JP2001306135A - 運転制御装置 - Google Patents

運転制御装置

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JP2001306135A
JP2001306135A JP2000116050A JP2000116050A JP2001306135A JP 2001306135 A JP2001306135 A JP 2001306135A JP 2000116050 A JP2000116050 A JP 2000116050A JP 2000116050 A JP2000116050 A JP 2000116050A JP 2001306135 A JP2001306135 A JP 2001306135A
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Tadashi Konnai
忠 近内
Takeo Nakanome
武男 中野目
Yuuko Nakasaki
木綿子 中崎
Kimiyoshi Itou
公悦 伊藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Control Of Water Turbines (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部環境条件などの変化からシーケンス動作
時間が一定しないシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間
および補機モニタ監視用設定値をオートチューニングで
望ましい値に保持すること。 【解決手段】 オートチューニング回路は指令に応じて
プラントの停止から並列、または並列から停止までの各
ステップ毎に計測したシーケンスステップ動作時間デー
タを格納するステップ時間テーブル20と、乗算器21
と、ステップ計測時間データに対して一定乗率値を設定
する任意設定テーブル22と、指令に応じてステップ時
間テーブル20および任意設定テーブル22から渋滞監
視タイマ設定値データを格納する渋滞タイマ設定値テー
ブル23とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電プラントの各種
の機器についてマイクロプロセッサを用いて制御する制
御装置でシーケンス渋滞および補機動作を監視するのに
用いられるシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間および
補機モニタ監視用設定値をオートチューニングで望まし
い値に保持するようにした運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、発電プラントの各種機器を制御す
る制御装置はマイクロプロセッサを用いたディジタル制
御によるものが主流となっている。水車・発電機機器を
運転制御する装置もこのディジタル制御によっており、
シーケンス制御指令により制御される機器およびシーケ
ンスの動作を監視するシーケンスモニタ、補機の動作回
数異常および動作時間超過異常を監視する補機モニタを
備えた運転制御装置が用いられている。
【0003】図16に水力発電プラントにおけるプラン
ト運転監視装置の全体構成を示している。このプラント
運転監視装置では運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて運転制御装置2のシーケンス演算部3
から制御出力信号bが与えられ、図示しない補機類、入
口弁、案内羽根、遮断器、水車、発電機等の制御対象機
器4が制御される。制御動作に伴って制御対象機器3か
ら機器動作状態信号cが運転制御装置2に入力される。
【0004】さらに、運転制御装置2内に備えられるシ
ーケンスモニタ演算部5はシーケンス演算部3からの制
御出力信号bに対する機器動作状態信号cの動作を図示
しないシーケンス渋滞監視タイマにより監視する。
【0005】一方、運転制御装置2にはシーケンスモニ
タが組み込まれる。入口弁渋滞監視演算回路によりシー
ケンスモニタの一例を説明する。図17において、この
演算回路は論理回路6a、6b、6cと、入口弁開渋滞
監視タイマ7と、入口弁開渋滞監視タイマ設定器8と、
入口弁開渋滞表示器9とから構成される。
【0006】ここで、論理回路6aはシーケンス演算部
3からの入口弁開出力信号dの閉路信号および入口弁ソ
レノイド開動作状態信号eの開路信号が与えられた場合
に閉路する。また、論理回路6bは入口弁開出力信号d
の閉路信号、入口弁ソレノイド開動作状態信号eの閉路
信号および入口弁全開動作信号fの開路信号が与えられ
た場合に閉路する。論理回路6cは論理回路6aおよび
論理回路6bのいずれか一方が閉路したとき、閉路す
る。
【0007】さらに、入口弁開渋滞監視タイマ7には予
め入口弁開渋滞監視タイマ設定器8で設定した監視タイ
マ時限が与えられており、この監視タイマ時限と論理回
路6cが閉路している動作時間とが比較される。そし
て、監視タイマ時限よりも動作時間が大きくなったとき
に入口弁開渋滞として検出することが可能である。ま
た、入口弁開渋滞表示器9により入口弁開渋滞監視タイ
マ7が入口弁開渋滞を検出したときに入口弁渋滞異常を
表示することができる。なお、図示しない入口弁閉渋滞
および他の機器動作渋滞監視演算回路も同様に構成され
ている。
【0008】一方、運転制御装置2には補機モニタが組
み込まれる。水車・発電機運転中の油圧ポンプの動作回
数異常および動作時間超過異常を監視する演算回路によ
り補機モニタの一例を説明する。図18において、この
演算回路は油圧ポンプ動作検出用論理回路6dと、油圧
ポンプ動作回数積算器10と、一定時間発生器11と、
時間毎の動作回数異常検出器12と、動作回数異常検出
設定器13と、油圧ポンプ動作時間積算器14と、動作
時間超過異常検出器15と、動作時間超過異常検出設定
器16と、油圧ポンプ動作異常表示器17と、異常検出
用論理回路6eとから構成される。
【0009】ここで、シーケンス演算部10からの水車
・発電機運転中の油圧ポンプ運転出力信号gおよび油圧
ポンプ動作状態信号hの双方が与えられると、論理回路
6dが閉路し、一定時間発生器11で設定している時間
毎にその論理回路6dが閉路する動作回数を油圧ポンプ
動作回数積算器10が積算する。
【0010】さらに、油圧ポンプ動作回数異常検出器1
2には予め動作回数異常検出設定器13で設定した動作
回数が与えられており、この動作回数と油圧ポンプ動作
回数積算器10で積算して得た動作回数とが比較され
る。そして、積算回数が異常検出設定回数よりも大きく
なったときに油圧ポンプの動作回数異常として検出する
ことが可能である。
【0011】一方、一定時間発生器11で設定している
時間毎にその動作検出論理回路6dが閉路している動作
時間を油圧ポンプ動作時間積算器14が積算する。動作
時間超過異常検出器15には予め動作時間超過異常検出
設定器16で設定した動作時間超過時間が与えられてお
り、この時間と動作時間積算器14で積算して得た動作
時間とが比較される。そして、積算動作動作時間が動作
時間超過異常検出時間よりも大きくなったときに油圧ポ
