JP2001290684A - コンピュータ、データ表示方法、記憶媒体 - Google Patents

コンピュータ、データ表示方法、記憶媒体

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JP2001290684A
JP2001290684A JP2000102711A JP2000102711A JP2001290684A JP 2001290684 A JP2001290684 A JP 2001290684A JP 2000102711 A JP2000102711 A JP 2000102711A JP 2000102711 A JP2000102711 A JP 2000102711A JP 2001290684 A JP2001290684 A JP 2001290684A
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Yutaka Manchu
豊 万仲
Tatsuya Setoguchi
達也 瀬戸口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子書類の操作性が向上する。 【解決手段】 この電子納品システムのアウトソーシン
グサーバ4は、オブジェクト言語のプログラムで作成さ
れた親子関係を持つオブジェクト群とその補足説明の文
書ファイルとを格納する電子保管庫5と、この電子保管
庫5のオブジェクト群、補足説明の文書ファイルをXM
L形式のファイルに変換するXMLI/F12と、変換
されたXMLファイルとその実体データとをWebサー
バ14へ出力するファイル送受信部(EDI)13とを
備える。受注者Aのクライアント3は、アウトソーシン
グサーバ4からインターネット1を通じてXMLファイ
ルをダウンロードしてMOなどに記憶し、そのMOを工
事発注者Zへ納品する。工事発注者Zのクライアント2
は、納品されたMOのXMLファイルを指定すること
で、それをオペレーティングシステムのディレクトリ構
造に変換して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工事図面や
報告書などのデータを表示するコンピュータ、データ表
示方法、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建設業などにおいては、工事の発
注者が受注者(以下業者と称す)に工事の発注を行う
と、業者が考案した工事図面やその工事に関する報告書
などを発注者へ納品することがよく見受けられる。
【0003】通常、工事図面などはA2版などの比較的
大きなサイズの図面となることが多い一方、報告書など
はA4版などのサイズが多く、工事図面や報告書などが
紙の場合、これらの書類は別々にファイリングされてい
る。
【0004】ところで、工事図面と報告書は、同じ工事
に対する書類であり、互いに関連性があるため、単にそ
れぞれを別物としてファイリングしていたのでは、管理
が繁雑になるという問題がある。そこで、近年では、工
事図面や報告書などを電子化してコンピュータの同じデ
ィレクトリ(フォルダ)に管理することが多く行われて
いる。
【0005】また、これら書類のデータを電子化するこ
とで、業者は、発注者のコンピュータに適した記憶媒
体、例えばフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、
MO、CD−Rなどの記憶媒体で納品することも可能に
なり工事書類の納品も煩雑さがなくなってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
工事図面や報告書などは電子データ化されたとはいえ、
同じディレクトリに単に格納された別個のデータである
ことはかわらず、これら書類のデータを記憶媒体に格納
して発注者へ納品した場合、発注者のコンピュータで
は、記憶媒体に格納されている個々のデータをそれぞれ
開いてそれぞれの内容を表示させた上で所望の書類を見
つけ出す必要があり、納品書類の数が多い場合、手間と
時間がかかるという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、電子書類の操作性を向上することので
きるコンピュータ、データ表示方法、記憶媒体を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明のコンピュータは、オペレ
ーティングシステムの環境下でアプリケーションプログ
ラムを動作させるコンピュータにおいて、前記アプリケ
ーションプログラムの一つとしてのオブジェクト言語の
プログラムで作成された親子関係を持つオブジェクト群
とそのインスタンスとをマークアップ言語形式のファイ
ルに変換する変換手段を具備したことを特徴としてい
る。
【0009】請求項2記載の発明のコンピュータは、オ
ペレーティングシステムの環境下でアプリケーションプ
ログラムを動作させるコンピュータにおいて、マークア
ップ言語形式のファイルを指定する指定手段と、前記指
定手段により指定されたマークアップ言語形式のファイ
ルの構造を、前記オペレーティングシステムのディレク
トリ構造に変換して表示する手段とを具備したことを特
