JP2001290129A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001290129A
JP2001290129A JP2000107813A JP2000107813A JP2001290129A JP 2001290129 A JP2001290129 A JP 2001290129A JP 2000107813 A JP2000107813 A JP 2000107813A JP 2000107813 A JP2000107813 A JP 2000107813A JP 2001290129 A JP2001290129 A JP 2001290129A
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light emitting
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Hidehiko Nakatani
英彦 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子数を増やすことなく、常温及び低温
環境下での液晶表示装置の画面の明るさを改善する。 【解決手段】 液晶表示素子1と該液晶表示素子1を照
明する照明装置41とを備え、該照明装置41は駆動回
路5から供給される電流の値に応じた強度で発光する発
光素子2及び該発光素子2からの光を伝播し液晶表示素
子1に照射する導光体31を含む液晶表示装置におい
て、周囲温度を検出する周囲温度検回路7と、検出され
た周囲温度に応じて駆動回路5から発光素子2に供給さ
れる電流の値を制御する制御回路6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックライトまた
はフロントライト等の補助照明装置を有する液晶表示装
置、特に、携帯電話や携帯情報端末機等の表示部に好適
な液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7及び図8を用いて、従来使用
されている液晶表示装置のいくつかの構成を説明する。
【0003】図6に示す液晶表示装置は、液晶表示素子
1、発光素子2、発光素子2からの入射光を伝播させ液
晶表示素子1の裏面に照射する導光体31、発光素子2
及び導光体31からなる照明装置41、照明装置41に
電流を供給する駆動回路5を含んで構成される。
【0004】図6の構成の液晶表示装置は、透過型と呼
ばれる液晶表示装置であり、表示の際は常に照明装置に
電力を供給する必要があるが、携帯電話や携帯情報端末
機等のバッテリーで駆動される携帯型装置は、消費電力
をできるだけ少なくする必要があるという理由からその
表示部には、次に説明する図7または図8の構成の液晶
表示装置が主に用いられている。
【0005】図7の液晶表示装置は、半透過反射板81
が液晶表示素子の裏面に配置されている点で図6の液晶
表示装置と異なっている。半透過反射板81はアルミニ
ウムや銀等の材料で作られ、目視方向から入射した外光
を反射させる作用を有する。また、半透過反射板81
は、非常に薄い薄膜として構成されるか、あるいは多数
の微細なスリットが設けられているため、導光体31か
ら照射される光を透過する作用も併せ持っている。尚、
図7の液晶表示装置では、半透過反射板81は液晶表示
素子1を収容する不図示のガラス基板の外側に配置して
いるが、表示品位が重視されるカラー液晶表示装置の場
合は、半透過反射板と液晶素子との間の距離を小さくす
るためガラス基板の内側に配置することが好ましい。
【0006】図7の液晶表示装置は、半透過反射型と呼
ばれる液晶表示装置であり、半透過反射板81の反射作
用により、日中は十分に明るい画面が得られる。従って
照明装置は夜間など外光を充分に取り込むことができな
い場合の補助照明として使用される。尚、携帯電話機等
の用途では、ユーザーがキー操作中及び、キー操作後の
所定の時間(例えば15秒程度)の間、照明装置が作動
するように設定することができる。
【0007】図8の液晶表示装置は、照明装置42が液
晶表示素子1の上方に配置され、且つ液晶表示素子の裏
面に反射板82が設けられている点で図6の液晶表示装
置と異なる。照明装置42を構成する導光体32は、発
光素子2からの入射光を液晶素子1の表面側に照射し、
同時に、目視方向からの外光を液晶素子1に透過し、且
つ、反射板82で反射された反射光を目視方向に透過す
るよう構成されている。反射板82は、アルミニウムや
銀等の材料で作られ、目視方向からの外光を反射する作
用を有する。尚、図8の液晶表示装置では、反射板82
は液晶表示素子1を収容する不図示のガラス基板の外側
に配置しているが、表示品位が重視されるカラー液晶表
示装置の場合は、反射板と液晶素子との距離をできるだ
け小さくするためガラス基板の内側に配置することが好
ましい。
【0008】図8の液晶表示装置は、反射型と呼ばれる
液晶表示装置であり、反射板82の反射作用により、日
中は十分に明るい画面が得られる。従って照明装置は夜
間など外光を充分に取り込むことができない場合の補助
