JP2001300277A - 強磁性体を配備した静止型流体混合器 - Google Patents

強磁性体を配備した静止型流体混合器

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JP2001300277A
JP2001300277A JP2000128321A JP2000128321A JP2001300277A JP 2001300277 A JP2001300277 A JP 2001300277A JP 2000128321 A JP2000128321 A JP 2000128321A JP 2000128321 A JP2000128321 A JP 2000128321A JP 2001300277 A JP2001300277 A JP 2001300277A
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mixing
mixing element
outer periphery
vicinity
permanent magnet
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Mikio Kobayashi
幹男 小林
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】混合器の効率をより向上させ、また磁石の吸引
力により連接具を要せず各エレメントを連接固定する。 【解決手段】静止型流体混合器1の拡散7、集合7′の
各エレメントの流体通路に強い磁界を与え、そこを通過
する気体・液体・混合物等を活性化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、静止型流体混合
器に係り、特に流体の通路に強い磁界を発生させ混合効
率を向上させる静止型流体混合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ランドミキサー等の静止型流体混
合器においては、混合エレメントの形状や、シールの形
状等の改良により、その混合・分散気液による効果等が
開示されている。また、複数のエレメントの連接は連結
器具によっていた。しかし、他の手段によって、例えば
気体中の可溶性成分を液相中に溶解混合させるエマルシ
ョンの効率をより向上させる等の試みや、連結器具によ
らない連接はなされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、静止型流
体混合器のエレメントの流体通路に強い磁界を与え、そ
こを通過する気体・液体・混合物等を活性化させること
により混合器の効率をより向上させるとともに、特に連
結器具を用いず磁石の吸引力により各のエレメントを連
接する機器を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記に鑑み鋭
意実験研究の結果下記の手段により課題を解決した。 (1)両端に流体の導入及び導出用の開口部を有する円
筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニットの複数
個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミキシング
ユニットは拡散用エレメントと集合用エレメントが合わ
されて構成され、そして前記拡散用エレメントは多数の
区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1混合要素
と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)を、同区割
壁同士を壁面が同一延長面にならないように位置をずら
して対向接触させて構成され、また集合用エレメントも
拡散用エレメントと同じに構成され、そしてまた拡散用
エレメントと集合用エレメントの外周近傍部には両エレ
メント間の連絡流路が設けられて構成された静止型流体
混合器において、前記第1混合要素並びに第2混合要素
に、強い磁界を有する第1混合要素側永久磁石と第2混
合要素側永久磁石を、両永久磁石が強力に引き合う位置
に対向して、かつ流体に非接触で前記磁界を与える位置
に配設してなることを特徴とする強磁性体を配備した静
止型流体混合器。 (2)両端に流体の導入及び導出用の開口部を有する円
筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニットの複数
個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミキシング
ユニットは拡散用エレメントと集合用エレメントが合わ
されて構成され、そして前記拡散用エレメントは多数の
区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1混合要素
と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)を、同区割
壁同士を壁面が同一延長面にならないように位置をずら
して対向接触させて構成され、また集合用エレメントも
拡散用エレメントと同じに構成され、そしてまた拡散用
エレメントと集合用エレメントの外周近傍部には両エレ
メント間の連絡流路が設けられて構成された静止型流体
混合器において、前記第1混合要素の外周近傍部並びに
第2混合要素の外周近傍部に、強い磁界を有する第1混
