JP2001303208A - 空気中での鋳造に適する高強度析出硬化性ステンレススチール合金並びに鋳造ステンレススチール製品及び鋳造ゴルフクラブヘッド - Google Patents

空気中での鋳造に適する高強度析出硬化性ステンレススチール合金並びに鋳造ステンレススチール製品及び鋳造ゴルフクラブヘッド

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JP2001303208A
JP2001303208A JP2000129015A JP2000129015A JP2001303208A JP 2001303208 A JP2001303208 A JP 2001303208A JP 2000129015 A JP2000129015 A JP 2000129015A JP 2000129015 A JP2000129015 A JP 2000129015A JP 2001303208 A JP2001303208 A JP 2001303208A
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Theodor Koosa
コーサ,テオドール
James W Martin
ダブリュー. マーチン,ジェームズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い強度を備えて空気中で容易に鋳造できる
析出硬化性ステンレススチール合金とこれから作られる
鋳造製品を得る。 【解決手段】 重量パーセントで、実質的にほぼC最大
0.040,Mn最大1.00,Si最大1.00,P
最大0.050,S最大0.015,Cr12.00〜
15.50,Ni5.75〜7.25,Mo0.50〜
1.50,Cu1.00〜4.00,Cb1.00〜
2.00,Cb+Ta最大2.00,N最大0.040
という組成から成り、その残部が実質的に鉄と通常の不
純物であるステンレススチール合金として得る。この合
金は、強度と靭性と耐食性とを併せ持ち、これによって
鋳造ゴルフクラブヘッドを作製するのに特に適してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は析出硬化性ステンレ
ススチールに関し、より特定的には、空気中での鋳造に
適し、周知のグレードのスチールと比較して高い強度と
良好な靭性の固有の組合せを提供する析出硬化性ステン
レススチールに関する。また、本発明は析出硬化性ステ
ンレススチールから作られた鋳造品、特に鋳造製のゴル
フクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】析出硬化性ステンレススチールは、ゴル
フクラブヘッド等の鋳造品を作るために用いられてき
た。そのような製品を作るための最も経済的な方法は、
真空又は不活性気体等の保護雰囲気中よりもむしろ空気
中で得られる。ゴルフクラブヘッドの析出硬化性ステン
レススチールには、高強度すなわち常温で少なくとも1
90ksi(1310MPa)の降伏強さが必要とされ
る。
【0003】周知のグレードの高強度析出硬化性ステン
レススチールは、チタン又はアルミニウム等の反応要素
を含むことによって、経時硬化熱処理中に所望の高度レ
ベルを示す。これらの要素は、酸素及び窒素に対して強
い親和力を持つ。
【0004】従って、溶融合金が空気に露出すると、そ
れはチタンおよび/またはアルミニウムの酸化物及び窒
化物の形成を通じて汚れる。さらに、チタンおよびアル
ミニウムの強化要素が酸化物及び/又は窒化物の含有物
内に奪われることによって、合金が経時硬化処理中に最
大強度に達することが妨げられる。また、相対的に多量
の窒化物及び/又は酸化物の存在は合金の鋳造性を損な
う。
【0005】カーペンター・テクノロジー社(Carp
enter TechnologyCorporati
on)によってCUSTOM450(登録商標)で販売
されている合金は、次の重量パーセント組成を持つ。 炭素 最大0.05 マンガン 最大1.00 シリコン 最大1.00 燐 最大0.030 硫黄 最大0.030 クロム 14.00〜16.00 ニッケル 5.00〜7.00 モリブデン 0.50〜1.00 銅 1.25〜1.75 コロンビウム 最小8×%C
【0006】その合金の残部は、鉄及び通常の不純物で
ある。CUSTOM450合金は一般に鋳造され加工さ
れたマルテンサイトの経時硬化ステンレススチールであ
るが、それは空気中鋳造又は空気中形削りに用いること
ができる。しかしながら、それは鋳造及び経時硬化条件
下においても、190ksi(1310MPa)以上の
常温降伏強さを生じない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本発
明は高い強度を備えて空気中で容易に鋳造できるステン
レススチール合金を提供することを主たる目的とする。
【0008】また、本発明は高い強度を備えて空気中で
容易に鋳造できるステンレススチール合金から形成され
る鋳造ステンレススチール製品、特に好適な製品として
鋳造ゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】高強度、鋳造可能なステ
ンレススチール合金への必要性は、本発明によるステン
レススチールによって基本的に満たされる。本発明によ
る合金は、次に示す広い、中間的、及び好ましい重量パ
ーセント範囲を持つ経時硬化可能なステンレススチール
合金である。 広い 中間的 好ましい C 最大0.040 最大0.030 最大0.025 Mn 最大1.00 最大0.75 最大0.50 Si 最大1.00 最大0.75 最大0.50 P 最大0.050 最大0.040 最大0.030 S 最大0.015 最大0.010 最大0.005 Cr 12.00〜15.50 13.00〜15.25 14.00〜15.00 Ni 5.75〜7.25 6.00〜7.00 6.25〜6.75 Mo 0.50〜1.50 0.50〜1.25 0.70〜1.00 Cu 1.00〜4.00 1.25〜3.00 1.25〜2.00 Cb 1.00〜2.00 1.00〜1.75 1.15〜1.50 Cb+Ta 最大2.00 最大1.75 最大1.50 N 最大0.040 最大0.030 最大0.025
