JP2001283333A - 電子化レシート情報送受信システム、携帯端末、家計簿作成方法およびシステム - Google Patents

電子化レシート情報送受信システム、携帯端末、家計簿作成方法およびシステム

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JP2001283333A
JP2001283333A JP2000092456A JP2000092456A JP2001283333A JP 2001283333 A JP2001283333 A JP 2001283333A JP 2000092456 A JP2000092456 A JP 2000092456A JP 2000092456 A JP2000092456 A JP 2000092456A JP 2001283333 A JP2001283333 A JP 2001283333A
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JP2000092456A
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English (en)
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Itsuo Chikahisa
嚴雄 近久
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レシート不要化、ペーパーレス化、省資源化お
よびゴミ削減等を実現しながら、購入者に対して従来の
レシートに印字されていた情報を提供する。 【解決手段】販売店3側情報管理用の情報管理装置7
と、販売店3において商品を購入する購入者が携帯する
携帯端末8とを有し、情報管理装置7は、購入者の商品
購入行為に基づいて得られた購入年月日情報、購入商品
識別情報、購入点数情報および購入金額情報を電子化し
て一体化することにより商品購入行為に対応する電子レ
シートRを生成するPOS端末5と、携帯端末8から送
信された電子レシート送信要求に応じて、生成した電子
レシートRを携帯端末8へ無線で送信する無線情報通信
部6とを備え、携帯端末8は、情報管理装置7に対して
電子レシート送信要求を無線で送信し、情報管理装置7
から送信されてきた電子レシートRを受信し、受信した
電子レシートRをメモリ23に記憶する無線情報通信部
11を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売店における購
入者の商品購入行為に基づいて得られた購入年月日情
報、購入商品識別情報、購入点数情報および購入金額情
報を含む電子化レシート情報を送受信するための電子化
レシート情報送受信システム、携帯端末、電子化レシー
ト情報に基づいて家計簿を作成する家計簿作成方法およ
びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】小売店等の販売店で商品を購入した購入
者は、販売店のレジやPOS端末における料金支払い時
に、購入行為に基づく購入年月日情報、購入商品識別情
報、購入点数情報および購入金額情報等が印字されたレ
シート(受取証)を受け取る。
【0003】そして、例えばこの購入者が家計簿を例え
ば1ヶ月単位で作成している場合には、1ヶ月間におい
て各種販売店から受け取ったレシートを残さず保持して
おき、家計簿作成プログラム(家計簿作成ソフトウエ
ア)がインストールされたパーソナルコンピュータ等の
コンピュータに対して、1ヶ月間の全てのレシートに印
字された情報(購入行為に基づく購入年月日情報、購入
商品識別情報、購入点数情報および購入金額情報)を、
例えばマウス、キーボード等の操作入力機器を操作して
入力することにより、コンピュータの家計簿作成用プロ
グラムに基づく家計簿作成処理により上記1ヶ月間の家
計簿(支出部分)が作成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいて、販売店から受け取るレシートは非常に小さくか
つ薄い紙片であり、簡単に紛失することが多く、レシー
トに印字された情報に基づいて家計簿を作成することが
困難になる恐れが生じていた。
【0005】また、家計簿を作成しない購入者にとって
は、レシートは不要である場合が多く、省資源化および
ゴミ削減の観点からも、ペーパーレス化が望まれてい
た。
【0006】さらに、幸運にもレシートを紛失すること
なく保持していた場合であっても、家計簿を作成するに
あたって、全てのレシートに印字された情報を、購入者
自らがマウス、キーボード等の操作入力機器を操作して
入力することは、非常に面倒であり、家計簿作成が長続
きしない大きな要因の一つとなっていた。
