
ンドファイルを定期的に実行するバッチコマンドツール
31が含まれる。XMLバッチコマンドファイルは、内容
管理システム5に対するバッチコマンドがXMLコマンド
タグの間にネスティングされるXMLファイルである。バ
ッチコマンドツール31は、XMLバッチコマンドファイ
ル(後述)に含まれるバッチコマンドに従い、テーブル
を内容管理データベース32及び権利・ロイヤリティー
データベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
【0040】バッチコマンドツール31には、各XMLバ
ッチコマンドファイルをDOM(ドキュメント・オブジェ
クト・モデル)トリーとして表示するXMLパーサ(parse
r)が含まれる。XMLパーサは、例えば、www.alphaworks.
ibm.comで入手可能なXML Parser for Java(IBM of Arm
onk, New York)である。方法110(図10に関して
後述する)に従って、バッチコマンドツール31は、XM
Lパーサによって生成されたDOMトリー構造を通過し、バ
ッチコマンドを抽出し、そのバッチコマンドに従ってテ
ーブルを内容管理データベース及び権利・ロイヤリティ
ーデータベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
ッチコマンドファイルをDOM(ドキュメント・オブジェ
クト・モデル)トリーとして表示するXMLパーサ(parse
r)が含まれる。XMLパーサは、例えば、www.alphaworks.
ibm.comで入手可能なXML Parser for Java(IBM of Arm
onk, New York)である。方法110(図10に関して
後述する)に従って、バッチコマンドツール31は、XM
Lパーサによって生成されたDOMトリー構造を通過し、バ
ッチコマンドを抽出し、そのバッチコマンドに従ってテ
ーブルを内容管理データベース及び権利・ロイヤリティ
ーデータベース38(後述)に挿入又はアップデートす
る。
【0041】一実施態様において、著者が提出物11を
XML文書として保存しない場合には、内容管理システム
5には提出物11をXML文書に変換するフィルタ30が
含まれる。フィルタ30は、テンプレート17及びワー
ドプロセッサ15に対応する。フィルタ30は、提出物
11をHTML、Word、WordPerfect及びAppleWorksのよう
な種々のファイル形式からXML文書へと変換する。フィ
ルタ30は、テンプレート17によって使用されるスタ
イルを認識し、出版物のセクションを識別して対応する
XMLタグを識別された各セクションの周りに重ねる。
XML文書として保存しない場合には、内容管理システム
5には提出物11をXML文書に変換するフィルタ30が
含まれる。フィルタ30は、テンプレート17及びワー
ドプロセッサ15に対応する。フィルタ30は、提出物
11をHTML、Word、WordPerfect及びAppleWorksのよう
な種々のファイル形式からXML文書へと変換する。フィ
ルタ30は、テンプレート17によって使用されるスタ
イルを認識し、出版物のセクションを識別して対応する
XMLタグを識別された各セクションの周りに重ねる。
【0042】内容管理システム5には、提出物11から
記述子及び内容を抽出する取込みエンジン29(図6)
が含まれる。取込みエンジン29は、記述子及び内容を
内容管理データベース32に個別に保存する。内容管理
データベース32は、例えば、Oracle 8iデータベース
である。内容管理データベース32には、テーブルを挿
入及びアップデートするためのストアド・プロシージャ
が含まれる。
記述子及び内容を抽出する取込みエンジン29(図6)
が含まれる。取込みエンジン29は、記述子及び内容を
内容管理データベース32に個別に保存する。内容管理
データベース32は、例えば、Oracle 8iデータベース
である。内容管理データベース32には、テーブルを挿
入及びアップデートするためのストアド・プロシージャ
が含まれる。
【0043】取込みエンジン29には、提出物11をDO
Mトリーとして表示するXMLパーサが含まれる。XMLパー
サは、例えばIBM社のXML Parser for Java(前述)であ
る。方法40(図11に関して後述する)に従って、取
込みエンジン29は、XMLパーサによって生成されたDOM
トリー構造を通過し、内容(例えば、文章及び画像)及
び記述子(例えば、XMLタグ)を抽出し、内容及び記述
子を内容管理データベース32に保存する。
Mトリーとして表示するXMLパーサが含まれる。XMLパー
サは、例えばIBM社のXML Parser for Java(前述)であ
る。方法40(図11に関して後述する)に従って、取
込みエンジン29は、XMLパーサによって生成されたDOM
トリー構造を通過し、内容(例えば、文章及び画像)及
び記述子(例えば、XMLタグ)を抽出し、内容及び記述
子を内容管理データベース32に保存する。
【0044】更に、取込みエンジン29には、圧縮及び
編集のための別の形式に対する出版物(例えば、画像、
音声及び映像ファイル)の一部を構成する付属ファイル
を格納する書式変換ライブラリー33(例えば、書式変
換プログラムの集合)が含まれる。書式変換ライブラリ
ー33には、提出物11にリンクする画像ファイルを解
像度独立性のファイル形式で保存する画像変換アプリケ
ーションが含まれる。画像変換アプリケーションの一例
としては、Genuine Fractals(Altamira Groupof Burba
nk, California; www.altamiragroup.com)が挙げられ
る。書式変換ライブラリー33には、映像及び音声ファ
イルのようなメディアファイルを保管及び編集のために
別の形式に変換する他の変換アプリケーションが含まれ
得る。
編集のための別の形式に対する出版物(例えば、画像、
音声及び映像ファイル)の一部を構成する付属ファイル
を格納する書式変換ライブラリー33(例えば、書式変
換プログラムの集合)が含まれる。書式変換ライブラリ
ー33には、提出物11にリンクする画像ファイルを解
像度独立性のファイル形式で保存する画像変換アプリケ
ーションが含まれる。画像変換アプリケーションの一例
としては、Genuine Fractals(Altamira Groupof Burba
nk, California; www.altamiragroup.com)が挙げられ
る。書式変換ライブラリー33には、映像及び音声ファ
イルのようなメディアファイルを保管及び編集のために
別の形式に変換する他の変換アプリケーションが含まれ
得る。
【0045】内容管理システム5には、内容管理データ
ベース32に格納された内容及び記述子から少なくとも
出版物の一部を組み立てることによって購入注文19に
応答するアセンブラ34(図6)が含まれる。アセンブ
ラ34は、方法50A及び50B(図23及び図24に
関して後述する)に従ってXML文書を作成する。
ベース32に格納された内容及び記述子から少なくとも
出版物の一部を組み立てることによって購入注文19に
応答するアセンブラ34(図6)が含まれる。アセンブ
ラ34は、方法50A及び50B(図23及び図24に
関して後述する)に従ってXML文書を作成する。
【0046】一実施例において、アセンブラ34にはト
ランスレータ64(図6)が含まれ、そのトランスレー
タ64は、XSL(extensible stylesheet language)の
スタイルシート39を用いて、SGML(標準一般化マーク
付け言語)及びHTMLのような1又はそれ以上の種々のフ
ァイル形式で組み立てられた出版物を保存する。トラン
スレータ64は、例えばXalan と称されるXSL styleshe
et processor(the Apache Software Foundation; www.
apache.org)である。トランスレータ64は、SGMLファ
イル形式で保存された出版物をコンバータ35に送る。
一実施例においては、コンバータ35が組立てられたXM
L形式を入力として受取らないので、トランスレータ6
4が必要である。従って、トランスレータ64は、XSL
スタイルシートを用いて組立てられたXMLファイルをSGM
Lのようなコンバータ35によって受け入れられるXML形
式に変換する。
ランスレータ64(図6)が含まれ、そのトランスレー
タ64は、XSL(extensible stylesheet language)の
スタイルシート39を用いて、SGML(標準一般化マーク
付け言語)及びHTMLのような1又はそれ以上の種々のフ
ァイル形式で組み立てられた出版物を保存する。トラン
スレータ64は、例えばXalan と称されるXSL styleshe
et processor(the Apache Software Foundation; www.
apache.org)である。トランスレータ64は、SGMLファ
イル形式で保存された出版物をコンバータ35に送る。
一実施例においては、コンバータ35が組立てられたXM
L形式を入力として受取らないので、トランスレータ6
4が必要である。従って、トランスレータ64は、XSL
スタイルシートを用いて組立てられたXMLファイルをSGM
Lのようなコンバータ35によって受け入れられるXML形
式に変換する。
【0047】内容管理システム5にはコンバータ35
(図6)が含まれ、そのコンバータ35は、スタイルシ
ート36に従って出版物のレイアウトを提供し、種々の
出力ファイル形式のうちの1つで出版物を保存する。コ
ンバータ35にはコンバータ35A乃至35Cが含まれ
る。コンバータ35Aは出版物をPDF、ポストスクリプ
ト及びOpen eBook形式で保存する。コンバータ35Aに
は、例えばFrameMaker +SGML及びAcrobat Distiller Se
rver(Adobe)が含まれる。FrameMaker + SGMLは、スタ
イルシート36を出版物に適用し、出版物をポストスク
リプトファイルとして保存する。スタイルシート36
は、フォントタイプ、フォントサイズ、フォントスタイ
ル及び出版物の各セクションのマージンのような出版物
の外観及び雰囲気を生じさせる。FrameMaker + SGML
は、ポストスクリプトファイルに対してテーブル、イン
デックス、ヘッダー、フッター、及び丁付を加える。デ
ィスチラー(distiller)は、ポストスクリプトファイル
をPDFファイルに変換する。
(図6)が含まれ、そのコンバータ35は、スタイルシ
ート36に従って出版物のレイアウトを提供し、種々の
出力ファイル形式のうちの1つで出版物を保存する。コ
ンバータ35にはコンバータ35A乃至35Cが含まれ
る。コンバータ35Aは出版物をPDF、ポストスクリプ
ト及びOpen eBook形式で保存する。コンバータ35Aに
は、例えばFrameMaker +SGML及びAcrobat Distiller Se
rver(Adobe)が含まれる。FrameMaker + SGMLは、スタ
イルシート36を出版物に適用し、出版物をポストスク
リプトファイルとして保存する。スタイルシート36
は、フォントタイプ、フォントサイズ、フォントスタイ
ル及び出版物の各セクションのマージンのような出版物
の外観及び雰囲気を生じさせる。FrameMaker + SGML
は、ポストスクリプトファイルに対してテーブル、イン
デックス、ヘッダー、フッター、及び丁付を加える。デ
ィスチラー(distiller)は、ポストスクリプトファイル
をPDFファイルに変換する。
【0048】出版物の取込みの際に、アセンブラ34、
トランスレータ64及びコンバータ35Aは、出版のた
めのPDFファイルを生成する。一実施態様において、出
版物のPDFファイルは、顧客からのオンラインの問い合
わせに応じて出版物が表示されるように、電子商取引シ
ステム4に格納されてカタログウェブページ22にリン
クされる。別の実施態様において、出版物のPDFファイ
ルは、内容管理システム5に格納される。この実施態様
においては、内容管理システム5には、顧客のオンライ
ンでの問い合わせに応じて顧客に対してPDFファイルか
らページを提供するAdobe Document Server(Adobe)の
ようなドキュメントサーバアプリケーションが含まれ
る。或いは、出版物のPDFファイルは、顧客の要求に応
じて生成されてカタログウェブページ22にリンクされ
る。
トランスレータ64及びコンバータ35Aは、出版のた
めのPDFファイルを生成する。一実施態様において、出
版物のPDFファイルは、顧客からのオンラインの問い合
わせに応じて出版物が表示されるように、電子商取引シ
ステム4に格納されてカタログウェブページ22にリン
クされる。別の実施態様において、出版物のPDFファイ
ルは、内容管理システム5に格納される。この実施態様
においては、内容管理システム5には、顧客のオンライ
ンでの問い合わせに応じて顧客に対してPDFファイルか
らページを提供するAdobe Document Server(Adobe)の
ようなドキュメントサーバアプリケーションが含まれ
る。或いは、出版物のPDFファイルは、顧客の要求に応
じて生成されてカタログウェブページ22にリンクされ
る。
【0049】コンバータ35Bは、出版物をwww.openbo
ok.orgから入手可能なOpen eBook(OEB)規格と適合す
るファイルとして保存する。コンバータ35Bは、例え
ばXSLを用いて組立てられた出版物をOEB形式に保存する
XSLトランスレータである。コンバータ35Cは、出版
物を別のファイル形式で保存する。現に存在するファイ
ル形式又は後に開発されであろうファイル形式に対して
付加的なコンバータ35を追加できることに注意された
い。
ok.orgから入手可能なOpen eBook(OEB)規格と適合す
るファイルとして保存する。コンバータ35Bは、例え
ばXSLを用いて組立てられた出版物をOEB形式に保存する
XSLトランスレータである。コンバータ35Cは、出版
物を別のファイル形式で保存する。現に存在するファイ
ル形式又は後に開発されであろうファイル形式に対して
付加的なコンバータ35を追加できることに注意された
い。
【0050】内容管理システム5には、最終的な出版物
を商用のプリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は顧客のコンピュータ(例えば、顧客コンピュー
タ8A又は8B)にネットワーク3上で送信する出力手
段37(図6)が含まれる。一実施態様において、出力
手段37は、最終的な出版物と共に注文ファイルを商用
プリンタに対して送信する。出力手段37は、注文ファ
イルを商用プリンタに受入れられる形式で作成する。
を商用のプリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は顧客のコンピュータ(例えば、顧客コンピュー
タ8A又は8B)にネットワーク3上で送信する出力手
段37(図6)が含まれる。一実施態様において、出力
手段37は、最終的な出版物と共に注文ファイルを商用
プリンタに対して送信する。出力手段37は、注文ファ
イルを商用プリンタに受入れられる形式で作成する。
【0051】内容管理システム5の具体的実施例におい
て、サーバ501(「アプリケーションサーバ」)に
は、バッチコマンドツール31、フィルタ30、書式変
換ライブラリー33、取込みエンジン9、アセンブラ3
4、トランスレータ64、XSLシート39、コンバータ
35、スタイルシート36及び出力手段37が含まれ、
一方で、別のサーバ502(「データベースサーバ」)
には、内容管理データベース32が含まれる。当業者
は、サーバ501及び502の機能を付加的なサーバの
間で重複或いは分割し、性能を改善することが可能であ
ることを理解するであろう。或る変更例においては、サ
ーバ501は前述のミドルウェア26を介してサーバ5
02と通信する。
て、サーバ501(「アプリケーションサーバ」)に
は、バッチコマンドツール31、フィルタ30、書式変
換ライブラリー33、取込みエンジン9、アセンブラ3
4、トランスレータ64、XSLシート39、コンバータ
35、スタイルシート36及び出力手段37が含まれ、
一方で、別のサーバ502(「データベースサーバ」)
には、内容管理データベース32が含まれる。当業者
は、サーバ501及び502の機能を付加的なサーバの
間で重複或いは分割し、性能を改善することが可能であ
ることを理解するであろう。或る変更例においては、サ
ーバ501は前述のミドルウェア26を介してサーバ5
02と通信する。
【0052】一実施例において、権利・ロイヤリティー
管理システム6には、権利・ロイヤリティーデータベー
ス38(図6)が含まれる。権利・ロイヤリティーデー
タベース38は、例えば、Oracle 8i(Oracle)データ
ベースである。権利・ロイヤリティーデータベース38
は、著者のロイヤリティーや出版物の配布又は販売にお
ける制限(権利)を格納する。権利・ロイヤリティーデ
ータベース38は、出版物の配布又は販売の制限及び著
者のロイヤリティーに関して、電子商取引システム4か
らのアップデート、挿入及び問い合わせに応答する。権
利システム6の一実施態様において、内容管理システム
5のサーバは、権利・ロイヤリティーデータベース38
を格納する。
管理システム6には、権利・ロイヤリティーデータベー
ス38(図6)が含まれる。権利・ロイヤリティーデー
タベース38は、例えば、Oracle 8i(Oracle)データ
ベースである。権利・ロイヤリティーデータベース38
は、著者のロイヤリティーや出版物の配布又は販売にお
ける制限(権利)を格納する。権利・ロイヤリティーデ
ータベース38は、出版物の配布又は販売の制限及び著
者のロイヤリティーに関して、電子商取引システム4か
らのアップデート、挿入及び問い合わせに応答する。権
利システム6の一実施態様において、内容管理システム
5のサーバは、権利・ロイヤリティーデータベース38
を格納する。
【0053】一実施例において、動作100(図7)に
は、動作101から109(図8)が含まれる。最初の
動作101において、著者は、テンプレート17及びプ
ラグイン16によって或いはテンプレート17やプラグ
イン16無しで提出物11を作成する。前述のように、
著者は著者コンピュータ1Aにおけるワードプロセッサ
15によって提出物11を作成する。動作101の後に
オプション的な動作102が続く。オプション的動作1
02において、著者は提出物11をXML形式で保存す
る。或いは、著者は出版物16を別のファイル形式の提
出物11として保存する。動作103がオプション的動
作102に続く。
は、動作101から109(図8)が含まれる。最初の
動作101において、著者は、テンプレート17及びプ
ラグイン16によって或いはテンプレート17やプラグ
イン16無しで提出物11を作成する。前述のように、
著者は著者コンピュータ1Aにおけるワードプロセッサ
15によって提出物11を作成する。動作101の後に
オプション的な動作102が続く。オプション的動作1
02において、著者は提出物11をXML形式で保存す
る。或いは、著者は出版物16を別のファイル形式の提
出物11として保存する。動作103がオプション的動
作102に続く。
【0054】動作103において、著者は提出物ウェブ
ページ28を介して提出物11をアップロードする。提
出物が書籍用である一実施態様において、提出物の処理
には9つのステップが含まれる。ステップ1において、
著者は提出物ウェブページ28A(図33)のフィール
ド401における書籍タイプ(Book Type)及びフィー
ルド402における出版プログラム(Publish Progra
m)を選択する。書籍タイプにはマニュスクリプト(Manu
script)及び再版が含まれる。マニュスクリプトは今な
お出版されている作品を指し、再版は以前に出版された
ことのある作品を指す。各出版プログラムは、著者に対
して種々のロイヤリティーの歩合、コスト及びサービス
を提供する。その種々のサービスには、編集レビュー、
専門的書籍デザイン、専門的表紙デザイン、従来の書籍
販売業者による配布及びAmazon.comのようなオンライン
の書籍販売業者による配布が含まれる。
ページ28を介して提出物11をアップロードする。提
出物が書籍用である一実施態様において、提出物の処理
には9つのステップが含まれる。ステップ1において、
著者は提出物ウェブページ28A(図33)のフィール
ド401における書籍タイプ(Book Type)及びフィー
ルド402における出版プログラム(Publish Progra
m)を選択する。書籍タイプにはマニュスクリプト(Manu
script)及び再版が含まれる。マニュスクリプトは今な
