JP2001282457A - 座標入力システム、座標入力システムの制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

座標入力システム、座標入力システムの制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001282457A
JP2001282457A JP2000099865A JP2000099865A JP2001282457A JP 2001282457 A JP2001282457 A JP 2001282457A JP 2000099865 A JP2000099865 A JP 2000099865A JP 2000099865 A JP2000099865 A JP 2000099865A JP 2001282457 A JP2001282457 A JP 2001282457A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の座標入力装置を用いて座標を入力する
際の操作性を向上すること。 【解決手段】 座標入力システム100は、座標を入力
し各種処理結果を表示する座標入力面(表示画面)11
1および光学ユニット112等とを有する座標入力装置
101を複数組み合わせて一つの座標入力面を形成し、
位置算出部102が座標入力装置101の入力した座標
位置を算出し、処理装置103が、座標入力装置101
の入力した座標に基づいてアプリケーション等の各種処
理をおこない、位置算出部102が算出した座標位置と
当該座標位置に座標が入力されていることに係るアプリ
ケーション等の処理状態とからなる状態情報を保持し、
また、その保持された状態情報を引き継いで、状態情報
を保持した時点の処理状態から当該アプリケーション等
の処理を続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力システ
ム、座標入力システムの制御方法およびその方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、複数の座標入
力装置間でドラッグ操作をとぎれることなくおこなう座
標入力システム、座標入力システムの制御方法およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、座標入力装置は、指や指示棒など
により座標を入力し、図形を描画したり、アプリケーシ
ョンを操作したりすることができた。このとき領域指定
等については座標を入力しつつその位置を移動する、い
わゆるドラッグ操作によりおこなっていた。
【0003】たとえば、複数のファイルを移動する際、
ユーザは所望の領域をドラッグ操作で指定して、その後
ファイルを別のフォルダに移動していた。ドラッグ操作
は領域指定に限らず、たとえば、四角形の描画、罫線の
描画などでも使用される。従来は座標入力装置の画面を
直接指でなぞるなどして直感的な操作を可能とし、その
利便性を高めていた。
【0004】特に、近年では液晶ディスプレイやプラズ
マディスプレイなど薄型・軽量の表示画面が安価に提供
されるようになっている。したがって、これらの画面を
備えた電子黒板システムを用いて、会議や授業に役立て
ることが可能となっている。また、座標入力装置に使用
するOSを、たとえばWindows98(マイクロソフト社の
登録商標)などマルチモニタをサポートするものとした
場合は、複数の座標入力装置を組み合わせて一画面とし
て利用可能となり、更に利便性を高めることが可能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では以下の問題点があった。複数の座標入力装置を
用いて一画面として使用する場合、換言すると、複数の
座用入力装置を組み合わせて一画面として使用して座標
を入力し、一画面として処理結果を表示する場合におい
て、座標入力装置間にわたるドラッグ操作ができないと
いう問題点があった。
【0006】すなわち、座標入力面が物理的に独立して
いるので、複数の座標入力面を用いてドラッグ操作をし
たい場合であっても、一つの座標入力面の端部で一旦デ
タッチ(指などが座標入力面から離れること)が発生し
てしまい、ドラッグ操作がとぎれて(終了して)しまう
という問題点があった。換言すると、従来の座標入力装
置では、複数の座標入力装置を用いて座標を入力する際
の操作性が低下する場合があるという問題点があった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、複数の座標入力装置を用いて座標を入力する際の操
作性を向上する座標入力システム、座標入力システムの
制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の座標入力システムは、座標を入力
する座標入力手段と前記座標入力手段が入力した座標に
基づいてアプリケーションなどの各種処理の処理結果を
表示する表示面とを有する座標入力装置を複数組み合わ
せて一つの座標入力面を形成した座標入力システムにお
いて、前記座標入力手段が入力した座標の前記座標入力
面における座標位置を算出する座標位置算出手段と、前
記座標入力手段が入力した座標に基づいて前記各種処理
をおこなう処理手段と、前記座標位置算出手段が算出し
た座標位置と前記処理手段がおこなう各種処理のうち当
該座標位置に座標が入力されていることに係る処理の処
理状態とからなる状態情報を保持する状態情報保持手段
と、前記状態情報保持手段が保持した状態情報を引き継
ぐ状態情報引継手段と、前記状態情報引継手段が引き継
いだ状態情報に基づく処理状態から当該処理を続行する
続行手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】すなわち、請求項1に係る発明は、座標の
入力の中断があっても、中断前の座標の入力の状態を引
き継ぐことができる。
【0010】また、請求項2に記載の座標入力システム
は、請求項1に記載の座標入力システムにおいて、前記
座標入力手段が入力した座標が所定の位置において所定
の時間停留したか否かを判断する停留判断手段を備え、
前記状態情報保持手段が、前記停留判断手段により前記
座標入力手段の入力した座標が所定の位置において所定
の時間停留したと判断された場合に前記状態情報を保持
することを特徴とする。
【0011】すなわち、請求項2に係る発明は、状態情
報を保持するか否かを判断することができる。
【0012】また、請求項3に記載の座標入力システム
は、請求項2に記載の座標入力システムにおいて、前記
所定の位置が前記表示面の端部の何れかの位置であるこ
