JP2001278973A - 含フッ素化合物、その製造方法および用途 - Google Patents

含フッ素化合物、その製造方法および用途

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JP2001278973A
JP2001278973A JP2000095541A JP2000095541A JP2001278973A JP 2001278973 A JP2001278973 A JP 2001278973A JP 2000095541 A JP2000095541 A JP 2000095541A JP 2000095541 A JP2000095541 A JP 2000095541A JP 2001278973 A JP2001278973 A JP 2001278973A
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Tetsuhito Aihara
徹人 相原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な界面活性性能と帯電防止剤性能を併せ持
つ新規な含フッ素化合物、その製造方法および用途の提
供。 【解決手段】一般式(1)で示される含フッ素化合物
(R1 、R2 は炭素数1〜40のポリフルオロアルキル
基。R3 、R4 は、エーテル結合を有していてもよい炭
素数1〜40の炭化水素基であり、さらに置換基を有し
ていてもよい。nは2〜40の整数)。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な含フッ素化
合物、その製造方法および用途に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、疎水性基としてフルオロアルキル
またはパーフルオロアルキル鎖を有するフッ素系界面活
性剤がいくつか提案され、カルボン酸、リン酸、スルホ
ン酸などの親水性基とを有する化合物、たとえばフルオ
ロアルキルカルボン酸(C2 〜C20)、パーフルオロア
ルキルカルボン酸(C7 〜C13)、パーフルオロアルキ
ルスルホン酸塩、モノパーフルオロアルキルエチルリン
酸エステルなどが知られている。
【0003】またスルホン酸アミド基を有するものもい
くつか知られており、たとえばパーフルオロオクタンス
ルホン酸ジエタノールアミド、N−プロピル−N−(2
−ヒドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンア
ミドなどが知られている。スルホン酸アミド基を有する
エポキシドを重合原料に用いたエポキシ系重合体も知ら
れている。
【0004】上記のようなフッ素系界面活性剤は、耐薬
品性に優れ、強酸化性メッキ浴中でも分解されない安定
性を示すなどの特徴を有し、またハイドロカーボン系界
面活性剤に比べて高い界面活性を示すことから、近年注
目されており、新規な化合物の出現とともに種々の用途
が期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、界面活性剤
および帯電防止剤などとして有用な新規なフッ素化合
物、その製造方法および用途を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な情況に鑑みて鋭意研究を行ったところ、オキシアルキ
レンの繰返し単位を有する骨格を有し、かつ1分子中に
スルホン酸アミド基を2以上有する構造の新規なポリフ
ルオロアルキルスルホン酸アミド化合物(含フッ素化合
物)は、水系および有機溶媒のいずれに対しても高い界
面活性特性を示し、またオキシアルキレン単位の繰返し
数を大きくして分子量を調整することが可能であり、か
つ比較的大きい分子量のものでも水系に対する良好な界
面活性性能を保持することができることを見出した。さ
らに上記構造の含フッ素化合物は、優れた帯電防止性能
も発揮しうることを見出して本発明を完成するに至っ
た。なお重合体以外では、1分子中に2以上のスルホン
酸アミド基を有するポリフルオロアルキルスルホンアミ
ド化合物は報告されていない。
【0007】すなわち本発明は、下記一般式(1)で示
される含フッ素化合物(以下、「本発明の含フッ素化合
物」とも記す)である。
【化4】 (式中、 R1 、R2 :相互に独立して炭素数1〜40のポリフル
オロアルキル基、 R3 、R4 :相互に独立して炭素数1〜40の炭化水素
基であり、該基中にはエーテル性の酸素原子(−O−)
が挿入されていてもよく、また該基中の水素原子の1個
以上はハロゲン原子で置換されていてもよい。 n:2〜40の整数)。
【0008】上記R1 およびR2 で示されるポリフルオ
ロアルキル基は、パーフルオロアルキル基であることが
好ましい。またR3 およびR4 で示される炭化水素基
は、炭素数1〜10の直鎖アルキル基であることが好ま
しい。
【0009】下記式(2)で示される化合物の少なくと
も1種と、下記式(3)で示される化合物の少なくとも
1種以上とを、反応させることを特徴とする請求項1〜
3に記載の含フッ素化合物の製造方法。
【0010】本発明では、下記式(2)で示される化合
物を1種以上と、下記式(3)で示される化合物を1種
