JP2001281346A - 地震の前兆となる微少電磁界異常の検出装置及びその検出方法と波源までの距離の推定方法 - Google Patents
地震の前兆となる微少電磁界異常の検出装置及びその検出方法と波源までの距離の推定方法Info
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Abstract
の地震の前兆となる電磁界異常を検出し、異常電磁界の
発生場所を推定し、地震の発生の可能性と発生場所とを
予測することができる地震の前兆となる微少電磁界異常
の検出装置及びその検出方法と波源までの距離の推定方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 30kHz以下の電磁波を受信して増幅
し、フイルタに通して概略特定の周波数成分の信号に
し、該概略特定の周波数成分の信号をデジタルデータに
変換し、個々の過渡現象よりも長い予め決められた時間
に渡り該デジタルデータの平均値を求め、上記のデジタ
ルデータの平均値の時系列を取得することにより、バッ
クグラウンドノイズとなる連続波成分を相対的に減少さ
せる。また、受信した信号波形自体あるいはその振幅
を、計算値あるいは観測値と比較することにより、波源
までの距離を推定するものである。
Description
ある電磁界の異常を、電磁界観測に基づき検出し、地震
の発生の可能性と発生場所との予測を行なうことを可能
とする地震の前兆となる微少電磁界異常の検出装置及び
その検出方法と波源までの距離の推定方法に関する。
の信号は、これまで数多く観測されており、地震の発生
を予知するためにこの異常電磁界による信号を明瞭に検
出することが求められている。この検出においては、文
献(高橋耕三、中国の地震前兆電波観測の現状と我が国
での観測法の提案、通信総合研究所季報、Vol.3
4、No.173、Dec.1988、pp.245−
249)に記述されている様に、従来は、地震前兆電磁
界の異常を、例えば、周波数100Hz以上の電波で観
測する際は、受信電波を検波し、その検波信号の振幅を
平滑化していた。この場合は、検波することにより、パ
ルス性の信号あるいは雑音と連続波の信号あるいは雑音
とは区別なく加算されるため、地震前兆電磁界によるパ
ルス性の情報の多くは失われ、それよりも圧倒的に強い
人工雑音や遠雷による連続波の電磁界にマスクされて、
マグニチュウド(リヒタースケールのマグニチュウド
で、以下ではMと略記する)6程度以下の小規模の地震
の前兆となる電磁界異常による信号の検出は困難であっ
た。
数帯に於ける地震先行現象としての電磁界変動の震源地
中、及び上空に於ける電磁波励起機構の解明、Cond
uctivity Anomaly研究会1997年論
文集、1997年3月、pp.82−89)に記述され
ている様に、地震前兆電磁界を、例えば周波数100H
z以上の電波で観測する際でも、検波しないで観測する
ことも可能であるが、この場合も、パルス性の信号ある
いは雑音と連続波の信号あるいは雑音との特性の差があ
ったにも拘わらず、この点に着目して地震前兆となる異
常電磁界による信号を他の雑音から弁別するような手段
は講じられて来なかった。このため、検波しないで観測
する場合も、上記の検波した場合同様、M6以下程度の
小さい地震前の電磁界異常の検出は困難であった。
U.S.Pat.No.(.アメリカ合衆国特許No)
4、825,165号公報がある。この公報に開示され
た発明では、特に図1に開示された構成が本発明に近
い。その開示された構成は、アンテナと、プリアンプ
と、フイルタと、特定の時間に渡り平均化作用のある整
流回路と、アナログデジタル変換器と、数値演算装置を
備えたものである。この公報には、特定の時間に渡り平
均化作用のある整流回路における平均化時間は、観測し
ている過渡現象が起こる時間よりも短い時間である旨記
述されている。一方、本発明においては、アンテナと、
アンプと、フイルタと、増幅器と、アナログデジタル変
換器と、数値演算装置を備えおり、信号の平均化処理を
以下に説明する様に行なう。特に、本発明の平均化処理
と、上記の発明のそれとは、信号の平均化時間の点で異
なっている。これは、信号の平均化時間は、上記の発明
の場合は、観測している過渡現象が起こる時間よりも短
い時間であるのに対し、本発明の場合は、個々の過渡現
象を直接観測するものでなく、個々の過渡現象の起こる
時間よりも十分に長い時間に渡り平均化するので、この
点において相異するものである。
までの距離について、従来は、振幅の大きさから経験的
・主観的に、または、多点観測による位相差から求めて
いた。本発明においては、観測信号の波形から波源まで
の距離を求めるので、従来の方法との違いは明らかであ
る。
る電磁界異常の検出方法及びその装置では、パルス性の
信号あるいは雑音と連続波の信号あるいは雑音とは弁別