とを特徴とする。
【0013】すなわち、請求項3に係る発明は、自然な
操作感を得ることができる。
【0014】また、請求項4に記載の座標入力システム
は、請求項1に記載の座標入力システムにおいて、前記
状態情報保持手段が保持した座標位置に対応させて他の
座標入力装置の表示面の所定の位置にポインタを表示す
るポインタ表示手段を備え、前記状態情報引継手段が、
前記ポインタ表示手段の表示したポインタを介して前記
状態情報を引き継ぐことを特徴とする。
【0015】すなわち、請求項4に係る発明は、表示さ
れたポインタを確認して操作を引き継ぐことができる。
【0016】また、請求項5に記載の座標入力システム
は、請求項4に記載の座標入力システムにおいて、前記
ポインタ表示手段が表示したポインタの位置において所
定の時間以内に座標の入力があったか否かを判断する入
力判断手段を備え、前記状態情報引継手段が、前記入力
判断手段により前記ポインタ表示手段の表示したポイン
タの位置に所定の時間以内に座標の入力があったと判断
された場合に前記状態情報を引き継ぐことを特徴とす
る。
【0017】すなわち、請求項5に係る発明は、状態情
報を引き継ぐか否かを判断することができる。
【0018】また、請求項6に記載の座標入力システム
は、請求項2または5に記載の座標入力システムにおい
て、前記停留判断手段が判断する所定の時間もしくは前
記入力判断手段が判断する所定の時間を変更する所定時
間変更手段を具備したことを特徴とする。
【0019】すなわち、請求項6に係る発明は、状態情
報を保持する時間間隔および状態情報を引き継ぐ時間間
隔を調整することができる。
【0020】また、請求項7に記載の座標入力システム
の制御方法は、領域指定や描画などの各種処理の処理結
果を表示する表示面に対して指や指示棒などを用いて座
標を入力する座標入力装置を複数組み合わせて一つの座
標入力面を形成した座標入力システムの制御方法におい
て、複数の座標入力装置のいずれか一つの座標入力装置
において座標を入力しつつ当該入力している座標の位置
を移動するドラッグ工程と、前記ドラッグ工程で入力し
た座標および移動した座標の位置に基づいて前記各種処
理をおこなう処理工程と、前記ドラッグ工程で移動した
座標の位置と前記処理工程でおこなわれている処理の処
理状態とからなる状態情報を保持する状態情報保持工程
と、前記状態情報保持工程で保持した状態情報を引き継
ぐ状態情報引継工程と、前記状態情報引継工程で引き継
いだ状態情報に基づく処理状態から当該処理を続行する
続行工程と、を含んだことを特徴とする。
【0021】すなわち、請求項7に係る発明は、座標入
力装置間でドラッグ操作の中断があっても、中断前のド
ラッグ操作を引き継ぐことができる。
【0022】また、請求項8に記載の座標入力システム
の制御方法は、請求項7に記載の座標入力システムの制
御方法において、前記ドラッグ工程で移動した座標の位
置が所定の場所において所定の時間停留したか否かを判
断する停留判断工程を含み、前記状態情報保持工程で
は、前記停留判断工程で前記ドラッグ工程により移動さ
れた座標の位置が所定の場所に所定の時間停留したと判
断した場合に前記状態情報を保持することを特徴とす
る。
【0023】すなわち、請求項8に係る発明は、状態情
報を保持するか否かを判断することができる。
【0024】また、請求項9に記載の座標入力システム
の制御方法は、請求項8に記載の座標入力システムの制
御方法において、前記所定の場所が前記表示面の端部の
何れかの場所であることを特徴とする。
【0025】すなわち、請求項9に係る発明は、自然な
操作感を得ることができる。
【0026】また、請求項10に記載の座標入力システ
ムの制御方法は、請求項7に記載の座標入力システムの
制御方法において、前記状態情報保持工程で保持した座
標位置に対応させて他の座標入力装置の表示面の所定の
位置にポインタを表示するポインタ表示工程を含み、前
記状態情報引継工程では、前記ポインタ表示工程で表示
したポインタを介して前記状態情報を引き継ぐことを特
徴とする。
【0027】すなわち、請求項10に係る発明は、表示
されたポインタを確認して操作を引き継ぐことができ
る。
【0028】また、請求項11に記載の座標入力システ
ムの制御方法は、請求項10に記載の座標入力システム
の制御方法において、前記ポインタ表示工程で表示した
ポインタの位置に所定の時間以内に座標の入力があった
否かを判断する入力判断工程を含み、前記状態情報引継
工程では、前記入力判断工程で前記ポインタ表示工程に
より表示されたポインタの位置において所定の時間以内
に座標の入力があったと判断した場合に前記状態情報を
引き継ぐことを特徴とする。
【0029】すなわち、請求項11に係る発明は、状態
情報を引き継ぐか否かを判断することができる。
【0030】また、請求項12に記載の座標入力システ
ムの制御方法は、請求項8または11に記載の座標入力
システムの制御方法において、前記停留判断工程で判断
する所定の時間もしくは前記入力判断工程で判断する所
定の時間を変更する所定時間変更工程を含んだことを特
徴とする。
【0031】すなわち、請求項12に係る発明は、状態
情報を保持する時間間隔および状態情報を引き継ぐ時間
間隔を調整することができる。
【0032】また、請求項13に記載の記録媒体は、請
求項7〜12のいずれか一つに記載の方法をコンピュー
タに実行させるプログラムを記録したことで、そのプロ
グラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求
項7〜12のいずれか一つに記載の動作をコンピュータ
によって実現することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。ここでは複数の座標入
力装置を用いて一つの座標面を構成し、複数の座標入力
装置にまたがってドラッグ操作を可能とする座標入力シ
ステムおよびその制御方法について説明する。
【0034】図1は本実施の形態における座標入力シス
テムの一構成例を示した概略構成図である。図におい
て、座標入力システム100は、座標を入力し各種処理
結果を表示する二つの座標入力装置101と、座標入力
装置101に入力された座標の位置を算出する位置算出
部102と、位置算出部102が算出した座標位置に基
づいて各種処理をおこなう処理装置103と、から構成
される。
【0035】なお、図では説明の簡単のため、二つの座
標入力装置101を左右に隣り合わせることにより一つ
の座標入力面を形成した座標入力システム100を示し
たが、これに限ることなく上下左右に複数の座標入力装
置101を組み合わせたものであってもよい。また、位
置算出部102は座標入力装置101のそれぞれに設け