照明として使用される。
【0009】図6〜8の液晶表示装置では、照明装置に
使用される発光素子として、一般に冷陰極管や白色LE
Dが使用されるが、携帯電話や携帯情報端末機等のカラ
ー液晶表示装置では、低消費電力化と高密度化の観点か
ら白色LEDの使用が有利である。また、携帯電話等の
モノクロ液晶表示装置では、同様の理由により、赤色、
緑色、青色等の高輝度LEDの使用が有利である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】LED等の発光素子の輝
度は該素子に流れる順方向電流の大きさに依存するが、
発光素子に流すことのできる許容順方向電流は、一般に
周囲温度が上昇すると低下する。図4に白色LEDの許容
順方向電流の温度特性の例を示す。このグラフから分か
るように周囲温度が40℃を超えると許容順方向電流が
減少して行く。
【0011】携帯電話や携帯情報端末機は、室内だけで
なく、様々な環境下で使用されるため、一般にマイナス
20℃からプラス60℃程度の温度範囲で使用可能とす
る必要がある。図4の特性を有する白色LEDを携帯電話
機の表示部としてマイナス20℃からプラス60℃の温
度範囲で使用する場合、従来、順方向電流をこの範囲に
おける最小の許容順方向電流(約17mA)より小さい
値、例えば15mA程度に設定している。しかし、この
ように設定すると、周囲温度が40℃以下の時には、許
容順方向電流が25mAであるにも係わらず、それより
も小さい値の順方向電流を流すことになるので、十分な
輝度が得られないという問題がある。
【0012】このように、従来、照明装置の発光素子に
供給する順方向電流は、高温での許容順方向電流の値に
より制限され、最も使用頻度の高い常温環境下、あるい
は低温環境下で使用する際、発光素子の性能を十分に引
き出すことができず、表示部の画面の明るさが不十分で
あるという問題がある。これに対処するため、発光素子
の数を増やすと、製造コストの増加、及び実装スペー
ス、重量の増加という別の問題が発生する。
【0013】本発明は、発光素子数を増やすことなく、
常温及び低温環境下での液晶表示装置の照明装置の明る
さを改善することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、液晶表示素
子と該液晶表示素子を照明する照明装置とを備え、該照
明装置は駆動回路から供給される電流の値に応じた強度
で発光する発光素子を含む液晶表示装置において、周囲
温度を検出する周囲温度検出手段と、検出された周囲温
度に応じて前記駆動回路から前記発光素子に供給される
電流の値を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る液晶表示装置により解決される。
【0015】液晶表示素子の裏面に半透過反射板を配置
し、照明装置が液晶表示素子を裏面側から照明するよう
にすることができる。あるいは、液晶表示素子の裏面に
反射板を配置し、照明装置が液晶表示素子を表面側から
照明するようにすることができる。
【0016】制御手段は、検出された周囲温度が第1の
設定温度以下の時には発光素子に供給される電流を第1
の値に設定し、検出された温度が第1の設定温度を上回
るときには発光素子に供給される電流を第1の値より小
さい第2の値に設定するようにすることができる。
【0017】検出された周囲温度が第1の設定温度より
も高い値から上記第1の設定温度以下に低下した場合に
は、該検出された周囲温度が第1の設定温度より低い第
2の設定温度を下回るまで発光素子に供給される電流を
第1の値に変えることなく第2の値に維持するようにす
ることができる。
【0018】照明装置の発光素子として発光ダイオード
を用いることができる。また、発光ダイオードは定電流
駆動回路で駆動することが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に本発明の液
晶表示装置の実施の形態1の構成を示す。この液晶表示
装置は、透過型液晶表示装置であり、液晶表示素子1、
白色LED等の発光素子2、発光素子2からの入射光を伝
播させ液晶表示素子1の裏面に照射する導光体31、発
光素子2及び導光体31からなる照明装置41、照明装
置41に電力を供給する駆動回路5、サーミスタや半導
体温度センサからなり、液晶表示装置の周囲温度を検出
する温度検出回路7、温度検出回路7で検出された周囲
温度に応じた電流が発光素子2に供給されるように駆動
回路5を制御する制御回路6とを含んで構成される。制
御回路6は、周囲温度が高いほど駆動回路5から発光素
子2に供給される電流が少なくなるように駆動回路5を
制御する。
【0020】次に、図4の特性を有する白色LEDを照
明装置の発光素子として使用する場合、上記実施の形態
1の制御回路6及び駆動回路5の構成例を図5を参照し
て説明する。この構成例は、照明装置41の発光素子2
に供給する電流を周囲温度に応じて大小の2段階に切り
替える機能を有するものである。
【0021】図5において、駆動回路5は定電流駆動回
路として構成され、ベースが制御回路6の出力に接続さ