お出版されている作品を指し、再版は以前に出版された
ことのある作品を指す。各出版プログラムは、著者に対
して種々のロイヤリティーの歩合、コスト及びサービス
を提供する。その種々のサービスには、編集レビュー、
専門的書籍デザイン、専門的表紙デザイン、従来の書籍
販売業者による配布及びAmazon.comのようなオンライン
の書籍販売業者による配布が含まれる。
【0055】ステップ2において、著者は提出物ウェブ
ページ28B(図34)において著者情報(Author Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド403に第
1の著者(Primary Author)の氏名、フィールド404
に第2の著者(Secondary Author)の氏名、及びフィー
ルド405に第3の著者(Tertiary Author)の氏名を入
力する。ステップ3において、著者は提出物ウェブペー
ジ28C(図35)において代理人情報(Agent Inform
ation)を入力する。著者は、フィールド406におい
て代理人を有するかどうか(Have agents?)を選択し、
フィールド407に代理人ID(Agent ID)を入力し(以
前に代理人が登録されている場合)、更にフィールド4
08において代理人がシステム2から全ての通信を受取
っているかどうか(Agent Receives All Correspondenc
e)を選択する。
ページ28B(図34)において著者情報(Author Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド403に第
1の著者(Primary Author)の氏名、フィールド404
に第2の著者(Secondary Author)の氏名、及びフィー
ルド405に第3の著者(Tertiary Author)の氏名を入
力する。ステップ3において、著者は提出物ウェブペー
ジ28C(図35)において代理人情報(Agent Inform
ation)を入力する。著者は、フィールド406におい
て代理人を有するかどうか(Have agents?)を選択し、
フィールド407に代理人ID(Agent ID)を入力し(以
前に代理人が登録されている場合)、更にフィールド4
08において代理人がシステム2から全ての通信を受取
っているかどうか(Agent Receives All Correspondenc
e)を選択する。
【0056】ステップ4において、著者は提出物ウェブ
ページ28D(図36)においてタイトル情報(Title
Information)を入力する。著者は、フィールド409
にタイトル(Title)を入力し、フィールド410にサ
ブタイトル(Subtitle)を入力する。著者がペンネーム
を用いる場合、著者はボタン411を選択し、フィール
ド412にファーストペンネーム(Pen First Name)、
フィールド413にミドルペンネーム(Pen Middle Nam
e)、フィールド414にラストペンネーム(Pen Last
Name)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド415
に書籍の著作権期間(Copyright Year)及びフィールド
416に著作権者(Copyright Owner)をそれぞれ入力
する。著者が書籍の原文の権利を有する場合、著者はボ
タン417(own right to book text)を選択する。著
者が書籍の表紙の権利を有する場合、著者はボタン41
8(own right to book Cv)を選択する。著者が一連の
書籍の権利を有する場合、著者はボタン419(own ri
ght to book Gps)を選択する。書籍が過去に出版され
ている場合、著者はフィールド420における以前の表
紙形式(Previous Cover Type)を選択する。著者は、
フィールド421から432において、以前のページ数
(Previous Page Count)、以前の書籍幅(Previous Bo
ok Width)、以前の書籍高さ(Previous Book Heigh
t)、以前の図面(Previous Graphic)、以前のタイト
ル(Previous Titles)、以前のサブタイトル(Previou
s Subtitle)、以前の版(Previous Edition)、以前の
出版年(Previous Publication year)、以前の出版社
(Previous Publisher)、以前のISBN(Previous ISB
N)、以前の出版年(Previous Publication Year)及び
以前の巻数(Previous Set Total Volumes)をそれぞれ
入力する。著者は、書籍が以前の書籍の組の一部である
場合にはボタン433(Prev Part of Set)を選択す
る。
ページ28D(図36)においてタイトル情報(Title
Information)を入力する。著者は、フィールド409
にタイトル(Title)を入力し、フィールド410にサ
ブタイトル(Subtitle)を入力する。著者がペンネーム
を用いる場合、著者はボタン411を選択し、フィール
ド412にファーストペンネーム(Pen First Name)、
フィールド413にミドルペンネーム(Pen Middle Nam
e)、フィールド414にラストペンネーム(Pen Last
Name)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド415
に書籍の著作権期間(Copyright Year)及びフィールド
416に著作権者(Copyright Owner)をそれぞれ入力
する。著者が書籍の原文の権利を有する場合、著者はボ
タン417(own right to book text)を選択する。著
者が書籍の表紙の権利を有する場合、著者はボタン41
8(own right to book Cv)を選択する。著者が一連の
書籍の権利を有する場合、著者はボタン419(own ri
ght to book Gps)を選択する。書籍が過去に出版され
ている場合、著者はフィールド420における以前の表
紙形式(Previous Cover Type)を選択する。著者は、
フィールド421から432において、以前のページ数
(Previous Page Count)、以前の書籍幅(Previous Bo
ok Width)、以前の書籍高さ(Previous Book Heigh
t)、以前の図面(Previous Graphic)、以前のタイト
ル(Previous Titles)、以前のサブタイトル(Previou
s Subtitle)、以前の版(Previous Edition)、以前の
出版年(Previous Publication year)、以前の出版社
(Previous Publisher)、以前のISBN(Previous ISB
N)、以前の出版年(Previous Publication Year)及び
以前の巻数(Previous Set Total Volumes)をそれぞれ
入力する。著者は、書籍が以前の書籍の組の一部である
場合にはボタン433(Prev Part of Set)を選択す
る。
【0057】ステップ5において、著者はウェブページ
28E(図37)においてマーケット情報(Market Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド434から
441に、キーワード(Key Words)、ターゲットとす
る読者のジャンル(Target Audience Genre)、ターゲ
ットとする読者の年齢層(Target Audience Age Grou
p)、ターゲットとする読者の性別(Target Audience G
ender Group)、ジャンル(Genre)、メインカテゴリ
(Main Category)、サブカテゴリ(Sub Category)及
びBISAC番号(BISAC)をそれぞれ入力する。また、著者
はフィールド443から444において、要旨(Key No
te)、マーケティング機会(Marketing Opportunity)
及びバイライン(Byline)をそれぞれ入力する。要旨に
は、書籍の簡単な説明が含まれる。マーケティング機会
には、著者の所属及びメンバーシップが含まれる。バイ
ラインは、要旨に対する引用属性(quote attribution)
である。
28E(図37)においてマーケット情報(Market Inf
ormation)を入力する。著者は、フィールド434から
441に、キーワード(Key Words)、ターゲットとす
る読者のジャンル(Target Audience Genre)、ターゲ
ットとする読者の年齢層(Target Audience Age Grou
p)、ターゲットとする読者の性別(Target Audience G
ender Group)、ジャンル(Genre)、メインカテゴリ
(Main Category)、サブカテゴリ(Sub Category)及
びBISAC番号(BISAC)をそれぞれ入力する。また、著者
はフィールド443から444において、要旨(Key No
te)、マーケティング機会(Marketing Opportunity)
及びバイライン(Byline)をそれぞれ入力する。要旨に
は、書籍の簡単な説明が含まれる。マーケティング機会
には、著者の所属及びメンバーシップが含まれる。バイ
ラインは、要旨に対する引用属性(quote attribution)
である。
【0058】ステップ6において、著者はウェブページ
28F(図38)において制作情報(Production Infor
mation)を入力する。著者が、書籍の表紙についてのア
イデア及びアートワークを有する場合、著者はボタン4
45(Have idea and artwork for the front cover)
を選択する。著者が表紙のファイルを有する場合、著者
はフィールド446及び447に表紙のファイル名(Na
me of File)及び表紙の作品の債権者(Creditor)をそ
れぞれ入力する。著者が表紙のアイデアを有する場合、
著者はフィールド450(Idea for Front Cover)にア
イデアを入力する。著者が表紙のアイデアを持たない場
合、著者はボタン451(Have no ideaand no artwor
k)を選択する。著者は、フィールド452から456
において、著者の略歴(Author Bio)、著書の解説(Bo
ok Description)、出版されたレビュー(Published Re
views)の日付(Date)、著者(Author)及び周期(Per
iodical)をそれぞれ入力する。著者が自らの写真を有
する場合、著者はボタン458(Have Author Photo)
を選択する。著者はボタン459から461において幾
つかの献詞を選択することが可能であり、フィールド4
57に献詞の本文(Text)を入力する。同様に、著者は
ボタン462から464において幾つかのエピグラフ
(Epigraph)を選択可能であり、フィールド457にエ
ピグラフの本文を入力する。著者がグラフィックを有す
る場合、著者はボタン465(Manuscript Graphic)を
選択し、フィールド466にグラフィックの数(Number
of graphics)を入力する。
28F(図38)において制作情報(Production Infor
mation)を入力する。著者が、書籍の表紙についてのア
イデア及びアートワークを有する場合、著者はボタン4
45(Have idea and artwork for the front cover)
を選択する。著者が表紙のファイルを有する場合、著者
はフィールド446及び447に表紙のファイル名(Na
me of File)及び表紙の作品の債権者(Creditor)をそ
れぞれ入力する。著者が表紙のアイデアを有する場合、
著者はフィールド450(Idea for Front Cover)にア
イデアを入力する。著者が表紙のアイデアを持たない場
合、著者はボタン451(Have no ideaand no artwor
k)を選択する。著者は、フィールド452から456
において、著者の略歴(Author Bio)、著書の解説(Bo
ok Description)、出版されたレビュー(Published Re
views)の日付(Date)、著者(Author)及び周期(Per
iodical)をそれぞれ入力する。著者が自らの写真を有
する場合、著者はボタン458(Have Author Photo)
を選択する。著者はボタン459から461において幾
つかの献詞を選択することが可能であり、フィールド4
57に献詞の本文(Text)を入力する。同様に、著者は
ボタン462から464において幾つかのエピグラフ
(Epigraph)を選択可能であり、フィールド457にエ
ピグラフの本文を入力する。著者がグラフィックを有す
る場合、著者はボタン465(Manuscript Graphic)を
選択し、フィールド466にグラフィックの数(Number
of graphics)を入力する。
【0059】ステップ7において、著者はウェブページ
28G(図39)に契約情報(Contract Information)
を入力する。一実施態様においては、著者は契約に署名
しなければならない。この実施態様においては、著者は
フィールド467(Signed By)に契約に署名した人物
の氏名を入力し、フィールド469(Signed For)に署
名され人物の氏名を入力する。著者は、フィールド46
8、470及び471に、期間(年)(Term Years)、
開始日(Term Start Date)及び終了日(TermEnd Dat
e)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド472か
ら474において、著者が内容の権利を有するか否か
(Author Owns Rights to Content)、グラフィックの
権利を有するか否か(Author Owns Rights to Graphic
s)、また表紙の権利を有するか否か(Author Owns Rig
hts to Cover)をそれぞれ選択する。著者は、フィール
ド475(Available for p-books)及びフィールド4
77(Available for c-books)において内容(全体的
又は部分的)がp-book又はc-bookの制作に利用可能であ
るかどうかを選択する。著者は、フィールド476(Co
pyright is Registered)において著作権が登録されて
いるかどうかを選択する。著者は、フィールド478か
ら480において、言語的制約(Language Restrictio
n)、地理的制約(Geographic Restriction)及び出力
的制約(Output Restriction)を選択する。
28G(図39)に契約情報(Contract Information)
を入力する。一実施態様においては、著者は契約に署名
しなければならない。この実施態様においては、著者は
フィールド467(Signed By)に契約に署名した人物
の氏名を入力し、フィールド469(Signed For)に署
名され人物の氏名を入力する。著者は、フィールド46
8、470及び471に、期間(年)(Term Years)、
開始日(Term Start Date)及び終了日(TermEnd Dat
e)をそれぞれ入力する。著者は、フィールド472か
ら474において、著者が内容の権利を有するか否か
(Author Owns Rights to Content)、グラフィックの
権利を有するか否か(Author Owns Rights to Graphic
s)、また表紙の権利を有するか否か(Author Owns Rig
hts to Cover)をそれぞれ選択する。著者は、フィール
ド475(Available for p-books)及びフィールド4
77(Available for c-books)において内容(全体的
又は部分的)がp-book又はc-bookの制作に利用可能であ
るかどうかを選択する。著者は、フィールド476(Co
pyright is Registered)において著作権が登録されて
いるかどうかを選択する。著者は、フィールド478か
ら480において、言語的制約(Language Restrictio
n)、地理的制約(Geographic Restriction)及び出力
的制約(Output Restriction)を選択する。
【0060】ステップ8において、著者はウェブページ
28H(図40)に支払い情報(Payment Informatio
n)を入力する。著者は、フィールド481から489
において、氏名(Name)、ストリートアドレス1(Stre
et Line1)、ストリートアドレス2(Street Line2)、
市(City)、省(Province)、電話番号(Phone)、州
(State)、国(Country)及び郵便番号(Zip/Post Co
de)をそれぞれ入力する。著者はボタン490乃至49
2においてクレジットカードの種類を選択し、フィール
ド493及び494においてカード番号(Card Numbe
r)及び有効期限(Expire Date)をそれぞれ入力する。
28H(図40)に支払い情報(Payment Informatio
n)を入力する。著者は、フィールド481から489
において、氏名(Name)、ストリートアドレス1(Stre
et Line1)、ストリートアドレス2(Street Line2)、
市(City)、省(Province)、電話番号(Phone)、州
(State)、国(Country)及び郵便番号(Zip/Post Co
de)をそれぞれ入力する。著者はボタン490乃至49
2においてクレジットカードの種類を選択し、フィール
ド493及び494においてカード番号(Card Numbe
r)及び有効期限(Expire Date)をそれぞれ入力する。
【0061】ステップ9において、著者はウェブページ
28I(図41)において出版システム2に対してアッ
プロードされるファイルを選択する(File Upload)。
著者はフィールド495にファイル名(File Name)を
入力する。著者は、フィールド496から498におい
て、ファイル機能(File Role)、ファイルプラットフ
ォーム(File Platform)、及びファイルのアプリケー
ションタイプ(File Application Type)をそれぞれ入
力する。ファイル機能によってファイルの目的を識別す
る。ファイル機能には、著者の写真(Author Photo)、
表紙(Book Cover)、ブックブロック(Book Block)及
びイラスト(Illustration)が含まれる。著者は、ボタ
ン499(Browse)を選択して著者のローカルドライブ
の中を検索してファイルを選択し、ボタン500(Uplo
ad)を選択してファイルを出版システム2にアップロー
ドする。一旦著者がボタン500を選択すると、先のペ
ージに集められた情報及び選択されたファイルが、電子
商取引システム4に対してアップロードされる。
28I(図41)において出版システム2に対してアッ
プロードされるファイルを選択する(File Upload)。
著者はフィールド495にファイル名(File Name)を
入力する。著者は、フィールド496から498におい
て、ファイル機能(File Role)、ファイルプラットフ
ォーム(File Platform)、及びファイルのアプリケー
ションタイプ(File Application Type)をそれぞれ入
力する。ファイル機能によってファイルの目的を識別す
る。ファイル機能には、著者の写真(Author Photo)、
表紙(Book Cover)、ブックブロック(Book Block)及
びイラスト(Illustration)が含まれる。著者は、ボタ
ン499(Browse)を選択して著者のローカルドライブ
の中を検索してファイルを選択し、ボタン500(Uplo
ad)を選択してファイルを出版システム2にアップロー
ドする。一旦著者がボタン500を選択すると、先のペ
ージに集められた情報及び選択されたファイルが、電子
商取引システム4に対してアップロードされる。
【0062】動作103の後に動作104が続く。動作
104において、提出物ウェブページ28は、契約情報
12、支払い情報13及びマーケティング情報14を電
子商取引データベース23に保存する。動作104の後
に動作105が続く。動作105において、電子商取引
データベース23がXMLバッチコマンドをバッチコマン
