JP2001285480A - 呼収容装置と呼の収容方法 - Google Patents

呼収容装置と呼の収容方法

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JP2001285480A
JP2001285480A JP2000094063A JP2000094063A JP2001285480A JP 2001285480 A JP2001285480 A JP 2001285480A JP 2000094063 A JP2000094063 A JP 2000094063A JP 2000094063 A JP2000094063 A JP 2000094063A JP 2001285480 A JP2001285480 A JP 2001285480A
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Satoshi Abe
安部  聡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明は、呼のサービス種別に対応して、
所定数のチャネルを割り当てることが可能な通信システ
ムにおいて、呼を収容する呼・チャネル変換手段の管理
を行う呼収容装置と呼の収容方法に関するものである。 【解決手段】 本願発明は、呼収容装置9が備えるリソ
ース管理部10で、呼を収容する呼・チャネル変換手段
30であるカード群30L、及び当該カード群30Lの
備えるチャネルの使用状況を管理して、当該使用状況の
情報に基づいて当該呼収容装置9が備える収容制御手段
24により、当該カード群30Lの所定のチャネルに偏
在するように呼を収容するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は呼のサービス種別
に対応して、所定数のチャネルを割り当てることが可能
な通信システムにおいて、呼を収容する呼・チャネル変
換手段の管理を行う呼収容装置と呼の収容方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯端末を使用可能にする通信シ
ステムは、例えば図17に示すように携帯端末1より生
起した呼を無線基地局2で受け、ここで無線のプロトコ
ルから有線のプロトコルに変換し、公衆網6を介して相
手側の端末7に着呼するようになっている。
【0003】上記無線基地局2は、呼を有線側の各チャ
ネルに対応させて収容する、呼とチャネル間の変換処理
を実行する呼・チャネル変換手段30であるカード群3
0L(L:各カードを区別するための整数であって、こ
こでは、0、1、・・・、m)と、無線インタフェース
部3と、有線インタフェース部5、そして該無線基地局
2の全体の制御を行う基地局制御部4とから構成されて
いる。
【0004】上記基地局制御部4は、上記携帯端末1で
生起した呼を受け取り、当該呼が有する制御情報(送り
先アドレス等)に基づいて、当該携帯端末1と上記無線
インタフェース部3とのコネクション設定、当該無線イ
ンタフェース部3と上記有線インタフェース部5とのコ
ネクション設定、及び当該有線インタフェース部5と上
記公衆網6とのコネクション設定を行い、当該携帯端末
1と上記端末7との間の論理パスを確立する。よって、
当該携帯端末1と当該端末7との間で、エンドツーエン
ドの接続形態によるデータ伝送が可能となる。
【0005】また、上記基地局制御部4は、エンドツー
エンドで接続された携帯端末1と端末7との間でデータ
伝送される呼のサービス種別、及び当該データ伝送を行
うときのレート等の通信属性を決定し、当該通信属性に
基づいて、上記カード群30Lから所定のカードを選択
し、当該所定のカードの備えるチャネルを当該呼に割り
当てて収容する。ここで、上記所定のカードの選択方法
は、上記カード300、・・・、カード30mをカード
300側、或いはカード30m側から順次検索し、上記
呼を収容可能な空きチャネルを有するカードが見つかり
次第、検索順に当該カードを選択する。
【0006】上記呼・チャネル変換手段30であるカー
ド群30Lは、呼のサービス種別である音声のデータ、
パケットのデータ、その他の通信データ(ISDN等)
の伝送帯域に対応して当該呼に割り当てられる、呼の収
容空間であるチャネルを備えている。そして、上記カー
ド群30Lでは上記基地局制御部4の制御により、生起
した呼を、上記無線インタフェース部3を介して、当該
呼のサービス種別に対応して当該カード群30Lの各カ
ードが備えるチャネルを割り当てて収容し、更に収容さ
れた当該呼のデータを当該チャネル毎に所定の方法(周
波数分割多重化、時分割多重化等)で多重化して、上記
無線インタフェース部3を介して上記有線インタフェー
ス部5に送出している。
【0007】以下の説明では、音声のデータ(以下、サ
ービスAとする)の伝送帯域に対応して割り当てられる
チャネルを1チャネルとして、パケットのデータ(以
下、サービスBとする)の場合は、当該チャネルが6チ
ャネル分割り当てられ、更に、ISDN等の通信データ
(以下、サービスCとする)の場合は、当該チャネルが
12チャネル分割り当てられるとする。また、図面上
は、上記カード群30Lの各々のカード内で各チャネル
の上位の位置から下位に向かって、#0、#1、・・
・、#11とし、更に各チャネルに対応してLEDを備
え、各チャネルに呼が収容されたとき、つまり通信状態
であるときは、当該LEDは点灯し、収容されていない
とき、つまりチャネルが空いているときは、消灯する。
【0008】次に上記携帯端末1と端末7との間の、呼
の送りと受けを図18の呼の流れ8として示し、以下で
説明する。
【0009】まず、上記携帯端末1より生起した呼は、
上記無線基地局2の基地局制御部4の制御により、上記
無線インタフェース部3を介して呼・チャネル変換手段
30であるカード群30Lの内、所定のカードの空きチ
ャネルに割り当てられ収容される。更に、当該呼は、基
地局制御部4の制御により、上記無線インタフェース部
3と上記有線インタフェース部5を介して公衆網6に送
られ、送り先の端末7で受け取られる。
【0010】また、端末7より生起した呼は、公衆網6
に送られ、該公衆網6から上記無線基地局2に送られ
る。そして当該呼は、当該無線基地局2の基地局制御部
4の制御により、有線インタフェース部5と、無線イン
タフェース部3を介して携帯端末1で受け取られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記呼が、上
