JP2001299432A - ヘア形状の処理方法とその処理装置 - Google Patents

ヘア形状の処理方法とその処理装置

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JP2001299432A
JP2001299432A JP2000116637A JP2000116637A JP2001299432A JP 2001299432 A JP2001299432 A JP 2001299432A JP 2000116637 A JP2000116637 A JP 2000116637A JP 2000116637 A JP2000116637 A JP 2000116637A JP 2001299432 A JP2001299432 A JP 2001299432A
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vibration
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Satoshi Sakamoto
智 坂本
Saneki Takehana
実樹 竹鼻
Minoru Takehana
実 竹鼻
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Kikuboshi Co Ltd
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化処理
した後のヘアに一定の振幅と周波数を有する振動を付与
し、または前記振動と同時あるいは前後にヘアに一定の
熱を付与することによりストレートパーマ、ウェーブパ
ーマを掛けたり、従来のヘアの形状処理に比べ、処理後
のストレート、ウェーブあるいはヘアケアーの状態が長
期間保持できるヘアの形状処理技術を提供する。 【解決手段】 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化
処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与え
てヘアに所定の形状を付与し、また一定の振幅と周波数
の振動を与えるとともに、一定の温度の熱を与えてヘア
に所定の形状を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟化剤を塗布ある
いはスプレーして軟化処理した後のヘアに一定の振幅と
周波数を有する振動を付与し、または前記振動と同時あ
るいは前後にヘアに一定の熱を付与することによりスト
レートパーマ、またウェーブパーマを掛けたり、従来の
ヘアの形状処理に比べ、処理後のストレートあるいはウ
ェーブの状態が長期間保持できるようにしたヘアの形状
処理技術に関するものである。
【0002】
【従来技術】人の髪の毛は、一般的には皮膚や爪と同様
にケラチンと呼ばれるタンパク質で出来ている。しか
も、髪の毛のケラチンを更に詳細に分析すると、個々の
髪の毛は、その中心を構成するメデュラ(芯・髄質)
と、該メデュラの周囲を構成するコルティクス(小さな
ケラチン繊維がいっぱい詰まった紡錘状あるいは葉巻状
の皮質細胞が縦にぎっしり詰まった部分)と、該コルテ
ィクス(皮質)を相互に結合するためのマトリックス
(間充物質と言われ、その性質は吸水性が高く保湿効果
も優れている物質である。)と、髪の毛の外周を構成す
るキューティクル(毛表皮)により構成されていると言
われている。従って、髪の毛を何時までも健康的に保持
するには、本質的には毎日の食事においてケラチンを構
成する良質のタンパク質を(例えば、肉、豆等を豊富に
食することにより)十分に補給するように心掛けなけれ
ばならない。しかし、髪の毛は、外部に露出しているた
め外気に晒され、太陽光線を受け、大気中に浮遊する種
々の物質の付着を受けるため、理想的な健康を保持する
には、前述した良質のタンパク質を補給するだけでは十
分ではなく、上記のような外部からの弊害を除去するた
め、人は洗髪、トリートメント等を励行することにより
髪の毛の健康管理を行っているのが実情である。また、
人は、昔より単に自然な髪の毛の健康管理には、満足せ
ず、ヘアスタイルを種々に変更、つまり、自然な髪の毛
に人工的な処置、例えばストレートパーマやウェーブパ