れたPNPトランジスタTr2、ベースが抵抗R5を介し
てトランジスタTr2のエミッタに接続されたNPNトラ
ンジスタTr1を含んで構成される。トランジスタTr
2のエミッタは抵抗R6を介して電源電圧(5V)に接
続され、ベースは抵抗R1を介して電源電圧に接続さ
れ、また抵抗R2を介して接地されている。トランジス
タTr1のエミッタは抵抗R3を介して接地され、照明
装置の発光素子D1及びD2は、電源電圧とトランジス
タTr1のコレクタとの間に並列に接続されている。
【0022】駆動回路5はトランジスタTr1のエミッ
タ電圧をVe1とするとき、Ve1/R3の一定電流を
照明装置41に供給する定電流回路であり、抵抗R5は
トランジスタTr1の発振予防用の抵抗である。トラン
ジスタTr1のエミッタ電圧Ve1は0.3V〜0.4
Vと低電圧であり、トランジスタTr1のベース・エミ
ッタ間電圧降下の温度変化は出力電流値に大きく影響す
る。そのため、温度補償用としてトランジスタTr2を
設けている。トランジスタTr1のベース・エミッタ間
電圧降下の温度変化をトランジスタTr2のベース・エ
ミッタ間電圧降下の温度変化が打ち消すように作用する
ことにより、出力電流の温度変化を抑えている。抵抗R
1とR2は、周囲温度が常温以下であるとき、トランジ
スタTr2のベース電圧が白色LEDに流れる順方向電
流が約20mAになるような値になるように電源電圧
(5V)を分圧している。
【0023】制御回路6は、ベースが抵抗R7を介して
温度検出回路7の出力に接続され、エミッタが接地さ
れ、コレクタが抵抗R4を介して駆動回路5の入力に接
続されたNPNトランジスタTr3から構成される。
【0024】抵抗R4、R7及びトランジスタTr3で
構成される制御回路6は、出力電流値を周囲温度に応じ
て2段階に切り替えるための回路であり、不図示の温度
検出回路7は、周囲温度が50℃未満の時には0Vを出
力し、50℃以上では5Vを出力する。
【0025】従って、周囲温度が50℃以上では制御回
路6のトランジスタTr3が導通し、駆動回路5の抵抗
R2に制御回路6の抵抗R4が並列に接続されることに
なるのでトランジスタTr2のベース電圧が低下し、ト
ランジスタTr2のエミッタに流れる電流が増加する。
これにより、抵抗R6による電圧降下が増大するのでト
ランジスタTr1のベース電圧が低下する。このため、
トランジスタTr1のコレクタに流れる電流すなわち、
白色LEDに流れる順方向電流は約20mAから約15
mAに低下する。このように出力電流値を周囲温度に応
じて2段階に切り替えることにより、周囲温度が50℃
以下での白色LEDの輝度を向上できる。60℃付近で
は常温と比べて、白色LEDの輝度が低下するが、携帯
電話等の用途で60℃付近まで周囲温度が上がる環境と
しては、夏場の日中の自動車の車内等が考えられるが、
これは外光が充分取り入れられる環境であり、補助照明
の輝度の低下はほとんど知覚されないものと考えられ
る。
【0026】尚、上記構成では、液晶表示装置の周囲温
度が50℃近辺の時には、各白色LEDの順方向電流が
15mAと20mAとの間で振動し、画面がちらつくこ
ともあり得る。これを防止するため、周囲温度が50℃
から低下する場合、例えば45℃まではトランジスタT
r3のベース電圧をHレベルに維持することが好まし
い。
【0027】上記のように照明装置に供給される電流
を、高温環境下と、常温及び低温環境下の2段階に切り
替えるようにし、高温環境下では電流値を小さくするよ
うにすることにより、比較的簡単な回路で駆動回路及び
制御回路を構成できる。また、高温環境下と、常温及び
低温環境下との切り替わりの設定温度付近でヒステリシ
スを備えるので、装置を設定温度付近で使用する際に、
照明装置に供給される電流の値が振動して画面がちらつ
くことを防止できる。更に、発光ダイオードを定電流駆
動することにより、個々の発光ダイオードの順方向電圧
降下特性のばらつき、あるいは順方向電圧降下の温度変
化による順方向電流の変動及びばらつきを抑制できるの
で、各温度において、発光ダイオードに流す電流を許容
値に充分近い値に設定することができ、発光ダイオード
の輝度を最大限に高めることができる。
【0028】上記実施の形態1の液晶表示装置では、高
温環境下にある時には、照明装置の発光素子へ供給する
電流を減少させることができ、且つ、使用頻度の高い常
温及び低温環境下にあるときには、発光素子に供給する
電流を許容値近くに高めることができる。そのため、発
光素子数を増やすことなく十分な明るさを実現すること
ができる。また、発光素子数を最小限とすることによ
り、製造コストが低減されるとともに、軽量・小型であ
るので携帯電話や携帯情報機器に好適である。
【0029】実施の形態2.図2に本発明の液晶表示装
置の実施の形態2の構成を示す。図2の液晶表示装置
は、半透過反射型液晶表示装置であり、半透過反射板8
1が液晶表示素子の裏面に配置されている点で図1の液
晶表示装置と異なっている。半透過反射板81はアルミ
ニウムや銀等の材料で作られ、目視方向から入射した外
光を反射させる作用を有する。また、半透過反射板81
