JP2001286361A - 家具の接地部用クッション部材 - Google Patents

家具の接地部用クッション部材

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JP2001286361A
JP2001286361A JP2000105237A JP2000105237A JP2001286361A JP 2001286361 A JP2001286361 A JP 2001286361A JP 2000105237 A JP2000105237 A JP 2000105237A JP 2000105237 A JP2000105237 A JP 2000105237A JP 2001286361 A JP2001286361 A JP 2001286361A
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furniture
cushion member
floor
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plate
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JP2000105237A
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Shoji Sano
省治 佐野
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Hikari Corp
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Hikari Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】それ自身強度が極めて大きく、家具の静置時に
は、防振、防音効果があり、移動に際し、フローリン
グ、畳やカーペットなど床の上を脚が滑り易いようにし
て、家具の脚と床との衝撃やこすれにより生ずるずり音
や振動音の発生を防止しフローリング、畳やカーペット
を傷つけることのない家具の接地部用クッション部材を
提供すること 【解決手段】家具の接地部と床表面とを非接触に保持す
るために、該接地部に取り付けられる家具の接地部用ク
ッション部材において、受板の上面に弾性体板を設け、
該弾性体板の上面に粘着剤を塗布して粘着剤層を設け、
該粘着剤層を形成する粘着面が剥離紙で覆われ、該受板
の下面には繊維のシートを設けた家具の接地部用クッシ
ョン部材を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具の接地部に取
り付けるための家具の接地部用クッション部材に関する
ものであり、より詳しくは、家具の脚先端部が床に直接
接して、静置時には大きな防振、防音効果があり、家具
を移動する際には、フローリング、畳やカーペットなど
の床表面を傷つけたり、移動に際して、ずり音や振動音
などの大きな音を発生することなどを防止し、且つ、そ
れ自身容易に傷ついたり裂けてしまったりせず、耐久性
のきわめて大きい家具の接地部用クッション部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テーブル、椅子のような脚を有す
る家具においては、その脚の先端に脚保護キャップ等が
脚に固定して用いられ、家具が木製の場合には、ゴム板
を両面テープで貼ったクッションも脚の接地面に接着し
て用いられていた。脚の接地面が、床面を傷つけること
の無いよう配慮されたものである。床面を傷つけないと
いう目的を達成するため、脚が床面にソフトに接するこ
とができるように、材質としては、合成樹脂やゴムが用
いられていた。また、脚保護キャップは、形態として、
底のある筒状を呈したもので、底から開口に向かって、
縮径した形状で、使用法としては、脚に嵌着し、密着し
た形で用いられていた
【0003】しかし、従来のこのような脚のクッション
や脚保護キャップは材質が合成樹脂やゴムであるので、
家具を静置しているときはよいが、家具を動かすとき、
ひきずるような動かし方をすると、大きなずり音や振動
音を生じ、脚保護キャップそれ自身が、移動中他のもの
にぶっついたりしたときの衝撃より破れてしまったりす
る問題点があった。また、従来の脚保護キャップは、合
成樹脂やゴムが材質なので、家具を引きずったりして移
動すると摩擦抵抗が大きいために、畳やカーペットの上
では、畳やカーペットに引っかかり、これらを傷つけて
しまい、また、フッ素やポリプロピレン樹脂などの材質
のものはフローリングなどの床には適していても、やは
り畳やカーペットには引っかかったりして、畳やカーペ
ットを傷つける問題点があった。また、床がフローリン
グの場合には、家具を持ち上げて動かしても、床面にお
ろすときに大きな衝撃音を発生し、一人ではなかなか静
かには動かせなかった。近年多くなったマンション住ま
いの人は、このような大きな音が、下の階の部屋に住む
人を、突然の大きな音で驚かすことになり、家具を動か
す時は大変な気がねをし、二人以上で家具をそっと持ち
上げて移動し、静かにおろすなど、二人以上で注意深く
取り扱わねばならない不都合があった。木製の家具の場
合は、木製の美観を保つため、脚保護キャップのついて
ないものが多く、家具の脚が剥き出しになって床の面と
接触するので、木製の家具の場合は音の発生は更に大き
