JP2001285956A - 無線通信ネットワークシステムとその無線局装置 - Google Patents

無線通信ネットワークシステムとその無線局装置

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JP2001285956A
JP2001285956A JP2000101439A JP2000101439A JP2001285956A JP 2001285956 A JP2001285956 A JP 2001285956A JP 2000101439 A JP2000101439 A JP 2000101439A JP 2000101439 A JP2000101439 A JP 2000101439A JP 2001285956 A JP2001285956 A JP 2001285956A
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Yoichi Suzuki
洋一 鈴木
Hiroaki Sato
裕明 佐藤
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント端末に対するPINコードの設
定を簡単かつ正確に行えるようにし、さらに不特定のク
ライアント端末が任意にシステムに加入/離脱する場合
であってもPINコードの設定を常に正確に行えるよう
にする。 【解決手段】 公衆通信網に接続されるサーバMと、こ
のサーバMに対し無線回線を介して接続される複数のク
ライアント端末S1〜SnとからなるBT無線通信ネッ
トワークシステムにおいて、各クライアント端末S1〜
SnにPINコードの割り当て要求制御機能20aを設
けると共に、サーバMにPINコード割り当て制御機能
10aを設ける。そして、クライアント端末S1〜Sn
がネットワークに加入する際にサーバMに対しPINコ
ード割り当て要求を送信し、この要求を受けてサーバM
がPINコードを生成して要求元のクライアント端末に
割り当てるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばBT(Bl
uetooth)等の近距離無線データ通信技術を利用してデ
ータ伝送を行う無線通信ネットワークシステムとその無
線局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話機等の移動通信端末の
外部インタフェースとしては、16芯ケーブルを使用し
たRS-232C相当の物理インタフェースが使用されてい
る。しかし、移動通信環境ではケーブルを使用したイン
タフェースでは使い勝手が悪いため、BTに代表される
近距離無線データ通信技術を用いた無線インタフェース
の導入が検討されている。BTは、ISM(Industry S
cience Medical)バンドを利用した短距離無線データ通
信規格で、最大通信距離は約10mである。BTを使用
するとケーブルを不要にでき、しかもIrDAのような
機器間の置き方等についての制約がなくなるため、携帯
電話機やノートパソコン等のモバイル機器の使い勝手を
大幅に向上させることができる。
【0003】ところで、この種の無線インタフェースを
適用したシステムでは、携帯電話機やノートタイプのパ
ーソナル・コンピュータ等の無線端末との間で無線通信
を行う際に、通信相手を認証するための暗証コード(以
下PINコードと称する)を相互に交換しておくことが
必要である。そこで、BT等の無線インターフェースで
は、例えばユーザ又は保守員が無線端末ごとにPINコ
ードを予め設定し、以後この設定されたPINコードを
半永久的に使用するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の無
線インタフェースを適用したシステムでは、ユーザ又は
保守員が各無線端末ごとに手動でPINコードを設定し
なければならないため、その作業が面倒であるばかり
か、システムの運用中に無線端末の追加や変更等が行わ
れるとPINコードの誤設定等を引き起こす可能性が高
くなる。
【0005】また上記無線インタフェースを適用したシ
ステムは、例えば家庭内やオフィス内で使用するのであ
れば、無線ネットワークを構成する無線端末が固定され
るため、各無線端末に対しPINコードを予め固定的に
設定しておいても不具合は生じない。しかし、例えば公
衆電話機にBTのマスタとしての機能を持たせ、この公
衆電話機に不特定多数のユーザが自身の無線端末をスレ
ーブとして任意に無線接続して通信を行うような場合に
は、複数の無線端末間でPINコードが重複する可能性
があるため、適用することができない。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、無線端末に対する暗証
コードの設定を簡単かつ正確に行えるようにしてシステ
ムの信頼性向上を図り、さらに不特定の無線端末が任意
にシステムに加入/離脱する場合であっても暗証コード
の設定を常に正確に行うことができる無線通信ネットワ
ークシステムとその無線局装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、無線局と、この無線局との間で無線チャ
ネルを介して無線通信が可能な複数の無線端末とを備え
た無線通信ネットワークシステムにおいて、暗証コード
割り当て手段を新たに設け、この暗証コード割り当て手
段により、上記無線局と無線端末との間の無線通信に先
立ち、無線局から通信相手の無線端末に対し通信相手を
認証するための暗証コードを動的に割り当てるようにし
たものである。
【0008】したがってこの発明によれば、無線端末が
ネットワークに加入するごとに、無線局において暗証コ
ードが自動的に生成されてこの暗証コードが無線端末に
対し割り当てられる。このため、ユーザ又は保守員が暗
証コードを手動で割り当てる必要はなくなり、これによ
り暗証コードの設定を簡単かつ正確に行えるようにな
る。
【0009】また、不特定の無線端末がシステムに任意
に加入/離脱する場合であっても、これらの無線端末に
対する暗証コードの設定は無線局において統括的に管理
されるため、暗証コードの重複設定等が発生する心配は
なく、これにより適用範囲が広く信頼性の高いシステム
を提供することができる。
【0010】上記暗証コード割り当て手段は、公開キー
及び解読キーを無線端末において用意し、無線端末から
無線局へ前記公開キーを含む暗証コード割り当て要求を
送信し、無線局は暗証コードを生成してこの暗証コード