記無線基地局2の基地局制御部4の制御により、当該無
線基地局2のカード群30Lの内の所定のカードの空き
チャネルに割り当てられる一例を以下で説明する。
【0012】例えば図18は、音声データ(サービス
A)の呼a0S(S:呼を区別するための整数であっ
て、ここでは、0、1、・・・、p)の数が19で、当
該呼が上記カード30Lの内のカード300とカード3
01に割り当てられて収容された状態を示す。LEDの
表示が「黒色」の場合は、点灯、また「白抜き」の場合
は、消灯を示す。よって図18は、カード300の全て
のチャネルに呼が収容された状態であり、カード301
のチャネル#0、#1、・・・、#6に呼が収容された
状態で、他の#7、・・・、#11は空きチャネルの状
態である。
【0013】上記図18に示す状態から、カード301
のチャネル#1、・・・、#5に収容されていた呼a0
13、・・・、a017が切断されたときの状態を図1
9に示す。更に、上記図19に示す状態から、カード3
00のチャネル#4に収容されていた呼a04が切断さ
れたときの状態を図20に示す。
【0014】上記図20に示す状態のときに生起した呼
が、音声データ(サービスA)の呼である場合は、基地
局制御部4の制御によりカード300、及びカード30
1のいずれでも、チャネルを割り当てて収容できる。し
かし、当該生起した呼が、パケットデータ(サービス
B)の呼である場合は、カード300には勿論のこと、
空きチャネルの合計数が10であるカード301であっ
ても、パケットデータの伝送に必要な6チャネル連続し
て空きチャネルがないため当該サービスの呼にチャネル
を割り当てることができず、チャネルの有効的な使用が
できない。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記のよう
な課題を解決するために、通信システムの有する呼・チ
ャネル変換手段であるカード、及び当該カードの備える
チャネルを有効的に使用するための呼収容装置、及び呼
の収容方法を提供することを目的とするものである。
【0016】例えば、図1、及び図2に示すように、呼
収容装置9は、無線基地局2に内装又は外装し、当該無
線基地局2の呼・チャネル変換手段30であるカード群
30L、及び当該カード群30Lの備えるチャネルの使
用状況を管理するリソース管理部10と、当該リソース
管理部10よりの上記呼・チャネル変換手段30の使用
状況の情報に基づいて、当該呼をサ−ビス種別に対応す
る呼・チャネル変換手段30の呼の収容空間の所定位置
に偏在するように収容する収容制御手段20とを備え
る。
【0017】ここで、上記リソース管理部10は、上記
無線基地局2の呼・チャネル変換手段30の使用状況の
監視と当該リソース管理部10全体の制御を行う通信資
源監視部11と、当該通信資源監視部11の制御で呼・
チャネル変換手段30の使用状況の情報を格納する通信
資源データベース部12と、生起した呼が当該呼・チャ
ネル変換手段30に収容されたときに、当該通信資源監
視部11の制御で当該収容された呼に対応してタイマを
連動し、当該タイマによって当該を管理するタイマ管理
部14とを備える。
【0018】上記タイマ管理部14は、上記通信資源監
視部11の制御で上記呼に対応して連動されるタイマ部
15であるタイマ群40M(M:タイマを区別するため
の数であって、ここでは、0、1、・・・、n)と、当
該タイマ群40Mが呼に連動されたときに、当該通信資
源監視部11の制御で当該タイマ群40Mの使用状況の
情報を格納するタイマ状況データベース部16とで構成
される。
【0019】上記収容制御手段20は、上記リソース管
理部10と当該収容制御手段20との間の情報の送受処
理を行う収容情報制御手段21と、当該収容情報制御手
段21を介して前記リソース管理部の呼・チャネル変換
手段30の使用状況の情報を検索する通信資源検索手段
22と、当該通信資源検索手段22で検索した情報から
呼を収容できる所定の呼・チャネル変換手段30を選択
する通信資源選択手段23と、当該通信資源選択手段2
3で選択された呼・チャネル変換手段30に当該呼を移
動させる呼移動手段24とで構成される。
【0020】また、上記呼の収容方法は、上記通信シス
テムの有する呼・チャネル変換手段30の使用状況を管
理する使用状況管理処理と、当該使用状況管理処理から
の情報に基づいて、上記呼をサ−ビス種別に対応する呼
・チャネル変換手段30の呼の収容空間の所定位置に偏
在するように収容する呼収容処理を備える。ここで、上
記使用状況管理処理は、生起した呼を所定の呼・チャネ
ル変換手段30に収容するとき、または当該呼・チャネ
ル変換手段30に収容中の呼のいずれかが切断されたと
き、または所定の周期で行う。
【0021】
【発明の実施の形態】本願発明を、図1〜図16に基づ
いて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)第1の実施の形態と
して、生起した呼を呼・チャネル変換手段であるカード
の備えるチャネルの内、所定のチャネルに収容するとき
に行う処理の一例を、図1〜図4、及び図8に基づいて
説明する。
【0023】図1に示す無線基地局2の基地局制御部4
は、まず上記従来技術の説明と同様に、携帯端末1で生
起した呼を受け取り、当該呼が有する制御情報に基づい
て、当該携帯端末1と当該呼の送り先である端末7との
間のコネクションを設定し、当該携帯端末1と当該端末
7との間の論理パスを確立する。更に、上記携帯端末1
と端末7との間でデータ伝送を行う上記呼のサービス種
別、及び当該データ伝送を行うときのレート等の通信属
性を決定する。
【0024】次に、上記基地局制御部4は、上記無線基
地局2に内装又は外装されている呼収容装置9に、上記
呼を収容可能な空きチャネルを有するカードの有無の問
い合わせと当該呼の通信属性等で構成される通信情報K
0を送る。
【0025】上記呼収容装置9は、図2に示すように上
記無線基地局2の呼・チャネル変換手段30の使用状況
を管理するリソース管理部10と、当該リソース管理部
10よりの当該呼・チャネル変換手段30の使用状況の
情報に基づいて、上記呼を当該呼・チャネル変換手段3
0であるカード群30Lの備える所定の空きチャネルに
収容する収容制御手段20とを備えている。
【0026】さて、上記リソース管理部10が備える通
