JP2001291103A - 指紋認証装置、指紋認証方法及び指紋認証プログラムを記録した記録媒体、並びに指紋記録媒体 - Google Patents

指紋認証装置、指紋認証方法及び指紋認証プログラムを記録した記録媒体、並びに指紋記録媒体

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JP2001291103A
JP2001291103A JP2000142558A JP2000142558A JP2001291103A JP 2001291103 A JP2001291103 A JP 2001291103A JP 2000142558 A JP2000142558 A JP 2000142558A JP 2000142558 A JP2000142558 A JP 2000142558A JP 2001291103 A JP2001291103 A JP 2001291103A
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Masahiko Okuno
昌彦 奥野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICカードなどの指紋記録媒体を用いる際
に、より安全な本人確認を行ない得るようにする。 【構成】 ICカードなどの指紋記録媒体に予め記録さ
れた指紋データを読み出し、新たにユーザーの指紋画像
を読み込んで指紋データを生成し、2つの指紋データを
比較して本人確認を行なう。またネットワーク越しに接
続されたサーバに予め記録されている指紋データを比較
に利用している。また予め定めた規則により配列を変え
て指紋記録媒体に記録された指紋データを読み出し、規
則指定手段により本人から規則が指定されたなら、その
規則に従って指紋データ比較装置により前記指紋データ
を元の配列に戻した後か、または他の指紋データの配列
を変えた後で比較する。また新たに指紋画像を読み込
み、この指紋データに基づいてサーバに予め記録されて
いる前記規則を読み出し、その規則に従って前記指紋デ
ータを元の配列に戻した後か、または前記新たに指紋画
像を読み込んで生成した指紋データの配列を変えた後で
比較するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、読み取った指紋
画像の真偽を判定して、より安全性が高く確実な本人確
認を可能にする指紋認証装置、指紋認証方法及び指紋認
証プログラムを記録した記録媒体、並びに指紋記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年筆跡で本人確認を行なう電子認証シ
ステムが登場して来た。これに対して旧来からの電子認
証システムとしては、入力キーにより暗証番号を入力さ
せ真偽を判定する暗証番号方式が一般的である。これは
磁気記録カードやICカードのような認証トークンを使
用する認証トークン方式と併用されることが多い。また
これまであまり一般的ではなかった電子認証システムと
して、個人の身体的特性に着目するバイオメトリクス方
式があった。
【0003】今後の動向として、認証トークン方式には
接触型或いは非接触型のICカードが多用されるであろ
う。また場合によってはICが埋め込まれた非接触型の
指輪などのアクセサリーも使用されるであろう。これ等
は内部に埋設したICチップに本人確認のためのデータ
を納めたものである。また個人情報の取り扱いにより一
層の安全性が求められると共に、例えば指紋読み取りの
ための装置自体の値段が低下して来ていることなどもあ
り、バイオメトリクス方式が多用されるようになるはず
である。他者に管理されるのは嫌であるが、自分で管理
出来るのであれば指紋を利用することも許容するという
ような認識になりつつある。
【0004】このバイオメトリクス方式には、声紋認
識、虹彩認識、指紋認識の各方式を上げることが出来
る。声紋は声を周波数分析装置で複雑な縞模様に表わし
たものでありこれを認証に用いることが出来る。虹彩は
眼球の角膜と水晶体との間にあり中央に瞳孔をもつ円盤
状の薄膜であり、括約筋や放射筋や色素の状態等によっ
て個人を判別することが出来る。また指紋は指端の腹面
にある皮膚のしわであり、弓状、渦状、蹄状を為し、人
によって夫々異なり終生変らないため、個人識別の根拠
として利用されている。
【0005】これまで指紋識別装置の例としては、図1
7で示すような光学センサを用いるもの、図18で示す
ような静電容量方式による半導体センサを用いるものが
知られている。光学識別機9は、ガラス90面上に置か
れた指に対して可視光や赤外線を放射する光源91と、
ガラス90面で反射された光を受ける光学センサ92
と、この光学センサ92とガラス90面との間のフォー
カル・プレーンに置かれるレンズ93とを備える。光源
91としては発光ダイオードがよく用いられている。ま
た光学センサ92には電荷結合素子やイメージスキャナ
等がよく用いられている。ガラス90面上に現われる指
紋はレンズ93によりピントが合わされ、明暗の縞模様
画像として光学センサ92に拾われる。また静電容量識
別機94は指を置くピクセル・アレイ95と指の縞模様
凹凸(指紋)96との間のキャパシタンスの分布の様子
から縞模様画像を得るものであり、最近ではポインティ
ングデバイスとしてのマウスの中央部分に半導体指紋セ
ンサを取り付けたものなどが登場して来ている。
【0006】この指紋の映像信号はA/D変換部でデジ
タル信号の指紋データに変換され、マニューシャ方式や
パターンマッチング方式などのよく知られた指紋識別処
理に供される。また指紋識別装置の用途としては、上記
マウスによるコンピュータへのログオンやインターネッ
ト通販の信用認証等、玄関やガレージのドアロックやア
ンロック、自動車のキーシステム等の個人使用的な分野
での利用の他に、銀行の現金自動預け払い機、遊戯店に
於ける会員認証システム、小売店での個人認証などのよ
うに、不特定多数の人々による共同利用を上げることが
出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、指紋認
証に於いては、複写した指紋が使用されるなどして成り
済ましを可能にしてしまうような誤った判定が為される
ことがある。この発明はこのような問題を解決して、よ
り一層の安全性を確保することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題の解決
のために、当発明者は、認証トークン方式とバイオメト
リクス方式とを併用し、この何れにも本人の指紋を利用
すれば良いという知見を得た。二重のチェックが必要に
なるためより一層セキュリティを高めることが出来る。
また特に、今後主流となるであろうと共に比較的記憶容
量の大きなICカードを利用すれば良いという知見を得
た。更にICカードに記録する指紋データに本人にのみ
分かる特殊な変更を加えれば、悪意で指紋データが読み