徴としている。
【0010】請求項3記載の発明のコンピュータは、オ
ペレーティングシステムの環境下でアプリケーションプ
ログラムを動作させるコンピュータにおいて、前記アプ
リケーションプログラムの一つとしてのオブジェクト言
語のプログラムで作成された親子関係を持つオブジェク
ト群とそのインスタンスとを格納するオブジェクトデー
タベースと、前記オブジェクトデータベースのオブジェ
クト群、インスタンスをマークアップ言語形式のファイ
ルに変換する変換手段と、前記変換手段により変換され
たマークアップ言語形式のファイルとその実体データと
を前記オペレーティングシステムのディレクトリ構造に
変換して表示する手段とを具備したことを特徴としてい
る。
【0011】請求項4記載の発明のデータ表示方法は、
オペレーティングシステムの環境下でアプリケーション
プログラムを動作させるコンピュータによるデータ表示
方法において、前記アプリケーションプログラムの一つ
としてのオブジェクト言語のプログラムで作成された親
子関係を持つオブジェクト群とそのインスタンスとをマ
ークアップ言語形式のファイルに変換する段階と、変換
されたマークアップ言語形式のファイルとその実体デー
タとを前記オペレーティングシステムのディレクトリ構
造に変換して表示する段階とを有することを特徴として
いる。
【0012】請求項5記載の発明のデータ表示方法は、
オペレーティングシステムの環境下でアプリケーション
プログラムを動作させるコンピュータによるデータ表示
方法において、マークアップ言語形式のファイルを指定
する段階と、指定されたマークアップ言語形式のファイ
ルの構造を、前記オペレーティングシステムのディレク
トリ構造に変換して表示する段階とを有することを特徴
としている。
【0013】請求項6記載の発明の記憶媒体は、オペレ
ーティングシステムの環境下でコンピュータに処理を行
わせるプログラムをコンピュータ読取可能に記憶した記
憶媒体において、前記コンピュータに、オブジェクト言
語のプログラムで作成された親子関係を持つオブジェク
ト群とそのインスタンスとをマークアップ言語形式のフ
ァイルに変換させるプログラムを記憶したことを特徴と
している。
【0014】請求項7記載の発明の記憶媒体は、オペレ
ーティングシステムの環境下でコンピュータに処理を行
わせるプログラムをコンピュータ読取可能に記憶した記
憶媒体において、前記コンピュータに、指定されたマー
クアップ言語形式のファイルの構造を、前記オペレーテ
ィングシステムのディレクトリ構造に変換させて表示さ
せるプログラムを記憶したことを特徴としている。
【0015】本発明の場合、受注者側では、オブジェク
ト言語のプログラムによって、親子関係を持つオブジェ
クト群とそのインスタンスとからなるツリー構造のオブ
ジェクトファイルが作成され、工事図面や報告書などが
関連づけられて管理されている。そして、工事図面や報
告書などを発注者へ納品するには、ツリー構造のオブジ
ェクトファイルをマークアップ言語形式のファイルに変
換した上で記憶媒体に記憶して納品する。
【0016】発注者側では、記憶媒体をコンピュータに
セットして、記憶媒体に記憶されている情報(XMLフ
ァイル)を開く操作を行うことで、記憶媒体の情報は、
オペレーティングシステムのディレクトリ構造に変換さ
れた上で表示されるので、ここに表示された中から、所
望の書類を開くためには、表示されたディレクトリ構造
をたどるだけで所望の書類を開くことができ、電子書類
の操作性を向上することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の情報通信システムに係る一
つの実施形態の電子納品システムの概要構成を示す図で
ある。図1に示すように、この電子納品システムは、工
事の発注者Zに対して、例えば工事図面や報告書などの
書類をフロッピーディスク(FD)、光磁気ディスク
(MO)、CD−Rなどの記憶媒体で納品する受注者
(業者)Aのクライアントコンピュータ3(以下クライ
アント3と称す)、アウトソーシングセンタに設置され
たサーバコンピュータ4(以下アウトソーシングサーバ
4と称す)に構築されたオブジェクトデータベース(以
下電子保管庫5と称す)、建設工事の施工現場に設置さ
れたクライアントコンピュータ6(以下クライアント6
と称す)などがインターネット1などの通信網に接続さ
れたものである。工事の発注者Z(会社)にはクライア
ントマシン2(以下クライアント2と称す)が備えられ
ている。建設工事の施工現場に設置されたクライアント
6は、プロジェクト(Pj)毎のデータの参照、維持お
よび管理を行うものである。なお、同図において、実線
の矢印はインターネット1を経由した情報伝達を示し、
点線の矢印は人手による情報の受け渡し(オフライン処
理)を示す。
【0019】アウトソーシングセンタの電子保管庫5に
は、施工現場のクライアント6からの報告書や受注者A
のクライアント3からの工事図面などが関連付けられ、
ツリー構造化された形態で保管されている。この電子保
管庫5は、会員登録された会員(受注者など)のクライ
アント3,6などからのアクセスによって、自身に保管
されている電子書類の閲覧およびダウンロードなどの情
