JP2001296179A - 給水式負荷装置及びシステム - Google Patents

給水式負荷装置及びシステム

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JP2001296179A
JP2001296179A JP2000113475A JP2000113475A JP2001296179A JP 2001296179 A JP2001296179 A JP 2001296179A JP 2000113475 A JP2000113475 A JP 2000113475A JP 2000113475 A JP2000113475 A JP 2000113475A JP 2001296179 A JP2001296179 A JP 2001296179A
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water
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Kenichi Kawaguchi
賢一 川口
Yukio Shibata
幸夫 柴田
Yoji Nakasaki
洋二 中崎
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積載物の積み卸しに即した積載重量の変化を
車両に負荷することを容易に可能にする給水式負荷装置
及びシステムを提供する。 【解決手段】 給排水式負荷装置は、車両の積載重量を
計測する積載重量計を車両に取り付けたままの状態で検
査して調整するため、車両に搭載した容器20に対して
水を給排水し、既知の各種の重量を車両に負荷する。容
器に対応して設けられた給排水手段30が容器に対する
給排水を行う。容器内の水量を検出する水量検出手段3
0aが、予め定めた水量値となる水量を検出したとき、
制御手段30bが給水又は排水を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水式負荷装置およ
びシステムに係り、より詳細には、トラック等の車両の
積載重量を計測する積載重量計を車両に取り付けたまま
の状態で検査して調整するため、車両に搭載され給排水
される容器を備え、車両に搭載した容器に対して水を給
排水して既知の各種の重量を車両に負荷する給排水式負
荷装置、および、複数の給排水式負荷装置を備え、車両
に搭載した複数の容器に対する給排水を行う給排水式負
荷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の積載重量の計測は、主としてトラ
ック等の大型車両を対象とし、例えば過積載による横転
等の交通事故や車両劣化の促進を防ぐ目的で行われてい
る。在来の車両の積載重量計測は、俗に看貫(かんか
ん)と呼ばれる台秤に計測対象の車両を載せて行ってい
たが、施設が大掛かりで広い設置スペースを必要とする
ため、設置できる台秤の台数が制限され多くの車両を計
測することができない他、設置コストが嵩んでしまう。
そこで、近年では、車両自体に搭載して積載重量を計測
する積載重量計が提供されている。
【0003】車両搭載型の従来の積載重量計では、例え
ば、荷台フレームの前後左右箇所とフロント、リアの両
アクスル(車軸)の左右両端部との間に介設される円弧
状のリーフスプリングとの間の適所に、例えばひずみ式
ゲージセンサ等、重量計測用のセンシング素子を取り付
け、前後左右の各センシング素子に掛る荷重に比例して
それら各センシング素子から出力される信号の合計によ
り積載重量を計測するようにしている。
【0004】ところで、上述した積載重量計で車両の積
載重量を計測する際、各センシング素子の出力をそのま
ま用いると、各センシング素子間の出力特性のばらつき
により、例え荷台上の荷物の重心が荷台の略中央箇所に
位置していて、各センシング素子に荷物乃至荷台から均
等に荷重がかかっていたとしても、各センシング素子の
出力が実際にそのセンシング素子にかかる荷重に応じた
値とは一致しない別の値になり、荷台に積載した荷物の
正しい積載重量を各センシング素子の出力の合計から得
られなくなる場合がある。また、各センシング素子の出
力は、車両の構造により定まる車両特性によっても左右
される。そこで、複数のセンシング素子により車両の積
載重量を計測するに当たっては、各センシング素子の出
力を個々の出力特性や車両特性に応じてそれぞれ補正す
る必要が生じる。
【0005】上述したような各センシング素子の出力特
性を補正するための補正値や、車両特性に応じたセンシ
ング素子の出力補正値の割り出しは、荷台上の積載重量
を既知としておいて、各センシング素子の出力の合計が
既知の積載重量に見合う値となるようにするための係数
を求めることで行われ、特に、各センシング素子の出力
特性に応じた補正値は、積載状態の荷台の重心が空荷状
態の荷台の重心と合致するように積載状態を調整した上
で割り出される。そして、各センシング素子の出力特
性、並びに、車両特性に応じたセンシング素子の出力補
正値の割り出しはいずれも、荷台上の重りの重量を適宜
増減してその都度行われる。
【0006】すなわち、重量計測用のセンシング素子の
出力補正値の割り出しは、各センシング素子の重量に応
