JP2001305957A - Id情報埋め込み方法および装置ならびにid情報制御装置 - Google Patents

Id情報埋め込み方法および装置ならびにid情報制御装置

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JP2001305957A
JP2001305957A JP2000123915A JP2000123915A JP2001305957A JP 2001305957 A JP2001305957 A JP 2001305957A JP 2000123915 A JP2000123915 A JP 2000123915A JP 2000123915 A JP2000123915 A JP 2000123915A JP 2001305957 A JP2001305957 A JP 2001305957A
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Tadanobu Mizutani
肇伸 水谷
Kazuto Ogawa
一人 小川
Seiichi Goshi
清一 合志
Takashi Nishi
隆司 西
Yoshinori Izumi
▲吉▼則 和泉
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディアデータに、ユーザー番号や受
信装置番号などの情報(ID情報)を電子透かしで埋め
込む電子透かしシステムにおいて、複数のコピーを用い
て透かし情報を不正に除去、改ざんを行おうとする複数
のビット列を比較して電子透かしビットを見つけ出す結
託攻撃(複数のビット列を比較して電子透かしビットを
見つけ出す)が行われた場合でも、結託した複数のID
情報を特定することができるようにする。 【解決手段】 送信側においては、埋め込みを行うID
情報に施す演算の方法を決定し、その演算方法を示す鍵
情報を生成し、ID情報を埋め込むべき映像信号や音声
信号からなるマルチメディアデータとともに鍵情報を送
信し、受信側においては、受信した鍵情報に従って埋め
込みを行うID情報に演算を施し、演算が施されたID
情報を受信した前記マルチメディアデータに埋め込むよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マルチメディア
データ(例えば、映像や音声のベースバンド信号や、そ
のMPEG2標準に準拠した符号化データで代表される
圧縮符号化データストリーム)に、デジタル著作物の不
正コピーを防止するための情報(以下、ID情報と記
す)をいわゆる電子透かしとして埋め込む、ID情報埋
め込み方法および装置ならびにID情報制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像や音声などのマルチメディア
データ(通常、デジタルデータにて構成される)の著作
権を保護するために、著作者やユーザに関するID情報
(通常、数値にて構成される)をいわゆる電子透かしと
してデータに埋め込むことが行われている。通信や放送
においては、データの著作権の所在を明らかにするため
に、送信側で著作者に関するID情報を電子透かしとし
て埋め込むことが行われる。また、不正コピーが行われ
た場合、どの受信装置で受信されたものをコピーしたか
を特定することができるように、受信側で、受信装置に
関するID情報(以下受信装置IDと記す)を電子透か
しとして埋め込むことも行われている。
【0003】マルチメディアデータを圧縮符号化して伝
送するとき、送信側でマルチメディアデータにID情報
を電子透かしとして埋め込むためには、送信するマルチ
メディアデータのベースバンド信号に対してあらかじめ
ID情報を埋め込んでおく方法と、圧縮符号化の過程に
おいてID情報を埋め込む方法と、さらに圧縮符号化さ
れたデータ列(圧縮符号化データストリーム)に対して
ID情報を埋め込む方法とがある。受信側で受信したマ
ルチメディアデータにID情報を埋め込むためには、受
信した圧縮符号化データストリームに対してID情報を
埋め込む方法と復号化した後のベースバンド信号に対し
てID情報を埋め込む方法とがある。
【0004】ここで、マルチメディアデータのベースバ
