JP2001292918A - 手洗い設備、手洗い室、手洗い管理プログラム媒体、手洗い検証サービスの方法、手洗い管理表示及び手洗い分析結果表示 - Google Patents

手洗い設備、手洗い室、手洗い管理プログラム媒体、手洗い検証サービスの方法、手洗い管理表示及び手洗い分析結果表示

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JP2001292918A
JP2001292918A JP2000114918A JP2000114918A JP2001292918A JP 2001292918 A JP2001292918 A JP 2001292918A JP 2000114918 A JP2000114918 A JP 2000114918A JP 2000114918 A JP2000114918 A JP 2000114918A JP 2001292918 A JP2001292918 A JP 2001292918A
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Japan
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washing
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JP2000114918A
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Yoshio Hattori
良男 服部
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HATTORI KOGYO KK
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HATTORI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、給食施設やフードサービス
産業において、有害な微生物が人の手や容器などを通じ
てある食品から他の食品に移動すること防止するため、
厨房作業員に正しい手洗い作業を常に行わせること可能
とする、手洗い設備、手洗い管理コンピュータ・プログ
ラム媒体、手洗い検証サービスの方法、手洗い管理表示
及び手洗い分析表示を提供することにある。 【解決手段】 石鹸塗布装置9、給水栓11、エアータ
オル15、殺菌装置17とからなる手洗い設備7に警告
装置21、22を取り付け、手洗い順序に違反した場合
や、実際の塗布時間や実際の給水時間や実際の乾燥時間
が基準時間より短いときには、警告装置21、22によ
り警告を発しやり直しの指示をする手段とを備えた手洗
い室であること。手洗い順序や実際の各手洗い作業時間
の記録を取り、正しい手洗い作業を指導するため利用し
たり、正しい手洗い作業が行われていたことを証明する
ことなどを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は学校・病院・老人ホ
ームなどの給食施設及びホテル・レストラン・料亭・食
堂・仕出し・宅配・テークアウトなどのフードサービス
産業(単に「ユーザ」という。)における厨房作業員
の、手洗い設備、手洗い管理コンピュータ・プログラム
媒体、手洗い検証サービスの方法、手洗い管理表示及び
手洗い分析結果表示に係わり、手洗い設備にはあらかじ
め定められた厨房作業員のみ入室すること、厨房作業員
全員に、求められる手洗い順序、求められる基準塗布時
間、求められる基準給水時間、求められる基準乾燥時間
を守らせるようにした手洗い設備、及び、そのような手
洗い設備を制御するプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体、さらには、厨房作業員の手洗
い記録を保存し、正しい手洗い作業が行われていること
を保証し、必要な場合は正しい手洗い作業が常に行われ
ていたことを証明することなどを特徴とする、手洗い検
証サービスを提供する方法及びそのようなサービスを提
供する場合に有用な手洗い管理表示及び手洗い分析結果
表示に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は食中毒などが発生してから、保健
所の職員が各ユーザの厨房に出向き、原因を調査するよ
うな対策が行われており、食中毒を絶対に出さないため
の手法は採用されていなかった。食中毒を絶対出さない
ための重要な管理項目の一つとして二次汚染の防止が挙
げられる。二次汚染とは有害な微生物が人の手や容器な
どを通じてある食品から他の食品に移動することをい
い、これを防ぐためには、厨房作業員に正しい手洗い作
業を常に行わせることが求められる。
【0003】従来の各ユーザにおける手洗い作業の状況
は、手洗い設備を設置し手洗い励行を合い言葉にするな
ど注意の喚起は行われていたが、言葉掛けで終わってい
たので実際には各厨房作業員の意識の問題となり、忙し
さに紛れいい加減な手洗い作業を行うことも時々見られ
た。また従来の厨房では一つの厨房で、食材の受け入れ
・洗浄・切断などの比較的雑菌に汚染されやすい作業
と、加熱調理、盛りつけ、ラッピングなどの絶対に汚染
してはならない作業の両方を行っていたので、例えば食
材を切断した後に盛りつけなどを行うときに、改めて手
洗いを実施するような意識はなく、そのまま盛りつけ作
業を行うようなことも行われていた。
【0004】また従来は、食中毒を絶対に出さないため
の手法は採用されていなかったため、フードサービスに
対する顧客は店内の清潔さや従業員の服装などを見て、
食品が安全であるか否かを判断し、保健所は厨房施設の
清潔さを中心に検査及び指導を行ってきた。しかし、こ
の方法では食中毒の予防はできず、実際に食中毒の発生
は一向に減少していない。また、実際に食中毒を絶対に
出さないための手法を採用し、お客様に常に安全なフー
ドサービスの提供を行っていても、そのような対策を行
っていることを自ら立証する方法がなかった。さらに、
そのような対策を行っていることを第三者が保証したり
証明する制度もなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の欠点を除くためになされたものであって、その目的と
するところは、手洗い設備にはあらかじめ定められた厨
房作業員のみ入室すること、厨房作業員全員に求められ
る手洗い順序、求められる基準塗布時間、求められる基
準給水時間、求められる基準乾燥時間を守らせるように
した手洗い設備、及び、そのような手洗い設備を制御す
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供することにある。
