JP2001282527A - 情報提供サーバ、端末、配信プログラム、汎用ネットワークを利用した情報配信システム、ライセンス提供サーバ、およびライセンスプログラム - Google Patents
情報提供サーバ、端末、配信プログラム、汎用ネットワークを利用した情報配信システム、ライセンス提供サーバ、およびライセンスプログラムInfo
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Abstract
た、プロダクトの不正な使用を防止する。 【解決手段】端末12a、12bは、プロダクト提供者
10からCD−ROMやダウンロードによって購入した
プロダクトをインストールした後、ライセンス提供サー
バ11に対してライセンスの要求を行う。ライセンス提
供サーバ11は、この要求に応じて、ライセンス15が
ラップされた配信プログラム14を端末12a、12b
に送信する。端末12a、12bでは、この配信プログ
ラム14にラップされている15をプロダクト13a、
13bにそれぞれ入力し、プロダクトの起動を可能にす
る。
Description
どの汎用ネットワークを利用して、広告、ニュースや、
ソフトウエアプロダクトの使用に対するライセンスキー
などの情報を、情報提供サーバから端末に対して配信す
る情報配信システムに関する。
を利用した従来の情報配信システムでは、ニュース、広
告、機密情報などについては、メールなどを用いて配信
することが一般的である。図1は、汎用ネットワークを
利用して情報配信を行う従来のシステムの概略の構成図
である。
バ3に登録する。情報提供サーバ3は、汎用ネットワー
ク4、ネットワーク接続サーバ5を介して、受信者の端
末6a、6bに情報2を提供する。
にプロダクトという)を記憶媒体(CD−ROMなど)
やネットワークを介して購入した後に、その起動許可の
ためのライセンスキー(以下,単にライセンスという)
をネットワークを介して提供するようにしたシステムに
おいては、そのライセンスをサーバ側から個別に与え
る。図2は、このようなライセンス配信システムの従来
の概略構成図を示している。
記憶媒体(CD−ROMなど)によってプロダクトを配
信したり、ネットワークを利用してダウンロードによっ
てプロダクトを配信したりする。受信者の端末12aで
は、記憶媒体によって入手したプロダクトをインストー
ルし、受信者の端末12bでは、ダウンロードによって
配信されたプロダクトをインストールする。また、イン
ストール後、端末12a、12bでは、そのプロダクト
に起動許可を与えるためのライセンスをライセンス提供
サーバ11からネットワークを介して入手する。入手し
たライセンスはプロダクト13aまたは13bに組み込
まれ、その後プロダクトの利用が可能になる。
示す従来の情報配信システムでは、以下に述べるような
欠点がある。
の特定の情報については、ある一定の期間を過ぎた時点
で消去したい、一度見たら消去して欲しいなどの要望が
あるが、仮に、情報提供者が受信者に情報の消去を依頼
しても実際にその情報が消去されたかどうかを知ること
ができない。情報の消去は、受信者の良心に左右され、
情報提供者には実際に削除されたかどうかの不安が残る
ことになる。また、広告などの情報については、有効期
限が過ぎた時点または一定の販売数に達した時点で全て
破棄できるようにすることが情報提供者1および受信者
の双方にとって望ましいが、上記の従来のシステムでは
このような情報の破棄を自動的に行うことができない。
えば、ニュース配信サービスによる広告、ニュースは、
通常、毎日送付されてくる場合が多いが、これを全て保
存する必要はまったくないことが多い。しかし、これを
削除しようとすると、その作業は全て受信者の負担とな
り、受信者にとっては極めて作業が煩雑となる不都合が
ある。
ステムでは以下のような欠点がある。
たはダウンロードしたプロダクトは、購入者以外の他の
端末(図2の12c)で使用することができる。すなわ
ち、ライセンスが組み込まれているプロダクト13a、
13bを、端末12cに不正コピーするすることによっ
てこの端末12cでもそのままプロダクト13cを使用
することが可能になる。プロダクト13cの起動時にラ
イセンスコードを入力する仕組みを持つものでは、ライ
センスコードを端末12aまたは12bの利用者から入
手することで対応できる。これは、ライセンスコードが
そのままメールによってライセンス提供サーバ11から
配信されるから、技術的にまったく問題がない。
報配信システムでは、消去したいタイミングで情報の消
去ができないという不都合があり、また、図2に示す従
来のライセンス配信システムでは、プロダクトの不正な
使用を防止できないという不都合があった。
を自動的に削除することのできるシステムを提供するこ
とにある。
不正な使用を防止することのできるシステムを提供する
ことにある。
解決するために次のように構成される。
受信者へ提供するための情報が登録されている情報提供
サーバにおいて、前記登録されている情報を配信プログ
ラムに組み込む配信プログラム設定部と、この配信プロ
グラムを汎用ネットワークに接続されている前記特定の
受信者の端末に送信する部分とを備え、配信プログラム
は以下の部分を持つことを特徴とする。
報格納部 (B)配信プログラムの削除タイミングの条件を記憶す
る条件記憶部 (C)削除タイミングの条件が満たされたときに配信プ
ログラムを削除する部分 図3は、本発明に係る情報配信システムの概略構成図で
ある。図1と同一または同様の部分については同一符号
を用いている。
ための図であって、本発明の特許請求の範囲を示すもの
ではない。本発明は,同図及び、同図の説明部分によっ
てその範囲を限定されるものではない。
て、情報提供者1が提供した情報2を組み込んだ配信プ
ログラム7を作成し、これを汎用ネットワーク4を介し
て端末6(6a、6b)に提供するようにしている。配
信プログラムとは、情報提供サーバ上、およびその受信
端末上で実行されるプログラムであって、本発明では、
条件が満たされた段階でその受信端末上で自らを削除す
る機能を持っている。配信プログラム7が自身を削除す
る条件には種々考えられる。たとえば、 ・配信プログラム7が端末に到達して実行されると、情