ンド信号に対して電子透かしを埋め込む方法としては、
マルチメディアデータが画像データの場合、画素データ
に直接的に電子透かしを埋め込む方式と、画素データに
対しDCT(Discrete CosineTransform) 変換、ウェー
ブレット変換などの変換を行った後の係数値に電子透か
しを埋め込む方式があり、一方、受信側で受信した画像
データに対して電子透かしを埋め込む場合もこの方法で
埋め込みを行うことができる。
【0005】圧縮符号化の過程において電子透かしを埋
め込む方法としては、MPEG2標準に準拠した圧縮符
号化(以下MPEG2符号化と記す)の過程で、画像に
対しDCT変換を行った後の係数値を、ID情報のビッ
トに従って変化させることにより電子透かしを埋め込
み、量子化、ジグザグスキャン、可変長符号化、多重化
を行って、電子透かしが埋め込まれたMPEG2符号化
データを生成する方法のほか、MPEG2符号化データ
の動きベクトルをID情報に従って変化させることによ
り電子透かしを埋め込む方法などがある。マルチメディ
アデータのベースバンド信号に対して埋め込む方法や圧
縮符号化の過程において埋め込む方法については、書籍
「電子透かしの基礎」(松井甲子雄著、森北出版1998年
8月21日発行)に記載されているので参照されたい。
【0006】また、MPEG2符号化データに電子透か
しを埋め込む方法としては、MPEG2符号化データを
画像データにデコードしてそのデコードされた画像デー
タに対して直接電子透かしを埋め込み、再びエンコード
して圧縮符号化データストリームに戻す方式と、MPE
G2符号化データをDCT係数までデコードしてDCT
係数値を変えて電子透かしを埋め込んだ後、再びエンコ
ードしてMPEG2符号化データに戻す方式と、さらに
MPEG2符号化データの特定のビット列をID情報を
含むビット列に置き換えることにより直接的に電子透か
しを埋め込む方式とがある。これらのうち、MPEG2
符号化データの特定のビット列をID情報を含むビット
列に置き換えることにより直接的に電子透かしを埋め込
む方式は、例えば、本願人の先の出願に係る「電子透か
し埋め込み装置および電子透かし抽出装置」、特開平1
1−341450号公報に記載されているように、トラ
ンスポートストリームをDCT係数までデコードするこ
となく、受信機、デスクランブラおよびMPEG2デコ
ーダで構成される受信者側設備のデスクランブラとMP
EG2デコーダとの間に電子透かし埋め込み回路を配置
して、受信装置などのID情報を予め定められた位置の
受信データに埋め込んでいる。
【0007】マルチメディアデータに著作権に関するI
D情報が電子透かしで埋め込まれている場合、著作権を
侵害し不正コピーを行おうとする者により、故意に電子
透かしを除去、改ざんされる恐れがある。この悪意をも
った攻撃を排除するために、電子透かしの埋め込み方法
や埋め込み位置などの埋め込みに関するパラメータは通
常秘密にしておかれる。この秘密のパラメータは、電子
透かしの鍵情報として権利者が保持し、検出を行うとき
に用いられる。またこのパラメータを常時、ランダムに
変化させることにより、秘匿性を高めることもできる。
【0008】送信側でID情報を埋め込むときは、この
パラメータを自在に変化させて埋め込みを行うことがで
きる。しかし、受信側でID情報を埋め込むときは、受
信側にもともとその鍵情報が存在しないため、パラメー
タをランダムに変化させることが困難であった。 そこ
で、本願人の先の出願に係る「電子透かし埋め込み方法
および装置ならびに電子透かし埋め込み制御装置」、特
願平11−55412号明細書記載になる方法では、上
記問題を解決するために、送信側で電子透かしの埋め込
み方法や埋め込み位置を示す鍵情報を生成して受信側に
送り、受信側で鍵情報に従ってID情報を埋め込むよう
にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ID
情報を埋め込む電子透かし方式では、悪意をもった攻撃
を防止するために、ID情報が埋め込まれている位置を
秘密にしている。このため、悪意を持つ第3者が、ある
ID情報が埋め込まれているマルチメディアデータを解
析し、電子透かしが埋め込まれている位置を見つけだす
