JP2001282966A - 福利厚生システム、福利厚生サービスの提供方法及び記録媒体 - Google Patents

福利厚生システム、福利厚生サービスの提供方法及び記録媒体

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JP2001282966A
JP2001282966A JP2000096137A JP2000096137A JP2001282966A JP 2001282966 A JP2001282966 A JP 2001282966A JP 2000096137 A JP2000096137 A JP 2000096137A JP 2000096137 A JP2000096137 A JP 2000096137A JP 2001282966 A JP2001282966 A JP 2001282966A
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Withdrawn
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JP2000096137A
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English (en)
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Yoshifumi Oi
祥史 大井
Zenji Araki
善治 荒木
Naoto Fujishita
直人 藤下
Shigeto Enami
重人 榎並
Yasuhiko Shinkai
保彦 新開
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DAI ICHI MUTUAL LIFE INSURANCE
Dai Ichi Mutual Life Insurance Co
Original Assignee
DAI ICHI MUTUAL LIFE INSURANCE
Dai Ichi Mutual Life Insurance Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ及び管理者にとって極めて利便性の高い
福利厚生システムを提供する。 【解決手段】複数の管理者により管理される複数の福利
厚生制度を包括し、複数の福利厚生制度内容を選択可能
に生成された情報からなる福利厚生マスター33を格納
したマスター記憶部31aと、福利厚生マスター33を
読み出すとともに、福利厚生マスター33から福利厚生
制度内容を選択して管理者毎の福利厚生制度が規定され
た制度ファイルを生成する福利厚生制度設計プログラム
44と、制度ファイルを格納する管理者データ記憶部3
1bから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、福利厚生サービス
を提供するための福利厚生システム、福利厚生サービス
の提供方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サービス提供者がサービスの提供
を受けるユーザの属する管理者たる企業ごとに、異なる
福利厚生サービスを提供していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各企業
ごとに福利厚生制度が異なるため、各企業毎にあわせて
サービスを提供するのは非常に煩雑な手続が必要であっ
た。すなわち、管理者たる企業はユーザたる従業員から
の福利厚生制度の利用に関して統一的な管理が難しく、
また各管理者に福利厚生サービスを提供するサービス提
供者にとっても各管理者ごとの福利厚生制度は多様性を
極めるため、各管理者毎の福利厚生制度の把握は非常に
困難であった。
【0004】また、福利厚生制度は従来管理者たる企業
からユーザに一方的に与えるものであり、ユーザによる
福利厚生制度内容の選択の幅は極めて狭い範囲に限られ
ていた。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、サービス提供者、
ユーザ及び管理者にとって極めて利便性の高い福利厚生
システム、福利厚生サービスの提供方法及び記録媒体を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
よれば、複数の管理者により管理される複数の福利厚生
制度を構成する複数の福利厚生制度内容を選択可能に生
成された情報からなる福利厚生マスターを格納したマス
ターデータベースと、前記福利厚生マスターを読み出す
とともに、該福利厚生マスターから前記福利厚生制度内
容を選択して前記管理者毎の福利厚生制度が規定された
制度ファイルを生成する福利厚生設計手段と、前記制度
ファイルを格納する管理者データベースとを具備してな
ることを特徴とする福利厚生システムが提供される。
【0007】ここで、”マスター”とは、本システムに
おける種々の福利厚生制度等の設定のために各管理者共
通に用いられる包括的なマスターデータテーブルを指
し、この各管理者共通の”マスター”を用いて各管理者
独自の福利厚生制度等の構築が可能となる。”マスタ
ー”には、福利厚生マスター、人事マスター、ユーザ選
択型福利厚生マスター、持ち点設定マスターがある。ま
た、管理者データベースには、各管理者毎に構築された
福利厚生制度等の情報が格納される。
【0008】このように、福利厚生マスターに各管理者
で管理される福利厚生制度をまとめ、この福利厚生マス
ターに基づいて容易に管理者毎の福利厚生制度を設計す
ることができる。また、制度ファイルとしてこの福利厚
生制度を格納しておくため、すべての管理者で使用され
る可能性のある福利厚生制度の全体を極めて容易に把握
できる。また、福利厚生マスターには各管理者毎の福利
厚生制度をすべてまとめて格納しておくことで、管理者
にとっては幅広い選択肢が与えられた下での最適な福利
厚生プランの企画・立案が容易に行える。
【0009】望ましくは、マスターデータベースはさら
に、福利厚生制度を管理する複数の管理者に属する複数
のユーザの人事情報を登録可能に生成された情報からな
る人事マスターを格納し、福利厚生設計手段はさらに、
人事マスターを読み出すとともに、該人事マスターに基
