JP2001277952A - 車両用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動システム - Google Patents
車両用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動システムInfo
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R25/102—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device a signal being sent to a remote location, e.g. a radio signal being transmitted to a police station, a security company or the owner
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- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
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- G08C2201/00—Transmission systems of control signals via wireless link
- G08C2201/40—Remote control systems using repeaters, converters, gateways
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで極力ワイヤハーネスレス化を図る
ことができる車両用通信システム及びこれを用いた車両
装備品の作動システムを得る。 【解決手段】 車両用通信・作動システム10は、イン
ナビューミラー12、センタコンソール14、リモコン
16の三者間において成立している。リモコン16の赤
外線投光部28から赤外線30が投光されると、当該赤
外線30はインナビューミラー12の赤外線投受光部1
8の受光部に受光された後に、投光部から赤外線32が
投光される。この赤外線32はセンタコンソール14に
設けられた赤外線受光部24に受光され、電気信号に変
換されてカーステレオ22を自動的に作動させる。従っ
て、ワイヤハーネスを廃止することができ、しかも電波
を使って通信するのではなく、赤外線を使って通信する
ため、低コストでシステムを成立させることができる。
ことができる車両用通信システム及びこれを用いた車両
装備品の作動システムを得る。 【解決手段】 車両用通信・作動システム10は、イン
ナビューミラー12、センタコンソール14、リモコン
16の三者間において成立している。リモコン16の赤
外線投光部28から赤外線30が投光されると、当該赤
外線30はインナビューミラー12の赤外線投受光部1
8の受光部に受光された後に、投光部から赤外線32が
投光される。この赤外線32はセンタコンソール14に
設けられた赤外線受光部24に受光され、電気信号に変
換されてカーステレオ22を自動的に作動させる。従っ
て、ワイヤハーネスを廃止することができ、しかも電波
を使って通信するのではなく、赤外線を使って通信する
ため、低コストでシステムを成立させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用通信システ
ム及びこれを用いた車両装備品の作動システムに関す
る。
ム及びこれを用いた車両装備品の作動システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在の車両装備品は、その多くが電子制
御されている。例えば、電動格納式のドアミラー装置で
は、ドアミラー操作スイッチを操作することにより、ド
アミラーが自動的に格納されるように構成されている。
御されている。例えば、電動格納式のドアミラー装置で
は、ドアミラー操作スイッチを操作することにより、ド
アミラーが自動的に格納されるように構成されている。
【0003】ところが、従来では、このような種々の車
両装備品の電気的接続状態を確保するためにワイヤハー
ネスを使用していた。
両装備品の電気的接続状態を確保するためにワイヤハー
ネスを使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両装備品の
電装化は今後ますます拡充されていくものと思われる。
このような背景にあって、今までのようなワイヤハーネ
スを使用した信号の送受信を行っていたのでは、ワイヤ
ハーネスの本数が増えるばかりであり、部品点数の増加
及び組付工数の増加によるコストアップ、重量増加、車
両スペースの犠牲、デザイン上の制約となる等の様々な
問題が生じるのは必至である。
電装化は今後ますます拡充されていくものと思われる。
このような背景にあって、今までのようなワイヤハーネ
スを使用した信号の送受信を行っていたのでは、ワイヤ
ハーネスの本数が増えるばかりであり、部品点数の増加
及び組付工数の増加によるコストアップ、重量増加、車
両スペースの犠牲、デザイン上の制約となる等の様々な
問題が生じるのは必至である。
【0005】なお、ワイヤハーネスの使用を極力少なく
するために、電波による信号の送受信システムを導入す
ることも一案であるが、電波による信号の送受信システ
ムによる場合、一般には発信機及び受信機等の電波関連
部品のコストが高いため、コストメリットに欠ける傾向
にある。
するために、電波による信号の送受信システムを導入す
ることも一案であるが、電波による信号の送受信システ
ムによる場合、一般には発信機及び受信機等の電波関連
部品のコストが高いため、コストメリットに欠ける傾向
にある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、低コストで極
力ワイヤハーネスレス化を図ることができる車両用通信
システム及びこれを用いた車両装備品の作動システムを
得ることが目的である。
力ワイヤハーネスレス化を図ることができる車両用通信
システム及びこれを用いた車両装備品の作動システムを
得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る車両用通信システムは、赤外線の受光及び投光の少