ーマあるいはトリートメントを施すことにより、自己の
美意識を満足させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストレートパーマやウェーブパーマ等のヘアの形状処理
技術は、洗髪を行い清潔にしたヘア全体に、コールド液
等の軟化剤を塗布ないしスプレーして軟化処理(1液処
理)を施した後、ヘア全体を複数に分割し、その分割し
たヘアに熱処理、またコーミング処理、あるいはクリー
ム状の物質を塗布したり、またその分割したヘアにロッ
ドを巻き(ウェーブパーマの場合)、次にコールド液等
の硬化剤を塗布ないしスプレーして硬化処理(2液処
理)を施し、所定の時間経過後ロッドを取り外し、最終
的に温湯リンス処理等を施こすことによりストレートパ
ーマやウェーブパーマあるいはトリートメントの処理を
行っている。つまり、従来のストレートパーマ、ウェー
ブパーマあるいはトリートメント等のヘアの形状処理技
術は、コールド液(1液)、(2液)により、髪の毛の
マトリックスやキューティクル部分にコールド液を十分
にスプレーすることにより髪の毛の硬度を変化させ、そ
の過程でヘアに熱処理、またコーミング処理、あるいは
クリーム状の物質を塗布したり、またその分割したヘア
にロッド等の着脱を行いストレートパーマ、ウェーブパ
ーマあるいはトリートメント等のヘアの形状処理を施す
といった所謂化学的な処理のみによるものであるから、
ストレート、ウェーブあるいはトリートメント等のヘア
の形状保持状態が非常に短命なものであった。これは、
一般的には、上記の処理過程に於いて、コールド液を塗
布ないしスプレーするための時間に制限(あまり長時間
になると髪の毛の健康状態がコールド液により著しく損
傷されるため)があり、一定の時間内にコールド液を塗
布ないしスプレーする必要があるためマトリックスやキ
ューティクルにコールド液を十分にスプレーすることが
不可能であり、しかも度重なる洗髪等でコールド液が洗
い流され、また髪の毛が自然な状態に戻ろうとする性質
によってストレート、ウェーブあるいはトリートメント
等のヘアの形状保持効果が次第に失われるためであると
考えられている。そこで、上記のコールド液等によるヘ
アの形状保持効果を長く保持することができるように強
化するために、例えば、パーマを掛ける個々人の髪の毛
の性質に応じてコールド液(1液)、(2液)のペーハ
ー度等を種々に調整する試みも成されているが、未だ十
分な形状保持効果を得るに到っていないのが実情であ
る。ところで、毛髪の主成分のケラチンを構成している
ポリペプチド鎖(主鎖)は、毛髪の縦の方向に多数が並
び、隣りあった主鎖は、シスチン結合、塩結合、水素結
合等の側鎖によって繋がって網目構造を作っていると解
されており、この結合のため、毛髪は弾力性に富み、折
り曲げても手を離せば直ちにもとの形に戻る復元力を持
っていると解されている。この復元力を付与しているシ
スチン結合、塩結合、水素結合等の側鎖を切断すること
により復元力を弱めること、これがパーマ1液の毛髪へ
の作用であり、一方、曲げられた新しい位置で側鎖を再
結合させることが2液の作用であって、この一連の反応
によって持続性の有るウェーブが形成されると考えられ
ている。勿論、癖の有る髪を真っ直ぐに延ばす縮毛矯正
や、ウェーブヘアをストレートにする原理も同じであ
る。前述したシスチン結合は、S−S結合とも呼ばれ、
硫黄の原子同志が−S−S−の形に繋がり、その結果が
髪の蛋白であるケラチンに、爪と同じような硬くて弾力
性を付与するものであると解されている。パーマ操作に
おいては、先ず、第一に強固な側鎖結合であるこのシス
チン結合を切断することが大切な処理であり、このシス
チン結合の切断は1液によって行われ、次に2液による
再結合をまってヘアの形状処理の保持状態を長期化させ
ている。ところで、パーマ1液には、通常還元剤として
チオグリコール酸、システインあるいはアセチルシステ
インが使用されている。この3つの還元剤の成分に構造
上共通しているのは、黄色い粒の硫黄原子とその硫黄に
つながる白い小さな粒の水素原子をそれぞれ持っている
ことである。システイン結合の切断の反応式を示すと、
下記の通りである。
【0004】
【化1】 これが1液によるシステイン結合の切断である。なお、