されずに取り扱われて来たため、小規模(M6以下)の
地震の前兆となる電磁界異常の検出は困難であった。ま
た、地震前兆電磁界の発生源から観測点までの距離につ
いて、従来は、振幅の大きさから経験的・主観的に、ま
たは、多点観測による位相差から求めていたため、正し
く推定していたとは言い難かった。
小規模(M6以下)の地震の前兆となる電磁界異常を検
出し、異常電磁界の発生場所を推定し、地震の発生の可
能性と発生場所とを予測することができる地震の前兆と
なる微少電磁界異常の検出装置及びその検出方法と波源
までの距離の推定方法を提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、地震の前兆となる微少電
磁界異常の検出装置であり、30kHz以下の電磁波を
受信するアンテナと増幅器とフイルタとアナログデジタ
ル変換器と数値演算処理装置とを備えた受信装置で、数
値演算処理装置は、個々の過渡現象よりも長い予め決め
られた時間に渡り該デジタルデータの平均値を求める処
理をする構成を有することを特徴としている。
兆となる微少電磁界異常の検出方法であり、30kHz
以下の電磁波を受信して増幅し、フイルタに通して概略
特定の周波数成分の信号にし、該概略特定の周波数成分
の信号をデジタルデータに変換し、個々の過渡現象より
も長い予め決められた時間に渡り該デジタルデータの平
均値を求め、上記のデジタルデータの平均値の時系列を
取得する事を特徴としている。
兆となる微少電磁界異常の波源までの距離の推定方法に
関しており、波源からの30kHz以下の電磁波を受信
し、受信した信号波形の、電磁界が正あるいは負の第一
の極値と、該第一の極値との位相がπずれたしかも反対
符号を持った極点の第二の極値の振幅との比を求め、予
め求めておいた波源までの距離と電磁界が正あるいは負
の第一の極値と、該第一の極値との位相がπずれたしか
も反対符号の極点の第二の極値の振幅の比との関係を用
いて、波源までの距離を求めることを特徴としている。
兆となる微少電磁界異常の波源までの距離の推定方法に
関しており、波源からの30kHz以下の電磁波を受信
し、受信した信号波形と予め求めておいた信号波形との
類似性を評価し、予め求めておいた信号波形を選択し、
予め求めておいた信号波形と波源までの距離との関係を
用いて、波源までの距離を求めることを特徴としてい
る。
基づくものである。地震の前兆となる電磁界異常は、パ
ルス性信号あるいは雑音を発することが知られており、
人工の信号の多くは連続波であることから、本発明は、
パルス性信号あるいは雑音と、連続波の信号あるいは雑
音との特性の差に着目し、連続波を除去して、パルス性
信号あるいは雑音の一種である地震前兆電磁界を検出す
ることを特徴とするものである。以下に、電界を例に本
発明の理論的背景を説明する。
はパルス性であり、その発生は放電によるものと考えら
れている。この場合の、放電路の方向に沿った電界の変
化の振幅(位相項は省略)は次式で表されることが知ら
れている。
距離(放電路に垂直)、Qは放電量、μ。は透磁率、c
は光速、である。
毎に図示すると図3のようになる。図3は、放電路の方
向に沿った電界の変化の振幅を示す図で、(a)は、数
1の第一項に対応するD-3に比例する静電界であり、
(b)は、数1の第二項に対応するD-2に比例する誘導
電界であり、(c)は、数1の第三項に対応するD-1に
比例する放射電界を示す図である。
搬距離Dにより、図4のように変化する。図4は、放電
路の方向に沿った電界の波形が、伝搬距離Dにより変化
することを示す図である。図4で、遠距離になると数1
の第三項の放射電界が卓越するのは、遠距離になるとD
が大きくなるので上記の数1から当然のことである。
強度(A-)とに注目すると、次のことが言える。遠距
離にある波源からの信号では、比A+/A-は、概略1に
等しい。しかし、近距離では、無限大に発散する。この
ことから、比A+/A-は、波源までの距離を特徴付ける
パラメータである、と言える。
では、波形自体から波源までの距離を求める。このた
め、この領域で波源までの距離を求めるには、いくつか
の代表的な距離に対する波形を数値計算により、あるい
は、測定値から求めておき、その波形と観測波形との比
較を行なうことによって観測した波形の波源までの距離
を求めることができる。また、上記のいくつかの代表的
な距離と波形との対応をとって、その間の距離を推定す
るためには、既にコンピュータグラフィクスの領域で良
く知られているモーフィング技法を使って、波形間の補
間を行なう。この方法により、比A+/A-が無限大に発
散する領域でも、波源までの距離を求めることができ
る。
下記の理由による。放電により発生する電波は、単一の
周波数成分からなる電波ではなく、多数の周波数成分を
持った電波からなる波束(Wave Packet)で