ンプの動作時間超過異常として検出することができる。
【0012】また、油圧ポンプ動作異常表示器17によ
り時間毎の油圧ポンプ動作回数異常検出器12が動作回
数異常を検出したとき、または油圧ポンプ動作時間超過
異常検出器15が動作時間超過異常を検出したときに論
理回路6eが閉路し、油圧ポンプ動作異常を表示するこ
とが可能である。なお、図示しない他の補機異常監視演
算回路も同様に構成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記発電プ
ラントのシーケンスの動作時間は様々の要因から変動す
ることが避けられない。たとえば、運転制御装置自身で
は制御指令によって動作する継電器、電磁弁等の動作時
間にはバラツキがあり、制御油および圧縮空気ないし圧
縮ガスで動作する水車・発電機機器の制御対象機器も制
御油等の圧力および温度変化が大きくなると、制御油の
操作力が低下したり、油粘着力が変化して制御対象機器
の動作時間が変化してしまう。特に、制御油等の配管が
長いもの、あるいは配管が露出状態にあるものではこう
した傾向が顕著になる。
【0014】一方、外部で発生する様々な問題からもシ
ーケンス動作時間は狂わされる。たとえば、水車が起動
するときに水位落差が変動すると、水車起動開度が変化
するので、運転制御装置からの制御指令によって水車起
動から並列するまでの時間が変化することになる。ま
た、並列用遮断器が自動同期投入するときに系統周波数
の動揺があると、並列用遮断器が自動同期投入するまで
の時間が変化することになる。このように外部環境条件
の変化によってもシーケンス動作時間は狂わされ、一定
した値にならない。
【0015】さらに、油圧ポンプ、空気圧縮機、給水ポ
ンプ、給水ストレーナおよび排水ポンプ等の補機は水車
・発電機機器の動作頻度および温度が変化すると、補機
動作回数および補機動作時間も変動することが避けられ
ない。
【0016】こうした幾つかの変動要因があるにもかか
わらず、シーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間および補
機モニタの補機動作回数異常、補機動作時間超過異常の
監視用設定値はサイトにおける調整試験時のシーケンス
動作時間等の計測値に基づいて設定する固定値に依存し
ており、実際の運転において、たとえば環境条件等が変
化したときにシーケンス動作時間が大きく変動してしま
い、結果として、渋滞監視タイマが誤って検出(たとえ
ば、早期検出)する可能性がある。また、機器本来の異
常を正確に検出できないことも起こり得る。
【0017】さらに、シーケンスモニタ渋滞監視タイマ
時間および補機モニタ監視用設定値の数が多くなると、
それぞれの値について時間を掛けて設定することが困難
になり、一部設定値については十分な検証ができず、機
器を危険にさらす設定ミスを犯す可能性がある。
【0018】そこで、本発明の目的は外部環境条件など
の変化からシーケンス動作時間が一定しないシーケンス
モニタ渋滞監視タイマ時間および補機モニタ監視用設定
値をオートチューニングで望ましい値に保持することを
可能にした運転制御装置を提供するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は発電プラント内
の水車・発電機機器のシーケンス動作を監視するシーケ
ンスモニタを有する運転制御装置において、水車・発電
機機器の運転・停止のステップ毎に各々計測して得るシ
ーケンスステップ動作時間データを各テーブル区分に従
い保存するステップ時間テーブルと、そのシーケンス動
作時間データに対して乗率値を設定する任意設定テーブ
ルと、シーケンス動作時間データに乗率値を掛けて得る
修正シーケンスステップ動作時間データをシーケンスモ
ニタの渋滞監視タイマ設定値として保存する渋滞タイマ
設定テーブルとを備えるものである。
【0020】上記構成からなる運転制御装置においては
データ収集開始指令により水車・発電機機器の運転・停
止に合わせてシーケンスステップ動作時間データを収集
し、チューニング開始指令によりステップ計測時間デー
タに基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定
値をオートチューニングすることが可能になる。したが
って、運転員がサイトで計測したシーケンス動作時間デ
ータに基づいて個々に設定値を設定するまでもなく、精
度よく、また設定ミスもなく、シーケンスモニタ渋滞監
視タイマ時間設定値を自動的に設定することができる。
【0021】また、上記と異なる発明は発電プラント内
の補機の動作異常を監視する補機モニタを有する運転制
御装置において、水車・発電機機器の運転・停止に合わ
せて各々計測して得る補機の動作回数および動作時間デ
ータを各テーブル区分に従い保存する動作回数・動作時
間テーブルと、動作回数および動作時間データに対して
乗率値を設定する任意設定テーブルと、動作回数および
動作時間データに乗率値を掛けて得る修正動作回数およ
び動作時間データを補機モニタの補機動作回数異常およ
び補機動作時間超過異常監視用設定値として保存する補
機監視設定値テーブルとを備えるものである。
【0022】上記構成からなる運転制御装置においては
データ収集開始指令により水車・発電機機器の運転・停
止に合わせて補機の動作回数および動作時間データを収
集し、チューニング開始指令により動作回数および動作
時間データに基づいて補機モニタの補機動作回数異常お
よび補機動作時間超過異常監視用設定値をオートチュー
ニングすることが可能になる。したがって、運転員が計
測した動作回数および動作時間データに基づいて個々に
設定値を設定することなく、精度よく、また設定ミスも
なく、補機モニタ異常監視用設定値を自動的に設定する
ことができる。
【0023】さらに、本発明は、望ましくは、水車・発
電機機器近傍で検出する所内温度信号に基づく温度デー
タを保存する温度データパラメータテーブルを備え、乗
率値を上記温度データに基づいて補正し、この補正乗率
値をシーケンスステップ動作時間データに掛けてシーケ
ンスモニタの渋滞監視タイマ設定値を得るようにする。
【0024】上記構成からなる運転制御装置においては
所内温度信号に基づく温度データで補正したステップ計
測時間データに基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイ
マ時間設定値をオートチューニングすることが可能で、
シーケンスモニタで渋滞異常を監視するにあたり、環境
温度変化に影響されないで、正確なシーケンスモニタ渋
滞監視タイマ時間設定値を自動的に設定することができ
る。
【0025】また、本発明は、望ましくは、検出される
水車・発電機機器を制御する機器の制御油温度信号に基
づく温度データを保存する温度データパラメータテーブ
ルを備え、乗率値を上記温度データに基づいて補正し、
この補正乗率値をシーケンスステップ動作時間データに
掛けてシーケンスモニタの渋滞監視タイマ設定値を得る
ようにする。
【0026】上記構成からなる運転制御装置においては
制御油温度データで補正したステップ計測時間データに
基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を