【0010】その合金の残部は、類似の用途又は操作向
きで商用グレードの経時硬化可能ステンレススチールに
見られる鉄及び通常の不純物である。この合金から作ら
れた鋳造品は、良好な靭性及び延性とともに、約190
ksi(1310MPa)以上の降伏強さを持つ。
【0011】上の作表は便利な要約として与えられたも
のである。従って、相互に組合わせて用いるために、本
発明の合金の個々の要素の下方値及び上方値を限定する
ものではなく、又は相互に組合わせて用いるためだけに
要素範囲を限定するものではない。
【0012】従って、広い組成の1つ以上の要素範囲
が、中間的な又は好ましい組成範囲における残りの要素
のための1つ以上の他の範囲とともに用いることができ
る。さらに、広い、中間的な、又は好ましい範囲のある
要素についての最大限度又は最小限度は、他の範囲の中
の1つの要素についての最大限度又は最小限度とともに
用いることができる。
【0013】この応用例を通じて用語「パーセント」又
は記号「%」は別に指示が無い限り重量によるパーセン
トを意味する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の析出硬化性ステンレスス
チール合金は、C,Mn,Si,P,S,Cr,Ni,
Mo,Cu,Cb,Cb+Ta,Nの組成からなり、残
部が実質的に鉄と通常の不純物で空気中での鋳造に適す
る高強度な合金である。
【0015】この合金中には、還元のためにまた鋳造中
に合金の流動性を利用するために、1.00%までの少
量であるが効果的な量のシリコンが含まれる。シリコン
が多すぎると、フェライトが増えすぎてこの合金の強度
に悪影響を与える。従って、シリコンは約0.75%以
下に限定されるのが望ましく、約0.50%以下であれ
ばなお望ましい。
【0016】この合金の耐食性を高めるために、約1
2.00%以上、さらに約13.00%、なおさらに約
14.00%以上のクロムが含まれる。しかしながら、
クロムは強力なフェライト形成要素であるので、それは
この合金中に約15.50%以下に、さらには15.2
5%以下に、なお望ましくは約15.50%以下に制限
される。
【0017】この合金にニッケルが含まれることによっ
て、溶体化処理温度において必要なオーステナイト構造
が得られる。従って、この合金は溶体化処理温度から急
冷されるときに全部が又は実質的に全部がマルテンサイ
トに変化する。また、ニッケルは合金の耐食性及び靭性
にも寄与する。これらの理由によって合金は約5.75
%以上の、さらには約6.00%以上の、なお望ましく
は約6.25%以上のニッケルを含む。
【0018】ニッケルが多すぎると、合金中における保
留オーステナイトが増えすぎて、この合金によって与え
られる強度に悪影響を及ぼす。従って、保留オーステナ
イトの形成を回避するために又は実質的に回避するため
に、ニッケルは約7.25%以下に、さらには約7.0
0%以下に、なお望ましくは約6.75%以下に制限さ
れるのが望ましい。
【0019】この合金中には、約0.50%以上の、望
ましくは0.70%以上のモリブデンが含まれて合金の
耐食性及び靭性を高める。モリブデンはクロムと同様に
フェライトを形成する要素であるので、1.50%以下
に、さらには1.25%以下に、なお望ましくは1.0
0以下に制限される。上述のように、フェライトが多す
ぎると、この合金によって与えられる強度にとって有害
である。
【0020】銅はこの合金の耐食性に寄与し、また経時
熱処理中における合金の強度増大に有益である。従っ
て、この合金は約1.00%以上の、望ましくは1.2
5%以上の銅を含む。銅が多すぎると、保留オーステナ
イトの形成によって合金の相平衡に悪影響を及ぼすの
で、銅は約4.00%以下に、さらには3.00%以下
に、なお望ましくは2.00%以下に制限される。さら
に、合金中の銅の溶解度限界を超えた場合、粒界におけ
る銅の析出が起こりそのため合金の強度に悪影響を与え
る。
【0021】コロンビウムは合金中のいくつかのニッケ
ルと結合して、経時硬化熱処理中に金属間強化相を形成
する。従って、この合金には約1.00%以上の、より
望ましくは1.15%以上のコロンビウムが含まれるこ
とにより合金の強度を高める。タンタルが、重量パーセ
ント比2:1でコロンビウムのいくつかと置き換えられ
てもよい。
【0022】コロンビウム及び/又はタンタルが多すぎ
ると、合金の引張り延性及び切欠き引張り強度に悪影響
を与える。さらに、コロンビウム及びタンタルは強いフ
ェライト形成要素である。従って、この合金中のコロン
ビウムとタンタルの結合量は、約2.00%以下に、さ
らに望ましくは約1.75%以下に、なおさらに望まし
くは約1.50%以下に制限される。
【0023】この合金の残部は、類似の用途又は操作向
きで商用グレードの経時硬化可能ステンレススチールに
見られる鉄及び通常の不純物である。
【0024】炭素、窒素、マンガン、燐、及び硫黄は、
この合金に必須である。しかしながら、これらの要素が
個々に又は結合して過度に多く存在すると、合金の強度
及び靭性に悪影響を与えるので、これらの要素の量は制
御される。
【0025】従って、この合金において炭素及び窒素は
約0.040%以下に、望ましくは約0.030%以下
に、さらに望ましくは約0.025%以下に制限され
る。マンガンは約1.00%以下に、望ましくは約0.
75%以下に、さらに望ましくは約0.50%以下に制
限される。燐は、約0.050%以下に、さらに望まし
くは約0.040%以下に、なおさらに望ましくは0.
030%以下に制限される。硫黄は、約0.015%以