出されても問題はないという知見も得た。
【0009】そこでこの発明では、第1の手段として、
指紋記録媒体に予め記録された指紋データを、指紋記録
媒体リーダを用いて読み出し、指紋読取装置によって新
たに指紋画像を読み込んで指紋データを生成し、指紋デ
ータ比較装置によって前記指紋記録媒体リーダの指紋デ
ータと前記指紋読取装置の指紋データとを比較して本人
確認を行なうようにした。
【0010】この場合、指紋記録媒体に予め定めた規則
によって配列を変えて記録された指紋データを、指紋記
録媒体リーダを用いて読み出し、規則指定手段により本
人から規則が指定されたら、その規則に従って指紋デー
タ比較装置により指紋記録媒体リーダの指紋データを元
の配列に戻した後かまたは他の指紋データの配列を変え
た後で比較するようにしても良い。
【0011】上記第1の手段によれば、本人の指紋は予
め指紋記録媒体に記録されており、これを持ち歩くこと
が出来る。また指紋記録媒体リーダを用いればこの指紋
記録媒体から本人の指紋を読み出すことが出来る。従っ
て、別途その場で指紋読取装置を利用して本人の指紋を
読み取り、前記指紋記録媒体リーダからの指紋データと
の照合を行なえば、より確実な本人確認を行なうことが
出来る。
【0012】この場合、指紋記録媒体には予め定めた規
則によって指紋データの配列を変えて記録することが出
来る。すると、この指紋データの配列を元に戻すか、ま
たは指紋記録媒体リーダを用いて新たに読み取った本人
の指紋データを前記規則により配列を変えれば、比較に
よって両方の指紋データが真正のものであれば一致す
る。従ってどのような規則で配列を変更するかを知らな
いものにとっては、指紋記録媒体中の指紋データを利用
したり、書き換えたりすることが出来ないことに成る。
この規則に付いては、単純なものでは指紋データの始ま
りから終わりまでのビット配列を全反転させると言うも
のがある。更に複雑化させて、始まりから何ビット毎か
に区切ってブロック化し、ブロック間の配列を変えてし
まうもの、またその内から全反転させるブロックを選ぶ
もの、なども可能である。これ等の処理はコンピュータ
を用いて行なうのが一般的であるから、更に複雑な規則
としても問題は少ない。これは規則であるから、事前に
決めておけば良いし、或いは幾つかの既成の規則を選択
出来るようにすれば良い。
【0013】また第1の手段に付き更に、指紋記録媒体
に予め記録された2指分以上の指紋データを指紋記録媒
体リーダを用いて読み出し、指紋読取装置によって新た
に前記2指分以上の指紋データに対応する数の指紋画像
を読み込んで指紋データを生成し、指紋データ比較装置
によって前記指紋記録媒体リーダの指紋データと前記指
紋読取装置の指紋データとを比較して本人確認を行なう
ようにする。
【0014】認証トークン方式とバイオメトリクス方式
との併用に当たって、2指分以上の指紋データを使用す
ると、不正使用の場合により複雑化されている印象を与
えることが出来る。またこれは、後に述べる「順位」の
概念を与えることでより一層の安全性を確保するための
前提技術とも成る。
【0015】即ち、指紋データ比較装置は2指分以上の
指紋データに順位を付けて比較するのである。これによ
れば指紋読取装置による指紋画像の読み取り順序が正し
いか否かの判別が行なえる。このため指紋読取装置で1
回または2回以上の所定の時間間隔を空けて指紋画像を
読み取るに際して、使用する指の順位(順序)を規定
し、順序通りではない場合には本人確認が出来なかった
ものと見做すように設定することが出来る。例えば3回
の読み取りに対して3種の複写した指紋が使用されたよ
うな場合でも、確かに3つ共にマッチはするが、認証の
順序ばかりは当てずっぽうで行なうしかなく、この場合
は1度でも順序を誤ったら本人確認が出来なかったもの
と見做すなどと設定すれば良い。
【0016】次に第2の手段として、指紋記録媒体に予
め記録された指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて
読み出し、指紋読取装置により新たに指紋画像を読み込
んで指紋データを生成し、この指紋データまたは前記指
紋記録媒体リーダからの指紋データに基づいて通信装置
によってネットワーク越しに接続されたサーバに予め記
録されている指紋データを読み出し、この指紋データを
指紋データ比較装置によって残りの指紋データと比較し
て本人確認を行なうようにした。
【0017】これは例えば指紋記録媒体に記録された指
紋データが改竄され、またその指紋データの元と成った
指の指紋が指紋読取装置により読み込まれて指紋データ
が生成されたような場合でも、ネットワーク越しに接続
されたサーバに予め記録されている指紋データに付いて
は不正の手が及ばない、と言う考えに基づいて実現され
たものである。
【0018】更に、予め定めた規則によって配列を変え
て指紋記録媒体に記録された指紋データを指紋記録媒体
リーダを用いて読み出し、規則指定手段により本人から
規則が指定されたならば、指紋データ比較装置はその規
則に従い指紋記録媒体リーダの指紋データを元の配列に
戻した後か、または他の指紋データ(指紋読取装置から
の指紋データとサーバからの指紋データと)の配列を変
えた後で比較するようにする。この規則に付いては、次
のサーバ利用の項で説明する。
【0019】次に第3の手段として、指紋記録媒体に予
め定めた規則により配列を変えて記録された指紋データ
を指紋記録媒体リーダを用いて読み出し、指紋読取装置
が新たに指紋画像を読み込んで生成した指紋データに基
づきサーバに予め記録されている前記規則を通信装置に
より読み出し、指紋データ比較装置はその規則に従って
指紋記録媒体リーダの指紋データを元の配列に戻した後
か、または前記新たに指紋画像を読み込んで生成した指
紋データの配列を変えた後で比較するようにする。規則
はサーバ側に置かれており、これを受信しないと、指紋
記録媒体の指紋データと指紋読取装置の指紋データとを
比較とても失敗に終わる。更にサーバにある規則は、指
紋記録媒体の指紋データをサーバ側で認証出来ない限
り、対応する規則を送ってはこないのである。従ってど
のような規則で配列を変更するかを知らないものにとっ
ては、指紋記録媒体中の指紋データを利用したり、書き
換えたりすることが出来ないことに成る。
【0020】更に、予めサーバ側に指紋データを記憶さ
せておき、これを受信し、この指紋データと指紋記録媒
体の指紋データと指紋読取装置の指紋データとを比較す
るように設計することが出来る。この比較により、3つ
の指紋データが真正のものであれば一致する。
【0021】なお、サーバの指紋データを呼び出すに当
たっては、サーバの指紋データに手が加えられていない
場合と、この規則に則って配列が変えられている場合と
でやり方が異なる。配列が変更されていない場合では指
紋読取装置により読み込まれて指紋データを使用する
か、または規則が指定され、指紋記録媒体リーダの指紋