づいて管理者に属する複数のユーザの人事情報をユーザ
毎に登録する人事ファイルを生成し、福利厚生設計手段
はさらに、制度ファイルに基づいて複数のユーザ毎に福
利厚生内容を設定し、この設定された福利厚生内容を人
事ファイルに書き込む。
【0010】これにより、人事ファイルに基づいて各ユ
ーザの福利厚生内容を書き込むため、管理者毎に設計さ
れた福利厚生サービスを、管理者に属する複数のユーザ
に容易に提供することができる。また、管理者は各ユー
ザの福利厚生制度の利用状況を容易に把握することがで
きる。
【0011】また望ましくは、マスターデータベースに
はさらに、福利厚生制度内容の少なくとも一部に対応づ
けて記憶され、福利厚生制度内容の利用条件を各制度内
容毎に設定可能に生成された情報からなるユーザ選択型
福利厚生マスターが格納されてなり、福利厚生設計手段
はさらに、ユーザ選択型福利厚生マスターを読み出すと
ともに、該ユーザ選択型福利厚生マスターに基づいて管
理者毎に各福利厚生制度内容の利用条件を定める。
【0012】このように、ユーザ選択型福利厚生マスタ
ーに基づいて選択的に福利厚生制度の利用状況を定める
ことができるため、より福利厚生制度の利用をより詳細
に設定できる。また、管理者側の提供ではなくユーザ側
の選択により各ユーザのニーズを充分に反映した福利厚
生サービスが提供できる。
【0013】また望ましくは、福利厚生制度内容の利用
条件には、福利厚生制度内容同士の利用レベルの軽重に
関する情報を、福利厚生制度内容毎に数値により規定し
た利用ポイントを含み、マスターデータベースには、複
数のユーザそれぞれに持ち点を設定可能に生成された情
報を有する持ち点設定マスターとが格納されてなり、福
利厚生設計手段はさらに、持ち点設定マスターを読み出
すとともに、持ち点設定マスターに基づいて複数のユー
ザに持ち点を設定する持ち点設定手段を有する。
【0014】これにより、管理者は、ユーザが各制度を
どの程度利用しているかを容易に把握することができ
る。また、その利用の程度が各制度同士で軽重が定めら
れた利用ポイントとして把握できるため、より客観的な
利用状況の把握が可能となる。
【0015】また望ましくは、ユーザは持ち点を前記福
利厚生制度内容に応じてそれぞれ持ち点を配分して福利
厚生内容を設定する。
【0016】これにより、ユーザは複数の福利厚生内容
を利用する場合に、各制度をどの程度利用するかを容易
に把握することができる。また、各福利厚生内容の利用
に軽重をつけて利用することができ、より充分にユーザ
のニーズを満たす福利厚生制度の利用が可能となる。
【0017】また望ましくは、福利厚生設計手段は、ユ
ーザにより選択された福利厚生制度内容の利用ポイント
の合計が前記ユーザの持ち点を超えないように福利厚生
内容を設定する。
【0018】これにより、ユーザの人事情報に基づい
て、各ユーザ毎に異なる条件を設定するのが極めて容易
となる。
【0019】また望ましくは、福利厚生マスターには前
記福利厚生制度内容として企業保険項目が含まれ、福利
厚生設計手段は、管理者毎に予め定められた企業保険内
容及び保険料に関する情報を企業保険項目に関連づけて
制度ファイルに記憶させる。さらに望ましくは、企業保
険内容及び保険料に関する情報は、持ち点に換算されて
なる。
【0020】さらに望ましくは、マスター及びファイル
の内容を管理者あるいはユーザの端末上で表示する。
【0021】なお、方法に係る本発明は、コンピュータ
に当該発明に相当する機能を実現させるための福利厚生
サービスの提供プログラムを記録したコンピュータ読取
可能な記録媒体としても成立する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0023】本発明の要点は、複数の管理者の福利厚生
制度を包括し、各管理者で用いられる複数の福利厚生制
度内容を選択可能に生成された情報からなる福利厚生マ
スターや、これに付随する他のマスターを用い、各管理
者毎の福利厚生制度を極めて効率的に規定する福利厚生
システムを提供することにある。
【0024】さらに、本発明の別の要点は、管理者に属
するユーザが福利厚生内容を利用する際に、ユーザ自ら
の選択により、かつ各福利厚生内容の利用の軽重を自在
に設定しつつ利用を希望する福利厚生内容を設定するこ
とのできる福利厚生システムを提供することにある。こ
のユーザ自らの選択により福利厚生内容を設定するユー
ザ選択型福利厚生システムを以下カフェテリアプランと
称する。
【0025】(第1実施形態) (ネットワーク構成)図1は本発明の第1実施形態に係
る福利厚生システムが適用されるネットワークの全体構
成の一例を示す図である。ネットワーク1は、福利厚生
サービスを提供するサーバ2と、このサーバ2により福
利厚生サービスの提供を受ける複数の管理者のLAN3
により構成される。また、各管理者のLAN3は、複数
のユーザ端末4と、ユーザの属する管理者の管理者端末
5により構成される。
【0026】(システムのサーバ2の構成)図2は本実
施形態に係る福利厚生システムを提供するサーバ2の全
体構成の一例を示す図である。図2に示すように、バス
21に、このサーバ2全体を統括的に制御するOS(Op
erating System)等を内蔵するCPU22と、実行すべ
きプログラムあるいはデータ等所要データ等を格納する
メモリ23と、CPU22等を動作させるための司令を
行うキーボード24と、入力データのモニタや、各種ネ
ットワーク4で送受信される情報等を出力するディスプ
レイ25と、ユーザ端末4,管理者端末5等他の端末と
データの送受信を行うためにネットワーク1に接続され
る通信デバイス26と、外部入力端子27が接続されて
いる。また、バス21にはさらに、データ制御部28を
介してマスター記憶部31a及び複数の管理者データ記
憶部31bが、プログラム制御部29を介してプログラ
ム記憶部41が接続されている。マスター記憶部31a
は各管理社毎のデータベースを生成するためのマスター
データベースで、データ記憶部31bは各管理者毎の福
利厚生制度等を構築するためのデータベースであり、管
理者毎に設けられていても、すべての管理者について一
つの管理者データ記憶部31bが設けられていてもよ
い。
【0027】記憶部31a,31b及びプログラム記憶
部41は、ハードディスクやフレキシブルディスク、あ