報提供サービスを提供するものである。
【0020】図2に示すように、アウトソーシングサー
バ4は、企業間電子文書管理部としての電子保管庫5
と、XMLインタフェース12(以下XMLI/F12
と称す)と、ファイル送受信部(EDI)13と、We
bサーバ14とから構成されている。XMLとは、eXte
nsible Markup Languageの略であり、EDIとは Elect
ronic Dara Interchangeの略である。
【0021】電子保管庫5には、ある工事に関する報告
書(ドキュメントファイル)と、これを補足するための
工事図面とが関連付けられてツリー構造化されたオブジ
ェクト情報として管理されている。XMLI/F12
は、送信対象のオブジェクト情報を電子保管庫5からオ
ブジェクトファイル(XMLファイル)、あるいはオブ
ジェクトファイル(XMLファイル)とこれとリンクさ
れた文書ファイルとの群として取り出し、ファイル送受
信部(EDI)13に渡す。ファイル送受信部(ED
I)13は、XMLI/F12から渡されたXMLファ
イル、あるいはXMLファイルと文書ファイルの群を一
群とし、外部とのデータ交換が可能な形態のデータとす
る。Webサーバ14は交換対象のデータをXSL形式
で体裁処理を施してインターネット1から閲覧およびダ
ウンロード可能な形式で格納する。XSLとはeXtensib
le Stylesheet Languageの略である。
【0022】XMLI/F12は、電子保管庫5で管理
されているオブジェクト情報をそのツリー構造を保持し
たままオブジェクトファイル(XMLファイル)に変換
して取り出し、また外部からのオブジェクトファイル
(XMLファイル)を、構造化されたオブジェクト情報
に変換して電子保管庫5に入れたりする。この際、送ら
れてきた実体ファイル、例えば文書データなどは、オブ
ジェクトファイル(XMLファイル)内にバイナリで入
れてもよく、またオブジェクトファイル(XMLファイ
ル)内にファイル名のみを入れ、オブジェクトファイル
(XMLファイル)の外部に別ファイルとして付加して
もよい。また複数ファイルでも同様である。
【0023】クライアント2には、オペレーティングシ
ステム(以下OSと称す)として例えばWindows 9*な
どがインストールされている。また、このクライアント
2には受注者Aから納品された記憶媒体、例えばMOな
どの情報を読出しおよび書込むドライブ装置21と、こ
のドライブ装置21にセットされた記憶媒体の内容をオ
ペレーティングシステム(以下OSと称す)のディレク
トリ構造に変換して表示するXML/OSインタフェー
ス22とが備えられている。
【0024】クライアント3,6にはインターネット1
上の各種サーバへアクセスしてコンテンツを閲覧および
ダウンロードするWebブラウザ31(ソフトウェア)
がインストールされている。また、クライアント3に
は、記憶媒体、例えばMOなどをセットして情報を読み
出しおよび書込みするドライブ装置32が備えられてい
る。このドライブ装置32は、セットされたMOに、イ
ンターネット1を通じてダウンロードされたXMLファ
イル、あるいはXMLファイルとこれとリンクされた文
書ファイルとの群を記憶する。
【0025】以下、この電子納品システムの動作を説明
する。この電子納品システムの場合、アウトソーシング
センタに設置されたアウトソーシングサーバ4が、会員
登録されたユーザ(受注者Aのクライアント3,6な
ど)からインターネット1を通じて伝送されてきた電子
書類(工事図面や報告書など)を蓄積し、各クライアン
ト3,6からのアクセスによりそれぞれに対して電子種
類のダウンロードサービスを一括して提供する。
【0026】ここで、電子保管庫5で管理される電子書
類の構造について説明する。電子保管庫5では、複数の
文書は、それぞれノードで分岐されたツリー構造で管理
されている。ツリー構造とは、管理対象となる文書や情
報の親子関係をツリー状に連結したデータ構造であり、
親ノードを指し示すことにより、子ノードの情報をデー
タベースより取得し、表示・展開したり、作成・更新・
削除などを行うことができる。また、電子保管庫5に
は、構成管理機能が備えられている。この構成管理機能
とは、ノードや文書情報のレビジョン毎の有効開始日、
終了日を管理する機能であり、電子保管庫5が現在有効
な文書がどれであるかを示したり、ある文書のこれまで
の更新履歴を管理することができる。
【0027】図3に示すように、例えば3つの文書a,
b,cは、親子関係を示す各ノード(左ウィンドウ)で
結線されて、それぞれに属する文書のレビジョン、有効
(使用)開始日、有効終了日が管理されている。
【0028】受注者Aが、この電子保管庫5で管理され
ている情報を取り出して工事の発注者Zへ納品する場
合、受注者Aのクライアント3からインターネット1を
通じてアウトソーシングサーバ4にログインすると、図
4に示すように、クライアント3のWebブラウザの画
面に電子保管庫5の内容がツリー構造で表示される。
【0029】この例は、工事で発生した文書を電子保管
庫5で管理している場合を示しており、例えば工事の実
施年(平成10年)、対象と種別(国道7号補修工事)
のフォルダをノード展開することで、そのフォルダの下
