JP2001280952A - 光学式変位計 - Google Patents

光学式変位計

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JP2001280952A JP2000099929A JP2000099929A JP2001280952A JP 2001280952 A JP2001280952 A JP 2001280952A JP 2000099929 A JP2000099929 A JP 2000099929A JP 2000099929 A JP2000099929 A JP 2000099929A JP 2001280952 A JP2001280952 A JP 2001280952A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高反射率物体等に対応して計測光の光量が自
動制御により極端に絞られた場合にも、計測位置の視認
性を良好に維持できるようにした光学式変位計を提供す
ること。 【解決手段】 周期的にシャッタを開いて計測対象物体
を撮影する撮像素子を含む受光手段と、撮像素子のシャ
ッタ開期間に同期して周期的に発光する発光素子からの
光を計測対象物体上に投光して計測用光スポットを形成
するする投光手段と、受光手段から得られる画像中の光
スポット像の位置情報に基づいて目的とする変位を算出
する演算手段と、投光手段の投光ゲイン調整要素を操作
することにより、撮像素子への入射光量を適正値に制御
する制御手段と、を有する光学式変位計であって、撮像
素子のシャッタ閉期間に同期して、計測対象物体上の計
測用光スポットと同位置に投光して視認用光スポットを
形成する視認用投光手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、計測光の照射に
より光スポットが形成された計測対象物表面を撮像素子
を介して撮影し、得られた画像中の光スポット像の位置
情報に基づいて目的とする変位を求める光学式変位計に
係り、特に、高反射率物体等に対応して計測光の光量が
自動制御により極端に絞られた場合にも、計測位置の視
認性を良好に維持できるようにした光学式変位計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の光学式変位計は、計測光の照射
により光スポットが形成された計測対象物表面を撮像素
子を介して撮影し、得られた画像中の光スポット像の位
置情報に基づいて目的とする変位を所定の測距原理を利
用して求めるように構成されている。測距原理として代
表的なものとしては、三角測距応用の光切断法が挙げら
れる。
【0003】計測対象物体上の光スポットから撮像素子
への入射光量は、計測対象物の表面反射率や計測対象物
との位置関係等に応じて様々である。実際、黒色物体で
ある場合や高反射率物体であっても直接反射光が到来し
にくい位置関係にある場合と、白色物体である場合や高
反射率物体であって直接反射光が到来する位置関係にあ
る場合とでは、撮像素子への入射光量には約数万倍の差
がある。
【0004】高精度計測のためには、撮像素子からの画
像の中に計測光による光スポット像が鮮明に現れること
が必要である。撮像素子への計測光入射光量が多すぎる
と、その部分の映像信号が飽和して、計測光による光ス
ポット像が潰れ計測に必要な特徴は失われる。撮像素子
への計測光入射光量が少なすぎると、SNが悪化して、
計測光による光スポット像は不鮮明となる。いずれの場
合にも、計測精度は著しく低下する。したがって、計測
対象物の表面反射率や計測対象物との位置関係等に拘わ
らず、撮像素子からの映像中の計測光による光スポット
像を鮮明に維持する必要がある。
【0005】特開平10−267648号公報に記載さ
れた従来技術では、撮像素子からの画像中の計測光の光
スポット像は、デジタルサーボ技術により適正な輝度に
制御される。すなわち、撮像素子からの映像信号は一旦
画素毎にデジタル化され、その後、それらの中でピーク
デジタル値が撮像素子への計測光入射光量の『検出値』
と推定される。推定された『検出値』は予め設定された
撮像素子への計測光入射光量の『目標値』と比較され、
それらの『偏差』が求められる。その後、『偏差』が減
少する方向へと、発光素子の点灯時間や発光パワーが
『操作』される。なお、鈎括弧の語は、サーボ系の技術
用語である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、サーボ制御技術を用いて投光ゲイン調整要素(発
光素子の点灯時間や発光パワー等)を操作することによ
り、撮像素子への入射光量を適正値に制御するため、検