を上記無線端末から送られた公開キーをもとに暗号化し
て要求元の無線端末へ送信し、無線端末は受信した暗証
コードを上記解読キーを用いて解読することを特徴とす
る。この様にすることで、暗証コード自体の秘匿性を高
く保持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係わるいくつかの実施形態を説明する。
【0012】(第1の実施形態)この発明に係わる無線
通信ネットワークシステムの第1の実施形態は、公衆通
信網に接続されるサーバと、このサーバに対し無線チャ
ネルを介して接続される複数のクライアント端末とから
なる無線通信ネットワークシステムにおいて、各クライ
アント端末に暗証コードの割り当て要求機能を設けると
共に、サーバに暗証コード割り当て制御機能を設ける。
そして、クライアント端末がネットワークに加入する際
にサーバに対し暗証コード割り当て要求を送信し、この
要求を受けてサーバが暗証コードを生成して要求元のク
ライアント端末に割り当てるようにしたものである。
【0013】図1は、この第1の実施形態に係わる無線
通信ネットワークシステムの概略構成図である。同図に
おいて、Mは無線局(マスタ)としての機能を有するサ
ーバであり、このサーバMにはそれぞれ無線チャネルを
介してスレーブとしての機能を有する複数のクライアン
ト端末S1,S2,…,Snが接続される。また、サー
バMは有線回線を介して公衆通信網NWに接続されてい
る。公衆通信網NWは、例えばISDNやPSTN等の
加入回線網、移動通信網、パケット網、インターネット
などのコンピュータ・ネットワークを含むもので、通信
事業者(キャリア)が管理するデータベースDBが接続
されている。
【0014】ところで、上記サーバM、クライアント端
末S1〜Sn及びデータベースDBはそれぞれ次のよう
に構成される。図2、図3及び図4はそれぞれその構成
を示す機能ブロック図である。
【0015】先ずサーバMは、主制御部10と、ネット
ワーク通信部11と、BT無線通信部12と、キー入力
部13と、表示部14と、記憶部15とを備えている。
このうち先ずネットワーク通信部11は、主制御部10
の指示に従い、公衆通信網NW及びこの公衆通信網NW
に接続されるデータベースDBや各種通信端末(図示せ
ず)との間でデータの送受信を行う。BT無線通信部1
2は、主制御部10の指示に従い、ピコネットに加入中
のクライアント端末S1〜Sn及び加入を希望するクラ
イアント端末との間でBT規格にしたがって無線データ
の送受信を行う。
【0016】主制御部10は、BT無線通信制御機能や
公衆通信網NWとの間の通信制御機能に加え、この発明
に係わる新たな制御機能としてPIN割り当て制御機能
10aを備えている。このPIN割り当て制御機能10
aは、ピコネットに新たに加入したクライアント端末S
1〜Snから暗証コード(PINコード)の割り当て要
求が到来した場合に、自己が管理している複数のPIN
コードの中から非使用のPINコードを選択し、このP
INコードを要求元のクライアント端末に通知する。
【0017】クライアント端末S1〜Snは、主制御部
20と、BT無線通信部21と、キー入力部22と、表
示部23と、記憶部24とを備えている。このうちBT
無線通信部21は、主制御部20の指示に従い、上記サ
ーバMとの間でBT規格に従って無線データの送受信を
行う。
【0018】主制御部20は、例えばマイクロコンピュ
ータを有し、PIN割り当て要求制御機能20aを備え
ている。このPIN割り当て要求制御機能20aは、自
端末がピコネットに加入した際に、無線データ通信に先
立ちサーバMに対しPIN割り当て要求を送出する。そ
して、この要求に対しサーバMからPINコードが通知
されると、以後自端末がピコネットから離脱するまでこ
のPINコードを記憶部24に保持して、通信の認証用
として使用する。
【0019】データベースDBは、例えばキャリアごと
に設けられた管理用サーバからなり、主制御部30と、
ネットワーク通信部31と、記憶部32とから構成され
る。このうちネットワーク通信部31は、主制御部30
の指示に従い、上記サーバMとの間で認証手順に伴う制
御データの送受信を行う。
【0020】主制御部30は、ネットワークを管理する
ための種々制御機能の一つとして、認証処理手段30a
を有している。この認証処理手段30aは、サーバMか
らクライアント端末の認証要求が到来した場合に、記憶
部32に記憶されている加入者情報をもとに認証を行
い、その結果を要求元のサーバMに通知する。
【0021】次に、以上のように構成された無線通信ネ
ットワークシステムにおけるPINコードの割り当て動
作及び認証動作について説明する。図5はリンク確立手
順を示すシーケンス図、図7は及び図8はその手順を示
すシーケンス図である。
【0022】クライアント端末S1〜Snにおいて、ユ
ーザは予め公開キー(KEY1)及び解読キー(KEY2)を設
定する。この設定は、表示部23を見ながらキー入力部
22を操作することで行われ、この入力設定された公開
キー(KEY1)及び解読キー(KEY2)は記億部24に保持
される。
【0023】この状態で、いま例えばクライアント端末
S3がサーバMの管理する無線エリアEの外から無線エ
リアEに入ったとする。クライアント端末S3は、無線
ネットワーク制御装置MCの無線エリアEに入ると、
「Inquiry(301)」を送信する。この「Inquiry(30
1)」はクライアント端末S3の物理アドレス情報が含
まれている。
【0024】無線ネットワーク制御装置MCのBT無線
リンク確立制御装置は、この「Inquiry(301)」を受信
すると、受信したクライアント端末S3の物理アドレス
を用いてリンク確立を行うために「FHS(302)」を作成
してクライアント端末S3へ送信する。図6はこの「FH
S(302)」のフォーマットを示すもので、アクセスコー
ドには無線ネットワーク制御装置MCのアドレスから生
成した同期ワードが挿入される。またペイロードには、
無線ネットワーク制御装置MCのピコネットにおいてユ
ニークなIDアドレス「BD-ADDR」と、「Inquiry-(30
1)」を送信してきたクライアント端末S3の物理アド
レスであるMACアドレスとが挿入される。なお、上記
IDアドレス「BD-ADDR」には、「LAPフィールド」(下
位アドレス)と、「UAPフィールド」(上位アドレス)
と、「NAPフィールド」(付加アドレス)とが含まれ
る。
【0025】かくして、無線ネットワーク制御装置MC