ドツール31に対して送信し、ウェブページ28Aから
28Iによって受信された提出物11及びその関連情報
を内容管理データベース32に格納する。電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、方法15
0(図9)に従ってXMLバッチコマンドを発生する。
104において、提出物ウェブページ28は、契約情報
12、支払い情報13及びマーケティング情報14を電
子商取引データベース23に保存する。動作104の後
に動作105が続く。動作105において、電子商取引
データベース23がXMLバッチコマンドをバッチコマン
ドツール31に対して送信し、ウェブページ28Aから
28Iによって受信された提出物11及びその関連情報
を内容管理データベース32に格納する。電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、方法15
0(図9)に従ってXMLバッチコマンドを発生する。
【0063】最初の動作151において、電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは、XMLバッ
チコマンドファイルに「insert_publication」XMLタグ
を書き込む。「Insert_publication」XMLタグは、内容
管理データベース32において出版の基本記録を生成す
るバッチコマンドである。「Insert_publication」XML
タグには、「pub_id」、「pub_type_id」、「submit_da
te」及び「pub_size」と記述される属性が含まれる(表
1参照)。「pub_id」は、電子商取引データベース23
によって与えられた、提出された出版物の識別名であ
る。「Pub_type_id」は、小説や短編小説等の、提出さ
れた出版物の種類の識別名である。「Submit_date」
は、電子商取引システム4に提出された出版物の提出日
である。「Pub_size」は、例えば6×9インチ(約15.2×
22.9cm)のような先に出版された文書の物理的寸法であ
る。動作152が動作151に続く。
ータベース23のストアド・プロシージャは、XMLバッ
チコマンドファイルに「insert_publication」XMLタグ
を書き込む。「Insert_publication」XMLタグは、内容
管理データベース32において出版の基本記録を生成す
るバッチコマンドである。「Insert_publication」XML
タグには、「pub_id」、「pub_type_id」、「submit_da
te」及び「pub_size」と記述される属性が含まれる(表
1参照)。「pub_id」は、電子商取引データベース23
によって与えられた、提出された出版物の識別名であ
る。「Pub_type_id」は、小説や短編小説等の、提出さ
れた出版物の種類の識別名である。「Submit_date」
は、電子商取引システム4に提出された出版物の提出日
である。「Pub_size」は、例えば6×9インチ(約15.2×
22.9cm)のような先に出版された文書の物理的寸法であ
る。動作152が動作151に続く。
【0064】動作152において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_publi
cation_file」XMLタグを書き込む。「Insert_publicati
on_file」バッチコマンドは、内容管理データベース3
2において出版ファイルの基本記録を生成する。「Inse
rt_publication_file」XMLタグには、「pub_id」、「fi
le_role_id」、「internal_filename」、「user_filenam
e」及び「detail」が含まれる(表1参照)。「file_rol
e_id」は、出版物に関連するファイルの目的(即ち、そ
れがどのように使用されるか)の識別名である。「file
_role_id」には、例えば「XML book block」、「PDF bo
ok block」、「XML book cover」及び「PDF book cove
r」が含まれる。「XML book block」及び「PDF book bl
ock」は、それぞれXML及びPDFファイル形式で保存され
た出版物のファイルである。同様に、「XML book cove
r」及び「PDF book cover」は、それぞれXML及びPDFフ
ァイル形式で保存された出版物の表紙のファイルであ
る。「User_filename」は、提出の際に著者によって与
えられたファイル名である。「Internal_filename」
は、2人のユーザがファイルを識別するのに同一の「use
r_filename」を用いた場合に、電子商取引データベース
23によってファイルに割り当てられたファイル名であ
る。動作153が動作152に続く。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_publi
cation_file」XMLタグを書き込む。「Insert_publicati
on_file」バッチコマンドは、内容管理データベース3
2において出版ファイルの基本記録を生成する。「Inse
rt_publication_file」XMLタグには、「pub_id」、「fi
le_role_id」、「internal_filename」、「user_filenam
e」及び「detail」が含まれる(表1参照)。「file_rol
e_id」は、出版物に関連するファイルの目的(即ち、そ
れがどのように使用されるか)の識別名である。「file
_role_id」には、例えば「XML book block」、「PDF bo
ok block」、「XML book cover」及び「PDF book cove
r」が含まれる。「XML book block」及び「PDF book bl
ock」は、それぞれXML及びPDFファイル形式で保存され
た出版物のファイルである。同様に、「XML book cove
r」及び「PDF book cover」は、それぞれXML及びPDFフ
ァイル形式で保存された出版物の表紙のファイルであ
る。「User_filename」は、提出の際に著者によって与
えられたファイル名である。「Internal_filename」
は、2人のユーザがファイルを識別するのに同一の「use
r_filename」を用いた場合に、電子商取引データベース
23によってファイルに割り当てられたファイル名であ
る。動作153が動作152に続く。
【0065】動作153において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_tag」
XMLタグを書き込む。「Insert_tag」バッチコマンド
は、内容管理データベース32において提出された出版
物に関連する1又はそれ以上の任意の空のタグを許容す
る。「Insert_tag」は、「pub_id」の属性を有する(表
1参照)。「Insert_tag」バッチコマンドは、バッチコ
マンドツール31にIu_Tagテーブル165(図18)に
おいて行を作成させ、提出された出版物の「pub_id」を
伴うXMLタグを保存する。空のタグは「insert_tag」XML
タグの間にネスティングされる。空のタグは、例えば全
体の出版物に適合する出版レベルタグである。空のタグ
には、タグの属性及びタグのタイプを識別する属性が含
まれる。タグタイプには、「タイトルタイプ(title ty
pe)」、「名称タイプ(name type)」、「キーワード
(keywords)」及び「分類(taxonomy)」が含まれる。
挿入されたタグは、出版物がXMLファイルとして保存さ
れておらず、内容管理データベース23に格納不能な場
合に有用である。出版物にXMLタグを付随させること
で、出版物は、Iu_Tagテーブル165におけるXMLタグ
によって、内容管理データベース32に格納可能であ
る。例示的なXMLバッチコマンドファイルを表1に示
す。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_tag」
XMLタグを書き込む。「Insert_tag」バッチコマンド
は、内容管理データベース32において提出された出版
物に関連する1又はそれ以上の任意の空のタグを許容す
る。「Insert_tag」は、「pub_id」の属性を有する(表
1参照)。「Insert_tag」バッチコマンドは、バッチコ
マンドツール31にIu_Tagテーブル165(図18)に
おいて行を作成させ、提出された出版物の「pub_id」を
伴うXMLタグを保存する。空のタグは「insert_tag」XML
タグの間にネスティングされる。空のタグは、例えば全
体の出版物に適合する出版レベルタグである。空のタグ
には、タグの属性及びタグのタイプを識別する属性が含
まれる。タグタイプには、「タイトルタイプ(title ty
pe)」、「名称タイプ(name type)」、「キーワード
(keywords)」及び「分類(taxonomy)」が含まれる。
挿入されたタグは、出版物がXMLファイルとして保存さ
れておらず、内容管理データベース23に格納不能な場
合に有用である。出版物にXMLタグを付随させること
で、出版物は、Iu_Tagテーブル165におけるXMLタグ
によって、内容管理データベース32に格納可能であ
る。例示的なXMLバッチコマンドファイルを表1に示
す。
【0066】
【表1】
【0067】バッチコマンドツール31は、文書型定義
(DTD)ファイルで前述のXMLバッチコマンドファイルを
解析し、バッチコマンドを抽出及び実行する。また、ス
トアド・プロシージャは、バッチコマンドの代わりに内
容管理データベース32及び権利・ロイヤリティーデー
タベース38に問い合わせ、挿入及びアップデートが可
能であることに注意されたい。
(DTD)ファイルで前述のXMLバッチコマンドファイルを
解析し、バッチコマンドを抽出及び実行する。また、ス
トアド・プロシージャは、バッチコマンドの代わりに内
容管理データベース32及び権利・ロイヤリティーデー
タベース38に問い合わせ、挿入及びアップデートが可
能であることに注意されたい。
【0068】動作105(図8)の後に動作106が続
く。動作106において、電子商取引データベース23
は、内容管理システム5に於けるステージングディレク
トリに提出物11及び選択されたファイル(例えばイラ
ストレーションファイル)を送信し、ここで提出物11
及び選択されたファイルは、取込みエンジン29によっ
て処理されるのを待つ。前述のように、提出物ウェブペ
ージ28は、動作104から106の代わりに、著者か
ら集められた情報、提出物11及び選択されたファイル
をミドルウェア26を介して内容管理システム5に対し
て直接送信することができる。一実施態様においては、
出版システム2の人間のオペレータが、コンピュータ3
52A(「編集コンピュータ」)を用いて内容管理シス
テム5から提出物11をダウンロードする。編集コンピ
ュータ352Aは、著者コンピュータ1Aと同様のもの
であり、ワードプロセッサ15、プラグイン16及びテ
ンプレート17を含む。人間のオペレータは、ワードプ
ロセッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を
用いて提出物11のスタイル、文法及びレイアウトを編
集する。その編集過程の後に、人間のオペレータは、提
出物11を内容管理システム5に対してアップロードす
る。編集コンピュータ352Bは編集コンピュータ35
2Aと同様のものである。図2に示すように、そこには
更なる編集コンピュータが存在し得る。
く。動作106において、電子商取引データベース23
は、内容管理システム5に於けるステージングディレク
トリに提出物11及び選択されたファイル(例えばイラ
ストレーションファイル)を送信し、ここで提出物11
及び選択されたファイルは、取込みエンジン29によっ
て処理されるのを待つ。前述のように、提出物ウェブペ
ージ28は、動作104から106の代わりに、著者か
ら集められた情報、提出物11及び選択されたファイル
をミドルウェア26を介して内容管理システム5に対し
て直接送信することができる。一実施態様においては、
出版システム2の人間のオペレータが、コンピュータ3
52A(「編集コンピュータ」)を用いて内容管理シス
テム5から提出物11をダウンロードする。編集コンピ
ュータ352Aは、著者コンピュータ1Aと同様のもの
であり、ワードプロセッサ15、プラグイン16及びテ
ンプレート17を含む。人間のオペレータは、ワードプ
ロセッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を
用いて提出物11のスタイル、文法及びレイアウトを編
集する。その編集過程の後に、人間のオペレータは、提
出物11を内容管理システム5に対してアップロードす
る。編集コンピュータ352Bは編集コンピュータ35
2Aと同様のものである。図2に示すように、そこには
更なる編集コンピュータが存在し得る。
【0069】動作106の後に動作107が続く。動作
107において、バッチコマンドツール31は、方法1
10(図10)に従ってXMLバッチコマンドファイルに
於けるXMLバッチコマンドを実行する。最初の動作11
1において、バッチコマンドツール31は、前述のXML
パーサを用いてDOMトリー構造を生成する。動作111
の後に動作112が続く。動作112において、バッチ
コマンドツール31は、ノードのコマンドタグタイプを
決定する。動作112の後に動作113が続く。動作1
13において、バッチコマンドツール31はタグの属性
タイプを決定する。動作113の後に動作114が続
く。動作114において、バッチコマンドツール31
は、属性に対応する変数に対する属性値を保存(マッピ
ング)する。動作114の後に動作115が続く。
107において、バッチコマンドツール31は、方法1
10(図10)に従ってXMLバッチコマンドファイルに
於けるXMLバッチコマンドを実行する。最初の動作11
1において、バッチコマンドツール31は、前述のXML
パーサを用いてDOMトリー構造を生成する。動作111
の後に動作112が続く。動作112において、バッチ
コマンドツール31は、ノードのコマンドタグタイプを
決定する。動作112の後に動作113が続く。動作1
13において、バッチコマンドツール31はタグの属性
タイプを決定する。動作113の後に動作114が続
く。動作114において、バッチコマンドツール31
は、属性に対応する変数に対する属性値を保存(マッピ
ング)する。動作114の後に動作115が続く。
【0070】動作115において、バッチコマンドツー
ル31は、対応する変数(即ち、属性値)を有するテー
ブルをアップデート若しくは挿入することによって、内
容管理データベース32に於ける各テーブルに対して変
数値を適用する。動作115の後に動作116が続く。
動作116において、バッチコマンドツール31は、全
てのノードが通過(traverse)されたかどうかを決定す
る。全てのノードが通過された場合には、動作116の
後に動作117が続いて方法110が終了する。そうで
ない場合には、動作116の後に動作112が続き、バ
ッチコマンドツール31が次のノードを調査する。バッ
チコマンドツール31は、深さ優先若しくは幅優先のよ
うな従来式の多くの方法でDOM構造トリーを通過可能で
ある。
ル31は、対応する変数(即ち、属性値)を有するテー
ブルをアップデート若しくは挿入することによって、内
容管理データベース32に於ける各テーブルに対して変
数値を適用する。動作115の後に動作116が続く。
動作116において、バッチコマンドツール31は、全
てのノードが通過(traverse)されたかどうかを決定す
る。全てのノードが通過された場合には、動作116の
後に動作117が続いて方法110が終了する。そうで
ない場合には、動作116の後に動作112が続き、バ
ッチコマンドツール31が次のノードを調査する。バッ
チコマンドツール31は、深さ優先若しくは幅優先のよ
うな従来式の多くの方法でDOM構造トリーを通過可能で
ある。
【0071】「insert_publication」XMLバッチコマン
ドに応じて、バッチコマンドツール31は、Publicatio
n(出版)テーブル161において出版の基本記録を生
成する。バッチコマンドツール31は、Publicationテ
ーブル161(図14)の行を追加し、適切なカラムに
「insert_publication」XMLバッチコマンドの属性を挿
入する。一実施態様においては、バッチコマンドツール
は、Publicationテーブル161の「Status_ID」に値を
挿入し、その出版物が取込みエンジン29によって処理
されるために待機中であることを示す。バッチコマンド
ツール31は、ブックカバー所有物のプレースホルダー
がAssetテーブル164(図18)に生成され得るよう
に、行をブックカバーに対するプレースホルダー(例え
ば、有用なデータを全く含まずに後のデータのためのス
ペースを確保するダミーの入力)としてPub_Cover_Comp
テーブル162(図14)に追加する。また、バッチコ
マンドツール31は、ブックブロック所有物のプレース
ホルダーがAssetテーブル164に生成され得るよう
に、行をブックブロックのプレースホルダー(例えば提
出物11の内容)としてPub_Block_Compテーブル163
(図15)に追加する。バッチコマンドツール31は、
2つの行をブックカバー所有物及びブックブロック所有
物のプレースホルダーとしてAssetテーブル164に追
加する。
ドに応じて、バッチコマンドツール31は、Publicatio
n(出版)テーブル161において出版の基本記録を生
成する。バッチコマンドツール31は、Publicationテ
ーブル161(図14)の行を追加し、適切なカラムに
「insert_publication」XMLバッチコマンドの属性を挿
入する。一実施態様においては、バッチコマンドツール
は、Publicationテーブル161の「Status_ID」に値を
挿入し、その出版物が取込みエンジン29によって処理
されるために待機中であることを示す。バッチコマンド
ツール31は、ブックカバー所有物のプレースホルダー
がAssetテーブル164(図18)に生成され得るよう
に、行をブックカバーに対するプレースホルダー(例え
ば、有用なデータを全く含まずに後のデータのためのス
ペースを確保するダミーの入力)としてPub_Cover_Comp
テーブル162(図14)に追加する。また、バッチコ
マンドツール31は、ブックブロック所有物のプレース
ホルダーがAssetテーブル164に生成され得るよう
に、行をブックブロックのプレースホルダー(例えば提
出物11の内容)としてPub_Block_Compテーブル163
(図15)に追加する。バッチコマンドツール31は、
2つの行をブックカバー所有物及びブックブロック所有
物のプレースホルダーとしてAssetテーブル164に追
加する。
【0072】取込み(後述)の際に、取込みエンジン2
9は、XMLタグをIu_Tagテーブル165(図18)に保
存し、XMLタグの属性及び属性値をIu_Attributeテーブ
ル167(図19)に保存する。また、取込みエンジン
29は、XMLタグの間の内容をAssetテーブル164にお
いて予め生成されたブックブロックプレースホルダーに
保存し、ブックカバーを作成するグラフィック情報をAs
setテーブル164において予め生成されたブックカバ
ープレースホルダーに保存する。
9は、XMLタグをIu_Tagテーブル165(図18)に保
存し、XMLタグの属性及び属性値をIu_Attributeテーブ
ル167(図19)に保存する。また、取込みエンジン
29は、XMLタグの間の内容をAssetテーブル164にお
いて予め生成されたブックブロックプレースホルダーに
保存し、ブックカバーを作成するグラフィック情報をAs
setテーブル164において予め生成されたブックカバ
ープレースホルダーに保存する。
【0073】「insert_publication_file」バッチコマ
ンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Pub_File
テーブル166(図13)において出版物(提出物11
及び提出物11にリンクするファイル)に関連する各フ
ァイルの基本記録を生成する。バッチコマンドツール3
1は、Pub_Fileテーブル166に対して行を加え、適切
なカラムに「insert_publication_file」バッチコマン
ドの属性を挿入する。また、バッチコマンドツール31