出対象物体が高反射率物体であるような場合には、計測
光の光量がサーボ制御により極端に絞られてしまい、計
測光の光スポットによる計測位置の目視確認に支障を来
す虞がある。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、その目的とするところは、高反
射率物体等に対応して計測光の光量が自動制御により極
端に絞られた場合にも、計測位置の視認性を良好に維持
できるようにした光学式変位計を提供することにある。
【0008】この発明の他の目的並びに作用効果につい
ては、以下の明細書の記載に基づいて、当業者であれば
容易に理解されるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の光学式変位計
は、周期的にシャッタを開いて計測対象物体を撮影する
撮像素子を含む受光手段と、撮像素子のシャッタ開期間
に同期して周期的に発光する発光素子からの光を計測対
象物体上に投光して計測用光スポットを形成するする投
光手段と、受光手段から得られる画像中の光スポット像
の位置情報に基づいて目的とする変位を算出する演算手
段と、投光手段の投光ゲイン調整要素を操作することに
より、撮像素子への入射光量を適正値に制御する制御手
段と、を有している。
【0010】さらに、光学式変位計には、撮像素子のシ
ャッタ閉期間に同期して、計測対象物体上の計測用光ス
ポットと同位置に投光して視認用光スポットを形成する
視認用投光手段が具備されている。
【0011】このような構成によれば、高反射率物体等
に対応して計測光の光量がサーボ制御により極端に絞ら
れた場合にも、視認用光スポットの投光は撮像素子のシ
ャッタ閉期間に行われるため、変位計測処理には支障を
与えることなく、計測位置の視認性を良好に維持でき
る。
【0012】好ましい実施の形態では、視認用光スポッ
トの照射光量さは一定とされる。この場合には、計測用
光スポットの照射光量がどれだけ絞られようとも、人間
の目に感ずる明るさは、両光スポットの照射光量の総和
となるため、最低限の明るさは保証され、計測位置の視
認性は確保される。加えて、視認用光スポットに関して
は、光量調整や点灯時間調整が不要となるため、制御設
計が容易となる。
【0013】好ましい実施の形態では、視認用光スポッ
トの照射光量と計測用光スポットの照射光量との間には
相補的関係が設定される。この場合には、人間の目に感
ずる明るさは、両光スポットの照射光量の総和に比例す
るから、計測位置を示す光スポットの明るさは常にほぼ
一定となり、違和感を与えない利点がある。
【0014】なお、視認用光スポットの光源となる発光
素子と計測用光スポットの光源となる発光素子とは同一
であってもよいし、別々であってもよい。同一であれば
コスト的に有利であり、別々であれば点灯タイミングの
設計自由度が高くなる。また、視認用光スポットの投光
タイミングは、人間の目に感ずる明るさが確保される限
り、必ずしも毎周期に行われる必要はない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る光学式変位
計の実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0016】本発明の一実施形態である光学式変位計の
電気的構成の全体を示すブロック図が図1に示されてい
る。同図に示されるように、この光学式変位計(一般
に、変位センサとも称される)100は、センサヘッド
部1とセンサ本体部2とを含んでいる。
【0017】センサヘッド部1は、計測対象物体3の表
面に計測光を照射し、その状態で計測対象物体3の表面
を撮影して、計測光の光像を含む計測対象物体表面の映
像信号vsを生成する。なお、図中、4は計測光の照射
光、5は計測光の反射光である。センサ本体部2は、セ
ンサヘッド部1から得られた映像中の計測光による光像
位置から、所定の測距原理(例えば三角測量法等)にし
たがって、目的とする変位量(移動量や寸法等)を計測
し、変位量計測値として出力する。
【0018】センサヘッド部1の内部構成が図2に詳細
に示されている。同図に示されるように、センサヘッド
部1の内部には、計測光を計測対象物体3へと照射する
ための投光系要素(LD駆動回路111、LD112、
投光レンズ113)と、計測対象物体3からの反射光を
受光するための受光系要素(受光レンズ121、CCD
122、増幅回路123、HPF124、P/H回路1
25、AGC増幅回路126)とが含まれている。
【0019】投光系要素について説明する。タイミング
信号発生回路101は、レーザダイオード(以下、LD
と言う)112を発光させるためのLD駆動パルス信号