なくとも一方が可能とされた第1の赤外線投受光部を備
えたインナビューミラーと、赤外線の受光及び投光の少
なくとも一方が可能とされかつ前記インナビューミラー
との間で通信をするための第2の赤外線投受光部を備え
た前記インナビューミラー以外の一又は二以上の車両装
備品と、を有することを特徴としている。
係る車両用通信システムは、赤外線の受光及び投光の少
なくとも一方が可能とされた第1の赤外線投受光部を備
えたインナビューミラーと、赤外線の受光及び投光の少
なくとも一方が可能とされかつ前記インナビューミラー
との間で通信をするための第2の赤外線投受光部を備え
た前記インナビューミラー以外の一又は二以上の車両装
備品と、を有することを特徴としている。
【0008】請求項1記載の本発明によれば、インナビ
ューミラーは第1の赤外線投受光部を備えていることか
ら、当該第1の赤外線投受光部から赤外線を投光し、或
いは赤外線を受光することが可能である。また、インナ
ビューミラー以外の一又は二以上の車両装備品も第2の
赤外線投受光部を備えていることから、当該第2の赤外
線投受光部から赤外線を投光し、或いは赤外線を受光す
ることが可能である。従って、赤外線に通信内容を担持
させることにより、インナビューミラーと一又は二以上
の車両装備品との間での通信が可能となる。
ューミラーは第1の赤外線投受光部を備えていることか
ら、当該第1の赤外線投受光部から赤外線を投光し、或
いは赤外線を受光することが可能である。また、インナ
ビューミラー以外の一又は二以上の車両装備品も第2の
赤外線投受光部を備えていることから、当該第2の赤外
線投受光部から赤外線を投光し、或いは赤外線を受光す
ることが可能である。従って、赤外線に通信内容を担持
させることにより、インナビューミラーと一又は二以上
の車両装備品との間での通信が可能となる。
【0009】このように本発明では、インナビューミラ
ーの有利性(即ち、一般に、インナビューミラーは、赤
外線が遮られにくい位置にあり、同時に種々の車両装備
品に対して比較的近い位置にあるという特殊性を有す
る)に着目し、当該インナビューミラーと一又は二以上
の車両装備品との間で上記のような通信システムを成立
させることにより、従来では必要とされたワイヤハーネ
スを廃止することが可能となる。
ーの有利性(即ち、一般に、インナビューミラーは、赤
外線が遮られにくい位置にあり、同時に種々の車両装備
品に対して比較的近い位置にあるという特殊性を有す
る)に着目し、当該インナビューミラーと一又は二以上
の車両装備品との間で上記のような通信システムを成立
させることにより、従来では必要とされたワイヤハーネ
スを廃止することが可能となる。
【0010】また、赤外線を利用して通信システムを成
立させているので、同様の通信システムを電波を使って
成立させる場合に比べて、コストも抑えられる。
立させているので、同様の通信システムを電波を使って
成立させる場合に比べて、コストも抑えられる。
【0011】請求項2記載の本発明に係る車両装備品の
作動システムは、前記インナビューミラー及び前記車両
装備品の少なくとも一方には作動機構が設けられてお
り、前記作動機構は、請求項1に記載された車両用通信
システムを用いて作動される、ことを特徴としている。
作動システムは、前記インナビューミラー及び前記車両
装備品の少なくとも一方には作動機構が設けられてお
り、前記作動機構は、請求項1に記載された車両用通信
システムを用いて作動される、ことを特徴としている。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、インナビ
ューミラーと一又は二以上の車両装備品との間で、以下
のような通信がワイヤハーネスレスで可能となる。
ューミラーと一又は二以上の車両装備品との間で、以下
のような通信がワイヤハーネスレスで可能となる。
【0013】例えば、ステアリングホイールにはステア
リングスイッチと赤外線投光部を設けておき、インナビ
ューミラーには作動機構として表示機構或いはミラー角
度変更機構等の駆動機構と赤外線受光部を設けておく。
そして、ドライバが車両用シートに着座した後、ステア
リングスイッチを操作すると、赤外線投光部からインナ
ビューミラーへ向けて通信内容が担持された赤外線が投
光される。投光された赤外線は、インナビューミラーに
設けられた赤外線受光部に受光される。インナビューミ
ラーでは、受光された赤外線に担持された通信内容に基
づいて、インナビューミラーに所定の表示(時計、走行
距離、燃費、外気温、内気温、文字放送等)をさせた
り、或いはミラー角度変更機構を作動させて後方視界が
そのドライバにとって最適となるようにミラー角度の調
整が自動的に行われる。
リングスイッチと赤外線投光部を設けておき、インナビ
ューミラーには作動機構として表示機構或いはミラー角
度変更機構等の駆動機構と赤外線受光部を設けておく。
そして、ドライバが車両用シートに着座した後、ステア
リングスイッチを操作すると、赤外線投光部からインナ
ビューミラーへ向けて通信内容が担持された赤外線が投
光される。投光された赤外線は、インナビューミラーに
設けられた赤外線受光部に受光される。インナビューミ
ラーでは、受光された赤外線に担持された通信内容に基
づいて、インナビューミラーに所定の表示(時計、走行
距離、燃費、外気温、内気温、文字放送等)をさせた
り、或いはミラー角度変更機構を作動させて後方視界が
そのドライバにとって最適となるようにミラー角度の調
整が自動的に行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1を用
いて、本発明に係る車両用通信システム及びこれを用い
た車両装備品の作動システムの第1実施形態について説
明する。
いて、本発明に係る車両用通信システム及びこれを用い
た車両装備品の作動システムの第1実施形態について説
明する。
【0015】図1に示されるように、この車両用通信・
作動システム10は、インナビューミラー12、センタ
コンソール14、及びリモコン16の三者によって構成
されている。
作動システム10は、インナビューミラー12、センタ
コンソール14、及びリモコン16の三者によって構成
されている。
【0016】インナビューミラー12の下縁側には、赤
外線投光部及び赤外線受光部の双方を備えた赤外線投受