て、処理装置103において全体における座標位置の関
係を把握してもよい。なお、処理装置103は特別な処
理装置である必要はなく、マルチモニタを制御可能なO
S、たとえばWindows98(マイクロソフト社の登録商
標)が搭載されたパーソナルコンピュータを使用するも
のとする。
【0036】まず、座標入力装置101の構成および座
標検出の原理について説明する。座標入力装置101
は、ペン等の指示棒や指などにより座標を入力する座標
入力面111と、座標入力面111に略平行に扇形の照
射光を発し、また、反射光を受光する光学ユニット11
2(そのうち左側にある光学ユニットを112Lと、右
側にある光学ユニットを112Rとする)と、座標入力
装置101の外縁に配置され光学ユニット112が発し
た照射光を、その入光方向に再帰的に反射する再帰性反
射部113等とからなる。
【0037】また、座標入力面111は、座標を入力す
る面であると同時に、パソコンディスプレイのように各
種の処理結果を表示する表示画面となっている。したが
って、以降においては座標入力面111を適宜表示画面
111と表す。本実施の形態においては表示画面111
はプラズマディスプレイにより構成されており、これに
より、軽量薄型の座標入力装置101を実現している。
【0038】再帰性反射部113は、光を再帰的に反射
する部材で表面が覆われている。一例として、コーナー
キューブリフレクタが挙げられる。図2は、コーナーキ
ューブリフレクタを示した図である。同図(a)は斜視
図を、同図(b)は、頂点と底面の円の中心とを通る直
線における断面図である。コーナーキューブリフレクタ
は円錐形状で、内面をアルミ蒸着などして反射効率を高
めている。図に示したとおり、コーナーキューブリフレ
クタは、錐角が90度であるため、入射光を再帰的に反
射する。
【0039】次に、光学ユニット112を詳細に説明す
る。図3は、光学ユニット112の発光部の内部構造を
示した概略構成図であり、同図(a)は、発光部を座標
入力面111に平行な面内で照射光の進行方向に直交す
る向き(図のy軸方向から)見た図であり、同図(b)
は、発光部を照射光の進行方向から(図のx軸方向か
ら)見た図を示す。発光部300は、照射光を発する発
光素子301と、発光素子301が発した照射光を所定
方向に偏向するシリンドリカルレンズ302a〜シリン
ドリカルレンズ302cと、スリット303とからな
る。なお、ハーフミラー304は、スリット303を通
過した照射光を再帰性反射部113に向けて反射する鏡
である。
【0040】発光素子301は、たとえば、レーザーダ
イオードやピンポイントLEDなどからなる。発光素子
301が発した照射光はシリンドリカルレンズ302a
で絞り込まれ、z軸に平行な光線となる(図3(a)参
照)。つづいて、照射光は二つのシリンドリカルレンズ
302bおよびシリンドリカルレンズ302cを経て、
y軸方向に絞り込まれ、スリット303の位置に集光す
る(図3(b)参照)。スリット303はx軸に平行に
細長い微少空隙が設けられおり、照射光はy軸方向に扇
形に広がる。すなわち、スリット303はいわば線光源
を形成し、照射光の均一性を高める。
【0041】図4は、光学ユニット112の受光部の内
部構造を座標入力面111に垂直な方向から示した概略
構成図である。ここでは簡単のため、座標入力面111
に平行な2次元平面内における反射光の検出についての
説明をおこなう。受光部400は、再帰性反射部113
で反射された反射光を集光する受光レンズ401と、フ
ォトセンサなどの受光強度を検知する複数の受光素子か
らなるラインセンサ402とから構成される。また、図
では、発光素子301と反射光を透過するハーフミラー
304もそれぞれ表している。
【0042】なお、発光素子301は、ハーフミラー3
04の上部(図における座標系においてz>0の位置)
にあるので、ここでは点で表示する。発光素子301か
ら照射され再帰性反射部113で反射され、同じ経路を
戻ってきた反射光は、受光レンズ401によってライン
センサ402上のそれぞれ異なる位置に到達する。
【0043】したがって、座標入力面111上のある位
置Aに指示棒や指等が挿入され照射光が遮断されると、
その方向に対応するラインセンサ402上の点に反射光
が到達しなくなる。座標入力面111上に遮光物がない
場合は、ラインセンサ402上の受光強度分布はほぼ一
定となる。しかし、図に示したように座標入力面111
上の位置Aに光を遮る指示棒や指等が挿入された場合、
ここを通過する光は遮られ、ラインセンサ402上では
位置Dにおいて受光強度の弱い領域(暗点)が生じる。
ラインセンサ402はこの暗点の信号を位置算出部10
2に送出し、送られてきた信号をもとに位置算出部10
2で座標位置を算出する。
【0044】なお、ここでは座標入力装置101は、扇
形の照射光を発するものとしたが、光学ユニットの形態
はこれに限られるものではない。図5は、光学ユニット
の他の例を示した図であり、同図(a)は平面図を、同
図(b)は正面図を示す。図に示したように、光学ユニ
ット112Lは、発光部501と受光部502とからな
り、発光部501はビーム状の光を発する発光素子51
1と、このビーム状の光を偏向するポリゴンミラー51
2とから構成される。ビーム状の光は、ポリゴンミラー
512の回転により出射面531から出射され、座標入
力面111を走査する。
【0045】受光部502は、再帰性反射部113で再
帰的に反射して戻ってきた光を集光する受光レンズ52
1と、受光レンズで集光した光の強度を検知するライン
センサ522とから構成される。光学ユニット112の
受光部400と同様に、受光部502ではラインセンサ
522の暗点の信号を位置算出部102に送出し、送ら
れてきた信号をもとに位置算出部102で座標位置を算
出する。
【0046】このほかにも、座標入力装置101は、発
光素子列および受光素子列を座標入力面111端部に配
して座標の信号を送出するものであってもよい。図6は
発光素子列および受光素子列を用いた座標入力装置の一
例を示した図である。図に示したように、座標入力装置
101は光学ユニットを用いるのではなく、座標入力面
111の四辺に発光素子601とそれに対応する受光素
子602の組を配し、縦の座標と横の座標の光の遮蔽を
検出する構成となっている。座標入力装置101は暗点
を検出した行(横座標)と列(縦座標)の受光素子の信
号を位置算出部102に送出し、送られてきた信号をも
とに位置算出部で座標位置を算出する。
【0047】なお、ここでは詳述しないが、座標入力シ
ステム100は、座標入力装置101に表面弾性波を検
知できる座標入力面を採用して、これにより座標位置を