じた出力特性の変化を割り出してデータ化し、そのデー
タを基に各センシング素子の補正値、或は、補正式を割
り出すことであり、そのためには、上述したように、荷
台の積載荷重を徐々に増減しつつ、しかも、増減後の積
載重量を常に既知としておきつつ、各センシング素子の
出力を取り込みデータ化して行くことが必要となる。そ
こで、出力補正値の割り出し作業時に、荷台の積載荷重
を徐々に増減しつつ、しかも、増減後の積載重量その重
量を常に既知としておくために、重量が既知である分銅
等の重りを、荷台上の単一個所、或は、複数箇所に、各
センシング素子に均等に荷重かかかるように載置し、各
センシング素子の出力を計測しデータとして取り込み終
える毎に、各箇所の重りの数を同数ずつ増減していくこ
とが考えられる。
【0007】しかしながら、このような荷台上に載置し
て用いるような分銅は重量、外形共に大きいので、持ち
運びや荷台上での増減作業のためにフォークリフトやク
レーン等の搬送機器を別途用いなければならず、余分な
手間と機材を必要とし、且つ、クレーンの場合に行う分
銅への玉掛け作業等の危険な作業が伴うという不具合が
ある。また、上述した分銅は、1個当たりの重量が決ま
っているため、その重量により荷重の増減量のピッチが
制限されてしまい、例えば、分銅1個の重量よりも小さ
いピッチで各センシング素子の出力の変化を割り出すこ
とができないとか、そうならないようにするために、重
さが異なる複数種類の分銅を準備しなければならないと
いう不具合がある。
【0008】そこで、本願出願人は先に、分銅のような
余分な手間や機材、危険な作業を必要とせず、しかも、
所望の任意のピッチで積載重量(積載負荷)を変更する
ことができるようにした特開平9−61227号公報に
示されるような給水式の負荷装置を提案している。この
提案の給水式負荷装置は、図10に示すように、中空の
箱状を呈する容器本体61と、この容器本体の下部四隅
にそれぞれ取り付けられたキャスタ輪63とを備えてい
る注水タンク式の重り容器からなっている。容器本体6
1は、例えば、強化プラスチックフィルム等の透明か、
或は、内部を見透せる半透明の樹脂により形成され、キ
ャスタ輪63が取着される下部四隅部分には、該キャス
タ輪63が収容できる大きさで凹部61a(容器本体の
隅部に相当)が形成されている。また、容器本体61の
上面61b(容器本体上部に相当)の略中央箇所には、
内部への水の注入を可能とする注水口61c(注入口に
相当)が形成され、容器本体61の一側面61d(容器
本体側部に相当)には、内部に注水、貯留された水の量
を示す目盛り61eが形成され、この目盛り61eの下
方の側面61d箇所には、内部の水を排出するための排
水口61f(排出口に相当)が形成され、この排水口6
1fには適宜、例えば軟質ゴム製の水密材を兼ねた水栓
(図示せず)が取着される。
【0009】なお、少なくとも凹部61aを含む容器本
体61の下部部分は、容器本体61内に水が溜っている
か否かに関係なく、図示の通りの角張った形状を維持で
きる固さで形成されている。
【0010】上述した重り容器60は、図11に示すよ
うに、車両1の荷台7上に横2列縦5列に縦横等間隔で
10個載置される。そして、車両1の側方には給水ポン
プ70と水槽80が配置される。各重り容器60と給水
ポンプ70との間は、図中ではそれぞれ1本の線で示し
ているが、2本のホース71,71でそれぞれ接続され
ており、片方のホース71は重り容器60の容器本体6
1の排水口61fと給水ポンプ70の吸水口(図示せ
ず)を接続し、もう片方のホース71は、容器本体61
の注水口61cと排水ポンプ70の出水口(図示せず)
を接続している。なお、重り容器60の排水口61fに
接続されたホース71の外周と排水口61fの内周との
隙間は、図示しない水密部材により漏水のおそれがない
ように封止されている。
【0011】この状態で、各重り容器60の容器本体6
1内の水の量を、給水ポンプ70による給水タンク80
からの各重り容器60への給水、或は、各重り容器60
から給水タンク80への排水により、それぞれ同じ量と
しつつ所定量ずつ増減させ、各量において各センシング
素子21が出力する信号の周波数とその時点の各重り容
器60の重量、或は、内部の水の量を不図示のコンピュ
ータに取り込んで、外部或は内部記憶手段内に記憶させ
て行き、これにより、各センシング素子21の出力特性
をデータ化して行く。なお、各重り容器60の容器本体
61内の水の量の増減は、給水ポンプ70を用いず各重
り容器60の目盛り61eを見ながら手動で行うことも
考えられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た提案の給水式負荷装置では、各重り容器60の容器本
体61内の水の量を、給水ポンプ70による給水タンク
80からの各重り容器60への給水、或は、各重り容器
60から給水タンク80への排水により、それぞれ同じ
量としつつ小さいピッチで所定量ずつ増減させるには有
効であるが、各重り容器60の容器本体61内の水の量
を変えて給水したり排水する場合には、手動で行うしか
ない構成となっている。このため、実際の積載物の積み
卸しに即した積載重量の変化を考慮して車両に負荷を積
載したときのデータを取得するには適さず、積載物の積