とクライアント端末S3との間で物理アドレスの交換が
行われ、これによりクライアント端末S3は無線ネット
ワーク制御装置MCのピコネットに参加することができ
る。
【0026】次に、無線ネットワーク制御装置MCは、
新たにピコネットに加わったクライアント端末S3との
間に非同期コネクションレス型リンクを確立するための
手順を実行する。
【0027】すなわち、無線ネットワーク制御装置MC
の無線リンク確立装置は、コネクション動作に入るため
に、先ず「Page(303)」を送信する。これに対してク
ライアント端末S3は、応答フレームである「Page Res
ponse(304)」を返送する。この「Page Response(30
4)」を受信すると無線ネットワーク制御装置MCの無
線リンク確立制御装置は、クライアント端末S3がリン
ク確立動作に入れることが確認できたので、当該クライ
アント端末S3に対して「FHS(305)」を送信する。こ
の「FHS(305)」を受信するとクライアント端末S3
は、「Page Response(306)」を送信することでコネク
ションの確立を行う。
【0028】さて、そうしてリンクが確立されると、ク
ライアント端末S3は、適当なタイミングで相手局番号
ANY及び自局番号CIDを含む通信要求メッセージを生成し
て、この通信要求メッセージを送信する。このときサー
バMは、任意のクライアント端末との接続を許可する状
態になっており、この状態でクライアント端末S3から
の通信要求メッセージを受信すると、相手局番号CID及
び自局番号SIDを含む応答メッセージを返送する。
【0029】この応答メッセージを受信するとクライア
ント端末S3は、サーバMに対し相手局番号SID及び自
局番号CIDを含むPIN割当要求メッセージを送信す
る。またこのときクライアント端末S3は、記憶部24
に保持されている公開キー(KEY1)を上記PIN割当要
求メッセージと共に送信する。このPIN割当要求メッ
セージ受信するとサーバMは、クライアント端末S3専
用のPINコードを生成する。そして、このPINコー
ドを、上記PIN割当要求メッセージと共に受信した公
開キー(KEY1)を使って暗号化し、この暗号化したPI
NコードをPIN応答メッセージに含めて要求元のクラ
イアント端末S3に向け送信する。
【0030】クライアント端末S3は、PIN応答メッ
セージを受信すると、解読キー(KEY2)を使ってPIN
コードを解読し、このPINコードを内部変数として記
憶部24に保持する。かくして、クライアント端末S1
〜Snに対する動的なPINコードの割り当てがなされ
る。
【0031】次に、以上のようにサーバMのピコネット
に加入したクライアント端末S3について、キャリアに
よる認証手順が実行される。すなわち、クライアント端
末S1〜Snにおいてユーザはキー入力部22を操作し
て認証コードを入力する。この認証コードとしては、例
えばユーザがキャリア契約時に登録したパスワードが使
用される。そうするとクライアント端末S3は、上記入
力された認証コードを、クライアント端末S3の製造番
号または電話番号と共に、サーバMへ送信する。サーバ
Mは、この認証コードを受信するとその内容を含む認証
要求メッセージを作成し、この認証要求メッセージを公
衆通信網NWを介してデータベースDBへ送出する。
【0032】上記認証要求メッセージを受信すると、デ
ータベースDBは記憶部32に登録されている加入者情
報をもとに、要求元のクライアント端末S3のユーザが
正当であるか否かを認証する。例えば、要求元のクライ
アント端末S3の電話番号を検索し、この電話番号と認
証コードの対が正しければ、ユーザが正当(OK)と判
断する。これに対し電話番号が未契約だったり、不正利
用中や認証コードが間違っていた場合には、ユーザを不
当(NG)と判断する。そして、この判断結果を含む認
証応答メッセージをサーバMへ向け返送する。
【0033】サーバMは、この受信した認証応答メッセ
ージをもとに、要求元のクライアント端末が現在利用さ
れているものか、或いは契約中又は紛失中か等を判定す
る。そして、この結果を必要に応じて表示部23に表示
する。かくして、サーバMはクライアント端末S3及び
その利用者が正当であることを確認することが可能とな
る。なお、認証コードは事前にキャリアに登録されてい
るものを使うので、この認証コードを知っていること
で、本人であることが確認できる。
【0034】以上のように第1の実施形態では、公衆通
信網NWに接続されるサーバMと、このサーバMに対し
無線チャネルを介して接続される複数のクライアント端
末S1〜Snとからなる無線通信ネットワークシステム
において、各クライアント端末S1〜SnにPINコー
ドの割り当て要求制御機能20aを設けると共に、サー
バMにPINコード割り当て制御機能10aを設ける。
そして、クライアント端末S1〜Snがピコネットに加
入する際に、サーバMに対し暗証コード割り当て要求を
送信し、この要求を受けてサーバMがPINコードを生
成して要求元のクライアント端末S1〜Snに割り当て
るようにしている。
【0035】したがって、クライアント端末S1〜Sn
がピコネットに加入するごとに、サーバMにおいてPI
Nコードが自動的に生成されてこのPINコードがクラ
イアント端末S1〜Snに対し割り当てられる。このた
め、ユーザ又は保守員がPINコードを手動で割り当て
る必要はなくなり、これによりPINコードの設定を簡
単かつ正確に行えるようになる。
【0036】また、不特定のクライアント端末がピコネ
ットに任意に加入/離脱する場合であっても、これらの
クライアント端末に対するPINコードの設定はサーバ
Mにおいて統括的に管理されるため、PINコードの重
複設定等が発生する心配はなく、これにより適用範囲が
広く信頼性の高いシステムを提供することができる。
【0037】なお、以上述べた第1の実施形態は、以下
のような変形が可能である。すなわち、PINコードの
割り当て手順において、PINコードの割り当て終了後
に、クライアント端末S1とサーバMとの間でPIN受
領確認とその応答を授受するようにしてもよい。
【0038】図9はそのシーケンスを示すもので、PI
N応答メッセージを受信するとクライアント端末S1
は、サーバMに対し相手局番号SID及び自局番号CIDを含
むPIN受信確認メッセージを送信する。このPIN受
信確認メッセージを受信するとサーバMは、PIN受信
応答メッセージを返送する。この様にすることで、クラ
イアント端末S1においてPINコードが正しく受信さ
れたか否かをサーバM側が確認することができる。