く、また、音の問題だけでなく、床面を傷つける問題も
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、それ自身容易に傷ついたり、裂けてしまったり
せずに強度が極めて大きい家具の接地部用クッション部
材であって、テーブル、椅子、キャビネットや本箱など
の家具に使用し、静置時には防振、防音効果があり、移
動するに際しては、フローリング、畳やカーペットなど
床の上を脚など接床部が滑り易いようにして家具の移動
を容易にし、家具の脚など接地部と床との衝撃やこすれ
により生ずるずり音や振動音の発生を防止し、床に傷が
つくことを防止することができる家具の接地部用クッシ
ョン部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成の家具の接床部用クッショ
ン部材を提供するのである。すなわち、本発明に係る家
具の接床部用クッション部材は家具の接地部と床表面と
を非接触に保持するために、該脚の接地部に取り付けら
れる家具の接地部用クッション部材において、受板の上
面に弾性体板を設け、該弾性体板の上面に粘着剤を塗布
した粘着剤層を設け、該粘着剤層を形成する粘着面が剥
離紙で覆われ、該受板の下面には繊維のシートを設けた
構造を有する家具の接地部用クッション部材を提供する
のであり、請求項2の発明として、家具の接地部と床表
面とを非接触に保持するために、該接地部に取り付けら
れる家具の接地部用クッション部材において、受板の上
面に粘着剤層を設け、該粘着剤層を形成する粘着面が剥
離紙で覆われ、該受板の下面には繊維のシートを設けた
家具の接地部用クッション部材を提供するのである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明を詳細に説
明する。
【0007】図1は本発明に係る家具の接地部用クッシ
ョン部材で、剥離紙を一部めくりあげた状態の斜視図で
あり、図2は本発明に係る家具の接地部用クッション部
材の断面図である。図3は本発明に係る家具の接地部用
クッション部材の他の例の斜視図である。図4は図1の
家具の接地部用クッション部材から弾性体板2を欠いた
家具の接地部用クッション部材であり、図5は図4の家
具の接地部用クッション部材の断面図である。図6は図
1の家具の接地部用クッション部材の弾性体板の下に補
強板を設けた家具の接地部用クッション部材の斜視図で
あり、図7にその断面図を表す。
【0008】図1、図2、図3において受板1の上面には
弾性体板2が取り付けられ、該弾性体板2の上面には粘
着剤を塗布した粘着剤層を設け、その上は剥離シート4
で覆われている。該受け板1の下面には、繊維のシート3
が設けられている。図4、図5において受板1の上面に
は直接粘着剤層を設け、その上は剥離シート4で覆われ
ている。該受け板1の下面には、繊維のシート3が設けら
れている。図6、図7において、他の実施の態様とし
て、図1の家具の接地部用クッション部材弾性体の弾性
体板の下に補強板を設けた家具の接地部用クッション部
材を示す。弾性体2の下の補強板5は受板1に一部、又
は全部が埋め込まれている。
【0009】図1、図4においては、家具の接地部用ク
ッション部材は円形であるが、形状は必ずしも円形に限
らず、多角形であってもよい。図3には四角形の家具の
接地部用クッション部材が示されているが、使用に際し
てはテーブル、椅子などの家具の脚の形状により、適合
した形状のものが選択され、用いられる。
【0010】図1、図2、図3、図4、および図5におい
て受板1は平板である。本発明に係る家具の接地部用ク
ッション部材は、家具の脚先端部の下端面や、キャビネ
ットや本箱のような脚のない家具では家具の底面に接着
して用いられるものである。また、受板は、その周縁ま
たはその近傍が持ち上がっていて、弾性体板の上面より
高い位置になっているものであってもよい。家具として
椅子やテーブルの脚の下端面に用いるときは、その下端
面が本発明に係る家具の接地部用クッション部材の弾性
体板と接着しているが、その接着が必ずしも強くないと
きは、家具の移動に際し、家具の脚に家具の接地部用ク
ッション部材の受板の持ち上がった部分が引っかかるよ
うになっていてもよい。
【0011】本発明に係る家具の接地部用クッション部
材の受板1は、強度をきわめて大きくし、寿命を大きく
するため、鉄が賞用される。コストは高くなるがアルミ
ニウム、ブリキ、トタンなど他の金属でも使用可能であ
る。さらに、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹
脂、ナイロン、ポリエステル、ABS樹脂など硬質樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど
のビニル樹脂や木材やゴム、ポリウレタン、FRPなど
も使用は可能である。本発明に係る家具の接地部用クッ
ション部材の受板1の形状は、図6、図7に示すように、
周縁部より、中央部を低くし、低くなった中央部に、補
強板を嵌め込んだ構造であってもよい。補強板の材質に
は、スチールが賞用される。しかし、アルミニウム、ブ
リキ、トタンなど他の金属でも使用可能である。
【0012】本発明に係る家具の接地部用クッション部
材の受板1の上面に取り付けた弾性体板2は、ゴム弾性を
有する材質が用いられる。天然ゴム、合成ゴム、ポリウ
レタン、発泡ポリウレタン、エラストマー樹脂などがゴ