るいは光ディスク等のストレージ手段であり、本発明の
福利厚生システムを実施するために作成された種々のデ
ータ又はプログラムが格納されている。
【0028】具体的には、プログラム記憶部41には、
福利厚生設計手段としてメインプログラム42,パスワ
ードファイル生成プログラム43,福利厚生制度設計プ
ログラム44,ベネフィット設定プログラム45,クレ
ジット設定プログラム46,クレジット管理プログラム
47が記憶されている。各プログラム43〜47はそれ
ぞれルーチン化され、これら各プログラム43〜47を
実行するためのアプリケーションがメインプログラム4
2である。なお、各プログラム42〜47の処理内容に
ついては後述する。
【0029】また、ユーザ端末4及び管理者端末5の構
成は、マスター記憶部31a、管理者データ記憶部31
b及びプログラム記憶部41の構成以外は図2に示すサ
ーバ2と同様の構成をとるので詳細な説明は省略する。
【0030】(マスター記憶部31aの構成)図3〜図
7は本実施形態に係るサーバ2のマスター記憶部31a
に記憶される各マスターファイルの一例を示す図であ
る。図3は福利厚生マスター33の一例を示す図、図4
は人事マスター34の一例を示す図、図5はベネフィッ
トマスター35の一例を示す図、図6はクレジット基本
マスター36の一例を示す図、図7はクレジット管理マ
スター37の一例を示す図である。ここで、”マスタ
ー”とは、本システムにおける種々の福利厚生制度等の
設定のために各管理者共通に用いられる包括的なマスタ
ーデータテーブルを指し、この各管理者共通の”マスタ
ー”を用いることにより各管理者独自の福利厚生制度等
の構築が可能となる。”マスター”には、パスワードマ
スター32、福利厚生マスター33、人事マスター3
4、ユーザ選択型福利厚生マスターとしてのベネフィッ
トマスター35、持ち点設定マスターとしてのクレジッ
ト基本マスター36及びクレジット管理マスター37が
ある。
【0031】これら図3〜図7に示されたマスター33
〜37は、各項目名に対応して数値、文字が入力され、
あるいは複数のうちから1つを選択することにより各管
理者毎の福利厚生制度を実現するためのマスターデータ
テーブルである。もちろん、図3〜図7に示すすべての
項目名が本システムの実現のために必要となるものでは
なく、適宜省略可能である。なお、各福利厚生制度内容
に対応づけてその制度内容の概要を含む文字情報データ
を有してもよい。これらマスター33〜37等を用いて
各項目を管理者、ユーザあるいはサーバ2が設定するこ
とにより、各管理者毎の福利厚生制度を規定したデータ
がパスワードファイル311,人事ファイル312,制
度ファイル313,ベネフィット設定情報314,クレ
ジット設定情報315として管理者データ記憶部31b
に格納されるようになっている。
【0032】図3に示すように、福利厚生マスター33
は各管理者で提供される福利厚生制度を包括し、その福
利厚生制度内容のすべてを含めたマスターファイルであ
る。各福利厚生制度内容は例えば制度No33a、制度
名33b、制度区分名33c、制度導入区分33d、カ
フェテリア対象区分33eからなる。制度No33a〜
制度導入区分33dは各福利厚生制度内容を特定するた
めのデータであり、カフェテリア対象区分33eは、予
めサーバ2側で規定されるもので、後述するカフェテリ
アプランの対象となるか否かを示すデータであり、”対
象となる”、”対象とならない”の2値で決定される。
なお、図3の福利厚生マスター33には具体的な福利厚
生制度内容は図示されていないが、制度名33cには例
えば一般財形、投信、各種金融商品、企業保険等の項目
が含まれる。
【0033】図4に示すように、人事マスター34は各
管理者に属するユーザの人事情報を管理者あるいはサー
バ2が登録するためのマスターファイルであり、管理者
におけるユーザの管理状況を登録するための人事情報マ
スター34a、ユーザ個別の世帯情報を登録するための
世帯構成マスター34bから構成される。人事情報マス
ター34aの各項目は管理者が設定し、またその一部の
項目はユーザが設定してもよい。また、世帯構成マスタ
ー34bは管理者あるいはサーバ2がユーザに世帯情報
の提供を促し作成しても、管理者が設定してもよい。ユ
ーザあるいは管理者によりマスター35を用いて設定さ
れた人事情報は、各管理者毎に人事ファイル312とし
てユーザデータ記憶部31bに格納される。
【0034】図5に示すように、ベネフィットマスター
35はカフェテリアプランを適用する福利厚生制度内容
について、その詳細なカフェテリアプラン適用情報を設
定するためのマスターファイルである。ベネフィットと
は、カフェテリアプランの対象となる福利厚生制度内容
である。ベネフィットマスター35は、例えばベネフィ
ット名35a〜フリーコード35m等からなり、これら
項目を予め管理者が設定しておくことにより、所定の条
件に従ったユーザによるカフェテリアプランの利用が可
能となる。例えば利用資格の事前確認35c、利用資格
の事後確認35d、申請時期35e、ポイント設定35
g等は各項目から管理者が選択し、申請方法区分35f
等の他の項目は数値あるいは文字を入力することによ
り、各管理者ごとのベネフィット設定情報314が生成
される。ベネフィットは、カフェテリアプランが適用さ
れる福利厚生制度内容に限られる。従って、福利厚生マ
スター33のカフェテリア対象区分33eで”対象とな
る”に対応する福利厚生制度のみに対応してベネフィッ
ト名35aが設定される。
【0035】図6に示すように、クレジット基本マスタ
ー36はカフェテリアプランを適用する際に、カフェテ
リアプランが満たすべき持ち点をクレジットとして定め
るためのマスターファイルである。このクレジット基本
マスター36は例えば基本クレジット36b〜クレジッ
ト繰り越し36f等からなり、これら項目を予め管理者
が設定しておくことにより、カフェテリアプラン利用に
際しての各ユーザに対するクレジットの割り当てを行う
ことができる。カフェテリアプランとは、各ユーザが所
定のクレジットを例えば1ヶ月あるいは1年毎に持ち、
このクレジットの範囲内で各ベネフィットを利用するこ
とを認めるプランである。クレジット基本マスター36
を用いることにより、カフェテリアプランにおける各ベ
ネフィットの利用の上限有無をクレジットとして各ユー