【0039】また、認証手順において、サーバMからク
ライアント端末S1に対し認証コード入力要求を通知し
て認証コードの入力を促すようにしてもよく、さらに認
証結果をサーバMからクライアント端末S1に通知する
ようにしてもよい。
【0040】図10はそのシーケンスを示すもので、サ
ーバMはクライアント端末S1に対し認証コード入力要
求メッセージを送る。クライアント端末S1は、このメ
ッセージを受信すると表示部23にこのメッセージの内
容を表示する。この様にすると、不慣れなユーザであっ
ても戸惑うことなく認証手順を実行することができる。
さらに、サーバMは、データベースDBから認証応答メ
ッセージを受信すると、要求元のクライアント端末S1
に対し認証結果を表すメッセージを通知する。クライア
ント端末S1は、この認証結果を表すメッセージを受信
すると確認メッセージを返送する。この様にすると、ク
ライアント端末S1のユーザは、認証結果を明確に知る
ことができる。
【0041】(第2の実施形態)この発明に係わる無線
通信ネットワークシステムの第2の実施形態は、公衆電
話装置にBTのマスタとしての機能を持たせ、BTのス
レーブとしての機能を持つ携帯端末から通信要求が到来
した場合に、その無線データ通信の開始前にマスタから
上記通信要求元の携帯端末に対しPINコードを動的に
割り当てることにより、上記公衆電話装置を介して携帯
端末と公衆通信網との間で無線データ通信を可能にした
ものである。
【0042】図11は、この第2の実施形態に係わる通
信システムの概略構成図であり、PT1は公衆電話装置
を示している。この公衆電話装置PT1は、公衆通信網
との間で通信を行うための機能を主として有する回線制
御装置NC1と、BTのマスタとして機能する無線ネッ
トワーク制御装置MCとを備えている。また、この公衆
電話装置PT1の周囲には、BT内蔵携帯端末S1,S
2,S3が存在し、公衆電話装置PT1の無線ネットワ
ーク制御装置MCをマスタ、携帯端末S1,S2,S3
をスレーブとするBT無線ネットワーク(ピコネット)
を形成している。
【0043】無線ネットワーク制御装置MCは、携帯端
末S1,S2,S3との間で無線リンクを確立する無線
リンク確立制御装置と、確立された無線リンクを介して
携帯端末S1,S2,S3との間で無線データの送受信
を行うためのデータ送受信制御装置とから構成される。
【0044】一方回線制御装置NC1は、図12に示す
ように回線接続装置40と、有線回線転送装置45と、
無線回線転送装置46とを備えている。回線接続装置4
0は、上記無線リンク確立制御装置によりリンクが確立
された無線回線と、公衆電話装置PT1に接続されてい
る公衆通信網とを接続するもので、有線回線判定部41
と、無線回線判定部42と、回線接続判定部43と、回
線接続部44とを備えている。
【0045】有線回線判定部41は、公衆電話装置PT
1から先の公衆通信網が通信相手先との接続を完了した
かどうかを判定する。無線回線判定部42は、無線ネッ
トワーク制御装置MCと携帯端末S1,S2,S3との
間にマスタとスレーブとの関係が成立したかどうか、つ
まり無線リンクが確立したかどうかを判定する。回線接
続部44は、マスタとして機能する上記無線ネットワー
ク制御装置MCに接続されている無線回線と、公衆通信
網に接続されている有線回線とを接続する。回線接続判
定部43は、上記回線接続部44により回線接続処理を
行うか否かを判定する。
【0046】有線回線転送装置45は、回線接続装置4
0により接続された無線回線と有線回線とを用いて、無
線回線上の伝送データを有線回線へ転送する。無線回線
転送装置46は、有線回線上のデータを無線回線に転送
する。
【0047】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を説明する。いま仮に図13に示すように、携帯端
末S1,S2が既に参加している無線ネットワーク制御
装置(マスタ)MCのピコネットに、携帯端末S3が新
たに参加する場合を考える。図5に示したシーケンスで
携帯端末S3が無線ネットワーク制御装置MCとの間で
リンク確立がなされると、携帯端末S3と無線ネットワ
ーク制御装置MCとの間ではPINコードの割り当て手
順が実行される。
【0048】すなわち、図7に示したように先ず携帯端
末S3からPIN割り当て要求メッセージが送出され
る。このメッセージを受信すると無線ネットワーク制御
装置MCは、自己のピコネットにおいてユニークなPI
Nコードを生成してこのPINコードをPIN応答メッ
セージとして要求元の携帯端末S3に送信する。
【0049】例えば、図13に示したようにマスタMC
と携帯端末S1との間にPINコード“1”が、またマ
スタMCと携帯端末S2との間にPINコード“2”が
それぞれ割り当てられているとすれば、マスタMCと携
帯端末S3との間にはまだ割り当てていないPINコー
ド“3”が割り当てられる。
【0050】以後マスタMCと携帯端末S3との間で
は、この割り当てたPINコードを送信データのフレー
ムに書込むことで、相互に1対1の無線データ通信を行
うことが可能となる。
【0051】以下、その通信動作の一例を携帯端末間に
おける無線データ同報伝送を例にとって説明する。いま
例えば図14に示すように、携帯端末S3が携帯端末S
1,S2に対し無線データを同報送信する場合を想定す
る。
【0052】図15にBTのプロトコルスタックを示
す。BTのプロトコルは、Basic部分とAdapted部分とか
ら構成される。Basic部分のレイヤ構造は、Radioと、Ba
sebandと、Link Managerと、Logic Linkと、Audioとか
ら構成される。Radioでは、変調されたビットストリー
ムの送受信が行われる。Basebandでは、タイミング、フ
レーミング及びフロー制御等の管理や、エラー検出訂正
が行われる。Link Managerでは、リンク上のステータス
及びパケットフロー制御等の管理が行われる。Logic Li
nkでは、異なったプロトコル間でデータ伝送を行うため
のパケット分解組み立てや、デバイス・ディスカバリの
管理を行う。Audioでは、音声データを伝送する場合に
使用される。
【0053】Adapted部分は、RS322Cのようなコ
ンポート用プロトコルであるRFCommと、ヒューマンイン
タフェース・デバイス用プロトコルであるHIDと、ネッ
トワーク用プロトコルであるTCP/IPとのうちの少なくと
も一つをサポートする。いまここでは、TCP/IPの場合