P1を発生する。LD駆動パルス信号P1に応答してL
D駆動回路111がLD112をパルス発光させる。ま
た、タイミング信号発生回路はLD駆動回路を介してパ
ルス状レーザ光のピークパワーを制御する。LD112
から出射されたパルス状レーザ光は、投光レンズ113
を通して、計測対象物体3の表面に計測光(照射光4)
として照射される。これにより、計測対象物体3の表面
には、計測光の照射による線状或いは点状の光像(光ス
ポット)が形成される。
【0020】受光系要素について説明する。計測対象物
体3で反射した計測光(反射光5)は、受光レンズ12
1を通して撮像素子であるCCD2次元イメージセンサ
(以下、単にCCDと言う)122へと入射される。す
なわち、計測対象物体3の表面は、CCD122により
撮影されて、計測光の光像を含む映像信号に変換され
る。なお、撮像素子としては、CCD2次元イメージセ
ンサ122に代えて、CCD一次元イメージセンサ、M
OSリニアイメージセンサ等を採用することもできる。
【0021】CCD122の受光面上における計測光の
光像位置が、目的とする変位(例えば、センサヘッド部
1と計測対象物体3との距離)に応じて変化するよう
に、LD112、CCD122、投光レンズ113、受
光レンズ121の位置関係が決められる。この位置関係
の決定には、例えば、三角測距方式応用の光切断法等が
利用される。
【0022】CCD122から出力される映像信号は、
各画素毎に増幅回路123で増幅されたのち、ハイパス
フィルタ(HPF)124およびピークホールド(P/
H)回路125により各画素間に現れるゼロレベル信号
のゆらぎが除去されて、各画素信号が正しく受光量を表
すようにする。その後、AGC増幅回路126により信
号値の大きさを適切に制御され、映像信号vsとしてセ
ンサ本体部2へと送られる。
【0023】タイミング信号発生回路101より送られ
るパルス信号P2により、CCD制御回路131を介し
てシャッタ時間を含むCCD122の駆動態様が制御さ
れる。同様にして、パルス信号P3〜P5により、ハイ
パスフィルタ(HPF)124のフィルタタイミング、
ピークホールド回路(P/H)125のピークホールド
タイミング、AGC増幅回路126のゲインとその切替
タイミングが制御される。
【0024】計測条件格納部141には、CCDシャッ
タ時間、LD発光時間、LDピークパワー、AGC増幅
回路のゲインからなる計測条件が複数パターン格納され
ており、センサ本体部2からの受光量制御信号CONT
により最適な計測条件が選択される。
【0025】センサ本体部2の内部構成が図3に詳細に
示されている。同図に示されるように、センサ本体部2
の内部には、ハードウェア的に実現された信号処理要素
と、マイコン220によりソフトウェア的に実現された
信号処理要素とが含まれている。
【0026】ハードウェア的に実現された信号処理要素
には、A/D変換器211と、画像前処理回路212
と、濃淡データ選択回路213と、特徴量算出回路21
4と、濃淡重心算出回路215とが含まれている。これ
らの回路211〜215は、同期信号生成回路203に
て生成される同期信号SYNCにより同期制御される。
同期信号生成回路203は、発振器(OSC)202か
ら出力される基準クロックCK1に基づいて、同期信号
SYNCを生成する。
【0027】マイコン220によりソフトウェア的に実
現された信号処理要素には、演算処理222と、本発明
の要部である受光量制御処理223と、高さ変換処理2
24と、濃淡データ指定処理225とが含まれている。
なお、クロック生成部221は、発振器204からの基
準クロックCK2に基づいてマイコン220の各種動作
クロックを生成する。
【0028】D/A変換器205は、計測された変位量
をアナログ値に変換して外部へ出力するためのものであ
る。また、検出面指定入力230は、計測対象となる検
出面(検出領域)を指定する入力信号を意味している。
この検出面指定入力230は例えばオペレータが所定の
キー操作等を行うことにより生成される。さらに、電源
回路201は、センサヘッド部1並びにセンサ本体部2
へと電源PWRを供給する。
【0029】次に、センサ本体部2の動作を系統的に説
明する。センサヘッド部1から到来する映像信号vs
は、A/D変換器211によりデジタルデータ(以下、
画像データと言う)に変換されたのち、画像前処理回路
212へと送られる。
【0030】画像前処理回路212では、目的とする変
位量を正確に計測するために、計測対象物体表面の計測
対象箇所以外からの光(以下、迷光と言う)を除去す
る。迷光としては、例えば、透明体裏面からの反射光、
投光ビームの干渉縞からの反射光、センサヘッド内部の