算出するものであってもよい。
【0048】次に、位置算出部102について説明す
る。位置算出部102は、座標入力装置101から送出
された信号を元に座標位置を算出する。ここでは光学ユ
ニット112から送出された信号を元に座標位置を算出
する場合を説明する。図4において、暗点の位置Dは遮
られた光の角度、すなわち、指示棒や指等の光軸から測
定した検出角度θdと1対1に対応しており、ラインセ
ンサ402上の暗点の位置Dがわかれば検出角度θdを
知ることができる。受光レンズ401からラインセンサ
402までの距離をfとして、θdはDの関数として式
(1)で与えられる。 θd=arctan(D/f) ・・・(1)
【0049】なお、厳密には、受光レンズ401による
光の屈折により、tan(θd)=D/fとならない
が、θdとD/fとの関係は一意に決まるので、ここで
は、簡単のため式(1)が成立するものとして取り扱
う。なお、光軸とは受光レンズ401の光軸をいうもの
とする。
【0050】図7は、座標位置Aと、光学ユニット11
2間の距離wと、座標位置Aを計算する際に使用する右
側計算角度θcRおよび左側計算角度θcLとの関係を
示した図である。詳細な計算過程は省略するが、座標位
置A(x,y)は、式(2)によって与えられる。 x=w・tanθcR/(tanθcL+tanθcR) y=w・tanθcL・tanθcR /(tanθcL+tanθcR) ・・・(2)
【0051】したがって、ラインセンサ402上の暗点
の位置Dがわかれば、検出角度θdをもとに計算角度θ
cを算出でき、式(2)により座標位置を算出できる。
なお、位置算出部102は図1においては、座標入力装
置101や処理装置103と独立の構成をなすものとし
て示したが、座標入力装置101に内蔵されてもよい
し、処理装置103に内蔵されてもよい。
【0052】次に処理装置103について説明する。図
8は、処理装置103の一例を示したブロック構成図で
ある。処理装置103は、汎用のパーソナルコンピュー
タであり、座標入力システム100全体を制御するCP
U800と、ブートプログラム等を記憶したROM80
1と、CPU800のワークエリアとして使用されるR
AM802と、文字、数値、各種指示等の入力をおこな
うためのキーボード803と、ハードディスク809
と、カーソルの移動や範囲選択等をおこなうためのマウ
ス804と、座標入力装置101と接続され、座標入力
装置101の画面に対する画像の表示を制御するグラフ
ィックス・ボード810と、位置算出部102に接続し
算出された座標位置を入力するインターフェイス(I/
F)811と、上記各部を接続するためのバス812
と、を備えている。
【0053】また、ハードディスク809は、マルチモ
ニタ(図1の場合においては二つの座標入力装置101
それぞれの表示画面111)を制御するオペレーティン
グ・システム(OS)805と、座標入力システム10
0を電子黒板として機能させる(例えば手書きで罫線引
きや領域指定を可能とする)電子黒板ソフト806と、
座標入力装置101および位置算出部102を処理装置
103上で動作させるデバイスドライバ807およびワ
ードプロセッサ・表計算ソフト等の各種アプリケーショ
ンプログラム808等を記憶している。
【0054】処理装置103は、位置算出部102から
入力した座標位置に基づいてOS805とデバイスドラ
イバ807を介して、電子黒板ソフト806もしくは各
種アプリケーションプログラム808により各種処理を
おこない、その結果をグラフィックス・ボード810を
通じて座標入力装置101の表示画面111に表示す
る。
【0055】換言すると、座標入力面111に指などで
入力する操作は、デバイスドライバ807等を介するこ
とによりマウス804で入力する操作と同一視すること
が可能となる。すなわち、座標入力システム100は、
表示画面111に表示されたアイコン等のクリック、ダ
ブルクリックといった各種操作を、指などで直接表示画
面111を操作(座標入力)することによりおこなうこ
とが可能となる。
【0056】ここで、複数の座標入力装置101にわた
ってドラッグ操作をおこなう場合について説明する。座
標入力装置101に座標を入力する操作は、原則的に座
標入力面111に触れて(タッチして)いることが条件
となる。したがって、複数の座標入力面111にわたっ
てドラッグ操作をおこなう場合は、座標入力面111端
部で座標の入力が一旦終了してしまわないようにするこ
とが必要である。図9は、複数の座標入力装置101に
わたってドラッグ操作をおこなう場合の処理流れの一例
を示したフローチャートである。
【0057】なお、以降の説明においては図1に示した
二つの座標入力装置101間でドラッグ操作がおこなわ
れる場合を説明するものとし、便宜上左側の座標入力装
置101を座標入力装置101Lと、右側の座標入力装
置101を座標入力装置101Rと表すこととする。ま
た、座標入力装置101Lの座標入力面111を座標入
力面111L、座標入力装置101Rの座標入力面11
1を座標入力面111Rと表示するものとする。
【0058】ユーザがドラッグ操作を開始する(ステッ
プS901)。具体的にはユーザが座標入力面111L
に指を触れ、指が触れたままその指を移動する操作をお
こなう。このとき座標入力装置101Lは順次入力され
た座標が移動したとの信号を位置算出部102に送出
し、位置算出部102では座標位置としてどのように座
標が連続移動しているかを算出し、処理装置103に座
標位置を伝達する。
【0059】つづいて、ドラッグ操作が終了したか否か
を判定する(ステップS902)。ドラッグ操作が終了
したか否かは、座標入力面111Lから指が離脱(デタ
ッチ)したことで判断する。光学ユニット112の出射
光は座標入力面111から若干隔てた距離にその扇型の
照射面を形成するが、この場合はこのデタッチ操作は照
射光の遮蔽が検知されなくなったことをドラッグ操作の
終了とする。すなわち、光の遮蔽をラインセンサ402
で検知しなくなったことにより判断する。
【0060】ドラッグが終了した場合(ステップS90
2:YES)、ドラッグ操作に応じた処理をおこなう
(ステップS903)。ドラッグ操作が終了していない
場合(ステップS902:NO)、座標入力面111L
の端部に座標が到達したか否かを判断する(ステップS
904)。この判断は処理装置103がおこなう。すな
わち、入力された座標の位置は位置算出部102から伝
達されるので、この情報を元に処理装置103が入力さ
れた座標が座標入力面111L端部であるか否かを判断
する。
【0061】なお、座標入力面111L端部とは、座標
入力面111Lの境界線に限らず、境界線を含んだ所定