を考える。
【0054】BTはマスタ対スレーブの1対1通信であ
る。このため、携帯端末S3から他の携帯端末S1,S
2に同報的にデータを送信するためには、マスタである
無線ネットワーク制御装置MCを経由してデータを転送
しなくてはならない。この動作を実現するために、例え
ばIPによりデータの転送先であるBTユニットのIP
アドレスを指定する必要がある。スレーブごとのIPア
ドレスは、例えば非同期コネクションレス型リンクの接
続動作時に無線ネットワーク制御装置MCが任意に決定
し、ピコネット内の全てのスレーブに通知すればよい。
【0055】したがって、携帯端末S3がピコネット内
のすべてのBT内蔵携帯端末にデータ送りたい場合に
は、同報送信相手の各IPアドレスを送信データのヘッ
ダ部分に記述する。このデータを受信した無線ネットワ
ーク制御装置MCは、受信したデータ内のIPアドレス
を見ることで、この受信データを携帯端末S1,S2に
向けて順次1対1で送信する。
【0056】かくして、携帯端末S3は、マスタである
無線ネットワーク制御装置MCを経由して、同じピコネ
ット内の他の携帯端末S1,S2に対し同報的にデータ
を送信することができる。図16に以上述べたIPによ
る同報通信のデータの流れを示す。
【0057】一方、ピコネットに加入した携帯端末を公
衆通信網に接続する場合には、回線制御装置NC1にお
いて次のような接続動作が行われる。すなわち、有線回
線判定部41は、公衆通信網において通信相手先との接
続完了を認識すると、有線接続完了通知メッセージを回
線接続判定部43に通知する。また無線回線判定部42
は、マスタとしての無線ネットワーク制御装置MCとス
レーブである携帯端末Siとの間のリンク確立を認識す
ると、無線接続完了通知メッセージを回線接続判定部4
3に通知する。回線接続判定部43は、上記有線接続完
了通知メッセージ及び無線接続完了通知メッセージの両
方を確認すると、有線無線接続開始メッセージを回線接
続部44に通知する。回線接続部44はこの有線無線接
続開始メッセージを受けると、有線回線と無線回線とを
接続する処理を行う。
【0058】なお、上記有線無線接続開始メッセージ
は、例えば公衆電話装置PT1上の“接続ボタン”を押
すことで回線接続部44に対し入力するようにしてもよ
い。また図17に示すように、有線回線及び無線回線に
おいて共にリンクが確立され、回線接続判定部43が有
線回線と無線回線との接続待ち状態になった後に、携帯
端末Siから公衆通信網の接続先である相手電話番号の
情報を含んだデータを無線ネットワーク制御装置MCの
データ送受信制御装置が確認する。そして、確認できた
時点で、無線ネットワーク制御装置MCから接続要求メ
ッセージを回線接続判定部43に対し与え、これにより
回線接続判定部43から回線接続部44に対し有線無線
接続開始メッセージを入力するようにしてもよい。
【0059】かくして、公衆電話装置PT1をマスタと
すると共にその周辺にある任意の携帯端末をスレーブと
した無線ネットワークと、公衆電話装置PT1に接続さ
れている公衆通信網とを互いに接続することができる。
【0060】そうして無線ネットワークと公衆通信網と
が接続されると、無線回線転送装置46により有線回線
上のデータは無線回線に転送され、有線回線転送装置4
5により無線回線上のデータは有線回線に転送される。
これにより例えば図18に示すように、公衆電話装置P
T1と一般加入者電話SLとが公衆通信網を介して接続
されている状態で、この有線回線に対し、公衆電話装置
PT1内にある無線ネットワーク制御装置MCを介し
て、スレーブとしての携帯端末S1,S2を接続するこ
とができる。この結果、公衆通信網の通信相手先Bは、
公衆電話装置PT1の利用者A及び公衆電話装置PT1
の周囲にいる携帯端末S1,S2の利用者と同時に通話
を行うことが可能となる。
【0061】また、このとき公衆電話装置PT1内の無
線ネットワーク制御装置MCは、公衆電話装置PT1の
公衆通信網側の制御とは独立に制御される。このため、
公衆電話装置PT1と通話相手先Bとの間で通話が行わ
れている最中であっても、図18に示すように携帯端末
S2のピコネットへの新規加入や、加入中の携帯端末S
3のピコネットからの離脱を自由に行うことができる。
【0062】(第3の実施形態)この発明に係わる無線
通信ネットワークシステムの第3の実施形態は、BTの
マスタとしての機能を備えた公衆電話装置と、スレーブ
としての機能を持つ携帯端末とによりピコネットを構成
するシステムにあって、携帯端末から公衆通信網に対し
直接発呼できるように構成したものである。
【0063】図19は、この第3の実施形態に係わる無
線通信ネットワークシステムの概略構成図である。な
お、同図において前記図11と同一機能部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0064】公衆電話装置PT1には、回線制御装置N
C2と、無線ネットワーク制御装置MCとが設けてあ
る。このうち回線制御装置NC2は、例えば図20に示
すように、発呼情報読み出し部51と、発呼情報保存エ
リア52と、回線発呼装置53と、無線回線判定部54
と、有線回線判定部55と、回線接続判定部56と、回
線接続部57と、有線回線転送装置58と、無線回線転
送装置59とを備えている。
【0065】発呼情報読出し装置51は、無線ネットワ
ーク制御装置MC内のデータ送受信制御装置から送られ
てくる相手先電話番号情報を取り出す。無線回線判定部
54は、BTのマスタとしての無線ネットワーク制御装
置MCと、スレーブとしての携帯端末S1,S2,S3
との間に無線リンクが確立したかどうかを判定する。有
線回線判定部55は、公衆通信網により通信相手先との
間が接続されたかどうかを判定する。回線接続判定部5
6は、回線接続部57により回線接続処理を行うか否か
を判定する。回線接続部57は、マスタとしての無線ネ
ットワーク制御装置MCに接続されている無線回線と、
公衆電話装置PT1に接続されている有線回線とを接続
する。
【0066】次に、以上のように構成されたシステムに
よる携帯端末と公衆通信網との間の接続動作を説明す
る。いま携帯端末S1の発呼に応じて、この携帯端末S
1を公衆通信網に直接接続する場合を考える。携帯端末
S1がBT無線エリアEに入り、通信要求を送信する
と、先ずこの携帯端末S1と公衆電話装置PT1の無線
ネットワーク制御装置MCとの間で無線リンクを確立す
るための手順が実行される。そして、無線リンクが確立