のは困難である。しかし、同じマルチメディアデータ
に、2つの異なるID情報を埋め込んだデータ列を用意
すれば、その2つのデータ列を比較することにより、電
子透かしが埋め込まれている位置の一部分を容易に見つ
け出すことができる。例えば、デジタル放送で受信装置
に関するID情報を埋め込むシステムにおいては、2つ
の受信装置で同じマルチメディアデータを受信すれば、
異なる受信装置IDを埋め込んだデータができ、それら
のデータを比較することにより、電子透かしの埋め込み
位置が第3者に漏れ、漏れた埋め込み位置が攻撃される
恐れがある。もし判明した埋め込み位置のビットをラン
ダムに変更すれば、ID情報の検出が不可能になる。こ
の方法を暗号学では結託攻撃とよんでいる。
【0010】本発明の目的は、マルチメディアデータに
ID情報を埋め込む電子透かし埋め込み方法および装置
において、複数のコピーを用いて透かし情報を不正に除
去、改ざんを行おうとする結託攻撃が行われた場合で
も、結託した複数のID情報を特定することができる電
子透かし埋め込み方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、送信側のID情報制御装置で、ID情報
の演算方法を決定し、その方法を示す鍵情報を受信側に
送り、受信側のID情報埋め込み装置で、その送られた
鍵情報の示す演算方法でID情報に演算を施し、演算を
施されたID情報を電子透かしで埋め込むようにしたI
D情報埋め込み方法および装置ならびにID情報制御装
置を提供せんとするものである。すなわち、本発明によ
るID情報埋め込み方法は、送信側においては、埋め込
みを行うID情報に施す演算の方法を決定し、その演算
方法を示す鍵情報を生成し、ID情報を埋め込むマルチ
メディアデータとともに鍵情報を送信し、受信側におい
ては、受信した鍵情報に従って埋め込みを行うID情報
に演算を施し、演算が施されたID情報を受信したマル
チメディアデータに埋め込むことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明によるID情報制御装置は、
埋め込みを行うID情報に施す演算の方法を決定し、そ
の演算方法を示す鍵情報を生成し、ID情報を埋め込む
マルチメディアデータとともに生成した鍵情報を送信す
ることを特徴とするものである。また、本発明によるI
D情報制御装置は、前記鍵情報を送信する手段が、ID
情報を埋め込むマルチメディアデータに鍵情報を多重化
して送信する手段であることを特徴とするものである。
また、本発明によるID情報制御装置は、前記マルチメ
ディアデータが圧縮符号化データストリームであり、前
記鍵情報を送信する手段が鍵情報を圧縮符号化データス
トリームに多重化して送信する手段であることを特徴と
するものである。また、本発明によるID情報制御装置
は、前記鍵情報を送信する手段が、鍵情報をマルチメデ
ィアデータの伝送媒体とは異なる伝送媒体を用いて送信
する手段であることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明によるID情報埋め込み装置
は、鍵情報が多重化されたマルチメディアデータを受信
し、該マルチメディアデータから鍵情報を分離し、その
鍵情報に従って埋め込みを行うID情報に演算を施し、
前記マルチメディアデータに演算が施されたID情報を
埋め込むことを特徴とするものである。また、本発明に
よるID情報埋め込み装置は、前記マルチメディアデー
タが圧縮符号化データストリームであり、その圧縮符号
化データストリームから鍵情報を分離し、その鍵情報に
従って埋め込みを行うID情報に演算を施し、前記圧縮
符号化データストリームに演算が施されたID情報を埋
め込むことを特徴とするものである。また、本発明によ
るID情報埋め込み装置は、異なる伝送媒体を用いて送
信された鍵情報およびマルチメディアデータを受信し、
前記鍵情報に従って埋め込みを行うID情報に演算を施
し、前記マルチメディアデータに演算が施されたID情
報を埋め込むことを特徴とするものである。また、本発
明によるID情報埋め込み装置は、前記ID情報に施す
演算が、ID情報のビットを反転させる演算であること