光部18が設けられている。また、ステアリングホイー
ル20に隣接して配置されたセンタコンソール14に
は、ラジオ放送の受信、CD、MD、カセットテープ等
の装填が可能なカーステレオ22が配設されていると共
に、赤外線受光部24が設けられている。カーステレオ
22と赤外線受光部24とは、図示しない作動機構を介
して電気的に接続されている。さらに、リモコン16に
は、操作部26が設けられている他、赤外線投光部28
が設けられている。
外線投光部及び赤外線受光部の双方を備えた赤外線投受
光部18が設けられている。また、ステアリングホイー
ル20に隣接して配置されたセンタコンソール14に
は、ラジオ放送の受信、CD、MD、カセットテープ等
の装填が可能なカーステレオ22が配設されていると共
に、赤外線受光部24が設けられている。カーステレオ
22と赤外線受光部24とは、図示しない作動機構を介
して電気的に接続されている。さらに、リモコン16に
は、操作部26が設けられている他、赤外線投光部28
が設けられている。
【0017】なお、上記構成におけるセンタコンソール
14及びリモコン16が本発明における「車両装備品」
に相当し、赤外線投受光部18が本発明における「第1
の赤外線投受光部」に相当し、赤外線受光部24及び赤
外線投光部28が本発明における「第2の赤外線投受光
部」に相当する。
14及びリモコン16が本発明における「車両装備品」
に相当し、赤外線投受光部18が本発明における「第1
の赤外線投受光部」に相当し、赤外線受光部24及び赤
外線投光部28が本発明における「第2の赤外線投受光
部」に相当する。
【0018】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
て説明する。
【0019】ドライバが、リモコン16の赤外線投光部
28をインナビューミラー12側へ向けながら、リモコ
ン16の操作部26を操作すると、当該赤外線投光部2
8から赤外線30がインナビューミラー12側へ投光さ
れる。この赤外線30には、ドライバが操作した操作内
容(通信内容)が光信号として担持されている。
28をインナビューミラー12側へ向けながら、リモコ
ン16の操作部26を操作すると、当該赤外線投光部2
8から赤外線30がインナビューミラー12側へ投光さ
れる。この赤外線30には、ドライバが操作した操作内
容(通信内容)が光信号として担持されている。
【0020】インナビューミラー12では、前記赤外線
30を赤外線投受光部18の受光部で受光し、これを電
気信号に変換してから再び光信号に変換した後、赤外線
投受光部18の投光部から赤外線32をセンタコンソー
ル14側へ投光する。
30を赤外線投受光部18の受光部で受光し、これを電
気信号に変換してから再び光信号に変換した後、赤外線
投受光部18の投光部から赤外線32をセンタコンソー
ル14側へ投光する。
【0021】センタコンソール14では、前記赤外線3
2を赤外線受光部24で受光し、これを電気信号に変換
した後、当該赤外線32に担持された操作内容(通信内
容)に基づいて、カーステレオ22を自動的に作動させ
る。
2を赤外線受光部24で受光し、これを電気信号に変換
した後、当該赤外線32に担持された操作内容(通信内
容)に基づいて、カーステレオ22を自動的に作動させ
る。
【0022】このように本実施形態では、インナビュー
ミラー12の有利性(即ち、インナビューミラー12
は、赤外線が遮られにくい位置にあり、同時に種々の車
両装備品に対して比較的近い位置にあるという特殊性を
有する)に着目し、当該インナビューミラー12、カー
ステレオ22、及びリモコン16の三者間で上記のよう
な車両用通信・作動システム10を成立させたので、従
来では必要とされたワイヤハーネスを廃止することが可
能となる。その結果、本実施形態によれば、部品点数の
削減及び組付工数の削減によるコスト削減を図ることが
できると共に、車両の軽量化及び車両スペースの拡大化
並びにデザインの自由度の拡大等を図ることができる。
ミラー12の有利性(即ち、インナビューミラー12
は、赤外線が遮られにくい位置にあり、同時に種々の車
両装備品に対して比較的近い位置にあるという特殊性を
有する)に着目し、当該インナビューミラー12、カー
ステレオ22、及びリモコン16の三者間で上記のよう
な車両用通信・作動システム10を成立させたので、従
来では必要とされたワイヤハーネスを廃止することが可
能となる。その結果、本実施形態によれば、部品点数の
削減及び組付工数の削減によるコスト削減を図ることが
できると共に、車両の軽量化及び車両スペースの拡大化
並びにデザインの自由度の拡大等を図ることができる。
【0023】また、本実施形態では、赤外線30、32
を利用して車両用通信・作動システム10を成立させて
いるので、同様の通信・作動システムを電波を使って成
立させた場合に比べて、コストも抑えられる。従って、
この観点からも、コスト削減効果を期待できる。
を利用して車両用通信・作動システム10を成立させて
いるので、同様の通信・作動システムを電波を使って成
立させた場合に比べて、コストも抑えられる。従って、
この観点からも、コスト削減効果を期待できる。
【0024】なお、本実施形態に係る車両用通信・作動
システム10では、インナビューミラー12とセンタコ
ンソール14(のカーステレオ22)とリモコン16の
三者間で赤外線による通信・作動システムを成立させ、
カーステレオ22の操作に利用したが、これに限らず、
当該通信・作動システムに他の機能を付加したり、或い
は他の機能と代替させてもよい。例えば、リモコン16
の操作内容がインナビューミラー12に表示されるよう
にしてもよい。
システム10では、インナビューミラー12とセンタコ
ンソール14(のカーステレオ22)とリモコン16の
三者間で赤外線による通信・作動システムを成立させ、
カーステレオ22の操作に利用したが、これに限らず、
当該通信・作動システムに他の機能を付加したり、或い
は他の機能と代替させてもよい。例えば、リモコン16
の操作内容がインナビューミラー12に表示されるよう
にしてもよい。
【0025】〔第2実施形態〕次に、本発明に係る車両
用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動シス
テムの第2実施形態について説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成部分については、同一番号を付して