み卸しによる積載重量の変化まで考慮して精度のよい調
整は行えないという不具合がある。
【0013】よって本発明は、積載物の積み卸しに即し
た積載重量の変化を車両に負荷することを容易に可能に
する給水式負荷装置及びシステムを提供することを課題
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の発明は、車両の積
載重量を計測する積載重量計を車両に取り付けたままの
状態で検査して調整するため、車両に搭載した容器に対
して水を給排水し、既知の各種の重量を車両に負荷する
給排水式負荷装置において、前記容器に対応して設けら
れ、容器内の水量を検出する水量検出手段と、該水量検
出手段により検出した容器内の水量が予め定めた水量値
になったとき給水又は排水を停止させる制御手段とを有
し、容器に対する給排水を行う給排水手段を備えること
を特徴とする給水式負荷装置に存する。
【0015】上述した請求項1記載の給水式負荷装置に
よれば、車両に搭載した容器に対応して設けられ容器に
対する給排水を行う給排水手段を備え、この給排水手段
が有する水量検出手段が容器内の水量を検出し、この検
出した容器内の水量が予め定めた水量値になったとき制
御手段が給水又は排水を停止させるようになっているの
で、このような装置の容器を複数車両に搭載することに
よって、容器単位で重量を変化させた既知の各種の重量
を車両に負荷することができる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
水式負荷装置において、前記給排水手段は、容器に対す
る給排水流量を検出する流量検出手段と、容器への給排
水流量を調整する流量調整手段とをさらに有し、前記制
御手段は、前記流量検出手段により検出した給排水流量
が予め定めた流量値となるように前記流量調整手段を制
御することを特徴とする給水式負荷装置に存する。
【0017】上述した請求項2記載の給水式負荷装置に
よれば、給排水手段の有する流量検出手段が容器に対す
る給排水流量を検出し、流量調整手段が容器への給排水
流量を調整するようになっていて、制御手段が流量検出
手段により検出した給排水流量が予め定めた流量値とな
るように流量調整手段を制御するので、容器単位で重量
変化速度も異ならせた既知の各種の重量を車両に負荷す
ることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の給
水式負荷装置において、前記流量検出手段は、給排水の
流量を計測して検出する流量計を有し、前記流量調整手
段は、弁の開度により流量を調整する流量制御弁を有
し、前記制御手段は、前記検出した給排水流量が予め定
めた流量値となるように前記流量制御弁の開度を制御す
ることを特徴とする給水式負荷装置に存する。
【0019】上述した請求項3記載の給水式負荷装置に
よれば、流量検出手段の有する流量計が容器に対する給
排水流量を検出し、流量調整手段が給排水の流量を調整
するようになっていて、制御手段は検出した給排水流量
が予め定めた流量値となるように流量調整手段の有する
流量制御弁の開度を制御するので、容器単位で重量変化
速度も異ならせた既知の各種の重量を車両に簡単に負荷
することができる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の給水式負荷装置において、前記制御手段は、外部か
らの給水又は排水を前記流量値を0から予め定めた流量
値にして開始させ、前記予め定めた流量値から0にして
給水又は排水を停止させることを特徴とする給水式負荷
装置に存する。
【0021】上述した請求項4記載の給水式負荷装置に
よれば、制御手段は外部からの給水又は排水を流量値を
0から予め定めた流量値にして開始させ、予め定めた流
量値から0にして給水又は排水を停止させるので、別個
に給排水の開始、停止を行わせるための手段を備える必
要がない。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の給水式負荷装置において、前記給排水手
段は、容器に対する給排水を行う給排水ポンプを有し、
前記制御手段は、前記給排水ポンプの動作をオン・オフ
させて給水又は排水を開始・停止させることを特徴とす
る給水式負荷装置に存する。
【0023】上述した請求項5記載の給水式負荷装置に
よれば、給排水手段の有する給排水ポンプが容器に対す
る給排水を行い、制御手段が給排水ポンプの動作をオン
・オフさせて給水又は排水を開始・停止させるので、給
水又は排水の制御が簡単に行える。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の給水式負荷装置において、前記給排水手
段が前記容器に対して一体的に設けられ、さらに、請求
項7記載の発明は、前記水量検出手段が、前記容器内に
設けられ容器内の水面レベルを検知して水量を検出する
液面レベル計からなることを特徴とする給水式負荷装置
に存する。
【0025】上述した請求項6及び7記載の給水式負荷
装置によれば、給排水手段が容器に対して一体的に設け
られ、水量検出手段が容器内に設けられ容器内の水面レ
ベルを検知して水量を検出する液面レベル計からなるの
で、各給水式負荷装置の取り扱いが容易となる。