領域、たとえば、内側5cm以内といった領域をいう。
座標入力面111L端部でない場合(ステップS90
4:NO)、ステップS902からステップS904を
繰り返す。
【0062】ドラッグした位置が座標入力面111L端
部である場合(ステップS904:YES)、入力され
ている座標が所定の時間停留したか否かを判断する(ス
テップS905)。停留とは同一位置の座標の入力が続
いたことを意味し、ユーザの操作としては座標入力面1
11Lに指を触れさせつつその指を移動させない操作を
意味する。この所定時間は可変なものとし、電子黒板ソ
フト806やデバイスドライバ807等により設定す
る。たとえば2秒間の停留があったか否かを判断する。
所定時間停留しなかった場合(ステップS905:N
O)、ステップS902からステップS905までを繰
り返す。
【0063】所定時間の停留があった場合(ステップS
905:YES)、座標入力システム100は、ドラッ
グ操作の状態および停留した座標位置を状態情報として
RAM802に格納する(ステップS906)。状態情
報とは、座標入力装置101Lにおけるドラッグ操作を
座標入力装置101Rに引き渡す際に使用する情報であ
る。
【0064】つづいて、OS805およびデバイスドラ
イバ807の制御の下、座標入力装置101Rの対応す
る表示画面111Rに、操作を引き継ぐ目印である引継
ポインタを表示する(ステップS907)。図10は、
引継ポインタを表示する様子を示した説明図であり、同
図(a)は座標入力面111Rの端部までドラッグがあ
った状態を示し、同図(b)は所定時間の停留後引継ポ
インタ1001を停留位置に対応した表示画面111R
に表示した様子を示し、同図(c)は引継ポインタ10
01を押下して引き続きドラッグ操作をおこなう様子を
示した図である。
【0065】座標入力システム100は、表示画面11
1Rに表示された引継ポインタ1001の位置に座標入
力があったか否かを判断する(ステップS908)。引
継ポインタ1001の位置に座標入力があった場合(ス
テップS908:YES、図10(b)参照)、座標入
力システム100は、当該入力に対して状態情報の引継
をおこない、座標入力面111Lでおこなわれたドラッ
グ操作を引き続いておこなう(ステップS909、図1
0(c)参照)。
【0066】一方、引継ポインタ1001の位置に座標
入力がない場合であっても(ステップS908:N
O)、所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS
910)、所定時間が経過していない場合は(ステップ
S910:NO)、ステップS908からステップS9
10までを繰り返す。
【0067】所定の時間を経過しても引継ポインタの座
標位置に入力がない場合(ステップS910:YE
S)、引継はないものとしてドラッグ操作を終了し(ス
テップS911)、ステップS903に移行してドラッ
グ操作に応じた処理を実行する。ドラッグ操作に応じた
処理とは、たとえば、領域指定、ファイルの移動などを
いう。
【0068】以上説明したように、座標入力システム1
00は、原理的にデタッチが発生し座標入力面111L
から座標入力面111Rに入力を維持したままの操作
(上述の説明ではドラッグ)をおこなうことができない
場合であっても、座標入力面111Lからデタッチする
前に必要に応じて状態情報を格納することにより、座標
入力面111Rでデタッチ前の操作を維持することを可
能とする。このような制御をおこなうことにより複数の
座標入力面111を用いて一つの座標入力面を形成する
場合の座標入力の操作性を高めることが可能となる。
【0069】次に、状態情報を格納し、座標入力システ
ム100の操作性を高める他の例を示す。具体的には、
二つの座標入力装置101間にわたって罫線を引く操作
について説明する。図11および図12は、座標入力シ
ステム100を用いて二つの座標入力装置101間で罫
線を引く操作の流れを示したフローチャートである。な
お、罫線を引くソフトは電子黒板ソフト806であると
する。
【0070】ここでは説明の便宜のため、図1に示した
座標入力システム100と同様に横に隣接する二つの座
標入力装置101Lおよび101Rを用いて、3本の横
線を引く場合について説明し、縦線を引く処理について
は説明を省略するものとする。なお、図13は、3本の
横線を引く場合の座標入力面111端部の様子を示した
外観図である。
【0071】ユーザは第1の横線入力を開始する(ステ
ップS1101)。これはユーザが座標入力面111L
上のある位置に指を挿入し、横にドラッグすることによ
りおこなう。ドラッグに伴って電子黒板ソフト806は
OS805およびデバイスドライバ807を介して座標
入力面111L上に軌跡を描いていく。次に第1の横線
入力において、座標位置が座標入力面111L端部に達
したか否かを判断する(ステップS1102)。
【0072】座標入力面111L端部とは、前述したよ
うに座標入力面111Lの境界線のみならず、境界線を
含んだ領域をいうものとする。また、端部に達したか否
かは位置算出部102による位置計算に基づいて処理装
置103が判断する。
【0073】座標入力面111L端部に達しない場合
(ステップS1102:NO)、入力を続行する(ステ
ップS1103)。一方、座標入力面111L端部に達
した場合(ステップS1102:YES)、第1の横線
入力の状態情報をRAM802に格納する(ステップS
1104)。つづいて、この状態情報に基づいて座標入
力面111Rの対応する位置に第1の引継ポインタを表
示する(ステップS1105、図13(a)参照)。
【0074】なお、ステップS1102で端部に達した
と判断してからステップS1105の引継ポインタの表
示までは、所定時間の「まち」を入れることなく、即座
に処理するものとする。すなわち、図9に示したフロー
チャートにおけるステップS905に相当する所定時間
の停留判断はおこなわない。これは、現在のアプリケー
ション処理が罫線を引くというものであるので、座標入
力面111L端部に指が達した場合は、右側の座標入力
面111Rにおいて引き続き座標入力がおこなわれると
考えられるからである。ただし、使用の態様によって
は、ステップS905に相当する判断をおこなってもよ
い。
【0075】つづいて、第2の横線入力を開始し(ステ
ップS1106)、第2の横線入力に関し、第1の横線
入力におけるステップS1102からステップS110
5までに相当するステップS1107からステップS1
110の処理をおこなう。ここでは処理内容が第1の横
線入力と同様であるので説明を省略する。なお、ステッ
プS1110が終了した際の様子を図13(b)に示し