投光ビーム漏れ光、投光ビーム以外の外乱光等が挙げら
れる。
【0031】具体的には、映像信号vsの1水平ライン
ごとに次のような処理を行う。画像データから迷光成分
を除去して目的とする濃淡データを得るためには、図5
に示されるように、画像データと既定の濃淡スレショル
ドレベルとの差分処理を行えばよい。このとき、濃度値
が0以上の濃淡データが既定のノイズスレッシュ個以上
連続したときには、それらの濃淡データは有効濃淡デー
タとして計測に使用され、そうでない場合は、迷光とし
て除去される。図6(a)と図6(b)との比較から明
らかなように、連続個数B,C,Dは既定のスレッシュ
個数を超えているため、それらの濃淡データは有効濃淡
データとされる。連続個数A,Eは既定のスレッシュ個
数を越えていないため、それらの濃淡データは迷光とし
て除去される。
【0032】有効濃淡データが複数存在するときには、
オペレータが検出面指定入力230を与えると、濃淡デ
ータ指定処理225が実行されて、濃淡データの指定が
行われ、濃淡データ選択回路213が動作して、指定さ
れた濃淡データのみが濃淡データ選択回路213から出
力される。有効濃淡データが複数存在する場合の例とし
ては、検出対象物が透明な板であり、その表面からの反
射と裏面からの反射があり、さらに透明板の背後にある
物体からの反射があるといった場合がある。図6(b)
と図6(c)との比較から明らかなように、図6(b)
に示される3個の有効濃淡データB,C,Dのうちで、
データBが指定されると、図6(c)に示されるよう
に、データBのみが指定濃淡データとして出力される。
【0033】濃淡重心算出回路215では、濃淡データ
選択回路213で選択された指定濃淡データについて、
各水平ライン毎の重心値(濃淡重心値)を算出する。図
6(c)と図6(d)との比較から明らかなように、指
定濃淡データについて、重心値が求められる。
【0034】特徴量算出回路214では、濃淡データ選
択回路213で選択された指定濃淡データについて、各
水平ライン毎の指定濃淡データの総和(濃淡総和)、指
定濃淡データの最大値(濃淡最大値)、指定濃淡データ
の最大データ幅(濃淡最大データ幅)、指定濃淡データ
の飽和画素数(飽和画素数)を特徴量として算出する。
ここで、濃淡最大値および濃淡最大データ幅並びに濃淡
総和は図6(d)に示されており、飽和画素数は図7に
示されている。
【0035】マイコン220にて実行される演算処理2
22では、図4に示されるように、全ラインの濃淡重心
値の総和の平均(全濃淡重心値平均)、全ラインの濃淡
総和の総和の平均(全濃淡総和平均)、全ラインの濃淡
最大値の総和の平均(全濃淡最大値平均)、全ラインの
濃淡最大データ幅の総和の平均(全濃淡最大データ幅平
均)、全ラインの飽和画素数の総和の平均(全飽和画素
数平均)が算出される。
【0036】このとき、全濃淡総和平均、全濃淡最大値
平均、全濃淡最大データ幅平均、全飽和画素数平均の代
わりに、それぞれが最大となる水平ラインのデータを用
いても良い。
【0037】その後、高さ変換処理224の実行によ
り、全濃淡重心値平均に高さ変換処理を行えば、目的と
する変位量である高さデータを得ることができる。こう
して得られた高さデータは、D/A変換器205を介し
てアナログデータに変換され、アナログ信号として外部
に出力される。
【0038】ここで、濃淡重心算出に用いられる画像デ
ータが最適でなく、あまりにも大きく信号が飽和してい
たり、小さすぎて十分な濃淡データが得られないと、演
算結果に誤差を生じ、正確な高さデータが得られない。
そのため、画像データが演算に最適となるように、CC
D122の受光量や受光回路の増幅度をコントロールす
る。CCD122の受光量は、CCDシャッター時間、
LD発光時間、LDピークパワーにより、また、受光回
路の増幅度は、AGC増幅回路126のゲインにより制
御することができる。
【0039】CCDシャッター時間を長くすると、受光
素子への電荷蓄積時間が長くなるため、その時間に比例
して受光量が増加し、画像データの値(画素値)は大き
くなる(ただし、LD発光時間>CCDシャッタ時間の
場合)。LD発光時間を長くすると、結果的に受光素子
への電荷蓄積時間を長くすることになるため、その時間
に比例して受光量が増加し、画像データの値(画素値)
は大きくなる(ただし、LD発光時間<CCDシャッタ
ー時間の場合)。LDピークパワーにCCDの電荷蓄積
量は比例するため、ピークパワーの変動に比例して、受
光量が増減し、画像データの値も増減する。AGC増幅
回路のゲインを増減すると、A/D変換器211へ入力
される受光信号量も増減するため、画像データも増減す