合要素側永久磁石と第2混合要素側永久磁石を、両永久
磁石が強力に引き合う位置に対向して、かつ流体に非接
触で前記磁界を与える位置に配設してなることを特徴と
する強磁性体を配備した静止型流体混合器。
【0005】(3)両端に流体の導入及び導出用の開口
部を有する円筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユ
ニットの複数個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前
記ミキシングユニットは拡散用エレメントと集合用エレ
メントが合わされて構成され、そして前記拡散用エレメ
ントは多数の区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた
第1混合要素と第2区割壁を備えた第2混合要素の2
枚)を、同区割壁同士を壁面が同一延長面にならないよ
うに位置をずらして対向接触させて構成され、また集合
用エレメントも拡散用エレメントと同じに構成され、そ
してまた拡散用エレメントと集合用エレメントの外周近
傍部には両エレメント間の連絡流路が設けられて構成さ
れた静止型流体混合器において、前記第1混合要素及び
前記第2混合要素の各区割壁が平面視、蜘蛛の巣状に配
設されてなり、前記第1混合要素の外周近傍部並びに第
2混合要素の外周近傍部に、強い磁界を有する第1混合
要素側永久磁石と第2混合要素側永久磁石を、両永久磁
石が強力に引き合う位置に対向して、かつ流体に非接触
で前記磁界を与える位置に配設してなることを特徴とす
る強磁性体を配備した静止型流体混合器。 (4)両端に流体の導入及び導出用の開口部を有する円
筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニットの複数
個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミキシング
ユニットは拡散用エレメントと集合用エレメントが合わ
されて構成され、そして前記拡散用エレメントは多数の
区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1混合要素
と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)を、同区割
壁同士を壁面が同一延長面にならないように位置をずら
して対向接触させて構成され、また集合用エレメントも
拡散用エレメントと同じに構成され、そしてまた拡散用
エレメントと集合用エレメントの外周近傍部には両エレ
メント間の連絡流路が設けられて構成された静止型流体
混合器において、前記第1混合要素及び前記第2混合要
素の各区割壁がハニカム状に配設されてなり、前記第1
混合要素の外周近傍部並びに第2混合要素の外周近傍部
に、強い磁界を有する第1混合要素側永久磁石と第2混
合要素側永久磁石を、両永久磁石が強力に引き合う位置
に対向して、かつ流体に非接触で前記磁界を与える位置
に配設してなることを特徴とする強磁性体を配備した静
止型流体混合器。 (5)ミキシングユニットの第1混合要素の外周近傍部
並びに第2混合要素の外周近傍部に配設された永久磁石
が、円環状のものであることを特徴とする(1)項〜
(4)項のいずれか1項に記載の強磁性体を配備した静
止型流体混合器。 (6)ミキシングユニットの第1混合要素の外周近傍部
並びに第2混合要素の外周近傍部に配設された永久磁石
が、円環状でかつ複数個に分割されてなるものであるこ
とを特徴とする(1)項〜(4)項のいずれか1項に記
載の強磁性体を配備した静止型流体混合器。
【0006】
【発明の実施の形態と実施例】本発明の実施の形態を図
面に基づき下記に説明する。図1は、本発明の強磁性体
を配備した静止型流体混合器の一部を破断した縦断面図
である。図において、1は静止型流体混合器、2は筒形
状ケース、3はフランジ、4は導入用開口部、5は導出
用開口部、6は蓋体、7は拡散用ミキシングユニット、
7′は集合用ミキシングユニット、8は分割円環状永久
磁石、9は円環状永久磁石、12は第1混合要素、13
は第2混合要素、12′は対称の第1混合要素、13′
は対称の第2混合要素を示す。静止型流体混合器1は、
円筒状のケース2の両端の導入導出開口部に、それぞれ
外側方向に突設されたフランジ3を備え、該フランジ3
の端面に筒形状ケース2の内径より小さい導入用開口部
4及び導出用開口部5を中央に有する蓋体6を着脱可能
に配設している。
【0007】図2は、第1混合要素を内側から見た外観
斜視図、図3は、第1混合要素を外側から見た外観斜視
図、である。図において、10は第1出入口、14は第
1積層体、16は2層構造境界面、17は第1溝部、1
8は第1区割壁、19は第1混合室、20は第1混合室
群、29は外周部、31は中空円環状内枠を示す。図4
は、第2混合要素を内側から見た外観斜視図、図5は、
第2混合要素を外側から見た外観斜視図、である。図に
おいて、15は第2積層体、21は2層構造境界面、2
2は第2区割壁、23は第2溝部、24は第2出入口、
25は貫通口、26は仕切り壁、27は第2混合室、2
8は第2混合室群、33は永久磁石埋め込み外枠、3
3′は埋め込み内枠を示す。図6は、第1混合要素と第
2混合要素の各区割壁を対称的に突き合わせて2層構造
としたミキシングユニットの縦断面図である。
【0008】図6に示したように、ミキシングユニット
は、第1混合要素12と、第2混合要素13を組み合わ
せて構成する。そして、図6のミキシングユニットを導