オートチューニングすることができ、シーケンスモニタ
で渋滞異常を監視するにあたり、制御油温度変化に影響
されることなく、正確なシーケンスモニタ渋滞監視タイ
マ時間設定値を自動的に設定することが可能になる。
【0027】さらに、本発明は、望ましくは、水車・発
電機機器近傍で検出する所内温度信号および検出される
水車・発電機機器を制御する機器の制御油温度信号に基
づく温度データを保存する温度データパラメータテーブ
ルを備え、乗率値を上記各温度データに基づいて補正
し、この補正乗率値をシーケンスステップ動作時間デー
タに掛けてシーケンスモニタの渋滞監視タイマ設定値を
得るようにする。
【0028】上記構成からなる運転制御装置においては
所内温度データおよび制御油温度データを用いて補正し
たステップ計測時間データに基づいてシーケンスモニタ
渋滞監視タイマ時間設定値をオートチューニングするこ
とが可能で、シーケンスモニタで渋滞異常を監視するに
あたり、環境および制御油温度変化に影響されることな
く、正確なシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値
を自動的に設定することができる。
【0029】また、本発明は、望ましくは、検出される
水位落差信号に基づく水位落差データを保存する水位落
差データパラメータテーブルを備え、乗率値を上記水位
落差データに基づいて補正し、この補正乗率値をシーケ
ンスステップ動作時間データに掛けてシーケンスモニタ
の渋滞監視タイマ設定値を得るようにする。
【0030】上記構成からなる運転制御装置においては
水位落差データを用いて補正したステップ計測時間デー
タに基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定
値をオートチューニングすることができ、シーケンスモ
ニタで渋滞異常を監視するにあたり、水位落差変化に影
響されないで、正確なシーケンスモニタ渋滞監視タイマ
時間設定値を自動的に設定することが可能になる。
【0031】さらに、本発明は、望ましくは、検出され
る系統周波数信号に基づく系統周波数データを保存する
系統周波数データパラメータテーブルを備え、乗率値を
上記系統周波数データに基づいて補正し、この補正乗率
値をシーケンスステップ動作時間データに掛けてシーケ
ンスモニタの渋滞監視タイマ設定値を得るようにする。
【0032】上記構成からなる運転制御装置においては
系統周波数データを用いて補正したステップ計測時間デ
ータに基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設
定値をオートチューニングすることが可能で、シーケン
スモニタで渋滞異常を監視するにあたり、系統周波数変
化に影響されることなく、正確なシーケンスモニタ渋滞
監視タイマ時間設定値を自動的に設定することができ
る。
【0033】また、本発明は、望ましくは、所内温度信
号に基づく温度データ、制御油温度信号に基づく温度デ
ータ、水位落差信号に基づく水位落差データおよび系統
周波数信号に基づく系統周波数データの少なくとも1つ
の環境データを保存する環境データパラメータテーブル
と、補正係数を保存する補正設定テーブルとを備え、環
境データに補正係数を掛け、乗率値をこの補正係数デー
タによって補正し、得られた補正乗率値をシーケンスス
テップ動作時間データに掛けてシーケンスモニタの渋滞
監視タイマ設定値を得るようにする。
【0034】上記構成からなる運転制御装置においては
予め設定した補正係数データで補正した環境温度デー
タ、水位落差データおよび系統周波数データを得て、こ
れらのデータで補正したステップ計測時間データに基づ
いてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値をオー
トチューニングすることができ、シーケンスモニタで渋
滞異常を監視するにあたり、環境温度などの外部環境変
化に影響されることなく、より正確なシーケンスモニタ
渋滞監視タイマ時間設定値を自動的に設定することが可
能になる。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態について図面を参照して説明する。図2
において、運転制御装置2はシーケンスモニタ演算部5
のモニタ監視用設定値をオートチューニングするときに
働く2つのスイッチ、すなわち、データを収集するデー
タ収集開始スイッチ18およびチューニングを開始する
設定書き込みスイッチ19を備えている。
【0036】また、シーケンスモニタ渋滞監視タイマ時
間設定値用オートチューニング回路の構成を図1に示し
ている。このオートチューニング回路は指令に応じてプ
ラントの停止から並列、または並列から停止までの各ス
テップ毎に計測したシーケンスステップ動作時間データ
を格納するステップ時間テーブル20と、乗算器21
と、ステップ計測時間データに対して一定乗率値を設定
する任意設定テーブル22と、指令に応じてステップ時
間テーブル20および任意設定テーブル22から渋滞監
視タイマ設定値データを格納する渋滞タイマ設定値テー
ブル23とを備えている。
【0037】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ(たとえば、停止から準備、起動、励
磁、並列等)毎にそれぞれのシーケンスステップ動作時
間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。
【0038】ステップ時間テーブル20に格納したステ
ップ計測時間データT1,T2,T3,T4,Tnに対して
任意設定テーブル22に予め設定しておいた一定乗率値
を乗算器21において掛け、渋滞監視タイマ設定値デー
タを得る。設定書き込みスイッチ19を押して設定書き
込み指令jを出力し、渋滞タイマ設定値テーブル23の
各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに渋滞監視タイマ
設定値データを格納する。
【0039】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0040】このように、本実施の形態によれば、デー
タ収集開始指令により水車・発電機機器の運転・停止に
合わせてシーケンスステップ動作時間データを収集し、
チューニング開始指令によりステップ計測時間データに
基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を
オートチューニングすることが可能になる。したがっ
て、運転員がサイトで計測したシーケンス動作時間デー
タに基づいて個々に設定値を設定するまでもなく、精度
よく、また設定ミスもなく、シーケンスモニタ渋滞監視
タイマ時間設定値を自動的に設定することができる。
【0041】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図3を参照して説明する。補機モニタ異
常監視設定値用オートチューニング回路は指令に応じて
停止中または並列運転中毎にそれぞれ補機単位に動作回
数および動作時間を計測し、補機動作回数・動作時間デ
ータを格納する補機動作回数・動作時間テーブル24
と、乗算器21と、補機動作回数・動作時間データに対