は、出版物(提出物11及び提出物11にリンクするフ
ァイル)に関連する各ファイルをPub_Fileテーブル16
6に保存する。
ンドに応じて、バッチコマンドツール31は、Pub_File
テーブル166(図13)において出版物(提出物11
及び提出物11にリンクするファイル)に関連する各フ
ァイルの基本記録を生成する。バッチコマンドツール3
1は、Pub_Fileテーブル166に対して行を加え、適切
なカラムに「insert_publication_file」バッチコマン
ドの属性を挿入する。また、バッチコマンドツール31
は、出版物(提出物11及び提出物11にリンクするフ
ァイル)に関連する各ファイルをPub_Fileテーブル16
6に保存する。
【0074】一実施態様においては、動作107(図
8)の後にオプション的な動作108が続く。オプショ
ン的動作108において、フィルタ30は、XMLファイ
ル形式でない提出物11をXMLファイル形式に変換す
る。或いは、前述の人間のオペレータが、編集コンピュ
ータ352Aを用いて提出物11をXML形式に手作業で
変換する。人間のオペレータは、最初に提出物11を内
容管理システム5から編集コンピュータ352Aにダウ
ンロードする。次に、人間のオペレータはワードプロセ
ッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を用い
て提出物11のセクションを手動で識別し、提出物11
をXML形式で保存する。人間のオペレータは、取込みエ
ンジン29による処理のために、内容管理システム5に
対して提出物11を再送信する。人間のオペレータは、
提出物11のセクションを識別することに加えて、提出
物11のスタイル、文法及びレイアウトを編集すること
ができる。オプション的動作108の後に動作109が
続く。動作109において、取込みエンジン29は、方
法40(図11)に従って提出物11を解析し、内容
(例えば、テキスト)及び識別名(例えば、XMLタグ)
を内容管理データベース32に保存する。取込みエンジ
ン29は、Publicationテーブル161にファイルされ
た「status_ID」に周期的に問い合わせて、どの出版物
が取込みのために待機中であるかを決定する。
8)の後にオプション的な動作108が続く。オプショ
ン的動作108において、フィルタ30は、XMLファイ
ル形式でない提出物11をXMLファイル形式に変換す
る。或いは、前述の人間のオペレータが、編集コンピュ
ータ352Aを用いて提出物11をXML形式に手作業で
変換する。人間のオペレータは、最初に提出物11を内
容管理システム5から編集コンピュータ352Aにダウ
ンロードする。次に、人間のオペレータはワードプロセ
ッサ15、プラグイン16及びテンプレート17を用い
て提出物11のセクションを手動で識別し、提出物11
をXML形式で保存する。人間のオペレータは、取込みエ
ンジン29による処理のために、内容管理システム5に
対して提出物11を再送信する。人間のオペレータは、
提出物11のセクションを識別することに加えて、提出
物11のスタイル、文法及びレイアウトを編集すること
ができる。オプション的動作108の後に動作109が
続く。動作109において、取込みエンジン29は、方
法40(図11)に従って提出物11を解析し、内容
(例えば、テキスト)及び識別名(例えば、XMLタグ)
を内容管理データベース32に保存する。取込みエンジ
ン29は、Publicationテーブル161にファイルされ
た「status_ID」に周期的に問い合わせて、どの出版物
が取込みのために待機中であるかを決定する。
【0075】最初の動作41(図11)において、取込
みエンジン29は、前述のXMLパーサを用いて提出物1
1からDOMトリーを構築する。XMLパーサは、文書型定義
(DTD)ファイルで提出物11を解析する。DOMトリー構
造に於ける各ノードは、XMLオブジェクト、並びにタ
グ、属性、属性値及び対をなすタグの間にネスティング
された全ての内容を含めた各XMLオブジェクトを表す。
動作41の後に動作42が続く。動作42において、取
込みエンジン29は、ノードがXMLタグノードであるか
どうかを決定する。ノードがXMLタグノードである場合
には、次の動作は動作45である。
みエンジン29は、前述のXMLパーサを用いて提出物1
1からDOMトリーを構築する。XMLパーサは、文書型定義
(DTD)ファイルで提出物11を解析する。DOMトリー構
造に於ける各ノードは、XMLオブジェクト、並びにタ
グ、属性、属性値及び対をなすタグの間にネスティング
された全ての内容を含めた各XMLオブジェクトを表す。
動作41の後に動作42が続く。動作42において、取
込みエンジン29は、ノードがXMLタグノードであるか
どうかを決定する。ノードがXMLタグノードである場合
には、次の動作は動作45である。
【0076】動作43において、取込みエンジン29
は、XMLタグタイプ、並びにXMLタグの間にネスティング
された内容の開始位置(「開始オフセット(starting of
fset)」)及び終了位置(「終了オフセット(ending off
set)」)を内容管理データベース32のIu_Tagテーブル
165(図18)に保存する。開始オフセットは、全て
の内容を含む文字列の始まりから対をなすXMLタグの間
にネスティングされた内容の最初の文字までのバイト数
である(ここで各バイトは1つの文字を表す)。同様
に、終了オフセットは、全ての内容を含む文字列の始ま
りから対をなすXMLタグの間にネスティングされた内容
の最後の文字までのバイト数である。動作43の後に動
作44が続く。動作44において、取込みエンジン29
は、XMLタグノードの属性値及び属性名を内容管理デー
タベース32のIu_Attributeテーブル167に保存す
る。動作44の後に動作47が続く。
は、XMLタグタイプ、並びにXMLタグの間にネスティング
された内容の開始位置(「開始オフセット(starting of
fset)」)及び終了位置(「終了オフセット(ending off
set)」)を内容管理データベース32のIu_Tagテーブル
165(図18)に保存する。開始オフセットは、全て
の内容を含む文字列の始まりから対をなすXMLタグの間
にネスティングされた内容の最初の文字までのバイト数
である(ここで各バイトは1つの文字を表す)。同様
に、終了オフセットは、全ての内容を含む文字列の始ま
りから対をなすXMLタグの間にネスティングされた内容
の最後の文字までのバイト数である。動作43の後に動
作44が続く。動作44において、取込みエンジン29
は、XMLタグノードの属性値及び属性名を内容管理デー
タベース32のIu_Attributeテーブル167に保存す
る。動作44の後に動作47が続く。
【0077】動作45において、取込みエンジン29
は、ノードがテキスト(内容)ノードであるか否かを決
定する。ノードがテキストノードである場合、動作45
の後に動作46が続く。そうでない場合には、動作45
の後に動作47が続く。動作46において、取込みエン
ジン29は、内容を内容管理データベース32のAsset
テーブル164(図18)に保存する。動作46の後に
動作47が続く。
は、ノードがテキスト(内容)ノードであるか否かを決
定する。ノードがテキストノードである場合、動作45
の後に動作46が続く。そうでない場合には、動作45
の後に動作47が続く。動作46において、取込みエン
ジン29は、内容を内容管理データベース32のAsset
テーブル164(図18)に保存する。動作46の後に
動作47が続く。
【0078】動作47において、取込みエンジン29は
全てのノードが通過されたかどうかを決定する。全ての
ノードが通過されている場合、動作47の後に動作49
が続く。そうでない場合には、動作47の後に動作48
が続く。動作48において、取込みエンジン29は次の
ノードを調査する。取込みエンジン29は、種々の従来
式の方法の1つでDOMトリー構造を通過できる。取込みエ
ンジンは、例えば深さ優先でDOMトリー構造を通過す
る。動作49において、方法40は終了する。一実施態
様において、取込みエンジン29はPublicationテーブ
ル161の「status_ID」をアップデートし、出版物が
既に取り込まれていることを示す。
全てのノードが通過されたかどうかを決定する。全ての
ノードが通過されている場合、動作47の後に動作49
が続く。そうでない場合には、動作47の後に動作48
が続く。動作48において、取込みエンジン29は次の
ノードを調査する。取込みエンジン29は、種々の従来
式の方法の1つでDOMトリー構造を通過できる。取込みエ
ンジンは、例えば深さ優先でDOMトリー構造を通過す
る。動作49において、方法40は終了する。一実施態
様において、取込みエンジン29はPublicationテーブ
ル161の「status_ID」をアップデートし、出版物が
既に取り込まれていることを示す。
【0079】一変更例において、方法40にはオプショ
ン的なステップ350及び351が含まれる。オプショ
ン的動作350において、取込みエンジン29は、属性
が外部ファイルに関連するかどうかを決定する。属性が
関連する場合には、オプション的動作350の後に動作
351が続く。オプション的動作351において、取込
みエンジン29は、書式変換ライブラリー33を呼び出
し、その外部ファイルを保管及び編集のために別のファ
イル書式で保存する。例えば、その外部ファイルがイメ
ージファイルである場合、取込みエンジン29は変換ラ
イブラリー33を用いてその外部ファイルを解像度独立
性の書式で保存する。取込みエンジン29は、その外部
ファイルが後に復旧可能なように、外部ファイルのファ
イル情報をPub_Fileテーブル166(図13)に保存す
る。
ン的なステップ350及び351が含まれる。オプショ
ン的動作350において、取込みエンジン29は、属性
が外部ファイルに関連するかどうかを決定する。属性が
関連する場合には、オプション的動作350の後に動作
351が続く。オプション的動作351において、取込
みエンジン29は、書式変換ライブラリー33を呼び出
し、その外部ファイルを保管及び編集のために別のファ
イル書式で保存する。例えば、その外部ファイルがイメ
ージファイルである場合、取込みエンジン29は変換ラ
イブラリー33を用いてその外部ファイルを解像度独立
性の書式で保存する。取込みエンジン29は、その外部
ファイルが後に復旧可能なように、外部ファイルのファ
イル情報をPub_Fileテーブル166(図13)に保存す
る。
【0080】別の変更例においては、前述のJavaのパー
サによって解析される前に、取込みエンジン29がエン
ティティ・リファレンス(ノードのタイプ)における全
ての「&」文字を「〜」に置き換えるように、取込みエ
ンジン29は変更される。これは、XML文書が解析され
る際に、Javaのパーサがエンティティ・リファレンスに
おいて「&」文字と他の文字とを置き換えることを防止
するために実施される。トランスレータ64は、後にエ
ンティティ・リファレンスにおいて「〜」文字を「&」
で置き換え、それらの元々の書式でエンティティ・リフ
ァレンスを作成する。コンバータ35Aは、エンティテ
ィ・リファレンスが適切な書式に対する「&」文字を含
み、また出版物を保存することを要求するので、上述の
ステップは必要である。
サによって解析される前に、取込みエンジン29がエン
ティティ・リファレンス(ノードのタイプ)における全
ての「&」文字を「〜」に置き換えるように、取込みエ
ンジン29は変更される。これは、XML文書が解析され
る際に、Javaのパーサがエンティティ・リファレンスに
おいて「&」文字と他の文字とを置き換えることを防止
するために実施される。トランスレータ64は、後にエ
ンティティ・リファレンスにおいて「〜」文字を「&」
で置き換え、それらの元々の書式でエンティティ・リフ
ァレンスを作成する。コンバータ35Aは、エンティテ
ィ・リファレンスが適切な書式に対する「&」文字を含
み、また出版物を保存することを要求するので、上述の
ステップは必要である。
【0081】一実施態様において、動作200(図7)
には、動作201から206(図21)が含まれる。最
初の動作201において、顧客はカタログウェブページ
22を拾い読みする。顧客は、ウェブページ22A(図
42)のフィールド515に於ける検索カテゴリーを選
択し、その検索カテゴリーで検索するためのワードを入
力することによって出版物を検索できる。検索カテゴリ
ーには、タイトル、著者及びキーワードが含まれる。ま
た、顧客はハイパーテキストリンク516に示すような
出版物のカテゴリー(例えば、動物及びペット(ANIMAL
S, AND PETS)、芸術、建築術及び写真(ART, ARCHITECTU
RE, AND PHOTOGRAPHY)等)を選択可能である。ウェブペ
ージ22B(図43)は、ウェブページ22Aに於ける
顧客の動作による検索結果若しくはカテゴリーの結果を
示すものである。その結果には、種々の出版物のタイト
ル、著者、価格及びISBN番号が含まれる。顧客は、各出
版物のタイトルに於けるハイパーテキストリンクを選択
することによって、その出版物の詳細情報を更に得るこ
とができる。一変更例においては、顧客は顧客コンピュ
ータ8Aからその出版物の少なくとも一部を見る。電子
商取引システム4は、著者と出版システム2の運営者と
の間の契約条項によって許可される場合には、その出版
物の一部をカタログウェブページ22のウェブページの
一部として送信する。
には、動作201から206(図21)が含まれる。最
初の動作201において、顧客はカタログウェブページ
22を拾い読みする。顧客は、ウェブページ22A(図
42)のフィールド515に於ける検索カテゴリーを選
択し、その検索カテゴリーで検索するためのワードを入
力することによって出版物を検索できる。検索カテゴリ
ーには、タイトル、著者及びキーワードが含まれる。ま
た、顧客はハイパーテキストリンク516に示すような
出版物のカテゴリー(例えば、動物及びペット(ANIMAL
S, AND PETS)、芸術、建築術及び写真(ART, ARCHITECTU
RE, AND PHOTOGRAPHY)等)を選択可能である。ウェブペ
ージ22B(図43)は、ウェブページ22Aに於ける
顧客の動作による検索結果若しくはカテゴリーの結果を
示すものである。その結果には、種々の出版物のタイト
ル、著者、価格及びISBN番号が含まれる。顧客は、各出
版物のタイトルに於けるハイパーテキストリンクを選択
することによって、その出版物の詳細情報を更に得るこ
とができる。一変更例においては、顧客は顧客コンピュ
ータ8Aからその出版物の少なくとも一部を見る。電子
商取引システム4は、著者と出版システム2の運営者と
の間の契約条項によって許可される場合には、その出版
物の一部をカタログウェブページ22のウェブページの
一部として送信する。
【0082】別の変更例においては、著者は、カタログ
ウェブページ22を介して購入された出版物と組み合わ
せるための個人化された内容20をアップロードし、個
人化された出版物(p-book)を作成する。ステップ1に
おいて、顧客はウェブページ22C(図44)のフィー
ルド513にこの個人化された内容20のタイトルを入
力する。また、顧客はボタン504を選択することによ
って蔵書票を選択(BOOKPLATE CHOICES)し、フィール
ド505にそのp-bookを所有する人物の氏名を入力す
る。当業者には更なる蔵書票を利用可能であることが理
解されるであろう。ステップ2において、顧客は献詞の
タイトル(DEDICATION TITLE)、献詞のテキスト(DEDI
CATION TEXT)及び献詞のサイン(DEDICATION SIGNATUR
E)をウェブページ22D(図45)のフィールド50
6、507及び508にそれぞれ入力する。ステップ3
において、顧客は前書のタイトル(PREFACE TITLE)、
前書のテキスト(PREFACE TEXT)、前書のサイン(PREF
ACE SIGNATURE)及び前書年紀(PREFACE DATE)をウェ
ブページ22E(図46)のフィールド509、51
0、511及び512にそれぞれ入力する。カタログウ
ェブページ22は、顧客の個人化された内容20を電子
商取引データベース23に保存する。この変更例におい
て、顧客は多数の個人化された内容20を生成すること
ができる。顧客がp-bookを購入することを決定した場
合、顧客は個人化された情報のタイトルのハイパーテキ
ストリンクを選択することによって、ウェブページ25
(図47)から個人化された内容20の内の1つを選択
することが可能である。
ウェブページ22を介して購入された出版物と組み合わ
せるための個人化された内容20をアップロードし、個
人化された出版物(p-book)を作成する。ステップ1に
おいて、顧客はウェブページ22C(図44)のフィー
ルド513にこの個人化された内容20のタイトルを入
力する。また、顧客はボタン504を選択することによ
って蔵書票を選択(BOOKPLATE CHOICES)し、フィール
ド505にそのp-bookを所有する人物の氏名を入力す
る。当業者には更なる蔵書票を利用可能であることが理
解されるであろう。ステップ2において、顧客は献詞の
タイトル(DEDICATION TITLE)、献詞のテキスト(DEDI
CATION TEXT)及び献詞のサイン(DEDICATION SIGNATUR
E)をウェブページ22D(図45)のフィールド50
6、507及び508にそれぞれ入力する。ステップ3
において、顧客は前書のタイトル(PREFACE TITLE)、
前書のテキスト(PREFACE TEXT)、前書のサイン(PREF
ACE SIGNATURE)及び前書年紀(PREFACE DATE)をウェ
ブページ22E(図46)のフィールド509、51
0、511及び512にそれぞれ入力する。カタログウ
ェブページ22は、顧客の個人化された内容20を電子
商取引データベース23に保存する。この変更例におい
て、顧客は多数の個人化された内容20を生成すること
ができる。顧客がp-bookを購入することを決定した場
合、顧客は個人化された情報のタイトルのハイパーテキ
ストリンクを選択することによって、ウェブページ25
(図47)から個人化された内容20の内の1つを選択
することが可能である。
【0083】別の変更例においては、カタログウェブペ
ージにウェブページ(図48)が含まれ、ここで顧客は
フレーム406において出版物を見ることができる。顧
客は、顧客が購入を希望する段落の段落番号をフィール
ド407(PARAGRAPHS)に入力し、また後にこれらの段
落を別の出版物から選択した段落と組み合わせてカスタ
マイズされた出版物(c-book)を作成するために、ボタ
ン408(ADD TO CBOOK)を選択して著者の選択物を記
録する。動作201の後に動作202が続く。
ージにウェブページ(図48)が含まれ、ここで顧客は
フレーム406において出版物を見ることができる。顧
客は、顧客が購入を希望する段落の段落番号をフィール
ド407(PARAGRAPHS)に入力し、また後にこれらの段
落を別の出版物から選択した段落と組み合わせてカスタ
マイズされた出版物(c-book)を作成するために、ボタ
ン408(ADD TO CBOOK)を選択して著者の選択物を記
録する。動作201の後に動作202が続く。
【0084】動作202において、顧客は、購入注文1
9及び支払い情報21を購入注文ウェブページ25を介
して電子商取引システム4に送信する。購入注文ウェブ
ページ25は、出版物と前述の個人化された内容20と
を組み合わせるために顧客に対して任意選択機能を提供
する。購入注文19に従って、購入注文ウェブページ2
5は、権利・ロイヤリティーデータベース38に問い合
わせて出版物が顧客によって注文された様式で配布若し
くは販売可能であるかどうかを決定する。動作202の
後に動作203が続く。
9及び支払い情報21を購入注文ウェブページ25を介
して電子商取引システム4に送信する。購入注文ウェブ
ページ25は、出版物と前述の個人化された内容20と
を組み合わせるために顧客に対して任意選択機能を提供
する。購入注文19に従って、購入注文ウェブページ2
5は、権利・ロイヤリティーデータベース38に問い合
わせて出版物が顧客によって注文された様式で配布若し
くは販売可能であるかどうかを決定する。動作202の
後に動作203が続く。
【0085】動作203において、購入注文ウェブペー
ジ25は、購入注文19及び支払い情報21を電子商取
引データベース23に保存する。動作203の後に動作
204が続く。動作204において、電子商取引データ
ベース23は、購入注文19、個人化された情報20及