ザ毎に設定することができる。すなわち、ベネフィット
はそれぞれ利用の程度が異なり、例えば保養所を1月に
1日利用する場合には100ポイント、2日利用する場
合には200ポイントというように、ベネフィットの利
用の程度の重みをクレジットにより定めることができ
る。管理者は、例えば基本クレジット36bを例えば1
000ポイントとしてその管理者に属するすべてのユー
ザに割り当て、さらに配偶者がいるか、扶養家族がいる
か、子供は何人か等によって追加クレジット36d等を
例えば100ポイント、300ポイント、400ポイン
トというように設定する。従って、例えば配偶者がいて
扶養家族、子供がいないユーザは1100ポイントのク
レジットが与えられる。このように、クレジット基本マ
スター36を用いてユーザの配偶者の有無、子供の人数
等に応じてユーザ毎にクレジットの上限を設定し、設定
された情報はクレジット設定情報315として管理者デ
ータ記憶部31bに格納される。
【0036】図7に示すように、クレジット管理マスタ
ー37は、各ユーザによるクレジットの利用状況を管理
するためのマスターファイルであり、各ユーザによる本
システムが利用される段階で用いられる。各ユーザは、
クレジット設定プログラム46によりクレジット管理マ
スター37の内容が読み出し及び表示されてクレジット
の設定を求められた場合に、各ベネフィット毎に自分が
利用したいベネフィットを、利用したい頻度や状況に応
じてクレジットにより軽重を持たせて設定する。設定さ
れたクレジット情報はクレジット管理情報312cとし
て管理者データ記憶部31bに格納される。また、設定
されたクレジット情報は、例えば各年度毎に管理され、
クレジット管理プログラム47により例えば前々年度か
らの繰り越しクレジットや、前年度基本クレジット、今
年度消化ポイントが算出され、クレジット管理マスター
37によりクレジット管理情報312cとして格納され
る。
【0037】(管理者データ記憶部31bの構成)図8
は管理者データ記憶部31bに記憶される各データの詳
細な内容の一例を示す図である。図8に示すように、管
理者データ記憶部31bにはパスワードファイル31
1,人事ファイル312,制度ファイル313,ベネフ
ィット設定情報314及びクレジット設定情報315が
記憶されている。
【0038】パスワードファイル311は、パスワード
マスター32を用いて作成されるもので、サーバ2ある
いは管理者により各ユーザに割り当てられたユーザ番号
311aに対応づけて各ユーザのパスワード311bが
格納されている。
【0039】人事ファイル312は、各ユーザの人事情
報を格納するファイルであり、ユーザ番号311aに対
応づけて世帯構成情報312a、福利厚生内容312
b、クレジット管理情報312cが格納されている。世
帯構成情報312aは、世帯構成マスター34bに基づ
いてユーザから与えられた世帯情報に基づいて作成され
るものである。福利厚生内容312bはユーザそれぞれ
が利用する福利厚生内容を示すものであり、ユーザの選
択により決定される。クレジット管理情報312cは、
各ユーザがカフェテリアプランを利用する場合に、クレ
ジット管理マスター37により作成されるものである。
なお、この人事ファイル312の世帯構成情報312
a、福利厚生内容312bは福利厚生制度設計プログラ
ム44により生成され、クレジット管理情報312はク
レジット管理プログラム47により生成される。
【0040】制度ファイル313は福利厚生マスター3
3に基づいて作成されるもので、各管理者がそれぞれ管
理すべきユーザに提供すべき福利厚生制度内容を福利厚
生マスター33から選択して得られるファイルである。
制度ファイル313は、管理者により選択された福利厚
生制度内容情報313aと、この福利厚生制度内容情報
313aに対応づけられたカフェテリアプランの適用の
有無313bから構成される。また、図8の制度ファイ
ル313には図示されていないが、例えば企業保険等の
項目が含まれる。
【0041】ベネフィット設定情報314はベネフィッ
トマスター35により生成されるもので、カフェテリア
プランを適用する場合に各カフェテリアプランの対象と
なるベネフィットを設定するためのファイルである。な
お、具体的なベネフィットは図8には示されていない
が、例えば企業保険内容・保険料等によりベネフィット
を設定することができる。このベネフィット設定情報3
14は各ベネフィット毎に設定される。
【0042】クレジット設定情報315はカフェテリア
プランを適用する場合に、各カフェテリアプランのクレ
ジット条件を設定した情報を含むものである。なお、こ
のクレジット設定情報315は各ユーザ毎に設定されて
もよいし、配偶者の有無、子供の人数等のユーザの属性
毎にまとめて設定されてもよい。例えばユーザの属性毎
に設定される場合には、ユーザ属性315aとクレジッ
ト条件315bからなる。
【0043】(各プログラムの内容)次に、プログラム
記憶部41に記憶された各プログラムの処理内容を説明
する。
【0044】パスワードファイル生成プログラム43は
パスワードマスター32をマスター記憶部31aから読
み出すとともに、各ユーザに割り当てられたユーザ番号
に、ユーザあるいは管理者から提供されたパスワードを
対応づけてパスワードファイル311としてその管理者
に対応づけられた管理者データ記憶部31bに格納す
る。なお、図示はしないが管理者自身にも管理者番号が
割り当てられ、管理者から提供されたパスワードを対応
づけてパスワードファイル311と同様のファイルを生
成して管理者データ記憶部31bに格納される。
【0045】福利厚生制度設計プログラム44は福利厚
生マスター33をマスター記憶部31aから読み出すと
ともに、福利厚生マスター33の例えば制度名33b等
を各管理者の端末5に表示する。そして、各管理者が福
利厚生制度内容及びカフェテリアプラン適用の有無を選
択し、その選択された内容に基づいてその選択された福
利厚生制度を抽出して制度ファイル313を生成し、そ
の管理者に対応づけられた管理者データ記憶部31bに
格納する。より詳細には、いったん福利厚生制度内容が
選択されると、その選択された制度内容のみを表示し、
カフェテリアテリアプラン適用の有無の入力を促すのが
好ましい。さらに、福利厚生制度設計プログラム44は