報2を端末上に表示した後自身を削除する。
し、その期間が経過すると自身を削除する、といった条
件が考えられる。
ラム7を利用者の意思によって自由に削除することが可
能である。また、配信プログラム7の削除タイミングの
条件については、配信プログラム7自身が記憶している
が、この条件を情報提供サーバ3側から汎用ネットワー
ク4を介して変更することが可能である。さらに、この
条件を配信プログラム7が情報提供サーバ3側にある状
態で端末6a、6bから設定・変更することも可能であ
る。
は、上記(A)〜(C)の機能を持っている。
情報を格納する部分である。
または端末6a、6bで設定される配信プログラムの削
除タイミングの条件を記憶する (C)の部分は、上記削除タイミングの条件が満たされ
た時に受信を削除する部分である。
情報2を端末に送るのではなく、配信プログラムの形に
して端末6a、6bに送ることにより、且つ、配信プロ
グラムを上記(A)〜(C)の機能を持たせることによ
って、情報提供者側の要求に応じたタイミング、または
受信者側の要求に応じたタイミングで、この情報プログ
ラム7を情報2とともに自動的に端末上から削除するこ
とができる。
ワーク4に接続する機能を持つ通常のパソコンなどで構
成される。また、携帯電話で構成することも可能であ
る。また、この端末は、さらに、配信プログラム7を受
信する機能と、その配信プログラムを実行する機能と、
実行結果を表示する機能と、表示された内容に対して入
力可能なユーザインターフェイスとをさらに備えてい
る。また、配信プログラム自身が削除される時に、その
プログラムの実際の削除動作を行う部分も備えている。
これらの機能は、望ましくは、端末6a、6bの機種
(プラットホーム)に依存しないように実現されるのが
よい。そこで、たとえば、ミドルウエア(OSの上のレ
イヤに配置されるプログラム分)で提供することが可能
である。
クトを利用する端末に対してプロダクトに起動許可を与
えるライセンスを与えるライセンス提供サーバにおい
て、ライセンスを配信プログラムに組み込む配信プログ
ラム設定部と、この配信プログラムをプロダクトを利用
する端末に送信する部分とを備え、配信プログラムは以
下の部分を持つことを特徴とする。
接続してライセンスを入力するライセンス格納/出力部 (E)ライセンスの削除タイミングの条件を記憶する条
件記憶部 (F)削除タイミングの条件が満たされたときに配信プ
ログラムを削除する部分 図4は、本発明に係るライセンス提供サーバを用いるラ
イセンス配信システムの概略構成図である。
一符号を用いている。
CD−ROM等の記憶媒体によって、または、ネットワ
ーク経由のダウンロードによって、ユーザにプロダクト
を配信する。受信者端末12aは、記憶媒体によって入
手したプロダクトをインストールし、受信者端末12b
は、ダウンロードによって入手したプロダクトをインス
トールする。このようにして、プロダクト13a、13
bをインストールした後、このプロダクトに起動許可を
与えるためのライセンスをライセンス提供サーバ11か
ら受ける。このとき、このライセンスを受けるのに、ラ
イセンスが組み込まれた配信プログラム14をライセン
ス提供サーバ11からネットワーク経由で受信する。受
信者端末12aでは、受信した配信プログラム14に組
み込まれているライセンスを取り出してプロダクト13
aに与える。これによってプロダクト13aを起動する
ことができる。端末12bでも同様である。
(F)の機能を持っている。したがって、ライセンスの
削除タイミングの条件として、端末間を移動した時を削
除タイミングとする条件とした場合、配信プログラム1
4を端末12aまたは12bから端末12cに移動させ
ることができなくなる。このため、プロダクト13aま
たは13bを端末12cにコピーしても、配信プログラ
ム14のコピーはできないから、端末12cではプロダ
クト13cを起動することができなくなる。これによっ
て、プロダクト13aまたは13bの不正使用を防止す
ることができる。
して、最大コピー回数を超えたコピーの時に削除すると
いう条件の場合は、許可された回数のコピーである限
り、端末12cへの配信プログラム14のコピーが可能
である。この場合には、端末12cでプロダクト13c
の起動ができるようになる。
クトを利用する端末に対してプロダクトに起動許可を与
えるライセンスを与えるライセンス提供サーバにおい
て、プロダクトに起動許可を与えるライセンスを与える
ライセンスプログラムをプロダクトを利用する端末に送
信する部分とを備え、ライセンスプログラムは以下の部
分を持つことを特徴とする。
ログラム自身を登録するプロダクト通信部 (H)ライセンスプログラムの削除タイミングの条件を
記憶する条件記憶部 (I)削除タイミングの条件が満たされたときにライセ
ンスプログラムを削除する部分 図5は、本発明に係るライセンス提供サーバを用いたラ
イセンス配信システムの概略構成図である。
14に代えて、それ自身がライセンスであるライセンス
プログラム14´を使用している。構造的に、配信プロ
グラム14とライセンスプログラム14´は異なるが、
プロダクト側から見た場合は、配信プログラムであって
もライセンスプログラムであっても同じである。したが
って、図5では、ライセンスプログラム14´があれば
プロダクトの起動が可能であり、これがなければプロダ
クトの起動が不可能である。ライセンスプログラムはそ
の中に削除タイミングの条件を記憶しているために、こ
の条件として、プログラムの移動時に削除するという条
件を設定しておけば、プロダクトとライセンスプログラ
ムとを一緒に端末12cにコピーすることができなくな
る。それゆえ、プロダクトの不正使用はできない。
いて、端末12a〜12cは、パソコン等の通常の端末
で構成することができるが、配信プログラム14やライ
センスプログラム14´をサーバから受信し、この削除
が行われる時に同削除の実際の動作を行うプログラム削
除部を備える必要がある。これらの機能については、ミ
ドルウエア等のソフトウエアによって実現される。
ターネットを使用した情報配信システムである。システ
ムの構成は、図3に示すものと同一である。以下、情報
提供サーバ、端末、配信プログラムのそれぞれの構造に
ついて説明する。