び支払い情報21を含むXMLバッチコマンドを内容管理
システム5に送信する。電子商取引データベース23
は、方法250(図22)に従ってXMLバッチコマンド
を生成する。
ジ25は、購入注文19及び支払い情報21を電子商取
引データベース23に保存する。動作203の後に動作
204が続く。動作204において、電子商取引データ
ベース23は、購入注文19、個人化された情報20及
び支払い情報21を含むXMLバッチコマンドを内容管理
システム5に送信する。電子商取引データベース23
は、方法250(図22)に従ってXMLバッチコマンド
を生成する。
【0086】最初の動作251において、電子商取引デ
ータベース23のストアド・プロシージャは「insert_o
rder」XMLタグを書き込む。「insert_order」XMLタグ
は、注文記録を内容管理データベース32において生成
するバッチコマンドである。「insert_publication」XM
Lタグには、「customer_number」、「order_number」、
「vendor_id」及び注文に関する他の一般的な情報の属
性が含まれる(表2下部参照)。「customer_number」
は顧客の識別名である。「order_number」はこの注文の
識別名である。「vendor_id」は、その出版物が印刷の
ために送付されるであろう商用プリンタの識別名であ
る。一変更例においては、電子商取引データベース23
のルーティング・アルゴリズムが、顧客によって提示さ
れたzipコードによって、顧客の最も近くに位置する商
用プリンタを決定する。ストアド・プロシージャは、商
用プリンタの「vendor_id」をXMLバッチコマンドに挿入
する。動作251の後に動作252が続く。
ータベース23のストアド・プロシージャは「insert_o
rder」XMLタグを書き込む。「insert_order」XMLタグ
は、注文記録を内容管理データベース32において生成
するバッチコマンドである。「insert_publication」XM
Lタグには、「customer_number」、「order_number」、
「vendor_id」及び注文に関する他の一般的な情報の属
性が含まれる(表2下部参照)。「customer_number」
は顧客の識別名である。「order_number」はこの注文の
識別名である。「vendor_id」は、その出版物が印刷の
ために送付されるであろう商用プリンタの識別名であ
る。一変更例においては、電子商取引データベース23
のルーティング・アルゴリズムが、顧客によって提示さ
れたzipコードによって、顧客の最も近くに位置する商
用プリンタを決定する。ストアド・プロシージャは、商
用プリンタの「vendor_id」をXMLバッチコマンドに挿入
する。動作251の後に動作252が続く。
【0087】動作252において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_sku」
XMLタグを書き込む。「insert_sku」XMLタグは、書籍に
関する情報を内容管理データベース32に挿入するバッ
チコマンドである。「Insert_sku」XMLタグには、「ord
er_sku」、「pub_id」、「style_id」及び「cached」の
属性が含まれる(表2下部参照)。「order_sku」は、
書籍、スタイル及び個人化された内容の特有の組合せを
記述する識別名である。「style_id」は、その出版物に
適用されたスタイルの識別名である。「cached」は、出
版物が商用プリンタに蓄えられ、商用プリンタに対して
再送する必要がないと分かった場合には真(true)と示
される。動作252の後に動作253が続く。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_sku」
XMLタグを書き込む。「insert_sku」XMLタグは、書籍に
関する情報を内容管理データベース32に挿入するバッ
チコマンドである。「Insert_sku」XMLタグには、「ord
er_sku」、「pub_id」、「style_id」及び「cached」の
属性が含まれる(表2下部参照)。「order_sku」は、
書籍、スタイル及び個人化された内容の特有の組合せを
記述する識別名である。「style_id」は、その出版物に
適用されたスタイルの識別名である。「cached」は、出
版物が商用プリンタに蓄えられ、商用プリンタに対して
再送する必要がないと分かった場合には真(true)と示
される。動作252の後に動作253が続く。
【0088】動作253において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_pmatt
er」XMLタグを書き込む。「insert_pmatter」XMLタグ
は、個人化された内容を内容管理データベース32に挿
入するバッチコマンドである。「insert_pmatter」XML
タグには、「order_sku」及び「ptype」の属性が含まれ
る(表2下部参照)。「ptype」は、蔵書票に対する
「蔵書票内容(book_plate_content)」及び献詞に対す
る「献詞内容(dedication content)」のような個人化
された内容の形式の識別名である。電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、顧客からの購入
注文に従って更なる「insert_pmatter」XMLタグを書き
込むことが可能である。動作253の後に動作254が
続く。
ース23のストアド・プロシージャは、「insert_pmatt
er」XMLタグを書き込む。「insert_pmatter」XMLタグ
は、個人化された内容を内容管理データベース32に挿
入するバッチコマンドである。「insert_pmatter」XML
タグには、「order_sku」及び「ptype」の属性が含まれ
る(表2下部参照)。「ptype」は、蔵書票に対する
「蔵書票内容(book_plate_content)」及び献詞に対す
る「献詞内容(dedication content)」のような個人化
された内容の形式の識別名である。電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは、顧客からの購入
注文に従って更なる「insert_pmatter」XMLタグを書き
込むことが可能である。動作253の後に動作254が
続く。
【0089】動作254において、電子商取引データベ
ース23のストアド・プロシージャは「insert_order_i
tem」XMLタグを書き込む。「insert_order_item」XMLタ
グは、注文アイテムを内容管理データベース32に挿入
するバッチコマンドである。「insert_order_item」XML
タグには、「order_number」、「item_id」、一般的な
出荷情報、「order_sku」、「title」、「isbn」及び
「quantity」の属性が含まれる(表2下部参照)。「it
em_id」は、この注文アイテム(例えば、1、2、3など)
の注文の識別名である。「title」は、この注文アイテ
ムの書籍のタイトルである。「isbn」は、この注文アイ
テムの書籍の国際標準図書番号(「ISBN」)である。
「quantity」は、この注文アイテムに対して出荷される
書籍の数量である。電子商取引データベース23のスト
アド・プロシージャは、顧客からの購入注文に従って更
なる「insert_order_item」XMLタグを書き込むことが可
能である。表2には、前述の例示的なXMLバッチコマン
ドファイルを示す。
ース23のストアド・プロシージャは「insert_order_i
tem」XMLタグを書き込む。「insert_order_item」XMLタ
グは、注文アイテムを内容管理データベース32に挿入
するバッチコマンドである。「insert_order_item」XML
タグには、「order_number」、「item_id」、一般的な
出荷情報、「order_sku」、「title」、「isbn」及び
「quantity」の属性が含まれる(表2下部参照)。「it
em_id」は、この注文アイテム(例えば、1、2、3など)
の注文の識別名である。「title」は、この注文アイテ
ムの書籍のタイトルである。「isbn」は、この注文アイ
テムの書籍の国際標準図書番号(「ISBN」)である。
「quantity」は、この注文アイテムに対して出荷される
書籍の数量である。電子商取引データベース23のスト
アド・プロシージャは、顧客からの購入注文に従って更
なる「insert_order_item」XMLタグを書き込むことが可
能である。表2には、前述の例示的なXMLバッチコマン
ドファイルを示す。
【0090】
【表2】
【0091】バッチコマンドツール31は、DTDファイ
ルで前述のXMLバッチコマンドファイルを確認及び解析
し、バッチコマンドを抽出及び実行する。
ルで前述のXMLバッチコマンドファイルを確認及び解析
し、バッチコマンドを抽出及び実行する。
【0092】「insert_order」XMLバッチコマンドに応
じて、バッチコマンドツール31は、Orders(注文)テ
ーブル168(図20)において注文についての記録を
生成する。バッチコマンドツール31は、Ordersテーブ
ル168に行を加え、適切なカラムにおいて「insert_o
rder」バッチコマンドの属性を書き込む。バッチコマン
ドツール31は、「insert_order_item」バッチコマン
ドに従ってOrder_Itemsテーブル169(図19)に行
を追加し、適切なカラムに「insert_order_item」XMLバ
ッチコマンドの属性を書き込む。Insert_Order_Itemテ
ーブル169は、「order_number」によってInsert_Ord
erテーブル168と相互参照し、また「order_sku」に
よって出版物と相互参照する。
じて、バッチコマンドツール31は、Orders(注文)テ
ーブル168(図20)において注文についての記録を
生成する。バッチコマンドツール31は、Ordersテーブ
ル168に行を加え、適切なカラムにおいて「insert_o
rder」バッチコマンドの属性を書き込む。バッチコマン
ドツール31は、「insert_order_item」バッチコマン
ドに従ってOrder_Itemsテーブル169(図19)に行
を追加し、適切なカラムに「insert_order_item」XMLバ
ッチコマンドの属性を書き込む。Insert_Order_Itemテ
ーブル169は、「order_number」によってInsert_Ord
erテーブル168と相互参照し、また「order_sku」に
よって出版物と相互参照する。
【0093】バッチコマンドツール31は、「insert_s
ku」バッチコマンドに従って「Order_Sku」テーブル1
70に行を追加し、適切なカラムに「insert_sku」バッ
チコマンドの属性を書き込む。バッチコマンドツール3
1は、「insert_pmatter」バッチコマンドに従ってCust
omer_Contentテーブル171(図15)に行を追加し、
適切なカラムに「insert_pmatter」バッチコマンドの属
性を書き込む。個人化された内容が、例えば4000文字以
下である場合、その個人化された内容はCustomer_Conte
ntテーブル171の「short_text」カラムに格納され
る。個人化された内容が、例えば4000文字を超える場
合、その個人化された内容はCustomer_Contentテーブル
171の「pub_id」カラムに格納される。
ku」バッチコマンドに従って「Order_Sku」テーブル1
70に行を追加し、適切なカラムに「insert_sku」バッ
チコマンドの属性を書き込む。バッチコマンドツール3
1は、「insert_pmatter」バッチコマンドに従ってCust
omer_Contentテーブル171(図15)に行を追加し、
適切なカラムに「insert_pmatter」バッチコマンドの属
性を書き込む。個人化された内容が、例えば4000文字以
下である場合、その個人化された内容はCustomer_Conte
ntテーブル171の「short_text」カラムに格納され
る。個人化された内容が、例えば4000文字を超える場
合、その個人化された内容はCustomer_Contentテーブル
171の「pub_id」カラムに格納される。
【0094】動作204(図21)の後に動作206が
続く。動作206において、アセンブラ34が購入注文
19に従って出版物を製作する。一実施態様において
は、出版物を構成する前に、アセンブラ34は権利・ロ
イヤリティーデータベース38におけるContract_Right
_Restrictionsテーブル183(図30)若しくはRight
_Restrictionsテーブル184(図28)に問い合わ
せ、顧客によって選択された出力形式が各著者と出版シ
ステム2との間の契約によって許可されるかどうかを決
定する。
続く。動作206において、アセンブラ34が購入注文
19に従って出版物を製作する。一実施態様において
は、出版物を構成する前に、アセンブラ34は権利・ロ
イヤリティーデータベース38におけるContract_Right
_Restrictionsテーブル183(図30)若しくはRight
_Restrictionsテーブル184(図28)に問い合わ
せ、顧客によって選択された出力形式が各著者と出版シ
ステム2との間の契約によって許可されるかどうかを決
定する。
【0095】出版物を製作するために、アセンブラ34
は、始めにOrdersテーブル168(図20)から注文を
決定する。「order_number」を用いて、アセンブラ34
はOrder_Itemテーブル169(図19)から注文アイテ
ムを決定する。「order_sku」を用いて、アセンブラ3
4はOrder_Skuテーブル170(図15)から出版物、
個人化された内容及びスタイルの特有の組合せを決定す
る。オプション的な「pmatter」を用いて、アセンブラ
34はCustomer_Contentテーブル171から個人化され
た内容を決定する。「style_sheet_ID」を用いて、アセ
ンブラ34はStyle_Sheet_LKテーブル172(図16)
からスタイルシートを決定する。「pub_id」を用いて、
アセンブラ34は内容及び識別名をAssetテーブル16
4、Iu_Tagテーブル165(図18)及びIu_Attribute
テーブル167(図19)に位置付ける。
は、始めにOrdersテーブル168(図20)から注文を
決定する。「order_number」を用いて、アセンブラ34
はOrder_Itemテーブル169(図19)から注文アイテ
ムを決定する。「order_sku」を用いて、アセンブラ3
4はOrder_Skuテーブル170(図15)から出版物、
個人化された内容及びスタイルの特有の組合せを決定す
る。オプション的な「pmatter」を用いて、アセンブラ
34はCustomer_Contentテーブル171から個人化され
た内容を決定する。「style_sheet_ID」を用いて、アセ
ンブラ34はStyle_Sheet_LKテーブル172(図16)
からスタイルシートを決定する。「pub_id」を用いて、
アセンブラ34は内容及び識別名をAssetテーブル16
4、Iu_Tagテーブル165(図18)及びIu_Attribute
テーブル167(図19)に位置付ける。
【0096】一実施態様においては、アセンブラ34は
方法50A(図23)に従って出版物及び個人化された
内容を組み合わせる。最初の動作51において、アセン
ブラ34は内容の開始オフセットによって昇順にソート
された同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリスト(「開
始リスト(start list)」)を作成する。また、アセン
ブラ34はそれぞれの内容の終了オフセットによって昇
順にソートされた同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリ
スト(「終了リスト(end list)」)を作成する。アセ
ンブラ34は、「pub_id」を伴う全てのXMLタグを問い
合わせることによってIu_Tagテーブル165(図18)
から同一の「pub_id」を伴うXMLタグを検索する。動作
51の後に動作54が続く。
方法50A(図23)に従って出版物及び個人化された
内容を組み合わせる。最初の動作51において、アセン
ブラ34は内容の開始オフセットによって昇順にソート
された同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリスト(「開
始リスト(start list)」)を作成する。また、アセン
ブラ34はそれぞれの内容の終了オフセットによって昇
順にソートされた同一の「pub_id」を伴うXMLタグのリ
スト(「終了リスト(end list)」)を作成する。アセ
ンブラ34は、「pub_id」を伴う全てのXMLタグを問い
合わせることによってIu_Tagテーブル165(図18)
から同一の「pub_id」を伴うXMLタグを検索する。動作
51の後に動作54が続く。
【0097】動作54において、アセンブラ34は「現
在の開始タグ(current start tag)」(後述)の開始
オフセットが「現在の終了タグ(current end tag)」
(後述)の終了オフセット未満であるかどうかを決定す
る。現在の開始オフセットが現在の終了オフセットより
も小さい場合には、動作54の後に動作55Aが続く。
そうでない場合には、動作54の後に動作58が続く。
在の開始タグ(current start tag)」(後述)の開始
オフセットが「現在の終了タグ(current end tag)」
(後述)の終了オフセット未満であるかどうかを決定す
る。現在の開始オフセットが現在の終了オフセットより
も小さい場合には、動作54の後に動作55Aが続く。
そうでない場合には、動作54の後に動作58が続く。
【0098】最初の反復において、現在の開始タグは開
始リストの始めにおけるタグであり、現在の終了タグは
終了リストの始めにおけるタグである。後の各反復にお
いては、アセンブラ34は開始リストや終了リストを下
方に進み、新たなタグが現在の開始タグ及び現在の終了
タグとなる。以下では、現在の開始タグの開始オフセッ
トは「現在の開始オフセット(current start offse
t)」と称され、また現在の終了タグの終了オフセット
は、「現在の終了オフセット(current end offset)」
と称される。先の反復からの現在の開始タグ及び現在の
終了タグは、「先の開始タグ(previous start tag)」
及び「先の終了タグ(previous end tag)」と称され
る。先の開始タグの開始オフセットは「先の開始オフセ
ット(previousstart offset)」と称され、先の終了タ
グの終了オフセットは「先の終了オフセット(previous
end offset)」と称される。最初の反復においては、
先の開始オフセット若しくは先の終了オフセットは存在
せず、先の開始オフセット及び先の終了オフセットの値
はゼロに設定される。
始リストの始めにおけるタグであり、現在の終了タグは
終了リストの始めにおけるタグである。後の各反復にお
いては、アセンブラ34は開始リストや終了リストを下
方に進み、新たなタグが現在の開始タグ及び現在の終了
タグとなる。以下では、現在の開始タグの開始オフセッ
トは「現在の開始オフセット(current start offse
t)」と称され、また現在の終了タグの終了オフセット
は、「現在の終了オフセット(current end offset)」
と称される。先の反復からの現在の開始タグ及び現在の
終了タグは、「先の開始タグ(previous start tag)」
及び「先の終了タグ(previous end tag)」と称され
る。先の開始タグの開始オフセットは「先の開始オフセ
ット(previousstart offset)」と称され、先の終了タ
グの終了オフセットは「先の終了オフセット(previous
end offset)」と称される。最初の反復においては、
先の開始オフセット若しくは先の終了オフセットは存在
せず、先の開始オフセット及び先の終了オフセットの値
はゼロに設定される。
【0099】動作55Aにおいて、アセンブラ34は、
(1)(a)先の開始オフセット及び(b)先の終了オフセッ
トの最小値並びに(2)(a)現在の開始オフセット及び
(b)現在の終了オフセットの最小値の間の内容を出力す