る。
【0040】受光量制御信号CONTは、CCDシャッ
タ時間、LD発光時間、LDピークパワーおよびAGC
増幅回路126のゲインの組み合わせで決まる総合ゲイ
ンを表す整数値の信号である。CONTは、受光量制御
処理223において図8のフローチャートの処理を実行
することにより、映像信号vsが1画面分処理されるご
とに決定されて出力される。制御出力として有効なCO
NT値の範囲は1〜10000である。後の説明からわ
かるように、CONT値が10000を超えた場合はC
ONT値が10000の場合と同じ結果となる。
【0041】図8のフローチャートに従って受光量制御
処理223の内容を説明する。
【0042】まず、CONT値の初期値として100を
セットする(ステップ801)。次に全濃度最大値平均
の値によって場合分けしてゲイン倍率を決定する(ステ
ップ802〜806)。このゲイン倍率をCONT値に
乗じた値を新たなCONT値として(ステップ80
7)、このCONT値を出力する(ステップ808)。
ゲイン倍率の決定についてより詳しく説明する。全濃度
最大値平均は0〜255の範囲の整数値をとる。150
〜249が計測にとっての適正範囲であり、最適値は2
00である。全濃度最大値平均が11から249のとき
は式(1)によりゲイン倍率を決定する(ステップ80
2YES、803YES、804)。
【0043】
【数1】
【0044】全濃度最大値平均が250以上のときは飽
和状態とみなす。平均値が250以上あるということは
実際に最大値が飽和値の255に達している水平ライン
が現れている可能性が高い。このときは式(2)により
ゲイン倍率を決定する(ステップ802YES、803
NO、805)。図9に式(2)の求め方を示す。
【0045】
【数2】
【0046】全濃淡最大値平均が10以下のときはノイ
ズ成分が大きく影響するほどに微少な映像信号である。
このような微少な映像信号は、センサと対象物が相対移
動しているときに計測対象領域の対象物が反射率の高い
ものから低いものに突然入れ替わったような場合に発生
する。式(1)を適用しても数回以内のCONT値更新
で適正なCONT値が得られる保証はない。そこでゲイ
ン倍率を100に設定する(ステップ802NO、80
6)。そうするとステップ807でCONT値は100
倍されるので、次に得られる全濃淡値平均は飽和する可
能性が高いが、飽和状態から適正範囲へはたいてい1回
で更新することができる。CONT値を100倍しても
なお全濃度最大平均値が10以下であれば、次のループ
でCONT値はもう1回100倍される(ステップ80
6、807)。これによりCONT値は、仮に最初のC
ONT値が最小値の1であったとしても、有効最大値で
ある10000に達する。このように総合ゲインの制御
をきわめて迅速に行うことができる。尚、式(1)の全
濃淡最大値平均に代えて、全濃淡総和平均を用いてもよ
い。この場合には、最適値としても濃淡総和平均の最適
値を使用する。
【0047】センサヘッド部1において、センサ本体部
2から与えられたCONT値に基づいて、実際に総合ゲ
インを実現する要素であるAGC増幅回路のゲイン、L
D発光時間、CCDシャッタ時間およびLDピークパワ
ーをどのように決定するかについての考え方を説明す
る。
【0048】これらの要素のうち、LD発光時間、CC
Dシャッタ時間およびLDピークパワーは受光量にかか
わる。これらの要素の組み合わせにより、適正な受光量
が得られるようにする。計測対象面の反射率が非常に低
い場合のように、これらの要素の組み合わせでは適正な
受光量に届かない場合には、AGC増幅回路のゲインを
大きくして必要な信号レベルが得られるようにする。A
GC増幅回路のゲインを大きくすると、信号のノイズ成
分も増幅されるので、他の要素の調整で適正な受光量が
得られる場合は、AGC増幅回路のゲインは最小の状態
にしておくのがよい。
【0049】一方、計測対象面の反射率が高い場合や反
射光の拡散範囲が比較的狭い角度範囲(受光部はこの範
囲に含まれる)に集中しているような場合は、LD発光
時間、CCDシャッタ時間またはLDピークパワーを小
さくしなければならない。しかし、CCDシャッタ時間
は素子の動作速度の制約からあまり短い時間にすること
ができず、また、LDピークパワーはパワーの小さい領
域でパワー制御が不安定になりやすい。一方、LD発光
時間は容易に短くすることができるので、LD発光時間
を調整するのがよい。
【0050】LD発光時間を調整する場合に、CCDシ
ャッタ時間はLD発光時間の可変範囲の最大値に等しい
かそれよりも大きな値の固定時間としておいてもよい
が、LDが発光していない期間にシャッタが開いている