役割を終えたチオグリコール酸は、自ら同じチオグリコ
ール酸と酸化結合し、ジチオジグリコール酸(DTD
G)に変化し、同様にシステインウェーブ剤の場合、シ
ステインはシスチンに、またアセチルシステインは、ア
セチルシスチンに変化し、パーマ施術終了時の水洗いに
より毛髪外に洗われて流出する。1液の反応が終了した
ときが毛髪の網目構造が崩れ、つまり毛髪は弾力性を失
いケラチン質が所謂ゲル状化してクタクタの状態に軟化
する。次に、2液の役割は、酸化剤の酸化作用により、
切断されたS−S結合を再結合し復活させることであ
る。次の式2参照。
【0005】
【化2】 主成分は、臭素酸ナトリウム(NaBrO3 )、臭素酸
カリウム(KBrO3)および過酸化水素(H2 O2 )
の3種類が使われる。こうした、パーマ液による毛髪へ
の作用を、シスチン結合に絞って要約すると「1液中の
還元剤が、ケラチンのシスチン結合を還元切断し、2液
の酸化剤で酸化結合することによってもとのシスチン結
合に戻すこと」である。しかし、ウェーブあるいはスト
レートヘア等の処理は、前述した1液、2液の薬剤だけ
では作れない。薬剤の毛髪への作用が側鎖結合の切断と
再結合であることは勿論であるが、こうした薬剤による
反応中にロッドなどにより曲げられた状態またはコーム
により伸ばされた状態で新たな位置にて再結合されるこ
とが必要である。すなわち、ウェーブを付与したり、ス
トレートにさせたりするには、形づけるためのロッドや
コーミングなどの技術が不可欠である。また、上記のヘ
ア形状の処理過程に併せてアイロン等により一定の時間
一定の温度を加える熱処理(物理的処理)が施されてい
るが、これはヘアを構成するメデュラ、コルティクス、
マトリックス、キューティクル等の熱可塑性を形状変形
に有効に利用するものであり、前述した薬剤(化学的処
理)の毛髪への作用との相乗効果を狙ったものである。
しかしながら、前述したパーマネントウェーブ(ストレ
ート処理も含む)等のヘアの形状処理方法は、薬剤を利
用したり熱を利用するものであるため、例えば薬剤を利
用したヘアの形状処理では薬剤の用法及び用量を厳守し
て注意深く取り扱わなければならない。還元剤により還
元が再生不可能なまでに行き過ぎると毛髪の損傷がひど
く、また、酸化剤により酸化が完全でないと毛髪が傷
み、しかも所定のヘアの形状処理ができず、こうした薬
剤に異常な反応を示す体質の人には薬剤の取扱い方によ
っては皮膚や毛髪の健康を損なわせてしまう等の恐れが
あった。また、後者のヘアの形状処理では、利用者は熱
い電熱器の下で長時間にわたって座り続けなければなら
ず、ヘアの形状処理に大いなる忍耐を必要としたり、温
度の調節を誤るような場合においては、毛髪を著しく傷
めてしまうとか頭皮に火傷を与えてしまう等種々の問題
を有していた。そこで、上記の問題点を無くするため、
薬剤や熱を全く使用することなくヘアに超音波振動を与
えることによりヘアの形状を処理する方法とその装置
(パーマネントウェーブ方法及び装置、特開平8−29
9046)が開示され注目されるに至っている。しかし
ながら、上記公報が開示する超音波振動をヘアに与える
ことによるヘアの形状の処理方法及び装置は、毛髪を超
音波振動する弾性体い接触させることによってヘアに所
定の変形を与えると言うものであり、何ら薬液を使用す
ることなく、毛髪に超音波振動を与えるのみでパーマネ
ントウェーブの処理が可能であると説明されているが、
このパーマネントウェーブ方法及び装置、特開平8−2
99046で開示するパーマネントウェーブ理論は、超
音波振動源である弾性体に毛髪を接触させると、どうし
てパーマネントウェーブが形成できるのか、その根拠が
全く不明であり、かつ毛髪に超音波振動を与えつつ処理
したパーマネントウェーブ自体の持続等に関して、従来
の処理方法によるパーマネントウェーブとの比較も十分
になされておらず未だ完成された技術と言えない。本発
明は、前述した従来の問題点を解決するためのもので、
軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化処理した後のヘ
アに一定の振幅と周波数を有する振動を付与し、または
前記振動と同時あるいは前後にヘアに一定の熱を付与す
ることによりストレートパーマあるいはスウェーブパー
マを掛けたり、従来のヘアの形状処理に比べ、処理後の