【0007】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、レシートを用いることなく、すなわち、ペーパー
レス化、省資源化およびゴミ削減等を実現しながら、購
入者に対して従来のレシートに印字されていた情報を提
供することができる電子化レシート情報送受信システム
および携帯端末を提供することをその第1の目的とす
る。
【0008】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、従来のレシートに印字されていた情報を、
購入者自らがマウス、キーボード等の操作入力機器を操
作することなく、コンピュータに入力することができる
家計簿作成方法およびシステムを提供することをその第
2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1記載の発明によれば、販売店側情報管理
用の情報管理装置と、前記販売店において商品を購入す
る購入者が携帯する携帯端末とを有し、前記情報管理装
置は、前記購入者の前記商品購入行為に基づいて得られ
た購入年月日情報、購入商品識別情報、購入点数情報お
よび購入金額情報を電子化して一体化することにより前
記商品購入行為に対応する電子化レシート情報を生成す
る生成手段と、前記携帯端末から送信された電子化レシ
ート情報送信要求に応じて、生成した電子化レシート情
報を前記携帯端末へ無線で送信する送信手段とを備え、
前記携帯端末は、前記情報管理装置に対して前記電子化
レシート情報送信要求を無線で送信する要求送信手段
と、前記情報管理装置から送信されてきた電子化レシー
ト情報を受信し、受信した電子化レシート情報を記憶媒
体に記憶する記憶手段とを備えている。
【0010】上述した目的を達成するための請求項2記
載の発明によれば、販売店側の情報管理用の情報管理装
置と無線情報通信可能であり、前記販売店において商品
を購入する購入者が携帯する携帯端末であって、前記携
帯端末は、前記販売店側の情報管理装置に対して電子化
レシート情報送信要求を無線で送信する要求送信手段
と、前記情報管理装置から送信された、前記購入者の前
記商品購入行為に基づく購入年月日情報、購入商品識別
情報、購入点数情報および購入金額情報を含む電子化レ
シート情報を受信し、受信した電子化レシート情報を記
憶媒体に記憶する記憶手段とを備えている。
【0011】上述した目的を達成するための請求項3記
載の発明によれば、販売店において商品を購入した購入
者が携帯し、かつ前記購入者の購入行為に基づく購入年
月日情報、購入商品識別情報、購入点数情報および購入
金額情報を含む電子化レシート情報を予め記憶する携帯
端末と無線情報通信可能であり、前記購入者の家計簿を
作成する家計簿作成システムであって、少なくとも1日
以上の家計簿作成希望範囲情報の入力を促す手段と、入
力された家計簿作成希望範囲情報に対応する電子化レシ
ート情報の送信要求を前記携帯端末に送信する送信手段
と、前記携帯端末から送信された前記家計簿作成希望範
囲に対応する電子化レシート情報に基づいて前記家計簿
作成希望範囲の家計簿を作成する作成手段とを備えてい
る。
【0012】上述した目的を達成するための請求項4記
載の発明によれば、販売店において商品を購入した購入
者が携帯し、かつ前記購入者の購入行為に基づく購入年
月日情報、購入商品識別情報、購入点数情報および購入
金額情報を含む電子化レシート情報を予め記憶する携帯
端末と無線情報通信可能であり、前記購入者の家計簿を
コンピュータシステムを用いて作成する家計簿作成方法
であって、少なくとも1日以上の家計簿作成希望範囲情
報の入力を促すステップと、入力された家計簿作成希望
範囲情報に対応する電子化レシート情報の送信要求を前
記携帯端末に送信するステップと、前記携帯端末から送
信された前記家計簿作成希望範囲に対応する電子化レシ
ート情報に基づいて前記家計簿作成希望範囲の家計簿を
作成するステップとを備えている。
【0013】
【発明の実施形態】本発明に係る電子化レシート情報送
受信システム、携帯端末、家計簿作成方法およびシステ
ムの実施の形態について、添付図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係る電子化
レシート情報送受信システム1および家計簿作成システ
ム2の概略構成を示すブロック図である。
【0015】図1によれば、電子化レシート情報送受信
システム1は、小売店等の販売店3に設置され購入者の
商品購入金額受取を含む情報管理用の例えばPOS端末
やレジスタ(本実施形態ではPOS端末とする)5およ
び無線情報通信機能を有する無線情報通信部6を有する
情報管理装置7と、販売店3で商品を購入する購入者が
携帯する携帯電話等の携帯端末8とを備えている。
【0016】携帯端末8は、端末自体の制御を行なう端