位のフォルダ(入札・契約、納入、発注仕様)に存在す
る文書を検索、編集、削除できる。
【0030】これらフォルダのうち、発注者Zへの納品
対象書類のフォルダ、例えば「納入」のフォルダなどを
選択し、そのサブメニューから「XMLファイル出力」
を指定すると、「納入」のフォルダ以下のツリー構造が
XML変換されてクライアント3へダウンロードされ、
ドライブ装置32にセットされているMOに記憶され
る。
【0031】ここで、電子保管庫5のツリー構造をXM
Lファイルへ変換する際の出力動作を説明する。
【0032】図5に示すように、XMLI/F12はイ
ンスタンスファイルを読み込み、アウトソーシングサー
バ4の電子保管庫5にログイン要求を行う(S10
1)。
【0033】この要求に対して電子保管庫5は要求結果
としてステータス(成功/エラー)をXMLI/F12
へ送付する(S102)。
【0034】ログインが成功すると、Webブラウザの
画面に電子保管庫5の内容が表示され、この画面におい
てあるインスタンスに対して「XMLファイル出力」が
指示されると、XMLI/F12は、指定インスタンス
の属性取得とXML出力要求(単純属性を指定)を電子
保管庫5に行う(S103)。
【0035】この要求に対して電子保管庫5は、対応す
るOSディレクトリを作成して、要求結果としてステー
タス(成功/エラー)、シリアル化された要求結果デー
タをXMLI/F12へ送付する(S104)。
【0036】要求結果を受信すると、XMLI/F12
は、XMLファイル名と文書ファイル名を指定してXM
Lファイルと文書ファイルを電子保管庫5に要求する
(S105)。
【0037】この要求に対して電子保管庫5は、要求結
果としてステータス(成功/エラー)および送信ファイ
ルのサイズをXMLI/F12へ送付した後(S10
6)、実体のファイル(XMLファイルと文書ファイ
ル)を送信する(S107)。
【0038】要求結果を受信すると、XMLI/F12
は、指定ディレクトリ、この場合、クライアント3のM
OにXMLファイルと文書ファイルを保存処理した後、
処理結果をログファイルに出力する。そして、最後にX
MLI/F12はログアウトを行う(S108)。
【0039】受注者A側では、XMLファイルと文書フ
ァイルを記憶したMOをドライブ装置32から取り出し
て発注者Zへ納品する。
【0040】発注者Z側では、納品されたMOをクライ
アント2のドライブ装置21にセットして、XML/O
Sインタフェース22を起動すると、XML/OSイン
タフェース22は、MOの記憶内容を検索し、オブジェ
クトファイル、つまりXMLファイルが存在すると、図
6に示すように、それをOSのディレクトリ構造(OS
ディレクトリ+文書属性ファイル)に変換してOSに受
け渡すので、OSが例えばWindows (登録商
標)9*などの場合、図7に示すように、エクスプロー
ラの画面に、MOの内容、例えば文書種別(Drawing
(図面)、photo (写真)、report(報告書)の各ノー
ド)が、階層化されたツリー構造で表示される。この場
合、Xml 建設のフォルダの下位にDrawing 、Photo 、Re
portなどのフォルダが表示され、Reportフォルダの中に
houkoku01.xml 、houkoku01.pdf などのファイルとOrg
フォルダが存在するという形で表示される。
【0041】すなわち、電子保管庫5のファイル構造、
つまりオブジェクト間の親子関係を示すツリー構造がそ
のまま維持されてクライアント2のOSの画面に表示さ
れる。なおオブジェクトの実体、つまりレコードをイン
スタンスと呼び、オブジェクトは1レコード単位で処理
される。
【0042】例えば図8に示すように、親ノードに工事
名を指定して、工事を構成する各プロジェクトに関係す
る文書および属性情報はそのノードにおき、設計図面は
子ノードとして設計図面ノードの下におくなどといった
親子関係を保持したままOSのファイルとしてその画面
に表示できる。
【0043】このようにこの実施形態の電子納品システ
ムによれば、工事受注者Aから発注者Zへ工事図面や報
告書などを納品する場合に、受注者Aのクライアント3
からアウトソーシングサーバ4の電子保管庫5にインタ
ーネット1を介してアクセスしてそこに管理されている
データベースの所望のデータをXMLファイル形式で一
括してダウンロードし、MOなどに記憶して発注者Zに
納品できる。
【0044】発注者Zのクライアント2では、納品され
たMOのXMLファイルをOSディレクトリのデータに
変換するので、電子保管庫5で管理されているデータの
ツリー構造がクライアント2側のOSの一つの画面に表
示されるようになり、納品された電子文書のファイル操
作が容易になる。
【0045】なお、本発明は、上記実施形態のみに限定
されるものではない。
【0046】文書属性にレビジョン(版)を持たせ、こ
れを電子保管庫5で制御することで複数版の保持が可能
になる。例えば同じ文書ファイル名で新版が入力された
場合も、それぞれの文書ファイルの併存が可能になる。
【0047】上記実施形態では、アウトソーシングセン
タで管理されているデータをインターネット1を通じて
クライアント3にダウンロードする例を説明したが、ク