データを元の配列に戻してからこの指紋データを使用す
る。これに対して配列が変えられている場合では、指紋
記録媒体リーダの指紋データを使用するか、または規則
が指定されて指紋読取装置により読み込まれた指紋デー
タを、この規則に則って配列を変えて使用する。このよ
うなやり方には幾つかパターンがあるため必要に応じた
設計を行なえば良い。次に述べる2指分以上の指紋デー
タを利用する場合でも同様である。
【0022】更に上記同様に、2指分以上の指紋データ
を利用するようにしても良い。即ち指紋記録媒体に予め
記録された2指分以上の指紋データを、指紋記録媒体リ
ーダを用いて読み出し、前記2指分以上の指紋データに
対応する数の指紋画像を通信装置によってサーバーから
読み出し、指紋読取装置によって新たに前記2指分以上
の指紋データに対応する数の指紋画像を読み込んで指紋
データを生成し、指紋データ比較装置によって前記指紋
記録媒体リーダの指紋データと前記指紋読取装置の指紋
データとを比較して本人確認を行なうようにする。従っ
て2指分以上の指紋データを使用すると、不正使用の場
合により複雑化されている印象を与えることが出来る
し、更に「順位」を付けて比較することでより一層の安
全性を確保することが可能と成る。
【0023】さて、この発明の指紋認証プログラムを記
録した記録媒体は、指紋記録媒体に予め記録された指紋
データを指紋記録媒体リーダによって読み出し、また指
紋読取装置によって新たに指紋画像を読み込んで指紋デ
ータを生成して、指紋データ比較装置により前記指紋記
録媒体リーダの指紋データと前記指紋読取装置の指紋デ
ータとを比較して、本人確認を行なうようにしたプログ
ラムを記録している。この場合、指紋記録媒体に予め定
めた規則によって配列を変えて記録された指紋データ
を、指紋記録媒体リーダを用いて読み出し、規則指定手
段により本人から規則が指定されたら、その規則に従っ
て指紋データ比較装置により指紋記録媒体リーダの指紋
データを元の配列に戻した後かまたは他の指紋データの
配列を変えた後で比較するようにしても良い。
【0024】従って、指紋読取装置を利用してその場で
本人の指紋を読み取って、この指紋データと持ち歩きが
可能な前記指紋記録媒体の指紋データとの照合を行なう
ことが出来るように成る。更にこれ等に付いて、指紋記
録媒体に予め定めた規則により配列を変えて記録された
指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読み出し、規
則指定手段により本人から規則が指定されたならその規
則に従って指紋データ比較装置により指紋記録媒体リー
ダの指紋データを元の配列に戻した後かまたは他の指紋
データの配列を変えた後で比較するようにしたしたプロ
グラムを記録している。従ってどのような規則で配列を
変更するかを知らないものにとっては、指紋記録媒体中
の指紋データを利用したり、書き換えたりすることが出
来ない。なおこれは規則であるから、事前に決めておけ
ば良いし、或いは幾つかの既成の規則を選択出来るよう
にすれば良い。
【0025】また更に指紋記録媒体に予め記録された2
指分以上の指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読
み出し、指紋読取装置によって新たに前記2指分以上の
指紋データに対応する数の指紋画像を読み込んで指紋デ
ータを生成し、指紋データ比較装置によって前記指紋記
録媒体リーダの指紋データと前記指紋読取装置の指紋デ
ータとを比較して本人確認を行なうようにしても良い。
このように2指分以上の指紋データを使用すると、不正
使用の場合により複雑化されている印象を与えることが
出来る。更に、指紋データ比較装置は2指分以上の指紋
データに順位を付けて比較するようにすることが出来
る。これによれば指紋読取装置による指紋画像の読み取
り順序が正しいか否かの判別が行なえる。またこの場
合、1度でも順序を誤ったら本人確認が出来なかったも
のと見做すなど、セキュリティを高めに設定することも
可能である。
【0026】次に、この発明の指紋認証プログラムを記
録した記録媒体は、指紋記録媒体に予め記録された指紋
データを指紋記録媒体リーダを用いて読み出し、指紋読
取装置により新たに指紋画像を読み込んで指紋データを
生成し、この指紋データまたは前記指紋記録媒体リーダ
からの指紋データに基づいて通信装置によってネットワ
ーク越しに接続されたサーバに予め記録されている指紋
データを読み出して、この指紋データを指紋データ比較
装置によって残りの指紋データと比較して本人確認を行
なうようにしたプログラムを記録している。これは例え
ば指紋記録媒体に記録された指紋データが改竄され、ま
たその指紋データの元と成った指の指紋が指紋読取装置
によって読み込まれて指紋データが生成されたような場
合でも、ネットワーク越しに接続されたサーバに予め記
録されている指紋データに付いては不正の手が及ばない
のである。
【0027】また更に、この発明の指紋認証プログラム
を記録した記録媒体は、予め定めた規則によって配列を
変えて指紋記録媒体に記録された指紋データを指紋記録
媒体リーダを用いて読み出し、規則指定手段によって本
人から規則が指定されたならば、指紋データ比較装置は
その規則に従って指紋記録媒体リーダの指紋データを元
の配列に戻した後かまたは他の指紋データ(指紋読取装
置からの指紋データとサーバからの指紋データと)の配
列を変えた後で比較するようにしたプログラムを記録し
ている。この比較により、3つの指紋データが真正のも
のであれば一致する。従って、どのような規則で配列を
変更するかを知らないものにとっては、指紋記録媒体中
の指紋データを利用したり、書き換えたりすることが出
来ないことに成る。
【0028】これとは別に、指紋記録媒体に予め定めた
規則により配列を変えて記録された指紋データを指紋記
録媒体リーダを用いて読み出し、指紋読取装置が新たに
指紋画像を読み込んで生成した指紋データに基づきサー
バに予め記録されている前記規則を通信装置により読み
出し、指紋データ比較装置はその規則に従って指紋記録
媒体リーダの指紋データを元の配列に戻した後かまたは
前記新たに指紋画像を読み込んで生成した指紋データの
配列を変えた後で、比較するようにしたプログラムを記
録たものも重要であるため、これは独立項として特許請
求を行なった。これによれば、規則集はサーバ側に置か
れており、指紋記録媒体の指紋データをサーバ側で認証
出来ない限り、対応する規則はサーバから送られて来
ず、規則を受信しないと、指紋記録媒体の指紋データと
指紋読取装置の指紋データとを比較とても失敗に終わっ
てしまう。従ってどのような規則で配列を変更するかを
知らないものにとっては、指紋記録媒体中の指紋データ
を利用したり、書き換えたりすることが出来ないことに
成る。
【0029】また2指分以上の指紋データを利用するよ
うにしても良い。2指分以上の指紋データを使用する
と、不正使用の場合により複雑化されている印象を与え