入側に設けた場合には、その構成は、拡散用ミキシング
ユニットとなるためまず、7を拡散用ミキシングユニッ
トとして説明する。図3の第1混合要素を外側から見た
外観斜視図に示したように、その外側面には分割円環状
永久磁石8が、所定深さに外周部29と中空円環状内枠
31の間に埋設され下面が接着固定されている。このと
き、永久磁石8の上面は外周部29の面と同1の高さと
する。そして、その裏面は、図2の第1混合要素を内側
から見た外観斜視図に示したように、第1出入口10の
中空円環状内枠31を中心に蜘蛛の巣状に形成された第
1区割壁18を有する第1混合室19、第1混合室群2
0が配設されている。また、上記の枠の材質は、非磁性
体金属、硬質合成樹脂等でよく、さらに分割円環状永久
磁石8は10000ガウス以上の磁束密度を有するアル
ニコ、稀土類コバルト等で形成する。
【0009】そして、図5の第2混合要素を外側から見
た外観斜視図に示したように、その外側面には円環状永
久磁石9が、所定深さの永久磁石埋め込み外枠33と内
枠33′の間に埋設され、下面が接着固定されている。
このとき、永久磁石9の上面は外枠33の面と同一の高
さとする。そして、その裏面は、図4の第2混合要素を
内側から見た外観斜視図に示したように、基板を中心に
蜘蛛の巣状に形成された第2区割壁22を有する第2混
合室27、第2混合室群28が配設されている。
【0010】図7はミキシングユニットの永久磁石取り
付け部を除いた2層構造の横断面図である。図示したよ
うに、前記図6に示した第1混合要素12と、第2混合
要素13を組み合わせたミキシングユニットを平面図と
して図視すると、前記蜘蛛の巣状の混合室群は、互いに
30度づつずれて、その交点が各混合室の中心点に位置
するように配設されている。
【0011】次に、集合用のミキシングユニットについ
て説明する。集合用ミキシングユニット7′は前記拡散
用ミキシングユニット7と対称的に配置され一対のミキ
シングユニット(ワンミキシングユニット)として作用
する。図8はワンミキシングユニットを示す。図示した
ように、集合用ミキシングユニット7′は、前記拡散用
ミキシングユニット7と同じ構造のものを対称的に配置
し、第2混合要素13の外側同士を密着させて配設した
ものである。なお、前述した各ユニットを対称的に配置
するためのガイドとして、例えば、ハーフユニットにお
いては、相互の内周面端部に凹凸を設けて嵌合し、また
ワンユニットにおいては、隣接する相互外周面端部に凹
凸を設けて嵌合してもよく、また、前記筒形状ケース2
の内周に、前記ワンユニットを配設するための嵌合溝を
設けてもよい。
【0012】まず、前記図6の事例に基づいてハーフユ
ニットの構造と作用を説明する。図示したように、拡散
用ミキシングユニット7の第1混合要素12と、第2混
合要素13は、その外周面に埋設された分割円環状永久
磁石8及び円環状永久磁石9の磁力によって吸着されて
一体化する。そして、このとき前記図7の2層構造の横
断面図に示したように、蜘蛛の巣状の混合室群は、互い
に30度づつずれて、その交点が各混合室の中心点に位
置配設された状態になっている。
【0013】次に前記対称形のハーフユニット一対で形
成されるワンミキシングユニットにおける流体の流れと
作用を説明する。図8は、ワンミキシングユニットの縦
断面図である。図示したように前記拡散用ミキシングユ
ニットと集合用ミキシングユニットの各ハーフユニット
が対称的に配設されている。図において32は流体の流
入方向、32aは拡散用流体の流れ、32bは集合用流
体の流れ、32′は流体の流出方向を示す。図8に示し
たように、静止型混合器に流入した流体32は、前記拡
散用ミキシングユニット7の第1混合要素12と第2混
合要素13の流体の通路内を拡散流体の流れ32aのよ
うに流れ、次いで隣接して連結されている次段の集合用
ミキシングユニット7′の対称の第2混合要素13′と
対称の第1混合要素12′内の流体通路を、集合流体の
流れ32bのように流れ、流体の流出方向32′のよう
に流出される。
【0014】また、上記の基本的な構造並びに作用は、
混合室群がハネカム状に配設されたいわゆるランドミキ
サーと呼ばれる静止型混合器においても、同様である
(図示せず)。
【0015】そして、前記の流動状態では、壁に衝突す
る際の衝撃エネルギー、進路の変更時、拡散・合流した
際に生ずる渦流などで生ずる圧力、流速、力の方向など
の激しい変化が、繰り返されることによって作用する剪
断力で流体は混合・分散され、その効率は極めて高い。
また、混合室群には複数の通路から流体が急速に流入し
ミクロなスケールまでの混合を瞬時に達成する。したが
って、気液混相を混合器に通すとより微細な気泡を生成
し、気液間の物質移動を著しく促進させる。さらに、前
記ワンユニット数を重ねると、大きな分散数を与えるこ
とができる。
【0016】前記の作用中本発明においては前述したよ
うに、各ハーフユニットの外周面に強い磁界を発生する
永久磁石を配設して、流体通路内を強力な磁場空間と
し、ここを通過する流体に磁界を与えることにより活性
化を図るものである。例えば、水と油のように相溶性の
ない液同士の均一化を行う乳化操作は、化学、食品・油
脂、医薬品、化粧品工業等で広く適用されているが、本
静止型混合器では、相溶性のない2液を通し、強い剪断
力により連続的にエマルションを生成する際、強い磁界
を与えることにより磁力を受けた流体をそれぞれ活性化
させ、作成されたエマルション製品は活性化の相乗効果