ライアント3やクライアント2自身に電子保管庫5を設
けておいてもよい。この場合、電子保管庫5のオブジェ
クト構造のデータとOSのツリー構造のデータとを相互
に変換して利用することができる。
【0048】上記実施形態では、電子保管庫5のオブジ
ェクトファイルをXMLI/F12を用いてXML変換
したが、XMLの代わりに、STEP(ISO−103
03−21)のようなさらに高度なオブジェクト記述言
語を利用してもよい。
【0049】また、上記実施形態では、受注者Aから発
注者Zへ、MOなどの納品用ディスク(記憶媒体)に納
品対象のファイル(工事図面や報告書などの電子文書)
を記憶して納品する例について説明したが、インターネ
ット1を通じて納品するようにしてもよい。
【0050】また、納品用ディスクを作成すること以外
に、本発明は、例えばCD−ROMなどによる電子出版
を行う装置、ファイルサーバにあるOSファイルの文書
管理システムへの移行ユーティリティ、公開文書をWe
bブラウザでツリー検索可能にするサーバなどに適用で
きる。
【0051】上記実施形態における各部はソフトウェア
で実現してもよい。この際、ソフトウェアは、フロッピ
ーディスクなどのコンピュータが読み出し可能な記憶媒
体に記憶されていても良く、この場合、記憶媒体に記憶
されたソフトウェア(プログラム)をコンピュータが読
み出すことにより、各実施形態における処理が可能にな
る。
【0052】なお、記憶媒体としては、磁気ディスク、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク(C
D−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディスク
(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記憶で
き、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれ
ば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。
【0053】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ
上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)
や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなど
のMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するた
めの各処理の一部を実行しても良い。
【0054】さらに、記憶媒体は、コンピュータと独立
した媒体に限らず、LANやインターネットなどにより
伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一
時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0055】また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成
であっても良い。
【0056】なお、コンピュータは、記憶媒体に記憶さ
れたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を
実行するものであって、パソコンなどの一つからなる装
置、複数の装置がネットワーク接続されたシステムなど
のいずれの構成であっても良い。
【0057】また、コンピュータとは、パソコンに限ら
ず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコンな
ども含み、プログラムによって本発明の機能を実現する
ことが可能な機器、装置を総称している。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
注者から発注者へ工事図面や報告書などの電子文書を記
憶媒体で納品した際に、記憶媒体に記憶されているマー
クアップ言語形式のファイルとその実体データとを、オ
ペレーティングシステムのディレクトリ構造に変換して
表示するので、受注者側で管理していたオブジェクトフ
ァイルのツリー構造をそのまま発注者のコンピュータで
再現できるようになり、電子書類の操作性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態の電子納品システムの
構成を示す図である。
【図2】この電子納品システムにおいて、アウトソーシ
ングサーバの構成を示す図である。
【図3】電子保管庫に管理されているデータの一例を示
す図である。
【図4】電子保管庫に管理されているデータをブラウザ
で閲覧した様子を示す図である。
【図5】電子保管庫とXMLI/Fとの情報交換手順を
示す図である。
【図6】この電子納品システムにおいて、データ変換の
概要を示す図である。
【図7】この電子納品システムにおいて、クライアント
2に表示されたファイル構造の例を示す図である。
【図8】この電子納品システムにおいて、電子保管庫の
ファイルの親子関係を保持したままOSファイルに変換