以上とを反応させることを特徴とする本発明の含フッ素
化合物の製造方法も提供する。
【0011】
【化5】 (式中、 R' :炭素数1〜40のポリフルオロアルキル基。 R”:炭素数1〜40の炭化水素基であり、該基中には
エーテル性の酸素原子(−O−)が挿入されていてもよ
く、また該基中の水素原子の1個以上はハロゲン原子で
置換されていてもよい。)
【化6】 (n:2〜40の整数)。
【0012】上記のような本発明の含フッ素化合物は、
水系において、あるいは有機溶媒に対しても優れた界面
活性効果を示し、また種々の用途に有用であるが、たと
えば本発明では、上記のような本発明の含フッ素化合物
の少なくとも1種からなる界面活性剤、さらには本発明
の含フッ素化合物の少なくとも1種からなる帯電防止剤
も提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明をより具体的に説明す
る。本発明に係る含フッ素化合物は、分子中に、アルキ
レンエーテル骨格と、2以上のスルホン酸アミド基を有
する化合物であって、下記一般式(1)で示される。
【化7】
【0014】式(1)中、R1 およびR2 は、互いに独
立して炭素数1〜40のポリフルオロアルキル基であ
る。本明細書において、ポリフルオロアルキル基とは、
水素原子の2個以上がフッ素原子で置換されたアルキル
基をいう。上記ポリフルオロアルキル基のフッ素化率
を、[(ポリフルオロアルキル基中のフッ素原子数)/
(同一炭素数の対応するアルキル基中に含まれる水素原
子数)]×100(%)で表示したとき、本発明では、
1 およびR2 のフッ素化率は、通常60%以上、さら
には80%以上であることが好ましい。このアルキル基
中に含まれる水素原子の100%がフッ素原子に置換さ
れた基はパーフルオロアルキル基である。なおフッ素置
換残余のアルキル水素原子の極少数は塩素原子に置換さ
れていてもよい。
【0015】また上記ポリフルオロアルキル基は、直鎖
の基でも分岐を有する基でもよい。R1 およびR2 のい
ずれもが直鎖の基であれば、製造容易の利点がある。上
記のうちでも、界面活性能の高さおよび製造容易性か
ら、R1 およびR2 はいずれもパーフルオロアルキル基
であることが好ましく、特に直鎖パーフルオロアルキル
基であることが好ましい。このときパーフルオロアルキ
ル基の長さは、所望により選択することができるが、通
常、炭素数4〜12程度が好ましい。
【0016】このような好ましいR1 およびR2 の具体
例としては、たとえばn-C4 9 、n-C5 11、n-C6
13、n-C7 15、n-C8 17、n-C9 19、n-C10
21、n-C1123、n-C1225などが挙げられる。また上
記好ましい態様において、R1 およびR2 は同一基であ
っても異なる基であってもよい。
【0017】なお本明細書において、一般式(1)で示
される化合物中、R1 とこれに対応するR2 とが互いに
異なるとは、1分子内で互いに異なるものだけでなく、
1分子内では同一基を有するが、これに対応する異種の
基を有する他分子との混合物も含む意味で用いられる。
以下のR3 とR4 とにおいても同意である。
【0018】R3 およびR4 は、相互に独立して炭素数
1〜40の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素−炭
素結合間にはエーテル性の酸素結合(−O−)が挿入さ
れていてもよい。1つの炭化水素基当り2個以上のエー
テル性の酸素結合を有していてもよい。上記炭化水素基
としては、具体的に、アルキル基、フェニル基などのア
リル基が挙げられる。アルキル基は直鎖基でも分岐を有
する基でもよい。これらの基はさらにアリル置換基また
はアルキル置換基を有していてもよく、たとえばアラル
キル基(aralkyl 基)などが挙げられる。またアリル
基、アラルキル基がさらに、アルキル基、ハロゲンなど
の置換基を有していてもよく、その置換位置は限定され
ない。このような例として、フェニレン基の場合には、
アルキル基および/またはハロゲンとの置換位置は限定
されず、1,4−フェニレン、1,3−フェニレン、
1,2−フェニレンいずれであってもよい。
【0019】またエーテル性の酸素結合を含む炭化水素
基としては、たとえば直鎖状または分岐状アルキル基の
炭素−炭素結合間に有する基が挙げられ、具体的には、
−CH2 OCH3 、−CH2 CH2 OCH3 、−CH2
CH2 OCH2 CH3 、−CH2 CH2 OCH2 CH2
OCH3 などが挙げられる。上記炭化水素基中の水素原
子の1個以上がハロゲン原子で置換されていてもよく、
その場合のハロゲン原子としてはフッ素原子が好まし
い。なおエーテル性結合を有する場合も同様である。
【0020】上記のうちでも、R3 およびR4 は炭素数
1〜10のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、p−
フロロフェニレン基、−CH2 CH2 OCH3 基などで
あることが好ましく、特に炭素数1〜10の非置換の直
鎖アルキル基が好ましい。R3 およびR4 のいずれもが
直鎖の基であれば、製造容易の利点がある。この好まし