る。言い換えれば、アセンブラ34は以下のオフセット
の間の内容を出力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) アセンブラ34はその内容をXMLファイルに出力する。
アセンブラ34は、出版物の「pub_id」を用いてAssetテ
ーブル164(図18)の「asset_blob」フィールドか
ら内容を検索する。動作55Aの後に動作56が続く。
(1)(a)先の開始オフセット及び(b)先の終了オフセッ
トの最小値並びに(2)(a)現在の開始オフセット及び
(b)現在の終了オフセットの最小値の間の内容を出力す
る。言い換えれば、アセンブラ34は以下のオフセット
の間の内容を出力する。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) アセンブラ34はその内容をXMLファイルに出力する。
アセンブラ34は、出版物の「pub_id」を用いてAssetテ
ーブル164(図18)の「asset_blob」フィールドか
ら内容を検索する。動作55Aの後に動作56が続く。
【0100】動作56において、アセンブラ34は属性
及び属性値と共に現在の開始タグをXML文書に出力す
る。アセンブラ34は、「iu_tag_ID」を用いてIu_Tag
テーブル165及びIu_Attributeテーブル167(図1
9)からXMLタグの属性及び属性値を検索する。動作5
6の後に動作57が続く。動作57において、アセンブ
ラ34は開始リストにおける次の開始タグに進む。動作
57の後に動作54が続く。
及び属性値と共に現在の開始タグをXML文書に出力す
る。アセンブラ34は、「iu_tag_ID」を用いてIu_Tag
テーブル165及びIu_Attributeテーブル167(図1
9)からXMLタグの属性及び属性値を検索する。動作5
6の後に動作57が続く。動作57において、アセンブ
ラ34は開始リストにおける次の開始タグに進む。動作
57の後に動作54が続く。
【0101】動作58において、アセンブラ34は現在
の開始オフセットが現在の終了オフセットに等しいかど
うかを決定する。現在の開始オフセットが現在の終了オ
フセットと等しい場合、動作58の後に動作59が続
く。そうでない場合には、動作58の後に動作61が続
く。動作59において、アセンブラ34は現在の開始タ
グ及び終了タグをXML文書に出力する。動作59の後に
動作60が続く。一実施態様において、アセンブラ34
は現在の開始タグ及び終了タグの代わりに「<TAG_NAME/
>」のショートカットを出力する。動作60において、
アセンブラ34は開始リスト及び終了リストにおける次
の開始タグ及び終了タグに進む。動作60の後に動作5
4が続く。
の開始オフセットが現在の終了オフセットに等しいかど
うかを決定する。現在の開始オフセットが現在の終了オ
フセットと等しい場合、動作58の後に動作59が続
く。そうでない場合には、動作58の後に動作61が続
く。動作59において、アセンブラ34は現在の開始タ
グ及び終了タグをXML文書に出力する。動作59の後に
動作60が続く。一実施態様において、アセンブラ34
は現在の開始タグ及び終了タグの代わりに「<TAG_NAME/
>」のショートカットを出力する。動作60において、
アセンブラ34は開始リスト及び終了リストにおける次
の開始タグ及び終了タグに進む。動作60の後に動作5
4が続く。
【0102】動作61において、アセンブラ34は現在
の開始オフセットが現在の終了オフセットに比べてより
大きいかどうかを決定する。現在の開始オフセットが現
在の終了オフセットに比べてより大きい場合には、動作
61の後に動作62Aが続く。そうでない場合には、動
作61の後に動作67が続く。動作62Aにおいて、ア
センブラ34は以下のオフセットの間の内容を出力す
る。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) 動作62Aは、前述の動作55Aと同一のものである。
動作62Aの後に動作63が続く。動作63において、
アセンブラ34は現在の終了タグをXML文書に出力す
る。動作63の後に動作64が続く。
の開始オフセットが現在の終了オフセットに比べてより
大きいかどうかを決定する。現在の開始オフセットが現
在の終了オフセットに比べてより大きい場合には、動作
61の後に動作62Aが続く。そうでない場合には、動
作61の後に動作67が続く。動作62Aにおいて、ア
センブラ34は以下のオフセットの間の内容を出力す
る。 (1)Min(先の開始オフセット,先の終了オフセッ
ト);及び(2)Min(現在の開始オフセット,現在の
終了オフセット) 動作62Aは、前述の動作55Aと同一のものである。
動作62Aの後に動作63が続く。動作63において、
アセンブラ34は現在の終了タグをXML文書に出力す
る。動作63の後に動作64が続く。
【0103】動作64において、アセンブラ34は現在
の終了タグが「ターゲットタグ(target tag)」である
かどうかを決定する。ターゲットタグは、個人化された
内容20の挿入位置を示すタグである。例えば、個人化
された内容20はタイトルの後にくる献詞である。従っ
て、ターゲットタグはタイトルタグの終了タグである。
一実施態様において、ターゲットタグはアセンブラ34
のコードにプログラミングされる。或いは、ターゲット
タグは、出版物を構成する際にアセンブラ34が参照す
るテーブルの中に設定され得る。現在の終了タグがター
ゲットタグである場合、動作64の後に動作65が続
く。そうでない場合には、動作64の後に動作66が続
く。動作65において、アセンブラ34は個人化された
内容タグの間の個人化された内容を出力する。アセンブ
ラ34は、「order_sku」によってCustomer_Contentテ
ーブル171(図15)から個人化された内容20を検
索する。動作65の後に動作66が続く。
の終了タグが「ターゲットタグ(target tag)」である
かどうかを決定する。ターゲットタグは、個人化された
内容20の挿入位置を示すタグである。例えば、個人化
された内容20はタイトルの後にくる献詞である。従っ
て、ターゲットタグはタイトルタグの終了タグである。
一実施態様において、ターゲットタグはアセンブラ34
のコードにプログラミングされる。或いは、ターゲット
タグは、出版物を構成する際にアセンブラ34が参照す
るテーブルの中に設定され得る。現在の終了タグがター
ゲットタグである場合、動作64の後に動作65が続
く。そうでない場合には、動作64の後に動作66が続
く。動作65において、アセンブラ34は個人化された
内容タグの間の個人化された内容を出力する。アセンブ
ラ34は、「order_sku」によってCustomer_Contentテ
ーブル171(図15)から個人化された内容20を検
索する。動作65の後に動作66が続く。
【0104】動作66において、アセンブラ34は次の
終了タグに進む。動作67において、アセンブラ34は
方法50を終了する。全てのタグが調査され、XML文書
が完成した場合には、アセンブラ34は動作67に到達
する。一実施態様において、アセンブラ34は「order_
status_code」をOrdersテーブル168にアップデート
し、注文に応じたことを示す。
終了タグに進む。動作67において、アセンブラ34は
方法50を終了する。全てのタグが調査され、XML文書
が完成した場合には、アセンブラ34は動作67に到達
する。一実施態様において、アセンブラ34は「order_
status_code」をOrdersテーブル168にアップデート
し、注文に応じたことを示す。
【0105】一実施態様においては、アセンブラ34は
2若しくはそれ以上の出版物から出版物を構成する。こ
の実施態様において、電子商取引データベース23にお
けるストアド・プロシージャは、出版物を組み合わせる
注文と各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンド
を送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Aを用
いて最初の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物が
完成した後に、アセンブラ34は前述の方法50Aを用
いて同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物
の終了直後に構成する。そのプロセスは顧客が組合せを
望む出版物に対して順次繰り返される。
2若しくはそれ以上の出版物から出版物を構成する。こ
の実施態様において、電子商取引データベース23にお
けるストアド・プロシージャは、出版物を組み合わせる
注文と各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンド
を送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Aを用
いて最初の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物が
完成した後に、アセンブラ34は前述の方法50Aを用
いて同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物
の終了直後に構成する。そのプロセスは顧客が組合せを
望む出版物に対して順次繰り返される。
【0106】一実施態様において、アセンブラ34は方
法50B(図24)に従って別の出版物の一部及び個人
化された内容から個人化された出版物を製作する。アセ
ンブラ34は、各著者と出版システム2の運営者との間
の契約が著者の出版物を部分的に配布若しくは販売する
ことを許可する場合には、別の出版物の一部から出版物
を制作する。アセンブラ34は、例えば権利・ロイヤリ
ティーデータベース38におけるContract_Right_Restr
ictionテーブル183(図30)に問い合わせて出版物
が部分的に配布若しくは販売可能であるかどうかを決定
する。
法50B(図24)に従って別の出版物の一部及び個人
化された内容から個人化された出版物を製作する。アセ
ンブラ34は、各著者と出版システム2の運営者との間
の契約が著者の出版物を部分的に配布若しくは販売する
ことを許可する場合には、別の出版物の一部から出版物
を制作する。アセンブラ34は、例えば権利・ロイヤリ
ティーデータベース38におけるContract_Right_Restr
ictionテーブル183(図30)に問い合わせて出版物
が部分的に配布若しくは販売可能であるかどうかを決定
する。
【0107】一変更例においては、出版物のセクション
がPub_Block_Compテーブル163(図15)における個
別のエントリにおいて確認され、アセンブラ34は各段
落の始めに段落番号を挿入する。出版物のPDFファイル
は、カタログウェブページ22(図48)からのウェブ
ページの表示領域406において顧客に対して表示され
る。顧客が購入を希望する段落と判断した場合には、顧
客はフィールド407において段落番号を入力する。顧
客はこの出版物の表示を一旦終了し、ボタン408を選
択してカスタマイズされた書籍に選択された段落を追加
することが可能である。段落番号は、顧客が購入を望む
Pub_Block_Compテーブル163におけるエントリを識別
する。構成の際にアセンブラ34は各選択された段落の
開始及び終了オフセットをPub_Block_Compテーブル16
3に問い合わせ、方法50B(図24)に従ってこれら
のセクションを組み立てる。選択された段落の開始オフ
セットは「選択の開始(start of selection)」と称さ
れ、選択されたパラグラフの終了オフセットは「選択の
終了(end of selection)」と称される。
がPub_Block_Compテーブル163(図15)における個
別のエントリにおいて確認され、アセンブラ34は各段
落の始めに段落番号を挿入する。出版物のPDFファイル
は、カタログウェブページ22(図48)からのウェブ
ページの表示領域406において顧客に対して表示され
る。顧客が購入を希望する段落と判断した場合には、顧
客はフィールド407において段落番号を入力する。顧
客はこの出版物の表示を一旦終了し、ボタン408を選
択してカスタマイズされた書籍に選択された段落を追加
することが可能である。段落番号は、顧客が購入を望む
Pub_Block_Compテーブル163におけるエントリを識別
する。構成の際にアセンブラ34は各選択された段落の
開始及び終了オフセットをPub_Block_Compテーブル16
3に問い合わせ、方法50B(図24)に従ってこれら
のセクションを組み立てる。選択された段落の開始オフ
セットは「選択の開始(start of selection)」と称さ
れ、選択されたパラグラフの終了オフセットは「選択の
終了(end of selection)」と称される。
【0108】最初の動作52において、アセンブラ34
は以下のオフセットでタグの開始リストを作成する。 (1)(開始オフセット<選択の開始)及び(終了オフ
セット>選択の開始);又は(2)(開始オフセット<
選択の開始)及び(開始オフセット<選択の終了)動作
52の後に動作53が続く。動作53において、アセン
ブラ34は以下のオフセットでタグの終了リストを作成
する。 (1)(開始オフセット<選択の終了)及び(終了オフ
セット>選択の終了);又は(2)(終了オフセット<
選択の開始)及び(終了オフェット<選択の終了)動作
53の後に動作54が続く。動作55B及び62Bの各
々に置き換えた動作55A及び動作62Aを除けば、そ
の他の動作は方法50Aと変わらない。動作55Bにお
いて、アセンブラ34は以下の2つのオフセットの間の
内容を出力する。
は以下のオフセットでタグの開始リストを作成する。 (1)(開始オフセット<選択の開始)及び(終了オフ
セット>選択の開始);又は(2)(開始オフセット<
選択の開始)及び(開始オフセット<選択の終了)動作
52の後に動作53が続く。動作53において、アセン
ブラ34は以下のオフセットでタグの終了リストを作成
する。 (1)(開始オフセット<選択の終了)及び(終了オフ
セット>選択の終了);又は(2)(終了オフセット<
選択の開始)及び(終了オフェット<選択の終了)動作
53の後に動作54が続く。動作55B及び62Bの各
々に置き換えた動作55A及び動作62Aを除けば、そ
の他の動作は方法50Aと変わらない。動作55Bにお
いて、アセンブラ34は以下の2つのオフセットの間の
内容を出力する。
【0109】(1)Max(Min(先の開始オフセット,先
の終了オフセット),選択の開始);並びに(2)Min
(Min(現在の開始オフセット,現在の終了オフセッ
ト),選択の終了) 動作62Bは上述の動作55Bと同一のものである。ア
センブラ34は、全ての選択された段落がXMLファイル
に出力されるまで方法50Bを繰り返す。
の終了オフセット),選択の開始);並びに(2)Min
(Min(現在の開始オフセット,現在の終了オフセッ
ト),選択の終了) 動作62Bは上述の動作55Bと同一のものである。ア
センブラ34は、全ての選択された段落がXMLファイル
に出力されるまで方法50Bを繰り返す。
【0110】一実施態様において、アセンブラ34は2
又はそれ以上の出版物を組み合わせて新たな出版物を選
択する。この実施態様において、電子商取引データベー
ス23におけるストアド・プロシージャは、各出版物に
対する選択の開始及び終了、出版物を組み合わせる注文
及び各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンドを
送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Bを用い
て第1の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物の完
成の後に、アセンブラ34は前述の方法50Bを用いて
同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物の終
了直後に構成する。そのプロセスは、顧客が組合せを望
む出版物に対して順次繰返される。
又はそれ以上の出版物を組み合わせて新たな出版物を選
択する。この実施態様において、電子商取引データベー
ス23におけるストアド・プロシージャは、各出版物に
対する選択の開始及び終了、出版物を組み合わせる注文
及び各出版物の「pub_id」を含むXMLバッチコマンドを
送信する。アセンブラ34は、前述の方法50Bを用い
て第1の出版物をXML文書に構成する。第1の出版物の完
成の後に、アセンブラ34は前述の方法50Bを用いて
同一のXML文書において第2の出版物を第1の出版物の終
了直後に構成する。そのプロセスは、顧客が組合せを望
む出版物に対して順次繰返される。
【0111】動作300(図25)には動作301から
304が含まれる。動作301において、トランスレー
タ64はXSLスタイルシート39に従って出版物をXMLフ
ォーマットで保存する。動作301の後に動作302が
続く。動作302において、コンバータ35はスタイル
シート36に従って出版物の書式を整え、複数のファイ
ル形式の中の1つで出版物を保存する。ファイル形式
は、顧客によって選択された出力形式に依存する。例え
ば、顧客がペーパーバックの書籍を望む場合、コンバー
タ35は、商用プリンタ9Aがペーパーバックの書籍を
印刷可能なように出版物をPDFファイルとして保存す
る。顧客が電子書籍(eBook)を望む場合には、コンバー
タ35は出版物を電子書籍ファイルとして保存する。動
作302の後に動作303が続く。動作303におい
て、出力手段37は、出力形式に応じて出版物を顧客コ
ンピュータ(例えば、顧客コンピュータ8A又は8
B)、商用プリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は電子書店(例えば、電子書店65)に送信す
る。動作303の後に動作304が続く。動作304に
おいて、顧客は複数の出力形式のうちの1つで出版物を
受取る。
304が含まれる。動作301において、トランスレー
タ64はXSLスタイルシート39に従って出版物をXMLフ
ォーマットで保存する。動作301の後に動作302が
続く。動作302において、コンバータ35はスタイル
シート36に従って出版物の書式を整え、複数のファイ
ル形式の中の1つで出版物を保存する。ファイル形式
は、顧客によって選択された出力形式に依存する。例え
ば、顧客がペーパーバックの書籍を望む場合、コンバー
タ35は、商用プリンタ9Aがペーパーバックの書籍を
印刷可能なように出版物をPDFファイルとして保存す
る。顧客が電子書籍(eBook)を望む場合には、コンバー
タ35は出版物を電子書籍ファイルとして保存する。動
作302の後に動作303が続く。動作303におい
て、出力手段37は、出力形式に応じて出版物を顧客コ
ンピュータ(例えば、顧客コンピュータ8A又は8
B)、商用プリンタ(例えば、商用プリンタ9A又は9
B)又は電子書店(例えば、電子書店65)に送信す
る。動作303の後に動作304が続く。動作304に
おいて、顧客は複数の出力形式のうちの1つで出版物を
受取る。
【0112】提出の際に、電子商取引システムは、著者
の権利・ロイヤリティー情報を提供するXMLバッチコマ
ンドファイルを送信する。図27乃至図32に示すデー
タモデルには、権利・ロイヤリティー情報を格納するの
に用いられる権利・ロイヤリティーデータベース38の
テーブルを示す。Contracts(契約)テーブル181に
は、著者と出版システム2の運営者との間の契約につい
ての基本記録が含まれる。Contractsテーブル181
(図27)には、「contract_id」、「contract_versio
n」、「program_code」及び他の一般的な契約情報の要
素が含まれる。「contract_id」は契約の識別名であ
り、「contract_version」は契約のバージョンの識別名
である。「program_code」は、契約がその一部であるPu
blication_Program_LKテーブル189(図28)におけ
る書込みプログラムの識別名である。各書き込みプログ
ラムは、種々の期限、コスト及びサービスを著者に対し
て提供する。例えば、書込みプログラムが編集サービス
及び高いロイヤリティー歩合を著者に対して提供するの
で、書込みプログラムのコストが高くなる。「insert_c
ontract」XMLバッチコマンドに応じて、XMLバッチコマ
ンドツール31は、Contractsテーブル181に行を追
加し、適切なカラムに「insert_contract」バッチコマ