末側制御部10と、無線情報通信機能を有する無線情報
通信部11とを備えている。
【0017】また、家計簿作成システム2は、例えば上
記購入者がユーザであり、その購入者の例えば自宅に設
置されたコンピュータシステムである。
【0018】すなわち、家計簿作成システム2は、予め
家計簿作成プログラム(ソフトウエア)Pがインストー
ルされたパーソナルコンピュータ等のコンピュータ15
と、無線情報通信機能を有する無線情報通信部16とを
備えている。
【0019】各無線情報通信部6、11および16は、
電波による近距離エリア(例えば、無線データ通信可能
エリアとして、各装置間で約半径100m以下のエリア
であり、特に、本実施形態では各装置間で約半径10m
以下のエリアとする)における無線情報通信インタフェ
ース技術(方式)である“Bluetooth”を用い
て無線情報通信を行なう機能を有している。
【0020】なお、Bluetooth以外の他の無線
情報通信インタフェース技術(方式)、例えば赤外線利
用データ通信方式であるIrDA(IrDA Cont
rol)方式や、上記Bluetoothと同一の周波
数帯域の電波を通信媒体としたHome RF方式等が
あり、これらにより無線情報通信を行なうことも可能で
ある。
【0021】各Bluetooth方式の無線情報通信
部6、11および16は、図1に示すように、無線通信
アンテナ(RFアンテナ)20と、この無線通信アンテ
ナ20を介して、自通信部から約10m以内において、
例えば2.4GHzの周波数帯域の電波(無線データ)
を送受信(通信)する機能、受信した電波を復調してデ
ィジタル型の無線情報を取り出す機能および自通信部か
らディジタル型の無線情報をディジタル変調して送信す
る機能を有する無線送受信・変復調制御部21と、他通
信部に対する無線情報通信を正確に行なうための無線情
報通信プロトコル(例えば、TCP/IP等)に基づく
処理を含む自通信部全体の処理実行用のコントローラ
(コンピュータ)22と、このコントローラ22の処理
プログラムおよび処理時のデータ等を記憶するコントロ
ーラ読取り可能な記憶媒体としてのフラッシュEEPR
OM等のメモリ23と、ホスト側(無線情報通信部6→
POS端末5、無線情報通信部11→端末側制御部1
0、無線情報通信部16→コンピュータ15)との間に
おいて正確に情報通信するための通信インタフェース
(I/F)24とを備えている。
【0022】情報管理装置7のPOS端末5は、販売店
3の複数の料金支払用通路にそれぞれ設けられており、
無線情報通信部6とI/F24を介して情報通信する処
理、POS端末操作オペレータのマニュアル操作によ
り、読取り部5aを介して購入者の購入商品に付けられ
たその商品の値段を含む識別情報が記録されたバーコー
ドを読取る処理、読取った購入商品の識別情報、購入年
月日・時刻情報、購入者の商品購入点数情報、購入金額
情報を電子化して電子化レシート情報を作成し、作成し
た電子化レシート情報を記録する処理等を行なうように
なっている。
【0023】携帯端末8の端末側制御部10は、図1に
示すように、無線情報通信部11のI/F24と情報通
信する処理および端末全体の処理を行なう端末側コント
ローラ30と、端末側コントローラ30の処理用のプロ
グラムおよび処理に必要なデータや処理時のデータを記
憶するための記憶媒体である半導体メモリ等のメモリ3
1と、携帯端末8の携帯者(購入者)のマニュアル操作
により端末側コントローラ30に対して情報入力可能な
操作部32とを備えている。
【0024】家計簿作成システム2のコンピュータ15
は、図1に示すように、無線情報通信部16のI/F2
4と情報通信する処理、家計簿作成処理等の各種演算処
理を行なうCPU40と、家計簿作成プログラムPを含
むCPU40の処理用プログラム、処理に必要なデータ
および処理時のデータを記憶する記憶媒体としての半導
体メモリ等のメモリ41と、CPU40の処理により家
計簿作成用画面等の画面表示用のモニタ42と、購入者
の例えばモニタ42の表示画面を介した操作入力により
CPU40に対して情報を入力可能なマウスやキーボー
ド等の入力部43と、CPU40の処理結果(例えば作
成家計簿等)を印字出力する出力部44とを備えてい
る。
【0025】次に、本実施形態の全体動作について説明
する。
【0026】携帯端末8を携帯する購入者は、販売店3
において、例えば複数の商品を買い物篭にいれて、販売
店3におけるPOS端末5が設置された通路へ向かい、
POS端末5のPOS端末操作オペレータに渡す。
【0027】POS端末操作オペレータは、POS端末
5の読取り部5aを各購入商品のバーコードに近付けて
(接触させて)各購入商品の識別情報を読取る。
【0028】このとき、情報管理装置7のPOS端末5
