JP2001277258A - ゴム加硫装置 - Google Patents
ゴム加硫装置Info
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- JP2001277258A JP2001277258A JP2000100930A JP2000100930A JP2001277258A JP 2001277258 A JP2001277258 A JP 2001277258A JP 2000100930 A JP2000100930 A JP 2000100930A JP 2000100930 A JP2000100930 A JP 2000100930A JP 2001277258 A JP2001277258 A JP 2001277258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- heating means
- mold
- side mold
- electromagnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加硫時間を短縮して生産性を向上する。また、
既存の装置をそのまま有効利用する。 【解決手段】上下の金型１，２間に側面型３を配置し、
その上下の金型１，２を熱盤にしてゴム体をプレス加硫
するようにしたゴム加硫装置であり、側面型３に加熱手
段６が電磁石６ｃにより脱着自在に設けられている。
既存の装置をそのまま有効利用する。 【解決手段】上下の金型１，２間に側面型３を配置し、
その上下の金型１，２を熱盤にしてゴム体をプレス加硫
するようにしたゴム加硫装置であり、側面型３に加熱手
段６が電磁石６ｃにより脱着自在に設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム加硫装置に関
し、更に詳しくは、加硫時間を短縮して生産性を改善す
るようにしたゴム加硫装置に関する。
し、更に詳しくは、加硫時間を短縮して生産性を改善す
るようにしたゴム加硫装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、金属板とゴム層とを交互に積層
した免振支承体等のような積層ゴム体を加硫する装置
は、上下の金型と側面型とからなる金型を有し、上下の
金型内にスチーム等の加熱媒体を通して上下の金型を加
熱し、その上下の金型を熱盤にしてプレス加硫するよう
になっている。そのため、加硫するゴム体の肉厚が厚く
なればなる程、中央部まで熱を十分に伝えて加硫するの
に時間がかかるという問題があった。
した免振支承体等のような積層ゴム体を加硫する装置
は、上下の金型と側面型とからなる金型を有し、上下の
金型内にスチーム等の加熱媒体を通して上下の金型を加
熱し、その上下の金型を熱盤にしてプレス加硫するよう
になっている。そのため、加硫するゴム体の肉厚が厚く
なればなる程、中央部まで熱を十分に伝えて加硫するの
に時間がかかるという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加硫
時間を短縮して生産性を向上することが可能なゴム加硫
装置を提供することにある。
時間を短縮して生産性を向上することが可能なゴム加硫
装置を提供することにある。
【０００４】本発明の他の目的は、既存の装置をそのま
ま有効利用することができるゴム加硫装置を提供するこ
とにある。
ま有効利用することができるゴム加硫装置を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、上下の金型間に側面型を配置し、該上下の金型を
熱盤にしてゴム体をプレス加硫するようにしたゴム加硫
装置において、前記側面型に加熱手段を電磁石により脱
着自在に設けたことを特徴とする。
明は、上下の金型間に側面型を配置し、該上下の金型を
熱盤にしてゴム体をプレス加硫するようにしたゴム加硫
装置において、前記側面型に加熱手段を電磁石により脱
着自在に設けたことを特徴とする。
【０００６】このように側面型に加熱手段を設けること
で、側方から加熱することができるので、加硫するゴム
体の肉厚が厚くなっても、ゴム体の中央部に熱を効率よ
く伝えることができるようになり、その結果、加硫時間
を短くして生産性を向上することができる。また、加熱
手段を脱着自在に設けることにより、既存の装置を変更
を加えることなくそのまま使用することができ、更に電
磁石により脱着自在にしたので、その脱着作業性が悪く
なるようなことがない。
で、側方から加熱することができるので、加硫するゴム
体の肉厚が厚くなっても、ゴム体の中央部に熱を効率よ
く伝えることができるようになり、その結果、加硫時間
を短くして生産性を向上することができる。また、加熱
手段を脱着自在に設けることにより、既存の装置を変更
を加えることなくそのまま使用することができ、更に電
磁石により脱着自在にしたので、その脱着作業性が悪く
なるようなことがない。
【０００７】
【発明の実施形態】以下、本発明を添付の図面を参照し
ながら詳細に説明する。
ながら詳細に説明する。
【０００８】図１，２は、本発明のゴム加硫装置の一例
を示し、１は上型、２は下型、３は側面型、４，５は上
下の加圧盤である。金属製の上下の金型１，２間に鉄製
の側面型３が配置され、その上下の金型１，２内に形成
された蒸気通路７内を通るスチームにより上型１と下型
２が加熱され、上型１と下型２が熱盤として作用するよ
うになっている。上型１と下型２は、上下の加圧盤４，
５にそれぞれ取り付けられ、加硫時に金型内にセットさ