して一定乗率を設定する任意設定テーブル25と、指令
に応じて補機動作回数・動作時間テーブル24および任
意設定テーブル25から補機モニタ異常監視設定値デー
タを格納する補機監視設定値テーブル26とを備える。
【0042】本実施の形態は上記構成からなり、補機モ
ニタ異常監視用設定値を得るにあたり、データ収集開始
スイッチ18を押してデータ収集開始指令iを出力す
る。運転監視操作装置1からの運転・停止指令aに基づ
いて停止中または並列運転中にそれぞれ補機単位に動作
回数および動作時間を計測し、得られた補機動作数・動
作時間データO1,O2,O3,O4,Onを補機動作回数
・動作時間テーブル24の各テーブルB1,B2,B3
4,Bnに格納する。
【0043】補機動作回数・動作時間テーブル24に格
納した補機動作数・動作時間データO1,O2,O3
4,Onに対して任意設定テーブル25に予め設定して
おいた一定乗率値を乗算器21において掛け、補機モニ
タ異常監視設定値データを得る。設定書き込みスイッチ
19を押して設定書き込み指令jを出力し、補機監視設
定値テーブル26の各テーブルD1,D2,D3,D4,D
nに補機モニタ異常監視設定値データを格納する。
【0044】かくして、補機監視設定値テーブル26の
各テーブルD1,D2,D3,D4,D nに保存した補機モ
ニタ異常監視設定値データを補機モニタ異常監視設定値
として使用することで、水車・発電機機器の起動・停止
に合わせた補機モニタ異常監視設定値をオートチューニ
ングすることができる。
【0045】このように、本実施の形態によれば、デー
タ収集開始指令により水車・発電機機器の運転・停止に
合わせて補機の動作回数および動作時間データを収集
し、チューニング開始指令により計測動作回数および動
作時間データに基づいて補機モニタの補機動作回数異常
および補機動作時間超過異常監視用設定値をオートチュ
ーニングすることが可能になる。したがって、運転員が
計測した動作回数および動作時間データに基づいて個々
に設定値を設定することなく、精度よく、また設定ミス
もなく、補機モニタ異常監視用設定値を自動的に設定す
ることができる。
【0046】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態について図4を参照して説明する。シーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング回
路は第1の実施の形態の構成に加えて、制御油で制御さ
れる機器が設置されている箇所に設置するセンサ(図示
せず)で検出する各所内温度信号を所内温度データとし
て格納する温度パラメータテーブル27と、乗算器28
とを備える。
【0047】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ毎にそれぞれのシーケンスステップ動作
時間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。同時に、
機器が設置されている箇所に設置するセンサからの各所
内温度信号に基づく所内温度データt1を温度パラメー
タテーブル27に格納する。
【0048】この温度パラメータテーブル27の所内温
度データt1を用いて任意設定テーブル22の一定乗率
値を乗算器28にて掛けて補正し、さらに、ステップ時
間テーブル20に格納した各ステップ計測時間データT
1,T2,T3,T4,Tnに対して補正一定乗率値を乗算
器21において掛け、渋滞監視タイマ設定値データを得
る。設定書き込みスイッチ19を押して設定書き込み指
令jを出力し、渋滞タイマ設定値テーブル23の各テー
ブルC1,C2,C3,C4,Cnに渋滞監視タイマ設定値
データを格納する。
【0049】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0050】このように、本実施の形態によれば、所内
温度信号に基づく温度データで補正したステップ計測時
間データに基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時
間設定値をオートチューニングすることができ、シーケ
ンスモニタで渋滞異常を監視するにあたり、環境温度変
化に影響されないで、正確なシーケンスモニタ渋滞監視
タイマ時間設定値を自動的に設定することが可能にな
る。
【0051】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態について図5を参照して説明する。シーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング回
路は第1の実施の形態の構成に加えて、制御油で制御さ
れる機器に取り付けたセンサ(図示せず)で検出する各
制御油温度信号を制御油温度データとして格納する温度
パラメータテーブル29と、乗算器28とを備える。
【0052】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ毎にそれぞれのシーケンスステップ動作
時間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。同時に、
機器に取り付けたセンサからの各制御油温度信号に基づ
く制御油温度データt2を温度パラメータテーブル29
に格納する。
【0053】この温度パラメータテーブル29の制御油
温度データt2を用いて任意設定テーブル22の一定乗
率値を乗算器28にて掛けて補正し、さらに、ステップ
時間テーブル20に格納した各ステップ計測時間データ
1,T2,T3,T4,Tnに対して補正一定乗率値を乗
算器21において掛け、渋滞監視タイマ設定値データを
得る。設定書き込みスイッチ19を押して設定書き込み
指令jを出力し、渋滞タイマ設定値テーブル23の各テ
ーブルC1,C2,C3,C4,Cnに渋滞監視タイマ設定
値データを格納する。
【0054】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0055】このように、本実施の形態によれば、制御
油温度データで補正したステップ計測時間データに基づ
いてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値をオー
トチューニングすることができ、シーケンスモニタで渋
滞異常を監視するにあたり、制御油温度変化に影響され
ることなく、正確なシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時
間設定値を自動的に設定することが可能になる。
【0056】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態について図6を参照して説明する。シーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング回
路は第1の実施の形態の構成に加えて、制御油で制御さ
れる機器が設置されている箇所に設置するセンサ(図示
せず)で検出する各所内温度信号およびその機器に取り
付けたセンサ(図示せず)で検出する各制御油温度信号
についてそれぞれ所内温度データおよび制御油温度デー