によって、よりその特性を発揮することができる。
【0017】また、前記図8に示したワンユニットは、
前記図1の複数のワンユニットを多段に連接し筒形状ケ
ース2の内部に装着した図、に示したように、複数個が
連接されて静止型流体混合器として形成されるが、初段
の集合用ミキシングユニット7′と、次段の拡散用ミキ
シングユニット7はその外周に配設されている前記永久
磁石8、9相互の磁力により強力に引き合い吸着され、
特に連結具を使用せずにワンユニットを連接することが
でき、同様にして、複数個のワンユニットを次々に連接
することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば以下に記載する優れた効
果を発揮する。複数個のミキシングユニットは静止型流
体混合器内において、特別な接続具を要せずに連接固定
されるとともに、ここを通過する流体に強い磁界を与え
ることによりその活性化が図られる。例えば、相溶性の
ない液同士の均一化を行う乳化操作を行う化学、食品・
油脂、医薬品、化粧品工業等において連続的にエマルシ
ョンを生成する際、磁力を受けた流体はそれぞれ活性化
されて、作成されたエマルション製品は混合・分散の高
効率化と、前記活性化との相乗効果によってよりその特
性を発揮できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強磁性体を配備した静止型流体混合器
の一部を破断した縦断面図。
【図2】第1混合要素を内側から見た外観斜視図。
【図3】第1混合要素を外側から見た外観斜視図。
【図4】第2混合要素を内側から見た外観斜視図。
【図5】第2混合要素を外側から見た外観斜視図。
【図6】第1混合要素と第2混合要素の各区割壁を対称
的に突き合わせて2層構造としたミキシングユニットの
縦断面図。
【図7】ミキシングユニットの永久磁石取り付け部を除
いた2層構造の横断面図。
【図8】ワンミキシングユニットの縦断面図。
【符号の説明】
1:静止型流体混合器 2:筒形状ケ
ース 3:フランジ 4:導入用開
口部 5:導出用開口部 6:蓋体 7:拡散用ミキシングユニット 7′:集合用
ミキシングユニット 8:分割円環状永久磁石 9:円環状永
久磁石 10:第1出入口 12:第1混
合要素 12′:対称の第1混合要素 13:第2混
合要素 13′:対称の第2混合要素 14:第1積
層体 15:第2積層体 16:2層構
造境界面 17:第1溝部 18:第1区
割壁 19:第1混合室 20:第1混
合室群 21:2層構造境界面 22:第2区
割壁 23:第2溝部 24:第2出
入口 25:貫通口 26:仕切り
壁 27:第2混合室 28:第2混
合室群 29:外周部 31:中空円
環状内枠 32:流体の流入方向 32a:拡散
用流体の流れ 32b:集合用流体の流れ 32′:流体
の流出方向 33:永久磁石埋め込み外枠 33′:埋め
込み内枠
フロントページの続き (72)発明者 小林 幹男 千葉県千葉市若葉区みつわ台5丁目21番18 号 Fターム(参考) 4G035 AC03 AC04 AC26 AE05 AE17 4G036 AC25 4G075 AA15 BB05 BB08 BD15 BD23 CA42 EC09 EE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に流体の導入及び導出用の開口部を
    有する円筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニッ
    トの複数個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミ
    キシングユニットは拡散用エレメントと集合用エレメン
    トが合わされて構成され、そして前記拡散用エレメント
    は多数の区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1
    混合要素と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)
    を、同区割壁同士を壁面が同一延長面にならないように
    位置をずらして対向接触させて構成され、また集合用エ
    レメントも拡散用エレメントと同じに構成され、そして
    また拡散用エレメントと集合用エレメントの外周近傍部
    には両エレメント間の連絡流路が設けられて構成された
    静止型流体混合器において、前記第1混合要素並びに第
    2混合要素に、強い磁界を有する第1混合要素側永久磁
    石と第2混合要素側永久磁石を、両永久磁石が強力に引
    き合う位置に対向して、かつ流体に非接触で前記磁界を
    与える位置に配設してなることを特徴とする強磁性体を
    配備した静止型流体混合器。
  2. 【請求項2】 両端に流体の導入及び導出用の開口部を
    有する円筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニッ
    トの複数個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミ
    キシングユニットは拡散用エレメントと集合用エレメン
    トが合わされて構成され、そして前記拡散用エレメント
    は多数の区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1