下に、さらに望ましくは0.010%以下に、なおさら
に望ましくは0.005%以下に制限される。
【0026】本発明による合金は、空気中において、例
えばゴルフクラブヘッドのような所定の形状に鋳造され
るのが望ましい。鋳造された合金はそれから熱処理され
て、所定のレベルの強度を与える。
【0027】この合金は、約1800〜2000°F
(980〜1095℃)において約半時間の加熱によっ
て溶体化処理されて、水で急速冷却するのが望ましい。
それから合金は空気中での冷却の後、2〜8時間にわた
って約800〜1000°F(425〜540℃)にお
ける、好ましくは900〜950°F(482〜510
℃)における加熱によって経時硬化されて、最終的な高
度になる。
【0028】このようにして溶体化処理され経時硬化さ
れると、本発明による合金並びに製品は許容し得る強度
及び延性を伴った、約190ksi(1310MPa)
以上の常温降伏強さをもたらす。
【0029】ここで用いられた用語及び表現は説明の用
語として用いられたものであり、限界のそれとして用い
られたものではない。そのような用語を用いることによ
って、述べられるいかなる特徴またはそのいかなる部分
をも排除するものではない。しかしながら請求の範囲に
記載されている発明の範囲内で、様々な変更が可能であ
ると理解すべきである。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明に依れば、高い強度
を備えて空気中で容易に鋳造できる析出硬化性のステン
レススチール合金並びにその鋳造ステンレススチール製
品,好ましい製品として鋳造ゴルフクラブヘッドが得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コーサ,テオドール アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 19607,リーディング,オークモント コ ート 171 (72)発明者 マーチン,ジェームズ ダブリュー. アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 19608,シンキング スプリング,ホース シュー ドライブ 140 Fターム(参考) 2C002 AA01 MM04 PP02

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、空気中での鋳造に適する高強度析出硬化性ステ
    ンレススチール合金。
  2. 【請求項2】 少なくとも約6.00%のニッケルを含
    む、請求項1に記載の析出硬化性ステンレススチール合
    金。
  3. 【請求項3】 少なくとも約13.00%のクロムを含
    む、請求項1に記載の析出硬化性ステンレススチール合
    金。
  4. 【請求項4】 少なくとも約1.15%のコロンビウム
    を含む、請求項1に記載の析出硬化性ステンレススチー
    ル合金。
  5. 【請求項5】 少なくとも約0.70%のモリブデンを
    含む、請求項1に記載の析出硬化性ステンレススチール
    合金。
  6. 【請求項6】 重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、空気中での鋳造に適する高強度析出硬化性ステ
    ンレススチール合金。
  7. 【請求項7】 少なくとも約6.25%のニッケルを含
    む、請求項6に記載の析出硬化性ステンレススチール合
    金。
  8. 【請求項8】 少なくとも約14.00%のクロムを含
    む、請求項6に記載の析出硬化性ステンレススチール合
    金。
  9. 【請求項9】 少なくとも約1.15%のコロンビウム
    を含む、請求項6に記載の析出硬化性ステンレススチー
    ル合金。
  10. 【請求項10】 少なくとも約0.70%のモリブデン
    を含む、請求項6に記載の析出硬化性ステンレススチー
    ル合金。
  11. 【請求項11】 重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、空気中での鋳造に適する高強度析出硬化性ステ
    ンレススチール合金。
  12. 【請求項12】 少なくとも約190ksiという降伏
    強度を有する鋳造ステンレススチール製品であり、前記
    製品が、重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、析出硬化性ステンレススチール合金から形成さ
    れる鋳造ステンレススチール製品。
  13. 【請求項13】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約6.00%のニッケルを含む、請求項12
    に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  14. 【請求項14】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約13.00%のクロムを含む、請求項12
    に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  15. 【請求項15】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約1.15%のコロンビウムを含む、請求項
    12に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  16. 【請求項16】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約0.70%のモリブデンを含む、請求項1