信資源監視部11は、上記基地局制御部4からの通信情
報K0を受け取り、更に、当該通信情報K0に基づいた
制御情報J00を上記収容制御手段20に送る。上記収
容制御手段20は、上記通信資源監視部11から送られ
た制御情報J00に基づいて、図3及び図4のフローチ
ャートに示す処理を実行する。
【0027】まず、例えば音声データ(サービスA)の
呼a00が生起すると、上記基地局制御部4から上記リ
ソース管理部10の通信資源監視部11に当該呼a00
に基づいた通信情報K0が送られる。
【0028】次に、上記通信資源監視部11は、上記通
信情報K0を受け取ると、上記呼・チャネル変換手段3
0であるカード群30Lと当該カード群30Lの備える
チャネルの使用状況等を検索し、当該使用状況等の資源
情報を上記リソース管理部10の備える通信資源データ
ベース部12に格納する。更に、上記通信資源監視部1
1は、上記通信情報K0に基づいた制御情報J00を、
上記収容制御手段20の備える収容情報制御手段21を
介して上記収容制御手段20の備える通信資源検索手段
22に通知する。
【0029】上記通信資源検索手段22では、上記制御
情報J00に基づいて、所定の検索条件に該当する呼・
チャネル変換手段30の所定のカードを、上記収容制御
手段21を介して通信資源データベース部12上での検
索処理を行う。
【0030】上記検索処理は、まず初期設定として、上
記カ−ド群30Lを0からmまでカウントするカウンタ
(L)を「0」に、また上記検索条件に該当するカ−ド
30v(30v:カード群30Lの内の特定のカード)
の数をカウントするカウンタ(E)を「0」に設定する
(図3のステップ:S100)。
【0031】上記カウンタ(L)が「0」のときは、上
記カ−ド300が、上記検索条件のサービスAの呼を収
容中であり、更に上記呼a00を収容可能な空きチャネ
ルを有するかを検索する(図3のステップ:S102→
S103)。
【0032】そして、上記検索条件に該当すれば、上記
カ−ド300のカ−ド番号、及びチャネルの使用状況等
の情報を、検索情報J11として上記通信資源検索手段
22が備えるメモリPに格納すると共に、上記カウンタ
(E)を1つカウントアップする(図3のステップ:S
104→S105)。
【0033】ここまでが上記カ−ド300の検索の処理
であり、当該処理後、カウンタ(L)を1つカウントア
ップする(図3のステップ:S106)。
【0034】ここで、上記検索条件に該当しない場合
も、カウンタ(L)を1つカウントアップして、次のカ
−ド301の検索処理を行う。勿論、上記カード群30
Lの検索の順序は任意でよく、また上記検索条件の内容
は、上記制御情報J00に対応して設定する。
【0035】上記検索処理が上記カウンタ(L)の
「0」から「m」まで終了したか否かを判断し、終了し
た場合は、上記カウンタ(E)が「0」か否かを判断す
る(図3のステップ:S101→S107)。
【0036】そして、上記検索条件に該当するカードの
数を表すカウンタ(E)が「0」でない場合は、当該カ
ウンタ(E)が「1」か「2以上」かを判断すると共
に、上記通信資源検索手段22が備えるメモリPに格納
されている検索情報J11を、上記通信資源選択手段2
3に通知する(図3のステップ:S108)。
【0037】また、上記カウンタ(E)が「0」の場合
は、上記検索条件に当てはまるカ−ドがないとの情報J
10を、上記収容情報制御手段21を介して上記リソー
ス管理部10の備える通信資源監視部11に通知する
(図3のステップ:S109)上記通信資源選択手段2
3は、上記検索情報J11に基づいて、所定の選択条件
に適合する1つのカードを選択する。
【0038】上記選択条件の一例として、まず、上記カ
ウンタ(E)が「2以上」の場合は、上記検索情報J1
1に基づいて、サービスAの呼の使用率が最も高いカー
ドを選択する(図4のステップ:S110)。
【0039】ここで上記使用率が高いとは、カードのチ
ャネルに収容しているサービスAの呼の数が、他のカー
ドのサービスAの呼の数と比較して多いことを示す。
【0040】更に、上記使用率の最も高いカードが複数
の場合は、当該カードの内、カード番号の最も若いカー
ドを選択する。(図4のステップ:S111)そして、
上記選択条件により選択された1つのカード、或いは、
上記カウンタ(E)が「1」の場合に通知された検索情
報J11に示すカードを確保し、更に当該カードで、上
記呼a00を収容する所定のチャネルを確保する(図4
のステップ:S112→S113)。
【0041】上記通信資源選択手段23は、上記確保さ
れたカードのカード番号及びチャネル番号等の情報を、
選択情報J21として上記収容制御手段21を介して上
記リソース管理部10の備える通信資源監視部11に通
知する(図4のステップ:S114→S115)。
【0042】上記通信資源監視部11は、上記通信資源
検索手段22から該当カードがないとの検索情報J10
が通知された場合、上記基地局制御部4に上記呼a00
を収容可能な空きチャネルを有するカードなしとの制御
情報J01を送る。そして、上記カードなしとの情報を
送られた上記基地局制御部4は、従来の処理によって上
記カード群30Lから所定のカードを選択して、当該選
択されたカードの所定のチャネルに上記呼a00を収容
する。また、上記通信資源監視部11は、上記通信資源
選択手段23から該当カードのカード番号等の選択情報
J21が通知された場合、上記基地局制御部4に当該選
択情報J21に基づいて、上記呼a00を収容するカー
ドのカード番号と当該カードのチャネル番号等の制御情
報J02を送る。そして、上記基地局制御部4は、送ら
れた制御情報J02に示されたカードの所定のチャネル
に上記呼a00を収容する。
【0043】上記呼a00の収容の処理が完了すると、
上記基地局制御部4は、当該呼a00を収容したカード
の番号、当該カードのチャネル番号及び当該呼a00の
サービス種別等のカード情報K11を上記通信資源監視
部11に送る。
【0044】上記通信資源監視部11は、上記カード情
報K11に基づいて、上記タイマ管理部14の備えるタ
イマ状況データベース部16に格納されているタイマ部
15の備えるタイマ群40Mの使用状況等を示す情報よ
り、未使用のタイマを検索して、所定の条件で1つのタ
イマを選択する。そして、選択された上記タイマ部15
の備えるタイマ40x(40x:タイマ40Mの内の特
定のタイマ)を選択して上記呼a00に連動し、更に当
