JP2001303639A - 汚物搬送システム - Google Patents
汚物搬送システムInfo
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Abstract
を補助して閉塞させないシステムの提供を目的とする。 【構成】 便器1,1の排水口1aから横引配管2を通
し汚物を搬送するシステムにおいて、便器1,1,1の
使用回数または使用時間間隔をカウントし、所定のカウ
ント値に達したら、上流側の便器1内に搬送用の水を流
すように構成する。
Description
良好に搬送できる汚物搬送システムに関するものであ
る。
水不足の観点から大便器の節水は欠かせないが、節水し
すぎると、排出された汚物が搬送されずに横引配管内に
滞留して、最終的には横引配管が閉塞されてしまうとい
う問題点があった。
点に鑑み案出したものであって、大便器の節水化が図
れ、しかも良好な汚物の搬送を可能にした汚物搬送シス
テムを提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、便
器の排水口から横引配管を通し汚物を搬送するシステム
において、前記便器の使用回数または使用時間間隔をカ
ウントし、所定のカウント値に達したら、前記便器内に
搬送用の水を流すように構成したことである。また、第
2の要旨は、便器の排水口から横引配管を通し汚物を搬
送するシステムにおいて、前記便器の使用回数または使
用時間間隔をカウントし、所定のカウント値に達した
ら、前記横引配管に搬送用の水を流すように構成したこ
とである。また、第3の要旨は、便器の排水口から横引
配管を通し汚物を搬送するシステムにおいて、前記便器
の使用回数と使用時間をカウントし、どちらか先に所定
のカウント値に達した時に、前記横引配管内に搬送用の
水を流すように構成したことである。また、第4の要旨
は、前記搬送用の水の量は、通常の便器洗浄水量より大
であることである。
する。図1は、複数の大便器1,1,1を備えた、例え
ばビル内のトイレの概略構成図であり、各大便器1の排
水口1a,1a,1aは排水用の横引配管2に接続され
ており、この横引配管2の他端側は、縦方向に配設され
ている縦管3に接続されたものとなっている。また、各
大便器1には洗浄水を流すためにフラッシュバルブ4,
4,4がそれぞれ取り付けられており、各フラッシュバ
ルブ4,4,4は給水管5に連通されて給水管5から給
水されるように構成されている。このようなビルとかマ
ンション等のトイレにおいては、大便器1,1,1から
流される汚物が横引配管2内に滞留しやすく、最後には
横引配管2が閉塞されてしまう恐れがあるため、本例で
は、自動的にこの横引配管2内に水を流して、横引配管
2内に滞留する汚物を縦管3に良好に流せるように構成
したものである。
に、ステップS1において大便器1,1,1の使用回数
をカウントし、ステップS2において所定の使用回数に
達したか否かを判断し、例えば便器が10回使用された
場合に、ステップS3において自動洗浄信号が制御盤か
ら発せられて、例えば上流側の大便器1のフラッシュバ
ルブ4を2回開けて、上流側の大便器を通し横引配管2
内に大量の水を流して、横引配管2内の汚物を縦管3側
へ搬送するものである。なお、ステップS4においてカ
ウントがリセットされて、ステップS1に戻される制御
が行われる。
ると、大便器1内には6リットル程度の洗浄水が流し込
まれて大便器内が洗浄されるのであるが、このステップ
S3における自動洗浄では、10リットル程度の大量の
水を流して、横引配管2内に滞留する汚物を確実に縦管
3側へ搬送して、横引配管2の閉塞を確実に防ぐことが
できるものである。
チャートで示すような制御を行うことができる。即ち図
3では、ステップS10において大便器1の使用された
インターバルをカウントし、ステップS11において所
定のインターバルに達したか否かを判断し、所定のイン
ターバルに達した場合には、ステップS12で自動洗浄
を行うものであり、このような制御は、例えば使用頻度
の極めて少ない大便器において、例えば1日に1回と
か、2日に1回、大量の水を横引配管2内に流して、横
引配管2の閉塞を防ごうとするものである。
浄、または図3におけるステップS12の自動洗浄にお
いて、横引配管2の上流側に別のバルブを設けておき、
このバルブを開けて、直接、横引配管2内に大量の水を
流すように構成しておくこともでき、制御基板で便器の
使用回数または使用時間間隔をカウントして、所定のカ
ウント値に達した時に、横引配管2の上流側に設けたバ
ルブを開けて、直接、横引配管2内に搬送用の水を流し
て、横引配管2内に滞留する汚物を良好に縦管3側に搬
送することができるものである。
数と使用時間をカウントし、どちらか先に所定のカウン
ト値に達した時に、大便器1内または横引配管2内に搬
送用の水を流すように構成しても良い。
ような一般家庭の便器1においても適応することがで
き、一般家庭の大便器1の排水口には床面Fから下方側
へ延びて排水管6が設けられ、この排水管6は地中に埋