ストレートあるいはウェーブの状態が長期間保持できる
ようにしたヘアの形状処理方法とその処理装置を提供す
るものである。
【課題を解決するための手段】本発明は、そのために、
第1に 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化処理し
た後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与えてヘア
に所定の形状を付与する。第2に 軟化剤を塗布あるい
はスプレーして軟化処理した後のヘアに、一定の振幅と
周波数の振動を与えるとともに、一定の温度の熱を与え
てヘアに所定の形状を付与する。第3に 軟化剤を塗布
あるいはスプレーして軟化処理した後のヘアに、一定の
振幅と周波数の振動を与え、あるいは一定の振幅と周波
数の振動と、一定の温度の熱を与えつつ同時に、形状付
与手段によりヘアに所定の形状を付与する。第4に 軟
化剤を塗布あるいはスプレーして軟化処理した後のヘア
を、一定の振幅と周波数で振動する振動手段を装備した
形状付与手段(ヘア挟み・あるいは巻き手段)に接触さ
せることによりヘアに所定の形状を付与する。第5に
前記軟化処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振
動を付与する振動手段は、電動モータあるいはセラミッ
クアクチュエータである。第6に 前記軟化処理した後
のヘアを挟み・あるいは巻き付けてヘアに所定の形状を
付与するための形状付与手段は、ヘアアイロンあるいは
ロッドである。第7に 前記形状付与手段は、平アイロ
ンの適宜位置に振動手段を装備して構成する。第8に
前記振動手段によるヘアに対する振動は、ヘアアイロン
または平アイロンの両方あるいは片方または双方に交互
に付与するように構成する。第9に 前記形状付与手段
は、ロッドの適宜位置に振動手段を装備する。第10に
前記形状付与手段は、振動手段の他にヘアに所定の熱
を強制的に付与する加熱手段を装備する。
【0006】すなわち、前記の課題は、軟化剤を塗布あ
るいはスプレーして軟化処理した後のヘアに、一定の振
幅と周波数の振動を与えてヘアに所定の形状を付与する
ことを特徴とするヘア形状の処理方法によって解決され
る。
【0007】又、軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟
化処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与
えるとともに、一定の温度の熱を与えてヘアに所定の形
状を付与することを特徴とするヘア形状の処理方法によ
って解決される。
【0008】又、軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟
化処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与
え、あるいは一定の振幅と周波数の振動と、一定の温度
の熱を与えつつ同時に、形状付与手段によりヘアに所定
の形状を付与することを特徴とするヘア形状の処理方法
によって解決される。
【0009】又、軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟
化処理した後のヘアを、一定の振幅と周波数で振動する
振動手段を装備した形状付与手段に接触させることによ
りヘアに所定の形状を付与するようにしたことを特徴と
するヘア形状の処理装置によって解決される。
【0010】尚、 前記軟化処理した後のヘアに一定の
振幅と周波数の振動を付与する振動手段は、電動モータ
あるいはセラミックアクチュエータである。前記軟化処
理した後のヘアを挟み・あるいは巻き付けてヘアに所定
の形状を付与するための形状付与手段は、ヘアアイロン
あるいはロッドである。前記形状付与手段は、平アイロ
ンの適宜位置に振動手段を装備している。前記振動手段
によるヘアに対する振動は、ヘアアイロンまたは平アイ
ロンの両方あるいは片方または双方に交互に付与するよ
うにしている。前記形状付与手段は、ロッドの適宜位置
に振動手段を装備している。前記形状付与手段は、振動
手段の他にヘアに所定の熱を強制的に付与する加熱手段
を装備している。
【0011】
【作用】本発明は、上記のような形状処理方法と処理装
