JP2001280927A - 3次元形状計測方法および装置 - Google Patents

3次元形状計測方法および装置

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JP2001280927A
JP2001280927A JP2000094199A JP2000094199A JP2001280927A JP 2001280927 A JP2001280927 A JP 2001280927A JP 2000094199 A JP2000094199 A JP 2000094199A JP 2000094199 A JP2000094199 A JP 2000094199A JP 2001280927 A JP2001280927 A JP 2001280927A
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dimensional shape
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Ken Tokai
研 東海
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い測定レンジで精度良く測定を行うことが
可能な3次元形状計測方法および装置を提供する。 【解決手段】 半導体レーザ3は、変調信号発生器2か
らの所定の周波数の直線からなる変調信号2aによって
強度変調された光を対象物体6に照射する。イメージイ
ンテンシファイア9は、対象物体6で反射した光を受光
して光量信号に光電変換し、ゲート動作タイミング信号
発生器12からのタイミング信号に基づいて光量信号を
変調信号2aとほぼ等しい周波数で増幅動作を行って検
出信号を出力する。距離演算部11は、イメージインテ
ンシファイア9からの検出信号に基づいて変調信号2a
と光量信号との位相差を求め、この位相差に基づいて対
象物体6までの距離を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強度変調された光
を対象物体に照射しその反射光の位相分布を検出するこ
とにより、対象物体までの距離を計測する3次元形状計
測方法および装置に関し、特に、広い測定レンジで精度
良く測定を行うことが可能な3次元形状計測方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】3次元形状を計測する方式として、パッ
シブ方式とアクティブ方式の2つが提案されている。パ
ッシブ方式は、エネルギーを対象物体に放射することな
しに形状を計測する方式であり、アクティブ方式は、何
らかのエネルギーを対象物体に放射し、その反射を検出
することによって形状を計測する方式である。
【0003】パッシブ方式の一つとしてステレオ法があ
る。このステレオ法は、2台のカメラをある間隔をおい
て設置し、得られた2つの画像の視差から三角法により
対象物体までの距離を計測するものである。このステレ
オ法は、画像として取り込むことができれば遠方までの
距離を計測することができるという特長はあるが、模様
のない滑らかな面を持った表面全体の3次元計測を行う
ことができないという重大な問題点が存在する。
【0004】アクティブ方式の一つとして光切断法があ
る。この光切断法は、スリット光をある角度で対象物体
に照射し、それとは別の角度から撮影した画像から三角
法により対象物体までの距離を計測するものである。こ
の光切断法は、比較的簡単な構成で実現できるという特
長はあるが、スリット光を微少な角度単位で走査しなけ
ればならず、その度に画像を撮影するため、計測時間が
長くなるという問題点がある。この問題点を解決するた
めに光切断法を応用したものとして空間コード化法があ
る。この空間コード化法は、スリット光を何回も照射す
る替わりに、投影光のパターンをコード化することによ
り、少ない投影回数で距離を計測するものであるが、そ
れでも数回の撮影を行わなければならない。
【0005】アクティブ方式において、2回の撮影で距
離を計測できる方式の一つとして、強度変調された光を
対象物体に照射し、その反射光の位相分布を計測する方
式(位相分布計測方式)が知られている。
【0006】この方式を採用した従来の3次元形状計測
装置として、例えば、特開平7−181261号公報に
示されるものがある。
【0007】図6は、その装置を示す。同図に示す3次
元形状計測装置は、正弦波状の変調信号を発生する変調
信号発生器2と、変調信号発生器2からの変調信号に基
づいて強度変調された光を投影レンズ5、および鏡21
の穴21aを介して対象物体6に照射する半導体レーザ
3と、対象物体6で反射した反射光4bを鏡21で反射
させ、光学フィルタ8おほび結像レンズ7を介して受光
する変調ゲート付きイメージインテンシファイア(以下
「I.I.」という。)19と、I.I.19の後端の蛍光面の
像を結像レンズ7を介して撮像するCCDカメラ10
と、I.I.19に位相の信号を付与する移相器20と、C
CDカメラ10からのビデオ信号に基づいて対象物体6
の形状を演算して求めるコンピュータ13とを有する。
このような構成において、変調信号発生器2からの変調
信号に基いて強度変調されたレーザ光は、半導体レーザ
3から放射された後、投影レンズ5によって対象物体6
に平面照射される。対象物体6からの反射光4bは、鏡
21で反射され、光学フィルタ8を透過した後、結像レ
ンズ7によってI.I.19に結像される。このとき、移相
器20は、I.I.19に位相を変化させる位相の信号を印
加する。I.I.19は、反射光4bを移相器20からの位
相の信号に基づいて強度復調して出力する。その出力光
は、CCDカメラ10で撮影される。移送器20は、I.