ることが出来るし、更に順位を付けて比較することでよ
り一層の安全性を確保することが可能と成る。
【0030】なお、この発明の指紋記録媒体について、
予め定めた規則によって配列を変えて記録された指紋デ
ータを記録していることを特徴とするものとした。従っ
て、この指紋データを普通に読み出したのでは、元の指
紋データを得ることが出来ないため、指紋データの改竄
が難しく成る。また不正な指紋データをこの指紋記録媒
体に記録し直したような場合でも、この指紋データは前
記規則により後々配列が変えられてしまうため、結果的
に変なものと成って要を為さない。
【0031】更に指紋記録媒体がICカードである指紋
記録媒体は今後主流に成ると共に、比較的記憶容量が大
きく指紋データの記憶に適している。なおこの他、指紋
記録媒体をアクセサリ組み込み型のメモリとすること
も、人体用のインプラント型のメモリとすることも可能
である。その何れにせよ、指紋記録媒体には接触型と非
接触型とがあり、用途によって任意に使い分けることが
出来る。
【0032】プログラムを記録した記録媒体とは、CD
−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、R
OM、RAM、メモリカード、紙テープやパンチカード
等を含む概念である。またコンピュータで直接実行可能
な状態でプログラムを記録した記録媒体以外にも、例え
ばCD−ROMからハードディスク等の他の記録媒体へ
インストールすることによって実行可能と成るプログラ
ムを記録した記録媒体や、データをエンコードしたり、
暗号化したり、圧縮したプログラムを記録した記録媒体
等のことも含む。上記でRAMを含んでいるのは、ネッ
トワーク経由で受信したプログラムがRAM上に展開さ
れることがあるからである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明するが、この発明の思想を逸脱しない
限りに於いて任意に設計変更することが可能である。
【0034】第1実施形態 図1乃至図4はこの発明の第1実施形態を表わす。この
ものは販売店に置かれる指紋認証装置2であり、カード
挿入溝20と指紋読取窓21とを備えている。この内部
にはカード挿入溝20に添って図示しないカードリーダ
が設けられており、指紋読取窓21の内部には指紋読取
窓21に向け光を発するLEDランプが設けられ、底部
には面積CCDが設けられており、この間にレンズを介
在させている(図示せず)。また回路的には、ICカー
ドリーダ10と指紋読取部11と指紋データ照合部12
とは制御部1に接続されており、制御部1はこれ等の動
作を統括している。カード挿入溝20にICカード3を
差し込んでスライドさせると、制御部1はICカードリ
ーダ10によって、非接触状態のままICカード3内に
記録されている指紋データを読み出す。また、指紋読取
窓21に所定の指を置くと制御部1は指紋読取部11を
動作させて指紋画像を読み込み、指紋データを生成す
る。この後、指紋データ照合部12により上記2つの指
紋データを照合し、マッチするか否かをチェックする。
なおここでのICカード3は非接触型でありながら指紋
認証装置2のカード挿入溝20に通すようにしているの
は、従来のクレジットカードの読み取り方法に倣うこと
で、同じようなユーザーインターフェースを提供しよう
とするためであり、より安定した読み出しを行ない得る
ようにするためである。しかしながら単に指紋認証装置
2の上面にICカード3を置いたりかざしたりするユー
ザーインターフェースとする設計も可能である。
【0035】次に、図1の指紋識別装置を、CPU4を
用いて実現した場合のハードウェア構成を図3に示す。
CPU4にはメモリ(RAM)40、記憶装置であるハ
ードディスク(HDD)48、入力装置であるキーボー
ド41、表示装置であるディスプレイ42、ICカード
リーダ43、指紋読取装置44、またサーバと通信する
場合に備えたインターフェースである通信ボード45、
CD−ROMドライブ46が接続されている。前記ハー
ドディスク48にはオペレーティングシステムOS5、
指紋読出プログラム50、指紋読取プログラム51、ま
た指紋認証プログラム52が記憶されている。なおこれ
等のプログラムはCD−ROMドライブ46を介しCD
−ROM47からインストールされたものである。
【0036】指紋読出プログラム50は、ICカードか
らICカード3内に記録されている指紋データを読み出
す(ステップS1)。指紋読取プログラム51は、本人
確認したい人の指から指紋データを生成する(ステップ
S2)。そして指紋認証プログラム52は、この2つの
指紋データがマッチするか否かをチェックする(ステッ
プS3)。マッチしていれば本人確認が出来たものとし
てOKを告げ、マッチしていない場合はNGを告げる。
なおマッチしていない場合に再入力を促すようにしても
良い。
【0037】第2実施形態 図5乃至図7は、第2実施形態の指紋認証装置22に関
するものである。第1実施形態の指紋認証装置2と異な
る点は、カード挿入溝20の右側に3つの規則選択ボタ
ン23,24,25が設けられている点にある。この規
則は指紋認証装置22の内部に格納されており、規則は
様々有るがここでは次の規則が割り当てられている。即
ち、規則1は指紋データの並びを反転させよというもの
であり、規則2は指紋データのサイズを計算してその中
央部分から2分割し、各々に新たに開始と終了の符号を
付け、順番を変えて接合せよというものであり、規則3
は指紋データを所定のビット数でシフトさせ、溢れたも
のを末尾に付けよというものである。
【0038】この規則は、そもそもユーザーがICカー
ドを入手する時に1つだけ選択したものであり、何れを
選択したかは本人のみが知るところである。従って指紋
認証装置22ではそれに相当する選択ボタンを押すこと
に成る。ここでは図6に示すように、規則2に則って変
更を加えた指紋データがICカードに納められているも
のとする。図中の符号30は指紋をデータ化した際の指
紋データであり、開始と終了の符号が付けられたもので
ある。これを規則2により指紋データ1と指紋データ2
とに2分割し、各々に開始と終了の符号を付けたものが
図中符号31で示すものであり、更に指紋データ1と指
紋データ2との並びを反転させて繋げたものが図中符号
32で示すものであり、これがICカードに納められて
いる。
【0039】さてICカードから指紋データが読み出さ
れ、本人確認したい人の指紋データが生成され、ユーザ
ーが規則選択ボタン23,24,25の何れか1を押す
と、指紋認証プログラムはどの規則選択ボタンが押され
たか、即ちどの規則が選択されたかを判断し(ステップ
S4)、規則1に係る規則選択ボタン23ならば規則1
でICカードの指紋データを復元し(ステップS5)、
規則2に係る規則選択ボタン24ならば規則2でICカ
ードの指紋データを復元し(ステップS6)、また規則
3に係る規則選択ボタン25ならば規則3でICカード
の指紋データを復元して(ステップS7)、この復元し