タとして格納する温度パラメータテーブル30と、乗算
器28とを備える。
【0057】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ毎にそれぞれのシーケンスステップ動作
時間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。同時に、
機器が設置されている箇所に設置するセンサからの各所
内温度信号に基づく所内温度データt1を温度パラメー
タテーブル30のテーブルE1に格納し、機器に取り付
けたセンサからの制御油温度信号に基づく制御油温度デ
ータt2を温度パラメータテーブル30のテーブルE2
格納する。
【0058】この温度パラメータテーブル30の所内温
度データt1および制御油温度データt2を用いて任意設
定テーブル22の一定乗率値を乗算器28にて掛けて補
正し、さらに、ステップ時間テーブル20に格納した各
ステップ計測時間データT 1,T2,T3,T4,Tnに対
して補正一定乗率値を乗算器21において掛け、渋滞監
視タイマ設定値データを得る。設定書き込みスイッチ1
9を押して設定書き込み指令jを出力し、渋滞タイマ設
定値テーブル23の各テーブルC1,C2,C 3,C4,C
nに渋滞監視タイマ設定値データを格納する。
【0059】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0060】このように、本実施の形態によれば、所内
温度データおよび制御油温度データを用いて補正したス
テップ計測時間データに基づいてシーケンスモニタ渋滞
監視タイマ時間設定値をオートチューニングすることが
でき、シーケンスモニタで渋滞異常を監視するにあた
り、環境および制御油温度変化に影響されることなく、
正確なシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を自
動的に設定することが可能になる。
【0061】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態について図7を参照して説明する。シーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング回
路は第1の実施の形態の構成に加えて、貯水部の水位検
出器(図示せず)で検出する水位落差信号を格納する水
位落差データパラメータテーブル31と、乗算器28と
を備える。
【0062】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ毎にそれぞれのシーケンスステップ動作
時間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。同時に、
水位検出器からの水位落差信号に基づく水位落差データ
hd1を水位落差データパラメータテーブル31に格納
する。
【0063】この水位落差データパラメータテーブル3
1の水位落差データhd1を用いて任意設定テーブル2
2の一定乗率値を乗算器28にて掛けて補正し、さら
に、ステップ時間テーブル20に格納した各ステップ計
測時間データT1,T2,T3,T4,Tnに対して補正一
定乗率値を乗算器21において掛け、渋滞監視タイマ設
定値データを得る。設定書き込みスイッチ19を押して
設定書き込み指令jを出力し、渋滞タイマ設定値テーブ
ル23の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに渋滞監
視タイマ設定値データを格納する。
【0064】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0065】このように、本実施の形態によれば、水位
落差データを用いて補正したステップ計測時間データに
基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を
オートチューニングすることができ、シーケンスモニタ
で渋滞異常を監視するにあたり、水位落差変化に影響さ
れないで、正確なシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間
設定値を自動的に設定することが可能になる。
【0066】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態について図8を参照して説明する。シーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング回
路は第1の実施の形態の構成に加えて、周波数計(図示
せず)で検出する系統周波数信号を格納する系統周波数
データパラメータテーブル32と、乗算器28とを備え
る。
【0067】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ毎にそれぞれのシーケンスステップ動作
時間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。同時に、
周波数計からの周波数信号に基づく系統周波数データf
1を系統周波数データパラメータテーブル32に格納
する。
【0068】この系統周波数データパラメータテーブル
32の系統周波数データfq1を用いて任意設定テーブ
ル22の一定乗率値を乗算器28にて掛けて補正し、さ
らに、ステップ時間テーブル20に格納した各ステップ
計測時間データT1,T2,T 3,T4,Tnに対して補正
一定乗率値を乗算器21において掛け、渋滞監視タイマ
設定値データを得る。設定書き込みスイッチ19を押し
て設定書き込み指令jを出力し、渋滞タイマ設定値テー
ブル23の各テーブルC1,C2,C3,C4,C nに渋滞
監視タイマ設定値データを格納する。
【0069】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0070】このように、本実施の形態によれば、系統
周波数データを用いて補正したステップ計測時間データ
に基づいてシーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値
をオートチューニングすることができ、シーケンスモニ
タで渋滞異常を監視するにあたり、系統周波数変化に影
響されることなく、正確なシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値を自動的に設定することが可能になる。
【0071】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態について図9を参照して説明する。シーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング回
路は第1の実施の形態の構成に加えて、機器が設置され
ている箇所に、あるいは機器に取り付けるセンサ(図示
せず)で検出する各環境温度信号について環境温度デー
タ、水位検出器(図示せず)で検出する水位落差信号に
ついて水位落差データおよび周波数計(図示せず)で検
出する系統周波数データについて系統周波数データとし
て格納する環境データパラメータテーブル33と、補正
係数を設定するための補正設定テーブル34と、乗算器