【0026】請求項8記載の発明は、請求項2〜4のい
ずれかに記載の給水式負荷装置において、前記給排水手
段が前記容器に対して一体的に設けられ、前記流量検出
手段及び前記流量調整手段が前記容器の給排水口を通じ
て前記容器に対して給排水する給排水路の途中に設けら
れていることを特徴とする給水式負荷装置に存する。
【0027】上述した請求項8記載の給水式負荷装置に
よれば、給排水手段が容器に対して一体的に設けられ、
流量検出手段及び流量調整手段が容器の給排水口を通じ
て容器に対して給排水する給排水路の途中に設けられて
いるので、給水式負荷装置を車両に単に搭載するだけ
で、容器単位で重量変化速度も異ならせた既知の各種の
重量を車両に負荷することができる。
【0028】請求項9記載の発明は、車両に搭載した複
数の容器にそれぞれ対応した請求項1〜8のいずれかに
記載の給水式負荷装置と、前記給水式負荷装置の各々の
制御手段が給水又は排水を停止させる前記水量値を設定
する中央制御手段とを備えることを特徴とする給水式負
荷システムに存する。
【0029】上述した請求項9記載の給水式負荷システ
ムによれば、複数の容器の各々に対応する給水式負荷装
置の各々の制御手段が給水又は排水を停止させる水量値
を中央制御手段が設定するので、複数の給水式負荷装置
について、給水又は排水を停止させる水量値を個別に設
定することが必要なくなる。
【0030】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
給水式負荷システムにおいて、前記中央制御手段は、前
記給水式負荷装置の各々の制御手段が前記流量調整手段
を制御する前記流量値を設定することを特徴とする給水
式負荷システムに存する。
【0031】上述した請求項10記載の給水式負荷シス
テムによれば、給水式負荷装置の各々の制御手段が流量
調整手段を制御する流量値を中央制御手段が設定するの
で、複数の容器について、容器単位で重量変化速度を異
ならせた既知の各種の重量を車両に負荷するための設定
作業を一括して行うことができる。
【0032】請求項11記載の発明は、車両に搭載した
複数の容器にそれぞれ対応した請求項2〜4に記載の給
水式負荷装置と、前記給水式負荷装置に対して外部から
給排水する共用ポンプとを備えることを特徴とする給水
式負荷システムに存する。
【0033】上述した請求項11記載の給水式負荷シス
テムによれば、複数の給水式負荷装置に対して給排水す
る共用ポンプを備えるので、各装置にポンプを設ける必
要がない。
【0034】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の給水式負荷システムにおいて、前記給水式負荷装置の
各々の制御手段が前記流量値を0から予め定めた流量値
にして開始させるタイミングを設定する中央制御手段を
備えることを特徴とする給水式負荷システムに存する。
【0035】上述した請求項12記載の給水式負荷シス
テムによれば、給排水を共用ポンプで行う際、複数の給
水式負荷装置について、給水又は排水を停止させるタイ
ミングを一括して設定でき、個別に設定することが必要
ない。
【0036】請求項13記載の発明は、車両に搭載した
複数の容器にそれぞれ対応した請求項5に記載の給水式
負荷装置と、前記給水式負荷装置の各々の制御手段が前
記給排水ポンプの動作をオン・オフさせて給水又は排水
を開始・停止させるタイミングを設定する中央制御手段
を有することを特徴とする給水式負荷システムに存す
る。
【0037】上述した請求項13記載の給水式負荷シス
テムによれば、各給水式負荷装置の給排水を各々の給排
水ポンプの動作をオン・オフで行う際、複数の給排水ポ
ンプについて、給水又は排水を停止させるタイミングを
一括して設定でき、個別に設定することが必要ない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図7を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る給水式負荷装置を簡略化して示す。図示の給水式
負荷装置は、図示しない車両の積載重量を計測する積載
重量計を車両に取り付けたままの状態で検査して調整す
るため、車両の図示しない荷台に搭載した容器20に対
して水を給排水し、既知の各種の重量を車両に負荷する
ために使用されるものであり、容器20に対応して設け
られた給排水手段30を備える。給排水手段30は、図
2に示すように、容器20内の水量を検出する水量検出
手段としての水量計30aと、水量計30aにより検出
した容器20内の水量と予め定めた水量値とを比較し、
水量が予め定めた水量値になったとき給水又は排水を停
止させる制御手段としてのコントローラ30bとを有
し、容器20に対する給排水を行う。水量計30aとし
ては、容器20内に設けられ、容器内の水面レベルを検
知して水量を検出する液面レベル計が適用される。
【0039】給排水手段30はまた、容器20に対する
給排水流量を検出するため、容器20の下部に設けられ
た給排水口20aに接続された給排水路20bの途中に
設けられて流量検出手段としての流量計30cと、流量
計30cと直列に給排水路20bに設けられ容器20へ
の給排水流量を調整する流量調整手段としての流量制御