該連動されたタイマ40xの使用状況等の情報を上記タ
イマ状況データベース部16に格納する。
【0045】尚、上記タイマ群40Mには、呼のサービ
ス種別に対応した、上記呼・チャネル変換手段30であ
る各カードのチャネルへの当該呼の平均収容時間に基づ
く所定の時間が初期値として設定されている。
【0046】また、上記呼a00に連動されたタイマ4
0xは、当該呼a00が切断されたとき、上記通信資源
監視部11の制御で連動が解除され、当該タイマ40x
の値が初期値に戻されると共に、上記タイマ状況データ
ベース部16の当該タイマ40xに対応する情報を初期
値に戻す。
【0047】尚、図2では、上記通信情報K0、制御情
報J00、及び検索情報J11等の各情報の流れを「点
線矢印」で、また上記基地局制御部4、通信資源監視部
11、及び呼移動手段24等からの検索等の指令の流れ
を「実線矢印」で示している。
【0048】更に図8には、生起した呼が所定のカード
に収容されたときの一例として、当該生起したサービス
Aの呼a00が、上記呼・チャネル変換手段30である
カード300のチャネル#0に収容され、当該呼a00
に上記タイマ部15のタイマ400が連動された場合を
示す。
【0049】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態では、呼が生起したときに当該呼のチャネルへ割り当
てる処理について記述したが、以下のように、上記カー
ド群30Lの備えるチャネルに収容中の呼のいずれかが
切断されたときに、当該呼の切断によって空きとなる当
該チャネルに他の収容中の呼を割り当てる処理の一例
を、図2、図5、図6、図9〜図15に基づいて説明す
る。
【0050】図2に示すように上記呼・チャネル変換手
段30のある特定のカード30uで、呼が切断される
と、上記基地局制御部4は、当該呼が切断されたカード
のカード番号、当該カードのチャネル番号及び当該切断
された呼のサービス種別等のカード情報K2を上記リソ
ース管理部10が備える通信資源監視部11に送る。
【0051】上記通信資源監視部11は、上記基地局制
御部4からのカード情報K2を受け取り、更に、当該カ
ード情報K2に基づいた制御情報J03を上記収容制御
手段20に送ることにより、当該収容制御手段20を制
御する。上記収容制御手段20は、上記制御情報J03
に基づいて、図5及び図6に示すフローチャートの処理
を行う。
【0052】図5に示すように、まず、上記呼・チャネ
ル変換手段30であるカード30u(30u:カード3
0Lの内の特定のカード)で、音声データ(サービス
A)の呼が切断されると、上記基地局制御部4から上記
リソース管理部10の通信資源監視部11に当該呼の切
断に基づいたカード情報K2が送られる。
【0053】次に、上記通信資源監視部11は、上記カ
ード情報K2を受け取ると、上記呼・チャネル変換手段
30であるカード30Lと当該カード30Lの備えるチ
ャネルの使用状況等を検索し、当該使用状況等の情報を
資源情報として上記リソース管理部10の備える通信資
源データベース部12に格納する。そして上記通信資源
監視部11は、当該通信資源データベース部12に当該
使用状況の情報を格納後、上記基地局制御部4からのカ
ード情報K2に基づいた制御情報J03を、上記収容制
御手段20の備える収容情報制御手段21を介して、上
記収容制御手段20の備える通信資源検索手段22に通
知する。
【0054】上記通信資源検索手段22では、上記制御
情報J03に基づいて、所定の検索条件に該当する呼・
チャネル変換手段30の所定のカードを、上記収容情報
制御手段21を介して通信資源データベース部12で検
索処理を実行する。
【0055】上記検索処理は、まず、上記カード30u
で収容中のサービスAの呼の数を検索し、当該呼の数を
「CREST1」とする(図5のステップ:S20
0)。
【0056】次に、初期設定として、上記カ−ド30L
を0からmまでカウントするカウンタ(L)を「0」
に、また上記検索条件に該当するカ−ド30vの数をカ
ウントするカウンタ(E)を「0」に設定する(図5の
ステップ:S201)。
【0057】上記カウンタ(L)が「u」のときは、検
索の対象でないため当該カウンタ(L)を1つカウント
アップする(図5のステップ:S203→S208)。
【0058】また、上記カウンタ(L)が「0」のとき
は、上記カ−ド300が上記検索条件のサービスAの呼
を収容中であり、更に所定の空きチャネルを有するかど
うかを検索する(図5のステップ:S204→S20
5)。
【0059】そして、上記検索条件に該当すれば、上記
カ−ド300のカ−ド番号、及びチャネルの使用状況等
の情報を、検索情報J12として上記通信資源検索手段
22が備えるメモリPに格納すると共に、上記カウンタ
(E)を1つカウントアップする(図5のステップ:S
206→S207)。
【0060】ここまでが、上記カ−ド300の検索の処
理であり、当該処理後、カウンタ(L)を1つカウント
アップする(図5のステップ:S208)。
【0061】ここで、上記検索条件に当てはまらない場
合も、カウンタ(L)を1つカウントアップして、次の
カ−ド301の検索処理を行う。勿論、上記カード群3
0Lの検索の順序は任意でよい。
【0062】上記検索処理が、上記カウンタ(L)の
「0」から「m」まで終了したか否かを判断し、終了し
た場合は上記カウンタ(E)が「0」か否かを判断する
(図5のステップ:S202→S209)。
【0063】そして、上記カウンタ(E)が「0」でな
い場合は、当該カウンタ(E)が「1」か「2以上」か
を判断すると共に、上記通信資源検索手段22が備える
メモリPに格納されている検索情報J12を、上記通信
資源選択手段23に通知する(図5のステップ:S21
0)。
【0064】また、上記カウンタ(E)が「0」の場合
は、上記検索条件に適合するカ−ドがないとの検索情報
J13を、上記収容情報制御手段21を介して上記リソ
ース管理部10の備える通信資源監視部11に通知する
(図5のステップ:S211)。
【0065】上記通信資源選択手段23は、上記検索情
報J12に基づいて、例えば下記のカードの選択条件に
より当該選択条件に適合する1つのカードを選択する。
【0066】まず、上記カウンタ(E)が「2以上」の
場合は、上記検索情報J12に基づいて、サービスAの
呼の使用率が最も低いカードを選択する(図6のステッ
プ:S212)。
【0067】尚、上記使用率が低いとは、カードのチャ