バ3の機能構成図である。
提供するための情報の登録、および、登録した情報の削
除を行う。
によって登録された情報を保存する。
が組み込まれた(以下、ラップされたという)配信プロ
グラムの登録/削除を行う。
ラム登録/削除部22によって登録された配信プログラ
ムを保存する。
配信する端末のアドレス登録、および、登録した端末の
アドレス削除を行う。登録の対象となるアドレスは、ネ
ットワーク上で一意に定まるIDによって行う。インタ
ーネットにおいては、IPアドレスがこれに相当する。
登録/削除部24によって登録された端末のアドレスを
記憶する。
らの情報取得要求を受信し、対応する配信プログラムを
送信する。
求を発行した端末、または、送信アドレス記憶部25に
登録されている端末に対して配信プログラムを送信す
る。
プログラムにラップし、端末の入力に基づいて、また
は、情報提供者からの入力に基づいて、配信プログラム
の削除タイミングの条件を設定する。
した配信プログラムと通信し、その配信プログラムに記
憶されている削除タイミングの条件設定を行う。
接続サーバ5へ通信を行い、端末のネットワーク接続状
態を構成、保持する。
ーバ3より送信される配信プログラム7を受信する。
信プログラム7を実行する。配信プログラム7の実行に
より、情報2を含む実行結果がユーザインターフェイス
34上に表示される。
ラム7が情報提供サーバ3と通信する部分である。
グラム7の実行結果を表示する。これにより、情報2を
表示する。
信プログラム7を保存する。
した配信プログラム7の登録、削除を行う。
存時間を管理する。この機能は、配信プログラムの削除
タイミングの条件として、一定時間が経過した時に削除
するという条件が設定された時に機能する。
ある。
設定された条件を満たすか否かを判別する。条件とは、
配信プログラムの削除タイミングの条件である。
て、条件を満たしたことか判別された場合に、自身を端
末の配信プログラム記憶領域から削除する。
信者から配信プログラムの削除タイミングの条件を受け
付ける。
する。
の送信先を登録する。
スを保存する。
し、表示する部分である。
を設定した場合の情報配信システムを、図9を参照して
説明する。
プされうる情報2を情報提供サーバ3に入力して、この
サーバ3において情報2がラップされた配信プログラム
7が生成され、これを、端末6a〜6cに送信する。こ
の時、配信プログラム7に記憶される配信プログラムの
削除タイミングの条件は、情報2が端末において表示さ
れた時に削除される条件とする。これにより、各端末6
a〜6cでは、配信プログラム7を受信して実行後(情
報2の表示後)、同配信プログラム7が情報2とともに
自動的に削除される。
の動作を示している。
行われて(ステップ100)、配信プログラムにラップ
され(ステップ101)、送信先の選択が行われる(ス
テップ102)。配信プログラムの削除タイミングの条
件設定がされると(ステップ104)、この条件が条件
記憶部に記憶された配信プログラム7が送信される(ス
テップ105)。
い(ステップ110)、これを、配信プログラム記憶部
35(図7)に保存する(ステップ111)。また、こ
のプログラムを実行することによってプログラム内の情
報2を読み込み(ステップ112)、これをユーザイン
ターフェイス34に表示する(ステップ113)。この
直後に、上記条件をチェックし(ステップ114)、条
件がある場合にはその内容を読み込んで(ステップ11
5)、条件を満たしていれば(ステップ116)、削除
を行って(ステップ117)終了する(ステップ11
8)。情報提供サーバ3においては、配信プログラム7
を端末側に送った後も、そのプログラム内の条件設定を
変更することができる。図11はこのような条件変更を
行う場合の動作を示す。
後(ステップ120)、条件変更の必要がある場合には
(ステップ121)、変更する配信プログラム7を検索
し(ステップ122)、条件設定を行い(ステップ12
3)、その変更内容を該当の端末上の配信プログラムに
対して通知する(ステップ124)。
ップ130)、対応する配信プログラムがあることを条
件に(ステップ131)、受信した変更内容に基づいて
プログラム内の条件記憶部に記憶されている条件の変更
を行い(ステップ132)。プログラムが実行される
と、上記条件内容を読み込んで(ステップ133)、条
件を満たす場合に(ステップ134)、削除処理を行っ
て(ステップ135)終了する。
変更は、端末側からも行うことができる。図12は、端
末の受信者側から上記条件を変更する場合の概念図であ
る。
に提供したとき、情報提供サーバ3は配信プログラム7
を作成するが、この時、端末6aからは、端末6a向け
の条件をサーバ3に送る。同様に、端末6bは端末6b
用の条件を、端末6cは端末6c用の条件をそれぞれサ
ーバ3に送信する。サーバ3は、配信プログラムに記憶
されている条件を、これらの端末から送られてきた条件
とした、配信プログラム7a、7b、7cを個別に作成
し、これを各端末6a〜6cに対して送信する。図13
は、この時の個別配信プログラムの設定フローである。
受信情報の条件登録、すなわち上記条件の設定登録が行
われると(ステップ140)、情報提供側である情報提
供サーバ3がこれを受信し(ステップ141)、配信プ
ログラムに受信先の端末アドレスを登録するとともに
(ステップ142)、そのプログラムに上記条件を登録
して(ステップ143)、保存する(ステップ14
4)。
している。
されると(ステップ150)、提供先の選択を行い(ス
テップ151)、情報受信者が設定した配信プログラム
があるかどうかの判定を行う(ステップ152)。もし
あれば、その配信プログラムに情報3をラップして(ス
テップ153)、配信する(ステップ154)。もしな
ければ、提供者側の配信プログラムに情報3をラップし
て(ステップ156)、送信する(ステップ154)。
信すると(ステップ160)、その保存を行い、実行す
る。実行によって情報が読み込まれ(ステップ16
2)、ユーザインターフェイス上に表示される(ステッ
プ163)。その後に、条件がプログラムに記憶されて
いるかどうかの判定を行い(ステップ164)、条件が
あればその内容が読み込まれて(ステップ165)、条