28とを備える。
【0072】本実施の形態は上記構成からなり、シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値を得るにあたり、
データ収集開始スイッチ18を押してデータ収集開始指
令iを出力する。運転監視操作装置1からの運転・停止
指令aに基づいて停止から並列、または並列から停止ま
での各ステップ毎にそれぞれのシーケンスステップ動作
時間を計測し、得られたステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnをステップ時間テーブル20の各テ
ーブルA1、A2,A3,A4,Anに格納する。同時に、
センサ、水位検出器または周波数計からの検出信号に基
づく環境温度データt3、水位落差データhd2または系
統周波数データfq2を環境データパラメータテーブル
33の各テーブルE3,E4,E5に格納する。
【0073】これらの環境温度データt3、水位落差デ
ータhd2または系統周波数データfq2に対して補正設
定テーブル34から与えられる補正係数を乗算器28で
掛けると共に、任意設定テーブル22の一定乗率値を掛
けて補正し、さらに、ステップ時間テーブル20に格納
した各ステップ計測時間データT1,T2,T3,T4,T
nに対して補正一定乗率値を乗算器21において掛け、
渋滞監視タイマ設定値データを得る。設定書き込みスイ
ッチ19を押して設定書き込み指令jを出力し、渋滞タ
イマ設定値テーブル23の各テーブルC1,C2,C3
4,Cnに渋滞監視タイマ設定値データを格納する。
【0074】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車・発電機機
器の起動・停止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモ
ニタ設定値をオートチューニングすることができる。
【0075】このように、本実施の形態によれば、予め
設定した補正係数データで補正した環境温度データ、水
位落差データまたは系統周波数データを得て、これらの
データで補正したステップ計測時間データに基づいてシ
ーケンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値をオートチュ
ーニングすることができ、シーケンスモニタで渋滞異常
を監視するにあたり、環境温度などの外部環境変化に影
響されることなく、より正確なシーケンスモニタ渋滞監
視タイマ時間設定値を自動的に設定することが可能にな
る。
【0076】(第9の実施の形態)本発明の第9の実施
の形態について図10を参照して説明する。シーケンス
モニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニング
回路は乗算器21と渋滞タイマ設定値テーブル23との
間に選択器35を備えている。選択器35は渋滞タイマ
設定値テーブル23に格納するモニタ監視項目を内蔵ス
イッチの開閉で切り換える。
【0077】本実施の形態は上記構成からなり、通常の
オートチューニングでは選択器35の内蔵スイッチをす
べて閉路することで、先に説明した第1の実施の形態と
同様な働き得ることが可能である。特に、本実施の形態
においては渋滞タイマ設定値テーブル23に格納する際
に、たとえば変更すべき項目あるいは試験の目的に合致
した項目など、選択器35の内蔵スイッチを開閉して必
要な監視項目だけを選びながら、格納することができ、
効率よく設定値の更新などを行うことができる。
【0078】本実施の形態によれば、上記した効果に加
えて、渋滞タイマ設定値テーブルに保存する項目につい
て選ぶことが可能で、随時実施する設定値の更新などを
容易に行うことができる。
【0079】(第10の実施の形態)本発明の第10の
実施の形態について図11を参照して説明する。シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニ
ング回路は乗算器21と選択器35との間にリミッタ3
6を備えている。リミッタ36は渋滞タイマ設定値テー
ブル23に格納する渋滞監視タイマ設定値に内蔵リミッ
タで限界値を規定する。
【0080】本実施の形態は上記構成からなり、通常の
オートチューニングでは選択器35の内蔵スイッチをす
べて閉路することで、先に説明した第1の実施の形態と
同様な働き得ることが可能である。特に、本実施の形態
においてはリミッタ36の各内蔵リミッタで設定した限
界値内に渋滞監視タイマ設定値を制限して格納する。こ
の限界値は機器を保護する上限の値を設計仕様等から求
め、それ以上の設定値が誤って渋滞タイマ設定値テーブ
ル23に格納されないようにする。このように、渋滞監
視タイマ設定値を制限して格納することにより各機器を
定格値の範囲で安全に使用することが可能になる。
【0081】本実施の形態によれば、上記した効果に加
えて、渋滞タイマ設定値テーブルに誤って過大な設定値
が格納されるのを防ぐことが可能で、プラント内の機器
を安全に使用することできる。
【0082】(第11の実施の形態)本発明の第11の
実施の形態について図12を参照して説明する。シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニ
ング回路はリミッタ36と選択器35との間に偏差検出
器36と、表示器37とを備える。偏差検出器36はリ
ミッタ36の出力と渋滞監視タイマ設定値との間の偏差
を演算し、限界値に近似する値に近づいたとき、表示器
37にこの値を表示する。
【0083】本実施の形態は上記構成からなり、通常の
オートチューニングでは選択器35の内蔵スイッチをす
べて閉路することで、先に説明した第1の実施の形態と
同様な働き得ることが可能である。特に、本実施の形態
においてはリミッタ36から与えられる限界値と監視タ
イマ設定値との偏差を偏差検出器36で演算し、近似し
たときにこれを表示器37に表示する。この表示器37
における表示内容から早期に双方の値の近似を見極める
ことが可能になる。
【0084】本実施の形態によれば、上記した効果に加
えて、限界値と監視タイマ設定値との偏差を求め、その
表示内容から早期に近似を見極めることができ、設定値
の保守作業などを円滑に実施することが可能になる。
【0085】(第12の実施の形態)本発明の第12の
実施の形態について図13を参照して説明する。シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニ
ング回路は乗算器21と渋滞タイマ設定値テーブル23
との間に限界値検出器39と、切り換え器40と、表示
器38とを備える。この限界値検出器39は個別に限界
値を設定可能とするために設定器41を内蔵する。限界
値検出器39は渋滞監視タイマ設定値が予め設定したオ
ートチューニング限界値を超えたとき、その限界値を渋
滞タイマ設定値テーブル23に与えるように切り換え器
40に信号を出力し、同時に、表示器37にこのときの
限界値について表示する。
【0086】本実施の形態は上記構成からなり、オート
チューニングにあたり、乗算器21からの渋滞監視タイ
マ設定値データを格納するように切り換え器40の内蔵
スイッチを閉路する。それぞれ渋滞監視タイマ設定値は