したときの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…インターネット、2,3,6…クライアントマシン
(クライアント)、4…アウトソーシングサーバ、5…
電子保管庫、12…XMLインタフェース、13…ファ
イル送受信部(EDI)、14…Webサーバ、21,
32…ドライブ装置、22…XML/OSインタフェー
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB05 CC02 CC05 DD01 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF09 5B082 BA09 EA01 GA02 GA06 GA20 5E501 AA13 AC20 AC33 AC35 BA05 CA02 DA02 DA04 DA07 FA23 FA48 FB43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーティングシステムの環境下でア
    プリケーションプログラムを動作させるコンピュータに
    おいて、 前記アプリケーションプログラムの一つとしてのオブジ
    ェクト言語のプログラムで作成された親子関係を持つオ
    ブジェクト群とそのインスタンスとをマークアップ言語
    形式のファイルに変換する変換手段を具備したことを特
    徴とするコンピュータ。
  2. 【請求項2】 オペレーティングシステムの環境下でア
    プリケーションプログラムを動作させるコンピュータに
    おいて、 マークアップ言語形式のファイルを指定する指定手段
    と、 前記指定手段により指定されたマークアップ言語形式の
    ファイルの構造を、前記オペレーティングシステムのデ
    ィレクトリ構造に変換して表示する手段とを具備したこ
    とを特徴とするコンピュータ。
  3. 【請求項3】 オペレーティングシステムの環境下でア
    プリケーションプログラムを動作させるコンピュータに
    おいて、 前記アプリケーションプログラムの一つとしてのオブジ
    ェクト言語のプログラムで作成された親子関係を持つオ
    ブジェクト群とそのインスタンスとを格納するオブジェ
    クトデータベースと、 前記オブジェクトデータベースのオブジェクト群、イン
    スタンスをマークアップ言語形式のファイルに変換する
    変換手段と、 前記変換手段により変換されたマークアップ言語形式の
    ファイルとその実体データとを前記オペレーティングシ
    ステムのディレクトリ構造に変換して表示する手段とを
    具備したことを特徴とするコンピュータ。
  4. 【請求項4】 オペレーティングシステムの環境下でア
    プリケーションプログラムを動作させるコンピュータに
    よるデータ表示方法において、 前記アプリケーションプログラムの一つとしてのオブジ
    ェクト言語のプログラムで作成された親子関係を持つオ
    ブジェクト群とそのインスタンスとをマークアップ言語
    形式のファイルに変換する段階と、 変換されたマークアップ言語形式のファイルとその実体
    データとを前記オペレーティングシステムのディレクト
    リ構造に変換して表示する段階とを有することを特徴と
    するデータ表示方法。
  5. 【請求項5】 オペレーティングシステムの環境下でア
    プリケーションプログラムを動作させるコンピュータに
    よるデータ表示方法において、 マークアップ言語形式のファイルを指定する段階と、 指定されたマークアップ言語形式のファイルの構造を、
    前記オペレーティングシステムのディレクトリ構造に変
    換して表示する段階とを有することを特徴とするデータ
    表示方法。
  6. 【請求項6】 オペレーティングシステムの環境下でコ
    ンピュータに処理を行わせるプログラムをコンピュータ
    読取可能に記憶した記憶媒体において、 前記コンピュータに、 オブジェクト言語のプログラムで作成された親子関係を
    持つオブジェクト群とそのインスタンスとをマークアッ
    プ言語形式のファイルに変換させるプログラムを記憶し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  7. 【請求項7】 オペレーティングシステムの環境下でコ
    ンピュータに処理を行わせるプログラムをコンピュータ
    読取可能に記憶した記憶媒体において、 前記コンピュータに、 指定されたマークアップ言語形式のファイルの構造を、
    前記オペレーティングシステムのディレクトリ構造に変
    換させて表示させるプログラムを記憶したことを特徴と
    する記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140103A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Sanyo Homes Kk 住宅の施工管理システム

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