は、非常に薄い薄膜として構成されるか、あるいは多数
の微細なスリットが設けられているため、導光体31か
ら照射される光を透過する作用も併せ持っている。図2
の液晶表示装置では、半透過反射板81は液晶表示素子
1を収容する不図示のガラス基板の外側に配置している
が、表示品位が重視されるカラー液晶表示装置の場合
は、半透過反射板と液晶素子との間の距離を小さくする
ためガラス基板の内側に配置することが好ましい。尚、
駆動回路5及び制御回路6は、上記の実施形態1で説明
したものと同じ構成のものを使用することができる。
【0030】上記実施の形態2の液晶表示装置では、上
記実施の形態1の液晶表示装置の利点に加え、半透過反
射板の反射作用により外光を照明光として利用できるの
で、照明装置を夜間などの補助照明として使用すること
により、電力消費量を低減することができる。
【0031】実施の形態3.図3に本発明の液晶表示装
置の第3の実施形態の構成を示す。図3の液晶表示装置
は反射型液晶表示装置であり、照明装置42が液晶表示
素子1の上方に配置され、且つ液晶表示素子1の裏面に
反射板82が設けられた点で図5の液晶表示装置と異な
る。照明装置42を構成する導光体32は、発光素子2
からの入射光を液晶表示素子1の表面側に照射し、同時
に、目視方向からの外光を液晶素子1に透過し、且つ、
反射板82で反射され液晶表示素子1を通過した反射光
を目視方向に透過するよう構成されている。反射板82
は、アルミニウムや銀等の材料で作られており、目視方
向からの外光を反射する作用を有する。図3の液晶表示
装置では、反射板82は液晶表示素子1を収容する不図
示のガラス基板の外側に配置しているが、表示品位が重
視されるカラー液晶表示装置の場合は、反射板と液晶素
子との距離をできるだけ小さくするためガラス基板の内
側に配置することが好ましい。尚、駆動回路5及び制御
回路6は、上記の実施形態1で説明したものと同じ構成
のものを使用することができる。
【0032】上記実施の形態3の液晶表示装置では、上
記実施の形態1の液晶表示装置の利点に加え、反射板の
反射作用に外光を照明光として利用できるので照明装置
を夜間などの補助照明として使用することにより、電力
消費量を低減することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、高温環
境下にある時には、照明装置の発光素子へ供給する電流
を減少させることができ、且つ、使用頻度の高い常温及
び低温環境下にあるときには、発光素子に供給する電流
を許容値近くまで高めることができる。そのため、発光
素子数を増やすことなく十分な明るさの液晶表示装置を
実現することができる。また、発光素子数を最小限とす
ることにより、製造コストが低減されるとともに、軽量
・小型化の要求される携帯電話や携帯情報機器に最適な
液晶表示装置が得られる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え半透過反射板の反射作用によ
り外光を照明光として利用できるので、照明装置を夜間
などの補助照明として使用することにより、電力消費量
を低減することができる。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、反射板の反射作用に外光を
照明光として利用できるので照明装置を夜間などの補助
照明として使用することにより、電力消費量を低減する
ことができる。
【0036】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加え、照明装置に供給される電流を、高温環境下と、
常温及び低温環境下の2段階に切り替えるようにし、高
温環境下では電流値を小さくするようにすることによ
り、比較的簡単な回路で駆動回路及び制御手段を構成で
きる。
【0037】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加え、高温環境下と、常温及び低
温環境下との切り替わりの設定温度付近でヒステリシス
を備えるので、装置を設定温度付近で使用する際に、照
明装置に供給される電流の値が振動して画面がちらつく
ことを防止できる。
【0038】請求項6に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加え、照明装置の発光素子として
白色LED等の発光ダイオードを使用することにより、
低消費電力化と高密度化が達成される。
【0039】請求項7に記載の発明によれば、上記効果
に加え、照明装置の発光素子として、白色LED等の発
光ダイオードを使用し、これを定電流駆動することによ
り、個々の発光ダイオードの順方向電圧降下特性のばら
つき、あるいは順方向電圧降下の温度変化による順方向
電流の変動及びばらつきを抑制できるので、各温度にお
いて、発光ダイオードに流す電流を許容値に充分近い値
に設定することができ、発光素子の輝度を最大限に高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液晶表示装置の実施形態1の構成図
である。