ム弾性を有する材質を有するものの例として挙げられ
る。本発明に係る家具の接地部用クッション部材は、弾
性体の上面と下面に粘着剤層が設けられ、更にその上に
剥離紙が貼られてあるいわゆる市販の両面テープの一方
の面の剥離紙をはがして、受板1に貼り付け、受板1の
下面には繊維のシート2を貼ったものであってもよい
し、また、シートの上面と下面に粘着剤が塗布され、そ
の上に剥離紙が貼られてある両面テープの一方の面の剥
離紙をはがして、受板1に貼り付け、受板1の下面には
繊維のシート2が貼ってあるものであってもよい。
【0013】また、本発明に係る家具の接地部用クッシ
ョン部材の受板1の下面に取り付けた繊維のシート3は
市販の布が使用可能であるが、織布、不織布、編物、好
ましい物は、厚手の布、たとえば、タオル地、じゅうた
ん、敷物などの材質を挙げることができる。これらの中
でじゅうたん生地、ことにポリエステル系じゅうたん生
地が賞用される。この材質を採用することにより、家具
に使用した場合、静置時は防振、防音効果があり、家具
の移動に際して脚のすべりがよく、床に傷をつけず、ま
た、音を発生せずに家具の移動を行うことができるから
である。
【0014】本願発明に係る家具の接地部用クッション
部材を使用するときは、剥離シート4を引き剥がし、粘
着剤面を露出させ、家具の接地部に貼ると、粘着剤の作
用で接着する。この家具は接地部に家具の接地部用クッ
ション部材が装着されることになるので、使用に際し、
静置時は防振、防音効果があり、この家具を引っ張り、
または、押して移動するときは、床面と接触する繊維の
シート3はフローリング、畳やカーぺットなどの床表面
上をすべり、床表面を傷つけることなく、家具の移動を
容易にする。また、移動に際し、家具が多少上下に動い
ても、家具の接床部用クッション部材の弾性体板2と繊
維のシート3が脚の上下の運動の衝撃を吸収し、音の発
生を防止する。
【0015】
【発明の効果】このようにして、本願発明にかかる家具
の接地部用クッション部材は、テーブル、椅子、キャビ
ネットや本箱などの家具の使用や移動に際し、家具の接
地部と床の摩擦や衝撃により生ずる音や振動音の発生を
防止し、家具の移動に際し、床表面の上を接地部が滑り
易くして、フローリング、畳やカーぺットなどの床表面
を傷つけることなく、家具の移動を容易にするのであ
る。また、本願発明にかかる家具の接地部用クッション
部材は、受板に鉄を使っていることから、強度が大き
く、その寿命が長いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家具の接床部用クッション部材
で、剥離紙を一部めくりあげた状態の斜視図である。
【図2】本発明に係る家具の接床部用クッション部材を
X−Xの面できった断面図である。
【図3】本発明に係る家具の接床部用クッション部材の
他の例の斜視図である。
【図4】弾性体の板を欠く家具の接床部用クッション部
材で、剥離紙を一部めくりあげた状態の斜視図である。
【図5】図4の家具の接床部用クッション部材をY−Y
の4面できった断面図である。
【図6】図1の家具の接床部用クッション部材の弾性体
の下に補強板を組み込んだ家具の接床部用クッション部
材の斜視図である。
【図7】図6の家具の接床部用クッション部材をY−Y
の面できった断面図である。
【符号の説明】
1 受板 2 弾性体板 3 繊維のシート 4 剥離紙 5 補強板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月11日(2000.4.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の効果】本発明に係る家具の接地部用クッション
部材の受板1の上面に取り付けた弾性体板2は、ゴム弾性
を有する材質が用いられる。天然ゴム、合成ゴム、ポリ
ウレタン、発泡ポリウレタン、エラストマー樹脂などが
ゴム弾性を有する材質を有するものの例として挙げられ
る。本発明に係る家具の接地部用クッション部材は、弾
性体の上面と下面に粘着剤層が設けられ、更にその上に
剥離紙が貼られてあるいわゆる市販の両面テープの一方
の面の剥離紙をはがして、受板1に貼り付け、受板1の
下面には繊維のシート3を貼ったものであってもよい
し、また、シートの上面と下面に粘着剤が塗布され、そ
の上に剥離紙が貼られてある両面テープの一方の面の剥
離紙をはがして、受板1に貼り付け、受板1の下面には
繊維のシート3が貼ってあるものであってもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具の接地部と床表面とを非接触に保持す
    るために、該接地部に取り付けられる家具の接地部用ク
    ッション部材において、受板の上面に弾性体板を設け、
    該弾性体板の上面に粘着剤層を設け、該粘着剤層を形成
    する粘着面が剥離紙で覆われ、該受板の下面には繊維の
    シートを設けた家具の接地部用クッション部材
  2. 【請求項2】家具の接地部と床表面とを非接触に保持す
    るために、該接地部に取り付けられる家具の接地部用ク
    ッション部材において、受板の上面に粘着剤層を設け、
    該粘着剤層を形成する粘着面が剥離紙で覆われ、該受板
    の下面には繊維のシートを設けた家具の接地部用クッシ
    ョン部材
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