弁30dとを有し、コントローラ30bは、流量計30
cにより検出した給排水流量が予め定めた流量値となる
ように流量制御弁30dの開度を制御する。なお、上述
したコントローラ30bは、ROMに格納した予め定め
たプログラムに従ってCPUが各種の処理を行うように
なったマイクロコンピュータによって構成することがで
き、後述する中央制御装置40から伝送されてくる予め
定められてた水量値、流量値などはRAMに格納される
ようになっている。
【0040】給排水路20bを介しての容器20内への
給水、および、容器20内からの排水は、例えば給水車
の給水タンクとの間において給排水路20bに設置され
た給排水ポンプ30eによって行われる。本実施形態で
は、給排水ポンプ30eは図示しない他の給水式負荷装
置と共用されている。このため、本実施形態では、容器
20に対する給水又は排水を停止させるために、コント
ローラ30bが、共用の給排水ポンプ30eからの給水
又は排水を流量制御弁30dの流量値を0から予め定め
た流量値にしたり、予め定めた流量値から0にすること
を行う。
【0041】上述した実施の形態の給水式負荷装置によ
れば、予め定めた水量となったところで、コントローラ
30bが流量制御弁30dの開度を0にするように制御
して給排水を停止することによって、容器20全体の重
量が予め定めた重量となるようにすることができる。ま
た、流量計30cを通じて流れる流量を流量制御弁30
dの開度を調整することによって容器20全体の重量変
化の速度を任意のものにすることができる。さらに、容
器20に対する給排水の開始もコントローラ30bによ
って制御できるため、車両の荷台に載置した容器20の
重量の増減タイミングを任意に定めることができ、当該
容器20を載置した車両の荷台部分に負荷する重量の増
減を任意の時点で行うことができる。
【0042】よって、図示のような給水式負荷装置を複
数用意し、各負荷装置の容器20を図3に示すように車
両1の荷台7の所定の位置に整列して載置し、運転席1
aに近い前側の容器20が最大重量となってから後ろ側
の容器20に給水するように、図4のグラフに示す如
く、給水開始のタイミングを設定することによって、実
際に車両1の荷台20に重量物を積み込む時に車両にか
かる重量に即した既知の重量を車両に負荷することがで
きるようになる。逆に、運転席1aから遠い後ろ側の容
器20から排水を開始し、その容器20の重量が最少と
なってから前側の容器20から排水するように、排水開
始のタイミングを設定することによって、実際に車両1
の荷台7から重量物を卸す時に車両にかかる重量に即し
た既知の重量を車両に負荷することができるようにな
る。勿論、このとき、コントローラ30bが流量制御弁
30dの開度を制御して給排水の流量を設定することに
よって、車両にかかる重量も任意の速度で変化させるこ
とができる。
【0043】複数の給水式負荷装置を使用する場合に
は、給水式負荷装置の各々のコントローラ30bが給水
又は排水を停止させる水量値を集中的に設定できるよう
に、図5に示すように、各コントローラ30bと信号線
40aによって接続され、各コントローラ30bに必要
なデータを設定して伝送する中央制御装置40を備える
ようにするとよい。なお、中央制御装置40は、CRT
画面を見ながらキーボードによって入力することによっ
て、各給水式負荷装置の容器に対する給排水のパターン
データを設定することができるようになったパーソナル
コンピュータによって構成することができ、設定された
データは伝送インターフェースを介し、対応する給水式
負荷装置のコントローラ30bに伝送するようにでき
る。また、パーソナルコンピュータを別個に用意するこ
となく、中央制御装置40の機能を、検査対象となって
いる自重計に予め持たせ、検査調整モードによって動作
開始するようにすることもできる。
【0044】そして、この中央制御装置40が、各給水
式負荷装置のコントローラ30bが給水又は排水を停止
させる予め定めた水量値を設定して対応するコントロー
ラ30bに伝送できるようにすることができる。このよ
うにした場合、複数の給水式負荷装置について、給水又
は排水を停止させる水量値を個別に設定することが必要
なくなる。
【0045】また、この中央制御装置40が、各給水式
負荷装置のコントローラ30bが流量制御弁30dの開
度を制御する予め定めた流量値を設定して伝送できるよ
うにすることができる。このようにした場合、複数の容
器について、容器単位で重量変化速度を異ならせた既知
の各種の重量を車両に負荷するための設定作業を一括し
て行うことができる。さらに、中央制御装置40が、各
給水式負荷装置のコントローラ30bが予め定めた流量
値を0から予め定めた流量値にして開始させるタイミン
グを設定して伝送できるようにすることができる。この
ようにした場合、複数の給水式負荷装置について、給水
又は排水を停止させるタイミングを一括して設定でき、
個別に設定することが必要ない。
【0046】なお、上述した実施の形態では、図2に示
すように、複数の給水式負荷装置に共用される給排水ポ
ンプ30eを使用し、各装置にポンプを設ける必要をな
くしているが、各給水式負荷装置の給排水手段30が、
図6に示すように、容器20に対する給排水を行う給排