置を採用するものであるから、所定のヘア形状の処理を
行う場合、軟化剤の塗布あるいはスプレーされた毛髪
は、ケラチン質を構成するりシスチン結合、塩結合、水
素結合等の側鎖の切断が非常にスムーズにおこなわれる
状態となる。この状態において本発明では毛髪に対して
一定の振幅と周波数を有する振動を与え、あるいは一定
の振幅と周波数の振動と、一定の温度の熱を与えつつ同
時に、さらに形状付与手段により毛髪に所定の形状を付
与するものであるから、ケラチン質の広範囲なシスチン
結合の切断が迅速に促進され、ヘアの任意な形状変形が
非常に容易となる。従って、ストレートパーマを掛けた
り、ウェーブパーマを掛ける等の処理が従来のパーマ
液、つまり1液・2液による処理に比べて非常に効果的
であり、処理されたヘアの形状保持状態も振動を付与す
ることでシスチン結合の切断を微細に行うものであるか
ら、2液により再結合した場合において強固かつ安定し
た結合が可能であり、そのためヘアの形状保持状態が良
好で、長期間の洗髪によってもストレートパーマ、また
ウェーブパーマ、トリートメントが良好な状態で長く保
持できる。また、従来のウェーブパーマ等では行えなか
った繊細な形状の処理も可能でああり、優美なウェーブ
パーマ等の処理が可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2、図3、図4及
び図5に基づいて本発明に係るウェーブパーマ等のヘア
処理方法とその処理装置を詳細に説明する。ストレート
パーマ、またウェーブパーマ等のヘアの施術処理を行う
通常の処理過程に於いて、洗髪後、1液(軟化処理、通
常コールド液を使用)を丁寧に塗布あるいはスプレーし
てヘアを軟化させ、コーミングしながら一定量握った髪
の毛の束を生え際から毛先までを揃え、アイロンでヘア
に一定方向のウェーブ(カール)を付けたり、ロッド巻
きでウェーブあるいはカール処理を行う場合は、ロッド
に髪の毛を巻き(ウェーブパーマの場合)生え際から毛
先まで略均一のテンションが掛かるように巻く。また、
ストレートパーマの場合は、コーミングして一定量握っ
た髪の毛の束を生え際から毛先までを揃え、しかる後1
液(軟化処理、通常コールド液を使用)を塗布あるいは
スプレーしてヘアを軟化させ、コーミングしながら一定
量握った髪の毛の束を生え際から毛先までを揃え、アイ
ロンでヘアをストレートに処理する。しかる後、温湯リ
ンスして1液を流し、髪の毛に対する1液の効果を止め
る施術を行う。本発明は、そうしたウェーブ、ストレー
ト施術に際し、1液で軟化したヘアにアイロン等で一定
の振動を付与することでヘアの処理前の癖が効果的に処
理されることに着目し、その理由を追求したものであ
る。一般に、軟化剤の塗布あるいはスプレーされた毛髪
は、この軟化剤の処理によってケラチン質を構成するり
シスチン結合、塩結合、水素結合等の側鎖の切断がスム
ーズにおこなわれるのであるが、この側鎖の切断時に毛
髪に対して一定の振幅と周波数を有する振動を与え、あ
るいは一定の振幅と周波数の振動と、一定の温度の熱を
与えつつ髪の毛を挟むヘアアイロンあるいは平アイロン
の上下ロッドを手動で振わせながらヘアに所定の振動を
与えつつアイロン処理を行ったところウェーブあるいは
ストレートの処理が非常にスムーズに行うことができ
た。また、ウェーブ施術に際し、ヘアを巻いたロッドの
中空部に振動棒を挿入してロッドに一定の振幅と周波数
を有する振動を与え、あるいは一定の振幅と周波数の振
動と、一定の温度の熱を与えたところ非常に優美なウェ
ーブ処理を行うことができた。この実験の結果、出願人
が得た結論は、ヘアに一定の振動を付与することで軟化
剤の処理によって切断し易い処理下にあるシスチン結
合、塩結合、水素結合等の側鎖の微細な切断を促進して
いることを確認することができた。そして、2液により
微細に切断されているケラチン質の再結合を行わしめる
ものであるから、強固かつ安定した結合が可能であり、
そのためヘアの形状保持状態が良好で、長期間の洗髪に
よってもストレートパーマ、またウェーブパーマが良好
な状態で長く保持できることに着目して創作したもので
ある。
【0013】ウェーブパーマ等の一般的な処理につい
て、 (a)毛髪診断で、お客様の髪の毛がどんな髪の毛かを
診断する。つまり、ウェーブパーマ等が掛かり難い毛