と外乱光を蓄積するだけであるので、CCDシャッタ時
間はLD発光時間の短縮と連動して短縮するのがより好
ましい。ただし、CCD素子の動作速度の限界よりも短
縮することはできない。
【0051】LDピークパワーは、LD発光時間を最小
にしてもなお受光量が飽和する場合に限って小さくする
のがよい。
【0052】図10は、上記考え方を具現すべく設計さ
れた計測条件格納部141の内容を表す。CONT値に
より5つの区分が設定されており、この区分に応じて、
AGC増幅回路のゲイン、LD発光時間、CCDシャッ
タ時間、LDピークパワーの値が与えられる。この値は
規格化されており、実際のゲイン値、時間等はこの値に
適当な係数を乗じて求められる。
【0053】AGC増幅回路のゲインは、区分1〜3の
ときに1、区分5のときに10である。区分4の(a)
と表記されているところは、CONT値/1000の演
算結果の値であり、1〜10の範囲の実数値をとる。
【0054】LD発光時間は、区分1のときに1、区分
4または5のときに100である。区分3の(b)およ
び区分2の(c)と表記されているところは、CONT
値/10の演算結果の値であり、(b)のところでは1
0〜100、(c)のところでは1〜10の範囲の実数
値をとる。
【0055】CCDシャッタ時間は、区分1または2の
ときに10、区分4または5のときに100である。区
分3の(b)と表記されているところは、LD発光時間
の場合と同じく、CONT値/10の演算結果の値であ
り、10〜100の範囲の実数値をとる。CCDシャッ
タ時間の値とLD発光時間の値については同一の時間単
位が採用されており、これらの値が等しいときは実際の
時間も等しい。LD発光のタイミングはCCDシャッタ
のタイミングと同期しており、LD発光期間はCCDシ
ャッタ開期間に等しいかこれに含まれる。
【0056】LDピークパワーは、区分2〜5のときに
10である。区分1の(d)と表記されているところ
は、CONT値そのままである。
【0057】(a)、(b)、(c)、(d)の部分の
値は、計測条件格納部141において実際に毎回演算を
して求めてよいし、あらかじめ演算した結果をCONT
値に対応させて記憶しておいてもよい。
【0058】AGC増幅回路のゲインおよびLDピーク
パワーは可変範囲が10倍のレンジであるのに対し、L
D発光時間は可変範囲が100倍のレンジとなってい
る。しかも、総合ゲインの全可変範囲の中央の部分をL
D発光時間の変化が担っている。したがって、計測対象
面からの反射が特に強いか弱い場合以外は、LD発光時
間の変化によって総合ゲインが調整される。
【0059】センサの適用状況から、受光量が大きすぎ
るようになることが想定されず、むしろ反射率が非常に
小さい計測対象面に対応しなければならないような場合
は、CCDシャッタ時間の変化を中心として総合ゲイン
を調整する考え方を採用することもできる。LD発光時
間を小さくすると、たとえ計測対象面の反射率が高くて
も、反射光の拡散角度範囲が限られている場合には斜め
横方向から見たときに光スポットの視認性が低下するこ
とがある。総合ゲインをCCDシャッタ時間の変化によ
って調整し、LD発光時間を固定すれば、そのような視
認性の低下を避けることができる。
【0060】図11は、この考え方を具現すべく設計さ
れた計測条件格納部141の内容を表す。区分について
は図10と同じである。AGC増幅回路のゲインおよび
LDピークパワーについても図10と同じである。図1
1の時間値のスケールは図10と同じであり、図11の
時間値が図10の時間値と同じ場合は実際の時間も等し
い。
【0061】CCDシャッタ時間は、区分1のときに1
0、区分4または5のときに1000である。区分3の
(e)と表記されているところおよび区分4の(f)と
表記されているところは、CONT値そのままの値であ
り、区分3では100〜999、区分4では10〜99
の範囲の値をとる。図10の区分と合わせるために区分
3と区分4を分けているが、これらは連続した一つの区
分と考えてもよい。
【0062】LD発光時間は、全区分において1000
である。この時間はCCDシャッタ時間が1000のと
きの時間に等しく、発光タイミングはCCDシャッタ開
のタイミングに同期している。LD発光時間はCCDシ
ャッタ時間以上であればよく、また、発光時間が長いほ
ど光スポットの視認性がよくなるが、LDの寿命の観点
からは必要以上に発光時間を長くしない方がよい。
【0063】(a)、(d)、(e)、(f)の部分の
値は、計測条件格納部141において実際に毎回演算を
してもよいし、あらかじめ演算した結果をCONT値に
対応させて記憶しておいてもよい。