【図2】 本発明の液晶表示装置の実施形態2の構成図
である。
【図3】 本発明の液晶表示装置の実施形態3の構成図
である。
【図4】 白色LEDの許容順方向電流の熱軽減特性を
示す図である。
【図5】 本発明の液晶表示装置の制御回路及び駆動回
路の回路図である。
【図6】 従来の透過型液晶表示装置の構成図である。
【図7】 従来の半透過反射型液晶表示装置の構成図で
ある。
【図8】 従来の反射型液晶表示装置の構成図である。
【符号の説明】
1 液晶素子、 2 発光素子、 5 駆動回路、6
制御回路、 7 温度検出回路、 31、32 導光
体、 41、42 照明装置、 81 半透過反射板、
82 反射板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670L 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H093 NC46 NC57 NC63 ND02 ND08 ND10 ND39 ND42 ND54 NE01 NE06 5C006 AF53 AF64 AF69 BB11 BB29 BF14 BF38 EA01 EC08 FA19 FA23 FA47 FA54 5C080 AA10 BB05 DD04 DD20 DD26 EE28 JJ02 JJ03 JJ05 JJ06 5G435 AA12 BB12 EE27 EE30 FF03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子と該液晶表示素子を照明す
    る照明装置とを備え、該照明装置は駆動回路から供給さ
    れる電流の値に応じた強度で発光する発光素子を含む液
    晶表示装置において、周囲温度を検出する周囲温度検出
    手段と、検出された周囲温度に応じて前記駆動回路から
    前記発光素子に供給される電流の値を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示素子の裏面に半透過反射板
    が配置され、前記照明装置は該液晶表示素子を前記裏面
    側から照明することを特徴とする請求項1に記載の液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示素子の裏面に反射板が配置
    され、前記照明装置は、該液晶表示素子を前記表面側か
    ら該液晶表示素子を照明することを特徴とする請求項1
    に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、検出された周囲温度が
    第1の設定温度以下の時には前記発光素子に供給される
    電流を第1の値に設定し、検出された温度が前記第1の
    設定温度を上回るときには前記発光素子に供給される電
    流を前記第1の値より小さい第2の値に設定することを
    特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】 検出された周囲温度が前記第1の設定温
    度よりも高い値から前記第1の設定温度以下に低下した
    場合には、該検出された周囲温度が前記第1の設定温度
    より低い第2の設定温度を下回るまで前記発光素子に供
    給される電流を前記第2の値に維持することを特徴とす
    る請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記照明装置の発光素子として発光ダイ
    オードを用いることを特徴とする請求項1から5のいず
    れか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動回路が前記発光発光ダイオード
    に定電流を供給する定電流駆動回路で構成されているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
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Cited By (4)

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JP2006254304A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Mitsubishi Electric Corp 携帯端末装置
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JP2007252516A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Olympus Medical Systems Corp 医療機器
JP2008151989A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Alpine Electronics Inc 表示装置及び輝度調整方法

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