水ポンプ30fを有し、コントローラ30bが給排水ポ
ンプ30fの動作をオン・オフさせて給水又は排水を開
始・停止させるようにしてもよい。このようにした場
合、給水又は排水の流量を0にしなくてもよくなり、制
御が簡単になる。また、複数の給排水ポンプについて、
中央制御装置40が給水又は排水を停止させるタイミン
グを一括して設定するようにすれば、個別に設定するこ
とが必要なくなる。
【0047】また、共用の給排水ポンプ30eを給水単
機能のものと置き換え、図7に示すように、排水を水中
ポンプ30gを用いて行うようにすることもできる。さ
らに、給水用と排水用の独立のポンプを並列接続し、い
ずれか一方のみを動作させることで、給水と排水を行う
ようにすることもできる。
【0048】なお、容器20の構造について、詳細な説
明を省略しているが、図10について上述したと同様の
ショックアブソーバ機構を有するキャスタ輪を採用して
もよい。
【0049】また、上述した実施の形態においては、容
器20に対する給排水を行う給排水手段との関連構成に
ついて簡略化して示しているが、各給排水負荷装置を車
両に搭載してシステムを構成する上では、図8図の斜視
図及び図9の断面図に示すように、給排水手段を構成す
る各種の手段を容器20に対して一体に設けて給排水負
荷装置を構成することが好ましい。
【0050】すなわち、図示のように、図10について
上述した従来の容器と同様の構成のものでよく、給排水
負荷装置の容器20はその一側壁の下側に容器20に対
する給排水を行う給排水口20aを有する。この給排水
口20aを通じて容器20に対して給排水する給排水路
20bには、流量検出手段としての流量計30cと、流
量調整手段としての流量制御弁30dが取り付けて設け
られている。特に、流量計30cは給排水口20aと給
排水路20bとの間に介在されて設けられ、流量制御弁
30dは給排水路20bの途中に挿入されて設けられて
いる。また、容器20内には、容器内の水面レベルを検
知して水量を検出する水量検出手段である水量計30a
としての液面レベル計が設けられている。
【0051】また、容器20には、検出した容器内の水
量が予め定めた水量値になったとき給水又は排水を停止
させる制御手段としてのコントローラ30bも取り付け
て設けられている。そして、このコントローラ30b
は、容器20に対する給排水の流量を検出する流量計3
0cからの信号を入力するために信号線L1と、容器へ
の給排水の流量を調整する流量制御弁30dに信号を出
力するための信号線L2とが接続され、流量計30cに
より検出した給排水の流量が予め定めた流量値となるよ
うに流量制御弁30dの開度を制御するようになってい
る。コントローラ30bはまた、液面レベル計30aか
らの信号を入力する信号線L3が接続され、この入力し
た信号により検出した容器内の水量が予め定めた水量値
になったとき給水又は排水を停止させる制御を行う。
【0052】このことによって、コントローラ30b
は、外部からの給水又は排水を流量値を0から予め定め
た流量値にして開始させ、予め定めた流量値から0にし
て給水又は排水を停止させることができる。なお、この
コントローラ30bは、容器20とは一体に設けられ
ず、容器20に対する給排水を行う図示しない給排水ポ
ンプ(図6の30f)の動作をオン・オフさせて給水又
は排水を開始・停止させる制御を行うようにすることも
できる。
【0053】上述したように、容器20に一体に設けら
れた流量計30c、流量制御弁30d、給排水路20b
及びコントローラ30bは、流量計30c、流量制御弁
30d及びコントローラ30b間の電気接続部を保護す
るため、給排水路20bの図示しないポンプとの接続端
20cを除いて保護カバー50によって覆われている。
また、保護カバー50には、複数の給水式負荷装置のコ
ントローラ30bを集中管理している中央制御装置(図
5の40)との電気接続を行うため防水コネクタ50a
も設けられている。
【0054】上述したように、給排水手段を構成する各
種の手段を容器20に対して一体的に設けることによっ
て、各給水式負荷装置の取り扱いが容易となり、また複
数の給水負荷装置を車載してシステムを構成する際の作
業性も良好となる。
【0055】また、給水式の負荷装置によって、車両の
荷台に重量を負荷することによって得られるデータにつ
いて特に言及していないが、データの種類、その取得方
法及びその利用の仕方については種々の方法があり、い
ずれの場合にも本発明は等しく適用できるものである。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した本発明によれば、車両に搭載した容器に対応して設
けられ容器に対する給排水を行うとともに容器内の水量
を検出し、この検出した容器内の水量が予め定めた水量
値になったとき給水又は排水を停止させるようになって
いるので、容器を複数車両に搭載することによって、容
器単位で重量を変化させた既知の各種の重量を車両に負
荷することができ、積載物の積み卸しに即した積載重量
の変化を車両に負荷することを容易に可能にする給水式
負荷装置が得られる。
【0057】また、請求項2に記載した本発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加え、容器に対する給