その説明を省略する。
用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動シス
テムの第2実施形態について説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成部分については、同一番号を付して
その説明を省略する。
【0026】図2に示されるように、この車両用通信・
作動システム40は、インナビューミラー12並びに左
右一対のアウタビューミラー42、44の三者によって
構成されている。
作動システム40は、インナビューミラー12並びに左
右一対のアウタビューミラー42、44の三者によって
構成されている。
【0027】インナビューミラー12の下縁側には、赤
外線受光部及び表示部の双方が一体化された表示部兼用
赤外線受光部46が設けられている。なお、インナビュ
ーミラー12内には、表示部兼用赤外線受光部46に所
定の表示をするための「作動機構」としての図示しない
表示機構が配設されている。また、左右のアウタビュー
ミラー42、44には、後続車両との車間距離を測定す
るための測距センサ48、50がそれぞれ配設されてい
る。さらに、左右のアウタビューミラー42、44に
は、赤外線投光部52、54がそれぞれ設けられてい
る。
外線受光部及び表示部の双方が一体化された表示部兼用
赤外線受光部46が設けられている。なお、インナビュ
ーミラー12内には、表示部兼用赤外線受光部46に所
定の表示をするための「作動機構」としての図示しない
表示機構が配設されている。また、左右のアウタビュー
ミラー42、44には、後続車両との車間距離を測定す
るための測距センサ48、50がそれぞれ配設されてい
る。さらに、左右のアウタビューミラー42、44に
は、赤外線投光部52、54がそれぞれ設けられてい
る。
【0028】なお、上記構成における左右のアウタビュ
ーミラー42、44が本発明における「車両装備品」に
相当し、表示部兼用赤外線受光部46が本発明における
「第1の赤外線投受光部」に相当し、赤外線投光部5
2、54が本発明における「第2の赤外線投受光部」に
相当する。
ーミラー42、44が本発明における「車両装備品」に
相当し、表示部兼用赤外線受光部46が本発明における
「第1の赤外線投受光部」に相当し、赤外線投光部5
2、54が本発明における「第2の赤外線投受光部」に
相当する。
【0029】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
て説明する。
【0030】車両走行中、左右のアウタビューミラー4
2、44の測距センサ48、50によって、後続車両と
の車間距離が測定される。車間距離が測定されると、各
アウタビューミラー42、44に設けられた赤外線投光
部52、54からインナビューミラー12側へ赤外線5
6、58が投光される。この赤外線56、58には、測
距センサ48、50で測定した車間距離(通信内容)が
光信号として担持されている。
2、44の測距センサ48、50によって、後続車両と
の車間距離が測定される。車間距離が測定されると、各
アウタビューミラー42、44に設けられた赤外線投光
部52、54からインナビューミラー12側へ赤外線5
6、58が投光される。この赤外線56、58には、測
距センサ48、50で測定した車間距離(通信内容)が
光信号として担持されている。
【0031】インナビューミラー12では、前記赤外線
56、58を表示部兼用赤外線受光部46の受光部で受
光し、これを電気信号に変換してから演算処理する。演
算処理が終了したら、図示しない表示機構を作動させ
て、インナビューミラー12の表示部兼用赤外線受光部
46の表示部に車間距離を表示させる。これにより、ド
ライバは後続車両との車間距離を正確に把握することが
でき、安全性をより高めることができる。
56、58を表示部兼用赤外線受光部46の受光部で受
光し、これを電気信号に変換してから演算処理する。演
算処理が終了したら、図示しない表示機構を作動させ
て、インナビューミラー12の表示部兼用赤外線受光部
46の表示部に車間距離を表示させる。これにより、ド
ライバは後続車両との車間距離を正確に把握することが
でき、安全性をより高めることができる。
【0032】このように本実施形態では、インナビュー
ミラー12の有利性に着目し、当該インナビューミラー
12と左右のアウタビューミラー42、44との三者間
で上記のような車両用通信・作動システム40を成立さ
せたので、従来では必要とされたワイヤハーネスを廃止
することが可能となる。また、この車両用通信・作動シ
ステム40も、前述した第1実施形態と同様に赤外線を
利用した通信・作動システムであるため、同様の通信・
作動システムを電波を使って成立させた場合に比べてコ
ストも抑えられる。
ミラー12の有利性に着目し、当該インナビューミラー
12と左右のアウタビューミラー42、44との三者間
で上記のような車両用通信・作動システム40を成立さ
せたので、従来では必要とされたワイヤハーネスを廃止
することが可能となる。また、この車両用通信・作動シ
ステム40も、前述した第1実施形態と同様に赤外線を
利用した通信・作動システムであるため、同様の通信・
作動システムを電波を使って成立させた場合に比べてコ
ストも抑えられる。
【0033】なお、本実施形態に係る車両用通信・作動
システム40では、インナビューミラー12と左右のア
ウタビューミラー42、44の三者間で赤外線による通
信・作動システムを成立させ、後続車両との車間距離を
表示させるようにしたが、これに限らず、当該通信・作
動システムに他の機能を付加したり、或いは他の機能と
代替させてもよい。例えば、測距説明48に替えて温度
センサを取り付け、外気温をインナビューミラー12に
表示させて、第1実施形態で説明したセンタコンソール
のカーエアコンを自動的に作動させるようにしてもよ
い。また、エレクトロクロミック防眩ミラー仕様とし、
当該エレクトロクロミック防眩ミラーの電気的な発色作
用が自動的になさせるようにしてもよい。
システム40では、インナビューミラー12と左右のア
ウタビューミラー42、44の三者間で赤外線による通
信・作動システムを成立させ、後続車両との車間距離を
表示させるようにしたが、これに限らず、当該通信・作