を特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照し、実施例に
より本発明の実施の形態を詳細に説明する。本発明は、
データ列にID情報を電子透かしで埋め込むシステムで
あれば、どのようなシステムでも実施可能なものである
が、以下に説明する本発明の実施の形態では、デジタル
放送において受信した圧縮符号化データストリーム(以
下、DSと記す)に受信装置IDを埋め込む形態のもの
であるとする。図1は、電子透かしによる受信装置ID
の埋め込みが行われるデジタル放送システムの放送局側
の設備の構成例のブロック線図を示し、図2は、電子透
かしによる受信装置IDの埋め込みが行われるデジタル
放送システムの受信者側の設備の構成例のブロック線図
を示している。
【0015】図1において、1はMPEG2エンコー
ダ、2はスクランブラ、3は送信機を示し、また図2に
おいて、4は受信機、5はデスクランブラ、6は読み出
し専用メモリ(ROM)、7は電子透かし埋め込み回
路、8はMPEG2デコーダを示している。
【0016】まず、図1に示す送信側において、放送し
ようとする映像信号Vtと音声信号Atは、MPEG2
エンコーダ1によりMPEG2符号化され信号DSt
(送信側のデータストリーム)となる。信号DStは、
スクランブラ2によってスクランブルをかけられ信号S
Stとなり、送信機3によって受信側に送信される。送
信された信号は、図2に示す受信機4により復調されて
信号SSrとなり、さらにデスクランブラ5においてス
クランブルが解除され信号DSrとなるが、この信号D
Srのデータ構造は、送信側における信号DStのそれ
と同じ構造になっている。ROM6は、受信装置IDを
示すID情報を発生する。電子透かし埋め込み回路7
は、この回路に供給される信号DSrに対し、予め定め
られた位置のビットをID情報に置き換えることによ
り、電子透かしを埋め込み、受信装置IDが埋め込まれ
た信号DSrwとして出力する。 MPEG2デコーダ
は、信号DSrwをMPEG2復号化し、その出力側に
受信装置IDが埋め込まれた映像信号Vrwと受信装置
IDが埋め込まれた音声信号Arwを得る。
【0017】図2の電子透かし埋め込み回路における電
子透かしの埋め込み方法は、DSに対して埋め込む電子
透かしの方法であれば、どのような埋め込み方法でも用
いることができるが、この実施例では、本願人の先の出
願に係る前記特開平11−341450号公報請求項1
記載の「電子透かし埋め込み装置」に基づいて、DSの
予め定められた位置のビット列を受信装置IDを含むビ
ット列に置き換えることによる電子透かしを埋め込み方
法を用いるものとする。以上の放送局側、受信者側の各
設備にエラーが生じず、また伝送時に全くエラーが生じ
なかった場合には、信号DStとDSr、また信号SS
tと信号SSrはそれぞれ同一のものとなる。以下で
は、説明を簡単にするため、各設備、および伝送時には
全くエラーを生じないものとする。
【0018】以上の設備で、受信側において、テープ、
ハードディスク、MOD(MagneticOptical Disc )の
ような記録装置に信号DSrwを記録し、その複製を作
成した場合、DSrwからは、受信装置IDを検出する
ことができるので、不正コピーがどこの受信装置で受信
されたものであるかを特定することが可能である。電子
透かしが埋め込まれた信号DSrwから受信装置IDを
抽出する電子透かし抽出装置は、本願人の先の出願に係
る前記特開平11−341450号公報の「電子透かし
抽出装置」に記載されているので、ここでの説明は省略
する。
【0019】ところで、DSrwは、受信装置ごとに異
なる受信装置IDが埋め込まれているため、受信装置ご
とに少しずつ異なるものである。このため、複数の受信
装置IDにより得られる信号DSrwを用いて比較する
ことにより、電子透かしが埋め込まれている場所を不正
に解読して改ざんする、いわゆる結託攻撃が可能とな
る。以上で説明した設備では、ID情報に何の演算も行
わず、常に同じ数値を埋め込んでいるので、この結託攻
撃を排除することは困難である。
【0020】図3は、本発明による電子透かしの埋め込
みが行われるデジタル放送システムの放送局側の設備
(ID情報制御装置)の構成例をブロック線図にて示