件を満たすかどうかの判定を行って(ステップ16
6)、条件を満たす場合には自身を削除する(ステップ
167)。
エージェントとし、これを端末上のエージェントサーバ
上で作動するようにしたモバイルエージェットシステム
を採用するものとする。図15は、このモバイルエージ
ェントシステムの概念図である。すなわち、端末は、ハ
ードウエアHW層と、OS層、Java層、Agent
Server層を有し、通常のプログラムはOS上に配
置されている。このシステムでは、Javaで上記Ag
entServerを書き、これをミドルウエアのソフ
トウエアとしてインストールしている。エージェント6
0は図9の配信プログラム7に相当するもので、図8に
示す機能を全て持っている。なお、Java層をOS上
に設けることによって、プラットホーム(端末の種別)
にかかわらず、エージェントシステムを作動させること
ができる。
ムを使用してコンサート等のチケット販売広告を行う例
について説明する。コンサート等のチケットには、販売
数、および販売期限があるため,販売数に達した場合、
または販売期限に達した場合には配信した広告は全て削
除されることが望ましい。そこで、この実施例では、販
売期限に達した場合に、エージェント60に相当する配
信プログラム7が自動的に自身を削除するようにする。
る。情報提供者が情報としてコンサートなどのチケット
販売などの広告を作成して(ステップ170)、これを
配信プログラムにラップする(ステップ171)。ま
た、登録されている顧客先(送信先)のアドレスを選択
登録し(ステップ172)、配信プログラムに、削除タ
イミングの条件としてチケットの販売期限になると削除
する条件を設定する(ステップ173)。そして、エー
ジェントシステムによってこの配信プログラムを送信す
る(ステップ174)。
信すると(ステップ180)、これを保存して実行し、
チケット広告の読み込みを行う(ステップ181、18
2)。そして、ユーザインターフェイスによってチケッ
ト広告を表示する(ステップ183)。この時、情報受
信側がチケットを購入する場合には、所定の操作が行わ
れると端末側の配信プログラム通信部33(図7参照)
と情報提供サーバ3が通信を開始し、サーバ側にチケッ
トの販売情報が送信される。次いで、チケット販売期限
の読み込みを行い(ステップ184)、期限が過ぎてい
ればチケット広告を削除する(ステップ185、18
6)。また、情報提供側においてチケット完売を知った
時には、その通知が各端末上の配信プログラムに対して
行われる。この通知はエージェントシステムによって行
われ、具体的には、情報提供サーバ側の配信プログラム
通信部29(図6参照)と端末側の配信プログラム通信
部33(図7参照)によって行われ、配信プログラムの
削除条件として条件記憶部43(図8参照)に記憶され
る。したがって情報受信側では、ステップ185におい
て、チケット完売状態を知った場合には、配信プログラ
ムを無条件に削除する条件が設定されたものと見なし
て、ステップ186において配信プログラムすなわちチ
ケット広告の削除を行う。
報を配信するシステムである。
を異ならせるようにするのが望ましい。たとえば、一度
見ると削除する条件や、数日間保存して削除する条件が
考えられる。図17は、ニュース配信を行う場合の実施
例の動作を示している。システムの概要は図12に示さ
れる。
と(ステップ190)、ニュース送信先の選択を行い
(ステップ191)、受信者設定の配信プログラムにニ
ュースをラップする(ステップ192)。ここで、受信
者はあらかじめ、情報提供サーバ3に対して配信プログ
ラムの削除タイミングの条件を設定しているために、こ
こでは、各受信者ごとに配信プログラムが作成される。
作成された配信プログラムが送信されると(ステップ1
93)、情報受信側では、その配信プログラムの受信と
保存を行い実行する(ステップ200、201)。プロ
グラムの実行によって情報の読み込みが行われ(ステッ
プ202)、情報としてニュースがユーザインターフェ
イス上に表示される(ステップ202、203)。その
後に、保存期間、すなわち削除タイミングの条件が読み
込まれ(ステップ204)、期限が過ぎていれば配信プ
ログラム、すなわちニュースを削除して終了する(ステ
ップ206、207)。
広告やニュースなどを示したが、これに限られるもので
はない。本発明は、各種情報に対して適用することが可
能である。
明する。
概要については図2に示す通りである。すなわち、この
実施形態のシステムでは、ライセンス提供サーバ11が
あって、このサーバからライセンスを各端末に対して送
信する。
媒体(CD−ROMなど)によってプロダクトを端末1
2aに提供し、また、ダウンロードによってプロダクト
を配信した後、ライセンス提供サーバ11から、ライセ
ンス15がラップされた配信プログラム14が端末12
a、12bに送信される。各端末では、この配信プログ
ラム14が実行されることによって、そこにラップされ
ているライセンス15をプロダクト13a、13bに入
力する。これによって、各端末12a、12bにおいて
プロダクト13a、13bの起動が可能になる。
除タイミングの条件が記憶されているために、この条件
をたとえば、配信プログラムの移動時に削除するという
条件にしておけば、図14において、端末12a、12
bから端末12cに対して配信プログラム14の移動が
できなくなる。したがって、端末12cではプロダクト
がコピーされてもその起動を行うことかできなく、結果
としてプロダクトの不正な使用が防止される。
システムにおいて、ライセンス提供サーバ11の機能構
成図である。
ーク上の端末に対して提供するライセンスの登録、およ
び、登録したライセンスの削除を行う。
/削除部50によって登録されたライセンスを保存す
る。
センスを受信する端末へ送信する配信プログラムの登録
/削除を行う。
ラム登録/削除部によって登録された配信プログラムを
保存する。
ンス配信の対象となる端末のアドレス登録、および、登
録した端末のアドレス削除を行う。登録の対象となるア
ドレスは端末がネットワーク上で一意に定まるIDによ
って行う。インターネットにおいては、IPアドレスが
これに相当する。
登録/削除部54によって登録された端末のアドレスを
記憶する。