ネルに収容している所定のサービスの呼の数が、他のカ
ードの当該サービスの呼の数と比較して少ないことを示
す。
【0068】更に、上記使用率の最も低いカードが複数
の場合は、当該カードの内、カード番号の最も若いカー
ドを選択する(図6のステップ:S213)。
【0069】そして、上記カードの選択条件により選択
された1つのカード、或いは、上記カウンタ(E)が
「1」の場合に通知された上記検索情報J12に示すカ
ードで、収容中のサービスAの呼の数を検索し、当該呼
の数を「CREST2」とする(図6のステップ:S2
14)。
【0070】上記CREST1とCREST2を比較し
て、CREST1がCREST2よりも小さい数の場合
は、更に、CREST2が「2以上」かを判断して、下
記の呼の選択条件により1つの呼を選択する(図6のス
テップ:S215→S216)。
【0071】上記CREST2が「2以上」の場合は、
上記選択されたカードで収容中の複数のサービスAの呼
の内、当該呼に連動されているタイマの値が最も大きい
1つの呼を選択する(図6のステップ:S217)。こ
こで、上記タイマの値が最も大きいとは、当該タイマに
連動されている上記呼のチャネルへの収容中の状態の続
く時間が最も長いことを示している。つまり、上記タイ
マの値が最も大きい1つの呼を選択して、所定のカード
の所定のチャネルに移動することにより、収容中の状態
の続く呼を、当該所定のカードに集めるとができる。ま
た、上記呼の移動元のカードは、まとまった空きチャネ
ルを有することとなる。
【0072】そして、上記CREST2が「2以上」で
ない場合は、上記選択されたカードで収容中のサービス
Aの呼を選択する(図6のステップ:S218)。
【0073】また、上記CREST1とCREST2を
比較して、CREST1がCREST2よりも大きい数
の場合は、上記カードの選択条件に該当するカードなし
の情報を、選択情報J20として上記収容情報制御手段
21を介して上記リソース管理部10の備える通信資源
監視部11に通知する(図6のステップ:S215→S
221)。
【0074】上記通信資源選択手段23は、上記呼の選
択条件により選択された1つの呼の情報を上記カード3
0uに関する情報と共に、選択情報J22として上記収
容制御手段20の備える呼移動手段24に通知する。
【0075】上記呼の移動手段24は、通知された上記
選択情報J22に基づいて、上記選択された1つの呼を
上記カード30uで呼が切断されたチャネルに移動して
収容する収容処理を行う(図6のステップ:S21
9)。
【0076】そして、上記呼移動手段24は、上記処理
が完了した後、上記カード30uと当該カード30uに
呼を移動したカードの情報を、移動情報J31として上
記収容情報制御手段21を介して上記リソース管理部1
0の備える通信資源監視部11に通知する(図6のステ
ップ:S220→S222)。
【0077】上記通信資源監視部11は、通知された上
記移動情報J31に基づいて、上記通信資源データベー
ス部12の情報を更新する。
【0078】尚、上記の処理で、例えば上記カード30
uに音声データ(サービスA)の呼とパケットデータ
(サービスB)の呼が混在している場合で、当該サービ
スBの呼が切断されたときは、上記の処理の検索条件が
サービスBに基づくことになる。この場合は、上記カー
ド30uに複数の空きチャネルがあるにもかかわらず、
上記の処理のカード選択条件に、上記いずれのカード群
30Lも該当しない場合がある。つまり、上記通信資源
選択手段23から該当するカードなしの情報である上記
選択情報J20が上記通信資源監視部11に通知された
場合であり、当該通信資源監視部11は、当該選択情報
J20の通知に対応して、当該通信資源選択手段23の
検索条件、及び選択条件を所定のサービス種別に変更す
る制御を行い再度上記の処理を実行する(図示せず)。
【0079】次に、上記図5及び図6の処理の他の例
を、図9〜図15に基づいて説明する。
【0080】まず、図9に示すように、上記呼・チャネ
ル変換手段30であるカード300のチャネル#0、・
・・、#11に、サービスAの呼a00、・・・、a0
11が収容され、当該呼a00、・・・、a011に、
タイマ400、・・・、4011が連動されている。ま
た、上記呼・チャネル変換手段30であるカード301
のチャネル#0、・・・、#6に、サービスAの呼a0
12、・・・、a018が収容され、当該呼a012、
・・・、a018に、タイマ4012、・・・、401
8が連動されている。
【0081】そして、上記図9に示す状態から、上記カ
ード301のチャネル#1〜#5に収容されていた呼a
013〜a017が切断されたときの状態を図10に示
す。このとき、上記基地局制御部4から、上記リソース
管理部10の通信資源監視部11に、「カード301、
呼が切断されたチャネル#1〜#5、サービスA」等の
情報で構成されたカード情報K2を送る。上記通信資源
監視部11は、上記収容制御手段20に、上記カード情
報K2に基づいた制御情報J03を通知し、当該収容制
御手段20は、当該制御情報J03に基づいて上記図5
及び図6に示す処理を行う。上記処理は、上記カード3
00のチャネルに収容中のサービスAの呼の数(CRE
ST2)は12、また上記カード301のチャネルに収
容中のサービスAの呼の数(CREST1)は2であ
り、「CREST1>CREST2」の比較は「NO」
となるため、上記収容制御手段20から該当するカード
なしの選択情報J20を、上記リソース管理部10の備
える通信資源監視部11に通知して終了する。
【0082】更に、上記図10に示す状態から、上記カ
ード300のチャネル#3に収容されていた呼a03が
切断されたときの状態を図11に示す。このとき、上記
図5及び図6に示す処理は、呼の切断があった上記カー
ド300のチャネルに収容中のサービスAの呼の数(C
REST1)が11、上記カード301のチャネルに収
容中のサービスAの呼の数(CREST2)が2である
ため、「CREST1>CREST2」の比較が「YE
S」、そして「CREST2>1」の比較が「YES」
となる。次に、上記カード301に収容中の、呼a01
2に連動されているタイマ4012の値と呼a018に
連動されているタイマ4018の値を比較して、当該値
の大きい呼a018を選択する。上記通信資源選択手段
23は、上記呼a018の情報を上記カード300に関
する情報と共に、選択情報J22として上記収容制御手