は、読取り部5aにより読取られた各購入商品の値段を
含む識別情報を受信し(図2;ステップS1)、受信し
た各購入商品の識別情報に基づいて、購入金額情報を表
示する(ステップS2)。
【0029】購入者の上記購入金額支払後に、POS端
末5は、上記購入者の購入商品の識別情報、購入年月日
・時刻情報、購入点数情報および購入金額情報を電子化
して一体化し、電子化レシート情報(電子化レシートデ
ータ)R(以下、簡単に電子レシートRと記載する)を
生成する(ステップS3)。
【0030】図3は、生成された電子レシートRのデー
タ構造を示す図であり、購入者の商品購入行為に基づく
購入商品の識別情報、購入年月日・時刻情報、購入点数
情報および購入金額情報が電子的に一体化されて電子レ
シートRが構成されている。
【0031】続いて、情報管理装置7の無線情報通信部
6のコントローラ22は、購入者側から電子レシート送
信要求が送信されてきたか否か判断する(ステップS
4)。
【0032】一方、購入者は、オペレータに対する料金
支払いが終了した際に、携帯端末8の操作部32を操作
して、電子レシート送信要求を入力する。
【0033】このとき、携帯端末8の端末側制御部10
の端末側コントローラ30は、入力された電子レシート
送信要求をI/F24を介して無線情報通信部11のコ
ントローラ22に送信し、無線情報通信部11のコント
ローラ22は、送信された電子レシート送信要求に対し
て、自無線情報通信部11の識別情報(認証情報)を付
加し、識別情報付きの電子レシート送信要求を無線送受
信・変復調制御部21等を介して情報管理装置7の無線
情報通信部6に送信する(ステップS5)。
【0034】今、POS端末5における購入者の料金支
払時においては、携帯端末8の無線情報通信部11と情
報管理装置7の無線情報通信部6とは10m以内の近距
離エリア内に位置しており、送信された電子レシート送
信要求は、情報管理装置7の無線情報通信部6に受信さ
れる。
【0035】情報管理装置7の無線情報通信部6により
電子レシート送信要求が受信されると、ステップS4の
判断の結果はYES(送信)となり、無線情報通信部6
のコントローラ22は、送信要求に付加された識別情報
に基づいて、無線送受信・変復調制御部21等を介して
電子レシート送信要求送信先へ電子レシートRを送信す
る(ステップS6)。
【0036】携帯端末8の無線情報通信部11における
コントローラ22は、送信された電子レシートRを無線
送受信・変復調制御部21等を介して受信し(ステップ
S7)、受信した電子レシートRをメモリ23に格納す
る(ステップS8)。
【0037】この結果、商品購入者は、自らの商品購入
行為に基づく購入年月日・時刻情報、購入商品識別情報
等が印字された紙片であるレシート(受取証)を受け取
ることなく、上記商品購入行為に基づく購入商品の識別
情報、購入年月日・時刻情報、購入点数情報および購入
金額情報を電子レシートRとして携帯端末8内に格納す
ることができる。
【0038】このようにして、購入者の携帯端末8に
は、例えば、数ヶ月に亘る商品購入の際における商品購
入行為に基づく購入商品の識別情報、購入年月日・時刻
情報、購入点数情報および購入金額情報を含む電子レシ
ートRが順次格納される。
【0039】そして、購入者は、携帯端末8に格納され
た数ヶ月分の電子レシートRに基づいて家計簿を作成す
る際に、自宅の家計簿作成システム2のコンピュータ1
5の入力部43を操作して、家計簿作成プログラムP起
動指令を入力する。
【0040】コンピュータ15のCPU40は、入力さ
れた起動指令に応じてメモリ41に記憶された家計簿作
成プログラムPを起動させて、家計簿作成用画面をモニ
タ42に表示させる(ステップS10)。
【0041】次いで、CPU405は、起動した家計簿
作成プログラムPに従って、家計簿作成用画面上におい
て、家計簿作成希望範囲を購入者に入力させるためのウ
インドウを表示させ、そのウインドウ内に、購入者に対
して家計簿作成希望範囲の入力を促す情報を表示させる
(ステップS11)。
【0042】そして、CPU405は、上記ウインドウ
内に購入者から家計簿作成希望範囲(例えば、月単位
等)が入力されたか否か判断する(ステップS12)。
【0043】今、購入者が、例えば先月1ヶ月間の家計
簿を作成しようとする場合には、購入者は、入力部43
を操作してウインドウ内に指定月(先月)を入力し、自
らの携帯端末8を、家計簿作成システム2や自身の近傍
に置くか、あるいは自身が携帯する。
【0044】このとき、CPU40のステップS12の
判断はYES(入力有り)となり、入力された家計簿作
成希望範囲である指定月の電子レシート送信要求をI/
F24を介して無線情報通信部16のコントローラ22
に送信し、無線情報通信部16のコントローラ22は、
送信された指定月の電子レシート送信要求に対して、自