し、図4は、図3に示す設備を具えた放送局から送信さ
れる電波を受信するとともに、本発明による電子透かし
の埋め込みが行われるデジタル放送システムの受信者側
の設備(ID情報埋め込み装置)の構成例をブロック線
図にて示している。図3、図4においては、それぞれ図
1、図2と同一機能のブロックには同一符号を付し、ま
た、その説明も省略する。
【0021】図3では、図1中のMPEG2エンコーダ
が演算制御用MPEG2エンコーダに置き換えられてい
る。演算制御用MPEG2エンコーダは、Vt、Atの
他に、受信装置IDにどのような演算を施して埋め込む
かを示す鍵情報を入力し、その鍵情報を、例えば専用線
を用いて別に送るために鍵情報送信装置に出力するか、
あるいはDSに多重して信号DStkとして出力する。
鍵情報を送る方法は、どちらの方法も用いることができ
るが、図3は、DSに多重する場合を示している。鍵情
報を別に送る場合のDS出力は図1と同じになる。鍵情
報が多重された信号DStkのデータ構造は信号DSt
と同じ構造になっていて、MPEG2デコーダで正常に
デコードできるものである。またスクランブラの出力で
ある信号SStkは、演算制御用MPEG2エンコーダ
によって鍵情報が多重された上述の信号DStkに対し
てスクランブルがかけられた信号を示している。
【0022】図4においては、図2に含まれない鍵情報
分離回路10が、デスクランブラと電子透かし埋め込み
回路との間に介挿されており、図2に含まれないID情
報演算回路11がROM6と電子透かし埋め込み回路7
との間に介挿されている。図4は、DSに鍵情報が多重
される場合を示しているが、鍵情報を別に受信する場合
は、鍵情報分離回路は介挿されない点が異なる。信号S
Srkは、送信側で鍵情報が多重され、かつスクランブ
ルがかけられた信号の受信機による受信信号を示してい
る。デスクランブラの出力である信号DSrkは、当該
回路によってスクランブルが解除された信号を示してい
る。
【0023】ここでは、送受信側の各設備および伝送路
において全くエラーが生じないと仮定しているため、図
3または図4にみられる信号DStkと信号DSrk、
および信号SStkと信号SSrkはそれぞれ同一のも
のとなる。ID情報演算回路の出力である演算済みID
情報は、当該回路にROM6から供給されるID情報を
入力したときの出力信号を示している。信号DSrwa
は、電子透かし埋め込み回路に演算済みID情報を入力
したときの出力信号を示している。また、信号Vrw
a、Arwaは、演算済みID情報により電子透かしが
埋め込まれた信号DSrwaをMPEG2デコーダに入
力してMPEG2復号化したときの映像出力、音声出力
をそれぞれ示している。
【0024】放送局から受信者側に送られてきたデジタ
ルテレビジョン電波は受信機によってデジタル信号SS
rkに復調され、デスクランブラに送られる。デスクラ
ンブラでは、スクランブルされた信号SSrkをスクラ
ンブルされない信号DSrkに変換し、鍵情報分離回路
10に送られる。鍵情報分離回路10は、鍵情報が多重
化されている信号DSrkを入力し、鍵情報が多重化さ
れていない信号DSrと鍵情報に分離して出力する。I
D情報演算回路11は、ROMから供給されるID情報
に対して、鍵情報で示される演算方法に従って演算を施
し、その演算結果を演算済みID情報として出力する。
電子透かし埋め込み回路は、この回路に供給される信号
DSrに対し、演算済みID情報を電子透かしとして埋
め込み、演算済みID情報が埋め込まれた信号DSrw
aを出力する。
【0025】図5は、MPEG2システムのデータスト
リームの構成例の一部を示している。図5においては、
DSを構成するDSパケットは、PID=kのとき映
像、PID=nのとき音声のデータであることをそれぞ
れ示し、各DSパケットは、それらDSの開始を示すヘ
ッダDSHを有している。また、各DSパケットには、
ヘッダ部DSHに引き続いて画像または音声のデジタル
情報が入っている。映像PESは、映像のパケッタイズ
ドエレメンタリストリームと呼ばれ、そのヘッダPES
Hに引き続き、図示のようにPID=kのDSパケット
に入っているMPEG2符号化された符号化画像情報が