か、傷んでいる毛か、根元と毛先の違が有るかどうかを
診断する。 (b)1液の選定、(a)の毛髪診断に基づいて、お客
様の毛に合った1液を選定する。即ち、硬い髪の毛や、
ヴァージンヘア等にはペーハーの高い液を、軟らかい髪
の毛や、染毛には少しペーハーの低い液を選定する。 (c)アイロンの選定あるいはロッドの選定を丁寧に行
う。この選定に当たっては(a)の診断に従いヘアに相
応しい太さのロッドを選定する。 (d)ウェーブパーマの場合は、ロッドに髪の毛を巻
く。この場合は、コーミングして一定の量握った髪の毛
の束に対して、生え際から毛先まで略均一のテンション
が掛かるように巻く。そして、1液(軟化処理、通常コ
ールド液を使用)を丁寧に塗布あるいはスプレーして1
液がヘアに浸透するのを待つ。また、(ストレートパー
マ)の場合は、コーミングして一定量握った髪の毛の束
を生え際から毛先までを揃えつつ、1液(軟化処理、通
常コールド液を使用)を塗布ないしスプレーして軟化し
たヘアに所定の温度に加熱したアイロンでアイロン処理
を施してストレート施術を行う。 (e)しかる後、温湯リンスして1液を流し、髪の毛に
対する1液の効果を止める。 (f)2液(硬化処理、通常コールド液を使用)をヘア
に十分に塗布する。この2液は、1液の浸透度に比べ
て、浸透度が緩やかなため、数回に分けて塗布処理を行
う。この場合十分な間合いを置く。 (g)後処理ヘアをロッドに巻いたウェーブ施術の場合
は、ヘアをロッドから外し十分に温湯リンスを行い、最
終的にセットをして終了する。 尚、上記のストレートパーマ及びウェーブパーマあるい
はトリートメント処理は、従来、多くの美容院等で実施
されている施術方法である。以下に、本発明よるヘアの
形状処理方法について説明する。本発明による第1のヘ
アの形状処理方法も前述した(a)及び(c )の過程
は、従来と同様に処理するものとする。(図1参照) A 従来の(c )の処理が終了すると、1液(軟化処
理、通常コールド液を使用)をヘアに塗布あるいはスプ
レーしてヘアを十分に軟化させる。 B 上記の軟化処理でヘアが十分に軟化すると、振動付
きロッドにヘアを巻き付ける。この処置中前記ロッドの
振動は一定の振幅と周波数での作動状態に保持する。こ
の処理により切断し易い状況下にあるヘアのケラチン質
を構成するシスチン結合、塩結合、水素結合等の側鎖の
微細な切断が促進されることになる。なお、上記のウェ
ーブ施術では、ヘアをロッドに巻き付けた後、1液をヘ
アに塗布ないしスプレーしつつロッドに組み込んだ振動
手段を作動させて軟化処理により切断し易い状況下にあ
るケラチン質を構成するシスチン結合、塩結合、水素結
合等の側鎖の微細な切断を促進させてウェーブ施術を行
うように説明したが、振動付きアイロンを使用してウェ
ーブの施術を行う場合は、ヘアをロッドに巻く必要がな
いのでヘアに所定の温度に加熱したアイロンを当ててヘ
アに所定のウェーブ形状を付与しつつ、1液を塗布ない
しスプレー処理でヘアの軟化処理を行ってもよく、常に
1液の処理が先行するものではない。また、ストレート
パーマの場合は、1液をヘアに塗布ないしスプレーしつ
つアイロンに組み込んだ振動手段を作動させて軟化処理
により切断し易い状況下にあるケラチン質を構成するシ
スチン結合、塩結合、水素結合等の側鎖の微細な切断を
促進させてストレーと施術を行えばよい。このストレー
トパーマの場合も、ウェーブの施術を行う場合と同様
に、1液を塗布ないしスプレー処理しつつストレートの
施術を行ってもよく、常に1液の処理が先行するもので
はない。 C 上記の施術が終了すると、次に温湯リンスを行って
1液を十分に洗い流し、1液の効果を止める。 D そして、Cの処理後ヘア全体に硬化剤を塗布ないし
スプレーしつつ、硬化処理(2液処理)を行う。この2
液処理は、1液の浸透度に比べて、浸透度が緩やかなた
め、数回に分けて塗布処理を行う。この場合十分な間合
いを置く。 E 後処理 温湯リンスを行い、最終的に自然な乾燥を
行ってウェーブパーマ等の処理を終了する。 以下、ウェーブパーマ等の処理装置の実施例を説明す
る。先ず、本発明に係るヘア処理装置1は、図2〜図5
に示した如く、軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化