人事ファイル312を生成するアルゴリズムも有する。
【0046】ベネフィット設定プログラム45はベネフ
ィットマスター35をマスター記憶部31aから読み出
すとともに、ベネフィットマスター35の例えば各項目
35a〜35mを各管理者の端末5に表示する。そし
て、各管理者が端末5により設定したベネフィット情報
に基づいてベネフィット設定情報314を生成し、その
管理者に対応づけられた管理者データ記憶部31bに格
納する。ベネフィットの設定とは、管理者が各ベネフィ
ットの利用条件を定めるもので、各ベネフィット同士の
利用レベルを定めることも含まれる。利用レベルを定め
る場合、例えば数値(ポイント)により換算可能に設定
される。例えば、ベネフィットが企業保険の場合、企業
保険の内容及び企業保険の保険料の利用レベルが数値
(ポイント)に換算される。
【0047】クレジット設定プログラム46はクレジッ
ト基本マスター36をマスター記憶部31aから読み出
すとともに、クレジット基本マスター36の内容を各管
理者の端末5に表示する。そして、各管理者が設定した
クレジット情報に基づいてクレジット設定情報315を
生成し、その管理者に対応づけられた管理者データ記憶
部31bに格納する。具体的には例えば、追加クレジッ
ト36dとして配偶者のみ、子供1人を選択し、そのポ
イント数を400ポイントとすると、ユーザ属性315
a”配偶者のみ、子供1人”にクレジット条件315b
として400ポイントが対応づけられて格納される。
【0048】クレジット管理プログラム47はクレジッ
ト管理マスター37をマスター記憶部31aから読み出
すとともに、各ユーザにより入力されたクレジット利用
情報に基づいて各ユーザのクレジットをクレジット管理
マスター37に従って演算処理を行い、各ユーザのクレ
ジットの利用状況を示すクレジット管理情報312cを
生成してその情報312cを管理者データ記憶部31b
の人事ファイル312に追加する。なお、クレジット管
理プログラム47はユーザがクレジットの上限を超えて
カフェテリアプランを利用しようとした場合等にはその
利用希望を承認せず、カフェテリアプランの再設計、す
なわちクレジットの再割り当てを求めることができる。
【0049】また、クレジット管理プログラム47は、
ユーザ属性315aと世帯構成情報312aを対応づけ
るデータテーブル(図示せず)に基づいて各ユーザの世
帯構成情報312aに基づいて対応するユーザ属性31
5aを特定することができる。すなわち、ユーザから提
供された世帯構成情報312aからそのユーザのクレジ
ットを算出することができる。
【0050】なお、メインプログラム42は例えばパス
ワード照合等、上記プログラム43〜47で行う処理以
外の処理を行う。
【0051】(管理者による福利厚生制度登録方法)次
に、図9及び図10に示すフローチャートに沿って各管
理者による福利厚生制度の登録の流れを説明する。
【0052】まず、管理者はサーバ2へのログオンを行
う(s1)。ログオンは、管理者が自身の端末5により
パスワードを入力する。サーバ2のメインプログラム4
2により入力されたパスワードを管理者用パスワードフ
ァイル(図示せず)と照合し、一致していればログオン
を許可して(s2)に進む。一方、パスワードが一致し
ていなければログオンを許可せず、管理者端末5による
サーバ2へのアクセスはできない。
【0053】サーバ2によるログオンが終了すると、サ
ーバ2は管理者端末5のディスプレイ(図示せず)に福
利厚生マスター33の例えば制度名33bを例えば図1
2のように表示し、管理者に福利厚生制度内容の選択を
促す(s2)。図12には図示していないが、福利厚生
制度内容の項目には企業保険を含めることができる。管
理者は、表示された福利厚生マスター33の制度名33
bを見てその管理者に属するユーザに提供すべき福利厚
生制度内容を例えば図12の制度名33bの横にチェッ
クを入れて少なくとも1つ選択する(s3)。なお、こ
の制度内容選択の際、制度内容自体がユーザにとってわ
かりづらい場合には、画面上の制度内容を示す文字を選
択することにより、制度内容の概要が表示されるように
してもよい。特に、福利厚生制度内容の項目として企業
保険が設けられている場合には、画面上で企業保険の文
字が選択されることにより、企業保険の内容及び保険料
が表示されるのが好ましい。
【0054】福利厚生制度内容を選択すると、その選択
された福利厚生制度内容のみが例えば図13に示すよう
に表示される。そして、選択された福利厚生制度内容に
ついてのカフェテリアプラン適用の有無の入力を促す
(s4)。適用の有無は、例えば図13の各福利厚生制
度内容に対応して設けられたチェック欄に管理者がチェ
ックを入れて行う。なお、カフェテリアプラン未導入の
管理者に対してはこの図13の画面を表示せずに次のス
テップに進んでも良い。
【0055】次に、福利厚生制度内容の設定が終了する
と、福利厚生制度設計プログラム44はその設定内容に
基づいて制度ファイル313を生成し、管理者データ記
憶部31bに格納する(s5)。
【0056】制度ファイル313の登録が終了すると、
ベネフィット設定プログラム45はベネフィットマスタ
ー35を読み出し、管理者端末5のディスプレイ(図示
せず)にベネフィットマスター35の内容を抽出して例
えば図14及び図15のように表示し、管理者にベネフ
ィットの設定を促す(s6)。なお、ベネフィットの設
定は、管理者がカフェテリアプランを適用すると判定し
た福利厚生制度内容のみについて行われる。図14はベ
ネフィット設定画面の初期画面で、図15は図14の画
面を下にスクロールさせることにより表示される。管理
者によりすべてのベネフィットについて設定されると
(s7)、その設定内容に基づいてベネフィット設定情
報314が生成され、管理者データ記憶部31bに格納
される(s8)。
【0057】ベネフィット設定が終了すると、次にクレ
ジット設定プログラム46はクレジット基本マスター3
6を読み出し、管理者端末5のディスプレイ(図示せ
ず)にクレジット基本マスター36の内容を例えば図1
6及び図17のように表示し管理者にクレジットの設定
を促す(s9)。図16はクレジット設定画面の初期画
面で、図17は図16の画面を下にスクロールさせるこ
とにより表示される。管理者は、その管理者に属する各
ユーザに対するクレジットを図16及び図17の画面上