段20の備える呼の移動手段24に通知する。
【0083】上記呼移動手段24は、図12に示すよう
に、通知された上記選択情報J22に基づいて上記カー
ド301に収容中の呼a018を、上記カード300の
チャネル#3に移動する。
【0084】次に、図13に示すように、カード300
のチャネル#0、・・・、#5に、音声データ(サービ
スA)の呼a00、・・・、a05が収容され、当該呼
a00、・・・、a05に、タイマ400、・・・、4
05が連動されている。更に上記カード300のチャネ
ル#6に、パケットデータ(サービスB)の呼b00が
収容され、当該呼b00にタイマ4030が連動されて
いる。また、カード301のチャネル#0に、サービス
Aの呼a012が収容され、当該呼a012に、タイマ
4012が連動されている。
【0085】上記図13に示す状態から、上記カード3
00のチャネル#6に収容されていた呼b00が切断さ
れたときの状態を図14に示す。このとき上記図5及び
図6の処理のカード選択条件に該当するカードがないた
め、該当カードなしの選択情報J20が上記リソース管
理部10の備える通信資源監視部11に通知される。そ
して、上記通信資源監視部11は、上記通信資源選択手
段23の検索条件、及び選択条件のサービス種別をサー
ビスAに変更する制御を行い再度、当該処理を実行す
る。上記サービスAに変更した処理により、上記カード
301の呼a012が選択され、図15に示すように、
当該呼a012は上記カード300のチャネル#6に移
動される。
【0086】(第3の実施の形態)第3の実施の形態と
して、上記通信資源監視部11の制御による所定の周期
で、上記呼・チャネル変換手段30であるカード群30
Lのチャネルに散在した状態で収容されている呼を、所
定のチャネルに移動して偏在させる収容処理の一例を、
図2、図7、図16及び図17に基づいて説明する。
【0087】上記通信資源監視部11は、所定の周期に
達すると、まず、上記呼・チャネル変換手段30である
カード群30Lと当該カード群30Lの備えるチャネル
の使用状況等を検索し、当該使用状況等の情報を資源情
報として上記リソース管理部10の備える通信資源デー
タベース部12に格納する。次に、上記通信資源監視部
11は、上記収容制御手段20に制御情報J04を送
る。上記収容制御手段20は、上記制御情報J04受け
取ると、図7に示すフローチャトの処理を行う。
【0088】以下で上記図7に示す処理を説明する。
【0089】上記通信資源監視部11からの制御情報J
04は、上記収容制御手段20の備える通信情報制御手
段21を介して上記通信資源検索手段22で受け取られ
る。
【0090】上記通信資源検索手段22は、上記制御情
報J04を受け取ると、以下で説明する所定の検索条件
により上記リソース管理部10の備える通信資源データ
ベース部12を検索する。
【0091】まず、上記通信資源検索手段22は、初期
設定として、上記カ−ド30Lを0からmまでカウント
するカウンタ(L)を「0」に設定する(図7のステッ
プ:S300)。
【0092】上記カウンタ(L)が「0」のときは、上
記呼・チャネル変換手段30のカ−ド300が備えるチ
ャネルに収容中の呼が、当該カード300の収容空間で
散在しているかどうかを、上記リソース管理部10の備
える通信資源データベース部12で検索する(図7のス
テップ:S302)。
【0093】尚、上記収容空間で散在しているとは、上
記カード300に収容中の呼が、当該カード300の備
えるチャネルの上位側、或いは下位側に隙間なく配置さ
れていない状態を示す。
【0094】次に上記検索の結果、上記カード300に
収容中の呼が当該カード300の収容空間で散在してい
る場合は、当該カード300のチャネル、及び収容中の
呼のサービス種別等の情報を、検索情報J14として上
記収容制御手段20の備える通信資源選択手段23に通
知する(図7のステップ:S303)。
【0095】また上記検索の結果、上記カード300に
収容中の呼が当該カード300の収容空間で散在してい
ない場合は、上記カウンタ(L)を1つカウントアップ
して次のカード301の検索の処理を行う(図7のステ
ップ:S302→S309)。
【0096】上記通信資源選択手段23は、上記検索情
報J14に基づいて、以下で説明する所定の選択条件に
より当該選択条件に適合する上記カード300に収容中
の所定の呼を選択する。
【0097】まず、上記検索情報J14に基づいて、当
該カード300に異なるサービス種別の呼を収容中かど
うかを判断する(図7のステップ:S303)。
【0098】上記判定の結果、異なるサービス種別の呼
を収容中の場合は、所定の条件で当該呼に優先順位を付
し、上記検索情報J14に当該優先順位の情報を加え
た、選択情報J23を作成して次の処理に移行する。こ
こでは、上記サービス種別のISDN等の通信データ
(サービスC)の優先順位を最も高くし、次いでパケッ
トデータ(サービスB)、そして音声データ(サービス
A)の順とする(図7のステップ:S304)。
【0099】また上記判断の結果、異なるサービス種別
の呼を収容中でない場合は、上記検索情報J14に基づ
いた選択情報J24を作成して次の処理に移行する(図
7のステップ:S303→S305)。
【0100】次の処理では上記選択情報J23、或いは
選択情報J24に基づいて、上記カード300に同一サ
ービスの呼を複数収容中かどうかを判断する(図7のス
テップ:S305)。
【0101】上記判断の結果、同一サービスの呼を複数
収容中の場合は、更に所定の条件で当該呼に優先順位を
付し、上記選択情報J23或いは選択情報J24に当該
優先順位の情報を加えた、選択情報J25を作成して次
の処理に移行する。ここでは、上記呼に連動されている
タイマの値が大きい呼の優先順位を高くする(図7のス
テップ:S306)。
【0102】また上記判断の結果、同一サービスの呼を
複数収容中でない場合は、上記選択情報J23或いは選
択情報J24に基づいた選択情報J26を作成して次の
処理に移行する(図7のステップ:S305→S30
7)。
【0103】上記により、上記カード300に収容中の
全ての呼には、サービス種別による優先順位が付され、
更に同一サービスの呼には加えてタイマの値による優先
順位が付されることになる。
【0104】次に、上記選択情報J25或いは選択情報
J26に基づいて、上記選択された呼を隙間なく収容可
能な空きチャネルが上記カード300にあるかどうかを