い態様において、R3 およびR4 は同一基であっても互
いに異なる基であってもよい。
【0021】nは2〜40の整数であり、好ましくは5
〜30の整数である。nの大きさにより、本発明の化合
物の粘度などを適宜変更することができる。なお本発明
の含フッ素化合物は、エチレンオキサイド繰返し骨格を
さらなるエーテル結合手を有する分岐状アルキレンオキ
サイド単位に代え、これによりスルホン酸アミド基を3
以上有する化合物であってもよい。本発明の化合物は、
1分子中にスルホン酸アミド基を複数個有しており、分
子量の大きさに比べて高い界面活性効果が得られる。
【0022】上記のような一般式(1)で示される含フ
ッ素化合物の好ましい具体例としては、たとえば、R1
およびR2 が炭素数4〜12の直鎖パーフルオロアルキ
ル基であり、R3 およびR4 が炭素数1〜10の直鎖ア
ルキル基、フェニル基、ベンジル基、p−フロロフェニ
レン基または−CH2 CH2 OCH3 基であり、nは5
〜30の整数である化合物が挙げられる。より具体的に
1 およびR2 がいずれも炭素数8の直鎖パーフルオロ
アルキル基である場合を以下に数例挙げる。
【0023】
【化8】
【0024】なお上記例示中、nは5〜30から選ばれ
る整数であることが好ましい。またたとえば上記例示に
した各化合物中、R1 およびR2 に相当する基を、n-C
8 17から、n-C4 9 、n-C5 11、n-C6 13、n-
7 15、n-C9 19、n-C1021、n-C1123または
n-C1225に代えた基も例示される。上記のような一般
式(1)で示される含フッ素化合物のうちでも、R1
2とが同一の基であり、かつR3 とR4 とが同一の基
である化合物は、製造が容易であり好ましい。
【0025】<製造方法>上記のように1分子中にアル
キレンエーテル骨格とスルホン酸アミド基を2以上有す
る本発明の含フッ素化合物は、たとえば式(2)で示さ
れる化合物の1種以上と、式(3)で示される化合物の
1種以上とを反応させることによって製造することがで
きる。すなわち式(3)で示される化合物の2以上の水
酸基に、式(2)で示されるエポキシドを開環付加させ
ればよい。式(2)の化合物は市販品を用いることもで
きる。
【0026】上記反応は、適当な触媒の存在下あるいは
非存在下に行うことができる。触媒は特に限定されない
が、ブレンステッド酸あるいはルイス酸触媒を好ましく
用いることができる。具体例としてはボロントリフルオ
ライド(BF3 )・ジエチルエーテル錯体、BF3 ・ジ
メチルエーテル錯体等のBF3 ・エーテル錯体、塩化ア
ルミニウム、塩化すず、塩化鉄等の金属塩化物などを好
ましく挙げられる。触媒の使用量は、式(2)で示され
る化合物に対する質量比で、通常1ppm〜50%が好
ましく、特に好ましくは100ppm〜10%である。
【0027】また反応は、溶媒の非存在下に実施するの
が好ましいが、必要に応じて溶媒を添加することもでき
る。この際、溶媒としては、具体的にベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類を単独で用いることができ、ある
いはこれらを併用してもよい。
【0028】反応は、反応原料によっても異なるが、通
常、0〜150℃、好ましくは30〜100℃の反応温
度下で、常圧〜1MPa(絶対圧)の圧力下で行うこと
ができ、通常は常圧下で行われる。
【0029】上記の製造方法によれば、上記式(1)中
のR1 (またはR2 )、およびR3(またはR4 )は、
それぞれ式(2)中のR' およびR" に対応して導入さ
れるので、式(2)の化合物は一般式(1)で示される
本発明の含フッ素化合物の目的とする構造に応じたR'
およびR" を有するものを適宜選択すればよく、目的構
造の化合物を容易に得ることができる。また目的の含フ
ッ素化合物は、R1 とR2 とが、および/またはR3
4 とが異なる構造であっても、R' および/または
R" の異なる式(2)の化合物を組合わせて用いれば容
易に得ることができる。
【0030】また式(3)で示される化合物として、n
の異なる数種の化合物の混合物を用いることも可能であ
る。この場合、得られる本発明の含フッ素化合物はnの
異なる数種の化合物の混合物として得られる。
【0031】より具体的にたとえば、式(1)における
1 とR2 の異なる化合物および/またはR3 とR4
異なる化合物は、まず式(3)で示される化合物に対し
て、2当量未満の式(2)で示される第1の化合物を反
応させた後、第1の化合物とはR' および/またはR"
の異なる他の式(2)で示される化合物を反応させるこ
とにより得られる。
【0032】<用途>本発明の含フッ素化合物は優れた
界面活性効果を示す。このような本発明の含フッ素化合
物は、界面活性剤としてだけでなく、インク、塗料、レ
ジスト、硬化性樹脂等のレベリング剤、農業用フィルム
の防霧剤等として好適に用いられる。またその優れた帯
電防止効果から、レジスト、フィルム、樹脂、樹脂成形
品用の帯電防止剤等が挙げられる。優れた界面活性効果
および優れた帯電防止効果を併せ持つことから帯電防止
剤として特に有用である。このような用途に使用される
本発明の含フッ素化合物は、上記例示の単一化合物であ
っても、2種以上の混合物であってもよく、また本発明