処理した後のヘアを、挟み・あるいは巻き付ける形状付
与手段2(ヘア挟み手段2−1は、本実施例ではアイロ
ン、平アイロンを採用して説明する。また、巻き手段2
−2は、本実施例ではロッドを採用して説明する。)
と、この形状付与手段2の適宜位置に、アイロン2−1
あるいはロッド2−2に一定の振幅と周波数を有する振
動を与える振動手段3を装備することで構成する。とこ
ろで、前記アイロン2−1あるいはロッド2−2に装備
する振動手段3は、本実施例では通常の小型モータある
いは偏平モータさらには、セラミックアクチュエータX
を採用するものであって、アイロン2−1では把持部
(グリップ)等にコンパクトに組み込み、またロッド2
−2の場合はロッドの中空部を利用してコンパクトに組
み込んで構成する。ところで、前述したセラミックアク
チュエータXを採用する場合は、図3、図4に開示した
如く、アイロン2−1に組み込むことで本発明の処理装
置を構成する。このセラミックアクチュエータXを採用
する場合は、電源電圧100ボルトを採用して圧電素子
を作動させた場合、通常で振動は、100ミクロン前後
の変位するのでアイロン2−1の上下ロッドの対向する
面内に組み込むことで、ヘアを挟んだ状態でヘアに直接
所定の振動を与えることが可能であり、非常に効率が良
いものとなる。なお、上記の実施例では、アイロン2−
1に通常の小型モータあるいは偏平モータさらには、セ
ラミックアクチュエータXを振動手段3として組み込む
ことにより説明したが、平アイロンの適宜位置に振動手
段3を組み込むように構成してもよく特に上記の実施例
にのみ限定するものではない。ところで、前記振動手段
3によるヘアに対する振動は、ヘアアイロン2−1また
は平アイロンの両方あるいは片方または双方に交互に付
与するように構成してもよく、振動の強弱についてもコ
ントローラ(図では省略)によって調整することが可能
であるように構成する。また、ヘアをロッド2−2に巻
き付けることで、ヘアに所定のウェーブを付ける施術の
場合に採用するロッド2−2の中空部を利用してコンパ
クトに組み込み、あるいは中空部に挿入する振動手段3
としてはヘアに必要以上の重さを与えないために軽量な
振動手段を採用することが好ましい。また、上記の説明
では、ヘアアイロン2−1、ロッド2−2に所定の温度
の熱を付与する手段に関して説明しなかったが、従来の
加熱手段を採用することで十分にその目的を達すること
が可能であり、これを採用して構成する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明した如く、軟
化剤を塗布あるいはスプレーして軟化処理した後のヘア
に、一定の振幅と周波数の振動を与えてヘアに所定の形
状を付与したり、一定の振幅と周波数の振動を与えると
ともに、一定の温度の熱を与えてヘアに所定の形状を付
与するヘアの形状処理方法を採用するとともに、この処
理に際し一定の振幅と周波数で振動する振動手段及びヘ
アに所定の熱を強制的に付与する加熱手段を装備した形
状付与手段(ヘア挟み・あるいは巻き手段)で、所定の
ヘア形状の処理を行うので、軟化剤の塗布あるいはスプ
レーされた毛髪は、ケラチン質を構成するりシスチン結
合、塩結合、水素結合等の側鎖の切断が非常にスムーズ
に行われる状態となる。この状態において本発明では毛
髪に対して一定の振幅と周波数を有する振動を与え、あ
るいは一定の振幅と周波数の振動と、一定の温度の熱を
与えつつ同時に、さらに形状付与手段により毛髪に所定
の形状を付与するものであるから、ケラチン質の広範囲
なシスチン結合の切断が迅速に促進され、ヘアの任意な
形状変形が非常に容易となる。殊に、ストレートパーマ
を掛けたり、ウェーブパーマを掛ける等の処理が従来の
パーマ液、つまり1液・2液による処理に比べて非常に
効果的であり、処理されたヘアの形状保持状態も振動を
付与することでシスチン結合の切断を微細に行うもので
あるから、2液により再結合した場合において強固かつ
安定した結合が可能であり、そのためヘアの形状保持状
態が良好で、長期間の洗髪によってもストレートパー
マ、またウェーブパーマ、トリートメントが良好な状態
で長く保持できる。また、従来のウェーブパーマ等では
行えなかった繊細な形状の処理も可能でああり、優美な