続いている。PID=nのDSパケットからは当然に音
声のPESが形成されるが、図5には示されていない。
【0026】図6は、MPEG2標準による符号化画像
情報の構造を示している。図6において、シーケンス
層、グループ・オブ・ピクチャ(以下、GOPと記す)
層、ピクチャ層およびスライス層は、それぞれシーケン
ス・ヘッダ・コード(以下、SHCと記す)、グループ
・スタート・コード(以下、GSCと記す)、ピクチャ
・スタート・コード(以下、PSCと記す)、およびス
ライス・スタート・コード(以下、SSCと記す)と呼
ばれる各32ビットのコードで開始されている。またシ
ーケンス層は、シーケンス・エンド・コード(以下、S
ECと記す)で終了している。
【0027】次に、受信装置IDに施す演算方法を決定
し、その演算方法を示す鍵情報を生成して、その鍵情報
をDSに多重する送信側の設備(ID情報制御装置)に
ついて説明する。図7は、図1中のMPEG2エンコー
ダの構成をブロック線図にて示している。図7におい
て、12は映像エンコーダ、13は映像パケット化回
路、14は音声エンコーダ、15は音声パケット化回
路、16はDSヘッダ生成回路、および17はDS多重
回路である。
【0028】前述の場合、映像エンコーダ12は映像信
号Vtの符号化を行い、映像エレメンタリーストリーム
(以下、映像ESと記す)を生成する。次段の映像パケ
ット化回路13で映像ESにPESH(図5参照)を付
加し映像PEStを生成する。一方、音声エンコーダ1
4においても音声信号Atの符号化を行い音声エレメン
タリーストリーム(以下、音声ESと記す)を生成す
る。次段の音声パケット化回路15で音声ESにPES
Hを付加し音声PEStを生成する。DSヘッダ生成回
路16は、映像PEStおよび音声PEStに付加する
DSヘッダ(DStH)を生成しDS多重回路17に供
給する。DS多重回路は、当該回路に供給された映像P
ESt、音声PESt、DStHを多重化して多重化信
号DSt(図1参照)にする。
【0029】図8は、図3中の演算制御用MPEG2エ
ンコーダ9の一例の構成をブロック線図にて示してい
る。図8においては、前述の図7中の映像エンコーダ1
2が演算制御用映像エンコーダ18に置き換えられたこ
とを除いて、図7の回路構成と同じである。ここに演算
制御用映像エンコーダ18は、映像信号Vtの符号化を
行うとともに、それに受信装置IDの演算方法に関する
鍵情報を多重化した信号である映像ESkを生成する。
映像ESkは、図7における映像ESと同じ構造になっ
ている。次段の映像パケット化回路13で、映像ESk
にPESH(図5参照)を付加し、映像PEStkを生
成する。DS多重回路17は、当該回路に供給された映
像PEStk、音声PESt、DStHを多重化して多
重化信号DStkにする。
【0030】図9は、図7中の映像エンコーダ12の一
例の構成をブロック図にて示している。図9において、
19はGOP符号化器、20はES符号化器、21はバ
ッファメモリ、および22はレート制御回路である。前
述において、GOP符号化器19は映像信号VtをGO
Pに分割し、MPEG2符号化方式に従いGOPストリ
ームを生成する。GOPストリームは図6に示すGOP
層におけるストリームである。ES符号化器20は、G
OP符号化器から供給されるGOPストリームの1シー
ケンス分をまとめシーケンスヘッダとSECを付加して
図6の構成の映像ESを出力する。バッファメモリ21
はこの映像ESを一旦蓄え、バッファメモリの占有量を
レート制御情報として出力する。レート制御回路22は
バッファメモリからのレート制御情報に応じて、量子化
係数情報を生成してスライス符号化器にフイードバック
する。
【0031】図10は、図8中の演算制御用映像エンコ
ーダ18の一構成例をブロック線図にて示している。図
10においては、上述した図9中のES符号化器20が
演算制御用ES符号化器23に置き換えられたことを除
いて、図9の回路構成と同じである。演算制御用ES符
号化器23は、受信装置IDにどのような演算を施すか
を示す鍵情報を入力し、1シーケンス分のGOPストリ
ームに鍵情報を多重して、映像ESkを出力する。映像
ESkは、鍵情報が多重化された映像ESを示してい