動システムに他の機能を付加したり、或いは他の機能と
代替させてもよい。例えば、測距説明48に替えて温度
センサを取り付け、外気温をインナビューミラー12に
表示させて、第1実施形態で説明したセンタコンソール
のカーエアコンを自動的に作動させるようにしてもよ
い。また、エレクトロクロミック防眩ミラー仕様とし、
当該エレクトロクロミック防眩ミラーの電気的な発色作
用が自動的になさせるようにしてもよい。
【0034】〔第3実施形態〕次に、本発明に係る車両
用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動シス
テムの第3実施形態について説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成部分については、同一番号を付して
その説明を省略する。
用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動シス
テムの第3実施形態について説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成部分については、同一番号を付して
その説明を省略する。
【0035】図3に示されるように、この車両用通信・
作動システム60は、インナビューミラー12及びステ
アリングホイール61の二者によって構成されている。
作動システム60は、インナビューミラー12及びステ
アリングホイール61の二者によって構成されている。
【0036】インナビューミラー12の下縁側には、赤
外線受光部及び表示部の双方が一体化された表示部兼用
赤外線受光部46が設けられている。なお、インナビュ
ーミラー12内には、表示部兼用赤外線受光部46に所
定の表示をするための「作動機構」としての図示しない
表示機構が配設されていると共に、同じく「作動機構」
としてのミラー角度調整機構が配設されている。また、
ステアリングホイール61におけるホイールパッド62
の左側部には、ステアリングスイッチ64が配設されて
いる。このステアリングスイッチ64には、ミラー角度
を変更するための角度調整スイッチ64Aと、時計、走
行距離、燃費、外気温、内気温、文字放送等を表示する
ための表示スイッチ64Bと、リセットスイッチ64C
とを備えている。さらに、ステアリングスイッチ64の
下部側方には、赤外線投光部66が設けられている。
外線受光部及び表示部の双方が一体化された表示部兼用
赤外線受光部46が設けられている。なお、インナビュ
ーミラー12内には、表示部兼用赤外線受光部46に所
定の表示をするための「作動機構」としての図示しない
表示機構が配設されていると共に、同じく「作動機構」
としてのミラー角度調整機構が配設されている。また、
ステアリングホイール61におけるホイールパッド62
の左側部には、ステアリングスイッチ64が配設されて
いる。このステアリングスイッチ64には、ミラー角度
を変更するための角度調整スイッチ64Aと、時計、走
行距離、燃費、外気温、内気温、文字放送等を表示する
ための表示スイッチ64Bと、リセットスイッチ64C
とを備えている。さらに、ステアリングスイッチ64の
下部側方には、赤外線投光部66が設けられている。
【0037】なお、上記構成におけるステアリングホイ
ール61が本発明における「車両装備品」に相当し、表
示部兼用赤外線受光部46が本発明における「第1の赤
外線投受光部」に相当し、赤外線投光部66が本発明に
おける「第2の赤外線投受光部」に相当する。
ール61が本発明における「車両装備品」に相当し、表
示部兼用赤外線受光部46が本発明における「第1の赤
外線投受光部」に相当し、赤外線投光部66が本発明に
おける「第2の赤外線投受光部」に相当する。
【0038】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
て説明する。
【0039】ドライバが車両用シートに着座した後、ス
テアリングスイッチ64の角度調整スイッチ64Aを操
作すると、赤外線投光部66からインナビューミラー1
2側へ向けて通信内容が担持された赤外線68が投光さ
れる。投光された赤外線68は、インナビューミラー1
2に設けられた表示部兼用赤外線受光部46に受光され
る。インナビューミラー12では、受光された赤外線に
担持された通信内容に基づいて、インナビューミラー1
2内に配設された図示しないミラー角度調整機構を作動
させ、後方視界がそのドライバにとって最適となるよう
にミラー角度の調整がなされる。
テアリングスイッチ64の角度調整スイッチ64Aを操
作すると、赤外線投光部66からインナビューミラー1
2側へ向けて通信内容が担持された赤外線68が投光さ
れる。投光された赤外線68は、インナビューミラー1
2に設けられた表示部兼用赤外線受光部46に受光され
る。インナビューミラー12では、受光された赤外線に
担持された通信内容に基づいて、インナビューミラー1
2内に配設された図示しないミラー角度調整機構を作動
させ、後方視界がそのドライバにとって最適となるよう
にミラー角度の調整がなされる。
【0040】一方、ドライバがステアリングスイッチ6
4の表示スイッチ64Bを1回押すと、時計表示命令が
担持された赤外線68が赤外線投光部66からインナビ
ューミラー12側へ投光される。投光された赤外線68
は、インナビューミラー12に設けられた表示部兼用赤
外線受光部46に受光される。インナビューミラー12
では、受光された赤外線に担持された通信内容(時計表
示命令)に基づいて、インナビューミラー12内に配設
された図示しない表示機構を作動させ、表示部兼用赤外
線受光部46に時計表示をさせる。なお、表示スイッチ
64Bを2回押すと、走行距離が表示され、3回押すと
燃費表示がされ、以降順に外気温、内気温、文字放送等
が表示されるようになっている。なお、表示を消去する
際には、ステアリングスイッチ64のリセットスイッチ
64Cを押せばよい。
4の表示スイッチ64Bを1回押すと、時計表示命令が
担持された赤外線68が赤外線投光部66からインナビ
ューミラー12側へ投光される。投光された赤外線68
は、インナビューミラー12に設けられた表示部兼用赤
外線受光部46に受光される。インナビューミラー12
では、受光された赤外線に担持された通信内容(時計表
示命令)に基づいて、インナビューミラー12内に配設