限界値検出器39に入力され、そこで設定器41から与
えられるオートチューニング限界値と比較される。渋滞
監視タイマ設定値が限界値に満たないとき、限界値検出
器39から切り換え信号は出力されず、切り換え器40
の内蔵スイッチが当初の状態を保持する。
【0087】一方、オートチューニング中、何らかの原
因で渋滞監視タイマ設定値が大きくなり、過大な設定値
が限界値検出器39に入力される。このとき、設定値は
限界値を超えることから、限界値検出器39から切り換
え器40に対して切り換え信号が出力され、内蔵スイッ
チがその限界値を渋滞監視タイマ設定値データとして格
納するように切り換わる。このとき、同時に、限界値検
出器39で検出した異常値を含む関連情報が表示器38
に表示される。
【0088】かくして、過大な設定値が渋滞タイマ設定
値テーブル23に格納されるのを防ぐことができる。
【0089】本実施の形態によれば、上記した効果に加
えて、設定値が予め設定した限界値を超えたときにその
限界値を渋滞監視タイマ設定値として格納することがで
き、過大な設定値が誤ってシーケンスモニタで使用され
るのを防止することが可能になる。また、異常値などの
関連情報を表示することが可能になる。
【0090】(第13の実施の形態)本発明の第13の
実施の形態について図14を参照して説明する。シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニ
ング回路はステップ時間テーブル(以下、第1ステップ
時間テーブルと称する)20と共に、第2ステップ時間
テーブル42と、第3ステップ時間テーブル43とを備
える。また、オートチューニング回路は平均値演算器4
4と、平均値時間テーブル45と備える。平均値演算器
44は第1ステップ時間テーブル20の各テーブルに格
納した計測時間データについて平均値を演算する。
【0091】本実施の形態は上記構成からなり、オート
チューニングにあたり、ステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnを第1ステップ時間テーブル20の
各テーブルA1,A2,A3,A4,Anに格納し、併せて
第1ステップ時間テーブル20の各テーブルA1,A2
3,A4,Anにあるデータを第2ステップ時間テーブ
ル42の各テーブルA1,A2,A3,A4,Anに格納
し、第2ステップ時間テーブル42の各テーブルA1
2,A3,A4,Anにあるデータを第3ステップ時間テ
ーブル43の各テーブルA1,A2,A3,A4,Anに格
納する。
【0092】さらに、格納した第1ステップ時間テーブ
ル20の各テーブルA1,A2,A3,A4,Anのデータ
について平均値演算器44で平均値を算出し、得られた
値を平均値時間テーブル45の各テーブルA´1,A
´2,A´3,A´4,A´nに格納する。設定書き込み指
令jを与えて平均値時間テーブル45に格納した平均値
時間データを渋滞タイマ設定値テーブル23の各テーブ
ルC1,C2,C3,C4,Cnに格納する。
【0093】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車の起動・停
止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモニタ設定値を
オートチューニングすることができる。
【0094】本実施の形態によれば、上記した効果に加
えて、収集した計測時間データについて平均値を算出し
て使用することができ、突発的な異常値を排除すること
が可能で、信頼のおける渋滞監視タイマ設定値を得るこ
とができる。
【0095】(第14の実施の形態)本発明の第14の
実施の形態について図15を参照して説明する。シーケ
ンスモニタ渋滞監視タイマ時間設定値用オートチューニ
ング回路は第1ステップ時間テーブル20と、第2ステ
ップ時間テーブル42と、第3ステップ時間テーブル4
3とを備える。また、オートチューニング回路は平均値
演算器44と、平均値時間テーブル45と備える。平均
値演算器44は第1ステップ時間テーブル20などの各
テーブルに格納した計測時間データについて最大値、最
小値、平均値を演算する。さらに、最大値、最小値、平
均値を表示するための表示器46を有する。
【0096】本実施の形態は上記構成からなり、オート
チューニングにあたり、ステップ計測時間データT1
2,T3,T4,Tnを第1ステップ時間テーブル20の
各テーブルA1,A2,A3,A4,Anに格納し、併せて
第1ステップ時間テーブル20の各テーブルA1,A2
3,A4,Anにあるデータを第2ステップ時間テーブ
ル42の各テーブルA1,A2,A3,A4,Anに格納
し、第2ステップ時間テーブル42の各テーブルA1
2,A3,A4,Anにあるデータを第3ステップ時間テ
ーブル43の各テーブルA1,A2,A3,A4,Anに格
納する。
【0097】さらに、格納した第1ステップ時間テーブ
ル20の各テーブルA1,A2,A3,A4,Anのデータ
について平均値演算器44で平均値を算出し、得られた
値を平均値時間テーブル45の各テーブルA´1,A
´2,A´3,A´4,A´nに格納する。設定書き込み指
令jを与えて平均値時間テーブル45に格納した平均値
時間データを渋滞タイマ設定値テーブル23の各テーブ
ルC1,C2,C3,C4,Cnに格納する。一方、表示器
46において最大値、最小値、平均値を表示する。
【0098】かくして、渋滞タイマ設定値テーブル23
の各テーブルC1,C2,C3,C4,Cnに保存した渋滞
監視タイマ設定値データをシーケンスモニタ渋滞監視タ
イマ時間設定値として使用することで、水車の起動・停
止の各ステップ毎に合わせたシーケンスモニタ設定値を
オートチューニングすることができる。
【0099】本実施の形態によれば、上記した効果に加
えて、収集した計測時間データについて平均値を算出し
て使用することができ、信頼のおける渋滞監視タイマ設
定値を得ることが可能になる。さらに、過去のデータと
の比較で最大値、最小値、平均値を表示することがで
き、環境条件等に対する制御対象機器の動作変化傾向を
把握することが可能で、機器の保守データを容易に得る
ことができる。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、外部環境条件などの変
化からシーケンスの動作時間が一定しないシーケンスモ
ニタ渋滞監視タイマ時間設定値および補機モニタ監視設
定値をオートチューニングで望ましい値に保持すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図2】本発明に係る運転制御装置を示すブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図7】本発明の第6の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図8】本発明の第7の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図9】本発明の第8の実施の形態に係るオートチュー
ニング回路を示すブロック図。
【図10】本発明の第9の実施の形態に係るオートチュ