れたゴム体をプレス加硫するようにしている。上側の加
圧盤４の上下移動に伴って、上型１が開閉するようにな
っている。
を示し、１は上型、２は下型、３は側面型、４，５は上
下の加圧盤である。金属製の上下の金型１，２間に鉄製
の側面型３が配置され、その上下の金型１，２内に形成
された蒸気通路７内を通るスチームにより上型１と下型
２が加熱され、上型１と下型２が熱盤として作用するよ
うになっている。上型１と下型２は、上下の加圧盤４，
５にそれぞれ取り付けられ、加硫時に金型内にセットさ
れたゴム体をプレス加硫するようにしている。上側の加
圧盤４の上下移動に伴って、上型１が開閉するようにな
っている。
【０００９】２組の側面型片３Ａをボルトｂで連結して
構成される横断面矩形状の側面型３の４面には、加熱手
段６が脱着自在にそれぞれ設けられている。各加熱手段
６は、直方体状の金属体６ａ、及び不図示の電源に接続
された電熱ヒーター６ｂと電磁石６ｃとを備え、金属体
６ａ内に電熱ヒーター６ｂが上下に延びるように埋設さ
れると共に、電磁石６ｃが取り付け面６ｘ側に埋め込ま
れた構成になっている。加硫する際に電磁石６ｃをオン
にして加熱手段６を側面型３に取り付け、加硫終了後、
電磁石６ｃをオフにして側面型３から容易に取り外せる
ようになっている。
構成される横断面矩形状の側面型３の４面には、加熱手
段６が脱着自在にそれぞれ設けられている。各加熱手段
６は、直方体状の金属体６ａ、及び不図示の電源に接続
された電熱ヒーター６ｂと電磁石６ｃとを備え、金属体
６ａ内に電熱ヒーター６ｂが上下に延びるように埋設さ
れると共に、電磁石６ｃが取り付け面６ｘ側に埋め込ま
れた構成になっている。加硫する際に電磁石６ｃをオン
にして加熱手段６を側面型３に取り付け、加硫終了後、
電磁石６ｃをオフにして側面型３から容易に取り外せる
ようになっている。
【００１０】このように本発明では、上下の金型１，２
を熱盤にしてゴム体をプレス加硫するようにしたゴム加
硫装置において、側面型３に加熱手段６を配置するよう
にしたので、上下からの加熱に加えて、側方からも加熱
することができるため、加硫するゴム体の肉厚が厚くな
っても、ゴム体の中央部に熱を効果的に伝えることがで
きる。従って、加硫時間が大きく短縮され、生産性の向
上が可能になる。また、加熱手段６を脱着自在に設けた
ので、既存の装置をそのまま有効利用することができ、
しかも、電磁石６ｃにより脱着自在にしたので、その脱
着を容易に行うことができる。
を熱盤にしてゴム体をプレス加硫するようにしたゴム加
硫装置において、側面型３に加熱手段６を配置するよう
にしたので、上下からの加熱に加えて、側方からも加熱
することができるため、加硫するゴム体の肉厚が厚くな
っても、ゴム体の中央部に熱を効果的に伝えることがで
きる。従って、加硫時間が大きく短縮され、生産性の向
上が可能になる。また、加熱手段６を脱着自在に設けた
ので、既存の装置をそのまま有効利用することができ、
しかも、電磁石６ｃにより脱着自在にしたので、その脱
着を容易に行うことができる。
【００１１】図３は、本発明のゴム加硫装置の他の例を
示し、上述した加熱手段６における熱源として、電熱ヒ
ーター６ｂに代えて、スチームを使用したものである。
金属体６ａ内に形成された蒸気通路６ｄに、不図示のス
チーム供給源から供給されたスチームが循環することに
より、加熱するようになっている。
示し、上述した加熱手段６における熱源として、電熱ヒ
ーター６ｂに代えて、スチームを使用したものである。
金属体６ａ内に形成された蒸気通路６ｄに、不図示のス
チーム供給源から供給されたスチームが循環することに
より、加熱するようになっている。
【００１２】図４は、本発明のゴム加硫装置の更に他の
例を示し、上述した加熱手段６における熱源として、電
磁誘導コイル６ｅを使用したものである。金属体６ａ内
に埋設用孔部６ｈを形成し、その孔部６ｈ内にシリコー
ンオイルを封入すると共に電磁誘導コイル６ｅを配置
し、その電磁誘導コイル６ｅを不図示の電源に接続して
加熱する構成になっている。
例を示し、上述した加熱手段６における熱源として、電
磁誘導コイル６ｅを使用したものである。金属体６ａ内
に埋設用孔部６ｈを形成し、その孔部６ｈ内にシリコー
ンオイルを封入すると共に電磁誘導コイル６ｅを配置
し、その電磁誘導コイル６ｅを不図示の電源に接続して
加熱する構成になっている。
【００１３】図５，６は、本発明のゴム加硫装置の更に
他の例を示し、加熱手段６の熱源として、ヒートパイプ
６ｆを使用したものである。加熱手段６が下型２に接す
るように側面型３に取り付けられ、２本のヒートパイプ
６ｆが下端部の入熱部から下型２の熱を吸収する一方、
上部で放熱し、その熱が側面型３内のゴム体に伝達され
るようになっている。このように加熱手段６を図３〜５
のような構成にしても、上述の同様の効果を奏すること
ができる。
他の例を示し、加熱手段６の熱源として、ヒートパイプ
６ｆを使用したものである。加熱手段６が下型２に接す
るように側面型３に取り付けられ、２本のヒートパイプ
６ｆが下端部の入熱部から下型２の熱を吸収する一方、
上部で放熱し、その熱が側面型３内のゴム体に伝達され
るようになっている。このように加熱手段６を図３〜５
のような構成にしても、上述の同様の効果を奏すること
ができる。
【００１４】
【発明の効果】上述したように本発明は、上下の金型間
に側面型を配置し、該上下の金型を熱盤にしてゴム体を
プレス加硫するようにしたゴム加硫装置において、前記
側面型に加熱手段を電磁石により脱着自在に設けたの