排水流量を検出して容器に対する給排水流量を予め定め
た流量値となるように制御するので、容器単位で重量変
化速度も異ならせた既知の各種の重量を車両に負荷する
ことができ、積載物の積み卸しの作業速度に即した積載
重量の変化を車両に負荷することを容易に可能にする給
水式負荷装置が得られる。
【0058】さらに、請求項3に記載した本発明によれ
ば、請求項2記載の発明の効果に加え、検出した給排水
流量が予め定めた流量値となるように流量制御弁の開度
を制御するので、容器単位で重量変化速度も異ならせた
既知の各種の重量を車両に簡単に負荷することができ、
積載物の積み卸しの作業速度に即した積載重量の変化を
積み卸しの際の積載物の単位で車両に負荷することを容
易に可能にする給水式負荷装置が得られる。
【0059】また、請求項4に記載した本発明によれ
ば、請求項2又は3記載の発明の効果に加え、外部から
の給水又は排水を流量値を0から予め定めた流量値にし
て開始させ、予め定めた流量値から0にして給水又は排
水を停止させるので、別個に給排水の開始、停止を行わ
せるための手段を備える必要がなく、積載物の積み卸し
に即した積載重量の変化を車両に負荷することを簡単な
構成にて可能にする給水式負荷装置が得られる。さら
に、請求項5に記載した本発明によれば、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明の効果に加え、給排水ポンプが
容器に対する給排水を行い、給排水ポンプの動作をオン
・オフさせて給水又は排水を開始・停止させるので、積
載物の積み卸しに即した積載重量の変化を車両に負荷す
ることを簡単な制御により可能にする給水式負荷装置が
得られる。
【0060】請求項6及び7記載した本発明によれば、
請求項1〜4のいずれかに記載した発明の効果に加え、
給排水手段を容器に対して一体的に設け、水量検出手段
を容器内に設けられ容器内の水面レベルを検知して水量
を検出する液面レベル計としているので、取り扱いが容
易となる給水式負荷装置が得られる。
【0061】請求項8記載した本発明によれば、請求項
2〜4のいずれかに記載した発明の効果に加え、給排水
手段を容器に対して一体的に設け、流量検出手段及び流
量調整手段を容器の給排水口を通じて容器に対して給排
水する給排水路の途中に設けているので、車両に単に搭
載するだけで、容器単位で重量変化速度も異ならせた既
知の各種の重量を車両に負荷することができる給水式負
荷装置が得られる。
【0062】さらに、請求項6に記載した本発明によれ
ば、複数の容器に対する給水又は排水を停止させる水量
値を個別に設定することが必要なくなるので、積載物の
積み卸しに即した積載重量の変化を車両に負荷すること
を簡単な設定作業により可能にする給水式負荷システム
が得られる。
【0063】また、請求項7に記載した本発明によれ
ば、複数の容器について、容器単位で重量変化速度を異
ならせた既知の各種の重量を車両に負荷するための設定
作業を一括して行うことができ、積載物の積み卸しの作
業速度に即した積載重量の変化を積み卸しの際の積載物
の単位で車両に負荷することを簡単な作業にて可能にす
る給水式負荷システムが得られる。
【0064】また、請求項8に記載した本発明によれ
ば、給排水する共用ポンプを備えるので、各装置にポン
プを設ける必要がなく、積載物の積み卸しに即した積載
重量の変化を車両に負荷することを簡単なシステム構成
により可能にする給水式負荷システムが得られる。さら
に、請求項9に記載した本発明によれば、請求項8に記
載した本発明の効果に加え、給排水を共用ポンプで行う
際の給水又は排水を停止させるタイミングを一括して設
定でき、個別に設定することが必要ないので、積載物の
積み卸しに即した積載重量の変化を車両に負荷すること
を簡単な設定作業により可能にする給水式負荷システム
が得られる。
【0065】また、請求項10に記載した本発明によれ
ば、給排水を各々の給排水ポンプの動作をオン・オフで
行う際の給水又は排水を停止させるタイミングを一括し
て設定でき、個別に設定することが必要ないので、積載
物の積み卸しに即した積載重量の変化を車両に負荷する
ことを簡単な制御と設定作業により可能にする給水式負
荷システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る給水式負荷装置の簡
略構成図である。
【図2】図1に示す給水式負荷装置の一実施の形態を示
す図である。
【図3】複数の容器を車両の荷台に搭載した状態を示す
側面図である。
【図4】図3の複数の容器に給水するタイミングを説明
するためのグラフである。
【図5】複数の給水式負荷装置を使用して構成したシス
テムの制御の仕方を説明するための説明図である。
【図6】図2に示す給水式負荷装置の他の実施の形態を
示す図である。
【図7】図2に示す給水式負荷装置の一部を変形した実
施の形態を示す図である。
【図8】本発明による給水式負荷装置の外観構造を示す
斜視図である。
【図9】図8の装置の断面図である。
【図10】従来の給水式負荷装置に使用されている容器
の構造を示す斜視図である。
【図11】従来の給水式負荷装置を複数使用して構成し
たシステムを示す図である。
【符号の説明】