ーニング回路を示すブロック図。
【図11】本発明の第10の実施の形態に係るオートチ
ューニング回路を示すブロック図。
【図12】本発明の第11の実施の形態に係るオートチ
ューニング回路を示すブロック図。
【図13】本発明の第12の実施の形態に係るオートチ
ューニング回路を示すブロック図。
【図14】本発明の第13の実施の形態に係るオートチ
ューニング回路を示すブロック図。
【図15】本発明の第14の実施の形態に係るオートチ
ューニング回路を示すブロック図。
【図16】従来の水力発電プラントの運転制御装置の一
例を示すブロック図。
【図17】従来のシーケンスモニタの一例を示す回路
図。
【図18】従来の補機モニタの一例を示す回路図。
【符号の説明】
3 シーケンス演算部 5 シーケンスモニタ演算部 20 ステップ時間テーブル 22 任意設定テーブル 23、25 渋滞タイマ設定値テーブル 24 動作回数・動作時間テーブル 26 補機監視設定値テーブル 35 選択器 36 リミッタ 37 偏差検出器 39 限界値超過検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中崎 木綿子 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 伊藤 公悦 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 3H073 AA02 BB18 CC06 CC13 CC18 CD03 5B042 JJ24 5H223 AA02 BB01 CC03 CC08 DD03 DD07 DD09 EE06 FF08 FF09 9A001 BB02 BB03 GG03 JJ46 KK55 LL09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電プラント内の水車・発電機機器のシ
    ーケンス動作を監視するシーケンスモニタを有する運転
    制御装置において、前記水車・発電機機器の運転・停止
    のステップ毎に各々計測して得るシーケンスステップ動
    作時間データを各テーブル区分に従い保存するステップ
    時間テーブルと、そのシーケンスステップ動作時間デー
    タに対して乗率値を設定する任意設定テーブルと、該シ
    ーケンスステップ動作時間データに該乗率値を掛けて得
    る修正シーケンスステップ動作時間データを前記シーケ
    ンスモニタの渋滞監視タイマ設定値として保存する渋滞
    タイマ設定テーブルとを備えることを特徴とする運転制
    御装置。
  2. 【請求項2】 発電プラント内の補機の動作異常を監視
    する補機モニタを有する運転制御装置において、水車・
    発電機機器の運転・停止に合わせて各々計測して得る前
    記補機の動作回数および動作時間データを各テーブル区
    分に従い保存する動作回数・動作時間テーブルと、その
    動作回数および動作時間データに対して乗率値を設定す
    る任意設定テーブルと、該動作回数および動作時間デー
    タに該乗率値を掛けて得る修正動作回数および動作時間
    データを前記補機モニタの補機動作回数異常および補機
    動作時間超過異常監視用設定値として保存する補機監視
    設定値テーブルとを備えることを特徴とする運転制御装
    置。
  3. 【請求項3】 該水車・発電機機器近傍で検出する所内
    温度信号に基づく温度データを保存する温度データパラ
    メータテーブルを備え、該乗率値を前記温度データに基
    づいて補正し、この補正乗率値を該シーケンスステップ
    動作時間データに掛けて前記シーケンスモニタの渋滞監
    視タイマ設定値を得るようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 検出される該水車・発電機機器を制御す
    る機器の制御油温度信号に基づく温度データを保存する
    温度データパラメータテーブルを備え、該乗率値を前記
    温度データに基づいて補正し、この補正乗率値を該シー
    ケンスステップ動作時間データに掛けて前記シーケンス
    モニタの渋滞監視タイマ設定値を得るようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の運転制御装置。
  5. 【請求項5】 該水車・発電機機器近傍で検出する所内
    温度信号および検出される該水車・発電機機器を制御す
    る機器の制御油温度信号に基づく温度データを保存する
    温度データパラメータテーブルを備え、該乗率値を前記
    各温度データに基づいて補正し、この補正乗率値を該シ
    ーケンスステップ動作時間データに掛けて前記シーケン
    スモニタの渋滞監視タイマ設定値を得るようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の運転制御装置。
  6. 【請求項6】 検出される水位落差信号に基づく水位落
    差データを保存する水位落差データパラメータテーブル
    を備え、該乗率値を前記水位落差データに基づいて補正
    し、この補正乗率値を該シーケンスステップ動作時間デ
    ータに掛けて前記シーケンスモニタの渋滞監視タイマ設
    定値を得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    運転制御装置。
  7. 【請求項7】 検出される系統周波数信号に基づく系統
    周波数データを保存する系統周波数データパラメータテ
    ーブルを備え、該乗率値を前記系統周波数データに基づ
    いて補正し、この補正乗率値を該シーケンスステップ動
    作時間データに掛けて前記シーケンスモニタの渋滞監視
    タイマ設定値を得るようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の運転制御装置。
  8. 【請求項8】 該所内温度信号に基づく温度データ、該
    制御油温度信号に基づく温度データ、該水位落差信号に
    基づく水位落差データおよび該系統周波数信号に基づく
    系統周波数データの少なくとも1つの環境データを保存
    する環境データパラメータテーブルと、補正係数を保存
    する補正設定テーブルとを備え、該環境データに該補正
    係数を掛け、前記乗率値をこの補正係数データによって
    補正し、得られた補正乗率値を該シーケンスステップ動
    作時間データに掛けて前記シーケンスモニタの渋滞監視
    タイマ設定値を得るようにしたことを特徴とする請求項
    3、4、5、6または7記載の運転制御装置。
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JP2008225987A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Koyo Electronics Ind Co Ltd 工程異常条件自動抽出方式
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