I.19に印加する位相の信号として、ある位相φaと、
それに対して90度変化させた位相φbの2つの位相の
信号を印加し、それぞれの位相の信号印加時にCCDカ
メラ10で2回撮影を行う。この時にCCDカメラ10
から得られるビデオ信号をそれぞれa(N)、b(N)
とすると、反射光4bの位相θは、コンピュータ13に
よって以下の式から算出される。
【数1】 これにより、対象物体6の形状をリアルタイムで計測す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の3次元
形状計測装置によると、位相を求める場合に、位相変化
に対して非線型に変化するtanを含む上記式(1)を
用いているため、測定レンジ内のどこに測定対象物が存
在するかによって測定精度が悪くなるという問題があ
る。また、上記式(1)に含まれるtanは、周期が強
度変調周期の1/2となるため、測定レンジが強度変調
波長の1/2(往復時には1/4)に制限されるという
問題がある。さらに、変調を半導体レーザ3およびI.I.
19のゲインという異なる2つの装置で行っており、特
性の異なる変調歪みが重畳されてしまうという問題があ
る。
【0009】従って、本発明の目的は、広い測定レンジ
で精度良く測定を行うことが可能な3次元形状計測方法
および装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、所定の周波数の直線からなる変調信号によ
って強度変調された光を対象物体に照射し、前記対象物
体で反射した光を受光して光量信号に光電変換し、前記
光量信号を前記所定の周波数とほぼ等しい周波数でサン
プリングを行い、前記サンプリングの結果に基づいて前
記変調信号と前記光量信号との位相差を求め、前記位相
差に基づいて前記対象物体までの距離を演算することを
特徴とする3次元形状計測方法を提供する。上記構成に
よれば、直線からなる変調信号を用いることにより、光
量信号が位相変化に対して直線的に変化するので、位相
によらず一定した精度で距離を演算することができる。
上記サンプリングは、位相を異ならせて複数のサンプリ
ングを行ってもよい。これにより、測定レンジが変調信
号の周期まで拡大する。
【0011】本発明は、上記目的を達成するため、所定
の周波数の直線からなる変調信号を発生する変調信号発
生手段と、前記変調信号によって強度変調された光を対
象物体に照射する照射手段と、前記対象物体で反射した
光を受光して光量信号に光電変換する検出手段と、前記
光量信号を前記所定の周波数とほぼ等しい周波数でサン
プリングを行うサンプリング手段と、前記サンプリング
手段によるサンプリング結果に基づいて前記変調信号と
前記光量信号との位相差を求め、前記位相差に基づいて
前記対象物体までの距離を演算する演算手段とを備えた
ことを特徴とする3次元形状計測装置を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る3次元形状計測装置を示す。この装置1は、所定の周
波数の直線からなるノコギリ波信号の如き変調信号2a
を発生する変調信号発生器2と、変調信号発生器2から
の変調信号2aに基づいてレーザ光からなる照明光4a
を出射する半導体レーザ3と、半導体レーザ3からの照
明光4aを対象物体6に向けて平面照射する投影レンズ
5と、対象物体6で反射した物体光4bを光学フィルタ
8を介してゲート機能付きイメージインテンシファイア
(以下「I.I.」と略す。)9上に結像させる結像レンズ
7と、I.I.9の出力光を検出するCCDカメラ10と、
対象物体6の表面形状に関する距離データを2次元的に
算出する距離演算部11と、変調信号発生器2からの変
調信号2a、および距離演算部11からのタイミングモ
ード信号に基づいて、モードに応じたゲート動作タイミ
ング信号12a,12b,12cをI.I.9に出力するゲ
ート動作タイミング信号発生器12と、CPU,RO
M,RAM等を備え、この装置1の各部を制御するとと
もに、距離演算部11の演算結果を表示するコンピュー
タ13とを有する。光学フィルタ8は、蛍光等等の不要
な光成分をカットし、レーザ光の成分のみを透過させる
フィルタ特性を有するものである。
【0013】図2は、ゲート動作タイミング信号発生器
12が生成するゲート動作タイミング信号を示す。同図
は、変調信号2aとしてノコギリ波信号を用いた場合を
示す。本装置1による測定においては、「平均値測定モ
ード」、「位相0測定モード」および「位相π/2測定
モード」の3つの測定モードが存在する。「平均値測定
モード」は、反射光4bのみの光量を変調信号2aの周
期の倍数期間(N×T)分を積算して測定するモードで