された図示しない表示機構を作動させ、表示部兼用赤外
線受光部46に時計表示をさせる。なお、表示スイッチ
64Bを2回押すと、走行距離が表示され、3回押すと
燃費表示がされ、以降順に外気温、内気温、文字放送等
が表示されるようになっている。なお、表示を消去する
際には、ステアリングスイッチ64のリセットスイッチ
64Cを押せばよい。
【0041】このように本実施形態では、インナビュー
ミラー12の有利性に着目し、当該インナビューミラー
12とステアリングホイール61との二者間で上記のよ
うな車両用通信・作動システム60を成立させたので、
従来では必要とされたワイヤハーネスを廃止することが
可能となる。また、この車両用通信・作動システム60
も、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様に赤
外線を利用した通信・作動システムであるため、同様の
通信・作動システムを電波を使って成立させた場合に比
べてコストも抑えられる。
ミラー12の有利性に着目し、当該インナビューミラー
12とステアリングホイール61との二者間で上記のよ
うな車両用通信・作動システム60を成立させたので、
従来では必要とされたワイヤハーネスを廃止することが
可能となる。また、この車両用通信・作動システム60
も、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様に赤
外線を利用した通信・作動システムであるため、同様の
通信・作動システムを電波を使って成立させた場合に比
べてコストも抑えられる。
【0042】〔第4実施形態〕次に、本発明に係る車両
用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動シス
テムの第4実施形態について説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成部分については、同一番号を付して
その説明を省略する。
用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動シス
テムの第4実施形態について説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成部分については、同一番号を付して
その説明を省略する。
【0043】図4に示されるように、この車両用通信・
作動システム70は、インナビューミラー12、アウタ
ビューミラー42、及びスピーカー72の三者によって
構成されている。
作動システム70は、インナビューミラー12、アウタ
ビューミラー42、及びスピーカー72の三者によって
構成されている。
【0044】インナビューミラー12の下縁側には、第
1赤外線受光部74Aと赤外線投光部及び赤外線受光部
が一体化された第2赤外線投受光部74Bとからなる赤
外線投受光部74が設けられている。なお、インナビュ
ーミラー12内には、図示しないミラー角度調整機構が
配設されている。また、アウタビューミラー42には赤
外線による乗車検出センサ76が配設されている他、赤
外線投光部78が配設されている。さらに、インストル
メントパネル80の頂部には、スピーカー72が配設さ
れている。スピーカー72の裏面側には、赤外線受光部
82及び赤外線投光部84並びに音声認識スイッチ86
が配設されている。
1赤外線受光部74Aと赤外線投光部及び赤外線受光部
が一体化された第2赤外線投受光部74Bとからなる赤
外線投受光部74が設けられている。なお、インナビュ
ーミラー12内には、図示しないミラー角度調整機構が
配設されている。また、アウタビューミラー42には赤
外線による乗車検出センサ76が配設されている他、赤
外線投光部78が配設されている。さらに、インストル
メントパネル80の頂部には、スピーカー72が配設さ
れている。スピーカー72の裏面側には、赤外線受光部
82及び赤外線投光部84並びに音声認識スイッチ86
が配設されている。
【0045】なお、上記構成におけるアウタビューミラ
ー42及びスピーカー72が本発明における「車両装備
品」に相当し、赤外線投受光部74が本発明における
「第1の赤外線投受光部」に相当し、赤外線投光部78
並びに赤外線受光部82及び赤外線投光部84が本発明
における「第2の赤外線投受光部」に相当する。
ー42及びスピーカー72が本発明における「車両装備
品」に相当し、赤外線投受光部74が本発明における
「第1の赤外線投受光部」に相当し、赤外線投光部78
並びに赤外線受光部82及び赤外線投光部84が本発明
における「第2の赤外線投受光部」に相当する。
【0046】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
て説明する。
【0047】ドライバが図示しないサイドドアのアウト
サイドハンドルに手をかけると、アウタビューミラー4
2の乗車検出センサ76によって、ドライバの存在(つ
まり、人が車両の運転席に乗ろうとしていること)が検
出される。ドライバの存在が検出されると、アウタビュ
ーミラー42の内端側に設けられた赤外線投光部78か
ら車内のスピーカー72へ向けて赤外線88が投光され
る。この赤外線88はスピーカー72の裏面側に設けら
れた赤外線受光部82によって受光され、当該赤外線受
光部82から電気信号に変換されて音声認識スイッチ8
6が通電されて作動状態(ON状態)とされる。
サイドハンドルに手をかけると、アウタビューミラー4
2の乗車検出センサ76によって、ドライバの存在(つ
まり、人が車両の運転席に乗ろうとしていること)が検
出される。ドライバの存在が検出されると、アウタビュ
ーミラー42の内端側に設けられた赤外線投光部78か
ら車内のスピーカー72へ向けて赤外線88が投光され
る。この赤外線88はスピーカー72の裏面側に設けら
れた赤外線受光部82によって受光され、当該赤外線受
光部82から電気信号に変換されて音声認識スイッチ8
6が通電されて作動状態(ON状態)とされる。
【0048】この状態で、ドライバが車両用シートに着
座し、何らかの言葉(音声)を発すると、音声認識スイ
ッチ86によって当該音声が感知され、赤外線投光部8
4から赤外線90がインナビューミラー12側へ向けて
投光される。この赤外線90は、インナビューミラー1
2の第1赤外線受光部74Aによって受光される。イン
ナビューミラー12では、受光された赤外線90に担持