らのライセンス取得要求を受信し、対応する配信プログ
ラムを送信する。
要求を発行した端末、または、そしんアドレス記憶部に
登録されている端末に対して配信プログラムを送信す
る。
を配信プログラムにラップし、受信端末、または、ライ
センス提供者からの入力によって、配信プログラムの削
除条件を設定する。
信プログラムと通信し、上記削除条件の変更設定を行
う。
接続サーバ(図4ではこのサーバを省略している)通信
を行い、端末のネットワーク接続状態を構成、保持す
る。
ス提供サーバ11からの配信プログラム14を受信し、
また、ユーザインターフェイス74によって提供された
アドレスの端末へ配信プログラム14を送信する。
信プログラム14を実行する。配信プログラムの実行に
よって、ライセンスをプロダクトへ提供する。
配信プログラムがライセンス提供サーバ11と通信する
機能である。
グラム14の実行結果を表示する。
信プログラム14を保存する。
した配信プログラム14の登録、削除を行う。
保存時間を管理する。この機能は、削除条件として時間
指定が行われる時にのみ必要とする。
クトを起動する機能である。
る機能であり、たとえば、端末のシーアル番号、固定I
Pなどで端末を管理し、システム上に唯一である端末コ
ードを管理する。
ラム記憶部75に一度記憶された配信プログラムを読み
だしてシステム上に復元する機能である。
る。
14からのライセンスの入力を受け付ける。
センスを判別し、プロダクトの起動を許可可能か判断す
る。
ス管理部91に起動を許可するかどうかを問い合わせ、
起動が許可された時にプロダクトを起動する。
するアプリケーション自身である。
へインストールする機能である。図21は、配信プログ
ラムの機能構成図である。
より設定された条件を満たすか否かを判別する。
よって条件を満たすことを判別した場合に、配信プログ
ラム自身を端末に対して削除登録する機能である。
らの削除条件を受け付ける機能である。たとえば、カウ
ントを保持し、移動管理部107からの移動通知によっ
て、カウントを減算し、カウントが0になった時に自己
消滅させるといった条件を入力する。
憶する。
スを格納し、プロダクトと接続してライセンスを入力す
る。
14の送信先を登録する。
レスを保存する。
とを識別する機能である。端末の端末管理部79(図1
9参照)から、システム上に唯一定まる端末行動を受信
し、プログラムの受信時および復元時において、この端
末行動をチェックすることによって端末間を移動したど
うかを識別する。
ンス確認の方法には2つある。実施例1は、プロダクト
の起動がインストールされた端末に依存する場合を示
す。実施例2は、プロダクトの起動はインストールされ
た端末に依存しない場合を示す。
ール後にファイルをコピーしても動作しないために、ラ
イセンスの確認はプロダクトのインストール時のみでよ
い。
ール後ファイル全てをコピーされる可能性があるため
に、ライセンスの確認はプロダクトの起動ごとに行うべ
きである。この場合、毎回ネットワークを経由してライ
センスを受信する場合と、受信したライセンスプログラ
ムを端末へ保存しておき、プロダクトの起動ごとにライ
センスプロダクトを取得する場合がある。
における実施例1の動作を示している。
する。
を端末から受信すると(ステップ210)、端末側の受
信者が購入したプロダクト名からライセンスを選択する
(ステップ211)。次に、配信プログラム14に配信
先アドレスを登録するとともに、ライセンス15をラッ
プして(ステップ212)、この配信プログラム14を
所定の端末に送信する(ステップ213)。
最初にプロダクト13をインストールした後(ステップ
220)、インストラーを起動する(ステップ22
1)。この後、ライセンスが必要かどうかを判定し必要
である場合にはライセンス要求をライセンス提供サーバ
11に対して行う(ステップ222、223)。以下、
ライセンス提供側においては、上述のステップ210以
降が実行され、ライセンス15がラップされた配信プロ
グラム14をステップ224において受信する。配信プ
ログラムの受信後、これを実行して配信プログラム自身
の移動確認を行う(ステップ225)。続いて、ライセ
ンスをプロダクトに対して入力する(ステップ22
6)。ライセンス許可が可能であるかどうかを判定し
(ステップ227)、ライセンス許可が可能の場合に、
配信プログラム自身の削除条件を満たしているかどうか
の判定を行う(ステップ228)。削除条件を満たして
いなければ、端末を識別して登録し(ステップ22
9)、配信プログラムを保存して実行する(ステップ2
30、231)。上記ステップ228において、削除条
件を満たしていれば、配信プログラムを削除する(ステ
ップ232)。削除条件が、たとえば、配信プログラム
が端末間を移動した時に削除する条件として設定する
と、図4に示す例では、配信プログラム14が端末12
aまたは12bから端末12cにコピー(移動)された
時にこの条件を満たすことになって、端末12cにおい
て配信プログラムの削除が行われる(ステップ23
2)。
テムを使用する第2の実施形態において、プロダクトの
起動がインストールされた端末に依存しない場合の例、
すなわち実施例2の動作を示している。
ステップ243において、上記実施例1を示す図22の
ステップ210〜ステップ213と同じ動作を行う。
が行われると(ステップ250)、最初にライセンスが
必要かどうかの判定を行い、必要であれば配信プログラ
ムがあるかどうかの判定を行う(ステップ251、25
2)。配信プログラムがなければ、ライセンス提供側に
対してライセンス要求を行い(ステップ253)、ステ
ップ254において配信プログラムを受信する。受信し
た配信プログラム14は実行されてプログラム自身の移
動確認が行われ(ステップ255)、続いて、プロダク
トへライセンスが入力される(ステップ256)。以
下、ステップ257〜ステップ262の動作について
は、図22のステップ227〜ステップ233と同じで
ある。
ラム14が既に配信プログラム記憶部75(図19参
照)に保存されていれば、この配信プログラム14の読
み込みが行われて(ステップ263)、次のステップ2
64において、前回起動した時の端末と同じであるかど