ンドの属性を挿入する。
の権利・ロイヤリティー情報を提供するXMLバッチコマ
ンドファイルを送信する。図27乃至図32に示すデー
タモデルには、権利・ロイヤリティー情報を格納するの
に用いられる権利・ロイヤリティーデータベース38の
テーブルを示す。Contracts(契約)テーブル181に
は、著者と出版システム2の運営者との間の契約につい
ての基本記録が含まれる。Contractsテーブル181
(図27)には、「contract_id」、「contract_versio
n」、「program_code」及び他の一般的な契約情報の要
素が含まれる。「contract_id」は契約の識別名であ
り、「contract_version」は契約のバージョンの識別名
である。「program_code」は、契約がその一部であるPu
blication_Program_LKテーブル189(図28)におけ
る書込みプログラムの識別名である。各書き込みプログ
ラムは、種々の期限、コスト及びサービスを著者に対し
て提供する。例えば、書込みプログラムが編集サービス
及び高いロイヤリティー歩合を著者に対して提供するの
で、書込みプログラムのコストが高くなる。「insert_c
ontract」XMLバッチコマンドに応じて、XMLバッチコマ
ンドツール31は、Contractsテーブル181に行を追
加し、適切なカラムに「insert_contract」バッチコマ
ンドの属性を挿入する。
【0113】Contract_Itemsテーブル182(図30)
には、著者と出版システム2の運営者との間の契約の下
でのアイテムの基本記録が含まれる。そのアイテムは、
出版物又は出版物の構成要素(例えばセクション)であ
り得る。Contract_Itemsテーブル182には、「contra
ct_id」、「contract_version」、「contract_item_i
d」、「pub_id」、又は「pub_camp_id」、「p_bookabl
e」、「c_bookable」、並びに「org_title_ratio」の要
素が含まれる。「Contract_item_id」は契約の下でのア
イテムの識別名である。一実施態様においては、アイテ
ムが出版物であり、「pub_iD」がPublicationテーブル
161からの出版物を識別する。別の実施態様において
は、アイテムが出版物のセクションであり、「pub_comp
_id」がPub_Block_Compテーブル163において出版物
の構成要素を識別する。「p_bookable」は、契約アイテ
ムが個人化された組織の一部となり得るかどうかを示す
フラグであり、「c_bookable」は契約アイテムがカスタ
マイズされる書籍の一部となり得るかどうかを示すフラ
グである。
には、著者と出版システム2の運営者との間の契約の下
でのアイテムの基本記録が含まれる。そのアイテムは、
出版物又は出版物の構成要素(例えばセクション)であ
り得る。Contract_Itemsテーブル182には、「contra
ct_id」、「contract_version」、「contract_item_i
d」、「pub_id」、又は「pub_camp_id」、「p_bookabl
e」、「c_bookable」、並びに「org_title_ratio」の要
素が含まれる。「Contract_item_id」は契約の下でのア
イテムの識別名である。一実施態様においては、アイテ
ムが出版物であり、「pub_iD」がPublicationテーブル
161からの出版物を識別する。別の実施態様において
は、アイテムが出版物のセクションであり、「pub_comp
_id」がPub_Block_Compテーブル163において出版物
の構成要素を識別する。「p_bookable」は、契約アイテ
ムが個人化された組織の一部となり得るかどうかを示す
フラグであり、「c_bookable」は契約アイテムがカスタ
マイズされる書籍の一部となり得るかどうかを示すフラ
グである。
【0114】「org_title_ratio」は、契約アイテムが
出版物のロイヤリティーのどのくらいの割合を占めるか
を識別する。例えば、著者が、書籍において契約アイテ
ムが重要なチャプターであると考える場合、それは書籍
から生じる全てのロイヤリティーの75%を占める。著者
が、重要なチャプターをカスタマイズされた書籍の一部
とすることを許容する場合、著者は書籍全体の販売によ
って得たであろうロイヤリティーの75%のロイヤリティ
ーの受取りを要求する(ここでの75%が「org_title_rat
io」である)。「insert_contract_item」XMLバッチコ
マンドに応じて、XMLバッチコマンドツール31はConta
ctsテーブル181に行を追加し、適切なカラムに「ins
ert_contract」バッチコマンドの属性を挿入する。
出版物のロイヤリティーのどのくらいの割合を占めるか
を識別する。例えば、著者が、書籍において契約アイテ
ムが重要なチャプターであると考える場合、それは書籍
から生じる全てのロイヤリティーの75%を占める。著者
が、重要なチャプターをカスタマイズされた書籍の一部
とすることを許容する場合、著者は書籍全体の販売によ
って得たであろうロイヤリティーの75%のロイヤリティ
ーの受取りを要求する(ここでの75%が「org_title_rat
io」である)。「insert_contract_item」XMLバッチコ
マンドに応じて、XMLバッチコマンドツール31はConta
ctsテーブル181に行を追加し、適切なカラムに「ins
ert_contract」バッチコマンドの属性を挿入する。
【0115】Contract_Rights_Restrictionsテーブル1
83(図30)には、著者によって選択された出版物の
配布及び販売におけるカスタマイズされた制限が含まれ
る。Contract_Rights_Restrictionsテーブル183に
は、「restriction_type」、「restriction_code」、
「contract_id」、「contract_version」、及び「contr
act_item_id」の要素が含まれる。「restriction_typ
e」は、言語、地理及び出力形式のような出版物に課せ
られた制限のタイプの識別名である。「restriction_co
de」は、制限の各タイプにおける種々のサブタイプの識
別名である。例えば「restriction_type」及び「restri
ction_code」を組み合わせて、カリフォルニアにおける
電子的形態の出版物の英語版の販売の制限を作成するこ
とができる。
83(図30)には、著者によって選択された出版物の
配布及び販売におけるカスタマイズされた制限が含まれ
る。Contract_Rights_Restrictionsテーブル183に
は、「restriction_type」、「restriction_code」、
「contract_id」、「contract_version」、及び「contr
act_item_id」の要素が含まれる。「restriction_typ
e」は、言語、地理及び出力形式のような出版物に課せ
られた制限のタイプの識別名である。「restriction_co
de」は、制限の各タイプにおける種々のサブタイプの識
別名である。例えば「restriction_type」及び「restri
ction_code」を組み合わせて、カリフォルニアにおける
電子的形態の出版物の英語版の販売の制限を作成するこ
とができる。
【0116】Publication_Program_LKテーブル189に
は、「program_code」及び「program_version」の要素
を含めた、著者が関与できる各出版プログラムに関連す
る一般的な情報が含まれる。Rights_Restrictionsテー
ブル184(図28)には、Publication_Program_LKテ
ーブル189の各書込みプログラムにおけるデフォルト
の権利の制限が含まれる。
は、「program_code」及び「program_version」の要素
を含めた、著者が関与できる各出版プログラムに関連す
る一般的な情報が含まれる。Rights_Restrictionsテー
ブル184(図28)には、Publication_Program_LKテ
ーブル189の各書込みプログラムにおけるデフォルト
の権利の制限が含まれる。
【0117】Program_Percentageテーブル187(図2
9)には、出版物の販売の支払いに対して権利が与えら
れた各エンティティに対する種々のロイヤリティープロ
グラムについての記録が含まれる。Program_Percentage
テーブル187には、「program_perc_id」、「program
_code」、「program_version」、「base_code」、「tie
r_code」、「ent_type_code」、「pnt_type_code」及び
「percentage」の要素が含まれる。「program_perc_i
d」は、このロイヤリティープログラムの識別名であ
る。「program_code」及び「program_version」を用い
て書込みプログラムに対するこのロイヤリティープログ
ラムを識別する。「base_code」及び「tier_code」は、
階段式のロイヤリティープログラムの一部として用いら
れ、ここで著者は、「base_code」によって識別される
ベースロイヤリティーパーセンテージ及び「tier_cod
e」において指定された量に販売が到達した場合の付加
的なロイヤリティーが保証される。「ent_type_code」
は、このロイヤリティープログラムに従って支払われる
エンティティを識別する。エンティティには、著者、著
作権代理人、プロモーター及び発行者が含まれる。Part
icipants(関係者)テーブル188には、契約アイテム
に対して支払われなければならない各エンティティに対
しての記録が含まれる。
9)には、出版物の販売の支払いに対して権利が与えら
れた各エンティティに対する種々のロイヤリティープロ
グラムについての記録が含まれる。Program_Percentage
テーブル187には、「program_perc_id」、「program
_code」、「program_version」、「base_code」、「tie
r_code」、「ent_type_code」、「pnt_type_code」及び
「percentage」の要素が含まれる。「program_perc_i
d」は、このロイヤリティープログラムの識別名であ
る。「program_code」及び「program_version」を用い
て書込みプログラムに対するこのロイヤリティープログ
ラムを識別する。「base_code」及び「tier_code」は、
階段式のロイヤリティープログラムの一部として用いら
れ、ここで著者は、「base_code」によって識別される
ベースロイヤリティーパーセンテージ及び「tier_cod
e」において指定された量に販売が到達した場合の付加
的なロイヤリティーが保証される。「ent_type_code」
は、このロイヤリティープログラムに従って支払われる
エンティティを識別する。エンティティには、著者、著
作権代理人、プロモーター及び発行者が含まれる。Part
icipants(関係者)テーブル188には、契約アイテム
に対して支払われなければならない各エンティティに対
しての記録が含まれる。
【0118】Participantsテーブル188(図31)に
は、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_ver
sion」、「contract_item_id」及び「author_title_sha
re」の要素が含まれる。「entity_ID」、「contract_I
D」、「contract_version」及び「contract_item_id」
を用いてContract_Itemsテーブル182における契約ア
イテムを決定する。「author_title_share」は、エンテ
ィティが、Program_Percentageテーブル187(図2
9)において指定されたロイヤリティーから得られるパ
ーセンテージである。エンティティが、他のエンティテ
ィからのProgram_Percentageテーブル187に指定され
たロイヤリティーを共有しない場合、「Author_title_s
hare」は100%である。
は、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_ver
sion」、「contract_item_id」及び「author_title_sha
re」の要素が含まれる。「entity_ID」、「contract_I
D」、「contract_version」及び「contract_item_id」
を用いてContract_Itemsテーブル182における契約ア
イテムを決定する。「author_title_share」は、エンテ
ィティが、Program_Percentageテーブル187(図2
9)において指定されたロイヤリティーから得られるパ
ーセンテージである。エンティティが、他のエンティテ
ィからのProgram_Percentageテーブル187に指定され
たロイヤリティーを共有しない場合、「Author_title_s
hare」は100%である。
【0119】Payments_Dueテーブル190(図32)に
は、契約アイテムの販売に対するエンティティのための
支払いの記録が含まれる。Payments_Dueテーブル190
には、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」、「year」、「quarte
r」、「quantity_sold」、「amount_due」の要素が含ま
れる。「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」を用いてエンティティ
が支払われる契約アイテムを指定する。
は、契約アイテムの販売に対するエンティティのための
支払いの記録が含まれる。Payments_Dueテーブル190
には、「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」、「year」、「quarte
r」、「quantity_sold」、「amount_due」の要素が含ま
れる。「entity_ID」、「contract_ID」、「contract_v
ersion」、「contract_item_id」を用いてエンティティ
が支払われる契約アイテムを指定する。
【0120】図49には、著者がその提出物の各セクシ
ョンにおけるロイヤリティーの歩合を説明し得る1つの
方法を示す。提出物11の作成の際に、著者は、セクシ
ョンが個別に購入可能であることを説明する特別なタグ
を用いる。提出物ページ28J(図49)において、著
者は各セクションに対するロイヤリティーの歩合を入力
する(それらは合計して100%のロイヤリティー歩合とな
る)。
ョンにおけるロイヤリティーの歩合を説明し得る1つの
方法を示す。提出物11の作成の際に、著者は、セクシ
ョンが個別に購入可能であることを説明する特別なタグ
を用いる。提出物ページ28J(図49)において、著
者は各セクションに対するロイヤリティーの歩合を入力
する(それらは合計して100%のロイヤリティー歩合とな
る)。
【0121】本明細書で説明した実施例については、種
々の変更及び付加が可能であることが当業者には理解さ
れよう。例えば、内容管理システム5には、テキストの
内容を音響(例えば音声)に変換し、スピーカーを通し
て表示するための形式の音響として出力するコンバータ
が含まれ得る。そのようなコンバータによって、出版シ
ステム2は格納された内容を現存する或いは未来のディ
スプレイメディアにおいて表示することが可能となる。
そのような変更及び改変は特許請求の範囲に包含され
る。
々の変更及び付加が可能であることが当業者には理解さ
れよう。例えば、内容管理システム5には、テキストの
内容を音響(例えば音声)に変換し、スピーカーを通し
て表示するための形式の音響として出力するコンバータ
が含まれ得る。そのようなコンバータによって、出版シ
ステム2は格納された内容を現存する或いは未来のディ
スプレイメディアにおいて表示することが可能となる。
そのような変更及び改変は特許請求の範囲に包含され
る。
【0122】本発明の特定の実施例について説明してき
たが、本発明の原理を用いて他の多数の実施態様を構築
可能であることは明らかであろう。
たが、本発明の原理を用いて他の多数の実施態様を構築
可能であることは明らかであろう。
【0123】
【発明の効果】上記のように、本発明によって、著者か
ら配布又は販売のための情報の提出物をネットワークを
介して自動的に受取り、2以上の提出物を部分又は全体
的に組合せてその1以上の形式の組合せを配布するため
のシステム及び方法が得られる。
ら配布又は販売のための情報の提出物をネットワークを
介して自動的に受取り、2以上の提出物を部分又は全体
的に組合せてその1以上の形式の組合せを配布するため
のシステム及び方法が得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/21 501 G06F 17/21 501A (71)出願人 500229167 910 E. Hamilton Aven ue, Suite 100, Campb ell, CALIFORNIA 95008 U.S.A. (72)発明者 スティーブ・エム・ダンバー アメリカ合衆国カリフォルニア州95051・ サンタクララ・#1718・ペッパーツリーレ ーン 900 (72)発明者 ヤング・シー・グエン アメリカ合衆国カリフォルニア州95124・ サンノゼ・バイアデルマー 3238
Claims (95)
- 【請求項1】 情報を出版するための方法であって、 情報を受取る過程と、 前記情報の表示のための注文を受取る過程と、 前記注文の受取り過程の後に表示媒体の複数の書式コー
ドを前記情報の中に挿入する過程であって、前記表示媒
体が前記注文によって決定され、前記複数の書式コード
が前記情報の第1の部分の表示に用いられる第1のコード
及び前記情報の第2の部分の表示に用いられる第2のコー
ドを含む、挿入過程とを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記第1のコードは少なくとも前記第1
の部分によって前記第2のコードと分離され、前記第2の
コードの後に少なくとも前記第2の部分が続くことを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記注文は前記情報を購入するための
ものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記挿入過程の前に前記情報が複数の
付加的なコードを含む、方法であって、 前記情報から前記付加的なコードの少なくとも1つを除
去する過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載
の方法。 - 【請求項5】 前記第1のコード及び第2のコードの少
なくとも1つが、インターネットからの情報のオンライ
ン表示のための言語に適合することを特徴とする請求項
4に記載の方法。 - 【請求項6】 インターネットにおける表示のための
前記言語には、HTML(hypertext markup language)が
含まれることを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記第1のコード及び第2のコードの少
なくとも1つが、電子書籍の読み取り装置における表示
のためのファイル形式と適合することを特徴とする請求
項4に記載の方法。 - 【請求項8】 前記ファイル形式には、オープン・イ
ーブック(OEB)が含まれることを特徴とする請求項7
に記載の方法。 - 【請求項9】 前記第1のコード及び第2のコードの少
なくとも1つが、商用の印刷機によって受け入れられる
ファイル形式と適合することを特徴とする請求項4に記
載の方法。 - 【請求項10】 前記ファイル形式には、PDF(porta
ble document format)、クオーク・エクスプレス、ペ
ージメーカー及びポストスクリプトの内の少なくとも1
つが含まれることを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記除去過程が、前記受取り過程の
前に実施されることを特徴とする請求項4に記載の方
法。 - 【請求項12】 前記情報を受取る過程と、 前記除去過程の後に前記付加的なコードを欠く前記情報