【0064】LD発光時間を変化させる図10の場合で
も、計測用のレーザ光とは別に、ダミーでレーザ光を投
光することにより、光スポットの視認性の低下を避ける
ことができる。
【0065】視認用レーザ光の発光タイミングが図12
のタイムチャートに示されている。LD発光時間で受光
量を調整しても視認性の低下を回避できる。同図に示さ
れるように、視認用レーザ光の投光には2通りの方法が
考えられる。
【0066】第1の方法の投光は、図12(a),
(b),(c)に示されるように、レーザ光の発光時間
やパワーが減少した分を補うようにして行われる。すな
わち、図11(a)と図12(b)とを比較して明らか
なように、計測用LDの発光はCCDシャッタの開期間
に行われる。これに対して、図11(a)と図12
(c)とを比較して明らかなように、視認用LDの発光
はCCDシャッタの閉期間に行われる。しかも、図12
(b)と図12(c)とを比較して明らかなように、計
測用LDの発光期間と視認用LDの発光期間との間に
は、互いに相補的な関係が設定されている。発光期間の
変化方向を示す矢印の向きが異なることがこのことを表
現している。換言すれば、計測用LDの発光期間が増加
すれば、視認用LDの発光期間は減少し、逆に、計測用
LDの発光期間が減少すれば、視認用LDの発光期間は
増加する。従って、両LDの発光輝度が同一とすれば、
CCDシャッタの1周期でみると、発光総量は常に一定
となり、人間の目に見える明るさも一定となる。そうす
ると、計測ポイントへ照射する光量は一定となり、計測
ポイント視認時、人間の目には違和感を感じない。
【0067】第2の方法の投光は、図12(a),
(b),(d)に示されるように、計測用LDの発光期
間に拘わらず常に一定時間をもって行われる。すなわ
ち、図12(a)と図12(b)とを比較して明らかな
ように、計測用LDの発光はCCDシャッタの開期間に
行われる。これに対して、図12(a)と図12(d)
とを比較して明らかなように、ダ視認用LDの発光はC
CDシャッタの閉期間に行われる。しかも、視認用LD
の発光期間は、計測用LDの発光期間の変化に拘わらず
常に一定とされる。このようにすると、投光の制御が簡
単になり、かつ、高反射率物体検出時は、それ以外の場
合に比べて投光量が減少するため、反射光による危険度
は減少する、という利点がある。高反射率物体検出時に
少し暗くなるが、視認用投光が無い場合に比べると、明
るく、視認性は確保できる。
【0068】なお、以上の例では、視認用レーザ光の発
光量の変化を発光期間の変更により行ったが、これに代
えて、発光パワーの変更により行っても良い。また、計
測用LDと視認用LDとの発光期間が重なることはない
から、両LDは共通の素子でも別々の素子でも差し支え
ない。
【0069】視認用光スポットの形成と計測用光スポッ
トの形成とを同一の発光素子で行う例が図13に、又そ
の場合における発光素子の点灯制御態様が図15(a)
に示されている。
【0070】それらの図に示されるように、この場合に
は、レーザダイオードLD1(112)は、視認用光ス
ポット形成と計測用光スポット形成のために兼用されて
おり、シャッタ開期間とシャッタ閉期間とにおいて、そ
れぞれ毎周期に一回づつ点灯される。なお、図におい
て、符号6で示されるのは、計測対象物体が載置される
ステージである。
【0071】視認用光スポットの形成と計測用光スポッ
トの形成とを別々の発光素子で行う例が図14に、又そ
の場合における発光素子の点灯制御態様が図15(b)
に示されている。
【0072】それらの図に示されるように、この場合に
は、レーザダイオードLD1(112)は計測用光スポ
ット形成のために、レーザダイオードLD2(112
a)は視認用光スポット形成のために使用される。レー
ザダイオードLD1(112)はシャッタ開期間に毎周
期1回点灯され、レーザダイオードLD2(112a)
はシャッタ閉期間に毎周期1回点灯される。
【0073】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、高反射率物体等に対応して計測光の光量が自
動制御により極端に絞られた場合にも、視認用光スポッ
トの投光は撮像素子のシャッタ閉期間に行われるため、
変位計測処理には支障を与えることなく、計測位置の視
認性を良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学式変位センサの全体図である。
【図2】センサヘッド部の内部構成を示す図である。
【図3】センサ本体部の内部構成を示す図である。
【図4】図3に示す各ブロックで得られるデータを示す
図である。
【図5】画像データと迷光除去後の濃淡データとの関係