されると、無線ネットワーク制御装置MCと携帯端末S
1との間で図7に示すシーケンスに従いPINコードを
動的に割り当てるための手順が実行される。
【0067】さて、この状態で携帯端末S1においてユ
ーザが、発呼相手先の電話番号を入力して発信操作を行
ったとする。そうすると、携帯端末S1から公衆電話装
置PT1の無線ネットワーク制御装置MCに相手先電話
番号を含む発呼情報が通知される。無線ネットワーク制
御装置MCに発呼情報が通知されると、回線制御装置N
C2は発呼情報読出し部51により上記発呼情報から相
手先電話番号情報を読出し、この相手先電話番号情報を
発呼情報保存エリア52に保存すると共に、無線回線判
定部54に対し無線回線のリンク確立が成立したこと通
知する。これにより無線回線判定部54は、無線接続完
了通知メッセージを回線接続判定部56に通知する。
【0068】一方、発呼情報保存エリア52に保存され
た電話番号情報は、公衆通信網に対する発呼機能を有す
る回線発呼装置53に通知される。回線発呼装置53
は、通知された電話番号情報をもとに、通信相手先であ
る電話機SLに対する発呼動作を行う。この発呼によ
り、公衆電話装置PT1と相手先電話機SLとの間が回
線接続されると、この回線接続された結果を有線回線判
定部55に通知する。有線回線判定部55は、有線回線
の回線接続が成立したことを確認すると、有線接続完了
通知メッセージを回線接続判定部56に通知する。
【0069】回線接続判定部56は、無線接続完了通知
メッセージ及び有線接続完了通知メッセージの両方の受
信を確認すると、回線接続部57に対し有線無線接続開
始メッセージを通知する。この有線無線接続開始メッセ
ージが通知されると回線接続部57は、有線回線と無線
回線との間の接続を行う。有線回線と無線回線とが接続
されると、無線回線転送装置59及び有線回線転送装置
58により、携帯端末S1から公衆電話装置PT1を経
由して、通信相手先の電話機SLとの間を回線接続する
ことが可能となる。
【0070】(第4の実施形態)この発明に係わる無線
通信ネットワークシステムの第4の実施形態は、BTの
マスタとしての機能を備えた公衆電話装置と、スレーブ
としての機能を持つ携帯端末とによりピコネットを構成
するシステムにあって、公衆電話装置が異なる有線回線
を介して別々の公衆通信網に接続されている場合に、複
数の携帯端末をこれらの異なる公衆通信網に対しそれぞ
れ独立して並行に接続できるようにしたものである。
【0071】図21は、この第4の実施形態に係わるシ
ステムの概略構成図である。同図において、公衆電話装
置PT1は異なる有線回線を介してそれぞれ別々の公衆
通信網NW1,NW2に接続されている。
【0072】いま例えば、携帯端末S1が公衆電話装置
PT1を経由して公衆通信網NW1に加入する加入電話
機SL1に接続されているものとする。この状態で、別
の携帯端末S2が、公衆電話装置PT1を経由して別の
公衆通信網NW2に加入する加入電話機SL2との間で
通信を行うべく発呼したとする。
【0073】この場合、BTのマスタである無線ネット
ワーク制御装置MCは、スレーブである各携帯端末S
1,S2,S3に対し、無線ネットワーク制御装置MC
から異なるPINコードを割り当てることにより1対1
で接続される。このため、無線ネットワーク制御装置M
Cと携帯端末S1との間の通信が、無線ネットワーク制
御装置MCと携帯端末S2との間の通信に影響されるこ
とは無く、マスタである無線ネットワーク制御装置MC
とスレーブである複数の携帯端末S1,S2,S3との
間の各通信は並行して行うことが可能である。
【0074】したがって、後から発呼した携帯端末S2
を、既に通信中の他の携帯端末S1を意識することな
く、図19及び図20を用いて先に説明した動作と同様
の手順で公衆通信網NW2に接続することは可能であ
る。
【0075】(第5の実施形態)この発明に係わる無線
通信ネットワークシステムの第5の実施形態は、BTの
マスタとしての機能を備えた公衆電話装置と、スレーブ
としての機能を持つ携帯端末とによりピコネットを構成
するシステムにあって、公衆電話装置が1本の有線回線
を介して別々の公衆通信網に接続されている場合に、複
数の携帯端末が上記各公衆通信網に対し発呼した場合の
対策を講じたものである。
【0076】図22は、この第5の実施形態に係わるシ
ステムの概略構成図である。同図において、公衆電話装
置PT1は1本の有線回線を介して交換機に接続され、
この交換機から複数の公衆通信網NW1,NW2に接続
される。
【0077】また、公衆電話装置PT1には、回線制御
装置NC3と、無線ネットワーク制御装置MCとが設け
てある。このうち回線制御装置NC3は次のように構成
される。図23はその構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図20と同一部分には同一
符号を付して説明を行う。
【0078】回線制御装置NC3は、発呼情報読み出し
部51と、発呼情報保存エリア52と、回線発呼装置5
3と、無線回線判定部54と、有線回線判定部55と、
回線接続判定部56と、回線接続部57と、有線回線転
送装置58と、無線回線転送装置59とに加え、さらに
送信データ保存エリア61と、保存エリア制御部62と
を備えている。
【0079】送信データ保存エリア61は、携帯端末か
ら送信された送信データを一時記憶するために使用され
る。保存エリア制御部62は、有線回線がビジーの時
に、携帯端末から受信した送信データ及び発呼情報保存
エリア52に保存されている相手先電話番号情報を上記
送信データ保存エリア61に一時記憶させる。
【0080】この様なシステムにおいて、いま例えば携
帯端末S1が公衆通信網NW1の加入電話機SL1と通
信を行っている最中に、別の携帯端末S2が公衆通信網
NW2に対する発呼を要求したとする。この場合、公衆
電話装置PT1が保有する有線回線は1本であるため、
有線回線上で回線ビシーが発生して、携帯端末S2を公
衆電話装置PT1を経由して公衆通信網NW2に接続す
ることはできない。
【0081】しかし、BTによる無線ネットワークの制
御と公衆電話装置PT1による公衆通信網の制御とは互
いに独立に行われる。このため、BTのマスタである無
線ネットワーク制御装置MCは、公衆通信網の有線回線
がビジーか否かを意識することなく、携帯端末S2との
間に無線リンクを確立するとともに、当該携帯端末S2
に対しPINコードを動的に割り当てる。そして、携帯
端末S2が希望する通信の種類がメール送信のようにリ