【0006】また本発明は、厨房を汚染地区と非汚染地
区に分割し、汚染地区においては食材の受け入れ・洗浄
・切断などの比較的雑菌に汚染されやすい作業を行い、
非汚染地区においては加熱調理、盛りつけ、ラッピング
などの絶対に汚染してはならない作業のみを行うものと
し、汚染地区から非汚染地区に人が入るときには、必ず
本願発明にかかる手洗い設備を通過しなけれならないよ
うにすることにより、従来では食材を切断した後に盛り
つけなどを行うときに改めて手洗いを実施しなかったも
のを、必ず手洗いを実施しなければならないようにする
ことにある。
【0007】また他の目的は、実際に食中毒を絶対に出
さないための手法を普及し、お客様に常に安全なフード
サービスの提供を受けてもらえるようにすること、食中
毒を絶対に出さないための手法の一つとして手洗い管理
を採用したユーザに対し、手洗い管理及び所定の手洗い
を行っていることを自ら立証するに適した手洗い装置を
提供すること、さらに、そのような対策を行っているこ
とを第三者として立証するサービスを提供するために、
厨房作業員の手洗い記録を保存し、正しい手洗い作業が
行われていることを保証し、必要な場合は正しい手洗い
作業が常に行われていたことを証明することなどを特徴
とする、手洗い検証サービスの方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、石鹸塗布装
置、給水栓、エアータオル、殺菌装置とからなる手洗い
設備において警告装置を取り付け、さらに、該手洗い設
備内あるいは別の位置にコンピュータを設け、該石鹸塗
布装置、該給水栓、該エアータオル、該殺菌装置の各セ
ンサ及び該警告装置と該コンピュータとを通信回線でつ
なぎ、該石鹸塗布装置、該給水栓、該エアータオル、該
殺菌装置の各センサの検知信号の順序とあらかじめ該コ
ンピュータの記録装置に登録した手洗い順序とを比較す
る手段と、手洗い順序に違反した場合は該警告装置によ
り警告を発し再度やり直しの指示をする手段と、実際の
塗布時間が基準塗布時間より短いとき、又は実際の給水
時間が基準給水時間より短いとき、又は実際の乾燥時間
が基準乾燥時間より短いときには、該警告装置により警
告を発し再度やり直しの指示をする手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0009】さらに、そのような手洗い設備に自動扉A
と読取装置A及び読取装置Bとを設けた手洗い室であっ
て、読取装置Aで読み取ったIDカードの識別記号とあ
らかじめ記録装置に登録した識別記号とが一致しない場
合は自動扉Aは開かず、読取装置Bで読み取ったIDカ
ードの識別記号とあらかじめ記録装置に登録した識別記
号とが一致しない場合は異常事態と判断し警告装置によ
り警告を発すると共に管理者や警備員などにその旨を通
知する手段とを備えたことを特徴とするものである。ま
た、そのような手洗い行為の記録をユーザ自らが保有
し、宣伝に利用したり証拠として保有することを可能と
したり、あるいは特定の第三者のみが手洗い行為の記録
にアクセスできるようにして、当該第三者が手洗い行為
に関する保証や証明を行うことを可能とする方法である
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では厨房を汚染地区と非汚
染地区とに分け、汚染地区から非汚染地区に入る入り口
に本発明に係る手洗い設備又は手洗室を設置する。一
方、非汚染地区から汚染地区に移動する場合は別途に設
けた一方通行の通路を使用するようにする。汚染地区で
は、食材の受け入れ・洗浄・切断などの比較的雑菌に汚
染されやすい作業を行い、非汚染地区では加熱調理・盛
り付け・ラッピングなど絶対に二次汚染を避けなければ
ならない作業のみ行うようして、それぞれに必要な設備
や備品を別々に用意する。
【0011】実施例1に係る手洗室1は入り口部に自動
扉A3と読取装置A5を、その内部に手洗い設備7を有
する隔離した部屋である。手洗い設備7は石鹸塗布装置
9、給水栓11、シンク14、エアータオル15、殺菌
装置17、読取装置B19、警告装置21などからな
り、石鹸塗布装置9はセンサ10を有し、そのノズルA
9aの下に置かれた手を検知したときに1回の手洗いに
必要な量の液体石鹸を手の平に供給するものとし、給水
栓11はセンサ12とタイマを有し、その蛇口11aの
下に置かれた手を給水栓のセンサ12が検知したときに
水を流し、1回目の給水は1〜3秒の間で設定した所定
の時間の経過後に停止し、2回目の給水は20〜60秒
の間で設定した所定の時間経過後、あるいはセンサ12
で手を検知しなくなったときに水を止めるものとし、
【0012】エアータオル15はセンサ16とタイマを
有し、その吹出口15aにおかれた手をエアータオル1
5のセンサ16が検知したときに温風を吹きだし、10
〜30秒の間で設定した所定の時間経過後、あるいはセ
ンサ16で手を検知しなくなったときに停止するものと
し、殺菌装置17はセンサ18を有しそのノズルB17
aの下に置かれた手を検知したときに所定の量の消毒液
を手に塗布するものとし、警告装置21としては音声で
警告し赤色の表示が点滅する構成とした。音声の警告は
警告内容及び正しい手洗い手順や必要な時間の手洗い作
業ををやり直すよう指示するもので、1実施例として図
3の(a)乃至(i)に例示した内容を各厨房作業員の
使用する複数の言語で録音しておく。手洗い設備7には
コンピュータ25を設け、読取装置A5、読取装置B1
9、各センサ10、12、16、18、警告装置21と
コンピュータ25とを通信回線でつなぐ。
【0013】各作業者にはあらかじめIDカードを発行
し常に携帯させる。IDカードとしては本発明の目的か
ら手に持つ必要のない非接触型のIDカードが望まし
い。所定の通信距離に入るとIDカード内のメモリのデ
ータを、読取装置A5、読取装置B19で読み取ること
が可能なものである。特に約1m程度離れても通信可能
な近傍型を選定することが望ましい。IDカードには各
作業者の識別記号と使用言語とをそのメモリに記録して
おく。見学者などが入る場合は臨時のIDカードを発行
する。
【0014】コンピュータ25を制御するプログラムは
以下のステップからなる。あらかじめIDカードを付与
した人間の識別記号を、コンピュ−タ25の記録装置2
6に登録するステップ。厨房作業員にはそれぞれIDカ
ードを付与し、その識別記号を記録装置26に登録して
おく。見学者などが入る場合は臨時のIDカードを発行
し、発行した臨時のIDカードの識別記号をあらかじめ
記録装置26に登録する。IDカードを発行した各厨房
作業員の使用言語の音声で、例えば図3の(a)乃至
(i)に例示した各警告を録音し、警告内容と言語別に