された通信内容(運転席にドライバが着座しているこ
と)に基づいて、第2赤外線投受光部74Bを作動させ
る。すなわち、第2赤外線投受光部74Bの投光部から
赤外線92をドライバ側へ向けて投光し、反射した赤外
線94を第2赤外線投受光部74Bの受光部で受光す
る。なお、図4では、赤外線92、94を誇張して表現
しているので、赤外線94は第2赤外線投受光部74B
に受光されないように見えるが、実際には、受光可能な
範囲で赤外線94が戻ってくるように構成される。
座し、何らかの言葉(音声)を発すると、音声認識スイ
ッチ86によって当該音声が感知され、赤外線投光部8
4から赤外線90がインナビューミラー12側へ向けて
投光される。この赤外線90は、インナビューミラー1
2の第1赤外線受光部74Aによって受光される。イン
ナビューミラー12では、受光された赤外線90に担持
された通信内容(運転席にドライバが着座しているこ
と)に基づいて、第2赤外線投受光部74Bを作動させ
る。すなわち、第2赤外線投受光部74Bの投光部から
赤外線92をドライバ側へ向けて投光し、反射した赤外
線94を第2赤外線投受光部74Bの受光部で受光す
る。なお、図4では、赤外線92、94を誇張して表現
しているので、赤外線94は第2赤外線投受光部74B
に受光されないように見えるが、実際には、受光可能な
範囲で赤外線94が戻ってくるように構成される。
【0049】上記により、ドライバの頭部の位置等を検
出し、インナビューミラー12内に配設された図示しな
いミラー角度調整機構を作動させて、後方視界がそのド
ライバにとって最適となるようにミラー角度の調整がな
される。
出し、インナビューミラー12内に配設された図示しな
いミラー角度調整機構を作動させて、後方視界がそのド
ライバにとって最適となるようにミラー角度の調整がな
される。
【0050】このように本実施形態では、インナビュー
ミラー12の有利性に着目し、当該インナビューミラー
12とアウタビューミラー42とスピーカー72の三者
間で上記のような車両用通信・作動システム70を成立
させたので、従来では必要とされたワイヤハーネスを廃
止することが可能となる。また、この車両用通信・作動
システム70も、前述した第1実施形態乃至第3実施形
態と同様に赤外線を利用した通信・作動システムである
ため、同様の通信・作動システムを電波を使って成立さ
せた場合に比べてコストも抑えられる。
ミラー12の有利性に着目し、当該インナビューミラー
12とアウタビューミラー42とスピーカー72の三者
間で上記のような車両用通信・作動システム70を成立
させたので、従来では必要とされたワイヤハーネスを廃
止することが可能となる。また、この車両用通信・作動
システム70も、前述した第1実施形態乃至第3実施形
態と同様に赤外線を利用した通信・作動システムである
ため、同様の通信・作動システムを電波を使って成立さ
せた場合に比べてコストも抑えられる。
【0051】なお、本実施形態に係る車両用通信・作動
システム70は、防犯システムにも応用可能である。つ
まり、インナビューミラー12の第2赤外線投受光部7
4Bによって検出されたドライバの頭部の位置等の情報
は、基本的には同じ筈であり、ある程度の誤差を見込ん
だ値を予めコントローラに記憶させておけば、検出結果
が著しく異なる場合には、警告(例えば、「スピーカー
72に向かって『暗証番号』を発して下さい」等)をス
ピーカー72から流し、当該警告に対する回答(例え
ば、『1234』等)が所定時間内に有れば、家族等が
乗車したものと判断し、逆に所定時間内に回答が無い場
合には侵入者が乗車したものと判断し、警察や警備会
社、或いはドライバの携帯電話等へ通報するといったシ
ステムも成立させ得る。
システム70は、防犯システムにも応用可能である。つ
まり、インナビューミラー12の第2赤外線投受光部7
4Bによって検出されたドライバの頭部の位置等の情報
は、基本的には同じ筈であり、ある程度の誤差を見込ん
だ値を予めコントローラに記憶させておけば、検出結果
が著しく異なる場合には、警告(例えば、「スピーカー
72に向かって『暗証番号』を発して下さい」等)をス
ピーカー72から流し、当該警告に対する回答(例え
ば、『1234』等)が所定時間内に有れば、家族等が
乗車したものと判断し、逆に所定時間内に回答が無い場
合には侵入者が乗車したものと判断し、警察や警備会
社、或いはドライバの携帯電話等へ通報するといったシ
ステムも成立させ得る。
【0052】〔実施形態の補足説明〕以上説明してきた
第1実施形態乃至第4実施形態以外にも、種々の組み合
わせでシステムを構築することが可能である。
第1実施形態乃至第4実施形態以外にも、種々の組み合
わせでシステムを構築することが可能である。
【0053】例えば、ドアロックを解除するべく、スマ
ートキーから投光された赤外線を、ドアガラスを通して
インナビューミラーにも受光させ、ドライバが乗車する
前にインナビューミラーのミラー角度を予め自動的に調
整するようにしてもよい。
ートキーから投光された赤外線を、ドアガラスを通して
インナビューミラーにも受光させ、ドライバが乗車する
前にインナビューミラーのミラー角度を予め自動的に調
整するようにしてもよい。
【0054】また例えば、ウインドシールドガラスにイ
ンナビューミラーを直付けすると共に雨滴センサを配設
し、当該雨滴センサによって降雨が検出されたら、雨滴
センサから赤外線がインナビューミラーに投光され、更
にインナビューミラーからステアリングスイッチ(ワイ
パースイッチ)へ赤外線が投光されて、ワイパー装置が
自動的に作動されるようにしてもよい。
ンナビューミラーを直付けすると共に雨滴センサを配設
し、当該雨滴センサによって降雨が検出されたら、雨滴
センサから赤外線がインナビューミラーに投光され、更
にインナビューミラーからステアリングスイッチ(ワイ
パースイッチ)へ赤外線が投光されて、ワイパー装置が
自動的に作動されるようにしてもよい。
【0055】さらに、本発明は、インナビューミラーが
ルーフヘッドライニング(成形天井)に取り付けられて
いるタイプ、ウインドシールドガラスに直付けされてい
るタイプのいずれに対しても適用可能であるが、後者の
場合にはワイヤハーネスを配索することが困難であるこ
とから、特に本発明は功を奏すものと思われる。
ルーフヘッドライニング(成形天井)に取り付けられて