を格納する過程とを更に含むことを特徴とする請求項1
1に記載の方法。 - 【請求項13】 前記情報が「第1の情報」であり、
且つ前記注文によって第2の情報が識別される、方法で
あって、 前記第2の情報を前記第1の情報の第1の部分及び第2の部
分の間の位置に挿入する過程を更に含むことを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】 前記第1の情報が、著作物の一部の
みを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記著作物が書籍であり、また前記
第1の情報が前記書籍における章から概ねなることを特
徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 前記第1の情報にはテキストが含ま
れ、 前記第2の情報にはグラフィックが含まれることを特徴
とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項17】 前記第2の情報には献詞が含まれる
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項18】 前記第1の情報が第1の書籍における
章から概ねなり、 前記第2の情報が第2の書籍における章から概ねなること
を特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項19】 前記第1の情報が第1の定期刊行物に
おける記事から概ねなり、 前記第2の情報が第2の定期刊行物における記事から概ね
なることを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項20】 出版物を配布するための方法であっ
て、 第1の情報を受取る過程と、 第2の情報を受取る過程と、 前記第2の情報の少なくとも一部分と組み合わされた前
記第1の情報の少なくとも一部分を購入するための注文
を受取る過程と、 第3の情報を構成するために前記部分を組み合わせる過
程と、 前記第3の情報をネットワーク上で送信する過程とを含
むことを特徴とする方法。 - 【請求項21】 前記注文によって前記第3の情報の
ファイル形式が識別されることを特徴とする請求項20
に記載の方法。 - 【請求項22】 前記第1の情報及び前記第2の情報が
前記第3の情報と異なるファイル形式であることを特徴
とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項23】 前記第1の情報が前記第2の情報と異
なるファイル形式であることを特徴とする請求項20に
記載の方法。 - 【請求項24】 前記配布過程には、顧客に対してネ
ットワーク上で送信する過程が含まれることを特徴とす
る請求項20に記載の方法。 - 【請求項25】 前記第3のファイル形式には、HTM
L、OEB、PDF、クオーク・エクスプレス、ページメーカ
ー及びポストスクリプトの内の少なくとも1つが含まれ
ることを特徴とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項26】 前記配布過程には、前記第3の情報
をネットワーク上で配布のチャネルに対して送信する過
程が含まれることを特徴とする請求項20に記載の方
法。 - 【請求項27】 前記配布のチャネルには商用印刷機
及び電子書店の内の少なくとも1つが含まれることを特
徴とする請求項26に記載の方法。 - 【請求項28】 前記第1の情報を前記第1のファイル
形式から第1の内容及び少なくとも第1のコードを含む第
4のファイル形式へと変換する過程を更に含むことを特
徴とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項29】 前記第1の情報が第1の内容及び少な
くとも第1のコードを含み、前記第2の情報が第2の内容
及び少なくとも第2のコードを含む、方法であって、 前記第1の内容及び前記第1のコードを個別に保存する過
程と、 前記第2の内容及び前記第2のコードを個別に保存する過
程とを更に含むことを特徴とする請求項20に記載の方
法。 - 【請求項30】 前記第1のコードには少なくとも属
性が含まれることを特徴とする請求項29に記載の方
法。 - 【請求項31】 前記属性には少なくとも形式及び値
が含まれることを特徴とする請求項30に記載の方法。 - 【請求項32】 前記第1のコードがXMLタグであるこ
とを特徴とする請求項31に記載の方法。 - 【請求項33】 前記送信過程の前に、前記第1のコ
ードを前記第3のファイル形式に従う第3のコードで置換
する過程を更に含むことを特徴とする請求項29に記載
の方法。 - 【請求項34】 前記置換過程には、前記第1のコー
ドを前記第3のコードで置換するためのファイルからの
命令の実行過程が含まれることを特徴とする請求項33
に記載の方法。 - 【請求項35】 前記ファイルがスタイルシートであ
ることを特徴とする請求項34に記載の方法。 - 【請求項36】 前記第1の情報の少なくとも一部を
識別するためのコードを前記情報の著作者に送信する過
程を更に含むことを特徴とする請求項20に記載の方
法。 - 【請求項37】 前記コードがフォーマティングコー
ドであることを特徴とする請求項36に記載の方法。 - 【請求項38】 前記コードを前記部分の記述子で置
換するための命令を送信する過程を更に含むことを特徴
とする請求項36に記載の方法。 - 【請求項39】 前記第1の情報及び前記第2の情報の
内の1つについての配布における制限及びロイヤリティ
ー歩合を含む契約を受取る過程を更に含むことを特徴と
する請求項20に記載の方法。 - 【請求項40】 前記第1の情報と前記第2の情報とを
組合せることが許容されるか否かを前記制限に従って決
定する過程を更に含むことを特徴とする請求項39に記
載の方法。 - 【請求項41】 前記ロイヤリティー歩合が前記第1
の情報の少なくとも一部の配布についてのものであるこ
とを特徴とする請求項40に記載の方法。 - 【請求項42】 前記制限には、前記第1の情報若し
くは前記第2の情報が配布される言語の識別、前記第1の
情報若しくは前記第2の情報が配布される地理的領域の
識別、前記第1の情報若しくは前記第2の情報が配布され
る形式の識別、前記第1の情報若しくは前記第2の情報が
他の情報と組み合わされることの有効性の識別、並びに
前記第1の情報若しくは前記第2の情報が部分的に配布さ
れることの有効性の識別の内の少なくとも1つが含まれ
ることを特徴とする請求項39に記載の方法。 - 【請求項43】 前記購入に対する請求書を送信する
過程を更に含むことを特徴とする請求項20に記載の方
法。 - 【請求項44】 前記部分の少なくとも1つに対する
ロイヤリティーの支払いをロイヤリティー歩合から計算
する過程を更に含むことを特徴とする請求項43に記載
の方法。 - 【請求項45】 前記計算過程が、前記ロイヤリティ
ー歩合と前記第3の情報から作成された部数とを掛け合
わせる過程を含むことを特徴とする請求項44に記載の
方法。 - 【請求項46】 前記ロイヤリティーの支払いを著者
に対して送る過程を更に含むことを特徴とする請求項4
4に記載の方法。 - 【請求項47】 前記第1の情報及び前記第2の情報に
は、稿本、献詞、端書き、蔵書票、レビュー、注釈、表
紙、イラスト及び写真の内の少なくとも1つが含まれる
ことを特徴とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項48】 内容及び該内容の一部の少なくと1
つの記述子を含む情報から内容を抽出する過程をであっ
て、 前記情報からトリー構造を生成する過程であって、前記
トリーのノードが記述子及び内容の内の1つを格納す
る、トリー構造の生成過程と、 前記トリーのノードを通過する過程と、 ノードが記述子を格納する場合に、データベースの第1
のテーブルに前記記述子を保存する過程と、 ノードが内容を格納する場合に、前記データベースの第
2のテーブルに前記内容を保存する過程とを含むことを
特徴とする方法。 - 【請求項49】 前記トリーがドキュメント・オブジ
ェクト・モデル(DOM)トリーを含むことを特徴とする
請求項48に記載の方法。 - 【請求項50】 前記内容の全てが前記第2のテーブ
ルにおける単一のエントリとして保存されることを特徴
とする請求項48に記載の方法。 - 【請求項51】 前記ノードが前記記述子の少なくと
も1つの属性を更に格納する、方法であって、 ノードが属性を格納する場合に、前記データベースの第
3のテーブルに属性を保存する過程を更に含むことを特
徴とする請求項48に記載の方法。 - 【請求項52】 前記記述子が、名称、全ての内容を
含む文字列において前記記述子に関連付けられた内容が
始まる第1の部分、並びに文字列において前記内容が終
了する第2の部分を含み、前記記述子は少なくとも前記
内容の前に位置することを特徴とする請求項48に記載
の方法。 - 【請求項53】 前記属性には属性名及び属性値が含
まれることを特徴とする請求項48に記載の方法。 - 【請求項54】 前記属性に別のファイルに対する参
照が含まれる場合に、前記ファイルを前記第1のファイ
ル形式から前記第2のファイル形式へと変換する過程を
更に含むことを特徴とする請求項48に記載の方法。 - 【請求項55】 前記内容にテキストが含まれること
を特徴とする請求項48に記載の方法。 - 【請求項56】 前記情報がXMLファイルであり、前
記記述子がXMLタグであり、前記属性がXMLタグの属性で
あり、前記内容がエレメントを規定する開始XMLタグ及
び終了XMLタグの間のテキストであることを特徴とする
請求項48に記載の方法。 - 【請求項57】 ファイルを組み立てるための方法で
あって、 文字列の開始位置におけるテキストの開始の部位及び終
了位置における終了部位を記述する複数の記述子を読み
込む過程と、 第1のリストを作成するために前記開始位置によって前
記記述子をソーティングする過程と、 第2のリストを作成するために前記終了位置によって前
記記述子をソーティングする過程と、前記第1のリスト
における第1の記述子の第1の開始位置と前記第2のリス
トにおける第2の記述子の第2の終了位置とを比較する過
程とを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項58】 前記第1のリストをソーティングす
る過程が開始位置によって前記記述子を昇順にソーティ
ングする過程を含み、前記第2のリストをソーティング
する過程が終了位置によって前記記述子を昇順にソーテ
ィングする過程を含むことを特徴とする請求項57に記
載の方法。 - 【請求項59】 前記第1の記述子が前記第1のリスト
の始めに存在し、前記第2の記述子が前記第2のリストの
始めに存在することを特徴とする請求項57に記載の方
法。 - 【請求項60】 前記第1の開始位置が前記第2の終了
位置と等しい場合に、 前記第1の記述子及び第2の記述子を出力する過程と、 前記第1のリストにおける第3の記述子及び前記第2のリ
ストにおける第4の記述子に進む過程と、 前記第3の記述子の第3の開始位置と前記第4の記述子の
第4の終了位置とを比較する過程とを含むことを特徴と
する請求項57に記載の方法。 - 【請求項61】 ファイルを組み立てる方法であっ
て、 記述子の第1のリストをソーティングする過程であっ
て、各記述子が記述する文字列におけるテキストの開始
位置(「開始オフセット(starting offset)」と称す
る)によって各記述子が配置される、ソーティング過程
と、 記述子の第2のリストをソーティングする過程であっ
て、各記述子が記述する文字列における内容の終了位置
(「終了オフセット(ending offset)」と称する)に
よって各記述子が配置される、ソーティング過程と、 前記第1のリストの開始及び前記第2のリストの始まりか
ら、前記第1のリストにおける第1の記述子の開始オフセ
ットが前記第2のリストにおける第2の記述子の終了オフ
セットに対してより小さいか、等しいか、或いはより大
きいかを決定する過程と(ここで、先の決定の開始オフ
セット及び終了オフセットは、各々「先の開始オフセッ
ト」及び「先の終了オフセット」と称する)を含むこと
を特徴とする方法。 - 【請求項62】 前記第1のリストをソーティングす
る過程が開始オフセットによって前記記述子を昇順にソ
ーティングする過程を含み、前記第2のリストをソーテ
ィングする過程が終了オフセットによって前記記述子を
昇順にソーティングする過程を含むことを特徴とする請
求項61に記載の方法。 - 【請求項63】 前記開始オフセットが前記終了オフ
セットよりも小さい場合に、 (先の開始オフセット,先の終了オフセット)の最小値
と(前記開始オフセット,前記終了オフセット)の最小
値との間のテキストを出力する過程と、 前記第1の記述子を出力する過程と、 前記第1のリストにおける次の記述子に進む過程とが更
に含まれることを特徴とする請求項61に記載の方法。 - 【請求項64】 前記開始オフセットが前記終了オフ
セットと等しい場合に、 前記第1の記述子及び前記第2の記述子を出力する過程
と、 前記第1のリストにおける次の記述子及び前記第2のリス
トにおける次の記述子に進む過程とを更に含むことを特
徴とする請求項61に記載の方法。 - 【請求項65】 前記開始オフセットが前記終了オフ
セットに比べて大きい場合に、 (先の開始オフセット,先の終了オフセット)の最小値
と(先の開始オフセット,先の終了オフセット)の最小
値との間のテキストを出力する過程と、 前記第2の記述子を出力する過程と、 前記第2のリストにおける次の記述子に進む過程とを更
に含むことを特徴とする請求項61に記載の方法。 - 【請求項66】 前記第2の記述子が事前に決定され
た記述子に等しい場合に、 前記第2の記述子を出力する前記過程の前に、付加的な
テキストを出力する過程を更に含むことを特徴とする請
求項66に記載の方法。 - 【請求項67】 前記第1のリストにおける各記述子
が、 (開始オフセット<選択物の開始)及び(終了オフセッ
ト>前記選択物の開始);又は、 (前記開始オフセット>前記選択物の開始)及び(前記
開始オフセット<選択物の終了)であり、 前記選択物の開始がファイルに組み立てられるテキスト
の開始位置であり、前記選択物の終了がファイルに組み
立てられるテキストの終了位置であることを特徴とする
請求項61に記載の方法。 - 【請求項68】 前記第2のリストにおける各記述子
が、 (開始オフセット<選択物の終了)及び(終了オフセッ
ト>前記選択物の終了);又は、 (前記終了オフセット>前記選択物の開始)及び(前記
終了オフセット<選択物の終了)であることを特徴とす
る請求項68に記載の方法。 - 【請求項69】 前記第1の開始オフセットが前記第2
の終了オフセットによりも小さい場合に、 ((先の開始オフセット,先の終了オフセット)の最小
値,前記選択物の開始)の最大値と、 (前記開始オフセット,前記終了オフセット)の最小
値,前記選択物の終了)の最小値との間のテキストを出
力する過程と、 前記第1の記述子を出力する過程と、 前記第1のリストにおける次の記述子へ進む過程とを含
むことを特徴とする請求項69に記載の方法。 - 【請求項70】 前記開始オフセットが前記終了オフ
セットと等しい場合に、 前記第1の記述子及び前記第2の記述子を出力する過程
と、 前記第1のリストにおける次の記述子及び前記第2のリス
トにおける次の記述子に進む過程とを更に含むことを特
徴とする請求項69に記載の方法。 - 【請求項71】 前記開始オフセットが前記終了オフ
セットによりも大きい場合に、 ((先の開始オフセット,先の終了オフセット)の最小
値,前記選択物の開始)の最大値と、 (前記開始オフセット,前記終了オフセット)の最小
値,前記選択物の終了)の最小値との間のテキストを出
力する過程と、 前記第2の記述子を出力する過程と、 前記第2のリストにおける次の記述子へ進む過程とを含
むことを特徴とする請求項69に記載の方法。 - 【請求項72】 前記第2の記述子が事前に決定され
た記述子に等しい場合に、 前記第2の記述子を出力する前記過程の前に、付加的な
テキストを出力する過程を更に含むことを特徴とする請
求項72に記載の方法。 - 【請求項73】 コンピュータシステムであって、 少なくとも1つの内容及び少なくとも1つの記述子を含む
格納された提出物を有する第1のデータベースと、 前記提出物の少なくとも一部についての格納されたロイ
ヤリティー歩合を有する第2のデータベースとを含むこ
とを特徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項74】 前記内容がテキストの文字列である
ことを特徴とする請求項74に記載のシステム。 - 【請求項75】 前記記述子は、タグ形式及び属性を
含むタグであることを特徴とする請求項74に記載のシ
ステム。 - 【請求項76】 前記第2のデータベースが、 提出物の第1の識別名、個人化された内容の第2の識別名
及びスタイルシートの第3の識別名を含む在庫保持ユニ
ット(sku)番号を更に格納することを特徴とする請求
項74に記載のシステム。 - 【請求項77】 前記個人化された内容には、献詞、
端書き、前書き、蔵書票、レビュー及び注釈が含まれる
ことを特徴とする請求項77に記載のシステム。 - 【請求項78】 前記第2のデータベースは、提出物
の配布若しくは販売における制限を更に格納することを
特徴とする請求項74に記載の方法。 - 【請求項79】 前記制限には、言語、地理及び出力
形式の制限が含まれることを特徴とする請求項79に記
載の方法。 - 【請求項80】 前記制限によって、前記提出物が別
の提出物と組み合わされることを防止することを特徴と
する請求項79に記載の方法。 - 【請求項81】 前記制限によって、前記提出物が、
個人化された情報と組み合わされることを防止すること
を特徴とする請求項79に記載の方法。 - 【請求項82】 前記第2のデータベースが、 前記提出物の全体の価値と比較した前記提出物の一部の
価値の割合である本来の権利比率を更に格納することを
特徴とする請求項74に記載の方法。 - 【請求項83】 前記第1のデータベースが、 1又はそれ以上の印刷媒体若しくは電子媒体における表
示のために前記提出物の書式を整えるための少なくとも
1つのスタイルシートを更に格納することを特徴とする
請求項74に記載の方法。 - 【請求項84】 前記第1のデータベースが、 前記内容が配布可能となった時の日付を更に格納するこ
とを特徴とする請求項74に記載の方法。 - 【請求項85】 前記第1のデータベースが、 前記内容が配布不能となった時の日付を更に格納するこ
とを特徴とする請求項74に記載の方法。 - 【請求項86】 前記第1のデータベースが、 前記提出物に関連するファイルの役割の識別名を更に格
納することを特徴とする請求項74に記載の方法。 - 【請求項87】 前記ファイルが、画像、音声及びビ
デオの内の少なくとも1つを格納することを特徴とする
請求項87に記載の方法。 - 【請求項88】 情報を販売するための方法であっ
て、 情報の購入のための注文を受取る過程と、 前記受取りに応じて商用印刷機に受入れられる形式で前
記情報を準備する過程とを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項89】 前記情報を印刷する過程を更に含む
ことを特徴とする請求項90に記載の方法。 - 【請求項90】 前記情報を受取る過程を更に含むこ
とを特徴とする請求項90に記載の方法。 - 【請求項91】 情報を出版するための方法であっ
て、 情報を受取る過程と、 前記情報を表示するための注文を受取る過程と、 前記注文の受取り過程の後に、前記注文によって決まる
表示媒体によって表示するために前記情報を準備する過
程とを更に含むことを特徴とする方法。 - 【請求項92】 前記表示媒体にモニターが含まれる
ような方法であって、前記情報を前記モニターに表示す
る過程を更に含むことを特徴とする請求項93に記載の
方法。 - 【請求項93】 前記表示媒体にスピーカーが含まれ
るような方法であって、前記情報を前記スピーカーを介
して演奏する過程を更に含むことを特徴とする請求項9
3に記載の方法。 - 【請求項94】 前記表示媒体に印刷機が含まれるよ
うな方法であって、前記情報を前記印刷機によって印刷
する過程を更に含むことを特徴とする請求項93に記載
の方法。 - 【請求項95】 前記印刷機が商用の印刷機であるよ
うな方法であって、前記商用の印刷機によって作製され
た頁を含む書籍を製本する過程を更に含むことを特徴と
する請求項93に記載の方法。
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