コンピュータ25の記録装置26に登録するステップ。
求められる手洗い順序を記録装置26に登録するステッ
プ。本実施例では1回目の給水作業、石鹸塗布作業、2
回目の給水作業、乾燥作業、殺菌作業の順序で登録す
る。
【0015】石鹸を手にまんべんなく塗るために求めら
れる基準塗布時間を記録装置26に登録するステップ。
石鹸は指先から肘までまんべんなく塗布することが求め
られるため、基準塗布時間は20〜40秒の間が好まし
く、25〜30秒の間で設定することが最も好ましい。
求められる基準給水時間を記録装置26に登録するステ
ップ。1回目の給水は石鹸を手に塗りやすくするための
給水であるため、1〜3秒の間で基準給水時間を設定す
ればよく、2回目の給水は石鹸を十分落とすために20
〜60秒の間が好ましく、30〜40秒の間で設定する
ことが最も好ましい。求められる基準乾燥時間を記録装
置26に登録するステップ。濡れた手を乾燥するために
必要な時間はエアータオルの性能により異なるが、通常
は10〜30秒の間が好ましく、15〜20秒の間で設
定することが最も好ましい。
【0016】読取装置A5で読み取ったIDカードのメ
モリの識別記号のデータを受け付けるステップと、読取
装置B19で読み取ったIDカードのメモリの識別記号
のデータを受け付け、あらかじめIDカードのメモリに
記録した使用言語のデータを取り出すステップと、石鹸
塗布装置のセンサ10、給水栓のセンサ12、エアータ
オルのセンサ16、殺菌装置のセンサ18のそれぞれの
検知信号を受け付けるステップと、読取装置A5、読取
装置B19で読み取ったIDカードのメモリの識別記号
があらかじめ記録装置26に登録した識別記号と一致す
るか比較するステップと、
【0017】読取装置A5で読み取ったIDカードのメ
モリの識別記号とあらかじめ記録装置26に登録した識
別記号とが一致する場合に自動扉A3を開くステップ
と、各センサ10、12、16、18のいずれかが手を
検知した信号は受け付けたが読取装置B19で読み取っ
たIDカードのメモリの識別記号の信号を受け付けなか
った場合、及び読取装置B19で読み取ったIDカード
のメモリの識別記号とあらかじめ記録装置26に登録し
た識別記号とが一致しない場合は異常事態と判断し、警
告装置21により、赤色の表示を点滅させ図3の(a)
に例示した音声の警告を発すると共に管理者や警備員に
その旨を通知するステップと、
【0018】石鹸塗布装置9、給水栓11、エアータオ
ル15、殺菌装置17の各センサ10、12、16、1
8の検知信号の順序とあらかじめ記録装置26に登録し
た手洗い順序とを比較するステップと、手洗い順序に違
反した場合は、警告装置21により赤色の表示を点滅さ
せ、あらかじめ録音し登録した手洗い順序の警告、例え
ば図3の(b)乃至(f)に例示した警告であって、読
取装置B19で読み取った識別記号によりあらかじめ記
録装置26に登録した中から選び出した、当該作業者の
使用言語と同じ言語の警告を発し、間違えた手洗い作業
に代えて正しい手洗い作業をやり直しするように指示を
するステップと、実際の塗布時間の長さを算出するステ
ップと、実際の給水時間の長さを算出するステップと、
実際の乾燥時間の長さを算出するステップ。このとき各
センサの検知信号が瞬間的に途切れてもすぐに復帰した
場合は連続して検知したものとして扱う。
【0019】実際の塗布時間と記録装置26に登録され
た基準塗布時間とを比較するステップと、実際の給水時
間と記録装置26に登録された基準給水時間とを比較す
るステップと、実際の乾燥時間と記録装置26に登録さ
れた基準乾燥時間とを比較するステップと、そして、実
際の塗布時間が基準塗布時間より短いとき、又は実際の
給水時間が基準給水時間より短いとき、又は実際の乾燥
時間が基準乾燥時間より短いときには、赤色の表示を点
滅させ図3の(g)乃至(i)に例示した警告であっ
て、読取装置B19で読み取った識別記号により、あら
かじめ記録装置26に登録した警告の中から選び出し
た、当該作業者の使用言語と同じ言語の音声の警告を発
し、再度やり直しの指示をするステップとからなる。
【0020】実施例2の発明は、実施例1の発明のコン
ピュータ・プログラムに対し各手洗い作業の手順をあら
かじめ音声又は文字表示でコンピュータに登録するステ
ップを追加した。かかる音声又は文字表示の1実施例を
図4の(j)乃至(n)に例示してある。そして、手洗
い設備の前に人が立ち読取装置B19で読み取ったID
カードのメモリの識別記号の信号を受け付けたときに、
あらかじめ記録装置26に登録した中から選び出した当
該作業者の使用言語と同じ言語の警告であって、図4の
(j)に例示した指示を警告装置に表示するステップ
と、1回目の給水が終わると図4の(k)に例示した指
示を警告装置に表示するステップと、基準塗布時間が経
過すると図4の(l)に例示した指示を警告装置に表示
するステップと、基準給水時間が経過すると図4の
(m)に例示した指示を警告装置に表示するステップ
と、基準乾燥時間が経過すると図4の(n)に例示した
指示を表示するステップを追加したものである。
【0021】実施例3係る手洗室2は実施例1に記載し
た手洗い設備7を単数又は複数有し、手洗い設備7と入
り口の自動扉A3との間にエアーシャワ室4を設けた手
洗室2であって、エアーシャワ室4と手洗い設備7との
間には自動扉B6を設け、所定時間の間エアーシャワを
受けなければ手洗い設備7に移動できない構成としてあ
る。エアーシャワ室4はその中に人間が入ると、所定時
間その全身に風を送風し人体に付着した異物を取り除く
機能を有するものであって、所定時間としては5〜10
秒の間で設定するのが望ましい。実施例1の警告装置2
1が音声と赤色表示の点滅であったのを、実施例3の警
告装置22は文字表示と警告音で表示する構成とし、文
字表示による警告は図3及び図5に例示した警告文を複
数の言語であって、あらかじめIDカードを付与した作
業者の使用する言語で作成しておく、手洗い設備7は複
数有する場合であっても、これを制御するコンピュータ
25は1式である。コンピュータ25の記録装置26に
はブラックボックスとした記録装置27を設け、さらに
ブラックボックスとした記録装置27を2つに分けてあ
る。さらに各ユーザが希望すれば、それぞれが付与する
IDカードのメモリに、毎日それぞれの作業員の当日の
作業内容を記録可能とすることができる。
【0022】各ユーザのコンピュータ25を制御するプ
ログラムは実施例1の発明のプログラムに対して以下の
ステップを追加又は変更してなる。一部の希望するユー
ザにおいては非汚染地区へ入室する作業内容をその記録
装置26に登録するステップを選択的に追加できるもの
とし、求められる手洗い順序をその記録装置26に登録