うかの判断を行う。もし同じであれば、配信プログラム
14の端末間移動がないことになるから、ステップ25
6に進む。もし、前回起動の端末と同じでなければ、ス
テップ265に進んで、配信プログラム14の削除を行
って、プロダクトを実行不可とする(ステップ26
6)。次に、本発明の第3の実施形態について説明す
る。
ステムである。このシステムでは、図4の配信プログラ
ム14に代えて、ライセンスプログラム(図中ではLS
Pとしている)14´自身をライセンスとして使用す
る。すなわち、ライセンスプログラム自身がプロダクト
の起動を補完する。全体の流れは図4に示す第2の実施
形態と同じである。すなわち、プロダクト利用者は、プ
ロダクト提供者10からCD−ROMなどによる記憶媒
体によってプロダクトを購入したり、ネットワークをダ
ウンロードすることによってプロダクトを購入して、端
末にインストールする。端末12a、12bでは、上記
プロダクト13a、13bを起動するために、ライセン
ス提供サーバ11にアクセスしてライセンスプログラム
14´を受信する。端末12a、12bにおいて上記ラ
イセンスプログラム14´を受信すると、このライセン
スプログラムがプロダクト13a、13bに組み込まれ
る。これで、プロダクト13a、13bの起動が可能と
なる。なお、ライセンスプログラム14´は図4に示す
配信プログラム14と同じ構造にあるために、これを含
むプロダクト13b全体を端末12cにコピーした時
に、端末12cにおいてライセンスプログラムLSP自
身を削除することができる。
る。
2の実施形態のライセンス提供サーバ11と同じであ
る。したがって、図18に示す機能構成をそのまま有す
る。図24は、ライセンス提供サーバの機能構成図を示
しているが、図18と比較して、相違点は、配信プログ
ラムがライセンスプログラムとなっている点だけであ
る。
である。図25は、端末12の機能構成図である。図1
9と対比して、相違点は、配信プログラムがライセンス
プログラムになっている点だけである。
それぞれの機能構成についても、図20、図21に示す
それぞれの機能構成と同様である。本実施例でのプロダ
クト、ライセンスプログラムの機能構成図は図26、図
27に示す通りである。相違点は、図27のプロダクト
通信部110が、図21のライセンス格納/出力部10
4のようにライセンスを格納する機能を持っていない点
である。この実施形態では、ライセンスプログラム自身
がプロダクトを起動するためのライセンスとなるため
に、ライセンスを格納する部分をプログラム内に設ける
必要がない。したがって、図27のプロダクト通信部1
10は、プロダクトとの接続と自身へのプロダクトの登
録を行うだけである。
のライセンス確認の方法には次の2つの実施例がある。
トールされた端末に依存する場合の例である。実施例2
は、プロダクトの起動がインストールされた端末に依存
しない場合の例である。
ール後にファイルをコピーしても動作しないため、ライ
センスの確認はプロダクトのインストール時のみでよ
い。
後にファイル全てをコピーされる可能性があるため、ラ
イセンスの確認はプロダクトの起動ごとに行うべきであ
る。この場合、毎回ネットワークを経由してライセンス
を受信する場合と、受信したライセンスプロダクトを端
末へ保存しておき、プロダクトの起動ごとにライセンス
プログラムを取得する場合がある。
る。この動作は、図22に示す第2の実施形態の実施例
1の動作とほとんど同一である。相違点は、配信プログ
ラムとライセンスプログラムの違いだけである。
を示す図29も、第2の実施形態の実施例2の動作を示
す図23とほとんど同じである。相違点は、ライセンス
をラップした配信プログラムかプログラム全体がライセ
ンスとなるライセンスプログラム(LSP)かだけであ
る。
実施例および第3の実施形態の2つの実施例によれば、
配信プログラムを受信または記憶部から読みだして実行
した時に、そのプログラムの端末間の移動確認を行う。
このため、この段階で端末を識別することになるから、
削除条件として、端末間の移動があった場合にプログラ
ムを削除する条件としておけば、不正にプロダクトを他
の端末へインストールすることはできるが、配信プログ
ラム(またはライセンスプログラム)が存在しないため
に、結果としてプロダクトを起動することができず、不
正コピーによる起動防止を行うことができる。
者が任意に設定することができる。たとえば、評価版の
プロダクトについてはその有効期限を設定することが可
能である。
にネットワーク経由でインストールする場合には、プロ
ダクト提供者はプロダクトの利用状況を随時把握するこ
とができる。
ラム)を削除する条件として、あらかじめ設定したカウ
ントの値が特定の値になった時に削除するようにしても
よい。図30は、カウントを使って不正コピーを防止す
る実施例3を示す。
スプログラム14´を削除する条件として、移動ごとに
減算し、カウント=0の時点で消滅する条件を設定す
る。
ム14´を端末12aに送信する。
aに移動完了すると、その端末での復元時(実行時)に
カウントを減算する。この例では、カウント=1とな
る。
=1なので、プロダクト13aにライセンスを提供す
る。
4´をプロダクト13aとともにコピーして他の端末1
2cへ転送する。
cに移動完了時にカウントを減算し、カウント=0とな
る。
ト=0なので自身を削除する。この結果、端末12cで
は、プロダクト13cへのライセンスを得ることができ
ない。
示している。
ンス要求を受信すると(ステップ270)、プロダクト
名からライセンスを選択し、さらにライセンスプログラ
ムに配信先アドレスを登録する(ステップ271、27
2)。また、ライセンスプログラムのカウントを初期登
録する(ここではカウント=2)(ステップ273)。
その後、ライセンスプログラム14´の送信を行う(ス
テップ274)。
う時にインストーラを起動する(ステップ280、28
1)。続いて、ライセンス提供サーバ11に対してライ
センス要求を行い(ステップ282)、対応するライセ
ンスプログラムを受信して実行されると、ライセンスプ
ログラムの読み込みとカウントの減算が行われる(ステ
ップ283、284)。この時、カウント値が0を超え
ていれば、ライセンスを入力し(ステップ285、28