20 容器 30 給排水手段 30a 水量検出手段(水量計) 30b 制御手段(コントローラ) 30c 流量検出手段(流量計) 30d 流量調整手段(流量制御弁) 30e 共用ポンプ(給排水ポンプ) 30f 給排水ポンプ 40 中央制御手段(中央制御装置)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の積載重量を計測する積載重量計を
    車両に取り付けたままの状態で検査して調整するため、
    車両に搭載され給排水される容器を備え、前記容器に対
    して水を給排水して既知の各種の重量を車両に負荷する
    給排水式負荷装置において、 前記容器に対応して設けられ、容器内の水量を検出する
    水量検出手段と、該水量検出手段により検出した容器内
    の水量が予め定めた水量値になったとき給水又は排水を
    停止させる制御手段とを有し、容器に対する給排水を行
    う給排水手段を備えることを特徴とする給水式負荷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記給排水手段は、容器に対する給排水
    流量を検出する流量検出手段と、容器への給排水流量を
    調整する流量調整手段とをさらに有し、前記制御手段
    は、前記流量検出手段により検出した給排水流量が予め
    定めた流量値となるように前記流量調整手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の給水式負荷装置。
  3. 【請求項3】 前記流量検出手段は、給排水の流量を計
    測して検出する流量計を有し、 前記流量調整手段は、弁の開度により流量を調整する流
    量制御弁を有し、 前記制御手段は、前記検出した給排水流量が予め定めた
    流量値となるように前記流量制御弁の開度を制御するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の給水式負荷装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、外部からの給水又は排
    水を前記流量値を0から予め定めた流量値にして開始さ
    せ、前記予め定めた流量値から0にして給水又は排水を
    停止させることを特徴とする請求項2又は3記載の給水
    式負荷装置。
  5. 【請求項5】 前記給排水手段は、容器に対する給排水
    を行う給排水ポンプを有し、前記制御手段は、前記給排
    水ポンプの動作をオン・オフさせて給水又は排水を開始
    ・停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の給水式負荷装置。
  6. 【請求項6】 前記給排水手段が前記容器に対して一体
    的に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の給水式負荷装置。
  7. 【請求項7】 前記水量検出手段が、前記容器内に設け
    られ容器内の水面レベルを検知して水量を検出する液面
    レベル計からなることを特徴とする請求項6記載の給水
    式負荷装置。
  8. 【請求項8】 前記給排水手段が前記容器に対して一体
    的に設けられ、 前記流量検出手段及び前記流量調整手段が前記容器の給
    排水口を通じて前記容器に対して給排水する給排水路の
    途中に設けられていることを特徴とする請求項2〜4の
    いずれかに記載の給水式負荷装置。
  9. 【請求項9】 車両に搭載した複数の容器にそれぞれ対
    応した請求項1〜8のいずれかに記載の給水式負荷装置
    と、 前記給水式負荷装置の各々の制御手段が給水又は排水を
    停止させる前記水量値を設定する中央制御手段とを備え
    ることを特徴とする給水式負荷システム。
  10. 【請求項10】 前記中央制御手段は、前記給水式負荷
    装置の各々の制御手段が前記流量調整手段を制御する前
    記流量値を設定することを特徴とする請求項9記載の給
    水式負荷システム。
  11. 【請求項11】 車両に搭載した複数の容器にそれぞれ
    対応した請求項2〜4のいずれかに記載の給水式負荷装
    置と、 前記給水式負荷装置に対して外部から給排水する共用ポ
    ンプとを備えることを特徴とする給水式負荷システム。
  12. 【請求項12】 前記給水式負荷装置の各々の制御手段
    が前記流量値を0から予め定めた流量値にして開始させ
    るタイミングを設定する中央制御手段を備えることを特
    徴とする請求項11記載の給水式負荷システム。
  13. 【請求項13】 車両に搭載した複数の容器にそれぞれ
    対応した請求項5に記載の給水式負荷装置と、 前記給水式負荷装置の各々の制御手段が前記給排水ポン
    プの動作をオン・オフさせて給水又は排水を開始・停止
    させるタイミングを設定する中央制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする給水式負荷システム。
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