するステップの登録内容の一部を変更し、石鹸塗布作
業、給水作業、乾燥作業、殺菌作業の順序とする。実施
例3では石鹸液は原液でなくあらかじめ薄めた石鹸液を
使用するので、あらかじめ手を水で濡らす必要はないか
らである。
【0023】読取装置B19で読み取ったIDカードの
識別記号を、読み取った日時と共に、コンピュータ25
のブラックボックスとした記録装置の内の一方27aに
記録するステップを追加し、あらかじめ選択的に非汚染
地区へ入室する作業内容をその記録装置26に登録した
ユーザにおいては、読取装置B19で読み取ったIDカ
ードのメモリに記録した当日の作業内容と、記録装置2
6に登録した非汚染地区へ入室する作業内容とを比較
し、その内容が一致しない場合は、異常事態と判断し警
告装置により警告音と図5の(o)に例示した文字表示
の警告を発し、管理者や警備員などにその旨を通知し、
異常事態が発生した日時とその事実とをコンピュータ2
5のブラックボックスとした記録装置の内の一方27a
に記録するステップを選択的に追加可能とした。実施例
1では異常事態が発生した場合、警告装置により警告を
発すると共に管理者や警備員などにその旨を通知するス
テップのみであったものを、実施例3では異常事態が発
生した日時とその事実とをコンピュータのブラックボッ
クスとした記録装置の内の一方27aに記録するステッ
プを追加した。
【0024】実際に行った手洗い順序の記録を既に記録
した当該作業員のIDカード識別記号や日時と関連付け
てコンピュータ25のブラックボックスとした記録装置
の内の一方27aに記録するステップを追加し、全ての
実際の塗布時間、実際の給水時間、実際の乾燥時間の記
録を、既に記録した当作業員のIDカード識別符合や日
時と関連付けてコンピュータ25のブラックボックスと
した記録装置の内の一方27aに記録するステップを追
加し、コンピュータ25のブラックボックスとした記録
装置の内の一方27aの容量が一杯になったときに、そ
のつぎから受け付ける異常情報や読取装置で読み取った
IDカード識別記号のデータなどを、他の一方の記録装
置27bに記録するように切り替えるステップを追加
し、さらに、ブラックボックスとした記録装置の一方2
7aの記録装置が満杯になった旨の信号を、通信回路を
通じて手洗い検証サービス提供業者が管理するコンピュ
ータに送るステップを追加した。
【0025】以上のような手洗い室2を複数のユーザの
厨房に設置し、手洗い検証サービス提供者のコンピュー
タと各ユーザの手洗い設備のコンピュータ25とを通信
回路でつなぎ、手洗い検証サービス提供者のコンピュー
タを制御するプログラムは、各ユーザのコンピュータ2
5のブラックボックスとした記録装置27にアクセスす
るステップと、ブラックボックスとした記録装置の一方
27aに記録されたデータを自らが管理するコンピュー
タに取り込みその記録装置に記録すると共に当該ユーザ
のブラックボックスとした記録装置の一方27aを空に
するステップと、手洗い検証サービス提供者のコンピュ
ータの記録装置に記録されたデータを所定のモニターに
画像として表示し、これをプリンターにより書面にアウ
トプットするステップとからなる。
【0026】モニターの画像及びプリンタにより書面に
アウトプットするときの表示の1実施例を図6に示し説
明するが、本実施例では標題を手洗作業管理表とし、右
上にブラックボックスとした記録装置27に記録した年
度と月を表示し、日付、時刻、手洗者、手洗順序、塗布
時間、給水時間、乾燥時間、備考の欄を設け、手洗い室
に人が入室する度の記録を表示する。ここで、手洗い順
序の「石」は石鹸の塗布作業、「水」は石鹸を水で流す
作業、「乾」はエアータオルで手を乾燥させる作業、
「消」は消毒液の塗布作業をそれぞれ表すが、「石水乾
消」でなくても「イロハニ」、「abcd」、「○□▽
☆」でも構わない。また、塗布時間、給水時間、乾燥時
間の欄には実際の塗布時間、実際の給水時間、実際の乾
燥時間を記載する。備考には異常事態の記録を記載す
る。図6の実施例は基準塗布時間を25秒、基準給水時
間を35秒、基準乾燥時間を15秒に設定した場合の手
洗作業管理表である。
【0027】図6の実施例では手洗い順序の表示におい
て、手洗い順序を間違えた場合(3月1日8時7分の稲
垣 隆夫、3月31日22時20分のシン マハト)の
手洗順序の表示は太文字でアンダーラインを付して目立
つように表示しているが、基準時間に不足し手洗い作業
をやり直した場合は実際に行った通りの手洗い作業順序
を通常の表示で表している。基準時間に不足し手洗い作
業をやり直した場合(3月1日8時5分の小川 正勝、
3月1日8時9分のケイ パトラヤ、3月31日22時
12分の岡田 弘)は、不足した手洗い作業時間の表示
を太文字でアンダーラインを付して目立つように表示
し、やり直した正しい作業時間の記録は通常の表示で表
している。この場合において、太文字やアンダーライン
を付す代わりに、文字の色を変えたり、網掛け表示した
り、枠で囲って表示しても目立つため、手洗い作業の内
容を分析するときに便利である。
【0028】各ユーザにおける手洗い作業を分析した結
果を報告する場合の分析結果表示の1実施例を図8に示
し説明する。本実施例では当該ユーザにおける当該期間
の手洗い作業が全て正しく行われており、異常事態の発
生もなかったときには図8の(p)に示した成績表に、
当該ユーザの名称と分析した期間の表示とを記載し、正
しい手洗い作業が行われていたことを証明する。一方、
当該期間に手洗い順序の違反、手洗い作業時間の不足、
異常事態の発生などが起きた場合には図8の(q)に示
した成績表に、当該ユーザの名称と分析した期間の表示
を記載し、手洗い作業に違反した作業者名及び違反した
手洗い作業の発生日時と共に、手洗い手順に違犯したか
否か、不足した実際の石鹸塗布時間、不足した実際の給
水時間、不足した実際の乾燥時間の表示の内のいずれ
か、若しくは、異常事態の発生の記録を記載し、各ユー
ザに対し更なる作業者への教育及び指導を促す。
【0029】IDカードとしては、プラスチックカード
にICチップを内蔵したものが一般的であるが、その形
状にはこだわらず、例えばキーホルダ型、ブレスレット
型、ブローチ型など他の形状のものも含むものとする。
なを、石鹸としては通常の石鹸でもよいが、逆性石鹸は
殺菌性が高いので特に好ましい。さらに消毒液としては
クレゾール、エタノール、希釈塩素水、強酸性水、アル
コールなどを使用することができるが、特にアルコール
は揮発性が高く乾きやすい点と臭いが気にならない点で
好ましい。記録装置の一部をブラックボックスとする方
法には、記録装置の一部にアクセス権を設定し、あらか
じめ登録したネームとパスワードを打ち込まないとアク
セスできないようにする方法が一般的であるが、あらか