6)。ライセンス登録がOKならライセンスプログラム
に端末の識別番号を登録し、且つそのライセンスプログ
ラムを保存してプロダクトを実行する(ステップ286
〜290)。ステップ285において、カウント値が0
以下であるなら、そのライセンスプログラムを削除して
プロダクトを実行不可とする(ステップ291、29
2)。
ント=1の状態で他の端末に対してライセンスプログラ
ムを転送すると(ステップ293)、他の端末では、ス
テップ283以下が実行される。すると、その他の端末
ではカウント=0となるために、ステップ291へと進
んで、そのライセンスプログラムが削除される。
の不正コピーを防止する方法を実施例4として示す図で
ある。
グラム14´を削除する条件として、移動ごとに減算
し、カウント=0の時点で消滅し、カウント>1の場合
に自身のコピーを1つだけ許可し、コピー時にはコピー
元のカウントを減算する条件を設定する。
ト=3としてライセンスプログラム14´を端末12a
に送信する。
aに移動が完了して復元された時(実行された時)にカ
ウントを減算する。この結果、カウント=2となる。
ト=2なのでプロダクト13aにライセンスを提供す
る。
移動しようとする時に、コピー16を1つ生成し、コピ
ー元のライセンスプログラムのカウントを減算する。
=2であるが、これを他の端末12bに転送する。
末12bに移動完了時にカウント値が減算され、カウン
ト=1となる。
て、ライセンスプログラムのカウント値が1以上である
ために、それぞれ、プロダクト13a、13bを起動す
ることが可能である。
イセンスプログラムのコピー16を、他の端末12cへ
転送しても、その端末への移動時にはカウント=0とな
るために、移動して復元された段階(実行された段階)
で削除される。このため、端末12cではプロダクト1
3cのライセンスは得られない。
って、カウント数に達した時点でライセンスプログラム
の移動を不可能とする。このため、ライセンス数を複数
同時に提供する場合においても、不正なプロダクト使用
を防止できる。
作を示している。
のステップ284とステップ285の間にステップ30
0が挿入されている点である。このステップ300で
は、ライセンス提供側において、カウント=3と初期設
定されたライセンスプログラムのカウントが2を超えて
いるかどうかの判定をする。カウントが2を超えている
時には、コピーが可能であり、ステップ301において
コピーを生成し、コピー元のカウントを1に設定する。
以下、ステップ285に進む。ステップ301におい
て、他の端末へライセンスプログラムのコピーが送信さ
れると、その他の端末では、ステップ283以下が実行
される。
例では、ライセンスプログラムのコピーは許可せず、コ
ピーされた時には自己削除するように設定する。プロダ
クトの起動時には、ネットワーク経由によってライセン
ス提供サーバ11からライセンスプログラムをダウンロ
ードし、ライセンスプログラムのファイルとしての保存
は許可しない。したがって、アプリケーションの起動ご
とにライセンスを得る。このようなライセンスの与え方
は、フローティングライセンスと称される。
aに対してフローティングライセンスとなるライセンス
プログラム14´を提供する(送信する)。
イセンスプログラムによってプロダクト13aの起動を
許可される。
ログラム14´を他の端末12bに移動する。移動時に
プロダクトは起動不可となる。
他の端末12bではプロダクト13bの起動が可能とな
る。
グラムは消滅する。
4´は、1つだけいずれかの端末上に存在し、ライセン
スプログラムが存在する端末においてのみプロダクトの
起動が可能になる。
る。
ップ313は、図31のステップ270〜ステップ27
4とほぼ同一であって、ステップ273に対応する処理
がないだけである。
は、ステップ320においてプロダクトの起動を行う
と、ライセンス提供サーバ11に対してライセンス要求
を出す(ステップ321)。その直後にライセンス提供
サーバ11からライセンスプログラムを受信して(ステ
ップ322)、ライセンスをプロダクト内に登録する
(ステップ323)。ライセンス登録がOKであること
を条件にプロダクトを実行する(ステップ324、32
5)。続いて、他の端末12c(受信端末B)からのラ
イセンス要求を受信する(ステップ326)。この要求
を受信すると、次のステップ327において、ライセン
スプログラム14´を他の端末12cに送信し(ステッ
プ327)、プロダクトを終了する(ステップ32
8)。なお、ステップ328においては、自身のライセ
ンスプログラムが削除される。
トを起動することによって(ステップ330)、端末1
2a(受信端末A)に対してライセンス要求を出す(ス
テップ331)。その直後に、端末12a(受信端末
A)からライセンスプログラムを受信し(ステップ33
2)、ライセンス登録を行う(ステップ333)。以
下、ライセンス登録がOKであることを条件に、プロダ
クトを実行し終了する(ステップ334〜ステップ33
6)。この後、ステップ337においてライセンスプロ
グラムの自己削除を行う。
情報を配信プログラムの形にして端末に送ることによ
り、情報提供者側の要求に応じたタイミング、または受
信者側の要求に応じたタイミングで、この情報プログラ
ムを情報とともに自動的に端末上から削除することがで
きる。このため、情報提供側または情報利用者側におい
て消去したいタイミングで情報の消去を行うことができ
る。
むプログラム、または、プログラム全体がライセンスと
なるライセンスプログラムとすることで、ライセンスの
削除タイミングの条件をプロダクト提供側で簡単に設定
することが可能となり、プロダクトの不正な使用を確実
に防止することができる。
構成図
の構成図
態における情報提供サーバの機能構成図
図
態の概略構成図
ト
ト
形態の概略構成図
ト
ト
示す図
ムにおける実施例1の動作を示すフローチャート
る第1の実施形態のライセンス提供サーバの機能構成図
図
ローチャート
ローチャート
の実施形態におけるライセンス提供サーバの機能構成図
機能構成図
示すフローチャート
示すフローチャート
Claims (15)
- 【請求項1】汎用ネットワークに接続され特定の受信者
へ提供するための情報が登録されている情報提供サーバ