いるタイプ、ウインドシールドガラスに直付けされてい
るタイプのいずれに対しても適用可能であるが、後者の
場合にはワイヤハーネスを配索することが困難であるこ
とから、特に本発明は功を奏すものと思われる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る車両用通信システムは、インナビューミラーに
赤外線の受光及び投光の少なくとも一方が可能とされた
第1の赤外線投受光部を設けると共に、インナビューミ
ラー以外の一又は二以上の車両装備品に赤外線の受光及
び投光の少なくとも一方が可能とされかつインナビュー
ミラーとの間で通信をするための第2の赤外線投受光部
を設けたので、又請求項2記載の本発明に係る車両装備
品の作動システムは、インナビューミラー及び車両装備
品の少なくとも一方に作動機構を設け、当該作動機構を
請求項1に記載された車両用通信システムを用いて作動
させるようにしたので、低コストで極力ワイヤハーネス
レス化を図ることができるという優れた効果を有する。
明に係る車両用通信システムは、インナビューミラーに
赤外線の受光及び投光の少なくとも一方が可能とされた
第1の赤外線投受光部を設けると共に、インナビューミ
ラー以外の一又は二以上の車両装備品に赤外線の受光及
び投光の少なくとも一方が可能とされかつインナビュー
ミラーとの間で通信をするための第2の赤外線投受光部
を設けたので、又請求項2記載の本発明に係る車両装備
品の作動システムは、インナビューミラー及び車両装備
品の少なくとも一方に作動機構を設け、当該作動機構を
請求項1に記載された車両用通信システムを用いて作動
させるようにしたので、低コストで極力ワイヤハーネス
レス化を図ることができるという優れた効果を有する。
【図1】第1実施形態に係る車両用通信・作動システム
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図2】第2実施形態に係る車両用通信・作動システム
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図3】第3実施形態に係る車両用通信・作動システム
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図4】第4実施形態に係る車両用通信・作動システム
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【符号の説明】 10 車両用通信・作動システム 12 インナビューミラー 14 センタコンソール(車両装備品) 16 リモコン(車両装備品) 18 赤外線投受光部(第1の赤外線投受光部) 24 赤外線受光部(第2の赤外線投受光部) 28 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 30 赤外線 32 赤外線 40 車両用通信・作動システム 42 アウタビューミラー(車両装備品) 44 アウタビューミラー(車両装備品) 46 表示部兼用赤外線受光部(第1の赤外線投受
光部) 52 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 54 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 56 赤外線 58 赤外線 60 車両用通信・作動システム 61 ステアリングホイール(車両装備品) 66 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 68 赤外線 70 車両用通信・作動システム 72 スピーカー(車両装備品) 74 赤外線投受光部(第1の赤外線投受光部) 76 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 82 赤外線受光部(第2の赤外線投受光部) 84 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 90 赤外線 92 赤外線 94 赤外線
光部) 52 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 54 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 56 赤外線 58 赤外線 60 車両用通信・作動システム 61 ステアリングホイール(車両装備品) 66 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 68 赤外線 70 車両用通信・作動システム 72 スピーカー(車両装備品) 74 赤外線投受光部(第1の赤外線投受光部) 76 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 82 赤外線受光部(第2の赤外線投受光部) 84 赤外線投光部(第2の赤外線投受光部) 90 赤外線 92 赤外線 94 赤外線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 621 B60R 21/00 621M 626 626F
Claims (2)
- 【請求項1】 赤外線の受光及び投光の少なくとも一方
が可能とされた第1の赤外線投受光部を備えたインナビ
ューミラーと、 赤外線の受光及び投光の少なくとも一方が可能とされか
つ前記インナビューミラーとの間で通信をするための第
2の赤外線投受光部を備えた前記インナビューミラー以
外の一又は二以上の車両装備品と、 を有することを特徴とする車両用通信システム。 - 【請求項2】 前記インナビューミラー及び前記車両装
備品の少なくとも一方には作動機構が設けられており、 前記作動機構は、請求項1に記載された車両用通信シス
テムを用いて作動される、 ことを特徴とする車両装備品の作動システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000090805A JP2001277952A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 車両用通信システム及びこれを用いた車両装備品の作動システム |
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