で順次入力する。管理者によるクレジットの設定が完了
すると(s10)、その設定内容に基づいてクレジット
設定プログラム46はクレジット設定情報315を生成
し、管理者データ記憶部31bに格納する(s11)。
【0058】以上の工程により、管理者に対応する福利
厚生制度の設計及びカフェテリアテリアプランの設計が
完了する。また、上記制度設計と並行して、人事情報の
登録を行う(s12,s13)。人事情報の登録は以下
のステップによる。まず、福利厚生制度設計プログラム
44は人事マスター34を読み出し、管理者端末5のデ
ィスプレイ(図示せず)に人事マスター34の内容を表
示し、人事情報の入力を促す(s12)。なお、人事マ
スター34のうち、世帯構成マスター34bについては
ユーザに入力させてもよい。人事情報が入力されると、
メインプログラム42は入力された人事情報に基づいて
人事ファイル312を生成し、管理者データ記憶部31
bに格納する(s13)。
【0059】(ユーザの利用方法)次に、以上のように
して生成された各管理者ごとの福利厚生制度をユーザが
利用する流れを図11のフローチャートに沿って説明す
る。
【0060】まず、ユーザはサーバ2へのログオンを行
う(s21)。ログオンは、ユーザが自身の端末4によ
りパスワードを入力することにより行う。サーバ2のメ
インプログラム42は、入力されたパスワードを管理者
用パスワードファイル(図示せず)と照合し、一致して
いればログオンを許可して(s22)に進む。一方、パ
スワードが一致していなければログオンを許可しない。
この場合、ユーザ端末4によるサーバ2へのアクセスは
できなくなる。
【0061】ログオンが許可されると、サーバ2はその
ユーザが属する管理者に対応した管理者データ記憶部3
1bから制度ファイル313を読み出して表示し、ユー
ザに利用すべき福利厚生内容313aの選択を促す(s
22)。ユーザは、表示された福利厚生内容313aの
うち、自身が利用を希望する福利厚生内容313aを選
択する(s23)。福利厚生制度設計プログラム44
は、ユーザにより選択された福利厚生内容を人事ファイ
ル312の312bに格納する(s24)とともに、ユ
ーザにさらにカフェテリアプランの利用の有無の入力を
促す(s25)。
【0062】ユーザはカフェテリアプランを利用すると
した場合には(s26)に進み、利用しない場合には以
上で本システムの利用が終了する。(s26)では、サ
ーバ2のクレジット設定プログラム46によりログオン
しているユーザに対応するクレジット設定情報315の
読み出し及び表示を行い、クレジットの設定を促す。ユ
ーザは、表示されたクレジット設定情報315に基づい
て各ベネフィット毎にクレジットを設定する(s2
7)。次に、クレジット管理プログラム47は設定され
たクレジットが設定者であるユーザのクレジットの上限
を超えるか否かを判定する(s28)。上限を超えない
場合にはそのクレジットの設定を承認し、設定されたク
レジットに基づいて、クレジット管理情報312cを生
成して管理者データ記憶部31bに格納する(s2
9)。クレジットの上限を超えている場合にはユーザに
再度のクレジットの設定を促す(s27)。
【0063】上記実施形態は本発明の適用例のほんの一
例にすぎない。
【0064】本実施形態では図1に示したネットワーク
構成で本システムを適用する場合を示したが、これに限
定されるものではないことはもちろんである。例えば、
ユーザ端末4,サーバ2が一つのネットワークに接続さ
れているものでもよく、またサーバ2は一つである必要
はなく、各管理者がそれぞれ有していても良い。例え
ば、管理者データ記憶部31bは、サーバ2ではなく管
理者端末5にその管理者に対応づけられて設けられてい
ても良い。また、設定される各データは福利厚生制度に
関連するものとして示されたが、これに限定されるもの
ではなく、他のデータをマスターに格納しておくこと
で、他の制度や内容に適用可能であることはもちろんで
ある。
【0065】また、福利厚生制度とさらにその制度の利
便性を図ったカフェテリアプランの双方を利用可能に示
したが、これに限定されるものではない。例えば、カフ
ェテリアプランを導入せずに福利厚生制度のみを本シス
テムの対象とすることもでき、あるいは管理者が対象と
することもできる。また、カフェテリアプランの対象以
外の福利厚生制度は本システムの対象としないようにす
ることもでき、管理者が対象としないようにすることも
できる。
【0066】また、管理者にデータ等の入力を促す場合
には管理者端末5のディスプレイ(図示せず)に入力を
促す画面を表示する場合を示したが、管理者端末5のデ
ィスプレイでなくてもユーザ端末4、サーバ2等、いか
なる端末であっても管理者がデータ入力可能に表示され
るものであればよい。また、音声等により入力を促すこ
とも可能である。もちろん、データ入力も音声等により
行っても良い。なお、このような管理者によるデータ入
力形態の多様性は、ユーザによるデータ入力形態につい
ても同様に考えられることはもちろんである。
【0067】さらに、各画面上での所要データの設定、
登録、入力等では、設定等した後に確認ボタンを画面上
に表示し、その確認を行うことにより次のステップに進
むようにプログラムを構築することもできる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
ービス提供者、ユーザ及び管理者にとって極めて利便性
の高い福利厚生サービスの提供が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る福利厚生システム
が適用されるネットワークの全体構成の一例を示す図。
【図2】同実施形態に係る福利厚生システムを提供する
サーバ2の全体構成の一例を示す図。
【図3】同実施形態に係る福利厚生マスター33の一例
を示す図。
【図4】同実施形態に係る人事マスター34の一例を示
す図。
【図5】同実施形態に係るベネフィットマスター35の
一例を示す図。
【図6】同実施形態に係るクレジット基本マスター36
の一例を示す図。
【図7】同実施形態に係るクレジット管理マスター37
の一例を示す図。
【図8】同実施形態に係る管理者データ記憶部31bに
記憶される各データの詳細な内容の一例を示す図。
【図9】同実施形態に係る各管理者による福利厚生制度