において、前記登録されている情報を配信プログラムに
組み込む配信プログラム設定部と、この配信プログラム
を汎用ネットワークに接続されている前記特定の受信者
の端末に送信する部分とを備え、配信プログラムは以下
の部分を持つことを特徴とする情報提供サーバ。 (1)端末上で表示する情報を格納する情報格納部 (2)情報の削除タイミングの条件を記憶する条件記憶
部 (3)削除タイミングの条件が満たされたときに配信プ
ログラムを削除する部分 - 【請求項2】配信プログラムとの通信部を備え、端末に
配信プログラムの送信後にその削除タイミングの条件を
変更可能とする請求項1記載の情報提供サーバ。 - 【請求項3】端末から配信プログラムの削除タイミング
の条件を受信する受信部を備え、この条件を前記条件記
憶部に記憶可能とする請求項1記載の情報提供サーバ。 - 【請求項4】請求項1の情報提供サーバに汎用ネットワ
ークを介して接続される端末であって、前記配信プログ
ラムを情報提供サーバから受信し、配信プログラムを実
行する配信プログラム実行部と、該配信プログラム実行
部の実行結果を表示し、また、表示された内容に対して
入力が可能なユーザインターフェイスと、配信プログラ
ムの上記(3)の削除が行われるときに、該配信プログ
ラムの実際の削除動作を行う配信プログラム削除部と、
を備えたことを特徴とする端末。 - 【請求項5】配信プログラムの削除タイミングの条件
を、該プログラムの保存時間が所定時間になったタイミ
ングとする場合に、その保存時間を管理する時間管理部
を備える、請求項4記載の端末。 - 【請求項6】汎用ネットワークに接続され特定の受信者
へ提供するための情報が登録されている情報提供サーバ
から、汎用ネットワークに接続されている端末に送信さ
れる配信プログラムであって、 (1)情報端末上で表示する情報を格納する情報格納部 (2)情報の削除タイミングの条件を記憶する条件記憶
部 (3)削除タイミングの条件が満たされたときに配信プ
ログラムを削除する部分を備えたことを特徴とする配信
プログラム。 - 【請求項7】請求項1〜3のいずれかの情報提供サーバ
と請求項4または5の端末からなる、汎用ネットワーク
を利用した情報配信システム。 - 【請求項8】汎用ネットワークに接続されプロダクトを
利用する端末に対してプロダクトに起動許可を与えるラ
イセンスを提供ライセンス提供サーバにおいて、ライセ
ンスを配信プログラムに組み込む配信プログラム設定部
と、この配信プログラムをプロダクトを利用する端末に
送信する部分とを備え、配信プログラムは以下の部分を
持つことを特徴とするライセンス提供サーバ。 (1)ライセンスを格納し、プロダクトに接続してライ
センスを入力するライセンス格納/出力部 (2)ライセンスの削除タイミングの条件を記憶する条
件記憶部 (3)削除タイミングの条件が満たされたときに配信プ
ログラムを削除する部分 - 【請求項9】汎用ネットワークに接続されプロダクトを
利用する端末に対してプロダクトに起動許可を与えるラ
イセンスを与えるライセンス提供サーバにおいて、プロ
ダクトに起動許可を与えるライセンスを提供するライセ
ンスプログラムをプロダクトを利用する端末に送信する
部分とを備え、ライセンスプログラムは以下の部分を持
つことを特徴とするライセンス提供サーバ。 (1)プロダクトに接続してライセンスプログラム自身
を登録するプロダクト通信部 (2)ライセンスプログラムの削除タイミングの条件を
記憶する条件記憶部 (3)削除タイミングの条件が満たされたときにライセ
ンスプログラムを削除する部分 - 【請求項10】請求項8のライセンス提供サーバに汎用
ネットワークを介して接続される端末であって、前記配
信プログラムをライセンス提供サーバから受信し、配信
プログラムの上記(3)の削除が行われるときに、該配
信プログラムの実際の削除動作を行う配信プログラム削
除部と、を備えたことを特徴とする端末。 - 【請求項11】請求項9のライセンス提供サーバに汎用
ネットワークを介して接続される端末であって、前記ラ
イセンスプログラムをライセンス提供サーバから受信
し、ライセンスプログラムの上記(3)の削除が行われ
るときに、該ライセンスプログラムの実際の削除動作を
行うライセンスプログラム削除部と、を備えたことを特
徴とする端末。 - 【請求項12】汎用ネットワークに接続されプロダクト
に起動許可を与えるライセンスが登録されている情報提
供サーバから、汎用ネットワークに接続されている端末
にライセンスが組み込まれて送信される配信プログラム
であって、 (1)ライセンスを格納し、プロダクトに接続してライ
センスを入力するライセンス格納/出力部 (2)ライセンスの削除タイミングの条件を記憶する条
件記憶部 (3)削除タイミングの条件が満たされたときに配信プ
ログラムを削除する部分を備えたことを特徴とする配信
プログラム。 - 【請求項13】汎用ネットワークに接続されプロダクト
に起動許可を与えるライセンスが登録されているライセ
ンス提供サーバから、汎用ネットワークに接続されてい
る端末にライセンスを与えるために送信されるライセン
スプログラムであって、 (1)プロダクトに接続してライセンスプログラム自身
を登録するプロダクト通信部 (2)ライセンスプログラムの削除タイミングの条件を
記憶する条件記憶部 (3)削除タイミングの条件が満たされたときにライセ
ンスプログラムを削除する部分を備えたことを特徴とす
るライセンスプログラム。 - 【請求項14】自身の端末間移動を管理する移動管理部
を備える、請求項12記載の配信プログラム。 - 【請求項15】自身の端末間移動を管理する移動管理部
を備える、請求項13記載のライセンスプログラム。
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JP2000092179A JP2001282527A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 情報提供サーバ、端末、配信プログラム、汎用ネットワークを利用した情報配信システム、ライセンス提供サーバ、およびライセンスプログラム |
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