の目的を損なわない範囲であれば、他の成分を含んでい
てもよい。さらに用途に応じて、他の既知の界面活性剤
あるいは帯電防止剤と併用して用いることも可能であ
る。
【0033】
【実施例】以下に本発明の実施例をあげて具体的に説明
するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。 (実施例1) [化合物Aの合成]下記式(5)で示される化合物Aを
合成した。
【化9】
【0034】100mlガラス製反応フラスコに、H
(OCH2 CH2 22OH(商品名「PEG1000、
日本油脂社製)9.87g(0.01mol)、および
BF3・ジエチルエーテル錯体0.1gを仕込み、50
℃に昇温した。そこに、下記式(4)で示すN−パーフ
ルオロ−N−プロピルエポキシド化合物(商品名「MF
−130」、トーケムプロダクツ社製)11.95g
(0.02mol)を2時間かけて滴下した。その後、
同温度を維持して1時間反応させた。
【0035】
【化10】 反応後キシレン20gを添加し、減圧下でキシレンおよ
び低沸分を留去し、目的の化合物A(ワックス状)を2
0.8g得た。(収率95%)
【0036】上記で得られた化合物AのNMRスペクト
ルを測定した。 H−NMR(CDCl3 ,TMS)σ(ppm)0.9
2(t,J=7.2Hz,6H),1.73(m,4
H),3.35〜3.80(m,102H)19 F−NMR(CDCl3 ,CFCl3 )σ(ppm)
−81.2(m,6F),−112.5(m,4F),
−120.7(m,4F),−122.3(m,12
F),−123.2(m,4F),−126.6(m,
4F)。
【0037】[表面張力および界面張力の測定]上記で
得られた化合物Aを、イオン交換水にそれぞれ0.1質
量(wt)%、0.01wt%、0.002wt%溶解
させた溶液を調製し、順に例1〜3とした。各溶液につ
いて、ウィルヘルミー法(使用装置:協和界面科学株式
会社製CBVP−A3型)により、表面張力(mN/
m)およびn−ヘキサンとの界面張力(mN/m)を測
定した。対照としてイオン交換水のみを用いて、例1と
同様な試験を行った。試験結果を表1に示す。
【0038】 本発明の化合物は、水系において、また有機溶媒に対し
て良好な界面活性を示した。
【0039】
【発明の効果】本発明の含フッ素化合物は、1分子中に
複数のポリフルオロアルキルスルホン酸アミド基、およ
びポリオキシアルキレン基を有し、界面活性剤および帯
電防止剤として極めて優れた新規化合物である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で示される含フッ素化合
    物: 【化1】 (式中、 R1 、R2 :相互に独立して炭素数1〜40のポリフル
    オロアルキル基、 R3 、R4 :相互に独立して炭素数1〜40の炭化水素
    基であり、該基中にはエーテル性の酸素原子(−O−)
    が挿入されていてもよく、また該基中の水素原子の1個
    以上はハロゲン原子で置換されていてもよい。 n:2〜40の整数)。
  2. 【請求項2】前記R1 およびR2 で示されるポリフルオ
    ロアルキル基が、パーフルオロアルキル基である請求項
    1に記載の含フッ素化合物。
  3. 【請求項3】前記R3 およびR4 で示される炭化水素基
    が、炭素数1〜10の直鎖アルキル基である請求項1ま
    たは2に記載の含フッ素化合物。
  4. 【請求項4】下記式(2)で示される化合物の1種以上
    と、下記式(3)で示される化合物の1種以上とを、反
    応させることを特徴とする請求項1〜3に記載の含フッ
    素化合物の製造方法。 【化2】 (式中、 R’:炭素数1〜40のポリフルオロアルキル基であ
    り、 R”:炭素数1〜40の炭化水素基であり、該基中には
    エーテル性の酸素原子(−O−)が挿入されていてもよ
    く、また該基中の水素原子の1個以上はハロゲン原子で
    置換されていてもよい。) 【化3】 (n:2〜40の整数)。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかに記載の含フッ素
    化合物の少なくとも1種からなる界面活性剤。
  6. 【請求項6】請求項1〜3のいずれかに記載の含フッ素
    化合物の少なくとも1種からなる帯電防止剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7425374B2 (en) * 2005-12-22 2008-09-16 3M Innovative Properties Company Fluorinated surfactants

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US7425374B2 (en) * 2005-12-22 2008-09-16 3M Innovative Properties Company Fluorinated surfactants

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