る。鍵情報を多重する方法は、もとのストリームと、鍵
情報を正常に分離できる方法であれば、どのような方法
でも用いることができる。図10により得られた映像E
Skは、図3に示す演算制御用MPEG2エンコーダ9
の出力においてDStkで表されるストリームとなり、
さらに、図3に示されるように、スクランブルがかけら
れ送信される。
【0032】次に受信者側の設備について説明する。本
発明においては、上述した鍵情報を利用してID情報に
演算を施してから埋め込みを行うように受信装置が構成
されている。図11は、図4中のID情報演算回路11
の構成の一例をブロック線図にて示している。図11に
おいて、24は鍵情報レジスタ、25は反転制御回路お
よび26はID情報反転回路である。
【0033】図11に示す回路の動作は次のようなもの
である。まず、ESkに多重化されて送信側から送られ
てきた鍵情報は、一旦、鍵情報レジスタ24に記憶され
る。鍵情報レジスタは、次の鍵情報が送られてくるまで
鍵情報を保持し出力を続ける。反転制御回路25は、鍵
情報とID情報を入力し、ID情報によって埋め込むI
D情報を反転させるかどうかを決定し、反転させるか否
かを示す反転制御信号を出力する。ID情報反転回路2
6は、入力されるID情報のビットを反転制御信号に従
って反転を行い、結果を演算済みID情報として出力す
る。以上説明した設備において、鍵情報の値を変えて、
様々なパターンでID情報を埋め込ませることにより、
結託した複数の受信装置の受信装置IDを推定すること
が可能である。
【0034】以上いくつかの実施例により本発明の実施
の形態を詳細に説明してきたが、本発明はこれらに限定
されることなく、特許請求の範囲に規定された発明の要
旨内で各種の変形、変更の可能なことは自明であろう。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明によれば、送信側で決定したID情報の演算
方法を示す鍵情報を受信側に送り、受信側で、その送ら
れた鍵情報の示す演算方法で演算の施されたID情報を
埋め込むようにしているため、電子透かしの秘匿性が高
く、悪意による電子透かしの除去、改ざんといった攻
撃、特に結託攻撃に対する耐性が強い電子透かしを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子透かしによる受信装置IDの埋め込みが
行われるデジタル放送シテムの放送局側の設備の構成例
のブロック線図である。
【図2】 電子透かしによる受信装置IDの埋め込みが
行われるデジタル放送シテムの受信者側の設備の構成例
のブロック線図である。
【図3】 本発明による電子透かしの埋め込みが行われ
るデジタル放送システムの放送局側のID情報制御装置
構成例のブロック線図である。
【図4】 本発明による電子透かしの埋め込みが行われ
るデジタル放送システムの受信者側のID情報埋め込み
装置構成例のブロック線図である。
【図5】 MPEG2システムのデータストリームの構
成例の一部を示す図である。
【図6】 MPEG2標準による符号化画像情報の構造
を示す図である。
【図7】 図1中のMPEG2エンコーダの構成ブロッ
ク線図である。
【図8】 図3中の演算制御用MPEG2エンコーダの
構成ブロック線図である。
【図9】 図7中の映像エンコーダの構成例ブロック線
図である。
【図10】 図8中の演算制御用MPEG2エンコーダ
の構成例ブロック線図である。
【図11】 図4中のID情報演算回路の構成例ブロッ
ク線図である。
【符号の説明】
1 MPEG2エンコーダ 2 スクランブラ 3 送信機 4 受信機 5 デスクランブラ 6 ROM 7 電子透かし埋め込み回路 8 MPEG2デコーダ 9 演算制御用MPEG2エンコーダ 10 鍵情報分離回路 11 ID情報演算回路 12 映像エンコーダ 13 映像パケット化回路 14 音声エンコーダ 15 音声パケット化回路 16 DSヘッダ生成回路 17 DS多重回路 18 演算制御用映像エンコーダ 19 GOP符号化器 20 ES符号化器 21 バッファメモリ 22 レート制御回路 23 演算制御用ES符号化器 24 鍵情報レジスタ 25 反転制御回路 26 