ウェーブパーマ等の処理が可能である等種々の優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアの形状処理方法を説明するためのブロック
【図2】同上処理装置の第一の実施例を示す説明図
【図3】同上処理装置の第二の実施例を示す説明図
【図4】同上処理装置の第三の実施例を示す説明図
【図5】同上処理装置の第四の実施例を示す説明図
【符号の説明】
1 ヘア処理装置 2 形状付与手段 2−1 ヘア挟み手段(アイロン、平アイ
ロン) 2−2 巻き手段(ロッド) 3 振動手段 X セラミックアクチェータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化
    処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与え
    てヘアに所定の形状を付与することを特徴とするヘア形
    状の処理方法。
  2. 【請求項2】 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化
    処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与え
    るとともに、一定の温度の熱を与えてヘアに所定の形状
    を付与することを特徴とするヘア形状の処理方法。
  3. 【請求項3】 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化
    処理した後のヘアに、一定の振幅と周波数の振動を与
    え、あるいは一定の振幅と周波数の振動と、一定の温度
    の熱を与えつつ同時に、形状付与手段によりヘアに所定
    の形状を付与することを特徴とするヘア形状の処理方
    法。
  4. 【請求項4】 軟化剤を塗布あるいはスプレーして軟化
    処理した後のヘアを、一定の振幅と周波数で振動する振
    動手段を装備した形状付与手段に接触させることにより
    ヘアに所定の形状を付与するようにしたことを特徴とす
    るヘア形状の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記軟化処理した後のヘアに一定の振幅
    と周波数の振動を付与する振動手段は、電動モータある
    いはセラミックアクチュエータであることを特徴とする
    請求項4記載のヘア形状の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記軟化処理した後のヘアを挟み・ある
    いは巻き付けてヘアに所定の形状を付与するための形状
    付与手段は、ヘアアイロンあるいはロッドであることを
    特徴とする請求項4記載のヘア形状の処理装置。
  7. 【請求項7】 前記形状付与手段は、平アイロンの適宜
    位置に振動手段を装備したことを特徴とする請求項4記
    載のヘア形状の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記振動手段によるヘアに対する振動
    は、ヘアアイロンまたは平アイロンの両方あるいは片方
    または双方に交互に付与するようにしたことを特徴とす
    る請求項6又は請求項7記載のヘア形状の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記形状付与手段は、ロッドの適宜位置
    に振動手段を装備したことを特徴とする請求項6記載の
    ヘア形状の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記形状付与手段は、振動手段の他に
    ヘアに所定の熱を強制的に付与する加熱手段を装備した
    ことを特徴とする請求項6〜請求項9いずれか記載のヘ
    ア形状の処理装置。
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WO2005084483A1 (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Itsuo Sakakibara パーマネント処理方法
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