アルタイム性が要求されない通信の場合には、携帯端末
S2にデータの送信を行わせ、この送信データを無線ネ
ットワーク制御装置MCで受信したのち、回線制御装置
NC3の送信データ保存エリア61に蓄積する。
【0082】例えば、携帯端末S2から送信された発呼
情報が無線ネットワーク制御装置MCで受信されると、
回線制御装置NC3は発呼情報読出し部51において上
記発呼情報から相手先電話番号情報を抽出し、発呼情報
保存エリア52に保存する。またそれと共に、無線回線
判定部54に対し無線回線のリンク確立が成立したこと
を通知する。これにより無線回線判定部54は、無線接
続完了通知メッセージを回線接続判定部56に通知す
る。
【0083】回線発呼装置53は、上記発呼情報保存エ
リア52に保存された電話番号情報をもとに公衆通信網
に対する発呼を試みるが、有線回線がビジーだったとす
ると、回線発呼装置53はビジーメッセージを保存エリ
ア制御部62に通知する。このビジーメッセージを受信
すると保存エリア制御部62は、携帯端末から送信され
て無線ネットワーク制御装置MCで受信された送信デー
タと、上記発呼情報保存エリア52に保存されている相
手先電話番号情報を送信データ保存エリア61に保存す
る。
【0084】さて、この状態で公衆通信網のビジーが解
除された旨を回線発呼装置53が受信すると、回線ビシ
ーが解除された旨のビジー解除メッセージを保存エリア
制御部62に通知する。このビジー解除メッセージを受
信すると保存エリア制御部62は、送信データ保存エリ
ア61に保存されている送信データの送信先電話番号情
報を読み出し、これを回線発呼装置53に通知する。回
線発呼装置53は、通知された相手先電話番号情報をも
とに公衆通信網に対し発呼する。
【0085】この発呼により通信相手の電話機SL2と
の間が公衆通信網を介して接続されると、この回線接続
が有線回線判定部55で検出されて、有線接続完了通知
メッセージが回線接続判定部56に通知される。回線接
続判定部56は、無線接続完了通知メッセージ及び有線
接続完了通知メッセージの両方の受信を確認すると、回
線接続部57に対し指示を与え、これにより有線回線と
無線回線との間を接続させる。有線回線と無線回線との
間が接続されると保存エリア制御部62は、送信データ
保存エリア61内に保存されている携帯端末S2の送信
データを読み出し、この送信データを有線回線転送装置
58から公衆通信網へ送出する。
【0086】すなわち、第5の実施形態であれば、公衆
通信網の有線回線がビジーの場合には、回線制御装置N
C3において携帯端末S2が送信したデータの代行受信
が行われ、有線回線のビジーが解除された後にこの代行
受信された携帯端末の送信データが有線回線へ送信され
る。
【0087】なお、以上の説明では公衆通信網との間の
有線回線がビジーの場合を例にとって説明した。しかし
それに限らず、有線回線に空きがあっても通信相手の加
入電話機がビジーの場合には、上記した公衆電話装置P
T1の回線制御装置NC3において携帯端末S2が送信
したデータを代行受信し、通信相手の加入電話機が空き
になったことを検出した後に、上記代行受信した携帯端
末S2が送信したデータを読み出して送信するようにし
てもよい。
【0088】(その他の実施形態)この発明は上記各実
施形態に限定されるものではない。例えば、前記第4の
実施形態では、携帯端末S1から公衆通信網に接続され
た通信相手端末に対し発呼してデータを送信する場合を
例にとって説明したが、通信相手端末ではなくプロバイ
ダのアクセスポイントにアクセスするようにしてもよ
い。この場合、一般にプロバイダのアクセスポイントと
接続要求元の携帯端末S1との間の認証には数秒間を要
する。
【0089】そこで、例えば図24に示すように、プロ
バイダのアクセスポイントと携帯端末S1との間の認証
中に、携帯端末S1が送信すべきデータを公衆電話装置
PT1内の無線ネットワーク制御装置MCに伝送する。
そして、この伝送されたデータを、例えば第5の実施形
態のように回線制御装置NC3に設けられている送信デ
ータ保存エリア61に保存する。そして、携帯端末S1
とプロバイダのアクセスポイントとの間の認証が終了し
た後に、上記データ保存エリア61に一時保存されたデ
ータを読み出して、プロバイダのアクセスポイントに向
け送信する。このようにすることで、携帯端末S1と無
線ネットワーク制御装置MCとの間の接続所要時間を短
縮することが可能となる。
【0090】その他、有線回線網の種類や、無線局及び
無線端末の種類とその構成、PINコード割り当て制御
手順及び内容等についても、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できる。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
暗証コード割り当て手段を新たに設け、この暗証コード
割り当て手段により、上記無線局と無線端末との間の無
線通信に先立ち、無線局から通信相手の無線端末に対し
通信相手を認証するための暗証コードを動的に割り当て
るようにしたことによって、無線端末に対する暗証コー
ドの設定を簡単かつ正確に行うことができ、さらに不特
定の無線端末が任意にシステムに加入/離脱する場合で
あっても暗証コードの設定を常に正確に行うことがで
き、これにより適用範囲が広くかつ信頼性の高い無線通
信ネットワークシステムとその無線局装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる無線通信ネットワークシス
テムの第1の実施形態を示す概略構成図。
【図2】 図1に示したシステムのサーバの構成を示す
回路ブロック図。
【図3】 図1に示したシステムのクライアント端末の
構成を示す回路ブロック図。
【図4】 図1に示したシステムのデータベースの構成
を示す回路ブロック図。
【図5】 図1に示したシステムの携帯端末と無線ネッ
トワーク制御装置との間のリンク確立手順を示すシーケ
ンス図。
【図6】 FHSパケットのフォーマットを示す図。
【図7】 図1に示したシステムによるPINコード割
り当て手順を示すシーケンス図。
【図8】 図1に示したシステムによる認証手順を示す
シーケンス図。
【図9】 図7に示したPINコード割り当て手順の変
形例を示すシーケンス図。
【図10】 図8に示した認証手順の変形例を示すシー
ケンス図。
【図11】 この発明に係わる無線通信ネットワークシ
ステムの第2の実施形態を示す概略構成図。
【図12】 図11に示したシステムの回線制御装置の