ある。即ち、放電の際には、図3の(b)、(c)と同
じ波形で、異なった振幅と周期を持つ多くの電波が発生
する。このため、各周波数成分の各電波は互いに干渉し
あって、約2λ(ここに、λは波長)以上の伝搬距離で
は、その波形は1サイクル以上の成分を持ち、図4のよ
うになる。
ば、観測周波数帯の数に応じて伝搬距離の推定精度が上
がる。さらに、複数の観測点で観測することにより、そ
の発信源をよく知られた方法で求めることができる。こ
れは、各観測点を中心とし、距離を半径として円を描
き、その交点を発生点と推定する方法である。ただし、
観測点が2点の場合は、一意的には求まらない。
説明する。人工雑音の多くは減衰振動する連続波であ
り、その長時間に渡る時間積分は図1(a)のように零
となる。また、パルス性雑音も、図4に示す様に、約5
λ以上離れると、減衰する連続波となり、この場合もま
た、その時間積分は図1(a)のように零となる。ま
た、5λ以内の近距離からのパルス性雑音であっても、
家電機器のモーターやスイッチでの放電から発する雑音
の様に、独立した類似の多数の雑音が発生している場合
は、個々の波形は図1(b)のように時間積分が零にな
らなくても、負に大きく振れる波形と、正に大きく振れ
る波形の数はほぼ等しいことが多いから、近距離の家電
機器等からの総合的なパルス性雑音も、ある程度の時間
にわたって積分すれば、その積分値は零に近づく。
するのではなく、時系列的に発生することが良く知られ
ており、その地震前のパルスの発生は、正に振れる波形
か負に振れる波形かであり、それぞれが偶発的なもので
なく、一連のメカニズムで発生すると推定される。震源
域から約4λ以内の地震の前兆となる単一のパルス波形
は図1(b)の様に、負または正に大きくずれて、その
積分値は零でないが、複数のパルス波形を含む積分値も
零でなくなる。これは、震源域から約4λ以内でおこ
り、例えば、3kHzで観測している場合は、震源域ま
での距離が400km以下ならば、この様な波形が観測
される。
海道東方沖地震(1994年10月4日発生、M=8.
1)の際には、1秒間に数回の頻度でパルス性の信号あ
るいは雑音が観測されており、他の地震の場合でも、地
震前の震源域では、1秒間に数回程度の頻度で放電が起
きているものと推定されている。
山堂書店、1981年、pp.15−17)に記載され
ている雷放電による電界の観測の場合に類似している。
雷の観測では良く知られている様に、雷放電による電界
は、波源が遠く、波長の約5倍以上の距離にある遠雷で
は、受信電界は交流の輻射電界が支配的となり、積分値
は零に近づく。これとは逆に、波源が近く、波長の約4
倍以下の距離にある近接雷では、受信電界はパルス状の
誘導電界が支配的で、前述の積分値は零とならない。近
接雷では、積分値は零とならないが、雷の電界のパルス
幅が約10μsであるから、例えば15分=900秒間
の積分値の時間平均は、最大値の約1億分の1になる。
て説明する。図2は地震の前兆となる微少電磁界異常の
検出装置100である。
2及び増幅器3で、特定の周波数帯のみが増幅され、ア
ナログデジタル(AD)変換器4でデジタル信号に変換
され、パーソナルコンピュータ(PC)5に読み込まれ
処理される。即ち、電界は、PC5で一定時間毎、例え
ば約15分間毎に、時間積分され、正負の面積が等しい
連続波は除去され、近距離(約4λ以下の距離)のパル
ス性雑音のみが記録され、必要に応じて、記録媒体6に
出力される。この他、処理結果は、デジタルアナログ
(DA)変換器7に入力され、その出力はアナログレコ
ーダ8に記録される。
に示した装置を用いた第一の観測例を示す。観測周波数
帯は80Hz〜10kHz、AD変換器のサンプリング
レートは25kHz、アンテナは垂直微小ダイポール
で、素材はチタン、素子アンテナの長さは515mmで
ある。この装置の感度は、0.25mV/mであった。
この装置の設置された観測点は北緯35゜42´、東経
140゜51´、高度は約60mである。1999年3
月1日〜2日(UT)に渡る観測により、図5に示した
波形を得た。図5の縦軸は下の数2により積分された値
に比例する値、横軸は時刻である。
刻で、上式は電界を900秒間積分することを示す。ま
た、図5において、大きく負側に落ち込んだ波形が現れ
ることが、地震の前兆だと考えられ、これに対応する地
震の、発生時刻は1999年3月2日07時12分(U
T)であり、震源は北緯35゜40´、東経142゜0
4´、深さ約68km、マグニチュウド(リヒタースケ
ール)は6.2である。ここで、上記の積分は900秒
に限る必要はなく、1m秒から60分程度まで状況に応
じて最適な値を設定するのが望ましい。
用いて、1998年11月23日〜24日(UT)に渡
り観測した第二の観測例を説明する。この観測により得
られた波形を図6に示す。図6においても、大きく負側