設された横引配管2に連通されており、さらに横引配管
2は排水用の基管7に接続されたものとなっており、こ
の横引配管2内に汚物が滞留しやすいために、便器1の
使用回数または使用時間をカウントして、所定のカウン
ト値に達した時に、通常の便器の洗浄水量よりも大量の
搬送用の洗浄水を排水管6から横引配管2に流して、横
引配管2内に滞留する汚物を確実に基管7に搬送するこ
とができるものとなる。
汚物を良好に搬送して、横引配管が閉塞することを防ぐ
ことができるため、通常大便器1へ流す洗浄水量は少な
くして、節水することができ、搬送用の水量を加えて
も、全体としては節水化を図れるものとなる。
通し汚物を搬送するシステムにおいて、便器の使用回数
または使用時間間隔をカウントし、所定のカウント値に
達したら、便器内に搬送用の水を流すように構成したこ
とにより、通常は便器に流す洗浄水量を少ない量に節水
し、横引配管内に滞留する汚物は、定期的に大量の水で
良好に搬送することができ、横引配管の閉塞を確実に防
いで、全体として便器の節水化を図ることができるもの
となる。
物を搬送するシステムにおいて、便器の使用回数または
使用時間間隔をカウントし、所定のカウント値に達した
ら、横引配管に搬送用の水を流すように構成したことに
より、横引配管内に滞留する汚物は、定期的に大量の水
で良好に搬送することができ、横引配管の閉塞を確実に
防いで、通常は便器に流す洗浄水量を少ない量に節水す
ることができる。
物を搬送するシステムにおいて、便器の使用回数と使用
時間をカウントし、どちらか先に所定のカウント値に達
した時に、横引配管内に搬送用の水を流すように構成し
たことにより、横引配管内に滞留する汚物は、定期的に
大量の水で良好に搬送することができ、横引配管の閉塞
を確実に防いで、通常は便器に流す洗浄水量を少ない量
に節水することができる。
水量より大であることにより、大量の水で横引配管内に
滞留する汚物を確実に搬送して、横引配管の閉塞を防ぐ
ことができるものとなり、通常の便器の使用時に流す洗
浄水量は少なくして、全体としての節水化を図ることが
できるものとなる。
管の概略構成図である。
チャート図である。
チャート図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 便器の排水口から横引配管を通し汚物を
搬送するシステムにおいて、前記便器の使用回数または
使用時間間隔をカウントし、所定のカウント値に達した
ら、前記便器内に搬送用の水を流すように構成したこと
を特徴とする汚物搬送システム。 - 【請求項2】 便器の排水口から横引配管を通し汚物を
搬送するシステムにおいて、前記便器の使用回数または
使用時間間隔をカウントし、所定のカウント値に達した
ら、前記横引配管に搬送用の水を流すように構成したこ
とを特徴とする汚物搬送システム。 - 【請求項3】 便器の排水口から横引配管を通し汚物を
搬送するシステムにおいて、前記便器の使用回数と使用
時間をカウントし、どちらか先に所定のカウント値に達
した時に、前記横引配管内に搬送用の水を流すように構
成したことを特徴とする汚物搬送システム。 - 【請求項4】 前記搬送用の水の量は、通常の便器洗浄
水量より大であることを特徴とする請求項1または請求
項2または請求項3に記載の汚物搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000118700A JP4094797B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 汚物搬送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000118700A JP4094797B2 (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 汚物搬送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001303639A true JP2001303639A (ja) | 2001-10-31 |
JP4094797B2 JP4094797B2 (ja) | 2008-06-04 |
Family
ID=18629785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4094797B2 (ja) |
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-
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- 2000-04-19 JP JP2000118700A patent/JP4094797B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4094797B2 (ja) | 2008-06-04 |
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