    2に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  17. 【請求項17】 少なくとも約190ksiという降伏
    強度を有する鋳造ステンレススチール製品であり、前記
    製品が、重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、析出硬化性ステンレススチール合金から形成さ
    れる鋳造ステンレススチール製品。
  18. 【請求項18】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約6.25%のニッケルを含む、請求項17
    に記載の鋳造ステンレススチール製品。19. 前記析
    出硬化性ステンレススチールが少なくとも約14.00
    %のクロムを含む、請求項17に記載の鋳造ステンレス
    スチール製品。
  19. 【請求項19】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約14.00%のクロムを含む、請求項17
    に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  20. 【請求項20】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約1.15%のコロンビウムを含む、請求項
    17に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  21. 【請求項21】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約0.70%のモリブデンを含む、請求項1
    7に記載の鋳造ステンレススチール製品。
  22. 【請求項22】 少なくとも約190ksiという降伏
    強度を有する鋳造ステンレススチール製品であり、前記
    製品が、重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、析出硬化性ステンレススチール合金から形成さ
    れる鋳造ステンレススチール製品。
  23. 【請求項23】 重量パーセントで実質的に: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、析出硬化性ステンレススチールから形成される
    鋳造ゴルフクラブヘッド。
  24. 【請求項24】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約6.00%のニッケルを含む、請求項23
    に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  25. 【請求項25】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約13.00%のクロムを含む、請求項23
    に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  26. 【請求項26】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約1.15%のコロンビウムを含む、請求項
    23に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  27. 【請求項27】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約0.70%のモリブデンを含む、請求項2
    3に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  28. 【請求項28】 重量パーセントで実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に鉄と通常の不純物
    である、析出硬化性ステンレススチールから形成される
    鋳造ゴルフクラブヘッド。
  29. 【請求項29】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約6.25%のニッケルを含む、請求項28
    に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  30. 【請求項30】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約14.00%のクロムを含む、請求項28
    に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  31. 【請求項31】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約14.00%のコロンビウムを含む、請求
    項28に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  32. 【請求項32】 前記析出硬化性ステンレススチールが
    少なくとも約0.70%のモリブデンを含む、請求項2
    8に記載の鋳造ゴルフクラブヘッド。
  33. 【請求項33】 重量パーセント実質的にほぼ: という組成から成り、残部が実質的に通常の不純物であ
    る、析出硬化性ステンレススチール合金から形成される
    鋳造ゴルフクラブヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159857A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Ota Precision Industry Co Ltd ゴルフクラブヘッド用Fe−Cr−Ni系合金

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