じめ担当者の網膜パターンや指紋パターンなどを登録し
ておき、アクセスする人間の網膜パターンや指紋パター
ンを読み取り、担当者の同一性を確認する方法などもあ
り、具体的な方法にはこだわらない。
【0030】実施例1の発明により、無関係な第三者の
非汚染地区への入室を防止し、あらかじめ登録した厨房
作業員しか手洗室に入れないものとすることができる。
また、手洗い作業手順を間違えたり、途中で手洗い設備
から離れると警告を受け、正しい手洗い作業が指示され
るので、各厨房作業員はこれに従い正しい手洗手順を守
らなければならない。また、基準塗布時間や基準給水時
間や基準乾燥時間のいずれかの時間に不足する場合は再
度やり直しをさせられるので、各厨房作業員はそれぞれ
の基準時間を守った手洗い作業をしなければならない。
また、各警告をそれぞれの厨房作業員の使用する言語で
行うので、確実に警告内容が各厨房作業員に伝わり、正
しい手洗い作業が実施されることになる。
【0031】また、異常事態の記録や手洗い順序に違反
した場合の記録や基準時間に不足した場合の記録を取っ
ておけば、異常事態の再発防止の検討資料として使用で
きると共に、違反した厨房作業員に対する注意を行い指
導を徹底させるため使用することができる。さらに、す
べての異常事態の記録や手洗い順序に違反した場合の記
録や基準時間に不足した場合の記録を取っておけば、異
常事態の再発防止の検討資料として使用したり、違反し
た厨房作業員に対する指導の材料として使用できると共
に、各ユーザにおける手洗い作業が確実に行われている
ことを自ら証明する資料として保存することができる。
【0032】実施例2の発明は厨房作業員が手洗い室の
中に入ってからどんな手順で手洗いをすればよいか、警
告装置により各厨房作業者の使用する言語で指示するの
で、多くの外国人の厨房作業員が頻繁に入れ代わること
の多いユーザにおいて、新しく厨房作業員が入ったとき
に1度指導するだけでよく、何度も各厨房作業員を指導
しなくてもすむ。
【0033】実施例3の発明は入り口にエアシャワー室
を取り付けたため、手洗いだけでなく体に付着した異物
の非汚染地区への持ち込みを防止することができる。ま
た、手洗い作業の記録には手洗い検証サービス提供者の
みがアクセスでき、各ユーザにはアクセスできないの
で、手洗い検証サービス提供者のみが記録内容を分析
し、各ユーザに対する指導の資料として使用したり、証
明の資料として使用することができる。さらに図6に示
した表示を採用することにより、素人でも容易に手洗い
順序違反の記録や基準時間に不足した場合の記録を見つ
けることが可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明により、厨房を汚染地区と非汚染
地区に分割し、汚染地区においては食材の受け入れ・洗
浄・切断などの汚染されやすい作業を行い、非汚染地区
において加熱調理、盛りつけ、ラッピングなどの絶対に
汚染してはならない作業のみを行うものとし、汚染地区
から非汚染地区に入るときには、必ず手洗い設備を通ら
なければならず、手洗い設備にはあらかじめ定められた
厨房作業員のみ入室すること、厨房作業員全員に求めら
れる手洗い順序、求められる基準塗布時間、求められる
基準給水時間、求められる基準乾燥時間を守らせるよう
にした手洗い設備、及び、そのような手洗い設備を制御
するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を提供することができた。
【0035】また、実際に食中毒を絶対に出さないため
の手法を採用し、お客様に常に安全なフードサービスの
提供を受けてもらうための手法の一つとして、手洗い管
理を採用したユーザに対し、手洗い管理及び所定の手洗
い記録の内容を自ら分析し、異常事態の有無、手洗い順
序の違反の有無、塗布時間の不足の有無、給水時間の不
足の有無、乾燥時間の不足の有無を検査し、その結果に
基づき作業者への注意と指導を徹底し、再発を防止する
と共に作業者の正しい手洗い作業の習慣化を図り、これ
を継続的に行うことにより、正しい手洗い作業が常に行
われるようにし、正しい手洗い作業が常に行われている
場合は、その記録を保存し、正しい手洗い作業が行われ
ていることを自ら証明する手段を提供することができ
た。
【0036】さらに、手洗い検証サービス提供者のみが
各ユーザにおける手洗い記録にアクセスできるようにし
て、手洗い検証サービス提供者が各ユーザの厨房作業員
の手洗い記録の全てを入手して保存し、手洗い検証サー
ビス提供業者は、各ユーザの厨房作業員の手洗い記録の
全てを分析し、異常事態の有無、手洗い順序の違反の有
無、塗布時間の不足の有無、給水時間の不足の有無、乾
燥時間の不足の有無を検査し、検査結果の報告書を各ユ
ーザに提示し、報告書に基づき、それぞれの厨房作業者
への注意と指導を各ユーザに徹底させ、再発を防止させ
ると共に作業者の正しい手洗い作業の習慣化を図り、こ
れを継続的に行うことにより、正しい手洗い作業が常に
行われるようにし、正しい手洗い作業が常に行われてい
る場合は、手洗い検証サービス提供業者がその記録を保
存し、正しい手洗い作業が行われていることを保証し、
必要な場合は、正しい手洗い作業が常に行われていたこ
とを証明するサービスを提供することを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の手洗い室の斜視図である。
【図2】実施例3の手洗い室の斜視図である。
【図3】警告文の1実施例を表した図である。
【図4】手洗い手順の表示の1実施例を表した図であ
る。
【図5】警告文の1実施例を表した図である。
【図6】手洗管理表示の1実施例を表した図である。
【図7】ユーザーのコンピュータの1実施例を表した図
である。
【図8】分析結果表示の1実施例を表した図である。
【符合の説明】
1 ・・・ 手洗い室 2 ・・・ 手洗い室 3 ・・・ 自動扉A 4 ・・・ エアーシャワー室 5 ・・・ 読取装置A 6 ・・・ 自動扉B 7 ・・・ 手洗い設備 9 ・・・ 石鹸塗布装置 9a・・・ ノズルA 10 ・・・ (石鹸塗布装置の)センサ 11 ・・・ 給水栓 11a・・・ 蛇口 12 ・・・ (給水栓の)センサ 14 ・・・ シンク 15 ・・・ エアータオル 15a・・・ 吹出口 16 ・・・ (エアータオルの)センサ 17 ・・・ 殺菌装置 17a・・・ ノズルB 18 ・・・ (殺菌装置の)センサ 19 ・・・ 読取装置B 21 ・・・ 警告装置 22 ・・・ 警告装置 25 ・・・ コンピュータ 26 ・・・ 記録装置 27 ・・・ ブラックボックスとした記録装置 27a・・・ ブラックボックスとした記録装置の一方 27b・・・ 他の一方の記録装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石鹸塗布装置、給水栓、エアータオル、