あり、「位相0測定モード」は、所定の位相を有し、変
調信号2aの半周期(T/2)の期間より短い期間(同
図ではT/2)だけ反射光4bの光量を積算して測定す
るモードであり、「位相π/2測定モード」は、位相0
測定モードにおけるゲート動作タイミング信号2bに対
してπ/2位相をずらし、かつ変調信号2aの半周期
(T/2)の期間より短い期間(同図ではT/2)だけ
反射光4bの光量を積算して測定するモードである。ゲ
ート動作タイミング信号発生器12は、上記各モードに
対応するゲート動作タイミング信号12a,12b,1
2cを出力するように構成されている。
【0014】次に、本装置1の動作を図3および図4を
も参照し、図5のフローチャートに従って参照して説明
する。
【0015】まず、平均値測定モードで測定を行う(S
T1)。すなわち、変調信号発生器2は、変調信号2a
を半導体レーザ3に出力する。半導体レーザ3は、変調
信号発生器2からの変調信号2aに基づいて強度変調さ
れた照明光4aを出射する。半導体レーザ3から出射さ
れた照明光4aは、投影レンズ5によって対象物体6に
平面照射される。対象物体6で反射された物体光4b
は、光学フィルタ8で選択的に透過され、結像レンズ7
によりI.I.9の先端の光電面9a上に結像する。一方、
ゲート動作タイミング信号発生器12は、平均値測定モ
ードに応じたゲート動作タイミング信号12aをI.I.9
に出力する。I.I.9は、図2に示すゲート動作タイミン
グ信号12aに対応する期間だけ光電面9aから放出さ
れた電子の増倍動作を行う。その増倍された電子はI.I.
9の後端の蛍光面9bに到達して光を発生させる。CC
Dカメラ10は、I.I.9の蛍光面9bからの光量に応じ
た信号を距離演算部11に出力する。
【0016】次に、位相0測定モードで測定を行う(S
T2)。すなわち、上記平均値測定モードと同様に、半
導体レーザ3から出射された照明光4aは、投影レンズ
5を介して対象物体6に照射され、その対象物体6で反
射された物体光4bは、結像レンズ7および光学フィル
タ8を介してI.I.9の光電面9a上に結像する。一方、
ゲート動作タイミング信号発生器12は、位相0測定モ
ードに応じたゲート動作タイミング信号12bをI.I.9
に出力する。I.I.9は、図2に示すゲート動作タイミン
グ信号12bに対応する期間だけ光電面9aから放出さ
れた電子の増倍動作を行う。その増倍された電子はI.I.
9の後端の蛍光面9bに到達して光を発生させる。CC
Dカメラ10は、I.I.9の蛍光面9bからの光量に応じ
た信号を距離演算部11に出力する。
【0017】次に、位相π/2測定モードで測定を行う
(ST3)。すなわち、上記平均値測定モードと同様
に、半導体レーザ3から出射された照明光4aは、投影
レンズ5を介して対象物体6に照射され、その対象物体
6で反射された物体光4bは、結像レンズ7および光学
フィルタ8を介してI.I.9の光電面9a上に結像する。
一方、ゲート動作タイミング信号発生器12は、位相π
/2測定モードに応じたゲート動作タイミング信号12
cをI.I.9に出力する。I.I.9は、図2に示すゲート動
作タイミング信号12cに対応する期間だけ光電面9a
から放出された電子の増倍動作を行う。その増倍された
電子はI.I.9の後端の蛍光面9bに到達して光を発生さ
せる。CCDカメラ10は、I.I.9の蛍光面9bからの
光量に応じた信号を距離演算部11に出力する。
【0018】次に、距離演算部11は、上記各モードの
測定により得られた信号に基づいて以下のように距離の
算出を行う。
【0019】変調信号発生器2が、例えば、変調信号2
aとしてノコギリ波信号を発生しているとき、その波形
は以下の式(2)で表される。
【数2】 tは時間を、Tは強度変調の周期である。半導体レーザ
3は、この変調信号2aに比例したレーザ光4aを出力
するので、その光信号は以下の式(3)で表される。
【数3】 Lは半導体レーザ3によって決定される定数である。
対象物体6上のある点ベクトル(vec[r])での、距離によ
る減衰、反射率などを含めたトータルでの反射係数をk
refl(vec[r])とする。この時、その点に対するI.I.9の
光電面9a上での光強度は、以下の式(4)で記述でき
る。
【数4】 ここでtdnは、I.I.9の光電面9a上に入射する光の光
源からの飛行距離に起因する時間遅れである。(光源−
対象物体)+(対象物体−撮像素子)間の距離をlとす
ると、
【数5】 但し、Cは光速を表す。3つの測定の各モードにおいて
CCDカメラ10が出力する信号は、以下の式(6),
(7),(8)で表される。すなわち、平均値測定モー
ドの場合は、次の式(6)で表される。