たICカードの指紋データと、指紋読取窓21から読み
込んで生成した指紋データとを比較し(ステップS
7)、マッチしていれば本人確認が出来たものとしてO
Kを告げマッチしていない場合はNGを告げる。この例
では図6に示す規則2に則り変更を加えた指紋データ3
2が、規則2に従って順序を入れ替えられ(指紋データ
31)、更に開始と終了の符号が取り除かれて、元々の
指紋データ30が復元されることに成る。
【0040】この実施形態では3つの選択肢から1つを
選択するだけであるから、ユーザーには分かりやすいイ
ンターフェースと成っている。なおICカードの指紋デ
ータを加工し得るようにして、一度決めた規則を変更出
来るようにしてもよい。また新たな選択肢(規則)を追
加し得るようにしてもよい。また複数の指紋データを日
替りで選択し得るようにすることが出来る。図6に示し
た例では開始と終了の区切りの符号を挿入しているがこ
れは設けないようにしてもよい。また後述するサーバ側
でこの規則表を管理するようにすれば、規則の種類を更
に増やしたり、ICカードの指紋データをリモートで加
工することなども容易に行なえるように成る。
【0041】第3実施形態 図8は2指の指紋データを処理する指紋認証に関するフ
ローチャートである。ICカードの指紋データとして2
指のものが記録されており、新たに読み取って指紋デー
タ化した2指の指紋との間で比較を行ない、2つ共にマ
ッチしたか否かをチェックするものである。
【0042】先ずICカードから第1の指紋を読み出し
てバッファ1に記憶し(ステップS9)、第2の指紋を
読み出してバッファ2に記憶する(ステップS10)。
次に指紋読取部で第1の指紋を読み取ってバッファ3に
記憶し(ステップS11)、第2の指紋を読み取ってバ
ッファ4に記憶する(ステップS12)。更にこれ等の
指紋データの間でマッチするものがあるか否かをチェッ
クする。即ち、第1の指紋のマッチングを調べ(ステッ
プS13)、マッチしていれば次段へ進むが、マッチし
ていない場合にはその場で終了してNGを告げる。マッ
チしている場合には、続けて第2の指紋のマッチングを
調べ(ステップS14)、マッチしている時には本人確
認が出来たものとしてOKを告げ、マッチしていない場
合はNGを告げる。
【0043】第4実施形態 図9は、第3実施形態と同様、2指の指紋データを処理
する指紋認証に関するフローチャートであるが、更に新
たに読み取って指紋データ化した2指の指紋に付いて、
その読み取りの順序が正しいか否かをもチェックするよ
うにした。これによって、たとえ2指の指紋に付いて正
しく認証されようとも、読み取りの順番を知らなくては
弾かれてしまうのであり、より一層のセキュリティ強化
が計れるのである。
【0044】先ずICカードから第1の指紋を読み出し
てバッファ1に記憶し(ステップS15)、第2の指紋
を読み出してバッファ2に記憶し(ステップS16)、
次に指紋読取部で第1の指紋を読み取ってバッファ3に
記憶し(ステップS17)、第2の指紋を読み取ってバ
ッファ4に記憶する(ステップS18)。更にこれ等の
指紋データの間でマッチするものがあるか否かをチェッ
クする。即ち、第1の指紋のマッチングを調べ(ステッ
プS19)、マッチしていれば次段へ進むが、マッチし
ていない場合にはその場で終了してNGを告げる。マッ
チしている場合には、続けて第2の指紋のマッチングを
調べ(ステップS20)、マッチしていれば次段へ進む
が、マッチしていない場合にはその場で終了してNGを
告げる。マッチしている場合には、続けて指紋の読み取
り順序が合っているかのチェックを行ない(ステップS
21)、マッチしている時には本人確認が出来たものと
してOKを告げ、マッチしていない場合はNGを告げ
る。
【0045】第5実施形態 図10乃至図13この発明の第5実施形態を表わす。こ
のものは販売店に置かれる指紋認証装置26であり、カ
ード挿入溝20と指紋読取窓21とを備えており、IC
カードの指紋データの配列替えに関する「規則」を管理
するサーバSとはインターネットで接続された形態を取
っている。回路的には図11で示すようにICカードリ
ーダ10と指紋読取部11と指紋データ照合部12と通
信部13とが制御部14に接続されており、制御部14
はこれ等の動作を統括している。カード挿入溝20にI
Cカード3を差し込んでスライドさせると、制御部14
はICカードリーダ10によりICカード3内に記録さ
れている指紋データを読み出す。また指紋読取窓21に
所定の指を置くと、制御部14は指紋読取部11を動作
させて指紋画像を読み込み、指紋データを生成する。こ
の指紋データを制御部14が通信部13を介してサーバ
Sに送信し、サーバS側で検索してマッチしたユーザー
に係る「規則」をサーバSから受信する。而してこの規
則に則って、ICカード3から読み出した指紋データに
変更を加え、この後この変更を加えた指紋データと先に
指紋読取部11から読み取られた指紋データとを指紋デ
ータ照合部12により照合し、マッチするか否かをチェ
ックする。
【0046】なお、サーバSは指紋データを有している
のであるから、サーバSから規則を受信するのではなく
後述するように指紋データそのものを受信して、これを
本人確認のために使用するように設計することが出来
る。
【0047】また逆に、サーバSには指紋データを持た
せず、比較すべき指紋をサーバSへ送信し、サーバSで
指紋がマッチするか否かをチェックした結果を受信する
ように設計することが出来る。即ち指紋記録媒体リーダ
を用いて指紋記録媒体に予め記録された指紋データを読
み出し、指紋読取装置によって新たにユーザーの指紋画
像を読み込んで指紋データを生成し、これ等の2つの指
紋データを通信装置によってサーバへ送信しまたサーバ
で指紋がマッチするか否かをチェックした結果を受信し
て本人確認を行なうことを特徴とする、指紋認証方法と
することが出来る。ここで、指紋読取装置によって新た
にユーザーの指紋画像を読み込んで生成した指紋データ
を1回の指紋認証毎の使い捨てとし、指紋読取装置にも
サーバにも残さない設定とすれば、他人に指紋が管理さ
れるという危惧をユーザーに抱かせないようにすること
が出来る。
【0048】次に図11の指紋識別装置を、CPU4を
用いて実現した場合のハードウェア構成を図12に示
す。ここではサーバと通信する場合に備えたインターフ
ェースである通信ボード45を用いる。前記ハードディ
スク48にはオペレーティングシステムOS5、指紋読
出プログラム50、指紋読取プログラム51、指紋認証
プログラム52、更にサーバ通信プログラム54が記憶
されている。なおサーバ通信プログラム54もCD−R
OMドライブ46を介してCD−ROM47からインス
トールされたものである。
【0049】指紋読出プログラム50は、ICカードか
らICカード3内に記録されている指紋データを読み出
す(ステップS22)。指紋読取プログラム51は、本
人確認したい人の指から指紋データを生成する(ステッ