の登録のフローチャートを示す図。
【図10】同実施形態に係る各管理者による福利厚生制
度の登録のフローチャートを示す図。
【図11】同実施形態に係る各管理者ごとの福利厚生制
度内容をユーザが利用するフローチャートを示す図。
【図12】同実施形態に係る管理者による福利厚生制度
内容の選択画面の一例を示す図。
【図13】同実施形態に係る管理者によるカフェテリア
プラン適用の有無の入力画面の一例を示す図。
【図14】同実施形態に係る管理者によるベネフィット
設定画面の一例を示す図。
【図15】同実施形態に係る管理者によるベネフィット
設定画面の一例を示す図。
【図16】同実施形態に係る管理者によるクレジット設
定画面の一例を示す図。
【図17】同実施形態に係る管理者によるクレジット設
定画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…ネットワーク 2…サーバ 3…社内LAN 4…ユーザ端末 5…管理者端末 21…バス 22…CPU 23…メモリ 24…キーボード 25…ディスプレイ 26…通信デバイス 27…外部入力端子 28…データ制御部 29…プログラム制御部 31a…マスター記憶部 31b…管理者データ記憶部 32…パスワードマスター 33…福利厚生マスター 34…人事マスター 35…ベネフィットマスター 36…クレジット基本マスター 37…クレジット管理マスター 41…プログラム記憶部 42…メインプログラム 43…パスワードファイル生成プログラム 44…福利厚生制度設計プログラム 45…ベネフィット設定プログラム 46…クレジット設定プログラム 47…クレジット管理プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤下 直人 東京都千代田区有楽町1丁目13番1号 第 一生命保険相互会社内 (72)発明者 榎並 重人 東京都千代田区有楽町1丁目13番1号 第 一生命保険相互会社内 (72)発明者 新開 保彦 東京都千代田区有楽町1丁目13番1号 第 一生命保険相互会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 AA06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の管理者により管理される複数の福
    利厚生制度を包括し、複数の福利厚生制度内容が選択可
    能に生成された情報からなる福利厚生マスターを格納し
    たマスターデータベースと、 前記福利厚生マスターを読み出すとともに、該福利厚生
    マスターから前記福利厚生制度内容を選択し、前記管理
    者毎の福利厚生制度を規定する制度ファイルを生成する
    福利厚生設計手段と、 前記制度ファイルを格納する管理者データベースとを具
    備してなることを特徴とする福利厚生システム。
  2. 【請求項2】 前記マスターデータベースはさらに、前
    記複数の管理者に属する各ユーザの人事情報が登録可能
    に生成された情報からなる人事マスターを格納し、 前記福利厚生設計手段はさらに、前記人事マスターを読
    み出すとともに、該人事マスターに基づいて前記管理者
    に属する前記各ユーザの前記人事情報が登録された人事
    ファイルを生成し、 前記福利厚生設計手段はさらに、前記制度ファイルから
    各ユーザが利用を希望する福利厚生制度内容を選択して
    前記各ユーザ毎に福利厚生内容を設定し、この設定され
    た福利厚生内容を前記人事ファイルに書き込むことを特
    徴とする請求項1に記載の福利厚生システム。
  3. 【請求項3】 前記マスターデータベースにはさらに、
    前記福利厚生制度内容の少なくとも一部に対応づけて記
    憶され、前記福利厚生制度内容の利用条件を各制度内容
    毎に設定可能に生成された情報からなるユーザ選択型福
    利厚生マスターが格納されてなり、 前記福利厚生設計手段はさらに、前記ユーザ選択型福利
    厚生マスターを読み出すとともに、該ユーザ選択型福利
    厚生マスターに基づいて前記管理者毎に前記各福利厚生
    制度内容の利用条件を定めることを特徴とする請求項1
    に記載の福利厚生システム。
  4. 【請求項4】 前記福利厚生制度内容の利用条件には、
    前記福利厚生制度内容同士の利用レベルの軽重に関する
    情報を、前記福利厚生制度内容毎に数値により規定した
    利用ポイントを含み、 前記マスターデータベースには、前記複数のユーザそれ
    ぞれに前記人事情報に応じて持ち点を設定可能に生成さ
    れた情報を有する持ち点設定マスターとが格納されてな
    り、 前記福利厚生設計手段はさらに、前記持ち点設定マスタ
    ーを読み出すとともに、前記持ち点設定マスターに基づ
    いて前記複数のユーザそれぞれに持ち点を設定する持ち
    点設定手段を有することを特徴とする請求項3に記載の
    福利厚生システム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザは前記福利厚生制度内容に応
    じてそれぞれ前記持ち点を配分して利用を希望する福利
    厚生内容を設定することを特徴とする請求項4に記載の
    福利厚生システム。
  6. 【請求項6】 前記福利厚生設計手段は、前記ユーザに
    より選択された前記福利厚生制度内容の利用ポイントの
    合計が前記ユーザの持ち点を超えないように福利厚生内
    容を設定することを特徴とする請求項4に記載の福利厚
    生システム。
  7. 【請求項7】 前記福利厚生マスターには前記福利厚生
    制度内容として企業保険項目が含まれ、 前記福利厚生設計手段は、前記管理者毎に予め定められ
    た企業保険内容及び保険料に関する情報を前記企業保険
    項目に関連づけて前記制度ファイルに記憶させることを
    特徴とする請求項1乃至6に記載の福利厚生システム。
  8. 【請求項8】 前記福利厚生マスターには前記福利厚生
    制度内容として企業保険項目が含まれ、 前記福利厚生設計手段は、前記管理者毎に予め定められ
    た企業保険内容及び保険料に関する情報を前記企業保険
    項目に関連づけて前記制度ファイルに記憶させるもので