【数6】 位相0測定モードの場合は、次の式(7)で表される。
【数7】 位相π/2測定モードの場合は、次の式(8)で表され
る。
【数8】 但し、α(vec[r])=N・krefl(vec[r])であり、kCCD
CCDカメラ10の感度、およびI.I.9のゲインによっ
て決定される定数とする。
【0020】図3は、上述の式(7),(8)をグラフ
で表したものであり、実線は式(7)を示し、一点鎖線
は式(8)を示す。式(6),(7),(8)中におけ
る未知数はα(vec[r]),tdnの2つであるので、式
(6)と式(7)の組合せ、あるいは式(6)と式
(8)の組合せによってtdnを求めることができる。
【0021】式(6)と式(7)の組合せからは、以下
の式(9)ようになる。
【数9】 距離演算部11は、式(9)に基づいて距離候補を算出
する(ST4)。
【0022】また、式(6)と式(8)の組合せから
は、以下の式(10)ようになる。
【数10】 距離演算部11は、式(10)に基づいて距離候補を算
出する(ST5)。
【0023】次に、距離演算部11は、ステップST4
で算出した距離候補と、ステップST5で算出した距離
候補とを照合し、妥当な距離を決定する(ST6)。
【0024】図4は、いずれか一方の式(9)あるいは
式(10)を用いた場合の問題点を示す。同図(a)に示
すように、式(9)のみ、あるいは同図(b)に示すよう
に、式(10)のみを用いた場合は、0<t<Tにおい
て対応するtdnが2つ存在し、変調信号2aの半周期の
測定レンジしか持たなくなってしまう。そこで、式
(6),(7),(8)の3つを組み合せることによ
り、変調信号2aの1周期全体に渡ってtdnを一意に決
定することができる。すなわち、式(9),(10)を
それぞれの定義域内において解き、両者の解が一致する
ものを真のtdn とすればよい。実際には誤差の存在の
ため、両者が厳密に一致しないことが考えられるが、そ
れぞれの組合せにおいて生成される偽の解は理論的には
T/2離れており、真の解近辺の値を特定するのは容易
である。
【0025】最後に、距離演算部11は、求めた距離値
をコンピュータ13に出力する(ST7)。コンピュー
タ13は、距離値をメモリに記憶するとともに、その結
果を表示部に表示する。
【0026】上述した実施の形態によれば、変調信号と
してノコギリ波信号を用いることにより、上記式
(7),(8)にから分かるように、それぞれの区分に
おいてtdnの変化に対して線形な変化となっているた
め、測定対象の位置に関わらず一定の精度で測定を行う
ことができるとともに、変調信号の1周期全体に渡って
測定レンジがとれるため、測定レンジを大きくでき、変
調歪みの影響を少なくして精度良く測定が行うことがで
きる。また、強度変調を行っているのは光源である半導
体レーザだけであり、撮像素子側は一定のゲインを保っ
ているため、変調時に非線形性が生じたとしても光源部
分だけにとどめることができる。従って、出力結果に光
源および撮像素子という異なる要素の非線形性が重畳さ
れることがないため、光源部分だけの非線形性の補正を
行えば済む。
【0027】なお、算出すべきtdn は1つであるの
で、両者の平均などを用いてtdn とすることで、誤差
の影響を小さくすることも可能となる。また、上記実施
の形態では、光源として半導体レーザを使用している
が、原理的にコヒーレントな光を必要としないため一般
的な光源、たとえばキセノンランプ、ストロボなどを用
いることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の3次元形状
計測方法および装置によれば、直線からなる変調信号を
用いているので、位相によらず精度良く測定を行うこと
が可能となる。また、光量信号を位相を異ならせて複数
のサンプリングを行うことにより、変料信号の周期全体
に渡って広い測定レンジで測定を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る3次元形状計測装置
を示す図
【図2】本実施の形態のゲート動作タイミング信号発生
器が生成するゲート動作タイミング信号を示す図
【図3】本実施の形態の距離演算部の演算を説明するた
めの図
【図4】(a),(b)は本実施の形態の距離演算部の演算を
説明するための図
【図5】本実施の形態の3次元形状計測装置の動作を説
明するためのフローチャート
【図6】従来の3次元形状計測装置を示す図
【符号の説明】
1 3次元形状計測装置 2 変調信号発生器 2a 変調信号 3 半導体レーザ 4a 照明光 4b 物体光 5 投影レンズ 6 対象物体 7 結像レンズ 8 光学フィルタ 9 ゲート機能付きイメージインテンシファイア(I.