判断する(図7のステップ:S307)。
【0105】そして、上記判断の結果、上記カード30
0に上記の空きチャネルがある場合は、上記選択情報J
25或いは選択情報J26に基づいた選択情報J27
を、上記収容制御手段20の備える呼移動手段24に通
知する。
【0106】上記呼移動手段24は、上記選択情報J2
7の優先順位の情報に基づいて、上記カード300の呼
を優先順位の高い順に上位の空きチャネルに移動する処
理を実行する(図7のステップ:S308)。尚、上記
呼移動手段24は、上記選択情報J27に基づいて上記
カード300で上記呼の移動の処理が終了した後、当該
カード300のカード番号、及び当該カード300のチ
ャネルの呼の使用状況等の情報を、移動情報J32とし
て上記収容制御手段20の備える収容情報制御手段21
を介して、上記リソース管理部10の通信資源監視部1
1に通知すると共に、当該カード300での呼の移動に
よる収容処理の終了を、移動情報J33として上記通信
資源検索手段22に通知する。そして、上記通信資源監
視部11は、上記移動情報J32に基づいて、上記通信
資源データベース部12の情報を更新する。
【0107】また上記通信資源検索手段22は、上記移
動情報J33を通知されると、上記カウンタ(L)を1
つカウントアップして次のカ−ド301の検索処理を行
う(図7のステップ:S308→S309)。
【0108】上記検索処理が、上記カウンタ(L)の
「0」から「m」まで終了したか否かを判断し、終了し
た場合は当該処理の終了を、検索情報J15として上記
収容情報制御手段21を介して上記リソース管理部10
の通信資源監視部11に通知する(図7のステップ:S
301→S310)。
【0109】尚、上記図7の処理は、上記カード群30
Lの特定のカード30wで、当該カード30wのチャネ
ル間のみの移動の処理を示しているが、当該カード群3
0L内の他の所定のカードに当該カード30wの呼を移
動することも可能であるが、ここでは説明を省略する。
【0110】次に、上記図7の処理の他の例を、図16
に基づいて説明する。
【0111】図16に示すように、上記カード300の
チャネル#0には、タイマ400が連動されているサー
ビスAの呼a00が収容され、チャネル#6には、タイ
マ406が連動されているサービスAの呼a06が収容
され、またチャネル#8には、タイマ408が連動され
ているサービスAの呼a08が収容されており、チャネ
ル#1〜#5と#7、及び#9〜#11は空きチャネル
の状態である。
【0112】まず、上記通信資源検索手段22では、上
記の状態が、上記カード300で、当該カード300の
チャネル#6に収容されている呼a06、及びチャネル
#8に収容されている呼a08の上位或いは下位に空き
チャネルがあるため、当該カード300の呼の収容空間
に散在している状態と判断される。すると、上記通信資
源検索手段22から、上記カード300のチャネル、及
び収容中の呼のサービス種別等の情報を、検索情報J1
4として上記通信資源選択手段23に通知される。次
に、上記通信資源選択手段23では、上記検索情報J1
4より上記呼a06、及び呼a08が同一サービス種別
であると判断されるため、当該呼a06に連動されてい
るタイマ406と呼a08に連動されているタイマ40
8の値の大きい、呼a06→呼a08の順に優先順位を
付した、当該検索情報J14に基づいた選択情報25を
作成して次の処理に移行する。
【0113】次の処理では、上記選択情報25に基づい
て、まず優先順位の高い上記呼a06を収容可能な上位
の空きチャネルがあるかどうかを判断して、上記空きチ
ャネル#1〜#5の内から最も上位のチャネル#1を選
択する。次に、上記呼a06で選択されたチャネル#1
を除き、また当該呼a06を移動の後に空きチャネルと
なるチャネル#6を加えたチャネル#2〜チャネル#7
とチャネル#9〜チャネル#11より、上記呼a08を
収容可能な上位の空きチャネル#2を選択する。そし
て、上記呼a06で選択したチャネル#1、及び呼a0
8で選択したチャネル#2の情報を選択情報27として
上記呼の移動手段24に通知する。
【0114】上記呼の移動手段24は当該選択情報27
に基づいて、呼a06をチャネル#1に移動し、更に呼
a08をチャネル#2に移動する。
【0115】さて、上記第1の実施の形態で説明した処
理と、第2の実施の形態で説明した処理と、第3の実施
の形態で説明した処理は、シングルタスク上で実行させ
ても、また各々個別のタスク上で実行させてもよい。
尚、各々個別のタスク上で実行させる場合には、上記第
1の実施の形態で説明した処理と、第2の実施の形態で
説明した処理と、第3の実施の形態で説明した処理が同
期すると、当該各々の処理で、上記カード、或いは上記
カードのチャネル等が重複して選択されることが考えら
れるため、当該各々の処理にインターロックの処理が必
要である。例えば、「上記第1の実施の形態で説明した
処理→第2の実施の形態で説明した処理→第3の実施の
形態で説明した処理」、の順で優先順位を付してもよ
い。
【0116】
【発明の効果】上記のように、まず、本願発明の呼収容
装置が備える、リソース管理部により、従来はできなか
った上記無線基地局の呼・チャネル変換手段であるカー
ド、及びカードの備えるチャネル、更に当該チャネルに
収容されている呼を管理することができる。また、上記
呼収容装置が備える、収容制御手段により、上記リソー
ス管理部の制御に基づいて上記カードの備えるチャネル
に収容されている呼を、所定のカードのチャネルに偏在
するように移動して収容することができる。
【0117】そのため、上記呼・チャネル変換手段であ
るカードにまとまった空きチャネルができることとな
り、当該カード、及びカードの備えるチャネルの有効滴
な使用が可能となる。これは、結果的に上記カードが削
減可能となり、コスト低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を備えた携帯端末の通信システムの構
成図である。
【図2】本願発明の呼の収容装置の構成図である。
【図3】本願発明に係る第1の実施の形態の処理を説明
するフローチャート(a)である。
【図4】本願発明に係る第1の実施の形態の処理を説明
するフローチャート(b)である。
【図5】本願発明に係る第2の実施の形態の処理を説明
するフローチャート(c)である。
【図6】本願発明に係る第2の実施の形態の処理を説明