プS23)。この新たに生成された指紋データをサーバ
Sに送信して、対応する規則を受信する(ステップS2
4)。サーバSに対しては指紋データを送信している
が、受信するのは規則のみである。この規則に基づき先
に読み出したICカード3内の指紋データの並びを元に
戻し(ステップS25)、この戻した指紋データと先に
読み取ってデータ化したユーザーの指紋とがマッチする
か否かを、指紋認証プログラム52によりチェックする
(ステップS26)。マッチしていれば本人確認が出来
たものとしてOKを告げマッチしていない場合はNGを
告げる。なおマッチしていない場合に、読み取らせる指
紋の再入力を促すようにしても良い。
【0050】第6実施形態 図14は2指の指紋データを処理する指紋認証に関する
フローチャートであるが、ICカードの指紋データとし
て2指のものが記録されており、またサーバSにもユー
ザーの2指の指紋データが登録されており、これ等の指
紋データと新たに読み取って指紋データ化した2指の指
紋との間で比較を行ない、これ等3種の各々に付いて2
指共にマッチしたか否かをチェックするものである。ま
たここでは更に指紋の読み取り順序が正しいか否かもチ
ェックする。これによって、より一層のセキュリティ強
化が計れる。
【0051】先ずICカードから第1の指紋を読み出し
てバッファ1に記憶し(ステップS27)、第2の指紋
を読み出してバッファ2に記憶する(ステップS2
8)。次に指紋読取部により、第1の指紋を読み取って
バッファ3に記憶し(ステップS29)、第2の指紋を
読み取ってバッファ4に記憶する(ステップS30)。
またバッファ3とバッファ4の指紋データを使用して、
サーバSから第1の指紋を読み取ってバッファ5に記憶
し(ステップS31)、また第2の指紋を読み取ってバ
ッファ6に記憶する(ステップS32)。続いてこれ等
の指紋データの間でマッチするものがあるか否かをチェ
ックする。即ち、第1の指紋のマッチングを調べ(ステ
ップS33)、マッチしていれば次段へ進むがマッチし
ていない場合にはその場で終了してNGを告げる。マッ
チしている場合には続けて第2の指紋のマッチングを調
べ(ステップS34)、マッチしている場合には、続け
て指紋の読み取り順序が合っているかのチェックを行な
い(ステップS35)、マッチしている時には本人確認
が出来たものとしてOKを告げ、マッチしていない場合
はNGを告げる。
【0052】第7実施形態 図15は指紋データの説明図である。ここでは単純に指
紋データ33を2つに分割して、指紋データ1と指紋デ
ータ2とに分け(符号34)、位置を交換して結合した
ものである(符号35)。頭から特定のビット目を指す
ことと、そこで2分割して位置を交換し、結合すること
が、この実施形態での「規則」であると言うことに成
る。従って、この規則が告げられたならば、元の指紋デ
ータ33に復元することは容易であるが、この規則を知
らないものにとっては、指紋データ35は使い物に成ら
ないのである。
【0053】図16は上記の変更が加えられた後の指紋
データ35が記録されたICカード3の模式図である。
これには少なくとも指紋データ33が記録されており、
この指紋データ33は2ブロックに分割され、前後のブ
ロックの位置が逆転させられている。
【0054】なおこの発明は、上述した実施形熊に限定
されないから、例えばICカードの指紋データを暗号化
したり圧縮したものも利用可能である。「規則」を利用
する場合には、元の指紋データのどのビット位置に目印
としてどのような符号を挿入するかのようなものも規則
であるとする。ダミーの指紋を混入することも可能であ
る。またこの発明の指紋記録媒体は、ショッピングやオ
ンラインショッピングに於ける決済手段として、演奏会
のチケットとして、通行証として、など幅広い用途に供
することが出来る。
【0055】
【発明の効果】以上、この発明は、指紋記録媒体に予め
記録された指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読
み出し、指紋読取装置によって新たに指紋画像を読み込
んで指紋データを生成し、指紋データ比較装置によって
前記指紋記録媒体リーダの指紋データと前記指紋読取装
置の指紋データとを比較して本人確認を行なうようにし
ている。また、ネットワーク越しに接続されたサーバに
予め記録されている指紋データを比較に利用している。
また指紋記録媒体に予め定めた規則によって配列を変え
て記録された指紋データを、指紋記録媒体リーダを用い
て読み出し、規則指定手段により本人から規則が指定さ
れたらその規則に従って指紋データ比較装置により指紋
記録媒体リーダの指紋データを元の配列に戻した後かま
たは他の指紋データの配列を変えた後で比較するように
している。また指紋読取装置によって新たに指紋画像を
読み込み、この指紋データに基づいてサーバに予め記録
されている前記規則を読み出し、指紋データ比較装置に
よりその規則に従って指紋記録媒体リーダの指紋データ
を元の配列に戻した後かまたは前記新たに指紋画像を読
み込んで生成した指紋データの配列を変えた後で比較す
るようにしている。
【0056】即ちこの発明では本人の指紋は予め指紋記
録媒体に記録されておりこれを持ち歩くことが出来る
し、指紋記録媒体リーダを用いてこの指紋記録媒体から
本人の指紋を読み出すことが出来る。従って、指紋読取
装置を利用してその場で本人の指紋を読み取り、前記指
紋記録媒体の指紋データとの照合を行なうことが出来る
ように成る。また予め定めた規則により指紋データの配
列を変えて指紋記録媒体に記録するものでは、どのよう
な規則で配列を変更するかを知らないものにとっては、
指紋記録媒体中の指紋データを利用したり、書き換えた
りすることが出来ない。
【0057】この結果、より安全な本人確認を行なうこ
とが可能と成り、所期の目的を達成することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の指紋認証装置のブロック図であ
る。
【図2】同実施形態の指紋認証に係るフローチャートで
ある。
【図3】図1の装置をCPUを用いて実現した場合のハ
ードウェア構成図である。
【図4】同実施形態の指紋認証装置の斜視図である。
【図5】第2実施形態の指紋認証装置の斜視図である。
【図6】同実施形熊の指紋データの説明図である。
【図7】同実施形態の指紋認証に係るフローチャートで
ある。
【図8】第3実施形態の指紋認証に係るフローチャート
である。
【図9】第4実施形態の指紋認証に係るフローチャート
である。
【図10】第5実施形態の接続状態を表わす模式図であ
る。
【図11】同実施形態の指紋認証装置のブロック図であ
る。
【図12】図11の装置をCPUを用いて実現した場合
のハードウェア構成図である。
【図13】同実施形態の指紋認証に係るフローチャート
である。
【図14】第6実施形態の指紋認証に係るフローチャー
トである。
【図15】第7実施形態の指紋データの説明図である。