た。
【0076】同様にして、第3の横線入力を開始し(ス
テップS1111)、第3の引継ポインタを表示する処
理(ステップS1115)までをおこなう。第3の引継
ポインタが表示された様子を図13(c)に示した。
【0077】以上の操作により座標入力面111Lにお
ける3本の横線入力が終了したので、つづいて右側の座
標入力面111Rにおいてこの罫線引きの処理を引き継
ぐ操作をおこなう。ユーザは表示画面111Rに表示さ
れた第1の引継ポインタの表示されている部分に指を触
れて座標を入力し、第1の状態情報を引き継ぐ(ステッ
プS1201)。つづいて、そのままドラッグをおこな
い所望の位置まで入力して第1の横線を引く操作を終了
する(ステップS1202)。
【0078】ステップS1201およびステップS12
02において、図9に示したステップS910に相当す
る所定時間内に引継ポインタ位置への入力あったか否か
の判断はおこなわない。これは、罫線の横線の数は処理
装置103側では予めわからないので、所定時間以内の
入力を定める意味がないからである。ただし現実的に
は、3分以上も引継ポインタの入力がないとは考えられ
ないので、この値を設定しておいてもよい。
【0079】次に、ユーザは、第2の引継ポインタの表
示されている部分に指を触れて座標を入力し、第2の状
態情報を引き継ぐ(ステップS1203)。つづいて、
そのままドラッグをおこない所望の位置まで入力して第
2の横線を引く操作を終了する(ステップS120
4)。第3の横線についても同様にしてステップS12
05およびステップS1206に示した処理をおこな
い、3本の横線を持つ罫線の描画を終了する。
【0080】以上説明したように、罫線の入力操作にお
いては、状態情報を複数格納することにより、座標入力
装置101間を行ったり来たりせずに罫線の入力をおこ
なうことができる。これにより操作性の高い座標入力シ
ステムを提供することが可能となる。
【0081】なお、以上の説明においては座標入力装置
は複数としたが、単一の座標入力装置であっても、一旦
入力を中断したいときに適宜状態情報を格納してもよ
い。これにより、座標の入力を再開する際に状態情報を
引き継ぐことにより状態情報格納前の処理を引き続き行
うことが可能となる。
【0082】なお、本実施の形態で説明した座標入力シ
ステムの制御方法は、あらかじめ用意されたプログラム
をパーソナル・コンピューターやワークステーション等
のコンピュータで実行することにより実現することがで
きる。このプログラムは、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、MO、DVD等
のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、
コンピュータによって記録媒体から読み出されることに
よって実行される。またこのプログラムは、上記記録媒
体を介して、インターネット等のネットワークを介して
配布することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の座標入力
システム(請求項1)は、複数の座標入力装置を組み合
わせて一つの座標入力面を形成し、座標入力装置が座標
入力手段と表示面を有し、座標入力手段が座標を入力
し、表示面が前記座標入力手段の入力した座標に基づい
てアプリケーションなどの各種処理の処理結果を表示
し、座標位置算出手段が前記座標入力手段の入力した座
標の前記座標入力面における座標位置を算出し、処理手
段が前記座標入力手段の入力した座標に基づいて前記各
種処理をおこない、状態情報保持手段が前記座標位置算
出手段の算出した座標位置と前記処理手段のおこなう各
種処理のうち当該座標位置に座標が入力されていること
に係る処理の処理状態とからなる状態情報を保持し、状
態情報引継手段が前記状態情報保持手段の保持した状態
情報を引き継ぎ、続行手段が前記状態情報引継手段の引
き継いだ状態情報に基づく処理状態から当該処理を続行
するので、座標の入力の中断があっても、中断前の座標
の入力の状態を引き継ぐことができ、これにより、複数
の座標入力装置を用いて座標を入力する際の操作性を向
上することが可能となる。
【0084】また、本発明の座標入力システム(請求項
2)は、請求項1に記載の座標入力システムにおいて、
停留判断手段が前記座標入力手段の入力した座標が所定
の位置において所定の時間停留したか否かを判断し、前
記状態情報保持手段が前記停留判断手段により前記座標
入力手段の入力した座標が所定の位置において所定の時
間停留したと判断された場合に前記状態情報を保持する
ので、状態情報を保持するか否かを判断することがで
き、これにより、複数の座標入力装置を用いて座標を入
力する際の操作性を向上することが可能となる。
【0085】また、本発明の座標入力システム(請求項
3)は、請求項2に記載の座標入力システムにおいて、
前記所定の位置が前記表示面の端部の何れかの位置であ
るので、自然な操作感を得ることができ、これにより、
複数の座標入力装置を用いて座標を入力する際の操作性
を向上することが可能となる。
【0086】また、本発明の座標入力システム(請求項
4)は、請求項1に記載の座標入力システムにおいて、
ポインタ表示手段が前記状態情報保持手段の保持した座
標位置に対応させて他の座標入力装置の表示面の所定の
位置にポインタを表示し、前記状態情報引継手段が前記
ポインタ表示手段の表示したポインタを介して前記状態
情報を引き継ぐので、表示されたポインタを確認して操
作を引き継ぐことができ、これにより、複数の座標入力
装置を用いて座標を入力する際の操作性を向上すること
が可能となる。
【0087】また、本発明の座標入力システム(請求項
5)は、請求項4に記載の座標入力システムにおいて、
入力判断手段が前記ポインタ表示手段の表示したポイン
タの位置において所定の時間以内に座標の入力があった
か否かを判断し、前記状態情報引継手段が前記入力判断
手段により前記ポインタ表示手段が表示したポインタの
位置において所定の時間以内に座標の入力があったと判
断された場合に前記状態情報を引き継ぐので、状態情報
を引き継ぐか否かを判断することができ、これにより、
複数の座標入力装置を用いて座標を入力する際の操作性
を向上することが可能となる。
【0088】また、本発明の座標入力システム(請求項
6)は、請求項2または5に記載の座標入力システムに
おいて、所定時間変更手段が前記停留判断手段の判断す
る所定の時間もしくは前記入力判断手段の判断する所定
の時間を変更するので、状態情報を保持する時間間隔お
よび状態情報を引き継ぐ時間間隔を調整することがで
き、これにより、複数の座標入力装置を用いて座標を入
