JP2001292553A - ダイナモ・タイヤ・ホイール（ｄｙｎａｍｏｔｉｒｅｗｈｅｅｌ） - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自転車等の、車輪ホイールの内側に永久磁石を接着し、
その回転と平行するように電気コイルを設置し、走行中
回転する車輪そのものを、大きなダイナモとして使用
し、発電した電気を動力等に使用するシステム。 【目的】自転車等走行中の、タイヤの回転運動を自家発
電に活用して、エネルギーを節約する。走行を快適にす
る。 【構成】通常の自転車、既存の電動アシスト自転車に装
着して使用する。自転車等、製造段階で、標準装備とし
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】自転車の、走行中の車輪の回転を
発電に利用し、電動アシスト自転車や電気スクーターな
ど動力に利用する。

【０００２】

【従来の技術】自転車の前輪に小型のダイナモを取り付
け、車輪の回転で発電し、ライトを点灯させる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の小型ダイナモ
は、稼動させると車輪の回転に大きな負荷をかけ、ペダ
ルを重くする。少量の電気しか発電できない。本発明
は、これらの欠点を解決する為のものである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】自転車の車輪ホイールの内
側に、スポークの間に等間隔に、永久磁石を接着する。
（図面１・２参照） 車輪の泥よけの両淵に、車輪ホイールの磁石の回転と平
行するように、電気コイルを設置する。車輪ホイールと
は、不導体で絶縁する。（図面１参照）車軸のディスク
の淵に、車輪ホイールの磁石の回転と平行するように、
電気コイルを設置する。車輪ホイールとは、不導体で絶
縁する。（図面２参照） 車輪ホイールと電気コイル、それぞれから電極でコード
をひき、自転車本体の中央部の充電器につなげる。（図
面１・２参照） 前輪の両面、後輪の両面に同様に磁石とコイルを設置す
ることにより、通常の四倍以上の電気を発電することが
できる。

【０００５】

【作用】従来のダイナモのように、稼動中走行に負担を
かけずに、走行しながら大量の電気を発電することがで
きる。従来の電動アシスト自転車のように、家庭用コン
セントからの充電が要らなくなる。ハイブリッド・スク
ーターや完全電動スクーターにも応用できる。四輪車に
も応用できる。

【０００６】

【実施例】現在、市販されている電動アシスト自転車の
車体及び車輪に装着し、走行使用することができる。通
常の自転車に、既存の電動機と充電池と組み合わせた上
で装着し、走行使用することができる。充電池として、
着脱可能のニッカド水素蓄電池を使用することにより、
モバイル・パソコンや携帯電話の電池にも流用すること
ができる。

【０００７】

【発明の効果】この発明により、既存の電動アシスト自
転車の、家庭用コンセントからの充電の手間がなくな
る。モバイル自家発電が、もっと身近になる。省電力の
電気スクーターが実現可能になる。四輪車にも応用する
ことが出来、バッテリーの交換が要らなくなる。エネル
ギーの節約になり、環境破壊の防止となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】通常の自転車に、電動機と充電器との組合わせ
での、装着例。その断面図。

【図２】既存の電動アシスト自転車に、増強仕様での装
着例。その断面図。

【符号の説明】

（１）車輪ホイールの磁石 ｍａｇｎｅｔ （２）電気コイル ｃｏｉｌ （３）絶縁体 ｉｎｓｕｌａｔｏｒ （４）コード及び電極 ｃｏｒｄｓ ａｎｄ ｅｌｅｃ
ｔｒｏｄｅ （５）充電器 ｂａｔｔｅｒｙ ｃｈａｒｇｅｒ （６）電動機 ｍｏｔｏｒ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】自転車などの車輪ホイールの内側に磁石を
   取り付け、それと平行するように電気コイルを設置し、
   回転する車輪それ自体を大きなダイナモとして使用し、
   大量の電気を発電して動力等に利用するシステム。