ID情報反転回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 (72)発明者 合志 清一 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 西 隆司 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 和泉 ▲吉▼則 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE08 CG05 5C063 AA01 AB03 AB07 AC10 CA36 DA07 DA13 DB09 5C076 AA14 BA06 BA09 5J104 AA14 PA05 9A001 EE04 GG21 HH27 LL03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側においては、埋め込みを行うID
    情報に施す演算の方法を決定し、その演算方法を示す鍵
    情報を生成し、ID情報を埋め込むべき映像信号や音声
    信号を含むマルチメディアデータとともに鍵情報を送信
    し、 受信側においては、受信した鍵情報に従って埋め込みを
    行うID情報に演算を施し、演算が施されたID情報を
    受信した前記マルチメディアデータに埋め込むことを特
    徴とするID情報埋め込み方法。
  2. 【請求項2】 埋め込みを行うID情報に施す演算の方
    法を決定し、その演算方法を示す鍵情報を生成し、ID
    情報を埋め込むマルチメディアデータとともに生成した
    鍵情報を送信することを特徴とするID情報制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のID情報制御装置におい
    て、鍵情報を送信する手段は、ID情報を埋め込むマル
    チメディアデータに鍵情報を多重化して送信する手段で
    あることを特徴とするID情報制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のID情報制御装置におい
    て、マルチメディアデータは圧縮符号化データストリー
    ムであり、前記鍵情報を送信する手段は、鍵情報を前記
    圧縮符号化データストリームに多重化して送信する手段
    であることを特徴とするID情報制御装置
  5. 【請求項5】 請求項2記載のID情報制御装置におい
    て、前記鍵情報を送信する手段は、鍵情報をマルチメデ
    ィアデータの伝送媒体とは異なる伝送媒体を用いて送信
    する手段であることを特徴とするID情報制御装置。
  6. 【請求項6】 鍵情報が多重化されたマルチメディアデ
    ータを受信し、該鍵情報が多重化されたマルチメィアデ
    ータから鍵情報を分離し、その鍵情報に従って埋め込み
    を行うID情報に演算を施し、マルチメディアデータに
    演算が施されたID情報を埋め込むことを特徴とするI
    D情報埋め込み装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のID情報埋め込み装置に
    おいて、前記マルチメディアデータは圧縮符号化データ
    ストリームであり、該圧縮符号化データストリームから
    鍵情報を分離し、該鍵情報に従って埋め込みを行うID
    情報に演算を施し、前記圧縮符号化データストリームに
    演算が施されたID情報を埋め込むことを特徴とするI
    D情報埋め込み装置。
  8. 【請求項8】 異なる伝送媒体を用いて送信された鍵情
    報およびマルチメディアデータを受信し、前記鍵情報に
    従って埋め込みを行うID情報に演算を施し、マルチメ
    ディアデータに演算が施されたID情報を埋め込むこと
    を特徴とするID情報埋め込み装置。
  9. 【請求項9】 請求項6から8いずれか記載のID情報
    埋め込み装置において、前記ID情報に施す演算は、I
    D情報のビットを反転させる演算であることを特徴とす
    るID情報埋め込み装置。
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