【図16】同実施形態のICカードの模式図である。
【図17】光学センサ92を用いた従来例の模式図であ
る。
【図18】静電容量方式による半導体センサ95を用い
た従来例の模式図である。
【符号の説明】
1 制御部 10 ICカードリーダ 11 指紋読取部 12 指紋データ照合部 13 通信部 14 制御部 2 指紋認証装置 20 カード挿入溝 21 指紋読取窓 22 指紋認証装置 23 規則選択ボタン 24 規則選択ボタン 25 規則選択ボタン 26 指紋認証装置 3 ICカード 30 指紋データ 31 指紋データ 32 指紋データ 33 指紋データ 34 指紋データ 35 指紋データ 4 CPU 40 メモリ 41 キーボード 42 ディスプレイ 43 ICカードリーダ 44 指紋読取装置 45 通信ボード 46 CD−ROMドライブ 47 CD−ROM 48 ハードディスク 5 OS 50 指紋読出プログラム 51 指紋読取プログラム 52 指紋認証プログラム 53 指紋認証プログラム 54 サーバ通信プログラム

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デー
    タを読み出す指紋記録媒体リーダと、新たに指紋画像を
    読み込んで指紋データを生成する指紋読取装置と、前記
    指紋記録媒体リーダの指紋データと前記指紋読取装置の
    指紋データとを比較して本人確認を行なう指紋データ比
    較装置と、から成ることを特徴とする指紋認証装置。
  2. 【請求項2】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デー
    タを読み出す指紋記録媒体リーダと、新たに指紋画像を
    読み込んで指紋データを生成する指紋読取装置と、この
    指紋データまたは前記指紋記録媒体リーダからの指紋デ
    ータに基づいてネットワーク越しに接続されたサーバに
    予め記録されている指紋データを読み出す通信装置と、
    この指紋データと残りの指紋データとを比較して本人確
    認を行なう指紋データ比較装置と、から成ることを特徴
    とする指紋認証装置。
  3. 【請求項3】 指紋記録媒体リーダは、指紋記録媒体に
    予め定めた規則によって配列を変えて記録された指紋デ
    ータを読み出し、指紋記録媒体リーダは上記規則を指定
    する規則指定手段を備え、この規則指定手段により本人
    から規則が指定されたならば、指紋データ比較装置はそ
    の規則に従って指紋記録媒体リーダの指紋データを元の
    配列に戻した後か、または他の指紋データの配列を変え
    た後で比較するものである、請求項1または請求項2に
    記載の指紋認証装置。
  4. 【請求項4】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デー
    タを読み出す指紋記録媒体リーダと、新たに指紋画像を
    読み込んで指紋データを生成する指紋読取装置と、この
    指紋データに基づいてネットワーク越しに接続されたサ
    ーバに予め記録されている規則を読み出す通信装置と、
    その規則に従って指紋記録媒体リーダの指紋データを元
    の配列に戻した後かまたは前記新たに指紋画像を読み込
    んで生成した指紋データの配列を変えた後で比較して本
    人確認を行なう指紋データ比較装置と、から成ることを
    特徴とする指紋認証装置。
  5. 【請求項5】 指紋記録媒体リーダは指紋記録媒体に予
    め記録された2指分以上の指紋データを読み出し、指紋
    読取装置は前記2指分以上の指紋データに対応する数の
    指紋画像を新たに読み込んで指紋データを生成し、指紋
    データ比較装置は前記指紋記録媒体リーダの指紋データ
    と前記指紋読取装置の指紋データとを比較するものであ
    る、請求項1に記載の指紋認証装置。
  6. 【請求項6】 指紋記録媒体リーダは指紋記録媒体に予
    め記録された2指分以上の指紋データを読み出し、通信
    装置は前記2指分以上の指紋データに対応する数の指紋
    画像をサーバーから読み出し、指紋読取装置は前記2指
    分以上の指紋データに対応する数の指紋画像を新たに読
    み込んで指紋データを生成し、指紋データ比較装置は前
    記指紋記録媒体リーダの指紋データと前記サーバーの指
    紋データと前記指紋読取装置の指紋データとを比較する
    ものである、請求項2または請求項4に記載の指紋認証
    装置。
  7. 【請求項7】 指紋データ比較装置は2指分以上の指紋
    データに順位を付けて比較するものである、請求項5ま
    たは請求項6に記載の指紋認証装置。
  8. 【請求項8】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デー
    タを、指紋記録媒体リーダを用いて読み出し、指紋読取
    装置によって新たに指紋画像を読み込んで指紋データを
    生成し、指紋データ比較装置によって前記指紋記録媒体
    リーダの指紋データと前記指紋読取装置の指紋データと
    を比較して本人確認を行なうことを特徴とする、指紋認
    証方法。
  9. 【請求項9】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デー
    タを、指紋記録媒体リーダを用いて読み出し、指紋読取
    装置によって新たに指紋画像を読み込んで指紋データを
    生成し、この指紋データまたは前記指紋記録媒体リーダ
    からの指紋データに基づいて通信装置によってネットワ
    ーク越しに接続されたサーバに予め記録されている指紋
    データを読み出し、この指紋データを指紋データ比較装
    置によって残りの指紋データと比較して本人確認を行な
    うことを特徴とする、指紋認証方法。
  10. 【請求項10】 指紋記録媒体に予め定めた規則によっ
    て配列を変えて記録された指紋データを、指紋記録媒体
    リーダを用いて読み出し、規則指定手段により本人から
    規則が指定されたら、その規則に従って指紋データ比較
    装置により指紋記録媒体リーダの指紋データを元の配列
    に戻した後かまたは他の指紋データの配列を変えた後で
    比較するようにした、請求項8または請求項9に記載の
    指紋認証方法。
  11. 【請求項11】 指紋記録媒体に予め定めた規則によっ
    て配列を変えて記録された指紋データを、指紋記録媒体
    リーダを用いて読み出し、通信装置によって指紋読取装
    置が新たに指紋画像を読み込んで生成した指紋データに
    基づきサーバに予め記録されている上記規則を読み出
    し、その規則に従い指紋記録媒体リーダの指紋データを
    元の配列に戻した後かまたは前記新たに指紋画像を読み