    混合要素と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)
    を、同区割壁同士を壁面が同一延長面にならないように
    位置をずらして対向接触させて構成され、また集合用エ
    レメントも拡散用エレメントと同じに構成され、そして
    また拡散用エレメントと集合用エレメントの外周近傍部
    には両エレメント間の連絡流路が設けられて構成された
    静止型流体混合器において、前記第1混合要素の外周近
    傍部並びに第2混合要素の外周近傍部に、強い磁界を有
    する第1混合要素側永久磁石と第2混合要素側永久磁石
    を、両永久磁石が強力に引き合う位置に対向して、かつ
    流体に非接触で前記磁界を与える位置に配設してなるこ
    とを特徴とする強磁性体を配備した静止型流体混合器。
  3. 【請求項3】 両端に流体の導入及び導出用の開口部を
    有する円筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニッ
    トの複数個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミ
    キシングユニットは拡散用エレメントと集合用エレメン
    トが合わされて構成され、そして前記拡散用エレメント
    は多数の区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1
    混合要素と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)
    を、同区割壁同士を壁面が同一延長面にならないように
    位置をずらして対向接触させて構成され、また集合用エ
    レメントも拡散用エレメントと同じに構成され、そして
    また拡散用エレメントと集合用エレメントの外周近傍部
    には両エレメント間の連絡流路が設けられて構成された
    静止型流体混合器において、前記第1混合要素及び前記
    第2混合要素の各区割壁が平面視、蜘蛛の巣状に配設さ
    れてなり、前記第1混合要素の外周近傍部並びに第2混
    合要素の外周近傍部に、強い磁界を有する第1混合要素
    側永久磁石と第2混合要素側永久磁石を、両永久磁石が
    強力に引き合う位置に対向して、かつ流体に非接触で前
    記磁界を与える位置に配設してなることを特徴とする強
    磁性体を配備した静止型流体混合器。
  4. 【請求項4】 両端に流体の導入及び導出用の開口部を
    有する円筒状ケースの中に、円盤状のミキシングユニッ
    トの複数個が重ね合わせて装填されて成り、かつ前記ミ
    キシングユニットは拡散用エレメントと集合用エレメン
    トが合わされて構成され、そして前記拡散用エレメント
    は多数の区割壁を備えた2枚(第1区割壁を備えた第1
    混合要素と第2区割壁を備えた第2混合要素の2枚)
    を、同区割壁同士を壁面が同一延長面にならないように
    位置をずらして対向接触させて構成され、また集合用エ
    レメントも拡散用エレメントと同じに構成され、そして
    また拡散用エレメントと集合用エレメントの外周近傍部
    には両エレメント間の連絡流路が設けられて構成された
    静止型流体混合器において、前記第1混合要素及び前記
    第2混合要素の各区割壁がハニカム状に配設されてな
    り、前記第1混合要素の外周近傍部並びに第2混合要素
    の外周近傍部に、強い磁界を有する第1混合要素側永久
    磁石と第2混合要素側永久磁石を、両永久磁石が強力に
    引き合う位置に対向して、かつ流体に非接触で前記磁界
    を与える位置に配設してなることを特徴とする強磁性体
    を配備した静止型流体混合器。
  5. 【請求項5】 ミキシングユニットの第1混合要素の外
    周近傍部並びに第2混合要素の外周近傍部に配設された
    永久磁石が、円環状のものであることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の強磁性体を配備した静
    止型流体混合器。
  6. 【請求項6】 ミキシングユニットの第1混合要素の外
    周近傍部並びに第2混合要素の外周近傍部に配設された
    永久磁石が、円環状でかつ複数個に分割されてなるもの
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の強磁性体を配備した静止型流体混合器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004344877A (ja) * 2003-04-28 2004-12-09 Fuji Photo Film Co Ltd 流体混合装置、流体混合システム、流体分離装置、及び、流体混合・分離装置
US7629390B2 (en) 2002-11-14 2009-12-08 K.U. Leuven Research & Development Method for preparing emulsions
JPWO2017183320A1 (ja) * 2016-04-18 2018-04-26 アイセル株式会社 撹拌子、撹拌装置、撹拌方法、細胞培養方法、反応促進方法、及び撹拌子の組み立て方法

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