    殺菌装置とからなる手洗い設備に警告装置を取り付け、 石鹸塗布装置はセンサを有し、ノズルAの下に置かれた
    手を石鹸塗布装置のセンサが検知したときに1回の手洗
    いに必要な量の液体石鹸を手に供給するものとし、 給水栓はセンサを有し、蛇口の下に置かれた手を給水栓
    のセンサが検知したときに水を流し、給水栓のセンサが
    手を検知しなくなったとき又は所定時間経過後に水を止
    めるものとし、 エアータオルはセンサを有し、吹出口におかれた手をエ
    アータオルのセンサが検知したときに風を吹きだし、エ
    アータオルのセンサが手を検知しなくなったとき又は所
    定時間経過後に停止するものとし、 殺菌装置はセンサを有し、ノズルBの下に置かれた手を
    殺菌装置のセンサが検知したときに所定の量の消毒液を
    手に塗布するものとし、 さらに、該手洗い設備内あるいは別の位置にコンピュー
    タを設け、該各センサ、該警告装置と該コンピュータと
    を通信回線でつなぎ、 該コンピュータを制御するプログラムであって、求めら
    れる手洗い順序をその記録装置に登録する手段と、基準
    塗布時間と基準給水時間と基準乾燥時間とをそれぞれ、
    その記録装置に登録する手段と、 該石鹸塗布装置のセンサ、該給水栓のセンサ、該エアー
    タオルのセンサ、該殺菌装置のセンサのそれぞれの検知
    信号を受け付ける手段と、該石鹸塗布装置、該給水栓、
    該エアータオル、該殺菌装置の各センサの検知信号の順
    序とあらかじめ該記録装置に登録した手洗い順序とを比
    較する手段と、手洗い順序に違反した場合は該警告装置
    により警告を発しやり直しを指示する手段と、 該石鹸塗布装置のセンサが手を検知した後に該給水栓の
    センサが手を検知するまでの時間(以下「実際の塗布時
    間」という。)の長さを算出する手段と、該給水栓にお
    いてそのセンサが手を検知し続けた時間(以下「実際の
    給水時間」という。)の長さを算出する手段と、該エア
    ータオルにおいてそのセンサが手を検知し続けた時間
    (以下「実際の乾燥時間」という。)の長さを算出する
    手段と、 実際の塗布時間と該記録装置に登録された基準塗布時間
    とを比較する手段と、実際の給水時間と該記録装置に登
    録された該基準給水時間とを比較する手段と、実際の乾
    燥時間と該記録装置に登録された該基準乾燥時間とを比
    較する手段と、 実際の塗布時間が基準塗布時間より短いとき、又は実際
    の給水時間が基準給水時間より短いとき、又は実際の乾
    燥時間が基準乾燥時間より短いときには、該警告装置に
    より警告を発しやり直しを指示をする手段とを有するプ
    ログラムを備えたことを特徴とする手洗い設備。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した手洗い設備の入り口
    に自動扉Aと読取装置Aを、手洗い設備内に読取装置B
    を設けた手洗い室であって、該手洗い設備の有するコン
    ピュータと該読取装置A及び該読取装置Bとを通信回線
    でつなぎ、該コンピュータを制御するプログラムは、 あらかじめIDカードを付与した人間の識別記号をその
    記録装置に登録する手段と、該読取装置A及び該読取装
    置Bで読み取ったIDカードの識別記号の信号を受け付
    ける手段と、該読取装置A及び該読取装置Bで読み取っ
    たIDカードの識別記号と、あらかじめ該記録装置に登
    録した識別記号と比較する手段と、 該読取装置Aで読み取ったIDカードの識別記号と、あ
    らかじめ該記録装置に登録した識別記号とが一致する場
    合は該自動扉Aを開き、一致しない場合は該自動扉を開
    かないようにする手段と、 石鹸塗布装置のセンサ、給水栓のセンサ、エアータオル
    のセンサ、殺菌装置のセンサのいずれかが人を検知して
    も、該読取装置Bで読み取ったIDカードの識別記号の
    信号を受け付けてない場合、及び、該読取装置Bで読み
    取ったIDカードの識別記号とあらかじめ該記録装置に
    登録した識別記号とが一致しない場合は、異常事態と判
    断し警告装置により警告を発すると共に、管理者などに
    その旨を通知する手段とを追加したプログラムであるこ
    とを特徴とする手洗い室。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した手洗い室であって、
    そのコンピュータを制御するプログラムは、 各手洗い作業を指示する表示をあらかじめ音声又は文字
    表示でコンピュータの記録装置に登録する手段と、 手洗い設備の前に人が立ち、そのIDカードの識別記号
    を読取装置Bが読み取ったときに、例えば、1回目の給
    水を要する場合は手を水で濡らすよう指示する表示を、
    石鹸の塗布から始める場合は石鹸を付けるよう指示する
    表示を、それぞれ警告装置に表示する手段と、 1回目の給水を要するときは1回目の給水が終了したと
    きに、石鹸を付けるよう指示する表示を、警告装置に表
    示する手段と、 その後基準塗布時間が経過すると、石鹸を水で流すよう
    指示する表示を、警告装置に表示する手段と、 基準給水時間が経過すると、手を乾燥させるよう指示す
    る表示を、警告装置に表示する手段と、 基準乾燥時間が経過すると、手を消毒させるよう指示す
    る表示を、警告装置に表示する手段とを追加したプログ
    ラムであることを特徴とする手洗い室。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載した手洗い
    室であって、そのコンピュータを制御するプログラム
    は、 該コンピュータの記録装置に、異常事態発生の日時と異
    常事態の記録、及び、警告を発した手洗い行為に関す
    る、間違えた手順、不足した実際の塗布時間、不足した
    実際の給水時間、不足した実際の乾燥時間、又は、全て
    の手洗い行為の手洗い順序の記録、実際の塗布時間、実
    際の給水時間、実際の乾燥時間を、 それぞれ読取装置Bにより読み取ったIDカード識別記
    号と関連づけて、そのIDカード読取日時と共に、記録
    する手段とを追加したプログラムであることを特徴とす
    る手洗い室。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載した手洗い