無線情報通信部16の識別情報(認証情報)を付加し、
識別情報付きの指定月電子レシート送信要求を無線送受
信・変復調制御部21等を介して携帯端末8の無線情報
通信部11に送信する(ステップS13)。
【0045】今、携帯端末8は、家計簿作成システム2
の近傍、すなわち、10m以内の近距離エリア内に位置
しているため、指定月電子レシート送信要求は、携帯端
末8の無線情報通信部11に送信される。
【0046】このとき、無線情報通信部11のコントロ
ーラ22は、送信された指定月電子レシート送信要求を
無線送受信・変復調制御部21等を介して受信し、メモ
リ23に記憶された対応する指定月の全ての電子レシー
トRを読み出して家計簿作成システム2の無線情報通信
部16に送信する(ステップS14)。
【0047】家計簿作成システム2の無線情報通信部1
6におけるコントローラ22は、無線送受信・変復調制
御部21等を介して、送信された指定月の電子レシート
Rを受信し、受信した指定月の電子レシートRをI/F
24を介してコンピュータ15のCPU40に送信す
る。CPU40は、送信された指定月の電子レシートR
をメモリ41に格納し(ステップS15)、メモリ41
に格納した電子レシートRに基づいて、家計簿作成プロ
グラムPを実行することにより、指定月の家計簿を作成
する(ステップS16)。
【0048】コンピュータ15のCPU40は、作成し
た家計簿をメモリ41に記憶し、また、必要に応じて、
作成家計簿をモニタ42に表示したり、出力部44を介
して印字出力する。
【0049】このようにして、購入者が指定した月の家
計簿が作成されると、コンピュータ15のCPU40
は、作成処理終了情報をI/F24を介して無線情報通
信部16のコントローラ22に送信し、コントローラ2
2は、送信された作成処理終了情報を無線送受信・変復
調制御部21等を介して携帯端末8の無線情報通信部1
1に送信する(ステップS17)。
【0050】無線情報通信部11のコントローラ22
は、送信された作成処理終了情報を無線送受信・変復調
制御部21等を介して受信し、メモリ23に記憶した対
応する指定月の電子レシートRをメモリ23から消去す
る(ステップS18)。
【0051】この結果、購入者は、自ら指定した月の家
計簿を、マウスやキーボード等の入力部43を操作して
レシートの情報を入力することなく、非常に容易に作成
することができる。また、上記マニュアル入力作業を必
要としないため、入力ミス等が発生する恐れがなくな
り、非常に正確に家計簿を作成することができる。
【0052】なお、本実施形態では、数ヶ月に亘る商品
購入の際における商品購入行為に基づく購入商品の識別
情報、購入年月日・時刻情報、購入点数情報および購入
金額情報を含む電子レシートRを携帯端末に保持してお
いたが、もっと短い期間(1日、1週間等)の周期で、
携帯端末8側から家計簿作成システム2(そのコンピュ
ータ15におけるメモリ41)に電子レシートを転送し
ておくことも可能であり、このように構成すれば、家計
簿作成システム2のコンピュータ15におけるCPU4
0は、家計簿作成希望範囲が入力されると、メモリ41
に記憶された電子レシートの中から対応する範囲の電子
レシートを読み出して家計簿作成処理を行なうことにな
る。
【0053】また、本実施形態では、購入者側の端末と
して、Bluetooth方式の無線情報通信部を搭載
した携帯端末としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、購入者が使用するプリペイドカード
やクレジットカードに無線情報通信部を搭載した、いわ
ゆるカード型端末や、時計等の装身具に無線情報通信部
を搭載した端末であってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の電子化レ
シート情報送受信システムおよび携帯端末によれば、購
入年月日情報、購入商品識別情報、購入点数情報および
購入金額情報等を電子化して一体化した電子化レシート
情報を購入者側の端末に対して無線で送信し、購入者側
端末において送信された電子化レシート情報を受信する
ことができるため、レシートを用いることなく、すなわ
ち、レシート不要化、ペーパーレス化、省資源化および
ゴミ削減等を実現しながら、購入者に対して従来のレシ
ートに印字されていた上記情報を提供することができ
る。
【0055】また、本発明の家計簿作成方法およびシス
テムによれば、従来レシートに印字されていた購入年月
日情報、購入商品識別情報、購入点数情報および購入金
額情報を、購入者自らがマウス、キーボード等の操作入
力機器を操作することなく、家計簿作成システムに入力
することができるため、家計簿作を非常に容易かつ短時