    込んで生成した指紋データの配列を変えた後で比較して
    本人確認を行なうことを特徴とする、指紋認証方法。
  12. 【請求項12】 指紋記録媒体に予め記録された2指分
    以上の指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読み出
    し、指紋読取装置によって新たに前記2指分以上の指紋
    データに対応する数の指紋画像を読み込んで指紋データ
    を生成し、指紋データ比較装置によって前記指紋記録媒
    体リーダの指紋データと前記指紋読取装置の指紋データ
    とを比較して本人確認を行なうようにした、請求項8に
    記載の指紋認証方法。
  13. 【請求項13】 指紋記録媒体に予め記録された2指分
    以上の指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読み出
    し、前記2指分以上の指紋データに対応する数の指紋画
    像を通信装置によってサーバーから読み出し、指紋読取
    装置によって新たに前記2指分以上の指紋データに対応
    する数の指紋画像を読み込んで指紋データを生成し、指
    紋データ比較装置によって前記指紋記録媒体リーダの指
    紋データと前記指紋読取装置の指紋データとを比較して
    本人確認を行なうようにした、請求項9または請求項1
    1に記載の指紋認証方法。
  14. 【請求項14】 指紋データ比較装置は2指分以上の指
    紋データに順位を付けて比較する、請求項12または請
    求項13に記載の指紋認証方法。
  15. 【請求項15】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デ
    ータを読み出す指紋記録媒体リーダと、新たに指紋画像
    を読み込んで指紋データを生成する指紋読取装置とを備
    えるコンピュータに、本人確認を行なわせるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、指紋データ比較装
    置によって前記指紋記録媒体リーダの指紋データと前記
    指紋読取装置の指紋データとを比較して本人確認を行な
    うことを特徴とする、指紋認証プログラムを記録した記
    録媒体。
  16. 【請求項16】 指紋記録媒体に予め記録された指紋デ
    ータを読み出す指紋記録媒体リーダと、新たに指紋画像
    を読み込んで指紋データを生成する指紋読取装置とを備
    えるコンピュータに、本人確認を行なわせるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、更に新たに指紋画
    像を読み込んで生成した指紋データまたは前記指紋記録
    媒体リーダからの指紋データに基づき通信装置によって
    ネットワーク越しに接続されたサーバに予め記録されて
    いる指紋データを読み出して、指紋データ比較装置によ
    って前記サーバからの指紋データと残りの指紋データと
    を比較して本人確認を行なうことを特徴とする、指紋認
    証プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 指紋記録媒体に予め定めた規則によっ
    て配列を変えて記録された指紋データを、指紋記録媒体
    リーダを用いて読み出し、規則指定手段により本人から
    規則が指定されたら、その規則に従って指紋データ比較
    装置により指紋記録媒体リーダの指紋データを元の配列
    に戻した後かまたは他の指紋データの配列を変えた後で
    比較するようにした、請求項15または請求項16に記
    載の指紋認証プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 指紋記録媒体に予め定めた規則によっ
    て配列を変えて記録された指紋データを、指紋記録媒体
    リーダを用いて読み出し、通信装置によって指紋読取装
    置が新たに指紋画像を読み込んで生成した指紋データに
    基づきサーバに予め記録されている上記規則を読み出
    し、その規則に従い指紋記録媒体リーダの指紋データを
    元の配列に戻した後かまたは前記新たに指紋画像を読み
    込んで生成した指紋データの配列を変えた後で比較して
    本人確認を行なうことを特徴とする、指紋認証プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 指紋記録媒体に予め記録された2指分
    以上の指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読み出
    し、指紋読取装置によって新たに前記2指分以上の指紋
    データに対応する数の指紋画像を読み込んで指紋データ
    を生成し、指紋データ比較装置によって前記指紋記録媒
    体リーダの指紋データと前記指紋読取装置の指紋データ
    とを比較して本人確認を行なうようにした、請求項15
    に記載の指紋認証プログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 指紋記録媒体に予め記録された2指分
    以上の指紋データを指紋記録媒体リーダを用いて読み出
    し、前記2指分以上の指紋データに対応する数の指紋画
    像を通信装置によってサーバーから読み出し、指紋読取
    装置によって新たに前記2指分以上の指紋データに対応
    する数の指紋画像を読み込んで指紋データを生成し、指
    紋データ比較装置によって前記指紋記録媒体リーダの指
    紋データと前記指紋読取装置の指紋データとを比較して
    本人確認を行なうようにした、請求項16または請求項
    18に記載の指紋認証プログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】指紋データ比較装置は2指分以上の指紋
    データに順位を付けて比較する、請求項19または請求
    項20に記載の指紋認証プログラムを記録した記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 予め定めた規則によって配列を変えて
    記録された指紋データを記録していることを特徴とす
    る、指紋記録媒体。
  23. 【請求項23】 指紋記録媒体がICカードである請求
    項22に記載の指紋記録媒体。
JP2000142558A 2000-04-06 2000-04-06 指紋認証装置、指紋認証方法及び指紋認証プログラムを記録した記録媒体、並びに指紋記録媒体 Pending JP2001291103A (ja)

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