するフローチャート(d)である。
【図7】本願発明に係る第3の実施の形態の処理を説明
するフローチャート(e)である。
【図8】本願発明に係る呼a00を収容した状態を示す
図である。
【図9】本願発明に係る音声データの呼が19収容され
た状態を示す図である。
【図10】本願発明に係るカード301の呼が5切断さ
れた状態を示す図である。
【図11】本願発明に係るカード300の呼a03が切
断された状態を示す図である。
【図12】本願発明に係るカード301の呼a018を
移動した状態を示す図である。
【図13】本願発明に係る音声データとパケットデータ
の呼が混在している状態を示す図である。
【図14】本願発明に係るパケットデータの呼b00が
切断された状態を示す図である。
【図15】本願発明に係るカード301の呼a012を
移動した状態を示す図である。
【図16】本願発明に係るカード300で散在している
呼を移動して偏在させた状態を示す図である。
【図17】従来の携帯端末の通信システムの構成図であ
る。
【図18】従来の携帯端末の通信システムで音声データ
の呼が19収容された状態を示す図である。
【図19】従来の携帯端末の通信システムでカード30
1の呼が5切断された状態を示す図である。
【図20】従来携帯端末の通信システムでカード300
の呼a04が切断された状態を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 無線基地局 3 無線インターフェース部 4 基地局制御部 5 有線インターフェース部 6 公衆網 7 端末 8 データの流れ 9 呼収容装置 10 リソース管理部 11 通信資源監視部 14 タイマ管理部 15 タイマ部 22 通信資源検索手段 23 通信資源選択手段 24 呼移動手段 30 呼・チャネル変換手段 30L カード群 40M タイマ群 a0S 音声データの呼 b00 パケットデータの呼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K026 AA04 AA05 EE09 FF09 JJ04 5K030 GA08 HB01 HC09 JL01 JT09 KA07 LC09 5K051 AA05 CC07 DD07 FF02 FF06 FF07 FF11 GG06 5K067 AA11 AA42 DD30 EE10 EE61 HH22 HH23 JJ02 KK15 9A001 CC02 CC04 CC05 CC06 FF03 JJ01 KZ56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼のサービス種別に対応して、所定数の
    チャネルを割り当てることが可能な通信システムの呼収
    容装置において、 上記呼とチャネルの対応付けをする呼・チャネル変換手
    段の使用状況を管理するリソース管理部と、該リソース
    管理部よりの該呼・チャネル変換手段の使用状況の情報
    に基づいて、上記呼を該呼・チャネル変換手段の呼の収
    容空間の所定位置に偏在するように収容する収容制御手
    段と、を備えたことを特徴とする呼収容装置。
  2. 【請求項2】 上記リソース管理部は、 上記呼・チャネル変換手段の使用状況の監視と該リソー
    ス管理部全体の制御を行う通信資源監視部と、該通信資
    源監視部の制御に基づいて呼・チャネル変換手段の使用
    状況の情報を格納する通信資源データベース部と、生起
    した呼が上記呼・チャネル変換手段に収容されるとき
    に、前記通信資源監視部の制御で該呼に連動したタイマ
    によって該呼を管理するタイマ管理部と、を備えた請求
    項1に記載の呼収容装置。
  3. 【請求項3】 上記タイマ管理部は、 上記通信資源監視部の制御で生起した呼に連動するタイ
    マ部と、該通信資源監視部の制御で該呼に連動したタイ
    マの使用状況の情報を格納するタイマ状況データベース
    部と、を備えた請求項2に記載の呼収容装置。
  4. 【請求項4】 上記収容制御手段は、 前記リソース管理部の呼・チャネル変換手段の使用状況
    の情報を検索する通信資源検索手段と、該通信資源検索
    手段で検索した情報から呼を収容できる所定の呼・チャ
    ネル変換手段を選択する通信資源選択手段と、該通信資
    源選択手段で選択された呼・チャネル変換手段に対象の
    呼を移動させる呼移動手段と、を備えた請求項1に記載
    の呼収容装置。
  5. 【請求項5】 呼のサービス種別に対応して、所定数の
    チャネルを割り当てることが可能な通信システムの呼の
    収容方法において、 上記呼とチャネルの対応付けをする呼・チャネル変換手
    段の使用状況を管理する使用状況管理処理と、該使用状
    況管理処理に基づいて上記呼を該呼・チャネル変換手段
    の呼の収容空間の所定位置に偏在するよう収容する呼収
    容処理と、を備えたことを特徴とする呼の収容方法。
  6. 【請求項6】 上記呼・チャネル変換手段の使用状況の
    情報を管理する上記使用状況管理処理を、 生起した呼を所定の呼・チャネル変換手段に収容すると
    きに行う請求項5に記載の呼の収容方法。
  7. 【請求項7】 上記呼・チャネル変換手段の使用状況の
    情報を管理する上記使用状況管理処理を、 該呼・チャネル変換手段に収容中の呼のいずれかが切断
    されたときに行う請求項5に記載の呼の収容方法。
  8. 【請求項8】 上記呼・チャネル変換手段の使用状況の
    情報を管理する上記使用状況管理処理を、 所定の周期で行う請求項5に記載の呼の収容方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004091228A1 (ja) * 2003-04-03 2004-10-21 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. 無線基地局のリソース割り当て方法および無線基地局
WO2004103011A1 (ja) * 2003-05-14 2004-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. リソース再配置方法、基地局及び無線網制御装置

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