    室であって、該手洗い設備のコンピュータの記録装置に
    ブラックボックスを設け、該ブラックボックスとした記
    録装置を2つに分け、該コンピュータを制御するプログ
    ラムは、 該ブラックスボックスとした記録装置の一方に、読取装
    置により読み取ったIDカード識別記号と関連づけて、
    そのIDカード読み取り日時と共に全ての手洗い行為に
    ついての手洗い順序の記録、実際の塗布時間、実際の給
    水時間、実際の乾燥時間を記録する手段と、 該ブラックスボックスとした記録装置の一方の容量が一
    杯になるまで記録が蓄積されたときに、他の一方の記録
    装置に記録するように切り替える手段と、該ブラックス
    ボックスとした記録装置の一方の容量が一杯になった旨
    の信号を、通信回線を通じて発する手段とを追加したプ
    ログラムであることを特徴とする手洗い室。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
    した手洗室であって、手洗い設備と自動扉Aの間にエア
    ーシャワー室を設け、該エアーシャワー室と手洗い設備
    との間には自動扉Bを設け、エアーシャワー室に人が入
    ると自動的に送風し、所定時間経過後に送風をやめ自動
    扉Bが開くものとしたことを特徴とする手洗い室。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載した手洗い設備を制御す
    るコンピュータ・プログラムであって、 求められる手洗い順序をその記録装置に登録するステッ
    プと、基準塗布時間と基準給水時間と基準乾燥時間とを
    その記録装置に登録するステップと、 石鹸塗布装置のセンサ、給水栓のセンサ、エアータオル
    のセンサ、殺菌装置のセンサのそれぞれの検知信号を受
    け付けるステップと、該石鹸塗布装置、該給水栓、該エ
    アータオル、該殺菌装置の各センサの検知信号の順序と
    あらかじめ該記録装置に登録した手洗い順序とを比較す
    るステップと、手洗い順序に違反した場合は警告装置に
    より警告を発しやり直しを指示するステップと、 実際の塗布時間の長さを算出するステップと、実際の給
    水時間の長さを算出するステップと、実際の乾燥時間の
    長さを算出するステップと、実際の塗布時間と該記録装
    置に登録された基準塗布時間とを比較するステップと、
    実際の給水時間と該記録装置に登録された基準給水時間
    とを比較するステップと、実際の乾燥時間と該記録装置
    に登録された基準乾燥時間とを比較するステップと、 実際の塗布時間が基準塗布時間より短いとき、実際の給
    水時間が基準給水時間より短いとき、実際の乾燥時間が
    基準乾燥時間より短いときには、該警告装置により警告
    を発しやり直しを指示するステップとを備えたことを特
    徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載した手洗い設備を制御す
    るコンピュータ・プログラムであって、 あらかじめIDカードを付与した人間の識別記号をその
    記録装置に登録するステップと、求められる手洗い順序
    をその記録装置に登録するステップと、基準塗布時間と
    基準給水時間と基準乾燥時間とをその記録装置に登録す
    るステップと、 読取装置A及び読取装置Bで読み取ったIDカードの識
    別記号の信号を受け付けるステップと、石鹸塗布装置の
    センサ、給水栓のセンサ、エアータオルのセンサ、殺菌
    装置のセンサのそれぞれの検知信号を受け付けるステッ
    プと、該読取装置A及び読取装置Bで読み取ったIDカ
    ードの識別記号があらかじめ該記録装置に登録した識別
    記号と一致するか比較するステップと、 該読取装置Aで読み取ったIDカードの識別記号とあら
    かじめ該記録装置に登録した識別記号とが一致する場合
    は自動扉Aが開き、該読取装置Aで読み取ったIDカー
    ドの識別記号とあらかじめ該記録装置に登録した識別記
    号とが一致しない場合は該自動扉Aが開かないようにす
    るステップと、 石鹸塗布装置のセンサ、給水栓のセンサ、エアータオル
    のセンサ、殺菌装置のセンサのいずれかが人を検知して
    も、該読取装置Bで読み取ったIDカードの識別記号の
    信号を受け付けてない場合、及び、該読取装置Bで読み
    取ったIDカードの識別記号とあらかじめ該記録装置に
    登録した識別記号とが一致しない場合は、異常事態と判
    断し警告装置により警告を発すると共に、管理者などに
    その旨を通知するステップと、 該石鹸塗布装置のセンサ、該給水栓のセンサ、該エアー
    タオルのセンサ、該殺菌装置のセンサの検知信号の順序
    とあらかじめ該記録装置に登録した手洗い順序とを比較
    するステップと、手洗い順序に違反した場合は該警告装
    置により警告を発しやり直しを指示するステップと、 実際の塗布時間の長さ、実際の給水時間の長さ、実際の
    乾燥時間の長さをそれぞれ算出するステップと、実際の
    塗布時間と該記録装置に登録した基準塗布時間とを比較
    するステップと、実際の給水時間と該記録装置に登録し
    た基準給水時間とを比較するステップと、実際の乾燥時
    間と該記録装置に登録した基準乾燥時間とを比較するス
    テップと、 実際の塗布時間が基準塗布時間より短いとき、又は実際
    の給水時間が基準給水時間より短いとき、又は実際の乾
    燥時間が基準乾燥時間より短いときには、該警告装置に
    より警告を発しやり直しを指示するステップとを備えた
    ことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載したコンピュータ・プロ
    グラムであって、各手洗い作業の手順をあらかじめ音声
    又は文字表示でコンピュータに登録するステップと、 手洗い設備の前に人が立ちIDカードの識別記号を読取
    装置Bが読み取ったときに、1回目の給水を要する場合
    は手を水で濡らすよう指示する表示を、石鹸の塗布から
    始める場合は石鹸を付けるよう指示する表示を、それぞ
    れ警告装置に表示するステップと、 1回目の給水を要するときは1回目の給水が終了したと
    きに、石鹸を付けるよう指示する表示を警告装置に表示
    するステップと、 その後基準塗布時間が経過すると、石鹸を水で流すよう
    指示する表示を警告装置に表示するステップと、 基準給水時間が経過すると、手を乾燥させるよう指示す