力する際の操作性を向上することが可能となる。
【0089】また、本発明の座標入力システムの制御方
法(請求項7)は、領域指定や描画などの各種処理の処
理結果を表示する表示面に対して指や指示棒などを用い
て座標を入力する座標入力装置を複数組み合わせて一つ
の座標入力面を形成した座標入力システムの制御方法で
あって、ドラッグ工程では複数の座標入力装置のいずれ
か一つの座標入力装置において座標を入力しつつ当該入
力している座標の位置を移動し、処理工程では前記ドラ
ッグ工程で入力した座標および移動した座標の位置に基
づいて前記各種処理をおこない、状態情報保持工程では
前記ドラッグ工程で移動した座標の位置と前記処理工程
でおこなわれている処理の処理状態とからなる状態情報
を保持し、状態情報引継工程では前記状態情報保持工程
で保持した状態情報を引き継ぎ、続行工程では前記状態
情報引継工程で引き継いだ状態情報に基づく処理状態か
ら当該処理を続行するので、座標入力装置間でドラッグ
操作の中断があっても、中断前のドラッグ操作を引き継
ぐことができ、これにより、複数の座標入力装置を用い
て座標を入力する際の操作性を向上することが可能とな
る。
【0090】また、本発明の座標入力システムの制御方
法(請求項8)は、請求項7に記載の座標入力システム
の制御方法において、停留判断工程では前記ドラッグ工
程で移動した座標の位置が所定の場所において所定の時
間停留したか否かを判断し、前記状態情報保持工程では
前記停留判断工程で前記ドラッグ工程により移動された
座標の位置が所定の場所に所定の時間停留したと判断し
た場合に前記状態情報を保持するので、状態情報を保持
するか否かを判断することができ、これにより、複数の
座標入力装置を用いて座標を入力する際の操作性を向上
することが可能となる。
【0091】また、本発明の座標入力システムの制御方
法(請求項9)は、請求項8に記載の座標入力システム
の制御方法において、前記所定の場所が前記表示面の端
部の何れかの場所であるので、自然な操作感を得ること
ができ、これにより、複数の座標入力装置を用いて座標
を入力する際の操作性を向上することが可能となる。
【0092】また、本発明の座標入力システムの制御方
法(請求項10)は、請求項7に記載の座標入力システ
ムの制御方法において、ポインタ表示工程では前記状態
情報保持工程で保持した座標位置に対応させて他の座標
入力装置の表示面の所定の位置にポインタを表示し、前
記状態情報引継工程では前記ポインタ表示工程で表示し
たポインタを介して前記状態情報を引き継ぐので、表示
されたポインタを確認して操作を引き継ぐことができ、
これにより、複数の座標入力装置を用いて座標を入力す
る際の操作性を向上することが可能となる。
【0093】また、本発明の座標入力システムの制御方
法(請求項11)は、請求項10に記載の座標入力シス
テムの制御方法において、入力判断工程では前記ポイン
タ表示工程で表示したポインタの位置に所定の時間以内
に座標の入力があった否かを判断し、前記状態情報引継
工程では前記入力判断工程で前記ポインタ表示工程によ
り表示されたポインタの位置に所定の時間以内に座標の
入力があったと判断した場合に前記状態情報を引き継ぐ
ので、状態情報を引き継ぐか否かを判断することがで
き、これにより、複数の座標入力装置を用いて座標を入
力する際の操作性を向上することが可能となる。
【0094】また、本発明の座標入力システムの制御方
法(請求項12)は、請求項8または11に記載の座標
入力システムの制御方法において、所定時間変更工程で
は前記停留判断工程で判断する所定の時間もしくは前記
入力判断工程で判断する所定の時間を変更するので、状
態情報を保持する時間間隔および状態情報を引き継ぐ時
間間隔を調整することができ、これにより、複数の座標
入力装置を用いて座標を入力する際の操作性を向上する
ことが可能となる。
【0095】また、本発明の記録媒体(請求項13)
は、請求項7〜12のいずれか一つに記載の方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そ
のプログラムを機械読み取り可能となり、これによっ
て、請求項7〜12のいずれか一つに記載の動作をコン
ピュータによって実現することが可能な記録媒体を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における座標入力システムの一構
成例を示した概略構成図である。
【図2】本実施の形態の座標入力システムにおける再帰
性反射部のコーナーキューブリフレクタを示した図であ
る。
【図3】本実施の形態の座標入力システムにおける光学
ユニットの発光部の内部構造を示した概略構成図であ
る。
【図4】本実施の形態の座標入力システムにおける光学
ユニットの受光部の内部構造を座標入力面に垂直な方向
から示した概略構成図である。
【図5】座標入力装置の光学ユニットの他の例を示した
図である。
【図6】発光素子列および受光素子列を用いた座標入力
装置の一例を示した図である。
【図7】座標位置Aと、光学ユニット間の距離wと、座
標位置Aを計算する際に使用する右側計算角度θcRお
よび左側計算角度θcLとの関係を示した図である。
【図8】本実施の形態の座標入力システムにおける処理
装置の一例を示したブロック構成図である。
【図9】複数の座標入力装置にわたってドラッグ操作を
おこなう場合の処理流れの一例を示したフローチャート
である。
【図10】本実施の形態の座標入力システムにおいて引
継ポインタを表示する様子を示した説明図である。
【図11】本実施の形態の座標入力システムを用いて二
つの座標入力装置間で罫線を引く操作の流れを示したフ
ローチャートである。
【図12】本実施の形態の座標入力システムを用いて二
つの座標入力装置間で罫線を引く操作の流れを示したフ
ローチャートである。
【図13】本実施の形態の座標入力システムを用いて3
本の横線を引く場合の座標入力面端部の様子を示した外
観図である。
【符号の説明】
100 座標入力システム 101、101L、101R 座標入力装置 102 位置算出部 103 処理装置 111、111L、111R 座標入力面(表示画面) 112 光学ユニット 113 再帰性反射部 300、501 発光部 301、511、601 発光素子 302a、302b、302c シリンドリカルレンズ 303 スリット 304 ハーフミラー 400、502 受光部 401、521 受光レンズ 402、522 ラインセンサ 512 ポリゴンミラー 602 受光素子 803 キーボード 804 マウス 806 電子黒板ソフト 807 デバイスドライバ 808 各種アプリケーションプログラム 809 ハードディスク 810 グラフィックス・ボード 812 バス 1001 引継ポインタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標を入力する座標入力手段と前記座標