構成を示す回路ブロック図。
【図13】 図11に示したシステムにおけるPINコ
ード割り当て動作を説明するための図。
【図14】 図11に示したシステムにおける携帯端末
間の同報データ伝送を説明するための図。
【図15】 BTのプロトコルスタックを示す図。
【図16】 IPによる同報通信のデータの流れを示す
図。
【図17】 図11に示したシステムにおいて有線回線
及び無線回線のリンクが共に確立された状態を示す図。
【図18】 図11に示したシステムにおいて携帯端末
のピコネットへの新規加入及び加入中の携帯端末のピコ
ネットからの離脱を示す図。
【図19】 この発明に係わる無線通信ネットワークシ
ステムの第3の実施形態を示す概略構成図。
【図20】 図19に示したシステムの回線制御装置の
構成を示す回路ブロック図。
【図21】 この発明に係わる無線通信ネットワークシ
ステムの第4の実施形態を示す概略構成図。
【図22】 この発明に係わる無線通信ネットワークシ
ステムの第5の実施形態を示す概略構成図。
【図23】 図22に示したシステムの回線制御装置の
構成を示す回路ブロック図。
【図24】 この発明に係わる無線通信ネットワークシ
ステムのその他の実施形態を説明するためのシーケンス
図。
【符号の説明】
M…サーバ S1〜Sn…クライアント端末 E…BT無線ネットワークエリア NW,NW1,NW2…公衆通信網 DB…データベース PT1…公衆電話装置 MC…無線ネットワーク制御装置 NC1,NC2,NC3…回線制御装置 SL,SL1,SL2…加入電話機 10…サーバの主制御部 10a…PIN割り当て制御機能 11…サーバのネットワーク通信部 12…サーバのBT無線通信部 13…サーバのキー入力部 14…サーバの表示部 15…サーバの記憶部 20…クライアント端末の主制御部 20a…PIN割り当て要求制御機能 21…クライアント端末のBT無線通信部 22…クライアント端末のキー入力部 23…クライアント端末の表示部 24…クライアント端末の記憶部 30…データベースの主制御部 30a…認証処理手段 31…データベースのネットワーク通信部 32…データベースの記憶部 40…回線接続装置 41,55…有線回線判定部 42,54…無線回線判定部 43,56…回線接続判定部 44,57…回線接続部 45,58…有線回線転送装置 46,59…無線回線転送装置 51…発呼情報読出し部 52…発呼情報保存エリア 53…回線発呼装置 61…送信データ保存エリア 62…保存エリア制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5J104 AA07 KA02 KA10 PA01 5K027 AA12 BB04 HH24 KK04 5K033 DA17 5K067 AA30 BB08 BB21 DD13 DD17 EE02 EE10 EE16 EE22 GG01 HH36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線局と、この無線局との間で無線チャ
    ネルを介して無線通信が可能な複数の無線端末とを備え
    た無線通信ネットワークシステムにおいて、 前記無線局と無線端末との間の無線通信に先立ち、当該
    無線局から通信相手の無線端末に対し、通信相手を認証
    するための暗証コードを動的に割り当てる暗証コード割
    り当て手段を具備したことを特徴とする無線通信ネット
    ワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記暗証コード割り当て手段は、公開キ
    ー及び解読キーを無線端末において用意し、無線端末か
    ら無線局へ前記公開キーを含む暗証コード割り当て要求
    を送信し、無線局は暗証コードを生成してこの暗証コー
    ドを前記無線端末から送られた公開キーをもとに暗号化
    して要求元の無線端末へ送信し、無線端末は受信した暗
    証コードを前記解読キーを用いて解読することを特徴と
    する請求項1記載の無線通信ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 複数の無線端末との間で無線チャネルを
    介して無線通信を行う無線局装置において、 前記無線端末との間の無線通信に先立ち、当該無線端末
    に対し、通信相手を認証するための暗証コードを動的に
    割り当てる暗証コード割り当て手段を具備したことを特
    徴とする無線局装置。
  4. 【請求項4】 不特定の無線端末が無線チャネルを介し
    て接続されると共に、有線回線を介して通信網に接続さ
    れる無線局装置において、 通信を要求する前記不特定の無線端末との間に無線通信
    リンクを確立する無線通信リンク確立手段と、 前記通信を要求する無線端末との間の無線通信に先立
    ち、当該無線端末に対し通信相手を認証するための暗証
    コードを動的に割り当てる暗証コード割り当て手段と、 前記無線通信リンクが確立された無線端末との間で、前
    記暗証コード割り当て手段により割り当てられた暗証コ
    ードを使用してデータを伝送する無線データ伝送制御手
    段とを具備したことを特徴とする無線局装置。
  5. 【請求項5】 前記通信を要求する無線端末の通信相手
    が通信網に接続される通信装置である場合に、当該通信
    装置との間に通信網を介して有線通信リンクを確立する
    有線通信リンク確立手段と、 この有線通信リンク確立手段により確立された有線通信
    リンクと、前記無線データ伝送制御手段により確立され
    た有線通信リンクとを接続して、無線端末と通信相手の
    通信装置との間が送受信するデータを転送するデータ転
    送制御手段とを、さらに具備したことを特徴とする請求
    項4記載の無線局装置。
  6. 【請求項6】 前記有線通信リンク確立手段による有線
    通信リンクの確立の有無を判定し、有線通信リンクが確
    立されない場合には無線端末から送信されるデータを無
    線通信リンクを介して受信して保持する第1のデータ保
    持手段と、 前記有線通信リンクが確立された後に、前記データ保持
    手段に保持されているデータを読み出して前記有線リン
    クへ送信する第1のデータ送信手段とを、さらに具備し
    たことを特徴とする請求項5記載の無線局装置。
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