を示す説明図である。
【図6】複数の濃淡データの1つを指定した場合の処理
を示す説明図である。
【図7】濃淡データと飽和画素数との関係を示す説明図
である。
【図8】受光量制御処理223の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図9】式(2)の求め方を説明するための図である。
【図10】計測条件格納部の内容を示す図である。
【図11】計測条件格納部の内容を示す図である。
【図12】CCDシャッタタイミングと視認用並びに計
測用発光タイミングとの関係を示すタイムチャートであ
る。
【図13】視認用光スポットと計測用光スポットとを同
の発光素子で行う例を示す光学系の構成図である。
【図14】視認用光スポットと計測用光スポットとを別
々の発光素子で行う例を示す光学系の構成図である。
【図15】2つの例のそれぞれについてレーザダイオー
ドの駆動タイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 センサヘッド部 2 センサ本体部 3 計測対象物体 4 計測光の照射光 5 計測光の反射光 6 ステージ 100 光学式変位計 101 タイミング信号発生回路 111 LD駆動回路 112 LD,LD1(計測用レーザダイオード) 112a LD2(視認用レーザダイオード) 113 投光レンズ(計測用) 113a 投光レンズ(視認用) 121 受光レンズ 122 CCD 123 増幅回路 124 HPF(ハイパスフィルタ) 125 P/H(ピークホールド)回路 126 AGC増幅回路 201 電源回路 202 OSC(発振回路) 203 同期信号生成回路 204 OSC(発振回路) 205 D/A変換器 211 A/D変換器 212 画像前処理回路 213 濃淡データ選択回路 214 特徴量算出回路 215 濃淡重心算出回路 221 クロック生成部 222 演算処理 223 受光量制御処理 224 高さ変換処理 225 濃淡データ指定処理 230 検出面指定入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内 雅弘 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 嶋田 浩二 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA06 AA09 AA17 AA19 AA24 BB29 DD00 DD12 FF01 FF02 FF09 GG06 GG08 GG13 HH04 HH05 HH12 JJ01 JJ07 JJ26 NN02 NN13 NN17 PP22 QQ00 QQ02 QQ03 QQ21 QQ23 QQ25 QQ26 QQ27 QQ28 QQ33 QQ42 2F112 AA09 BA07 CA13 DA25 DA28 EA09 FA03 FA05 FA07 FA21 FA32 FA39 FA41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的にシャッタを開いて計測対象物体
    を撮影する撮像素子を含む受光手段と、撮像素子のシャ
    ッタ開期間に同期して周期的に発光する発光素子からの
    光を計測対象物体上に投光して計測用光スポットを形成
    するする投光手段と、受光手段から得られる画像中の光
    スポット像の位置情報に基づいて目的とする変位を算出
    する演算手段と、投光手段の投光ゲイン調整要素を操作
    することにより、撮像素子への入射光量を適正値に制御
    する制御手段と、を有する光学式変位計であって、 撮像素子のシャッタ閉期間に同期して、計測対象物体上
    の計測用光スポットと同位置に投光して視認用光スポッ
    トを形成する視認用投光手段を具備する光学的変位計。
  2. 【請求項2】 視認用光スポットの照射光量は一定であ
    る請求項1に記載の光学式変位計。
  3. 【請求項3】 視認用光スポットの照射光量と計測用光
    スポットの照射光量との間には相補的関係が設定されて
    いる請求項1に記載の光学式変位計。
  4. 【請求項4】 視認用光スポットの光源となる発光素子
    と計測用光スポットの光源となる発光素子とは同一であ
    る請求項1に記載の光学式変位計。
  5. 【請求項5】 視認用光スポットの光源となる発光素子
    と計測用光スポットの光源となる発光素子とは別々であ
    る請求項1に記載の光学式変位計。
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