    あり、 前記企業保険内容及び前記保険料に関する情報は、前記
    持ち点に換算されるものであることを特徴とする請求項
    4に記載の福利厚生システム。
  9. 【請求項9】 複数の管理者により管理される複数の福
    利厚生制度を包括し、複数の福利厚生制度内容を選択可
    能に生成された情報からなる福利厚生マスターを格納し
    たマスターデータベースを用いて福利厚生サービスを提
    供する福利厚生サービスの提供方法であって、 前記福利厚生マスターを読み出すとともに、管理者に前
    記福利厚生制度内容の選択を促す第1のステップと、 前記選択された福利厚生制度内容に基づいて前記管理者
    毎の福利厚生制度を規定する制度ファイルを生成し、こ
    の制度ファイルを管理者データベースに格納する第2の
    ステップを有することを特徴とする福利厚生サービスの
    提供方法。
  10. 【請求項10】 前記マスターデータベースはさらに、
    前記複数の管理者に属する複数のユーザの人事情報を登
    録可能に生成された情報からなる人事マスターを格納
    し、前記福利厚生設計手段はさらに、前記人事マスター
    を読み出すとともに、該人事マスターに基づいて前記管
    理者に属する前記各ユーザの前記人事情報が登録された
    人事ファイルを生成し、前記制度ファイルから前記各ユ
    ーザが利用を希望する福利厚生制度内容を選択して前記
    各ユーザ毎に福利厚生内容を設定し、この設定された福
    利厚生内容を前記人事ファイルに書き込むことを特徴と
    する請求項9に記載の福利厚生サービスの提供方法。
  11. 【請求項11】 前記マスターデータベースにはさら
    に、前記福利厚生制度内容の少なくとも一部に対応づけ
    て記憶され、前記福利厚生制度内容の利用条件を各制度
    内容毎に設定可能に生成された情報からなるユーザ選択
    型福利厚生マスターが格納されてなり、 前記第2のステップの後に、前記ユーザ選択型福利厚生
    マスターを読み出すとともに、前記管理者に各福利厚生
    制度内容の利用条件の設定を促す第3のステップと、 この設定された利用条件に基づいて該利用条件を管理者
    データベースに格納する第4のステップとを有すること
    を特徴とする請求項9に記載の福利厚生サービスの提供
    方法。
  12. 【請求項12】 前記福利厚生制度内容の利用条件に
    は、前記福利厚生制度内容同士の利用レベルの軽重に関
    する情報を、前記福利厚生制度内容毎に数値により規定
    した利用ポイントを含み、 前記マスターデータベースには、前記複数のユーザそれ
    ぞれに前記人事情報に応じて持ち点を設定可能に生成さ
    れた情報を有する持ち点設定マスターとが格納されてな
    り、 前記第4のステップの後さらに、前記持ち点設定マスタ
    ーを読み出すとともに、前記持ち点設定マスターに基づ
    いて前記複数のユーザそれぞれに持ち点を設定する第5
    のステップを有することを特徴とする請求項9に記載の
    福利厚生サービスの提供方法。
  13. 【請求項13】 複数の管理者により管理される複数の
    福利厚生制度を包括し、複数の福利厚生制度内容が選択
    可能に生成された情報からなる福利厚生マスターと、前
    記複数の管理者に属する前記複数のユーザの人事情報を
    登録可能に生成された情報からなる人事マスターとを格
    納したマスターデータベースを用いて福利厚生サービス
    を提供する福利厚生サービスの提供プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 前記福利厚生マスターを読み出すとともに、管理者に前
    記福利厚生制度内容の選択を促させる第1のステップ
    と、 前記選択された福利厚生制度内容に基づいて、前記管理
    者毎の福利厚生制度を規定する制度ファイルを生成さ
    せ、この制度ファイルを管理者データベースに格納させ
    る第2のステップと、 前記人事マスターを読み出させるとともに、該人事マス
    ターに基づいて管理者に属する複数のユーザの前記人事
    情報が登録された人事ファイルを生成させ、前記制度フ
    ァイルに基づいて前記複数のユーザ毎に福利厚生内容を
    設定させ、この設定された福利厚生内容を前記人事ファ
    イルに書き込ませる第3のステップとを実現するための
    プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 前記マスターデータベースにはさら
    に、前記福利厚生制度内容の少なくとも一部に対応づけ
    て記憶され、前記福利厚生制度内容の利用条件を各制度
    内容毎に設定可能に生成された情報からなるユーザ選択
    型福利厚生マスターが格納されてなり、 前記第2のステップ又は第3のステップの後に、前記ユ
    ーザ選択型福利厚生マスターを読み出すとともに、前記
    管理者に各福利厚生制度内容の利用条件の設定を促させ
    る第4のステップと、 この設定された利用条件に基づいて該利用条件を管理者
    データベースに格納させる第5のステップとを実現する
    ためのプログラムを記録した特徴とする請求項13に記
    載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記福利厚生制度内容の利用条件に
    は、前記福利厚生制度内容同士の利用レベルの軽重に関
    する情報を、前記福利厚生制度内容毎に数値により規定
    した利用ポイントを含み、 前記マスターデータベースには、前記複数のユーザそれ
    ぞれに持ち点を設定可能に生成された情報を有する持ち
    点設定マスターとが格納されてなり、 前記第5のステップの後さらに、前記持ち点設定マスタ
    ーを読み出させるとともに、前記持ち点設定マスターに
    基づいて前記複数のユーザそれぞれに持ち点を設定させ
    る第6のステップを実現するためのプログラムを記録し
    た請求項14に記載の記録媒体。
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