間で作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子化レシート情報
送受信システムおよび家計簿作成システムの概略構成を
示すブロック図。
【図2】本実施形態に係るPOS端末側および携帯端末
側の処理の一例を示す概略フローチャート。
【図3】本実施形態において生成された電子レシートの
データ構造を示す図。
【図4】本実施形態に係る家計簿作成システム側および
携帯端末側の処理の一例を示す概略フローチャート。
【符号の説明】
1 電子化レシート情報送受信システム 2 家計簿作成システム 3 販売店 5 POS端末 5a 読取り部 6、11、16 無線情報通信部 7 情報管理装置 10 端末側制御部 15 コンピュータ 20 無線通信アンテナ 21 無線送受信・変復調制御部 22 コントローラ 23 メモリ 24、31、41 I/F 30 端末側コントローラ 32 操作部 40 CPU 42 モニタ 43 入力部 44 出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売店側情報管理用の情報管理装置と、
    前記販売店において商品を購入する購入者が携帯する携
    帯端末とを有し、 前記情報管理装置は、前記購入者の前記商品購入行為に
    基づいて得られた購入年月日情報、購入商品識別情報、
    購入点数情報および購入金額情報を電子化して一体化す
    ることにより前記商品購入行為に対応する電子化レシー
    ト情報を生成する生成手段と、前記携帯端末から送信さ
    れた電子化レシート情報送信要求に応じて、生成した電
    子化レシート情報を前記携帯端末へ無線で送信する送信
    手段とを備え、 前記携帯端末は、前記情報管理装置に対して前記電子化
    レシート情報送信要求を無線で送信する要求送信手段
    と、前記情報管理装置から送信されてきた電子化レシー
    ト情報を受信し、受信した電子化レシート情報を記憶媒
    体に記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする電子
    化レシート情報送受信システム。
  2. 【請求項2】 販売店側の情報管理用の情報管理装置と
    無線情報通信可能であり、前記販売店において商品を購
    入する購入者が携帯する携帯端末であって、 前記携帯端末は、前記販売店側の情報管理装置に対して
    電子化レシート情報送信要求を無線で送信する要求送信
    手段と、前記情報管理装置から送信された、前記購入者
    の前記商品購入行為に基づく購入年月日情報、購入商品
    識別情報、購入点数情報および購入金額情報を含む電子
    化レシート情報を受信し、受信した電子化レシート情報
    を記憶媒体に記憶する記憶手段とを備えたことを特徴と
    する携帯端末。
  3. 【請求項3】 販売店において商品を購入した購入者が
    携帯し、かつ前記購入者の購入行為に基づく購入年月日
    情報、購入商品識別情報、購入点数情報および購入金額
    情報を含む電子化レシート情報を予め記憶する携帯端末
    と無線情報通信可能であり、前記購入者の家計簿を作成
    する家計簿作成システムであって、 少なくとも1日以上の家計簿作成希望範囲情報の入力を
    促す手段と、入力された家計簿作成希望範囲情報に対応
    する電子化レシート情報の送信要求を前記携帯端末に送
    信する送信手段と、前記携帯端末から送信された前記家
    計簿作成希望範囲に対応する電子化レシート情報に基づ
    いて前記家計簿作成希望範囲の家計簿を作成する作成手
    段とを備えたことを特徴とする家計簿作成システム。
  4. 【請求項4】 販売店において商品を購入した購入者が
    携帯し、かつ前記購入者の購入行為に基づく購入年月日
    情報、購入商品識別情報、購入点数情報および購入金額
    情報を含む電子化レシート情報を予め記憶する携帯端末
    と無線情報通信可能であり、前記購入者の家計簿をコン
    ピュータシステムを用いて作成する家計簿作成方法であ
    って、 少なくとも1日以上の家計簿作成希望範囲情報の入力を
    促すステップと、入力された家計簿作成希望範囲情報に
    対応する電子化レシート情報の送信要求を前記携帯端末
    に送信するステップと、前記携帯端末から送信された前
    記家計簿作成希望範囲に対応する電子化レシート情報に
    基づいて前記家計簿作成希望範囲の家計簿を作成するス
    テップとを備えたことを特徴とする家計簿作成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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