に落ち込んだ波形が現れることが、地震の前兆だと考え
られ、これに対応する地震の発生時刻は1998年11
月24日05時35分(UT)であり、震源は、北緯3
5゜59´、東経141゜41´で、深さ約33km
で、マグニチュウド(M)は4.6である。この様に、
従来の装置では困難であったマグニチュウド(M)6以下
の地震の前兆となる微少電磁界異常の検出が、本発明に
よって可能になった。
波源までの距離を求めることについて説明する。図7
は、波源の同じ信号を波崎、千倉、相良の各地点で観測
した電界の変化を示す図である。これらの信号の開始点
の時間差から、波源と波崎、千倉、相良の各地点との距
離は、それぞれ70km、70km、190kmである
ことが分かっている。上記したように、比A+/A-が波
源までの距離のパラメータになることは、図8から分か
る。図8は、比A+/A-を横軸に、波源までの距離を縦
軸にとって、図7のデータからの値をプロットした図で
ある。この図においては、プロット数は充分とは言えな
いが、さらにプロット数を増やして最小二乗法により補
間式を得ることにより、推定精度を改善する事が可能で
ある。
磁界異常の検出以外の利用目的でも用いる事ができるこ
とは明らかである。例えば、一般的なパルス性雑音の検
出と、発生源の推定に適用できることは明らかであり、
特に例えば、雷の発生の検出と、発生場所の推定にも用
いる事ができる。
以下に説明するような効果を奏することができる。
kHz以下の電磁波を受信して増幅し、フイルタに通し
て概略特定の周波数成分の信号にし、該概略特定の周波
数成分の信号をデジタルデータに変換し、個々の過渡現
象よりも長い予め決められた時間に渡り該デジタルデー
タの平均値を求め、上記のデジタルデータの平均値の時
系列を取得する事を特徴とする方法及び装置を開示した
ので、圧倒的に強い人工雑音や遠雷の電磁界にマスクさ
れてこれまで検出の困難であったマグニチュウド6程度
以下の小規模の地震の地震前兆電磁界による情報を得る
ことができる様になり、従って、M=6以下の一部の地
震にたいしては、電磁界の異常を検出して地震の予知を
行なうことができるようになった。
らの30kHz以下の電磁波を受信し、受信した信号波
形の振幅を、計算値あるいは観測値と比較することによ
り、波源までの距離を推定できるようになった。
3の方法により波源までの距離を推定できないほど近距
離に有る波源までの距離を、波形の特徴から推定できる
ようになった。
間積分したときの差を説明するための図であり、(a)
は比較的遠距離に有る波源からのパルス信号波形で、
(b)は比較的近距離に有る波源からのパルス信号波形
でる。
ラムを示す図である。
図で、(a)は、数1の第一項に対応するD-3に比例す
る静電界を、(b)は、数1の第二項に対応するD-2に
比例する誘導電界を、(c)は、数1の第三項に対応す
るD-1に比例する放射電界を示す図である。
により変化することを示すための図である。
観測した電界の変化を示す図である。
とって、観測値からの値をプロットした図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 30kHz以下の電磁波を受信するアン
テナと増幅器とフイルタとアナログデジタル変換器と数
値演算処理装置とを備えた受信装置で、数値演算処理装
置は、個々の過渡現象よりも長い予め決められた時間に
渡り該デジタルデータの平均値を求める処理をする構成
を有することを特徴とする、地震の前兆となる微少電磁
界異常の検出装置。 - 【請求項2】 30kHz以下の電磁波を受信して増幅
し、フイルタに通して概略特定の周波数成分の信号に
し、該概略特定の周波数成分の信号をデジタルデータに
変換し、個々の過渡現象よりも長い予め決められた時間
に渡り該デジタルデータの平均値を求め、上記のデジタ
ルデータの平均値の時系列を取得する事を特徴とする地
震の前兆となる微少電磁界異常の検出方法。 - 【請求項3】 波源からの30kHz以下の電磁波を受
信し、受信した信号波形の、電磁界が正あるいは負の第
一の極値と、該第一の極値との位相がπずれたしかも反
対符号を持った極点の第二の極値の振幅との比を求め、
予め求めておいた波源までの距離と電磁界が正あるいは
負の第一の極値と、該第一の極値との位相がπずれたし
かも反対符号の極点の第二の極値の振幅の比との関係を
用いて、波源までの距離を求めることを特徴とする波源
までの距離の推定方法。 - 【請求項4】 波源からの30kHz以下の電磁波を受
信し、受信した信号波形と予め求めておいた信号波形と
の類似性を評価し、予め求めておいた信号波形を選択
し、予め求めておいた信号波形と波源までの距離との関
係を用いて、波源までの距離を求めることを特徴とする
波源までの距離の推定方法。
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