    る表示を警告装置に表示するステップと、 基準乾燥時間が経過すると、手を消毒させるよう指示す
    る表示を警告装置に表示するステップとを追加したプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載したコンピュータ・プ
    ログラムであって、 読取装置Bで読み取ったIDカードの識別番号を、読み
    取った日付と時刻と共にその記録装置に記録するステッ
    プと、記録した該識別番号と関連づけて、 石鹸塗布装置、給水栓、エアータオル、殺菌機の各セン
    サの検知信号の順序とあらかじめ記録装置に登録した手
    洗い順序が異なる場合は、間違えた旨と間違えた順序を
    その記録装置に記録するステップと、 実際の塗布時間が基準塗布時間より短いとき、又は実際
    の給水時間が基準給水時間より短いとき、又は実際の乾
    燥時間が基準乾燥時間より短いときには、不足した時間
    の内容と実際の時間をその記録装置に記録するステップ
    とを追加したプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載したコンピュータ・プ
    ログラムであって、読取装置Bで読み取ったIDカード
    の識別記号を、読み取った日付と時刻と共にその記録装
    置に記録するステップと、記録した識別記号と関連づけ
    て、全ての手洗い行為についての、手洗い順序の記録、
    実際の塗布時間、実際の給水時間、実際の乾燥時間を記
    録するステップとを追加したプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載した
    コンピュータ・プログラムであって、 石鹸塗布装置のセンサ、給水栓のセンサ、エアータオル
    のセンサ、殺菌装置のセンサのいずれかが人を検知した
    信号は受け付けたが、同時に、該読取装置Bで読み取っ
    たIDカードの識別記号を受け付けなかった場合、及び
    該読取装置Bで読み取ったIDカードの識別番号とあら
    かじめ該記録装置に登録した識別番号とが一致しない場
    合は異常事態と判断し、異常事態の発生の旨と発生した
    日付と時刻とをその記録装置に記録するステップとを追
    加したプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載したコンピュータ・
    プログラムであって、そのコンピュータの記録装置にブ
    ラックボックスを設け、ブラックボックスとした記録装
    置を2つに分け、 ブラックスボックスとした記録装置の一方に異常事態発
    生の記録及び読取装置Bにより読み取ったIDカード識
    別記号、識別した日付及び時刻の記録と関連づけて、全
    ての手洗い行為についての、手洗い順序の記録、実際の
    塗布時間、実際の給水時間、実際の乾燥時間を記録する
    ステップと、 該ブラックボックスとした記録装置の一方の容量が一杯
    になるまで記録を蓄積したときに、他の一方の記録装置
    に記録するように切り替えるステップと、該ブラックボ
    ックスとした記録装置の一方の容量が一杯になった旨の
    信号を、通信回線を通じて発するステップとを追加した
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  14. 【請求項14】 ユーザにおける手洗い行為を保証ある
    いは証明するサービスであって、ユーザに請求項5又は
    請求項6にかかる手洗い室を設置し、その手洗い設備の
    コンピュータのブラックボックスとした記録装置を、ユ
    ーザにはアクセスできないがサービス提供者にはアクセ
    ス可能なものとし、 ユーザの該手洗い設備の該コンピュータの発する、ブラ
    ックボックスとした記録装置の一方の容量が一杯になっ
    た旨の信号を受け取り、ユーザにとってブラックボック
    スとした記録装置にアクセスして記録を取りだしてこれ
    を空にし、取り出した記録を自らのコンピュータの記録
    装置に保存すると共に、 記録された内容を分析し、異常事態の有無、手洗い順序
    の違反の有無、塗布時間の不足の有無、給水時間の不足
    の有無、乾燥時間の不足の有無を検査し、検査結果の報
    告書を顧客に提示し、厨房作業員への注意と指導を顧客
    に徹底させ、再発を防止させると共に厨房作業員の正し
    い手洗い作業の習慣化を図り、これを継続的に行うこと
    により、正しい手洗い作業が常に行われるようにし、 正しい手洗い作業が常に行われている場合は、その記録
    を保存し、正しい手洗い作業が行われていることを保証
    し、必要な場合は正しい手洗い作業が常に行われていた
    ことを証明することを特徴とする、手洗い検証サービス
    の方法。
  15. 【請求項15】 警告を発した手洗い行為に関する間違
    えた手順の記録、不足した実際の塗布時間の記録、不足
    した実際の給水時間の記録、不足した実際の乾燥時間の
    記録、又は、全ての手洗い行為の記録を、それぞれ読取
    装置Bにより読み取ったIDカード識別記号と照合した
    氏名と関連づけて表示する手洗い管理表示であって、 手洗い日、手洗い時刻、手洗い者、手洗い順序、実際の
    塗布時間、実際の給水時間、実際の乾燥時間を表示する
    ものであって、間違えた手順の記録、不足した実際の塗
    布時間の記録、不足した実際の給水時間の記録、不足し
    た実際の乾燥時間の記録を目立つ表示とし、正しい手洗
    い作業の記録と区別して表示したことを特徴とする、手
    洗い管理表示。
  16. 【請求項16】 ユーザの手洗い室における異常事態発
    生の記録、全ての手洗い行為についての、手洗い順序、
    実際の塗布時間、実際の給水時間、実際の給水時間の記
    録の内容を分析した結果を表示するものであって、 分析対象のユーザの表示及び分析対象の期間の表示、並
    びに、正常な手洗い作業が行われていたことを証明する
    表示とからなる分析結果表示、又は、分析対象のユーザ
    の表示及び分析対象の期間の表示、並びに、違反した作
    業者名、違反した手洗い作業の発生日時、手洗い順序の
    違反、不足した実際の塗布時間、不足した実際の給水時
    間、不足した実際の乾燥時間、異常事態発生の表示とか
    らなる分析結果表示。
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