I.) 9a 光電面 9b 蛍光面 10 CCDカメラ 11 距離演算部 12 ゲート動作タイミング信号発生器 12a,12b,12c ゲート動作タイミング信号 13 コンピュータ 15 移相器 19 変調ゲート付きイメージインテンシファイア
(I.I.) 20 移相器 21 鏡 21a 穴
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA53 DD00 FF13 FF42 GG06 JJ03 JJ26 LL04 LL21 LL22 NN02 NN08 QQ01 QQ23 QQ42 QQ47 SS01 SS13 2F112 AD03 BA03 BA06 CA08 CA12 DA19 DA25 EA03 FA03 FA21 5J084 AA05 AD02 BA04 BA34 BB02 BB20 EA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の周波数の直線からなる変調信号によ
    って強度変調された光を対象物体に照射し、 前記対象物体で反射した光を受光して光量信号に光電変
    換し、 前記光量信号を前記所定の周波数とほぼ等しい周波数で
    サンプリングを行い、 前記サンプリングの結果に基づいて前記変調信号と前記
    光量信号との位相差を求め、前記位相差に基づいて前記
    対象物体までの距離を演算することを特徴とする3次元
    形状計測方法。
  2. 【請求項2】前記サンプリングは、位相を異ならせて複
    数のサンプリングを行う構成の請求項1記載の3次元形
    状計測方法。
  3. 【請求項3】前記複数のサンプリングは、それぞれ複数
    の所定の期間に前記光量信号を積算し、前記複数のサン
    プリングのうち少なくとも1つのサンプリングは、前記
    所定の期間が前記変調信号の半周期よりも短い構成の請
    求項2記載の3次元形状計測方法。
  4. 【請求項4】前記サンプリングは、前記変調信号の周期
    の整数倍の期間に前記光量信号のキャンセル用サンプリ
    ングを行い、 前記演算は、前記キャンセル用サンプリングの結果に基
    づいて前記対象物体の各部の反射率の相違に基づく誤差
    をキャンセルする構成の請求項1記載の3次元形状計測
    方法。
  5. 【請求項5】所定の周波数の直線からなる変調信号を発
    生する変調信号発生手段と、 前記変調信号によって強度変調された光を対象物体に照
    射する照射手段と、 前記対象物体で反射した光を受光して光量信号に光電変
    換する検出手段と、 前記光量信号を前記所定の周波数とほぼ等しい周波数で
    サンプリングを行うサンプリング手段と、 前記サンプリング手段によるサンプリング結果に基づい
    て前記変調信号と前記光量信号との位相差を求め、前記
    位相差に基づいて前記対象物体までの距離を演算する演
    算手段とを備えたことを特徴とする3次元形状計測装
    置。
  6. 【請求項6】前記サンプリング手段は、位相を異ならせ
    て複数のサンプリングを行う構成の請求項5記載の3次
    元形状計測装置。
  7. 【請求項7】前記サンプリング手段は、複数の所定の期
    間に前記光量信号を積算する前記複数のサンプリングを
    行い、前記複数のサンプリングのうち少なくとも1つの
    サンプリングは、前記所定の期間が前記変調信号の半周
    期よりも短い構成の請求項6記載の3次元形状計測装
    置。
  8. 【請求項8】前記変調信号発生手段は、前記変調信号と
    してノコギリ波信号を発生する構成の請求項5記載の3
    次元形状計測装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005510697A (ja) * 2001-11-27 2005-04-21 カリダス プレシジョン システムズ ゲーエムベーハー 立体物形状検出方法及びその装置
JP2014522979A (ja) * 2011-07-15 2014-09-08 ソフトキネティック センサー エヌブイ 距離情報を提供する方法及びタイム・オブ・フライトカメラ

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