    入力手段が入力した座標に基づいてアプリケーションな
    どの各種処理の処理結果を表示する表示面とを有する座
    標入力装置を複数組み合わせて一つの座標入力面を形成
    した座標入力システムにおいて、 前記座標入力手段が入力した座標の前記座標入力面にお
    ける座標位置を算出する座標位置算出手段と、 前記座標入力手段が入力した座標に基づいて前記各種処
    理をおこなう処理手段と、 前記座標位置算出手段が算出した座標位置と前記処理手
    段がおこなう各種処理のうち当該座標位置に座標が入力
    されていることに係る処理の処理状態とからなる状態情
    報を保持する状態情報保持手段と、 前記状態情報保持手段が保持した状態情報を引き継ぐ状
    態情報引継手段と、 前記状態情報引継手段が引き継いだ状態情報に基づく処
    理状態から当該処理を続行する続行手段と、 を具備したことを特徴とする座標入力システム。
  2. 【請求項2】 前記座標入力手段が入力した座標が所定
    の位置において所定の時間停留したか否かを判断する停
    留判断手段を備え、 前記状態情報保持手段は、前記停留判断手段が前記座標
    入力手段の入力した座標が所定の位置において所定の時
    間停留したと判断した場合に前記状態情報を保持するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の座標入力システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の位置は前記表示面の端部の何
    れかの位置であることを特徴とする請求項2に記載の座
    標入力システム。
  4. 【請求項4】 前記状態情報保持手段が保持した座標位
    置に対応させて他の座標入力装置の表示面の所定の位置
    にポインタを表示するポインタ表示手段を備え、 前記状態情報引継手段は、前記ポインタ表示手段が表示
    したポインタを介して前記状態情報を引き継ぐことを特
    徴とする請求項1に記載の座標入力システム。
  5. 【請求項5】 前記ポインタ表示手段が表示したポイン
    タの位置において所定の時間以内に座標の入力があった
    か否かを判断する入力判断手段を備え、 前記状態情報引継手段は、前記入力判断手段が前記ポイ
    ンタ表示手段の表示したポインタの位置において所定の
    時間以内に座標の入力があったと判断した場合に前記状
    態情報を引き継ぐことを特徴とする請求項4に記載の座
    標入力システム。
  6. 【請求項6】 前記停留判断手段が判断する所定の時間
    もしくは前記入力判断手段が判断する所定の時間を変更
    する所定時間変更手段を具備したことを特徴とする請求
    項2または5に記載の座標入力システム。
  7. 【請求項7】 領域指定や描画などの各種処理の処理結
    果を表示する表示面に対して指や指示棒などを用いて座
    標を入力する座標入力装置を複数組み合わせて一つの座
    標入力面を形成した座標入力システムの制御方法におい
    て、 複数の座標入力装置のいずれか一つの座標入力装置にお
    いて座標を入力しつつ当該入力している座標の位置を移
    動するドラッグ工程と、 前記ドラッグ工程で入力した座標および移動した座標の
    位置に基づいて前記各種処理をおこなう処理工程と、 前記ドラッグ工程で移動した座標の位置と前記処理工程
    でおこなわれている処理の処理状態とからなる状態情報
    を保持する状態情報保持工程と、 前記状態情報保持工程で保持した状態情報を引き継ぐ状
    態情報引継工程と、 前記状態情報引継工程で引き継いだ状態情報に基づく処
    理状態から当該処理を続行する続行工程と、 を含んだことを特徴とする座標入力システムの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ドラッグ工程で移動した座標の位置
    が所定の場所において所定の時間停留したか否かを判断
    する停留判断工程を含み、 前記状態情報保持工程では、前記停留判断工程で前記ド
    ラッグ工程により移動された座標の位置が所定の場所に
    おいて所定の時間停留したと判断した場合に前記状態情
    報を保持することを特徴とする請求項7に記載の座標入
    力システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の場所は前記表示面の端部の何
    れかの場所であることを特徴とする請求項8に記載の座
    標入力システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記状態情報保持工程で保持した座標
    位置に対応させて他の座標入力装置の表示面の所定の位
    置にポインタを表示するポインタ表示工程を含み、 前記状態情報引継工程では、前記ポインタ表示工程で表
    示したポインタを介して前記状態情報を引き継ぐことを
    特徴とする請求項7に記載の座標入力システムの制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ポインタ表示工程で表示したポイ
    ンタの位置において所定の時間以内に座標の入力があっ
    た否かを判断する入力判断工程を含み、 前記状態情報引継工程では、前記入力判断工程で前記ポ
    インタ表示工程により表示されたポインタの位置におい
    て所定の時間以内に座標の入力があったと判断した場合
    に前記状態情報を引き継ぐことを特徴とする請求項10
    に記載の座標入力システムの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記停留判断工程で判断する所定の時
    間もしくは前記入力判断工程で判断する所定の時間を変
    更する所定時間変更工程を含んだことを特徴とする請求
    項8または11に記載の座標入力システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項7〜12のいずれか一つに
    記載の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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