で、側方からの加熱を可能にして加硫時間を短縮し、生
産性を向上することができると共に、既存の装置をその
まま有効利用することができ、また脱着作業を容易に行
うことができる。
に側面型を配置し、該上下の金型を熱盤にしてゴム体を
プレス加硫するようにしたゴム加硫装置において、前記
側面型に加熱手段を電磁石により脱着自在に設けたの
で、側方からの加熱を可能にして加硫時間を短縮し、生
産性を向上することができると共に、既存の装置をその
まま有効利用することができ、また脱着作業を容易に行
うことができる。
【図１】本発明のゴム加硫装置の一例を示す図２のＡ−
Ａ矢視断面図である。
Ａ矢視断面図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【図３】本発明のゴム加硫装置の他の例を示す加熱手段
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図４】本発明のゴム加硫装置の更に他の例を示す加熱
手段の要部断面図である。
手段の要部断面図である。
【図５】本発明のゴム加硫装置の更に他の例を示す図６
のＣ−Ｃ矢視断面図である。
のＣ−Ｃ矢視断面図である。
【図６】図５のＤ−Ｄ矢視断面図である。
１ 上型 ２ 下型 ３ 側面型 ４ 上側の加圧盤 ５ 下側の加圧盤 ６ 加熱手段 ６ｂ 電熱ヒーター ６ｃ 電磁石 ６ｄ 蒸気通路 ６ｅ 電磁誘導コイ
ル ６ｆ ヒートパイプ
ル ６ｆ ヒートパイプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ２９Ｃ 35/12 Ｂ２９Ｃ 35/12 Ｆターム(参考） 4F202 AK01 AK09 AK11 CA27 CB01 CN01 CN12 CN18 CN20 CN22 4F203 AK01 AK09 AK11 DA11 DB01 DC02 DC04 DC13 DC15 DD01 DD10 DL14 DM08 DM16 DM23 DM25 DN22
Claims (2)
- 【請求項１】 上下の金型間に側面型を配置し、該上下
の金型を熱盤にしてゴム体をプレス加硫するようにした
ゴム加硫装置において、前記側面型に加熱手段を電磁石
により脱着自在に設けたゴム加硫装置。 - 【請求項２】 前記加熱手段における熱源が、スチー
ム、電熱ヒーター、電磁誘導コイル、ヒートパイプの群
から選ばれる請求項１に記載のゴム加硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000100930A JP2001277258A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ゴム加硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000100930A JP2001277258A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ゴム加硫装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001277258A true JP2001277258A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18615068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000100930A Pending JP2001277258A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ゴム加硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001277258A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008284793A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Omron Corp | 金型の加熱方法および成形装置 |
| KR101290646B1 (ko) | 2011-11-22 | 2013-07-29 | 이근형 | 방진홀이 형성된 클램프 제조방법 |
| CN109016281A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-12-18 | 安徽思源三轻智能制造有限公司 | 一种加热板组件 |
-
2000
- 2000-04-03 JP JP2000100930A patent/JP2001277258A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008284793A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Omron Corp | 金型の加熱方法および成形装置 |
| KR101290646B1 (ko) | 2011-11-22 | 2013-07-29 | 이근형 | 방진홀이 형성된 클램프 제조방법 |
| CN109016281A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-12-18 | 安徽思源三轻智能制造有限公司 | 一种加热板组件 |
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